JPH08214575A - 駆動装置の定位置停止装置 - Google Patents

駆動装置の定位置停止装置

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JPH08214575A
JPH08214575A JP1568095A JP1568095A JPH08214575A JP H08214575 A JPH08214575 A JP H08214575A JP 1568095 A JP1568095 A JP 1568095A JP 1568095 A JP1568095 A JP 1568095A JP H08214575 A JPH08214575 A JP H08214575A
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JP
Japan
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switch
detection switch
position detection
motor
moving body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1568095A
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English (en)
Inventor
Kouki Imaeda
功旗 今枝
Atsushi Koiwa
篤史 小岩
Takafumi Ichikawa
隆文 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータにより第1の位置及び第2の位置間で
往復回動される移動体を、それらを第1の位置及び第2
の位置に保持するための節度機構部に遊びがある場合な
どにおいても上記位置に正確に停止させ得るようにする
こと。 【構成】 ミラーハウジングは、モータ4の正逆回転に
応じて使用位置及び格納位置間で往復回動されると共
に、各位置に節度機構部により保持される。使用位置検
出スイッチ6は、ミラーハウジングが使用位置にある状
態でオフされる。トランジスタ17は、ミラーハウジン
グが使用位置以外にある状態で操作スイッチ13が復帰
指令位置へ操作されたときに、その時点でオン状態にあ
る使用位置検出スイッチ6を通じてオンされてモータ4
の正方向通電路を形成する。コンデンサ20は、操作ス
イッチ13が復帰指令位置へ操作された期間中使用位置
検出スイッチ6などを介して充電され、使用位置検出ス
イッチ6のオフ後においても充電電荷によってトランジ
スタ17を所定時間だけ動作状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの正逆方向の通
電切換に応じて移動体を第1の位置及び第2の位置間で
往復移動させるようにした駆動装置の定位置停止装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両用電動ドアミラーの制御装
置にあっては、ドアミラーのミラーハウジングを、ドア
から略直交する方向に突出した状態の使用位置と、ドア
と略平行した状態の格納位置との間で遠隔操作により往
復回動させる構成となっている。このような車両用電動
ドアミラーの制御装置は、一般的には、ミラーハウジン
グを動力伝達機構を通じて回動させるためのモータを設
け、このモータの正逆方向の通電切換に応じてミラーハ
ウジングを使用位置及び格納位置間で往復回動させる構
成とされる。また、上記車両用電動ドアミラーの制御装
置には、ミラーハウジングが使用位置及び格納位置へ移
動された各状態でその移動に要するトルクを増大させる
ことにより当該ミラーハウジングを上記各位置に保持す
るための節度機構部が設けられる。
【0003】この場合、モータの断電制御を簡易的に行
う手段として、モータが使用位置及び格納位置へ移動さ
れてロック状態を呈したときのロック電流を検出してモ
ータを断電する手段があるが、このような手段では、モ
ータに対し比較的長い時間ずつ大電流が流れる状態が頻
繁に繰り返されることになるため、装置寿命に対する不
安が大きくなるなどの問題点がある。このような問題点
に対処できる断電制御手段としては、従来より、ミラー
ハウジングが使用位置及び格納位置へ移動されたことを
検出する使用位置検出スイッチ及び格納位置検出スイッ
チを設け、これら位置検出スイッチが検出状態となった
ときにモータを断電する手段が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成とさ
れた装置では、節度機構部や動力伝達機構にある程度の
遊びが存在することが避けられないため、ミラーハウジ
ングが使用位置及び格納位置に正確に停止しない状態が
往々にして発生するものであり、特にミラーハウジング
が使用位置に正確に停止しなかった場合には、ドアミラ
ーによる写像範囲が当初の設定範囲からずれるという問
題点が出てくる。また、このような問題点は、使用位置
検出スイッチ及び格納位置検出スイッチの検出精度が低
い場合にも発生するという事情がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、モータにより第1の位置及び第2の
位置間で往復移動される移動体を、それらを第1の位置
及び第2の位置に保持するための節度機構部に遊びがあ
る場合などにおいても上記位置に正確に停止させ得るよ
うになるなどの効果を奏する駆動装置の定位置停止装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、正逆方向の通電切換に応じて移動体を第1
の位置及び第2の位置間で往復移動させるモータと、前
記移動体が前記第1の位置及び第2の位置へ移動された
各状態でその移動に要するトルクを増大させることによ
り当該移動体を上記各位置に保持するための節度機構部
とを備えた駆動装置の定置停止装置において、前記移動
体が前記第1の位置及び第2の位置間で移動されるのに
応じて動作するように設けられ、当該移動体が第1の位
置にある状態でのみオフするように構成された第1の位
置検出スイッチ及び移動体が第2の位置にある状態での
みオフするように構成された第2の位置検出スイッチ
と、前記モータに正方向へ通電するための第1の操作位
置と上記モータに逆方向に通電するための第2の操作位
置とに操作可能な操作スイッチと、この操作スイッチが
第1の操作位置へ操作された状態で、前記第1の位置検
出スイッチを通じて動作するように設けられその動作に
応じて前記モータの正方向通電路を形成するスイッチン
グ素子と、前記操作スイッチが第2の操作位置へ操作さ
れた状態で、前記第2の位置検出スイッチを通じた前記
モータの逆方向通電路を形成する整流素子と、前記操作
スイッチが第1の操作位置へ操作された期間中前記第1
の位置検出スイッチを介して充電されるように設けられ
当該位置検出スイッチがオフされた後には上記充電電荷
によって前記スイッチング素子を所定時間だけ動作状態
に保持するコンデンサとを備えた構成としたものである
(請求項1)。
【0007】また、上記と同様前提構成の駆動装置の定
位置停止装置において、前記移動体が前記第1の位置及
び第2の位置間で移動されるのに応じて動作するように
設けられ、当該移動体が第1の位置にある状態でのみオ
フするように構成された第1の位置検出スイッチ及び移
動体が第2の位置にある状態でのみオフするように構成
された第2の位置検出スイッチと、前記モータの通電路
に介在された常開形のリレースイッチ及びこのリレース
イッチをオンさせるための励磁コイルを備えたリレー
と、前記モータの正方向通電路を前記リレースイッチを
介して形成するための第1の操作位置と上記モータの逆
方向通電路を上記リレースイッチを介して形成するため
の第2の操作位置とに操作可能な操作スイッチと、この
操作スイッチが第1の操作位置へ操作された状態で、前
記第1の位置検出スイッチを通じて動作するように設け
られその動作に応じて前記励磁コイルに通電して前記リ
レースイッチを通じたモータの正方向通電路を形成する
スイッチング素子と、前記操作スイッチが第2の操作位
置へ操作された状態で、前記第2の位置検出スイッチを
介して前記励磁コイルに通電して前記リレースイッチを
通じたモータの逆方向通電路を形成する整流素子と、前
記操作スイッチが第1の操作位置へ操作された期間中前
記第1の位置検出スイッチを介して充電されるように設
けられ当該位置検出スイッチがオフされた後には上記充
電電荷によって前記スイッチング素子を所定時間だけ動
作状態に保持するコンデンサとを備えた構成とすること
もできる(請求項2)。
【0008】さらに、同じく上記と同様前提構成の駆動
装置の定位置停止装置において、前記移動体が前記第1
の位置及び第2の位置間で移動されるのに応じて動作す
るように設けられ、当該移動体が第1の位置にある状態
でのみオフするように構成された第1の位置検出スイッ
チ及び移動体が第2の位置にある状態でのみオフするよ
うに構成された第2の位置検出スイッチと、操作スイッ
チの操作状態で、前記第1の位置検出スイッチ若しくは
第2の位置検出スイッチを通じて動作するように設けら
れ、その動作状態で前記モータの正方向通電路若しくは
逆方向通電路を形成するスイッチング手段と、前記操作
スイッチの操作期間中充電されるように設けられ前記第
1の位置検出スイッチ若しくは第2の位置検出スイッチ
がオフされた後にはその充電電荷によって前記スイッチ
ング手段を所定時間だけ動作状態に保持するコンデンサ
とを備えた構成とすることもできる(請求項3)。
【0009】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の装置において、
移動体が第1の位置以外にある状態(第2の位置にある
状態も含む)では、第1の位置検出スイッチがオンされ
ている。この状態から、操作スイッチが、モータに正方
向へ通電するための第1の操作位置へ操作されたときに
は、スイッチング素子が上記のようにオン状態にある第
1の位置検出スイッチを通じて動作されるようになり、
その動作に応じてモータの正方向通電路が形成される。
このようにしてモータが正方向に通電されると、移動体
が第1の位置方向へ移動開始されるようになり、その移
動状態は、少なくとも操作スイッチが第1の操作位置へ
操作されている間は保持される。また、操作スイッチが
第1の操作位置へ操作された期間中には、コンデンサに
対し前記第1の位置検出スイッチを介して充電されるよ
うになる。
【0010】この後、上記のような移動により移動体が
第1の位置に達すると、第1の位置検出スイッチがオフ
されると共に、節度機構部が上記移動体の移動に要する
トルクを増大させることにより当該移動体を第1の位置
に保持するようになる。このように第1の位置検出スイ
ッチがオフされた場合、前記スイッチング素子は、直ち
に動作停止することはなく、その動作状態が前記コンデ
ンサの充電電荷によって所定時間だけ保持される。この
ため、モータは、第1の位置検出スイッチがオフされた
後において所定時間だけ通電された後に断電されること
になり、この場合には節度機構部により移動体の移動が
拘束されるから、上記のようにモータに対し所定時間だ
け通電されるのに応じて、節度機構部に存在する遊びが
吸収される共に、第1の位置検出スイッチの検出誤差も
吸収されるようになる。この結果、上記節度機構部に遊
びが存在したり、或いは第1の位置検出スイッチの精度
が低い場合でも、移動体を上記第1の位置に正確に停止
させ得るようになる。
【0011】一方、移動体が第2の位置以外にある状態
(第1の位置にある状態も含む)では、第2の位置検出
スイッチがオンされている。この状態から、操作スイッ
チが、モータに逆方向へ通電するための第2の操作位置
へ操作されたときには、整流素子により、上記第2の位
置検出スイッチを通じたモータの逆方向通電路が形成さ
れる。このようにしてモータが逆方向に通電されると、
移動体が第2の位置方向へ移動開始されるようになり、
その移動状態は、少なくとも操作スイッチが第2の操作
位置へ操作されている間は保持される。
【0012】この後、上記のような移動により移動体が
第2の位置に達すると、節度機構部が上記移動体の移動
に要するトルクを増大させることにより当該移動体を第
2の位置に保持するようになると共に、第2の位置検出
スイッチがオフされるから、これに応じてモータが断電
されるようになる。
【0013】請求項2記載の装置において、移動体が第
1の位置以外にある状態(第2の位置にある状態も含
む)では、第1の位置検出スイッチがオンされている。
この状態から、操作スイッチがモータに正方向へ通電す
るための第1の操作位置へ操作されたときには、スイッ
チング素子が上記のようにオン状態にある第1の位置検
出スイッチを通じて動作されるようになり、その動作に
応じて励磁コイルに通電されてリレースイッチを通じた
モータの正方向通電路が形成される。このようにしてモ
ータが正方向に通電されると、移動体が第1の位置方向
へ移動開始されるようになり、その移動状態は、少なく
とも操作スイッチが第1の操作位置へ操作されている間
は保持される。また、操作スイッチが第1の操作位置へ
操作された期間中には、コンデンサに対し前記第1の位
置検出スイッチを介して充電されるようになる。
【0014】この後、上記のような移動により移動体が
第1の位置に達すると、第1の位置検出スイッチがオフ
されると共に、節度機構部が上記移動体の移動に要する
トルクを増大させることにより当該移動体を第1の位置
に保持するようになる。このように第1の位置検出スイ
ッチがオフされた場合、前記スイッチング素子は、直ち
に動作停止することはなく、その動作状態が前記コンデ
ンサの充電電荷によって所定時間だけ保持され、これに
応じて励磁コイルに対する通電が維持されてリレースイ
ッチを通じたモータの正方向通電路が形成されたままと
なる。このため、モータは、第1の位置検出スイッチが
オフされた後において所定時間だけ通電された後に断電
されることになり、この場合には節度機構部により移動
体の移動が拘束されるから、上記のようにモータに対し
所定時間だけ通電されるのに応じて、節度機構部に存在
する遊びが吸収される共に、第1の位置検出スイッチの
検出誤差も吸収されるようになる。この結果、上記節度
機構部に遊びが存在したり、或いは第1の位置検出スイ
ッチの精度が低い場合でも、移動体を上記第1の位置に
正確に停止させ得るようになる。
【0015】一方、移動体が第2の位置以外にある状態
(第1の位置にある状態も含む)では、第2の位置検出
スイッチがオンされている。この状態から、操作スイッ
チがモータに逆方向へ通電するための第2の操作位置へ
操作されたときには、整流素子により、上記第2の位置
検出スイッチを介して前記励磁コイルに通電して前記リ
レースイッチを通じたモータの逆方向通電路が形成され
る。このようにしてモータが逆方向に通電されると、移
動体が第2の位置方向へ移動開始されるようになり、そ
の移動状態は、少なくとも操作スイッチが第2の操作位
置へ操作されている間は保持される。
【0016】この後、上記のような移動により移動体が
第2の位置に達すると、節度機構部が上記移動体の移動
に要するトルクを増大させることにより当該移動体を第
2の位置に保持するようになると共に、第2の位置検出
スイッチがオフされるから、これに応じてモータが断電
されるようになる。
【0017】請求項3記載の装置において、移動体が第
1の位置以外にある状態(第2の位置にある状態も含
む)では、第1の位置検出スイッチがオンされている。
この状態から、操作スイッチが操作されると、スイッチ
ング手段が上記のようにオン状態にある第1の位置検出
スイッチを通じて動作されるため、そのスイッチング手
段の動作に応じてモータの正方向通電路が形成される。
このようにしてモータが正方向に通電されると、移動体
が第1の位置方向へ移動開始されるようになり、その移
動状態は、少なくとも操作スイッチの操作期間中は保持
される。また、操作スイッチの操作期間中には、コンデ
ンサに対し前記第1の位置検出スイッチを介して充電さ
れるようになる。
【0018】この後、上記のような移動により移動体が
第1の位置に達すると、第1の位置検出スイッチがオフ
されると共に、節度機構部が上記移動体の移動に要する
トルクを増大させることにより当該移動体を第1の位置
に保持するようになる。このように第1の位置検出スイ
ッチがオフされた場合、前記スイッチング手段は、直ち
に動作停止することはなく、その動作状態が前記コンデ
ンサの充電電荷によって所定時間だけ保持され、これに
応じてモータの正方向通電路が形成されたままとなる。
このため、モータは、第1の位置検出スイッチがオフさ
れた後において所定時間だけ通電された後に断電される
ことになり、この場合には節度機構部により移動体の移
動が拘束されるから、上記のようにモータに対し所定時
間だけ通電されるのに応じて、節度機構部に存在する遊
びが吸収される共に、第1の位置検出スイッチの検出誤
差も吸収されるようになる。この結果、上記節度機構部
に遊びが存在したり、或いは第1の位置検出スイッチの
精度が低い場合でも、移動体を上記第1の位置に正確に
停止させ得るようになる。
【0019】一方、移動体が第2の位置以外にある状態
(第1の位置にある状態も含む)では、第2の位置検出
スイッチがオンされている。この状態から、操作スイッ
チが操作されると、スイッチング手段が上記のようにオ
ン状態にある第2の位置検出スイッチを通じて動作され
るため、そのスイッチング手段の動作に応じてモータの
逆方向通電路が形成される。このようにしてモータが逆
方向に通電されると、移動体が第2の位置方向へ移動開
始されるようになり、その移動状態は、少なくとも操作
スイッチの操作期間中は保持される。また、操作スイッ
チの操作期間中には、コンデンサに対し前記第2の位置
検出スイッチを介して充電されるようになる。
【0020】この後、上記のような移動により移動体が
第2の位置に達すると、節度機構部が上記移動体の移動
に要するトルクを増大させることにより当該移動体を第
2の位置に保持するようになると共に、第2の位置検出
スイッチがオフされるようになる。このように第2の位
置検出スイッチがオフされた場合、前記スイッチング手
段は、直ちに動作停止することはなく、その動作状態が
前記コンデンサの充電電荷によって所定時間だけ保持さ
れ、これに応じてモータの逆方向通電路が形成されたま
まとなる。このため、モータは、第2の位置検出スイッ
チがオフされた後において所定時間だけ通電された後に
断電されることになり、この場合には節度機構部により
移動体の移動が拘束されるから、上記のようにモータに
対し所定時間だけ通電されるのに応じて、節度機構部に
存在する遊びが吸収される共に、第2の位置検出スイッ
チの検出誤差も吸収されるようになる。この結果、上記
節度機構部に遊びが存在したり、或いは第2の位置検出
スイッチの精度が低い場合でも、移動体を上記第2の位
置に正確に停止させ得るようになる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を車両用電動ドアミラーの制御
装置に適用した第1実施例について図1〜図4を参照し
ながら説明する。図2において、電動ドアミラーのミラ
ーハウジング1(本発明でいう移動体に相当)は、車両
のドアAに固定されたベース2に支軸2aを介して回動
可能に取り付けられており、上記ドアAに対しそれぞれ
略平行した状態の二点鎖線で示した前方位置及び破線で
示した格納位置(本発明でいう第2の位置に相当)の間
で往復回動できる構成となっている。このミラーハウジ
ング1内には、当該ミラーハウジング1を動力伝達機構
3を介して往復回動させるためのモータ4、ミラーハウ
ジング1を前記格納位置及びドアから略直交する方向に
突出した状態の実線で示す使用位置(本発明でいう第1
の位置に相当)に保持するための節度機構部(図3に符
号5を付して示す)、第1の位置検出スイッチとしての
使用位置検出スイッチ(図1に符号6を付して示す)、
第2の位置検出スイッチとしての格納位置検出スイッチ
(図1に符号7を付して示す)などが設けられている。
【0022】図3には、前記節度機構部5の概略構造が
直線方向に展開した状態で示されている。即ち、節度機
構部5は、例えばドアミラーハウジング1と一体回転す
るように設けられた筒状のホルダ8内にばね9により付
勢された節度ピン10を収納すると共に、前記ベース2
側に上記節度ピン10がばね9による付勢力により落ち
込む傾斜面を両側に備えた第1の節度溝11及び第2の
節度溝12を備えた構成となっている。
【0023】上記第1の節度溝11は、ミラーハウジン
グ1が使用位置へ回動された状態で節度ピン10が落ち
込む位置に形成され、第2の節度溝12は、ミラーハウ
ジング1が格納位置へ回動された状態で節度ピン10が
落ち込む位置に形成されている。これにより、節度機構
部5は、ミラーハウジング1が使用位置及び格納位置へ
回動された各状態で、その回動に要するトルクを増大さ
せることにより当該ミラーハウジング1を上記各位置に
保持する構成となっている。
【0024】この場合、特に、使用位置に対応した第1
の節度溝11は、ミラーハウジング1が使用位置から前
記前方位置(図2の二点鎖線参照)へ移動する際に必要
となるトルクが大幅に増大するように、その前方位置寄
りの傾斜面11aが急峻な形状に構成されている。これ
により、ミラーハウジング1が、モータ4の駆動に応じ
て格納位置から使用位置方向(図3中では矢印B方向)
へ回動された場合において、モータ4の発生トルクでは
節度ピン10が傾斜面11aを登りきれない構成、つま
り、モータ4によるミラーハウジング1の回動時には、
そのミラーハウジング1が格納位置に停止される構成と
なっている。但し、ミラーハウジング1が外力により矢
印B方向へ回動されたときには、節度ピン10が傾斜面
11aを登る得るものであり、これによりミラーハウジ
ング1が前方位置方向へ回動できる構成となっている。
尚、ミラーハウジング1が格納位置及び前方位置へ回動
された各場合には、それ以上の回動が、ミラーハウジン
グ1と当接する図示しないストッパにより規制される構
成となっている。
【0025】一方、前記使用位置検出スイッチ6及び格
納位置検出スイッチ7は、ミラーハウジング1の回動に
応じて動作するように設けられたもので、図4に摸式的
に示すように、使用位置検出スイッチ6は、ミラーハウ
ジング1が格納位置にある状態及びその格納位置から使
用位置直前の位置(節度ピン10が第1の節度溝11の
傾斜面の端と対応された状態の位置)までの範囲にある
状態でオンされ、且つミラーハウジング1が上記以外の
位置(使用位置及び前方位置を含む範囲)にある状態で
オフする構成となっている。また、格納位置検出スイッ
チ7は、ミラーハウジング1が格納位置にある状態(節
度ピン10が第2の節度溝12の傾斜面の端に対応した
位置も含む)でオフされ、且つミラーハウジング1が上
記以外の位置でオンする構成となっている。
【0026】図1には、モータ4の駆動のための電気的
な回路構成が示されており、以下これについて説明す
る。この図1において、モータ4は、正回転方向(矢印
H方向)に通電されたときにミラーハウジング1を使用
位置方向へ回動させ、逆回転方向(反矢印H方向)へ通
電されたときにミラーハウジング1を格納位置方向へ回
動させる構成となっている。
【0027】操作スイッチ13は、車室内における運転
者が操作し易い位置に設けられるものであり、外部操作
に応じて、モータ4に正方向に通電するための接点(c
1 −a1 )間及び接点(c2 −a2 )間をオンした復帰
指令位置(本発明でいう第1の操作位置に相当)と、モ
ータ4に逆方向に通電するための接点(c1 −b1 )間
及び接点(c2 −b2 )間をオンした格納指令位置(本
発明でいう第2の操作位置に相当)とに選択的に切換え
られると共に、その操作が行われていない状態では中立
位置に存する構成となっている。この場合、操作スイッ
チ13にあっては、共通接点c1 及びc2 が、前記モー
タ4を含む駆動ユニット14の端子T1及びT2にそれ
ぞれ接続され、切換接点a1 及びb2 が電源であるバッ
テリ15のプラス側端子に接続され、切換接点a2 及び
b1 がバッテリ15のマイナス側端子に接続されてい
る。
【0028】駆動ユニット14において、端子T1は過
電流抑制用の正特性サーミスタ16を介して電源ライン
L1に接続され、端子T2は電源ラインL2に接続され
ている。前記モータ4は、一端が電源ラインL1に接続
され、他端がnpn形のトランジスタ17(本発明でい
うスイッチング素子に相当)のコレクタ・エミッタ間を
介して電源ラインL2に接続されている。
【0029】前記使用位置検出スイッチ6は、一端が電
源ラインL1に接続され、他端が図示極性のダイオード
18、抵抗19及びコンデンサ20を直列に介して電源
ラインL2に接続されている。上記コンデンサ20に
は、これと並列に抵抗21及び22の直列回路が接続さ
れており、それら抵抗21及び22の共通接続点は、前
記トランジスタ17のベースに接続されている。
【0030】また、前記格納位置検出スイッチ7は、一
端が電源ラインL2に接続され、他端が図示極性のダイ
オード23(本発明でいう整流素子に相当)を介して、
前記トランジスタ17のコレクタに接続されている。
【0031】次に、上記構成の作用について説明する。
今、ミラーハウジング1が格納位置にある状態では、使
用位置検出スイッチ6がオンされ、且つ格納位置検出ス
イッチ7がオフされている。この状態から、操作スイッ
チ13が中立位置から復帰指令位置(接点(c1 −a1
)間及び接点(c2 −a2 )間をオンした位置)へ操
作されたときには、トランジスタ17が、上記のように
オン状態にある使用位置検出スイッチ6及びダイオード
18などを通じてベースバイアスされてオンされる。
【0032】すると、そのトランジスタ17を通じたモ
ータ4の正方向通電路(矢印H方向の通電路)が形成さ
れる。このようにしてモータ4が正方向に通電される
と、ミラーハウジング1が使用位置方向へ動力伝達機構
3を通じて回動開始されるようになり、その回動状態
は、少なくとも操作スイッチ13が復帰指令位置へ操作
されている間は保持される。また、操作スイッチ13が
復帰指令位置へ操作された期間中には、コンデンサ20
に対し使用位置検出スイッチ6などを介して充電される
ようになる。
【0033】この後、上記のような回動によりミラーハ
ウジング1が使用位置に達すると、使用位置検出スイッ
チ6がオフされると共に、節度機構部5において、節度
ピン10が第1の節度溝11に落ち込むようなって、上
記ミラーハウジング1が使用位置に保持されるようにな
る。このように使用位置検出スイッチ6がオフされた場
合、前記トランジスタ17は、直ちにオフすることはな
く、そのオン状態が前記コンデンサ20の充電電荷によ
って所定時間だけ保持される。このため、モータ4は、
使用位置検出スイッチ6がオフされた後においても、上
記の所定時間だけ通電された後に断電されることにな
る。
【0034】ここで、節度機構部5にあっては、そのホ
ルダ8と節度ピン10との間に遊び(図3(a)にGで
示す部分)が存在することが避けられないが、上記のよ
うにモータ4によりミラーハウジング1が使用位置まで
回動された状態では、図3(b)に示すように、節度ピ
ン10が第1の節度溝11が有する急峻な傾斜面11a
に押し付けられることによりミラーハウジング1の回動
が拘束されるから、上記のようにモータ4に対し所定時
間だけ通電されるのに応じて、節度機構部5に存在する
遊びが吸収された状態になる共に、使用位置検出スイッ
チ6の検出誤差や動力伝達機構3に存在する遊びも吸収
されるようになる。
【0035】一方、ミラーハウジング1が使用位置にあ
る状態では、格納位置検出スイッチ7がオンされ、且つ
使用位置検出スイッチ6がオフされている。この状態か
ら、操作スイッチ13が中立位置から格納指令位置(接
点(c1 −b1 )間及び接点(c2 −b2 )間をオンし
た位置)へ操作されたときには、ダイオード18によ
り、上記格納位置検出スイッチ7を通じたモータ4の逆
方向通電路(反矢印H方向の通電路)が形成される。こ
のようにしてモータ4が逆方向に通電されると、ミラー
ハウジング1が格納位置方向へ動力伝達機構3を通じて
回動開始されるようになり、その回動状態は、少なくと
も操作スイッチ13が格納指令位置へ操作されている間
は保持される。
【0036】この後、上記のような回動によりミラーハ
ウジング1が格納位置に達すると、節度機構部5におい
て、節度ピン10が第2の節度溝12に落ち込むような
って、上記ミラーハウジング1が格納位置に保持される
ようになると共に、格納位置検出スイッチ7がオフされ
てモータ4が断電されるようになる。
【0037】尚、上述したようなモータ4の断電機能が
喪失して、モータ4にロック電流が連続的に流れる状態
が継続した場合には、正特性サーミスタ16が発熱して
抵抗値が増大することにより、上記ロック電流のレベル
を抑制するようになる。
【0038】要するに、上記した本実施例の構成によれ
ば、節度機構部5や動力伝達機構3に遊びが存在した
り、或いは使用位置検出スイッチ6の精度が低い場合で
も、ミラーハウジング1を使用位置に正確に停止させ得
るものである。従って、従来のように、ドアミラーによ
る写像範囲が当初の設定範囲からずれるといった不具合
を惹起する虞がなくなる。
【0039】図5には上記第1実施例と同様の効果を奏
する本発明の第2実施例が示されており、以下これにつ
いて第1実施例と異なる部分のみ説明する。図5は電気
的な回路構成を示すもので、モータ4を含む駆動ユニッ
ト14′において、当該モータ4は電源ラインL1、L
2間に、リレー24が有する常開形のリレースイッチ2
4aを介して接続されている。
【0040】pnp形トランジスタ25(本発明でいう
スイッチング素子に相当)は、そのエミッタが電源ライ
ンL1に接続され、コレクタが図示極性のダイオード2
6及び前記リレー24が有する励磁コイル24bを直列
に介して電源ラインL2に接続されている。尚、トラン
ジスタ25のエミッタ・コレクタ間には、過電圧からの
保護のために図示極性の定電圧ダイオード27が接続さ
れている。
【0041】使用位置検出スイッチ6は、一端がコンデ
ンサ28及び抵抗29の直列回路を介して電源ラインL
1に接続され、他端が図示極性のダイオード30を介し
て電源ラインL2に接続されている。上記コンデンサ2
8及び抵抗29の直列回路には、これと並列に抵抗31
及び32の直列回路が接続されており、それら抵抗31
及び32の共通接続点は、トランジスタ25のベースに
接続されている。
【0042】また、格納位置検出スイッチ7は、一端が
電源ラインL1に接続され、他端が図示極性のダイオー
ド33(本発明でいう整流素子に相当)及び前記励磁コ
イル24bを直列に介して、電源ラインL2に接続され
ている。
【0043】次に、上記構成の作用について説明する。
今、ミラーハウジング1が格納位置にある状態では、使
用位置検出スイッチ6がオンされ、且つ格納位置検出ス
イッチ7がオフされている。この状態から、操作スイッ
チ13が中立位置から復帰指令位置(接点(c1 −a1
)間及び接点(c2 −a2 )間をオンした位置)へ操
作されたときには、トランジスタ25が、上記のように
オン状態にある使用位置検出スイッチ6などを通じてベ
ースバイアスされてオンされる。
【0044】すると、そのトランジスタ25を通じてリ
レー24の励磁コイル24bに通電されてリレースイッ
チ24aがオンされるため、そのリレースイッチ24a
を通じたモータ4の正方向通電路(矢印H方向の通電
路)が形成される。このようにしてモータ4が正方向に
通電されると、ミラーハウジング1が使用位置方向へ回
動開始されるようになり、その回動状態は、少なくとも
操作スイッチ13が復帰指令位置へ操作されている間は
保持される。また、操作スイッチ13が復帰指令位置へ
操作された期間中には、コンデンサ28に対し使用位置
検出スイッチ6などを介して充電されるようになる。
【0045】この後、上記のような回動によりミラーハ
ウジング1が使用位置に達すると、使用位置検出スイッ
チ6がオフされると共に、節度機構部5(図3参照)に
おいて、節度ピン10が第1の節度溝11に落ち込むよ
うなって、上記ミラーハウジング1が使用位置に保持さ
れるようになる。このように使用位置検出スイッチ6が
オフされた場合、前記トランジスタ25は、直ちにオフ
することはなく、そのオン状態が前記コンデンサ28の
充電電荷によって所定時間だけ保持される。このため、
モータ4は、使用位置検出スイッチ6がオフされた後に
おいても、上記の所定時間だけ通電された後に断電され
ることになる。
【0046】従って、前記第1実施例と同様に、上記の
ようにモータ4に対し所定時間だけ通電されるのに応じ
て、節度機構部5に存在する遊びが吸収された状態にな
る共に、使用位置検出スイッチ6の検出誤差や動力伝達
機構3に存在する遊びも吸収されるようになる。
【0047】一方、ミラーハウジング1が使用位置にあ
る状態では、格納位置検出スイッチ7がオンされ、且つ
使用位置検出スイッチ6がオフされている。この状態か
ら、操作スイッチ13が中立位置から格納帰指令位置
(接点(c1 −b1 )間及び接点(c2 −b2 )間をオ
ンした位置)へ操作されたときには、ダイオード33に
より、上記格納位置検出スイッチ7を通じた励磁コイル
24bの通電路が形成されてリレースイッチ24aがオ
ンされるため、そのリレースイッチ24aを通じたモー
タ4の逆方向通電路が形成される。このようにしてモー
タ4が逆方向に通電されると、ミラーハウジング1が格
納位置方向へ動力伝達機構3を通じて回動開始されるよ
うになり、その回動状態は、少なくとも操作スイッチ1
3が格納指令位置へ操作されている間は保持される。
【0048】この後、上記のような回動によりミラーハ
ウジング1が格納位置に達すると、節度機構部5におい
て、節度ピン10が第2の節度溝12に落ち込むような
って、上記ミラーハウジング1が格納位置に保持される
ようになると共に、格納位置検出スイッチ7がオフに応
じて励磁コイル24bが断電されて、リレースイッチ2
4aがオフされるから、モータ4が断電されるようにな
る。
【0049】図6には上記第1実施例と同様の効果を奏
する本発明の第3実施例が示されており、以下これにつ
いて第1実施例と異なる部分のみ説明する。図6は電気
的な回路構成を示すもので、モータ4を含む駆動ユニッ
ト14″において、当該モータ4は電源ラインL1、L
2間に、リレー34(本発明でいうスイッチング手段に
相当)が有する常開形のリレースイッチ34aを介して
接続されている。
【0050】使用位置検出スイッチ6は、一端が電源ラ
インL1に接続され、他端が図示極性のダイオード35
及び前記リレー34が有する励磁コイル34bを直列に
介して電源ラインL2に接続されている。また、格納位
置検出スイッチ7は、一端が電源ラインL1に接続さ
れ、他端が図示極性のダイオード36及び前記励磁コイ
ル34bを直列に介して電源ラインL2に接続されてい
る。そして、励磁コイル34bには、これと並列に、比
較的大容量に設定されたバイポーラタイプのコンデンサ
37及び抵抗38の直列回路が接続されている。
【0051】次に、上記構成の作用について説明する。
ミラーハウジング1が格納位置にある状態では、使用位
置検出スイッチ6がオンされ、且つ格納位置検出スイッ
チ7がオフされている。この状態から、操作スイッチ1
3が中立位置から復帰指令位置(接点(c1 −a1 )間
及び接点(c2−a2 )間をオンした位置)へ操作され
たときには、リレー34の励磁コイル34bに対して、
上記のようにオン状態にある使用位置検出スイッチ6を
介して通電されて、リレースイッチ34aがオンされる
ため、そのリレースイッチ34aを通じたモータ4の正
方向通電路(矢印H方向の通電路)が形成される。
【0052】このようにしてモータ4が正方向に通電さ
れると、ミラーハウジング1が使用位置方向へ回動開始
されるようになり、その回動状態は、少なくとも操作ス
イッチ13が復帰指令位置へ操作されている間は保持さ
れる。また、操作スイッチ13が復帰指令位置へ操作さ
れた期間中には、コンデンサ37に対し使用位置検出ス
イッチ6などを介して充電されるようになる。
【0053】この後、上記のような回動によりミラーハ
ウジング1が使用位置に達すると、使用位置検出スイッ
チ6がオフされると共に、節度機構部5(図3参照)に
おいて、節度ピン10が第1の節度溝11に落ち込むよ
うなって、上記ミラーハウジング1が使用位置に保持さ
れるようになる。このように使用位置検出スイッチ6が
オフされた場合、リレー34にあっては、励磁コイル3
4bが直ちに断電されてリレースイッチ34aがオフさ
れることはなく、その励磁コイル34bの通電状態が前
記コンデンサ37の充電電荷によって所定時間だけ保持
される。このため、モータ4は、使用位置検出スイッチ
6がオフされた後においても、上記の所定時間だけ通電
された後に断電されることになる。
【0054】従って、前記第1実施例と同様に、上記の
ようにモータ4に対し所定時間だけ通電されるのに応じ
て、節度機構部5に存在する遊びが吸収された状態にな
る共に、使用位置検出スイッチ6の検出誤差や動力伝達
機構3に存在する遊びも吸収されるようになる。
【0055】一方、ミラーハウジング1が使用位置にあ
る状態では、格納位置検出スイッチ7がオンされ、且つ
使用位置検出スイッチ6がオフされている。この状態か
ら、操作スイッチ13が中立位置から格納指令位置(接
点(c1 −b1 )間及び接点(c2 −b2 )間をオンし
た位置)へ操作されたときには、リレー34の励磁コイ
ル34bに対して、上記のようにオン状態にある格納位
置検出スイッチ7を介して通電されて、リレースイッチ
34aがオンされるため、そのリレースイッチ34aを
通じたモータ4の逆方向通電路が形成される。
【0056】このようにしてモータ4が逆方向に通電さ
れると、ミラーハウジング1が格納位置方向へ回動開始
されるようになり、その回動状態は、少なくとも操作ス
イッチ13が格納指令位置へ操作されている間は保持さ
れる。また、操作スイッチ13が格納指令位置へ操作さ
れた期間中には、コンデンサ37に対し格納位置検出ス
イッチ6などを介して充電されるようになる。
【0057】この後、上記のような回動によりミラーハ
ウジング1が格納位置に達すると、格納位置検出スイッ
チ7がオフされると共に、節度機構部5において、節度
ピン10が第2の節度溝12に落ち込むようなって、上
記ミラーハウジング1が格納位置に保持されるようにな
る。このように格納位置検出スイッチ7がオフされた場
合、リレー34にあっては、励磁コイル34bが直ちに
断電されてリレースイッチ34aがオフされることはな
く、その励磁コイル34bの通電状態が前記コンデンサ
37の充電電荷によって所定時間だけ保持される。この
ため、モータ4は、格納位置検出スイッチ7がオフされ
た後においても、上記の所定時間だけ通電された後に断
電されることになる。
【0058】従って、上記のようにモータ4に対し所定
時間だけ通電されるのに応じて、節度機構部5に存在す
る遊びが吸収された状態になる共に、格納位置検出スイ
ッチ6の検出誤差や動力伝達機構3に存在する遊びも吸
収されるようになり、ミラーハウジング1を格納位置に
位置に正確に停止させ得るようになる。
【0059】尚、本発明は、上記した各実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、車両用電動ドアミラーの制
御装置に限らず、モータにより回動される移動体を備え
た駆動装置の定位置停止装置に広く適用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気回路構成図
【図2】要部を一部断面にして示す平面図
【図3】節度機構部の構造を直線状に展開した状態で示
す縦断面図
【図4】節度機構部の状態と位置検出スイッチのオンオ
フ状態との関係を示す摸式図
【図5】本発明の第2実施例を示す電気回路構成図
【図6】本発明の第3実施例を示す電気回路構成図
【符号の説明】
図面中、1はミラーハウジング(移動体)、4はモー
タ、5は節度機構部、6は使用位置検出スイッチ(第1
の位置検出スイッチ)、7は格納位置検出スイッチ(第
2の位置検出スイッチ)、10は節度ピン、11は第1
の節度溝、12は第2の節度溝、13は操作スイッチ、
14、14′、14″は駆動ユニット、15はバッテ
リ、17はトランジスタ(スイッチング素子)、20は
コンデンサ、23はダイオード(整流素子)、24はリ
レー、24aはリレースイッチ、24bは励磁コイル、
25はトランジスタ(スイッチング素子)、28はコン
デンサ、33はダイオード(整流素子)、34はリレー
(スイッチング手段)、37はコンデンサを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆方向の通電切換に応じて移動体を第
    1の位置及び第2の位置間で往復移動させるモータと、
    前記移動体が前記第1の位置及び第2の位置へ移動され
    た各状態でその移動に要するトルクを増大させることに
    より当該移動体を上記各位置に保持するための節度機構
    部とを備えた駆動装置の定置停止装置において、 前記移動体が前記第1の位置及び第2の位置間で移動さ
    れるのに応じて動作するように設けられ、当該移動体が
    第1の位置にある状態でのみオフするように構成された
    第1の位置検出スイッチ及び移動体が第2の位置にある
    状態でのみオフするように構成された第2の位置検出ス
    イッチと、 前記モータに正方向へ通電するための第1の操作位置と
    上記モータに逆方向に通電するための第2の操作位置と
    に操作可能な操作スイッチと、 この操作スイッチが第1の操作位置へ操作された状態
    で、前記第1の位置検出スイッチを通じて動作するよう
    に設けられその動作に応じて前記モータの正方向通電路
    を形成するスイッチング素子と、 前記操作スイッチが第2の操作位置へ操作された状態
    で、前記第2の位置検出スイッチを通じた前記モータの
    逆方向通電路を形成する整流素子と、 前記操作スイッチが第1の操作位置へ操作された期間中
    前記第1の位置検出スイッチを介して充電されるように
    設けられ当該位置検出スイッチがオフされた後には上記
    充電電荷によって前記スイッチング素子を所定時間だけ
    動作状態に保持するコンデンサとを備えたことを特徴と
    する駆動装置の定位置停止装置。
  2. 【請求項2】 正逆方向の通電切換に応じて移動体を第
    1の位置及び第2の位置間で往復移動させるモータと、
    前記移動体が前記第1の位置及び第2の位置へ移動され
    た各状態でその移動に要するトルクを増大させることに
    より当該移動体を上記各位置に保持するための節度機構
    部とを備えた駆動装置の定位置停止装置において、 前記移動体が前記第1の位置及び第2の位置間で移動さ
    れるのに応じて動作するように設けられ、当該移動体が
    第1の位置にある状態でのみオフするように構成された
    第1の位置検出スイッチ及び移動体が第2の位置にある
    状態でのみオフするように構成された第2の位置検出ス
    イッチと、 前記モータの通電路に介在された常開形のリレースイッ
    チ及びこのリレースイッチをオンさせるための励磁コイ
    ルを備えたリレーと、 前記モータの正方向通電路を前記リレースイッチを介し
    て形成するための第1の操作位置と上記モータの逆方向
    通電路を上記リレースイッチを介して形成するための第
    2の操作位置とに操作可能な操作スイッチと、 この操作スイッチが第1の操作位置へ操作された状態
    で、前記第1の位置検出スイッチを通じて動作するよう
    に設けられその動作に応じて前記励磁コイルに通電して
    前記リレースイッチを通じたモータの正方向通電路を形
    成するスイッチング素子と、 前記操作スイッチが第2の操作位置へ操作された状態
    で、前記第2の位置検出スイッチを介して前記励磁コイ
    ルに通電して前記リレースイッチを通じたモータの逆方
    向通電路を形成する整流素子と、 前記操作スイッチが第1の操作位置へ操作された期間中
    前記第1の位置検出スイッチを介して充電されるように
    設けられ当該位置検出スイッチがオフされた後には上記
    充電電荷によって前記スイッチング素子を所定時間だけ
    動作状態に保持するコンデンサとを備えたことを特徴と
    する駆動装置の定位置停止装置。
  3. 【請求項3】 正逆方向の通電切換に応じて移動体を第
    1の位置及び第2の位置間で往復移動させるモータと、
    前記移動体が前記第1の位置及び第2の位置へ移動され
    た各状態でその移動に要するトルクを増大させることに
    より当該移動体を上記各位置に保持するための節度機構
    部とを備えた駆動装置の定位置停止装置において、 前記移動体が前記第1の位置及び第2の位置間で移動さ
    れるのに応じて動作するように設けられ、当該移動体が
    第1の位置にある状態でのみオフするように構成された
    第1の位置検出スイッチ及び移動体が第2の位置にある
    状態でのみオフするように構成された第2の位置検出ス
    イッチと、 操作スイッチの操作状態で、前記第1の位置検出スイッ
    チ若しくは第2の位置検出スイッチを通じて動作するよ
    うに設けられ、その動作状態で前記モータの正方向通電
    路若しくは逆方向通電路を形成するスイッチング手段
    と、 前記操作スイッチの操作期間中充電されるように設けら
    れ前記第1の位置検出スイッチ若しくは第2の位置検出
    スイッチがオフされた後にはその充電電荷によって前記
    スイッチング手段を所定時間だけ動作状態に保持するコ
    ンデンサとを備えたことを特徴とする駆動装置の定位置
    停止装置。
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