JPH082614B2 - 銅張積層板 - Google Patents

銅張積層板

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JPH082614B2
JPH082614B2 JP61161923A JP16192386A JPH082614B2 JP H082614 B2 JPH082614 B2 JP H082614B2 JP 61161923 A JP61161923 A JP 61161923A JP 16192386 A JP16192386 A JP 16192386A JP H082614 B2 JPH082614 B2 JP H082614B2
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JP
Japan
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clad laminate
resin
copper clad
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impregnated
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JP61161923A
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JPS6319247A (ja
Inventor
裕昭 仲見
Original Assignee
東芝ケミカル株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電気絶縁性、耐湿性、打抜加工性に優れた
フェノール樹脂銅張積層板に関する。
(従来の技術) 近年、電子機器工業の著しい技術的発達により印刷配
線板の使用条件も苛酷になり、基板の銅張積層板に要求
される特性もますます厳しいものになってきた。特に電
子機器材料として高性能化の望まれている具体的特性
は、電気絶縁性、高周波特性に優れ、耐湿、耐水性に富
み、しかも機械的性能時に加工性の良好なものである。
そのため、従来から上記特性等向上の手法として、基材
と基材に塗布含浸させる樹脂との親和性を改良する試み
がなされている。例えば、予めセルロース紙基材を、フ
ェノール樹脂、メラミン樹脂、アミノ樹脂等の親水性の
樹脂で予備含浸処理することが提案されている。
しかし、上記の従来予備含浸手法による積層板は、予
備含浸を全くしない場合に比べて、電気絶縁性、耐湿性
等にかなりの特性向上を示すものの、一方、衝撃により
クラックが入り易く、打抜加工性が悪いという欠点があ
った。この欠点は、この種積層板を使用する上で致命的
なものであり、実用上かなりの制約を受けるため、電気
絶縁性、耐湿性とともに打抜加工性の優れると同時にそ
れらがバランスのとれたセルロース紙基材銅張積層板の
開発が望まれていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記の欠点を解消し要望に応えるためにな
されたもので、電気絶縁性、耐湿性、機械的特性、特に
打抜加工性に優れた、バランスのよいセルロース紙基材
フェノール樹脂銅張積層板を提供しようとするものであ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段作用) 本発明者は、上記の目的を達成しようとする鋭意研究
を重ねた結果、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
を予備含浸することによって、フェノール樹脂積層板本
来の電気絶縁性、耐湿性を保持し、打抜加工性の優れた
銅張層板が得られることを見いだし、本発明を完成した
ものである。即ち本発明は、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシランを含浸処理したセルロース紙基材であって
無機基材を混抄しないものを用い、該γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシランの含浸付着量が、セルロース紙基
材に対し、固形分として3〜10重量%の範囲であること
を特徴とするフェノール樹脂銅張積層板である。
本発明に用いるγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ンとしては、通常カップリング剤として使用されている
ものをすべて包含する。γ−アミノプロピルトリエトキ
シシランは、セルロース紙基材の予備含浸剤として使用
されるもので、その含浸付着量は、紙基材に対し、固形
分として3〜10重量%の範囲が好ましい。含浸付着量が
3重量%未満では電気絶縁性、耐湿性にあまり効果な
く、また10重量%を超えると電気絶縁性が悪くなり、更
にコスト高となり好ましくない。
本発明に用いるセルロース紙基材としては、コットン
リンター紙、クラフト紙等通常紙基材として使用されて
いるものを広く包含する。これらのセルロース紙基材は
予めγ−アミノプロピルトリエトキシシランで予備処理
され、次に述べる上塗り樹脂を含浸乾燥してプリプレグ
とする。
本発明に用いる上塗り樹脂としてのフェノール樹脂
は、変性レゾールフェノール樹脂が用いられる。変性レ
ゾールフェノール樹脂の一成分であるフェノール類とし
ては、フェノール、クレゾール、キシレノール、ブチル
フェノール、ノニルフェノール、桐油のフェノール付加
物、キシレン樹脂とフェノール樹脂との混合物等が挙げ
られ、これらは単独又は2種以上の混合系として用いら
れる。変性レゾールフェノール樹脂の他の成分のメラミ
ン類としては、メラミン、ベンゾグアナミン、アセトグ
アナミン等が挙げられ、これらは単独又は2種以上の混
合系として用いられる。更に変性レゾールフェノール樹
脂の他の成分のホルムアルデヒド類としては、ホルマリ
ン、パラホルムアルデヒド等が挙げられる。また必要に
応じてブロム化エポキシ樹脂、リン酸エステル等の難燃
剤を使用することもできる。
本発明の銅張積層板は常法によって製造される。まず
セルロース紙基材にγ−アミノプロピルトリエトキシシ
ランを塗布含浸乾燥させる。次いで上塗り積層用フェノ
ール樹脂である変性レゾールフェノール樹脂を塗布含浸
乾燥させてプリプレグ(加工紙)をつくる。その後、所
要枚数のプリプレグとその少なくとも片面に銅箔をの
せ、加熱加圧、積層成形して銅張積層板が得られる。こ
の銅張積層板は、電子機器、特に民生用機器用として好
適に使用される。
(実施例) 次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例 コンデンサー付き四つ口フラスコにメラミン150g、フ
ェノール175g、t−ブチルフェノー175gおよび37%ホル
マリン150gを仕込み、90℃で2時間反応させた。次いで
37%ホルマリン323gおよびジメチルアミン6gを加え、還
流させて2時間反応させ、減圧脱水した後、アセトン/
メタノール=1/2の混合溶媒で希釈し、これに難燃剤と
してトリフェニルフォスフェートを300g加えて樹脂固形
分55重量%,1.1ポアズ(25℃),ゲル時間6分30秒の上
塗りフェノール樹脂ワニスを調製した。
10ミルスのクラフト原紙にγ−アミノプロピルトリエ
トキシシランTSL−8331(東芝シリコーン社製、商品
名)を塗布含浸乾燥して、付着量6重量%となるように
予備処理した。これに上記で調製したフェノール樹脂ワ
ニスを塗布含浸乾燥して、樹脂付着量50重量%、レジン
フロー8%のプリプレグをつくった。このプリプレグ8
枚と片面に接着剤付き銅箔を重ね合わせ、170℃,100kg/
cm2の条件で75分間加熱加圧、積層成形して厚さ1.6mmの
銅張積層板を製造した。この銅張積層板について、吸水
率、電気特性、打抜加工性について試験を行い、結果を
得たので第1表に示したが、本発明の効果が認められ
た。
比較列 1 10ミルスのクラフト原紙に水溶性フェノール樹脂を塗
布含浸乾燥して、付着量10重量%となるように予備処理
した。次いで、実施例で調製したフェノール樹脂ワニス
を用い、以下実施例と同様にしてプリプレグ、銅張積層
板を得、また同様に試験を行い、結果を得たので第1表
に示した。
比較例 2 10ミルスのクラフト原紙に予備処理になしに、実施例
で調製したフェノール樹脂ワニスを用い、以下実施例と
同様にしてプリプレグ、銅張積層板を得、また同様に試
験を行い、結果を得たので第1表に示した。
[発明の効果] 本発明の銅張積層板は、γ−アミノプロピルトリエト
キシシランで予備含浸処理したセルロース紙基材を用い
たことによって、電気絶縁性、耐湿性、打抜加工性に優
れると同時にバランスのよいものであり、特性の厳しい
電子機器用印刷配線基板の要求に応えるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】γ−アミノプロピルトリエトキシシランを
    含浸処理したセルロース紙基材であって無機基材を混抄
    しないものを用い、該γ−アミノプロピルトリエトキシ
    シランの含浸付着量が、セルロース紙基材に対し、固形
    分として3〜10重量%の範囲であることを特徴とするフ
    ェノール樹脂銅張積層板。
JP61161923A 1986-07-11 1986-07-11 銅張積層板 Expired - Lifetime JPH082614B2 (ja)

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JPS6319247A JPS6319247A (ja) 1988-01-27
JPH082614B2 true JPH082614B2 (ja) 1996-01-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5684808A (en) * 1979-12-14 1981-07-10 Toshiba Chem Prod Electrically insulated paper and method for producing same
JPS5971332A (ja) * 1982-10-14 1984-04-23 Nittetsu Mining Co Ltd 樹脂含浸紙積層板の製造方法
JPS6072931A (ja) * 1983-09-29 1985-04-25 Hitachi Chem Co Ltd 紙基材フェノ−ル樹脂積層板の製造法

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JPS6319247A (ja) 1988-01-27

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