JPH0824473B2 - 藺草ハーベスタの分草構造 - Google Patents
藺草ハーベスタの分草構造Info
- Publication number
- JPH0824473B2 JPH0824473B2 JP1200788A JP20078889A JPH0824473B2 JP H0824473 B2 JPH0824473 B2 JP H0824473B2 JP 1200788 A JP1200788 A JP 1200788A JP 20078889 A JP20078889 A JP 20078889A JP H0824473 B2 JPH0824473 B2 JP H0824473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotator
- weeding
- rotation
- strawberries
- shaft core
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、植立した藺草を分草しながら引起して刈取
り収穫する藺草ハーベスタの分草構造に関し、詳しく
は、後倒れ傾斜姿勢で斜設した茎稈引起し装置の前方地
面近傍に固定分草具を設け、この固定分草具の背後から
後方上方に向けて後倒れ傾斜姿勢で分草回転体を配設し
てなる藺草ハーベスタの分草構造に関する。
り収穫する藺草ハーベスタの分草構造に関し、詳しく
は、後倒れ傾斜姿勢で斜設した茎稈引起し装置の前方地
面近傍に固定分草具を設け、この固定分草具の背後から
後方上方に向けて後倒れ傾斜姿勢で分草回転体を配設し
てなる藺草ハーベスタの分草構造に関する。
藺草ハーベスタの分草構造としては、例えば特開昭64
−67122号公報で示されているように、長手方向を円弧
状に湾曲形成した小径の棒材を振り回し回転させて左右
の藺草に振動を与えて絡み合っている藺草を分草するも
のがある。
−67122号公報で示されているように、長手方向を円弧
状に湾曲形成した小径の棒材を振り回し回転させて左右
の藺草に振動を与えて絡み合っている藺草を分草するも
のがある。
藺草は多量の水分を含み細長く(長いものは1.5mくら
い)て軟弱であるという性状を有し、かかる性状からな
る藺草が密集状態で前後、左右で絡み合っているという
特質がある。
い)て軟弱であるという性状を有し、かかる性状からな
る藺草が密集状態で前後、左右で絡み合っているという
特質がある。
上記の特質に対し、前述の従来の分草構造による分草
原理は、分草体を回転させてその接触面で左右の藺草に
振動を与えるものであっても、その振動の与え方は、低
速回転する分草体で、分草回転体の振幅を利用して藺草
を左右に押し広げる力を付与するものであった。この押
し広げる力でもって絡み合っている藺草を左右に分離さ
せるものでは、分草回転体の作用部で絡み合っている左
右の藺草を押し広げながら絡んでいる交叉部を押上げる
ことになり、藺草同士が食い込んで分離が困難もしくは
不可となる事態が発生し、藺草の折損、破損、引きちぎ
りの多発により、藺草の商品価値を低下せしめ、或は藺
草同士の食い込みが激しくなって、糸が絡み合ってもつ
れたのと同様の状態となって、分草体の破損、刈取作業
不能になるという問題があり、前述した藺草の特質に充
分対応し難い点で改善の必要があった。
原理は、分草体を回転させてその接触面で左右の藺草に
振動を与えるものであっても、その振動の与え方は、低
速回転する分草体で、分草回転体の振幅を利用して藺草
を左右に押し広げる力を付与するものであった。この押
し広げる力でもって絡み合っている藺草を左右に分離さ
せるものでは、分草回転体の作用部で絡み合っている左
右の藺草を押し広げながら絡んでいる交叉部を押上げる
ことになり、藺草同士が食い込んで分離が困難もしくは
不可となる事態が発生し、藺草の折損、破損、引きちぎ
りの多発により、藺草の商品価値を低下せしめ、或は藺
草同士の食い込みが激しくなって、糸が絡み合ってもつ
れたのと同様の状態となって、分草体の破損、刈取作業
不能になるという問題があり、前述した藺草の特質に充
分対応し難い点で改善の必要があった。
前述した藺草の特質に対応して絡み合っている藺草を
円滑に分離するには、藺草の絡みを分草回転体で解きほ
ぐしながら、刈り取られた側の藺草を、植立状態にある
未刈藺草に対して稈身方向下方へすり抜けさせる状態で
分離するものでなければならないことが試験研究の結果
判明した。
円滑に分離するには、藺草の絡みを分草回転体で解きほ
ぐしながら、刈り取られた側の藺草を、植立状態にある
未刈藺草に対して稈身方向下方へすり抜けさせる状態で
分離するものでなければならないことが試験研究の結果
判明した。
この原理を具現化することにより、上記の問題点を解
決して藺草の特質に充分対応できる新しい分草装置を提
供することに本発明の目的がある。
決して藺草の特質に充分対応できる新しい分草装置を提
供することに本発明の目的がある。
上記目的を達成するための、本発明の特徴構成は、後
倒れ傾斜姿勢で斜設した茎稈引起し装置の前方地面近傍
に固定分草具を設け、この固定分草具の背後から後方上
方に向けて後倒れ傾斜姿勢で分草回転体を配設してなる
藺草ハーベスタの分草構造において、前記分草回転体
を、前記茎稈引起し装置よりも緩い後倒れ傾斜姿勢の回
転軸芯周りで回動自在に、かつ、前記茎稈引起し装置に
対する複数の茎稈導入経路の夫々の未刈植立藺草側寄り
位置に配置するとともに、この分草回転体の回転方向
を、刈り取るべき植立藺草に対して該分草回転体が下方
から上方に向けて摺接するように設定し、この分草回転
体を、前記回転軸芯からの距離が互いに直交する二方向
で異なり、かつ、前記回転軸芯からほぼ等距離を隔てて
相反する両方向に位置する外縁のうち、前記回転軸芯か
らの距離が遠い箇所の外縁が、この分草回転体の回転軌
跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されている剛体部材で
構成するとともに、その回転軌跡円が該分草回転体の前
端部から後端部までほぼ一定の径であるように回転軸芯
方向で直線状に形成し、さらに、前記分草回転体を、こ
の分草回転体で分草する藺草に微振動を付与して藺草の
絡みを解きほぐす程度の高速で前記回転軸芯周りで回転
駆動するよう構成し、この分草回転体の前端部側の下側
で前記固定分草具の背後に、分草回転体の回転軌跡外縁
に沿うスクレーパを設けてある点にある。
倒れ傾斜姿勢で斜設した茎稈引起し装置の前方地面近傍
に固定分草具を設け、この固定分草具の背後から後方上
方に向けて後倒れ傾斜姿勢で分草回転体を配設してなる
藺草ハーベスタの分草構造において、前記分草回転体
を、前記茎稈引起し装置よりも緩い後倒れ傾斜姿勢の回
転軸芯周りで回動自在に、かつ、前記茎稈引起し装置に
対する複数の茎稈導入経路の夫々の未刈植立藺草側寄り
位置に配置するとともに、この分草回転体の回転方向
を、刈り取るべき植立藺草に対して該分草回転体が下方
から上方に向けて摺接するように設定し、この分草回転
体を、前記回転軸芯からの距離が互いに直交する二方向
で異なり、かつ、前記回転軸芯からほぼ等距離を隔てて
相反する両方向に位置する外縁のうち、前記回転軸芯か
らの距離が遠い箇所の外縁が、この分草回転体の回転軌
跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されている剛体部材で
構成するとともに、その回転軌跡円が該分草回転体の前
端部から後端部までほぼ一定の径であるように回転軸芯
方向で直線状に形成し、さらに、前記分草回転体を、こ
の分草回転体で分草する藺草に微振動を付与して藺草の
絡みを解きほぐす程度の高速で前記回転軸芯周りで回転
駆動するよう構成し、この分草回転体の前端部側の下側
で前記固定分草具の背後に、分草回転体の回転軌跡外縁
に沿うスクレーパを設けてある点にある。
上記構成を採用したことによる作用は次の通りであ
る。
る。
前記分草回転体を、回転軸芯からの距離が互いに直交
する二方向で異なり、かつ、前記回転軸芯からほぼ等距
離を隔てて相反する両方向に位置する外縁のうち、前記
回転軸芯からの距離が遠い箇所の外縁が、この分草回転
体の回転軌跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されている
剛体部材で構成し、この分草回転体を、前記回転軸芯周
りで高速に回転駆動されるよう構成したことにより、前
記の2個の分草作用湾曲面が高速で間欠的に藺草に接触
して、藺草に小きざみな振動を与えることができる。
する二方向で異なり、かつ、前記回転軸芯からほぼ等距
離を隔てて相反する両方向に位置する外縁のうち、前記
回転軸芯からの距離が遠い箇所の外縁が、この分草回転
体の回転軌跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されている
剛体部材で構成し、この分草回転体を、前記回転軸芯周
りで高速に回転駆動されるよう構成したことにより、前
記の2個の分草作用湾曲面が高速で間欠的に藺草に接触
して、藺草に小きざみな振動を与えることができる。
この小きざみな振動は、藺草の絡み解しに有効に作用
する微振動であるため、藺草の前後左右の絡みがその小
きざみな微振動で解きほぐされ、分草作用湾曲面は絡み
を解きほぐしながら株元部から茎先側へと藺草を押し上
げていくことになり、藺草はその絡みを解きほぐされな
がら稈身方向へすり抜けることになって、藺草の前後左
右の絡みを円滑良好に解きほぐすことができる。
する微振動であるため、藺草の前後左右の絡みがその小
きざみな微振動で解きほぐされ、分草作用湾曲面は絡み
を解きほぐしながら株元部から茎先側へと藺草を押し上
げていくことになり、藺草はその絡みを解きほぐされな
がら稈身方向へすり抜けることになって、藺草の前後左
右の絡みを円滑良好に解きほぐすことができる。
しかも、藺草への当たりにより振動を与えるところの
分草作用湾曲面の外縁が、この分草回転体の回転軌跡円
に沿う滑らかな湾曲面に形成されていることから、前述
の微振動を起こすために分草回転体を高速で回転させて
も藺草を傷つける虞が少なく、前述のような高速での回
転駆動を可能としたものである。
分草作用湾曲面の外縁が、この分草回転体の回転軌跡円
に沿う滑らかな湾曲面に形成されていることから、前述
の微振動を起こすために分草回転体を高速で回転させて
も藺草を傷つける虞が少なく、前述のような高速での回
転駆動を可能としたものである。
そして、上記回転軸芯からの距離の差に起因する振動
作用は、分草回転体を構成する剛体部材が、その回転軌
跡が前端部から後端部までほぼ一定の径であるように回
転軸芯方向で直線状に形成されていることにより、分草
回転体の配設範囲のほぼ全長に亘って行われ、この小き
ざみな振動でほぐしながら藺草をすり抜け分離させる機
能が有効に発揮され、その範囲を分草回転体設置範囲の
ほぼ全体にわたる広範囲に設定できる。
作用は、分草回転体を構成する剛体部材が、その回転軌
跡が前端部から後端部までほぼ一定の径であるように回
転軸芯方向で直線状に形成されていることにより、分草
回転体の配設範囲のほぼ全長に亘って行われ、この小き
ざみな振動でほぐしながら藺草をすり抜け分離させる機
能が有効に発揮され、その範囲を分草回転体設置範囲の
ほぼ全体にわたる広範囲に設定できる。
また、前記分草回転体は、茎稈引起し装置に対する複
数の茎稈導入経路の夫々の未刈植立藺草側寄り位置に配
置してあるとともに、その回転方向を、刈り取るべき植
立藺草に対して該分草回転体が下方から上方に向けて摺
接するように設定してあるので、刈取対象藺草に対し
て、前記微振動に加えて、上方への引き伸ばし方向での
作用力も付加されることになり、刈り取るべき植立藺草
を上方に引き伸ばすように作用し、前後左右に絡み合っ
ている藺草を、株元側から無理なく順次上方へせり上げ
ながら円滑に分草して行く。
数の茎稈導入経路の夫々の未刈植立藺草側寄り位置に配
置してあるとともに、その回転方向を、刈り取るべき植
立藺草に対して該分草回転体が下方から上方に向けて摺
接するように設定してあるので、刈取対象藺草に対し
て、前記微振動に加えて、上方への引き伸ばし方向での
作用力も付加されることになり、刈り取るべき植立藺草
を上方に引き伸ばすように作用し、前後左右に絡み合っ
ている藺草を、株元側から無理なく順次上方へせり上げ
ながら円滑に分草して行く。
さらにまた、前記分草回転体の前端部側下側で固定分
草具の背後にスクレーパを設けたことにより、固定分草
具で押し分けられた直後の雑草や屑藺草が、分草回転体
での分草開始に伴って絡みだすと直ちに除去されるよう
にしてあるので、前記固定分草具に対する配置関係との
相乗作用により、分草回転体に対する雑草や屑藺草の絡
み付き防止を割合簡単に行うことができ、高速で回転す
るが故に生じ易い、雑草や屑藺草が分草回転体に巻き付
くのを効果的に防止して、高速回転による分草機能を維
持発揮させることができる。
草具の背後にスクレーパを設けたことにより、固定分草
具で押し分けられた直後の雑草や屑藺草が、分草回転体
での分草開始に伴って絡みだすと直ちに除去されるよう
にしてあるので、前記固定分草具に対する配置関係との
相乗作用により、分草回転体に対する雑草や屑藺草の絡
み付き防止を割合簡単に行うことができ、高速で回転す
るが故に生じ易い、雑草や屑藺草が分草回転体に巻き付
くのを効果的に防止して、高速回転による分草機能を維
持発揮させることができる。
前記構成を採用したことによる効果は次のとおりであ
る。
る。
藺草に微振動を付与して藺草の絡みを解きほぐしなが
ら藺草を稈身方向へすり抜けさせる構造にして、前述の
藺草の特質に対応してより優れた分草性能が得られ、藺
草の折損、破損や引きちぎりの少ない高品質の藺草を収
穫することができる効果がある。
ら藺草を稈身方向へすり抜けさせる構造にして、前述の
藺草の特質に対応してより優れた分草性能が得られ、藺
草の折損、破損や引きちぎりの少ない高品質の藺草を収
穫することができる効果がある。
又、前述の有効な微振動を与えての分草機能を分草回
転体の広範囲で作用させ、かつ、分草回転体の回転方向
の合理的な設定による上方への引き伸ばし作用との相乗
作用により、絡み付きの激しい藺草を対象とする悪条件
下でも、能率良く作業を行うことのできる藺草ハーベス
タを実現できる。
転体の広範囲で作用させ、かつ、分草回転体の回転方向
の合理的な設定による上方への引き伸ばし作用との相乗
作用により、絡み付きの激しい藺草を対象とする悪条件
下でも、能率良く作業を行うことのできる藺草ハーベス
タを実現できる。
しかも、分草回転体の前端部を固定分草具の直後に配
置して、かつ、分草回転体の前端部側下側では、スクレ
ーパによる雑草や屑藺草の絡み付きを直ちに除去できる
ようにして、分草回転体への巻き付きを効果的に防止す
るとともに、この分草回転体による密集藺草への突入を
支障なく行えながら、良好な分草を維持できるようにし
てある。
置して、かつ、分草回転体の前端部側下側では、スクレ
ーパによる雑草や屑藺草の絡み付きを直ちに除去できる
ようにして、分草回転体への巻き付きを効果的に防止す
るとともに、この分草回転体による密集藺草への突入を
支障なく行えながら、良好な分草を維持できるようにし
てある。
乗用型の藺草ハーベスタについて説明する。第3図及
び第4図に示すように、藺草の前後左右の絡みを解す左
右一対の分草装置(1),(1)、分草後の植立藺草を
導入し乍ら引起す左右一対の茎稈引起し装置(2),
(2)、引起された藺草の株元を切断するバリカン型の
刈取装置(3)等を走行機体(4)の前部左側に配設す
るとともに、刈取られた藺草の上分を吊下げ挟持して機
体後方で且つ斜め上方に向けて搬送する前後挟持搬送装
置(5)を設け、この挟持藺草の株元側部分を機体横側
方に向けて強制搬送する搬送装置(8)を設けるととも
に、前記搬送装置(8)によって送風装置(6A)吹出口
(6a)前方に放出風力に抗して強制的に搬送された藺草
の株元側部分を、送風装置(6A)吹出口(6a)からの放
出風によって上方に向けて吹上げ屑藺を選り出す風力式
選り装置(6)を設け、更に、放出風によって吹き上げ
られた藺草の株元側部分を結束床(10)上に導く係止爪
持上げ搬送装置(12)を備えるとともに、結束床(10)
上に載置された藺草を選る補助選り装置(13)及び結束
する結束装置(7)を配置し、以上を刈取フレーム(3
3)に搭載してこの刈取フレーム(33)を走行機体
(4)に対して横向き軸芯(X)周りで上下揺動可能に
枢支するとともに、この結束装置(7)の後方に油圧シ
リンダ(14)とパンタグラフ式昇降リンク機構(19)と
によって上下し、かつ、後支点(Y)でパンタグラフ式
昇降リンク機構(19)と一体で上下揺動(ダンプ作用)
する積載台(15)を設け、積載台(15)後端の集積藺草
を受止める側壁としての受止め杆(37)を後方倒れにな
るように設置し、引起し装置(2)とは反対側横一側に
エンジン(16)及び運転部(9)を設け、これらを左右
クローラ走行装置(11),(11)を備えた走行機体
(4)に搭載して乗用型の2条刈り藺草ハーベスタを構
成してある。
び第4図に示すように、藺草の前後左右の絡みを解す左
右一対の分草装置(1),(1)、分草後の植立藺草を
導入し乍ら引起す左右一対の茎稈引起し装置(2),
(2)、引起された藺草の株元を切断するバリカン型の
刈取装置(3)等を走行機体(4)の前部左側に配設す
るとともに、刈取られた藺草の上分を吊下げ挟持して機
体後方で且つ斜め上方に向けて搬送する前後挟持搬送装
置(5)を設け、この挟持藺草の株元側部分を機体横側
方に向けて強制搬送する搬送装置(8)を設けるととも
に、前記搬送装置(8)によって送風装置(6A)吹出口
(6a)前方に放出風力に抗して強制的に搬送された藺草
の株元側部分を、送風装置(6A)吹出口(6a)からの放
出風によって上方に向けて吹上げ屑藺を選り出す風力式
選り装置(6)を設け、更に、放出風によって吹き上げ
られた藺草の株元側部分を結束床(10)上に導く係止爪
持上げ搬送装置(12)を備えるとともに、結束床(10)
上に載置された藺草を選る補助選り装置(13)及び結束
する結束装置(7)を配置し、以上を刈取フレーム(3
3)に搭載してこの刈取フレーム(33)を走行機体
(4)に対して横向き軸芯(X)周りで上下揺動可能に
枢支するとともに、この結束装置(7)の後方に油圧シ
リンダ(14)とパンタグラフ式昇降リンク機構(19)と
によって上下し、かつ、後支点(Y)でパンタグラフ式
昇降リンク機構(19)と一体で上下揺動(ダンプ作用)
する積載台(15)を設け、積載台(15)後端の集積藺草
を受止める側壁としての受止め杆(37)を後方倒れにな
るように設置し、引起し装置(2)とは反対側横一側に
エンジン(16)及び運転部(9)を設け、これらを左右
クローラ走行装置(11),(11)を備えた走行機体
(4)に搭載して乗用型の2条刈り藺草ハーベスタを構
成してある。
又、機体の前部左横外方には、分草装置(1)の前端
部からクローラ走行装置(11)の前部位置の左横側箇所
まで延設され、未刈側藺草を左側外方に向けて摺接案内
する分草杆(38)を、機体に配設してある。
部からクローラ走行装置(11)の前部位置の左横側箇所
まで延設され、未刈側藺草を左側外方に向けて摺接案内
する分草杆(38)を、機体に配設してある。
次に、前記分草装置(1)について説明する。
前記刈取フレーム(33)の前端部であって前記引起し
装置(2)の前方位置の機体前端下部に備えた固定分草
具(20)の後部から引起し装置(2)の上部に向かう斜
め軸芯の周りで駆動回転する分草回転体(21)を配設し
て前記分草装置(1)を構成してある。
装置(2)の前方位置の機体前端下部に備えた固定分草
具(20)の後部から引起し装置(2)の上部に向かう斜
め軸芯の周りで駆動回転する分草回転体(21)を配設し
て前記分草装置(1)を構成してある。
前記分草回転体(21)は、第2,6,7図に示されている
ように、前記回転軸芯(Z)からの距離(L′1,L′
2)が互いに直交する二方向で異なり、かつ、前記回転
軸芯(Z)からほぼ等距離を隔てて相反する両方向に位
置する外縁のうち、前記回転軸芯(Z)からの距離
(L′1,L′2)が遠い箇所の外縁が、この分草回転体
(21)の回転軌跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されて
いる剛体部材で構成されている。
ように、前記回転軸芯(Z)からの距離(L′1,L′
2)が互いに直交する二方向で異なり、かつ、前記回転
軸芯(Z)からほぼ等距離を隔てて相反する両方向に位
置する外縁のうち、前記回転軸芯(Z)からの距離
(L′1,L′2)が遠い箇所の外縁が、この分草回転体
(21)の回転軌跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されて
いる剛体部材で構成されている。
そして、この分草回転体(21)は、その回転軌跡円が
該分草回転体(21)の前端部から後端部までほぼ一定の
径であるように回転軸芯方向で直線状に形成してあり、
さらに、前記分草回転体(21)を、この分草回転体(2
1)で分草する藺草に微振動を付与して藺草の絡みを解
きほぐす程度の高速で前記回転軸芯(Z)周りで回転駆
動するよう構成してある。
該分草回転体(21)の前端部から後端部までほぼ一定の
径であるように回転軸芯方向で直線状に形成してあり、
さらに、前記分草回転体(21)を、この分草回転体(2
1)で分草する藺草に微振動を付与して藺草の絡みを解
きほぐす程度の高速で前記回転軸芯(Z)周りで回転駆
動するよう構成してある。
詳述すると、第1図及び第2図に示すように、前記分
草回転体(21)を、直交する方向の夫々の幅(L1),
(L2)が異なる長円形の断面形状を有する合成樹脂製の
直線筒棒体で構成し、その中心位置の軸芯(Z)周りで
回転駆動するよう構成してある。つまり、中心部に回転
支軸(22)を貫通延設し、この回転支軸(22)の下端を
刈取フレーム(33)の前端部にボルト連結した軸受部材
(23)にベアリング支承するとともに、上端をユニバー
サルジョイント(24)を介して伝動軸(25)に連動連結
してある。
草回転体(21)を、直交する方向の夫々の幅(L1),
(L2)が異なる長円形の断面形状を有する合成樹脂製の
直線筒棒体で構成し、その中心位置の軸芯(Z)周りで
回転駆動するよう構成してある。つまり、中心部に回転
支軸(22)を貫通延設し、この回転支軸(22)の下端を
刈取フレーム(33)の前端部にボルト連結した軸受部材
(23)にベアリング支承するとともに、上端をユニバー
サルジョイント(24)を介して伝動軸(25)に連動連結
してある。
そして、回転支軸(22)の上部及び下部夫々に固着し
た支持部材(26),(27)間に断面が真円形状の円筒部
材(28)を軸外挿状態で連結し、かつ、円筒部材(28)
の外周部に前記分草回転体(21)を外挿させて、前記両
支持部材(26),(27)に固定取付けしてある。前記分
草回転体(21)は第5図に示すように、機体進行方向に
向かって反時計方向、即ち、進行方向に向かって左側に
整列倒伏させてある植立藺草に対して下方から上方に向
けて摺接するように回転駆動するよう構成してある。
た支持部材(26),(27)間に断面が真円形状の円筒部
材(28)を軸外挿状態で連結し、かつ、円筒部材(28)
の外周部に前記分草回転体(21)を外挿させて、前記両
支持部材(26),(27)に固定取付けしてある。前記分
草回転体(21)は第5図に示すように、機体進行方向に
向かって反時計方向、即ち、進行方向に向かって左側に
整列倒伏させてある植立藺草に対して下方から上方に向
けて摺接するように回転駆動するよう構成してある。
前記分草回転体(21)は、その回転を、例えば750RPM
程度と1380RPM程度との高低2段に変速切換え可能に伝
動系(図示せず)を構成し、絡み具合の差等に応じて使
い分けできるようにしてある。因みに、エンジン(16)
の回転数は3600RPMであり、引起し装置(2)の引起し
速度は1.48M/sec程度に設定してある。又、前記引起し
装置(2)の鉛直姿勢からの傾斜角(α)は約20度に設
定し、分草回転体(21)の立ち上がり傾斜角(β)は約
52度に設定してある。
程度と1380RPM程度との高低2段に変速切換え可能に伝
動系(図示せず)を構成し、絡み具合の差等に応じて使
い分けできるようにしてある。因みに、エンジン(16)
の回転数は3600RPMであり、引起し装置(2)の引起し
速度は1.48M/sec程度に設定してある。又、前記引起し
装置(2)の鉛直姿勢からの傾斜角(α)は約20度に設
定し、分草回転体(21)の立ち上がり傾斜角(β)は約
52度に設定してある。
分草回転体(21)の外周部下方側の前端側下側に、ス
クレーパ(29)を近接配備してある。このスクレーパ
(29)はゴム等の弾性体から成り、第2図に示すよう
に、刈取フレーム(33)から立ち上げ連設したブラケッ
ト(30)にボルト締結される一対の挟持部材(31),
(31)によって前記スクレーパ(29)を挟圧固定して支
持するよう構成してある。
クレーパ(29)を近接配備してある。このスクレーパ
(29)はゴム等の弾性体から成り、第2図に示すよう
に、刈取フレーム(33)から立ち上げ連設したブラケッ
ト(30)にボルト締結される一対の挟持部材(31),
(31)によって前記スクレーパ(29)を挟圧固定して支
持するよう構成してある。
左右の分草回転体(21),(21)は、その上端が引起
し装置(2)の上端よりも低く、且つ、前記挟持搬送装
置(5)の搬送始端よりも高く位置するように、引起し
装置(2)よりも緩い後倒れ傾斜姿勢で、且つ、その後
倒れ傾斜姿勢に沿う回転軸芯(Z)周りで回動自在に配
置するとともに、この分草回転体(21),(21)のう
ち、未刈側のものが、前後方向視で未刈側に位置する引
起し装置(2)と重合し、且つ、既刈側のものが、互い
に引起し爪を対向させた左右の引起し装置(2),
(2)の引起し通路の中央に位置する状態で配置してあ
る。
し装置(2)の上端よりも低く、且つ、前記挟持搬送装
置(5)の搬送始端よりも高く位置するように、引起し
装置(2)よりも緩い後倒れ傾斜姿勢で、且つ、その後
倒れ傾斜姿勢に沿う回転軸芯(Z)周りで回動自在に配
置するとともに、この分草回転体(21),(21)のう
ち、未刈側のものが、前後方向視で未刈側に位置する引
起し装置(2)と重合し、且つ、既刈側のものが、互い
に引起し爪を対向させた左右の引起し装置(2),
(2)の引起し通路の中央に位置する状態で配置してあ
る。
未刈側の藺草が分草杆(38)によって摺接案内された
状態で、前記分草回転体(21)が前後左右に絡み合った
刈取対象藺草の根本部分から分け入り、外径の直交する
方向での幅(L1),(L2)の寸法差に起因する振動を藺
草に与えながら徐々に上方に向かうせり上げとほぐし分
草を行うのである。しかも、このような振動作用は分草
始端部から終端部まで行われ効果的に絡みをほぐすこと
ができる。
状態で、前記分草回転体(21)が前後左右に絡み合った
刈取対象藺草の根本部分から分け入り、外径の直交する
方向での幅(L1),(L2)の寸法差に起因する振動を藺
草に与えながら徐々に上方に向かうせり上げとほぐし分
草を行うのである。しかも、このような振動作用は分草
始端部から終端部まで行われ効果的に絡みをほぐすこと
ができる。
また、前記スクレーパ(29)は、例えば藺草が濡れて
いる場合に、分草回転体(21)の外周部に巻き付き始め
た雑草や屑藺草を有効に掻き取り、巻き付きを阻止しな
がら後方の引起し装置(2)に向けて案内して円滑な分
草引起しを行えるよう作用する。
いる場合に、分草回転体(21)の外周部に巻き付き始め
た雑草や屑藺草を有効に掻き取り、巻き付きを阻止しな
がら後方の引起し装置(2)に向けて案内して円滑な分
草引起しを行えるよう作用する。
[1]前記分草回転体(21)は合成樹脂材で構成するも
のに代えて金属材で構成してもよい。
のに代えて金属材で構成してもよい。
[2]前記分草回転体(21)は、第6図に示すように、
一対の丸パイプ部材(36),(36)を並列状態に配備し
てその接点を中心として回転させるものでもよく、第7
図に示すような楕円形状の断面を有するものでもよい。
要は、前記回転軸芯(Z)からの距離(L′1,L′2)
が互いに直交する二方向で異なり、かつ、前記回転軸芯
(Z)からほぼ等距離を隔てて相反する両方向に位置す
る外縁のうち、前記回転軸芯(Z)からの距離(L′1,
L′2)が遠い箇所の外縁が、この分草回転体(21)の
回転軌跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されたものであ
ればよい。尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付
図面の構造に限定されるものではない。
一対の丸パイプ部材(36),(36)を並列状態に配備し
てその接点を中心として回転させるものでもよく、第7
図に示すような楕円形状の断面を有するものでもよい。
要は、前記回転軸芯(Z)からの距離(L′1,L′2)
が互いに直交する二方向で異なり、かつ、前記回転軸芯
(Z)からほぼ等距離を隔てて相反する両方向に位置す
る外縁のうち、前記回転軸芯(Z)からの距離(L′1,
L′2)が遠い箇所の外縁が、この分草回転体(21)の
回転軌跡円に沿う滑らかな湾曲面に形成されたものであ
ればよい。尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付
図面の構造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る藺草ハーベスタの分草構造の実施例
を示し、第1図は分草装置の縦断側面図、第2図は第1
図のII−II線断面図、第3図は藺草ハーベスタの全体側
面図、第4図は藺草ハーベスタの全体平面図、第5図は
機体進行方向視における分草作用状態を示す図、第6図
及び第7図は別実施例の分草回転体の断面図である。 (2)……引起し装置、(3)……刈取装置、(5)…
…挟持搬送装置、(20)……固定分草具、(21)……分
草回転体、(29)……スクレーパ、(38)……分草杆、
(L′1,L′2)……回転軸芯からの距離、(X)……
横向き軸芯、(Z)……回転軸芯。
を示し、第1図は分草装置の縦断側面図、第2図は第1
図のII−II線断面図、第3図は藺草ハーベスタの全体側
面図、第4図は藺草ハーベスタの全体平面図、第5図は
機体進行方向視における分草作用状態を示す図、第6図
及び第7図は別実施例の分草回転体の断面図である。 (2)……引起し装置、(3)……刈取装置、(5)…
…挟持搬送装置、(20)……固定分草具、(21)……分
草回転体、(29)……スクレーパ、(38)……分草杆、
(L′1,L′2)……回転軸芯からの距離、(X)……
横向き軸芯、(Z)……回転軸芯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 義彦 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)発明者 有本 敬 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)発明者 富岡 孝幸 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭61−21021(JP,A) 特開 昭64−67123(JP,A) 特開 昭64−67122(JP,A) 特開 昭63−116613(JP,A) 特開 昭63−187817(JP,A) 特開 昭64−37224(JP,A) 実開 昭56−111634(JP,U) 実開 平1−41225(JP,U) 実公 昭55−12669(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】後倒れ傾斜姿勢で斜設した複数の茎稈引起
し装置(2)の前方地面近傍に固定分草具(20)を設
け、この固定分草具(20)の背後から後方上方に向けて
後倒れ傾斜姿勢で分草回転体(21)を配設してなる藺草
ハーベスタの分草構造において、 前記分草回転体(21)を、前記茎稈引起し装置(2)よ
りも緩い後倒れ傾斜姿勢の回転軸芯(Z)周りで回動自
在に、かつ、前記茎稈引起し装置(2)に対する複数の
茎稈導入経路の夫々の未刈植立藺草側寄り位置に配置す
るとともに、この分草回転体(21)の回転方向を、刈り
取るべき植立藺草に対して該分草回転体(21)が下方か
ら上方に向けて摺接するように設定し、 この分草回転体(21)を、前記回転軸芯(Z)からの距
離(L′1,L′2)が互いに直交する二方向で異なり、
かつ、前記回転軸芯(Z)からほぼ等距離を隔てて相反
する両方向に位置する外縁のうち、前記回転軸芯(Z)
からの距離(L′1,L′2)が遠い箇所の外縁が、この
分草回転体(21)の回転軌跡円に沿う滑らかな湾曲面に
形成されている剛体部材で構成するとともに、その回転
軌跡円が該分草回転体(21)の前端部から後端部までほ
ぼ一定の径であるように回転軸芯方向で直線状に形成
し、 さらに、前記分草回転体(21)を、この分草回転体(2
1)で分草する藺草に微振動を付与して藺草の絡みを解
きほぐす程度の高速で前記回転軸芯(Z)周りで回転駆
動するよう構成し、 この分草回転体(21)の前端部側の下側で前記固定分草
具(20)の背後に、分草回転体(21)の回転軌跡外縁に
沿うスクレーパ(29)を設けてある藺草ハーベスタの分
草構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1200788A JPH0824473B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 藺草ハーベスタの分草構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1200788A JPH0824473B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 藺草ハーベスタの分草構造 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7231284A Division JP2731765B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 藺草ハーベスタの分草方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0365117A JPH0365117A (ja) | 1991-03-20 |
| JPH0824473B2 true JPH0824473B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=16430203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1200788A Expired - Lifetime JPH0824473B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 藺草ハーベスタの分草構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824473B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5843801Y2 (ja) * | 1978-07-13 | 1983-10-04 | 双葉電子工業株式会社 | 電気部品の取付け装置 |
| JPS6121021A (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-29 | 株式会社 東洋社 | イ草収穫機の分草装置 |
-
1989
- 1989-08-02 JP JP1200788A patent/JPH0824473B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0365117A (ja) | 1991-03-20 |
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