JPH08294134A - 消磁回路 - Google Patents

消磁回路

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JPH08294134A
JPH08294134A JP7095117A JP9511795A JPH08294134A JP H08294134 A JPH08294134 A JP H08294134A JP 7095117 A JP7095117 A JP 7095117A JP 9511795 A JP9511795 A JP 9511795A JP H08294134 A JPH08294134 A JP H08294134A
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degaussing
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coil
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豊 池田
Yuichi Takaoka
祐一 高岡
Kiyobumi Torii
清文 鳥井
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/29Picture reproducers using cathode ray tubes using demagnetisation or compensation of external magnetic fields

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Abstract

(57)【要約】 【目的】低周波電磁界の発生を抑制することが可能な回
路構成とされた消磁回路を提供する。 【構成】本発明に係る消磁回路は、交流電源2に直列接
続される正特性サーミスタ3及び消磁コイル4を備えて
おり、この消磁コイル4と交流電源2との間が遮断可
能、すなわち、消磁コイル4の両端側が交流電源2に対
して非導通の遮断状態となるように構成されていること
を特徴とする。なお、この際における消磁コイル4の少
なくとも一端側は、コンデンサ12を介したうえで基準
電位とされていることが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消磁回路に係り、詳しく
は、その回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カラーテレビジョン受像機な
どを構成するシャドウ・マスク方式のブラウン管に組み
込んで使用される消磁回路のうちには、実公昭52−2
8112号や実公昭52−28113号で開示されたも
のがあり、これらの消磁回路は図7で簡略化して示すよ
うな回路構成を有している。すなわち、従来例としての
消磁回路は、電源スイッチ1を介して交流電源2に直列
接続される正特性サーミスタ(以下、PTCという)3
及び消磁コイル4を備え、かつ、PTC3の発熱に伴っ
て開閉動作するバイメタルなどのような熱応動型の切換
スイッチ5が消磁コイル4と並列接続されたものであ
る。なお、回路構成の変形例としては、図8で示すよう
に、熱応動型の切換スイッチ5をPTC3及び消磁コイ
ル4間に直列接続したうえ、消磁コイル4と並列接続さ
れた分流抵抗6を設けたものもある。
【0003】そこで、図7で示した従来例の回路構成に
おいて電源スイッチ1が閉じられると、交流電源2から
の電流はPTC3及び消磁コイル4を通じて流れること
になり、消磁コイル4によってブラウン管のシャドウ・
マスク板に対する消磁動作が行われるとともに、PTC
3の発熱が生じることになる。そして、時間経過に伴っ
てPTC3の有する抵抗値が急激に増大してくると、消
磁コイル4を流れる電流は減少することになり、PTC
3の抵抗温度特性に基づく消磁コイル4の電流制御作用
が実行される。また、PTC3の発熱は開動作していた
切換スイッチ5へと伝わることになり、PTC3でもっ
て加熱された切換スイッチ5が閉動作する結果、交流電
源2からの電流は切換スイッチ5を通じて流れることに
なり、消磁コイル4に対する電流の流れは遮断される。
【0004】一方、図8で示した変形例においては、P
TC3及び消磁コイル4間に直列接続されて閉動作して
いた切換スイッチ5がPTC3の発熱に伴って開動作
し、交流電源2からの電流が分流抵抗6を通じて流れる
結果、従来例の場合と同様、交流電源2から消磁コイル
4へと流れる電流は遮断されることになる。そして、こ
れら従来例及び変形例の回路構成を有する消磁回路によ
れば、消磁完了後における消磁残留電流を自動的に遮断
することができ、消磁残留電流の影響によるブラウン管
の画面揺れを無くすことが可能であるとともに、交流電
源2から雑音信号(ノイズ)が侵入して発生する画面乱
れを防止することができるという利点が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、ブラウン管で発生する低周波電磁界の抑制を図る
ことがVDT障害などとの関連で強く要望されるように
なってきており、消磁回路を構成する消磁コイル4が低
周波電磁界発生源の一つであるとされている。しかしな
がら、前記従来例構成とされた消磁回路では、切換スイ
ッチ5の動作後においても交流電源2及び消磁コイル5
の一端同士が互いに接続されているため、低周波電磁界
の発生を抑制することは大変に難しいのが実情であっ
た。
【0006】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、低周波電磁界の発生を抑制するこ
とが可能な消磁回路の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る消磁回路
は、交流電源に直列接続されるPTC及び消磁コイルを
備えており、上記の目的を達成するため、消磁コイルと
交流電源との間が遮断可能、すなわち、消磁コイルの両
端側が交流電源に対して非導通の遮断状態となるように
構成されていることを特徴とする。そして、本発明にお
ける第1の具体例は、消磁コイルの両端側にPTCの発
熱に伴って動作する切換スイッチをそれぞれ設け、か
つ、交流電源の両端側間は少なくとも一方の切換スイッ
チを介したうえで導通可能に接続されているものであ
る。
【0008】また、第2の具体例は、交流電源または消
磁コイルの両端側間に発熱抵抗体を並列接続し、かつ、
消磁コイルの両端側には発熱抵抗体の発熱に伴って動作
する切換スイッチをそれぞれ設けたものである。さら
に、本発明における第3の具体例は、交流電源の両端側
に半導体スイッチング素子をそれぞれ設けており、交流
電源の両端側間は半導体スイッチング素子のゲート及び
これらゲート間に介装された他のPTCを介したうえで
導通可能に接続されたものである。
【0009】さらにまた、本発明における第4の具体例
は、消磁コイルの両端側に半導体スイッチング素子をそ
れぞれ設けており、交流電源の両端側間は半導体スイッ
チング素子のゲート及びこれらゲート間に介装された抵
抗を介したうえで導通可能に接続されたものである。な
お、本発明に係る消磁回路を構成する消磁コイルの少な
くとも一端側は、コンデンサを介したうえで基準電位と
されていることが望ましい。
【0010】
【作用】上記構成によれば、消磁動作後における消磁コ
イルの両端側が交流電源から遮断されてしまうことによ
って消磁コイルが交流電源に対して完全に孤立した状態
となるから、この消磁コイルにおいて交流電源に起因す
る低周波電磁界が発生することは起こり得ないこととな
る。また、消磁コイルの一端側がコンデンサを介して基
準電位とされている際には、地磁気や他の電子部品で生
じた磁気などの影響に基づく電流が消磁コイルに発生し
たとしても、発生した電流は速やかに消滅することにな
り、低周波電磁界の発生を招くことが起こらない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】第1実施例 図1は本発明の第1実施例に係る消磁回路を示す回路構
成図であり、図2は第1実施例の変形例に係る消磁回路
を示す回路構成図である。なお、図1及び図2におい
て、従来例を示す図7及び図8と互いに同一となる部
品、部分については同一符号を付し、ここでの詳しい説
明は省略する。
【0013】この実施例に係る消磁回路は、図1で示す
ように、電源スイッチ1を介して交流電源2に直列接続
されるPTC3及び消磁コイル4を備え、かつ、消磁コ
イル4の両端側にはPTC3の発熱に伴って2接点間の
切り換え動作を行う熱応動型の切換スイッチ10,11
がそれぞれ設けられたものであり、動作後の切換スイッ
チ10,11同士を介しては交流電源2及びPTC3か
らなる閉回路ループが構成されるようになっている。す
なわち、この消磁回路における消磁コイル4は切換スイ
ッチ10,11を用いることによって交流電源2から遮
断可能とされており、この消磁コイル4の一端側はコン
デンサ12を介したうえでシャーシアースされることに
よって基準電位となっている。なお、消磁コイル4の両
端側が基準電位とされていてもよいことは勿論である。
また、この際、消磁コイル4と並列接続されたうえで切
換スイッチ10,11同士間を導通させる配線の中途位
置には、抵抗(図示していない)を設けておいてもよ
い。
【0014】そこで、この実施例の回路構成において、
電源スイッチ1が閉じられると、交流電源2からの電流
はPTC3及び消磁コイル4、切り換え動作前の切換ス
イッチ10、11を通じて流れることになり、消磁コイ
ル4によってブラウン管のシャドウ・マスク板に対する
消磁動作が行われるとともに、PTC3の発熱が生じる
ことになる。そして、時間経過に伴ってPTC3の有す
る抵抗値が急激に増大すると、消磁コイル4を流れる電
流は減少することになり、PTC3の抵抗温度特性に基
づく消磁コイル4の電流制御作用が実行される。また、
この際におけるPTC3の発熱は熱応動型の切換スイッ
チ10,11へと伝わることになり、PTC3でもって
加熱された切換スイッチ10,11が切り換え動作を行
うことによって上記閉回路ループが構成される結果、交
流電源2からの電流は切換スイッチ10,11を通じて
流れることになり、消磁コイル4に対する電流の流れは
遮断される。
【0015】すなわち、この第1実施例における消磁コ
イル4は切り換え動作後の切換スイッチ10,11を介
したうえで交流電源2から完全に孤立した状態となり、
交流電源2から孤立した状態下にある消磁コイル4でも
って交流電源に起因する低周波電磁界が発生することは
起こり得ないことになる。また、本実施例では、コンデ
ンサ12を介したうえで消磁コイル4の一端側をシャー
シアースしているため、地磁気や他の電子部品で生じた
磁気などの影響に基づく電流が消磁コイル4に発生した
としても、この消磁コイル4で発生した電流は速やかに
消滅することになり、低周波電磁界が発生することはな
くなる。
【0016】ところで、この実施例においては、切換ス
イッチ10,11の両方がともに熱応動型であるとして
いるが、これに限定されることはなく、例えば、いずれ
か一方の切換スイッチ10(11)のみを熱応動型と
し、かつ、他方の切換スイッチ11(10)を熱応動型
に連動した切り換え動作を行う熱応動型以外の構成とし
ておいても、あるいは、PTC3の発熱に伴って動作す
る別の熱応動体(図示していない)を設けておいたう
え、切換スイッチ10,11が熱応動体と連動した動作
を行うものとしておいてもよい。
【0017】さらにまた、本実施例では、消磁コイル4
の両端側に熱応動型の切換スイッチ10,11をそれぞ
れ設けているが、図2の変形例で示すように、消磁コイ
ル4の一端側には開閉動作のみを行う熱応動型の切換ス
イッチ14を設け、かつ、その他端側には2接点間の切
り換え動作を行う熱応動型の切換スイッチ11を設けて
おいたうえ、交流電源2及びPTC3と、切り換え動作
後の切換スイッチ11とによって閉回路ループを構成す
ることも可能である。そして、このような回路構成を採
用した際には、2接点間切り換え式の切換スイッチ10
を開閉式の切換スイッチ14としたことによって接点数
を減らしながら消磁動作を行えるという利点が得られる
ことになり、交流電源2の両端側間は切換スイッチ11
を介したうえで導通していることになる。
【0018】第2実施例 図3は本発明の第2実施例に係る消磁回路を示す回路構
成図であり、図4は第2実施例の変形例に係る消磁回路
を示す回路構成図である。なお、図3及び図4におい
て、第1実施例を示す図1及び図2と互いに同一となる
部品、部分については同一符号を付し、詳しい説明は省
略する。
【0019】この実施例に係る消磁回路は、図3で示す
ように、電源スイッチ1を介して交流電源2に直列接続
されるPTC3及び消磁コイル4を備えるとともに、電
源スイッチ1を介したうえで交流電源2の両端側間に並
列接続された発熱抵抗体15を具備しており、消磁コイ
ル4の両端側には熱応動型の切換スイッチ16,17が
それぞれ設けられている。そして、これら切換スイッチ
16,17の各々は発熱抵抗体15の発熱に伴って開閉
動作を行う熱応動型とされており、切換スイッチ16,
17のそれぞれが開動作した後においては、交流電源2
及び発熱抵抗体15からなる閉回路ループが構成される
ようになっている。すなわち、この消磁回路における消
磁コイル4は、切換スイッチ16,17を用いたうえで
交流電源2から遮断可能とされているのである。なお、
消磁コイル4の一端側が、コンデンサ12を介したうえ
でシャーシアースされていることは第1実施例と同じで
ある。
【0020】この第2実施例において、電源スイッチ1
が閉じられると、交流電源2からの電流はPTC3及び
消磁コイル4、閉動作している切換スイッチ16,17
を通じて流れるとともに、発熱抵抗体15を通じて流れ
ることになり、消磁コイル4による消磁動作が行われる
のと同時に、PTC3の発熱が生じることになる。そし
て、時間経過に伴ってPTC3の有する抵抗値が急激に
増大すると、消磁コイル4を流れる電流は減少すること
になり、PTC3の抵抗温度特性に基づく消磁コイル4
の電流制御作用が実行される。
【0021】また、この場合、交流電源2と並列接続さ
れた発熱抵抗体15も交流電源2から電流が流れるのに
伴って発熱することになり、発熱抵抗体15の発熱は熱
応動型の切換スイッチ16,17へと伝わる。そのた
め、閉動作によって交流電源2と消磁コイル4とを互い
に直列接続していた切換スイッチ16,17は、発熱抵
抗体15で加熱されることによって開動作することにな
る。そして、これら切換スイッチ16,17の開動作に
伴って消磁コイル4へと流れる電流は遮断されることに
なり、交流電源2からの電流は発熱抵抗体15を介して
のみ流れ続ける。したがって、この際における消磁コイ
ル4は開動作した切換スイッチ10,11のそれぞれを
介したうえで交流電源2から完全に孤立していることに
なり、交流電源2から孤立した状態下にある消磁コイル
4でもって交流電源に起因する低周波電磁界が発生する
ことは、第1実施例と同様に起こり得ないこととなる。
【0022】ところで、本実施例における発熱抵抗体1
5は交流電源2と並列接続され、かつ、切換スイッチ1
6,17の開動作によって交流電源2及び発熱抵抗体1
5とからなる閉回路ループを構成するものとなってい
る。しかしながら、このような回路構成に限定されるこ
とはなく、例えば、図4で示すように、消磁コイル4の
両端側間に並列接続されたうえ、切換スイッチ16,1
7の開動作に伴って交流電源2及びPTC3と発熱抵抗
体15とからなる閉回路ループを構成するものであって
もよいことは勿論である。
【0023】第3実施例 図5は、本発明の第3実施例に係る消磁回路の回路構成
を示している。なお、図5において、図1及び図2と互
いに同一となる部品、部分には同一符号を付している。
【0024】この実施例に係る消磁回路は、図5で示す
ように、電源スイッチ1を介して交流電源2に直列接続
されるPTC3及び消磁コイル4を備えて構成されたも
のであり、電源スイッチ1を介したうえでの交流電源2
の両端側には半導体スイッチング素子であるところのト
ライアック18,19がそれぞれ設けられている。そし
て、トライアック18,19それぞれのゲート間には上
記PTC3と異なる他のPTC20が介装されており、
ゲート同士はPTC20を介したうえで導通可能に接続
されている。すなわち、この実施例におけるトライアッ
ク18,19それぞれのターミナルは交流電源2及び消
磁コイル4の両端側間を直列接続しており、消磁コイル
4はトライアック18,19によって交流電源2から遮
断可能とされているのである。なお、本実施例における
消磁コイル4の一端側も、コンデンサ12を介したうえ
でシャーシアースされている。
【0025】この実施例に係る消磁回路の電源スイッチ
1が閉じられると、交流電源2からの電流はトライアッ
ク18,19それぞれの電源側ターミナルからゲートへ
と向かって流れることになり、ゲート電流が流れること
によってトライアック18,19それぞれがオンする結
果、これら各々の電源側ターミナル及びコイル側ターミ
ナル間が導通する。そこで、消磁コイル4に対してはP
TC3を介したうえで交流電源2からの電流が流れるこ
とになり、消磁コイル4による消磁動作が行われるとと
もに、PTC3が発熱することになる。そして、時間経
過に伴ってPTC3の有する抵抗値が急激に増大する
と、消磁コイル4を流れる電流は減少することになり、
PTC3の抵抗温度特性に基づく消磁コイル4の電流制
御作用が実行される。
【0026】また、この際、ゲート電流が流れ続けてい
るPTC20においては発熱が生じることになり、この
PTC20の有する抵抗値が急激に増大するため、トラ
イアック18,19のゲート間を流れるゲート電流は急
減に減少することになる。そして、ゲート電流が減少す
ると、トライアック18,19それぞれがオフすること
になり、PTC3を通じたうえで交流電源2から消磁コ
イル4へと流れていた電流の流れが遮断されてしまう。
その結果、消磁コイル4はトライアック18,19の各
々を介したうえで交流電源2から完全に孤立しているこ
とになり、交流電源2から孤立した状態下にある消磁コ
イル4でもって交流電源に起因する低周波電磁界が発生
することは起こり得ない。
【0027】第4実施例 図6は、本発明の第4実施例に係る消磁回路を示す回路
構成図である。なお、図6において、図1及び図2と互
いに同一となる部品、部分には同一符号を付している。
【0028】この実施例に係る消磁回路は、図6で示す
ように、電源スイッチ1を介して交流電源2に直列接続
されるPTC3及び消磁コイル4を備えて構成されたも
のであり、消磁コイル4の両端側にはトライアック1
8,19がそれぞれ設けられている。そして、トライア
ック18,19それぞれのゲート間には適度なゲート貫
流を設定する抵抗21が介装されており、ゲート同士は
抵抗21を通じて導通可能とされている。すなわち、こ
の実施例における消磁コイル4は、トライアック18,
19を介したうえで交流電源2から遮断可能とされてい
る。なお、消磁コイル4の一端側が、コンデンサ12を
介したうえでシャーシアースされているのは第1実施例
と同じである。
【0029】本実施例に係る消磁回路の電源スイッチ1
が閉じられると、交流電源2からの電流はPTC3を介
したうえでトライアック18,19それぞれの電源側タ
ーミナルからゲートへと向かって流れることになり、ゲ
ート電流が流れることによってトライアック18,19
それぞれがオンする。そこで、消磁コイル4に対しては
トライアック18,19を介したうえで交流電源2から
の電流が流れていることになり、消磁コイル4による消
磁動作が行われるとともに、PTC3は発熱することに
なる。そして、時間経過に伴ってPTC3の有する抵抗
値が急激に増大すると、消磁コイル4を流れる電流は減
少することになり、PTC3の抵抗温度特性に基づく消
磁コイル4の電流制御作用が実行される。
【0030】また、この際においては、消磁回路を流れ
る電流が減少するために、トライアック18,19それ
ぞれの電源側ターミナルからゲートへと向かって流れ込
んでいたゲート電流も減少することになる。その結果、
トライアック18,19のそれぞれがオフし、PTC3
を通じて交流電源2から消磁コイル4へと流れていた電
流の流れが遮断されてしまうことになる。そのため、消
磁コイル4はトライアック18,19の各々を介したう
えで交流電源2から完全に孤立していることになり、交
流電源2から孤立した状態下にある消磁コイル4でもっ
て交流電源に起因する低周波電磁界が発生することは起
こり得ないこととなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る消磁
回路においては、消磁コイル及び交流電源の間が遮断可
能となっており、消磁動作後における消磁コイルの両端
側が交流電源から遮断されることによって消磁コイルが
交流電源に対して完全に孤立した状態となるから、この
消磁コイルにおいて低周波電磁界が発生することは起こ
り得ないこととなる。したがって、本発明によれば、消
磁完了後における消磁残留電流を自動的に遮断するとと
もに、消磁残留電流の影響によるブラウン管の画面揺れ
を無くすことができ、交流電源からノイズが侵入して発
生する画面乱れを防止することが可能であるばかりか、
低周波電磁界の発生をも抑制することができることにな
る。
【0032】また、消磁コイルの少なくとも一端側がコ
ンデンサを介して基準電位とされているため、地磁気や
他の電子部品で生じた磁気などの影響に基づく電流が交
流電源から遮断後の消磁コイルに発生したとしても、発
生した電流は速やかに消滅することになり、この消磁コ
イルにおいて低周波電磁界の発生を招くことが起こらな
いという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る消磁回路を示す回路構成図で
ある。
【図2】第1実施例の変形例に係る消磁回路を示す回路
構成図である。
【図3】第2実施例に係る消磁回路を示す回路構成図で
ある。
【図4】第2実施例の変形例に係る消磁回路を示す回路
構成図である。
【図5】第3実施例に係る消磁回路を示す回路構成図で
ある。
【図6】第4実施例に係る消磁回路を示す回路構成図で
ある。
【図7】従来例に係る消磁回路を示す回路構成図であ
る。
【図8】従来例の変形例に係る消磁回路を示す回路構成
図である。
【符号の説明】
2 交流電源 3 PTC(正特性サーミスタ) 4 消磁コイル 10 切換スイッチ 11 切換スイッチ 12 コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源(2)に直列接続される正特性
    サーミスタ(3)及び消磁コイル(4)を備えており、
    この消磁コイル(4)と交流電源(2)との間は遮断可
    能とされていることを特徴とする消磁回路。
  2. 【請求項2】 消磁コイル(4)の両端側には正特性サ
    ーミスタ(3)の発熱に伴って動作する切換スイッチ
    (10,11)をそれぞれ設けており、交流電源(2)
    の両端側間は少なくとも一方の切換スイッチ(10,1
    1)を介したうえで導通可能に接続されていることを特
    徴とする請求項1に記載の消磁回路。
  3. 【請求項3】 交流電源(2)または消磁コイル(4)
    の両端側間には発熱抵抗体(15)を並列接続し、か
    つ、消磁コイル(4)の両端側には発熱抵抗体(15)
    の発熱に伴って動作する切換スイッチ(16,17)を
    それぞれ設けていることを特徴とする請求項1に記載の
    消磁回路。
  4. 【請求項4】 交流電源(2)の両端側には半導体スイ
    ッチング素子(18,19)をそれぞれ設けており、交
    流電源(2)の両端側間は半導体スイッチング素子(1
    8,19)のゲート及びこれらゲート間に介装された他
    の正特性サーミスタ(20)を介したうえで導通可能に
    接続されていることを特徴とする請求項1に記載の消磁
    回路。
  5. 【請求項5】 消磁コイル(4)の両端側には半導体ス
    イッチング素子(18,19)をそれぞれ設けており、
    交流電源(2)の両端側間は半導体スイッチング素子
    (18,19)のゲート及びこれらゲート間に介装され
    た抵抗(21)を介したうえで導通可能に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の消磁回路。
  6. 【請求項6】 消磁コイル(4)の少なくとも一端側は
    コンデンサ(12)を介したうえで基準電位とされてい
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか
    に記載の消磁回路。
JP09511795A 1995-04-20 1995-04-20 消磁回路 Expired - Fee Related JP3189617B2 (ja)

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