JPH08200246A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH08200246A JPH08200246A JP761195A JP761195A JPH08200246A JP H08200246 A JPH08200246 A JP H08200246A JP 761195 A JP761195 A JP 761195A JP 761195 A JP761195 A JP 761195A JP H08200246 A JPH08200246 A JP H08200246A
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- orbiting
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- orbiting scroll
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクロール型圧縮機の運転開始直後、圧力の
アンバランスによる旋回スクロールのうねり回転による
ガス漏れ、チップシールの偏摩耗を防止し、圧縮効率の
良い、安定な旋回運動機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 密封容器1内に上下に圧縮部2と電動機3を
配置し、前記圧縮部を、渦捲き状の固定スクロール4
と、同固定スクロールと複数の圧縮室9を形成する旋回
スクロール5と、旋回駆動軸5cを支承し上端にクラン
ク軸を形成して旋回駆動するシャフト10と、クランク
軸11を軸支する軸受7とで構成してなるスクロール型
圧縮機において、前記旋回スクロールの背面に背圧室6
と、環状の溝5dを、その中心を前記旋回スクロールの
ラップの中心と一致させて形成し、同溝にチップシール
8を嵌入して前記旋回スクロールを圧接回動させてなる
ことを特徴とする。
アンバランスによる旋回スクロールのうねり回転による
ガス漏れ、チップシールの偏摩耗を防止し、圧縮効率の
良い、安定な旋回運動機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 密封容器1内に上下に圧縮部2と電動機3を
配置し、前記圧縮部を、渦捲き状の固定スクロール4
と、同固定スクロールと複数の圧縮室9を形成する旋回
スクロール5と、旋回駆動軸5cを支承し上端にクラン
ク軸を形成して旋回駆動するシャフト10と、クランク
軸11を軸支する軸受7とで構成してなるスクロール型
圧縮機において、前記旋回スクロールの背面に背圧室6
と、環状の溝5dを、その中心を前記旋回スクロールの
ラップの中心と一致させて形成し、同溝にチップシール
8を嵌入して前記旋回スクロールを圧接回動させてなる
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール型圧縮機に
係り、詳しくは旋回スクロールの不安定うねり回転によ
るガス漏れ防止とチップシールの偏摩耗防止構造に関す
る。
係り、詳しくは旋回スクロールの不安定うねり回転によ
るガス漏れ防止とチップシールの偏摩耗防止構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機について、そ
の縦断面図である図4、及びその要部拡大断面図である
図5を用いて説明する。スクロール型圧縮機は、密封容
器1内に圧縮部2と電動機3が内蔵され、圧縮部2は固
定スクロール4、旋回スクロール5、オルダムリング1
2、クランク軸11、偏心軸受13、軸受7、シャフト
10により主に構成されている。この構成において、固
定鏡板4aに渦捲き状の固定スクロールラップ4bを一
体に形成し、軸受に固着した固定スクロールと、旋回鏡
板5aに渦捲き状の固定スクロールラップ5bと背面に
旋回駆動軸5cを一体に形成した旋回スクロールとをス
クロールラップを内側にして噛み合わせ複数の圧縮室9
を形成している。電動機が回転すると、軸受に装着した
シャフトの上部に形成したクランク軸に嵌着した偏心軸
受を介して、旋回駆動軸によって旋回スクロールに、オ
ルダムリングで自転を防止しながら旋回運動をさせる。
旋回スクロールの旋回運動によって吸入管15から圧縮
部に吸入された低圧冷媒は圧縮室の外周部から中心部へ
順次移動しながら圧縮され高圧冷媒となり、吐出口14
から吐出室16、連通路18、及び圧縮部と電動機の間
17を通して吐出管19から機外に送出される。また、
圧縮室の中心部で上昇した冷媒圧によって旋回スクロー
ル5を押し下げる離脱力が作用し、固定鏡板4aと旋回
スクロールラップ5b及び旋回鏡板5aと固定スクロー
ルラップ4bの間に隙間ができガス漏れを生じて圧縮効
率が低下するのを防ぐために、旋回鏡板5aの背面中央
部とクランク軸の上面の間に高圧冷媒を導き高圧部20
を設ける一方、背面外周部に低圧の背圧室6を設け、そ
の途中に前記高圧冷媒の漏れ防止のチップシール8を前
記軸受の圧接面7aに設けて、これを前記旋回スクロー
ルの背面に押しつけることにより、高圧冷媒による押上
力によって離脱力に対抗して圧縮室の気密性を保持して
いる。しかしながら、吸込側と吐出側の冷媒圧力がほぼ
等しい状態の運転開始時には、先ず圧縮室の圧力が上が
り、次いで吐出室から密封容器内の圧力が上がっていく
ので機体内の圧力バランスがとれていない。このとき、
図6に示すように、旋回駆動軸に作用するクランク軸か
ら伝達される旋回力は、旋回半径方向に旋回スクロール
ラップを押しつける力と直交して回転する力に分力さ
れ、この押しつける力の反作用点が圧縮室を構成する旋
回スクロールラップとなり、作用点(右向き矢印)と反
作用点(左向き矢印)が旋回駆動軸の軸方向に離れるた
め、旋回鏡板にねじれモーメントが作用し傾きを生じる
ことになる。このため、旋回鏡板にうねり回転を生じて
圧縮室にガス漏れを生じて圧縮効率が低下すると同時
に、それぞれの摺動部に異常な摺動がおこり、前記チッ
プシールの偏摩耗を発生する問題があった。
の縦断面図である図4、及びその要部拡大断面図である
図5を用いて説明する。スクロール型圧縮機は、密封容
器1内に圧縮部2と電動機3が内蔵され、圧縮部2は固
定スクロール4、旋回スクロール5、オルダムリング1
2、クランク軸11、偏心軸受13、軸受7、シャフト
10により主に構成されている。この構成において、固
定鏡板4aに渦捲き状の固定スクロールラップ4bを一
体に形成し、軸受に固着した固定スクロールと、旋回鏡
板5aに渦捲き状の固定スクロールラップ5bと背面に
旋回駆動軸5cを一体に形成した旋回スクロールとをス
クロールラップを内側にして噛み合わせ複数の圧縮室9
を形成している。電動機が回転すると、軸受に装着した
シャフトの上部に形成したクランク軸に嵌着した偏心軸
受を介して、旋回駆動軸によって旋回スクロールに、オ
ルダムリングで自転を防止しながら旋回運動をさせる。
旋回スクロールの旋回運動によって吸入管15から圧縮
部に吸入された低圧冷媒は圧縮室の外周部から中心部へ
順次移動しながら圧縮され高圧冷媒となり、吐出口14
から吐出室16、連通路18、及び圧縮部と電動機の間
17を通して吐出管19から機外に送出される。また、
圧縮室の中心部で上昇した冷媒圧によって旋回スクロー
ル5を押し下げる離脱力が作用し、固定鏡板4aと旋回
スクロールラップ5b及び旋回鏡板5aと固定スクロー
ルラップ4bの間に隙間ができガス漏れを生じて圧縮効
率が低下するのを防ぐために、旋回鏡板5aの背面中央
部とクランク軸の上面の間に高圧冷媒を導き高圧部20
を設ける一方、背面外周部に低圧の背圧室6を設け、そ
の途中に前記高圧冷媒の漏れ防止のチップシール8を前
記軸受の圧接面7aに設けて、これを前記旋回スクロー
ルの背面に押しつけることにより、高圧冷媒による押上
力によって離脱力に対抗して圧縮室の気密性を保持して
いる。しかしながら、吸込側と吐出側の冷媒圧力がほぼ
等しい状態の運転開始時には、先ず圧縮室の圧力が上が
り、次いで吐出室から密封容器内の圧力が上がっていく
ので機体内の圧力バランスがとれていない。このとき、
図6に示すように、旋回駆動軸に作用するクランク軸か
ら伝達される旋回力は、旋回半径方向に旋回スクロール
ラップを押しつける力と直交して回転する力に分力さ
れ、この押しつける力の反作用点が圧縮室を構成する旋
回スクロールラップとなり、作用点(右向き矢印)と反
作用点(左向き矢印)が旋回駆動軸の軸方向に離れるた
め、旋回鏡板にねじれモーメントが作用し傾きを生じる
ことになる。このため、旋回鏡板にうねり回転を生じて
圧縮室にガス漏れを生じて圧縮効率が低下すると同時
に、それぞれの摺動部に異常な摺動がおこり、前記チッ
プシールの偏摩耗を発生する問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、旋回スクロール背
面の背圧室を低圧に保つためのチップシールの偏摩耗を
防止する機構により、安定な動作性能と信頼性を向上し
たスクロール型圧縮機を提供することにある。
従来の問題点に鑑みなされたもので、旋回スクロール背
面の背圧室を低圧に保つためのチップシールの偏摩耗を
防止する機構により、安定な動作性能と信頼性を向上し
たスクロール型圧縮機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、密封容器内に上下に圧縮部と電動機を配置し、前記
圧縮部を、渦捲き状の固定スクロールと、同固定スクロ
ールと互いに噛み合わせて複数の圧縮室を形成する旋回
スクロールと、同旋回スクロールの旋回駆動軸を支承し
上端にクランク軸を形成して旋回駆動するシャフトと、
前記クランク軸を軸支する軸受とで構成してなるスクロ
ール型圧縮機において、前記旋回スクロール背面に背圧
室を形成すると共に、前記軸受と前記旋回スクロールと
の圧接面の同旋回スクロールの前記鏡板の背面に環状の
溝を設け、同溝にチップシールを嵌入して前記旋回スク
ロールを圧接回動させてなることを特徴とする。そし
て、前記環状の溝の中心を、前記旋回スクロールのラッ
プの中心と一致させてなることを特徴とする。また、前
記溝の断面形状を、略コ字形としてなることを特徴とす
る。一方、前記チップシールを、略環状としてなること
を特徴とする。そして、前記チップシールの外周を、前
記溝部の外周に圧接してなることを特徴とする。また、
前記チップシールの断面形状を、略台形としてなること
を特徴とする。更に、前記チップシールの内周と前記溝
部の内周の間に隙間を設けてなることを特徴とする。そ
して、前記チップシールの内側と、前記溝部の底部の間
に隙間を設けてなることを特徴とする。
に、密封容器内に上下に圧縮部と電動機を配置し、前記
圧縮部を、渦捲き状の固定スクロールと、同固定スクロ
ールと互いに噛み合わせて複数の圧縮室を形成する旋回
スクロールと、同旋回スクロールの旋回駆動軸を支承し
上端にクランク軸を形成して旋回駆動するシャフトと、
前記クランク軸を軸支する軸受とで構成してなるスクロ
ール型圧縮機において、前記旋回スクロール背面に背圧
室を形成すると共に、前記軸受と前記旋回スクロールと
の圧接面の同旋回スクロールの前記鏡板の背面に環状の
溝を設け、同溝にチップシールを嵌入して前記旋回スク
ロールを圧接回動させてなることを特徴とする。そし
て、前記環状の溝の中心を、前記旋回スクロールのラッ
プの中心と一致させてなることを特徴とする。また、前
記溝の断面形状を、略コ字形としてなることを特徴とす
る。一方、前記チップシールを、略環状としてなること
を特徴とする。そして、前記チップシールの外周を、前
記溝部の外周に圧接してなることを特徴とする。また、
前記チップシールの断面形状を、略台形としてなること
を特徴とする。更に、前記チップシールの内周と前記溝
部の内周の間に隙間を設けてなることを特徴とする。そ
して、前記チップシールの内側と、前記溝部の底部の間
に隙間を設けてなることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、密封容器内に上下に圧縮
部と電動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲き状の固定ス
クロールと、同固定スクロールと互いに噛み合わせて複
数の圧縮室を形成する旋回スクロールと、同旋回スクロ
ールの旋回駆動軸を支承し上端にクランク軸を形成して
旋回駆動するシャフトと、前記クランク軸を軸支する軸
受とで構成してなるスクロール型圧縮機において、前記
旋回スクロール背面に背圧室を形成すると共に、前記軸
受と前記旋回スクロールとの圧接面の同旋回スクロール
の前記鏡板の背面に環状の溝を設け、同溝にチップシー
ルを嵌入して前記旋回スクロールを圧接回動させてなる
ようにし、そして、前記環状の溝の中心を、前記旋回ス
クロールのラップの中心と一致させてなるようにし、ま
た、前記溝の断面形状を、略コ字形とする一方、前記チ
ップシールを、略環状とし、そして、前記チップシール
の外周を、前記溝部の外周に圧接してなるようにし、ま
た、前記チップシールの断面形状を、略台形とし、更
に、前記チップシールの内周と前記溝部の内周の間に隙
間を設け、そして、前記チップシールの内側と、前記溝
部の底部の間に隙間を設けてなるように構成したので、
前記旋回スクロール背面の背圧室を低圧に保つためのチ
ップシールの偏摩耗を防止することが出来る。
部と電動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲き状の固定ス
クロールと、同固定スクロールと互いに噛み合わせて複
数の圧縮室を形成する旋回スクロールと、同旋回スクロ
ールの旋回駆動軸を支承し上端にクランク軸を形成して
旋回駆動するシャフトと、前記クランク軸を軸支する軸
受とで構成してなるスクロール型圧縮機において、前記
旋回スクロール背面に背圧室を形成すると共に、前記軸
受と前記旋回スクロールとの圧接面の同旋回スクロール
の前記鏡板の背面に環状の溝を設け、同溝にチップシー
ルを嵌入して前記旋回スクロールを圧接回動させてなる
ようにし、そして、前記環状の溝の中心を、前記旋回ス
クロールのラップの中心と一致させてなるようにし、ま
た、前記溝の断面形状を、略コ字形とする一方、前記チ
ップシールを、略環状とし、そして、前記チップシール
の外周を、前記溝部の外周に圧接してなるようにし、ま
た、前記チップシールの断面形状を、略台形とし、更
に、前記チップシールの内周と前記溝部の内周の間に隙
間を設け、そして、前記チップシールの内側と、前記溝
部の底部の間に隙間を設けてなるように構成したので、
前記旋回スクロール背面の背圧室を低圧に保つためのチ
ップシールの偏摩耗を防止することが出来る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について添付図面を参照して
詳細に説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は、同
一とする。図1は、本発明の一実施例を示すスクロール
型圧縮機の縦断面図、図2は、その要部拡大断面図であ
る。密封容器1内に上下に圧縮部2と電動機3を配置
し、前記圧縮部を、渦捲き状の固定スクロール4と、同
固定スクロールと互いに噛み合わせて複数の圧縮室9を
形成する旋回スクロール5と、同旋回スクロールの旋回
駆動軸5cを上端にクランク軸11を形成して旋回駆動
するシャフト10と、前記クランク軸を軸支する軸受7
とでスクロール型圧縮機を構成している。この構成にお
いて、固定鏡板4aに渦捲き状の固定スクロールラップ
4bを一体に形成し、軸受に圧接した固定スクロール
と、旋回鏡板5aに渦捲き状の固定スクロールラップ5
bと背面に旋回駆動軸5cを一体に形成した旋回スクロ
ールとをスクロールラップを内側にして噛み合わせ複数
の圧縮室9を形成している。
詳細に説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は、同
一とする。図1は、本発明の一実施例を示すスクロール
型圧縮機の縦断面図、図2は、その要部拡大断面図であ
る。密封容器1内に上下に圧縮部2と電動機3を配置
し、前記圧縮部を、渦捲き状の固定スクロール4と、同
固定スクロールと互いに噛み合わせて複数の圧縮室9を
形成する旋回スクロール5と、同旋回スクロールの旋回
駆動軸5cを上端にクランク軸11を形成して旋回駆動
するシャフト10と、前記クランク軸を軸支する軸受7
とでスクロール型圧縮機を構成している。この構成にお
いて、固定鏡板4aに渦捲き状の固定スクロールラップ
4bを一体に形成し、軸受に圧接した固定スクロール
と、旋回鏡板5aに渦捲き状の固定スクロールラップ5
bと背面に旋回駆動軸5cを一体に形成した旋回スクロ
ールとをスクロールラップを内側にして噛み合わせ複数
の圧縮室9を形成している。
【0007】ここで、図2を参照して説明する。前記旋
回スクロールの旋回鏡板の外周背面には、低圧側と連通
する背圧室6が形成されている。また、前記旋回スクロ
ールの旋回駆動軸の周辺には、高圧側と連通する高圧部
20が形成されている。更に、前記軸受の圧接面7aと
前記旋回スクロールの圧接面5eにおける前記旋回スク
ロールの前記鏡板5aの背面に環状の溝5dを設ける。
そして、図3に示すように、前記溝にチップシール8を
嵌入して前記旋回スクロールを圧接回動させてなるよう
にする。ここで、前記環状の溝の中心を、前記旋回スク
ロールのラップの中心と一致させてなるようにしてい
る。また、前記溝の断面形状を、略コ字形とする。一
方、前記チップシールを、略環状として形成している。
そして、前記チップシールの外周を、前記溝部の外周に
圧接している。また、前記チップシールの断面形状を、
略台形としている。更に、前記チップシールの内周と前
記溝部の内周の間に隙間を設けている。そして、前記チ
ップシールの内側と、前記溝部の底部の間に隙間を設け
ている。
回スクロールの旋回鏡板の外周背面には、低圧側と連通
する背圧室6が形成されている。また、前記旋回スクロ
ールの旋回駆動軸の周辺には、高圧側と連通する高圧部
20が形成されている。更に、前記軸受の圧接面7aと
前記旋回スクロールの圧接面5eにおける前記旋回スク
ロールの前記鏡板5aの背面に環状の溝5dを設ける。
そして、図3に示すように、前記溝にチップシール8を
嵌入して前記旋回スクロールを圧接回動させてなるよう
にする。ここで、前記環状の溝の中心を、前記旋回スク
ロールのラップの中心と一致させてなるようにしてい
る。また、前記溝の断面形状を、略コ字形とする。一
方、前記チップシールを、略環状として形成している。
そして、前記チップシールの外周を、前記溝部の外周に
圧接している。また、前記チップシールの断面形状を、
略台形としている。更に、前記チップシールの内周と前
記溝部の内周の間に隙間を設けている。そして、前記チ
ップシールの内側と、前記溝部の底部の間に隙間を設け
ている。
【0008】上記のように構成したので、図2に示すよ
うに、前記固定スクロールの圧接面4cに旋回スクロー
ルを押し付けるスラスト力が働く一方、前記環状の溝の
中心を、前記旋回スクロールのラップの中心と一致させ
たので、前記スラスト力と圧縮による力が同一線上に作
用し且つ、前記チップシールの両側にかかる圧力がほぼ
等しくなりその偏摩耗を防止できる。
うに、前記固定スクロールの圧接面4cに旋回スクロー
ルを押し付けるスラスト力が働く一方、前記環状の溝の
中心を、前記旋回スクロールのラップの中心と一致させ
たので、前記スラスト力と圧縮による力が同一線上に作
用し且つ、前記チップシールの両側にかかる圧力がほぼ
等しくなりその偏摩耗を防止できる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明においては、密封容
器内に上下に圧縮部と電動機を配置し、前記圧縮部を、
渦捲き状の固定スクロールと、同固定スクロールと互い
に噛み合わせて複数の圧縮室を形成する旋回スクロール
と、同旋回スクロールの旋回駆動軸を支承し上端にクラ
ンク軸を形成して旋回駆動するシャフトと、前記クラン
ク軸を軸支する軸受とで構成してなるスクロール型圧縮
機において、前記旋回スクロール背面に背圧室を形成す
ると共に、前記軸受と前記旋回スクロールとの圧接面の
同旋回スクロールの前記鏡板の背面に環状の溝を設け、
同溝にチップシールを嵌入して前記旋回スクロールを圧
接回動させてなるようにし、そして、前記環状の溝の中
心を、前記旋回スクロールのラップの中心と一致させて
なるようにし、また、前記溝の断面形状を、略コ字形と
する一方、前記チップシールを、略環状とし、そして、
前記チップシールの外周を、前記溝部の外周に圧接して
なるようにし、また、前記チップシールの断面形状を、
略台形とし、更に、前記チップシールの内周と前記溝部
の内周の間に隙間を設け、そして、前記チップシールの
内側と、前記溝部の底部の間に隙間を設けてなるように
構成したので、前記旋回スクロール背面の背圧室を低圧
に保つためのチップシールの偏摩耗を防止することが出
来、その結果スクロール型圧縮機の性能と効率を向上さ
せることが出来る。
器内に上下に圧縮部と電動機を配置し、前記圧縮部を、
渦捲き状の固定スクロールと、同固定スクロールと互い
に噛み合わせて複数の圧縮室を形成する旋回スクロール
と、同旋回スクロールの旋回駆動軸を支承し上端にクラ
ンク軸を形成して旋回駆動するシャフトと、前記クラン
ク軸を軸支する軸受とで構成してなるスクロール型圧縮
機において、前記旋回スクロール背面に背圧室を形成す
ると共に、前記軸受と前記旋回スクロールとの圧接面の
同旋回スクロールの前記鏡板の背面に環状の溝を設け、
同溝にチップシールを嵌入して前記旋回スクロールを圧
接回動させてなるようにし、そして、前記環状の溝の中
心を、前記旋回スクロールのラップの中心と一致させて
なるようにし、また、前記溝の断面形状を、略コ字形と
する一方、前記チップシールを、略環状とし、そして、
前記チップシールの外周を、前記溝部の外周に圧接して
なるようにし、また、前記チップシールの断面形状を、
略台形とし、更に、前記チップシールの内周と前記溝部
の内周の間に隙間を設け、そして、前記チップシールの
内側と、前記溝部の底部の間に隙間を設けてなるように
構成したので、前記旋回スクロール背面の背圧室を低圧
に保つためのチップシールの偏摩耗を防止することが出
来、その結果スクロール型圧縮機の性能と効率を向上さ
せることが出来る。
【図1】本発明の一実施例を示すスクロール型圧縮機の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例をと、応力の状態を示す要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図3】図2の一実施例のチップシール嵌入部分を示す
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図4】従来例の概要を示すスクロール型圧縮機の縦断
面図である。
面図である。
【図5】従来例の旋回スクロールにかかる応力の状態を
示す要部拡大断面図である。
示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】 1 密封容器 2 圧縮部 3 電動機 4 固定スクロール 4a 固定鏡板 4b 固定スクロールラップ 4c 圧接面 5 旋回スクロール 5a 旋回鏡板 5b 旋回スクロールラップ 5c 旋回駆動軸 5d 溝 5e 圧接面 6 背圧室 7 軸受 7a 圧接面 8 チップシール 9 圧縮室 10 シャフト 11 クランク軸 20 高圧部
Claims (8)
- 【請求項1】 密封容器内に上下に圧縮部と電動機を配
置し、前記圧縮部を、渦捲き状の固定スクロールと、同
固定スクロールと互いに噛み合わせて複数の圧縮室を形
成する旋回スクロールと、同旋回スクロールの旋回駆動
軸を支承し上端にクランク軸を形成して旋回駆動するシ
ャフトと、前記クランク軸を軸支する軸受とで構成して
なるスクロール型圧縮機において、前記旋回スクロール
背面に背圧室を形成すると共に、前記軸受と前記旋回ス
クロールとの圧接面の同旋回スクロールの前記鏡板の背
面に環状の溝を設け、同溝にチップシールを嵌入して前
記旋回スクロールを圧接回動させてなることを特徴とす
るスクロール型圧縮機。 - 【請求項2】 前記環状の溝の中心を、前記旋回スクロ
ールのラップの中心と一致させてなることを特徴とする
請求項1記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 前記溝の断面形状を、略コ字形としてな
ることを特徴とする請求項2記載のスクロール型圧縮
機。 - 【請求項4】 前記チップシールを、略環状としてなる
ことを特徴とする請求項2記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項5】 前記チップシールの外周を、前記溝部の
外周に圧接してなることを特徴とする請求項4記載のス
クロール型圧縮機。 - 【請求項6】 前記チップシールの断面形状を、略台形
としてなることを特徴とする請求項4記載のスクロール
型圧縮機。 - 【請求項7】 前記チップシールの内周と前記溝部の内
周の間に隙間を設けてなることを特徴とする請求項4記
載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項8】 前記チップシールの内側と、前記溝部の
底部の間に隙間を設けてなることを特徴とする請求項4
記載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP761195A JPH08200246A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP761195A JPH08200246A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200246A true JPH08200246A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11670610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP761195A Pending JPH08200246A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200246A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980058239A (ko) * | 1996-12-30 | 1998-09-25 | 구자홍 | 횡형스크롤 압축기의 실링구조 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP761195A patent/JPH08200246A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980058239A (ko) * | 1996-12-30 | 1998-09-25 | 구자홍 | 횡형스크롤 압축기의 실링구조 |
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