JPH0824595A - 膜分離装置の運転方法 - Google Patents
膜分離装置の運転方法Info
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- JPH0824595A JPH0824595A JP6180795A JP18079594A JPH0824595A JP H0824595 A JPH0824595 A JP H0824595A JP 6180795 A JP6180795 A JP 6180795A JP 18079594 A JP18079594 A JP 18079594A JP H0824595 A JPH0824595 A JP H0824595A
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- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】原液処理槽1内に膜分離ユニット2と散気手段
3を設け、膜分離ユニット2の濾過液側の吸引ポンプ4
1による減圧下、散気手段3によりエア−スクラビング
を行いつつ原液を濾過する場合、散気手段3によるエア
−スクラビングを強化することなく元のままで、膜汚染
により低下した濾過流速を、そのエア−スクラビングに
より回復できる膜分離装置の運転方法を提供する。 【構成】膜面汚染による濾過抵抗の増大に伴い上記膜分
離ユニットの濾過液側減圧度を増加して濾過流束をほぼ
一定に保持する定量濾過運転を所定の高減圧度まで行う
ことと、上記膜分離ユニットの濾過液側減圧度を上記所
定の高減圧度よりも低い所定の低減圧度に保持して濾過
する定圧濾過運転を一定時間行うことを、上記エア−ス
クラビングを行いつつ繰り返す。
3を設け、膜分離ユニット2の濾過液側の吸引ポンプ4
1による減圧下、散気手段3によりエア−スクラビング
を行いつつ原液を濾過する場合、散気手段3によるエア
−スクラビングを強化することなく元のままで、膜汚染
により低下した濾過流速を、そのエア−スクラビングに
より回復できる膜分離装置の運転方法を提供する。 【構成】膜面汚染による濾過抵抗の増大に伴い上記膜分
離ユニットの濾過液側減圧度を増加して濾過流束をほぼ
一定に保持する定量濾過運転を所定の高減圧度まで行う
ことと、上記膜分離ユニットの濾過液側減圧度を上記所
定の高減圧度よりも低い所定の低減圧度に保持して濾過
する定圧濾過運転を一定時間行うことを、上記エア−ス
クラビングを行いつつ繰り返す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原液、特に生活排水や
工場排水等の高濃度懸濁液を限外濾過膜や精密濾過膜等
の半透膜によって膜分離する場合に使用する膜分離装置
の運転方法に関するものである。
工場排水等の高濃度懸濁液を限外濾過膜や精密濾過膜等
の半透膜によって膜分離する場合に使用する膜分離装置
の運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】懸濁液を限外濾過膜や精密濾過膜等の半
透膜によって処理する場合、キャピタリ−型膜モジュ−
ルやスパイラル膜モジュ−ルを使用すると、原液流路が
複雑で、かつ細いために、膜面への懸濁物質の付着によ
るゲル層乃至はケ−ク層が形成され易く、濾過流束の低
下が顕著である。従って、これらの膜モジュ−ルにおい
ては、懸濁濃度の高い生活排水や工場排水の浄化処理に
は不適切である。
透膜によって処理する場合、キャピタリ−型膜モジュ−
ルやスパイラル膜モジュ−ルを使用すると、原液流路が
複雑で、かつ細いために、膜面への懸濁物質の付着によ
るゲル層乃至はケ−ク層が形成され易く、濾過流束の低
下が顕著である。従って、これらの膜モジュ−ルにおい
ては、懸濁濃度の高い生活排水や工場排水の浄化処理に
は不適切である。
【0003】従来、高濃度懸濁液を限外濾過膜や精密濾
過膜等の半透膜により浄化処理する場合、内部に濾過液
流路を有する分離膜ユニットを原液処理槽内に設け、分
離膜ユニットの下方に散気管を設けた膜分離装置の原液
処理槽内に懸濁液を供給し、平型膜ユニットの濾過液流
路側を減圧し、かつ散気管から気体を噴出させつつ(エ
ア−スクラビングしつつ)懸濁液を濾過することが公知
である(特公平4−70958号公報)。
過膜等の半透膜により浄化処理する場合、内部に濾過液
流路を有する分離膜ユニットを原液処理槽内に設け、分
離膜ユニットの下方に散気管を設けた膜分離装置の原液
処理槽内に懸濁液を供給し、平型膜ユニットの濾過液流
路側を減圧し、かつ散気管から気体を噴出させつつ(エ
ア−スクラビングしつつ)懸濁液を濾過することが公知
である(特公平4−70958号公報)。
【0004】この膜分離方法においては、特に、原液が
生活排水や工場排水のように有機物を多量に含有する懸
濁液の場合、排水中の有機物が浮遊状態の活性汚泥によ
って好気状態下で吸着・代謝分解されて病原菌が減少さ
れ、活性汚泥が増殖されていく。即ち、微生物反応も進
行されていく。
生活排水や工場排水のように有機物を多量に含有する懸
濁液の場合、排水中の有機物が浮遊状態の活性汚泥によ
って好気状態下で吸着・代謝分解されて病原菌が減少さ
れ、活性汚泥が増殖されていく。即ち、微生物反応も進
行されていく。
【0005】膜分離法においては、膜面に原液中の固形
分の付着によりゲル層または、ケ−ク層が形成され、濾
過抵抗が増大され、濾過流束が経時的に低下していく現
象が避けられない。
分の付着によりゲル層または、ケ−ク層が形成され、濾
過抵抗が増大され、濾過流束が経時的に低下していく現
象が避けられない。
【0006】そこで、従来においては、膜分離装置を定
圧濾過運転し(膜間差圧一定下での運転)、濾過流束が
所定値にまで低下すると、運転を中断し、膜洗浄により
濾過流束を回復させ、而るのち、再運転すること、また
は、膜面汚染による濾過抵抗の増大に伴い膜間差圧を増
加して濾過流束をほぼ一定に保持し、すなわち、膜分離
装置を定量濾過運転し、膜間差圧が上限値(耐圧上の限
界による)に達すると、運転を中断し、膜洗浄により濾
過流束を回復させ、而るのち、再運転すること等が公知
である。
圧濾過運転し(膜間差圧一定下での運転)、濾過流束が
所定値にまで低下すると、運転を中断し、膜洗浄により
濾過流束を回復させ、而るのち、再運転すること、また
は、膜面汚染による濾過抵抗の増大に伴い膜間差圧を増
加して濾過流束をほぼ一定に保持し、すなわち、膜分離
装置を定量濾過運転し、膜間差圧が上限値(耐圧上の限
界による)に達すると、運転を中断し、膜洗浄により濾
過流束を回復させ、而るのち、再運転すること等が公知
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原液処理槽
内に膜分離ユニットと散気手段を設け、膜分離ユニット
の濾過液側の吸引ポンプによる減圧下、散気手段により
エア−スクラビングを行いつつ原液を濾過する方法にお
いても、低速ではあるが(常時のエア−スクラビングの
ために)、ゲル層またはケ−ク層の形成が避けられず、
濾過流束の低下を免れ得ない。
内に膜分離ユニットと散気手段を設け、膜分離ユニット
の濾過液側の吸引ポンプによる減圧下、散気手段により
エア−スクラビングを行いつつ原液を濾過する方法にお
いても、低速ではあるが(常時のエア−スクラビングの
ために)、ゲル層またはケ−ク層の形成が避けられず、
濾過流束の低下を免れ得ない。
【0008】この場合、濾過流束を回復するための洗浄
処理としては、散気手段のエア−噴出量を増加するこ
と、逆洗を行うこと等が考えられるが、前者による場合
は、原液の旋回流速の高速化を伴い、かかる高旋回流速
のもとでは、膜分離ユニットの固定部材の破損が懸念さ
れ、後者の場合は、膜の膨張破損が懸念される。
処理としては、散気手段のエア−噴出量を増加するこ
と、逆洗を行うこと等が考えられるが、前者による場合
は、原液の旋回流速の高速化を伴い、かかる高旋回流速
のもとでは、膜分離ユニットの固定部材の破損が懸念さ
れ、後者の場合は、膜の膨張破損が懸念される。
【0009】本発明の目的は、原液処理槽内に膜分離ユ
ニットと散気手段を設け、膜分離ユニットの濾過液側の
吸引ポンプによる減圧下、散気手段によりエア−スクラ
ビングを行いつつ原液を濾過する場合、散気手段による
エア−スクラビングを強化することなく元のままで、膜
汚染により低下した濾過流速を、そのエア−スクラビン
グにより回復できる膜分離装置の運転方法を提供するこ
とにある。
ニットと散気手段を設け、膜分離ユニットの濾過液側の
吸引ポンプによる減圧下、散気手段によりエア−スクラ
ビングを行いつつ原液を濾過する場合、散気手段による
エア−スクラビングを強化することなく元のままで、膜
汚染により低下した濾過流速を、そのエア−スクラビン
グにより回復できる膜分離装置の運転方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る膜分離装置
の運転方法は、原液処理槽内に膜分離ユニットと散気手
段を設け、膜分離ユニットの濾過液側の吸引ポンプによ
る減圧下、散気手段によりエア−スクラビングを行いつ
つ原液を濾過する方法において、膜面汚染による濾過抵
抗の増大に伴い上記膜分離ユニットの濾過液側減圧度を
増加して濾過流束をほぼ一定に保持する定量濾過運転を
所定の高減圧度まで行うことと、上記膜分離ユニットの
濾過液側減圧度を上記所定の高減圧度よりも低い所定の
低減圧度に保持して濾過する定圧濾過運転を一定時間行
うことを、上記エア−スクラビングを行いつつ繰り返す
ことを特徴とする構成であり、所定の高減圧度は吸引圧
力200〜300mmHgとし、所定の低減圧度は吸引圧力
50〜100mmHgとすることが適切であり、また、吸引
ポンプは間歇的に作動させることが好ましい。
の運転方法は、原液処理槽内に膜分離ユニットと散気手
段を設け、膜分離ユニットの濾過液側の吸引ポンプによ
る減圧下、散気手段によりエア−スクラビングを行いつ
つ原液を濾過する方法において、膜面汚染による濾過抵
抗の増大に伴い上記膜分離ユニットの濾過液側減圧度を
増加して濾過流束をほぼ一定に保持する定量濾過運転を
所定の高減圧度まで行うことと、上記膜分離ユニットの
濾過液側減圧度を上記所定の高減圧度よりも低い所定の
低減圧度に保持して濾過する定圧濾過運転を一定時間行
うことを、上記エア−スクラビングを行いつつ繰り返す
ことを特徴とする構成であり、所定の高減圧度は吸引圧
力200〜300mmHgとし、所定の低減圧度は吸引圧力
50〜100mmHgとすることが適切であり、また、吸引
ポンプは間歇的に作動させることが好ましい。
【0011】以下、図面を参照しつつ本発明の構成を説
明する。図1の(イ)は本発明において使用する膜分離
装置を示す説明図、図1の(ロ)は図1の(イ)のロ−
ロ断面図である。図1の(イ)並びに図1の(ロ)にお
いて、1は原液処理槽であり、載蓋で蓋閉することがで
き(図示されていない)、この場合でも、内部は大気圧
に保持される。この原液処理槽1には、従来の活性汚泥
方式による散気式曝気槽の曝気槽本体を使用することが
できる。2,2…は原液処理槽内に所定の間隔で配設し
た膜分離ユニットであり、内部に濾過液流路を有してい
る。20は膜分離ユニット2の濾過液集水管であり、ユ
ニット内の濾過液流路に連通され、膜を通過した濾過液
が濾過液流路を経てこの濾過液集水管に集められる。
明する。図1の(イ)は本発明において使用する膜分離
装置を示す説明図、図1の(ロ)は図1の(イ)のロ−
ロ断面図である。図1の(イ)並びに図1の(ロ)にお
いて、1は原液処理槽であり、載蓋で蓋閉することがで
き(図示されていない)、この場合でも、内部は大気圧
に保持される。この原液処理槽1には、従来の活性汚泥
方式による散気式曝気槽の曝気槽本体を使用することが
できる。2,2…は原液処理槽内に所定の間隔で配設し
た膜分離ユニットであり、内部に濾過液流路を有してい
る。20は膜分離ユニット2の濾過液集水管であり、ユ
ニット内の濾過液流路に連通され、膜を通過した濾過液
が濾過液流路を経てこの濾過液集水管に集められる。
【0012】3,3…は膜分離ユニット2,…の下方に
設けた散気管であり(所定の間隔ごとに散気孔を穿設し
てある)、膜分離ユニット2,2間のギャップに原液を
エア−リフト効果により効率良く昇流させ得るように配
設してある。31は散気管3に接続した送気配管、32
はブロワである。4は膜分離ユニット2,…の濾過液集
水管20,…に接続した濾過液取出し配管、41はこの
配管4に挿入した吸引ポンプ、42は濾過液貯槽であ
る。5は懸濁液供給配管、51はこの配管5に挿入した
液送ポンプである。
設けた散気管であり(所定の間隔ごとに散気孔を穿設し
てある)、膜分離ユニット2,2間のギャップに原液を
エア−リフト効果により効率良く昇流させ得るように配
設してある。31は散気管3に接続した送気配管、32
はブロワである。4は膜分離ユニット2,…の濾過液集
水管20,…に接続した濾過液取出し配管、41はこの
配管4に挿入した吸引ポンプ、42は濾過液貯槽であ
る。5は懸濁液供給配管、51はこの配管5に挿入した
液送ポンプである。
【0013】図2は上記膜分離ユニット2の平膜構造を
示し、濾過液流路部材21の両面に半透膜22(限外濾
過膜または精密濾過膜)を積層して成り、濾過液流路部
材21には、プラスチックネット、織物(例えば、ポリ
エステル製トリコット織物、特に、この織物を樹脂液、
例えばメラミン樹脂液で内部に繊維間隙を残すように固
めたもの等)、多孔プラスチック板等を使用でき、半透
膜22には、膜を不織布等の基材に貼り合わせたもの、
膜に不織布等の基材を埋め込んだもの等を使用できる。
示し、濾過液流路部材21の両面に半透膜22(限外濾
過膜または精密濾過膜)を積層して成り、濾過液流路部
材21には、プラスチックネット、織物(例えば、ポリ
エステル製トリコット織物、特に、この織物を樹脂液、
例えばメラミン樹脂液で内部に繊維間隙を残すように固
めたもの等)、多孔プラスチック板等を使用でき、半透
膜22には、膜を不織布等の基材に貼り合わせたもの、
膜に不織布等の基材を埋め込んだもの等を使用できる。
【0014】上記膜分離ユニット2には、濾過液集水管
を有する枠体に上記平膜構造を取着したものを使用で
き、例えば、図3の(イ)並びに図3の(ロ)〔図3の
(イ)におけるロ−ロ断面図〕に示すように、2つ割の
集水管(20)付き枠体23で濾過液流路部材21を挾
着し(通常、ボルトを使用する)、割れ目をガスケット
203または接着剤等で封止し、枠体23の両面に膜2
2を接着剤204または接着テ−プで添着したもの、図
4の(イ)並びに図4の(ロ)〔図4の(イ)における
ロ−ロ断面図〕に示すように、濾過液流路部材21の両
面に半透膜22を積層し、両半透膜の三方を融着等で封
止した封筒状の平膜構造を2つ割の集水管付き枠体23
でボルト等の締め付け等により挾着し、封筒半透膜の開
口端202を集水管20に連通したもの等を使用でき
る。
を有する枠体に上記平膜構造を取着したものを使用で
き、例えば、図3の(イ)並びに図3の(ロ)〔図3の
(イ)におけるロ−ロ断面図〕に示すように、2つ割の
集水管(20)付き枠体23で濾過液流路部材21を挾
着し(通常、ボルトを使用する)、割れ目をガスケット
203または接着剤等で封止し、枠体23の両面に膜2
2を接着剤204または接着テ−プで添着したもの、図
4の(イ)並びに図4の(ロ)〔図4の(イ)における
ロ−ロ断面図〕に示すように、濾過液流路部材21の両
面に半透膜22を積層し、両半透膜の三方を融着等で封
止した封筒状の平膜構造を2つ割の集水管付き枠体23
でボルト等の締め付け等により挾着し、封筒半透膜の開
口端202を集水管20に連通したもの等を使用でき
る。
【0015】上記膜分離ユニット2の寸法は、処理槽の
寸法を、従来の散気型曝気槽の曝気室の寸法にほぼ等し
くする場合、通常、高さ50cm〜150cm、巾20
cm〜100cm、厚み3mm〜6mmとされる。
寸法を、従来の散気型曝気槽の曝気室の寸法にほぼ等し
くする場合、通常、高さ50cm〜150cm、巾20
cm〜100cm、厚み3mm〜6mmとされる。
【0016】上記膜分離ユニット2,…のモジュ−ル構
造としては、図5の(イ)に示すように、複数箇の膜分
離ユニット2,…を交互に集水管20の位置を左右逆に
して並設し、この並設群を、図5の(ロ)に示すような
パイプ部材のフレ−ム200内に納め、各集水管20の
上下端をフレ−ム200の上下水平部材205,206
に接続し、フレ−ム200の脚部207,…を原液槽の
底面に固定するものを使用できる。この場合、上記図1
の(イ)における濾過液取出し配管4はフレ−ム200
のパイプ部材に接続することができる。なお、フレ−ム
の上側部材の三方のみをパイプ部材とすることも可能で
ある。上記膜分離ユニットにおいては、左右に透過水集
液管を設けることも可能である。上記膜分離ユニットの
モジュ−ル構造としては、エア−スクラビングによる原
液旋回流に対し、安定な固定状態を保証できるものであ
れば、上記のフレ−ム支持方式以外の適宜の構成も使用
できる。
造としては、図5の(イ)に示すように、複数箇の膜分
離ユニット2,…を交互に集水管20の位置を左右逆に
して並設し、この並設群を、図5の(ロ)に示すような
パイプ部材のフレ−ム200内に納め、各集水管20の
上下端をフレ−ム200の上下水平部材205,206
に接続し、フレ−ム200の脚部207,…を原液槽の
底面に固定するものを使用できる。この場合、上記図1
の(イ)における濾過液取出し配管4はフレ−ム200
のパイプ部材に接続することができる。なお、フレ−ム
の上側部材の三方のみをパイプ部材とすることも可能で
ある。上記膜分離ユニットにおいては、左右に透過水集
液管を設けることも可能である。上記膜分離ユニットの
モジュ−ル構造としては、エア−スクラビングによる原
液旋回流に対し、安定な固定状態を保証できるものであ
れば、上記のフレ−ム支持方式以外の適宜の構成も使用
できる。
【0017】上記の膜分離装置により懸濁液、例えば、
生活排水、工場排水等の汚水を処理するには、この排水
を貯槽に一旦貯えたうえ、図1の(イ)並びに(ロ)に
おいて、この汚水を液送ポンプ51により原液処理槽1
に供給し、ブロワ32の駆動により散気管3から空気を
噴出させ、同時に、吸引ポンプ41の駆動により膜分離
ユニット2,…の濾過液流路側を減圧して所定の膜間差
圧を作用させ、汚水中の有機物を噴出空気との接触下、
好気性微生物により吸着・代謝分解させ、病原菌を減少
させると共に好気性微生物を増殖させつつ、膜分離ユニ
ット2,…の膜に水を透過させ、これを濾過液取出し配
管4を経て濾過液貯槽42に取出していく。
生活排水、工場排水等の汚水を処理するには、この排水
を貯槽に一旦貯えたうえ、図1の(イ)並びに(ロ)に
おいて、この汚水を液送ポンプ51により原液処理槽1
に供給し、ブロワ32の駆動により散気管3から空気を
噴出させ、同時に、吸引ポンプ41の駆動により膜分離
ユニット2,…の濾過液流路側を減圧して所定の膜間差
圧を作用させ、汚水中の有機物を噴出空気との接触下、
好気性微生物により吸着・代謝分解させ、病原菌を減少
させると共に好気性微生物を増殖させつつ、膜分離ユニ
ット2,…の膜に水を透過させ、これを濾過液取出し配
管4を経て濾過液貯槽42に取出していく。
【0018】この場合、エア−スクラビングによる旋回
流速(平均流速)は、懸濁液の液質や濃度や処理速度等
によっても異なるが、通常0.4〜2.0m/sec、
好ましくは、0.5〜1.0m/secの範囲内とする
ように、ブロワ38の送風量が調整される。0.4m/
sec以下では、エア−スクラビングによる膜面の洗浄
効果を満足に行い難く、また、活性汚泥が沈殿して微生
物反応を促進させ難いし、2.0m/sec以上では、
上記モジュ−ルの固定が困難となり、空気供給コストが
高くなり過ぎる。
流速(平均流速)は、懸濁液の液質や濃度や処理速度等
によっても異なるが、通常0.4〜2.0m/sec、
好ましくは、0.5〜1.0m/secの範囲内とする
ように、ブロワ38の送風量が調整される。0.4m/
sec以下では、エア−スクラビングによる膜面の洗浄
効果を満足に行い難く、また、活性汚泥が沈殿して微生
物反応を促進させ難いし、2.0m/sec以上では、
上記モジュ−ルの固定が困難となり、空気供給コストが
高くなり過ぎる。
【0019】上記膜分離ユニット2,2間の相互間隔
は、原液の水質等によっても異なるが、通常、5〜15
mm程度とされる。5mm以下では、エア−スクラビン
グによる膜分離ユニット間の原液上昇流に対する抵抗が
高くなり過ぎ、その流速を高速になし得ずに膜面洗浄効
果が低下し、15mm以上では、原液処理槽の容積に対
する膜面積が小となり過ぎ、膜分離装置の大型化が招来
される。
は、原液の水質等によっても異なるが、通常、5〜15
mm程度とされる。5mm以下では、エア−スクラビン
グによる膜分離ユニット間の原液上昇流に対する抵抗が
高くなり過ぎ、その流速を高速になし得ずに膜面洗浄効
果が低下し、15mm以上では、原液処理槽の容積に対
する膜面積が小となり過ぎ、膜分離装置の大型化が招来
される。
【0020】上記懸濁液の膜分離濾過においても、低速
ではあるが(常時のエア−スクラビングのために)、ゲ
ル層またはケ−ク層の形成が避けられない。本発明に係
る膜分離装置の運転方法おいては、かかるゲル層または
ケ−ク層の形成にもかかわらず、濾過流束をほぼ一定と
するように、吸引ポンプ41の吸引圧力を高くして膜分
離ユニット2の膜間差圧を増加していく。即ち、膜の濾
過抵抗をR0、ゲル層またはケ−ク層の濾過抵抗をr、
膜間差圧をX、濾過流束をFとすると、F=X/(R0
+r)の関係があり、ゲル層またはケ−ク層の厚み増大
によるrの増加にもかかわらず、濾過流束Fをほぼ一定
流束kとするように、膜分離ユニット2の濾過液側減圧
度を増加して膜間差圧Xを増加し、膜分離装置を定量濾
過運転していく。
ではあるが(常時のエア−スクラビングのために)、ゲ
ル層またはケ−ク層の形成が避けられない。本発明に係
る膜分離装置の運転方法おいては、かかるゲル層または
ケ−ク層の形成にもかかわらず、濾過流束をほぼ一定と
するように、吸引ポンプ41の吸引圧力を高くして膜分
離ユニット2の膜間差圧を増加していく。即ち、膜の濾
過抵抗をR0、ゲル層またはケ−ク層の濾過抵抗をr、
膜間差圧をX、濾過流束をFとすると、F=X/(R0
+r)の関係があり、ゲル層またはケ−ク層の厚み増大
によるrの増加にもかかわらず、濾過流束Fをほぼ一定
流束kとするように、膜分離ユニット2の濾過液側減圧
度を増加して膜間差圧Xを増加し、膜分離装置を定量濾
過運転していく。
【0021】そして、図6の点線(イ)で示すように、
膜分離ユニット2の濾過液側減圧度が所定の高減圧度X
hに達すると、散気管3によるエア−スクラビングを続
行したままで、吸引ポンプ41の吸引圧力を低下させて
その減圧度を所定の低減圧度XLに減少させ、この減圧
度XLを保持して、所定時間(T)、膜分離装置を定圧
濾過運転していく。
膜分離ユニット2の濾過液側減圧度が所定の高減圧度X
hに達すると、散気管3によるエア−スクラビングを続
行したままで、吸引ポンプ41の吸引圧力を低下させて
その減圧度を所定の低減圧度XLに減少させ、この減圧
度XLを保持して、所定時間(T)、膜分離装置を定圧
濾過運転していく。
【0022】而るに、膜面からのゲル層またはケ−ク層
の剥離は、ゲル層またはケ−ク層の膜面への固着力より
もエア−スクラビングによる洗浄力が勝ったときに生じ
るが、ゲル層またはケ−ク層の膜面への固着力は、ゲル
層またはケ−ク層を膜面に押し付ける力、すなわち膜間
差圧が大きく関与し、膜間差圧が所定の圧力に低下する
と、ゲル層またはケ−ク層の膜面への固着力よりもエア
−スクラビングによる洗浄力が勝って、ある時間経過す
ると、ゲル層またはケ−ク層がほぼ剥離されるに至る。
の剥離は、ゲル層またはケ−ク層の膜面への固着力より
もエア−スクラビングによる洗浄力が勝ったときに生じ
るが、ゲル層またはケ−ク層の膜面への固着力は、ゲル
層またはケ−ク層を膜面に押し付ける力、すなわち膜間
差圧が大きく関与し、膜間差圧が所定の圧力に低下する
と、ゲル層またはケ−ク層の膜面への固着力よりもエア
−スクラビングによる洗浄力が勝って、ある時間経過す
ると、ゲル層またはケ−ク層がほぼ剥離されるに至る。
【0023】上記の低減圧度XLのもとでは、ある時間
(T)の経過後、ゲル層またはケ−ク層がほぼ剥離さ
れ、このXLが高いほど、また上記Xhが高いほど、その
剥離に要する上記の時間(T)が長くなる。例えば、上
記の高減圧度Xhが吸引圧力にして228mmHg、低減圧
度XLが吸引圧力にして76mmHgのときの剥離に要する
時間Tは、約40時間であるのに対し、Xhが吸引圧力
にして450mmHg、低減圧度XLが吸引圧力にして76m
mHgのときの剥離に要する時間Tは、約100時間であ
り、Xhが吸引圧力にして228mmHg、低減圧度XLが吸
引圧力にして150mmHgのときの剥離に要する時間T
は、約140時間である。而して、上記高減圧度Xhは
吸引圧力にして200〜300mmHg、低減圧度XLは吸
引圧力にして50〜100mmHgとすることが好ましい。
(T)の経過後、ゲル層またはケ−ク層がほぼ剥離さ
れ、このXLが高いほど、また上記Xhが高いほど、その
剥離に要する上記の時間(T)が長くなる。例えば、上
記の高減圧度Xhが吸引圧力にして228mmHg、低減圧
度XLが吸引圧力にして76mmHgのときの剥離に要する
時間Tは、約40時間であるのに対し、Xhが吸引圧力
にして450mmHg、低減圧度XLが吸引圧力にして76m
mHgのときの剥離に要する時間Tは、約100時間であ
り、Xhが吸引圧力にして228mmHg、低減圧度XLが吸
引圧力にして150mmHgのときの剥離に要する時間T
は、約140時間である。而して、上記高減圧度Xhは
吸引圧力にして200〜300mmHg、低減圧度XLは吸
引圧力にして50〜100mmHgとすることが好ましい。
【0024】この低減圧度XLのままでは、ゲル層また
はケ−ク層がほぼ剥離された後でも、低濾過流束である
ので、図6の実線(ロ)で示すように、減圧度を高め膜
間差圧を増加して上記の濾過流束kに戻すことが望まし
い。この場合、減圧度XLのもとで、ゲル層またはケ−
ク層が剥離したときの濾過流束は、XL/R0で与えら
れ、この状態で濾過流束kを得るためには、減圧度〔図
6においてXcで示す〕をkR0とすればよいから、減
圧度XLのもとでの濾過流束XL/R0を濾過流束kに戻
すための減圧度は、理論的には、kR0で与えられる。
はケ−ク層がほぼ剥離された後でも、低濾過流束である
ので、図6の実線(ロ)で示すように、減圧度を高め膜
間差圧を増加して上記の濾過流束kに戻すことが望まし
い。この場合、減圧度XLのもとで、ゲル層またはケ−
ク層が剥離したときの濾過流束は、XL/R0で与えら
れ、この状態で濾過流束kを得るためには、減圧度〔図
6においてXcで示す〕をkR0とすればよいから、減
圧度XLのもとでの濾過流束XL/R0を濾過流束kに戻
すための減圧度は、理論的には、kR0で与えられる。
【0025】上記において、膜分離ユニット2の濾過液
側の吸引ポンプ41による減圧は、間歇的に行うことが
好ましい。吸引ポンプを間歇的に作動させれば、吸引ポ
ンプの作動停止時に、ゲル層またはケ−ク層の剥離を促
すことができ、吸引ポンプの作動時間/停止時間の比を
調整することにより、エア−スクラビングによる洗浄効
果を効果的に発揮させ、濾過流束を効果的に高めること
ができる。その比は、原液の水質や懸濁質濃度やエア−
スクラビングの旋回流速によって異なるが、通常、2〜
3〔(10〜20分)/(3〜10分)〕とされる。
側の吸引ポンプ41による減圧は、間歇的に行うことが
好ましい。吸引ポンプを間歇的に作動させれば、吸引ポ
ンプの作動停止時に、ゲル層またはケ−ク層の剥離を促
すことができ、吸引ポンプの作動時間/停止時間の比を
調整することにより、エア−スクラビングによる洗浄効
果を効果的に発揮させ、濾過流束を効果的に高めること
ができる。その比は、原液の水質や懸濁質濃度やエア−
スクラビングの旋回流速によって異なるが、通常、2〜
3〔(10〜20分)/(3〜10分)〕とされる。
【0026】
【作用】図6に示すように、膜間差圧がXhに達するま
で、定量濾過運転を行い、膜間差圧がXhに達すると、
膜間差圧をXLに低下させてこの膜間差圧XLのもとで所
定時間(T)、定圧濾過運転を行う際、膜間差圧が小で
あるために膜面のゲル層またはケ−ク層を押え付ける力
が小となり、散気管からの散気エア−量を増やさなくて
も、そのゲル層またはケ−ク層がエア−スクラビングに
より剥離除去される。
で、定量濾過運転を行い、膜間差圧がXhに達すると、
膜間差圧をXLに低下させてこの膜間差圧XLのもとで所
定時間(T)、定圧濾過運転を行う際、膜間差圧が小で
あるために膜面のゲル層またはケ−ク層を押え付ける力
が小となり、散気管からの散気エア−量を増やさなくて
も、そのゲル層またはケ−ク層がエア−スクラビングに
より剥離除去される。
【0027】その剥離の終了により濾過流束がXL/R0
になると、減圧度をkR0に高め、または、高めること
なく、その後は、ゲル層またはケ−ク層の形成にもかか
わらず、濾過流束をほぼ一定値kに保持するように、減
圧度を増大して膜間差圧を増加していき、これを膜間差
圧Xhに達するまで行う間に、充分な量の濾過流束を保
証できる。この場合、このXhを適度に設定することに
より(200〜300mmHg程度)、運転動力コストを節
減でき(減圧度を余り大きくすると動力コストが過大と
なる)、またゲル層またはケ−ク層の付着量が少なくな
り、上記低減圧度XL時でのゲル層またはケ−ク層の剥
離が容易になり、低濾過量定圧濾過運転の時間(T)を
短くでき、全体としての濾過流束の増大に有利である。
になると、減圧度をkR0に高め、または、高めること
なく、その後は、ゲル層またはケ−ク層の形成にもかか
わらず、濾過流束をほぼ一定値kに保持するように、減
圧度を増大して膜間差圧を増加していき、これを膜間差
圧Xhに達するまで行う間に、充分な量の濾過流束を保
証できる。この場合、このXhを適度に設定することに
より(200〜300mmHg程度)、運転動力コストを節
減でき(減圧度を余り大きくすると動力コストが過大と
なる)、またゲル層またはケ−ク層の付着量が少なくな
り、上記低減圧度XL時でのゲル層またはケ−ク層の剥
離が容易になり、低濾過量定圧濾過運転の時間(T)を
短くでき、全体としての濾過流束の増大に有利である。
【0028】
〔実施例1〕膜分離ユニットには図3に示すものを使用
し、枠体23の寸法は、縦60cm、横(巾)50cm
とし、膜22には、縦50cm、横40cm、公称孔径
0.3μmの精密濾過膜を使用し、枠23にエポキシ系
接着剤204により接着した。膜分離ユニットのモジュ
−ルには、図5の(イ)並びに(ロ)により説明したも
のを使用し、膜分離ユニット2の枚数は10枚とし、膜
分離ユニット相互間の間隔を10mmとした。膜分離装
置には図1の(イ)並びに(ロ)に示したものを使用し
た。
し、枠体23の寸法は、縦60cm、横(巾)50cm
とし、膜22には、縦50cm、横40cm、公称孔径
0.3μmの精密濾過膜を使用し、枠23にエポキシ系
接着剤204により接着した。膜分離ユニットのモジュ
−ルには、図5の(イ)並びに(ロ)により説明したも
のを使用し、膜分離ユニット2の枚数は10枚とし、膜
分離ユニット相互間の間隔を10mmとした。膜分離装
置には図1の(イ)並びに(ロ)に示したものを使用し
た。
【0029】懸濁液には、MLSS濃度6,000〜7,0
00mg/リットルの活性汚泥溶液を使用し、時間の経
過に伴う膜面ゲル層またはケ−ク層の形成にもかかわら
ず、濾過液流速をほぼ0.6m3/m2・dayに保持する
ように、膜分離ユニット2の濾過液流路側の減圧度を吸
引ポンプ41の回転数の増加により増大して定量濾過運
転を行っていき、減圧度が吸引圧力228mmHgに達する
と、減圧度を吸引圧力76mmHgに低下させ、この減圧度
76mmHgの定圧濾過運転下での濾過流速の変動からゲル
層またはケ−ク層の剥離が行われたことを確認したのち
(濾過流速が増加しなくなることで確認できる)、その
後は、ゲル層またはケ−ク層の再形成にもかかわらず、
濾過液流速をほぼ0.6m3/m2・dayに保持するよう
に定量濾過運転を行い、以後、この運転を繰り返して行
った。図7の(イ)は、この実施例1における吸引圧力
状態を示している。
00mg/リットルの活性汚泥溶液を使用し、時間の経
過に伴う膜面ゲル層またはケ−ク層の形成にもかかわら
ず、濾過液流速をほぼ0.6m3/m2・dayに保持する
ように、膜分離ユニット2の濾過液流路側の減圧度を吸
引ポンプ41の回転数の増加により増大して定量濾過運
転を行っていき、減圧度が吸引圧力228mmHgに達する
と、減圧度を吸引圧力76mmHgに低下させ、この減圧度
76mmHgの定圧濾過運転下での濾過流速の変動からゲル
層またはケ−ク層の剥離が行われたことを確認したのち
(濾過流速が増加しなくなることで確認できる)、その
後は、ゲル層またはケ−ク層の再形成にもかかわらず、
濾過液流速をほぼ0.6m3/m2・dayに保持するよう
に定量濾過運転を行い、以後、この運転を繰り返して行
った。図7の(イ)は、この実施例1における吸引圧力
状態を示している。
【0030】〔実施例2〕図7の(ロ)に示すように、
定量濾過運転を実施例1と同様、吸引圧力228mmHgま
でにて行ったが、定圧濾過運転は吸引圧力152mmHgで
行った。この実施例2においては、定圧濾過運転時の膜
間差圧が、実施例1に較べて高いために、定圧濾過運転
によるゲル層またはケ−ク層の剥離に、実施例1の場合
に較べ長い時間を必要とした。
定量濾過運転を実施例1と同様、吸引圧力228mmHgま
でにて行ったが、定圧濾過運転は吸引圧力152mmHgで
行った。この実施例2においては、定圧濾過運転時の膜
間差圧が、実施例1に較べて高いために、定圧濾過運転
によるゲル層またはケ−ク層の剥離に、実施例1の場合
に較べ長い時間を必要とした。
【0031】〔実施例3〕図7の(ハ)に示すように、
定圧濾過運転を実施例1と同様、吸引圧力76mmHgにて
行ったが、定量濾過運転は実施例1の場合よりも高減圧
度の吸引圧力456mmHgまで行った。この実施例3にお
いては、定量濾過運転を実施例1よりも高吸引圧力に至
るまで行っているために、ゲル層またはケ−ク層の形成
量が多く、定圧濾過運転によるゲル層またはケ−ク層の
剥離に、実施例1の場合に較べ長い時間を必要とした。
また、実施例1に較べ、全体としての減圧度が高いため
に、その減圧吸引に要する動力コストも高くなった。
定圧濾過運転を実施例1と同様、吸引圧力76mmHgにて
行ったが、定量濾過運転は実施例1の場合よりも高減圧
度の吸引圧力456mmHgまで行った。この実施例3にお
いては、定量濾過運転を実施例1よりも高吸引圧力に至
るまで行っているために、ゲル層またはケ−ク層の形成
量が多く、定圧濾過運転によるゲル層またはケ−ク層の
剥離に、実施例1の場合に較べ長い時間を必要とした。
また、実施例1に較べ、全体としての減圧度が高いため
に、その減圧吸引に要する動力コストも高くなった。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、原液処理槽内に膜分離
ユニットと散気手段を設け、膜分離ユニットの濾過液側
の吸引ポンプによる減圧下、散気手段によりエア−スク
ラビングを行いつつ原液を濾過する場合、膜汚染により
低下した濾過流束を、散気手段によるエア−スクラビン
グは強化することなく元のままとし、定圧濾過運転と定
量濾過運転との交互運転により回復できるから、エア−
スクラビングの強力化による膜分離ユニットの固定状態
の不安定化、散気電力コストの増大等を伴うことがな
く、更に、濾過運転を停止することなく定圧濾過運転の
もとでゲル層またはケ−ク層の除去を行っているから、
安全にかつ経済的に充分な濾過流束、従って、充分な効
率の濾過処理を保証できる。
ユニットと散気手段を設け、膜分離ユニットの濾過液側
の吸引ポンプによる減圧下、散気手段によりエア−スク
ラビングを行いつつ原液を濾過する場合、膜汚染により
低下した濾過流束を、散気手段によるエア−スクラビン
グは強化することなく元のままとし、定圧濾過運転と定
量濾過運転との交互運転により回復できるから、エア−
スクラビングの強力化による膜分離ユニットの固定状態
の不安定化、散気電力コストの増大等を伴うことがな
く、更に、濾過運転を停止することなく定圧濾過運転の
もとでゲル層またはケ−ク層の除去を行っているから、
安全にかつ経済的に充分な濾過流束、従って、充分な効
率の濾過処理を保証できる。
【図1】図1の(イ)は、本発明において使用する膜分
離装置を示す説明図、図1の(ロ)は、図1の(イ)に
おけるロ−ロ断面図である。
離装置を示す説明図、図1の(ロ)は、図1の(イ)に
おけるロ−ロ断面図である。
【図2】本発明において使用する膜分離ユニットの平膜
構造の一例を示す説明図である。
構造の一例を示す説明図である。
【図3】図3の(イ)は、本発明において使用する膜分
離ユニットの一例を示す斜視説明図、図3の(ロ)は、
図3の(イ)におけるロ−ロ断面図である。
離ユニットの一例を示す斜視説明図、図3の(ロ)は、
図3の(イ)におけるロ−ロ断面図である。
【図4】図4の(イ)は、本発明において使用する膜分
離ユニットの上記とは別の例を示す斜視説明図、図4の
(ロ)は、図4の(イ)におけるロ−ロ断面図である。
離ユニットの上記とは別の例を示す斜視説明図、図4の
(ロ)は、図4の(イ)におけるロ−ロ断面図である。
【図5】図5の(イ)は、本発明において使用する膜分
離ユニットの配設状態を示す説明図、図5の(ロ)は、
その膜分離ユニット群を支持するためのフレ−ムを示す
斜視説明図である。
離ユニットの配設状態を示す説明図、図5の(ロ)は、
その膜分離ユニット群を支持するためのフレ−ムを示す
斜視説明図である。
【図6】本発明に係る膜分離装置の運転方法における膜
分離ユニットの濾過液側の吸引圧力状態を示す説明図で
ある。
分離ユニットの濾過液側の吸引圧力状態を示す説明図で
ある。
【図7】本発明の実施例における膜分離ユニットの濾過
液側の吸引圧力状態を示す図である。
液側の吸引圧力状態を示す図である。
1 原液槽 2 膜分離ユニット 3 散気手段 32 ブロワ 4 濾過液取出し配管 41 吸引ポンプ 5 原液供給配管 51 液送ポンプ
Claims (3)
- 【請求項1】原液処理槽内に膜分離ユニットと散気手段
を設け、膜分離ユニットの濾過液側の吸引ポンプによる
減圧下、散気手段によりエア−スクラビングを行いつつ
原液を濾過する方法において、膜面汚染による濾過抵抗
の増大に伴い上記膜分離ユニットの濾過液側減圧度を増
加して濾過流束をほぼ一定に保持する定量濾過運転を所
定の高減圧度まで行うことと、上記膜分離ユニットの濾
過液側減圧度を上記所定の高減圧度よりも低い所定の低
減圧度に保持して濾過する定圧濾過運転を一定時間行う
ことを、上記エア−スクラビングを行いつつ繰り返すこ
とを特徴とする膜分離装置の運転方法。 - 【請求項2】所定の高減圧度を吸引圧力200〜300
mmHgとし、所定の低減圧度を吸引圧力50〜100mmHg
とする請求項1記載の膜分離装置の運転方法。 - 【請求項3】吸引ポンプを間歇的に作動させる請求項1
又は2記載の膜分離装置の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6180795A JPH0824595A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 膜分離装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6180795A JPH0824595A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 膜分離装置の運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0824595A true JPH0824595A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16089477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6180795A Pending JPH0824595A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 膜分離装置の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824595A (ja) |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP6180795A patent/JPH0824595A/ja active Pending
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