JPH08274585A - クロック乗せ換え回路およびそれを有するビデオカメラ装置 - Google Patents

クロック乗せ換え回路およびそれを有するビデオカメラ装置

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JPH08274585A
JPH08274585A JP7073807A JP7380795A JPH08274585A JP H08274585 A JPH08274585 A JP H08274585A JP 7073807 A JP7073807 A JP 7073807A JP 7380795 A JP7380795 A JP 7380795A JP H08274585 A JPH08274585 A JP H08274585A
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JP
Japan
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clock
data
memory means
counter
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JP7073807A
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Ichiro Tanji
一郎 丹治
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロックの位相管理が容易となるようにしたク
ロック乗せ換え回路を提供する。 【構成】クロックCLK1に同期したデータDAaをD
フリップフロップ2においてクロックCLK1でもって
ラッチし、その出力データDAbをメモリ手段10に供
給する。メモリ手段10ではクロックCLK1,CLK
2の周波数比に応じて間引き処理や二度読み処理をし、
クロックCLK2に同期したデータDAdを得る。メモ
リ手段10の書き込み、読み出しの動作はW/R制御部
13で形成されるアドレス信号WAD,RADに基づい
て行われる。メモリ手段10の出力データDAdをDフ
リップフロップ3においてクロックCLK2でもってラ
ッチして出力端子4にクロックCLK2に同期したデー
タDAeを得る。この場合、データDAdの各ビットデ
ータの切り換え点のほぼ中心でラッチでき、データを受
け渡すためのタイミングが厳しくなる部分はなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クロック乗せ換え回
路およびそれを有するビデオカメラ装置に関する。詳し
くは、異なる周波数のクロックで動作する2つのラッチ
手段の間に書き込みと読み出しを互いに独立して行うこ
とができるメモリ手段を介在させることによって、クロ
ックの位相管理が容易となるようにしたクロック乗せ換
え回路およびそれを有するビデオカメラ装置に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、第1のクロックに同期したディジ
タルデータを第2のクロックに同期したディジタルデー
タに変換するクロック乗せ換え回路が提案されている。
図6は、従来のクロック乗せ換え回路の構成例を示して
いる。このクロック乗せ換え回路は、ラッチ手段を構成
するDフリップフロップ2および3を有して構成され
る。
【0003】入力端子1に供給されるクロックCLK1
に同期したディジタルデータDAaはDフリップフロッ
プ2のデータ端子Dに供給される。このDフリップフロ
ップ2のクロック端子にはクロックCLK1が供給され
る。また、Dフリップフロップ2の出力端子Qに得られ
るディジタルデータDAbはDフリップフロップ3のデ
ータ端子Dに供給される。このDフリップフロップ3の
クロック端子にはクロックCLK2が供給される。そし
て、Dフリップフロップ3の出力端子Qに得られるクロ
ックCLK2に同期したディジタルデータDAcは出力
端子4に導出される。
【0004】ここで、クロックCLK1が18MHzで
あり、クロックCLK2が13.5MHzである場合の
動作例を説明する。この場合、図7Aに示すディジタル
データDAaがDフリップフロップ2において図7Bに
示すクロックCLK1でラッチされるため、Dフリップ
フロップ2の出力端子Qには図7Cに示すようにディジ
タルデータDAbが得られる。そして、このディジタル
データDAbがDフリップフロップ3において図7Dに
示すクロックCLK2でラッチされるため、Dフリップ
フロップ3の出力端子Qには図7Eに示すようにディジ
タルデータDAcが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にDフリップフロ
ップでデータ端子Dに供給されるディジタルデータを良
好にラッチする場合、このDフリップフロップのセット
アップタイムおよびホールドタイムを満足させる必要が
ある。ここで、セットアップタイムとは、データ端子D
に供給されるディジタルデータが変化してからクロック
端子にクロックが供給されるまでの最小余裕時間であ
る。ホールドタイムとは、クロック端子にクロックが供
給されてからデータ端子Dに供給されるディジタルデー
タが変化するまでの最小余裕時間である。これらセット
アップタイムおよびホールドタイムは、いずれもフリッ
プフロップが確実に応答し得るために必要な時間であ
る。
【0006】図6の従来のクロック乗せ換え回路では、
Dフリップフロップ2よりDフリップフロップ3に直接
データを受け渡しているため、Dフリップフロップ3の
セットアップタイムやホールドタイムの観点から、デー
タを受け渡すためのタイミングが非常に厳しくなる部分
がでてくる。例えば、クロックCLK1,CLK2がそ
れぞれ図7B,Dに示すような位相関係にある場合、t
1のタイミングがホールドタイムの観点から最も厳し
く、t2のタイミングがセットアップタイムの観点から
最も厳しくなる。よって、従来のクロック乗せ換え回路
では、クロックCLK1,CLK2の位相管理を厳しく
しないと、データの受け渡しが良好に行われなくなる。
【0007】そこで、この発明では、クロックの位相管
理が容易となるようにしたクロック乗せ換え回路および
それを有するビデオカメラ装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクロック
乗せ換え回路は、第1のクロックに同期した第1のディ
ジタルデータを第1のクロックに同期してラッチする第
1のラッチ手段と、この第1のラッチ手段の出力データ
が書き込みデータとして供給されると共に、書き込みと
読み出しを互いに独立して行うことができるメモリ手段
と、このメモリ手段の出力データを第2のクロックに同
期してラッチすることで第2のクロックに同期した第2
のディジタルデータを得る第2のラッチ手段と、第1の
クロックをサイクリックにカウントする第1のカウンタ
と、第2のクロックをサイクリックにカウントする第2
のカウンタと、第1のカウンタの出力値に応じたメモリ
手段のアドレスに第1のラッチ手段の出力データを順次
書き込むと共に、第2のカウンタの出力値に応じたメモ
リ手段のアドレスよりデータを順次読み出すように制御
するメモリ制御手段とを備えるものである。
【0009】この発明に係るビデオカメラ装置は、クロ
ック乗せ換え回路を有するものである。そして、このク
ロック乗せ換え回路は、第1のクロックに同期した第1
のディジタルビデオデータを第1のクロックに同期して
ラッチする第1のラッチ手段と、この第1のラッチ手段
の出力データが書き込みデータとして供給されると共
に、書き込みと読み出しを互いに独立して行うことがで
きるメモリ手段と、このメモリ手段の出力データを第2
のクロックに同期してラッチすることで第2のクロック
に同期した第2のディジタルビデオデータを得る第2の
ラッチ手段と、第1のクロックをサイクリックにカウン
トする第1のカウンタと、第2のクロックをサイクリッ
クにカウントする第2のカウンタと、第1のカウンタの
出力値に応じたメモリ手段のアドレスに第1のラッチ手
段の出力データを順次書き込むと共に、第2のカウンタ
の出力値に応じたメモリ手段のアドレスよりデータを順
次読み出すように制御するメモリ制御手段とを備えるも
のである。
【0010】
【作用】第1のラッチ手段は第1のクロックに同期した
第1のディジタルデータを第1のクロックに同期してラ
ッチする。メモリ手段は第1のラッチ手段の出力データ
を第1のクロックに同期して順次書き込むと共に、第2
のクロックに同期してデータの読み出しをする。そし
て、第2のラッチ手段はメモリ手段の出力データを第2
のクロックに同期してラッチする。これにより、第2の
ラッチ手段より第2のクロックに同期した第2のディジ
タルデータを得ることができる。
【0011】第1のカウンタは第1のクロックをサイク
リックにカウントし、第2のカウンタは第2のクロック
をサイクリックにカウントする。そして、メモリ制御手
段は、第1のカウンタの出力値に応じたメモリ手段のア
ドレスに第1のラッチ手段の出力データを順次書き込む
と共に、第2のカウンタの出力値に応じたメモリ手段の
アドレスよりデータを順次読み出すように制御する。こ
れにより、メモリ手段では、第1のクロックおよび第2
のクロックの周波数比に応じて、データの間引き処理ま
たは二度読み処理が行われる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0013】図1は、ビデオカメラ装置100の要部構
成を示している。撮像信号処理部(図示せず)より出力
されるクロックCLK1に同期したディジタルビデオデ
ータDAfは帯域制限用のローパスフィルタ6に供給さ
れる。ローパスフィルタ6より出力される帯域制限され
たディジタルビデオデータDAaはクロック乗せ換え回
路7に供給され、このビデオデータDAaからクロック
CLK2に同期したディジタルビデオデータDAeを得
るためのクロック乗せ換え処理が行われる。そして、ク
ロック乗せ換え回路7より出力されるビデオデータDA
eは出力端子8に導出される。
【0014】上述したローパスフィルタ6およびクロッ
ク乗せ換え回路7の動作は、システム制御部9でもって
制御される。システム制御部9には、クロックCLK1
およびCLK2の他に、これらクロックCLK1および
クロックCL2の周波数情報INFが供給される。ロー
パスフィルタ6では、後段のクロック乗せ換え回路7で
クロック乗せ換え処理をした際に折り返し歪が発生しな
い程度にビデオデータDAfの帯域が制限されるよう
に、周波数情報INFに基づいてカットオフ周波数が適
宜変更される。
【0015】図2は、クロック乗せ換え回路7の構成例
を示している。この図2において、図6と対応する部分
には同一符号を付して示している。本例のクロック乗せ
換え回路7は、ラッチ手段を構成するDフリップフロッ
プ2および3を有すると共に、これらDフリップフロッ
プ2および3の間にメモリ手段10が介在される。
【0016】Dフリップフロップ2のデータ端子Dには
入力端子1よりクロックCLK1に同期したディジタル
ビデオデータDAaが供給され、そのクロック端子には
システム制御部9よりクロックCLK1がラッチクロッ
クとして供給される。この場合、ビデオデータDAaの
各ビットデータの切り換え点のほぼ中心でラッチされる
ように設定される。
【0017】また、Dフリップフロップ3のデータ端子
Dにはメモリ手段10の出力データDAdが供給され、
そのクロック端子にはシステム制御部9よりクロックC
LK2がラッチクロックとして供給される。この場合、
メモリ手段10の出力データDAdは後述するようにク
ロックCLK2に同期したものとなるため、Dフリップ
フロップ3ではビデオデータDAdの各ビットデータの
切り換え点のほぼ中心でラッチされるように設定され
る。Dフリップフロップ3の出力データはディジタルビ
デオデータDAeとして出力端子4に導出される。
【0018】メモリ手段10は、書き込みと読み出しと
を互いに独立して行うことができるものであって、例え
ばデュアルポートメモリで構成される。このメモリ手段
10では、クロックCLK1およびCLK2の周波数比
に応じて、データの間引き処理または二度読み処理が行
われる。
【0019】ここで、クロックCLK1およびCLK2
の周波数比が4:3であるとき、メモリ手段10は、等
価的に、4個の単位メモリ部101a〜101dと、単
位メモリ部101a〜101dのいずれに書き込むかを
選択するスイッチ回路102と、単位メモリ部101a
〜101dのいずれより読み出すかを選択するためのス
イッチ回路103とから構成される。この場合、Dフリ
ップフロップ2の出力データDAbはスイッチ回路10
2を介して単位メモリ部101a〜101dに供給され
て書き込まれると共に、単位メモリ部101a〜101
dより読み出されるデータはスイッチ回路103を介し
てメモリ手段10の出力データDAdとされる。
【0020】また、本例のクロック乗せ換え回路7は、
書き込みアドレス(Wアドレス)用のカウンタ11と、
読み出しアドレス(Rアドレス)用のカウンタ12と、
メモリ手段10の書き込み、読み出しを制御するための
書き込み/読み出し制御部(W/R制御部)13とを有
する。カウンタ11にはシステム制御部9よりクロック
CLK1が供給されてカウントされる。また、カウンタ
12にはシステム制御部9よりクロックCLK2が供給
されてカウントされる。
【0021】ここで、クロックCLK1およびCLK2
の周波数比がm:n(m,nは正の整数)であるとき、
例えばカウンタ11はm進カウンタで構成され、一方カ
ウンタ12はn進カウンタで構成される。上述したよう
にクロックCLK1およびCLK2の周波数比が4:3
であるとき、カウンタ11はカウント出力が「0」〜
「3」の繰り返しとなる4進カウンタで構成でき、カウ
ンタ12はカウント出力が「0」〜「2」の繰り返しと
なる3進カウンタで構成できる。
【0022】カウンタ11,12にはシステム制御部9
より例えばパワーオン時にリセット信号RSが供給され
て初期化される。これにより、メモリ手段10で書き込
み/読み出しの動作が行われている間、カウンタ11の
カウント出力に基づいて選択されるメモリ手段10の書
き込みアドレスとカウンタ12のカウント出力に基づい
て選択されるメモリ手段10の読み出しアドレスが充分
に離れるようにされる。例えば、上述したようにクロッ
クCLK1およびCLK2の周波数比が4:3であっ
て、カウンタ11が4進カウンタで構成され、カウンタ
12が3進カウンタで構成されるとき、カウンタ11,
12のカウント出力は、それぞれリセット信号RSで
「0」、「2」に初期化される。
【0023】W/R制御部13にはカウンタ11,12
のカウント出力が供給される。このW/R制御部13で
はカウンタ11のカウント出力に基づいて書き込みアド
レス信号WADが形成されると共に、カウンタ12のカ
ウント出力に基づいて読み出しアドレス信号RADが形
成される。このW/R制御部13で形成されるアドレス
信号WAD,RADは上述したメモリ手段10に供給さ
れる。
【0024】この場合、クロックCLK1およびCLK
2の周波数比がm:nであるとき、メモリ手段10でデ
ータの間引き処理または二度読み処理が行われるよう
に、W/R制御部13ではアドレス信号WAD,RAD
が形成される。
【0025】ここで、m>nであるときは、メモリ手段
10の第1〜第mのアドレスにDフリップフロップ2の
出力データDAbが順次繰り返し書き込まれると共に、
このメモリ手段10の第1〜第mのアドレスのうちn個
のアドレスよりデータが順次繰り返し読み出されて間引
き処理された出力データDAdが得られるようにアドレ
ス信号WAD,RADが形成される。なおこの場合、n
個のアドレス以外のアドレスからはデータの読み出しが
行われないため、そのアドレスへの書き込みを行わずに
データの間引き処理が実行されるようにしてもよい。
【0026】例えば、クロックCLK1およびCLK2
の周波数比が4:3であるとき、メモリ手段10の第1
〜第4のアドレス、すなわち単位メモリ部101a〜1
01dにDフリップフロップ2の出力データDAbが順
次繰り返し書き込まれると共に、このメモリ手段10の
第1、第2、第4のアドレスよりデータが順次繰り返し
読み出されて出力データDAdが得られるようにアドレ
ス信号WAD,RADが形成される。なおこの場合、第
3のアドレスからはデータの読み出しが行われないた
め、そのアドレスへの書き込みを行わずにデータの間引
き処理が実行されるようにしてもよい。
【0027】上述せずも、W/R制御部13では、カウ
ンタ11のカウント出力が「0」、「1」、「2」およ
び「3」であるときそれぞれ第1のアドレス(単位メモ
リ部101a)、第2のアドレス(単位メモリ部101
b)、第3のアドレス(単位メモリ部101c)および
第4のアドレス(単位メモリ部101d)が選択される
ように書き込みアドレス信号WADが形成されると共
に、カウンタ12のカウント出力が「0」、「1」およ
び「2」であるときそれぞれ第1のアドレス(単位メモ
リ部101a)、第2のアドレス(単位メモリ部101
b)および第4のアドレス(単位メモリ部101d)が
選択されるように読み出しアドレス信号RADが形成さ
れる。
【0028】また、m<nであるときは、メモリ手段1
0の第1〜第mのアドレスにDフリップフロップ2の出
力データDAbが順次繰り返し書き込まれると共に、こ
のメモリ手段10の第1〜第mのアドレスより二度読み
処理でもってn個のデータが順次繰り返し読み出されて
二度読み処理された出力データDAdが得られるように
アドレス信号WAD,RADが形成される。
【0029】以上の構成において、入力端子1にクロッ
クCLK1に同期したディジタルビデオデータDAaが
供給されるとき、このビデオデータDAaはDフリップ
フロップ2でクロックCLK1に同期してラッチされ
る。そして、Dフリップフロップ2の出力データDAb
はメモリ手段10に供給されて、W/R制御部13でカ
ウンタ11のカウント出力に応じて形成される書き込み
アドレス信号WADに基づいて書き込みが制御される。
この場合、クロックCLK1およびCLK2の周波数比
がm:nであるとき、メモリ手段10の第1〜第mのア
ドレスにDフリップフロップ2の出力データDAbが順
次繰り返し書き込まれる。
【0030】また、W/R制御部13でカウンタ12の
カウント出力に応じて形成される読み出しアドレス信号
RADに基づいてメモリ手段10の読み出しが制御され
る。この場合、クロックCLK1およびCLK2の周波
数比がm:nである場合、m>nであるときはメモリ手
段10の第1〜第mのアドレスのうちn個のアドレスよ
りデータが順次繰り返し読み出されて間引き処理された
出力データDAdが得られると共に、m<nであるとき
はメモリ手段10の第1〜第mのアドレスより二度読み
処理でもってn個のデータが順次繰り返し読み出されて
二度読み処理された出力データDAdが得られる。ここ
で、カウンタ12ではクロックCLK2がカウントされ
ると共に、W/R制御部13ではカウンタ12のカウン
ト出力に応じて読み出しアドレス信号RADが形成され
るため、メモリ手段10の出力データDAdはクロック
CLK2に同期したものとなる。
【0031】メモリ手段10の出力データDAdはDフ
リップフロップ3でクロックCLK2に同期してラッチ
される。この場合、上述したように出力データDAdが
クロックCLK2に同期したものであって、Dフリップ
フロップ3では出力データDAdの各ビットデータの切
り換え点のほぼ中心でラッチされる。このDフリップフ
ロップ3の出力データはクロックCLK2に同期したも
のとなり、これがディジタルビデオデータDAeとして
出力端子4に得られる。このように、図2のクロック乗
せ換え回路7では、入力端子1にクロックCLK1に同
期したディジタルデータDAaが供給されるとき、出力
端子4にはクロックCLK2に同期したディジタルビデ
オデータDAeが得られる。
【0032】ここで、クロックCLK1およびクロック
CLK2の周波数比が4:3である場合、例えばクロッ
クCLK1が18MHz、クロックCLK2が13.5
MHzである場合の動作例を簡単に説明する。この場
合、図3Aに示すディジタルビデオデータDAaがDフ
リップフロップ2において図3Bに示すクロックCLK
1でラッチされるため、Dフリップフロップ2の出力デ
ータDAbは図3Cに示すように得られる。そして、こ
の出力データDAbが、図3Dに示すカウンタ11のカ
ウント出力に応じて形成された書き込みアドレス信号W
ADに基づき、メモリ手段10の第1〜第4のアドレ
ス、従って単位メモリ部101a〜101dに図3Eに
示すように順次繰り返し書き込まれる。
【0033】また、図3Fに示すクロックCLK2がカ
ウントされた図3Gに示すカウンタ12のカウント出力
に応じて形成された読み出しアドレス信号RADに基づ
き、メモリ手段10の第1、第2および第4のアドレ
ス、従って単位メモリ部101a、101bおよび10
1dからは図3Hに示すようにデータが順次読み出され
て出力データDAdとなる。そして、メモリ手段10の
出力データDAdがDフリップフロップ3に供給され、
このDフリップフロップ3では出力データDAdの各ビ
ットデータの切り換え点のほぼ中心でラッチされるた
め、出力端子4には図3Iに示すようにクロックCLK
2に同期したディジタルビデオデータDAeが得られ
る。
【0034】このように本例のクロック乗せ換え回路7
では、Dフリップフロップ2および3の間にメモリ手段
10が介在され、このメモリ手段10の出力データDA
dがクロックCLK2に同期したものとなると共に、D
フリップフロップ3では出力データDAdの各ビットデ
ータの切り換え点のほぼ中心でラッチされる。そのた
め、Dフリップフロップ3のセットアップタイムおよび
ホールドタイムに関係してデータを受け渡すためのタイ
ミングが厳しくなる部分はなくなり、従来例に比してク
ロックCLK1,CLK2の位相管理を緩やかにするこ
とができる。
【0035】また、本例のクロック乗せ換え回路7で
は、例えばパワーオン時にカウンタ11,12にリセッ
ト信号RSが供給されて初期化され、メモリ手段10で
書き込み/読み出しの動作が行われている間、メモリ手
段10の書き込みアドレスと読み出しアドレスが充分に
離れるようにされるため、メモリ手段10で読み出しが
書き込みを追い越す等の誤動作を確実に回避できる。
【0036】なお、図2の例には、クロックCLK1お
よびCLK2の周波数比が4:3である場合のメモリ手
段10の等価回路を示しているが、クロックCLK1お
よびCLK2の周波数比が5:3であるとき、メモリ手
段10は、等価的に、図4に示すように5個の単位メモ
リ部104a〜104eと、単位メモリ部104a〜1
04eのいずれに書き込むかを選択するスイッチ回路1
05と、単位メモリ部104a〜104eのいずれより
読み出すかを選択するためのスイッチ回路106とから
構成される。この場合、Dフリップフロップ2の出力デ
ータDAbはスイッチ回路105を介して単位メモリ部
104a〜104eに供給されて書き込まれると共に、
単位メモリ部104a〜104eより読み出されるデー
タはスイッチ回路106を介してメモリ手段10の出力
データDAdとされる。
【0037】また、上述したようにクロックCLK1お
よびCLK2の周波数比が5:3であるとき、カウンタ
11はカウント出力が「0」〜「4」の繰り返しとなる
5進カウンタで構成でき、カウンタ12はカウント出力
が「0」〜「2」の繰り返しとなる3進カウンタで構成
できる。この場合、カウンタ11,12のカウント出力
は、それぞれリセット信号RSで例えば「0」、「2」
に初期化される。
【0038】また、上述したようにクロックCLK1お
よびCLK2の周波数比が5:3であるとき、W/R制
御部13では、メモリ手段10の第1〜第5のアドレ
ス、すなわち単位メモリ部104a〜104eにDフリ
ップフロップ2の出力データDAbが順次繰り返し書き
込まれると共に、このメモリ手段10の第1、第2、第
4のアドレスよりデータが順次繰り返し読み出されて出
力データDAdが得られるようにアドレス信号WAD,
RADが形成される。なおこの場合、第3および第5の
アドレスからはデータの読み出しが行われないため、そ
のアドレスへの書き込みを行わずにデータの間引き処理
が実行されるようにしてもよい。
【0039】上述せずも、W/R制御部13では、カウ
ンタ11のカウント出力が「0」、「1」、「2」、
「3」および「4」であるときそれぞれ第1のアドレス
(単位メモリ部104a)、第2のアドレス(単位メモ
リ部104b)、第3のアドレス(単位メモリ部104
c)、第4のアドレス(単位メモリ部104d)および
第5のアドレス(単位メモリ部104e)が選択される
ように書き込みアドレス信号WADが形成されると共
に、カウンタ12のカウント出力が「0」、「1」およ
び「2」であるときそれぞれ第1のアドレス(単位メモ
リ部104a)、第2のアドレス(単位メモリ部104
b)および第4のアドレス(単位メモリ部104d)が
選択されるように読み出しアドレス信号RADが形成さ
れる。
【0040】ここで、クロックCLK1およびクロック
CLK2の周波数比が5:3である場合、例えばクロッ
クCLK1が22.5MHz、クロックCLK2が1
3.5MHzである場合の動作例を簡単に説明する。こ
の場合、図5Aに示すディジタルビデオデータDAaが
Dフリップフロップ2において図5Bに示すクロックC
LK1でラッチされるため、Dフリップフロップ2の出
力データDAbは図5Cに示すように得られる。そし
て、この出力データDAbが、図5Dに示すカウンタ1
1のカウント出力に応じて形成された書き込みアドレス
信号WADに基づき、メモリ手段10の第1〜第5のア
ドレス、従って単位メモリ部104a〜104eに図5
Eに示すように順次繰り返し書き込まれる。
【0041】また、図5Fに示すクロックCLK2がカ
ウントされた図5Gに示すカウンタ12の出力に応じて
形成された読み出しアドレス信号RADに基づき、メモ
リ手段10の第1、第2および第4のアドレス、従って
単位メモリ部104a、104bおよび104dからは
図5Hに示すようにデータが順次読み出されて出力デー
タDAdとなる。そして、メモリ手段10の出力データ
DAdがDフリップフロップ3に供給され、このDフリ
ップフロップ3では出力データDAdの各ビットデータ
の切り換え点のほぼ中心でラッチされるため、出力端子
4には図5Iに示すようにクロックCLK2に同期した
ディジタルビデオデータDAeが得られる。
【0042】なお、上述実施例においては、ディジタル
ビデオデータのクロック乗せ換え処理を行うものを説明
したが、同様の構成でもってオーディオデータのクロッ
ク乗せ換え処理を行うことができることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、異なる周波数のクロ
ックで動作する2つのラッチ手段の間に書き込みと読み
出しを互いに独立して行うことができるメモリ手段を介
在させるため、第2のラッチ手段ではメモリ手段の出力
データの各ビットデータの切り換え点のほぼ中心でラッ
チでき、データを受け渡すためのタイミングが厳しくな
る部分がなくなり、第1および第2のクロックの位相管
理を緩やかにできる。また、メモリ手段の書き込みアド
レスと読み出しアドレスとが離れるように第1および第
2のカウンタを初期化することで、メモリ手段で読み出
しが書き込みを追い越す等の誤動作を確実に回避でき
る。また、クロック乗せ換え回路の前段に折り返し歪の
発生を抑えるためのローパスフィルタを設けたビデオカ
メラ装置で、このローパスフィルタのカットオフ周波数
を第1および第2のクロックの周波数に基づいて変更制
御することで、過渡の帯域制限をすることなく、折り返
し歪の発生を良好に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のビデオカメラ装置の要部構成を示す系
統図である。
【図2】実施例のクロック乗せ換え回路の構成を示す系
統図である。
【図3】クロックCLK1,CLK2の周波数比が4:
3である場合のクロック乗せ換え回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図4】実施例のクロック乗せ換え回路の構成を示す系
統図である。
【図5】クロックCLK1,CLK2の周波数比が5:
3である場合のクロック乗せ換え回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図6】従来のクロック乗せ換え回路の構成例を示す系
統図である。
【図7】従来のクロック乗せ換え回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 入力端子 2,3 Dフリップフロップ 4,8 出力端子 6 ローパスフィルタ 7 クロック乗せ換え回路 9 システム制御部 10 メモリ手段 11 書き込みアドレス用のカウンタ 12 読み出しアドレス用のカウンタ 13 書き込み/読み出し制御部 100 ビデオカメラ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 7/00 H04N 5/04 Z H04N 5/04 5/232 Z 5/232 G06F 1/04 340A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロックに同期した第1のディジ
    タルデータを第2のクロックに同期した第2のディジタ
    ルデータに変換するクロック乗せ換え回路において、 上記第1のディジタルデータを上記第1のクロックに同
    期してラッチする第1のラッチ手段と、 上記第1のラッチ手段の出力データが書き込みデータと
    して供給されると共に、書き込みと読み出しを互いに独
    立して行うことができるメモリ手段と、 上記メモリ手段の出力データを上記第2のクロックに同
    期してラッチすることで上記第2のディジタルデータを
    得る第2のラッチ手段と、 上記第1のクロックをサイクリックにカウントする第1
    のカウンタと、 上記第2のクロックをサイクリックにカウントする第2
    のカウンタと、 上記第1のカウンタの出力値に応じた上記メモリ手段の
    アドレスに上記第1のラッチ手段の出力データを順次書
    き込むと共に、上記第2のカウンタの出力値に応じた上
    記メモリ手段のアドレスよりデータを順次読み出すよう
    に制御するメモリ制御手段とを備えることを特徴とする
    クロック乗せ換え回路。
  2. 【請求項2】 上記メモリ手段の書き込みアドレスと読
    み出しアドレスとが離れるように上記第1のカウンタお
    よび第2のカウンタを初期化する手段を有することを特
    徴とする請求項1に記載のクロック乗せ換え回路。
  3. 【請求項3】 上記第2のクロックの周波数は上記第1
    のクロックの周波数よりも低く、上記メモリ手段に対す
    る書き込みおよび読み出しの動作でデータ間引き処理が
    行われることを特徴とする請求項1に記載のクロック乗
    せ換え回路。
  4. 【請求項4】 第1のクロックに同期した第1のディジ
    タルデータを第2のクロックに同期した第2のディジタ
    ルデータに変換するクロック乗せ換え回路を有するビデ
    オカメラ装置において、 上記クロック乗せ換え回路は、上記第1のディジタルデ
    ータを上記第1のクロックに同期してラッチする第1の
    ラッチ手段と、上記第1のラッチ手段の出力データが書
    き込みデータとして供給されると共に、書き込みと読み
    出しを互いに独立して行うことができるメモリ手段と、
    上記メモリ手段の出力データを上記第2のクロックに同
    期してラッチすることで上記第2のディジタルデータを
    得る第2のラッチ手段と、上記第1のクロックをサイク
    リックにカウントする第1のカウンタと、上記第2のク
    ロックをサイクリックにカウントする第2のカウンタ
    と、上記第1のカウンタの出力値に応じた上記メモリ手
    段のアドレスに上記第1のラッチ手段の出力データを順
    次書き込むと共に、上記第2のカウンタの出力値に応じ
    た上記メモリ手段のアドレスよりデータを順次読み出す
    ように制御するメモリ制御手段とを備えることを特徴と
    するビデオカメラ装置。
  5. 【請求項5】 上記クロック乗せ換え回路の前段に折り
    返し歪の発生を抑制するためのローパスフィルタを設
    け、このローパスフィルタのカットオフ周波数は上記第
    1および第2のクロックの周波数に基づいて変更制御さ
    れることを特徴とする請求項4に記載のビデオカメラ装
    置。
JP7073807A 1995-03-30 1995-03-30 クロック乗せ換え回路およびそれを有するビデオカメラ装置 Pending JPH08274585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013076796A1 (ja) * 2011-11-21 2013-05-30 富士通株式会社 周波数乗り換え回路、データ通信システム、及び周波数乗り換え方法

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