JPH08237444A - 画像読取装置の調整方法 - Google Patents
画像読取装置の調整方法Info
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- JPH08237444A JPH08237444A JP7034094A JP3409495A JPH08237444A JP H08237444 A JPH08237444 A JP H08237444A JP 7034094 A JP7034094 A JP 7034094A JP 3409495 A JP3409495 A JP 3409495A JP H08237444 A JPH08237444 A JP H08237444A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 画像読取装置の投影レンズの位置調整をロー
コストで速やかに行う。 【構成】 キャリッジ20上部に形成されたスリット2
1の上方に調整用治具37を介して撮像領域の端を示す
白色のストライプがそれぞれ設けてある調整用チャート
36をセットする。蛍光灯23で調整用チャート36を
照明し、スリット21からキャリッジ20内に入射した
反射光を反射ミラー24を介して投影レンズ25がCC
Dラインセンサ26に投影し、その出力信号の波形をオ
シロスコープ40の画面40aに映し出す。投影レンズ
25を光軸方向に移動させると、CCDラインセンサ2
6上に投影される調整用チャート36の像サイズが変化
し、画面40aの波形パターンも変化する。白色の各ス
トライプの像がCCDラインセンサ26の両端に位置す
る受光素子上に投影されことを示す波形パターンが画面
40aに映し出されたとき投影レンズ25の移動操作を
止め、その位置出しをする。
コストで速やかに行う。 【構成】 キャリッジ20上部に形成されたスリット2
1の上方に調整用治具37を介して撮像領域の端を示す
白色のストライプがそれぞれ設けてある調整用チャート
36をセットする。蛍光灯23で調整用チャート36を
照明し、スリット21からキャリッジ20内に入射した
反射光を反射ミラー24を介して投影レンズ25がCC
Dラインセンサ26に投影し、その出力信号の波形をオ
シロスコープ40の画面40aに映し出す。投影レンズ
25を光軸方向に移動させると、CCDラインセンサ2
6上に投影される調整用チャート36の像サイズが変化
し、画面40aの波形パターンも変化する。白色の各ス
トライプの像がCCDラインセンサ26の両端に位置す
る受光素子上に投影されことを示す波形パターンが画面
40aに映し出されたとき投影レンズ25の移動操作を
止め、その位置出しをする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置の調整方
法に関し、更に詳しくは画像読取装置において投影レン
ズの取付位置を調整する調整方法に関するものである。
法に関し、更に詳しくは画像読取装置において投影レン
ズの取付位置を調整する調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿に記録された文字や絵等の画像(原
稿像)を読み取って伝送するファクシミリや、パソコン
(パーソナルコンピュータ)に画像データを入力するイ
メージスキャナ等の画像読取装置が一般に広く普及して
いる。このような画像読取装置では、蛍光灯等の光源で
原稿を主走査方向に照明し、その反射光をミラーと投影
レンズを介してCCDラインセンサ等のイメージセンサ
に結像させる。この結像された原稿像の1ライン分をイ
メージセンサが画素単位に分解することで、主走査方向
の1列分の画素を順次読み取る。イメージスキャナで
は、光源,ミラー,投影レンズ及びイメージセンサは一
体型のユニット(キャリッジという)になっており、こ
れを副走査方向に移動させることで、原稿全体を読み取
ることができる。また、ファクシミリでは、光源,ミラ
ー,投影レンズ及びイメージセンサは固定されており、
原稿を副走査方向に搬送するようになっている。
稿像)を読み取って伝送するファクシミリや、パソコン
(パーソナルコンピュータ)に画像データを入力するイ
メージスキャナ等の画像読取装置が一般に広く普及して
いる。このような画像読取装置では、蛍光灯等の光源で
原稿を主走査方向に照明し、その反射光をミラーと投影
レンズを介してCCDラインセンサ等のイメージセンサ
に結像させる。この結像された原稿像の1ライン分をイ
メージセンサが画素単位に分解することで、主走査方向
の1列分の画素を順次読み取る。イメージスキャナで
は、光源,ミラー,投影レンズ及びイメージセンサは一
体型のユニット(キャリッジという)になっており、こ
れを副走査方向に移動させることで、原稿全体を読み取
ることができる。また、ファクシミリでは、光源,ミラ
ー,投影レンズ及びイメージセンサは固定されており、
原稿を副走査方向に搬送するようになっている。
【0003】画像読取装置を組み立てる際には、原稿像
を正確にイメージセンサに結像させるため、イメージセ
ンサと投影レンズとの位置関係を個々に微調整する必要
がある。この調整方法としては、例えばイメージセンサ
を所定位置に固定しておき、投影レンズを光軸方向に移
動自在としておく。そして、原稿の撮像位置に調整用の
チャートを置き、イメージセンサから出力された画像信
号を出力信号波形としてオシロスコープに表示させる。
チャートの像が正確にイメージセンサに合焦していると
きには、波形の立ち上がりが鋭くなるから、作業者がオ
シロスコープに表示された波形を確認しながら、この波
形の立ち上がりが最も鋭くなるピークを見つけ、投影レ
ンズの位置出しを行うようにしている。
を正確にイメージセンサに結像させるため、イメージセ
ンサと投影レンズとの位置関係を個々に微調整する必要
がある。この調整方法としては、例えばイメージセンサ
を所定位置に固定しておき、投影レンズを光軸方向に移
動自在としておく。そして、原稿の撮像位置に調整用の
チャートを置き、イメージセンサから出力された画像信
号を出力信号波形としてオシロスコープに表示させる。
チャートの像が正確にイメージセンサに合焦していると
きには、波形の立ち上がりが鋭くなるから、作業者がオ
シロスコープに表示された波形を確認しながら、この波
形の立ち上がりが最も鋭くなるピークを見つけ、投影レ
ンズの位置出しを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像読取装
置では、投影レンズとしては例えば焦点距離20mmの
広角レンズを採用している。しかしながら、このような
広角レンズは焦点深度が深いため、光軸方向の移動量に
比べてイメージセンサからの出力信号波形の変化は極め
て緩やかとなり、波形の立ち上がりピークを見つけるこ
とは困難である。したがって、投影レンズの最適な位置
出しを行う調整作業には、熟練を要するとともに時間が
かかるという欠点があった。しかも、このような面倒な
調整作業を行っても、投影レンズは製造時の組立誤差や
光学ガラスのバラツキ等により僅かずつではあるが個々
の焦点距離にバラツキを生じ、撮像範囲が一定しないと
いう問題がある。この問題を解決するためには、投影レ
ンズを位置出しした後、更にイメージセンサの位置を修
正する、あるいは投影レンズの焦点距離を可変にする等
の処置が必要となるため、調整作業に時間がかかった
り、投影レンズのコストが高くなるという問題が生じ
る。
置では、投影レンズとしては例えば焦点距離20mmの
広角レンズを採用している。しかしながら、このような
広角レンズは焦点深度が深いため、光軸方向の移動量に
比べてイメージセンサからの出力信号波形の変化は極め
て緩やかとなり、波形の立ち上がりピークを見つけるこ
とは困難である。したがって、投影レンズの最適な位置
出しを行う調整作業には、熟練を要するとともに時間が
かかるという欠点があった。しかも、このような面倒な
調整作業を行っても、投影レンズは製造時の組立誤差や
光学ガラスのバラツキ等により僅かずつではあるが個々
の焦点距離にバラツキを生じ、撮像範囲が一定しないと
いう問題がある。この問題を解決するためには、投影レ
ンズを位置出しした後、更にイメージセンサの位置を修
正する、あるいは投影レンズの焦点距離を可変にする等
の処置が必要となるため、調整作業に時間がかかった
り、投影レンズのコストが高くなるという問題が生じ
る。
【0005】本発明は、投影レンズの位置調整をローコ
ストかつ速やかに行うことができる画像読取装置の調整
方法を提供することを目的とする。
ストかつ速やかに行うことができる画像読取装置の調整
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像読取装置の調整方法は、少なく
とも主走査方向の最大読取幅を表示した調整用チャート
をセットし、この調整用チャートを撮像して得られるイ
メージセンサからの出力信号の波形をオシロスコープの
画面に映し出し、これを観察しながら投影レンズを光軸
方向に移動させ、前記最大読取幅の両端がイメージセン
サの両端に位置する受光素子によってそれぞれ読み取ら
れたことを示す波形パターンがオシロスコープの画面に
映し出されるように、投影レンズを位置出しするもので
ある。
に、請求項1記載の画像読取装置の調整方法は、少なく
とも主走査方向の最大読取幅を表示した調整用チャート
をセットし、この調整用チャートを撮像して得られるイ
メージセンサからの出力信号の波形をオシロスコープの
画面に映し出し、これを観察しながら投影レンズを光軸
方向に移動させ、前記最大読取幅の両端がイメージセン
サの両端に位置する受光素子によってそれぞれ読み取ら
れたことを示す波形パターンがオシロスコープの画面に
映し出されるように、投影レンズを位置出しするもので
ある。
【0007】請求項2記載の画像読取装置の調整方法
は、請求項1記載の画像読取装置の調整方法において、
前記調整用チャートは、前記最大読取幅の両端に対応し
た位置に反射率が高い幅狭の高反射領域をそれぞれ設け
るとともに、主走査方向で各高反射領域を挟む位置に反
射率が低い低反射領域をそれぞれ設けてあり、前記オシ
ロスコープに映し出された波形パターンの両端に各高反
射領域の撮像波形が現出されるように、投影レンズを位
置出しするものである。
は、請求項1記載の画像読取装置の調整方法において、
前記調整用チャートは、前記最大読取幅の両端に対応し
た位置に反射率が高い幅狭の高反射領域をそれぞれ設け
るとともに、主走査方向で各高反射領域を挟む位置に反
射率が低い低反射領域をそれぞれ設けてあり、前記オシ
ロスコープに映し出された波形パターンの両端に各高反
射領域の撮像波形が現出されるように、投影レンズを位
置出しするものである。
【0008】
【作用】投影レンズは光軸方向に移動自在にしておく。
読取位置に原稿の代わりに少なくとも主走査方向の最大
読取幅を表示した調整用チャートをセットするととも
に、イメージセンサからの出力信号波形をオシロスコー
プの画面に映し出す。投影レンズを光軸方向に移動させ
ると、イメージセンサに投影される調整用チャートの像
の大きさが変化するから、オシロスコープの画面に映し
出された波形パターンの形状が変化する。作業者はこの
波形パターンを観察しながら投影レンズを移動させ、調
整用チャートに表示された最大読取幅の両端の像がイメ
ージセンサの両端に位置する受光素子上に投影されたこ
とを示す波形パターンがオシロスコープの画面に映し出
されたときに投影レンズの移動操作を止め、投影レンズ
の位置を特定する。このような簡単な調整方法により、
投影レンズの焦点距離に誤差があっても撮像範囲にズレ
を生じることなく、投影レンズの位置出しが正確に行わ
れる。
読取位置に原稿の代わりに少なくとも主走査方向の最大
読取幅を表示した調整用チャートをセットするととも
に、イメージセンサからの出力信号波形をオシロスコー
プの画面に映し出す。投影レンズを光軸方向に移動させ
ると、イメージセンサに投影される調整用チャートの像
の大きさが変化するから、オシロスコープの画面に映し
出された波形パターンの形状が変化する。作業者はこの
波形パターンを観察しながら投影レンズを移動させ、調
整用チャートに表示された最大読取幅の両端の像がイメ
ージセンサの両端に位置する受光素子上に投影されたこ
とを示す波形パターンがオシロスコープの画面に映し出
されたときに投影レンズの移動操作を止め、投影レンズ
の位置を特定する。このような簡単な調整方法により、
投影レンズの焦点距離に誤差があっても撮像範囲にズレ
を生じることなく、投影レンズの位置出しが正確に行わ
れる。
【0009】
【実施例】本発明を実施したモノクロタイプのイメージ
スキャナ10の外観を示す図2において、イメージスキ
ャナ10の本体部11はボックス型をしており、この上
部中央には原稿12を載置する透明なガラス板(ステー
ジ)13が嵌め込まれている。また、原稿読取時に本体
部11の上部を被う蓋15が蝶番16を介して本体部1
1の端部に回動自在に取り付けられている。本体部11
の内部には、ガラス板13の上に置かれた原稿12を読
み取るキャリッジ20が副走査方向に進退自在に設けら
れ、原稿の読取を開始すると、本体部11内に設けられ
た駆動機構により本体部11内の一方の端から他方の端
まで移動される。なお、原稿12としては、紙等の不透
明な支持体に絵や文字等の画像を記録した反射原稿や例
えばポジフイルム等の透過原稿を用いることができる。
蓋15の裏面(原稿側の面)は、透過原稿を読み取ると
きのために白色仕上げにしてある。
スキャナ10の外観を示す図2において、イメージスキ
ャナ10の本体部11はボックス型をしており、この上
部中央には原稿12を載置する透明なガラス板(ステー
ジ)13が嵌め込まれている。また、原稿読取時に本体
部11の上部を被う蓋15が蝶番16を介して本体部1
1の端部に回動自在に取り付けられている。本体部11
の内部には、ガラス板13の上に置かれた原稿12を読
み取るキャリッジ20が副走査方向に進退自在に設けら
れ、原稿の読取を開始すると、本体部11内に設けられ
た駆動機構により本体部11内の一方の端から他方の端
まで移動される。なお、原稿12としては、紙等の不透
明な支持体に絵や文字等の画像を記録した反射原稿や例
えばポジフイルム等の透過原稿を用いることができる。
蓋15の裏面(原稿側の面)は、透過原稿を読み取ると
きのために白色仕上げにしてある。
【0010】図1において、キャリッジ20の上部に
は、主走査方向に延びたスリット21が形成されてい
る。キャリッジ20の内部には、スリット21と平行に
蛍光灯23が設けられており、この蛍光灯23が原稿読
取時にスリット21を介してガラス板の上に置かれた原
稿を照明するようになっている。スリット21の真下に
は主走査方向に細長い反射ミラー24が原稿面に対して
例えば45°の傾斜角で設けられ、その水平方向に投影
レンズ25と、イメージセンサとして周知のCCDライ
ンセンサ26とが順に配置されている。この投影レンズ
25は、例えば焦点距離20mmの広角タイプが用いら
れる。
は、主走査方向に延びたスリット21が形成されてい
る。キャリッジ20の内部には、スリット21と平行に
蛍光灯23が設けられており、この蛍光灯23が原稿読
取時にスリット21を介してガラス板の上に置かれた原
稿を照明するようになっている。スリット21の真下に
は主走査方向に細長い反射ミラー24が原稿面に対して
例えば45°の傾斜角で設けられ、その水平方向に投影
レンズ25と、イメージセンサとして周知のCCDライ
ンセンサ26とが順に配置されている。この投影レンズ
25は、例えば焦点距離20mmの広角タイプが用いら
れる。
【0011】CCDラインセンサ26は、例えば500
0個の受光素子が主走査方向に一直線状に配列されてお
り、各受光素子に入射する光量に応じて生じる信号電流
を時系列的に読み出してアンプ27に出力する。アンプ
27はこのアナログ電気信号を増幅して画像信号処理回
路28に送出する。画像信号処理回路28はアンプ27
で増幅されたアナログ電気信号をデジタルの画像信号に
変換した後、シェーディング補正等の処理を行ってか
ら、SCSI等のインターフェース29を介してサーマ
ルプリンタやパソコン等に出力する。
0個の受光素子が主走査方向に一直線状に配列されてお
り、各受光素子に入射する光量に応じて生じる信号電流
を時系列的に読み出してアンプ27に出力する。アンプ
27はこのアナログ電気信号を増幅して画像信号処理回
路28に送出する。画像信号処理回路28はアンプ27
で増幅されたアナログ電気信号をデジタルの画像信号に
変換した後、シェーディング補正等の処理を行ってか
ら、SCSI等のインターフェース29を介してサーマ
ルプリンタやパソコン等に出力する。
【0012】図3において、投影レンズ25はレンズホ
ルダ30に保持されており、このレンズホルダ30はキ
ャリッジ20の底部に固定されたレール31上に光軸α
方向(副走査方向)に移動自在に取り付けられている。
レンズホルダ30の側面には細かいピッチのラックギア
32が固定されており、これにピニオンギア33が噛合
している。このピニオンギア33に固定された軸34の
先端部は、キャリッジ20の上壁に形成された孔20a
を介してキャリッジ20の外部に突出されており、この
先端にノブ35が固着されている。本体カバーの一部を
外すと、ノブ35が操作可能である。ノブ35を回転操
作することにより、軸34,ピニオンギア33及びラッ
クギア32を介して投影レンズ25をレンズホルダ30
ごと光軸α方向に移動させることができる。なお、孔2
0a近傍のキャリッジ20には、ノブ35を任意の位置
で固定可能なロック機構を設けるのがよい。
ルダ30に保持されており、このレンズホルダ30はキ
ャリッジ20の底部に固定されたレール31上に光軸α
方向(副走査方向)に移動自在に取り付けられている。
レンズホルダ30の側面には細かいピッチのラックギア
32が固定されており、これにピニオンギア33が噛合
している。このピニオンギア33に固定された軸34の
先端部は、キャリッジ20の上壁に形成された孔20a
を介してキャリッジ20の外部に突出されており、この
先端にノブ35が固着されている。本体カバーの一部を
外すと、ノブ35が操作可能である。ノブ35を回転操
作することにより、軸34,ピニオンギア33及びラッ
クギア32を介して投影レンズ25をレンズホルダ30
ごと光軸α方向に移動させることができる。なお、孔2
0a近傍のキャリッジ20には、ノブ35を任意の位置
で固定可能なロック機構を設けるのがよい。
【0013】このように構成されたイメージスキャナ1
0の組立を行う際には、投影レンズ25の光軸方向の位
置を微調整する。まず、スリット21の上方に、調整用
治具37を介して調整用チャート36をセットする。こ
の調整用治具37は、本体部11のガラス板13と同じ
材質の細長いガラス板38とスペーサ39とから構成さ
れ、キャリッジ20を本体部11内に収納した状態で本
体部11のガラス板13に調整用チャート36を載置し
た場合と同じ状態を再現する。そして、インターフェー
ス29にオシロスコープ40を接続する。
0の組立を行う際には、投影レンズ25の光軸方向の位
置を微調整する。まず、スリット21の上方に、調整用
治具37を介して調整用チャート36をセットする。こ
の調整用治具37は、本体部11のガラス板13と同じ
材質の細長いガラス板38とスペーサ39とから構成さ
れ、キャリッジ20を本体部11内に収納した状態で本
体部11のガラス板13に調整用チャート36を載置し
た場合と同じ状態を再現する。そして、インターフェー
ス29にオシロスコープ40を接続する。
【0014】図4に示すように、調整用チャート36は
細長い形状をしており、調整用治具37のガラス板38
に対面される面36aは反射率が高い白色仕上げになっ
ている。そして、面36aの両端部には反射率が低い黒
色のストライプ42a,43a及びストライプ42b,
43bがそれぞれ僅かな隙間をとって印刷されている。
この各隙間には面36aが露呈しており、白色のストラ
イプ44a,44bを形成している。これらの中心線P
a,Pb間の距離L1が原稿の主走査方向の最大読取幅
(設計上の撮像範囲)に対応している。
細長い形状をしており、調整用治具37のガラス板38
に対面される面36aは反射率が高い白色仕上げになっ
ている。そして、面36aの両端部には反射率が低い黒
色のストライプ42a,43a及びストライプ42b,
43bがそれぞれ僅かな隙間をとって印刷されている。
この各隙間には面36aが露呈しており、白色のストラ
イプ44a,44bを形成している。これらの中心線P
a,Pb間の距離L1が原稿の主走査方向の最大読取幅
(設計上の撮像範囲)に対応している。
【0015】CCDラインセンサ26の受光幅を例えば
20mm,投影レンズ25の投影倍率を例えば1/4と
すると、調整用チャート36の距離L1は例えば80m
mとなる。また、ストライプ42a,42bの各中心線
Qa,Qb間の距離L2は例えば76mmであり、スト
ライプ43a,43b間の距離を示す基準線Ra,Rb
間の距離L3は84mmである。なお、この基準線Ra
の位置は、中心線Paとの距離が中心線Pa,Qa間の
距離と等しくなるように決めたものである。また、基準
線Rbの位置も同様である。
20mm,投影レンズ25の投影倍率を例えば1/4と
すると、調整用チャート36の距離L1は例えば80m
mとなる。また、ストライプ42a,42bの各中心線
Qa,Qb間の距離L2は例えば76mmであり、スト
ライプ43a,43b間の距離を示す基準線Ra,Rb
間の距離L3は84mmである。なお、この基準線Ra
の位置は、中心線Paとの距離が中心線Pa,Qa間の
距離と等しくなるように決めたものである。また、基準
線Rbの位置も同様である。
【0016】蛍光灯23を点灯するとともにCCDライ
ンセンサ26を駆動して、調整用チャート36の像を反
射ミラー24,投影レンズ25を介してCCDラインセ
ンサ26に投影させる。CCDラインセンサ26からの
出力信号はアンプ27で増幅された後、画像信号処理回
路28でデジタル化,シェーディング補正等の処理が施
され、インターフェース29を介してオシロスコープ4
0に入力される。オシロスコープ40の画面40aに
は、投影レンズ25の位置により図5(A)〜(C)に
示すような波形パターンが表示される。
ンセンサ26を駆動して、調整用チャート36の像を反
射ミラー24,投影レンズ25を介してCCDラインセ
ンサ26に投影させる。CCDラインセンサ26からの
出力信号はアンプ27で増幅された後、画像信号処理回
路28でデジタル化,シェーディング補正等の処理が施
され、インターフェース29を介してオシロスコープ4
0に入力される。オシロスコープ40の画面40aに
は、投影レンズ25の位置により図5(A)〜(C)に
示すような波形パターンが表示される。
【0017】オシロスコープ40の画面40aに(A)
の波形パターンが表示された場合には、投影レンズ25
が反射ミラー24側に寄った位置にあって調整用チャー
ト36の像が所定のサイズより大きくなっている。すな
わち、CCDラインセンサ26の両端に位置する受光素
子上からストライプ44a,44bの像が外側にはみ出
した状態になっているから、ノブ35を操作して投影レ
ンズ25をCCDラインセンサ26側に向かって移動さ
せる。
の波形パターンが表示された場合には、投影レンズ25
が反射ミラー24側に寄った位置にあって調整用チャー
ト36の像が所定のサイズより大きくなっている。すな
わち、CCDラインセンサ26の両端に位置する受光素
子上からストライプ44a,44bの像が外側にはみ出
した状態になっているから、ノブ35を操作して投影レ
ンズ25をCCDラインセンサ26側に向かって移動さ
せる。
【0018】(C)の波形パターンが表示された場合に
は、投影レンズ25がCCDラインセンサ26側に寄っ
た位置にあって調整用チャート36の像が所定のサイズ
より小さくなっている。すなわち、CCDラインセンサ
26の両端に位置する受光素子上に最大読取幅の外側に
あるストライプ43a,43bの像までが投影された状
態になっているから、ノブ35を操作して投影レンズ2
5を反射ミラー24側に向かって移動させ、CCDライ
ンセンサ26に投影される調整用チャート36の像のサ
イズを大きくする。
は、投影レンズ25がCCDラインセンサ26側に寄っ
た位置にあって調整用チャート36の像が所定のサイズ
より小さくなっている。すなわち、CCDラインセンサ
26の両端に位置する受光素子上に最大読取幅の外側に
あるストライプ43a,43bの像までが投影された状
態になっているから、ノブ35を操作して投影レンズ2
5を反射ミラー24側に向かって移動させ、CCDライ
ンセンサ26に投影される調整用チャート36の像のサ
イズを大きくする。
【0019】(B)に示す波形パターンがオシロスコー
プ40の画面40aに表示された場合には、調整用チャ
ート36の像が所定のサイズどおりになっており、CC
Dラインセンサ26の両端に位置する受光素子上にスト
ライプ44a,44bの像の中心が重なった状態になっ
ている。すなわち、CCDラインセンサ26の読取可能
範囲に読み取られるべき最大読取幅の像の全てが過不足
なく投影されているから、ノブ35の操作を停止し、投
影レンズ25の位置を特定する。また、このとき、投影
レンズ25の焦点距離が設計値どおりであれば、原稿像
がCCDラインセンサ26に正確に結像されるように、
スリット21からCCDラインセンサ26に至る光路長
が決められている。
プ40の画面40aに表示された場合には、調整用チャ
ート36の像が所定のサイズどおりになっており、CC
Dラインセンサ26の両端に位置する受光素子上にスト
ライプ44a,44bの像の中心が重なった状態になっ
ている。すなわち、CCDラインセンサ26の読取可能
範囲に読み取られるべき最大読取幅の像の全てが過不足
なく投影されているから、ノブ35の操作を停止し、投
影レンズ25の位置を特定する。また、このとき、投影
レンズ25の焦点距離が設計値どおりであれば、原稿像
がCCDラインセンサ26に正確に結像されるように、
スリット21からCCDラインセンサ26に至る光路長
が決められている。
【0020】一般には、投影レンズ25の焦点距離は、
レンズそのものの加工誤差と、製造時の組立誤差を含ん
でいるから、オシロスコープ40の画面40aに(B)
に示す波形パターンが表示された状態で投影レンズ25
の位置出しをしても、理論上は原稿像がCCDラインセ
ンサ26に結像されるピント位置にズレが生じる。しか
しながら、投影レンズ25の焦点深度が充分に深いた
め、ピント位置のズレ量は許容範囲内に入り、読取精度
が劣化する等の不都合を生じるおそれはない。
レンズそのものの加工誤差と、製造時の組立誤差を含ん
でいるから、オシロスコープ40の画面40aに(B)
に示す波形パターンが表示された状態で投影レンズ25
の位置出しをしても、理論上は原稿像がCCDラインセ
ンサ26に結像されるピント位置にズレが生じる。しか
しながら、投影レンズ25の焦点深度が充分に深いた
め、ピント位置のズレ量は許容範囲内に入り、読取精度
が劣化する等の不都合を生じるおそれはない。
【0021】以上説明した実施例では、イメージセンサ
として受光素子を1列に配列したCCDラインセンサを
用いたが、受光素子を二次元に配列したCCDエリアセ
ンサを用いることもできる。この場合には、例えば受光
エリアの中心部にある1ライン分の受光素子から出力さ
れる信号を用いる。また、調整用チャートとして主走査
方向の最大読取幅のみを表示したものを使用したが、例
えば副走査方向の最大読取幅も表示したもの,すなわち
全読取範囲を表示した調整用チャートを使用してもよ
い。また、調整用治具37を使わずに、透明ガラス板1
3上にチャート36をセットしてもよい。この場合に
は、例えば本体部の側面を開放可能な構造とし、投影レ
ンズの移動や固定は本体部の側方から行える構造とす
る。
として受光素子を1列に配列したCCDラインセンサを
用いたが、受光素子を二次元に配列したCCDエリアセ
ンサを用いることもできる。この場合には、例えば受光
エリアの中心部にある1ライン分の受光素子から出力さ
れる信号を用いる。また、調整用チャートとして主走査
方向の最大読取幅のみを表示したものを使用したが、例
えば副走査方向の最大読取幅も表示したもの,すなわち
全読取範囲を表示した調整用チャートを使用してもよ
い。また、調整用治具37を使わずに、透明ガラス板1
3上にチャート36をセットしてもよい。この場合に
は、例えば本体部の側面を開放可能な構造とし、投影レ
ンズの移動や固定は本体部の側方から行える構造とす
る。
【0022】また、上記実施例はモノクロタイプのイメ
ージスキャナであったが、本発明をカラータイプのイメ
ージスキャナに適用できるのは勿論である。カラーイメ
ージスキャナには、例えば、R,G,Bの3光源を備
え、これらの点灯を順次に切り替えるものや、光源は白
色光源で投影レンズとイメージセンサとの間にR,G,
Bの3色フィルタを挿脱自在に設け、これらを順次に切
り替えるもの,更には3色のカラーイメージセンサを用
いるもの等がある。これらのカラーイメージスキャナで
投影レンズの位置調整を行うには、1つの色,例えばG
の光源又はフィルタを用いるか、又は2色もしくは3色
について投影レンズの位置調整を行い、これらの平均位
置に投影レンズを固定すればよい。また、本発明をフラ
ットベッドタイプのイメージスキャナに適用した実施例
のみを説明したが、本発明は他の画像読取装置,例えば
ハンディスキャナやファクシミリ等にも適用できるのは
勿論である。
ージスキャナであったが、本発明をカラータイプのイメ
ージスキャナに適用できるのは勿論である。カラーイメ
ージスキャナには、例えば、R,G,Bの3光源を備
え、これらの点灯を順次に切り替えるものや、光源は白
色光源で投影レンズとイメージセンサとの間にR,G,
Bの3色フィルタを挿脱自在に設け、これらを順次に切
り替えるもの,更には3色のカラーイメージセンサを用
いるもの等がある。これらのカラーイメージスキャナで
投影レンズの位置調整を行うには、1つの色,例えばG
の光源又はフィルタを用いるか、又は2色もしくは3色
について投影レンズの位置調整を行い、これらの平均位
置に投影レンズを固定すればよい。また、本発明をフラ
ットベッドタイプのイメージスキャナに適用した実施例
のみを説明したが、本発明は他の画像読取装置,例えば
ハンディスキャナやファクシミリ等にも適用できるのは
勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明の調整方法によれ
ば、少なくとも主走査方向の最大読取幅を表示した調整
用チャートを用い、最大読取幅の両端がイメージセンサ
の両端に位置する受光素子によってそれぞれ読み取られ
たことを示す波形パターンがオシロスコープの画面に映
し出されたときに投影レンズの位置を特定するようにし
たので、投影レンズの焦点距離にバラツキがあっても簡
単な調整作業で撮像範囲を所定の範囲に正確に一致させ
ることができる。
ば、少なくとも主走査方向の最大読取幅を表示した調整
用チャートを用い、最大読取幅の両端がイメージセンサ
の両端に位置する受光素子によってそれぞれ読み取られ
たことを示す波形パターンがオシロスコープの画面に映
し出されたときに投影レンズの位置を特定するようにし
たので、投影レンズの焦点距離にバラツキがあっても簡
単な調整作業で撮像範囲を所定の範囲に正確に一致させ
ることができる。
【0024】また、所定の調整用チャートのみを使用す
ればよく、焦点距離を変更可能な高価な投影レンズを使
用する必要がないから、投影レンズの位置調整をローコ
ストかつ速やかに行うことができる。更に、調整用チャ
ートの両端部に撮像範囲の両端を示す高反射領域をそれ
ぞれ設け、各高反射領域を2つの低反射領域でそれぞれ
挟むようにし、調整用チャートの各高反射領域が撮像さ
れたことを示す波形パターンの両端がオシロスコープに
映し出されたときに投影レンズの位置を特定するように
したので、投影レンズの位置調整を容易に行うことがで
きる。
ればよく、焦点距離を変更可能な高価な投影レンズを使
用する必要がないから、投影レンズの位置調整をローコ
ストかつ速やかに行うことができる。更に、調整用チャ
ートの両端部に撮像範囲の両端を示す高反射領域をそれ
ぞれ設け、各高反射領域を2つの低反射領域でそれぞれ
挟むようにし、調整用チャートの各高反射領域が撮像さ
れたことを示す波形パターンの両端がオシロスコープに
映し出されたときに投影レンズの位置を特定するように
したので、投影レンズの位置調整を容易に行うことがで
きる。
【図1】本発明を実施したイメージスキャナのキャリッ
ジの構造とCCDラインセンサの信号処理回路の概略を
示す説明図である。
ジの構造とCCDラインセンサの信号処理回路の概略を
示す説明図である。
【図2】イメージスキャナの外観を示す斜視図である。
【図3】投影レンズの移動機構の概略を示す説明図であ
る。
る。
【図4】調整用チャートの平面図である。
【図5】オシロスコープに表示された波形パターンを示
す説明図である。
す説明図である。
10 イメージスキャナ 12 原稿 13 ガラス板 20 キャリッジ 23 蛍光灯 24 反射ミラー 25 投影レンズ 26 CCDラインセンサ 36 調整用チャート 40 オシロスコープ 42a,42b,43a,43b 黒色のストライプ 44a,44b 白色のストライプ
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも主走査方向に多数の受光素子
をライン状に配列したイメージセンサと、読取位置に置
かれた原稿の画像記録面を照明する照明手段と、この照
明手段及びイメージセンサと一緒に原稿に対して副走査
方向に相対移動しながら原稿に記録された画像をイメー
ジセンサに縮小投影する投影レンズとを備えた画像読取
装置における投影レンズの取付位置を調整する画像読取
装置の調整方法において、 前記読取位置に少なくとも主走査方向の最大読取幅を表
示した調整用チャートをセットし、この調整用チャート
を撮像して得られるイメージセンサからの出力信号の波
形をオシロスコープの画面に映し出し、これを観察しな
がら投影レンズを光軸方向に移動させ、前記最大読取幅
の両端がイメージセンサの両端に位置する受光素子によ
ってそれぞれ読み取られたことを示す波形パターンがオ
シロスコープの画面に映し出されるように、投影レンズ
を位置出しすることを特徴とする画像読取装置の調整方
法。 - 【請求項2】 前記調整用チャートは、最大読取幅の両
端に対応した位置に反射率が高い幅狭の高反射領域をそ
れぞれ設けるとともに、主走査方向で各高反射領域を挟
む位置に反射率が低い低反射領域をそれぞれ設けてあ
り、前記オシロスコープに映し出された波形パターンの
両端に各高反射領域の撮像波形が現出されるように、投
影レンズを位置出しすることを特徴とする請求項1記載
の画像読取装置の調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034094A JPH08237444A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 画像読取装置の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034094A JPH08237444A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 画像読取装置の調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08237444A true JPH08237444A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12404694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7034094A Pending JPH08237444A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 画像読取装置の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08237444A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003008837A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 撮像装置のスキュー検出方法 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP7034094A patent/JPH08237444A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003008837A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 撮像装置のスキュー検出方法 |
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Legal Events
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