JPH08226291A - 電動ブラインドの降下高さ設定装置 - Google Patents

電動ブラインドの降下高さ設定装置

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JPH08226291A
JPH08226291A JP7328858A JP32885895A JPH08226291A JP H08226291 A JPH08226291 A JP H08226291A JP 7328858 A JP7328858 A JP 7328858A JP 32885895 A JP32885895 A JP 32885895A JP H08226291 A JPH08226291 A JP H08226291A
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  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電動ブラインドは窓枠への取付調節に
多大の時間、多大の労力を要するという欠点があった。 【解決手段】 指令手段からの下降指令に応じて、電動
機4を回転させてドラム39により紐状部材10を巻戻
ししてブラインドを降下させ、判断手段によって計数値
が下限位置設定手段によって設定記憶された値と一致し
たことが判別されたことに応じて、前記電動機4を停止
させる制御手段3とを含んでなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電動ブラインドの
降下高さ設定装置に関し、特に、ブラインドの降下位置
を容易に指定したり解除したりすることができる電動ブ
ラインドの降下高さ設定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から提案されている電動ブラインド
の降下高さの設定装置は、昇降シャフトの回転とカムな
どを応用した減速機構で構成されている。すなわち、昇
降シャフトの回転数を減速させて、カムなどに連動させ
たマイクロスイッチなどの接点を開閉して電動機を停止
させている。そして、降下高さを変える場合は、減速機
構内のマイクロスイッチをオン、オフするカムのねじ付
きボルトを調整し、これにより電動機を早く停止させた
り、遅く停止させたりして結果的に電動機の通電時間を
制御して降下高さを調節していた。換言すればカムの位
置の変化により、電動機の通電時間を変えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電動ブラインドによる降下高さの設定方法で
は、カムの位置を調整するということにより、降下高さ
を制定する場合は、必ず電動ブラインドを窓枠に設置し
てブラインドを降下させ、その窓枠の降下高さに応じて
ブラインドに取付け、現場にて電動ブラインドを動作さ
せながら、カットアンドドライ方式で調整する必要があ
った。このために、窓枠への取付調節に多大の時間、多
大の労力を要するという欠点があった。また、長時間の
使用や経時変化によって、カムの摩擦状態や位置が変化
し、降下高さが変化し、その都度人手によって降下高さ
を調整する必要があり、しかもカムやギヤまたはねじ付
けボルトの組合わせ機構が煩雑であって、コスト的にも
高価になるという欠点があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、調
整作業を不要にし得て、設定された位置にブラインドを
降下させることのできるような電動ブラインドの降下高
さ設定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の上記目的は、
電動ブラインドの降下位置高さ設定をコントローラのよ
うな指令手段に設け、コントローラのような指令手段か
ら降下位置高さの設定を行なうことによって達成でき
る。
【0006】すなわちこの発明に係る電動ブラインドの
降下高さ設定装置は、電動機の回転に応じてブラインド
の昇降を行なう電動ブラインドであって、前記ブライン
ドの上昇または下降若しくは停止を指令するための指令
手段と、紐状部材によって連結される複数の羽根と、前
記電動機および前記電動機の回転に応じて回転して、前
記紐状部材を巻取りまたは巻戻しして前記ブラインドを
昇降させるためのドラムを収容するヘッドボックスと、
前記ヘッドボックスと前記指令手段とを接続するための
接続手段とを含むものにおいて、前記指令手段に設けら
れ、前記指令手段の停止と降下等の同時操作によって前
記ブラインドの降下する下限位置を任意の位置に設定す
るために前記下限位置を設定するための下限位置設定手
段と、前記接続手段内に設けられ、前記指令手段と前記
ヘッドボックスとの間で前記設定された下限位置に関す
る信号の送受を行なうための結合手段と、前記ヘッドボ
ックス内に設けられ、前記ドラムの回転に応じてパルス
信号を発生するパルス信号発生手段と、前記指令手段か
らの上昇または下降の指令による前記パルス信号発生手
段から発生するパルス信号を計数し、前記下限位置設定
手段によって設定された任意の位置のパルス計数値を書
換可能に記憶する記憶手段と、前記パルス信号発生手段
から発生されたパルス信号を計数し、その計数値が前記
下限位置設定手段によって設定された値と一致したか否
かを判別する判別手段と、前記指令手段からの下降指令
に応じて、前記電動機を回転させて前記ドラムにより前
記紐状部材を巻戻しして前記ブラインドを降下させ、前
記判断手段によって前記計数値が前記下限位置設定手段
によって設定記憶された値と一致したことが判別された
ことに応じて、前記電動機を停止させる制御手段とから
構成される。
【0007】この発明に係る電動ブラインドの降下高さ
設定装置は、降下高さの設定を指令手段から行ない、ブ
ラインドを降下させたときにドラムの回転に応じて発生
されるパルス信号を計数し、ブラインドの降下高さに対
応する計数値が、予め設定された下限位置と一致してい
ればブラインドの降下を停止させるようにしたので、複
雑な調整作業を不要にし得て、任意の窓枠に対応してブ
ラインドの降下位置を指令手段から設定できる。
【0008】
【発明の実施の形態】従来の問題点を解決するための手
段としては、たとえばブラインドの昇降装置を収容する
ためのヘッドボックスと、ブラインドの上昇または加工
を指令するための指令手段と、ヘッドボックスの下方に
設けられ、紐状部材によって連結される複数の羽根とか
らなる電動ブラインドにおいて、ヘッドボックス内に設
けられ、電動機の回転に応じて回転し、紐状部材を巻取
りまたは巻戻ししてブラインドを昇降させるためのドラ
ムと、ドラムの回転に応じてパルス信号を発生するパル
ス信号発生手段と、ブラインドの降下する下限位置を任
意の値に設定可能なディップスイッチを用いた下限位置
設定手段と、発生されたパルス信号を計数し、その計数
値が下限位置設定手段によって設定された値と一致した
か否かを判別する判別手段と、下降指令に応じて電動機
を回転させてドラムにより紐状部材を巻戻ししてブライ
ンドを降下させ、計数値が下限位置設定手段によって設
定された値と一致したことが判別されたことに応じて電
動機を停止させる制御手段から構成することが考えられ
る。
【0009】しかし上記のような電動ブラインドの下限
位置設定手段では、ヘッドボックス内に内蔵された制御
部に下限設定スイッチを設け、このスイッチの組合わせ
によってブラインドの降下する最下限を設定する。この
設定は設置する窓の高さの合わせて工場にてスイッチの
組合わせを適宜選択し、窓への高さに合わせる。しかし
窓の高さの設定ミスやブラインドの下限設定スイッチの
設定ミス等があると、窓へ取付けた後に窓枠の下部にブ
ラインドが降りきらず隙間ができたり、また窓枠の下部
にブラインドが当たり、ブラインド全体が緩む等の不具
合が起こる。これを改めるためには下限設定スイッチの
設定を変更し、その設置された窓の高さに位置させるよ
う取付現場で設定し直す必要がある。
【0010】しかしながら、下限設定スイッチはヘッド
ボックス内の制御部に設けてある。したがってその下限
設定スイッチの設定し直し作業はヘッドボックスが窓等
の上部にあるため、その作業性は非常に悪く、事務所、
会議室等数多くのブラインドを設置する現場では著しく
作業能率を低下させる。またブラインドの設置後、窓枠
の下部に鉢植え等その他の置物などを追いた場合、ブラ
インドを降下させるときにこれらにブラインドの下部が
当たらないようにするには、降下させるごとにブライン
ドの降下状態を見ながらブラインドの降下を停止するか
または上述のごとく、下限設定スイッチの設定し直しを
行なう必要がある。しかしこの設定し直しは一般的には
ブラインドを設置した工事会社に依頼する必要がある。
【0011】以上の問題点をまとめると、上記の電動ブ
ラインドの降下位置設定装置は次のような問題点を有し
ている。
【0012】(i)ブラインドを窓等に設置した後に
は、ヘッドボックス内の制御部に設けた下限設定スイッ
チの変更は、施工上の作業能率が著しく悪くまた容易に
変更できない。
【0013】(ii)下限設定の範囲をより細かくする
には下限スイッチの組合わせを多くする必要があり、下
限スイッチの数が多くなりコストアップとなる。また設
定操作が煩雑となる。
【0014】そこでこの発明では電動ブラインドの降下
位置高さの設定を下記のように行なうようにして上記問
題点を解消した。
【0015】まず、図2および図3を参照して、この発
明の一実施形態を外観的構成について説明する。図2を
参照して従来の電動ブラインドは、スラット13と、ス
ラット13を上下駆動するための装置が収容されたヘッ
ドボックス15と、スラット13の上下をコントロール
するためのコントローラ2と、コントローラとヘッドボ
ックスとを接続する接続コード20とを含む。ヘッドボ
ックス15はラダーコード11を巻上げ巻下げすること
によりスラット13を上下させるための昇降ユニット
6、7,8と、昇降ユニットを回転させるためのギヤー
ドモータ4と、モータの回転を制御する制御部3と、モ
ータからの回転力を各昇降ユニットに伝達するための昇
降シャフト12とを含む。
【0016】コントローラ2はスラット13を上昇させ
るための上昇スイッチ21、スラットの動きを停止させ
るための停止スイッチ22、スラット13を降下させる
ための降下スイッチ23、スラットを開けるための開ス
イッチ24、スラットを閉じるための閉スイッチ25と
を含む。電源コード1とコントローラ2は制御部3に接
続される。制御部3にはマイクロコンピュータや電源部
などが内蔵される。制御部3には電動機と減速ギヤとに
よって構成されたギヤードモータ4が接続される。ギヤ
ードモータ4の回転軸はカップリング5を介して昇降シ
ャフト12に連結されている。昇降シャフト12には、
昇降ユニット6、7および8が連結されている。これら
の昇降ユニット6、7および8に内蔵されているセンサ
や障害スイッチ(図示せず)や上限スイッチ16は配線
材9によって制御部3に接続されている。なお、配線材
9には、ギヤードモータ4への配線やコントローラ2へ
の接続コード20も含まれる。昇降ユニット6および8
は巻取ドラム37とラダードラム39とを含み、昇降ユ
ニット7はラダードラム39のみを含む。
【0017】巻取ドラム37にはリフティングテープ1
0(これは紐状のものであってもよい)の一端が固定さ
れてされている。リフティングテープ10の他端は複数
のスラット13の孔13aを貫通し、ボトムレール14
に固定されている。そして、巻取ドラム37は昇降シャ
フト12の回転に伴ってリフティングテープ10を巻上
げまたは巻戻しして、スラット13およびボトムレール
14を昇降させる。また、ラダードラム39には、ラダ
ーコード11の一端が固定され、ラダーコード11の他
端はボトムレール14に固定されている。
【0018】このラダーコード11はスラット13のた
とえば50mm,25mmまたは15mmの幅に相当す
る間隔を隔てて2本11a、11b1組となって構成さ
れており、この2本のラダーコード11a、11bはス
ラット13のピッチpに相当する間隔で、たとえば梯子
状に横紐11cで結ばれている。スラット13はラダー
コード11a、11bと横方向のコード11cで構成さ
れる梯子状の空間の中に挿入されて保持されている。そ
して、ラダードラム39は昇降シャフト12の回転に伴
って回動し、スラットの開き具合を制御する。なお、ボ
トムレール14はブラインドを降下させるときの重りや
降下後に風などによってブラインドが揺れるのを防ぐ重
りとしての機能を果たす。
【0019】制御部3とギヤードモータ4と昇降ユニッ
ト6、7および8は外箱を構成するヘッドボックス15
によって覆われている。このヘッドボックス15の下部
には、上限スイッチ16が設けられており、この上限ス
イッチ16はブラインドを巻上げたときに、スラット1
3によっ押圧されて動作し、上限位置の検出を行なう。
なお、上限スイッチ16は光センサなどの電子スイッチ
によって構成してもよい。
【0020】図4はこの発明の一実施形態の概略ブロッ
ク図である。次に、図4を参照して、この発明の一実施
形態の電気的構成について説明する。電源トランス31
には、電源コード1を介して交流電源が入力される。電
源トランス31は入力された交流電源を降圧させて低電
圧を安定化電源部32に与え、制御部3およびギヤード
モーダ4に必要な電源を作り出している。マイクロコン
ピュータ(以下、MPUと称する)34には、モータ駆
動回路33が接続され、MPU34からの指令に応じ
て、ギヤードモータ4を正転、反転またはブレーキモー
ドで制御する。
【0021】ここで、ブレーキモードとは、モータ駆動
回路33を介してギヤードモータ4の入力端子を短絡す
ることであり、このようにギヤードモータ4の入力端子
間を短絡することによって、ギヤードモータ4にブレー
キをかけることができる。すなわちたとえば、ブライン
ドの降下による慣性やブラインドを人為的に下降する方
向に強く引張った場合などのように、機械的にギヤード
モータ4に回転力を加えると、ギヤードモータ4が直流
発電機の原理となる逆起電力を生じる。そこで、入力端
子間を短絡することにより、この回転を阻止する方向、
すなわち逆回転させる電流が流れて、ギヤードモータ4
が停止することになる。MPU34には、電圧検知回路
35が接続される。この電圧検知回路35は制御部3に
供給する電源Vccの電圧を検知するものである。すな
わち、電圧検知回路35は電源コード1から供給される
電圧を、トランス31を介して低電圧側で監視してい
る。
【0022】このMPU34は後に説明する電動ブライ
ンドの降下位置設定のためのRAMA、RAMBを含
む。RAMAは、後に説明するフォトインタラプタ38
からの断続信号をカウントして、そのカウント数を演算
することにより常に上限位置からのブラインド高さを記
憶する部分である。RAMBは、コントローラから入力
されたブラインドの降下位置高さを記憶する部分であ
る。
【0023】障害スイッチ36は昇降ユニット6および
8に内蔵するものであって、トラブルの一例としてブラ
インドが降下している途中において障害物などに当た
り、降下する動作が止められた場合、ギヤードモータ4
が降下方向に回転を続けると、リフティングテープ10
が緩み、さらにこれが継続すると、巻取ドラム37から
リフティングテープ10が逸脱し、次にブラインドを上
昇させようとしても、リフティングテープ10を巻取る
ことができず、著しい故障を生じることになる。
【0024】これを防止するために、リフティングテー
プ10の緩みを従来技術として機械的スイッチまたは光
学的または磁気的なセンサによって検出し、その検出出
力をMPU34に入力して、モータ駆動回路33を介し
てギヤードモータ4を停止させるようにしている。これ
により、モータ駆動回路33をブレーキモードに設定す
る。また、MPU34はギヤードモータ4の停止後任意
の時間だけ反転させてブラインドを巻上げ、リフティン
グテープ10の緩みをなくした後、ギヤードモータ4を
停止させる。巻取ドラム37はギヤードモータ4の回転
に伴ってリフティングテープ10を巻取りまたは巻戻し
を行ない、ブラインドの昇降を行なうものであり、リフ
ティングテープ10のガイド371、372を含む。ま
た、たとえばガイド371の周囲には、スリット373
が形成されている。なお、巻取ドラム37とは別個に円
板を昇降シャフト12の他の部分に取付けてその円板に
スリットを形成してもよく、昇降シャフト12の回転、
またはギヤードモータ4のモータ軸の回転を検出しても
同様の効果が得られるので、その取付位置や方法は問わ
ない。
【0025】巻取ドラム37のガイド371に関連して
フォトインタラプタ38が設けられている。このフォト
インタラプタ38は巻取ドラム37のガイド372に形
成されたスリット373の断続を光学的に検出し、昇降
シャフト12の回転を電気信号に変換してMPU30に
入力している。すなわち、MPU34は巻取ドラム37
の回転によってリフティングテープ10の上昇または下
降量を電気信号によって知ることができる。ラダードラ
ム39には、前述のごとく、ラダーコード11の一端が
固定されており、このラダードラム39の回転によって
スラット13の角度を変え、外光の入力量を変化させ、
室内を適当な明るさにしたり、外光を遮断したりしてい
る。
【0026】ラダードラム39は昇降シャフト12に貫
通しているドラム軸40を介して摩擦力を有する状態で
嵌合している。昇降シャフト12とドラム軸40は一体
(同期)して回転するが、ラダードラム39がほぼ半回
転すると、ヘッドボックス15などによって設けられた
突起(図示せず)によってラダードラム39の回転が停
止させられ、ドラム軸40とスリップして空転する。ま
た、昇降シャフト12が反転すると、同様にしてラダー
ドラム39も反転するが、前述の説明と同様にして、ヘ
ッドボックス15などの突起に当たり空転する。ラダー
ドラム39がほぼ半回転することによって、スラット1
3が回動し、スラット13の角度が変化する。すなわ
ち、スラット13は室内側で傾斜して閉じられた状態か
ら水平状態になって開かれ、さらに屋外側に傾斜して閉
じられた状態に変化する。昇降シャフト12が前述の説
明とは逆方向に回転すると、スラット13の回動が反転
する。すなわち屋外側で傾斜して閉じられた状態から水
平状態になって開かれ、室内側で傾斜して閉じられた状
態になる。
【0027】ラダードラム39の一端には、このラダー
ドラム39の回転を検出するためのスリット391が形
成されている。このスリット391をラダードラム39
のほぼ半回転に対応した角度で形成されていて、このス
リット391の位置を検出するために、フォトインタラ
プタ41が設けられる。このフォトインタラプタ41は
スリット391の位置を検出して電気信号に変換し、M
PU34に与える。MPU34はこの電気信号に応じ
て、ラダードラム39の角度、すなわちスラット13の
角度を知ることができる。下限位置設定スイッチ42は
ブラインドを下降させたときの下限位置を設定するもの
であって、この実施形態では4つのスイッチで構成され
ている。なお、コントローラ2の各スイッチ21〜2
5、クロック発生回路43およびリセット回路44はM
PU34に接続される。
【0028】図1はこの発明の一実施形態の具体的な動
作を説明するためのフロー図である。次に、図1ないし
図4を参照して、この発明の一実施形態の具体的な動作
について説明する。電源コード1に通電されると、電源
トランス31によって交流電源が低電圧に変換されて安
定化電源32に与えられる。安定化電源は制御部に必要
な安定変電源Vccとギヤードモータ4を駆動するため
の電源VMを作り出す。まず、ブラインドを上昇させる
ときは、コントローラ2に設けられた上昇スイッチ21
を操作する。MPU34は上昇スイッチ21からの信号
を受けて、スラット13を閉状態にさせるために、断続
信号をモータ駆動回路33に与えられる。
【0029】応じて、モータ駆動回路33はギヤードモ
ータ4を断続的に回転させる。ギヤードモータ4が断続
的に回転されると、この回転力はカップリング5を介し
て昇降シャフト12を断続的に回転させる。昇降シャフ
ト12の回転に伴って、ドラム軸40を介して巻取ドラ
ム37およびラダードラム39を回転させる。断続的な
回転のために、結果的にラダードラム39はゆっくりと
回転しながらラダーコード11の一方、たとえばラダー
コード11b側を巻上げるとすると、対となっているラ
ダーコード11aを下がる。すなわち、ラダードラム3
9が図3における矢印方向に回転することによって、ラ
ダーコード11b側が上がり、11a側は下がることに
なる。それによって、スラット13は矢印方向に回転
し、閉状態となる。
【0030】ラダードラム39が回転し、このラダード
ラム39に設けられているスリット391がフォトイン
タラプタ41の出力信号を断続し、パルス信号がMPU
34に与えられる。MPU34は、さらにラダードラム
39が回転すると、すなわちスラット13が徐々に閉じ
られると、順次パルス信号を計数する。スラット13が
完全に閉じられた状態にまでラダードラム39が回転す
ると、ラダードラム39に設けられた突起(図示せず)
が図3に示した突起45に当たり、ラダードラム39が
空転する。したがってフォトインタラプタ41からのパ
ルス信号はMPU34に与えられなくなる。応じて、M
PU34はスラット13の閉じられたことを判別する。
また、MPU34は上昇スイッチ21が操作されてか
ら、フォトインタラプタ41から出力されるパルス信号
のパルス数を計数し、その計数値をスラット13の移動
角度として図示しないメモリに記憶させる。
【0031】次に、MPU34をフォトインタラプタ4
1からのパルス信号が与えられなくなると、モータ駆動
回路33に対して、連続巻取信号を与える。応じて、モ
ータ駆動回路33はギヤードモータ4を断続回転から連
続回転に変え、ブラインドの巻上げ操作に移る。
【0032】すなわち、ギヤードモータ4が連続回転す
ることによって、巻取ドラム37は連続回転し、リフテ
ィングテープ10を巻取る。リフティングテープ10の
他端はボトムレール14に固定されているため、スラッ
ト13の最下部から順次上昇する。ブラインドの上昇を
停止する場合は、コントローラ2に設けられている停止
スイッチ22を操作する。MPU34は停止スイッチ2
2からの指令に応じて、モータ駆動回路33に停止信号
を与える。応じて、モータ駆動回路33はギヤードモー
タ4を停止させる。このとき、モータ駆動回路33はギ
ヤードモータ4の入力端子を短絡し、ギヤードモータ4
にブレーキをかけて停止させる。これは周知の技術であ
るため、その詳細な説明は省略する。
【0033】次に前述の説明のごとく、MPU34に記
憶されたスラット13の角度位置に戻すために、MPU
34はモータ駆動回路33に対して逆転の断続信号を与
え、ラダードラム39を図3に示した矢印とは逆の方向
に逆転させる。それによって、ラダーコード11は前述
の説明とは逆の動作を行ない、スラット13が矢印とは
逆方向に回転し、開かれる。同時に、MPU34はフォ
トインタラプタ41からパルス信号を計数し、上昇時に
入力された計数値と一致すれば、MPU34はモータ駆
動回路33に対してギヤードモート4を停止させるため
の信号を与えて、ギヤードモータ4を停止させる。それ
によって、ブラインドは停止、上昇以前のスラット13
の角度に自動的に調節される。
【0034】ブラインドを降下させる場合の動作は、コ
ントローラ2に設けられた降下スイッチ23を操作する
ことによって行なわれる。ブラインドの降下は、前述の
上昇時とは概ね逆の動作を行なうことによって行なわれ
る。コントローラ2の停止スイッチ22を操作すれば、
その時点でギヤードモータ4が停止、ブラインドは停止
する。また、スラット13の角度は前述の説明と同様に
して、下降前の角度に自動的に調整される。
【0035】次に、ブラインドの降下高さの設定方法に
ついて説明する。この発明に係るブラインドの降下高さ
の設定は従来のコントローラに設けられた停止および降
下スイッチを用いて行なわれる。この降下位置設定だけ
でなく、従来技術で述べたディップスイッチによる設定
を併用してもよい。
【0036】図1はこの発明に係る電動ブラインドの下
限位置設定の手順を示すフローチャートである。以下図
1を参照して説明する。上昇スイッチ21を入力すると
MPU34は駆動回路33を介してギヤードモータ4を
回転させ、ブラインドは上昇する。コントローラ2から
の入力がなければブラインドは上限スイッチ16がスラ
ット13によって押されるまで上昇し、上限スイッチ1
6の入力があるとMPU34はこの入力を受けてモータ
駆動回路33を介してギヤードモータ4を停止させる。
ブラインドは停止する。このときブラインドは最上限に
位置しており、上限スイッチ16の入力があると同時
に、MPU34は高さデータを初期化し、この位置を上
限値とする。
【0037】次にコントローラ2の降下スイッチ23を
入力すると、ブラインドは降下を始める。降下が始まる
と同時にフォトインターラプタ38は巻取ドラム37に
設けたスリット373によって断続信号をMPU34に
入力する。MPU34はこの断続信号をカウントするこ
とによって巻取ドラム37の回転数を知り、ブラインド
の降下量(高さ)を知る。ブラインドの高さを希望する
最下限まで降下したことを目視で確認し、コントローラ
2に設けた停止スイッチ22を入力する。MPU34は
この入力を受けてモータ駆動回路33を介してギヤード
モータ4を停止(ブレーキモード)にする。ブラインド
は停止する。
【0038】このときMPU34はフォトインタラプタ
38からの断続信号のカウント数をRAMAに記憶す
る。ブラインドが希望する最下限に位置したことを確認
した後に、コントローラ2に設けた停止スイッチ22を
まず押し、次に降下スイッチ23を任意に設定した時間
(たとえば2秒とか)、同時に入力するとマイコン34
はこの入力を受けて現在のブラインド位置を最下限とす
るとともに、上記カウント数を最下限値AとしてRAM
Bに記憶する。
【0039】ここで停止スイッチ22をまず先に入力す
るのは次の理由による。他のスイッチ(上昇降下、角度
の開閉)を入力すれば、直ちにブラインドがその入力に
従って動作する。これを防ぐためにまず停止スイッチ2
2を入力しその後降下スイッチを入力すればブラインド
が動作することはない。停止スイッチ22が入力されて
いる時間は他のスイッチの入力があってもブラインドは
動作しない。(ギヤードモータ4は停止のまま)。
【0040】この状態でコントローラ2の上昇スイッチ
21を操作してブラインドを上昇させるとMPU34は
フォトインタラプタ38からの断続信号をカウントし、
常に上限位置からの高さを演算し、上限位置からの断続
信号のカウント数をRAMAに記憶する。停止スイッチ
22を操作し、ブラインドを停止させ、次に降下スイッ
チ23を操作してブラインドを降下させると、前記位置
からフォトインタラプタ38からの断続信号をカウント
し、演算して上限位置からの高さを逐次RAMAに記憶
する。
【0041】上限位置からの高さに相当する断続信号が
カウントされ、RAMAとRAMBとを比較し、この値
が前記最下限値Aと一致すればマイコン34はブライン
ドが最下限まで降下したと判断し、駆動回路33を介し
てギヤードモータ4の停止(ブレーキモード)とする。
ブラインドは停止し、コントローラ2から停止スイッチ
22と降下スイッチ23の同時操作による最下限位置で
ブラインドは停止したことになる。
【0042】なおコントローラ2が停止スイッチ22と
降下スイッチ23の同時操作によって設定された最下限
位置は、停止スイッチ22と上昇スイッチ21の同時操
作によって解除される。すなわちRAMBは消去され
る。この場合も前記と同様にまず停止スイッチ22を先
に入力し、その後上昇スイッチ21を入力する。このと
きの最下限は下限スイッチ42の設定位置による。また
同様の考えで羽根の角度についてもコントローラ2に設
けた角度調節用の開スイッチ24と停止スイッチ22を
同時に入力すれば現在の羽根の角度の記憶を、また閉ス
イッチ25と停止スイッチ22を同時に入力すれば羽根
の角度の記憶を消去することができ、常に昇降後一定の
羽根角度に設定することは用意にできるが、ブラインド
の下限値を変更する場合は上記のごとくコントローラ2
から停止スイッチ22と上昇スイッチ21を同時に任意
の時間入力して最下限値Aを記憶しているRAMBを消
去し、ブラインドを変更した位置まで上昇または下降さ
せた後、コントローラ2の停止スイッチ22と降下スイ
ッチ23を同時に入力すればよい。ブラインドのその位
置が新たにRAMBに記憶され、この値が新しい最下限
値Aになり、以後ブラインドを降下すると、この値しい
最下限値AとRAMAが一致すれば、ブラインドは最下
限として停止することになる。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、コント
ローラのような指令手段にブラインド降下位置高さ設定
手段を設けたため、高いところに設けられるヘッドボッ
クスから離れたコントローラのような指令手段の位置で
ブラインドの降下位置高さ設定が可能となる。また、そ
の降下位置高さの設定が指令手段の停止と降下等の同時
操作により、極めて容易且つ確実に行うことができる。
したがって電動ブラインドを窓枠に取付けた後でもブラ
インドの降下高さの調整が容易にできる。しかも一旦設
定した後も容易にその変更が可能となるという効果があ
る。その結果施工時の作業性やブラインドの組立時の作
業性が著しく向上し、下限スイッチの省略または組合わ
せを少なくでき、下限スイッチの設定の煩雑さや設定ミ
スを防ぐことができ、併せてコストダウンも可能となる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の具体的な動作を説明す
るためのフロー図である。
【図2】この発明の一実施形態の概要を示す図である。
【図3】ブラインドの巻取機構の要部を示す図である。
【図4】この発明の実施形態の概要ブロック図である。
【符号の説明】
2 コントローラ 3 制御部 4 ギヤードモータ 6,7,8 昇降ユニット 10 リフティングテープ 11 ラダーコート 12 昇降シャフト 13 スラット 14 ボトムレール 33 モータ駆動回路 34 マイコン 37 巻取ドラム 38,41 フォトインタラプタ 39 ラダードラム 42 下限位置設定スイッチ
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】すなわちこの発明に係る電動ブラインドの
降下高さ設定装置は、電動機の回転に応じてブラインド
の昇降を行なう電動ブラインドであって、前記ブライン
ドの上昇または下降若しくは停止を指令するための指令
手段と、紐状部材によって連結される複数の羽根と、前
記電動機および前記電動機の回転に応じて回転して、前
記紐状部材を巻取りまたは巻戻しして前記ブラインドを
昇降させるためのドラムを収容するヘッドボックスと、
前記ヘッドボックスと前記指令手段とを接続するための
接続手段とを含むものにおいて、前記指令手段に設けら
れ、前記指令手段の停止と降下等の同時操作によって前
記ブラインドの降下する下限位置を任意の位置に設定す
るために前記下限位置を設定するための下限位置設定手
段と、前記接続手段内に設けられ、前記指令手段と前記
ヘッドボックスとの間で前記設定された下限位置に関す
る信号の送受を行なうための結合手段と、前記ヘッドボ
ックス内に設けられ、前記ドラムの回転に応じて昇降位
置を検出する信号を発生する昇降信号発生手段と、前記
指令手段からの上昇または下降の指令による前記昇降
号発生手段から発生する信号を計数し、前記下限位置設
定手段によって設定された任意の位置の信号計数値を書
換可能に記憶する記憶手段と、前記昇降信号発生手段か
ら発生された信号を計数し、その計数値が前記下限位置
設定手段によって設定された値と一致したか否かを判別
する判別手段と、前記指令手段からの下降指令に応じ
て、前記電動機を回転させて前記ドラムにより前記紐上
部材を巻戻しして前記ブラインドを降下させ、前記判断
手段によって前記計数値が前記下限位置設定手段によっ
て設定記憶された値と一致したことが判別されたことに
応じて、前記電動機を停止させる制御手段とから構成さ
れる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】この発明に係る電動ブラインドの降下高さ
設定装置は、降下高さの設定を指令手段から行ない、ブ
ラインドを降下させたときにドラムの回転に応じて発生
される昇降位置を検出する信号を計数し、ブラインドの
降下高さに対応する計数値が、予め設定された下限位置
と一致していればブラインドの降下を停止させるように
したので、複雑な調整作業を不要にし得て、任意の窓枠
に対応してブラインドの降下位置を指令手段から設定で
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の回転に応じてブラインドの昇降
    を行なう電動ブラインドであって、 前記ブラインドの上昇または下降若しくは停止を指令す
    るための指令手段と、 紐状部材によって連結される複数の羽根と、 前記電動機および前記電動機の回転に応じて回転して、
    前記紐状部材を巻取りまたは巻戻しして前記ブラインド
    を昇降させるためのドラムを収容するヘッドボックス
    と、 前記ヘッドボックスと前記指令手段とを接続するための
    接続手段とを含むものにおいて、 前記指令手段に設けられ、前記指令手段の停止と降下等
    の同時操作によって前記ブラインドの降下する下限位置
    を任意の位置に設定するために前記下限位置を設定する
    ための下限位置設定手段と、 前記接続手段内に設けられ、前記指令手段と前記ヘッド
    ボックスとの間で前記設定された下限位置に関する信号
    の送受を行なうための結合手段と、 前記ヘッドボックス内に設けられ、前記ドラムの回転に
    応じてパルス信号を発生するパルス信号発生手段と、 前記指令手段からの上昇または下降の指令による前記パ
    ルス信号発生手段から発生するパルス信号を計数し、前
    記下限位置設定手段によって設定された任意の位置のパ
    ルス計数値を書換可能に記憶する記憶手段と、 前記パルス信号発生手段から発生されたパルス信号を計
    数し、その計数値が前記下限位置設定手段によって設定
    された値と一致したか否かを判別する判別手段と、 前記指令手段からの下降指令に応じて、前記電動機を回
    転させて前記ドラムにより前記紐状部材を巻戻しして前
    記ブラインドを降下させ、前記判断手段によって前記計
    数値が前記下限位置設定手段によって設定記憶された値
    と一致したことが判別されたことに応じて、前記電動機
    を停止させる制御手段とを含む、電動ブラインドの降下
    高さ設定装置。
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Cited By (5)

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