JPH08268024A - サスペンション制御装置 - Google Patents
サスペンション制御装置Info
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- JPH08268024A JPH08268024A JP7638895A JP7638895A JPH08268024A JP H08268024 A JPH08268024 A JP H08268024A JP 7638895 A JP7638895 A JP 7638895A JP 7638895 A JP7638895 A JP 7638895A JP H08268024 A JPH08268024 A JP H08268024A
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Abstract
電源電圧の低下によるイニシャライズの開始及び中止を
繰り返すことを防止して、早期にイニシャライズを完了
させることができるサスペンション制御装置を提供す
る。 【構成】少なくともバッテリーの電源電圧EN がイニシ
ャライズ開始電圧EINT以上となったときに、イニシャ
ライズ処理を実行開始し、この間に電源電圧ENがイニ
シャライズ開始電圧EINT より低い監視電圧EWAT を越
えているか否かを判定し(ステップS32)、EN ≦E
WAT となったときに監視カウンタのカウント値Nをイン
クリメントし(ステップS33)、このカウント値Nが
設定値NS未満であるときにはイニシャライズ処理を継
続し、イニシャライズを完了するまでの間にカウント値
Nが設定値NS 以上となるとイニシャライズ中止フラグ
STPを“1”にセットし(ステップS36)、イニシ
ャライズ処理を中止する。
Description
して減衰力等のサスペンション特性をオープンループ制
御するサスペンション制御装置に関する。
は、例えば特開平3−42319号公報に記載されてい
るものがある。この従来例は、制御信号の入力により、
伸側減衰力及び圧側減衰力を、夫々ステップモータ等の
ロータリアクチュエータによって絞り開度を調整するこ
とにより少なくとも低減衰力と高減衰力とに変更可能な
ショックアブソーバと、ばね上速度を計測するばね上速
度計測手段と、ばね上・ばね下間の相対速度を計測する
相対速度計測手段と、ばね上速度の符号と相対速度の符
号との一致,不一致を判定する符号判定手段と、両符号
が一致し、かつ、相対速度の符号が正である時、伸側を
高減衰力、圧側を低減衰力にし、また、両符号が一致
し、かつ、相対速度の符号が負である時、伸側を低減衰
力、圧側を高減衰力にする制御信号を出力し、一方、両
符号が不一致である時、伸側・圧側を共に低減衰力とす
る制御信号を出力する制御信号出力手段とを備えた構成
を有する。
来のサスペンション制御装置にあっては、オープンルー
プ制御されるロータリアクチュエータによって絞り開度
を調整して減衰力を可変するようにしているので、制御
中に外乱等によって制御原点に狂いを生じる可能性が高
く、これを放置するとアクチュエータの制御性能が低下
することから、ロータリアクチュエータの制御原点校正
即ちイニシャライズを行う必要がある。
常、ロータリアクチュエータと一体に回転する係合片を
制御原点を表すストッパーに数回当接させる必要がある
と共に、係合片を勢いよくストッパーに当接させるとそ
の反動によって係合片がストッパーから離間して制御原
点校正の精度が低下することから、ストッパーに当接す
る際の速度を低下させるようにしているため、イニシャ
ライズの実行時間が比較的長くなる。
電圧によって影響されるので、電源電圧が予め設定した
イニシャライズ開始電圧以上であるときにイニシャライ
ズを開始し、イニシャライズを開始した後に電源電圧が
イニシャライズ開始電圧未満となったときにはイニシャ
ライズが不正確であると判断して、再度イニシャライズ
を実行するようにしている。
が低下している状態で、イニシャライズを開始したとき
には、四輪のアクチュエータを同時に駆動することから
電源電圧がイニシャライズ開始電圧未満となる可能性が
高く、イニシャライズの開始及び中止を繰り返すことに
なり、イニシャライズがいつまでも完了できないという
未解決の課題がある。
課題に着目してなされたものであり、イニシャライズ中
に電源電圧が低下した場合でも、イニシャライズ状態を
維持できるか否かを判断することにより、イニシャライ
ズの開始及び中止を繰り返すことを防止して、早期にイ
ニシャライズを完了させることができるサスペンション
制御装置を提供することを目的としている。
に、請求項1の発明に係るサスペンション制御装置は、
図1の基本構成図に示すように、車体側部材及び車輪側
部材間に介装された、入力される制御信号に応じて駆動
されるステップモータによって弁体を回動制御すること
により、サスペンション特性を個別に制御可能なアクチ
ュエータと、車体の姿勢変化を検出してその姿勢変化検
出値に対応する前記制御信号を前記ステップモータに出
力してオープンループ制御する制御手段とを備えたサス
ペンション制御装置において、前記ステップモータに給
電する電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、該電源
電圧検出手段の電源電圧検出値が予め設定した制御系の
イニシャライズを行う設定電圧に達しているときに前記
制御手段のイニシャライズを行うイニシャライズ実行手
段と、該イニシャライズ実行手段でイニシャライズを開
始した後に前記電源電圧検出値が前記設定電圧より低い
監視電圧以下となる時間の和が設定値以上となったとき
に当該イニシャライズ実行手段のイニシャライズを中止
させるイニシャライズ中止手段とを備えたことを特徴と
している。
ン制御装置は、請求項1の発明において、前記イニシャ
ライズ実行手段が、車速が設定車速以上となり、且つ電
源電圧検出値が設定電圧以上であるときに制御手段のイ
ニシャライズを行うことを特徴としている。さらに、請
求項3の発明に係るサスペンション制御装置は、請求項
1又は2の発明において、前記イニシャライズ中止手段
が、電源電圧検出値が監視電圧以下である間カウント値
を更新するカウンタを有し、該カウンタのカウント値が
設定値に達したときにイニシャライズを中止するように
構成されていることを特徴としている。
行手段で電源電圧が設定電圧以上となったときに制御系
のイニシャライズを開始し、このイニシャライズ中に電
源電圧が設定電圧より低い監視電圧以下に低下したとき
には、イニシャライズ中止手段でその低下時間を計測
し、この低下時間の和が予め設定した設定値未満である
ときにはイニシャライズ実行手段でのイニシャライズを
継続し、低下時間の和が設定値以上となったとき始めて
イニシャライズ不良と判断してイニシャライズ実行手段
のイニシャライズを中止する。
ャライズ実行手段で車速が設定車速以上となり、且つ電
源電圧検出値が設定電圧以上であるときにイニシャライ
ズを開始することにより、イニシャライズ時に発生する
ステップモータの駆動音や係合片がストッパーに当接時
の騒音、振動によるノイズをロードノイズ等によってか
き消して乗員に違和感を与えることを回避する。
シャライズ中止手段が、電源電圧検出値が監視電圧未満
となったときにカウンタのカウント値を更新することに
より、電源電圧が監視電圧以上に復帰したときにカウン
ト値を保持することができ、監視電圧以下となっている
時間の和を容易に検出することができる。
する。図2は、本発明の一実施例を示す概略構成図であ
って、各車輪1FL〜1RRと車体2との間に夫々サスペン
ション装置を構成するアクチュエータとしての減衰力可
変ショックアブソーバ3FL〜3RRが配設され、これら減
衰力可変ショックアブソーバ3FL〜3RRの減衰力を切換
えるステップモータ41FL〜41RRが後述するコントロ
ーラ4からの制御信号によって制御される。
は、図3〜図7に示すように、外筒5と内筒6とで構成
されるシリンダチューブ7を有するツインチューブ式ガ
ス入りストラット型に構成され、内筒6内がこれに摺接
するピストン8によって上下圧力室9U,9Lに画成さ
れている。ピストン8は、図4〜図7で特に明らかなよ
うに、外周面に内筒6と摺接するシール部材9がモール
ドされ内周面に中心開孔10を有する円筒状の下部半体
11と、この下部半体11に内嵌された上部半体12と
で構成されている。
れた伸側油流路13と、上面側から下方にシール部材9
の下側まで延長して穿設された前記伸側油流路13より
大径の孔部14a及び円筒体11の外周面から孔部14
aの底部に連通して穿設された孔部14bで構成される
圧側油流路14と、中心開孔10の上下開口端に形成さ
れた円環状溝15U,15Lと、上面側に形成され円環
状溝15Uと前記伸側油流路13とに夫々連通する長溝
16と、下面側に形成され円環状溝15Lと連通する長
溝17とが形成され、伸側油流路13の下端側及び長溝
17が伸側ディスクバルブ18によって閉塞され、圧側
油流路14の上端側が圧側ディスクバルブ19によって
閉塞されている。
心開孔10内に嵌挿された小径軸部21と、この軸部2
1の上端に一体に形成された内筒6の内径より小径の大
径軸部22とで構成され、これら小径軸部21及び大径
軸部22の中心位置に、小径軸部21の下端面側から大
径軸部22の中間部まで達する孔部23aと、この孔部
23aの上端側に連通してこれより小径の孔部23b
と、この孔部23bの上端側に連通するこれより大径の
孔部23cとで構成される貫通孔23が形成され、小径
軸部21の円環状溝15U及び15Lに対向する位置に
夫々半径方向に内周面側に貫通する一対の貫通孔24
a,24b及び25a,25bが穿設され、且つ大径軸
部22の孔部23aの上端側にこれと連通する弧状溝2
6が形成されていると共に、この弧状溝26と下端面と
を連通するL字状の圧側油流路27が形成され、この圧
側油流路27の下端面開口部が圧側ディスクバルブ28
によって閉塞されている。
が、下部半体11の中心開孔10内に小径軸部21を嵌
挿した状態で、小径軸部21の下部半体11より下方に
突出した下端部にナット29を螺合させてナット締めす
ることにより、一体に連結されている。さらに、上部半
体12の孔部23a内に可変絞りを構成する上端部が閉
塞された円筒状の弁体31が回動自在に配設されてい
る。この弁体31には、図4に示すように、上部半体1
2における大径軸部22の弧状溝26に対向する位置に
半径方向に内周面に達する貫通孔32が形成されている
と共に、図5〜図7に示すように上部半体12の小径軸
部21の貫通孔24a及び24b間に対応する外周面に
これらを連通する連通溝33が形成され、さらに図6に
示すように上部半体12の小径軸部21の貫通孔25a
及び25b間に対応する外周面にこれらを内周面側に連
通させる軸方向に延長する長孔34が形成されている。
そして、貫通孔32、連通溝33及び長孔34の位置関
係が、図8に示す弁体31のポジション即ち後述するス
テップモータ41FL〜41RRのステップ角に対する減衰
力特性が得られるように選定されている。
最大回転角位置である図8のポジションAでは、図4に
示すように、貫通孔32のみが弧状溝26に連通してお
り、したがって、ピストン8が下降する圧側移動に対し
ては、下圧力室9Lから圧側油流路14を通り、その開
口端と圧側ディスクバルブ19とで形成されるオリフィ
スを通って上圧力室9Uに向かう破線図示の圧側流路C
1と、下圧力室9Lから弁体31の内周面を通り、貫通
孔32、弧状溝26、圧側油流路27を通り、その開口
端と圧側ディスクバルブ28とで形成されるオリフィス
を通って上圧力室9Uに向かう破線図示の圧側流路C2
とが形成され、且つピストン8が上昇する伸側移動に対
しては、上圧力室9Uから長溝16、伸側流路13を通
り、その開口端と伸側ディスクバルブ18とで形成され
るオリフィスを通って下圧力室9Lに向かう破線図示の
伸側流路T1のみが形成され、伸側に対してはピストン
速度の増加に応じて急増する高減衰力を発生させて、圧
側に対してはピストン速度の増加に応じて微増する低減
衰力を発生させる。
みて反時計方向に回動させることにより、図5に示すよ
うに、弁体31の連通溝33と小径軸部21の貫通孔2
4a,25aとが連通状態となり、回動角の増加に応じ
て連通溝33と貫通孔24a,25aとの開口面積が徐
々に増加する。このため、ピストン8の伸側移動に対し
ては、図5(a)に示すように、流路T1と並列に長溝
16、円環状溝15U、貫通孔24a、連通溝33、貫
通孔25a、円環状溝15L、長溝17を通り、長溝1
7と圧側ディスクバルブ18とで形成されるオリフィス
を通って下圧力室9Lに向かう流路T2が形成されこと
になり、減衰力の最大値が図8に示すように、連通溝3
3と小径軸部21の貫通孔24a,25aとの開口面積
の増加に応じて徐々に減少し、伸側移動に対しては、図
5(b)に示すように、流路C1及びC2が形成されて
いる状態を維持するため、最小減衰力状態を維持する。
向に回動させてポジションB近傍となると、図6に示す
ように、弁体31の貫通孔25a,25b間が長孔34
によって連通される状態となる。このため、ピストン8
の伸側移動に対しては、図6(a)に示すように、流路
T1及びT2と並列に長溝16、円環状溝15U、貫通
孔25a、長孔34、孔部23aを通って下圧力室9L
に向かう流路T3が形成されることになり、伸側減衰力
が最小減衰力状態となると共に、ピストン8の圧側移動
に対しては、流路C1及びC2に加えて孔部23a、長
孔34、貫通孔25a、円環状溝15Uを通って長溝1
6に達する流路C3及び孔部23a、長孔34、貫通孔
25b、円環状溝15L、貫通孔24b、連通溝33、
貫通孔24a、円環状溝15Uを通って長溝16に達す
る流路C4が形成されるが、図8に示すように、最小減
衰力状態を維持する。
向に回動させると、長孔34と貫通孔24b及び25b
との間の開口面積が小さくなり、回動角θB2で長孔34
と貫通孔24b及び25bとの間が図7に示すように遮
断状態となるが、貫通孔32と弧状溝26との間の開口
面積は回動角θB2から徐々に小さくなる。このため、回
動角θB2から反時計方向の最大回動角θC 迄の間では、
ピストン8の伸側移動に対しては、流路T1及びT2が
併存することから最小減衰力状態を維持し、逆にピスト
ン8の圧側移動に対しては、貫通孔32と弧状溝26と
の間の開口面積が徐々に減少することにより、最大減衰
力が徐々に増加し、弁体31が位置Cに到達したときに
図7に示すように、貫通孔32と弧状溝26との間が遮
断状態となることにより、ピストンの圧側移動に対し
て、下圧力室9Lから上圧力室9Uに達する流路が流路
C1のみとなり、圧側高減衰力状態となる。
筒状のピストンロッド35が嵌着され、このピストンロ
ッド35の上端が、図3に示すように、シリンダチュー
ブ7より上方に突出され、その上端側が車体側部材36
に取付けられたブラケット37にゴムブッシュ38U及
び38Lを介してナット39によって固定されていると
共に、ピストンロッド35の上端にブラケット40を介
してステップモータ41FL〜41RRがその回転軸41a
を下方に突出した関係で固定され、この回転軸41aと
前述した弁体31とがピストンロッド35内に緩挿され
た連結杆42によって連結されている。なお、43はバ
ンパーラバーである。また、シリンダチューブ7の下端
は車輪側部材(図示せず)に連結されている。
ように、直方体上の突当て体44が突設されており、ス
テップモータ41FL〜41RRの回転軸41aによる弁体
31の回動に伴って同期回動する。そして、上部半体1
2の、突当て体44を収容している内孔部には、ストッ
パプレート45が内装されており、突当て体44とスト
ッパプレート45とでストッパ機構が構成されている。
突当て突部45a,45bが突設されており、ステップ
モータ41の回転軸41a又は弁体31の回動に伴って
突当て体44が回動すると、弁体31が前述したポジシ
ョンA又はポジションCまで回動したときに、突当て体
44の2つの拘束端面44a又は44bが突当て突部4
5a又は45bに当接し、それ以上弁体31が回転しな
いようにして弁体31のポジションPに、正値の伸び側
最大ポジションPMAX や負値の圧側最大ポジション(−
PMAX )を与える所謂リミッタの作用を発揮すると共
に、後述する制御原点構成処理即ち所謂イニシャライズ
処理によってステップモータ41の回転角と弁体31の
ポジションとの位置ずれを補正する際にも使用する。
に示すように、各車輪位置に対応する車体側に設けられ
た上下加速度に応じて、上向きで正となり下向きで負と
なるアナログ電圧でなる上下加速度検出値X2FL ″〜X
2RR ″を出力する上下加速度検出手段としての上下加速
度センサ51FL〜51RRが接続されていると共に、車速
を検出する車速センサ52が接続され、出力側に各減衰
力可変ショックアブソーバ3FL〜3RRの減衰力を制御す
るステップモータ41FL〜41RRが接続されている。
3からの直流電源が供給されてこれを制御用電源に変換
する安定化電源回路54と、入力インタフェース回路5
5a、出力インタフェース回路55b、演算処理装置5
5c及び記憶装置55dを少なくとも有するマイクロコ
ンピュータ55と、バッテリー53の電源電圧をディジ
タル値に変換して入力インタフェース回路55aに入力
するA/D変換器56と、上下加速度センサ51FL〜5
1RRの上下加速度検出値X2FL ″〜X2RR ″をディジタ
ル値に変換して入力インタフェース回路55aに入力す
るA/D変換器57FL〜57RRと、車速センサ52の車
速検出値Vをディジタル値に変換して入力インタフェー
ス55aに供給するA/D変換器58と、出力インタフ
ェース回路55bから出力される各ステップモータ41
FL〜41RRに対するステップ制御信号が入力され、これ
をステップパルスに変換して各ステップモータ41FL〜
41RRを駆動するモータ駆動回路59FL〜59RRとを備
えている。
処理装置55cは、車体上下加速度検出値X2FL ″〜X
2RR ″を積分して車体上下速度X2FL ′〜X2RR ′を算
出し、この車体上下速度に基づいて伸側及び圧側ポジシ
ョンPT 及びPC を算出し、これらと現在ポジションP
P との差値を算出して、これに応じたステップ制御量を
モータ駆動回路59FL〜59RRに出力する減衰力制御処
理を行うが、イグニッションスイッチのオン状態となっ
たとき及び車速検出値Vが予め設定した設定車速VS 以
上で且つ路面入力や車体揺動が少ない平坦な路面を走行
中であるときの何れか一方で、突当て体44を現在ポジ
ションPP から反時計方向に回動させて各突当て突部4
5a,45bに当接させてから原点復帰させることによ
り制御原点校正を行うイニシャライズ処理を行う。
5cの演算処理に必要なプログラムを予め記憶している
と共に、演算処理過程での必要な値及び演算結果を逐次
記憶する。次に、上記実施例の動作をマイクロコンピュ
ータ55の演算処理装置55cにおけるマルチタスク処
理手順の一例を示す図11〜図14を伴って説明する。
ズ開始条件を判断する開始判断処理であって、イグニッ
ションスイッチ(図示せず)がオン状態となったときに
所定時間(例えば50msec)毎のタイマ割込処理と
して実行され、先ずステップS1で、イニシャライズ完
了フラグENDが“1”にセットされているか否かを判
定し、これが“1”にセットされているときにはイニシ
ャライズ処理が完了しているものと判断してそのままタ
イマ割込処理を終了して他のタスク処理に移行し、イニ
シャライズ完了フラグendが“0”にリセットされて
いるときにはステップS2に移行する。
に制御位置記憶領域に各ステップモータ41i(i=F
L,FR,RL,RR)の最終制御ポジションPPiが格納され
ているか否かを判定する。この判定は、イグニッション
スイッチのオン状態による制御開始時に各ステップモー
タ41iの現在位置が確保されて制御精度を維持できる
か否かを判定するものであり、最終制御ポジションP
PFL 〜PPRR が格納されているときには、制御精度を維
持できるものと判断して、ステップS3に移行する。
車速検出値Vが予め設定したロードノイズによってイニ
シャライズ処理で発生する騒音や振動によるノイズが紛
れて乗員が感知できなくなる前述した自己診断解除条件
の設定車速V1 よりは高い設定車速VS (例えば35k
m/h)以上であるか否かを判定し、V<VS であると
きには、イニシャライズ処理のノイズが乗員に感知され
るおそれがあると判断してステップS4に移行し、カウ
ンタCNTを“0”にクリアしてからタイマ割込処理を
終了して他のタスク処理に移行し、V≧VS であるとき
には、ステップS5に移行する。
可フラグINTが“1”にセットされているか否かを判
定し、イニシャライズ許可フラグINTが“0”にリセ
ットされているときには、イニシャライズ処理が許可さ
れていないものと判断してステップS6に移行する。こ
のステップS6では、各上下加速度センサ51iにおけ
る上下加速度検出値X2i″の絶対値が予め設定した路面
振動入力及び車体上下動が少ない設定上下加速度X20″
未満であるか否かを判定する。この判定は、イニシャラ
イズ処理を行ったときにショックアブソーバのピストン
速度の影響によるオリフィスを通過する流体力がステッ
プモータ41iの駆動力に影響ぜず正確なイニシャライ
ズ処理を行える状態であるか否かを判定するものであ
り、|X2i″|≧X20″であるときには、正確なイニシ
ャライズ処理を実行できないものと判断して前記ステッ
プS4に移行し、|X2i″|<X20″であるときには正
確なイニシャライズ処理が実行可能であると判断してス
テップS7に移行する。
“1”だけインクリメントしてからステップS8に移行
し、カウンタCNTのカウント値が予め設定した設定値
CNT0 以上であるか否かを判定し、CNT<CNT0
であるときにはそのままタイマ割込処理を終了して他の
タスク処理に移行し、CNT≧CNT0 であるときには
ステップS9に移行して、イニシャライズ許可フラグI
NTを“1”にセットし、次いでステップS10に移行
して、カウンタCNTを“0”にクリアしてからタイマ
割込処理を終了して他のタスク処理に移行する。
ポジションPPiが格納されていないとき及び前記ステッ
プS5の判定結果がイニシャライズ許可フラグINTが
“1”にセットされているときには、ステップS11に
移行する。このステップS11では、A/D変換器56
からバッテリー53の現在の電源電圧EN を読込み、次
いでステップS12に移行して、読込んだ電源電圧EN
が予め設定したステップモータ41iの駆動トルクを補
償し得るイニシャライズ開始電圧EINT 以上であるか否
かを判定し、E<EINT であるときには、電源電圧が低
すぎてイニシャライズ処理の信頼性を確保できないもの
と判断してイニシャライズ処理を開始することなくその
ままタイマ割込処理を終了して他のタスク処理に移行
し、EN ≧EINT であるときには、イニシャライズ処理
の信頼性を確保できるものと判断してステップS13に
移行して、後述する電源電圧監視処理における監視カウ
ンタのカウント値Nを“0”にクリアし、次いでステッ
プS14に移行して図12に示すイニシャライズ実行処
理を起動してからタイマ割込処理を終了する。
理に対して優先度が高く設定され、図12に示すよう
に、先ずステップS21に移行して、イニシャライズ処
理を実行する。このイニシャライズ処理は、弁体31の
最終ポジション(イニシャライズ処理が実行される直前
のポジション)Pが図15に示すような位置にあるもの
として、ステップモータ41FL〜41RRに対して、反時
計方向に回動させ且つ次第に小さくなるステップ量Sを
所定時間毎に制御信号として出力し、これにより弁体3
1従って突当て体44が反時計方向に段階的にその回動
角を小さくしながら回動し、やがて圧側最大ポジション
(−PMAX )まで回動して突当て体44がストッパプレ
ート45の各突当て突部45a,45bに当接し、それ
以上回転しなくなる。この状態からステップモータ41
FL〜41RRに対して所定ステップ量Sa を出力すること
により、ステップモータ41FL〜41RRを回転角aだけ
時計方向に回動させて突当て体44即ち弁体31のポジ
ションPをポジション値“0”に位置決めし、この状態
でイニシャライズ完了フラグENDを“1”にセットす
る。
シャライズ完了フラグENDが“1”にセットされてい
るか否かを判定する。イニシャライズ完了フラグEND
が“0”にリセットされているときにはステップS23
に移行して、イニシャライズ中止フラグSTPが“1”
にセットされているか否かを判定し、イニシャライズ中
止フラグSTPが“0”にリセットされているときに
は、ステップS24に移行して、所定時間待機した後前
記ステップS21に戻り、イニシャライズ中止フラグS
TPが“1”にセットされているときには、ステップS
25に移行してイニシャライズ中止フラグSTPを
“0”にリセットしてからイニシャライズ実行処理を終
了して、他のタスク処理に移行する。
シャライズ完了フラグENDが“1”にセットされてい
るときはイニシャライズ処理が完了したものと判断して
そのままイニシャライズ実行処理を終了して、他のタス
ク処理に移行する。なお、本実施例では、ステップモー
タ41FL〜41RRを反時計方向に且つ段階的に所定回転
角だけ回動させると、その回転位置毎に所定時間ずつ保
持すると共に、そのうちの所定時間は供給電圧をオフ状
態として駆動力を“0”にする。つまり、イニシャライ
ズ中は、ステップモータ41FL〜41RRの駆動力が断続
されることになる。また、図15に示すように、例えば
最終ポジションPから伸側最大ポジションPMAX までの
角度をγとし、且つイニシャライズ処理によって到達さ
れる想定最大行き過ぎポジションPN から圧側最大ポジ
ション(−PMAX )までの角度をδとすると、この角度
δを前記角度γよりも大きく設定することにより、最終
ポジションPが減衰力制御範囲のどこにあっても必ず圧
側最大ポジション(−PMAX )に到達するようにしてい
る。
が開始されると、これと同時にイニシャライズ実行処理
に対して所定時間(例えば3.33msec)毎に図1
3に示すバッテリー電圧監視処理がタイマ割込処理とし
て実行される。このバッテリー電圧監視処理は、先ず、
ステップS31で、バッテリー53の電源電圧EN を読
込み、次いでステップS32に移行して、電源電圧EN
が予め設定した前述したイニシャライズ開始電圧EINT
よりは低いステップモータ41iで最低限の駆動トルク
を発生し得る監視電圧EWAT (<EINT )を越えている
か否かを判定し、EN ≦EWAT であるときには、ステッ
プS33に移行して、監視カウンタのカウント値Nを
“1”だけインクリメントしてからステップS34に移
行し、EN >EWAT であるときにはそのままステップS
34に移行する。
ント値Nが予め設定されたイニシャライズ処理の信頼性
が低下する可能性があるものと判断する所定値NS に達
したか否かを判定し、N<NS であるときには、ステッ
プS35に移行してイニシャライズ中止を表すイニシャ
ライズ中止フラグSTPを“0”にクリアしてからタイ
マ割込処理を終了して図12のイニシャライズ実行処理
に復帰し、N≧NS であるときには、ステップモータ4
1iの駆動トルク低下によるイニシャライズの信頼性が
低下したものと判断してステップS36に移行して、イ
ニシャライズ中止フラグSTPを“1”にセットしてか
ら処理を終了する。
12及び図13のイニシャライズ処理を実行していない
ときには、図14に示す減衰力制御処理を所定時間毎の
タイマ割込処理として実行する。この減衰力制御処理
は、図14に示すように、先ず、ステップS41で、各
上下加速度検出値X2i″(i=FL,FR,RL,RR)を読込
み、次いでステップS42に移行して、ステップS41
で読込んだ各減衰力可変ショックアブソーバ3i位置に
おける車体上下加速度X2i″に対してローパスフィルタ
処理を施すことにより積分して車体上下速度X2i′を算
出し、次いでステップS43に移行して、算出した車体
上下速度X2i′が零を含む正であるか否かを判定する。
この判定は、減衰力可変ショックアブソーバ3iのピス
トンロッド35が伸側に移動しているか圧側に移動して
いるかを判定するものであり、X2i′≧0であるときに
は、伸側に移動しているものと判断して、ステップS4
4に移行し、車体上下速度X2i′を、予め設定された伸
側ポジションの真の最大値PTLMAX となるときの車体上
下速度X2TM ′で除した値X2i′/X2TM ′が1を越え
ているか否かを判定し、X2i′/X2TM ′>1であると
きには、ステップS45に移行して、X2i′/X 2TM ′
=1に設定してからステップS46に移行し、X2i′/
X2TM ′≦1であるときには、そのままステップS46
に移行する。
及びX2TM ′と伸側最大ポジションPTMAXとに基づいて
下記(2)式の演算を行って目標伸側ポジションPT を
算出してからステップS47に移行する。 PT =(X2i′/X2TM ′)PTMAX …………(2) このステップS47では、記憶装置55dに格納されて
いる現在ポジションP P と目標ポジションPT (又は後
述するPC )との偏差を算出し、これをステップ制御量
Sとして記憶装置55dの所定記憶領域に更新記憶する
と共に、前記目標ポジションPT 又はPC を現在ポジシ
ョンPP として更新記憶し、次いで、ステップS48に
移行して、記憶装置55dの所定記憶領域に格納されて
いるステップ制御量Sをモータ駆動回路59iに出力
し、次いでステップS49に移行して、所定の制御終了
条件を満足したか否かを判定し、制御終了条件を満足し
ないときには、そのままタイマ割込処理を終了して所定
のメインプログラムに復帰し、制御終了条件を満足した
ときにはステップS50に移行して、現在ポジションP
P を記憶装置55dに内装されたイグニッションスイッ
チがオフ状態となってもバックアップ電源が供給されて
記憶内容を保持する半導体メモリ或いはバックアップ電
源を必要としない電気的に書換え可能な不揮発性メモリ
(E2 PROM)で構成される保持メモリ55eに格納
してから処理を終了する。
えばイグニッションスイッチがオフ状態となってから所
定時間の自己保持期間が経過したときに設定されてい
る。一方、ステップS43の判定結果がX2i′<0であ
るときには、減衰力可変ショックアブソーバ3iのピス
トンロッド35が圧側に移動しているものと判断してス
テップS51に移行し、車体上下速度X2i′を、予め設
定された圧側ポジションの真の最大値PCMAXとなるとき
の車体上下速度X2CM ′で除した値X2i′/X2CM ′が
1を越えているか否かを判定し、X2i′/X2CM ′>1
であるときには、ステップS52に移行して、X2i′/
X2CM ′=1に設定してからステップS53に移行し、
X2i′/X2CM ′≦1であるときには、そのままステッ
プS53に移行する。
及びX2CM ′と圧側最大ポジションPCMAXとに基づいて
下記(3)式の演算を行って目標圧側ポジションPC を
算出してから前記ステップS47に移行する。 PC =(X2i′/X2CM ′)PCMAX …………(3) なお、図11〜図14の処理において、図11及び図1
2の処理がイニシャライズ実行手段に対応し、図13の
処理がイニシャライズ中止手段に対応し、図14の処理
が制御手段に対応している。
をオン状態とすると、これによってコントローラ4に電
源が投入され、これによってマイクロコンピュータ55
の演算処理装置55cで各フラグを“0”にリセットす
ると共に、カウント値N,CNTを“0”にクリアする
等の所定の初期化処理を実行した後に、図11の処理を
実行開始する。
完了フラグENDが“0”にリセットされているため、
前回の制御終了時の最終制御ポジションPPFL 〜PPRR
が保持メモリ55eに格納されているか否かを判定し
(ステップS2)、通常状態では、前回の制御終了時に
ステップS14の減衰力制御処理によって最終制御ポジ
ションPPFL 〜PPRR が保持メモリ55eに格納されて
いるので、車速Vが設定車速VS 以上であるか判定し
(ステップS3)、車両が停車中であるので、計時カウ
ンタのカウント値CNTを“0”にクリアしてからタイ
マ割込処理を終了する。このため、図12のイニシャラ
イズ実行処理は起動されることがないので、これに代え
て図14の減衰力制御処理が実行される。
積み降ろしがないものとすると、車体には揺動を生じる
ことがなく、上下加速度センサ51FL〜51RRから出力
される上下加速度検出値X2FL ″〜X2RR ″は略零とな
り、これに応じて車体上下速度X2FL ′〜X2RR ′も略
零であるので、ステップS43からステップS44を経
てステップS46に移行し、伸側目標ポジションPT も
車体上下速度X2i′が零であるため零となり、ステップ
モータ41FL〜41RRが伸側目標ポジションP T に一致
するように駆動される。このため、減衰力可変ショック
アブソーバ3FL〜3RRの弁体31が図6に示すポジショ
ンBにセットされ、これによって、ピストン8の伸側及
び圧側の減衰力が最小状態のソフト状態に設定される。
な良路を直進走行する状態となると、この場合も車体の
上下動が殆どないので、各上下加速度センサ51FL〜5
1RRから出力される上下加速度検出値X2FL ″〜
X2RR ″は略零となり、減衰力可変ショックアブソーバ
3FL〜3RRの弁体31が図6に示す位置Bを維持し、こ
れによって、ピストン8の伸側及び圧側の減衰力が最小
状態のソフト状態に設定されるため、車輪に路面の細か
な凹凸による振動が入力されても、これが減衰力可変シ
ョックアブソーバ3FL〜3RRで吸収されて車体に伝達さ
れず、良好な乗心地を確保することができる。
差等の一過性の段部を通過するときには、この段部通過
によって車体が上下動しないときには、車体上下速度X
2FL′〜X2RR ′が零を維持するので、最小減衰力状態
を維持するため、車輪が段部に乗り上げたときの突き上
げ力を吸収することができるが、比較的大きな段部に乗
り上げて、その突き上げ力を吸収しきれないときには、
車体も上方に変位されることになり、このため車体上下
速度X2FL ′〜X2RR ′が正方向に増加することにな
る。このように、車体上下速度X2FL ′〜X2RR ′が正
方向に増加すると、ステップS44を経てステップS4
6に移行して、図8の伸側ポジションPT1より目標最大
ポジションPTMAX側の伸側ポジションPT が算出される
ので、減衰力可変ショックアブソーバ3FL〜3RRの弁体
31が図5に示すように切換制御される。この結果、段
部乗り上げによって車体側の変位速度X2i′に対して車
輪側の変位速度X1i′が速くてピストン8が圧側に移動
するときには、圧側の最小減衰力を維持しているので、
車輪側への振動入力を吸収することができ、この状態か
ら段部を乗り越えることにより車輪側の上昇速度が車体
側の上昇速度より小さくなるとピストン8が伸側に移動
することになる。このときには、減衰力が大きな値とな
るので、車体の上昇を抑制する制振効果を発揮し、その
後車体の上昇が停止すると、車体上下速度X2FL ′〜X
2RR ′が零となることにより、前述したようにステップ
モータ41FL〜41RRが反時計方向に回動されてポジシ
ョンBに復帰され、これによって圧側及び伸側が共に最
小減衰力に制御され、次いで車体が下降を開始すると、
これに応じて車体上下速度X2FL ′〜X2RR ′が負方向
に増加することにより、ステップS43からステップS
51を経てステップS53に移行して、圧側目標ポジシ
ョンPC を算出することにより、弁体31がさらに反時
計方向に回動されて、図7に示す回動位置に回動され
る。このため、車体が下降し、且つピストン8が圧側に
移動する状態では、減衰力が大きくなることにより、大
きな制振効果が発揮される。
には、先ず車輪がリバウンドすることにより、相対速度
XDFL ′〜XDRR ′が正方向に増加するが、このときに
は車体は上下動しないので、車体上下速度X2FL ′〜X
2RR ′は零であるため、減衰力可変ショックアブソーバ
3FL〜3RRの減衰係数は最小減衰力を維持し、車輪の下
降を許容し、その後、車体が下降を開始して、車体上下
速度X2FL ′〜X2RR′が負方向に増加すると、圧側目
標ポジションPC が大きな値となり、弁体31が図7に
示す位置に回動されるため、ピストン8の圧側の移動に
対しては大きな減衰力を与えて大きな制振効果を発揮す
ることができ、その後車体上下速度X2F L ′〜X2RR ′
が小さくなって圧側目標ポジションPC が小さくなるに
応じて、弁体31が時計方向に回動されて位置B側に戻
り、車体上下速度X2FL ′〜X2R R ′が零となると、弁
体31がポジションBとなって、最小減衰力状態に復帰
する。その後、車体が揺り戻しによって上昇を開始する
と、車体上下速度X2FL ′〜X2RR ′が正方向に増加す
るので、伸側目標ポジションPT が増加し、弁体31が
時計方向に回動されて図5に示す位置となることによ
り、ピストン8の伸側の移動に対しては大きな減衰力を
与えて制振効果を発揮することができる。
過性の段差を通過する場合には、スカイフック制御によ
って良好な制振効果を発揮することができ、悪路を走行
する場合にも、車体上下速度X2FL ′〜X2RR ′の正
(又は負)によって伸側目標ポジションPT (又は圧側
目標ポジションPC )が算出されることにより、車体が
上昇してピストン8が伸側に移動する加振方向であると
きに減衰力を最小減衰力に制御し、逆に車体が上昇して
ピストン8が伸側に移動するとき及び車体が下降してピ
ストン8が圧側となる制振方向であるときに上下速度度
X2FL ′〜X2RR′に応じた最適な減衰力に制御して、
良好な乗心地を確保することができる。
通過時と同様に、車体が上昇してピストン8が伸側に移
動するとき及び車体が下降してピストンが圧側に移動す
るときでなる加振方向であるときに減衰力を最小減衰力
に制御し、逆に車体が上昇してピストン8が圧側に移動
するとき及び車体が下降してピストンが伸側に移動する
ときでなる制振方向であるときに減衰力が上下速度度X
2FL ′〜X2RR ′に応じた最適な値に制御されて、良好
な乗心地を確保することができる。
と、図11の処理が実行されたときに、ステップS5を
経てステップS6に移行し、平坦な良路を走行してい
て、上下加速度センサ51iの上下加速度検出値の絶対
値|X2i″|が設定加速度X20″未満であるときには、
ステップS7に移行して、カウンタCNTが“1”だけ
インクリメントされ、これが繰り返されて、そのカウン
ト値CNTが設定値CNT 0 に達すると、イニシャライ
ズ許可フラグINTが“1”にセットされると共に、カ
ウンタCNTが“0”にクリアされる。
ときに、ステップS5からステップS11に移行して、
バッテリー53の電源電圧EN を読込み、次いでステッ
プS12に移行して、電源電圧EN がイニシャライズ開
始電圧EINT 以上であるときにステップS13に移行し
て図12のイニシャライズ実行処理が起動される。この
イニシャライズ実行処理が起動されると、この処理の優
先度が高いので、図14の減衰力制御処理は中断状態と
なり、イニシャライズ実行処理が優先的に実行される。
テップモータ41iを図15に示すように段階的に回動
量が少なくなるように反時計方向に回動させて突当て体
44をストッパプレート45の突当て突部45a,45
bに当接させ、次いで所定量aだけ時計方向に回動さ
せ、この状態で、現在制御ポジションPP を“0”にセ
ットすることになる。
走行しており、ロードノイズによってイニシャライズ処
理に伴って発生する騒音や振動によるノイズがかき消さ
れることになり、乗員に不快感を与えることはない。こ
のイニシャライズ実行処理が起動されたときには、図1
3の電源電圧監視処理も同時にイニシャライズ処理に対
するタイマ割込処理として実行される。
がイニシャライズ開始電圧EINT を上回っているときは
勿論、これより低い監視電圧EWAT を上回っているとき
には、イニシャライズ処理を正常に行うことができるも
のと判断して図12のイニシャライズ実行処理を継続
し、イニシャライズ処理が完了してイニシャライズ完了
フラグENDが“1”にセットされると、イニシャライ
ズ実行処理を終了して、減衰力制御処理に復帰する。
理の継続中に、図16に示すように、電源電圧EN が監
視電圧EWAT を下回る状態が発生すると、図13の電源
電圧監視処理が実行される毎に、監視カウンタのカウン
ト値Nが“1”だけインクリメントされる。このカウン
ト値Nが設定値NS に達するまでは、図15に示すよう
に、突当て体44をストッパプレート45の突当て突部
45a,45bに当接するためのステップ数を実際の最
大ステップ数より多めに設定していることにより、正確
な制御原点校正を行うことができるので、図12のイニ
シャライズ実行処理を継続することになり、この間にイ
ニシャライズ処理が完了した場合には、イニシャライズ
完了フラグENDを“1”にセットしてイニシャライズ
実行処理を終了する。
を下回る時間が多くなって、監視カウンタのカウント値
Nが設定値NS 以上となると、この状態では、ステップ
モータ41FL〜41RRの駆動トルク不足によって突当て
体44がストッパプレート45の突当て突部45a,4
5bに当接していない可能性があり、イニシャライズの
信頼性が低下するものと判断して、イニシャライズ中止
フラグSTPが“1”にセットされる(ステップS3
6)。
で、ステップS23からステップS25に移行して、イ
ニシャライズ中止フラグSTPを“0”にリセットし
て、再度イニシャライズ実行処理の開始を準備してから
イニシャライズ実行処理を中止する。その後、図11の
処理で、イニシャライズ開始条件が成立すると再度イニ
シャライズ実行処理が起動され、イニシャライズ処理が
完了すると、イニシャライズ完了フラグENDが“1”
にセットされることにより、図11の処理が実行された
ときには、ステップS1からそのままタイマ割込処理を
終了することになり、この状態が、イグニッションスイ
ッチがオフ状態となって制御が終了する時点まで繰り返
される。
イグニッションスイッチをオフ状態とすると、図13の
処理が実行されたときに、ステップS49からステップ
S50に移行して、現在の制御ポジションPP を制御位
置データとして保持メモリ55eに保持して制御を終了
する。一方、イグニッションスイッチをオン状態とした
ときに、保持メモリ55eに現在のポジションを表す制
御ポジションデータPP が格納されていないときには、
現在の減衰力可変ショックアブソーバ3iの制御ポジシ
ョンが不定であり、このまま走行を介して減衰力制御を
実行したときには設定車速でのイニシャライズ処理が実
行されるまで、正確な減衰力制御を行うことができなく
なる。このため、図11の処理が実行されたときに、ス
テップS2からステップS11に移行し、電源電圧EN
がイニシャライズ開始電圧EINT 以上となったときに直
ちに図12のイニシャライズ実行処理を起動して、始動
時にイニシャライズ処理が実行される。
ッションスイッチがオン状態となったときに、現在の制
御ポジションデータPP が格納されているか否かを判断
し、これが格納されていないときには、直ちにイニシャ
ライズ処理が実行され、制御ポジションデータPP が格
納されているときには、乗員に不快感を与えない所定の
イニシャライズ開始条件が成立した後にイニシャライズ
処理が実行され、このイニシャライズ処理の実行中に、
ノイズ等の影響によって一瞬電源電圧が監視電圧EWAT
以下となる場合が生じても、監視電圧以下となったとき
にカウントアップされる監視カウンタのカウント値Nが
設定値未満であるときには、イニシャライズ処理を継続
し、この間にイニシャライズ処理が完了すれば、イニシ
ャライズの完了と判断することができ、カウント値Nが
設定値NS 以上となったときに始めてイニシャライズ処
理を中止するようにしているので、前述した従来例のよ
うにノイズ等の影響による瞬時的な電源電圧の低下によ
るイニシャライズ処理の中止及び再開が繰り返されるチ
ャタリング現象を確実に回避することができる。
ータとして減衰力可変ショックアブソーバ3FL〜3RRを
適用した場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、ロール剛性を可変することができるロール
剛性可変スタビライザやバネ定数を可変することができ
るエアサスペンション等であっても、オープンループ制
御されるステップモータを使用している場合に本発明を
適用し得るものである。
御する弁体31をロータリ形に構成した場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、スプール形
に構成して、圧側と伸側とで異なる流路を形成するよう
にしてもよく、この場合にはステップモータ41FL〜4
1RRの回転軸41aにピニオンを連結し、このピニオン
に噛合するラックを連結杆42に取り付けるか又は電磁
ソレノイドを適用して弁体31の摺動位置を制御すれば
よい。
モータ41FL〜41RRの回転軸41aと連結する連結杆
42に突当て体44を、上部半体12にストッパプレー
ト45を設けた場合について説明したが、これらを逆関
係に連結杆42にストッパプレート45を、突当て体4
4を上部半体12に設けるようにしてもよく、さらに
は、ストッパプレート45に代えて突当て体44に係合
するマイクロスイッチ等の位置検出手段を設けて、この
位置検出手段で突当て体44を検出したときにステップ
モータ41FL〜41RRの駆動を停止させて、原点校正を
より正確に行うようにしてもよい。この場合には、突当
て体とストッパープレートとの当接による振動や雑音の
発生が少ないので、保持メモリ55eを省略してイグニ
ッションスイッチをオン状態とした時点でイニシャライ
ズ処理を実行することができ、さらに振動や雑音の発生
が無視できる場合にもイグニッションスイッチをオン状
態とした時点でイニシャライズ処理を実行することがで
きる。
電圧が監視電圧以下となったときに監視カウンタのカウ
ント値Nをインクリメントする場合について説明した
が、これに限らず、最初に電源電圧が監視電圧以下とな
ったときに、監視カウンタのカウント値を設定値NS に
プリセットし、その後順次デクリメントして、カウント
値Nが零となったときにイニシャライズ中止フラグST
Pを“1”にセットするようにしてもよい。
の上下加速度を検出して、これに基づいて減衰力を制御
するようにしたスカイフック近似制御を行う場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、車体と
車輪との間の相対変位を検出するストロークセンサを別
設し、このストロークセンサの相対変位検出値XDiを微
分した相対速度XDi′と前述した車体上下速度X2i′と
に基づいて下記(3)式の演算を行って減衰係数Cを算
出し、この減衰係数Cに基づいて例えば図8に対応する
マップを参照して目標ポジションを算出して、スカイフ
ック制御を行うようにしてもよい。
また、上記実施例においては、路面からの振動入力によ
る車体の姿勢変化を抑制する場合について説明したが、
これに限らず車両のロール状態、制動状態等の走行状態
を検出して、これによる車体の姿勢変化を抑制する制御
を併せて行うようにしてもよい。
VS 以上で平坦な路面を走行しているときに通常イニシ
ャライズ処理による制御原点校正を行う場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、減衰力可変
ショックアブソーバ3iのピストン速度が速い場合には
オリフィスを通過する流体力の影響によって、ステップ
モータ41iの駆動力によるステップ量が変動すること
により、脱調を生じる場合があり、この場合にもピスト
ン速度を推定して、脱調を生じるおそれがあるピストン
速度に達した後にイニシャライズ処理による制御原点校
正を行うようにしてもよい。
クロコンピュータ55を適用して制御する場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、上下加速
度センサ51iの出力を積分して車体上下速度を算出す
る積分器、目標ポジションを演算する演算回路等の電子
回路を組み合わせて構成することもできる。なおさら
に、上記実施例においては、車体2の各車輪1FL〜1RR
位置に上下加速度センサ51FL〜51RRを設けた場合に
ついて説明したが、何れか1つの上下加速度センサを省
略して、省略した位置の上下加速度を他の上下加速度セ
ンサの値から推定するようにしてもよい。
ては、上記構成に限定されるものではなく、ステップモ
ータによって減衰力を2段階以上に切換可能な他の減衰
力可変ショックアブソーバにも本発明を適用し得る。
明によれば、イニシャライズ実行手段で電源電圧が設定
電圧以上となったときに制御系のイニシャライズを開始
し、このイニシャライズ中に電源電圧が設定電圧より低
い監視電圧以下に低下したときには、イニシャライズ中
止手段でその低下時間を計測し、この低下時間の和が予
め設定した設定値未満であるときにはイニシャライズ実
行手段でのイニシャライズを継続し、低下時間の和が設
定値以上となったとき始めてイニシャライズ不良と判断
してイニシャライズ実行手段のイニシャライズを中止す
るので、電源電圧が監視電圧以下となっても、低下時間
の和が設定値以上となるまでの間はイニシャライズ処理
を継続することができ、この間にイニシャライズ処理を
完了させることができ、前述した従来例のようにイニシ
ャライズ開始と中止とを繰り返すチャタリング現象を防
止して、早期にイニシャライズ処理を完了させることが
できるという効果が得られる。
シャライズ実行手段で車速が設定車速以上となり、且つ
電源電圧検出値が設定電圧以上であるときにイニシャラ
イズを開始することにより、イニシャライズ時に発生す
るステップモータの駆動音や係合片がストッパーに当接
時の騒音、振動によるノイズをロードノイズ等によって
かき消して乗員に違和感を与えることを回避することが
できるという効果が得られる。
ニシャライズ中止手段が、電源電圧検出値が監視電圧未
満となったときにカウンタのカウント値を更新すること
により、電源電圧が監視電圧以上に復帰したときにカウ
ント値を保持することができ、監視電圧以下となってい
る時間の和即ち累積時間を容易に検出することができる
という効果が得られる。
部を断面とした正面図である。
構を示す拡大断面図である。
構を示す拡大断面図であり、(a)は伸側、(b)は圧
側の作動油経路を夫々示している。
図であり、(a)は伸側、(b)は圧側の作動油経路を
夫々示している。
構を示す拡大断面図であり、(a)は伸側、(b)は圧
側の作動油経路を夫々示している。
ションに対する減衰力特性を示す説明図である。
る。
手順の一例を示すフローチャートである。
すフローチャートである。
れる電源電圧監視処理を示すフローチャートである。
フローチャートである。
理の作用の説明図である。
ンタのカウント値との関係を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体側部材及び車輪側部材間に介装され
た、入力される制御信号に応じて駆動されるステップモ
ータによって弁体を回動制御することにより、サスペン
ション特性を個別に制御可能なアクチュエータと、車体
の姿勢変化を検出してその姿勢変化検出値に対応する前
記制御信号を前記ステップモータに出力してオープンル
ープ制御する制御手段とを備えたサスペンション制御装
置において、前記ステップモータに給電する電源電圧を
検出する電源電圧検出手段と、該電源電圧検出手段の電
源電圧検出値が予め設定した制御系のイニシャライズを
行う設定電圧に達しているときに前記制御手段のイニシ
ャライズを行うイニシャライズ実行手段と、該イニシャ
ライズ実行手段でイニシャライズを開始した後に前記電
源電圧検出値が前記設定電圧より低い監視電圧以下とな
る時間の和が設定値以上となったときに当該イニシャラ
イズ実行手段のイニシャライズを中止させるイニシャラ
イズ中止手段とを備えたことを特徴とするサスペンショ
ン制御装置。 - 【請求項2】 前記イニシャライズ実行手段は、車速が
設定車速以上となり、且つ電源電圧検出値が設定電圧以
上であるときに制御手段のイニシャライズを行うことを
特徴とする請求項1記載のサスペンション制御装置。 - 【請求項3】 前記イニシャライズ中止手段は、電源電
圧検出値が監視電圧以下である間カウント値を更新する
カウンタを有し、該カウンタのカウント値が設定値に達
したときにイニシャライズを中止するように構成されて
いることを特徴とする請求項1又は2に記載のサスペン
ション制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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-
1995
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012051424A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Hitachi Automotive Systems Ltd | サスペンション制御装置 |
| JP2013126346A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Denso Corp | モータ制御装置 |
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| CN114469354A (zh) * | 2022-04-13 | 2022-05-13 | 深圳市爱博医疗机器人有限公司 | 一种介入手术机器人从端初始化方法和可读存储介质 |
| CN114469354B (zh) * | 2022-04-13 | 2022-06-24 | 深圳市爱博医疗机器人有限公司 | 一种介入手术机器人从端初始化方法和可读存储介质 |
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