JPH0827191A - 修飾コラーゲンおよび化粧料 - Google Patents
修飾コラーゲンおよび化粧料Info
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- JPH0827191A JPH0827191A JP16563094A JP16563094A JPH0827191A JP H0827191 A JPH0827191 A JP H0827191A JP 16563094 A JP16563094 A JP 16563094A JP 16563094 A JP16563094 A JP 16563094A JP H0827191 A JPH0827191 A JP H0827191A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 pH9以下において可溶で、配合安定性に優
れたコラーゲン誘導体および皮膚や毛髪に潤いを付与
し、かつ皮膚や毛髪をなめらかにする化粧料を提供す
る。 【構成】 コラーゲンを一般式(1) 【化1】 (式中、R1はHまたは炭素数1〜20のアルキル基、
アルケニル基もしくはアルコキシ基、R2はHまたは炭
素数1〜3のアルキル基、Phはアリール基、mは0ま
たは1の整数、nは1ないし200の整数を表す。)で
示されるアルキルオキシアルキレングリコール誘導体か
ら選択される少なくとも1種によりエステル化して得ら
れる エステル化修飾率:20〜90% 等電点:10〜12 比旋光度:−340〜−420 の物性値を有する修飾コラーゲンおよび該修飾コラーゲ
ンを含有することを特徴とする化粧料。
れたコラーゲン誘導体および皮膚や毛髪に潤いを付与
し、かつ皮膚や毛髪をなめらかにする化粧料を提供す
る。 【構成】 コラーゲンを一般式(1) 【化1】 (式中、R1はHまたは炭素数1〜20のアルキル基、
アルケニル基もしくはアルコキシ基、R2はHまたは炭
素数1〜3のアルキル基、Phはアリール基、mは0ま
たは1の整数、nは1ないし200の整数を表す。)で
示されるアルキルオキシアルキレングリコール誘導体か
ら選択される少なくとも1種によりエステル化して得ら
れる エステル化修飾率:20〜90% 等電点:10〜12 比旋光度:−340〜−420 の物性値を有する修飾コラーゲンおよび該修飾コラーゲ
ンを含有することを特徴とする化粧料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の化学構造を持つ
エステル化コラーゲンに関するものである。さらに、皮
膚や毛髪に潤いを付与し、かつ皮膚や毛髪をなめらかに
するエステル化コラーゲンを含有する化粧料に関するも
のである。
エステル化コラーゲンに関するものである。さらに、皮
膚や毛髪に潤いを付与し、かつ皮膚や毛髪をなめらかに
するエステル化コラーゲンを含有する化粧料に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コラーゲンは動物の皮膚などの結合組織
を形成する主要タンパク質である。従来、酸可溶性コラ
ーゲン、アテロコラーゲン等の水溶性コラーゲンは、化
粧品原料として化粧水、乳液、クリーム、シャンプー、
リンスなどに使用されているいるが、これら水溶性コラ
ーゲン類は等電点がpH7〜9.5に存在するためpH
5以上では沈澱凝集が生じ溶解性が悪い。このため、化
粧品で多く用いられる弱酸性から弱アルカリのpHでは
使用が困難であり、その処方は限定されたものと言え
る。また、化粧品配合剤として使用されているポリエチ
レングリコールなどの高分子アルコール類との相溶性が
悪く、さらにハイドロキシエチルセルローズ、カルボキ
シルメチルセルローズなどに代表される増粘剤と複合物
を形成し沈澱を生じるため配合が不可能である。
を形成する主要タンパク質である。従来、酸可溶性コラ
ーゲン、アテロコラーゲン等の水溶性コラーゲンは、化
粧品原料として化粧水、乳液、クリーム、シャンプー、
リンスなどに使用されているいるが、これら水溶性コラ
ーゲン類は等電点がpH7〜9.5に存在するためpH
5以上では沈澱凝集が生じ溶解性が悪い。このため、化
粧品で多く用いられる弱酸性から弱アルカリのpHでは
使用が困難であり、その処方は限定されたものと言え
る。また、化粧品配合剤として使用されているポリエチ
レングリコールなどの高分子アルコール類との相溶性が
悪く、さらにハイドロキシエチルセルローズ、カルボキ
シルメチルセルローズなどに代表される増粘剤と複合物
を形成し沈澱を生じるため配合が不可能である。
【0003】上記の問題を克服すべく、これら水溶性コ
ラーゲンをコハク酸によりサクシニル化したりメチルア
ルコールまたはエチルアルコールでエステル化をする技
術が開示されている(特公昭62−44522号公
報)。しかしながら、前者は等電点が4から5の領域に
あるので弱酸性領域での水に対する溶解性に難点を生じ
る。後者は、pH9以下で可溶とpH領域は広がるもの
の、NaClの如き無機電解質を筆頭に有機電解質、増
粘剤等に使用されるポリマー類、ならびにその他界面活
性剤等を配合した場合に、配合物質の凝集や沈澱を生じ
ることがある。また、アセチル化、およびマレオイル化
の技術も開示されているが(特開平2−62815号公
報)、サクシニル化物と同様に弱酸性で不溶性の領域が
ある。
ラーゲンをコハク酸によりサクシニル化したりメチルア
ルコールまたはエチルアルコールでエステル化をする技
術が開示されている(特公昭62−44522号公
報)。しかしながら、前者は等電点が4から5の領域に
あるので弱酸性領域での水に対する溶解性に難点を生じ
る。後者は、pH9以下で可溶とpH領域は広がるもの
の、NaClの如き無機電解質を筆頭に有機電解質、増
粘剤等に使用されるポリマー類、ならびにその他界面活
性剤等を配合した場合に、配合物質の凝集や沈澱を生じ
ることがある。また、アセチル化、およびマレオイル化
の技術も開示されているが(特開平2−62815号公
報)、サクシニル化物と同様に弱酸性で不溶性の領域が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を克服すべくなされたものであり、本発明の課題は、
pH9以下において可溶で、配合安定性に優れたコラー
ゲン誘導体および皮膚や毛髪に潤いを付与し、かつ皮膚
や毛髪をなめらかにする化粧料を提供するものである。
題を克服すべくなされたものであり、本発明の課題は、
pH9以下において可溶で、配合安定性に優れたコラー
ゲン誘導体および皮膚や毛髪に潤いを付与し、かつ皮膚
や毛髪をなめらかにする化粧料を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
行なった結果、特定のグリコール誘導体でコラーゲンを
修飾することにより上記課題を解決できることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
行なった結果、特定のグリコール誘導体でコラーゲンを
修飾することにより上記課題を解決できることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、コラーゲンを一般式
(1)
(1)
【0007】
【化2】
【0008】(式中、R1はHまたは炭素数1〜20の
アルキル基、アルケニル基もしくはアルコキシ基、R2
はHまたは炭素数1〜3のアルキル基、Phはアリール
基、mは0または1の整数、nは1ないし200の整数
を表す。)で示されるアルキルオキシアルキレングリコ
ール誘導体から選択される少なくとも1種によりエステ
ル化して得られる エステル化修飾率:20〜90% 等電点:10〜12 比旋光度:−340〜−420 の物性値を有する修飾コラーゲンおよび該修飾コラーゲ
ンを含有することを特徴とする化粧料に関するものであ
る。
アルキル基、アルケニル基もしくはアルコキシ基、R2
はHまたは炭素数1〜3のアルキル基、Phはアリール
基、mは0または1の整数、nは1ないし200の整数
を表す。)で示されるアルキルオキシアルキレングリコ
ール誘導体から選択される少なくとも1種によりエステ
ル化して得られる エステル化修飾率:20〜90% 等電点:10〜12 比旋光度:−340〜−420 の物性値を有する修飾コラーゲンおよび該修飾コラーゲ
ンを含有することを特徴とする化粧料に関するものであ
る。
【0009】本発明の修飾コラーゲンの原料となるコラ
ーゲンとしては、動物の結合組織、例えば牛、豚等の皮
革や魚などの鱗などから酸によって抽出された酸可溶性
コラーゲン、あるいは酵素によって抽出され、テロペプ
タイドが除去されたアテロコラーゲンを用いるのが便利
であるが、これらに限定されず、その他の起源、形状の
ものであってもよい。
ーゲンとしては、動物の結合組織、例えば牛、豚等の皮
革や魚などの鱗などから酸によって抽出された酸可溶性
コラーゲン、あるいは酵素によって抽出され、テロペプ
タイドが除去されたアテロコラーゲンを用いるのが便利
であるが、これらに限定されず、その他の起源、形状の
ものであってもよい。
【0010】また、本発明の修飾コラーゲンの他の原料
となる前記一般式(1)で示されるアルキルオキシアル
キレングリコール誘導体において、好ましいR1として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オク
チル基、デシル基、ラウリル基、オレイル基、ステアリ
ル基または水素等が、好ましいR2としては、メチル基
またはエチル基が、好ましいPhとしては、フェニル基
またはフェニレン基等が挙げられる。
となる前記一般式(1)で示されるアルキルオキシアル
キレングリコール誘導体において、好ましいR1として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オク
チル基、デシル基、ラウリル基、オレイル基、ステアリ
ル基または水素等が、好ましいR2としては、メチル基
またはエチル基が、好ましいPhとしては、フェニル基
またはフェニレン基等が挙げられる。
【0011】前記一般式(1)で示されるアルキルオキ
シアルキレングリコール誘導体の具体例としては、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリ
オキシエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールフェニルエーテル等が挙
げられる。
シアルキレングリコール誘導体の具体例としては、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリ
オキシエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールフェニルエーテル等が挙
げられる。
【0012】本発明の修飾コラーゲンを製造する方法は
特に限定されないが、例えば、デスアミドコラーゲン、
ネイティブコラーゲン、アテロコラーゲン等の水溶性コ
ラーゲンの粉末を、0.01Nの塩酸もしくは硫酸を含
む一般式(1)に示したアルキルオキシアルキレングリ
コール誘導体液中に所定の時間浸漬してエステル化した
後、アセトン等の適切な溶剤で数回洗浄し、乾燥すれば
よい。
特に限定されないが、例えば、デスアミドコラーゲン、
ネイティブコラーゲン、アテロコラーゲン等の水溶性コ
ラーゲンの粉末を、0.01Nの塩酸もしくは硫酸を含
む一般式(1)に示したアルキルオキシアルキレングリ
コール誘導体液中に所定の時間浸漬してエステル化した
後、アセトン等の適切な溶剤で数回洗浄し、乾燥すれば
よい。
【0013】本発明の修飾コラーゲンの物性値のうち、
エステル修飾化率とは、Kenchingtonの方法
に従い、pH滴定曲線を求めた後、極性基(カルボキシ
ル基)の数を算出し、その増減から修飾率を計算したも
のであり、等電点とは、等電点電気泳動法により測定さ
れた値である。
エステル修飾化率とは、Kenchingtonの方法
に従い、pH滴定曲線を求めた後、極性基(カルボキシ
ル基)の数を算出し、その増減から修飾率を計算したも
のであり、等電点とは、等電点電気泳動法により測定さ
れた値である。
【0014】本発明における、第2の発明は、上記修飾
コラーゲンを含有することを特徴とする化粧料に関する
ものである。
コラーゲンを含有することを特徴とする化粧料に関する
ものである。
【0015】本発明の化粧料における上記修飾コラーゲ
ンの配合割合は、0.01〜2.0重量%、好ましく
は、0.05〜0.5重量%である。0.01重量%未
満では保湿作用が十分ではなく、また、2.0重量%を
超えて配合すると、ベタツキがでるため好ましくない。
ンの配合割合は、0.01〜2.0重量%、好ましく
は、0.05〜0.5重量%である。0.01重量%未
満では保湿作用が十分ではなく、また、2.0重量%を
超えて配合すると、ベタツキがでるため好ましくない。
【0016】本発明の化粧料は、皮膚または毛髪に適用
できる化粧料であれば特に限定されないが、例えば、化
粧水、ローション、クレンジングフォーム、乳液、クリ
ーム、パック、パウダー、ファウンデーション、シャン
プー、リンス、ヘアーコンディショナー等の化粧料を挙
げることができる。
できる化粧料であれば特に限定されないが、例えば、化
粧水、ローション、クレンジングフォーム、乳液、クリ
ーム、パック、パウダー、ファウンデーション、シャン
プー、リンス、ヘアーコンディショナー等の化粧料を挙
げることができる。
【0017】本発明の化粧料を製造するために、通常用
いられている界面活性剤、たとえばラウリル硫酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリ
ウム、α−オレフィンスルフォン酸ナトリウム、アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、N−ココイルグルタ
ミン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイルサルコシ
ンナトリウム、N−ラウロイルメチル−β−アラニンナ
トリウム、ココイルメチルタウリンナトリウム、スルフ
ォコハク酸ラウリル二ナトリウム高級脂肪酸セッケンな
どの、アニオン界面活性剤、ステアリルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、n−オクタデシルトリメチルアン
モニウムクロライドなどのカチオン界面活性剤、塩酸ア
ルキルアミノエチルグリシン液、2−アルキルーN−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、ラウリルベタインなどの両性界面活性剤、
ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタ
ノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエ
タノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、モノステアリ
ン酸ソルビタン、モノステアリン酸グリセリン、メチル
グリコシドモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオレイル
エーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、などのノ
ニオン界面活性剤などを適宜配合することができる。
いられている界面活性剤、たとえばラウリル硫酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリ
ウム、α−オレフィンスルフォン酸ナトリウム、アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、N−ココイルグルタ
ミン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイルサルコシ
ンナトリウム、N−ラウロイルメチル−β−アラニンナ
トリウム、ココイルメチルタウリンナトリウム、スルフ
ォコハク酸ラウリル二ナトリウム高級脂肪酸セッケンな
どの、アニオン界面活性剤、ステアリルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、n−オクタデシルトリメチルアン
モニウムクロライドなどのカチオン界面活性剤、塩酸ア
ルキルアミノエチルグリシン液、2−アルキルーN−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、ラウリルベタインなどの両性界面活性剤、
ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタ
ノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエ
タノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、モノステアリ
ン酸ソルビタン、モノステアリン酸グリセリン、メチル
グリコシドモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオレイル
エーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、などのノ
ニオン界面活性剤などを適宜配合することができる。
【0018】さらにオリーブ油、ホホバ油、などの油脂
類、鯨ロウ、蜜ロウ、ラノリンなどのロウ類、流動パラ
フィン、スクワラン等の炭化水素類、ステアリン酸、オ
レイン酸などの脂肪酸類、セタノール、ステアリルアル
コール、ラノリンアルコール等のアルコール類、ミリス
チン酸イソプロピル、ステアリン醸ブチル、等のエステ
ル類グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、l,3−ブチレングリコール、ジエチレングリ
コール等のグリコール類、エタノール、イソプロパノー
ル等のアルコール類、カルボキシメチルセルロース、カ
ルボキシビニルポリマー、カラギーナン等の増粘剤など
のほか通常化粧品に用いる香料、色素、顔料、抗菌剤、
薬剤等を適宜配合することができる。
類、鯨ロウ、蜜ロウ、ラノリンなどのロウ類、流動パラ
フィン、スクワラン等の炭化水素類、ステアリン酸、オ
レイン酸などの脂肪酸類、セタノール、ステアリルアル
コール、ラノリンアルコール等のアルコール類、ミリス
チン酸イソプロピル、ステアリン醸ブチル、等のエステ
ル類グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、l,3−ブチレングリコール、ジエチレングリ
コール等のグリコール類、エタノール、イソプロパノー
ル等のアルコール類、カルボキシメチルセルロース、カ
ルボキシビニルポリマー、カラギーナン等の増粘剤など
のほか通常化粧品に用いる香料、色素、顔料、抗菌剤、
薬剤等を適宜配合することができる。
【0019】
【作用】本発明のエステル化コラーゲンは、コラーゲン
本来の有する保湿作用により皮膚や毛髪に潤いを付与す
る性質、および皮膚や毛髪をなめらかにする性質を損な
うことなく、水溶性コラーゲン分子の側鎖に存在するカ
ルボキシル基をブロックする効果で等電点を10以上に
押上げ、pH9以下において可溶で、配合安定性に優れ
ている。
本来の有する保湿作用により皮膚や毛髪に潤いを付与す
る性質、および皮膚や毛髪をなめらかにする性質を損な
うことなく、水溶性コラーゲン分子の側鎖に存在するカ
ルボキシル基をブロックする効果で等電点を10以上に
押上げ、pH9以下において可溶で、配合安定性に優れ
ている。
【0020】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。
する。
【0021】実施例1 アテロコラーゲンの粉末10gを0.01Nの塩酸を含
むエチレングリコール液1000ml中に所定の時間浸
漬する。浸漬後アセトン500mlで数回洗浄した後、
乾燥し、エステル化修飾率82.8%のアテロコラーゲ
ンのエチレングリコールエステルを得た。
むエチレングリコール液1000ml中に所定の時間浸
漬する。浸漬後アセトン500mlで数回洗浄した後、
乾燥し、エステル化修飾率82.8%のアテロコラーゲ
ンのエチレングリコールエステルを得た。
【0022】実施例2 酸可溶性コラーゲンの粉末10gを0.01Nの塩酸を
含むジエチレングリコール液1000ml中に所定の時
間浸漬する。浸漬後アセトン500mlで数回洗浄した
後、乾燥し、エステル化修飾率78.7%のネイティブ
コラーゲンのジエチレングリコールエステルを得た。
含むジエチレングリコール液1000ml中に所定の時
間浸漬する。浸漬後アセトン500mlで数回洗浄した
後、乾燥し、エステル化修飾率78.7%のネイティブ
コラーゲンのジエチレングリコールエステルを得た。
【0023】実施例3 アミド基を取り除いたコラーゲン(ヘンケル(株)製
「デスアミドコラーゲン」を使用)の粉末10gを0.
01Nの塩酸を含むジエチレングリコール液1000m
l中に所定の時間浸漬する。浸漬後アセトン500ml
で数回洗浄した後、乾燥し、エステル化修飾率78.6
%のデスアミドコラーゲンのジエチレングリコールエス
テルを得た。
「デスアミドコラーゲン」を使用)の粉末10gを0.
01Nの塩酸を含むジエチレングリコール液1000m
l中に所定の時間浸漬する。浸漬後アセトン500ml
で数回洗浄した後、乾燥し、エステル化修飾率78.6
%のデスアミドコラーゲンのジエチレングリコールエス
テルを得た。
【0024】実施例4 アテロコラーゲンの乾燥粉末10gを0.01Nの塩酸
を含むジエチレングリコール液1000ml中に所定の
時間浸漬する。浸漬後アセトン500mlで数回洗浄し
た後、乾燥し、エステル化修飾率80.3%のアテロコ
ラーゲンのジエチレングリコールエステルを得た。
を含むジエチレングリコール液1000ml中に所定の
時間浸漬する。浸漬後アセトン500mlで数回洗浄し
た後、乾燥し、エステル化修飾率80.3%のアテロコ
ラーゲンのジエチレングリコールエステルを得た。
【0025】実施例5〜11 その他の一般式(1)で示されるアルキルオキシアルキ
レングリコール誘導体でエステル化した水溶性コラーゲ
ンのエステル化物も同様の操作で得た。但し、浸漬後の
洗浄用の溶剤はそれぞれのエステル化物に適したものを
用いた。
レングリコール誘導体でエステル化した水溶性コラーゲ
ンのエステル化物も同様の操作で得た。但し、浸漬後の
洗浄用の溶剤はそれぞれのエステル化物に適したものを
用いた。
【0026】表1に実施例1〜11で得られたエステル
化コラーゲンの、エステル化修飾率、等電点および比旋
光度の測定結果を示す。各物性値の測定方法は、以下の
とおりである。
化コラーゲンの、エステル化修飾率、等電点および比旋
光度の測定結果を示す。各物性値の測定方法は、以下の
とおりである。
【0027】なお、表中の「デスアミドコラーゲン」
は、ヘンケル(株)製の商品で、コラーゲンからアミド
基を除いたものである。
は、ヘンケル(株)製の商品で、コラーゲンからアミド
基を除いたものである。
【0028】(エステル化修飾化率)Kenching
tonの方法(Kurzer,F.,and Douraghi-Zedak,K.:Che
m. Rev,,67,1074(1967))に従い、pH滴定曲線を求め
た後、極性基の量を算出し、その増減から修飾利を計算
した。
tonの方法(Kurzer,F.,and Douraghi-Zedak,K.:Che
m. Rev,,67,1074(1967))に従い、pH滴定曲線を求め
た後、極性基の量を算出し、その増減から修飾利を計算
した。
【0029】(等電点)等電点電気泳動法により測定し
た。
た。
【0030】(比旋光度)旋光計(株式会社堀場製作所
製、SEPA−300)を使用して測定した。測定条件
は、100mmのセルを使用し、温度20℃にてNaラ
ンプ(589nm)で測定した。
製、SEPA−300)を使用して測定した。測定条件
は、100mmのセルを使用し、温度20℃にてNaラ
ンプ(589nm)で測定した。
【0031】表2に各種水溶性コラーゲンのアルキルオ
キシアルキレングリコール誘導体エステルの各pHでの
水に対する溶解性を示す。また、表3に水溶性コラーゲ
ンのアルキルオキシアルキレングリコール誘導体エステ
ルの各pHでの5%NaCl水溶液に対する溶解性を示
す。溶解性試験は、いずれも24℃24時間後の測定値
である。
キシアルキレングリコール誘導体エステルの各pHでの
水に対する溶解性を示す。また、表3に水溶性コラーゲ
ンのアルキルオキシアルキレングリコール誘導体エステ
ルの各pHでの5%NaCl水溶液に対する溶解性を示
す。溶解性試験は、いずれも24℃24時間後の測定値
である。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】表2および表3の結果から明らかなよう
に、本発明のアルキルオキシアルキレングリコール誘導
体でエステル化されたコラーゲンは、水もしくは無機塩
水溶液中で広いpH範囲で、溶解することが認められ
る。アテロコラーゲン、酸可溶性コラーゲンおよびデス
アミドコラーゲンは、pH8以下では、水に溶解せず、
またアテロコラーゲンのメチルエステルおよびエチルエ
ステルは、pH4〜8の水には溶解するものの、無機塩
水溶液中では溶解しない。
に、本発明のアルキルオキシアルキレングリコール誘導
体でエステル化されたコラーゲンは、水もしくは無機塩
水溶液中で広いpH範囲で、溶解することが認められ
る。アテロコラーゲン、酸可溶性コラーゲンおよびデス
アミドコラーゲンは、pH8以下では、水に溶解せず、
またアテロコラーゲンのメチルエステルおよびエチルエ
ステルは、pH4〜8の水には溶解するものの、無機塩
水溶液中では溶解しない。
【0036】また、比較例4,5のメチル、エチルエス
テル体は、水に対する溶解性は、比較例1〜3の未修飾
体に比べて改善されているが、無機塩等が存在した場合
の安定性の改良は十分でない。それに対し、本発明のエ
ステル化コラーゲンの溶解安定性は、pH4では、従来
のメチル、エチルエステル体と大差はないが、実用的で
あるpH6〜8では、未修飾体、メチル、エチルエステ
ル体いずれと比べても優れている。
テル体は、水に対する溶解性は、比較例1〜3の未修飾
体に比べて改善されているが、無機塩等が存在した場合
の安定性の改良は十分でない。それに対し、本発明のエ
ステル化コラーゲンの溶解安定性は、pH4では、従来
のメチル、エチルエステル体と大差はないが、実用的で
あるpH6〜8では、未修飾体、メチル、エチルエステ
ル体いずれと比べても優れている。
【0037】実施例12〜14、比較例6,7 下記処方の化粧水を通常の方法により調製し、以下の基
準にしたがって皮膚に対する感触の官能評価を行った。
その結果を表4に示す。
準にしたがって皮膚に対する感触の官能評価を行った。
その結果を表4に示す。
【0038】 〈化粧水の処方〉 エタノール 10.0重量% グリセリン 3.0 POE(50)オレイルエーテル 0.5 メチルパラベン 0.2 アルキルオキシアルキレングリコール誘導体の 水溶性コラーゲンエステル 表4記載の量 精製水 残量。
【0039】〈皮膚に対する感触性の評価〉専門のパネ
ラー20名により調製した試料を実際に使用し、官能試
験を行った。評価結果は、次の表示で示す。 ◎・・・・・20名中16名が良好と回答した。 ○・・・・・20名中12〜15名が良好と回答した。 △・・・・・20名中8〜11名が良好と回答した。 ×・・・・・20名中8名未満が良好と回答した。
ラー20名により調製した試料を実際に使用し、官能試
験を行った。評価結果は、次の表示で示す。 ◎・・・・・20名中16名が良好と回答した。 ○・・・・・20名中12〜15名が良好と回答した。 △・・・・・20名中8〜11名が良好と回答した。 ×・・・・・20名中8名未満が良好と回答した。
【0040】
【表4】
【0041】なお、アテロコラーゲン、メチルエステル
体は、0.1%以上の配合では沈澱を生成して化粧水の
試料を調製できなかった。
体は、0.1%以上の配合では沈澱を生成して化粧水の
試料を調製できなかった。
【0042】実施例15 下記組成の化粧水を、通常の方法により調製し、その性
能を評価したところ、この化粧水は、凝集沈澱または分
離等を生じない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり
感となめらかな使用感を示した。 (組成) ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60EO) 8.0重量% ・エタノール 15.0 ・ベヘニルアルコール 1.0 ・パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ・グリセリン 5.0 ・エステル化コラーゲン(実施例2の表記物質) 0.1 ・精製水 残量 なお、本化粧水に従来の水溶性コラーゲンおよびそのメ
チルまたはエチルエステル化物は沈澱を生じて配合でき
なかった。
能を評価したところ、この化粧水は、凝集沈澱または分
離等を生じない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり
感となめらかな使用感を示した。 (組成) ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60EO) 8.0重量% ・エタノール 15.0 ・ベヘニルアルコール 1.0 ・パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ・グリセリン 5.0 ・エステル化コラーゲン(実施例2の表記物質) 0.1 ・精製水 残量 なお、本化粧水に従来の水溶性コラーゲンおよびそのメ
チルまたはエチルエステル化物は沈澱を生じて配合でき
なかった。
【0043】実施例16 下記組成の乳液を、通常の方法により調製し、その性能
を評価したところ、この乳液は、凝集沈澱または分離等
を生じない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり感と
なめらかな使用感を示した。 (組成) ・モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20EO) 1.0重量% ・テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60EO) 0.5 ・親油型モノステアリン酸グリセリン 1.0 ・ステアリン酸 0.5 ・ベヘニルアルコール 0.5 ・アボカド油 3.0 ・トリオクタン酸グリセリル 5.0 ・1,3−ブチレングリコール 5.0 ・カルボキシビニルポリマー 0.1 ・エデト酸二ナトリウム 0.2 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・防腐剤 0.1 ・精製水 残部 なお、本乳液に従来の水溶性コラーゲンおよびそのメチ
ルまたはエチルエステル化物は沈澱を生じて配合できな
かった。
を評価したところ、この乳液は、凝集沈澱または分離等
を生じない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり感と
なめらかな使用感を示した。 (組成) ・モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20EO) 1.0重量% ・テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60EO) 0.5 ・親油型モノステアリン酸グリセリン 1.0 ・ステアリン酸 0.5 ・ベヘニルアルコール 0.5 ・アボカド油 3.0 ・トリオクタン酸グリセリル 5.0 ・1,3−ブチレングリコール 5.0 ・カルボキシビニルポリマー 0.1 ・エデト酸二ナトリウム 0.2 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・防腐剤 0.1 ・精製水 残部 なお、本乳液に従来の水溶性コラーゲンおよびそのメチ
ルまたはエチルエステル化物は沈澱を生じて配合できな
かった。
【0044】実施例17 下記組成のクリームを、通常の方法により調製し、その
性能を評価したところ、このクリームは、分離等を生じ
ない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり感となめら
かな使用感を示した。 (組成) ・モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40EO) 2.0重量% ・自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 5.0 ・ステアリン酸 5.0 ・ベヘニルアルコール 1.0 ・流動パラフィン 10.0 ・オクタン酸セチル 10.0 ・パラオキシ安息香酸エチル 0.2 ・グリセリン 5.0 ・ヘチマ抽出液 1.0 ・カルボキシビニルポリマー 0.1 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・防腐剤 0.5 ・精製水 残部 なお、本クリームはカルボキシビニルポリマーを使用し
ていることもありに従来の水溶性コラーゲンおよびその
メチルまたはエチルエステル化物は凝集性物質を生じて
配合できなかった。
性能を評価したところ、このクリームは、分離等を生じ
ない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり感となめら
かな使用感を示した。 (組成) ・モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40EO) 2.0重量% ・自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 5.0 ・ステアリン酸 5.0 ・ベヘニルアルコール 1.0 ・流動パラフィン 10.0 ・オクタン酸セチル 10.0 ・パラオキシ安息香酸エチル 0.2 ・グリセリン 5.0 ・ヘチマ抽出液 1.0 ・カルボキシビニルポリマー 0.1 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・防腐剤 0.5 ・精製水 残部 なお、本クリームはカルボキシビニルポリマーを使用し
ていることもありに従来の水溶性コラーゲンおよびその
メチルまたはエチルエステル化物は凝集性物質を生じて
配合できなかった。
【0045】実施例18 下記組成のクリームを、通常の方法により調製し、その
性能を評価したところ、このクリームは、分離等を生じ
ない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり感となめら
かな使用感を示した。 (組成) ・流動パラフィン 10.0重量% ・スクワラン 7.0 ・ホホバ油 3.0 ・固形パラフィン 3.0 ・ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.5 ・ソルビタンセスキオレート 0.8 ・エステル化コラーゲン(実施例2の表記物質) 0.2 ・精製水 残量 なお、本乳液に従来の水溶性コラーゲンは凝集物を生じ
てうまく配合できなかった。
性能を評価したところ、このクリームは、分離等を生じ
ない配合安定性を示し、肌に優れたしっとり感となめら
かな使用感を示した。 (組成) ・流動パラフィン 10.0重量% ・スクワラン 7.0 ・ホホバ油 3.0 ・固形パラフィン 3.0 ・ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.5 ・ソルビタンセスキオレート 0.8 ・エステル化コラーゲン(実施例2の表記物質) 0.2 ・精製水 残量 なお、本乳液に従来の水溶性コラーゲンは凝集物を生じ
てうまく配合できなかった。
【0046】実施例19 下記組成のヘアーシャンプーを、通常の方法により調製
し、その性能を評価したところ、このヘアーシャンプー
は、沈澱、分離等を生じない配合安定性を示し、毛髪に
しっとり感を与え、なめらかな櫛通り性を示した。 (組成) ・ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0重量% ・ラウロイルサルコシンナトリウム(30%) 15.0 ・ラウリン酸ジエタノールアマイド 3.0 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ・エデト酸二ナトリウム 0.1 ・精製水 残量。
し、その性能を評価したところ、このヘアーシャンプー
は、沈澱、分離等を生じない配合安定性を示し、毛髪に
しっとり感を与え、なめらかな櫛通り性を示した。 (組成) ・ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0重量% ・ラウロイルサルコシンナトリウム(30%) 15.0 ・ラウリン酸ジエタノールアマイド 3.0 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ・エデト酸二ナトリウム 0.1 ・精製水 残量。
【0047】実施例20 下記組成のヘアーリンスを、通常の方法により調製し、
その性能を評価したところ、このヘアーリンスは、沈
澱、分離等を生じない配合安定性を示し、毛髪にしっと
り感を与え、なめらかな櫛通り性を示した。またその皮
膜性により毛髪の保護作用をも示した。 (組成) ・セチルアルコール 3.0 ・流動パラフィン 3.0 ・オクタン酸セチル 8.0 ・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ・精製水 残量 なお、従来の水溶性コラーゲンおよびそのメチルまたは
エチルエステル化物は凝集性物質を生じて配合できなか
った。
その性能を評価したところ、このヘアーリンスは、沈
澱、分離等を生じない配合安定性を示し、毛髪にしっと
り感を与え、なめらかな櫛通り性を示した。またその皮
膜性により毛髪の保護作用をも示した。 (組成) ・セチルアルコール 3.0 ・流動パラフィン 3.0 ・オクタン酸セチル 8.0 ・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0 ・エステル化コラーゲン(実施例4の表記物質) 0.2 ・パラオキシ安息香酸メチル 0.1 ・精製水 残量 なお、従来の水溶性コラーゲンおよびそのメチルまたは
エチルエステル化物は凝集性物質を生じて配合できなか
った。
【0048】以上本発明の化粧品の実施例を示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。
本発明はこれに限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】本発明により、コラーゲンが本来有して
いる優れた性質、すなわち保湿効果によって皮膚、毛髪
に潤いを与え、なめらかな使用感を与える効果を損なう
ことなく、pH9以下の広範な領域で可溶であり、各種
化粧品原料との配合安定性の良好なコラーゲン修飾体を
得ることができる。また、本発明のエステル化コラーゲ
ンを配合することにより、形態が安定であり、皮膚、毛
髪に潤いを与え、滑らかな使用感に優れた化粧品を得る
ことができる。
いる優れた性質、すなわち保湿効果によって皮膚、毛髪
に潤いを与え、なめらかな使用感を与える効果を損なう
ことなく、pH9以下の広範な領域で可溶であり、各種
化粧品原料との配合安定性の良好なコラーゲン修飾体を
得ることができる。また、本発明のエステル化コラーゲ
ンを配合することにより、形態が安定であり、皮膚、毛
髪に潤いを与え、滑らかな使用感に優れた化粧品を得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 和男 埼玉県川越市今福2835 川研ファインケミ カル株式会社埼玉事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 コラーゲンを一般式(1) 【化1】 (式中、R1はHまたは炭素数1〜20のアルキル基、
アルケニル基もしくはアルコキシ基、R2はHまたは炭
素数1〜3のアルキル基、Phはアリール基、mは0ま
たは1の整数、nは1ないし200の整数を表す。)で
示されるアルキルオキシアルキレングリコール誘導体か
ら選択される少なくとも1種によりエステル化して得ら
れる エステル化修飾率:20〜90% 等電点:10〜12 比旋光度:−340〜−420 の物性値を有する修飾コラーゲン。 - 【請求項2】 コラーゲンを一般式(1) 【化1】 (式中、R1はHまたは炭素数1〜20のアルキル基、
アルケニル基もしくはアルコキシ基、R2はHまたは炭
素数1〜3のアルキル基、Phはアリール基、mは0ま
たは1の整数、nは1ないし200の整数を表す。)で
示されるアルキルオキシアルキレングリコール誘導体か
ら選択される少なくとも1種によりエステル化して得ら
れる修飾コラーゲンを含有することを特徴とする化粧
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16563094A JPH0827191A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 修飾コラーゲンおよび化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16563094A JPH0827191A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 修飾コラーゲンおよび化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827191A true JPH0827191A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15816020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16563094A Pending JPH0827191A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 修飾コラーゲンおよび化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827191A (ja) |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP16563094A patent/JPH0827191A/ja active Pending
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