JPH08220147A - リアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方法 - Google Patents
リアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方法Info
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- JPH08220147A JPH08220147A JP5348895A JP5348895A JPH08220147A JP H08220147 A JPH08220147 A JP H08220147A JP 5348895 A JP5348895 A JP 5348895A JP 5348895 A JP5348895 A JP 5348895A JP H08220147 A JPH08220147 A JP H08220147A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 title claims abstract description 71
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 abstract description 6
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ
装置において、高速に変化する波形を正確に取り込み可
能な方法を提供すること。 【構成】アナログ入力信号をデジタル波形データに変換
し、該波形データをメモリに取り込むリアルタイム・サ
ンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方
法であって、上記波形デジタイザのサンプリング周波数
の整数(1を含む)倍と僅かに異なる周波数の繰り返し
入力信号を上記デジタイザの入力端に供給し(10
2)、上記入力信号の複数の周期に亘って上記入力信号
をデジタイズし、このデジタイズしたサンプル・データ
を順次上記メモリに取り込んで波形データを生成する
(104)ことを特徴とする。
装置において、高速に変化する波形を正確に取り込み可
能な方法を提供すること。 【構成】アナログ入力信号をデジタル波形データに変換
し、該波形データをメモリに取り込むリアルタイム・サ
ンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方
法であって、上記波形デジタイザのサンプリング周波数
の整数(1を含む)倍と僅かに異なる周波数の繰り返し
入力信号を上記デジタイザの入力端に供給し(10
2)、上記入力信号の複数の周期に亘って上記入力信号
をデジタイズし、このデジタイズしたサンプル・データ
を順次上記メモリに取り込んで波形データを生成する
(104)ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号の波形を実時
間(リアルタイム)動作でデジタイズ(アナログ・デジタ
ル変換)するリアルタイム・サンプリング型波形デジタ
イザ装置において、高速変化波形を正確に取り込む方法
に関する。
間(リアルタイム)動作でデジタイズ(アナログ・デジタ
ル変換)するリアルタイム・サンプリング型波形デジタ
イザ装置において、高速変化波形を正確に取り込む方法
に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】図4は、
代表的なリアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ
装置の構成を示すブロック図である。基準パルス発生器
10は、立ち上がり特性の急峻な基準矩形パルスを発生
する。この基準矩形パルスは、減衰器12及び増幅器1
4を介してデジタイザ16に供給され、波形データに変
換される。増幅器14の出力信号は、トリガ発生回路で
ある比較器18にも供給され、この信号レベルがトリガ
・レベルVtrigを超えた時、トリガ・イベントが発生す
る。このトリガ・イベントに応じてタイム・ベース回路
20は、タイミング動作を制御する。デジタイザ16
は、タイム・ベース回路20から供給されるサンプリン
グ周波数fsに応じてアナログ入力信号をデジタル値に
変換する。デジタイザ16からのデジタル・データは、
順次取込メモリ22に記憶され、取込メモリ22内に波
形データが生成される。このデジタイザ装置は、μP
(マイクロ・プロセッサ)24により制御される。取込
メモリ22内の波形データは、表示制御回路26に転送
され、CRTの如き表示器28のスクリーン上に時間軸
表示される。
代表的なリアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ
装置の構成を示すブロック図である。基準パルス発生器
10は、立ち上がり特性の急峻な基準矩形パルスを発生
する。この基準矩形パルスは、減衰器12及び増幅器1
4を介してデジタイザ16に供給され、波形データに変
換される。増幅器14の出力信号は、トリガ発生回路で
ある比較器18にも供給され、この信号レベルがトリガ
・レベルVtrigを超えた時、トリガ・イベントが発生す
る。このトリガ・イベントに応じてタイム・ベース回路
20は、タイミング動作を制御する。デジタイザ16
は、タイム・ベース回路20から供給されるサンプリン
グ周波数fsに応じてアナログ入力信号をデジタル値に
変換する。デジタイザ16からのデジタル・データは、
順次取込メモリ22に記憶され、取込メモリ22内に波
形データが生成される。このデジタイザ装置は、μP
(マイクロ・プロセッサ)24により制御される。取込
メモリ22内の波形データは、表示制御回路26に転送
され、CRTの如き表示器28のスクリーン上に時間軸
表示される。
【0003】図5は、基準矩形波信号の現実の波形と取
込メモリ22内のサンプル・データ点との関係を表す図
である。図5では、実際の波形を細い線で表し、サンプ
ル・データ点を黒丸ドットで表している。図4の波形デ
ジタイザ装置の最高サンプリング周波数fsを200M
Hzと仮定すると、この最高サンプリング周波数のサン
プリング周期は5ns(ナノ秒)となる。なお、このデ
ジタイザ装置の周波数応答特性を適正に校正するには、
最高周波数帯域が100MHzと仮定した場合、基準矩
形波形に対して表示波形の立ち上がり時間が3.5ns
以下で適正な許容範囲の波形とならなければならない。
この波形デジタイザ装置は、リアルタイム・サンプリン
グ動作を行うので、図5に示すように、最高サンプリン
グ周波数でサンプリングしても、サンプル点の時間間隔
は5nsである。一般に、ナイキストのサンプリング定
理によれば、入力信号の周波数の2倍以上のサンプリン
グ周波数でサンプリングすればデジタイズ(アナログ・
デジタル変換)により波形を正確に再現できることにな
っているが、図5の細い線で示した実際の矩形波形の立
ち上がりの先端部分に示すように、細かいリンギング
(波打つような波形)がある場合には、このリンギング
部分の振動周期は5nsよりずっと短くなっているの
で、このリンギング部分の波形を正確に再現することは
上述のサンプリング定理によれば不可能となる。よっ
て、このままではデジタイザ装置の周波数応答特性を正
確に取り込んで表示することはできない。
込メモリ22内のサンプル・データ点との関係を表す図
である。図5では、実際の波形を細い線で表し、サンプ
ル・データ点を黒丸ドットで表している。図4の波形デ
ジタイザ装置の最高サンプリング周波数fsを200M
Hzと仮定すると、この最高サンプリング周波数のサン
プリング周期は5ns(ナノ秒)となる。なお、このデ
ジタイザ装置の周波数応答特性を適正に校正するには、
最高周波数帯域が100MHzと仮定した場合、基準矩
形波形に対して表示波形の立ち上がり時間が3.5ns
以下で適正な許容範囲の波形とならなければならない。
この波形デジタイザ装置は、リアルタイム・サンプリン
グ動作を行うので、図5に示すように、最高サンプリン
グ周波数でサンプリングしても、サンプル点の時間間隔
は5nsである。一般に、ナイキストのサンプリング定
理によれば、入力信号の周波数の2倍以上のサンプリン
グ周波数でサンプリングすればデジタイズ(アナログ・
デジタル変換)により波形を正確に再現できることにな
っているが、図5の細い線で示した実際の矩形波形の立
ち上がりの先端部分に示すように、細かいリンギング
(波打つような波形)がある場合には、このリンギング
部分の振動周期は5nsよりずっと短くなっているの
で、このリンギング部分の波形を正確に再現することは
上述のサンプリング定理によれば不可能となる。よっ
て、このままではデジタイザ装置の周波数応答特性を正
確に取り込んで表示することはできない。
【0004】このような問題を解決する1つの方法とし
て、等価時間サンプリング動作により波形データを再生
することが考えられるが、別の高性能のデジタル・サン
プリング・オシロスコープ等を使用しなければならず、
コストが嵩む上に極めて面倒であり、リアルタイム・サ
ンプリング型デジタイザ装置において、安価で簡単に高
速変化波形を取り込むことのできることが望まれてい
る。
て、等価時間サンプリング動作により波形データを再生
することが考えられるが、別の高性能のデジタル・サン
プリング・オシロスコープ等を使用しなければならず、
コストが嵩む上に極めて面倒であり、リアルタイム・サ
ンプリング型デジタイザ装置において、安価で簡単に高
速変化波形を取り込むことのできることが望まれてい
る。
【0005】本発明の目的は、リアルタイム・サンプリ
ング型波形デジタイザ装置において、高速変化波形を簡
単にかつ正確に取り込み可能な方法を提供することであ
る。
ング型波形デジタイザ装置において、高速変化波形を簡
単にかつ正確に取り込み可能な方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、アナログ入力信
号をデジタル波形データに変換し、該波形データをメモ
リに取り込むリアルタイム・サンプリング型波形デジタ
イザ装置の高速変化波形取込方法であって、上記波形デ
ジタイザのサンプリング周波数の整数(1を含む)倍と
僅かに異なる周波数の繰り返し入力信号を上記デジタイ
ザの入力端に供給し、上記入力信号の複数の周期に亘っ
て上記入力信号をデジタイズし、このデジタイズしたサ
ンプル・データを順次上記メモリに取り込んで波形デー
タを生成することを特徴とする。
号をデジタル波形データに変換し、該波形データをメモ
リに取り込むリアルタイム・サンプリング型波形デジタ
イザ装置の高速変化波形取込方法であって、上記波形デ
ジタイザのサンプリング周波数の整数(1を含む)倍と
僅かに異なる周波数の繰り返し入力信号を上記デジタイ
ザの入力端に供給し、上記入力信号の複数の周期に亘っ
て上記入力信号をデジタイズし、このデジタイズしたサ
ンプル・データを順次上記メモリに取り込んで波形デー
タを生成することを特徴とする。
【0007】また、上記リアルタイム・サンプリング型
波形デジタイザ装置の上記サンプリング周波数の整数倍
と上記入力信号の周波数との差を制御し、上記メモリに
取り込まれる隣接サンプル・データ間の等価時間間隔を
制御することを特徴とする。
波形デジタイザ装置の上記サンプリング周波数の整数倍
と上記入力信号の周波数との差を制御し、上記メモリに
取り込まれる隣接サンプル・データ間の等価時間間隔を
制御することを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の方法の手順の一実施例を示
した流れ図である。本発明で使用する波形デジタイザ装
置のハードウエアは、図4に示す従来の構成と同一であ
り、何等変更する必要がなくコストはかからない。図4
において、変わるところは、基準パルス発生器10の周
波数のみである。
した流れ図である。本発明で使用する波形デジタイザ装
置のハードウエアは、図4に示す従来の構成と同一であ
り、何等変更する必要がなくコストはかからない。図4
において、変わるところは、基準パルス発生器10の周
波数のみである。
【0009】まず、図1のブロック100において、波
形デジタイザ装置のサンプリング周波数を所定値に設定
する。この所定値のサンプリング周波数は、特に限定す
る必要はないが、トリガ回路及びタイム・ベース回路の
時間精度が高い方が望ましいので、あまり高速でない方
が良い。この実施例では、所定周波数を例えば1MHz
に設定する。通常は、サンプリング定理により、サンプ
リング周波数が1MHzの場合には、その半分の500
KHz未満の周波数の信号しかデジタイズして正確に波
形を再現することはできないことになる。しかし、これ
は通常の1掃引のリアルタイム・サンプリング動作のみ
で波形を取り込む場合の制限である。これに対して、等
価時間サンプリング動作ではサンプリング定理の制限と
は関係なく、複数回の掃引のサンプリング動作により取
り込んだ部分波形データを後で組み合わせることにより
高周波数の波形を正確に再生することが可能である。本
実施例では、リアルタイム・サンプリング型のデジタイ
ザ装置を使用しているにもかかわらず、等価的に等価時
間サンプリング動作に類似の動作を行わせることにより
高速変化波形の正確な波形データを得ることを特徴とし
ている。
形デジタイザ装置のサンプリング周波数を所定値に設定
する。この所定値のサンプリング周波数は、特に限定す
る必要はないが、トリガ回路及びタイム・ベース回路の
時間精度が高い方が望ましいので、あまり高速でない方
が良い。この実施例では、所定周波数を例えば1MHz
に設定する。通常は、サンプリング定理により、サンプ
リング周波数が1MHzの場合には、その半分の500
KHz未満の周波数の信号しかデジタイズして正確に波
形を再現することはできないことになる。しかし、これ
は通常の1掃引のリアルタイム・サンプリング動作のみ
で波形を取り込む場合の制限である。これに対して、等
価時間サンプリング動作ではサンプリング定理の制限と
は関係なく、複数回の掃引のサンプリング動作により取
り込んだ部分波形データを後で組み合わせることにより
高周波数の波形を正確に再生することが可能である。本
実施例では、リアルタイム・サンプリング型のデジタイ
ザ装置を使用しているにもかかわらず、等価的に等価時
間サンプリング動作に類似の動作を行わせることにより
高速変化波形の正確な波形データを得ることを特徴とし
ている。
【0010】図1のブロック102では、サンプリング
周波数fsの整数倍(1を含む)と僅かに異なる周波数の
基準矩形波信号を波形デジタイザ装置の入力端に供給す
る。本実施例では、1MHzのサンプリング周波数に対
して、1.0005MHzの周波数の基準矩形波信号を
基準パルス発生器10からデジタイザ装置に供給する。
一般に、サンプリング周波数fsと入力信号周波数fin
との関係は、整数n(1を含む)及び微小周波数差Δf
を用いて、fin=n×fs+Δfと表される。本実施例
の設定では、n=1、Δf=0.0005MHzとなっ
ている。この結果、デジタイザ装置におけるサンプル点
の時間間隔は1μs(マイクロ秒)であり、基準矩形波
信号の1周期は0.9995μsとなる。この結果、デ
ジタイザ装置は、入力信号の周期である0.9995μ
s毎にトリガ・イベントを発生し、各トリガ・イベント
毎に掃引を開始する。入力信号が正確な繰り返し信号で
あれば、各トリガ・イベントは、繰り返し入力信号波形
の等価時間軸上の一定点で発生し、各トリガ・イベント
毎に掃引される波形は互いに完全に重なり合う。この
時、デジタイザ装置のサンプリング周期は1μsに設定
されているので、入力信号波形の1周期毎に略1個のサ
ンプル点がデジタイズされ、取込メモリに記憶される。
0.9995μs毎に掃引される繰り返し信号波形を1
μs毎にサンプリングするのであるから、等価時間軸上
でサンプル点の位置が順次僅かずつ(1−0.9995
=0.5nsずつ)ずれていく。このように、1μs毎
にサンプリングされるサンプル点は、等価時間軸上で順
次0.5nsずつずれた位置のデータが取込メモリ22
に順次取り込まれていく。これが図1のブロック104
の処理である。
周波数fsの整数倍(1を含む)と僅かに異なる周波数の
基準矩形波信号を波形デジタイザ装置の入力端に供給す
る。本実施例では、1MHzのサンプリング周波数に対
して、1.0005MHzの周波数の基準矩形波信号を
基準パルス発生器10からデジタイザ装置に供給する。
一般に、サンプリング周波数fsと入力信号周波数fin
との関係は、整数n(1を含む)及び微小周波数差Δf
を用いて、fin=n×fs+Δfと表される。本実施例
の設定では、n=1、Δf=0.0005MHzとなっ
ている。この結果、デジタイザ装置におけるサンプル点
の時間間隔は1μs(マイクロ秒)であり、基準矩形波
信号の1周期は0.9995μsとなる。この結果、デ
ジタイザ装置は、入力信号の周期である0.9995μ
s毎にトリガ・イベントを発生し、各トリガ・イベント
毎に掃引を開始する。入力信号が正確な繰り返し信号で
あれば、各トリガ・イベントは、繰り返し入力信号波形
の等価時間軸上の一定点で発生し、各トリガ・イベント
毎に掃引される波形は互いに完全に重なり合う。この
時、デジタイザ装置のサンプリング周期は1μsに設定
されているので、入力信号波形の1周期毎に略1個のサ
ンプル点がデジタイズされ、取込メモリに記憶される。
0.9995μs毎に掃引される繰り返し信号波形を1
μs毎にサンプリングするのであるから、等価時間軸上
でサンプル点の位置が順次僅かずつ(1−0.9995
=0.5nsずつ)ずれていく。このように、1μs毎
にサンプリングされるサンプル点は、等価時間軸上で順
次0.5nsずつずれた位置のデータが取込メモリ22
に順次取り込まれていく。これが図1のブロック104
の処理である。
【0011】この結果、取込メモリ22に蓄積される波
形データは、等価的に0.5nsの周期でリアルタイム
・サンプリングした場合と同等の波形データとなる。
0.5nsの周期でサンプリングすることは、2GHz
のリアルタイム・サンプリング周波数に相当する。図2
は、この場合のサンプル点(黒丸ドット)と実際の波形
(細い線の波形)との関係を示している。図5の場合と
比較して入力信号波形が従来より遥かに正確にサンプリ
ングされていることが明白である。このように、本発明
では、入力信号の周波数とサンプリング周波数の整数倍
とを極めて近似させるだけで、等価的に極めて高いサン
プリング周波数でデジタイズしたのと同等の結果を得る
ことができる。また、上述のように、整数nは、1でな
くても良い。例えば、n=2、Δf=0.0005MH
zに設定し、サンプリング周波数fs=1MHzに対し
て、入力信号周波数fin=2.0005MHzに設定し
ても良い。
形データは、等価的に0.5nsの周期でリアルタイム
・サンプリングした場合と同等の波形データとなる。
0.5nsの周期でサンプリングすることは、2GHz
のリアルタイム・サンプリング周波数に相当する。図2
は、この場合のサンプル点(黒丸ドット)と実際の波形
(細い線の波形)との関係を示している。図5の場合と
比較して入力信号波形が従来より遥かに正確にサンプリ
ングされていることが明白である。このように、本発明
では、入力信号の周波数とサンプリング周波数の整数倍
とを極めて近似させるだけで、等価的に極めて高いサン
プリング周波数でデジタイズしたのと同等の結果を得る
ことができる。また、上述のように、整数nは、1でな
くても良い。例えば、n=2、Δf=0.0005MH
zに設定し、サンプリング周波数fs=1MHzに対し
て、入力信号周波数fin=2.0005MHzに設定し
ても良い。
【0012】上述の動作において、更に高精度に波形を
デジタイズしたい場合には、サンプリング周波数の整数
倍と入力する基準矩形波信号の周波数との差Δfを調整
し(ブロック106)、その周波数差をより小さくすれ
ば良い。すなわち、サンプリング周波数と基準矩形波信
号の周波数との差が小さい程、1周期毎にずれるサンプ
ル点の等価時間間隔が狭くなるので、メモリに蓄積され
る波形データの隣接するサンプル点間の時間間隔が短く
なり、等価的により高いサンプリング周波数でデジタイ
ズしたのと同等の結果が得られる。例えば、1MHzの
サンプリング周波数に対して、基準矩形波信号の周波数
を1.00002MHzに設定した場合を考える。する
と、サンプリング動作の周期は1μsであるのに対し
て、入力される基準矩形波信号の周期は、0.9999
8μsとなるので、入力信号の1周期のサンプリング動
作毎にサンプル点は1−0.99998=0.0000
2μs=0.02ns(ナノ秒)ずつ等価時間軸上で順
次ずれていく。よって、この場合には、等価的に50G
Hzとういう超高周波数のサンプリング周波数でデジタ
イズしたのと等価な波形データを得ることが可能にな
る。この結果を図3に示している。図3では、図5及び
図2と比較するために波形の同一部分を示しているが、
隣接するサンプル点が極めて時間的に接近しているため
に連続した曲線波形となっている。この場合、上述のよ
うに、隣接するサンプル点の時間間隔は、僅かに0.0
2nsである。
デジタイズしたい場合には、サンプリング周波数の整数
倍と入力する基準矩形波信号の周波数との差Δfを調整
し(ブロック106)、その周波数差をより小さくすれ
ば良い。すなわち、サンプリング周波数と基準矩形波信
号の周波数との差が小さい程、1周期毎にずれるサンプ
ル点の等価時間間隔が狭くなるので、メモリに蓄積され
る波形データの隣接するサンプル点間の時間間隔が短く
なり、等価的により高いサンプリング周波数でデジタイ
ズしたのと同等の結果が得られる。例えば、1MHzの
サンプリング周波数に対して、基準矩形波信号の周波数
を1.00002MHzに設定した場合を考える。する
と、サンプリング動作の周期は1μsであるのに対し
て、入力される基準矩形波信号の周期は、0.9999
8μsとなるので、入力信号の1周期のサンプリング動
作毎にサンプル点は1−0.99998=0.0000
2μs=0.02ns(ナノ秒)ずつ等価時間軸上で順
次ずれていく。よって、この場合には、等価的に50G
Hzとういう超高周波数のサンプリング周波数でデジタ
イズしたのと等価な波形データを得ることが可能にな
る。この結果を図3に示している。図3では、図5及び
図2と比較するために波形の同一部分を示しているが、
隣接するサンプル点が極めて時間的に接近しているため
に連続した曲線波形となっている。この場合、上述のよ
うに、隣接するサンプル点の時間間隔は、僅かに0.0
2nsである。
【0013】なお、上述の実施例において、サンプリン
グ周波数の整数倍(n×fs)と入力信号周波数finとの
周波数差Δfは、正であるとして説明したが、負の場合
でも、実現可能である。ただし、Δfが負の場合には、
等価時間軸上で順次デジタイズされるサンプル点の時間
関係が通常とは逆になるので、取込メモリに記憶する
際、又は取込メモリから読み出す際にアドレス順序を逆
にする必要が生じる。よって、一般にはΔfは正に設定
する方が実現が簡単である。
グ周波数の整数倍(n×fs)と入力信号周波数finとの
周波数差Δfは、正であるとして説明したが、負の場合
でも、実現可能である。ただし、Δfが負の場合には、
等価時間軸上で順次デジタイズされるサンプル点の時間
関係が通常とは逆になるので、取込メモリに記憶する
際、又は取込メモリから読み出す際にアドレス順序を逆
にする必要が生じる。よって、一般にはΔfは正に設定
する方が実現が簡単である。
【0014】以上、本発明の好適実施例を説明したが、
本発明は、上述の実施例のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨から逸脱することなく、種々の変形及
び修正を加え得ることは当業者には明らかである。
本発明は、上述の実施例のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨から逸脱することなく、種々の変形及
び修正を加え得ることは当業者には明らかである。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、リアルタイム・サンプ
リング型波形デジタイザ装置にサンプリング周波数の整
数(1を含む)倍と僅かに異なる周波数の入力信号を供
給することにより、擬似的に等価時間サンプリングに類
似したサンプリング動作を実行させることが可能とな
る。また、この結果を表示スクリーン上に表示すれば、
入力波形を極めて正確に表示することが可能である。更
に、入力信号の周波数とサンプリング周波数の整数倍と
の差を小さくするように制御することにより、等価的に
より高いサンプリング周波数でデジタイズしたのと同等
の波形データを得ることが可能である。
リング型波形デジタイザ装置にサンプリング周波数の整
数(1を含む)倍と僅かに異なる周波数の入力信号を供
給することにより、擬似的に等価時間サンプリングに類
似したサンプリング動作を実行させることが可能とな
る。また、この結果を表示スクリーン上に表示すれば、
入力波形を極めて正確に表示することが可能である。更
に、入力信号の周波数とサンプリング周波数の整数倍と
の差を小さくするように制御することにより、等価的に
より高いサンプリング周波数でデジタイズしたのと同等
の波形データを得ることが可能である。
【図1】本発明の一実施例の手順を示す流れ図である。
【図2】本発明による、実際の波形とサンプル点との関
係の一例を示す図である。
係の一例を示す図である。
【図3】本発明による、実際の波形とサンプル点との関
係の別の例を示す図である。
係の別の例を示す図である。
【図4】従来の波形デジタイザ装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】従来のリアルタイム・サンプリング型波形デジ
タイザにおける、実際の波形とサンプル点との関係の一
例を示す図である。
タイザにおける、実際の波形とサンプル点との関係の一
例を示す図である。
10 基準パルス発生器 12 減衰器 14 増幅器 16 デジタイザ 18 トリガ発生回路(比較器) 20 タイム・ベース回路 22 取込メモリ 24 マイクロ・プロセッサ 26 表示制御回路 28 表示器
Claims (2)
- 【請求項1】 アナログ入力信号をデジタル波形データ
に変換し、該波形データをメモリに取り込むリアルタイ
ム・サンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形
取込方法であって、 上記波形デジタイザのサンプリング周波数の整数(1を
含む)倍と僅かに異なる周波数の繰り返し入力信号を上
記デジタイザの入力端に供給し、 上記入力信号の複数の周期に亘って上記入力信号をデジ
タイズし、 このデジタイズしたサンプル・データを順次上記メモリ
に取り込んで波形データを生成することを特徴とするリ
アルタイム・サンプリング型波形デジタイザ装置の高速
変化波形取込方法。 - 【請求項2】 上記リアルタイム・サンプリング型波形
デジタイザ装置の上記サンプリング周波数の整数倍と上
記入力信号の周波数との差を制御し、上記メモリに取り
込まれる隣接サンプル・データ間の等価時間間隔を制御
することを特徴とする請求項1記載のリアルタイム・サ
ンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5348895A JPH08220147A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | リアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5348895A JPH08220147A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | リアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08220147A true JPH08220147A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12944236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5348895A Pending JPH08220147A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | リアルタイム・サンプリング型波形デジタイザ装置の高速変化波形取込方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08220147A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102495251A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-06-13 | 中国铁道科学研究院基础设施检测研究所 | 接触网检测数据的波形绘制方法 |
| CN115236392A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-10-25 | 国网河北省电力有限公司营销服务中心 | 多特征量的电能计量方法、装置、终端及存储介质 |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP5348895A patent/JPH08220147A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102495251A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-06-13 | 中国铁道科学研究院基础设施检测研究所 | 接触网检测数据的波形绘制方法 |
| CN115236392A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-10-25 | 国网河北省电力有限公司营销服务中心 | 多特征量的电能计量方法、装置、终端及存储介质 |
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