JPH08250902A - 半導体移相器 - Google Patents

半導体移相器

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Publication number
JPH08250902A
JPH08250902A JP4718795A JP4718795A JPH08250902A JP H08250902 A JPH08250902 A JP H08250902A JP 4718795 A JP4718795 A JP 4718795A JP 4718795 A JP4718795 A JP 4718795A JP H08250902 A JPH08250902 A JP H08250902A
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JP
Japan
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phase shifter
electrode
gate
gate electrode
fet
Prior art date
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Pending
Application number
JP4718795A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Inami
和喜 稲見
Hideyuki Koide
秀之 小出
Michiaki Kasahara
通明 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4718795A priority Critical patent/JPH08250902A/ja
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定位相精度の周波数依存性が少なく概略1
80度移相できる小型な半導体移相器を得ることを目的
とする。 【構成】 電気長が概略1/4波長のドレイン電極、ソ
ース電極、ゲート電極を有するFETのドレイン電極と
ソース電極それぞれに入出力用マイクロストリップ線路
パターンを接続し、ゲートバイアス電圧によりFETに
遮断、通過のスイッチ動作をさせて位相を切換える構成
とした。 【効果】 ゲートバイアス電圧によりFETに遮断、通
過のスイッチ動作をさせることによりマイクロ波信号の
通過位相を概略180度移相できる小型で広帯域な移相
器が得られる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリコン、ガリウム
ひ素(以下GaAsと称す)等の半導体基板に構成した
電界効果トランジスタ(以下FETと称す)をスイッチ
として用い、マイクロ波信号を移相する半導体移相器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の線路切換形の半導体移相
器の構造図であり、図において1は半導体基板、2はグ
ランド用金属、3は第1の入出力用マイクロストリップ
線路パターン、4は第2の入出力用マイクロストリップ
線路パターン、46はドレイン電極、47はソース電
極、48はゲート電極、49はFET、50はゲート電
極接続パターン、51はバイアス用抵抗、52はバイア
スパッド、53はバイアス回路、54は基準位相用マイ
クロストリップ線路パターン、55は設定位相用マイク
ロストリップ線路パターンである。尚、FET49のゲ
ート電極48にはバイアス回路53よりゲートバイアス
電圧を印加してFET49をスイッチ動作させ、その時
のFET49のドレイン電圧、ソース電圧を直流的に同
電位とするためドレイン電極46、ソース電極47を通
常接地して用いるが、そのためのバイアス回路の図示は
省略してある。
【0003】次に動作について説明する。今ドレイン電
圧、ソース電圧を直流的に同電位例えば0Vとすると、
ゲート電圧を0Vとピンチオフ電圧とに切換えることに
より、FET49のドレイン電極46とソース電極47
間はマイクロ波信号が、通過、遮断のスイッチ動作す
る。従って第1のFET49aと第3のFET49cを
遮断、第2のFET49bと第4のFET49dを通過
の状態にすると、第1の入出力用マイクロストリップ線
路パターン3から入力したマイクロ波信号は基準位相用
マイクロストリップ線路パターン54側を伝搬し第2の
入出力用マイクロストリップ線路パターン4へ出力す
る。次に第1のFET49aと第3のFET49cを通
過、第2のFET49bと第4のFET49dを遮断の
状態にすると、第1の入出力用マイクロストリップ線路
パターン3から入力したマイクロ波信号は設定位相用マ
イクロストリップ線路パターン55側を伝搬し第2の入
出力用マイクロストリップ線路パターン4へ出力する。
このように、マイクロ波信号の伝搬経路を切換えること
により、マイクロ波信号を経路の電気長差分だけ移相す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の線路切換え形の
半導体移相器は以上のように構成され、前述の動作原理
を基にしているため、設定位相を大きくするほど周波数
変化に伴った設定位相誤差が大きくなり、また図12に
示す設定位相用マイクロストリップ線路パターン55を
長くする必要があるため、回路構成の大型化を招くなど
の課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、小型でかつ設定位相精度の周波
数依存性が少なく概略180度移相できる半導体移相器
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例1によ
る半導体移相器は、半導体基板上面に形成された第1の
入出力用マイクロストリップ線路パターンと第2の入出
力用マイクロストリップ線路パターンとの間に、電気長
が概略1/4波長のドレイン電極、ソース電極、ゲート
電極を有するFETを配置し、前記ドレイン電極の一端
と前記第1の入出力用マイクロストリップ線路パターン
とを接続し、前記ソース電極の一端と前記第2の入出力
用マイクロストリップ線路パターンとを接続したもので
ある。
【0007】また、この発明の実施例2による半導体移
相器は、実施例1における半導体移相器において、それ
ぞれの電気長が概略1/4波長の複数のドレイン、ソー
ス、ゲート電極から成るFETを用い、前記複数のドレ
イン電極の他端同士をエアブリッジで接続し、前記複数
のソース電極の他端同士をエアブリッジで接続したもの
である。
【0008】また、この発明の実施例3による半導体移
相器は、実施例1の上記FETにおいて、ゲート電極の
両端にバイアス回路を設けゲート電極の両端からバイア
ス電圧を印加できるようにしたものである。
【0009】また、この発明の実施例4による半導体移
相器は、実施例1の上記FETにおいて、ゲート電極を
ゲート軸方向で分割し、分割したゲート電極をゲート電
極接続パターンで接続したものである。
【0010】また、この発明の実施例5による半導体移
相器は、実施例1の上記FETにおいて、ゲート電極を
ゲート軸方向で分割し、分割したゲート電極それぞれに
バイアス回路を設け、分割したゲート電極をそれぞれに
バイアス電圧を印加できるようにしたものである。
【0011】また、この発明の実施例6による半導体移
相器は、実施例1の上記FETにおいて、ドレイン電
極、ソース電極、ゲート電極を折れ曲げて配置したもの
である。
【0012】また、この発明の実施例7による半導体移
相器は、実施例1〜6の半導体移相器において、上記F
ETのドレイン電極の一端と上記第1の入出力用マイク
ロストリップ線路パターンとの間にDCカットコンデン
サを設け、上記FETのソース電極の一端と上記第2の
入出力用マイクロストリップ線路パターンとの間にDC
カットコンデンサを設け、前記ドレイン電極とソース電
極に正電位の電圧を印加し、上記ゲート電極のゲート電
圧を正電位の電圧で制御できるようにしたものである。
【0013】また、この発明の実施例8による半導体移
相器は、上記第1、第2の入出力用マイクロストリップ
線路パターンの両方あるいはいずれかに並列に抵抗を装
荷し、該抵抗の他端にソース電極が接地されたFETの
ドレイン電極を接続したものである。
【0014】
【作用】この発明の実施例1によれば、半導体基板上面
に形成された第1の入出力用マイクロストリップ線路パ
ターンと第2の入出力用マイクロストリップ線路パター
ンとの間に、電気長が概略1/4波長のドレイン電極、
ソース電極、ゲート電極を有するFETを設け、前記F
ETを遮断、通過のスイッチ動作をさせることにより、
上記第1の入出力用マイクロストリップ線路パターンよ
り入力し上記第2の入出力用マイクロストリップ線路パ
ターンに出力するマイクロ波信号の位相を概略180度
移相することができる。
【0015】また、この発明の実施例2によれば、実施
例1における半導体移相器において、それぞれの電気長
が概略1/4波長の複数のドレイン、ソース、ゲート電
極から成るFETを用い、前記複数のドレイン電極の他
端同士をエアブリッジで接続し、前記複数のソース電極
の他端同士をエアブリッジで接続することにより低損失
化と広帯域化を図ることができる。
【0016】また、この発明の実施例3によれば、実施
例1の上記FETにおいて、ゲート電極の両端にバイア
ス回路を設けゲート電極の両端からバイアス電圧を印加
できるようにすることにより、FETが大きくなっても
ゲート電極に均一な電圧を印加し安定した動作をさせる
ことができる。
【0017】また、この発明の実施例4によれば、実施
例1の上記FETにおいて、ゲート電極をゲート軸方向
で分割し、分割したゲート電極をゲート電極接続パター
ンで接続することにより大きなゲート幅のゲート電極が
形成しやすくなる。
【0018】また、この発明の実施例5によれば、実施
例1の上記FETにおいて、ゲート電極をゲート軸方向
で分割し、分割したゲート電極それぞれにバイアス回路
を設け、分割したゲート電極をそれぞれにバイアス電圧
を印加できるようにすることにより、大きなゲート幅の
ゲート電極が形成しやすくなると共にゲート電極に均一
な電圧を印加することができる。
【0019】また、この発明の実施例6によれば、実施
例1の上記FETにおいて、ドレイン電極、ソース電
極、ゲート電極を折れ曲げて配置することにより本発明
による半導体移相器の大きさを入出力方向で短縮するこ
とができる。
【0020】また、この発明の実施例7によれば、実施
例1〜6の半導体移相器において、上記FETのドレイ
ン電極の一端と上記第1の入出力用マイクロストリップ
線路パターンとの間にDCカットコンデンサを設け、上
記FETのソース電極の一端と上記第2の入出力用マイ
クロストリップ線路パターンとの間にDCカットコンデ
ンサを設け前記ドレイン電極とソース電極に正電位の電
圧を印加することにより、上記ゲート電極のゲート電圧
を正電位の電圧で制御できる。
【0021】また、この発明の実施例8によれば、上記
第1、第2の入出力用マイクロストリップ線路パターン
の両方あるいはいずれかに並列に抵抗を装荷し、該抵抗
の他端にソース電極が接地されたFETのドレイン電極
を接続し前記FETを通過、遮断のスイッチ動作させ前
記抵抗を電気的に有効、無効とすることにより損失補償
することができる。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す半導体移相
器の構造図であり、図において5はドレイン電極、6は
ソース電極、7はゲート電極、8はFET、9はゲート
電極接続パターン、10はバイアス用抵抗、11はバイ
アスパッド、12はバイアス回路である。尚、図1にお
いてFET8のゲート電極7にはバイアス回路12より
ゲートバイアス電圧を印加してFET8をスイッチ動作
させ、その時FET8のドレイン電圧とソース電圧は直
流的に同電位とするためドレイン電極5、ソース電極6
を通常接地して用いるがそのためのバイアス回路の図示
は省略してある。
【0023】次に動作について説明する。今、ドレイン
電圧、ソース電圧を直流的に同電位例えば0Vにしたと
すると、ゲート電圧を0Vとピンチオフ電圧とに切換え
ることによりFET8のドレイン電極5とソース電極6
間はマイクロ波信号が通過、遮断のスイッチ動作をす
る。従って、FET8が通過状態の時FET8は等価的
に概略1/4波長の線路として動作する。一方FET8
が遮断状態の時FET8は等価的に概略1/4波長の結
合線路として動作する。この1/4波長線路と1/4波
長の結合線路との電気長差は概略180度あるため、F
ET8を通過、遮断のスイッチ動作をさせることによ
り、第1の入出力用マイクロストリップ線路パターン3
より入力し第2の入出力用マイクロストリップ線路パタ
ーン4に出力するマイクロ波信号の位相を概略180度
移相することができる。
【0024】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
す半導体移相器の構造図である。図において13はドレ
イン電極、14はソース電極、15はゲート電極、16
はFET、17はドレイン電極13aと13bの先端同
士を接続するためのエアブリッジ、18はソース電極1
4aと14bの先端同士を接続するためのエアブリッ
ジ、19はドレイン電極13bと第1の入出力用マイク
ロストリップ線路パターンとを接続するためのエアブリ
ッジであり、図1に示す構造例と比較してFET16が
複数のドレイン電極13とソース電極14で構成されて
いるため、FET16が通過状態の時はドレイン電極1
3とソース電極14間の導通抵抗が小さくなり通過損失
を小さくすることができる。また、FET16が遮断状
態の時はドレイン電極13とソース電極14間がより密
結合となるため図1構造よりも広帯域化することができ
る。
【0025】実施例3.図3は発明の実施例3を示す半
導体移相器の構造図である。図3構造ではゲート電極7
の両端にそれぞれバイアス回路12aと12bを設けゲ
ート電極7の両端からバイアス電圧を印加しゲート電極
7に均一な電圧を印加できるため、FET8が大きくな
っても均一で安定した動作をさせることができる。
【0026】実施例4.図4はこの発明の実施例4を示
す半導体移相器の構造図であり、図において20は幅方
向に分割したゲート電極7a,7b,7cを接続するた
めのゲート電極接続パターンである。図1構造で動作周
波数が低く大きなFETを構成する必要がある場合は大
きなゲート幅を形成することが必要となるが、通常ゲー
ト長は1μm前後と短いため均一に形成することが困難
となる。本実施例においては、ゲート電極を幅方向で均
一に形成できる範囲で分割してから接続する構成として
いるため、均一でかつ大きなゲート幅のFETを構成す
ることができる。
【0027】実施例5.図5はこの発明の実施例5を示
す半導体移相器の構造図であり、図において21は分割
したソース電極6a,6b,6cを接続するためのエア
ブリッジである。図1構造で動作周波数が低く大きなF
ETを構成する必要がある場合は大きなゲート幅を形成
することが必要となるが、通常ゲート長は1μm前後と
短いため均一に形成することが困難でしかもゲート電極
に均一な電圧を印加することも困難となる。本実施例に
おいては、ゲート電極を幅方向で均一に形成できる範囲
で分割しかつそれぞれのゲート電極にバイアス回路を設
けてバイアス電圧を印加できる構成としたため、均一で
安定した動作をする大きなゲート幅のFETを構成する
ことかできる。
【0028】実施例6.図6及び図7はこの発明の実施
例6を示す半導体移相器の構造図である。図6及び図7
は、図1に示す構造においてドレイン電極5、ソース電
極6、ゲート電極7を折れ曲げてFET8を構成したも
ので本発明による半導体移相器の大きさを入出力方向で
短縮することができる。
【0029】実施例7.図8はこの発明の実施例7を示
す半導体移相器の構造図であり、図において22は平行
平板コンデンサの上地電極、23は誘電体、24は平行
平板コンデンサの下地電極、25は平行平板コンデン
サ、26はバイアス用抵抗、27はバイアスパッド、2
8はバイアス用抵抗26とバイアスパッド27とで構成
されたバイアス回路である。
【0030】次に動作について説明する。今バイアスパ
ッド28に正電位の電圧AV(A>|FET8のピンチ
オフ電圧|)を印加するとFET8のドレイン電極5と
ソース電極6は正電位となるため、ゲート電圧をAVと
0Vに切換えることによりFET8のドレイン電極5と
ソース電極6間はマイクロ波信号が通過、遮断のスイッ
チ動作をする。つまり、ゲート電圧の制御を正電位で行
うことができるため例えばTTLでの制御が可能となり
外部駆動回路を含めて小型化を図ることができる。
【0031】実施例8.図9はこの発明の実施例8を示
す半導体移相器の構造図であり、図において29はドレ
イン電極、30はソース電極、31はゲート電極、32
はFET、33は抵抗、34はグランドパターン、35
はグランドパターン34とグランド用金属2との導通を
とるためのバイアホール、36はゲート電極接続パター
ン、37はバイアス用抵抗、38はバイアスパッド、3
9はバイアス用抵抗37とバイアスパッド38とで構成
されたバイアス回路である。
【0032】図10、図11は上記FET32と抵抗3
3より構成される回路部の動作説明用等価回路図で、図
10はFET32のドレイン電極29とソース電極30
が通過状態の時の等価回路図、図11はFET32のド
レイン電極29とソース電極30が遮断状態の時の等価
回路図である。図において、40,41は入出力端子、
42は図9の抵抗33に相当する抵抗、43はFET3
2のドレイン電極29とソース電極30が通過状態の時
のドレイン電極29とソース電極30間の抵抗、44は
グランド、45はFET32のドレイン電極29とソー
ス電極30が遮断状態の時にドレイン電極29とソース
電極30とで形成されたコンデンサである。
【0033】次に動作について説明する。図10に示す
ように、FET32が通過状態の時は、入出力端子40
と41間は抵抗42と43で接地され入出力端子40よ
り入力したマイクロ波信号は抵抗42と43で所定量減
衰されて入出力端子41より出力する。一方図11に示
すように、FET32が遮断状態の時は、入出力端子4
0と41間は抵抗42とコンデンサ45とで接地された
回路となる。今例えばFET32のゲート幅小さくしコ
ンデンサ45の容量を使用周波数帯域で電気特性に寄与
しない程度に小さくすれば抵抗42は電気的に無効とな
り、入出力端子40より入力したマイクロ波信号は抵抗
42による減衰を受けずに入出力端子41より出力す
る。以上のように、図9に示す抵抗33とFET32よ
り構成される回路はFET32が通過状態の時に減衰器
として動作する。
【0034】一方FET8を通過状態から遮断状態に切
換えると概略180度の位相差を実現できるが、FET
8が通過状態の時はドレイン電極5とソース電極6間の
抵抗により通過するマイクロ波信号は減衰を受ける。つ
まりFET8を通過状態から遮断状態に切換えると通過
損失が変動することになる。従って、図10に示す抵抗
42と43による減衰量をFET8の通過状態の減衰量
と同じくFET8が通過状態の時はFET32を遮断状
態とし、FET8が遮断状態の時はFET32を通過状
態とすることにより位相切換え時の損失変動を補償する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】この発明の実施例1によれば、半導体基
板上面に形成された第1の入出力用マイクロストリップ
線路パターンと第2の入出力用マイクロストリップ線路
パターンとの間に、電気長が概略1/4波長のドレイン
電極、ソース電極、ゲート電極を有するFETを設け、
前記FETを遮断、通過のスイッチ動作をさせることに
より、上記第1の入出力用マイクロストリップ線路パタ
ーンより入力し上記第2の入出力用マイクロストリップ
線路パターンに出力するマイクロ波信号の位相を概略1
80度移相できる小型で広帯域な移相器が得られるとい
う効果がある。
【0036】この発明の実施例2によれば、実施例1に
おける半導体移相器に、それぞれの電気長が概略1/4
波長の複数のドレイン、ソース、ゲート電極から成るF
ETを用い、前記複数のドレイン電極の他端同士をエア
ブリッジで接続し、前記複数のソース電極の他端同士を
エアブリッジで接続することにより低損失化と広帯域化
を図ることができるという効果がある。
【0037】この発明の実施例3によれば、実施例1の
上記FETのゲート電極の両端にバイアス回路を設けゲ
ート電極の両端からバイアス電圧を印加できるようにす
ることにより、FETが大きくなってもゲート電極に均
一な電圧を印加し安定した動作をさせることができると
いう効果がある。
【0038】この発明の実施例4によれば、実施例1の
上記FETのゲート電極をゲート軸方向で分割し、分割
したゲート電極をゲート電極接続パターンで接続するこ
とにより大きなゲート幅のゲート電極が形成しやすくな
るという効果がある。
【0039】この発明の実施例5によれば、実施例1の
上記FETのゲート電極をゲート軸方向で分割し、分割
したゲート電極それぞれにバイアス回路を設け、分割し
たゲート電極それぞれにバイアス電圧を印加できるよう
にすることにより、大きなゲート幅のゲート電極が形成
しやすくなると共にゲート電極に均一な電圧を印加する
ことができるという効果がある。
【0040】この発明の実施例6によれば、実施例1の
上記FETのドレイン電極、ソース電極、ゲート電極を
折れ曲げて配置することにより本発明による半導体移相
器の大きさを入出力方向で短縮することができるという
効果がある。
【0041】この発明の実施例7によれば、実施例1〜
6の半導体移相器の上記FETのドレイン電極の一端と
上記第1の入出力用マイクロストリップ線路パターンと
の間にDCカットコンデンサを設け、上記FETのソー
ス電極の一端と上記第2の入出力用マイクロストリップ
線路パターンとの間にDCカットコンデンサを設け前記
ドレイン電極とソース電極に正電位の電圧を印加するこ
とにより、上記ゲート電極のゲート電圧を正電位の電圧
で制御できるという効果がある。
【0042】この発明の実施例8によれば、上記第1、
第2の入出力用マイクロストリップ線路パターンの両方
あるいはいずれかに並列に抵抗を装荷し、その抵抗の他
端にソース電極が接地されたFETのドレイン電極を接
続し前記FETを通過、遮断のスイッチ動作させ前記抵
抗を電気的に有効、無効とすることにより損失補償する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による半導体移相器の構
造図である。
【図2】 この発明の実施例2による半導体移相器の構
造図である。
【図3】 この発明の実施例3による半導体移相器の構
造図である。
【図4】 この発明の実施例4による半導体移相器の構
造図である。
【図5】 この発明の実施例5による半導体移相器の構
造図である。
【図6】 この発明の実施例6による半導体移相器の構
造図である。
【図7】 この発明の実施例6による半導体移相器の他
の構造図である。
【図8】 この発明の実施例7による半導体移相器の構
造図である。
【図9】 この発明の実施例8による半導体移相器の構
造図である。
【図10】 この発明の実施例8による半導体移相器の
動作説明用等価回路図である。
【図11】 この発明の実施例8による半導体移相器の
動作説明用等価回路図である。
【図12】 従来の線路切換形の半導体移相器の構造図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 グランド用金属、3 第1の入出
力用マイクロストリップ線路パターン、4 第2の入出
力用マイクロストリップ線路パターン、5 ドレイン電
極、6 ソース電極、7 ゲート電極、8 FET、9
ゲート電極接続パターン、10 バイアス用抵抗、1
1 バイアスパッド、12 バイアス回路、13 ドレ
イン電極、14 ソース電極、15 ゲート電極、16
FET、17 エアブリッジ、18 エアブリッジ、
19 エアブリッジ、20 ゲート電極接続パターン、
21 エアブリッジ、22 上地電極、23 誘電体、
24 下地電極、25 平行平板コンデンサ、26 バ
イアス用抵抗、27 バイアスパッド、28 バイアス
回路、29 ドレイン電極、30 ソース電極、31
ゲート電極、32 FET、33 抵抗、34 グラン
ドパターン、35バイアホール、36 ゲート電極接続
パターン、37 バイアス用抵抗、38バイアスパッ
ド、39 バイアス回路、40 入出力端子、41 入
出力端子、42 抵抗、43 抵抗、44 グランド、
45 コンデンサ、46 ドレイン電極、47 ソース
電極、48 ゲート電極、49 FET、50 ゲート
電極接続パターン、51 バイアス用抵抗、52 バイ
アスパッド、53 バイアス回路、54 基準位相用マ
イクロストリップ線路パターン、55 設定位相用マイ
クロストリップ線路パターン。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、その半導体基板裏面に設
    けられたグランド用金属と、前記半導体基板上面に形成
    された第1及び第2の入出力用マイクロストリップ線路
    パターンと、電気長が概略1/4波長のドレイン電極、
    ソース電極、ゲート電極を有する電界効果トランジスタ
    とで構成され、前記ドレイン電極の一端が前記第1の入
    出力用マイクロストリップ線路パターンと接続され、前
    記ソース電極の一端が前記第2の入出力用マイクロスト
    リップ線路パターンと接続されていることを特徴とする
    半導体移相器。
  2. 【請求項2】 上記半導体移相器には、それぞれの電気
    長が概略1/4波長の複数のドレイン、ソース、ゲート
    電極から成る電界効果トランジスタを用い、前記複数の
    ドレイン電極の他端同士がエアブリッジで接続され、前
    記複数のソース電極の他端同士がエアブリッジで接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体移相
    器。
  3. 【請求項3】 上記電界効果トランジスタとしては、ゲ
    ート電極の両端にバイアス回路を設けゲート電極の両端
    からバイアス電圧を印加できるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の半導体移相器。
  4. 【請求項4】 上記電界効果トランジスタとしては、ゲ
    ート電極をゲート軸方向で分割し、分割したゲート電極
    をゲート電極接続パターンで接続していることを特徴と
    する請求項1記載の半導体移相器。
  5. 【請求項5】 上記電界効果トランジスタとしては、ゲ
    ート電極をゲート軸方向で分割し、分割したゲート電極
    それぞれにバイアス回路を設け、分割したゲート電極そ
    れぞれにバイアス電圧を印加できるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の半導体移相器。
  6. 【請求項6】 上記電界効果トランジスタとしては、ド
    レイン電極、ソース電極、ゲート電極を折れ曲げて配置
    したことを特徴とする請求項1記載の半導体移相器。
  7. 【請求項7】 上記半導体移相器には、上記電界効果ト
    ランジスタのドレイン電極の一端と上記第1の入出力用
    マイクロストリップ線路パターンとの間にDCカットコ
    ンデンサを設け、上記電界効果トランジスタのソース電
    極の一端と上記第2の入出力用マイクロストリップ線路
    パターンとの間にDCカットコンデンサを設け、前記ド
    レイン電極とソース電極に正電位の電圧を印加し、上記
    ゲート電極のゲート電圧を正電位の電圧で制御できるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜6記載のいずれか
    の半導体移相器。
  8. 【請求項8】 上記半導体移相器には、上記第1、第2
    の入出力用マイクロストリップ線路パターンの両方ある
    いはいずれかに並列に抵抗を装荷し、その抵抗の他端に
    ソース電極が接地された電界効果トランジスタのドレイ
    ン電極を接続していることを特徴とする請求項1〜7記
    載のいずれかの半導体移相器。
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