JPH08240692A - 原子炉の制御棒位置検出装置 - Google Patents

原子炉の制御棒位置検出装置

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JPH08240692A
JPH08240692A JP7045463A JP4546395A JPH08240692A JP H08240692 A JPH08240692 A JP H08240692A JP 7045463 A JP7045463 A JP 7045463A JP 4546395 A JP4546395 A JP 4546395A JP H08240692 A JPH08240692 A JP H08240692A
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JP
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control rod
control
rod position
position detection
signal
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JP7045463A
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Masashi Iwasaki
正志 岩崎
Ryuji Okumura
隆二 奥村
Hiroyuki Namikawa
博行 並川
Akio Amino
昭夫 網野
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Kansai Electric Power Co Inc
NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原子炉の制御棒位置検出装置で制御棒位置検
出を行う際に、位置検出信号がドリフトして誤指示を行
うのを防ぎ制御棒移動時の正確な移動量を検出すること
を目的とする。 【構成】 制御棒移動時の位置検出信号に加えて、駆動
時に生ずる移動ステップ時のパルスを検出して、カウン
トし、このカウント値と位置検出信号とをCPU108
で比較して、制御棒移動時の位置を正しく確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉の制御棒位置検
出装置に係わり、特に制御駆動コイルで発生する制御棒
駆動パルス出力を有効に利用した原子炉の制御棒位置検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加圧水型原子炉等は図6の様に構
成されている。図6で1は原子炉、2は燃料棒集合体、
3は燃料棒集合体内に出入されることにより原子炉1内
の核反応を制御する制御棒、4は減速材および一次冷却
材として用いられる軽水、5は軽水4を原子炉内に循環
させる冷却材ポンプ、6は一次冷却材である軽水を加圧
して液状に保持する加圧器、7は原子炉1の核反応熱に
より熱せられた軽水4の熱量により、二次冷却水を加熱
して蒸気を発生する蒸気発生器、8は原子炉1及び一次
冷却材循環系等を格納して放射線等が外部に漏れないよ
うに遮蔽する格納容器、9は蒸気発生器7で発生した蒸
気により駆動される蒸気ターピン、10は蒸気ターピン
を駆動することによりエントロピーの低下した蒸気を海
水で冷却して液化する復水器、11は復水器10で液化
された二次冷却水を蒸気発生器7に給水する給水ポン
プ、12は蒸気タービン9により運転され、発生した電
力を変電所に送電する発電機である。
【0003】この様な原子力発電での制御に於ける制御
棒の原子炉内への挿脱操作は原子炉の暴走等の異常を防
ぐ上で重要である。
【0004】この様な原子炉1内の熱出力を所定値に保
持するための制御棒駆動制御系路の構成を図7に示す。
【0005】同図で図6の原子炉部分には同一符号を付
して重複説明を省略するも、14は中性子束検出器、1
5は中性子束検出器14の出力を受け中性束数の変化を
監視する核計装盤、16は核計装盤15の異常状態検出
出力により原子炉トリップ信号を発生する原子炉トリッ
プ遮断器盤、17は制御棒3の上下のステップ動作及び
落下動作を制御する制御棒駆動制御盤、18は制御棒の
ムーバプルコイル18a、リフトコイル18b、ステー
ショナリコイル18cよりなる制御棒駆動コイル、19
は制御棒駆動軸13に取付けられた一次コイル19a及
び二次コイル19bより成る制御棒位置検出器であり、
この制御棒位置検出器19は図10に示されている様
に、一次及び二次コイル19a及び19bは同じ巻数の
コイルをサンドイッチ状に交互に積層し、ステンレス製
の制御棒駆動軸13がコイル中心を貫通する様に取り付
けられたもので、これらの制御棒位置検出器は制御棒3
‥‥に対応して複数個設けられている。
【0006】この制御棒検出器19は検出時には一次コ
イル19aに交流電圧ACを加えて励磁し、制御棒駆動
軸13の出入によるコイルインダクタンスの変化に対応
して二次コイルに誘起電圧Vが発生するのを検出してい
る。
【0007】図7に戻って、20は制御棒位置検出器1
9から入力させるデータにより各制御棒の現在位置を指
示する制御棒位置指示盤、21は中央制御盤である。上
記構成の制御棒駆動制御系路では、中性子束検出器14
で検出した炉心からの中性子束数を核計装盤15により
監視すると共に、制御棒位置検出器19の出力を受ける
制御棒位置指示盤20で各制御棒3の現在位置を監視し
ている。そして、中央制御盤21により、原子炉1の熱
出力を所定値に維持するように、制御棒駆動制御盤17
の出力で制御棒駆動コイル18により、各制御棒3を上
下にステップ動作させて熱出力を所定値に維持させ、異
常状態の発生時には制御棒の落下動作を行って暴走等の
危険を取除いている。
【0008】然し、この制御棒位置検出器19の二次コ
イル19bに誘起される電圧は制御棒3の通常動作が段
階的で制御棒駆動コイル18が励磁消去を繰り返すので
パルス状の出力が出る。このパルス性ノイズを除去する
ために、制御棒位置指示装置20に大きい時定数(約2
秒)のフィルタが二次コイル19bの出力側に挿入され
ている。そして、その実効値を取って制御棒の位置を指
示するので、制御棒落下のような速い動きを監視するの
は極めて困難であった。
【0009】更に、制御棒位置指示盤20内には各制御
棒の現在位置を表示する目的のため、記憶手段を持って
おらず制御棒の例えば機械的な故障や制御棒駆動コイル
の駆動電源ACの停電時等の原因調査に多くの時間を掛
けなければならなかった。
【0010】この為、制御棒の原子炉トリップ時や落下
試験における制御棒落下時の過渡的な位置変化を、各制
御棒ごとに時間の関数として精度良く検出し記録できる
ように制御棒位置検出器19と制御棒位置指示盤20の
間に入力切換回路22を挿入して、上記機能を備えた制
御棒過渡位置検出装置23を接続したものが提案されて
いる。この制御棒過渡位置検出装置23は図8に示すよ
うに構成されている。
【0011】図8において、24は制御棒位置検出器1
9の各検出コイルの出力を増幅して適当なレベルにし、
且つその交流成分と直流成分に分離した後、加算して出
力する複数組の測定回路、25は複数の測定回路24か
らその出力の一つを順次選択して出力するアナログマル
チプレクサ、26はA/D変換器、27は記憶装置、2
8は原子炉トリップ遮断装置16からのトリップ発生の
タイミング信号を記憶装置27に与える原子炉トリップ
信号発生回路、29は核計装盤15の出力を受けて記憶
装置27に中性子束変化率高トリップ発生のタイミング
信号を与える中性子束変化率高トリップ信号発生回路、
30は記憶装置27の出力をアナログ量に変換するD/
A変換器、31はD/A変換器30の出力を増幅する出
力バッファ回路、32は記憶装置27に記憶保持されて
いたデータを出力バッファ回路31の出力により経時変
化として表示するX−Y記録器である。
【0012】この制御棒過渡位置検出装置23は、例え
ばマイクロコンピュータにより制御されて、各制御棒位
置検出器19の出力をアナログマルチプレクサ25によ
り時分割して取り出し、逐次一定時間前のデータを記憶
変更することにより常時記憶装置27に一定時間分の制
御棒3の位置データを記憶保持させ、原子炉トリップ時
又は中性子束変化率高トリップ時から所定時間経過後に
記憶変更動作を停止させることにより、制御棒3の落下
開始前後の過渡位置を記録させるようにしたものであ
る。また、落下事故後、X−Y記録器32に各制御棒3
ごとに落下開始時の経時変化を表示記録させることがで
きる様に成されている。
【0013】この様な制御棒落下時の過渡的な位置変化
を測定回路24が測定する。この測定装置24の構成を
図9で説明する。
【0014】図9で24aは交流直流分離回路、24b
は分離された交流成分の周期を検出する周期検出回路、
24cはサンプルホールドパルス発生回路、24dは負
方向ピークホールド回路、24eは交流成分のピーク値
と直流成分とを加える加算回路、24fは、交流成分と
直流成分を加算した信号か、直流成分のみかを選択して
出力するAC−DC切換スイッチである。この測定回路
24は、制御棒位置検出器19の出力が交流成分に直流
成分が重量した波形となっており、いずれも制御棒の位
置に対応した値を持っていて、それらを時間遅れなしに
取り出せば位置検出ができることに着目した回路であ
る。すなわち、各制御棒位置検出器19の出力を交流直
流分離回路24aで交流成分と直流成分とに分離し、交
流成分は各同期のピーク値をサンプルホールドして取り
出し、これらを加算回路24eで加算して、アナログマ
ルチプレクサ25に出力する様に成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で詳述
した様に制御棒の位置を検出するための位置検出器19
からの検出信号を測定回路24で検出する場合、位置検
出信号の振幅変化で位置検出を行っているため、X−Y
記録器や表示装置などの指示値に対応した測定回路24
からの出力値がリニアではなく非直線的な値を示す。こ
れは検出器の1次コイルに印加するAC電源の波形歪、
原子炉内の電源変動、温度変化、ドリフト等で位置検出
信号が変化して制御棒位置信号を正しく記録及び表示出
来ない問題があった。
【0016】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたものでその第1の目的とするところは制御棒移動
時に正確な移動ステップ数が得られる様にして、測定回
路の電源変動やドリフトで検出信号の振幅が変化しても
位置検出精度に影響を与えない原子炉の制御棒位置検出
装置を得るにある。
【0017】本発明の第2の目的は制御棒の移動がない
にもかかわらず原子炉内の電源変動、温度変化により、
制御棒の位置信号が変動するのを補正するために変動を
検出して、位置信号を平均処理することで正しい位置に
補正可能な原子炉の制御棒位置検出装置を得るにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の原子炉の制御棒
位置検出装置はその例が図1に示されている様に複数の
制御棒駆動軸に配設された一次コイル及び二次コイルか
らなる複数の制御棒位置検出器19と、上記複数の制御
棒位置検出器19の誘起電圧から交流成分のピーク値と
直流成分とを別々に取り出し演算して、各制御棒の位置
を測定する複数の測定回路24と、上記複数の制御棒位
置検出器19から制御棒駆動時に発生するパルスを検出
してデジタル信号に変換するコンパレータ102と、上
記コンパレータで検出したデジタル信号を計数するカウ
ンタ103とを具備して成るものである。
【0019】
【作用】本発明の原子炉の制御棒位置検出装置は従来ノ
イズとして扱っていた制御棒駆動時の階段状のパルスを
カウントすることで制御棒移動時に正確なステップ数が
得られ位置検出精度の向上したものが得られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の原子炉の制御棒位置検出装置
の一実施例を図1乃至図5によって詳記する。本例の原
子炉構成は図6及び図7に示すと同一構成であり、特に
制御棒過渡位置検出装置23部分の改良に関するもので
あり、図8及び図9で示した制御棒過渡位置検出装置2
3及び測定装置24との対応部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。
【0021】図1は本発明の原子炉の制御棒位置検出装
置の機能的な系統図を示すものである。図1で制御棒駆
動軸13を囲繞する様に配された一次及び二次コイル1
9a及び19bからなる制御棒位置検出器19の出力は
入力切換回路22(図7参照)を介して複数の制御棒に
対応した複数の測定回路24に供給される。
【0022】図1では1つの測定回路のみを示している
が一般に8本の制御棒を単位とした複数のバンクに分け
られ、SBA(シャットダウンバンクA),SBB,C
BA(コントロールバンクA),CBB,CBC,CB
Dに分けられていて、これらの各パンク単位に測定回路
24が付加されている。
【0023】測定回路24は図9と同一構成であり図8
で示すマルチプレクサ25を介してアナログ−デジタル
変換器(A/D)26でデジタル変換された制御棒位置
データは記憶回路27に供給される。この系列を図1で
A系路として示している。
【0024】制御棒位置検出器19からの制御棒の位置
信号はアンプ等から成るシグナルコンディショナ101
に供給されてコンバータに入力出来る信号にコンディシ
ョニングする。
【0025】シグナルコンディショナ101の出力はA
/D等のコンパレータ102に供給され制御棒の駆動時
に発生するパルス状の信号を検出し、デジタル信号に変
換して次段のカウンタ103によってコンパレータ10
2で検出したパルスをカウントして記憶回路27に供給
する。この系列を図1ではB系路として示している。
【0026】記憶回路27はコンピュータ(CPU)1
08が通常有するRAM等であってもよく、記憶回路2
7内に格納されたカウンタ103のカウント値及びA/
D変換器26からの制御棒位置信号はインタフェース1
05を介してX−Y記録器等のプリンタ32や表示器1
06に供給されて、制御棒の移動波形記録や表示が成さ
れる。CPU108は記憶回路27、インタフェース1
05、A/D変換器26、カウンタ103等をコントロ
ールする。
【0027】尚、図1で1点鎖線で示される範囲内のA
/D変換器26、カウンタ103はCPU108のソフ
トウエアで構成してもよい。
【0028】上述の構成に示される様に制御棒位置検出
器19から出力されてA系路を通して得られる制御棒位
置信号は制御棒位置検出器19の1次コイルに印加する
AC電源の波形歪等で、必ずしも実際の制御棒位置と検
出器からの振幅変化信号とはリニアな関係になく、制御
棒位置検出の誤差要因となっている。
【0029】ここでB系路を付加することで制御棒3駆
動時に発生するパルス信号を検出してA系路で得られる
制御棒位置データと比較し、制御棒位置検出の精度の改
善を図る様にする。
【0030】従来構成でも説明した様に制御棒3の通常
動作時に段階的に制御棒駆動コイル18が励磁、消去を
繰り返す際に制御棒位置検出器19の二次コイル19b
側に誘起されるパルス状の出力をコンパレータ102で
検出する。元来、フィルタ等を入れてこのパルスを除く
様に成されていたが本例では、このパルスを積極的に用
いる。
【0031】即ち、コンパレータ102では制御棒の駆
動時に位置検出信号に乗っている上記パルスをカウンタ
103でカウントすることで移動ステップ位置を測定す
る様に成したもので上述のSBA,SBB,CBA,C
BBの各バンクでは制御棒駆動時図2の波形図に示す様
に、検出器19からの制御棒位置アナログ信号の検出波
形が得られるので、ステップ位置ではカウンタ103に
よるステップカウントによって制御棒の移動量を検出
し、移動前の電圧値1と移動後の電圧値2の電圧差を求
めることで移動方向を検出する。
【0032】又、上記したステップカウント値から電圧
差が求められるので、適正範囲内であれば正常と判断
し、そうでなければ異常と判断する。
【0033】又、核燃料制御棒が静止状態でもドリフト
等でゆれる場合、移動ステップは検出されず、ゆるやか
な位置検出信号変化があるが、この場合は位置検出信号
の変化をドリフトとして処理する。この点については後
述する。
【0034】図4にCPU108による正常及び異常の
判断を行うための流れ図を示す。
【0035】先ず第1ステップST1 ではA及びBの系
路で得られたデータの収録が行なわれる。即ち、A系路
では制御棒駆動前の制御棒位置のデータSと制御棒駆動
後の制御棒位置データEを、又、B系路では制御棒位置
移動量に相当するパルス数Pを記憶回路27から読み取
る。
【0036】第2ステップST2 ではデータ収録時のデ
ータ検出の有無によって制御棒の移動が開始されたか否
かをCPU108が判断する。移動が開始されていなけ
れば第1ステップST1 に戻されるが、移動開始が成さ
れたならば第3ステップST 3 に移行して引き続くデー
タの収録が行なわれる。
【0037】第4ステップST4 ではデータ収録パルス
が無くなったことを検知して終了か否かを判断し、移動
終了でなければ第3ステップST3 に戻されるが、移動
終了であれば第5ステップST5 に進められる。
【0038】第5ステップST5 ではA系路で得られる
S及びEデータの差の絶対値が演算される。この|S−
E|は制御棒3の位置移動量を表すことになる。そし
て、B系路で得られたカウントデータのパルス数Pが等
しいか略等しいかとの比較が成される。即ち、|S−E
|とPの値が設定された誤差範囲にあるか否かを判定す
る。この誤差範囲は例えば10ステップ程度を略々等し
いとすることが出来る。
【0039】第5ステップST5 で|S−E|≠Pであ
れば第7ステップST7 に進められて異常動作として第
8ステップST8 の表示器106又はプリンタ32に異
常を表示又は記録する。|S−E|がPに等しいか、略
々等しければ第6ステップST6 に進んで制御棒位置の
移動方向をみる(S<E(増)、S>E(減)をみ
る)。即ちS±PでS+Pは制御棒位置移動方向は増加
の時であり、S−Pは制御棒位置移動方向は減少の時と
なる。
【0040】上述の制御棒位置は実際には図2の制御棒
位置アナログ信号によってステップ位置電圧V1 が求め
られる。
【0041】次に制御棒位置アナログ信号に重畳された
ステップのパルス信号をカウントすることで、移動しな
ければならない。ステップ数Nと、1ステップ当たりの
電圧Vにより、制御棒駆動時のステップ位置変化電圧V
2 はV2 =N×Vとして求められるので、この2種類の
電圧V1 とV2 を比較して規定ステップ範囲内か範囲外
かを判定する様に成される。
【0042】尚、図3は図2に示すステップカウント部
分の拡大波形を示すものでB系路から得られるパルス信
号の制御棒駆動時のステップ位置変化電圧V2 を示して
いる。
【0043】上述の各構成ではバンクSBA,SBB,
CBA,CBBの構成について説明したがバンクCBC
及びCBDでは図5に示す様に制御棒駆動制御盤17か
らバンク位置指示信号が得られるのでこのバンク位置指
示信号をアンプ109で増幅して所定のレベルにした後
にA/D変換器110に供給してデジタル化したデータ
を記憶回路27に供給する様に成す。
【0044】勿論各バンク入力信号はA系路のアンプ2
4を含む測定回路24やA/D変換器26によって制御
棒位置検出信号を記憶回路27に格納する様に成すと共
にB系路のアンプを含むシグナルコンディショナ101
及びコンパレータ102並びにカウンタ103でステッ
プ部のパルスをカウントしたデータを記憶回路に格納す
る様に成されている。
【0045】上述の構成では検出位置がバンク位置指示
値と略々同じであればバンク位置指示値を検出位置とす
ることで制御棒位置精度を更に高めることが出来る。
【0046】又、制御棒が停止時のドリフト処理時、即
ち、何らかの要因で、移動ステップパルス信号が検出さ
れず、制御棒だけが移動する様な場合は正確な制御棒位
置検出を行うことが出来ない。これを解決する方法とし
てA系路で得られた制御棒位置データを本例では平均化
処理する様に成す。
【0047】今、データ収録開始点からn回のデータを
取得した平均値を「基準値」と定める。
【0048】次にデータ収録時n個分のデータを順次平
均化して「補正値」とすると制御棒位置=収録データ×
(基準値/補正値)(ここで収録データは取得した1サ
ンプルのデータ)とする。
【0049】これによって、温度変化の様に緩やかに変
化する場合はn回のデータ収録期間では殆ど制御棒位置
データが変化しないので収録データは補正値に等しいか
略々等しい値となるので制御棒位置は基準値に等しくな
る様にCPUに判定させる。
【0050】又、移動ステップパルス信号が検出され
ず、制御棒位置が、同一方向に移動する場合はn回のデ
ータ収録期間でも制御棒位置データが変化するので収録
データ≠補正値となるので制御棒位置データは収録デー
タに追従する値に選択して、ノイズの影響を軽減して、
変動を検出し位置を補正することが出来る。
【0051】
【発明の効果】本発明の原子炉の制御棒位置検出装置に
よれば制御棒の移動位置を従来ノイズとして利用しなか
ったステップパルスを有効に利用して、移動位置をより
正確に検出することが出来、且つ制御棒静止時のドリフ
トによる誤動作を平均化することでノイズを除去して制
御棒位置補正を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原子炉の制御棒位置検出装置の系統図
である。
【図2】本発明に用いる検出装置波形説明図である。
【図3】図2のステップカウント部の拡大波形図であ
る。
【図4】本発明の原子炉の制御棒位置検出装置の流れ図
である。
【図5】本発明の原子炉の制御棒位置検出装置の他の系
統図である。
【図6】従来の原子炉の概略構成図である。
【図7】従来の制御棒駆動監視系路の説明図である。
【図8】従来の制御棒過渡位置検出装置の系統図であ
る。
【図9】従来の測定装置の系統図である。
【図10】従来のアナログ式制御棒検出器の構成図であ
る。
【符号の説明】
19 制御棒位置検出器 24 測定回路 26 A/D変換器 27 記憶回路 101 シグナルコンディショナ 102 コンパレータ 103 カウンタ 108 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 並川 博行 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 網野 昭夫 東京都小平市天神町1−57 日本電気三栄 株式会社東京工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御棒駆動軸に配設された一次コ
    イル及び二次コイルからなる複数の制御棒位置検出器
    と、 上記複数の制御棒位置検出器の誘起電圧から交流成分の
    ピーク値と直流成分とを別々に取り出し演算して、各制
    御棒の位置を測定する複数の測定回路と、 上記複数の制御棒位置検出器から制御棒駆動時に発生す
    るパルスを検出してデジタル信号に変換するコンパレー
    タと、 上記コンパレータで検出したデジタル信号を計数するカ
    ウンタとを具備して成ることを特徴とする原子炉の制御
    棒位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記測定回路から得られた各制御棒位置
    信号と、上記カウンタで計数したカウント値とを比較し
    て異常状態を判定するコンピュータを有することを特徴
    とする請求項1記載の原子炉の制御棒位置検出装置。
JP7045463A 1995-03-06 1995-03-06 原子炉の制御棒位置検出装置 Pending JPH08240692A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997023880A1 (de) * 1995-12-22 1997-07-03 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und vorrichtung zur bestimmung der position eines steuerstabes einer kernkraftanlage
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