JPH08294786A - パルスレーザ加工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダムバー加工方法 - Google Patents
パルスレーザ加工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダムバー加工方法Info
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- JPH08294786A JPH08294786A JP7101310A JP10131095A JPH08294786A JP H08294786 A JPH08294786 A JP H08294786A JP 7101310 A JP7101310 A JP 7101310A JP 10131095 A JP10131095 A JP 10131095A JP H08294786 A JPH08294786 A JP H08294786A
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】被加工物の材料の有無の検出結果を基に所望の
加工位置にパルスレーザ光を照射しながら被加工物を移
動させて加工を行うに際して、被加工物の材料の有無に
よる明暗の個数と加工位置の個数とが異なる場合にも所
望の加工位置を高速かつ確実に加工することができるよ
うにする。 【構成】N番目までのダムバー2を切断するまでは、各
々のダムバー2に対応するN番目までのリード5の検出
による第1矩形波信号P1に基づいてパルスレーザ光を
発振させ、最後の(N+1)番目のダムバー2を切断す
る際には、セレクタ244から出力すべき信号を第1矩
形波信号P1から第2矩形波信号P2へと切り換えて、所
定のXYテーブル21の移動量に対応するパルスNP0を
設定した第2矩形波信号P2に基づいてパルスレーザ光
を発振させる。
加工位置にパルスレーザ光を照射しながら被加工物を移
動させて加工を行うに際して、被加工物の材料の有無に
よる明暗の個数と加工位置の個数とが異なる場合にも所
望の加工位置を高速かつ確実に加工することができるよ
うにする。 【構成】N番目までのダムバー2を切断するまでは、各
々のダムバー2に対応するN番目までのリード5の検出
による第1矩形波信号P1に基づいてパルスレーザ光を
発振させ、最後の(N+1)番目のダムバー2を切断す
る際には、セレクタ244から出力すべき信号を第1矩
形波信号P1から第2矩形波信号P2へと切り換えて、所
定のXYテーブル21の移動量に対応するパルスNP0を
設定した第2矩形波信号P2に基づいてパルスレーザ光
を発振させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の加工位置を高速
で加工することができるパルスレーザ加工装置およびパ
ルスレーザ加工方法並びにダムバー加工方法に関する。
で加工することができるパルスレーザ加工装置およびパ
ルスレーザ加工方法並びにダムバー加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームに半導体チップを搭載し
樹脂モールドでそれらリードフレーム及び半導体チップ
を一体に封止したICパッケージにおいて、ダムバーは
リードフレームのリード間を連結するものであり、樹脂
モールドでリードフレームと半導体チップを一体に封止
する時に樹脂モールドがリードの間に流れ出てくるのを
堰止める役割を果たすものである。また、このダムバー
は各リードを補強する役割も有する。樹脂モールドによ
る封止が終了すると、このダムバーは切断除去され、リ
ードフレームの各リード(アウターリード)が個々に切
り離される。尚、以下の説明では、上記のような樹脂モ
ールドでリードフレーム及び半導体チップを一体に封止
した樹脂モールド型のICパッケージのことを単にIC
パッケージという。
樹脂モールドでそれらリードフレーム及び半導体チップ
を一体に封止したICパッケージにおいて、ダムバーは
リードフレームのリード間を連結するものであり、樹脂
モールドでリードフレームと半導体チップを一体に封止
する時に樹脂モールドがリードの間に流れ出てくるのを
堰止める役割を果たすものである。また、このダムバー
は各リードを補強する役割も有する。樹脂モールドによ
る封止が終了すると、このダムバーは切断除去され、リ
ードフレームの各リード(アウターリード)が個々に切
り離される。尚、以下の説明では、上記のような樹脂モ
ールドでリードフレーム及び半導体チップを一体に封止
した樹脂モールド型のICパッケージのことを単にIC
パッケージという。
【0003】従来では、このダムバーをパンチプレスに
より切断することが多かったが、最近ではICパッケー
ジの高集積化や高性能化に伴ってリードフレームがさら
に多ピンかつ狭ピッチになってきており、その寸法精度
が厳しく要求されるため、従来のパンチプレスでは技術
的に対応できなくなってきた。
より切断することが多かったが、最近ではICパッケー
ジの高集積化や高性能化に伴ってリードフレームがさら
に多ピンかつ狭ピッチになってきており、その寸法精度
が厳しく要求されるため、従来のパンチプレスでは技術
的に対応できなくなってきた。
【0004】これに対し、最近ではレーザ光を使用した
ダムバーの切断方法が開発されている。レーザ光は極め
て小さく絞ることができるため微細な加工が可能であ
り、これをダムバーに照射するだけで非接触でダムバー
を切断することができるため寸法精度の良い加工が可能
である。このようなレーザ光による加工(以下、適宜レ
ーザ加工またはレーザ切断という)をダムバーの切断等
に応用する従来技術としては、例えば特開平6−142
968号公報に記載のものがある。
ダムバーの切断方法が開発されている。レーザ光は極め
て小さく絞ることができるため微細な加工が可能であ
り、これをダムバーに照射するだけで非接触でダムバー
を切断することができるため寸法精度の良い加工が可能
である。このようなレーザ光による加工(以下、適宜レ
ーザ加工またはレーザ切断という)をダムバーの切断等
に応用する従来技術としては、例えば特開平6−142
968号公報に記載のものがある。
【0005】この従来技術は、加工光学系の光軸とほぼ
同軸上に配置した検出光学系(光検出手段)において被
加工物における材料の有無(リードの配列状態)を光学
的に即ち明暗の切り替わりをもとに検出し、その検出信
号を矩形化し、さらにその矩形化した信号に一定の遅延
時間を与え、遅延時間を与えた信号に基づいてパルスレ
ーザ光の発振を制御するものである。つまり、この方式
は、リードの配列状態を直接視覚的に検出し、そのデー
タを利用してパルスレーザ光の照射を即座に行うもので
あり、レーザ光の光軸(以下、レーザ光軸という)を被
加工物に対して移動させるだけで、順次ダムバーが切断
され、確実かつ高速に加工が行える。
同軸上に配置した検出光学系(光検出手段)において被
加工物における材料の有無(リードの配列状態)を光学
的に即ち明暗の切り替わりをもとに検出し、その検出信
号を矩形化し、さらにその矩形化した信号に一定の遅延
時間を与え、遅延時間を与えた信号に基づいてパルスレ
ーザ光の発振を制御するものである。つまり、この方式
は、リードの配列状態を直接視覚的に検出し、そのデー
タを利用してパルスレーザ光の照射を即座に行うもので
あり、レーザ光の光軸(以下、レーザ光軸という)を被
加工物に対して移動させるだけで、順次ダムバーが切断
され、確実かつ高速に加工が行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ダムバ
ーは各々のリード間に設けられるものであるが、リード
フレームの各辺のコーナー部に注目すると、各辺の最も
コーナー部に近いリード(以下、両端のリードまたは端
部のリードという)のコーナー寄り(以下、外側とい
う)にもダムバーが設けられている場合があり、逆に両
端のリードの外側にダムバーが設けられていない場合が
ある。両端のリードの外側にダムバーが設けられている
場合には、リードフレーム一辺の切断すべきダムバーの
数がリードの数よりも1つ多くなり、両端のリードの外
側にダムバーが設けられていない場合には、リードフレ
ーム一辺の切断すべきダムバーの数がリードの数よりも
1つ少なくなる。即ち、ICパッケージのリードフレー
ムにおいては、切断すべきダムバーの数がリードの数と
異なる場合が生じる。
ーは各々のリード間に設けられるものであるが、リード
フレームの各辺のコーナー部に注目すると、各辺の最も
コーナー部に近いリード(以下、両端のリードまたは端
部のリードという)のコーナー寄り(以下、外側とい
う)にもダムバーが設けられている場合があり、逆に両
端のリードの外側にダムバーが設けられていない場合が
ある。両端のリードの外側にダムバーが設けられている
場合には、リードフレーム一辺の切断すべきダムバーの
数がリードの数よりも1つ多くなり、両端のリードの外
側にダムバーが設けられていない場合には、リードフレ
ーム一辺の切断すべきダムバーの数がリードの数よりも
1つ少なくなる。即ち、ICパッケージのリードフレー
ムにおいては、切断すべきダムバーの数がリードの数と
異なる場合が生じる。
【0007】特開平6−142968号公報に記載の従
来技術を応用してダムバー切断を行う際には、リードフ
レームの各辺の端部より始めてリードの有無を明暗の切
り替わりをもとに検出し、すぐその隣のダムバー切断を
行うことになるが、両端のリードの外側にダムバーが設
けられている場合にこの方式を採用した場合、ダムバー
の数がリードの数よりも多いため、リードフレームの一
辺のうちいずれかの端部のリード外側のダムバーを切断
することができず切り残しが生じることになる。また、
両端のリードの外側にダムバーが設けられていない場合
には、ダムバーの数がリードの数よりも少ないため、リ
ードフレームの一辺のうちいずれかの端部のリード外側
に無駄なレーザ光照射が行われることになる。
来技術を応用してダムバー切断を行う際には、リードフ
レームの各辺の端部より始めてリードの有無を明暗の切
り替わりをもとに検出し、すぐその隣のダムバー切断を
行うことになるが、両端のリードの外側にダムバーが設
けられている場合にこの方式を採用した場合、ダムバー
の数がリードの数よりも多いため、リードフレームの一
辺のうちいずれかの端部のリード外側のダムバーを切断
することができず切り残しが生じることになる。また、
両端のリードの外側にダムバーが設けられていない場合
には、ダムバーの数がリードの数よりも少ないため、リ
ードフレームの一辺のうちいずれかの端部のリード外側
に無駄なレーザ光照射が行われることになる。
【0008】このようなことから、上記従来技術を応用
してダムバーを切断する際には、リードフレーム一辺の
リードの数とダムバーの数とが異なる場合にも対応でき
るようにすることが望まれる。
してダムバーを切断する際には、リードフレーム一辺の
リードの数とダムバーの数とが異なる場合にも対応でき
るようにすることが望まれる。
【0009】また、ダムバーの切断に限らず、上記従来
技術を応用して類似の加工を行う際にも、被加工物の材
料の有無による明暗の個数と加工すべき箇所(加工位
置)の個数とが異なる場合にも対応できるようにするこ
とが望まれる。
技術を応用して類似の加工を行う際にも、被加工物の材
料の有無による明暗の個数と加工すべき箇所(加工位
置)の個数とが異なる場合にも対応できるようにするこ
とが望まれる。
【0010】本発明の目的は、被加工物の材料の有無の
検出結果を基に所望の加工位置にパルスレーザ光を照射
しながら被加工物を移動させて加工を行うに際して、被
加工物の材料の有無による明暗の個数と加工位置の個数
とが異なる場合にも所望の加工位置を高速かつ確実に加
工することができるパルスレーザ加工装置およびパルス
レーザ加工方法並びにダムバー加工方法を提供すること
である。
検出結果を基に所望の加工位置にパルスレーザ光を照射
しながら被加工物を移動させて加工を行うに際して、被
加工物の材料の有無による明暗の個数と加工位置の個数
とが異なる場合にも所望の加工位置を高速かつ確実に加
工することができるパルスレーザ加工装置およびパルス
レーザ加工方法並びにダムバー加工方法を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、パルス状のレーザ光を発振するレ
ーザ発振器と、前記レーザ光を被加工物の加工位置まで
誘導する加工光学系と、前記被加工物を移動させその加
工位置を決定する搬送手段とを備え、前記レーザ光によ
って前記被加工物を加工するパルスレーザ加工装置にお
いて、前記加工位置近傍における被加工物の材料の有無
を検出してそれに対応する検出信号を発生する検出手段
と、その検出手段からの検出信号を二値化して第1の矩
形波信号を発生する二値化手段と、前記搬送手段の移動
量を検出してその移動量に応じた移動量信号を発生する
移動量検出手段と、前記第1の矩形波信号のパルス数を
計数し、その計数値に応じて制御信号を発生する第1の
計数手段と、前記移動量信号のパルス数を計数し、その
計数値に応じて第2の矩形波信号を発生する第2の計数
手段と、前記第1の矩形波信号および前記第2の矩形波
信号を入力するとともにそれらのうちのいずれか一方を
選択して出力し、かつ前記第1の計数手段からの制御信
号に対応して前記第1の矩形波信号と前記第2の矩形波
信号の出力を切り換える切換手段と、その切換手段から
出力された信号に基づいたタイミングで前記被加工物に
前記パルスレーザ光が照射されるようそのパルスレーザ
光の発振を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
るパルスレーザ加工装置が提供される。
め、本発明によれば、パルス状のレーザ光を発振するレ
ーザ発振器と、前記レーザ光を被加工物の加工位置まで
誘導する加工光学系と、前記被加工物を移動させその加
工位置を決定する搬送手段とを備え、前記レーザ光によ
って前記被加工物を加工するパルスレーザ加工装置にお
いて、前記加工位置近傍における被加工物の材料の有無
を検出してそれに対応する検出信号を発生する検出手段
と、その検出手段からの検出信号を二値化して第1の矩
形波信号を発生する二値化手段と、前記搬送手段の移動
量を検出してその移動量に応じた移動量信号を発生する
移動量検出手段と、前記第1の矩形波信号のパルス数を
計数し、その計数値に応じて制御信号を発生する第1の
計数手段と、前記移動量信号のパルス数を計数し、その
計数値に応じて第2の矩形波信号を発生する第2の計数
手段と、前記第1の矩形波信号および前記第2の矩形波
信号を入力するとともにそれらのうちのいずれか一方を
選択して出力し、かつ前記第1の計数手段からの制御信
号に対応して前記第1の矩形波信号と前記第2の矩形波
信号の出力を切り換える切換手段と、その切換手段から
出力された信号に基づいたタイミングで前記被加工物に
前記パルスレーザ光が照射されるようそのパルスレーザ
光の発振を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
るパルスレーザ加工装置が提供される。
【0012】また、前述の目的を達成するため、本発明
によれば、パルス状のレーザ光を発振させるとともにそ
のレーザ光を被加工物の加工位置まで誘導し、前記被加
工物を移動させてその加工位置を決定しながら前記レー
ザ光によって前記被加工物を順次加工するパルスレーザ
加工方法において、前述のようなパルスレーザ加工装置
に前記被加工物を装着し、前記検出手段で前記加工位置
近傍における被加工物の有無を検出してそれに対応する
検出信号を発生させ、前記二値化手段で前記検出信号を
二値化して第1の矩形波信号を発生させ、前記第1の計
数手段で前記第1の矩形波信号のパルス数を計数し、そ
の計数値に応じて制御信号を発生させ、前記移動量検出
手段で前記搬送手段の移動量を検出してその移動量に応
じた移動量信号を発生させ、前記第2の計数手段で前記
移動量信号のパルス数を計数し、その計数値に応じて第
2の矩形波信号を発生させ、前記切換手段で前記第1の
矩形波信号および前記第2の矩形波信号を入力するとと
もにそれらのうちのいずれか一方を選択して前記制御手
段に出力し、かつ前記制御信号に対応させて前記第1の
矩形波信号と前記第2の矩形波信号の出力を切り換え、
前記制御手段で前記切換手段から出力された信号に基づ
いたタイミングにより前記被加工物に前記パルスレーザ
光が照射されるようそのパルスレーザ光の発振を制御す
ることを特徴とするパルスレーザ加工方法が提供され
る。
によれば、パルス状のレーザ光を発振させるとともにそ
のレーザ光を被加工物の加工位置まで誘導し、前記被加
工物を移動させてその加工位置を決定しながら前記レー
ザ光によって前記被加工物を順次加工するパルスレーザ
加工方法において、前述のようなパルスレーザ加工装置
に前記被加工物を装着し、前記検出手段で前記加工位置
近傍における被加工物の有無を検出してそれに対応する
検出信号を発生させ、前記二値化手段で前記検出信号を
二値化して第1の矩形波信号を発生させ、前記第1の計
数手段で前記第1の矩形波信号のパルス数を計数し、そ
の計数値に応じて制御信号を発生させ、前記移動量検出
手段で前記搬送手段の移動量を検出してその移動量に応
じた移動量信号を発生させ、前記第2の計数手段で前記
移動量信号のパルス数を計数し、その計数値に応じて第
2の矩形波信号を発生させ、前記切換手段で前記第1の
矩形波信号および前記第2の矩形波信号を入力するとと
もにそれらのうちのいずれか一方を選択して前記制御手
段に出力し、かつ前記制御信号に対応させて前記第1の
矩形波信号と前記第2の矩形波信号の出力を切り換え、
前記制御手段で前記切換手段から出力された信号に基づ
いたタイミングにより前記被加工物に前記パルスレーザ
光が照射されるようそのパルスレーザ光の発振を制御す
ることを特徴とするパルスレーザ加工方法が提供され
る。
【0013】さらに、前述の目的を達成するため、本発
明によれば、多数のリードを有するリードフレームに半
導体チップを搭載し樹脂モールドで一体に封止したIC
パッケージのダムバーを切断するダムバー加工方法にお
いて、前述のようなパルスレーザ加工装置にICパッケ
ージを装着し、前記検出手段で前記加工位置近傍におけ
るリードの有無を検出してそれに対応する検出信号を発
生させ、前記二値化手段で前記検出信号を二値化して第
1の矩形波信号を発生させ、前記第1の計数手段で前記
第1の矩形波信号のパルス数を計数し、その計数値に応
じて制御信号を発生させ、前記移動量検出手段で前記搬
送手段の移動量を検出してその移動量に応じた移動量信
号を発生させ、前記第2の計数手段で前記移動量信号の
パルス数を計数し、その計数値に応じて第2の矩形波信
号を発生させ、前記切換手段で前記第1の矩形波信号お
よび前記第2の矩形波信号を入力するとともにそれらの
うちのいずれか一方を選択して前記制御手段に出力し、
かつ前記制御信号に対応させて前記第1の矩形波信号と
前記第2の矩形波信号の出力を切り換え、前記制御手段
で前記切換手段から出力された信号に基づいたタイミン
グにより前記ダムバーに前記パルスレーザ光が照射され
るようそのパルスレーザ光の発振を制御することを特徴
とするダムバー加工方法が提供される。
明によれば、多数のリードを有するリードフレームに半
導体チップを搭載し樹脂モールドで一体に封止したIC
パッケージのダムバーを切断するダムバー加工方法にお
いて、前述のようなパルスレーザ加工装置にICパッケ
ージを装着し、前記検出手段で前記加工位置近傍におけ
るリードの有無を検出してそれに対応する検出信号を発
生させ、前記二値化手段で前記検出信号を二値化して第
1の矩形波信号を発生させ、前記第1の計数手段で前記
第1の矩形波信号のパルス数を計数し、その計数値に応
じて制御信号を発生させ、前記移動量検出手段で前記搬
送手段の移動量を検出してその移動量に応じた移動量信
号を発生させ、前記第2の計数手段で前記移動量信号の
パルス数を計数し、その計数値に応じて第2の矩形波信
号を発生させ、前記切換手段で前記第1の矩形波信号お
よび前記第2の矩形波信号を入力するとともにそれらの
うちのいずれか一方を選択して前記制御手段に出力し、
かつ前記制御信号に対応させて前記第1の矩形波信号と
前記第2の矩形波信号の出力を切り換え、前記制御手段
で前記切換手段から出力された信号に基づいたタイミン
グにより前記ダムバーに前記パルスレーザ光が照射され
るようそのパルスレーザ光の発振を制御することを特徴
とするダムバー加工方法が提供される。
【0014】
【作用】上記のように構成した本発明においては、検出
手段で加工位置近傍における被加工物の材料の有無を検
出してそれに対応する検出信号を発生させ、その検出信
号を二値化手段で二値化して第1の矩形波信号を発生さ
せる。つまり、この第1の矩形波信号は被加工物の材料
の有無による明暗に基づいた信号となる。そして、その
第1の矩形波信号のパルス数、即ち材料の有無による明
暗の個数を第1の計数手段で計数してその計数値に応じ
て制御信号を発生させる。従って、この制御信号は、材
料の有無による明暗の個数が所定の個数になった時に、
それに応じて発生することとなる。
手段で加工位置近傍における被加工物の材料の有無を検
出してそれに対応する検出信号を発生させ、その検出信
号を二値化手段で二値化して第1の矩形波信号を発生さ
せる。つまり、この第1の矩形波信号は被加工物の材料
の有無による明暗に基づいた信号となる。そして、その
第1の矩形波信号のパルス数、即ち材料の有無による明
暗の個数を第1の計数手段で計数してその計数値に応じ
て制御信号を発生させる。従って、この制御信号は、材
料の有無による明暗の個数が所定の個数になった時に、
それに応じて発生することとなる。
【0015】また、移動量検出手段で搬送手段の移動量
を検出してその移動量に応じた移動量信号を発生させ、
その移動量信号のパルス数を第2の計数手段で計数して
その計数値に応じて第2の矩形波信号を発生させる。つ
まり、この第2の矩形波信号は搬送手段における所定の
移動量に基づくものとなる。
を検出してその移動量に応じた移動量信号を発生させ、
その移動量信号のパルス数を第2の計数手段で計数して
その計数値に応じて第2の矩形波信号を発生させる。つ
まり、この第2の矩形波信号は搬送手段における所定の
移動量に基づくものとなる。
【0016】上記第1の矩形波信号および第2の矩形波
信号は切換手段に入力され、それらのうちのいずれか一
方が選択されて制御手段に出力されるが、その切換手段
においては、前述の第1の計数手段からの制御信号に対
応させて第1の矩形波信号と第2の矩形波信号の出力が
切り換えられる。これにより、材料の有無による明暗の
個数が所定の個数になった時にそれに応じて制御信号が
発生し、それに従って制御手段に入力されるべき信号が
第1の矩形波信号と第2の矩形波信号の間で切り換えら
れることになる。制御手段では切換手段から出力された
2つの矩形波信号のうちのいずれか一方に基づいたタイ
ミングにより被加工物にパルスレーザ光が照射されるよ
うそのパルスレーザ光の発振が制御される。
信号は切換手段に入力され、それらのうちのいずれか一
方が選択されて制御手段に出力されるが、その切換手段
においては、前述の第1の計数手段からの制御信号に対
応させて第1の矩形波信号と第2の矩形波信号の出力が
切り換えられる。これにより、材料の有無による明暗の
個数が所定の個数になった時にそれに応じて制御信号が
発生し、それに従って制御手段に入力されるべき信号が
第1の矩形波信号と第2の矩形波信号の間で切り換えら
れることになる。制御手段では切換手段から出力された
2つの矩形波信号のうちのいずれか一方に基づいたタイ
ミングにより被加工物にパルスレーザ光が照射されるよ
うそのパルスレーザ光の発振が制御される。
【0017】従って、第1の計数手段で計数すべき第1
の矩形波信号のパルス数、および第2の計数手段で計数
すべき移動量信号のパルス数、さらに切換手段でいずれ
の矩形波信号を出力するかを適当に決めておくことによ
り、材料の有無による明暗に基づいたパルスレーザ光の
発振の制御と、搬送手段の所定の移動量に基づくパルス
レーザ光の発振の制御とを切り換えることが可能とな
る。このように、材料の有無による明暗に基づく制御と
基づかない制御を適宜切り換えることにより、被加工物
の材料の有無による明暗の個数と加工位置の個数とが異
なる場合にも所望の加工位置を高速かつ確実に加工する
ことが可能となる。
の矩形波信号のパルス数、および第2の計数手段で計数
すべき移動量信号のパルス数、さらに切換手段でいずれ
の矩形波信号を出力するかを適当に決めておくことによ
り、材料の有無による明暗に基づいたパルスレーザ光の
発振の制御と、搬送手段の所定の移動量に基づくパルス
レーザ光の発振の制御とを切り換えることが可能とな
る。このように、材料の有無による明暗に基づく制御と
基づかない制御を適宜切り換えることにより、被加工物
の材料の有無による明暗の個数と加工位置の個数とが異
なる場合にも所望の加工位置を高速かつ確実に加工する
ことが可能となる。
【0018】特に、第2の矩形波信号の波形として、例
えば所定のパルス数の移動量信号が計数された時に所定
のパルスを発するように第2の計数手段を構成しておけ
ば、その第2の矩形波信号における上記所定のパルスに
基づいてパルスレーザ光の発振が制御されることにな
る。
えば所定のパルス数の移動量信号が計数された時に所定
のパルスを発するように第2の計数手段を構成しておけ
ば、その第2の矩形波信号における上記所定のパルスに
基づいてパルスレーザ光の発振が制御されることにな
る。
【0019】また、上記のような構成によれば、多数の
リードを有するリードフレームに半導体チップを搭載し
樹脂モールドで一体に封止したICパッケージのダムバ
ーを切断する際に、リードフレーム一辺のリードの数と
ダムバーの数とが異なる場合でも、切断すべき全てのダ
ムバーを確実に加工することが可能となる。
リードを有するリードフレームに半導体チップを搭載し
樹脂モールドで一体に封止したICパッケージのダムバ
ーを切断する際に、リードフレーム一辺のリードの数と
ダムバーの数とが異なる場合でも、切断すべき全てのダ
ムバーを確実に加工することが可能となる。
【0020】
【実施例】本発明の第1の実施例によるパルスレーザ加
工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダムバー加工
方法について、図1から図8を参照しながら説明する。
但し、以下では、等間隔のリードを有するリードフレー
ムであって、両端のリードの外側にダムバーが設けら
れ、ダムバーの数がリードの数よりも1個多いリードフ
レームのダムバー切断について説明する。また、リード
フレーム一辺のリード数をNとする。
工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダムバー加工
方法について、図1から図8を参照しながら説明する。
但し、以下では、等間隔のリードを有するリードフレー
ムであって、両端のリードの外側にダムバーが設けら
れ、ダムバーの数がリードの数よりも1個多いリードフ
レームのダムバー切断について説明する。また、リード
フレーム一辺のリード数をNとする。
【0021】図1に示すように、本実施例のパルスレー
ザ加工装置には、レーザヘッド11と加工ヘッド12と
レーザ電源13とから構成されるレーザ発振器10、I
Cパッケージであるワーク1を搭載し水平面内(XY平
面内)に移動させる搬送手段としてのXYテーブル2
1、レーザヘッド11及び加工ヘッド12を上下方向
(Z軸方向)に移動させるZテーブル22、メインコン
トローラ23とトリガユニット24を有するコントロー
ルユニット25が備えられている。メインコントローラ
23は、XYテーブル21の水平面内の移動動作とZテ
ーブル22の上下方向の移動動作とレーザ発振器10の
発振動作とを自動または手動で制御する。
ザ加工装置には、レーザヘッド11と加工ヘッド12と
レーザ電源13とから構成されるレーザ発振器10、I
Cパッケージであるワーク1を搭載し水平面内(XY平
面内)に移動させる搬送手段としてのXYテーブル2
1、レーザヘッド11及び加工ヘッド12を上下方向
(Z軸方向)に移動させるZテーブル22、メインコン
トローラ23とトリガユニット24を有するコントロー
ルユニット25が備えられている。メインコントローラ
23は、XYテーブル21の水平面内の移動動作とZテ
ーブル22の上下方向の移動動作とレーザ発振器10の
発振動作とを自動または手動で制御する。
【0022】レーザ電源13は、安定化電源130、コ
ンデンサ部131、スイッチ部132、及びレーザコン
トローラ134から構成される。このレーザ電源13で
は、まず、安定化電源130において供給された交流電
流がレーザコントローラ134から指令された電圧値に
従って直流に変えられ、コンデンサ部131に供給され
る。コンデンサ部131に上記電圧値で供給された電荷
はスイッチ部132に供給され、レーザコントローラ1
34から入力されるパルスレーザ光のパルス幅及びパル
ス周波数を指令するトリガ信号に従ってスイッチ部13
2が動作し、上記電荷がレーザヘッド11に備えられた
レーザ励起用のフラッシュランプ111に供給される。
このパルス状の電荷によりフラッシュランプ111が発
光し、これにより発振媒体が励起されてパルスレーザ光
がパルス状に発振する。
ンデンサ部131、スイッチ部132、及びレーザコン
トローラ134から構成される。このレーザ電源13で
は、まず、安定化電源130において供給された交流電
流がレーザコントローラ134から指令された電圧値に
従って直流に変えられ、コンデンサ部131に供給され
る。コンデンサ部131に上記電圧値で供給された電荷
はスイッチ部132に供給され、レーザコントローラ1
34から入力されるパルスレーザ光のパルス幅及びパル
ス周波数を指令するトリガ信号に従ってスイッチ部13
2が動作し、上記電荷がレーザヘッド11に備えられた
レーザ励起用のフラッシュランプ111に供給される。
このパルス状の電荷によりフラッシュランプ111が発
光し、これにより発振媒体が励起されてパルスレーザ光
がパルス状に発振する。
【0023】加工ヘッド12には後述する照明光発生装
置126(図4参照)と検出手段としてのフォトセンサ
125が備えられ、フォトセンサ125からの検出信号
はトリガユニット24に入力され、トリガユニット24
はメインコントローラ23からの指令により、レーザ電
源13内のレーザコントローラ134(後述する)にト
リガ信号Pを出力する。また、一方、XYテーブル21
には移動量検出手段としてのロータリエンコーダ(以
下、単にエンコーダという)21aが取り付けられてお
り、このエンコーダ21aからXYテーブル21の移動
量に応じた移動量信号(パルス信号)Mがトリガユニッ
ト24の第2カウンタ回路243(図2参照)に入力さ
れる。但し、移動量信号MはXYテーブル21の移動量
に応じた信号であり、その移動速度の影響は受けない。
置126(図4参照)と検出手段としてのフォトセンサ
125が備えられ、フォトセンサ125からの検出信号
はトリガユニット24に入力され、トリガユニット24
はメインコントローラ23からの指令により、レーザ電
源13内のレーザコントローラ134(後述する)にト
リガ信号Pを出力する。また、一方、XYテーブル21
には移動量検出手段としてのロータリエンコーダ(以
下、単にエンコーダという)21aが取り付けられてお
り、このエンコーダ21aからXYテーブル21の移動
量に応じた移動量信号(パルス信号)Mがトリガユニッ
ト24の第2カウンタ回路243(図2参照)に入力さ
れる。但し、移動量信号MはXYテーブル21の移動量
に応じた信号であり、その移動速度の影響は受けない。
【0024】また、図2に示すように、トリガユニット
24には、オぺアンプで構成された二値化手段としての
コンパレータ241、第1の計数手段としての第1カウ
ンタ回路242、第2の計数手段としての第2カウンタ
回路243、切換手段としてのセレクタ244、ディレ
イ回路245が備えられている。フォトセンサ125か
らの検出信号は、コンパレータ241で二値化されて第
1矩形波信号P1が生成され、この第1矩形波信号P1が
セレクタ244及び第1カウンタ回路242に入力され
る。
24には、オぺアンプで構成された二値化手段としての
コンパレータ241、第1の計数手段としての第1カウ
ンタ回路242、第2の計数手段としての第2カウンタ
回路243、切換手段としてのセレクタ244、ディレ
イ回路245が備えられている。フォトセンサ125か
らの検出信号は、コンパレータ241で二値化されて第
1矩形波信号P1が生成され、この第1矩形波信号P1が
セレクタ244及び第1カウンタ回路242に入力され
る。
【0025】第1カウンタ回路242では、コンパレー
タ241から入力された第1矩形波信号P1のパルス数
がカウントされ、そのカウント値が所定の値に達した後
に第2カウンタ回路243に制御信号C1が、またセレ
クタ244に制御信号C2が出力される。上記第1カウ
ンタ回路242にはあらかじめメインコントローラ23
からリードフレーム一辺のリード数Nが登録されてお
り、このNが上記所定のカウント値となる。
タ241から入力された第1矩形波信号P1のパルス数
がカウントされ、そのカウント値が所定の値に達した後
に第2カウンタ回路243に制御信号C1が、またセレ
クタ244に制御信号C2が出力される。上記第1カウ
ンタ回路242にはあらかじめメインコントローラ23
からリードフレーム一辺のリード数Nが登録されてお
り、このNが上記所定のカウント値となる。
【0026】第2カウンタ回路243では制御信号C1
に基づいて、エンコーダ21aからの移動量信号Mのパ
ルス数がカウントされ、そのカウント値が所定の値に達
した時に第2矩形波信号P2においてパルスNP0(図8
参照)が設定され、そのパルスNP0が設定された第2矩
形波信号P2がセレクタ244に出力される。上記第2
カウンタ回路243にはあらかじめメインコントローラ
23から所定のXYテーブル21の移動量が登録されて
おり、この移動量に相当する移動量信号Mのパルス数N
Pが上記所定のカウント値となる。但し、所定のXYテ
ーブル21の移動量は、(N+1)番目のダムバー2を
切断するためのパルスレーザ光の照射位置に対応して決
められる。さらに、第2カウンタ回路243には、パル
スNP0の設定個数も登録されるが、この個数は第2矩形
波信号P2に基づくダムバー2の切断回数であり、本実
施例の場合1である。
に基づいて、エンコーダ21aからの移動量信号Mのパ
ルス数がカウントされ、そのカウント値が所定の値に達
した時に第2矩形波信号P2においてパルスNP0(図8
参照)が設定され、そのパルスNP0が設定された第2矩
形波信号P2がセレクタ244に出力される。上記第2
カウンタ回路243にはあらかじめメインコントローラ
23から所定のXYテーブル21の移動量が登録されて
おり、この移動量に相当する移動量信号Mのパルス数N
Pが上記所定のカウント値となる。但し、所定のXYテ
ーブル21の移動量は、(N+1)番目のダムバー2を
切断するためのパルスレーザ光の照射位置に対応して決
められる。さらに、第2カウンタ回路243には、パル
スNP0の設定個数も登録されるが、この個数は第2矩形
波信号P2に基づくダムバー2の切断回数であり、本実
施例の場合1である。
【0027】セレクタ244では、コンパレータ241
からの第1矩形波信号P1と第2カウンタ回路243か
らの第2矩形波信号P2のうち、いずれか一方が選択さ
れ矩形波信号P0としてディレイ回路245に出力され
るが、上記第1カウンタ回路242からの制御信号C2
が発せられると、それに基づいて第1矩形波信号P1お
よび第2矩形波信号P2の選択が切り換えられる。この
第1矩形波信号P1、第2矩形波信号P2の選択はセレク
タ244の回路内で第1矩形波信号P1選択または第2
矩形波信号P2選択用のゲート信号を設定することによ
り行う(図8および図9参照)。ディレイ回路245で
はセレクタ244からの矩形波信号P0に所定の遅れ時
間tD(図8参照)が与えられ、トリガ信号Pとしてレ
ーザコントローラ134に出力される。
からの第1矩形波信号P1と第2カウンタ回路243か
らの第2矩形波信号P2のうち、いずれか一方が選択さ
れ矩形波信号P0としてディレイ回路245に出力され
るが、上記第1カウンタ回路242からの制御信号C2
が発せられると、それに基づいて第1矩形波信号P1お
よび第2矩形波信号P2の選択が切り換えられる。この
第1矩形波信号P1、第2矩形波信号P2の選択はセレク
タ244の回路内で第1矩形波信号P1選択または第2
矩形波信号P2選択用のゲート信号を設定することによ
り行う(図8および図9参照)。ディレイ回路245で
はセレクタ244からの矩形波信号P0に所定の遅れ時
間tD(図8参照)が与えられ、トリガ信号Pとしてレ
ーザコントローラ134に出力される。
【0028】また、図3に示すように、レーザコントロ
ーラ134には、ゲート回路135、トリガ回路13
6、一定周期の矩形波信号Gを発生する内部ジェネレー
タ137が備えられている。そして、トリガユニット2
4からのトリガ信号P、及び内部ジェネレータ137か
らの矩形波信号Gがゲート回路135に入力される。ま
た、メインコントローラ23からゲート回路135へは
制御信号TPが入力されるが、ダムバーの切断を行う時
はTP=1が、ダムバーの切断を行わない時はTP=0
が入力される。そして、ゲート回路135は、制御信号
TP=1が入力された時、即ちダムバーの切断を行う時
はトリガ信号Pをトリガ回路136に入力し、制御信号
TP=0が入力された時、即ちダムバーの切断を行わな
い時は矩形波信号Gをトリガ回路136に入力するよう
信号の切り換えを行う。
ーラ134には、ゲート回路135、トリガ回路13
6、一定周期の矩形波信号Gを発生する内部ジェネレー
タ137が備えられている。そして、トリガユニット2
4からのトリガ信号P、及び内部ジェネレータ137か
らの矩形波信号Gがゲート回路135に入力される。ま
た、メインコントローラ23からゲート回路135へは
制御信号TPが入力されるが、ダムバーの切断を行う時
はTP=1が、ダムバーの切断を行わない時はTP=0
が入力される。そして、ゲート回路135は、制御信号
TP=1が入力された時、即ちダムバーの切断を行う時
はトリガ信号Pをトリガ回路136に入力し、制御信号
TP=0が入力された時、即ちダムバーの切断を行わな
い時は矩形波信号Gをトリガ回路136に入力するよう
信号の切り換えを行う。
【0029】トリガ回路136では、ゲート回路135
から入力されたトリガ信号PまたはGの立ち上がりに対
応するトリガ信号Tが発生し、スイッチ部132に入力
される。これ以後は、前述したような過程に従ってパル
スレーザ光が発振する。尚、上記内部ジェネレータ13
7は、従来のパルスレーザ加工装置に設けられているも
のと同様のものであり、一定周期の矩形波信号を発生し
て、これに基づくトリガ信号によってスイッチ部132
を制御し、決められたパルス幅及びパルス周波数でパル
スレーザ光を発振させるためのものである。
から入力されたトリガ信号PまたはGの立ち上がりに対
応するトリガ信号Tが発生し、スイッチ部132に入力
される。これ以後は、前述したような過程に従ってパル
スレーザ光が発振する。尚、上記内部ジェネレータ13
7は、従来のパルスレーザ加工装置に設けられているも
のと同様のものであり、一定周期の矩形波信号を発生し
て、これに基づくトリガ信号によってスイッチ部132
を制御し、決められたパルス幅及びパルス周波数でパル
スレーザ光を発振させるためのものである。
【0030】また、図1に示すレーザヘッド11にはビ
ームシャッター112が内臓されている。このビームシ
ャッター112は、開閉することによってレーザ発振器
10より放出されるパルスレーザ光をON/OFFし、
ワーク1へのパルスレーザ光の照射を制御する。即ちワ
ーク1を加工する場合には上記ビームシャッター112
を開き、加工しない場合には上記ビームシャッタ112
を閉じる。このビームシャッター112の動作時間は1
00〜300msec程度である。また、ビームシャッ
タ112のON/OFFの制御は、レーザコントローラ
134から行うが、メインコントローラ23からレーザ
コントローラ134を介して行うことも可能である。
ームシャッター112が内臓されている。このビームシ
ャッター112は、開閉することによってレーザ発振器
10より放出されるパルスレーザ光をON/OFFし、
ワーク1へのパルスレーザ光の照射を制御する。即ちワ
ーク1を加工する場合には上記ビームシャッター112
を開き、加工しない場合には上記ビームシャッタ112
を閉じる。このビームシャッター112の動作時間は1
00〜300msec程度である。また、ビームシャッ
タ112のON/OFFの制御は、レーザコントローラ
134から行うが、メインコントローラ23からレーザ
コントローラ134を介して行うことも可能である。
【0031】また、図4に示すように、加工ヘッド12
内部には、パルスレーザ光の波長に対し高い反射率特性
を持つベンディングミラー120、及びパルスレーザ光
を集光させる集光レンズ121が備えられており、これ
らは従来のパルスレーザ加工装置の構成と同様である。
本実施例では上記構成に加え、照明用光源122、ダイ
クロイックミラー123、結像用レンズ124、ターゲ
ット125a及びフォトセンサ125が付加される。こ
のうち、フォトセンサ125はターゲット125aに開
けられた開口部に取り付けられている。上記のうち照明
用光源122、ダイクロイックミラー123及び結像用
レンズ124が照明光発生装置126を構成する。
内部には、パルスレーザ光の波長に対し高い反射率特性
を持つベンディングミラー120、及びパルスレーザ光
を集光させる集光レンズ121が備えられており、これ
らは従来のパルスレーザ加工装置の構成と同様である。
本実施例では上記構成に加え、照明用光源122、ダイ
クロイックミラー123、結像用レンズ124、ターゲ
ット125a及びフォトセンサ125が付加される。こ
のうち、フォトセンサ125はターゲット125aに開
けられた開口部に取り付けられている。上記のうち照明
用光源122、ダイクロイックミラー123及び結像用
レンズ124が照明光発生装置126を構成する。
【0032】上記の加工ヘッド12の基本的な機能を以
下に説明する。まず、レーザヘッド11から出力された
パルスレーザ光のビームは、ベンディングミラー120
で方向が変えられ、集光レンズ121で集光されてワー
ク1上に照射される。また、照明用光源122で発光し
た光は、ダイクロイックミラー123で方向が変えら
れ、ベンディングミラー120を透過し、集光レンズ1
21で集光されてワーク1上のレーザ加工部周辺の照明
光となる。ワーク1表面で反射した反射光は、ベンディ
ングミラー120及びダイクロイックミラー123を透
過して、結像用レンズ124で集光され、ターゲット1
25aに当たる。ターゲット125aに当たった反射光
のうちの一部が開口部からフォトセンサー125に入力
される。
下に説明する。まず、レーザヘッド11から出力された
パルスレーザ光のビームは、ベンディングミラー120
で方向が変えられ、集光レンズ121で集光されてワー
ク1上に照射される。また、照明用光源122で発光し
た光は、ダイクロイックミラー123で方向が変えら
れ、ベンディングミラー120を透過し、集光レンズ1
21で集光されてワーク1上のレーザ加工部周辺の照明
光となる。ワーク1表面で反射した反射光は、ベンディ
ングミラー120及びダイクロイックミラー123を透
過して、結像用レンズ124で集光され、ターゲット1
25aに当たる。ターゲット125aに当たった反射光
のうちの一部が開口部からフォトセンサー125に入力
される。
【0033】この時、集光レンズ121と集光レンズ1
21との組合わせにより、ワーク1表面上の像がフォト
センサー125の位置で結像するようにしておくと、ワ
ーク1上の像が結像用レンズ124で絞られターゲット
125aの位置で、例えば図5に示すように結像され
る。
21との組合わせにより、ワーク1表面上の像がフォト
センサー125の位置で結像するようにしておくと、ワ
ーク1上の像が結像用レンズ124で絞られターゲット
125aの位置で、例えば図5に示すように結像され
る。
【0034】図5においては、相隣り合うリードを結合
するダムバー2およびその近傍が結像しており、リード
が存在しない部分(以下、スリット部という)3,4の
うち樹脂モールド6側のスリット部4のみがICパッケ
ージのモールド時にレジンで満たされている。但し、画
像の中心線上にダムバー2の中心線があり、X軸および
Y軸を図のように定め、検出および加工はX軸の正の方
向に行うものとする。また、この画像の一部の光がフォ
トセンサ125で検出されるが、図中斜線部で示す位置
に開口部125bがあり、この開口部125bにフォト
センサ125が設置されている。開口部125bの位置
は、画像の中心線に対し樹脂モールド6とは反対側に少
しずらせた位置で、かつ画像の中心に対しX軸の正の方
向に距離Lだけずらせた位置とする。
するダムバー2およびその近傍が結像しており、リード
が存在しない部分(以下、スリット部という)3,4の
うち樹脂モールド6側のスリット部4のみがICパッケ
ージのモールド時にレジンで満たされている。但し、画
像の中心線上にダムバー2の中心線があり、X軸および
Y軸を図のように定め、検出および加工はX軸の正の方
向に行うものとする。また、この画像の一部の光がフォ
トセンサ125で検出されるが、図中斜線部で示す位置
に開口部125bがあり、この開口部125bにフォト
センサ125が設置されている。開口部125bの位置
は、画像の中心線に対し樹脂モールド6とは反対側に少
しずらせた位置で、かつ画像の中心に対しX軸の正の方
向に距離Lだけずらせた位置とする。
【0035】上記のような状態で、X軸の正方向に開口
部125bを移動させることにより、フォトセンサ12
5はリード5の有無、つまりリード5の存在する部分と
スリット部3とを明暗によって検出することができる。
一方、照射されるパルスレーザ光の光軸は図5の画像の
中心に一致させる。
部125bを移動させることにより、フォトセンサ12
5はリード5の有無、つまりリード5の存在する部分と
スリット部3とを明暗によって検出することができる。
一方、照射されるパルスレーザ光の光軸は図5の画像の
中心に一致させる。
【0036】以上の構成を有するパルスレーザ加工装置
の動作を説明する。まず、図6(a)のような形状のワ
ーク1(ICパッケージのリードフレーム)をXYテー
ブル21によって、例えばX軸の負方向に一定速度vで
移動させると、図5に示したターゲット125a上に結
像しているワーク1からの反射光による画像はX軸の正
方向に移動する。ところが、フォトセンサ125はター
ゲット125aの開口部125bに固定されているの
で、フォトセンサ125からの出力である検出信号の変
化は図6(b)に示すように、リード5で高い出力とな
り、スリット部3で低い出力となる。但し、ここでの検
出信号は、光が強い場合に高い出力、光が弱い場合に低
い出力になるものとする。また、図6(a)のように、
ワーク1のリード5及びスリット部3が等ピッチで並ん
でいれば、XYテーブル21が一定速度で移動するの
で、検出信号は一定周期の波形として出力される。一
方、ワーク1のリードとスリット部が等ピッチに並んで
いない場合には、検出信号はピッチの変化に比例した時
間変化を持つ波形として検出される。
の動作を説明する。まず、図6(a)のような形状のワ
ーク1(ICパッケージのリードフレーム)をXYテー
ブル21によって、例えばX軸の負方向に一定速度vで
移動させると、図5に示したターゲット125a上に結
像しているワーク1からの反射光による画像はX軸の正
方向に移動する。ところが、フォトセンサ125はター
ゲット125aの開口部125bに固定されているの
で、フォトセンサ125からの出力である検出信号の変
化は図6(b)に示すように、リード5で高い出力とな
り、スリット部3で低い出力となる。但し、ここでの検
出信号は、光が強い場合に高い出力、光が弱い場合に低
い出力になるものとする。また、図6(a)のように、
ワーク1のリード5及びスリット部3が等ピッチで並ん
でいれば、XYテーブル21が一定速度で移動するの
で、検出信号は一定周期の波形として出力される。一
方、ワーク1のリードとスリット部が等ピッチに並んで
いない場合には、検出信号はピッチの変化に比例した時
間変化を持つ波形として検出される。
【0037】また、本実施例では図5で説明したように
フォトセンサ125の位置がターゲット125a上の画
像の中心よりX軸の正の方向に距離Lだけずれているた
め、ターゲット125a上の画像の中心位置、即ちパル
スレーザ光の光軸が図6(a)のような形状のリードフ
レームを通過する時に得られる検出信号を表すと、図6
(c)のようになる。これら図6(b)と(c)とは同
一の検出信号を表したものであるが、フォトセンサ12
5とターゲット125a上の画像の中心が距離Lだけず
れているために時間軸がずれているのである。これらの
波形のずれに相当する時間tSは、 tS=L/v … (1) で表わされ、フォトセンサ125による検出は、ターゲ
ット125a上の画像の中心位置即ちパルスレーザ光の
光軸を基準に考えると、時間にしてtS,距離にしてL
だけ先行して行われることになる。
フォトセンサ125の位置がターゲット125a上の画
像の中心よりX軸の正の方向に距離Lだけずれているた
め、ターゲット125a上の画像の中心位置、即ちパル
スレーザ光の光軸が図6(a)のような形状のリードフ
レームを通過する時に得られる検出信号を表すと、図6
(c)のようになる。これら図6(b)と(c)とは同
一の検出信号を表したものであるが、フォトセンサ12
5とターゲット125a上の画像の中心が距離Lだけず
れているために時間軸がずれているのである。これらの
波形のずれに相当する時間tSは、 tS=L/v … (1) で表わされ、フォトセンサ125による検出は、ターゲ
ット125a上の画像の中心位置即ちパルスレーザ光の
光軸を基準に考えると、時間にしてtS,距離にしてL
だけ先行して行われることになる。
【0038】次に、上記のようにして検出された検出信
号の波形はトリガユニット24に入力され、図7に示す
ような処理で二値化される。即ち、フォトセンサ125
からトリガユニット24のコンパレータ241に入力さ
れた検出信号が図中破線Sで示す所定のスレッシュホー
ルドをもとに二値化されて第1矩形波信号P1となり第
1カウンタ回路242およびセレクタ244に入力され
る。
号の波形はトリガユニット24に入力され、図7に示す
ような処理で二値化される。即ち、フォトセンサ125
からトリガユニット24のコンパレータ241に入力さ
れた検出信号が図中破線Sで示す所定のスレッシュホー
ルドをもとに二値化されて第1矩形波信号P1となり第
1カウンタ回路242およびセレクタ244に入力され
る。
【0039】図8は、フォトセンサ125による検出信
号とエンコーダ21aからの入力を基に、パルスレーザ
光が照射されるまでのタイムチャートである。図8の上
方には、リード5とスリット部3を模式的に付記した
が、両端のリード5の外側にもダムバー2が設けられて
おり、リードフレームの一辺について見るとダムバー2
の数がリードの数よりも1個多くなっている。また、図
8の紙面上左方から右方に向かって順次検出および加工
を行い、リード5を左から順に1番目、2番目、…、N
番目とし、切断すべきダムバー2を左から順に1番目、
2番目、…、N番目、(N+1)番目とする。さらに、
図8は、図5に示したターゲット125a上の画像の中
心を基準とした図であって、図5(c)と同様に、図8
上方に模式的に付記したリード5とスリット部3の変化
に対して、フォトセンサ125からの検出信号の波形が
tSだけずれた(先行した)状態となっている。
号とエンコーダ21aからの入力を基に、パルスレーザ
光が照射されるまでのタイムチャートである。図8の上
方には、リード5とスリット部3を模式的に付記した
が、両端のリード5の外側にもダムバー2が設けられて
おり、リードフレームの一辺について見るとダムバー2
の数がリードの数よりも1個多くなっている。また、図
8の紙面上左方から右方に向かって順次検出および加工
を行い、リード5を左から順に1番目、2番目、…、N
番目とし、切断すべきダムバー2を左から順に1番目、
2番目、…、N番目、(N+1)番目とする。さらに、
図8は、図5に示したターゲット125a上の画像の中
心を基準とした図であって、図5(c)と同様に、図8
上方に模式的に付記したリード5とスリット部3の変化
に対して、フォトセンサ125からの検出信号の波形が
tSだけずれた(先行した)状態となっている。
【0040】図8に示すように、ワーク1のリード5と
スリット部3のピッチがフォトセンサ125で検出さ
れ、その検出信号がトリガユニット24のコンパレータ
241で二値化されてレーザ光の光軸に対して時間tS
だけ先行した第1矩形波信号P1がセレクタ244に出
力される。セレクタ244では、当初、第1矩形波信号
P 1の方を選択して矩形波信号P0として出力するように
しておく。矩形波信号P0はディレイ回路245に入力
されその波形に所定の遅れ時間tDが与えられてトリガ
信号Pとなり、レーザコントローラ134のゲート回路
135に出力される。遅れ時間tDは、矩形波信号P0の
立ち上がりに対応するリード5の始まり(エッジ)を検
出した時からダムバー2の切断位置にパルスレーザ光が
照射されるまでの時間としてあらかじめメインコントロ
ーラ23から与えられる。
スリット部3のピッチがフォトセンサ125で検出さ
れ、その検出信号がトリガユニット24のコンパレータ
241で二値化されてレーザ光の光軸に対して時間tS
だけ先行した第1矩形波信号P1がセレクタ244に出
力される。セレクタ244では、当初、第1矩形波信号
P 1の方を選択して矩形波信号P0として出力するように
しておく。矩形波信号P0はディレイ回路245に入力
されその波形に所定の遅れ時間tDが与えられてトリガ
信号Pとなり、レーザコントローラ134のゲート回路
135に出力される。遅れ時間tDは、矩形波信号P0の
立ち上がりに対応するリード5の始まり(エッジ)を検
出した時からダムバー2の切断位置にパルスレーザ光が
照射されるまでの時間としてあらかじめメインコントロ
ーラ23から与えられる。
【0041】ゲート回路135においては、XYテーブ
ル21の移動と共にトリガ信号Pがトリガ回路136に
入力されるように、即ち制御信号TP=1がゲート回路
135に入力されるようにメインコントローラ23にプ
ログラムしておく。これにより、トリガ信号Pはゲート
回路135を径てトリガ回路136に入力され、トリガ
回路136でトリガ信号Pの立ち上がりに対応するトリ
ガ信号Tが発生し、これがスイッチ部132に入力され
て、前述のようにしてパルスレーザ光が発振する。尚、
図中のパルスレーザ光の発振は実際にはパルス状である
が、このパルスの幅はその他の信号に比べ非常に短いた
め、図8では線状に表されている。
ル21の移動と共にトリガ信号Pがトリガ回路136に
入力されるように、即ち制御信号TP=1がゲート回路
135に入力されるようにメインコントローラ23にプ
ログラムしておく。これにより、トリガ信号Pはゲート
回路135を径てトリガ回路136に入力され、トリガ
回路136でトリガ信号Pの立ち上がりに対応するトリ
ガ信号Tが発生し、これがスイッチ部132に入力され
て、前述のようにしてパルスレーザ光が発振する。尚、
図中のパルスレーザ光の発振は実際にはパルス状である
が、このパルスの幅はその他の信号に比べ非常に短いた
め、図8では線状に表されている。
【0042】ここで、パルスレーザ光をダムバー2のほ
ぼ中央に照射してダムバー2を切断する場合、ダムバー
2の長さ即ちスリット3の幅をwとすると、 tS=L/v=tD+w/(2v) … (2) を満たすようにtDを決定すればパルスレーザ光がほぼ
ダムバー2の中央に照射されることになる。
ぼ中央に照射してダムバー2を切断する場合、ダムバー
2の長さ即ちスリット3の幅をwとすると、 tS=L/v=tD+w/(2v) … (2) を満たすようにtDを決定すればパルスレーザ光がほぼ
ダムバー2の中央に照射されることになる。
【0043】上記のようにして、スリット部3のピッチ
とXYテーブル21の移動速度vとで決まる周期でパル
スレーザ光が発振し、かつスリット部3の中央でその照
射が行われ、ダムバー2が切断される。
とXYテーブル21の移動速度vとで決まる周期でパル
スレーザ光が発振し、かつスリット部3の中央でその照
射が行われ、ダムバー2が切断される。
【0044】例えば、ここで使用するレーザ発振器10
がパルス励起タイプのYAGレーザの場合、最大の発振
周波数が300Hz程度の周波数にすると、その周期は
3.3ms程度であるが、スリット部3のピッチとXY
テーブル21の移動速度とで決まる周期をこの値になる
ように設定しておけば、ダムバー切断の1回当りの時間
は3.3msecとなり、ダムバー切断に要する時間を
従来に比べ飛躍的に短縮できる。
がパルス励起タイプのYAGレーザの場合、最大の発振
周波数が300Hz程度の周波数にすると、その周期は
3.3ms程度であるが、スリット部3のピッチとXY
テーブル21の移動速度とで決まる周期をこの値になる
ように設定しておけば、ダムバー切断の1回当りの時間
は3.3msecとなり、ダムバー切断に要する時間を
従来に比べ飛躍的に短縮できる。
【0045】一方、第1矩形波信号P1は、セレクタ2
44に出力されるだけでなく第1カウンタ回路242に
も入力される。第1カウンタ回路242では、前述のよ
うに第1矩形波信号P1のパルス数がカウントされる
が、このカウント値がリードフレーム一辺のリード数N
(あらかじめ登録された値)に達すると、N番目の第1
矩形波信号P1の立ち上がりと同時に第2カウンタ回路
243に制御信号C1が出力され、またN番目の第1矩
形波信号P1の立ち下がりと同時にセレクタ244に制
御信号C2が出力される。また、ここまでの検出によっ
てN番目までのダムバー2が切断される。
44に出力されるだけでなく第1カウンタ回路242に
も入力される。第1カウンタ回路242では、前述のよ
うに第1矩形波信号P1のパルス数がカウントされる
が、このカウント値がリードフレーム一辺のリード数N
(あらかじめ登録された値)に達すると、N番目の第1
矩形波信号P1の立ち上がりと同時に第2カウンタ回路
243に制御信号C1が出力され、またN番目の第1矩
形波信号P1の立ち下がりと同時にセレクタ244に制
御信号C2が出力される。また、ここまでの検出によっ
てN番目までのダムバー2が切断される。
【0046】第2カウンタ回路243では制御信号C1
の発生と同時にエンコーダ21aからの移動量信号Mの
パルス数がカウントされる。また、セレクタ244は第
1カウンタ回路242からの制御信号C2入力と同時
に、回路内で設定されるゲート信号を第1矩形波信号P
1選択用から第2矩形波信号P2選択用に切り換え、出力
すべき信号(トリガ信号P0)を第1矩形波信号P1から
第2矩形波信号P2へと切り換える。さらに、第2カウ
ンタ回路243でのカウントが進みそのカウント値が所
定の値NPに達すると第2矩形波信号P2においてパルス
NP0が設定され、そのパルスNP0が設定された第2矩形
波信号P2がセレクタ244に出力される。上記制御信
号C1の発生からの一連の動作により、制御信号C2の発
生と同時にセレクタ244からはパルスNP0が設定され
た第2矩形波信号P2が矩形波信号P0としてディレイ回
路245に出力されることになる。なお、図8では、第
2矩形波信号P2に重ねて移動量信号Mのパルスを破線
状に表した。
の発生と同時にエンコーダ21aからの移動量信号Mの
パルス数がカウントされる。また、セレクタ244は第
1カウンタ回路242からの制御信号C2入力と同時
に、回路内で設定されるゲート信号を第1矩形波信号P
1選択用から第2矩形波信号P2選択用に切り換え、出力
すべき信号(トリガ信号P0)を第1矩形波信号P1から
第2矩形波信号P2へと切り換える。さらに、第2カウ
ンタ回路243でのカウントが進みそのカウント値が所
定の値NPに達すると第2矩形波信号P2においてパルス
NP0が設定され、そのパルスNP0が設定された第2矩形
波信号P2がセレクタ244に出力される。上記制御信
号C1の発生からの一連の動作により、制御信号C2の発
生と同時にセレクタ244からはパルスNP0が設定され
た第2矩形波信号P2が矩形波信号P0としてディレイ回
路245に出力されることになる。なお、図8では、第
2矩形波信号P2に重ねて移動量信号Mのパルスを破線
状に表した。
【0047】ディレイ回路245ではセレクタ244か
らの矩形波信号P0(この場合は第2矩形波信号P2)に
所定の遅れ時間tDが与えられ、トリガ信号Pとしてレ
ーザコントローラ134のゲート回路135に出力され
る。これ以後は、トリガ信号Pがゲート回路135を径
てトリガ回路136に入力され、トリガ回路136でト
リガ信号Pの立ち上がり、従って第2矩形波信号P2の
パルスNP0に対応するトリガ信号Tが発生し、これがス
イッチ部132に入力されて、前述と同様のプロセスを
経てパルスレーザ光が発振する。これにより、(N+
1)番目のダムバー2のNPに基づく所定位置にパルス
レーザ光が照射されて切断される。
らの矩形波信号P0(この場合は第2矩形波信号P2)に
所定の遅れ時間tDが与えられ、トリガ信号Pとしてレ
ーザコントローラ134のゲート回路135に出力され
る。これ以後は、トリガ信号Pがゲート回路135を径
てトリガ回路136に入力され、トリガ回路136でト
リガ信号Pの立ち上がり、従って第2矩形波信号P2の
パルスNP0に対応するトリガ信号Tが発生し、これがス
イッチ部132に入力されて、前述と同様のプロセスを
経てパルスレーザ光が発振する。これにより、(N+
1)番目のダムバー2のNPに基づく所定位置にパルス
レーザ光が照射されて切断される。
【0048】本実施例においては、N番目までのダムバ
ー2は各々N番目までのリード5の検出に対応して切断
することができるが、最後の(N+1)番目のダムバー
2には対応するリードが存在しないため適切な切断位置
を決めてやらなければならない。その(N+1)番目の
ダムバー2の切断位置を決定のための信号が第2矩形波
信号P2である。
ー2は各々N番目までのリード5の検出に対応して切断
することができるが、最後の(N+1)番目のダムバー
2には対応するリードが存在しないため適切な切断位置
を決めてやらなければならない。その(N+1)番目の
ダムバー2の切断位置を決定のための信号が第2矩形波
信号P2である。
【0049】以上のような本実施例によれば、N番目ま
でのダムバー2を切断するまでは、各々のダムバー2に
対応するN番目までのリード5の検出による第1矩形波
信号P1に基づいてパルスレーザ光を発振させ、最後の
(N+1)番目のダムバー2を切断する際には、セレク
タ244から出力すべき信号を第1矩形波信号P1から
第2矩形波信号P2へと切り換えて、所定のXYテーブ
ル21の移動量に対応するパルスNP0を設定した第2矩
形波信号P2に基づいてパルスレーザ光を発振させるの
で、両端(1番目およびN番目)のリード5の外側に1
番目および(N+1)番目のダムバー2が設けられ、リ
ードフレーム一辺のダムバー2の数がリード5の数より
も1個多い場合でも、切断すべき全てのダムバー2を高
速かつ確実に加工することができる。
でのダムバー2を切断するまでは、各々のダムバー2に
対応するN番目までのリード5の検出による第1矩形波
信号P1に基づいてパルスレーザ光を発振させ、最後の
(N+1)番目のダムバー2を切断する際には、セレク
タ244から出力すべき信号を第1矩形波信号P1から
第2矩形波信号P2へと切り換えて、所定のXYテーブ
ル21の移動量に対応するパルスNP0を設定した第2矩
形波信号P2に基づいてパルスレーザ光を発振させるの
で、両端(1番目およびN番目)のリード5の外側に1
番目および(N+1)番目のダムバー2が設けられ、リ
ードフレーム一辺のダムバー2の数がリード5の数より
も1個多い場合でも、切断すべき全てのダムバー2を高
速かつ確実に加工することができる。
【0050】また、リード5のピッチとXYテーブル2
1の移動速度とで決まる周期を適当に選択することによ
って、パルスレーザ光の発振周期程度の速さでダムバー
を切断することができる。
1の移動速度とで決まる周期を適当に選択することによ
って、パルスレーザ光の発振周期程度の速さでダムバー
を切断することができる。
【0051】また、リード5端部より一定の距離だけ離
れた位置にパルスレーザ光を照射することができるた
め、リードが等間隔である場合のみならず等間隔でない
場合にでも、ワーク1のリードフレーム形状に応じて切
断すべき所望の位置を確実かつ高速に加工することがで
きる。
れた位置にパルスレーザ光を照射することができるた
め、リードが等間隔である場合のみならず等間隔でない
場合にでも、ワーク1のリードフレーム形状に応じて切
断すべき所望の位置を確実かつ高速に加工することがで
きる。
【0052】なお、上記では、第2矩形波信号P2にお
けるパルスNP0の設定個数を1としたが、このパルスN
P0の設定個数を2以上とし2回以上のパルスNP0を発生
させるようにすれば、リード5の検出とは関係ない切断
位置を2回以上切断できる。これにより、様々な形状の
リードフレームにも対応でき、さらにダムバー切断以外
の加工またはリードフレーム以外の加工に適用すること
も可能である。
けるパルスNP0の設定個数を1としたが、このパルスN
P0の設定個数を2以上とし2回以上のパルスNP0を発生
させるようにすれば、リード5の検出とは関係ない切断
位置を2回以上切断できる。これにより、様々な形状の
リードフレームにも対応でき、さらにダムバー切断以外
の加工またはリードフレーム以外の加工に適用すること
も可能である。
【0053】次に、本発明の第2の実施例によるパルス
レーザ加工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダム
バー加工方法について、図9により説明する。但し、本
実施例では、等間隔のリードを有するリードフレームで
あって、両端のリードの外側にダムバーが設けられてお
らず、ダムバーの数がリードの数よりも1個少ないリー
ドフレームのダムバー切断について説明する。また、第
1の実施例と同様にリードフレーム一辺のリード数をN
とする。
レーザ加工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダム
バー加工方法について、図9により説明する。但し、本
実施例では、等間隔のリードを有するリードフレームで
あって、両端のリードの外側にダムバーが設けられてお
らず、ダムバーの数がリードの数よりも1個少ないリー
ドフレームのダムバー切断について説明する。また、第
1の実施例と同様にリードフレーム一辺のリード数をN
とする。
【0054】本実施例は、第1カウンタ回路242、第
2カウンタ回路243、およびセレクタ244における
信号処理が第1の実施例と異なるだけであり、それ以外
の構成は第1の実施例と同様である。
2カウンタ回路243、およびセレクタ244における
信号処理が第1の実施例と異なるだけであり、それ以外
の構成は第1の実施例と同様である。
【0055】トリガユニット24においては、第1カウ
ンタ回路242にはあらかじめメインコントローラ23
からリード数1が登録され、第2カウンタ回路243に
は第2矩形波信号P2におけるパルスNP0の設定個数と
して0が登録される。また、セレクタ244の回路内で
は、当初、第2矩形波信号P2選択用のゲート信号を設
定しておき、第2矩形波信号P2の方を選択して矩形波
信号P0として出力するようにしておく。但し、第2カ
ウンタ回路243にはXYテーブル21の移動量を登録
する必要はない。
ンタ回路242にはあらかじめメインコントローラ23
からリード数1が登録され、第2カウンタ回路243に
は第2矩形波信号P2におけるパルスNP0の設定個数と
して0が登録される。また、セレクタ244の回路内で
は、当初、第2矩形波信号P2選択用のゲート信号を設
定しておき、第2矩形波信号P2の方を選択して矩形波
信号P0として出力するようにしておく。但し、第2カ
ウンタ回路243にはXYテーブル21の移動量を登録
する必要はない。
【0056】第1カウンタ回路242、第2カウンタ回
路243、およびセレクタ244において上記のように
設定した上での、フォトセンサ125による検出からパ
ルスレーザ光が照射されるまでのタイムチャートを図9
に示す。図9において、1番目のリード5を検出した時
には、セレクタ244では第2矩形波信号P2の方が選
択されている。ここで、第2矩形波信号P2に設定され
たパルスNP0の個数は0であるため、第2矩形波信号P
2の波形は常にフラット(パルスが存在しない波形)で
ある。このため、セレクタ244から出力される矩形波
信号P0もフラットでパルス波形は存在せず、レーザコ
ントローラ134からのトリガ信号Tも発せられず、従
ってパルスレーザ光は発振しない。
路243、およびセレクタ244において上記のように
設定した上での、フォトセンサ125による検出からパ
ルスレーザ光が照射されるまでのタイムチャートを図9
に示す。図9において、1番目のリード5を検出した時
には、セレクタ244では第2矩形波信号P2の方が選
択されている。ここで、第2矩形波信号P2に設定され
たパルスNP0の個数は0であるため、第2矩形波信号P
2の波形は常にフラット(パルスが存在しない波形)で
ある。このため、セレクタ244から出力される矩形波
信号P0もフラットでパルス波形は存在せず、レーザコ
ントローラ134からのトリガ信号Tも発せられず、従
ってパルスレーザ光は発振しない。
【0057】第1矩形波信号P1は、第1の実施例と同
様に第1カウンタ回路242に入力され、そのパルス数
がカウントされるが、1番目のリード5の検出が完了す
るとカウント値が1となり、1番目の第1矩形波信号P
1の立ち下がりと同時にセレクタ244に制御信号C2が
出力される。セレクタ244は第1カウンタ回路242
からの制御信号C2入力と同時に、回路内で設定される
ゲート信号を第2矩形波信号P2選択用から第1矩形波
信号P1選択用に切り換え、出力すべき信号(トリガ信
号P0)を第2矩形波信号P2から第1矩形波信号P1へ
と切り換える。
様に第1カウンタ回路242に入力され、そのパルス数
がカウントされるが、1番目のリード5の検出が完了す
るとカウント値が1となり、1番目の第1矩形波信号P
1の立ち下がりと同時にセレクタ244に制御信号C2が
出力される。セレクタ244は第1カウンタ回路242
からの制御信号C2入力と同時に、回路内で設定される
ゲート信号を第2矩形波信号P2選択用から第1矩形波
信号P1選択用に切り換え、出力すべき信号(トリガ信
号P0)を第2矩形波信号P2から第1矩形波信号P1へ
と切り換える。
【0058】これ以後は、セレクタ244からの矩形波
信号P0(この場合は2番目のリード5以降に対応する
第1矩形波信号P1)に所定の遅れ時間tDが与えられ、
トリガ信号Pとしてレーザコントローラ134のゲート
回路135に出力される。そして、トリガ信号Pがゲー
ト回路135を径てトリガ回路136に入力され、トリ
ガ回路136でトリガ信号Pの立ち上がりに対応するト
リガ信号Tが発生し、これがスイッチ部132に入力さ
れて、前述と同様のプロセスを経てパルスレーザ光が発
振する。これにより、リード5の数よりも1個少ないダ
ムバー2の全てにパルスレーザ光が照射されて切断が実
施される。
信号P0(この場合は2番目のリード5以降に対応する
第1矩形波信号P1)に所定の遅れ時間tDが与えられ、
トリガ信号Pとしてレーザコントローラ134のゲート
回路135に出力される。そして、トリガ信号Pがゲー
ト回路135を径てトリガ回路136に入力され、トリ
ガ回路136でトリガ信号Pの立ち上がりに対応するト
リガ信号Tが発生し、これがスイッチ部132に入力さ
れて、前述と同様のプロセスを経てパルスレーザ光が発
振する。これにより、リード5の数よりも1個少ないダ
ムバー2の全てにパルスレーザ光が照射されて切断が実
施される。
【0059】以上のような本実施例によれば、1番目の
リード5の検出が完了するまでは、常にフラットでパル
スが存在しない第2矩形波信号P2をセレクタ244か
ら出力するので、パルスレーザ光は発振せず、ダムバー
の存在しない1番目のリード5より外側に無駄なレーザ
光照射が行われることがない。また、1番目のリード5
の検出が完了すると、2番目からN番目までのリード5
の検出による第1矩形波信号P1をセレクタ244から
出力し、その第1矩形波信号P1に基づいてパルスレー
ザ光を発振させるので、リード5の数よりも1個少ない
ダムバー2の全てにパルスレーザ光が照射されて切断が
実施される。
リード5の検出が完了するまでは、常にフラットでパル
スが存在しない第2矩形波信号P2をセレクタ244か
ら出力するので、パルスレーザ光は発振せず、ダムバー
の存在しない1番目のリード5より外側に無駄なレーザ
光照射が行われることがない。また、1番目のリード5
の検出が完了すると、2番目からN番目までのリード5
の検出による第1矩形波信号P1をセレクタ244から
出力し、その第1矩形波信号P1に基づいてパルスレー
ザ光を発振させるので、リード5の数よりも1個少ない
ダムバー2の全てにパルスレーザ光が照射されて切断が
実施される。
【0060】即ち、両端(1番目およびN番目)のリー
ド5の外側にダムバー2が設けられておらず、リードフ
レーム一辺のダムバー2の数がリード5の数よりも1個
少ない場合でも、切断すべき全てのダムバー2を高速か
つ確実に加工することができる。
ド5の外側にダムバー2が設けられておらず、リードフ
レーム一辺のダムバー2の数がリード5の数よりも1個
少ない場合でも、切断すべき全てのダムバー2を高速か
つ確実に加工することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、材料の有無による明暗
の個数が所定の個数になった時に、それに応じて第1の
矩形波信号および第2の矩形波信号を切り換えて制御手
段に入力するので、材料の有無による明暗に基づいたパ
ルスレーザ光の発振の制御と、搬送手段の所定の移動量
に基づくパルスレーザ光の発振の制御、即ち材料の有無
による明暗に基づかない制御とを切り換えることが可能
となり、被加工物の材料の有無による明暗の個数と加工
位置の個数とが異なる場合にも所望の加工位置を高速か
つ確実に加工することができる。
の個数が所定の個数になった時に、それに応じて第1の
矩形波信号および第2の矩形波信号を切り換えて制御手
段に入力するので、材料の有無による明暗に基づいたパ
ルスレーザ光の発振の制御と、搬送手段の所定の移動量
に基づくパルスレーザ光の発振の制御、即ち材料の有無
による明暗に基づかない制御とを切り換えることが可能
となり、被加工物の材料の有無による明暗の個数と加工
位置の個数とが異なる場合にも所望の加工位置を高速か
つ確実に加工することができる。
【0062】また、材料の有無による明暗のピッチと搬
送手段の移動速度とで決まる周期を適当に選択すること
によって、パルスレーザ光の発振周期程度の速さで加工
を行うことができる。
送手段の移動速度とで決まる周期を適当に選択すること
によって、パルスレーザ光の発振周期程度の速さで加工
を行うことができる。
【0063】また、材料が存在する部分の端部より一定
の距離だけ離れた位置にパルスレーザ光を照射すること
ができるため、ピッチが等間隔である場合のみならず等
間隔でない場合にでも、被加工物の形状に応じて切断す
べき所望の位置を確実かつ高速に加工することができ
る。
の距離だけ離れた位置にパルスレーザ光を照射すること
ができるため、ピッチが等間隔である場合のみならず等
間隔でない場合にでも、被加工物の形状に応じて切断す
べき所望の位置を確実かつ高速に加工することができ
る。
【0064】さらに、本発明によれば、多数のリードを
有するリードフレームに半導体チップを搭載し樹脂モー
ルドで一体に封止したICパッケージのダムバーを切断
する際に、リードフレーム一辺のリードの数とダムバー
の数とが異なる場合でも、切断すべき全てのダムバーを
確実に加工することが可能となる。
有するリードフレームに半導体チップを搭載し樹脂モー
ルドで一体に封止したICパッケージのダムバーを切断
する際に、リードフレーム一辺のリードの数とダムバー
の数とが異なる場合でも、切断すべき全てのダムバーを
確実に加工することが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例によるパルスレーザ加工
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図2】図1のパルスレーザ加工装置におけるトリガユ
ニットの構成を示す図である。
ニットの構成を示す図である。
【図3】図1のパルスレーザ加工装置におけるレーザコ
ントローラの構成を示す図である。
ントローラの構成を示す図である。
【図4】図1のパルスレーザ加工装置における加工ヘッ
ド内部の構成の概略図である。
ド内部の構成の概略図である。
【図5】図4のターゲットの位置で結像した画像の一例
を表す図である。
を表す図である。
【図6】図5の開口部に設置されたフォトセンサからの
検出信号を説明するための図であって、(a)はICパ
ッケージのリードフレーム形状を示す図、(b)はフォ
トセンサからの出力である検出信号の変化を示す図、
(c)はターゲット上の画像の中心位置、即ちパルスレ
ーザ光の光軸を基準とした検出信号の変化を示す図であ
る。
検出信号を説明するための図であって、(a)はICパ
ッケージのリードフレーム形状を示す図、(b)はフォ
トセンサからの出力である検出信号の変化を示す図、
(c)はターゲット上の画像の中心位置、即ちパルスレ
ーザ光の光軸を基準とした検出信号の変化を示す図であ
る。
【図7】図6の検出信号がコンパレータで二値化され、
セレクタおよび第1カウンタ回路に出力される状況を示
す図である。
セレクタおよび第1カウンタ回路に出力される状況を示
す図である。
【図8】フォトセンサによる検出信号とエンコーダから
の入力を基に、パルスレーザ光が照射されるまでのタイ
ムチャートである。
の入力を基に、パルスレーザ光が照射されるまでのタイ
ムチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例を説明する図であって、
フォトセンサによる検出からパルスレーザ光が照射され
るまでのタイムチャートである。
フォトセンサによる検出からパルスレーザ光が照射され
るまでのタイムチャートである。
【符号の説明】 1 ワーク(ICパッケージ) 2 ダムバー 3,4 スリット部 5 リード 6 樹脂モールド 10 レーザ発振器 11 レーザヘッド 12 加工ヘッド 13 レーザ電源 21 XYテーブル 21a (ロータリ)エンコーダ 22 Zテーブル 23 メインコントローラ 24 トリガユニット 25 コントロールユニット 120 ベンディングミラー 121 集光レンズ 122 照明用光源 123 ダイクロイックミラー 124 結像用レンズ 125 フォトセンサ 125a ターゲット 125b 開口部 126 照明光発生装置 130 安定化電源 131 コンデンサ部 132 スイッチ部 134 レーザコントローラ 135 ゲート回路 136 トリガ回路 137 内部ジェネレータ 241 コンパレータ(二値化手段) 242 第1カウンタ回路 243 第2カウンタ回路 244 セレクタ 245 ディレイ回路 P0 矩形波信号 P1 第1矩形波信号 P2 第2矩形波信号 M 移動量信号 C1,C2 制御信号 P トリガ信号 T トリガ信号 G (一定周期の)矩形波信号 TP 制御信号 tD 遅れ時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 義昭 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 奥村 信也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 桜井 茂行 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 パルス状のレーザ光を発振するレーザ発
振器と、前記レーザ光を被加工物の加工位置まで誘導す
る加工光学系と、前記被加工物を移動させその加工位置
を決定する搬送手段とを備え、前記レーザ光によって前
記被加工物を加工するパルスレーザ加工装置において、 前記加工位置近傍における前記被加工物の材料の有無を
検出してそれに対応する検出信号を発生する検出手段
と、 前記検出手段からの検出信号を二値化して第1の矩形波
信号を発生する二値化手段と、 前記搬送手段の移動量を検出してその移動量に応じた移
動量信号を発生する移動量検出手段と、 前記第1の矩形波信号のパルス数を計数し、その計数値
に応じて制御信号を発生する第1の計数手段と、 前記移動量信号のパルス数を計数し、その計数値に応じ
て第2の矩形波信号を発生する第2の計数手段と、 前記第1の矩形波信号および前記第2の矩形波信号を入
力するとともにそれらのうちのいずれか一方を選択して
出力し、かつ前記第1の計数手段からの制御信号に対応
して前記第1の矩形波信号と前記第2の矩形波信号の出
力を切り換える切換手段と、 前記切換手段から出力された信号に基づいたタイミング
で前記被加工物に前記パルスレーザ光が照射されるよう
そのパルスレーザ光の発振を制御する制御手段とを備え
ることを特徴とするパルスレーザ加工装置。 - 【請求項2】 パルス状のレーザ光を発振させるととも
にそのレーザ光を被加工物の加工位置まで誘導し、前記
被加工物を移動させてその加工位置を決定しながら前記
レーザ光によって前記被加工物を順次加工するパルスレ
ーザ加工方法において、 請求項1記載のパルスレーザ加工装置に前記被加工物を
装着し、 前記検出手段で前記加工位置近傍における前記被加工物
の有無を検出してそれに対応する検出信号を発生させ、 前記二値化手段で前記検出信号を二値化して第1の矩形
波信号を発生させ、 前記第1の計数手段で前記第1の矩形波信号のパルス数
を計数し、その計数値に応じて制御信号を発生させ、 前記移動量検出手段で前記搬送手段の移動量を検出して
その移動量に応じた移動量信号を発生させ、 前記第2の計数手段で前記移動量信号のパルス数を計数
し、その計数値に応じて第2の矩形波信号を発生させ、 前記切換手段で前記第1の矩形波信号および前記第2の
矩形波信号を入力するとともにそれらのうちのいずれか
一方を選択して前記制御手段に出力し、かつ前記制御信
号に対応させて前記第1の矩形波信号と前記第2の矩形
波信号の出力を切り換え、 前記制御手段で前記切換手段から出力された信号に基づ
いたタイミングにより前記被加工物に前記パルスレーザ
光が照射されるようそのパルスレーザ光の発振を制御す
ることを特徴とするパルスレーザ加工方法。 - 【請求項3】 多数のリードを有するリードフレームに
半導体チップを搭載し樹脂モールドで一体に封止したI
Cパッケージのダムバーを切断するダムバー加工方法に
おいて、 請求項1記載のパルスレーザ加工装置に前記ICパッケ
ージを装着し、 前記検出手段で前記加工位置近傍における前記リードの
有無を検出してそれに対応する検出信号を発生させ、 前記二値化手段で前記検出信号を二値化して第1の矩形
波信号を発生させ、 前記第1の計数手段で前記第1の矩形波信号のパルス数
を計数し、その計数値に応じて制御信号を発生させ、 前記移動量検出手段で前記搬送手段の移動量を検出して
その移動量に応じた移動量信号を発生させ、 前記第2の計数手段で前記移動量信号のパルス数を計数
し、その計数値に応じて第2の矩形波信号を発生させ、 前記切換手段で前記第1の矩形波信号および前記第2の
矩形波信号を入力するとともにそれらのうちのいずれか
一方を選択して前記制御手段に出力し、かつ前記制御信
号に対応させて前記第1の矩形波信号と前記第2の矩形
波信号の出力を切り換え、 前記制御手段で前記切換手段から出力された信号に基づ
いたタイミングにより前記ダムバーに前記パルスレーザ
光が照射されるようそのパルスレーザ光の発振を制御す
ることを特徴とするダムバー加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7101310A JPH08294786A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | パルスレーザ加工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダムバー加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7101310A JPH08294786A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | パルスレーザ加工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダムバー加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08294786A true JPH08294786A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14297245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7101310A Pending JPH08294786A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | パルスレーザ加工装置およびパルスレーザ加工方法並びにダムバー加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08294786A (ja) |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP7101310A patent/JPH08294786A/ja active Pending
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