JPH08214832A - フレーバ付与剤の製造方法 - Google Patents

フレーバ付与剤の製造方法

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JPH08214832A
JPH08214832A JP7327519A JP32751995A JPH08214832A JP H08214832 A JPH08214832 A JP H08214832A JP 7327519 A JP7327519 A JP 7327519A JP 32751995 A JP32751995 A JP 32751995A JP H08214832 A JPH08214832 A JP H08214832A
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moromi
yeast
cake
lysate
mixture
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JP7327519A
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Bengt Bengtsson
ベングトソン ベングト
Sunil Kochhar
コックハー スニル
Eric Raetz
ラエツ エリック
Jaak J Sihver
ユリ シバー ヤーク
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酵母溶解物のAMPをIMPに転換したフレ
ーバ付与剤の製造法 【解決手段】 酵母溶解物をモロミまたはモロミ画分と
混合し、混合物を30〜70℃で反応させて溶解物のA
MPをIMPに転換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の主題はフレーバ付与
剤の製造方法である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】酵母
抽出物は例えば、スープ、肉をベースとする食品、ソー
スに対しフレーバ付与剤として広く使用される。これら
の抽出物の鍵となるフレーバ成分は特にグアノシン5′
−モノホスフェート(GMP)およびイノシン5−モノ
ホスフェート(IMP)であり、後者は肉をベースとす
る食品のフレーバ増強に使用される主要な非揮発性化合
物である。IMPはアデノシン5′−モノホスフェート
(AMP)の酸化脱アミノに由来する。この反応はアデ
ノシンモノホスフェートデアミナーゼと呼ばれる酵素に
より触媒され、これは多くの真核または原核微生物、特
にAspergillus 属のある種のかびに見出される。
【0003】JP53018773号明細書は麹培養物
のAspergillus niger から単離したアデノシンモノホス
フェートデアミナーゼにより酵母溶解物のAMPをIM
Pに転換することを記載する。
【0004】JP55120788号明細書はある種の
好塩性微生物、特にTorulopsisまたはCandida にアデノ
シンモノホスフェートデアミナーゼが存在することを記
載する。残念なことに、このデアミナーゼは40℃以上
で熱不安定性および相対的に低い酵素活性を示し、この
ことは特に工業的使用を困難にする。
【0005】さらに、伝統的醤油の製造方法はそれぞれ
Aspergillus および好塩性微生物を含む2段階発酵を有
することは既知である。EP417481号明細書は発
酵醤油の製造方法を記載し、この方法では麹培養物によ
り加熱大豆およびロースト小麦混合物を発酵して麹を調
製し、麹は麹培養物による発酵中産生した酵素により水
性懸濁液で45°〜60℃で3〜8時間加水分解し、モ
ロミは発酵麹懸濁液に食塩を添加して調製し、モロミは
好塩性微生物により発酵させ、圧搾し、圧搾モロミまた
はケーキから液体を回収し、この液体を殺菌し、沈澱を
除去して清澄化する。
【0006】本発明の目的は直接伝統的モロミ、または
モロミ画分を使用して酵母溶解物のAMPをIMPに転
換することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明フレー
バ付与剤の製造方法では、酵母溶解物はモロミまたはモ
ロミ画分と混合し、混合物は30°〜70℃で反応させ
て溶解物のAMPをIMPに転換する。
【0008】実際に、モロミは、たとえ上記のアデノシ
ンモノホスフェートデアミナーゼを産生する好塩微生物
により発酵されないとしても、工業的関心のあるデアミ
ナーゼ活性を有することが意外なことに認められた。
【0009】さらに、モロミのアデノシンモノホスフェ
ートデアミナーゼ活性は麹培養物に由来し、このことは
麹培養物が数週間、または数ヶ月間さえも高塩濃度で好
塩微生物により発酵されるのであるから、相対的に驚く
べきことである。実際に、麹培養物のデアミナーゼはこ
のような発酵條件に有効に耐えることは驚くべきことで
ある。何故なら塩含量は十分にこれを変性しうる量であ
り、発酵は実際にこれを加水分解するのが当然であるか
らである。
【0010】さらに、本方法はアデノシンモノホスフェ
ートデアミナーゼの使用起源がきわめて経済的である利
点を有する。これはモロミが多数の国できわめて大量に
伝統的に製造されるからである。
【0011】別の利点はデアミナーゼを単離する必要が
なく、高塩含量を有するモロミまたはその1つの画分を
直接酵母抽出物に添加でき、それにも拘らず50%以
上、または80%以上もの転換収量を得ることにある。
50%以上の粉末酵母抽出物を含む混合物、すなわち特
に粘稠で、またはペースト状でさえある混合物で、少な
くとも50%の転換量を本発明に従って得ることさえで
きる。これは特に驚くべきことである。
【0012】別の利点はモロミ由来のケーキは一般に廃
棄されることにある。従って、特にその高塩含量のため
汚染問題を生ずる廃棄生成物の価値は高められる。
【0013】さらに、伝統的にモロミ発酵開始時に再導
入されるモロミ抽出液の沈澱は、本発明酵母抽出液にフ
レーバ付与方法の原料として使用できる。アデノシンモ
ノホスフェートデアミナーゼ活性は沈澱に十分に保存さ
れることも驚くべきことである。
【0014】本明細書では、「麹」とはタン白起源およ
び炭水化物起源の混合物、特にマメ科植物または加熱油
糧植物および加熱またはローストした穀類起源の混合
物、例えば大豆または加熱豆および加熱またはロースト
小麦または米の混合物の、麹培養物による発酵生産物を
指す。さらにこの培養物は特に日本および中国において
商品として得ることができるような、特にaspergillus
onyzaeまたはAspengillus soyae 胞子を含む麹胞子の培
養物に由来する。
【0015】同様に、「モロミ」とは油の伝統的製造の
わく組内の、少なくとも1種の麹およびブラインの混合
物を指し、これは数週間または数ヶ月間も、例えばCand
idaVersatilis, Torulopsis etchelsii, Saccharomyces
rouxiiまたはPediococcusLalophilusのようなフレーバ
物質生産微生物である好塩微生物培養物により発酵させ
る。従ってモロミは麹、ブラインおよび例えばEP42
9760号明細書に記載のタン白および/または炭水化
物の豊富な材料の発酵混合物であってもよい。
【0016】最後に、残りの記載で、「デアミナーゼ」
とはアデノシンモノホスフェートデアミナーゼの意味で
使用できる。さらに、%は特記しない場合重量により示
す。
【0017】本発明方法では、従って酵母溶解物のAM
PをIMPに転換することが求められる。そのため、酵
母溶解物として加水分解酵母分散物または例えばSaccha
romyces, Candida, Kluyveromyces, Torula またはZymo
monas 属の酵母から伝統的に調製された粉末酵母抽出物
を選択できる。
【0018】加水分解酵母分散液形態の溶解物は例えば
5〜50%のオーダの乾物含量を有することができ、通
例商品として入手しうる粉末酵母抽出物を水と混合して
調製でき、または新鮮酵母、すなわち生きている酵母の
分散物を加水分解し、原形質分離および/またはオート
リーゼにより、場合によりプロテアーゼを添加増強して
(EP39415号明細書参照)調製することもでき
る。
【0019】さらに、粉末酵母抽出物形態の溶解物は直
接モロミまたはその1つの画分と混合して溶解物のAM
PをIMPに転換することもできる。このような酵母粉
末は例えば酵母抽出物の供給者から得ることができ、ま
たは加水分解酵母分散液を真空下で乾燥して調製するこ
とができる。
【0020】本方法実施に対し特に関心のある溶解物は
好ましくは乾物重量で少なくとも0.5%のAMPを含
む。このような溶解物は直接供給者から得、または別法
でその製造中またはその他の間のヌクレアーゼ、例えば
特に5′−リボヌクレアーゼのようなホスフォジエステ
ラーゼにより溶解物を消化することにより得ることがで
きる。これを行なうために、酵母分散物にこれらの酵素
を含有することが既知の麦芽支根抽出物、または例えば
Penicillium citrinumから得た微生物ホスフォジエステ
ラーゼを添加し、次に全体の混合物を30°〜70℃
で、例えばRNAがそのモノマーに一部または完全に分
解するまでの十分な時間反応させることができる。
【0021】同様に、本発明の実施に特別の関心を有す
る溶解物は例えば乾物重量で20%未満、好ましくは1
0%未満、または5%さえもの塩を含むことができ、こ
れは本方法のデアミナーゼ活性を部分阻害しないように
するためである。こうしてこのような溶解物は直接供給
者から、または別法では例えば塩を除去するために粉末
酵母抽出物を洗浄し、次いで通例方法で乾燥して得るこ
とができる。
【0022】本方法を実施するために、従ってモロミま
たはモロミ画分は酵母溶解物のAMPをIMPに転換す
るために使用される。
【0023】モロミは醤油の製造に既知の任意の伝統的
方法により得ることができる。しかし、モロミ乾物に対
し2重量%以上の麹をこのモロミは含むことができる。
本方法に対し重要なモロミまたはモロミ画分由来のデア
ミナーゼ活性を得るのに2%の麹のみで十分であること
は驚くべきことで注目すべきである。
【0024】さらに、モロミ画分はモロミの任意の固体
および/または液体部分であり、これらは例えば圧搾、
濾過および/または清澄化のような通例の技術的手段に
より分離できる。こうして本方法で使用するモロミ画分
は例えばモロミ由来のケーキ、および/またはモロミ由
来の液体、および/またはこの清澄化液、および/また
はこの液からの沈澱、および/またはケーキからの水性
抽出物であってよい。本方法では精製デアミナーゼを含
有するモロミ画分を得ることは求めないが、例えば上記
のように醤油の伝統的製造中通例分離される画分のみを
使用することは注目すべきである。
【0025】モロミ由来のケーキは実際に塩および炭水
化物およびタン白の発酵残渣を含むモロミの不溶性部分
である。これは例えばプレスまたはフィルタープレスに
よりモロミを圧搾し、または遠心分離して一般に少なく
とも50%の乾物を含むケーキを簡単に得ることができ
る。従ってこのケーキは最終的に直接酵母溶解物に添加
してそこからAMPをIMPに転換することができる。
しかし、酵母に添加前ケーキを小片に粉砕することは好
ましい。
【0026】ケーキに含有されるアデノシンモノホスフ
ェートデアミナーゼはケーキから抽出することもでき、
この抽出物は次に直接酵母溶解物に添加できる。そのた
め、ケーキの水性抽出物は1部のケーキを0.5〜10
倍の水と混合し、次に全混合物を濾過して調製できる。
次に例えば濾液または抽出物は直接酵母溶解物に添加で
き、または添加前蒸発または限外濾過して予め濃縮で
き、または別法では凍結乾燥し、次に添加前水に再懸濁
することができる。従って抽出物は本方法の実施に使用
前濃縮または乾燥形で保存することもできる。
【0027】デアミナーゼの抽出を促進するために、水
/ケーキ混合物にその粘度を低減する酵素を予め添加す
ることも有利である。こうしてこの混合物に酵素製剤、
例えば特に商標Viscozyme(Novo Nordisk, デンマーク)
として市販されるカルボヒドラーゼ混合物を添加し、濾
過前全混合物を1〜5時間攪拌しながら反応させること
ができる。
【0028】同様に、モロミ由来の液体は直接酵母溶解
物に添加することもできる。この液体は一般に40〜6
0%が塩形で、2〜5%は数日後沈澱しうる少なくとも
30%の乾物を含有する。従ってこの液体は1〜7日放
置することが好ましく、その結果圧搾または遠心分離中
廃棄されない不溶解物は沈澱し、濾紙を通して清澄化
し、次に直接酵母溶解物に添加することができる。
【0029】最終的に、モロミ由来の液体からの沈澱は
特に高いデアミナーゼ活性を有する。従って一般に発酵
前モロミに再導入されるこれらの沈澱は直接酵母溶解物
に添加できる。
【0030】本方法を実施するために、例えば1〜30
%のケーキまたは沈澱、10〜50%のモロミ、または
5〜50%のモロミ由来の液体は5〜50%の加水分解
酵母乾物を含む酵母分散物と混合できる。
【0031】同様に、50〜90%の水性ケーキ抽出物
は例えば直接粉末酵母抽出物と混合できる。
【0032】最後に、溶解物/モロミまたは溶解物/モ
ロミ画分を30〜70℃で10分〜6時間反応させ、次
に80〜100℃で10〜30分間加熱して熱失活さ
せ、次に適当な場合、例えば沈澱またはケーキの固体残
渣を含有する場合濾過することができる。肉をベースと
する製品、例えば特にソースおよびスープの調味に完全
に適する酵母フレーバ分散物をこうして得る。
【0033】伝統的方法、例えば真空乾燥または凍結乾
燥により失活分散物を乾燥し、こうして例えば肉をベー
スとする製品に対しフレーバ付与剤として使用すること
もできる酵母粉末を得ることができる。
【0034】本方法により得られる酵母溶解物AMPの
IMPへの転換割合は例えば少なくとも50%、もっと
も多くは少なくとも80%である。
【0035】本発明方法は説明のため示す例で一層詳細
に記載する。%は特記しない場合、重量で示す。これら
の例に先だっていくつかのモロミ画分のアデノシンモノ
ホスフェートデアミナーゼ活性の特性を述べる。
【0036】デアミナーゼ活性の特性 酵母Candida versatilisにより15日間発酵した伝統的
モロミは特許EP429760号明細書例1記載のよう
に調製する。異る点はモロミがモロミ乾物に対し15重
量%の麹を含むことである。次いでモロミは水圧プレス
により圧搾し、ケーキおよび液体を回収する。
【0037】次に酵素抽出物シリーズを上記ケーキから
調製する。そのため、後者は4〜9のpHを有する数個
の緩衝媒体に再懸濁し(10%重量/容量)、これらは
2時間混合し、4℃で30分間20,000gで遠心分
離し、次に上澄を回収する。同様に、上記液体酵素抽出
物の第1シリーズはpH5を有する上記緩衝溶液の1つ
により2〜20倍に稀釈して調製する。
【0038】次にこれらの各抽出物のアデノシノモノホ
スフェートデアミナーゼ活性はE.A.Bruns らが記載の方
法(The analytical Chemistry of nitrogen and its c
ompounds, 51, Wiley-Interscience, New york, 1970)
に従ってネスラー試薬により遊離水酸化アンモニウムを
測定することにより試験する。通例方法では、100m
MのAMP溶液およびケーキの酵素抽出物の1つ(40
0μl/100μl)または液体酵素抽出物の1つ(4
80μl/20μl)を含む混合物を37℃で10分間
インキュベートし、次に反応は500μlの0.5N
2 SO4 溶液を添加して停止させる。次に5mlの蒸
留水および1mlのネスラー試薬を混合物に添加し、4
30nmで光学濃度を測定する。生成水酸化アンモニウ
ム量は硝酸アンモニウムの既知濃度により、同じ條件下
で確定した検量線により計算する。
【0039】デアミナーゼの最適活性はpH5および6
近辺で、温度は約60℃である。これらの2つの値は麹
培養物からのデアミナーゼのものと同一であるが、一方
酵母デアミナーゼのものはpH7および40℃のオーダ
(ヨシノら、Biochemica etBiophysica Acta, 57
,1979,157〜166;JP55120788
号明細書)のもので明らかに異る。従ってこれはモロミ
のデアミナーゼ活性が麹にその起源を有することを示唆
する。
【0040】最後に、ケーキまたは液体のデアミナーゼ
は最高酵素割合Vmax(生成水酸化アンモニウムμM
/分/酵素製剤gで表わす)およびKm(mMで表わ
す)(これは伝統的麹培養物由来のデアミナーゼで認め
られたものにきわめて類似する)を示す。下表1は上記
方法により測定したこのデアミナーゼの生化学性を、上
記モロミの調製に使用した麹培養物からのデアミナーゼ
のものと対比して、また酵母デアミナーゼのものと対比
して示す。
【表1】 従ってこれらのすべての結果はモロミおよびその画分の
デアミナーゼ活性が麹にその起源のあることを明白に示
し、これは実際にモロミ発酵がこの活性を破壊しなかっ
たことを示すもので驚くべきことである。
【0041】
【実施例】
例1〜8 酵母Candida versatilisにより15日間発酵した伝統的
モロミは特許EP429760号明細書の例1記載のよ
うに調製した。異る点はモロミがモロミ乾物重量に対し
15重量%の麹を含み、その乾物42%のうち35%は
塩形である。次にこのモロミ部分は伝統的水圧フィルタ
ープレスにより圧搾する。こうして得たケーキは65%
の乾物を含み、そのうち12%は塩形である。液体は3
0%の乾物を含み、そのうち50%は塩形で、3%は沈
澱しうる。次に液体部分は3日間放置し、次いでフィル
ターを通して清澄化する。こうして得た清澄化液は20
%の乾物を含み、フィルター上の沈澱は50%の乾物を
含む。次に、乾物の2重量%のAMPおよび乾物の約2
0重量%の塩を含有する商品として入手しうる粉末酵母
量(Biospringer EXL 2003, フランス) 、試験により別
の量の水、およびさらに別の量のモロミ、またはケー
キ、または圧搾液、または清澄化液または沈澱を含むい
くつかの混合物を調製する。これを行なうために、粉末
酵母抽出物は最初に水と混合し、モロミまたはその画分
の1つを補充し、次に全混合物は抽出物のAMPがIM
Pに転換することが認められる十分な時間および温度で
攪拌しながら反応させる。次に、脱アミノ後、デアミナ
ーゼは各混合物を95℃で20分間加熱して失活させ、
次に適当な場合、これらがケーキまたは沈澱の残渣を含
むならば濾過する。最後に、各失活混合物は適当な場
合、さらに濾過し、伝統的方法で真空乾燥し、次にその
AMPおよびIMP含量を次のクロマトグラフィ方法に
より測定する。ヌクレオチドの分析は自動注入器WIS
P710B、2個のWaters 510ポンプおよびWaters
680自動勾配調節器を装備したWaters HPLC型の高
性能クロマトグラフィ装置(ミリポア、スイス)により
行なう。ヌクレオチドの分解は室温で、Vydac RP C18型
カラム(P. Bucher,スイス) により行なう。移動相は2
つの溶離液から成る。トリエチルアミンの20mM溶液
(溶媒A)および20mMトリエチルアミンおよび50
%(v/v)アセトニトリルを含有する溶液(溶媒
B)。分析試料および溶離液は0.22μmの多孔性を
有するNylablo 膜(gelman,U.S.) により予め濾過す
る。クロマトグラフィは100%の溶媒Aにより10分
の第1溶離相、次に溶媒Bの割合を15%に増加した4
0分の第2相および最後に100%の溶媒Bによる10
分の第3相により1ml/分の速度で行なう。ヌクレオ
チド含量の測定は254nmで吸収分光測光法により行
なう。吸収ピークの定量は既知量のヌクレオチドを含有
する溶液を対照とする。ピークの同一性は対照ヌクレオ
チドと測定試料とを共一溶離し(いわゆるスパイキング
手法)、HP8452A型分光光度計(Hewlett-Packar
d)により得た異るピークに相当する吸収スペクトルを調
整して確認する。各試料の結果および脱アミノ條件は下
表2に示す。粉末酵母抽出物は当初97%の乾物、2%
のAMPおよび0%のIMPを含有する。
【表2】
【0042】例9〜11 これらの例では、例1〜8に記載のものと同じモロミお
よび同じモロミ画分を使用する。他方では、3%未満の
塩を含む商品として入手しうる粉末酵母抽出物を使用す
る(Biospringer,塩を含まない EXL 2000,フランス)。
次に溶解物AMPまたはIMPの転換を本発明方法に従
って行なう。これを行なうために、水/粉末酵母抽出物
混合物に例に従って圧搾液または清澄化液または沈澱量
を補充する。次に各混合物は例1〜8記載のように処理
する。下表3は各試料の結果および脱アミノ條件を示
す。初めの粉末酵母抽出物は1%のAMPおよび0%の
IMPを含む。
【表3】 上記表から分かるように、塩を含まない酵母抽出物は、
本方法ではAMPのIMPへの転換を妨害せずに酵母粉
末およびモロミ画分の各割合を増加することができる。
【0043】例12〜14 例12および13では、例2および3に記載のケーキに
含まれるデアミナーゼを抽出する。そのため、1部のケ
ーキを5部の水と50℃で混合する。例13の場合、
0.1%のViscosyme(商標) を水/ケーキ混合物に添加
し、50℃で2時間攪拌し、次に濾過して不溶性残渣を
除去する。次に例12および13の2つの濾液は例1〜
8に記載のものと同じ酵母溶解物に添加し、次に各混合
物はこれらの例に記載のように処理する。例14では、
例13の濾液を真空蒸発して80%の水を除去する。次
に、本発明に従ってAMPをIMPに転換するために、
濃縮抽出物は23.4部の水に26.6部の量で稀釈
し、下表に示す條件下で例9〜11に記載の酵母抽出物
と混合し、次に混合物は95℃で20分間加熱し、真空
乾燥して酵母粉末を得、このヌクレオチド含量を測定す
る。下表4は各試料の結果および脱アミノ條件を示す。
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック ラエツ スイス国ローザンヌ,シーエィチ.デ パ ンソン 11 (72)発明者 ヤーク ユリ シバー スイス国グーテンスヴィル,ニーデレッグ ベグ 18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酵母溶解物はモロミまたはモロミ画分と
    混合し、混合物は30°〜70℃で反応させて溶解物の
    AMPをIMPに転換することを特徴とする、フレーバ
    付与剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 酵母溶解物は加水分解酵母分散物または
    粉末酵母抽出物である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 酵母溶解物は乾物の少なくとも0.5重
    量%のAMPを含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 酵母溶解物は乾物の10重量%未満の塩
    を含む、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 モロミ画分はモロミ由来のケーキ、モロ
    ミ由来の液、この清澄化液、この液からの沈澱およびケ
    ーキの水性抽出物により形成される群において単独また
    は組み合せて含まれる、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 水性抽出物を調製するために、0.5〜
    10部の水を1部のケーキと混合し、適当な場合水/ケ
    ーキ混合物の粘度はカルボヒドラーゼにより低減させ、
    濾過し、濾液は回収する、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 1〜30%のケーキまたは沈澱、10〜
    50%のモロミ、またはモロミ由来の5〜50%の液と
    乾物で5〜50重量%の加水分解酵母を含む懸濁物とを
    混合する、請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 50〜90%のケーキまたは沈澱の水性
    抽出物を粉末酵母抽出物と混合する、請求項5記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 混合物は10分〜6時間反応させ、次に
    熱失活させる、請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 失活混合物は乾燥する、請求項9記載
    の方法。
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