JPH08221133A - 移動体の走行制御方法及び走行制御装置 - Google Patents
移動体の走行制御方法及び走行制御装置Info
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- JPH08221133A JPH08221133A JP7021941A JP2194195A JPH08221133A JP H08221133 A JPH08221133 A JP H08221133A JP 7021941 A JP7021941 A JP 7021941A JP 2194195 A JP2194195 A JP 2194195A JP H08221133 A JPH08221133 A JP H08221133A
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- Numerical Control (AREA)
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- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
速度変化とし、移動体にその加速度変化時に加わる衝撃
を小さくする。 【構成】 スタッカクレーンの加速過程及び減速過程に
は、所定の加速度α,減速度βが設定されている。指令
された目標地までの走行距離が、スタッカクレーンを加
速度α、減速度βにて加減速したときに、スタッカクレ
ーンに設定された最高速度Vmax にて所定時間ΔT保持
できる距離L(≧L0 )のときには、最高速度Vmax を
設定し(S6)、その設定速度Vmax から加減速度を変
化させる変曲点速度V1〜V4を算出して設定する(S
7,S8)。また、最高速度Vmaxにて所定時間ΔT保
持できない走行距離L(<L0 )のときには、その走行
距離Lに応じて所定時間ΔT保持し得る最高速度Vmを
マップから引出して設定し(S5)、その設定速度Vm
から変曲点速度V1〜V4を算出して設定するようにな
っている(S7,S8)。
Description
られたスタッカクレーンなどの移動体を走行制御させる
移動体の走行制御方法及び走行制御装置に関するもので
ある。
は、自動倉庫において、スタッカクレーンの走行時の速
度パターンをその移動距離に応じて決定し、その速度パ
ターンに合致するようにスタッカクレーンを走行させる
走行制御方法が開示されている。この走行制御方法で
は、図9に示す速度パターンMが予め設定されている。
ここで、加速過程の走行距離Sa 、減速開始点P1 から
クリープ速度Vc に減速するまでの走行距離Sb 、クリ
ープ速度Vc での走行距離Sc 、ブレーキ開始点P2か
ら停止までの走行距離Sd は、それぞれ図9の斜線部の
面積で表される。これらの総和をSA (=Sa +Sb +
Sc +Sd )(図9の斜線部の総面積)とする。すなわ
ち、距離SA は、設定された最高速度Vmax まで加速す
ることができる最小の走行距離である。また、加速度α
1、減速度β1、β2、クリープ速度Vc 、クリープ速
度Vc での保持時間tc は予め設定された定数であるこ
とから、加速することができる最高速度VM は、その走
行距離Sx に応じて決まり、関数式Sx =f(VM )が
成立する。
現在位置と目標位置との差から求まる走行距離Sx と距
離SA との大小を比較する。そして、Sx ≧SA の場合
にはMの速度パターンを設定し、Sx <SA の場合には
Nの速度パターンを設定する。すなわち、走行距離Sx
が速度Vmax まで加速することができる距離である場合
には、設定最高速度Vmax まで走行し、走行距離Sx が
速度Vmax まで加速することができない距離である場合
には、目標位置にて停止できるように加速過程途中の速
度VM から減速過程に移行するようになっていた。Nの
速度パターンにおける最高速度VM は、Sx =f(VM
)より求められる。
x が比較的短く、Sx ≦SA の場合には、Nの速度パタ
ーンに沿うように、加速度α1で加速されたスタッカク
レーンは最高速度VM に達すると加速過程から直ぐさま
減速過程に移行される。このとき、スタッカクレーンに
は、加速(加速度α1)から減速(減速度β1)への急
激な加速度変化に伴い衝撃が加えられる。その衝撃によ
り走行輪がスリップした場合には、スタッカクレーンの
停止位置精度が劣化するという問題があった。また、そ
の衝撃によりスタッカクレーンが揺れ、その揺れがスタ
ッカクレーンの停止後まで続く場合には、その揺れの静
止を待ってフォークを作動させねばならず、その分だけ
サイクルタイムが長くなるという問題があった。
れたものであって、その目的は移動体の走行距離に拘わ
らず、加速から減速への移行を緩やかな加速度変化とす
ることにより、その加速度変化時に移動体に加わる衝撃
を小さくすることができる移動体の走行制御方法及び走
行制御装置を提供することにある。
め請求項1に記載の発明では、移動体の現在位置と目標
位置との差に基づいて、予め設定された加速度にて加減
速させる速度パターンを、走行距離に拘わらず加速完了
後の速度で少なくとも所定時間維持されるように作成
し、該速度パターンに合致するように該移動体を走行さ
せるようにした。
位置と目標位置との差に基づいて、予め設定された加速
度にて加減速させる速度パターンを、加速完了後の速度
で少なくとも所定時間維持されるように作成する速度パ
ターン作成手段と、前記速度パターン作成手段により作
成された速度パターンに合致するように前記移動体の走
行駆動源を駆動制御する制御手段とを備えた。
ーン作成手段は、前記移動体の現在位置と目標位置との
差で決まる走行距離より、予め設定された設定最高速度
で前記所定時間以上保持し得るか否かを判断する距離判
断手段と、前記距離判断手段により、その走行距離によ
り設定最高速度で所定時間以上保持し得ると判断された
場合には設定最高速度を設定し、その走行距離により設
定最高速度で所定時間以上保持できないと判断された場
合には、所定時間保持し得るその走行距離に見合った最
高速度を設定する最高速度設定手段とを備えた。
加速又は減速される速度変化過程には複数段の加速度が
設定されており、前記速度パターン作成手段は、前記最
高速度決定手段により決定された前記最高速度に対して
所定比の速度となるように、前記速度変化過程における
加速度変化時期を設定する加速度変化時期設定手段を備
えた。
ーン作成手段により作成される速度パターンに、目標位
置に到達する手前で保持されるクリープ速度を設定し
た。
体を予め設定された加速度にて加減速させたとき、その
走行距離に拘わらず加速完了後の速度で少なくとも所定
時間維持されるように、移動体の現在位置と目標位置と
の差に基づいて速度パターンが作成され、移動体は該速
度パターンに合致するように走行する。そのとき、移動
体は加速完了後に一定速度に保持されてから減速を開始
する。従って、加速から減速へ大きな加速度変化を伴わ
ず緩やかに移行される。そのため、移動体に加速度変化
による大きな衝撃が加わらない。
予め設定された加速度にて加減速させたとき、加速完了
後の速度で少なくとも所定時間維持されるように、移動
体の現在位置と目標位置との差に基づいて速度パターン
が速度パターン作成手段により作成され、移動体はその
走行駆動源が制御手段により駆動制御されることによ
り、該速度パターンに合致するように走行する。
後に少なくとも所定時間維持し得る最高速度が最高速度
決定手段により移動体の現在位置と目標位置との差に基
づいて決定され、該最高速度からの減速開始時期が減速
開始時期設定手段により設定される。
現在位置と目標位置との差で決まる走行距離が、予め設
定された設定最高速度で所定時間以上保持し得る距離で
あるか否かを距離判断手段により判断する。そして、距
離判断手段により、その走行距離により設定最高速度で
所定時間以上保持し得ると判断された場合には前記最高
速度として設定最高速度を設定し、その走行距離により
設定最高速度で所定時間以上保持できないと判断された
場合には、その走行距離に見合った所定時間保持し得る
最高速度を設定する。この最高速度の設定は最高速度設
定手段により行われる。従って、設定最高速度で移動体
を走行させると、加速完了後の速度で所定時間保持でき
なくなる走行距離の場合も、加速完了後の速度で所定時
間保持されてから減速が開始される。
加速又は減速される速度変化過程には複数段に加速度が
設定されており、この速度変化過程における加速度変化
時期が、最高速度決定手段により決定された最高速度に
対して所定比の速度となるように加速度変化時期設定手
段により設定される。従って、加速過程や減速過程にお
いて、常に最高速度に対して所定比の速度に達したとき
に加速度が変化される。
は、目標位置に到達する手前で保持されたクリープ速度
から常に制動される。
レーンに具体化した一実施例を図1〜図7に基づいて説
明する。
カクレーン1は台車1aの底部に設けられた複数の走行
ローラ2を介してレール4上に走行可能に載置されてい
る。走行ローラ2は駆動ローラと被動ローラとからな
り、駆動ローラは台車1a上に設けられたモータ5の駆
動軸と作動連結されている。モータ5が正逆転駆動され
ることにより、スタッカクレーン1は両側に立設された
棚6(片側のみ図示)間をレール4に沿って走行するよ
うになっている。棚6には多数の収納部(図示せず)が
マトリクス状に配置されている。台車1aの底部には、
計測輪3がレール4の上面に押圧された状態で転動可能
に設けられている。
に設けられた滑車7には、ウィンチ8aから延びるワイ
ヤ9が掛装され、そのワイヤ9の先端部にキャリッジ1
0が吊下状態に支持されている。ウィンチ8aを駆動す
るモータ8が正逆転駆動されることにより、キャリッジ
10がマスト1bに沿って昇降するようになっている。
キャリッジ10には水平方向(図7の紙面直交方向)に
出退可能なフォーク11が装備され、棚6を構成する所
定の収納部に対してキャリッジ10を対向配置した状態
でフォーク11を出退させることにより、その収納部と
の間で荷の出し入れが行われるようになっている。
左右方向)に沿う各収納部毎にドグ6aが設けられてお
り、台車1aにはドグ6aを検知可能なセンサ12が配
設されている。センサ12が目標停止位置に対応するド
グ6aを検知すると、スタッカクレーン1は制動される
ようになっている。
CTを備えている。制御装置CTにはマイクロコンピュ
ータMCが内蔵されている。図2に示すように、マイク
ロコンピュータMCは、中央処理装置(以下、CPUと
いう)13と、読出し専用メモリ(ROM)よりなるプ
ログラムメモリ14と、読出し書替え用メモリ(RA
M)よりなる作業用メモリ15とを備えている。CPU
13はタイマ16及びカウンタ17に接続されており、
プログラムメモリ14に記憶されたプログラムデータに
基づいて動作する。
接続されている。入出力インタフェース18に接続され
たモータ駆動回路19,20にはインバータ21,22
を介して各モータ5,8がそれぞれ接続されている。各
モータ5,8は誘導モータであり、インバータ21,2
2の出力周波数に基づき速度制御される。入出力インタ
フェース18に接続された励消磁回路23には、モータ
5の駆動軸に配備された電磁ブレーキ24が接続され、
CPU13からの励磁信号に基づき作動されてモータ5
の駆動軸を機械的に制動する。
サ12及びエンコーダ25が接続されている。エンコー
ダ25は計測輪3に接続されており、計測輪3の回転量
に比例したパルス数を有するパルス信号を出力する。C
PU13はエンコーダ25から入力したパルス信号のパ
ルス数をカウンタ17に計数させる。カウンタ17に
は、スタッカクレーン1がホームポジションに配置され
た位置を基準(例えば計数値「0」)とする計数値(パ
ルス値)が計数され、カウンタ17のパルス値からスタ
ッカクレーン1の位置が認知されるようになっている。
また、CPU13は単位時間当たりにエンコーダ25か
ら入力される信号のパルス数によりスタッカクレーン1
の走行速度を演算する。CPU13はセンサ12から目
標停止位置のドグ6aを検知した検知信号を入力する
と、励消磁回路23に励磁信号を出力し、電磁ブレーキ
24を作動させるようになっている。
ける各停止位置のパルス値が記憶されており、カウンタ
17から読込んだ現在位置(パルス値)と、作業用メモ
リ15から読出した目標位置(パルス値)との差から走
行距離Lが算出される。
を走行させるための図3に示す速度パターンが予め記憶
されている。図3に示すように、速度パターンは、加速
過程、定速過程および減速過程からなる。加速過程では
3段階の加速度α1 ,α2 ,α3 が設定され、減速過程
では3段階の減速度β1 ,β2 ,β3 が設定されてい
る。また、定速過程での速度Vmが最高速度となる。
変化する変曲点速度V1 ,V2 、減速度β1 ,β2 ,β
3 が変化する変曲点速度V3 ,V4 は、それぞれ最高速
度Vmに対する比率(所定%)で設定されている。すな
わち、 V1 =a1 ・Vm … (1) V2 =a2 ・Vm … (2) V3 =a3 ・Vm … (3) V4 =a4 ・Vm … (4) ここで、a1 ,a2 ,a3 ,a4 は、0<ak <1;
(k=1〜4)を満たす定数である。
,…,t7 にて区分された各速度領域における走行距
離L1 ,L2 ,…,L7 は、図3の各速度領域の面積で
表され、それぞれ以下のように示される。
時間であり、一定時間が設定されている。全走行距離L
は、 (5)〜 (11) 式から次のようになる。
a2 2 )/α3+(1−a3 2 )/β1 +(a3 2 −a4
2 )/β2+a4 2 /β3 }Vm2 +ΔT・Vm =F(Vm) よって、走行距離Lは最高速度Vmの関数となり、L=
F(Vm)とおける。
x が設定されている。最高速度Vmax で所定時間ΔT保
持できる最小の走行距離L0 は、L0 =L(Vmax )で
ある。これを基準距離L0 とおく。本実施例では、加速
完了後の速度で少なくとも所定時間ΔT以上保持される
ように、その走行距離Lx に応じて最高速度Vmが決定
される。すなわち、走行距離Lx と基準距離L0 とを比
較し、Lx ≧L0 である場合には最高速度Vmax を、L
x <L0 である場合には、Lx =F(VM )を満たす速
度VM を、それぞれ最高速度Vmとして設定するように
なっている。
うに走行距離Lx と最高速度VM との関係を示すマップ
データMD1 が記憶されている。マップデータMD1 は、関
数式Lx =F(VM )を用いて作成されたものであり、
走行距離Lx がLx <L0 を満たす条件下における走行
距離Lx と最高速度Vmとの対応関係が、速度Vm
「0.1m/sec.」刻みで設定されている。
目標位置までの距離SD (以下、減速開始距離という)
で示されている。減速開始距離SD は、時刻t4 〜t7
までの走行距離であり、(9) 〜 (11) 式から次のように
なる。
+ΔT・Vm =G(Vm) この関数式SD =G(Vm)を用いて、最高速度Vmと
減速開始距離SD との関係が、図5に示すマップデータ
MD2 としてプログラムメモリ14に記憶されている。こ
れも速度Vm「0.1m/sec.」刻みに設定されてい
る。CPU13は定速過程で目標位置までの残りの走行
距離LR を演算し、その残り距離LR が減速開始距離S
D に一致した(正確にはLR ≦SD を満たす)時に、減
速指令信号を出力して減速を開始させるようになってい
る。
ッカクレーン1の走行制御について説明する。CPU1
3は、ステップS1でクレーン制御盤(図示せず)から
走行指令信号を入力すると、ステップS2で走行指令信
号より目標位置データPg を取得し、ステップS3で現
在位置P0 と目標位置PG との差をとって走行距離Lx
(=|P0 −PG |)を算出する。ステップS4では、
走行距離Lx が最高速度Vmax を出せる基準距離L0 以
上であるか否かを判断する。すなわち、Lx ≧L0 を満
たすか否かを判断する。
行距離LA が基準距離L0 より短い場合(LA <L0
)、CPU13はステップS5に進み、図4のマップ
データMD1 からその走行距離LA に応じた最高速度VA
を引出して設定する。そして、ステップS7で最高速度
VA から (1),(2) 式を用いて加速時の変曲点速度VA
1,VA2を算出し、ステップS8で最高速度VA から
(3),(4) 式を用いて減速時の変曲点速度VA3,VA4を
算出する。算出した値VA1,VA2,VA3,VA4は各変曲
点速度として設定される。
A1,VA2,VA3,VA4が決まると、CPU13は、ステ
ップS9で、走行開始指令信号を出力するとともに、ス
タッカクレーン1の速度軌跡が設定値VA1,VA2,VA
3,VA4通りの各変曲点速度にて加速度変化するように
インバータ21を介してモータ5を速度制御する。
9に対してまず加速度α1、速度VA1の指令を出力し、
スタッカクレーン1がその停止位置から加速度α1で加
速される。走行速度Vが速度VA1に達すると加速度α
2、速度VA2を出力指令し、さらに走行速度Vが速度V
A2に達すると加速度α3、速度VA を出力指令する。走
行速度Vが速度VA に達すると、スタッカクレーン1は
その速度VA に保持される。こうして定速過程に入る
と、CPU13は図5のマップデータMD2 を用いてその
ときの速度VA から減速開始距離SA を求める。定速過
程では、CPU13はその時々の目標位置A1までの残
り距離LRAを逐次演算し、その残り距離LRAが減速開始
距離SA に一致(正確にはLRA≦SA )すると(点PA
)、モータ駆動回路19に対して加速度β1、速度VA
3の指令を出力し、スタッカクレーン1の減速が開始さ
れる。走行速度Vが速度VA3に達すると加速度β2、速
度VA4を出力指令し、さらに走行速度Vが速度VA4に達
すると加速度β3、速度0を出力指令する。そして、セ
ンサ12から入力される目標位置A1のドグ6aを検知
した検知信号に基づき電磁ブレーキ24を作動させてス
タッカクレーン1を目標位置A1にて停止させる。こう
してスタッカクレーン1は図6に示す速度パターンAに
沿って走行制御される。
ーン1が常に定速過程の最高速度VM にて所定時間ΔT
だけ保持されるように変曲点速度V1〜V4が設定され
る。よって走行距離LB (≠LA かつ<L0 )の場合に
も、図4のマップデータMD1から求まる速度VB まで、
その速度VB から求めた変曲点速度VB1,VB2にて加速
度変化するように加速される。そして、その速度VB で
所定時間ΔT保持された後、残り距離LRBがその速度V
B からマップデータMD2 にて求まる減速開始距離SB に
一致すると(点PB )、その速度VB での変曲点速度V
B3,VB4にて減速度変化するように減速される。スタッ
カクレーン1は、最高速度VB にて所定時間ΔTだけ保
持されるように図6に示す速度パターンBに沿って速度
制御される。このように走行距離Lx <L0 のときに
は、加速度α3にて最高速度VM に到達後、一定速度す
なわち加速度「0」の状態で所定時間ΔTだけ保持され
た後に減速度β1での減速が開始される。つまり、Lx
<L0 では、最高速度VM での保持時間ΔTが等しく、
加速過程及び減速過程での速度パターン形状が相似とな
る。
を満たす場合には、ステップS4における判断によりC
PU13はステップS6に進み、最高速度「Vmax 」を
設定する。そして、この最高速度Vmax から (1)〜(4)
式を用いて変曲点速度V1 ,V2 ,V3 ,V4 を算出す
るとともにその算出値を設定する(S7,S8)。スタ
ッカクレーン1は最高速度が「Vmax 」となるように各
変曲点速度V1 ,V2,V3 ,V4 及び減速開始点PC
にて加速度制御される(S9)。例えばLx =L0 のと
きには、図6の速度パターンCを描くように速度制御さ
れ、最高速度Vmax で所定時間ΔTだけ保持される。ま
た、L>L0 のときには、図6の速度パターンCにおい
て、最高速度Vmax での保持時間TがT>ΔTとなる。
タッカクレーン1は所定加速度で加速されて最高速度V
mに到達後、一定速度すなわち加速度「0」の状態で少
なくとも所定時間ΔT保持されてから所定減速度で減速
が開始される。そのため、加速から減速へ移行するとき
の加速度変化が緩やかとなり、その加速度変化時にスタ
ッカクレーン1に加わる衝撃を小さくすることができ
る。よって、加速度変化時の衝撃に起因する走行ローラ
3のスリップを回避して、スタッカクレーン1を目標位
置に位置精度良く停止させることができる。また、加速
度変化時の衝撃が小さいので、その衝撃によるスタッカ
クレーン1の揺れは小さく、停止後直ちにもしくは停止
後にフォーク11が作動されるまでにスタッカクレーン
1を静止状態とすることができる。そのため、従来のよ
うにスタッカクレーンの静止を待ってフォークを作動さ
せる必要がないので、スタッカクレーン1のサイクルタ
イムを短くすることができる。
ッカクレーン1を所定時間ΔT保持できない場合には、
所定時間ΔT保持できるようにその走行距離Lに応じた
最高速度Vmが設定されるので、スタッカクレーン1を
走行距離Lに応じたできるだけ高速度で走行させること
により、短い移動時間を実現することができる。
度の変化は、最高速度に対して所定比の速度に達したと
きに段階的に行われ、速度パターンが速度変化過程にお
いて走行距離に拘わらずほぼ相似をなすので、スタッカ
クレーン1をスムーズに加速変化させ、安定走行を実現
させることができる。また、走行距離Lに応じた最高速
度VM を、作業用メモリ15に記憶したマップデータMD
1 から引出すようにしたので、所望する最高速度VM を
直ちに求めることができる。そして、演算処理が不要な
分だけ、CPU13の処理負担を軽減させることができ
る。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)図8に示す速度パターンのように、目標位置に到
達する手前で保持されるクリープ速度Vc を設定しても
よい。スタッカクレーン1は常にクリープ速度Vc から
制動されるので、目標位置に位置精度良く停止させるこ
とができる。
モリ15などの記憶媒体に記憶させておき、この式を用
いて走行速度Lに応じた最高速度VM を算出してもよ
い。 (3)加速過程及び減速過程における速度パターンの形
状は特に限定されない。各過程において加速度や減速度
が一定であってもよい。
れない。急激な加速度変化を回避する必要があるその他
の移動体に本発明を適用することができる。例えばキャ
リッジ10の昇降制御に本発明を適用してもよい。この
構成によれば、キャリッジ10の滑らかな速度変化が実
現され、載置された荷に衝撃を与えずに済む。
ーン1の始動前に最高速度Vmから予め算出しておいて
もよい。 (6)減速開始時期を最高速度Vmに達した後、タイマ
16が所定時間(≧ΔT)を計時した時に設定してもよ
い。
に記載されていない発明を、その効果とともに以下に記
載する。 (イ)請求項3〜請求項5において、前記最高速度設定
手段は所定時間保持し得る最高速度が走行距離毎に設定
されたマップを記憶する記憶手段を備え、該記憶手段に
記憶したマップを用いてその走行距離に見合った最高速
度を求めるようにした。直ちに所望する最高速度を求め
ることができる。また、演算処理を不要とすることもで
きる。
移動体は自動倉庫に装備されたスタッカクレーンであ
る。スリップや大きな揺れの防止によりスタッカクレー
ンを目標位置に精度良く停止させることができ、サイク
ルタイムも短縮できる。
2に記載の発明によれば、移動体はその走行距離に拘わ
らず、少なくとも加速完了後の速度で所定時間保持され
てから減速されるので、加速から減速への移行が緩やか
な加速度変化となり、移動体に加速度変化時に加わる衝
撃を小さくすることができる。
定最高速度で移動体を走行させると、加速完了後の速度
で所定時間保持できなくなる走行距離の場合には、その
最高速度が加速完了後の速度で所定時間保持し得るよう
に設定されるので、移動体を高速度で走行させ、その移
動時間を比較的短くすることができる。
速過程や減速過程において、最高速度に対して所定比の
速度に達したときに段階的に加速度が変化するように速
度パターンが設定され、速度パターンが加速過程や減速
過程でその走行距離に拘わらずほぼ相似をなすので、移
動体の安定走行を実現することができる。
動体は、常にクリープ速度から制動されて停止するの
で、目標位置に精度良く停止させることができる。
チャート。
データ図。
ップデータ図。
としてのモータ、8…走行駆動源としてのモータ、13
…速度パターン作成手段、距離判断手段、最高速度設定
手段及び加速度変化時期設定手段としてのCPU、2
1,22…制御手段を構成するインバータ、CT…制御
手段を構成する制御装置、Vm…最高速度、Vmax …設
定最高速度、ΔT…所定時間、Lx …走行距離、α1〜
α3,β1〜β3…加速度、V1〜V4…加速度変化時
期としての変曲点速度、Vc …クリープ速度。
Claims (5)
- 【請求項1】 移動体の現在位置と目標位置との差に基
づいて、予め設定された加速度にて加減速させる速度パ
ターンを、走行距離に拘わらず加速完了後の速度で少な
くとも所定時間維持されるように作成し、該速度パター
ンに合致するように該移動体を走行させる移動体の速度
制御方法。 - 【請求項2】 移動体の現在位置と目標位置との差に基
づいて、予め設定された加速度にて加減速させる速度パ
ターンを、加速完了後の速度で少なくとも所定時間維持
されるように作成する速度パターン作成手段と、前記速
度パターン作成手段により作成された速度パターンに合
致するように前記移動体の走行駆動源を駆動制御する制
御手段とを備えた移動体の走行制御装置。 - 【請求項3】 前記速度パターン作成手段は、前記移動
体の現在位置と目標位置との差で決まる走行距離より、
予め設定された設定最高速度で前記所定時間以上保持し
得るか否かを判断する距離判断手段と、 前記距離判断手段により、その走行距離により設定最高
速度で所定時間以上保持し得ると判断された場合には設
定最高速度を設定し、その走行距離により設定最高速度
で所定時間以上保持できないと判断された場合には、所
定時間保持し得るその走行距離に見合った最高速度を設
定する最高速度設定手段とを備えた請求項2に記載の移
動体の走行制御装置。 - 【請求項4】 前記移動体が加速又は減速される速度変
化過程には複数段の加速度が設定されており、前記速度
パターン作成手段は、前記最高速度設定手段により設定
された前記最高速度に対して所定比の速度となるよう
に、前記速度変化過程における加速度変化時期を設定す
る加速度変化時期設定手段を備えた請求項3に記載の移
動体の走行制御装置。 - 【請求項5】 前記速度パターン設定手段により設定さ
れる速度パターンには、目標位置に到達する手前で保持
されるクリープ速度が設定された請求項2〜請求項4に
記載の移動体の走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02194195A JP3677800B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 移動体の走行制御方法及び走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02194195A JP3677800B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 移動体の走行制御方法及び走行制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH08221133A true JPH08221133A (ja) | 1996-08-30 |
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