JPH0822936A - 外部端子を有する電気部品の製造方法 - Google Patents
外部端子を有する電気部品の製造方法Info
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- JPH0822936A JPH0822936A JP24841892A JP24841892A JPH0822936A JP H0822936 A JPH0822936 A JP H0822936A JP 24841892 A JP24841892 A JP 24841892A JP 24841892 A JP24841892 A JP 24841892A JP H0822936 A JPH0822936 A JP H0822936A
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部端子を有する電気部品の製造方法に関
し、外部端子焼付時のクラックの発生を防止することを
目的とする。 【構成】 金属酸化物よりなる磁器絶縁体を有する電気
部品の外部端子の焼付時において、その外部端子を、金
属に前記磁器粉末の焼成粉末を混合して焼付け、外部端
子焼付時におけるクラック発生を防止するようにしたも
のである。
し、外部端子焼付時のクラックの発生を防止することを
目的とする。 【構成】 金属酸化物よりなる磁器絶縁体を有する電気
部品の外部端子の焼付時において、その外部端子を、金
属に前記磁器粉末の焼成粉末を混合して焼付け、外部端
子焼付時におけるクラック発生を防止するようにしたも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インダクタンスやコン
デンサの如き外部端子を有する電気部品の製造方法に係
り、特に内部にフエライトやチタン酸バリウムのような
磁器絶縁体を有する電気部品の製造方法に関する。
デンサの如き外部端子を有する電気部品の製造方法に係
り、特に内部にフエライトやチタン酸バリウムのような
磁器絶縁体を有する電気部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4(イ)に示す如く、フエライ
ト磁心1にコイル部分2を形成し、これに外部端子3を
付加したLチップと呼ばれる電気部品がプリント回路等
に使用されている。このような電気部品ではフエライト
磁心1は、Ni−Cu−Zn系のフエライトあるいはN
i−Mn−Zn系のフエライトで構成されており、フエ
ライト磁心1にコイル部分2を形成したあとで、例えば
AgやAg・Pd等の金属ペーストをその両端部に塗り
これを700℃〜800℃程度の温度で焼成し、外部端
子3を設けている。
ト磁心1にコイル部分2を形成し、これに外部端子3を
付加したLチップと呼ばれる電気部品がプリント回路等
に使用されている。このような電気部品ではフエライト
磁心1は、Ni−Cu−Zn系のフエライトあるいはN
i−Mn−Zn系のフエライトで構成されており、フエ
ライト磁心1にコイル部分2を形成したあとで、例えば
AgやAg・Pd等の金属ペーストをその両端部に塗り
これを700℃〜800℃程度の温度で焼成し、外部端
子3を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このときフエライト磁
心1と金属性の外部端子3との熱膨張係数の差により、
図4(ロ)に示す如く、この外部端子3の形成部分にク
ラック4が発生するという欠点がある。これは図5に示
す如く、チタン酸バリウムや酸化チタンのような磁器誘
電体5により形成されたコンデンサに外部端子6を形成
する場合でも同様な問題が存在する。
心1と金属性の外部端子3との熱膨張係数の差により、
図4(ロ)に示す如く、この外部端子3の形成部分にク
ラック4が発生するという欠点がある。これは図5に示
す如く、チタン酸バリウムや酸化チタンのような磁器誘
電体5により形成されたコンデンサに外部端子6を形成
する場合でも同様な問題が存在する。
【0004】本発明の目的は、外部端子を形成するとき
にこのようなクラックの発生することのない電気部品の
製造方法を提供することである。本発明の他の目的は非
常に簡単な構造により前記問題点を改善した電気部品の
製造方法を提供することである。
にこのようなクラックの発生することのない電気部品の
製造方法を提供することである。本発明の他の目的は非
常に簡単な構造により前記問題点を改善した電気部品の
製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記問題点の
解明を研究の結果、このようなクラックの発生は熱膨張
係数の差にあることをつきとめた。例えば前記各フエラ
イトの熱膨張係数αがα=90〜110×10-7/℃で
あるのに対し外部電極はα=110〜120×10-7/
℃であり、またチタン酸バリウムや酸化チタンではα=
50〜90×10-7/℃でありこの熱膨張係数の差が前
記クラック発生の原因であることを解明した。そしてこ
の結果、クラック発生の防止策として、この熱膨張係数
の差を小さくすることによりこの問題点を改善したもの
である。そしてこのために本発明の外部端子を有する電
気部品の製造方法では、金属酸化物よりなる磁器絶縁体
を有する電気部分の外部端子の焼付時において、その外
部端子を金属に前記内部の金属酸化物の焼成粉末を混合
して焼付したことを特徴とする。
解明を研究の結果、このようなクラックの発生は熱膨張
係数の差にあることをつきとめた。例えば前記各フエラ
イトの熱膨張係数αがα=90〜110×10-7/℃で
あるのに対し外部電極はα=110〜120×10-7/
℃であり、またチタン酸バリウムや酸化チタンではα=
50〜90×10-7/℃でありこの熱膨張係数の差が前
記クラック発生の原因であることを解明した。そしてこ
の結果、クラック発生の防止策として、この熱膨張係数
の差を小さくすることによりこの問題点を改善したもの
である。そしてこのために本発明の外部端子を有する電
気部品の製造方法では、金属酸化物よりなる磁器絶縁体
を有する電気部分の外部端子の焼付時において、その外
部端子を金属に前記内部の金属酸化物の焼成粉末を混合
して焼付したことを特徴とする。
【0006】
【作用】これにより端子形成時におけるクラックの発生
を有効に防止できる。
を有効に防止できる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。図
1は本発明の一実施例をLチップと呼ばれるインダクタ
ンス部品に適用したものである。
1は本発明の一実施例をLチップと呼ばれるインダクタ
ンス部品に適用したものである。
【0008】図1においてフエライト磁心1は、図4
(イ)の場合と同様にNi−Cu−Zn系のフエライト
あるいはNi−Mn−Zn系のフエライトで構成され、
フエライト磁心1の内部にはコイル部分2が形成されて
いる。そして外部端子10として、Agペーストにフエ
ライト磁心1を構成しているものと同一のフエライト粉
末を共材として混合する。この場合、外部端子塗布剤と
してAgが70%、溶剤が30%混合されたAgペース
トに焼成ずみのフエライト粉末をAgに対して30Wt
%混合したものを使用してこれを前記コイル部分2の形
成されたフエライト磁心1に塗ったあと700℃程度で
焼付ける。これによりAgにフエライト粉末が混合され
た外部端子10が形成されることになる。
(イ)の場合と同様にNi−Cu−Zn系のフエライト
あるいはNi−Mn−Zn系のフエライトで構成され、
フエライト磁心1の内部にはコイル部分2が形成されて
いる。そして外部端子10として、Agペーストにフエ
ライト磁心1を構成しているものと同一のフエライト粉
末を共材として混合する。この場合、外部端子塗布剤と
してAgが70%、溶剤が30%混合されたAgペース
トに焼成ずみのフエライト粉末をAgに対して30Wt
%混合したものを使用してこれを前記コイル部分2の形
成されたフエライト磁心1に塗ったあと700℃程度で
焼付ける。これによりAgにフエライト粉末が混合され
た外部端子10が形成されることになる。
【0009】このようにすれば外部端子10の熱膨張係
数をフエライト磁心1に非常に接近したものとすること
ができ、しかも焼成後の粉末を入れたので焼付温度を焼
成時より低くでき、前記クラックの発生を効果的に防止
することができる。
数をフエライト磁心1に非常に接近したものとすること
ができ、しかも焼成後の粉末を入れたので焼付温度を焼
成時より低くでき、前記クラックの発生を効果的に防止
することができる。
【0010】本発明の第2実施例を図2について説明す
る。図2は、積層コンデンサに本発明の特徴とする外部
端子を形成したものである。チタン酸バリウムや酸化チ
タン磁器5の内部に積層電極を形成して積層コンデンサ
素体を完成したのちに、Ag、Pdが75:25Wt比
の金属部分70%に対し30%の容量のレジンを加え、
これに磁器5がチタン酸バリウムの場合にはチタン酸バ
リウムの焼成粉末を30Wt%添加し、また酸化チタン
磁器の場合にこれまた酸化チタンの焼成粉末を30Wt
%添加し、混合して外部端子ペーストを作成し、これを
積層コンデンサ素体に塗布し700℃〜800℃程度で
焼付けることにより、図2に示す如き、金属酸化粉末の
混合された外部端子11を有する積層コンデンサを得る
ことができる。
る。図2は、積層コンデンサに本発明の特徴とする外部
端子を形成したものである。チタン酸バリウムや酸化チ
タン磁器5の内部に積層電極を形成して積層コンデンサ
素体を完成したのちに、Ag、Pdが75:25Wt比
の金属部分70%に対し30%の容量のレジンを加え、
これに磁器5がチタン酸バリウムの場合にはチタン酸バ
リウムの焼成粉末を30Wt%添加し、また酸化チタン
磁器の場合にこれまた酸化チタンの焼成粉末を30Wt
%添加し、混合して外部端子ペーストを作成し、これを
積層コンデンサ素体に塗布し700℃〜800℃程度で
焼付けることにより、図2に示す如き、金属酸化粉末の
混合された外部端子11を有する積層コンデンサを得る
ことができる。
【0011】この場合も、磁器部分と、外部端子11と
の熱膨張係数の差を小さくすることができるので、これ
またクラックの発生しないものを提供することができ
る。なお外部端子としてはAgやAg・Pdのみなら
ず、Cu,Sn,Zn等を使用することができる。勿
論、これに電気部品を構成する磁器と同一の磁器粉末を
混合してペースト状にし、塗布焼成することによりクラ
ックの発生しない外部端子を有する電気部品を提供する
ことができる。
の熱膨張係数の差を小さくすることができるので、これ
またクラックの発生しないものを提供することができ
る。なお外部端子としてはAgやAg・Pdのみなら
ず、Cu,Sn,Zn等を使用することができる。勿
論、これに電気部品を構成する磁器と同一の磁器粉末を
混合してペースト状にし、塗布焼成することによりクラ
ックの発生しない外部端子を有する電気部品を提供する
ことができる。
【0012】それから前記実施例ではいずれも磁器粉末
を30Wt%混合した場合について説明したが、メタル
コンテントの5〜30Wtの範囲で、選択することがで
きる。5Wt%より磁器粉末量が少なければ熱膨張係数
の調整には不充分であり、30Wt%を越えると電気接
続用としての抵抗値が大きくなる。
を30Wt%混合した場合について説明したが、メタル
コンテントの5〜30Wtの範囲で、選択することがで
きる。5Wt%より磁器粉末量が少なければ熱膨張係数
の調整には不充分であり、30Wt%を越えると電気接
続用としての抵抗値が大きくなる。
【0013】本発明の更らに他の実施例を図3について
説明する。図3では前記の磁器粉末の混合された端子の
外側にさらに金属層を形成して外部端子としたものであ
る。
説明する。図3では前記の磁器粉末の混合された端子の
外側にさらに金属層を形成して外部端子としたものであ
る。
【0014】図3(イ)では、フエライト磁心1にコイ
ル部分2を形成してインダクタンス素体を完成したの
ち、フエライト磁心1と同材料の磁器粉末を混合したA
g電極のような第1端子部15を、図1の場合と同様に
焼付けて形成する。それからこの第1端子部15をメッ
キ液に浸漬するか、Pd−Agペーストを塗布焼付して
第2端子部20となる金属層を形成する。このように第
1端子部15で第2端子部20により外部端子を構成す
る。これにより磁器粉末が相当量混合されてハンダ付性
に問題があるような場合はその欠点を改善することがで
き、プリント基板用部品として好適なものを提供するこ
とができる。
ル部分2を形成してインダクタンス素体を完成したの
ち、フエライト磁心1と同材料の磁器粉末を混合したA
g電極のような第1端子部15を、図1の場合と同様に
焼付けて形成する。それからこの第1端子部15をメッ
キ液に浸漬するか、Pd−Agペーストを塗布焼付して
第2端子部20となる金属層を形成する。このように第
1端子部15で第2端子部20により外部端子を構成す
る。これにより磁器粉末が相当量混合されてハンダ付性
に問題があるような場合はその欠点を改善することがで
き、プリント基板用部品として好適なものを提供するこ
とができる。
【0015】勿論、図3(ロ)に示すように積層コンデ
ンサの場合も、磁器粉末の混合された第1端子部16上
に金属層を形成して第2端子部20を形成し、これらに
より外部端子を構成することもできる。
ンサの場合も、磁器粉末の混合された第1端子部16上
に金属層を形成して第2端子部20を形成し、これらに
より外部端子を構成することもできる。
【0016】このように図3(イ),(ロ)に関して磁
器粉末混合量が30%近く混合されてハンダ付着性が悪
い場合には、第1端子部15,16上に1回、または2
回メッキをほどこせば、プリント基板用に好適なハンダ
付けの良好な外部端子を有する電気部品を提供できる。
器粉末混合量が30%近く混合されてハンダ付着性が悪
い場合には、第1端子部15,16上に1回、または2
回メッキをほどこせば、プリント基板用に好適なハンダ
付けの良好な外部端子を有する電気部品を提供できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば電気部品を構成する磁器
の熱膨張係数と外部端子の熱膨張係数の差を小さくし
て、クラックの発生を効果的に阻止することができるの
で、電気部品の製造歩留り向上させることができる。し
かも焼成後の粉末を混合するので端子焼付時の温度を生
シートの焼結時より低下することができ、この点からも
クラックの発生を効果的に防止できる。
の熱膨張係数と外部端子の熱膨張係数の差を小さくし
て、クラックの発生を効果的に阻止することができるの
で、電気部品の製造歩留り向上させることができる。し
かも焼成後の粉末を混合するので端子焼付時の温度を生
シートの焼結時より低下することができ、この点からも
クラックの発生を効果的に防止できる。
【図1】本発明の一実施例説明図である。
【図2】本発明の第2実施例説明図である。
【図3】本発明の第3実施例説明図である。
【図4】従来例及び問題点説明図である。
【図5】外部端子を有する他の電気部品である。
1 フエライト磁心 2 コイル部分 3 外部端子 4 クラック 5 磁器誘電体 6 外部端子 10 外部端子 11 外部端子 15 第1端子部 16 第1端子部 20 第2端子部
Claims (3)
- 【請求項1】 金属酸化物よりなる磁器絶縁体を有する
電気部品の外部端子の焼付時において,その外部端子
を、金属に前記磁器絶縁体を構成する材料と同一の焼成
粉末を混合して焼付け、外部端子焼付時におけるラック
発生を防止するようにしたことを特徴とする外部端子を
有する電気部品の製造方法。 - 【請求項2】 前記混合焼成粉末を金属の5〜30%
(Wt%)にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の外部端子を有する電気部品の製造方法。 - 【請求項3】 前記焼成粉末の混合された端子上に更に
金属材を被覆して外部端子を構成したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項及び又は第2項記載の外部端子を
有する電気部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248418A JP2584393B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 外部端子を有する電気部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248418A JP2584393B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 外部端子を有する電気部品の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11096982A Division JPS592305A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 外部端子を有する電気部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0822936A true JPH0822936A (ja) | 1996-01-23 |
| JP2584393B2 JP2584393B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=17177828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248418A Expired - Lifetime JP2584393B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 外部端子を有する電気部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584393B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54140959A (en) * | 1978-04-25 | 1979-11-01 | Nippon Electric Co | Method of producing laminated ceramic capacitor |
| JPS5730308A (en) * | 1980-07-29 | 1982-02-18 | Tdk Electronics Co Ltd | Electrode pasge for porcelain capacitor |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP4248418A patent/JP2584393B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54140959A (en) * | 1978-04-25 | 1979-11-01 | Nippon Electric Co | Method of producing laminated ceramic capacitor |
| JPS5730308A (en) * | 1980-07-29 | 1982-02-18 | Tdk Electronics Co Ltd | Electrode pasge for porcelain capacitor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2584393B2 (ja) | 1997-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960903 |