JPH08297338A - ハロゲン化銀写真感光材料とその撮影方法及び処理方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料とその撮影方法及び処理方法Info
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- JPH08297338A JPH08297338A JP7102335A JP10233595A JPH08297338A JP H08297338 A JPH08297338 A JP H08297338A JP 7102335 A JP7102335 A JP 7102335A JP 10233595 A JP10233595 A JP 10233595A JP H08297338 A JPH08297338 A JP H08297338A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 超迅速処理にて処理変動性及び現像ムラの発
生がなく、かつ経時保存性が優れた高感度のハロゲン化
銀写真感光材料及びその処理方法の提供。 【構成】 (1)ハロゲン化銀粒子がアスペクト比2以上
で、粒子の主平面が隣接辺比10未満の(100)面を
有しており、かつハロゲン化銀写真感光材料に含有され
る全金量の30重量%以下がハロゲン化銀粒子表面に吸
着されずに、バインダー中に存在することを特徴とする
ハロゲン化銀写真感光材料。 (2)平板状ハロゲン化銀粒子が下記一般式〔I〕で表さ
れる金化合物の存在下で化学増感を施されたことを特徴
とする(1)項記載のハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔I〕 (HrAum〔L〕n〔X〕p)q (式中、Lはチオン又はチオール基を有した有機化合物
配位子を表し、Xはアニオンを表す。rは0、1又は
2、mは1又は2、nは1、2又は3、pは0、1、2
又は3、qは1〜4のそれぞれ整数を表す。)
生がなく、かつ経時保存性が優れた高感度のハロゲン化
銀写真感光材料及びその処理方法の提供。 【構成】 (1)ハロゲン化銀粒子がアスペクト比2以上
で、粒子の主平面が隣接辺比10未満の(100)面を
有しており、かつハロゲン化銀写真感光材料に含有され
る全金量の30重量%以下がハロゲン化銀粒子表面に吸
着されずに、バインダー中に存在することを特徴とする
ハロゲン化銀写真感光材料。 (2)平板状ハロゲン化銀粒子が下記一般式〔I〕で表さ
れる金化合物の存在下で化学増感を施されたことを特徴
とする(1)項記載のハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔I〕 (HrAum〔L〕n〔X〕p)q (式中、Lはチオン又はチオール基を有した有機化合物
配位子を表し、Xはアニオンを表す。rは0、1又は
2、mは1又は2、nは1、2又は3、pは0、1、2
又は3、qは1〜4のそれぞれ整数を表す。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料に関し、詳しくは平板状ハロゲン化銀粒子を含有した
医療用ハロゲン化銀写真感光材料とその撮影方法及び処
理方法に関する。
料に関し、詳しくは平板状ハロゲン化銀粒子を含有した
医療用ハロゲン化銀写真感光材料とその撮影方法及び処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハロゲン化銀写真感光材料の現像
処理に関して、処理時間の短縮化と処理廃液の低減化が
益々望まれている。例えば医用分野では定期健康診断、
人間ドックなどの普及、一般診療における診断を含めた
検査が急激に増加し、そのためX線写真の撮影数量が増
加し、撮影後の現像処理の更なる迅速化と処理廃液の低
減化の要求が益々高まってきている。
処理に関して、処理時間の短縮化と処理廃液の低減化が
益々望まれている。例えば医用分野では定期健康診断、
人間ドックなどの普及、一般診療における診断を含めた
検査が急激に増加し、そのためX線写真の撮影数量が増
加し、撮影後の現像処理の更なる迅速化と処理廃液の低
減化の要求が益々高まってきている。
【0003】しかし、処理の迅速化のためには現像、定
着、水洗、乾燥等の各処理工程の処理時間の短縮化が必
要であり、それぞれの工程での負荷が大きくなる。
着、水洗、乾燥等の各処理工程の処理時間の短縮化が必
要であり、それぞれの工程での負荷が大きくなる。
【0004】例えば単に現像時間を短くすると、従来の
感光材料では画像濃度の低下、即ち感度の低下や諧調の
劣化を伴う。また定着時間を短くすると、ハロゲン化銀
の定着が不完全になり画質劣化の原因となる。従って、
このような問題を解決するためには、現像速度や定着速
度の促進が必要となる。
感光材料では画像濃度の低下、即ち感度の低下や諧調の
劣化を伴う。また定着時間を短くすると、ハロゲン化銀
の定着が不完全になり画質劣化の原因となる。従って、
このような問題を解決するためには、現像速度や定着速
度の促進が必要となる。
【0005】現像速度や定着速度を促進するためには、
ハロゲン化銀粒子の沃化銀含有率を低下させることが好
ましい。しかし平均沃化銀含有率を低下させるとハロゲ
ン化銀の固有感度が低下することが知られている。又、
ハロゲン化銀表面の沃化銀含有率を低下させると分光増
感色素の吸着性が劣化し、分光感度が低下することや、
圧力特性が劣化する場合があることが知られている。更
にハロゲン化銀内部の沃化銀含有率を低下させても圧力
特性が劣化する場合があることが知られている。 又、
現像速度や定着速度を促進するために、ハロゲン化銀粒
子に塩化銀を含有させることが好ましいことが知られて
いる。しかし一方では塩化銀を使用すると大幅な減感を
引き起こし、また現像処理での感度や階調の変動が大き
く、実用化は甚だ困難であった。
ハロゲン化銀粒子の沃化銀含有率を低下させることが好
ましい。しかし平均沃化銀含有率を低下させるとハロゲ
ン化銀の固有感度が低下することが知られている。又、
ハロゲン化銀表面の沃化銀含有率を低下させると分光増
感色素の吸着性が劣化し、分光感度が低下することや、
圧力特性が劣化する場合があることが知られている。更
にハロゲン化銀内部の沃化銀含有率を低下させても圧力
特性が劣化する場合があることが知られている。 又、
現像速度や定着速度を促進するために、ハロゲン化銀粒
子に塩化銀を含有させることが好ましいことが知られて
いる。しかし一方では塩化銀を使用すると大幅な減感を
引き起こし、また現像処理での感度や階調の変動が大き
く、実用化は甚だ困難であった。
【0006】ところで近年、平板状ハロゲン化銀粒子を
使用することにより高感度化及び高画質化を得られる技
術として例えば特開昭58-111935号、同58-111936号、同
58-111937号、同58-113927号、同59-99433号等が開示さ
れている。
使用することにより高感度化及び高画質化を得られる技
術として例えば特開昭58-111935号、同58-111936号、同
58-111937号、同58-113927号、同59-99433号等が開示さ
れている。
【0007】これら平板状ハロゲン化銀粒子を正六面体
(立方体)、正八面体等のいわゆる正常晶ハロゲン化銀
粒子と比較すると、同一体積で表面積が大きいため、粒
子表面への増感色素の吸着量を増加させることが可能で
あり、この結果高感度化が図れる利点がある。
(立方体)、正八面体等のいわゆる正常晶ハロゲン化銀
粒子と比較すると、同一体積で表面積が大きいため、粒
子表面への増感色素の吸着量を増加させることが可能で
あり、この結果高感度化が図れる利点がある。
【0008】更に特開昭63-92942号には平板状ハロゲン
化銀粒子内部に沃化銀含有率の高いコアを設ける技術
が、特開昭63-151618号には六角平板状ハロゲン化銀粒
子を用いる技術が開示され、何れも高感度化の効果が記
載されている。
化銀粒子内部に沃化銀含有率の高いコアを設ける技術
が、特開昭63-151618号には六角平板状ハロゲン化銀粒
子を用いる技術が開示され、何れも高感度化の効果が記
載されている。
【0009】この他にも例えば特開昭63-106746号、特
開平1-183644号、同1-279237号等で平板状ハロゲン化銀
粒子の組成分布に関する技術が開示されている。また特
開平5-281640号、同5-313273号、同6-19028号には(10
0)面を主平面とした平板状ハロゲン化銀粒子の技術に
ついても開示されているが、これらは何れも高感度、高
画質を狙った沃化銀含有率の高い粒子、或いは沃臭化銀
粒子についての技術であって、塩化銀含有率の高い粒子
については述べられていない。
開平1-183644号、同1-279237号等で平板状ハロゲン化銀
粒子の組成分布に関する技術が開示されている。また特
開平5-281640号、同5-313273号、同6-19028号には(10
0)面を主平面とした平板状ハロゲン化銀粒子の技術に
ついても開示されているが、これらは何れも高感度、高
画質を狙った沃化銀含有率の高い粒子、或いは沃臭化銀
粒子についての技術であって、塩化銀含有率の高い粒子
については述べられていない。
【0010】塩化銀含有の平板状粒子に関しては、(11
1)面を主平面とした平板状粒子について、いくつか公
開されているが、これらは何れも添加剤により(111)
面を形成させるため、添加剤の写真性能への悪影響が大
きく、実用化には更なるブレークスルーが必要であっ
た。
1)面を主平面とした平板状粒子について、いくつか公
開されているが、これらは何れも添加剤により(111)
面を形成させるため、添加剤の写真性能への悪影響が大
きく、実用化には更なるブレークスルーが必要であっ
た。
【0011】また米国特許5,320,938号には(100)面を
有する塩化銀含有平板状粒子が開示されており、カラー
感光材料に於ける増感の効果が述べられているが、現像
処理の迅速処理適性については述べられていない。
有する塩化銀含有平板状粒子が開示されており、カラー
感光材料に於ける増感の効果が述べられているが、現像
処理の迅速処理適性については述べられていない。
【0012】ところで、医療用X線写真感光材料の分野
では、患者サービスならびに作業性の向上のために、現
像処理の迅速化と処理廃液の低減化の他に処理作業全般
にわたっての簡便化が強く要望されている。しかし、現
像処理剤の濃縮液を希釈し処理槽に補充する液状処理剤
では、重量が重く容積も大きいため、作業の効率化が図
れなかった。これに代わるものとして近年、自動現像機
の処理槽に固体成分と希釈水で供給する固体処理剤が提
案されている。これにより輸送コストの低減や保存スペ
ースの削減ならびに作業効率の改善がなされ、更に包材
の使用量も低減できるため環境にも好ましい。
では、患者サービスならびに作業性の向上のために、現
像処理の迅速化と処理廃液の低減化の他に処理作業全般
にわたっての簡便化が強く要望されている。しかし、現
像処理剤の濃縮液を希釈し処理槽に補充する液状処理剤
では、重量が重く容積も大きいため、作業の効率化が図
れなかった。これに代わるものとして近年、自動現像機
の処理槽に固体成分と希釈水で供給する固体処理剤が提
案されている。これにより輸送コストの低減や保存スペ
ースの削減ならびに作業効率の改善がなされ、更に包材
の使用量も低減できるため環境にも好ましい。
【0013】しかしながら固体成分を処理中に溶解させ
ながら現像処理されるために、現像処理が超迅速の場合
には充分に安定したランニング性能を得ることが困難で
あり、処理変動性と現像ムラを克服できない問題点があ
った。
ながら現像処理されるために、現像処理が超迅速の場合
には充分に安定したランニング性能を得ることが困難で
あり、処理変動性と現像ムラを克服できない問題点があ
った。
【0014】なお、黒白写真感光材料用現像液には従来
より、ハイドロキノンが現像主薬として使用されてき
た。しかし作業上の安全性や環境保全の観点から最近、
現像主薬としてアスコルビン酸類に替える提案が例えば
米国特許5,236,816号にて開示されている。し
かし、アスコルビン類を用いた現像液はハイドロキノン
を用いた現像液に較べ現像活性度が低く、かつ経時で現
像液の劣化が大きいため、一定の画像を得にくいという
欠点を有しており、この欠点を克服する新たな技術が強
く要望されていた。
より、ハイドロキノンが現像主薬として使用されてき
た。しかし作業上の安全性や環境保全の観点から最近、
現像主薬としてアスコルビン酸類に替える提案が例えば
米国特許5,236,816号にて開示されている。し
かし、アスコルビン類を用いた現像液はハイドロキノン
を用いた現像液に較べ現像活性度が低く、かつ経時で現
像液の劣化が大きいため、一定の画像を得にくいという
欠点を有しており、この欠点を克服する新たな技術が強
く要望されていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的は
迅速処理適性に優れて高感度が得られ、かつ経時保存性
がよく、処理変動性及び現像ムラの発生がないハロゲン
化銀写真感光材料及びその処理方法を提供することであ
る。特に固体処理剤を供給する機構を有した自動現像機
による処理に際しても、上記の結果を得ることが可能な
ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法を提供する
ことである。さらに特定の放射線増感スクリーンの一組
と組み合わせて撮影する医療用ハロゲン化銀写真感光材
料の撮影方法を提供することである。
迅速処理適性に優れて高感度が得られ、かつ経時保存性
がよく、処理変動性及び現像ムラの発生がないハロゲン
化銀写真感光材料及びその処理方法を提供することであ
る。特に固体処理剤を供給する機構を有した自動現像機
による処理に際しても、上記の結果を得ることが可能な
ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法を提供する
ことである。さらに特定の放射線増感スクリーンの一組
と組み合わせて撮影する医療用ハロゲン化銀写真感光材
料の撮影方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以下の構
成により達成された。
成により達成された。
【0017】(1)支持体上に少なくとも1層のハロゲン
化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該乳剤層に含まれるハロゲン化銀粒子の全投影面積
の50%以上がアスペクト比2以上の平板状ハロゲン化
銀粒子であって、該平板状ハロゲン化銀粒子の主平面が
隣接辺比10未満の(100)面を有しており、かつ該
ハロゲン化銀写真感光材料に含有される全金量の30重
量%以下がハロゲン化銀粒子表面に吸着されずに、バイ
ンダー中に存在することを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料。
化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該乳剤層に含まれるハロゲン化銀粒子の全投影面積
の50%以上がアスペクト比2以上の平板状ハロゲン化
銀粒子であって、該平板状ハロゲン化銀粒子の主平面が
隣接辺比10未満の(100)面を有しており、かつ該
ハロゲン化銀写真感光材料に含有される全金量の30重
量%以下がハロゲン化銀粒子表面に吸着されずに、バイ
ンダー中に存在することを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料。
【0018】(2)前記の平板状ハロゲン化銀粒子が下記
一般式〔I〕で表される金化合物の存在下で化学増感を
施されたことを特徴とする(1)項記載のハロゲン化銀写
真感光材料。
一般式〔I〕で表される金化合物の存在下で化学増感を
施されたことを特徴とする(1)項記載のハロゲン化銀写
真感光材料。
【0019】 一般式〔I〕 (HrAum〔L〕n〔X〕p)q (式中、Lはチオン又はチオール基を有した有機化合物
配位子を表し、Xはアニオンを表す。rは0、1又は
2、mは1又は2、nは1、2又は3、pは0、1、2
又は3、qは1〜4のそれぞれ整数を表す。) (3)前記の平板状ハロゲン化銀粒子が塩化銀含有率5
0モル%以上であることを特徴とする(1)項又は(2)項記
載のハロゲン化銀写真感光材料。
配位子を表し、Xはアニオンを表す。rは0、1又は
2、mは1又は2、nは1、2又は3、pは0、1、2
又は3、qは1〜4のそれぞれ整数を表す。) (3)前記の平板状ハロゲン化銀粒子が塩化銀含有率5
0モル%以上であることを特徴とする(1)項又は(2)項記
載のハロゲン化銀写真感光材料。
【0020】(4)前記の(1)〜(3)項の何れか1項に記載
のハロゲン化銀写真感光材料と、支持体上に蛍光体と結
合剤を含む蛍光体層を有し、該蛍光体層中における蛍光
体の充填率が68%以上で、かつ蛍光体の厚みが120
μm以上、250μm以下である放射線増感スクリーン
の一組とを組み合わせて撮影することを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料の撮影方法。
のハロゲン化銀写真感光材料と、支持体上に蛍光体と結
合剤を含む蛍光体層を有し、該蛍光体層中における蛍光
体の充填率が68%以上で、かつ蛍光体の厚みが120
μm以上、250μm以下である放射線増感スクリーン
の一組とを組み合わせて撮影することを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料の撮影方法。
【0021】(5)処理槽に固体処理剤を供給する機構を
有した自動現像機で処理することを特徴とする(1)〜(3)
項の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法。
有した自動現像機で処理することを特徴とする(1)〜(3)
項の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法。
【0022】(6)処理槽に固体処理剤を供給する機構を
有した自動現像機で処理することを特徴とする(4)項記
載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
有した自動現像機で処理することを特徴とする(4)項記
載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0023】(7)現像液に実質的にジヒドロキシベンゼ
ン類を含有しない現像液で処理することを特徴とする
(5)項又は(6)項記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。
ン類を含有しない現像液で処理することを特徴とする
(5)項又は(6)項記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。
【0024】(8)ハロゲン化銀写真感光材料の全処理時
間が10秒〜45秒で処理することを特徴とする請求項
(5)〜(7)項の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法。
間が10秒〜45秒で処理することを特徴とする請求項
(5)〜(7)項の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法。
【0025】以下、本発明を詳述する。
【0026】本発明で言う平板状ハロゲン化銀粒子と
は、二つの対向する平行な主平面を有する粒子をいい、
粒子厚さに対する粒径の比(以下アスペクト比と称す)
の平均値が1.3より大きいものをいう。ここで粒径とは
平均投影面積径(以下粒径と記す)のことで、該平板状
ハロゲン化銀粒子の投影面積の円相当直径(該ハロゲン
化銀粒子と同じ投影面積を有する円の直径)で示され、
厚さとは平板状ハロゲン化銀粒子を形成する2つの平行
な主平面間の距離をいう。
は、二つの対向する平行な主平面を有する粒子をいい、
粒子厚さに対する粒径の比(以下アスペクト比と称す)
の平均値が1.3より大きいものをいう。ここで粒径とは
平均投影面積径(以下粒径と記す)のことで、該平板状
ハロゲン化銀粒子の投影面積の円相当直径(該ハロゲン
化銀粒子と同じ投影面積を有する円の直径)で示され、
厚さとは平板状ハロゲン化銀粒子を形成する2つの平行
な主平面間の距離をいう。
【0027】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子のアスペ
クト比は2以上であるが、好ましくは2.0以上15.0未満
である。特に4以上8未満が好ましい。
クト比は2以上であるが、好ましくは2.0以上15.0未満
である。特に4以上8未満が好ましい。
【0028】本発明において乳剤層中に含まれるハロゲ
ン化銀粒子の全投影面積の50%以上が(100)面を主平
面とする平板状ハロゲン化銀粒子からなることが特徴で
あるが、好ましくは70%以上、更に好ましくは90%以上
である。
ン化銀粒子の全投影面積の50%以上が(100)面を主平
面とする平板状ハロゲン化銀粒子からなることが特徴で
あるが、好ましくは70%以上、更に好ましくは90%以上
である。
【0029】本発明において、平板状ハロゲン化銀粒子
の主平面の形状は直角平行四辺形または直角平行四辺形
の角が丸まった形状である。該直角平行四辺形の隣接辺
比は10未満であるが、好ましくは5未満、更に好ましく
は2未満である。また、角が丸みを帯びている場合の辺
の長さは、その辺の直線部分を延長し、隣接する辺の直
線部分を延長した線との交点との間の距離で表される。
の主平面の形状は直角平行四辺形または直角平行四辺形
の角が丸まった形状である。該直角平行四辺形の隣接辺
比は10未満であるが、好ましくは5未満、更に好ましく
は2未満である。また、角が丸みを帯びている場合の辺
の長さは、その辺の直線部分を延長し、隣接する辺の直
線部分を延長した線との交点との間の距離で表される。
【0030】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の平均粒
径は0.15〜5.0μmであることが好ましく、0.4〜3.0μ
mであることが更に好ましく、最も好ましくは0.4〜2.0
μmである。
径は0.15〜5.0μmであることが好ましく、0.4〜3.0μ
mであることが更に好ましく、最も好ましくは0.4〜2.0
μmである。
【0031】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の平均厚
さは0.01〜1.0μmであることが好ましく、より好まし
くは0.02〜0.40μm、更に好ましくは0.02〜0.30μmで
ある。
さは0.01〜1.0μmであることが好ましく、より好まし
くは0.02〜0.40μm、更に好ましくは0.02〜0.30μmで
ある。
【0032】粒径及び厚さは感度、その他写真特性を最
良にするように最適化することができる。感度、その他
写真特性に影響する感光材料を構成する他の因子(例え
ば親水性コロイド層の厚さ、硬膜度、化学熟成条件、感
光材料の設定感度、銀付量等)によって最適粒径、最適
厚さは異なる。
良にするように最適化することができる。感度、その他
写真特性に影響する感光材料を構成する他の因子(例え
ば親水性コロイド層の厚さ、硬膜度、化学熟成条件、感
光材料の設定感度、銀付量等)によって最適粒径、最適
厚さは異なる。
【0033】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子は粒径分
布の狭い単分散乳剤が好ましく、具体的には (粒径の標準偏差/平均粒径)×100=粒径分布の広さ
(%) によって分布の広さを定義したとき25%以下のものが好
ましく、更に好ましくは20%以下のものであり、特に好
ましくは15%以下である。
布の狭い単分散乳剤が好ましく、具体的には (粒径の標準偏差/平均粒径)×100=粒径分布の広さ
(%) によって分布の広さを定義したとき25%以下のものが好
ましく、更に好ましくは20%以下のものであり、特に好
ましくは15%以下である。
【0034】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子は厚さの
分布が小さいことが好ましい。具体的には、 (厚さの標準偏差/平均厚さ)×100=厚さ分布の広さ
(%) によって分布の広さを定義したとき25%以下のものが好
ましく、更に好ましくは20%以下のものであり、特に好
ましくは15%以下である。
分布が小さいことが好ましい。具体的には、 (厚さの標準偏差/平均厚さ)×100=厚さ分布の広さ
(%) によって分布の広さを定義したとき25%以下のものが好
ましく、更に好ましくは20%以下のものであり、特に好
ましくは15%以下である。
【0035】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子はハロゲ
ン化銀として臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀、沃
塩化銀、塩沃臭化銀等を用いることができる。沃化銀の
含有量は、ハロゲン化銀粒子全体での平均沃化銀含有率
として1.0モル%以下が好ましいが、更には0.5モル%以
下が更に好ましい。
ン化銀として臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀、沃
塩化銀、塩沃臭化銀等を用いることができる。沃化銀の
含有量は、ハロゲン化銀粒子全体での平均沃化銀含有率
として1.0モル%以下が好ましいが、更には0.5モル%以
下が更に好ましい。
【0036】本発明において、個々のハロゲン化銀粒子
のハロゲン含有率及び平均ハロゲン含有率はEPMA法(El
ectron Probe Micro Analyzer法)を用いることにより
求めることができる。この方法は乳剤粒子を互いに接触
しないようによく分散したサンプルを作製し、電子ビー
ムを照射し、電子線励起によるX線分析を行うもので極
微小な部分の元素分析を行える。この方法により、各粒
子から放射される銀及びハロゲンの特性X線強度を求め
ることにより、個々の粒子のハロゲン化銀組成を決定で
きる。少なくとも50個の粒子についてEPMA法によりハロ
ゲン含有率を求めれば、それらの平均からハロゲン含有
率が求められる。
のハロゲン含有率及び平均ハロゲン含有率はEPMA法(El
ectron Probe Micro Analyzer法)を用いることにより
求めることができる。この方法は乳剤粒子を互いに接触
しないようによく分散したサンプルを作製し、電子ビー
ムを照射し、電子線励起によるX線分析を行うもので極
微小な部分の元素分析を行える。この方法により、各粒
子から放射される銀及びハロゲンの特性X線強度を求め
ることにより、個々の粒子のハロゲン化銀組成を決定で
きる。少なくとも50個の粒子についてEPMA法によりハロ
ゲン含有率を求めれば、それらの平均からハロゲン含有
率が求められる。
【0037】本発明のハロゲン化銀乳剤に含まれる平板
状ハロゲン化銀粒子(以下、本発明の平板状ハロゲン化
銀粒子と略すこともある。)は粒子間のハロゲン含有量
がより均一になっていることが好ましい。EPMA法により
粒子間のハロゲン含有量の分布を測定したとき、相対標
準偏差が35%以下、更に20%以下であることが好まし
い。
状ハロゲン化銀粒子(以下、本発明の平板状ハロゲン化
銀粒子と略すこともある。)は粒子間のハロゲン含有量
がより均一になっていることが好ましい。EPMA法により
粒子間のハロゲン含有量の分布を測定したとき、相対標
準偏差が35%以下、更に20%以下であることが好まし
い。
【0038】本発明において平板状ハロゲン化銀粒子は
沃化銀を含有させる場合、含有させる位置は少なくとも
内部に含有することが好ましい。内部の場合、少なくと
も中心部に存在することが更に好ましい。また内部の他
に最表面に存在させることも好ましい。
沃化銀を含有させる場合、含有させる位置は少なくとも
内部に含有することが好ましい。内部の場合、少なくと
も中心部に存在することが更に好ましい。また内部の他
に最表面に存在させることも好ましい。
【0039】本発明において、ハロゲン化銀粒子内部の
ハロゲン組成分布は粒子を超薄切片に前処理した後、冷
却しながら透過電子顕微鏡で観察、分析を行うことによ
り求められる。具体的には乳剤からハロゲン化銀粒子を
取り出した後、樹脂中に包埋し、これをダイヤモンドナ
イフで切削することにより厚さ60nmの切片を作製する。
この切片を液体窒素で冷却しながら、エネルギー分散型
X線分析装置を装着した透過電子顕微鏡により観察と点
分析を行い、定量計算することにより求められる(井
上、長澤:写真学会昭和62年年次大会講演要旨集p6
2)。
ハロゲン組成分布は粒子を超薄切片に前処理した後、冷
却しながら透過電子顕微鏡で観察、分析を行うことによ
り求められる。具体的には乳剤からハロゲン化銀粒子を
取り出した後、樹脂中に包埋し、これをダイヤモンドナ
イフで切削することにより厚さ60nmの切片を作製する。
この切片を液体窒素で冷却しながら、エネルギー分散型
X線分析装置を装着した透過電子顕微鏡により観察と点
分析を行い、定量計算することにより求められる(井
上、長澤:写真学会昭和62年年次大会講演要旨集p6
2)。
【0040】本発明において、平板状ハロゲン化銀粒子
の最表面の沃化銀含有率は、XPS法(X-ray Photoele
ctron Spectroscopy:X線光電子分光法)によって分析
される深さ50Åまでの部分の沃化銀含有率を言い、以下
のようにして求めることができる。
の最表面の沃化銀含有率は、XPS法(X-ray Photoele
ctron Spectroscopy:X線光電子分光法)によって分析
される深さ50Åまでの部分の沃化銀含有率を言い、以下
のようにして求めることができる。
【0041】試料を1×10-8torr以下の超高真空中で−
110℃以下まで冷却し、プローブ用X線としてMgKαをX
線源電圧15kv、X線源電流40mAで照射し、Ag3d5/2、Br
3d、I3d3/2電子について測定する。測定されたピーク
の積分強度を感度因子(Sensitivity Factor)で補正
し、これらの強度比から最表面のハライド組成を求め
る。
110℃以下まで冷却し、プローブ用X線としてMgKαをX
線源電圧15kv、X線源電流40mAで照射し、Ag3d5/2、Br
3d、I3d3/2電子について測定する。測定されたピーク
の積分強度を感度因子(Sensitivity Factor)で補正
し、これらの強度比から最表面のハライド組成を求め
る。
【0042】試料を冷却するのは、室温でのX線照射に
よる試料の破壊(ハロゲン化銀の分解とハライド(特に
沃素)の拡散)で生じる測定誤差をなくし、測定精度を
高めるためである。−110℃まで冷却すれば、試料破壊
は測定上支障のないレベルに抑えることができる。
よる試料の破壊(ハロゲン化銀の分解とハライド(特に
沃素)の拡散)で生じる測定誤差をなくし、測定精度を
高めるためである。−110℃まで冷却すれば、試料破壊
は測定上支障のないレベルに抑えることができる。
【0043】本発明において、平板状ハロゲン化銀粒子
は種々のハロゲン組成が可能であるが塩化銀含有率が50
モル%以上であって、更に好ましくは70モル%以上含有
することである。他は臭化銀、又は沃化銀を含有してい
てもよい。
は種々のハロゲン組成が可能であるが塩化銀含有率が50
モル%以上であって、更に好ましくは70モル%以上含有
することである。他は臭化銀、又は沃化銀を含有してい
てもよい。
【0044】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子は転位を
有していてもよい。転位は例えばJ.F.Hamilton, Phot.S
ci.Eng, 57(1967)や、T.Shiozawa, J.Soc.Phot.Sci.Jap
an,35,213(1972)に記載の低温での透過型電子顕微鏡を
用いた直接的な方法により観察することができる。即
ち、乳剤から粒子に転位が発生する程の圧力をかけない
よう注意して取りだしたハロゲン化銀粒子を電子顕微鏡
観察用のメッシュに載せ、電子線による損傷(プリント
アウト等)を防ぐように試料を冷却した状態で透過法に
より観察を行う。このとき、粒子の厚みが厚いほど電子
線が透過しにくくなるので、高圧型(0.25μmの厚さの
粒子に対して200kv以上)の電子顕微鏡を用いた方がよ
り鮮明に観察することができる。
有していてもよい。転位は例えばJ.F.Hamilton, Phot.S
ci.Eng, 57(1967)や、T.Shiozawa, J.Soc.Phot.Sci.Jap
an,35,213(1972)に記載の低温での透過型電子顕微鏡を
用いた直接的な方法により観察することができる。即
ち、乳剤から粒子に転位が発生する程の圧力をかけない
よう注意して取りだしたハロゲン化銀粒子を電子顕微鏡
観察用のメッシュに載せ、電子線による損傷(プリント
アウト等)を防ぐように試料を冷却した状態で透過法に
より観察を行う。このとき、粒子の厚みが厚いほど電子
線が透過しにくくなるので、高圧型(0.25μmの厚さの
粒子に対して200kv以上)の電子顕微鏡を用いた方がよ
り鮮明に観察することができる。
【0045】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子は米国特
許5,320,938号記載の方法で作成することが出来る。即
ち、(100)面を形成しやすい条件下で沃度イオンの存
在下、低pClで核形成させることが好ましい。核形成後
は、オストワルド熟成及び/又は成長を行い、所望の粒
径、分布を有する平板状ハロゲン化銀粒子を得ることが
出来る。
許5,320,938号記載の方法で作成することが出来る。即
ち、(100)面を形成しやすい条件下で沃度イオンの存
在下、低pClで核形成させることが好ましい。核形成後
は、オストワルド熟成及び/又は成長を行い、所望の粒
径、分布を有する平板状ハロゲン化銀粒子を得ることが
出来る。
【0046】例えば、まず第1の容器に銀塩溶液、沃素
イオンを含んだハライド溶液、保護コロイド液を添加し
て核形成を行い、核形成後、その混合溶液を第2の容器
にうつし、そこで成長させる方法が好ましく用いられ
る。
イオンを含んだハライド溶液、保護コロイド液を添加し
て核形成を行い、核形成後、その混合溶液を第2の容器
にうつし、そこで成長させる方法が好ましく用いられ
る。
【0047】尚、その際、成長を途中で一旦止め、これ
を種粒子とし種粒子上にハロゲン化銀を析出させる方法
にて成長させてもよい。
を種粒子とし種粒子上にハロゲン化銀を析出させる方法
にて成長させてもよい。
【0048】具体的には、反応容器に予め保護コロイド
を含む水溶液及び種粒子を存在させ必要に応じて銀イオ
ン、ハロゲンイオン、或いはハロゲン化銀微粒子を供給
して種粒子を成長させることができる。
を含む水溶液及び種粒子を存在させ必要に応じて銀イオ
ン、ハロゲンイオン、或いはハロゲン化銀微粒子を供給
して種粒子を成長させることができる。
【0049】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子を作成す
るには、保護コロイド液のpClは0.5〜3.5の範囲にある
ことが好ましく、1.0〜3.0が更に好ましく、1.5〜2.5が
最も好ましい。
るには、保護コロイド液のpClは0.5〜3.5の範囲にある
ことが好ましく、1.0〜3.0が更に好ましく、1.5〜2.5が
最も好ましい。
【0050】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の作成に
おいて、核形成は銀塩溶液が保護コロイド液中に添加さ
れた時点から開始されるが、沃素イオンは、銀塩溶液と
同時か又は銀塩溶液に先だって添加されることが好まし
く、最も好ましくは銀塩溶液に先だって添加する場合で
ある。
おいて、核形成は銀塩溶液が保護コロイド液中に添加さ
れた時点から開始されるが、沃素イオンは、銀塩溶液と
同時か又は銀塩溶液に先だって添加されることが好まし
く、最も好ましくは銀塩溶液に先だって添加する場合で
ある。
【0051】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の作成に
おいて、沃素は沃化銀と塩化銀の固溶限界まで導入する
ことが可能であるが、核形成開始時の保護コロイド液中
の沃素イオン濃度としては10モル%以下が好ましく、更
に好ましくは0.01モル%以上、10モル%以下であり、最
も好ましくは0.05モル%以上、10モル%以下である。
おいて、沃素は沃化銀と塩化銀の固溶限界まで導入する
ことが可能であるが、核形成開始時の保護コロイド液中
の沃素イオン濃度としては10モル%以下が好ましく、更
に好ましくは0.01モル%以上、10モル%以下であり、最
も好ましくは0.05モル%以上、10モル%以下である。
【0052】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の作成に
おいて、核形成時における銀塩溶液の添加時間は5秒以
上、1分未満が好ましい。また核形成時には銀塩溶液と
ハライド溶液がともに添加されることが好ましい。特に
沃素イオンは添加されることが好ましい。
おいて、核形成時における銀塩溶液の添加時間は5秒以
上、1分未満が好ましい。また核形成時には銀塩溶液と
ハライド溶液がともに添加されることが好ましい。特に
沃素イオンは添加されることが好ましい。
【0053】また核形成時の保護コロイド液中の臭素イ
オンは、塩素イオンが50モル%以上存在する限りにおい
て存在していてもよい。本発明において、核の塩化銀含
有率は50モル%以上であるが、好ましくは70モル%以
上、更に好ましくは90モル%以上である。核形成時のp
Hは2〜8が好ましい。また温度は30〜90℃が好まし
く、35〜70℃が更に好ましい。核形成時に添加される銀
量は総銀量の0.1モル%〜10モル%であることが好まし
い。
オンは、塩素イオンが50モル%以上存在する限りにおい
て存在していてもよい。本発明において、核の塩化銀含
有率は50モル%以上であるが、好ましくは70モル%以
上、更に好ましくは90モル%以上である。核形成時のp
Hは2〜8が好ましい。また温度は30〜90℃が好まし
く、35〜70℃が更に好ましい。核形成時に添加される銀
量は総銀量の0.1モル%〜10モル%であることが好まし
い。
【0054】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の作成に
おいて、アンモニア、チオエーテル、チオ尿素等の公知
のハロゲン化銀溶剤を存在させることができる。本発明
の平板状ハロゲン化銀粒子の作成において、成長時は銀
塩溶液とハライド溶液をダブルジェット法によって添加
し、添加速度を粒子の成長に応じて、新核形成が起こら
ず、かつオストワルド熟成によるサイズ分布の広がりが
ない速度、即ち新しい核が発生する速度の30〜100%の
範囲で徐々に変化させる方法により所望の粒径、分布を
有する粒子を得ることができる。更に成長させる別の条
件として、日本写真学会昭和58年年次大会要旨集88項に
見られるように、ハロゲン化銀微粒子を添加し溶解、再
結晶することにより成長させる方法も好ましく用いられ
る。特に沃化銀微粒子、臭化銀微粒子、沃臭化銀微粒
子、塩化銀微粒子、が好ましく用いられる。
おいて、アンモニア、チオエーテル、チオ尿素等の公知
のハロゲン化銀溶剤を存在させることができる。本発明
の平板状ハロゲン化銀粒子の作成において、成長時は銀
塩溶液とハライド溶液をダブルジェット法によって添加
し、添加速度を粒子の成長に応じて、新核形成が起こら
ず、かつオストワルド熟成によるサイズ分布の広がりが
ない速度、即ち新しい核が発生する速度の30〜100%の
範囲で徐々に変化させる方法により所望の粒径、分布を
有する粒子を得ることができる。更に成長させる別の条
件として、日本写真学会昭和58年年次大会要旨集88項に
見られるように、ハロゲン化銀微粒子を添加し溶解、再
結晶することにより成長させる方法も好ましく用いられ
る。特に沃化銀微粒子、臭化銀微粒子、沃臭化銀微粒
子、塩化銀微粒子、が好ましく用いられる。
【0055】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子は、いわ
ゆるハロゲン変換型(コンバージョン型)の粒子であっ
ても構わない。ハロゲン変換量は銀量に対して0.2モル
%〜0.5モル%が好ましく、変換の時期は物理熟成中で
も物理熟成終了後でも良い。
ゆるハロゲン変換型(コンバージョン型)の粒子であっ
ても構わない。ハロゲン変換量は銀量に対して0.2モル
%〜0.5モル%が好ましく、変換の時期は物理熟成中で
も物理熟成終了後でも良い。
【0056】ハロゲン変換の方法としては、通常ハロゲ
ン変換前の粒子表面のハロゲン組成よりも銀との溶解度
積の小さいハロゲン水溶液またはハロゲン化銀微粒子を
添加する。このときの微粒子サイズとしては0.2μm以
下が好ましく、より好ましくは0.02〜0.1μmである。
ン変換前の粒子表面のハロゲン組成よりも銀との溶解度
積の小さいハロゲン水溶液またはハロゲン化銀微粒子を
添加する。このときの微粒子サイズとしては0.2μm以
下が好ましく、より好ましくは0.02〜0.1μmである。
【0057】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の最表面
に沃化銀を含有させる場合、その方法としては、基盤と
なる平板状粒子を含有する乳剤に硝酸銀溶液とヨードイ
オンを含有する溶液を同時添加する方法、沃化銀,沃臭
化銀または塩沃臭化銀等のハロゲン化銀微粒子を添加す
る方法、沃化カリウムまたは沃化カリウムと臭化カリウ
ムの混合物、ヨードイオンを放出する有機化合物等の添
加法などが適用できる。これらのうち好ましいのはハロ
ゲン化銀微粒子を添加する方法である。特に好ましいの
は沃化銀微粒子の添加及びヨードイオンを放出する有機
化合物の添加である。
に沃化銀を含有させる場合、その方法としては、基盤と
なる平板状粒子を含有する乳剤に硝酸銀溶液とヨードイ
オンを含有する溶液を同時添加する方法、沃化銀,沃臭
化銀または塩沃臭化銀等のハロゲン化銀微粒子を添加す
る方法、沃化カリウムまたは沃化カリウムと臭化カリウ
ムの混合物、ヨードイオンを放出する有機化合物等の添
加法などが適用できる。これらのうち好ましいのはハロ
ゲン化銀微粒子を添加する方法である。特に好ましいの
は沃化銀微粒子の添加及びヨードイオンを放出する有機
化合物の添加である。
【0058】上記の最表面の沃化銀含有率を調整する時
期は、ハロゲン化銀結晶の製造工程の最終的過程から化
学熟成工程、更にハロゲン化銀乳剤の塗布直前の調液工
程終了までの間に選ぶことができるが、化学熟成工程終
了までに調整することが好ましい。ここで言う化学熟成
工程とは、本発明のハロゲン化銀乳剤の物理熟成及び脱
塩操作が終了した時点から、化学増感剤を添加し、その
後化学熟成を停止するための操作を施した時点までの間
を指す。又、ハロゲン化銀微粒子の添加は時間間隔をと
って数回に分けて行ってもよいし、該微粒子の添加後
に、更に別の化学熟成済み乳剤を加えてもよい。
期は、ハロゲン化銀結晶の製造工程の最終的過程から化
学熟成工程、更にハロゲン化銀乳剤の塗布直前の調液工
程終了までの間に選ぶことができるが、化学熟成工程終
了までに調整することが好ましい。ここで言う化学熟成
工程とは、本発明のハロゲン化銀乳剤の物理熟成及び脱
塩操作が終了した時点から、化学増感剤を添加し、その
後化学熟成を停止するための操作を施した時点までの間
を指す。又、ハロゲン化銀微粒子の添加は時間間隔をと
って数回に分けて行ってもよいし、該微粒子の添加後
に、更に別の化学熟成済み乳剤を加えてもよい。
【0059】ハロゲン化銀微粒子を添加する際の本発明
の乳剤液の温度は、30〜80℃の範囲が好ましく、更には
40〜65℃の範囲が特に好ましい。又、本発明は添加する
ハロゲン化銀微粒子が、添加後塗布直前までの間に一部
もしくは全部が消失する条件で実施されることが好まし
く、更に好ましい条件は添加したハロゲン化銀微粒子の
20%以上が塗布直前において消失していることである。
の乳剤液の温度は、30〜80℃の範囲が好ましく、更には
40〜65℃の範囲が特に好ましい。又、本発明は添加する
ハロゲン化銀微粒子が、添加後塗布直前までの間に一部
もしくは全部が消失する条件で実施されることが好まし
く、更に好ましい条件は添加したハロゲン化銀微粒子の
20%以上が塗布直前において消失していることである。
【0060】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の製造に
当たっては、製造時の撹拌条件が極めて重要である。撹
拌装置としては特開昭62-160128号に示される添加液ノ
ズルを、撹拌機の母液吸入口に近く液中に設置した装置
が特に好ましく用いられる。
当たっては、製造時の撹拌条件が極めて重要である。撹
拌装置としては特開昭62-160128号に示される添加液ノ
ズルを、撹拌機の母液吸入口に近く液中に設置した装置
が特に好ましく用いられる。
【0061】この際の撹拌回転数は100〜1200rpmにする
ことが好ましい。
ことが好ましい。
【0062】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子は、粒子
を形成する過程及び/又は成長させる過程で、カドミウ
ム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩(錯塩
を含む)、ロジウム塩(錯塩を含む)、及び鉄塩(錯塩
を含む)から選ばれる少なくとも1種を用いて金属イオ
ンを添加し、粒子内部及び/または粒子表面にこれらの
金属元素を含有させることが好ましい。
を形成する過程及び/又は成長させる過程で、カドミウ
ム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩(錯塩
を含む)、ロジウム塩(錯塩を含む)、及び鉄塩(錯塩
を含む)から選ばれる少なくとも1種を用いて金属イオ
ンを添加し、粒子内部及び/または粒子表面にこれらの
金属元素を含有させることが好ましい。
【0063】本発明において現像速度を促進するために
脱塩工程前にハロゲン化銀溶剤を添加することも好まし
い。例えば、チオシアン酸化合物(チオシアン酸カリウ
ム、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウ
ム等)を銀1モル当たり1×10-3モル以上、3×10-2モ
ル以下加えることが好ましい。
脱塩工程前にハロゲン化銀溶剤を添加することも好まし
い。例えば、チオシアン酸化合物(チオシアン酸カリウ
ム、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウ
ム等)を銀1モル当たり1×10-3モル以上、3×10-2モ
ル以下加えることが好ましい。
【0064】本発明において、ハロゲン化銀粒子の保護
コロイド用分散媒としてはゼラチンを用いることが好ま
しく、ゼラチンとしてはアルカリ処理ゼラチン、酸処理
ゼラチン、低分子量ゼラチン(分子量が2万〜10万)、
フタル化ゼラチン等の修飾ゼラチンが用いられる。ま
た、これ以外の親水性コロイドも使用できる。具体的に
はリサーチ・ディスクロージャー誌(Research Disclos
ure.以下RDと略す)RD.17643(1978年12月)に記載され
ているものが挙げられる。
コロイド用分散媒としてはゼラチンを用いることが好ま
しく、ゼラチンとしてはアルカリ処理ゼラチン、酸処理
ゼラチン、低分子量ゼラチン(分子量が2万〜10万)、
フタル化ゼラチン等の修飾ゼラチンが用いられる。ま
た、これ以外の親水性コロイドも使用できる。具体的に
はリサーチ・ディスクロージャー誌(Research Disclos
ure.以下RDと略す)RD.17643(1978年12月)に記載され
ているものが挙げられる。
【0065】本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の作成に
おいて、ハロゲン化銀粒子の成長時に不要な可溶性塩類
を除去してもよいし、或いは含有させたままでもよい。
該塩類を除去する場合にはRD.17643のII項に記載の方法
に基づいて行うことができる。本発明の平板状ハロゲン
化銀粒子は化学増感を施すことができる。化学熟成即ち
化学増感の工程の条件、例えばpH、pAg、温度、時間等
については特に制限がなく、当業界で一般に行われてい
る条件で行うことができる。化学増感のためには銀イオ
ンと反応しうる硫黄を含む化合物や活性ゼラチンを用い
る硫黄増感法、セレン化合物を用いるセレン増感法、テ
ルル化合物を用いるテルル増感法、還元性物質を用いる
還元増感法、金その他、貴金属を用いる貴金属増感法等
を単独または組み合わせて用いることができるが、中で
も、セレン増感法、テルル増感法、還元増感法等が好ま
しく用いられ、特にセレン増感法が好ましく用いられ
る。
おいて、ハロゲン化銀粒子の成長時に不要な可溶性塩類
を除去してもよいし、或いは含有させたままでもよい。
該塩類を除去する場合にはRD.17643のII項に記載の方法
に基づいて行うことができる。本発明の平板状ハロゲン
化銀粒子は化学増感を施すことができる。化学熟成即ち
化学増感の工程の条件、例えばpH、pAg、温度、時間等
については特に制限がなく、当業界で一般に行われてい
る条件で行うことができる。化学増感のためには銀イオ
ンと反応しうる硫黄を含む化合物や活性ゼラチンを用い
る硫黄増感法、セレン化合物を用いるセレン増感法、テ
ルル化合物を用いるテルル増感法、還元性物質を用いる
還元増感法、金その他、貴金属を用いる貴金属増感法等
を単独または組み合わせて用いることができるが、中で
も、セレン増感法、テルル増感法、還元増感法等が好ま
しく用いられ、特にセレン増感法が好ましく用いられ
る。
【0066】本発明において適用できる硫黄増感剤とし
ては例えば1,3-ジフェニルチオ尿素、トリエチルチオ尿
素、1-エチル,3-(2-チアゾリル)チオ尿素などのチオ尿
素誘導体、ローダニン誘導体、ジチオカルバミン酸類、
ポリスルフィド有機化合物、硫黄単体,チオ硫酸ナトリ
ウムなどの無機化合物が好ましい例として挙げられる。
ては例えば1,3-ジフェニルチオ尿素、トリエチルチオ尿
素、1-エチル,3-(2-チアゾリル)チオ尿素などのチオ尿
素誘導体、ローダニン誘導体、ジチオカルバミン酸類、
ポリスルフィド有機化合物、硫黄単体,チオ硫酸ナトリ
ウムなどの無機化合物が好ましい例として挙げられる。
【0067】金増感剤としては塩化金酸、チオ硫酸金、
チオシアン酸金等が使用できるが、より好ましい金増感
剤としては、前記一般式〔I〕で表される有機化合物の
金錯体を挙げることができる。該有機金錯体を使用する
とハロゲン化銀粒子表面に吸着乃至反応する金の比率が
増加し、バインダー中に存在する金の比率を減少でき
る。ここで、バインダーとは、ハロゲン化銀感材中に含
有されるハロゲン化銀粒子以外の被含有物であるゼラチ
ン、ポリマーラテックス等の分散媒及び該分散媒中に分
散されている各種写真用添加剤を含めたものとする。
チオシアン酸金等が使用できるが、より好ましい金増感
剤としては、前記一般式〔I〕で表される有機化合物の
金錯体を挙げることができる。該有機金錯体を使用する
とハロゲン化銀粒子表面に吸着乃至反応する金の比率が
増加し、バインダー中に存在する金の比率を減少でき
る。ここで、バインダーとは、ハロゲン化銀感材中に含
有されるハロゲン化銀粒子以外の被含有物であるゼラチ
ン、ポリマーラテックス等の分散媒及び該分散媒中に分
散されている各種写真用添加剤を含めたものとする。
【0068】次に本発明の有機金錯体について詳述す
る。
る。
【0069】上記一般式〔I〕において、Xで表される
アニオン基としては、ハロゲンイオン(例えば弗素、塩
素、臭素、沃素イオン)、過塩素酸イオン、硼弗化水素
酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、チオシアン酸イオ
ン等の基が挙げられる。
アニオン基としては、ハロゲンイオン(例えば弗素、塩
素、臭素、沃素イオン)、過塩素酸イオン、硼弗化水素
酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、チオシアン酸イオ
ン等の基が挙げられる。
【0070】Lで表される5員又は6員の複素環配位子
としては、陰イオン性、陽イオン性或いは中性の単環基
であり、下記一般式〔II〕又は一般式〔III〕で示され
るものから選択される。
としては、陰イオン性、陽イオン性或いは中性の単環基
であり、下記一般式〔II〕又は一般式〔III〕で示され
るものから選択される。
【0071】
【化1】
【0072】一般式、〔II〕及び一般式〔III〕におい
て、Y1及びY2は各々、酸素原子、硫黄原子、セレン原
子又は=NR1基を表し、Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5は
各々、
て、Y1及びY2は各々、酸素原子、硫黄原子、セレン原
子又は=NR1基を表し、Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5は
各々、
【0073】
【化2】
【0074】=CHSH、=NR1、−N=基、酸素原
子、硫黄原子又はセレン原子を表し、Z1〜Z4の少なく
とも一つは=C=W基又は=CHSH基を表す。Wは酸
素原子、硫黄原子、セレン原子又はNR1基を表す。R1
は水素原子、アルキル基、アリール基又は複素環基を表
し、R2及びR3は各々、アルキル基、アリール基、複素
環基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、メルカプト基、
アルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、ア
リールチオ基、複素環オキシ基、複素環チオ基、アミノ
基、ホスホニル基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、スルホ基、イミ
ド基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシル基、
シアノ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、シ
リルオキシ基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、
ニトロ基、スルホニル基、スルフィニル基、アシルアミ
ノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシ
カルボニルアミノ基、スルホンアミド基等の各基を表
す。
子、硫黄原子又はセレン原子を表し、Z1〜Z4の少なく
とも一つは=C=W基又は=CHSH基を表す。Wは酸
素原子、硫黄原子、セレン原子又はNR1基を表す。R1
は水素原子、アルキル基、アリール基又は複素環基を表
し、R2及びR3は各々、アルキル基、アリール基、複素
環基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、メルカプト基、
アルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、ア
リールチオ基、複素環オキシ基、複素環チオ基、アミノ
基、ホスホニル基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、スルホ基、イミ
ド基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシル基、
シアノ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、シ
リルオキシ基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、
ニトロ基、スルホニル基、スルフィニル基、アシルアミ
ノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシ
カルボニルアミノ基、スルホンアミド基等の各基を表
す。
【0075】一般式〔I〕、一般式〔II〕及び一般式
〔III〕において、Y1、Z1、Z2、Z3及びZ4で形成さ
れる5員複素環基の具体例としては、ピロール系(例え
ば2(IH)−ピロリン、2−ピロリジニウム、2(3
H)−ピロリン、ピロニウム等の基)、イミダゾール系
(例えば2(3H)−イミダゾリン、2−イミダゾリニ
ウム、2(3H)−イミダゾリン、イミダゾリウム等の
基)、オキサゾール系(例えば2(3H)−オキサゾリ
ジン、2−オキサゾリニウム、2(3H)−オキサゾリ
ン、オキサゾリウム等の基)、イソオキサゾール系(例
えば3(2H)−イソオキサゾリン、3−イソオキサゾ
リウム等の基)、チアゾール系(例えば2(3H)−チ
アゾリジン、2−チアゾリウム、2(3H)−チアゾリ
ン、チアゾリウム等の基)、イソチアゾール系(例えば
3(2H)−イソチアゾリン、3−イソチアゾリウム等
の基)、セレナゾール系(例えば2(3H)−セレナゾ
リジン、セレナゾリウム等の基)、オキサゾリジン系
(例えば2−チオオキサゾリジン−2,4−ジオン、
2,4−オキサゾリジンジオン、オキサゾリジン−4−
オン、2−オキサゾリン−4−オン等の基)、チアゾリ
ジン系(例えば2−チオアゾリン−2,4−ジオン、
2,4−チアゾリジンジオン、チアゾリジン−4−オ
ン、2−チアゾリン−4−オン等の基)、イミダゾリジ
ン系(例えば2−チオイミダゾリジン−2,4−ジオ
ン、2,4−イミダゾリジンジオン、イソチアゾリジン
−4−オン、2−イミダゾリジン−4−オン等の基)、
セレナゾリジン系(例えば2−チオセレナゾリジ、ン−
2,4−ジオン、2,4−セレナゾリジンジオン、セレ
ナゾリジン−4−オン、2−セレナゾリン−4−オン等
の基)等の各基が挙げられる。
〔III〕において、Y1、Z1、Z2、Z3及びZ4で形成さ
れる5員複素環基の具体例としては、ピロール系(例え
ば2(IH)−ピロリン、2−ピロリジニウム、2(3
H)−ピロリン、ピロニウム等の基)、イミダゾール系
(例えば2(3H)−イミダゾリン、2−イミダゾリニ
ウム、2(3H)−イミダゾリン、イミダゾリウム等の
基)、オキサゾール系(例えば2(3H)−オキサゾリ
ジン、2−オキサゾリニウム、2(3H)−オキサゾリ
ン、オキサゾリウム等の基)、イソオキサゾール系(例
えば3(2H)−イソオキサゾリン、3−イソオキサゾ
リウム等の基)、チアゾール系(例えば2(3H)−チ
アゾリジン、2−チアゾリウム、2(3H)−チアゾリ
ン、チアゾリウム等の基)、イソチアゾール系(例えば
3(2H)−イソチアゾリン、3−イソチアゾリウム等
の基)、セレナゾール系(例えば2(3H)−セレナゾ
リジン、セレナゾリウム等の基)、オキサゾリジン系
(例えば2−チオオキサゾリジン−2,4−ジオン、
2,4−オキサゾリジンジオン、オキサゾリジン−4−
オン、2−オキサゾリン−4−オン等の基)、チアゾリ
ジン系(例えば2−チオアゾリン−2,4−ジオン、
2,4−チアゾリジンジオン、チアゾリジン−4−オ
ン、2−チアゾリン−4−オン等の基)、イミダゾリジ
ン系(例えば2−チオイミダゾリジン−2,4−ジオ
ン、2,4−イミダゾリジンジオン、イソチアゾリジン
−4−オン、2−イミダゾリジン−4−オン等の基)、
セレナゾリジン系(例えば2−チオセレナゾリジ、ン−
2,4−ジオン、2,4−セレナゾリジンジオン、セレ
ナゾリジン−4−オン、2−セレナゾリン−4−オン等
の基)等の各基が挙げられる。
【0076】又、一般式〔I〕、一般式〔II〕及び一般
式〔III〕において、Y2、Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5で
形成される6員複素環基の其体側としては、ピリジン系
(例えば1,2−ジヒドロ−2−ピリジリデン、2−ピ
リジニウム、テトラヒドロピリジン−2,4−ジオン、
テトラヒドロピリジン−2,6−ジオン等の基)、ピリ
ミジン系(例えばテトラヒドロピリミジン−2,4−ジ
オン、テトラヒドロピリミジン−2,6−ジオン、ヘキ
サヒドロピリジン−2,4,6−トリオン、2−チオヘ
キサヒドロピリジン−2,4,6−トリオン等の基)、
Zピラゾリン系(ピラゾリン−5−オン、ピラゾリジン
−3,5−ジオン等の基)等の各基が挙げられる。
式〔III〕において、Y2、Z1、Z2、Z3、Z4及びZ5で
形成される6員複素環基の其体側としては、ピリジン系
(例えば1,2−ジヒドロ−2−ピリジリデン、2−ピ
リジニウム、テトラヒドロピリジン−2,4−ジオン、
テトラヒドロピリジン−2,6−ジオン等の基)、ピリ
ミジン系(例えばテトラヒドロピリミジン−2,4−ジ
オン、テトラヒドロピリミジン−2,6−ジオン、ヘキ
サヒドロピリジン−2,4,6−トリオン、2−チオヘ
キサヒドロピリジン−2,4,6−トリオン等の基)、
Zピラゾリン系(ピラゾリン−5−オン、ピラゾリジン
−3,5−ジオン等の基)等の各基が挙げられる。
【0077】これらの環上に置換する基において、
R1、R2及びR3で表されるアルキル基としては、例え
ばメチル、エチル、プロピル、アミル、2−エチルへキ
シル、ドデシル、2−ヘキシルデシル、オクタデシル等
の直鎖・分岐の非置換の基、シクロペンチル、シクロヘ
キシル等の環上の基、又は2−カルボキシエチル、2−
ヒドロキシエチル、2−メタンスルホニルアミノエチ
ル、2−メトキシエチル、2−(2−メトキシエチル)
エチル、2−メタンスルホニルエチル、3−スルホプロ
ピル、トリフルオロメチル等の置換された基が挙げら
れ、アリール基としては、例えばフェニル、4−t−ブ
チルフェニル、2,4−ジ−t−アミルフェニル、4−
ニトロフェニル、3−ニトロフェニル、4−メタンスル
ホニルフェニル、3−メタンスルホニルアミノフェニ
ル、2,4,6−トリクロロフェニル、4−トリフルオ
ロフェニル、2−メトキシフェニル、2−アセチルアミ
ノフェニル、2−(2−エチルウレイド)フェニル等の
置換、非置換の各基が挙げられ、複素環基としては、例
えば2−ピリジン、2−フリル、2−ピリミジル、2−
チエニル、5−ニトロ−2−チエニル、4−メチル−2
−チアゾリル、1−ピロジニル等の置換、非置換の各基
が挙げられる。
R1、R2及びR3で表されるアルキル基としては、例え
ばメチル、エチル、プロピル、アミル、2−エチルへキ
シル、ドデシル、2−ヘキシルデシル、オクタデシル等
の直鎖・分岐の非置換の基、シクロペンチル、シクロヘ
キシル等の環上の基、又は2−カルボキシエチル、2−
ヒドロキシエチル、2−メタンスルホニルアミノエチ
ル、2−メトキシエチル、2−(2−メトキシエチル)
エチル、2−メタンスルホニルエチル、3−スルホプロ
ピル、トリフルオロメチル等の置換された基が挙げら
れ、アリール基としては、例えばフェニル、4−t−ブ
チルフェニル、2,4−ジ−t−アミルフェニル、4−
ニトロフェニル、3−ニトロフェニル、4−メタンスル
ホニルフェニル、3−メタンスルホニルアミノフェニ
ル、2,4,6−トリクロロフェニル、4−トリフルオ
ロフェニル、2−メトキシフェニル、2−アセチルアミ
ノフェニル、2−(2−エチルウレイド)フェニル等の
置換、非置換の各基が挙げられ、複素環基としては、例
えば2−ピリジン、2−フリル、2−ピリミジル、2−
チエニル、5−ニトロ−2−チエニル、4−メチル−2
−チアゾリル、1−ピロジニル等の置換、非置換の各基
が挙げられる。
【0078】R2及びR3が表すハロゲン原子としては、
例えば、弗素、塩素、臭素、沃素原子であり、アルコキ
シ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、2−メトキシエトキシ、2−メチルチオエトキシ、
2−メタンスルホニルエトキシ、2−ドデシルオキシ等
の置換、非置換の各基が挙げられ、アリールオキシ基と
しては、例えばフェノキシ、2−メチルフェノキシ、4
−t−ブチルフェノキシ等の置換、非置換の各基、複素
環オキシ基としては、例えば1−フェニルテトラゾール
−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキシ等の各
基が挙げられ、アシルオキシ基としては、例えばアセト
キシ、ブタノイルオキシ等の各基が挙げられ、カルバモ
イルオキシ基としては、例えばアシルアミノオキシ、N
−メチルカルバモイルオキシ等の各基が挙げられ、シリ
ルオキシ基としては、例えばトリメチルシリルオキシ、
ジブチルメチルシリルオキシ等の各基が挙げられ、アル
キルチオ基としては、例えばメチルチオ、オクチルチ
オ、テトラデシルチオ、オクタデシルチオ、3−フェノ
キシピロピルチオ、3−(4−t−ブチルフェノキシ)
プロピルチオ等の置換、非置換の各基があり、アリール
チオ基としては、例えばフェニルチオ、2−ブトキシ−
5−t−オクチルフェニルチオ、3−ペンタデシルフェ
ニルチオ、2−カルボキシフェニルチオ、4−テトラデ
カンアミドフェニルチオ等の各基が挙げられ、複素環チ
オ基としては、イ列えば2−ペンゾチアゾリルチオ、
2,4−ジフェノキシ−1,3,5−トリアゾール−6
−チオ、2−ピリジルチオ等の各基が挙げられ、アシル
アミノ基としては、例えばアセトアミド、ブタンアミ
ド、ベンズアミド等の各基が挙げられ、アミノ基として
は、例えばアミノ、アニリノ、2−ヒドロキシアニリ
ノ、2−メルカプトアニリノ、N−アセチルアニリノ、
メチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ等の各基があり
ウレイド基としては、例えば2−フェニルウレイド、2
−メチルウレイド、2,2−ジブチルウレイド等の各基
が挙げられ、スルファモイルアミノ基としては、例えば
N,N−ジプロピルスルファモイルアミノ、N−メチル
−N−デシルスルファモイルアミノ等の各基が挙げら
れ、スルホンアミド基としては、例えばメタンスルホナ
ミド、ブタンスルホンアミド、ヘキサンスルホンアミ
ド、ベンゼンスルホンアミド、p−トルエンスルホンア
ミド、2−メチルチオ−5−ヒドロキシベンゼンスルホ
ンアミド等の各基が挙げられ、アルコキシカルボニルア
ミノ基としては、例えば、メトキシカルボニルアミノ、
ブトキシカルボニルアミノ等の各基があり、アリールオ
キシカルボニルアミノ基としては、例えばフェノキシカ
ルボニルアミノ等の基が挙げられ、カルバモイル基とし
ては、例えばN−エチルカルバモイル、N,N−ジブチ
ルカルバモイル、N−(2−メトキシエチル)カルバモ
イル、N,N−ジメチルカルバモイル等の各基が挙げら
れ、スルファモイル基としては、例えばN−エチルスル
ファモイル、N,N−ジプロピルスルファモイル、N,
N−ジメチルスルファモイル等の各基が挙げられ、スル
ホニル基としては、例えばメタンスルホニル、ブタンス
ルホニル、ベンゼンスルホニル、p−トルエンスルホニ
ル等の各基が挙げられ、スルフィニル基としては、例え
ばエタンスルフィニル、3−フェノキシプロピルスルフ
ィニル等の各基があり、ホスホニル基としては、例えば
フェノキシホスホニル、エトキシホスホニル、フェニル
ホスホニル等の各基が挙げられ、アルコキシカルボニル
基としては、例えばメトキシカルボニル、ブトキシカル
ボニル等の各基が挙げられ、アリールオキシカルボニル
基としては、例えばフェノキシカルボニル、p−アニシ
ジル等の基が挙げられ、アシル基としては、例えばアセ
チル基、3−カルボキシプロパノイル、ベンゾイル、p
−メルカプトベンゾイル等の各基が挙げられ、イミド基
としては、例えばN−コハク酸イミド、N−フタルイミ
ド、3−アリルコハク酸イミド等の各基が挙げられる。
例えば、弗素、塩素、臭素、沃素原子であり、アルコキ
シ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、2−メトキシエトキシ、2−メチルチオエトキシ、
2−メタンスルホニルエトキシ、2−ドデシルオキシ等
の置換、非置換の各基が挙げられ、アリールオキシ基と
しては、例えばフェノキシ、2−メチルフェノキシ、4
−t−ブチルフェノキシ等の置換、非置換の各基、複素
環オキシ基としては、例えば1−フェニルテトラゾール
−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキシ等の各
基が挙げられ、アシルオキシ基としては、例えばアセト
キシ、ブタノイルオキシ等の各基が挙げられ、カルバモ
イルオキシ基としては、例えばアシルアミノオキシ、N
−メチルカルバモイルオキシ等の各基が挙げられ、シリ
ルオキシ基としては、例えばトリメチルシリルオキシ、
ジブチルメチルシリルオキシ等の各基が挙げられ、アル
キルチオ基としては、例えばメチルチオ、オクチルチ
オ、テトラデシルチオ、オクタデシルチオ、3−フェノ
キシピロピルチオ、3−(4−t−ブチルフェノキシ)
プロピルチオ等の置換、非置換の各基があり、アリール
チオ基としては、例えばフェニルチオ、2−ブトキシ−
5−t−オクチルフェニルチオ、3−ペンタデシルフェ
ニルチオ、2−カルボキシフェニルチオ、4−テトラデ
カンアミドフェニルチオ等の各基が挙げられ、複素環チ
オ基としては、イ列えば2−ペンゾチアゾリルチオ、
2,4−ジフェノキシ−1,3,5−トリアゾール−6
−チオ、2−ピリジルチオ等の各基が挙げられ、アシル
アミノ基としては、例えばアセトアミド、ブタンアミ
ド、ベンズアミド等の各基が挙げられ、アミノ基として
は、例えばアミノ、アニリノ、2−ヒドロキシアニリ
ノ、2−メルカプトアニリノ、N−アセチルアニリノ、
メチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ等の各基があり
ウレイド基としては、例えば2−フェニルウレイド、2
−メチルウレイド、2,2−ジブチルウレイド等の各基
が挙げられ、スルファモイルアミノ基としては、例えば
N,N−ジプロピルスルファモイルアミノ、N−メチル
−N−デシルスルファモイルアミノ等の各基が挙げら
れ、スルホンアミド基としては、例えばメタンスルホナ
ミド、ブタンスルホンアミド、ヘキサンスルホンアミ
ド、ベンゼンスルホンアミド、p−トルエンスルホンア
ミド、2−メチルチオ−5−ヒドロキシベンゼンスルホ
ンアミド等の各基が挙げられ、アルコキシカルボニルア
ミノ基としては、例えば、メトキシカルボニルアミノ、
ブトキシカルボニルアミノ等の各基があり、アリールオ
キシカルボニルアミノ基としては、例えばフェノキシカ
ルボニルアミノ等の基が挙げられ、カルバモイル基とし
ては、例えばN−エチルカルバモイル、N,N−ジブチ
ルカルバモイル、N−(2−メトキシエチル)カルバモ
イル、N,N−ジメチルカルバモイル等の各基が挙げら
れ、スルファモイル基としては、例えばN−エチルスル
ファモイル、N,N−ジプロピルスルファモイル、N,
N−ジメチルスルファモイル等の各基が挙げられ、スル
ホニル基としては、例えばメタンスルホニル、ブタンス
ルホニル、ベンゼンスルホニル、p−トルエンスルホニ
ル等の各基が挙げられ、スルフィニル基としては、例え
ばエタンスルフィニル、3−フェノキシプロピルスルフ
ィニル等の各基があり、ホスホニル基としては、例えば
フェノキシホスホニル、エトキシホスホニル、フェニル
ホスホニル等の各基が挙げられ、アルコキシカルボニル
基としては、例えばメトキシカルボニル、ブトキシカル
ボニル等の各基が挙げられ、アリールオキシカルボニル
基としては、例えばフェノキシカルボニル、p−アニシ
ジル等の基が挙げられ、アシル基としては、例えばアセ
チル基、3−カルボキシプロパノイル、ベンゾイル、p
−メルカプトベンゾイル等の各基が挙げられ、イミド基
としては、例えばN−コハク酸イミド、N−フタルイミ
ド、3−アリルコハク酸イミド等の各基が挙げられる。
【0079】尚、一般式〔I〕で示される本発明に用い
られる金化合物においては、下記一般式〔Ia〕又は
〔Ib〕で示される化合物が好ましく用いられる。
られる金化合物においては、下記一般式〔Ia〕又は
〔Ib〕で示される化合物が好ましく用いられる。
【0080】 一般式〔Ia〕 〔Aum′(L)n′(X)p′〕q 一般式〔Ib〕 Hr′Au(L)(X) 式中、L、X及びqは各々、一般式〔I〕で、定義した
ものに同じである。r′は1又は2の整数であり、Xが
2価の基である時r′は2となる。m′は1又は2の整
数であり、n′は1、2又は3の整数であり、p′は0
又は1の整数で、m+p=nの関係を満たす。
ものに同じである。r′は1又は2の整数であり、Xが
2価の基である時r′は2となる。m′は1又は2の整
数であり、n′は1、2又は3の整数であり、p′は0
又は1の整数で、m+p=nの関係を満たす。
【0081】一般式〔I〕で示される本発明に用いられ
る金化合物の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
る金化合物の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0082】
【化3】
【0083】
【化4】
【0084】
【化5】
【0085】
【化6】
【0086】本発明に用いられる金化合物は公知の方法
で合成することができる。例えばBull.Chem.Japan,(197
5)48(3),1024〜9、J.Inorg.nucl.Chem,Vol.38(1),7〜11
(1976)、Transition Met.Chem,Vol.2(6),224〜227(197
7)及び特開平1−147537号記載の方法に準じて合
成できる。
で合成することができる。例えばBull.Chem.Japan,(197
5)48(3),1024〜9、J.Inorg.nucl.Chem,Vol.38(1),7〜11
(1976)、Transition Met.Chem,Vol.2(6),224〜227(197
7)及び特開平1−147537号記載の方法に準じて合
成できる。
【0087】本発明に係る金化合物は水、メタノール、
エタノール、弗化アルコールなどの水混和性溶媒の単独
又は混合溶媒に溶解してハロゲン化銀粒子乳剤に添加す
るのが好ましい。本発明に用いられる金化合物の添加時
期は、乳剤製造工程の任意の時期でよいが化学熟成の開
始時、途中、或いは終了直前に添加するのが好ましい。
添加量はハロゲン化銀乳剤の種類、金化合物の種類、熟
成条件などによって一様ではないが通常、ハロゲン化銀
1モル当たり1×10-4モル〜1×10-8モルでよく、
より好ましくは1×10-5モル〜1×10-8モルであ
る。
エタノール、弗化アルコールなどの水混和性溶媒の単独
又は混合溶媒に溶解してハロゲン化銀粒子乳剤に添加す
るのが好ましい。本発明に用いられる金化合物の添加時
期は、乳剤製造工程の任意の時期でよいが化学熟成の開
始時、途中、或いは終了直前に添加するのが好ましい。
添加量はハロゲン化銀乳剤の種類、金化合物の種類、熟
成条件などによって一様ではないが通常、ハロゲン化銀
1モル当たり1×10-4モル〜1×10-8モルでよく、
より好ましくは1×10-5モル〜1×10-8モルであ
る。
【0088】なお、本発明においては、本発明のハロゲ
ン化銀写真感光材料に含有される全金量の30重量%以
下がハロゲン化銀粒子表面に吸着されずに、バインダー
中に存在することを特徴とする。即ち、ハロゲン化銀粒
子表面に吸着乃至反応せずに、バインダー中に存在する
金の比率が、感光材料中に含有される金の総量に対して
30重量%以下であり、好ましくは10%以下にすることで
ある。ここで言う金とはハロゲン化銀写真感光材料に添
加された金イオン或いは金塩、金属体、金錯塩などの総
量を指す。
ン化銀写真感光材料に含有される全金量の30重量%以
下がハロゲン化銀粒子表面に吸着されずに、バインダー
中に存在することを特徴とする。即ち、ハロゲン化銀粒
子表面に吸着乃至反応せずに、バインダー中に存在する
金の比率が、感光材料中に含有される金の総量に対して
30重量%以下であり、好ましくは10%以下にすることで
ある。ここで言う金とはハロゲン化銀写真感光材料に添
加された金イオン或いは金塩、金属体、金錯塩などの総
量を指す。
【0089】以下、バインダー中の金量の定量方法につ
いて詳述する。
いて詳述する。
【0090】金の定量は簡便で精度の高い原子吸光法で
行うのが好ましい。本発明では測定は日立偏光ゼーマン
原子吸光光度計180−80型を使用し、支持体上に塗
布された塗布物を5mmφに打ち抜いたものに対して、高
温炭素炉原子吸光法にて行った。全金量の70%以上、
好ましくは80%以上がゼラチンなどの親水性コロイド
層ではなく、ハロゲン化銀粒子相(表面を含む)に存在
している場合が好ましい。
行うのが好ましい。本発明では測定は日立偏光ゼーマン
原子吸光光度計180−80型を使用し、支持体上に塗
布された塗布物を5mmφに打ち抜いたものに対して、高
温炭素炉原子吸光法にて行った。全金量の70%以上、
好ましくは80%以上がゼラチンなどの親水性コロイド
層ではなく、ハロゲン化銀粒子相(表面を含む)に存在
している場合が好ましい。
【0091】ハロゲン化銀粒子相に存在する金の比率は
下記の又はの操作を行って分析できる。
下記の又はの操作を行って分析できる。
【0092】支持体上の塗布物を水で膨潤させ、酵素
分解又は酸分解によりハロゲン化銀乳剤を支持体から剥
離させた後、遠心分離法によりハロゲン化銀粒子固相と
バインダー相とに分けて、各々を前述の分析法で金(金
と他の化合物の形で存在しているものを含む。)の量を
定量する。
分解又は酸分解によりハロゲン化銀乳剤を支持体から剥
離させた後、遠心分離法によりハロゲン化銀粒子固相と
バインダー相とに分けて、各々を前述の分析法で金(金
と他の化合物の形で存在しているものを含む。)の量を
定量する。
【0093】支持体上に塗布された塗布物をそのま
ま、チオ硫酸ナトリウムの希釈水溶液(例えば0.01
%水溶液)でハロゲン化銀が定着されないように注意し
ながら充分に洗浄すると、バインダー相中の金増感剤
が、ほぼ全量洗い流されることが判っているので、チオ
硫酸ナトリウム浴処理前後の塗布物中の全金増感剤の量
を定着することで、ハロゲン化銀粒子固相とバインダー
相との金増感材料量を知ることができる。の方法につ
いては詳しくはP.A.Faelens著(Photographisch Korresp
ondenz).104巻.137〜146頁(1968年)に
記載されている。
ま、チオ硫酸ナトリウムの希釈水溶液(例えば0.01
%水溶液)でハロゲン化銀が定着されないように注意し
ながら充分に洗浄すると、バインダー相中の金増感剤
が、ほぼ全量洗い流されることが判っているので、チオ
硫酸ナトリウム浴処理前後の塗布物中の全金増感剤の量
を定着することで、ハロゲン化銀粒子固相とバインダー
相との金増感材料量を知ることができる。の方法につ
いては詳しくはP.A.Faelens著(Photographisch Korresp
ondenz).104巻.137〜146頁(1968年)に
記載されている。
【0094】なお、金の定量法はの方法で判定するの
が好ましく、又、本発明で言う全金量、即ち単位面積当
たりの感光材料中に含まれる金塗布量とは、製造された
感光材料中のハロゲン化銀乳剤層を含めたすべての層の
単位面積当たりに含まれる金増感剤の量(原子吸光法で
測定される金の量)を指すものである。
が好ましく、又、本発明で言う全金量、即ち単位面積当
たりの感光材料中に含まれる金塗布量とは、製造された
感光材料中のハロゲン化銀乳剤層を含めたすべての層の
単位面積当たりに含まれる金増感剤の量(原子吸光法で
測定される金の量)を指すものである。
【0095】硫黄増感剤及び金増感剤の使用量は、ハロ
ゲン化銀乳剤の種類、使用する化合物の種類、熟成条件
などによって一様ではないが、通常はハロゲン化銀1モ
ル当たり1×10-4モル〜1×10-9モルであることが好ま
しい。更に好ましくは1×10-5モル〜1×10-8モルであ
る。硫黄増感剤及び金増感剤の添加方法は、水或いはア
ルコール類、その他無機或いは有機溶媒に溶解し、溶液
の形態で添加しても良く、水に不溶性の溶媒或いはゼラ
チンのような媒体を利用して、乳化分散させて得られる
分散物の形態で添加してもよい。
ゲン化銀乳剤の種類、使用する化合物の種類、熟成条件
などによって一様ではないが、通常はハロゲン化銀1モ
ル当たり1×10-4モル〜1×10-9モルであることが好ま
しい。更に好ましくは1×10-5モル〜1×10-8モルであ
る。硫黄増感剤及び金増感剤の添加方法は、水或いはア
ルコール類、その他無機或いは有機溶媒に溶解し、溶液
の形態で添加しても良く、水に不溶性の溶媒或いはゼラ
チンのような媒体を利用して、乳化分散させて得られる
分散物の形態で添加してもよい。
【0096】本発明においては硫黄増感及び金増感の両
者を同時に施してもよく、また別々にかつ段階的に施し
てもよい。後者の場合、硫黄増感を適度に施した後に、
或いはその途中に於いて金増感を施すと好ましい結果が
得られることがある。
者を同時に施してもよく、また別々にかつ段階的に施し
てもよい。後者の場合、硫黄増感を適度に施した後に、
或いはその途中に於いて金増感を施すと好ましい結果が
得られることがある。
【0097】本発明においては、セレン増感を併用でき
セレン増感剤としては広範な種類のセレン化合物を使用
することができる。
セレン増感剤としては広範な種類のセレン化合物を使用
することができる。
【0098】有用なセレン増感剤としてはコロイドセレ
ン金属、イソセレノシアネート類(例えばアリルイソセ
レノシアネート等)、セレノ尿素類(例えばN,N-ジメチ
ルセレノ尿素、N,N,N′-トリエチルセレノ尿素、N,N,
N′-トリメチル-N′-ヘプタフルオロセレノ尿素、N,N,
N′-トリメチル-N′-ヘプタフルオロプロピルカルボニ
ルセレノ尿素、N,N,N′-トリメチル-N′-4-ニトロフェ
ニルカルボニルセレノ尿素等)、セレノケトン類(例え
ばセレノアセトン、セレノアセトフェノン等)、セレノ
アミド類(例えば、セレノアセトアミド、N,N-ジメチル
セレノベンズアミド等)、セレノカルボン酸類及びセレ
ノエステル類(例えば2-セレノプロピオン酸、メチル-3
-セレノブチレート等)、セレノフォスフェート類(例
えばトリ-p-トリセレノフォスフェート等)、セレナイ
ド類(トリフェニルフォスフィンセレナイド、ジエチル
セレナイド、ジエチルジセレナイド等)が挙げられる。
特に好ましいセレン増感剤はセレノ尿素類、セレノアミ
ド類及びセレノケトン類、セレナイド類である。
ン金属、イソセレノシアネート類(例えばアリルイソセ
レノシアネート等)、セレノ尿素類(例えばN,N-ジメチ
ルセレノ尿素、N,N,N′-トリエチルセレノ尿素、N,N,
N′-トリメチル-N′-ヘプタフルオロセレノ尿素、N,N,
N′-トリメチル-N′-ヘプタフルオロプロピルカルボニ
ルセレノ尿素、N,N,N′-トリメチル-N′-4-ニトロフェ
ニルカルボニルセレノ尿素等)、セレノケトン類(例え
ばセレノアセトン、セレノアセトフェノン等)、セレノ
アミド類(例えば、セレノアセトアミド、N,N-ジメチル
セレノベンズアミド等)、セレノカルボン酸類及びセレ
ノエステル類(例えば2-セレノプロピオン酸、メチル-3
-セレノブチレート等)、セレノフォスフェート類(例
えばトリ-p-トリセレノフォスフェート等)、セレナイ
ド類(トリフェニルフォスフィンセレナイド、ジエチル
セレナイド、ジエチルジセレナイド等)が挙げられる。
特に好ましいセレン増感剤はセレノ尿素類、セレノアミ
ド類及びセレノケトン類、セレナイド類である。
【0099】セレン増感剤の使用量は使用するセレン化
合物、ハロゲン化銀粒子、化学熟成条件等により変わる
が一般にハロゲン化銀1モル当たり10-8〜10-4モル程度
を用いる。添加方法は使用するセレン化合物の性質に応
じて水またはメタノール、エタノールなどの有機溶媒の
単独または混合溶媒に溶解して添加する方法でもよい。
またゼラチン溶液と予め混合して添加する方法、或いは
特開平4-140739号に開示されている方法で有機溶媒可溶
性の重合体との混合溶液の乳化分散物の形態で添加する
方法でもよい。
合物、ハロゲン化銀粒子、化学熟成条件等により変わる
が一般にハロゲン化銀1モル当たり10-8〜10-4モル程度
を用いる。添加方法は使用するセレン化合物の性質に応
じて水またはメタノール、エタノールなどの有機溶媒の
単独または混合溶媒に溶解して添加する方法でもよい。
またゼラチン溶液と予め混合して添加する方法、或いは
特開平4-140739号に開示されている方法で有機溶媒可溶
性の重合体との混合溶液の乳化分散物の形態で添加する
方法でもよい。
【0100】セレン増感剤を用いる化学熟成の温度は40
〜90℃の範囲が好ましく、より好ましくは45℃以上、80
℃以下である。またpHは4〜9、pAgは6〜9.5の範囲
が好ましい。
〜90℃の範囲が好ましく、より好ましくは45℃以上、80
℃以下である。またpHは4〜9、pAgは6〜9.5の範囲
が好ましい。
【0101】テルル増感法として有用なテルル増感剤の
例としては、テルロ尿素類(例えばN,N-ジメチルテルロ
尿素、テトラメチルテルロ尿素、N-カルボキシエチル-
N,N′-ジメチルテルロ尿素、N,N′-ジメチル-N′-フェ
ニルテルロ尿素)、ホスフィンテルリド類(例えばトリ
ブチルホスフィンテルリド、トリシクロヘキシルホスフ
ィンテルリド、トリイソプロピルホスフィンテルリド、
ブチル-ジイソプロピルホスフィンテルリド、ジブチル
フェニルホスフィンテルリド)、テルロアミド類(例え
ばテルロアセトアミド、N,N-ジメチルテルロベンズアミ
ド)、テルロケトン類、テルロエステル類、イソテルロ
シアナート類などが挙げられる。テルル増感剤の使用技
術はセレン増感剤の使用技術に準じる。
例としては、テルロ尿素類(例えばN,N-ジメチルテルロ
尿素、テトラメチルテルロ尿素、N-カルボキシエチル-
N,N′-ジメチルテルロ尿素、N,N′-ジメチル-N′-フェ
ニルテルロ尿素)、ホスフィンテルリド類(例えばトリ
ブチルホスフィンテルリド、トリシクロヘキシルホスフ
ィンテルリド、トリイソプロピルホスフィンテルリド、
ブチル-ジイソプロピルホスフィンテルリド、ジブチル
フェニルホスフィンテルリド)、テルロアミド類(例え
ばテルロアセトアミド、N,N-ジメチルテルロベンズアミ
ド)、テルロケトン類、テルロエステル類、イソテルロ
シアナート類などが挙げられる。テルル増感剤の使用技
術はセレン増感剤の使用技術に準じる。
【0102】また本発明では適当な還元的雰囲気におく
ことにより、粒子内部にいわゆる還元増感を行うことも
できる。還元剤の好ましい例としては例えば二酸化チオ
尿素及びアスコルビン酸とそれらの誘導体が挙げられ
る。また別の好ましい還元剤としてはヒドラジン、エチ
レントリアミンの如きポリアミン類、ジメチルアミンボ
ラン類、亜硫酸塩類等が挙げられる。これらの添加量は
還元増感剤の種類、ハロゲン化銀粒子の粒径、組成及び
晶癖、反応系の温度、pH、pAgなどの環境条件によって
変化させることが好ましいが、例えば二酸化チオ尿素の
場合は、大凡の目安としてハロゲン化銀1モル当たり約
0.01〜2mgを用いると好ましい結果が得られる。アスコ
ルビン酸の場合はハロゲン化銀1モル当たり約50mg〜2
gの範囲が好ましい。
ことにより、粒子内部にいわゆる還元増感を行うことも
できる。還元剤の好ましい例としては例えば二酸化チオ
尿素及びアスコルビン酸とそれらの誘導体が挙げられ
る。また別の好ましい還元剤としてはヒドラジン、エチ
レントリアミンの如きポリアミン類、ジメチルアミンボ
ラン類、亜硫酸塩類等が挙げられる。これらの添加量は
還元増感剤の種類、ハロゲン化銀粒子の粒径、組成及び
晶癖、反応系の温度、pH、pAgなどの環境条件によって
変化させることが好ましいが、例えば二酸化チオ尿素の
場合は、大凡の目安としてハロゲン化銀1モル当たり約
0.01〜2mgを用いると好ましい結果が得られる。アスコ
ルビン酸の場合はハロゲン化銀1モル当たり約50mg〜2
gの範囲が好ましい。
【0103】還元増感の条件としては温度が約40〜70
℃、時間は約10〜200分、pHは約5〜11、pAgは約1〜1
0の範囲が好ましい(尚、ここでpAg値はAg+イオン濃度
の逆数である)。
℃、時間は約10〜200分、pHは約5〜11、pAgは約1〜1
0の範囲が好ましい(尚、ここでpAg値はAg+イオン濃度
の逆数である)。
【0104】水溶性銀塩としては硝酸銀が好ましい。水
溶性銀塩の添加により還元増感技術の1種であるいわゆ
る銀熟成が行われる。銀熟成時のpAgは1〜6が適当で
あり、好ましくは2〜4である。温度、pH、時間など
の条件は上記の還元増感条件範囲が好ましい。還元増感
を施されたハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀写真乳
剤の安定剤としては、後記する一般的な安定剤を用いる
ことが出来るが特開昭57-82831に開示されている酸化防
止剤及び/又はV.S.Gahler著の論文〔Zeitshrift fur w
issenschaftliche Photographie Bd.63, 133(1969)〕お
よび特開昭54-1019号に記載されているチオスルフォン
酸類を併用するとしばしば良好な結果が得られる。尚、
これらの化合物の添加は結晶成長から塗布直前の調製工
程までの乳剤製造工程のどの過程でもよい。
溶性銀塩の添加により還元増感技術の1種であるいわゆ
る銀熟成が行われる。銀熟成時のpAgは1〜6が適当で
あり、好ましくは2〜4である。温度、pH、時間など
の条件は上記の還元増感条件範囲が好ましい。還元増感
を施されたハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀写真乳
剤の安定剤としては、後記する一般的な安定剤を用いる
ことが出来るが特開昭57-82831に開示されている酸化防
止剤及び/又はV.S.Gahler著の論文〔Zeitshrift fur w
issenschaftliche Photographie Bd.63, 133(1969)〕お
よび特開昭54-1019号に記載されているチオスルフォン
酸類を併用するとしばしば良好な結果が得られる。尚、
これらの化合物の添加は結晶成長から塗布直前の調製工
程までの乳剤製造工程のどの過程でもよい。
【0105】本発明に係る平板状ハロゲン化銀粒子は、
メチン色素類その他によって分光増感されてもよい。用
いられる色素はシアニン、メロシアニン、複合シアニ
ン、複合メロシアニン、ホロポーラーシアニン、ヘミシ
アニン、スチリル色素及びヘミオキソノール色素が包含
される。特に有用な色素はシアニン、メロシアニン及び
複合メロシアニン色素に属する色素である。
メチン色素類その他によって分光増感されてもよい。用
いられる色素はシアニン、メロシアニン、複合シアニ
ン、複合メロシアニン、ホロポーラーシアニン、ヘミシ
アニン、スチリル色素及びヘミオキソノール色素が包含
される。特に有用な色素はシアニン、メロシアニン及び
複合メロシアニン色素に属する色素である。
【0106】これらの色素類は通常利用されている複素
環核の何れをも適用できる。即ち、ピロリン核、オキサ
ゾリン核、チアゾリン核、ピロール核、オキサゾール
核、チアゾール核、セレナゾール核、イミダゾール核、
テトラゾール核、ピリジン核などで、これらの核に脂肪
式炭化水素環が融合した核、即ちインドレニン核、ベン
ズインドレニン核、インドール核、ベンズオキサゾール
核、ナフトオキサゾール核、ベンゾチアゾール核、ナフ
トチアゾール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイミダ
ゾール核、キノリン核などが適用できる。これらの核は
炭素原子上に置換基を有していてもよい。
環核の何れをも適用できる。即ち、ピロリン核、オキサ
ゾリン核、チアゾリン核、ピロール核、オキサゾール
核、チアゾール核、セレナゾール核、イミダゾール核、
テトラゾール核、ピリジン核などで、これらの核に脂肪
式炭化水素環が融合した核、即ちインドレニン核、ベン
ズインドレニン核、インドール核、ベンズオキサゾール
核、ナフトオキサゾール核、ベンゾチアゾール核、ナフ
トチアゾール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイミダ
ゾール核、キノリン核などが適用できる。これらの核は
炭素原子上に置換基を有していてもよい。
【0107】メロシアニン色素又は複合メロシアニン色
素にはケトメチン構造を有する核として、ピラゾリン-5
-オン核、チオヒダントイン核、2-チオオキサゾリジン-
2,4-ジオン核、チアゾリン-2,4-ジオン核、ローダニン
核、チオバルビツール酸核などの5〜6員異節環核を適
用することができる。
素にはケトメチン構造を有する核として、ピラゾリン-5
-オン核、チオヒダントイン核、2-チオオキサゾリジン-
2,4-ジオン核、チアゾリン-2,4-ジオン核、ローダニン
核、チオバルビツール酸核などの5〜6員異節環核を適
用することができる。
【0108】これらの増感色素は単独又は組み合わせて
用いてもよく、組み合わせは特に強色増感の目的でしば
しば用いられる。また増感色素とともにそれ自身、分光
増感性を持たない色素或いは可視光を実質的に吸収しな
い物質であって、強色増感作用を示す物質を乳剤層中に
含有してもよい。例えば含窒素異節環核基であって置換
されたアミノスチルベン化合物(例えば米国特許2,933,
390号、同3,635,721号記載のもの)、芳香族有機酸ホル
ムアルデヒド縮合物(例えば米国特許3,743,510号記載
のも)、カドミウム塩、アザインデン化合物などを含有
してもよい。
用いてもよく、組み合わせは特に強色増感の目的でしば
しば用いられる。また増感色素とともにそれ自身、分光
増感性を持たない色素或いは可視光を実質的に吸収しな
い物質であって、強色増感作用を示す物質を乳剤層中に
含有してもよい。例えば含窒素異節環核基であって置換
されたアミノスチルベン化合物(例えば米国特許2,933,
390号、同3,635,721号記載のもの)、芳香族有機酸ホル
ムアルデヒド縮合物(例えば米国特許3,743,510号記載
のも)、カドミウム塩、アザインデン化合物などを含有
してもよい。
【0109】米国特許3,615,613号、同3,615,641号、同
3,617,295号、同3,635,721号などに記載の組み合わせは
とくに有用である。なお増感色素は核形成、成長、脱
塩、化学増感の各工程中または工程の間、或いは化学増
感後の何れに添加してもよい。
3,617,295号、同3,635,721号などに記載の組み合わせは
とくに有用である。なお増感色素は核形成、成長、脱
塩、化学増感の各工程中または工程の間、或いは化学増
感後の何れに添加してもよい。
【0110】本発明に係る平板状ハロゲン化銀粒子に
は、以下に示すシアニン又はカルボシアニン、トリカル
ボシアニン色素を単独又は組み合わせて用いることがで
きる。
は、以下に示すシアニン又はカルボシアニン、トリカル
ボシアニン色素を単独又は組み合わせて用いることがで
きる。
【0111】
【化7】
【0112】
【化8】
【0113】
【化9】
【0114】
【化10】
【0115】
【化11】
【0116】
【化12】
【0117】
【化13】
【0118】本発明のハロゲン化銀乳剤層ないし該乳剤
層以外の構成層の何れか任意の少なくとも1層に現像処
理中に脱色又は/及び流出可能な染料を含有させると、
高感度、高鮮鋭度で、かつ迅速処理適性を有した感光材
料が得られる。感光材料に用いられる染料としては、感
光材料に応じて、所望の波長を吸収して該波長の影響を
除くことにより、鮮鋭性を向上させ得るような染料から
適宜に選択して使用することが出来る。該染料は感光材
料の現像処理中に脱色若しくは流出し、画像完成時には
着色が視認出来ない状態となっていることが好ましい。
層以外の構成層の何れか任意の少なくとも1層に現像処
理中に脱色又は/及び流出可能な染料を含有させると、
高感度、高鮮鋭度で、かつ迅速処理適性を有した感光材
料が得られる。感光材料に用いられる染料としては、感
光材料に応じて、所望の波長を吸収して該波長の影響を
除くことにより、鮮鋭性を向上させ得るような染料から
適宜に選択して使用することが出来る。該染料は感光材
料の現像処理中に脱色若しくは流出し、画像完成時には
着色が視認出来ない状態となっていることが好ましい。
【0119】好ましい染料はpH7以下で実質的に水に
不溶性でpH8以上で実質的に水溶性である染料であ
り、具体的には下記の一般式〔A〕〜〔F〕で表される
染料から選ばれる。
不溶性でpH8以上で実質的に水溶性である染料であ
り、具体的には下記の一般式〔A〕〜〔F〕で表される
染料から選ばれる。
【0120】
【化14】
【0121】(式中、A及びA′は同一でも異なっても
よく、それぞれ酸性核を表し、Bは塩基性核を表し、Q
はアリール基または複素環基を表し、Q′は複素環基を
表し、XおよびYは同一でも異なっていてもよく、それ
ぞれ電子吸引性基を表し、L1、L2およびL3はそれぞ
れメチン基を表す。mは0または1を表し、nは0、1
または2を表し、pは0または1を表す。但し、一般式
〔A〕〜〔F〕で表される染料は分子中にカルボキシ
基、スルホンアミド基およびスルファモイル基から選ば
れる基を少なくとも1つ有する。) 一般式〔A〕〜〔C〕のAおよびA′で表される酸性核
としては、好ましくは5-ピラゾロン、バルビツール酸、
チオバルビツール酸、ローダニン、ヒダントイン、チオ
ヒダントイン、オキサゾロン、イソオキサゾロン、イン
ダンジオン、ピラゾリジンジオン、オキサゾリジンジオ
ン、ヒドロキシピリドン、ピラゾロピリドンが挙げられ
る。
よく、それぞれ酸性核を表し、Bは塩基性核を表し、Q
はアリール基または複素環基を表し、Q′は複素環基を
表し、XおよびYは同一でも異なっていてもよく、それ
ぞれ電子吸引性基を表し、L1、L2およびL3はそれぞ
れメチン基を表す。mは0または1を表し、nは0、1
または2を表し、pは0または1を表す。但し、一般式
〔A〕〜〔F〕で表される染料は分子中にカルボキシ
基、スルホンアミド基およびスルファモイル基から選ば
れる基を少なくとも1つ有する。) 一般式〔A〕〜〔C〕のAおよびA′で表される酸性核
としては、好ましくは5-ピラゾロン、バルビツール酸、
チオバルビツール酸、ローダニン、ヒダントイン、チオ
ヒダントイン、オキサゾロン、イソオキサゾロン、イン
ダンジオン、ピラゾリジンジオン、オキサゾリジンジオ
ン、ヒドロキシピリドン、ピラゾロピリドンが挙げられ
る。
【0122】一般式〔C〕および〔E〕のBで表される
塩基性核としては、好ましくはピリジン、キノリン、オ
キサゾール、ベンズオキサゾール、ナフトオキサゾー
ル、チアゾール、ベンズチアゾール、ナフトチアゾー
ル、インドレニン、ピロール、インドールが挙げられ
る。
塩基性核としては、好ましくはピリジン、キノリン、オ
キサゾール、ベンズオキサゾール、ナフトオキサゾー
ル、チアゾール、ベンズチアゾール、ナフトチアゾー
ル、インドレニン、ピロール、インドールが挙げられ
る。
【0123】一般式〔A〕および〔D〕のQで表される
アリール基としては、例えばフェニル基、ナフチル基、
ジュロリジル基等が挙げられる。また、一般式〔A〕、
〔D〕および〔F〕のQおよびQ′で表される複素環基
としては、例えばピリジル基、キノリル基、イソキノリ
ル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イ
ンドリル基、フリル基、チエニル基等が挙げられる。該
アリール基および複素環基は、置換基を有するものを含
み、該置換基としては、例えばアルキル基、シクロアル
キル基、アルケニル基、アリール基、ハロゲン原子、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
カルボキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、メルカプト
基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシ
ル基、カルバモイル基、アシルアミノ基、ウレイド基、
スルホンアミド基、スルファモイル基等が挙げられ、こ
れら置換基は2種以上組合わせて有してもよい。好まし
い置換基としては、炭素数1〜8のアルキル基(例えば
メチル基、エチル基、t-ブチル基、n-オクチル基、2-ヒ
ドロキシエチル基、2-メトキシエチル基等)、ヒドロキ
シ基、シアノ基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩
素原子等)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例えばメト
キシ基、エトキシ基、2-ヒドロキシエトキシ基、メチレ
ンジオキシ基、n-ブトキシ基等)、置換アミノ基(例え
ばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジ(n-ブチ
ル)アミノ基、N-エチル-N-ヒドロキシエチルアミノ
基、N-エチル-N-メタンスルホンアミドエチルアミノ
基、モルホリノ基、ピペリジノ基、ピロリジノ基等)、
カルボキシ基、スルホンアミド基(例えばメタンスルホ
ンアミド基、ベンゼンスルホンアミド基等)、スルファ
モイル基(例えばスルファモイル基、メチルスルファモ
イル基、フェニルスルファモイル基等)であり、これら
置換基を組合わせてもよい。
アリール基としては、例えばフェニル基、ナフチル基、
ジュロリジル基等が挙げられる。また、一般式〔A〕、
〔D〕および〔F〕のQおよびQ′で表される複素環基
としては、例えばピリジル基、キノリル基、イソキノリ
ル基、ピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イ
ンドリル基、フリル基、チエニル基等が挙げられる。該
アリール基および複素環基は、置換基を有するものを含
み、該置換基としては、例えばアルキル基、シクロアル
キル基、アルケニル基、アリール基、ハロゲン原子、ア
ルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
カルボキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、メルカプト
基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシ
ル基、カルバモイル基、アシルアミノ基、ウレイド基、
スルホンアミド基、スルファモイル基等が挙げられ、こ
れら置換基は2種以上組合わせて有してもよい。好まし
い置換基としては、炭素数1〜8のアルキル基(例えば
メチル基、エチル基、t-ブチル基、n-オクチル基、2-ヒ
ドロキシエチル基、2-メトキシエチル基等)、ヒドロキ
シ基、シアノ基、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩
素原子等)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例えばメト
キシ基、エトキシ基、2-ヒドロキシエトキシ基、メチレ
ンジオキシ基、n-ブトキシ基等)、置換アミノ基(例え
ばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジ(n-ブチ
ル)アミノ基、N-エチル-N-ヒドロキシエチルアミノ
基、N-エチル-N-メタンスルホンアミドエチルアミノ
基、モルホリノ基、ピペリジノ基、ピロリジノ基等)、
カルボキシ基、スルホンアミド基(例えばメタンスルホ
ンアミド基、ベンゼンスルホンアミド基等)、スルファ
モイル基(例えばスルファモイル基、メチルスルファモ
イル基、フェニルスルファモイル基等)であり、これら
置換基を組合わせてもよい。
【0124】一般式〔D〕および〔E〕のXおよびYで
表される電子吸引性基は、同一でも異なっていてもよ
く、置換基定数Hammettのσp値(藤田稔夫編、“化学
の領域増刊122号 薬物の構造活性相関”,96〜103頁(1
979)南江堂などに記載されている。)が0.3以上の基が
好ましく、例えばシアノ基、アルコキシカルボニル基
(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、ブトキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基等)、アリールオキシカルボニル基(例えばフェノキ
シカルボニル基、4-ヒドロキシフェノキシカルボニル
基)、カルバモイル基(例えばカルバモイル基、メチル
カルバモイル基、エチルカルバモイル基、ブチルカルバ
モイル貴、ジメチルカルバモイル基、フェニルカルバモ
イル基、4-カルボキシフェニルカルバモイル基等)、ア
シル基(例えばメチルカルボニル基、エチルカルボニル
基、ブチルカルボニル基、フェニルカルボニル基、4-エ
チルスルホンアミドフェニルカルボニル基等)、アルキ
ルスルホニル基(例えばメチルスルホニル基、エチルス
ルホニル基、ブチルスルホニル基、オクチルスルホニル
基等)、アリールスルホニル基(例えばフェニルスルホ
ニル基、4-クロロスルホニル基等)が挙げられる。
表される電子吸引性基は、同一でも異なっていてもよ
く、置換基定数Hammettのσp値(藤田稔夫編、“化学
の領域増刊122号 薬物の構造活性相関”,96〜103頁(1
979)南江堂などに記載されている。)が0.3以上の基が
好ましく、例えばシアノ基、アルコキシカルボニル基
(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、ブトキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル
基等)、アリールオキシカルボニル基(例えばフェノキ
シカルボニル基、4-ヒドロキシフェノキシカルボニル
基)、カルバモイル基(例えばカルバモイル基、メチル
カルバモイル基、エチルカルバモイル基、ブチルカルバ
モイル貴、ジメチルカルバモイル基、フェニルカルバモ
イル基、4-カルボキシフェニルカルバモイル基等)、ア
シル基(例えばメチルカルボニル基、エチルカルボニル
基、ブチルカルボニル基、フェニルカルボニル基、4-エ
チルスルホンアミドフェニルカルボニル基等)、アルキ
ルスルホニル基(例えばメチルスルホニル基、エチルス
ルホニル基、ブチルスルホニル基、オクチルスルホニル
基等)、アリールスルホニル基(例えばフェニルスルホ
ニル基、4-クロロスルホニル基等)が挙げられる。
【0125】一般式〔A〕〜〔E〕のL1、L2およびL
3で表されるメチン基は、置換基を有するものを含み、
該置換基としては例えば炭素原子数1〜6のアルキル基
(例えばメチル基、エチル基、ヘキシル基等)、アリー
ル基(例えばフェニル基、トリル基、4-ヒドロキシフェ
ニル基等)、アラルキル基(例えばベンジル基、フェネ
チル基等)、複素環基(例えばピリジル基、フリル基、
チエニル基等)、置換アミノ基(例えばジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、アニリノ基等)、アルキルチオ
基(例えばメチルチオ基等)が挙げられる。
3で表されるメチン基は、置換基を有するものを含み、
該置換基としては例えば炭素原子数1〜6のアルキル基
(例えばメチル基、エチル基、ヘキシル基等)、アリー
ル基(例えばフェニル基、トリル基、4-ヒドロキシフェ
ニル基等)、アラルキル基(例えばベンジル基、フェネ
チル基等)、複素環基(例えばピリジル基、フリル基、
チエニル基等)、置換アミノ基(例えばジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、アニリノ基等)、アルキルチオ
基(例えばメチルチオ基等)が挙げられる。
【0126】本発明において、一般式〔A〕〜〔F〕で
表される染料の中で、分子中にカルボキシ基を少なくと
も1つ有する染料が好ましく用いられ、さらに好ましく
は一般式〔A〕で表される染料であり、特に好ましくは
一般式〔A〕においてQがフリル基である染料である。
表される染料の中で、分子中にカルボキシ基を少なくと
も1つ有する染料が好ましく用いられ、さらに好ましく
は一般式〔A〕で表される染料であり、特に好ましくは
一般式〔A〕においてQがフリル基である染料である。
【0127】本発明に用いられる染料の具体例は、さら
に特開昭52-92716号、同55-120030号、同55-155350号、
同55-155351号、同56-12639号、同63-197943号、特開平
2-1838号、同平2-1839号、世界特許88/04794号、米国
特許4,861,700号、同4,950,586号、欧州特許489,973号
等に記載されており、合成法もこれらの特許に記載され
ている方法に準じて合成することができる。
に特開昭52-92716号、同55-120030号、同55-155350号、
同55-155351号、同56-12639号、同63-197943号、特開平
2-1838号、同平2-1839号、世界特許88/04794号、米国
特許4,861,700号、同4,950,586号、欧州特許489,973号
等に記載されており、合成法もこれらの特許に記載され
ている方法に準じて合成することができる。
【0128】染料の固体微粒子状分散物を製造する方法
としては、特開昭52-92716号、同55-155350号、同55-15
5351号、同63-197943号、特開平3-182743号、世界特許W
O88/04794号等に記載された方法を用いることができ
る。具体的には界面活性剤を使用して例えばボールミ
ル、振動ミル、遊星ミル、サンドミル、ローラミル、ジ
ェットミル、ディスクインペラーミル等の微分散機を用
いて調製することができる。又、染料を弱アルカリ性水
溶液に溶解した後、pHを下げて弱酸性とすることによ
って微粒子状固体を析出させる方法や染料の弱アルカリ
性溶解液と酸性水溶液を、pHを調整しながら同時に混
合して微粒子状固体を作製する方法によって染料の分散
物を得ることができる。染料は単独で用いてもよく、ま
た、2種以上を混合して用いてもよい。2種以上を混合
して用いる場合には、それぞれ単独に分散した後混合し
てもよく、また、同時に分散することもできる。
としては、特開昭52-92716号、同55-155350号、同55-15
5351号、同63-197943号、特開平3-182743号、世界特許W
O88/04794号等に記載された方法を用いることができ
る。具体的には界面活性剤を使用して例えばボールミ
ル、振動ミル、遊星ミル、サンドミル、ローラミル、ジ
ェットミル、ディスクインペラーミル等の微分散機を用
いて調製することができる。又、染料を弱アルカリ性水
溶液に溶解した後、pHを下げて弱酸性とすることによ
って微粒子状固体を析出させる方法や染料の弱アルカリ
性溶解液と酸性水溶液を、pHを調整しながら同時に混
合して微粒子状固体を作製する方法によって染料の分散
物を得ることができる。染料は単独で用いてもよく、ま
た、2種以上を混合して用いてもよい。2種以上を混合
して用いる場合には、それぞれ単独に分散した後混合し
てもよく、また、同時に分散することもできる。
【0129】本発明のハロゲン化銀写真感光材料はハロ
ゲン化銀乳剤に更に目的に応じて種々の添加剤を添加す
ることができる。使用される添加剤その他としては例え
ばRD-17643(1978年12月)、同18716(1979年11月)及
び同308119(1989年12月)に記載されたものが挙げられ
る。それらの記載箇所を以下に掲載した。
ゲン化銀乳剤に更に目的に応じて種々の添加剤を添加す
ることができる。使用される添加剤その他としては例え
ばRD-17643(1978年12月)、同18716(1979年11月)及
び同308119(1989年12月)に記載されたものが挙げられ
る。それらの記載箇所を以下に掲載した。
【0130】 添加剤 RD-17643 RD-18716 RD-308119 頁 分類 頁 分類 頁 分類 化学増感剤 23 III 648右上 996 III 増感色素 23 IV 648〜649 996〜8 IVA 減感色素 23 IV 998 IVB 染料 25〜26 VIII 649〜650 1003 VIII 現像促進剤 29 XXI 648右上 カブリ抑制剤・安定剤 24 IV 649右上 1006〜7 VI 増白剤 24 V 998 V 硬膜剤 26 X 651左 1004〜5 X 界面活性剤 26〜7 XI 650右 1005〜6 XI 帯電防止剤 27 XII 650右 1006〜7 XIII 可塑剤 27 XII 650右 1006 XII スベリ剤 27 XII マット剤 28 XVI 650右 1008〜9 XVI バインダー 26 XXII 1003〜4 IX 支持体 28 XVII 1009 XVII 本発明において処理槽に固体処理剤を供給する機構を有
した自動現像機は、供給手段としては例えば、固体処理
剤が錠剤である場合、実開昭63-137783号、同63-97522
号、実開平1-85732号等公知の方法があるが、要は錠剤
を処理槽に供給せしめる機能が最低限付与されていれば
いかなる方法でもよい。又固体処理剤が顆粒又は粉末で
ある場合には実開昭62-81964号、同63-84151号、特開平
1-292375号、記載の重力落下方式や実開昭63-105159
号、同63-195345号等記載のスクリュー又はネジによる
方式が公知の方法としてあるが、これらに限定されるも
のではない。本発明の固体処理剤を投入する場所は処理
槽中であればよいが、好ましいのは、感光材料を処理す
る処理部と連通し、該処理部との間を処理液が流通して
いる場所であり、更に処理部との間に一定の処理液循環
量があり溶解した成分が処理部に移動する構造が好まし
い。固体処理剤は温調されている処理液中に投入される
ことが好ましい。
した自動現像機は、供給手段としては例えば、固体処理
剤が錠剤である場合、実開昭63-137783号、同63-97522
号、実開平1-85732号等公知の方法があるが、要は錠剤
を処理槽に供給せしめる機能が最低限付与されていれば
いかなる方法でもよい。又固体処理剤が顆粒又は粉末で
ある場合には実開昭62-81964号、同63-84151号、特開平
1-292375号、記載の重力落下方式や実開昭63-105159
号、同63-195345号等記載のスクリュー又はネジによる
方式が公知の方法としてあるが、これらに限定されるも
のではない。本発明の固体処理剤を投入する場所は処理
槽中であればよいが、好ましいのは、感光材料を処理す
る処理部と連通し、該処理部との間を処理液が流通して
いる場所であり、更に処理部との間に一定の処理液循環
量があり溶解した成分が処理部に移動する構造が好まし
い。固体処理剤は温調されている処理液中に投入される
ことが好ましい。
【0131】本発明の現像処理方法に用いられる現像剤
中には、現像主薬として特願平4-286232号(19〜20頁)
記載のジヒドロキシベンゼン類、アミノフェノール類、
ピラゾリドン類の他に特開平5-165161号記載のレダクト
ン類も用いられる。使用されるピラゾリドン類のうち特
に4位が置換されたもの(ジメゾン、ジメゾンS等)は
水溶性や固体処理剤自身の経時による変化が少なく特に
好ましい。
中には、現像主薬として特願平4-286232号(19〜20頁)
記載のジヒドロキシベンゼン類、アミノフェノール類、
ピラゾリドン類の他に特開平5-165161号記載のレダクト
ン類も用いられる。使用されるピラゾリドン類のうち特
に4位が置換されたもの(ジメゾン、ジメゾンS等)は
水溶性や固体処理剤自身の経時による変化が少なく特に
好ましい。
【0132】保恒剤として特願平4-286232号記載の亜硫
酸塩の他、有機還元剤を保恒剤として用いることができ
る。その他に特願平4-586323号(20頁)記載のキレート
剤や同(21頁)記載の硬膜剤の重亜硫酸塩付加物を用い
ることができる。
酸塩の他、有機還元剤を保恒剤として用いることができ
る。その他に特願平4-586323号(20頁)記載のキレート
剤や同(21頁)記載の硬膜剤の重亜硫酸塩付加物を用い
ることができる。
【0133】また銀スラッジ防止剤として特願平4-9294
7号、特願平5-96118号(一般式〔4−a〕〔4−b〕)
記載の化合物を添加することも好ましい。シクロデキス
トリン化合物の添加も好ましく、特開平1-124853号記載
の化合物が特に好ましい。
7号、特願平5-96118号(一般式〔4−a〕〔4−b〕)
記載の化合物を添加することも好ましい。シクロデキス
トリン化合物の添加も好ましく、特開平1-124853号記載
の化合物が特に好ましい。
【0134】現像剤にアミン化合物を添加することもで
き、米国特許4,269,929号記載の化合物が特に好まし
い。
き、米国特許4,269,929号記載の化合物が特に好まし
い。
【0135】現像剤には、緩衝剤を用いることが必要
で、緩衝剤としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、リン酸三ナトリウ
ム、リン酸三カリウム、リン酸二カリウム、ホウ酸ナト
リウム、ホウ酸カリウム、四ホウ酸ナトリウム(ホウ
酸)、四ホウ酸カリウム、o-ヒドロキシ安息香酸ナトリ
ウム(サリチル酸ナトリウム)、o-ヒドロキシ安息香酸
カリウム、5-スルホ-2-ヒドロキシ安息香酸ナトリウム
(5-スルホサリチル酸ナトリウム)、5-スルホ-2-ヒド
ロキシ安息香酸カリウム(5-スルホサリチル酸カリウ
ム)等を挙げることができる。
で、緩衝剤としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、リン酸三ナトリウ
ム、リン酸三カリウム、リン酸二カリウム、ホウ酸ナト
リウム、ホウ酸カリウム、四ホウ酸ナトリウム(ホウ
酸)、四ホウ酸カリウム、o-ヒドロキシ安息香酸ナトリ
ウム(サリチル酸ナトリウム)、o-ヒドロキシ安息香酸
カリウム、5-スルホ-2-ヒドロキシ安息香酸ナトリウム
(5-スルホサリチル酸ナトリウム)、5-スルホ-2-ヒド
ロキシ安息香酸カリウム(5-スルホサリチル酸カリウ
ム)等を挙げることができる。
【0136】現像促進剤としては、特公昭37-16088号、
同37-5987号、同38-7826号、同44-12380号、同45-9019
号及び米国特許3813247号等に表されるチオエーテル系
化合物、特開昭52-49829号及び同50-15554号に表される
p-フェニレンジアミン系化合物、特開昭50-137726号、
特公昭44-30074号、特開昭56-156826号及び同52-43429
号等に表される4級アンモニウム塩類、米国特許261012
2号及び同4119462号記載のp-アミノフェノール類、米国
特許2494903号、同3128182号、同4230796号、同3253919
号、特公昭41-11431号、米国特許2482546号、同2596926
号及び同3582346号等に記載のアミン系化合物、特公昭3
7-16088号、同42-25201号、米国特許3128183号、特公昭
41-11431号、同42-23883号及び米国特許3532501号等に
表されるポリアルキレンオキサイド、その他1-フェニル
-3-ピラゾリドン類、ヒドロジン類、メソイオン型化合
物、イオン型化合物、イミダゾール類、等を必要に応じ
て添加することができる。
同37-5987号、同38-7826号、同44-12380号、同45-9019
号及び米国特許3813247号等に表されるチオエーテル系
化合物、特開昭52-49829号及び同50-15554号に表される
p-フェニレンジアミン系化合物、特開昭50-137726号、
特公昭44-30074号、特開昭56-156826号及び同52-43429
号等に表される4級アンモニウム塩類、米国特許261012
2号及び同4119462号記載のp-アミノフェノール類、米国
特許2494903号、同3128182号、同4230796号、同3253919
号、特公昭41-11431号、米国特許2482546号、同2596926
号及び同3582346号等に記載のアミン系化合物、特公昭3
7-16088号、同42-25201号、米国特許3128183号、特公昭
41-11431号、同42-23883号及び米国特許3532501号等に
表されるポリアルキレンオキサイド、その他1-フェニル
-3-ピラゾリドン類、ヒドロジン類、メソイオン型化合
物、イオン型化合物、イミダゾール類、等を必要に応じ
て添加することができる。
【0137】カブリ防止剤としては、沃化カリウムの如
きアルカリ金属ハロゲン化物及び有機カブリ防止剤が使
用できる。有機カブリ防止剤としては、例えば、ベンゾ
トリアゾール、6-ニトロベンズイミダゾール、5-ニトロ
イソインダゾール、5-メチルベンゾトリアゾール、5-ニ
トロベンゾトリアゾール、5-クロロ−ベンゾトリアゾー
ル、2-チアゾリル−ベンズイミダゾール、2-チアゾリル
メチル−ベンズイミダゾール、インダゾール、ヒドロキ
シアザインドリジン、アデニンの如き含窒素ヘテロ環化
合物を代表例1-フェニル-5-メルカプトテトラゾールを
例として挙げることができる。
きアルカリ金属ハロゲン化物及び有機カブリ防止剤が使
用できる。有機カブリ防止剤としては、例えば、ベンゾ
トリアゾール、6-ニトロベンズイミダゾール、5-ニトロ
イソインダゾール、5-メチルベンゾトリアゾール、5-ニ
トロベンゾトリアゾール、5-クロロ−ベンゾトリアゾー
ル、2-チアゾリル−ベンズイミダゾール、2-チアゾリル
メチル−ベンズイミダゾール、インダゾール、ヒドロキ
シアザインドリジン、アデニンの如き含窒素ヘテロ環化
合物を代表例1-フェニル-5-メルカプトテトラゾールを
例として挙げることができる。
【0138】さらに、本発明に用いられる現像剤組成物
には、必要に応じて、メチルセロソルブ、メタノール、
アセトン、ジメチルホルムアミド、シクロデキストリン
化合物、その他特公昭47-33378号、同44-9509号各公報
記載の化合物を現像主薬の溶解度を上げるための有機溶
剤として使用することができる。
には、必要に応じて、メチルセロソルブ、メタノール、
アセトン、ジメチルホルムアミド、シクロデキストリン
化合物、その他特公昭47-33378号、同44-9509号各公報
記載の化合物を現像主薬の溶解度を上げるための有機溶
剤として使用することができる。
【0139】さらにまた、その他ステイン防止剤、スラ
ッジ防止剤、重層効果促進剤等各種添加剤を用いること
ができる。
ッジ防止剤、重層効果促進剤等各種添加剤を用いること
ができる。
【0140】本発明に使用される定着剤は定着剤として
公知の化合物を添加できる。定着主薬やキレート剤、p
H緩衝剤、硬膜剤、保恒剤などが添加でき、これらは例
えば特開平4-242246(4頁)や特開平5-113632(2〜4
頁)記載のものが使用できる。その他に硬膜剤として特
願平4-586323(20頁)記載のキレート剤や同(21頁)記
載の硬膜剤の重亜硫酸塩付加物や公知の定着促進剤も用
いることができる。
公知の化合物を添加できる。定着主薬やキレート剤、p
H緩衝剤、硬膜剤、保恒剤などが添加でき、これらは例
えば特開平4-242246(4頁)や特開平5-113632(2〜4
頁)記載のものが使用できる。その他に硬膜剤として特
願平4-586323(20頁)記載のキレート剤や同(21頁)記
載の硬膜剤の重亜硫酸塩付加物や公知の定着促進剤も用
いることができる。
【0141】処理に先立ち、スターターを添加すること
も好ましく、スターターを固体化して添加することも好
ましい。スターターとしてはポリカルボン酸化合物の如
き有機酸の他にKBrの如きアルカリ土類金属のハロゲ
ン化物や有機抑制剤、現像促進剤が用いられる。
も好ましく、スターターを固体化して添加することも好
ましい。スターターとしてはポリカルボン酸化合物の如
き有機酸の他にKBrの如きアルカリ土類金属のハロゲ
ン化物や有機抑制剤、現像促進剤が用いられる。
【0142】また、本発明のハロゲン化銀写真感光材料
の処理方法では全処理時間が10秒から45秒で処理され
る。より好ましくは15秒〜30秒である。本発明でい
う全処理時間とは自動現像機で、現像から乾燥までの工
程を45秒以内で完了させることをいう。即ち、感光材
料の先端が現像液に浸漬され始める時点から、処理工程
を経て同先端が乾燥ゾーンを出てくるまでの時間(いわ
ゆるDry to Dryの時間)が45秒以内であることであ
る。
の処理方法では全処理時間が10秒から45秒で処理され
る。より好ましくは15秒〜30秒である。本発明でい
う全処理時間とは自動現像機で、現像から乾燥までの工
程を45秒以内で完了させることをいう。即ち、感光材
料の先端が現像液に浸漬され始める時点から、処理工程
を経て同先端が乾燥ゾーンを出てくるまでの時間(いわ
ゆるDry to Dryの時間)が45秒以内であることであ
る。
【0143】乾燥時間は通常35〜100℃、好ましくは40
〜80℃の熱風を吹き付けたり、遠赤外線による加熱手段
が設けられた乾燥ゾーンが自動現像機に設置されていて
もよい。自動現像機には現像、定着、水洗の各工程の間
に、感光材料に水又は定着能を持たない酸性溶液のリン
ス液を付与する機構を備えた自動現像機(特開平3-2649
53号)を用いてもよい。さらに現像液や定着液を調液で
きる装置を内蔵していてもよい。
〜80℃の熱風を吹き付けたり、遠赤外線による加熱手段
が設けられた乾燥ゾーンが自動現像機に設置されていて
もよい。自動現像機には現像、定着、水洗の各工程の間
に、感光材料に水又は定着能を持たない酸性溶液のリン
ス液を付与する機構を備えた自動現像機(特開平3-2649
53号)を用いてもよい。さらに現像液や定着液を調液で
きる装置を内蔵していてもよい。
【0144】なお、本発明の感光材料は固体処理剤を用
いない従来の処理方法でも処理できる。
いない従来の処理方法でも処理できる。
【0145】次に本発明のハロゲン化銀写真感光材料の
撮影方法に用いられる放射線増感スクリーンの蛍光体層
中における蛍光体の充填率は68%以上であって、好まし
くは70%以上でさらに好ましくは72%以上である。
撮影方法に用いられる放射線増感スクリーンの蛍光体層
中における蛍光体の充填率は68%以上であって、好まし
くは70%以上でさらに好ましくは72%以上である。
【0146】また本発明において蛍光体層の厚みは120
μm以上、250μm以下である。ここで蛍光体層の厚み
が120μm未満であると鮮鋭性が急激に劣化する。
μm以上、250μm以下である。ここで蛍光体層の厚み
が120μm未満であると鮮鋭性が急激に劣化する。
【0147】本発明の放射線増感スクリーンは、傾斜粒
径構造で蛍光体を充填することが好ましい。特に表面保
護層側に大粒径の蛍光体粒子を塗布し、支持体側に小粒
径の蛍光体粒子を塗布することが好ましく、小粒径のも
のは0.5〜2.0μmで、大粒径のものは10〜30μmの範囲
が好ましい。
径構造で蛍光体を充填することが好ましい。特に表面保
護層側に大粒径の蛍光体粒子を塗布し、支持体側に小粒
径の蛍光体粒子を塗布することが好ましく、小粒径のも
のは0.5〜2.0μmで、大粒径のものは10〜30μmの範囲
が好ましい。
【0148】本発明の組み合わせに使用する蛍光増感紙
は、蛍光体粒子の充填率を高めることでそれぞれの増感
スクリーンのX線吸収が蛍光体層の厚み100μm当たり
X線吸収率は30%以上であることが好ましい。なおX線
吸収量は次のようにして求めた。即ち、3相の電力供給
で固有濾過がアルミニウム2.2mm相当のX線発生装置か
ら80KVPで運転されるタングステン・ターゲットから生
じたX線を厚さ3mmの純度99%以上のアルミニウム板を
透過させ、ターゲット管のタングステンアノードから20
0cmの位置に固定した放射線増感スクリーンに到着さ
せ、次いでその放射線増感スクリーンの蛍光体層から50
cm後の位置で電離型線量計を用いて測定しX線吸収量を
求めた。基準としては増感スクリーンを透過させないで
測定した上記測定位置でのX線量を用いた。
は、蛍光体粒子の充填率を高めることでそれぞれの増感
スクリーンのX線吸収が蛍光体層の厚み100μm当たり
X線吸収率は30%以上であることが好ましい。なおX線
吸収量は次のようにして求めた。即ち、3相の電力供給
で固有濾過がアルミニウム2.2mm相当のX線発生装置か
ら80KVPで運転されるタングステン・ターゲットから生
じたX線を厚さ3mmの純度99%以上のアルミニウム板を
透過させ、ターゲット管のタングステンアノードから20
0cmの位置に固定した放射線増感スクリーンに到着さ
せ、次いでその放射線増感スクリーンの蛍光体層から50
cm後の位置で電離型線量計を用いて測定しX線吸収量を
求めた。基準としては増感スクリーンを透過させないで
測定した上記測定位置でのX線量を用いた。
【0149】本発明に係る放射線増感スクリーンに用い
られる好ましい結合剤としては熱可塑性エラストマーが
挙げられる。具体的にはポリスチレン、ポリオレフィ
ン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリブ
タジエン、エチレン酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、天然
ゴム、フッ素ゴム、ポリイソプレン、塩素化ポリエチレ
ン、スチレン−ブタジエンゴム及びシリコンゴムからな
る群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性エラストマ
ーが挙げられる。
られる好ましい結合剤としては熱可塑性エラストマーが
挙げられる。具体的にはポリスチレン、ポリオレフィ
ン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリブ
タジエン、エチレン酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、天然
ゴム、フッ素ゴム、ポリイソプレン、塩素化ポリエチレ
ン、スチレン−ブタジエンゴム及びシリコンゴムからな
る群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性エラストマ
ーが挙げられる。
【0150】本発明で言う蛍光体の充填率は、支持体上
に形成された蛍光体層の空隙率から次式により求めるこ
とができる。
に形成された蛍光体層の空隙率から次式により求めるこ
とができる。
【0151】
【数1】
【0152】本発明に係る放射線増感スクリーンに用い
られる好ましい蛍光体としては以下に示すものが挙げら
れる。
られる好ましい蛍光体としては以下に示すものが挙げら
れる。
【0153】タングステン酸塩系蛍光体(CaWO4、MgWO
4、CaWO4:Pbなど)、テルビウム賦活希土類酸硫化物系
蛍光体〔Y2O2S:Tb、Gd2O2S:Tb、La2O2S:Tb、(Y、Gd)2
O2S:Tb、Tm等〕、テルビウム賦活希土類隣酸塩系蛍光
体(YPO4:Tb、GdPO4:Tb、LaPO4:Tb等)、テルビウム
賦活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:Tb、L
aOBr:Tb.Tm、LaOCl:Tb、LaOCl:Tb.TmGdOBr:Tb、Gd
OCr:Tb等)、ツリウム賦活希土類オキシハロゲン化物
系蛍光体(LaOBr:Tm、LaOCl:Tm等)、硫酸バリウム系
蛍光体〔BaSO4:Pb、BaSO4:Eu2+、(Ba.Sr)SO4:Eu2+
等〕、2価のユーロビウム賦活アルカリ土類金属燐酸塩
系蛍光体〔Ba3(PO4)2:Eu2+、(Ba、Sr)3、(PO4)2:Eu2
等〕、2価のユーロビウム賦活アルカリ土類金属弗化ハ
ロゲン化物系蛍光体〔BaFCl:Eu2+、BaFBr:Eu2+、BaFC
l:Eu2+.Tb、BaFBr:Eu2+.Tb、BaF2.BaCl2.XBaSO4.KC
l:Eu2+、(Ba.Mg)F2.BaCl2.KCl:Eu2+等〕、沃化物系蛍
光体(CSI:Na、CSI:Tl、NaI.KI:Tl等)硫化物系蛍光
体〔ZnS:Ag、(Zn.Cd)S:Ag、(Zn.Cd)S:Cu、(Zn.Cd)
S:Cu.Al等〕、燐酸ハフニウム系蛍光体(HfP2O7:Cu
等)、ただし本発明に用いられる蛍光体はこれらに限ら
れるものではなく、放射線の照射により可視または近紫
外領域の発光を示す蛍光体であれば使用できる。
4、CaWO4:Pbなど)、テルビウム賦活希土類酸硫化物系
蛍光体〔Y2O2S:Tb、Gd2O2S:Tb、La2O2S:Tb、(Y、Gd)2
O2S:Tb、Tm等〕、テルビウム賦活希土類隣酸塩系蛍光
体(YPO4:Tb、GdPO4:Tb、LaPO4:Tb等)、テルビウム
賦活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:Tb、L
aOBr:Tb.Tm、LaOCl:Tb、LaOCl:Tb.TmGdOBr:Tb、Gd
OCr:Tb等)、ツリウム賦活希土類オキシハロゲン化物
系蛍光体(LaOBr:Tm、LaOCl:Tm等)、硫酸バリウム系
蛍光体〔BaSO4:Pb、BaSO4:Eu2+、(Ba.Sr)SO4:Eu2+
等〕、2価のユーロビウム賦活アルカリ土類金属燐酸塩
系蛍光体〔Ba3(PO4)2:Eu2+、(Ba、Sr)3、(PO4)2:Eu2
等〕、2価のユーロビウム賦活アルカリ土類金属弗化ハ
ロゲン化物系蛍光体〔BaFCl:Eu2+、BaFBr:Eu2+、BaFC
l:Eu2+.Tb、BaFBr:Eu2+.Tb、BaF2.BaCl2.XBaSO4.KC
l:Eu2+、(Ba.Mg)F2.BaCl2.KCl:Eu2+等〕、沃化物系蛍
光体(CSI:Na、CSI:Tl、NaI.KI:Tl等)硫化物系蛍光
体〔ZnS:Ag、(Zn.Cd)S:Ag、(Zn.Cd)S:Cu、(Zn.Cd)
S:Cu.Al等〕、燐酸ハフニウム系蛍光体(HfP2O7:Cu
等)、ただし本発明に用いられる蛍光体はこれらに限ら
れるものではなく、放射線の照射により可視または近紫
外領域の発光を示す蛍光体であれば使用できる。
【0154】
【実施例】以下、本発明を実施例にて説明するが本発明
はこれらによって限定されるものではない。
はこれらによって限定されるものではない。
【0155】実施例1 Em−1の調製 以下に示す3種の溶液を用い、平板状沃塩化銀乳剤Em
−1を調製した。
−1を調製した。
【0156】 A1 低メチオニンゼラチン 214.37g 塩化ナトリウム 1.995g 沃化カリウム 149.6mg 水で 6090mlに仕上げる B1 塩化ナトリウム 10.48g 沃化カリウム 149.4mg 水で 90mlに仕上げる C1 硝酸銀 30.58g 水で 90mlに仕上げる D1 塩化ナトリウム 165.0g 水で 5640mlに仕上げる E1 硝酸銀 479.0g 水で 5640mlに仕上げる 反応容器内で溶液A1を40℃に保ちながら激しく撹拌
し、そこに溶液B1と溶液C1の全量を毎分180mlの流
量で30秒かけて同時混合法にて添加した。
し、そこに溶液B1と溶液C1の全量を毎分180mlの流
量で30秒かけて同時混合法にて添加した。
【0157】次に、この混合溶液を40℃で10分間保った
後、溶液D1と溶液E1を毎分24mlの流量で40分かけて
同時混合法にて添加し、引き続き、更に溶液D1と溶液
E1の残り全量をを初期流量24ml、最終流量48mlとなる
ように直線的に流量を増やしながら、130分かけて同時
添加法にて添加した。この間、pClは2.35に終始保っ
た。その後、塩化ナトリウムで1.30に調整し、限外濾過
膜を用いてpClを2.0とし、更に塩化ナトリウムを添加し
てpClを1.65に調整した。
後、溶液D1と溶液E1を毎分24mlの流量で40分かけて
同時混合法にて添加し、引き続き、更に溶液D1と溶液
E1の残り全量をを初期流量24ml、最終流量48mlとなる
ように直線的に流量を増やしながら、130分かけて同時
添加法にて添加した。この間、pClは2.35に終始保っ
た。その後、塩化ナトリウムで1.30に調整し、限外濾過
膜を用いてpClを2.0とし、更に塩化ナトリウムを添加し
てpClを1.65に調整した。
【0158】得られたハロゲン化銀乳剤は沃度を0.06モ
ル%含有しており、電子顕微鏡観察したところ平均粒径
(円直径換算)1.45μm、平均厚さ0.13μm、平均アスペ
クト比11の直角平行四平板状ハロゲン化銀粒子であっ
た。
ル%含有しており、電子顕微鏡観察したところ平均粒径
(円直径換算)1.45μm、平均厚さ0.13μm、平均アスペ
クト比11の直角平行四平板状ハロゲン化銀粒子であっ
た。
【0159】Em−2の調製 上記のEmー1の製法において、A1及びB1の沃化カ
リウムを74.8mgに変えた以外は、同様の条件でハロゲン
化銀乳剤を調製した。得られたハロゲン化銀乳剤は沃度
を0.03モル%含有しており、電子顕微鏡観察したところ
平均粒径(円直径換算)1.07μm、平均厚さ0.23μm、平
均アスペクト比4.7の直角平行四辺形平板状ハロゲン化
銀粒子であった。
リウムを74.8mgに変えた以外は、同様の条件でハロゲン
化銀乳剤を調製した。得られたハロゲン化銀乳剤は沃度
を0.03モル%含有しており、電子顕微鏡観察したところ
平均粒径(円直径換算)1.07μm、平均厚さ0.23μm、平
均アスペクト比4.7の直角平行四辺形平板状ハロゲン化
銀粒子であった。
【0160】引き続き、上記の乳剤Em−1及びEm−
2それぞれを所定量に分割し、40℃にした後に、例示分
光増感色素D−5、D−16の所定量を固体微粒子状の
分散物として添加後にチオシアン酸アンモニウム、硫黄
増感剤、及びトリフェニルホスフィンセレナイドの固体
微粒子状分散物を加え15分間撹拌した。その後温度を55
℃に昇温して1時間後に下記に示す金増感剤の何れかの
水溶液或いはメタノール溶液を添加し、総計2時間の化
学熟成を施した。熟成終了時に安定剤として1-フェニル
-5-メルカプトテトラゾール(PMT)及び4-ヒドロキシ-6
-メチル-1,3,3a,7-テトラザインデン(TAI)を添加した。
2それぞれを所定量に分割し、40℃にした後に、例示分
光増感色素D−5、D−16の所定量を固体微粒子状の
分散物として添加後にチオシアン酸アンモニウム、硫黄
増感剤、及びトリフェニルホスフィンセレナイドの固体
微粒子状分散物を加え15分間撹拌した。その後温度を55
℃に昇温して1時間後に下記に示す金増感剤の何れかの
水溶液或いはメタノール溶液を添加し、総計2時間の化
学熟成を施した。熟成終了時に安定剤として1-フェニル
-5-メルカプトテトラゾール(PMT)及び4-ヒドロキシ-6
-メチル-1,3,3a,7-テトラザインデン(TAI)を添加した。
【0161】尚、乳剤Em−1への添加剤とその添加量
(AgX1モル当たり)を下記に示す。
(AgX1モル当たり)を下記に示す。
【0162】 分光増感色素D−5 300mg 分光増感色素D−16 375mg 1-エチル-3-(2-チアゾリル)チオ尿素(硫黄増感剤−3) 3.8mg トリフェニルホスフィンセレナイド 3.0mg チオシアン酸アンモニウム 145mg 金増感剤(塩化金酸:比較−1) 18.5mg 金増感剤(I−5) 23.8mg 金増感剤(I−6) 13.9mg 金増感剤(I−10) 20.0mg 安定剤(PMA) 10.0mg 安定剤(TAI) 100mg 尚、乳剤Em−2の場合は各添加剤を上記の量の1.3倍
加えて同様に行った。
加えて同様に行った。
【0163】又、分光増感色素の固体微粒子状分散物は
特願平4-99437号に記載の方法に準じて調製した。即ち
分光増感色素の所定量を予め27℃に調温した水に加え高
速撹拌機(ディゾルバー)で3,500rpmにて30〜120分間に
わたって撹拌することによって得た。
特願平4-99437号に記載の方法に準じて調製した。即ち
分光増感色素の所定量を予め27℃に調温した水に加え高
速撹拌機(ディゾルバー)で3,500rpmにて30〜120分間に
わたって撹拌することによって得た。
【0164】得られた乳剤に後記した添加剤を加え乳剤
層塗布液とした。また同時に後記の保護層塗布液も調製
した。両塗布液を用いて、塗布量が片面当たり銀量が1.
6g/m2、ゼラチン付き量は2.7g/m2となるように2
台のスライドホッパー型コーターを用い毎分80mのスピ
ードで支持体上に両面同時塗布を行い、2分20秒で乾燥
し試料No.1〜8を得た。支持体としてはグリシジルメ
タクリレート50wt%、メチルアクリレート10wt%、ブチ
ルメタクリレート40wt%の3種モノマーからなる共重合
体の濃度が10wt%になるように希釈して得た共重合体水
性分散液を下引き液とした175μmのX線フィルム用の
濃度0.15に青色着色したポリエチレンテレフタレートフ
ィルムベースを用いた。
層塗布液とした。また同時に後記の保護層塗布液も調製
した。両塗布液を用いて、塗布量が片面当たり銀量が1.
6g/m2、ゼラチン付き量は2.7g/m2となるように2
台のスライドホッパー型コーターを用い毎分80mのスピ
ードで支持体上に両面同時塗布を行い、2分20秒で乾燥
し試料No.1〜8を得た。支持体としてはグリシジルメ
タクリレート50wt%、メチルアクリレート10wt%、ブチ
ルメタクリレート40wt%の3種モノマーからなる共重合
体の濃度が10wt%になるように希釈して得た共重合体水
性分散液を下引き液とした175μmのX線フィルム用の
濃度0.15に青色着色したポリエチレンテレフタレートフ
ィルムベースを用いた。
【0165】乳剤に用いた添加剤は次のとおりである。
添加量は感光材料1m2当たりの量で示す。
添加量は感光材料1m2当たりの量で示す。
【0166】 第1層(染料層) 固体微粒子分散体染料(AH) 180mg/m2 ゼラチン 0.2g/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 5mg/m2 化合物(I) 5mg/m2 2,4-ジクロロ-6-ヒドロキシ-1,3,5-トリアジンナトリウム塩 5mg/m2 コロイダルシリカ(平均粒径0.014μm) 10mg/m2 第2層(乳剤層) 上記で得た各々の乳剤に下記の各種添加剤を加えた。
【0167】 化合物(G) 0.5mg/m2 2,6-ビス(ヒドロキシアミノ)-4-ジエチルアミノ- 5mg/m2 1,3,5-トリアジン t-ブチル-カテコール 130mg/m2 ポリビニルピロリドン(分子量10,000) 35mg/m2 スチレン-無水マレイン酸共重合体 80mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 80mg/m2 トリメチロールプロパン 350mg/m2 ジエチレングリコール 50mg/m2 ニトロフェニル-トリフェニル-ホスホニウムクロリド 20mg/m2 1,3-ジヒドロキシベンゼン-4-スルホン酸アンモニウム 500mg/m2 2-メルカプトベンツイミダゾール-5-スルホン酸ナトリウム 5mg/m2 化合物(H) 0.5mg/m2 n-C4H9OCH2CH(OH)CH2N(CH2COOH)2 350mg/m2 化合物(M) 5mg/m2 化合物(N) 5mg/m2 コロイダルシリカ 0.5g/m2 ラテックス(L) 0.2g/m2 デキストリン(平均分子量1000) 0.2g/m2 但し、ゼラチンとして1.0g/m2になるように調整した。
【0168】 第3層(保護層) ゼラチン 0.8g/m2 4-ヒドロキシ-6-メチルー1,3,3a,7-テトラザインデン 表3に示す量 ポリメチルメタクリレートからなるマット剤 50mg/m2 (面積平均粒径7.0μm) ホルムアルデヒド 20mg/m2 2,4-ジクロロ-6-ヒドロキシ-1,3,5-トリアジンンナトリウム塩 10mg/m2 ビス-ビニルスルホニルメチルエーテル 36mg/m2 ラテックス(L) 0.2g/m2 ポリアクリルアミド(平均分子量10000) 0.1g/m2 ポリアクリル酸ナトリウム 30mg/m2 ポリシロキサン(S1) 20mg/m2 化合物(I) 12mg/m2 化合物(J) 2mg/m2 化合物(S-1) 7mg/m2 化合物(K) 15mg/m2 化合物(O) 50mg/m2 化合物(S-2) 5mg/m2 C9F19O(CH2CH2O)11H 3mg/m2 C8F17SO2N(C3H7)(CH2CH2O)15H 2mg/m2 C8F17SO2N(C3H7)(CH2CH2O)4(CH2)4SO3Na 1mg/m2
【0169】
【化15】
【0170】
【化16】
【0171】
【化17】
【0172】 得られた試料について下記の評価を行った。尚、以下の
操作(A,B)に従って現像補充用錠剤を作成した。
操作(A,B)に従って現像補充用錠剤を作成した。
【0173】 操作(A) 現像主薬のハイドロキノン3000gを市販のバンダムミル
中で平均粒径10μmになるまで粉砕する。この微粉に亜
硫酸ナトリウム3000g、亜硫酸カリウム2000g、ジメゾ
ンS1000gを加えミル中で30分間混合して市販の撹拌造
粒機中で室温にて約10分間、30mlの水を添加することに
より造粒した後、造粒物を流動層乾燥機で40℃にて2時
間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このよ
うにして調製した造粒物にポリエチレングリコール6000
を100gを25℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合機
を用いて10分間均一に混合した後、得られた混合物を菊
水製作所〔株〕製タフプレストコレクト1527HUを改造
した打錠機により1錠当たりの充填量を3.84gにして圧
縮打錠を行い、2500個の現像補充用錠剤A剤を作成し
た。
中で平均粒径10μmになるまで粉砕する。この微粉に亜
硫酸ナトリウム3000g、亜硫酸カリウム2000g、ジメゾ
ンS1000gを加えミル中で30分間混合して市販の撹拌造
粒機中で室温にて約10分間、30mlの水を添加することに
より造粒した後、造粒物を流動層乾燥機で40℃にて2時
間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このよ
うにして調製した造粒物にポリエチレングリコール6000
を100gを25℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合機
を用いて10分間均一に混合した後、得られた混合物を菊
水製作所〔株〕製タフプレストコレクト1527HUを改造
した打錠機により1錠当たりの充填量を3.84gにして圧
縮打錠を行い、2500個の現像補充用錠剤A剤を作成し
た。
【0174】 操作(B) DTPA100g、炭酸カリウム4000g、5-メチルベンゾトリ
アゾール10g、1-フェニル-5-メルカプトテトラゾール
7g、2-メルカプトヒポキサンチン5g、KOHを200g、
N-アセチル-D,L-ペニシラミン10gを操作(A)と同
様、粉砕、造粒する。水の添加量は30.0mlとし造粒後、
50℃で30分間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。このようにして得られた混合物を上記の打錠機によ
り1錠当たりの充填量を1.73gにして圧縮打錠を行い、
2500個の現像補充用錠剤B剤を作成した。 又、以下の
操作で定着用補充用錠剤を作成した。
アゾール10g、1-フェニル-5-メルカプトテトラゾール
7g、2-メルカプトヒポキサンチン5g、KOHを200g、
N-アセチル-D,L-ペニシラミン10gを操作(A)と同
様、粉砕、造粒する。水の添加量は30.0mlとし造粒後、
50℃で30分間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。このようにして得られた混合物を上記の打錠機によ
り1錠当たりの充填量を1.73gにして圧縮打錠を行い、
2500個の現像補充用錠剤B剤を作成した。 又、以下の
操作で定着用補充用錠剤を作成した。
【0175】 操作(C) チオ硫酸アンモニウム/チオ硫酸ナトリウム(70/30重
量比)14000g、亜硫酸ナトリウム1500gを(A)と同様
粉砕した後、市販の混合機で均一に混合する。
量比)14000g、亜硫酸ナトリウム1500gを(A)と同様
粉砕した後、市販の混合機で均一に混合する。
【0176】 次に(A)と同様にして、水の添加量を500mlにして造
粒を行う。造粒後、造粒物を60℃で30分間乾燥して造粒
物の水分をほぼ完全に除去する。このようにして、調製
した造粒物にN-ラウロイルアラニンナトリウム4gを添
加し、25℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合機を用
いて3分間混合する。次に得られた混合物を上記の打錠
機により1錠当たりの充填量を6.202gにして圧縮打錠
を行い、2500個の定着補充用錠剤C剤を作成した。
粒を行う。造粒後、造粒物を60℃で30分間乾燥して造粒
物の水分をほぼ完全に除去する。このようにして、調製
した造粒物にN-ラウロイルアラニンナトリウム4gを添
加し、25℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合機を用
いて3分間混合する。次に得られた混合物を上記の打錠
機により1錠当たりの充填量を6.202gにして圧縮打錠
を行い、2500個の定着補充用錠剤C剤を作成した。
【0177】 操作(D) ホウ酸1000g、硫酸アルミニウム・18水塩1500g、酢酸
水素ナトリウム(氷酢酸と酢酸ナトリウムを等モル混ぜ
乾燥させたもの)3000g、酒石酸200gを操作(A)と
同様に粉砕、造粒する。水の添加量は100mlとし、造粒
後、50℃で30分間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除
去する。このようにして調製したものにN-ラウロイルア
ラニンナトリウム4gを添加し、3分間混合した後、得
られた混合物を上記の打錠機により1錠当たりの充填量
を4.562gにして圧縮打錠を行い、1250個の定着補充用
錠剤D剤を作成した。
水素ナトリウム(氷酢酸と酢酸ナトリウムを等モル混ぜ
乾燥させたもの)3000g、酒石酸200gを操作(A)と
同様に粉砕、造粒する。水の添加量は100mlとし、造粒
後、50℃で30分間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除
去する。このようにして調製したものにN-ラウロイルア
ラニンナトリウム4gを添加し、3分間混合した後、得
られた混合物を上記の打錠機により1錠当たりの充填量
を4.562gにして圧縮打錠を行い、1250個の定着補充用
錠剤D剤を作成した。
【0178】 〈スターター組成〉 氷酢酸 2.98g KBr 4.0g 水を加えて1リットルとした。
【0179】現像液の処理開始(ランニング開始)時に
は現像用錠剤を希釈水で希釈調製した現像液16.5リット
ルに対して、スターター330mlを添加した液をスタート
液として現像槽を満たして処理を開始した。尚、スター
ターを添加した現像液のpHは10.45であった。
は現像用錠剤を希釈水で希釈調製した現像液16.5リット
ルに対して、スターター330mlを添加した液をスタート
液として現像槽を満たして処理を開始した。尚、スター
ターを添加した現像液のpHは10.45であった。
【0180】ランニングには自動現像機SRX-502に固体
処理剤の投入部材をつけ、処理速度が調整できるように
改造したものを用いた。
処理剤の投入部材をつけ、処理速度が調整できるように
改造したものを用いた。
【0181】ランニング中は現像液には感光材料0.62m
2当たり上記A、B剤が各2個と水を76mlを添加して行
った。A、B各を38mlの水に溶解したときのpHは10.70
であった。定着液には感光材料0.62m2当たり上記C剤
を2個とD剤を1個及び水を74ml添加した。各処理剤1
個に対して水の添加速度は処理剤の添加とほぼ同時に開
始し処理剤の溶解速度におよそ比例して10分間等速で添
加した。
2当たり上記A、B剤が各2個と水を76mlを添加して行
った。A、B各を38mlの水に溶解したときのpHは10.70
であった。定着液には感光材料0.62m2当たり上記C剤
を2個とD剤を1個及び水を74ml添加した。各処理剤1
個に対して水の添加速度は処理剤の添加とほぼ同時に開
始し処理剤の溶解速度におよそ比例して10分間等速で添
加した。
【0182】 現像液 炭酸カリウム 40g ハイドロキノン 30g ジメゾンS 10g ジエチレントリアミンペンタアセティックアシッド・5Na 1g (DTPA) 臭化カリウム 1 g 5-メチルベンゾトリアゾール 0.1g 1-フェニル-5-メルカプトテトラゾール 0.07g 2-メルカプトヒポキサンチン 0.05g 亜硫酸ナトリウム 30.00g 亜硫酸カリウム 25g KOH 2g ジエチレングリコール 50g N-アセチル-D,L-ペニシラミン 0.1g これらを300mlの水に溶解し最後に純水で400mlに仕上げ
た。この濃縮液を水で1リットルに希釈して補充液とし
た。この補充液のpHは10.70であった。尚、補充液量
は7ml/四切1枚の割合で使用した。
た。この濃縮液を水で1リットルに希釈して補充液とし
た。この補充液のpHは10.70であった。尚、補充液量
は7ml/四切1枚の割合で使用した。
【0183】 定着液 チオ硫酸ナトリウム 42.0g チオ硫酸カリウム 98.0g 亜硫酸ナトリウム 15.0g ホウ酸 10.0g 酢酸水素ナトリウム 30.0g 氷酢酸 17.3g 酢酸ナトリウム 12.7g 酒石酸 2.0g これらを400mlの水に溶解し最後に純水で500mlに仕上げ
た。この濃縮液を水で1リットルに希釈して補充液とし
た。この補充液のpHは4.50であった。尚、補充液量は7
ml/四切1枚の割合で使用した。
た。この濃縮液を水で1リットルに希釈して補充液とし
た。この補充液のpHは4.50であった。尚、補充液量は7
ml/四切1枚の割合で使用した。
【0184】得られたそれぞれのフィルム試料を以下の
2つの条件下で7日間放置し、保存性を試験した。
2つの条件下で7日間放置し、保存性を試験した。
【0185】保存性の評価 条件A:23℃、55%RH7日間放置 条件B:40℃、80%RH7日間放置 保存後、上記条件で処理してからカブリ値について条件
B/条件Aを求め、試料No.1の値を100とした場合
の相対値で評価した。値が小さいほど保存性が優れるこ
とを表す。
B/条件Aを求め、試料No.1の値を100とした場合
の相対値で評価した。値が小さいほど保存性が優れるこ
とを表す。
【0186】処理変動性の評価 処理変動性の評価は、作製した試料を透過光黒化濃度が
1.0になるようにタングステン光で均一に露光してから
処理レベルが平衡状態になるまで(四つ切りサイズで20
00枚処理)を行い、初期レベルとランニング後レベルで
センシトメトリーを行い(ランニング後/ランニング初
期)の感度で評価した。処理変動性の値が大きいほど処
理変動性が少なく優れることを表す。
1.0になるようにタングステン光で均一に露光してから
処理レベルが平衡状態になるまで(四つ切りサイズで20
00枚処理)を行い、初期レベルとランニング後レベルで
センシトメトリーを行い(ランニング後/ランニング初
期)の感度で評価した。処理変動性の値が大きいほど処
理変動性が少なく優れることを表す。
【0187】現像ムラの評価 35cm×43cmの各試料を濃度が1.0になるように均一に露
光した後、上記の現像処理を行い、処理後のフィルムを
下記の4段階評価レベルに従って、目視評価で行った。
光した後、上記の現像処理を行い、処理後のフィルムを
下記の4段階評価レベルに従って、目視評価で行った。
【0188】◎:ムラが全く認められない ○:ムラが少し認められる △:ムラが相当認められる ×:ムラが全面に認められる 得られた結果を次の表1に示す。
【0189】
【表1】
【0190】なお、表1において試料No.2及びNo.7の
乳剤は、化学熟成終了15分前に塩化パラジウム(1.5×1
0-4モル/モルAg)を加えた。
乳剤は、化学熟成終了15分前に塩化パラジウム(1.5×1
0-4モル/モルAg)を加えた。
【0191】表1から明かなように本発明の試料は、高
温高湿下での保存によるカブリの増加が少なく、固体処
理剤を使用し、かつ15秒といった迅速処理においても、
現像ムラも全く問題ないことが分かる。また処理変動性
が少なく安定した写真性能を得られた。
温高湿下での保存によるカブリの増加が少なく、固体処
理剤を使用し、かつ15秒といった迅速処理においても、
現像ムラも全く問題ないことが分かる。また処理変動性
が少なく安定した写真性能を得られた。
【0192】なお現像補充用錠剤の作製方法を操作
(A)及び操作(B)の代わりにそれぞれ下記の操作
(E)、(F)を採用し、現像主薬としてハイドロキノ
ンの代わりにエリソルビン酸ナトリウムを用いて現像し
たが、現像主薬の種類によらず上記の結果とほぼ同様の
結果を得られた。
(A)及び操作(B)の代わりにそれぞれ下記の操作
(E)、(F)を採用し、現像主薬としてハイドロキノ
ンの代わりにエリソルビン酸ナトリウムを用いて現像し
たが、現像主薬の種類によらず上記の結果とほぼ同様の
結果を得られた。
【0193】操作(E) 現像主薬のエリソルビン酸ナトリウム12500gを市販のバ
ンダムミル中で平均粒径10μmになるまで粉砕する。こ
の微粉に亜硫酸ナトリウム2000g、ジメゾンS2700g、DTP
A1250g、5-メチルベンゾトリアゾール12.5g、 1-フェニ
ル-5-メルカプトテトラゾール4g、 N-アセチル-D,L-
ペニシラミン12.5gを加え、ミル中で30分間混合して市
販の撹拌造粒機中で室温にて約10分間、30mlの水を添加
することにより造粒した後、造粒物を流動層乾燥機で40
℃にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。このようにして調製した造粒物にポリエチレングリ
コール6000を1670g、マンニット1670gを25℃、40%RH
以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一に混
合した後、得られた混合物を菊水製作所〔株〕製タフプ
レストコレクト1527HUを改造した打錠機により1錠当
たりの充填量を8.77gにして圧縮打錠を行い、2500個の
現像補充用錠剤E剤を作成した。
ンダムミル中で平均粒径10μmになるまで粉砕する。こ
の微粉に亜硫酸ナトリウム2000g、ジメゾンS2700g、DTP
A1250g、5-メチルベンゾトリアゾール12.5g、 1-フェニ
ル-5-メルカプトテトラゾール4g、 N-アセチル-D,L-
ペニシラミン12.5gを加え、ミル中で30分間混合して市
販の撹拌造粒機中で室温にて約10分間、30mlの水を添加
することにより造粒した後、造粒物を流動層乾燥機で40
℃にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。このようにして調製した造粒物にポリエチレングリ
コール6000を1670g、マンニット1670gを25℃、40%RH
以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一に混
合した後、得られた混合物を菊水製作所〔株〕製タフプ
レストコレクト1527HUを改造した打錠機により1錠当
たりの充填量を8.77gにして圧縮打錠を行い、2500個の
現像補充用錠剤E剤を作成した。
【0194】操作(F) 炭酸カリウム4000g、マンニット2100g、ポリエチレン
グリコール6000 2100gを操作(A)と同様、粉砕、造
粒する。水の添加量は30.0mlとし、造粒後、50℃で30分
間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このよ
うにして得られた混合物を菊水製作所〔株〕製タフプレ
ストコレクト1527HUを改造した打錠機により1錠当た
りの充填量を3.28gにして圧縮打錠を行い、2500個の現
像補充用錠剤F剤を作成した。
グリコール6000 2100gを操作(A)と同様、粉砕、造
粒する。水の添加量は30.0mlとし、造粒後、50℃で30分
間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このよ
うにして得られた混合物を菊水製作所〔株〕製タフプレ
ストコレクト1527HUを改造した打錠機により1錠当た
りの充填量を3.28gにして圧縮打錠を行い、2500個の現
像補充用錠剤F剤を作成した。
【0195】実施例2 実施例1で調製した試料No.1〜10を実施例1で用い
た放射線増感スクリーンKO−250(スクリーン−1)
と下記の放射線増感スクリーン(スクリーン−2)を用
いて評価した。
た放射線増感スクリーンKO−250(スクリーン−1)
と下記の放射線増感スクリーン(スクリーン−2)を用
いて評価した。
【0196】 スクリーン2の製造 蛍光体Gd2O2S:Tb(平均粒径1.8μm) 200g 結合剤ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(デモラックTPKL-5-2625) <固形分40%>(住友バイエルウレタン〔株〕製) 20g ニトロセルロース(消化度11.5%) 2g にメチルエチルケトン溶媒に加え、プロペラミキサーで
分散させて粘度が25PS(25℃)の蛍光体層形成用塗布液
を調製した。(結合剤/蛍光体比=1/22) また、別途に下塗層形成用塗布液として軟質アクリル樹
脂固形分90g、ニトロセルロース50gをメチルエチルケ
トンに加え分散、混合して粘度が3〜6PS(25℃)の分
散液を調製した。
分散させて粘度が25PS(25℃)の蛍光体層形成用塗布液
を調製した。(結合剤/蛍光体比=1/22) また、別途に下塗層形成用塗布液として軟質アクリル樹
脂固形分90g、ニトロセルロース50gをメチルエチルケ
トンに加え分散、混合して粘度が3〜6PS(25℃)の分
散液を調製した。
【0197】二酸化チタンを練り込んだ厚さ250μmの
ポリエチレンテレフタレート(支持体)をガラス板上に
水平に置き、上記の下塗層形成用塗布液をドクターブレ
ードを用いて支持体上に均一塗布した後、25℃から100
℃に徐々に上昇させて塗布膜の乾燥を行い、支持体上に
下塗層を形成した。(塗布膜の厚さ15μm) この上に上記の蛍光体層形成用塗布液をドクターブレー
ドを用いて膜厚240μmの厚みで均一に塗布乾燥し次い
で圧縮を行った。圧縮はカレンダーロールを用いて300k
gw/cm2の厚力、80℃の温度で行った。この圧縮の後、
特開平6-75097号の実施例1記載の方法で厚さ3μmの
透明保護膜を形成した。
ポリエチレンテレフタレート(支持体)をガラス板上に
水平に置き、上記の下塗層形成用塗布液をドクターブレ
ードを用いて支持体上に均一塗布した後、25℃から100
℃に徐々に上昇させて塗布膜の乾燥を行い、支持体上に
下塗層を形成した。(塗布膜の厚さ15μm) この上に上記の蛍光体層形成用塗布液をドクターブレー
ドを用いて膜厚240μmの厚みで均一に塗布乾燥し次い
で圧縮を行った。圧縮はカレンダーロールを用いて300k
gw/cm2の厚力、80℃の温度で行った。この圧縮の後、
特開平6-75097号の実施例1記載の方法で厚さ3μmの
透明保護膜を形成した。
【0198】得られたスクリーンの特性は蛍光体厚み16
0μm、蛍光体充填率68%、鮮鋭度(CTF)48%であった。
0μm、蛍光体充填率68%、鮮鋭度(CTF)48%であった。
【0199】ここで鮮鋭度とは、(コニカ〔株〕製)メ
ディカルイメージングフイルムSR-IC(製造番号8379、
使用期限1995.12)の片面感光材料を用いてシングルパ
ック法(X線放射側とは反対側のみに蛍光増感紙を使用
し、SR-ICの乳剤面を蛍光増感紙に密着して撮影する方
法)により下記の測定を行い求めたものである。
ディカルイメージングフイルムSR-IC(製造番号8379、
使用期限1995.12)の片面感光材料を用いてシングルパ
ック法(X線放射側とは反対側のみに蛍光増感紙を使用
し、SR-ICの乳剤面を蛍光増感紙に密着して撮影する方
法)により下記の測定を行い求めたものである。
【0200】変調伝達関数(CTF)の測定 イーストマン・コダック社製MRE片面感光材料を測定対
象の増感スクリーンに接触状態に配置し、MTF測定用矩
形チャート(モリブデン製、厚み:80μm、空間周波
数:0本/mm〜10本/mm)を撮影した。X線管球から2
mの位置にチャートを置き、X線源に対して前面に感光
材料、そしてその後に増感スクリーンを配置した。使用
したX線管球はDRX-3724HD(東芝〔株〕製)でタングス
テンターゲットを用い、フォーカルスポットサイズ0.6m
m×0.6mmとし、絞りを含め3mmのアルミニウム等価材料
を通りX線を発生するものである。
象の増感スクリーンに接触状態に配置し、MTF測定用矩
形チャート(モリブデン製、厚み:80μm、空間周波
数:0本/mm〜10本/mm)を撮影した。X線管球から2
mの位置にチャートを置き、X線源に対して前面に感光
材料、そしてその後に増感スクリーンを配置した。使用
したX線管球はDRX-3724HD(東芝〔株〕製)でタングス
テンターゲットを用い、フォーカルスポットサイズ0.6m
m×0.6mmとし、絞りを含め3mmのアルミニウム等価材料
を通りX線を発生するものである。
【0201】3相にパルス発生器で80KVPの電圧をか
け、人体とほぼ等価な吸収を持つ水7cmのフィルターを
通したX線を光源とした。撮影後の感光材料は実施例1
と同様の現像処理条件で測定試料を作成した。
け、人体とほぼ等価な吸収を持つ水7cmのフィルターを
通したX線を光源とした。撮影後の感光材料は実施例1
と同様の現像処理条件で測定試料を作成した。
【0202】なお先のX線撮影時の露光量は、この現像
処理後の最高濃度と最低濃度との平均値が1.0となるよ
うに調節した。次に測定試料をマイクロデンシトメータ
ーで操作した。このときのアパーチャアは操作方向が30
μm、それに垂直な方向が500μmのスリットを使用し
サンプリング間隔30μmで濃度プロフィールを測定し
た。
処理後の最高濃度と最低濃度との平均値が1.0となるよ
うに調節した。次に測定試料をマイクロデンシトメータ
ーで操作した。このときのアパーチャアは操作方向が30
μm、それに垂直な方向が500μmのスリットを使用し
サンプリング間隔30μmで濃度プロフィールを測定し
た。
【0203】この操作を20回繰り返して平均値を計算
し、それをCTFを計算する基の濃度プロフィールとし
た。その後この濃度プロフィールの各周波数毎の濃度コ
ントラストを算出した。上記の値は空間周波数3本/mm
について測定された値である。
し、それをCTFを計算する基の濃度プロフィールとし
た。その後この濃度プロフィールの各周波数毎の濃度コ
ントラストを算出した。上記の値は空間周波数3本/mm
について測定された値である。
【0204】次にスクリーン−1及びスクリーン−2を
用いて実施例1で作成した試料No.1〜10の写真感度
と後者のスクリーン−2を用いたときの現像ムラを評価
した。
用いて実施例1で作成した試料No.1〜10の写真感度
と後者のスクリーン−2を用いたときの現像ムラを評価
した。
【0205】なお、写真感度は何れのスクリーンを使用
したときも試料No.1及び試料No.6を100としたときの
相対値で示した。また、現像ムラは実施例1と同様に行
った。得られた結果を表2に示す。
したときも試料No.1及び試料No.6を100としたときの
相対値で示した。また、現像ムラは実施例1と同様に行
った。得られた結果を表2に示す。
【0206】結果から明らかなように、スクリーン−
1、スクリーン−2の何れを用いても、本発明の試料は
感度が高いうえに、現像ムラが少なく優れていることが
分かる。
1、スクリーン−2の何れを用いても、本発明の試料は
感度が高いうえに、現像ムラが少なく優れていることが
分かる。
【0207】
【表2】
【0208】
【発明の効果】実施例で実証した如く、本発明によれば
超迅速処理(15秒)にて処理変動性がなく、かつフィ
ルムの苛酷な経時保存試験でもカブリの発生が少ないハ
ロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法を得られた。
さらに本発明によれば超迅速処理にて現像ムラがなく、
かつ本発明の増感紙との組み合わせで高感度のX線用ハ
ロゲン化銀写真感光材料が得られる。
超迅速処理(15秒)にて処理変動性がなく、かつフィ
ルムの苛酷な経時保存試験でもカブリの発生が少ないハ
ロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法を得られた。
さらに本発明によれば超迅速処理にて現像ムラがなく、
かつ本発明の増感紙との組み合わせで高感度のX線用ハ
ロゲン化銀写真感光材料が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 5/26 520 G03C 5/26 520 5/30 5/30 G03D 3/06 G03D 3/06 Z G21K 4/00 G21K 4/00 A
Claims (8)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
該乳剤層に含まれるハロゲン化銀粒子の全投影面積の5
0%以上がアスペクト比2以上の平板状ハロゲン化銀粒
子であって、該平板状ハロゲン化銀粒子の主平面が隣接
辺比10未満の(100)面を有しており、かつ該ハロ
ゲン化銀写真感光材料に含有される全金量の30重量%
以下がハロゲン化銀粒子表面に吸着されずに、バインダ
ー中に存在することを特徴とするハロゲン化銀写真感光
材料。 - 【請求項2】 前記の平板状ハロゲン化銀粒子が下記一
般式〔I〕で表される金化合物の存在下で化学増感を施
されたことを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写
真感光材料。 一般式〔I〕 (HrAum〔L〕n〔X〕p)q (式中、Lはチオン又はチオール基を有した有機化合物
配位子を表し、Xはアニオンを表す。rは0、1又は
2、mは1又は2、nは1、2又は3、pは0、1、2
又は3、qは1〜4のそれぞれ整数を表す。) - 【請求項3】 前記の平板状ハロゲン化銀粒子が塩化銀
含有率50モル%以上であることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載のハロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項4】 前記の請求項1〜3の何れか1項に記載
のハロゲン化銀写真感光材料と、支持体上に蛍光体と結
合剤を含む蛍光体層を有し、該蛍光体層中における蛍光
体の充填率が68%以上で、かつ蛍光体の厚みが120
μm以上、250μm以下である放射線増感スクリーン
の一組とを組み合わせて撮影することを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料の撮影方法。 - 【請求項5】 処理槽に固体処理剤を供給する機構を有
した自動現像機で処理することを特徴とする請求項1〜
3の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法。 - 【請求項6】 処理槽に固体処理剤を供給する機構を有
した自動現像機で処理することを特徴とする請求項4記
載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項7】 現像液に実質的にジヒドロキシベンゼン
類を含有しない現像液で処理することを特徴とする請求
項5又は請求項6記載のハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法。 - 【請求項8】 ハロゲン化銀写真感光材料の全処理時間
が10秒〜45秒で処理することを特徴とする請求項5
〜7の何れか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102335A JPH08297338A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ハロゲン化銀写真感光材料とその撮影方法及び処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102335A JPH08297338A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ハロゲン化銀写真感光材料とその撮影方法及び処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297338A true JPH08297338A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14324649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7102335A Pending JPH08297338A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ハロゲン化銀写真感光材料とその撮影方法及び処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08297338A (ja) |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP7102335A patent/JPH08297338A/ja active Pending
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040810 |