JPH08231420A - 蛋白質脱リン酸化酵素阻害剤 - Google Patents
蛋白質脱リン酸化酵素阻害剤Info
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- JPH08231420A JPH08231420A JP7066967A JP6696795A JPH08231420A JP H08231420 A JPH08231420 A JP H08231420A JP 7066967 A JP7066967 A JP 7066967A JP 6696795 A JP6696795 A JP 6696795A JP H08231420 A JPH08231420 A JP H08231420A
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- C07K5/08—Tripeptides
- C07K5/0827—Tripeptides containing heteroatoms different from O, S, or N
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- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
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- C07K5/0802—Tripeptides with the first amino acid being neutral
- C07K5/0804—Tripeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic
- C07K5/0808—Tripeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic the side chain containing 2 to 4 carbon atoms, e.g. Val, Ile, Leu
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Abstract
(57)【要約】
【目的】新規な蛋白質脱リン酸化酵素阻害剤および蛋白
質脱リン酸化酵素阻害用試薬を提供する。 【構成】下記の化学式で表されるNK374186A等
のNK374186類から選ばれた少なくとも1種類の
生理活性物質、または、その薬理学上許容される塩を有
効成分として含有してなる。 【化1】
質脱リン酸化酵素阻害用試薬を提供する。 【構成】下記の化学式で表されるNK374186A等
のNK374186類から選ばれた少なくとも1種類の
生理活性物質、または、その薬理学上許容される塩を有
効成分として含有してなる。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蛋白質脱リン酸化酵素阻
害剤に関するものである。蛋白質の脱リン酸化は、生体
機能の基本的な調節機構であることから、その阻害剤
は、脱リン酸化の異常に基づく疾病の治療薬として、ま
た試薬として有用である。
害剤に関するものである。蛋白質の脱リン酸化は、生体
機能の基本的な調節機構であることから、その阻害剤
は、脱リン酸化の異常に基づく疾病の治療薬として、ま
た試薬として有用である。
【0002】
【従来の技術】生物体における蛋白質のリン酸化、脱リ
ン酸化は、生体機能の基本的な調節機構の一つであるこ
とが知られている。蛋白質のリン酸化を阻害する薬剤
は、数多く報告されており、制癌作用などを示すことが
知られている。しかしながら、同じく細胞増殖および分
化にとって必須な役割を果たしている蛋白質脱リン酸化
酵素に対する阻害剤は、例えば、オカダ酸〔Proc.
Natl.Acad.Sci.,USA,85,176
8〜1771(1988)〕が知られている程度であ
り、報告例は少ない。
ン酸化は、生体機能の基本的な調節機構の一つであるこ
とが知られている。蛋白質のリン酸化を阻害する薬剤
は、数多く報告されており、制癌作用などを示すことが
知られている。しかしながら、同じく細胞増殖および分
化にとって必須な役割を果たしている蛋白質脱リン酸化
酵素に対する阻害剤は、例えば、オカダ酸〔Proc.
Natl.Acad.Sci.,USA,85,176
8〜1771(1988)〕が知られている程度であ
り、報告例は少ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のオカダ酸は、細
胞毒性が強い等の欠点があり、実用性に欠けている。蛋
白質脱リン酸化酵素に対する阻害剤は、蛋白質脱リン酸
化酵素の関与する疾病に対する医薬品として有用であ
る。また、例えば細胞の増殖および分化機構の解明のた
めの、さらに、リン酸化酵素の作用を調べるための試薬
として有用である。本発明は、上記の実情に鑑みなされ
たものであり、その目的は、新規な蛋白質脱リン酸化酵
素阻害剤を提供することにある。本発明の他の目的は、
蛋白質脱リン酸化酵素阻害用試薬を提供することにあ
る。
胞毒性が強い等の欠点があり、実用性に欠けている。蛋
白質脱リン酸化酵素に対する阻害剤は、蛋白質脱リン酸
化酵素の関与する疾病に対する医薬品として有用であ
る。また、例えば細胞の増殖および分化機構の解明のた
めの、さらに、リン酸化酵素の作用を調べるための試薬
として有用である。本発明は、上記の実情に鑑みなされ
たものであり、その目的は、新規な蛋白質脱リン酸化酵
素阻害剤を提供することにある。本発明の他の目的は、
蛋白質脱リン酸化酵素阻害用試薬を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、請求項1に記載の化学式で表されるNK37418
6A、NK374186B、NK374186B3、N
K374186C3、NK374186A3、NK37
4186D3、NK374186E3、NK37418
6H、NK374186I、NK374186P及びN
K374186PPより選ばれた少なくとも1種類の生
理活性物質またはその薬理学上許容される塩を有効成分
として含有することを特徴とする蛋白質脱リン酸化酵素
阻害剤に存する。更に他の要旨は、前記の生理活性物質
またはその薬理学上許容される塩を有効成分として含有
することを特徴とする蛋白質脱リン酸化酵素阻害用試薬
に存する。
は、請求項1に記載の化学式で表されるNK37418
6A、NK374186B、NK374186B3、N
K374186C3、NK374186A3、NK37
4186D3、NK374186E3、NK37418
6H、NK374186I、NK374186P及びN
K374186PPより選ばれた少なくとも1種類の生
理活性物質またはその薬理学上許容される塩を有効成分
として含有することを特徴とする蛋白質脱リン酸化酵素
阻害剤に存する。更に他の要旨は、前記の生理活性物質
またはその薬理学上許容される塩を有効成分として含有
することを特徴とする蛋白質脱リン酸化酵素阻害用試薬
に存する。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
生理活性物質は、請求項1に記載の化学式で表されるN
K374186A、NK374186B、NK3741
86B3、NK374186C3、NK374186A
3、NK374186D3、NK374186E3、N
K374186H、NK374186I、NK3741
86P及びNK374186PP(以下、NK3741
86類と言うことがある。)より選ばれた少なくとも1
種類の生理活性物質またはその薬理学上許容される塩で
ある。
生理活性物質は、請求項1に記載の化学式で表されるN
K374186A、NK374186B、NK3741
86B3、NK374186C3、NK374186A
3、NK374186D3、NK374186E3、N
K374186H、NK374186I、NK3741
86P及びNK374186PP(以下、NK3741
86類と言うことがある。)より選ばれた少なくとも1
種類の生理活性物質またはその薬理学上許容される塩で
ある。
【0006】本発明におけるNK374186類は下記
の化学式で表される。
の化学式で表される。
【0007】
【化12】
【0008】
【化13】
【0009】
【化14】
【0010】
【化15】
【0011】
【化16】
【0012】
【化17】
【0013】
【化18】
【0014】
【化19】
【0015】
【化20】
【0016】
【化21】
【0017】
【化22】
【0018】生理活性物質NK374186A、NK3
74186B、NK374186B3及びNK3741
86C3は、特開平5−194571号公報に記載され
た方法にて製造することができる。
74186B、NK374186B3及びNK3741
86C3は、特開平5−194571号公報に記載され
た方法にて製造することができる。
【0019】すなわち、ペニシリウム属に属し、上記の
生理活性物質NK374186A、NK374186
B、NK374186B3及びNK374186C3を
生産する能力を有するNK374186株(微工研菌寄
第12285号および微工研条寄第3870号)を培養
し、培養物中に生理活性物質を生産蓄積させ、これを採
取することにより得ることができる。
生理活性物質NK374186A、NK374186
B、NK374186B3及びNK374186C3を
生産する能力を有するNK374186株(微工研菌寄
第12285号および微工研条寄第3870号)を培養
し、培養物中に生理活性物質を生産蓄積させ、これを採
取することにより得ることができる。
【0020】また、生理活性物質374186A3、N
K374186D3及びNK374186E3も上記の
NK374186株を培養し、培養物中にこれらの生理
活性物質を生産蓄積させ、これらの生理活性物質を採取
することにより得ることができる。
K374186D3及びNK374186E3も上記の
NK374186株を培養し、培養物中にこれらの生理
活性物質を生産蓄積させ、これらの生理活性物質を採取
することにより得ることができる。
【0021】一方、生理活性物質NK374186H、
NK374186I、NK374186P及びNK37
4186PPは、特開平5−194571号公報に記載
されたNK374186Bを原料とした化学変換法によ
り製造することができる。生理活性物質NK37418
6類は、薬理学上許容される塩であってもよく、かかる
塩としては、ナトリウム、カリウム、カルシウム又はア
ンモニウムなどの塩が挙げられる。
NK374186I、NK374186P及びNK37
4186PPは、特開平5−194571号公報に記載
されたNK374186Bを原料とした化学変換法によ
り製造することができる。生理活性物質NK37418
6類は、薬理学上許容される塩であってもよく、かかる
塩としては、ナトリウム、カリウム、カルシウム又はア
ンモニウムなどの塩が挙げられる。
【0022】次に、生理活性物質NK374186類の
蛋白質脱リン酸化酵素阻害活性について述べる。ヒト細
胞由来蛋白質脱リン酸化酵素として、VHR蛋白質脱リ
ン酸化酵素および蛋白質チロシン脱リン酸化酵素CD4
5を使用し、生理活性物質NK374186類の蛋白質
脱リン酸化酵素阻害活性を調べた。いずれのNK374
186も阻害活性を示した。
蛋白質脱リン酸化酵素阻害活性について述べる。ヒト細
胞由来蛋白質脱リン酸化酵素として、VHR蛋白質脱リ
ン酸化酵素および蛋白質チロシン脱リン酸化酵素CD4
5を使用し、生理活性物質NK374186類の蛋白質
脱リン酸化酵素阻害活性を調べた。いずれのNK374
186も阻害活性を示した。
【0023】次に、生理活性物質NK374186類の
毒性について述べる。生理活性物質NK374186類
をCDF−マウス(8週令、雄性)に100mg/kg
の割合で腹腔内に1日1回投与し、10日間連続投与し
た。NK374186類は、3.5%DMSO+6.5
%Tween80+90%生理食塩水に溶解しバイアル
に入れて使用した。10日間観察したが、いずれのNK
374186にも死亡例は認められなかった。
毒性について述べる。生理活性物質NK374186類
をCDF−マウス(8週令、雄性)に100mg/kg
の割合で腹腔内に1日1回投与し、10日間連続投与し
た。NK374186類は、3.5%DMSO+6.5
%Tween80+90%生理食塩水に溶解しバイアル
に入れて使用した。10日間観察したが、いずれのNK
374186にも死亡例は認められなかった。
【0024】生理活性物質NK374186類は、細胞
増殖および分化にとって必須な役割を果たしている蛋白
質脱リン酸化酵素に対して阻害することから、その阻害
剤として、さらに、蛋白質脱リン酸化反応の関与する疾
病に対する医薬品として有用である。また、細胞の増殖
および分化機構の解明のための、更に、リン酸化酵素の
作用を調べるための試薬などとして有用である。
増殖および分化にとって必須な役割を果たしている蛋白
質脱リン酸化酵素に対して阻害することから、その阻害
剤として、さらに、蛋白質脱リン酸化反応の関与する疾
病に対する医薬品として有用である。また、細胞の増殖
および分化機構の解明のための、更に、リン酸化酵素の
作用を調べるための試薬などとして有用である。
【0025】生理活性物質NK374186類を医薬品
として使用する場合の製剤化および投与方法は、従来の
方法が適用できる。すなわち、投与方法としては、注
射、経口、直腸投与なとが可能である。製剤形態として
は、注射剤、粉末剤、錠剤、座剤などの形態をとり得
る。NK374186類に悪い影響を与えない限り、医
薬用に使用されている種々の補助剤、すなわち、担体や
その他の助剤、例えば、安定剤、防腐剤、無痛化剤、乳
化剤などが製剤化の際に必要に応じて使用される。
として使用する場合の製剤化および投与方法は、従来の
方法が適用できる。すなわち、投与方法としては、注
射、経口、直腸投与なとが可能である。製剤形態として
は、注射剤、粉末剤、錠剤、座剤などの形態をとり得
る。NK374186類に悪い影響を与えない限り、医
薬用に使用されている種々の補助剤、すなわち、担体や
その他の助剤、例えば、安定剤、防腐剤、無痛化剤、乳
化剤などが製剤化の際に必要に応じて使用される。
【0026】製剤化において、生理活性物質NK374
186類の含有量は、製剤形態などにより広範囲にかえ
ることが可能であり、一般には、NK374186類を
0.01〜100重量%、好ましくは0.1〜70重量
%含有し、残りは通常医薬用に使用される担体その他の
補助剤からなる。NK374186類の投与量は、症状
などにより異なるが、成人1人1日当たり0.01〜8
00mg程度である。連続投与を必要とする場合には1
日当たりの使用量をおさえることが好ましい。
186類の含有量は、製剤形態などにより広範囲にかえ
ることが可能であり、一般には、NK374186類を
0.01〜100重量%、好ましくは0.1〜70重量
%含有し、残りは通常医薬用に使用される担体その他の
補助剤からなる。NK374186類の投与量は、症状
などにより異なるが、成人1人1日当たり0.01〜8
00mg程度である。連続投与を必要とする場合には1
日当たりの使用量をおさえることが好ましい。
【0027】一方、生理活性物質NK374186類を
試薬として使用する場合は、例えば、ジメチルスルホキ
シド等の有機溶媒または界面活性剤に溶解し、例えば、
トリス緩衝液などの各種緩衝液に希釈し、酵素反応など
に供せられる。
試薬として使用する場合は、例えば、ジメチルスルホキ
シド等の有機溶媒または界面活性剤に溶解し、例えば、
トリス緩衝液などの各種緩衝液に希釈し、酵素反応など
に供せられる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定れるものではない。
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定れるものではない。
【0029】実施例1(ヒト細胞由来蛋白質脱リン酸化
酵素VHR阻害試験) NK374186類の阻害活性は、以下の方法に従って
測定した。すなわち、ヒト細胞由来蛋白質脱リン酸化酵
素は、VHR蛋白質脱リン酸化酵素遺伝子を導入した大
腸菌より調製した。
酵素VHR阻害試験) NK374186類の阻害活性は、以下の方法に従って
測定した。すなわち、ヒト細胞由来蛋白質脱リン酸化酵
素は、VHR蛋白質脱リン酸化酵素遺伝子を導入した大
腸菌より調製した。
【0030】この蛋白質脱リン酸化酵素に一連の希釈倍
率のNK374186類を加え、基質としてパラニトロ
フェニルフォスフェート(シグマ社)を使用し、37℃
で30分間反応させた。反応後、1Nの水酸化ナトリウ
ムを加え、生成したパラニトロフェノールの吸光度をE
IAリーダー(モデル2550:バイオラッド社製)で
測定し、これをNK374186類の活性の有無の判定
の指標とした。
率のNK374186類を加え、基質としてパラニトロ
フェニルフォスフェート(シグマ社)を使用し、37℃
で30分間反応させた。反応後、1Nの水酸化ナトリウ
ムを加え、生成したパラニトロフェノールの吸光度をE
IAリーダー(モデル2550:バイオラッド社製)で
測定し、これをNK374186類の活性の有無の判定
の指標とした。
【0031】そして、50%阻害濃度を算出し、表1に
示した。これより、NK374186類は、ヒト細胞由
来蛋白質脱リン酸化酵素VHRに対し、阻害活性を示す
ことが判明した。
示した。これより、NK374186類は、ヒト細胞由
来蛋白質脱リン酸化酵素VHRに対し、阻害活性を示す
ことが判明した。
【0032】実施例2(蛋白質チロシン脱リン酸化酵素
CD45阻害試験) 培養細胞Ball−1の細胞膜より調製した蛋白質チロ
シン脱リン酸化酵素CD45を使用し、上記の実施例1
と同様な方法でNK374186類の阻害活性を測定し
た。そして、50%阻害濃度を算出し、表1に示した。
これより、NK374186P及びNK374186P
Pは、特に、蛋白質チロシン脱リン酸化酵素CD45に
対し、阻害活性を示すことが判明した。
CD45阻害試験) 培養細胞Ball−1の細胞膜より調製した蛋白質チロ
シン脱リン酸化酵素CD45を使用し、上記の実施例1
と同様な方法でNK374186類の阻害活性を測定し
た。そして、50%阻害濃度を算出し、表1に示した。
これより、NK374186P及びNK374186P
Pは、特に、蛋白質チロシン脱リン酸化酵素CD45に
対し、阻害活性を示すことが判明した。
【0033】
【表1】
【0034】次に、本発明で使用するNK374186
類の製造方法について説明する。参考例1(NK374
186A3、NK374186D3及びNK37418
6E3の製造方法) <醗酵>下記の表2に記載の組成を有する種培養培地1
00ミリリットルを500ミリリットル容の三角フラス
コに分注し、120℃で20分間オートクレーブ滅菌し
た。これにNK374186株(微工研菌寄第1228
5号)の一白金耳を接種し、27℃で200回転/分の
条件で2日間培養し、これを一次の種母とした。
類の製造方法について説明する。参考例1(NK374
186A3、NK374186D3及びNK37418
6E3の製造方法) <醗酵>下記の表2に記載の組成を有する種培養培地1
00ミリリットルを500ミリリットル容の三角フラス
コに分注し、120℃で20分間オートクレーブ滅菌し
た。これにNK374186株(微工研菌寄第1228
5号)の一白金耳を接種し、27℃で200回転/分の
条件で2日間培養し、これを一次の種母とした。
【0035】
【表2】
【0036】二次の種母培養は、30リットルジャーフ
ァーメンターに、一次と同じ組成を有する培地20リッ
トルを仕込み、滅菌した後、前記の方法で得られた一次
の種母200ミリリットルを無菌的に移植し、25℃で
毎分20リットルの空気を通気し、毎分250回転で攪
拌しながら、3日間培養を行い、二次の種母とした。
ァーメンターに、一次と同じ組成を有する培地20リッ
トルを仕込み、滅菌した後、前記の方法で得られた一次
の種母200ミリリットルを無菌的に移植し、25℃で
毎分20リットルの空気を通気し、毎分250回転で攪
拌しながら、3日間培養を行い、二次の種母とした。
【0037】本培養は、200リットルタンクに種培養
培地のグリセリン濃度を1.0%にかえた組成を有する
生産培地150リットルを仕込み滅菌した後、前記の方
法で得られた二次の種母2リットルを無菌的に移植し、
25℃で毎分150リットルの空気を通気し、毎分25
0回転で攪拌しながら4日間培養を行った。200リッ
トルタンク4基より得られた培養液から、フィルタープ
レスを使用してろ過を行い、ろ液と菌体を分離した。
培地のグリセリン濃度を1.0%にかえた組成を有する
生産培地150リットルを仕込み滅菌した後、前記の方
法で得られた二次の種母2リットルを無菌的に移植し、
25℃で毎分150リットルの空気を通気し、毎分25
0回転で攪拌しながら4日間培養を行った。200リッ
トルタンク4基より得られた培養液から、フィルタープ
レスを使用してろ過を行い、ろ液と菌体を分離した。
【0038】<精製>得られた菌体にメタノール200
リットルを加え、攪拌抽出を3時間行った後、吸引ろ過
で菌体と抽出液を分離した。得られた抽出液に等量の水
を加えた。この液を20リットルのHP−20カラムに
通し、50%メタノールで洗浄後、60%アセトン20
リットルで溶出し、画分1を得、次いで80%アセトン
30リットルで溶出し画分2を得た。
リットルを加え、攪拌抽出を3時間行った後、吸引ろ過
で菌体と抽出液を分離した。得られた抽出液に等量の水
を加えた。この液を20リットルのHP−20カラムに
通し、50%メタノールで洗浄後、60%アセトン20
リットルで溶出し、画分1を得、次いで80%アセトン
30リットルで溶出し画分2を得た。
【0039】画分1を濃縮乾固した後、0.2リットル
の水に溶解し、2リットルのHP−20ssカラムに通
し、50%から70%の濃度勾配をもったアセトンで溶
出し、溶出の順に画分1Aと画分1Bを得た。画分1A
及び画分1Bを各々、クロロホルム:メタノール=1:
1で平衡化したLH−20カラムにかけ、画分1Aから
NK374186A3を800mg、画分1BからNK
374186D3を130mg得た。
の水に溶解し、2リットルのHP−20ssカラムに通
し、50%から70%の濃度勾配をもったアセトンで溶
出し、溶出の順に画分1Aと画分1Bを得た。画分1A
及び画分1Bを各々、クロロホルム:メタノール=1:
1で平衡化したLH−20カラムにかけ、画分1Aから
NK374186A3を800mg、画分1BからNK
374186D3を130mg得た。
【0040】一方、画分2を濃縮乾固した後、5リット
ルのシリカゲルカラムにかけ、クロロホルム5リットル
で洗浄した。ついで、クロロホルム:メタノール=5
0:1で展開し、画分2Aを得た。画分2Aをヘキサ
ン:アセトン=3:1で展開するシルカゲルカラム、L
H−20カラムに順次かけ、NK374186E3を5
00mg得た。各成分の理化学的性質は、以下のように
得られた。
ルのシリカゲルカラムにかけ、クロロホルム5リットル
で洗浄した。ついで、クロロホルム:メタノール=5
0:1で展開し、画分2Aを得た。画分2Aをヘキサ
ン:アセトン=3:1で展開するシルカゲルカラム、L
H−20カラムに順次かけ、NK374186E3を5
00mg得た。各成分の理化学的性質は、以下のように
得られた。
【0041】NK374186A3: MW=735(FAB−Negative Spect
rum) 図1に紫外部吸収スペクトルを示し、図2に重ジメチル
スルホキシド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルを
示し、図3に重ジメチルスルホキシド中で測定した炭素
核磁気共鳴スペクトルを示した。
rum) 図1に紫外部吸収スペクトルを示し、図2に重ジメチル
スルホキシド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルを
示し、図3に重ジメチルスルホキシド中で測定した炭素
核磁気共鳴スペクトルを示した。
【0042】NK374186D3: MW=675(FAB−Negative Spect
rum) 図4に紫外部吸収スペクトルを示し、図5に重ジメチル
スルホキシド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルを
示し、図6に重ジメチルスルホキシド中で測定した炭素
核磁気共鳴スペクトルを示した。
rum) 図4に紫外部吸収スペクトルを示し、図5に重ジメチル
スルホキシド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルを
示し、図6に重ジメチルスルホキシド中で測定した炭素
核磁気共鳴スペクトルを示した。
【0043】NK374186E3: MW=595(FAB−Negative Spect
rum) 図7に紫外部吸収スペクトルを示し、図8に重ジメチル
スルホキシド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルを
示し、図9に重ジメチルスルホキシド中で測定した炭素
核磁気共鳴スペクトルを示した。
rum) 図7に紫外部吸収スペクトルを示し、図8に重ジメチル
スルホキシド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルを
示し、図9に重ジメチルスルホキシド中で測定した炭素
核磁気共鳴スペクトルを示した。
【0044】参考例2(NK374186Hの製造) NK374186B(42.6mg,0.065mmo
l)をピリジン(6.5mL)に溶解し、無水酢酸(3
0.7μL,0.325mmol)を加えて室温にて一
昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル5
g,2%メタノール−クロロホルムにて溶出)により精
製し、NK374186H(36.0mg,79%)を
得た。表3にNK374186Hの 1H−NMRとFA
B−MSの測定結果を示す。
l)をピリジン(6.5mL)に溶解し、無水酢酸(3
0.7μL,0.325mmol)を加えて室温にて一
昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル5
g,2%メタノール−クロロホルムにて溶出)により精
製し、NK374186H(36.0mg,79%)を
得た。表3にNK374186Hの 1H−NMRとFA
B−MSの測定結果を示す。
【0045】
【表3】
【0046】参考例3(NK374186Iの製造原料
化合物(b1)の製造)
化合物(b1)の製造)
【0047】
【化23】
【0048】NK374186B(52.7mg,0.
080mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(1
0.1mg,0.083mmol)を塩化メチレン
(0.7mL)に溶解し、アルゴン雰囲気下−40℃に
てトリエチルアミン(15.0μL,0.108mmo
l)及び塩化メタンスルホニル(7.4μL,0.00
96mmol)を加えた。氷冷下1.5時間攪拌した
後、さらに−40℃にてトリエチルアミン(15.0μ
L,0.108mmol)及び塩化メタンスルホニル
(7.4μL,0.096mmol)を加え、5℃にて
一晩攪拌した。
080mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(1
0.1mg,0.083mmol)を塩化メチレン
(0.7mL)に溶解し、アルゴン雰囲気下−40℃に
てトリエチルアミン(15.0μL,0.108mmo
l)及び塩化メタンスルホニル(7.4μL,0.00
96mmol)を加えた。氷冷下1.5時間攪拌した
後、さらに−40℃にてトリエチルアミン(15.0μ
L,0.108mmol)及び塩化メタンスルホニル
(7.4μL,0.096mmol)を加え、5℃にて
一晩攪拌した。
【0049】反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を
加え、塩化メチレンにて抽出した。得られた有機層を飽
和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル8g,0〜2%メタノー
ル−クロロホルムにて溶出)により精製し、前記の化合
物(b1)(45.6mg,78%)を得た。そのFA
B−MSの測定結果は、m/z:734[(M+
H)+ ]であった。
加え、塩化メチレンにて抽出した。得られた有機層を飽
和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル8g,0〜2%メタノー
ル−クロロホルムにて溶出)により精製し、前記の化合
物(b1)(45.6mg,78%)を得た。そのFA
B−MSの測定結果は、m/z:734[(M+
H)+ ]であった。
【0050】参考例4(NK374186Iの製造) 前記の化合物(b1)(45.0mg,0.061mm
ol)をテトラヒドロフラン(0.7mL)に溶解し、
室温にて1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ
セン(10.1μL,0.067mmol)を加えて攪
拌した。1.5時間後、さらに1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデセン(5.1μL,0.034m
mol)を加え、4時間攪拌した。
ol)をテトラヒドロフラン(0.7mL)に溶解し、
室温にて1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ
セン(10.1μL,0.067mmol)を加えて攪
拌した。1.5時間後、さらに1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデセン(5.1μL,0.034m
mol)を加え、4時間攪拌した。
【0051】反応液に酢酸エチルを加え、1N塩酸水溶
液、水、さらに、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル3g,25〜35%酢酸エチル−ヘキサンにて溶
出)により精製し、NK374186I(21.4m
g,61%)を得た。表4にNK374186Iの 1H
−NMRとFAB−MSの測定結果を示す。
液、水、さらに、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル3g,25〜35%酢酸エチル−ヘキサンにて溶
出)により精製し、NK374186I(21.4m
g,61%)を得た。表4にNK374186Iの 1H
−NMRとFAB−MSの測定結果を示す。
【0052】
【表4】
【0053】参考例5(NK374186Pの原料化合
物(c1)の製造)
物(c1)の製造)
【0054】
【化24】
【0055】NK374186B(61.2mg,0.
093mmol)及び1H−テトラゾール(32.6m
g,0.465mmol)を塩化メチレン(2mL)に
溶解し、アルゴン雰囲気下N,N−ジメチル−1,5−
ジヒドロ−2,4,3−ベンゾジオキサホスフェピン−
3−アミン(24.1μL,0.112mmol)を加
え、室温にて攪拌した。
093mmol)及び1H−テトラゾール(32.6m
g,0.465mmol)を塩化メチレン(2mL)に
溶解し、アルゴン雰囲気下N,N−ジメチル−1,5−
ジヒドロ−2,4,3−ベンゾジオキサホスフェピン−
3−アミン(24.1μL,0.112mmol)を加
え、室温にて攪拌した。
【0056】30分後、さらに、N,N−ジメチル−
1,5−ジヒドロ−2,4,3−ベンゾジオキサホスフ
ェピン−3−アミン(12.0μL,0.056mmo
l)を加え、20分間攪拌した。水(50μL)を加え
て10分間攪拌した後、−40℃に冷却し、3−クロロ
過安息香酸(140mg,0.811mmol)を加
え、室温に戻してから更に10分間攪拌した。反応液に
10%亜硫酸ナトリウム水溶液(10mL)を加えて攪
拌した後、酢酸エチルにて抽出した。
1,5−ジヒドロ−2,4,3−ベンゾジオキサホスフ
ェピン−3−アミン(12.0μL,0.056mmo
l)を加え、20分間攪拌した。水(50μL)を加え
て10分間攪拌した後、−40℃に冷却し、3−クロロ
過安息香酸(140mg,0.811mmol)を加
え、室温に戻してから更に10分間攪拌した。反応液に
10%亜硫酸ナトリウム水溶液(10mL)を加えて攪
拌した後、酢酸エチルにて抽出した。
【0057】得られた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、さらに飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムにて乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル15g,1
%メタノール−クロロホルムにて溶出)により精製し、
化合物(c1)(39.4mg,51%)を得た。その
FAB−MSの測定結果は、 m/z:838[(M+
H)+ ],860[(M+Na)+ ]であった。
水溶液、さらに飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムにて乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル15g,1
%メタノール−クロロホルムにて溶出)により精製し、
化合物(c1)(39.4mg,51%)を得た。その
FAB−MSの測定結果は、 m/z:838[(M+
H)+ ],860[(M+Na)+ ]であった。
【0058】参考例6(NK374186Pの製造) 前記の化合物(c1)(29.1mg,0.035mm
ol)を80%エタノール水(5mL)に溶解し、10
%パラジウム炭素(含水50%,10mg)を加え、水
素ガスを通じながら40分間攪拌した。反応液をセライ
トにて濾過し、パラジウム炭素を除去した。得られた濾
液に濃アンモニア水(0.1mL)を加え、減圧下濃縮
した。水(1mL)に溶解して凍結乾燥を行い、NK3
74186Pをアンモニウム塩(25.9mg,96
%)として得た。表5にNK374186Pの 1H−N
MRとFAB−MSの測定結果を示す。
ol)を80%エタノール水(5mL)に溶解し、10
%パラジウム炭素(含水50%,10mg)を加え、水
素ガスを通じながら40分間攪拌した。反応液をセライ
トにて濾過し、パラジウム炭素を除去した。得られた濾
液に濃アンモニア水(0.1mL)を加え、減圧下濃縮
した。水(1mL)に溶解して凍結乾燥を行い、NK3
74186Pをアンモニウム塩(25.9mg,96
%)として得た。表5にNK374186Pの 1H−N
MRとFAB−MSの測定結果を示す。
【0059】
【表5】
【0060】参考例7(NK374186PPの原料化
合物(c3)の製造)
合物(c3)の製造)
【0061】
【化25】
【0062】NK374186B(65.5mg,0.
100mmol)及び1H−テトラゾール(50.0m
g,0.714mmol)を塩化メチレン(2mL)に
溶解し、アルゴン雰囲気下N,N−ジメチル−1,5−
ジヒドロ−2,4,3−ベンゾジオキサホスフェピン−
3−アミン(0.104mL,0.482mmol)を
加え、室温にて15分間攪拌した。水(0.05mL)
を加えて15分間攪拌した後、−40℃に冷却し、3−
クロロ過安息香酸(148mg,0.858mmol)
を加え、室温に戻してから更に15分間攪拌した。
100mmol)及び1H−テトラゾール(50.0m
g,0.714mmol)を塩化メチレン(2mL)に
溶解し、アルゴン雰囲気下N,N−ジメチル−1,5−
ジヒドロ−2,4,3−ベンゾジオキサホスフェピン−
3−アミン(0.104mL,0.482mmol)を
加え、室温にて15分間攪拌した。水(0.05mL)
を加えて15分間攪拌した後、−40℃に冷却し、3−
クロロ過安息香酸(148mg,0.858mmol)
を加え、室温に戻してから更に15分間攪拌した。
【0063】反応液に10%亜硫酸ナトリウム水溶液
(10mL)を加えて攪拌した後、酢酸エチルにて抽出
した。得られた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、さらに飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウム
にて乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル15g,2%メ
タノール−クロロホルムにて溶出)により精製し、前化
合物(c3)(93.8mg,93%)を得た。そのF
AB−MSの測定結果は、m/z:1020[(M+
H)+ ],1042[(M+Na)+ ]
(10mL)を加えて攪拌した後、酢酸エチルにて抽出
した。得られた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、さらに飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウム
にて乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル15g,2%メ
タノール−クロロホルムにて溶出)により精製し、前化
合物(c3)(93.8mg,93%)を得た。そのF
AB−MSの測定結果は、m/z:1020[(M+
H)+ ],1042[(M+Na)+ ]
【0064】参考例8(NK374186PPの製造) 前記の化合物(c3)(80.0mg,0.079mm
ol)を75%エタノール水(20mL)に溶解し、1
0%パラジウム炭素(含水50%,40mg)を加え、
水素ガスを通しながら1時間攪拌した。反応液をセライ
トにて濾過し、パラジウム炭素を除去した。得られた濾
液に濃アンモニア水(0.6mL)を加え、減圧下濃縮
した。水(1mL)に溶解して凍結乾燥を行い、NK3
74186PPをアンモニウム塩(65.1mg,93
%)として得た。表6にNK374186PPの 1H−
NMRとFAB−MSの測定結果を示す。
ol)を75%エタノール水(20mL)に溶解し、1
0%パラジウム炭素(含水50%,40mg)を加え、
水素ガスを通しながら1時間攪拌した。反応液をセライ
トにて濾過し、パラジウム炭素を除去した。得られた濾
液に濃アンモニア水(0.6mL)を加え、減圧下濃縮
した。水(1mL)に溶解して凍結乾燥を行い、NK3
74186PPをアンモニウム塩(65.1mg,93
%)として得た。表6にNK374186PPの 1H−
NMRとFAB−MSの測定結果を示す。
【0065】
【表6】
【0066】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、NK37
4186類またはその薬理学上許容される塩は、蛋白質
脱リン酸化酵素阻害剤、さらに、蛋白質脱リン酸化酵素
阻害用試薬などに有用である。
4186類またはその薬理学上許容される塩は、蛋白質
脱リン酸化酵素阻害剤、さらに、蛋白質脱リン酸化酵素
阻害用試薬などに有用である。
【図1】NK374186A3の紫外部吸収スペクトル
である。
である。
【図2】NK374186A3の重ジメチルスルホキシ
ド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルである。
ド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルである。
【図3】NK374186A3の重ジメチルスルホキシ
ド中で測定した炭素核磁気共鳴スペクトルである。
ド中で測定した炭素核磁気共鳴スペクトルである。
【図4】NK374186D3の紫外部吸収スペクトル
である。
である。
【図5】NK374186D3の重ジメチルスルホキシ
ド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルである。
ド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルである。
【図6】NK374186D3の重ジメチルスルホキシ
ド中で測定した炭素核磁気共鳴スペクトルである。
ド中で測定した炭素核磁気共鳴スペクトルである。
【図7】NK374186E3の紫外部吸収スペクトル
である。
である。
【図8】NK374186E3の重ジメチルスルホキシ
ド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルである。
ド中で測定した水素核磁気共鳴スペクトルである。
【図9】NK374186E3の重ジメチルスルホキシ
ド中で測定した炭素核磁気共鳴スペクトルである。
ド中で測定した炭素核磁気共鳴スペクトルである。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の化学式で表されるNK37418
6A、NK374186B、NK374186B3、N
K374186C3、NK374186A3、NK37
4186D3、NK374186E3、NK37418
6H、NK374186I、NK374186P及びN
K374186PPより選ばれた少なくとも1種類の生
理活性物質またはその薬理学上許容される塩を有効成分
として含有することを特徴とする蛋白質脱リン酸化酵素
阻害剤。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 - 【請求項2】 請求項1に記載の生理活性物質またはそ
の薬理学上許容される塩の少なくとも1種類を有効成分
として含有することを特徴とする蛋白質脱リン酸化酵素
阻害用試薬。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7066967A JPH08231420A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 蛋白質脱リン酸化酵素阻害剤 |
| PCT/JP1996/000431 WO1996026956A1 (en) | 1995-02-28 | 1996-02-26 | Protein phosphatase inhibitor |
| EP96903235A EP0812327A1 (en) | 1995-02-28 | 1996-02-26 | Protein phosphatase inhibitor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7066967A JPH08231420A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 蛋白質脱リン酸化酵素阻害剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08231420A true JPH08231420A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13331310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7066967A Withdrawn JPH08231420A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 蛋白質脱リン酸化酵素阻害剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0812327A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08231420A (ja) |
| WO (1) | WO1996026956A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58164562A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-29 | Microbial Chem Res Found | 新生理活性ペプチド |
| JPS58164561A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-29 | Microbial Chem Res Found | 新生理活性ペンタペプチド及びその製造法 |
| US5306496A (en) * | 1991-07-10 | 1994-04-26 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Antibiotics NK374186A, NK374186B, NK374186B3 and NK374186C3, process for producing the same, and use of the same |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7066967A patent/JPH08231420A/ja not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-02-26 EP EP96903235A patent/EP0812327A1/en not_active Withdrawn
- 1996-02-26 WO PCT/JP1996/000431 patent/WO1996026956A1/en not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1996026956A1 (en) | 1996-09-06 |
| EP0812327A1 (en) | 1997-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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