JPH08297367A - 光重合性組成物 - Google Patents
光重合性組成物Info
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- JPH08297367A JPH08297367A JP10238495A JP10238495A JPH08297367A JP H08297367 A JPH08297367 A JP H08297367A JP 10238495 A JP10238495 A JP 10238495A JP 10238495 A JP10238495 A JP 10238495A JP H08297367 A JPH08297367 A JP H08297367A
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- JP
- Japan
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- group
- photopolymerizable composition
- compound
- biimidazole
- alkyl
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- Pending
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて高感度であり、且つ溶解安定性に優れ
る光重合性組成物を提供する。 【構成】 付加重合可能なエチレン性不飽和二重結合を
少なくとも1個有する化合物および光重合開始系を含有
する光重合性組成物であって、該光重合開始系がビイミ
ダゾール化合物および特定のクマリン化合物を含有する
ことを特徴とする。
る光重合性組成物を提供する。 【構成】 付加重合可能なエチレン性不飽和二重結合を
少なくとも1個有する化合物および光重合開始系を含有
する光重合性組成物であって、該光重合開始系がビイミ
ダゾール化合物および特定のクマリン化合物を含有する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光重合性組成物に関する
ものである。特に可視領域の光線に対し高感度を示す光
重合性組成物に関するものである。
ものである。特に可視領域の光線に対し高感度を示す光
重合性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光重合系を利用した画像形成法は
多数知られている。例えば、付加重合可能なエチレン性
二重結合を含む化合物と光重合開始剤、さらに所望によ
り用いられる有機高分子結合剤等からなる光重合性組成
物を調製し、この光重合性組成物を支持体上に塗布して
光重合性組成物の層を設けた感光材料を作成し、所望画
像を像露光して露光部分を重合硬化させ、未露光部分を
溶解除去することにより硬化レリーフ画像を形成する方
法、上述感光材料の少なくとも一方が透明である2枚の
支持体間に光重合性組成物の層を設けたものであり、透
明支持体側より像露光し光による接着強度の変化を惹起
させた後、支持体を剥離することにより画像を形成する
方法、その他光重合性組成物層の光によるトナー附着性
の変化を利用した画像作成方法等がある。これらの方法
に応用される光重合性組成物の光重合開始剤としては従
来、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジ
ルケタール、ベンゾフェノン、アントラキノン、ベンジ
ル、あるいはミヒラーズケトンなどが用いられてきた。
多数知られている。例えば、付加重合可能なエチレン性
二重結合を含む化合物と光重合開始剤、さらに所望によ
り用いられる有機高分子結合剤等からなる光重合性組成
物を調製し、この光重合性組成物を支持体上に塗布して
光重合性組成物の層を設けた感光材料を作成し、所望画
像を像露光して露光部分を重合硬化させ、未露光部分を
溶解除去することにより硬化レリーフ画像を形成する方
法、上述感光材料の少なくとも一方が透明である2枚の
支持体間に光重合性組成物の層を設けたものであり、透
明支持体側より像露光し光による接着強度の変化を惹起
させた後、支持体を剥離することにより画像を形成する
方法、その他光重合性組成物層の光によるトナー附着性
の変化を利用した画像作成方法等がある。これらの方法
に応用される光重合性組成物の光重合開始剤としては従
来、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジ
ルケタール、ベンゾフェノン、アントラキノン、ベンジ
ル、あるいはミヒラーズケトンなどが用いられてきた。
【0003】しかしながら、これらの光重合開始剤は4
00nm以下の紫外線領域の光線に対する光重合開始能
力に比較し、400nm以上の可視光線領域の光線に対
するそれは顕著に低く、従ってそれらを含む光重合性組
成物の応用範囲を限定してきた。
00nm以下の紫外線領域の光線に対する光重合開始能
力に比較し、400nm以上の可視光線領域の光線に対
するそれは顕著に低く、従ってそれらを含む光重合性組
成物の応用範囲を限定してきた。
【0004】近年、画像形成技術の発展に伴ない可視領
域の光線に対し高度な感応性を有するフォトポリマーが
強く要請される様になってきた。それは、例えば、非接
触型の投影露光製版や可視光レーザーによるレーザー製
版等に適合した感光材料である。これら技術の中で、特
にアルゴンイオンレーザーの488nmの発振ビームを
用いた製版方式は最も将来有望視された技法の一つと考
えられている。
域の光線に対し高度な感応性を有するフォトポリマーが
強く要請される様になってきた。それは、例えば、非接
触型の投影露光製版や可視光レーザーによるレーザー製
版等に適合した感光材料である。これら技術の中で、特
にアルゴンイオンレーザーの488nmの発振ビームを
用いた製版方式は最も将来有望視された技法の一つと考
えられている。
【0005】可視光領域の光線に感応し得る光重合開始
系を含有する光重合組成物に関しては、従来、いくつか
の提案がなされてきた。例えば、ヘキサアリールビイミ
ダゾールと(p−ジアルキルアミノベンジリデン)ケト
ンの系(特開昭47−2528号、特開昭54−155
292号、特開昭56−166154号各公報)、ケト
クマリンと活性剤の系(特開昭52−112681号、
特開昭58−15503号、特開昭60−88005号
各公報)、置換トリアジンと増感剤の系(特開昭54−
151024号、特開昭58−29803号、特開昭5
8−40302号各公報)、ビイミダゾール、スチレン
誘導体、チオールの系(特開昭59−56403号公
報)、有機過酸化物と色素の系(特開昭59−1402
03号、特開昭59−189340号各公報)その他、
チタノセン化合物と増感剤の系(特開昭63−2211
10号、特開平4−26154号、特開平4−2197
56号各公報)等が挙げられる。これらは確かにある程
度有効ではあるが、なお実用的見地から感度等特性的に
なお充分では無く改良技術が望まれていた。
系を含有する光重合組成物に関しては、従来、いくつか
の提案がなされてきた。例えば、ヘキサアリールビイミ
ダゾールと(p−ジアルキルアミノベンジリデン)ケト
ンの系(特開昭47−2528号、特開昭54−155
292号、特開昭56−166154号各公報)、ケト
クマリンと活性剤の系(特開昭52−112681号、
特開昭58−15503号、特開昭60−88005号
各公報)、置換トリアジンと増感剤の系(特開昭54−
151024号、特開昭58−29803号、特開昭5
8−40302号各公報)、ビイミダゾール、スチレン
誘導体、チオールの系(特開昭59−56403号公
報)、有機過酸化物と色素の系(特開昭59−1402
03号、特開昭59−189340号各公報)その他、
チタノセン化合物と増感剤の系(特開昭63−2211
10号、特開平4−26154号、特開平4−2197
56号各公報)等が挙げられる。これらは確かにある程
度有効ではあるが、なお実用的見地から感度等特性的に
なお充分では無く改良技術が望まれていた。
【0006】本発明はそれらの要請に答えるものであ
り、即ち、本発明の第1の目的は充分なる感度を有する
光重合性組成物を提供するものであり、第2の目的は保
存安定性に優れた同組成物を提供するものであって、更
に他の目的はレーザー製版等に適した同組成物を供する
事にある。筆者らは、前記した目的が次に示す特定の組
成物により達成される事を見い出した。
り、即ち、本発明の第1の目的は充分なる感度を有する
光重合性組成物を提供するものであり、第2の目的は保
存安定性に優れた同組成物を提供するものであって、更
に他の目的はレーザー製版等に適した同組成物を供する
事にある。筆者らは、前記した目的が次に示す特定の組
成物により達成される事を見い出した。
【0007】即ち、本発明は、付加重合可能なエチレン
性不飽和二重結合を少なくとも1個有する化合物および
光重合開始系を含有する光重合性組成物において、該光
重合開始系が、(a)ビイミダゾール化合物、(b)下
記一般式〔I〕で表わされるクマリン化合物の少なくと
も一種
性不飽和二重結合を少なくとも1個有する化合物および
光重合開始系を含有する光重合性組成物において、該光
重合開始系が、(a)ビイミダゾール化合物、(b)下
記一般式〔I〕で表わされるクマリン化合物の少なくと
も一種
【0008】
【化3】
【0009】〔式中、R1 、R2 およびR5 はそれぞれ
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基
を表わし、R3 およびR4 はそれぞれ置換または非置換
アルキル基を表わすかR2 及びR3 並びにR4 及びR5
の少なくとも1組が相互に連結して置換または非置換の
アルキレン基を形成していても良く、R6 は水素原子、
アルキル基、アシル基、シアノ基、カルボキシル基もし
くはそれのエステル誘導体またはアミド誘導体の基を表
わし、R7 は炭素の総数が3〜15個の複素環残基を表
わす。〕を含有することを特徴とする光重合性組成物、
によって容易に達成される。以下、本発明について詳細
に説明する。
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基
を表わし、R3 およびR4 はそれぞれ置換または非置換
アルキル基を表わすかR2 及びR3 並びにR4 及びR5
の少なくとも1組が相互に連結して置換または非置換の
アルキレン基を形成していても良く、R6 は水素原子、
アルキル基、アシル基、シアノ基、カルボキシル基もし
くはそれのエステル誘導体またはアミド誘導体の基を表
わし、R7 は炭素の総数が3〜15個の複素環残基を表
わす。〕を含有することを特徴とする光重合性組成物、
によって容易に達成される。以下、本発明について詳細
に説明する。
【0010】本発明の光重合性組成物において第一の必
須成分として含まれる付加重合可能なエチレン性不飽和
二重結合を少なくとも1個有する化合物(以下、「エチ
レン性化合物」と略す)とは、光重合性組成物が活性光
線の照射を受けた場合、第二の必須成分である光重合開
始系の作用により付加重合し、硬化するようなエチレン
性不飽和二重結合を有する化合物であって、例えば前記
の二重結合を有する単量体、または、側鎖もしくは主鎖
にエチレン性不飽和二重結合を有する重合体である。な
お、本発明における単量体の意味するところは、所謂高
分子物質に相対する概念であって、従って、狭義の単量
体以外に二重体、三量体、オリゴマーをも包含するもの
である。
須成分として含まれる付加重合可能なエチレン性不飽和
二重結合を少なくとも1個有する化合物(以下、「エチ
レン性化合物」と略す)とは、光重合性組成物が活性光
線の照射を受けた場合、第二の必須成分である光重合開
始系の作用により付加重合し、硬化するようなエチレン
性不飽和二重結合を有する化合物であって、例えば前記
の二重結合を有する単量体、または、側鎖もしくは主鎖
にエチレン性不飽和二重結合を有する重合体である。な
お、本発明における単量体の意味するところは、所謂高
分子物質に相対する概念であって、従って、狭義の単量
体以外に二重体、三量体、オリゴマーをも包含するもの
である。
【0011】エチレン性不飽和結合を有する単量体とし
ては例えば不飽和カルボン酸、脂肪族ポリヒドロキシ化
合物と不飽和カルボン酸とのエステル;芳香族ポリヒド
ロキシ化合物と不飽和カルボン酸とのエステル;不飽和
カルボン酸と多価カルボン酸および前述の脂肪族ポリヒ
ドロキシ化合物、芳香族ポリヒドロキシ化合物等の多価
ヒドロキシ化合物とのエステル化反応により得られるエ
ステル等が挙げられる。
ては例えば不飽和カルボン酸、脂肪族ポリヒドロキシ化
合物と不飽和カルボン酸とのエステル;芳香族ポリヒド
ロキシ化合物と不飽和カルボン酸とのエステル;不飽和
カルボン酸と多価カルボン酸および前述の脂肪族ポリヒ
ドロキシ化合物、芳香族ポリヒドロキシ化合物等の多価
ヒドロキシ化合物とのエステル化反応により得られるエ
ステル等が挙げられる。
【0012】前記脂肪族ポリヒドロキシ化合物と不飽和
カルボン酸とのエステルは限定はされないが、具体例と
しては、エチレングリコールジアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ
アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、グ
リセロールアクリレート等のアクリル酸エステル、これ
ら例示化合物のアクリレートをメタクリレートに代えた
メタクリル酸エステル、同様にイタコネートに代えたイ
タコン酸エステル、クロトネートに代えたクロトン酸エ
ステルもしくはマレエートに代えたマイレン酸エステル
等がある。
カルボン酸とのエステルは限定はされないが、具体例と
しては、エチレングリコールジアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ
アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、グ
リセロールアクリレート等のアクリル酸エステル、これ
ら例示化合物のアクリレートをメタクリレートに代えた
メタクリル酸エステル、同様にイタコネートに代えたイ
タコン酸エステル、クロトネートに代えたクロトン酸エ
ステルもしくはマレエートに代えたマイレン酸エステル
等がある。
【0013】芳香族ポリヒドロキシ化合物と不飽和カル
ボン酸とのエステルとしては、ハイドロキノンジアクリ
レート、ハイドロキノンジメタクリレート、レゾルシン
ジアクリレート、レゾルシンジメタクリレート、ピロガ
ロールトリアクリレート等が挙げられる。
ボン酸とのエステルとしては、ハイドロキノンジアクリ
レート、ハイドロキノンジメタクリレート、レゾルシン
ジアクリレート、レゾルシンジメタクリレート、ピロガ
ロールトリアクリレート等が挙げられる。
【0014】不飽和カルボン酸と多価カルボン酸及び多
価ヒドロキシ化合物とのエステル化反応により得られる
エステルとしては必ずしも単一物では無いが代表的な具
体例を挙げれば、アクリル酸、フタル酸およびエチレン
グリコールの縮合物、アクリル酸、マレイン酸およびジ
エチレングリコールの縮合物、メタクリル酸、テレフタ
ル酸およびペンタエリスリトールの縮合物、アクリル
酸、アジピン酸、ブタンジオールおよびグリセリンの縮
合物等がある。
価ヒドロキシ化合物とのエステル化反応により得られる
エステルとしては必ずしも単一物では無いが代表的な具
体例を挙げれば、アクリル酸、フタル酸およびエチレン
グリコールの縮合物、アクリル酸、マレイン酸およびジ
エチレングリコールの縮合物、メタクリル酸、テレフタ
ル酸およびペンタエリスリトールの縮合物、アクリル
酸、アジピン酸、ブタンジオールおよびグリセリンの縮
合物等がある。
【0015】以上のエステル系(メタ)アクリレート以
外に、いわゆるウレタン系(メタ)アクリレートやエポ
キシ系(メタ)アクリレート等がある。前者は多価イソ
シアネートとヒドロキシアクリルエステル類との付加反
応により、後者は多価エポキシ化合物とヒドロキシアク
リルエステル類との付加反応により調製することができ
る。
外に、いわゆるウレタン系(メタ)アクリレートやエポ
キシ系(メタ)アクリレート等がある。前者は多価イソ
シアネートとヒドロキシアクリルエステル類との付加反
応により、後者は多価エポキシ化合物とヒドロキシアク
リルエステル類との付加反応により調製することができ
る。
【0016】その他本発明に用いられるエチレン性化合
物の例としてはエチレンビスアクリルアミド等のアクリ
ルアミド類;フタル酸ジアリル等のアリルエステル類;
ジビニルフタレート等のビニル基含有化合物などが有用
である。
物の例としてはエチレンビスアクリルアミド等のアクリ
ルアミド類;フタル酸ジアリル等のアリルエステル類;
ジビニルフタレート等のビニル基含有化合物などが有用
である。
【0017】前記した主鎖にエチレン性不飽和結合を有
する重合体は、例えば、不飽和二価カルボン酸とジヒド
ロキシ化合物との重縮合反応により得られるポリエステ
ル、不飽和二価カルボン酸とジアミンとの重縮合反応に
より得られるポリアミド等がある。側鎖にエチレン性不
飽和結合を有する重合体は側鎖に不飽和結合をもつ二価
カルボン酸例えばイタコン酸、プロピリデンコハク酸、
エチリデンマロン酸等とジヒドロキシまたはジアミン化
合物との縮合重合体がある。また側鎖にヒドロキシ基や
ハロゲン化メチル基の如き反応活性を有する官能基をも
つ重合体、例えばポリビニルアルコール、ポリ(2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート)、ポリエピクロルヒド
リン等とアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等の不
飽和カルボン酸との高分子反応により得られるポリマー
も好適に使用し得る。
する重合体は、例えば、不飽和二価カルボン酸とジヒド
ロキシ化合物との重縮合反応により得られるポリエステ
ル、不飽和二価カルボン酸とジアミンとの重縮合反応に
より得られるポリアミド等がある。側鎖にエチレン性不
飽和結合を有する重合体は側鎖に不飽和結合をもつ二価
カルボン酸例えばイタコン酸、プロピリデンコハク酸、
エチリデンマロン酸等とジヒドロキシまたはジアミン化
合物との縮合重合体がある。また側鎖にヒドロキシ基や
ハロゲン化メチル基の如き反応活性を有する官能基をも
つ重合体、例えばポリビニルアルコール、ポリ(2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート)、ポリエピクロルヒド
リン等とアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等の不
飽和カルボン酸との高分子反応により得られるポリマー
も好適に使用し得る。
【0018】以上記載したエチレン性化合物の内、アク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの単量体が
特に好適に使用できる。次に、本発明の光重合組成物の
第二の必須成分である光重合開始系について説明する。
本発明の光重合開始系は、2種成分の組合せから構成さ
れており、その第1成分は、本願発明において(a)と
して表わされるビイミダゾール化合物である。
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの単量体が
特に好適に使用できる。次に、本発明の光重合組成物の
第二の必須成分である光重合開始系について説明する。
本発明の光重合開始系は、2種成分の組合せから構成さ
れており、その第1成分は、本願発明において(a)と
して表わされるビイミダゾール化合物である。
【0019】本発明に於て、ビイミダゾール化合物と
は、その構造中にイミダゾール骨格を2ケ有する化合物
であり特に限定されないが、好適なビイミダゾールを具
体的に例示するに、例えば、2,2′−ビス(o−クロ
ルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラフェニルビ
イミダゾール(以後、A−1と略記)、2,2′−ビス
(o−ブロムフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ
フェニルビイミダゾール、2,2′−ビス(o,p−ジ
クロルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラフェニ
ルビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフェニ
ル)−4,4′,5,5′−テトラ(m−メトキシフェ
ニル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフ
ェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−カルボエ
トキシフェニル)ビイミダゾール(以後、A−2と略
記)、2,2′−ビス(o−ブロムフェニル)−4,
4′,5,5′−テトラ(p−カルボエトキシフェニ
ル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o,p−ジクロ
ルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−カル
ボベンジルオキシフェニル)ビイミダゾール、2,2′
−ビス(o−クロルフェニル)−4,4′,5,5′−
テトラ(p−カルボ−n−プロピルオキシフェニル)ビ
イミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフェニル)
−4,4′,5,5′−テトラ(p−カルボフェノキシ
フェニル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロ
ルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−クロ
ルフェニル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−ク
ロルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(o,p
−ジクロルフェニル)ビイミダゾール(以後、A−3と
略記)、2,2′−ビス(o−ブロムフェニル)−4,
4′,5,5′−テトラ(o,p−ジクロルフェニル)
ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフェニ
ル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−ブロムフェニ
ル)ビイミダゾール等が挙げられる。これらの内、下記
一般式〔II〕で示される構造のビイミダゾール化合物が
好ましい。
は、その構造中にイミダゾール骨格を2ケ有する化合物
であり特に限定されないが、好適なビイミダゾールを具
体的に例示するに、例えば、2,2′−ビス(o−クロ
ルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラフェニルビ
イミダゾール(以後、A−1と略記)、2,2′−ビス
(o−ブロムフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ
フェニルビイミダゾール、2,2′−ビス(o,p−ジ
クロルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラフェニ
ルビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフェニ
ル)−4,4′,5,5′−テトラ(m−メトキシフェ
ニル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフ
ェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−カルボエ
トキシフェニル)ビイミダゾール(以後、A−2と略
記)、2,2′−ビス(o−ブロムフェニル)−4,
4′,5,5′−テトラ(p−カルボエトキシフェニ
ル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o,p−ジクロ
ルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−カル
ボベンジルオキシフェニル)ビイミダゾール、2,2′
−ビス(o−クロルフェニル)−4,4′,5,5′−
テトラ(p−カルボ−n−プロピルオキシフェニル)ビ
イミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフェニル)
−4,4′,5,5′−テトラ(p−カルボフェノキシ
フェニル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロ
ルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−クロ
ルフェニル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−ク
ロルフェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(o,p
−ジクロルフェニル)ビイミダゾール(以後、A−3と
略記)、2,2′−ビス(o−ブロムフェニル)−4,
4′,5,5′−テトラ(o,p−ジクロルフェニル)
ビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロルフェニ
ル)−4,4′,5,5′−テトラ(p−ブロムフェニ
ル)ビイミダゾール等が挙げられる。これらの内、下記
一般式〔II〕で示される構造のビイミダゾール化合物が
好ましい。
【0020】
【化4】
【0021】〔式中、Ar1 、Ar2 およびAr3 はい
ずれも置換基を有していてもよいフェニル基を示すが、
Ar1 はオルト位にハロゲン原子を有する。〕 中でも、同式において、2,2′位のAr1 としてオル
ト位にハロゲン原子を有するフェニル基を有し、4,
4′,5,5′位のフェニル基Ar2 ,Ar3 の内少な
くともいずれかがハロゲン原子もしくはアルコキシカル
ボニル基を置換基として有するものが好ましい。尚、ハ
ロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子等が挙げら
れ、カルボアルコキシ基のアルキルの炭素数としては、
好ましくは1〜10程度である。
ずれも置換基を有していてもよいフェニル基を示すが、
Ar1 はオルト位にハロゲン原子を有する。〕 中でも、同式において、2,2′位のAr1 としてオル
ト位にハロゲン原子を有するフェニル基を有し、4,
4′,5,5′位のフェニル基Ar2 ,Ar3 の内少な
くともいずれかがハロゲン原子もしくはアルコキシカル
ボニル基を置換基として有するものが好ましい。尚、ハ
ロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子等が挙げら
れ、カルボアルコキシ基のアルキルの炭素数としては、
好ましくは1〜10程度である。
【0022】これらのビイミダゾール化合物は、例えば
Bull.Chem.Soc.Japan,33,56
5(1960)およびJ.Org.Chem.,36
[16]2262(1971)に開示されている方法に
準じて容易に合成することができる。次に、本発明の光
開始系を構成する第2成分(b)について説明する。こ
の化合物は、3位に複素環残基を有する特定なアミノク
マリン化合物であり前記一般式〔I〕で示されるもので
ある。
Bull.Chem.Soc.Japan,33,56
5(1960)およびJ.Org.Chem.,36
[16]2262(1971)に開示されている方法に
準じて容易に合成することができる。次に、本発明の光
開始系を構成する第2成分(b)について説明する。こ
の化合物は、3位に複素環残基を有する特定なアミノク
マリン化合物であり前記一般式〔I〕で示されるもので
ある。
【0023】R1 、R2 およびR5 がハロゲン原子を表
わす場合、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である
ことが一般的で、R1 、R2 、R5 およびR6 がアルキ
ル基またはアルコキシ基を表わす場合、合成上の理由か
ら、低級アルキル基または低級アルコキシ基であること
が好ましく、特に炭素数1〜4のアルキル基またはアル
コキシ基であることが好ましい。
わす場合、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である
ことが一般的で、R1 、R2 、R5 およびR6 がアルキ
ル基またはアルコキシ基を表わす場合、合成上の理由か
ら、低級アルキル基または低級アルコキシ基であること
が好ましく、特に炭素数1〜4のアルキル基またはアル
コキシ基であることが好ましい。
【0024】また、R3 およびR4 で表わされるアルキ
ル基は置換基を有していても良く、その置換基として
は、フェニル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル
基、カルボキシル基、水酸基等が挙げられる。また、R
2 及びR3 並びにR4 及びR5 が連結してアルキレン基
を形成する場合、アルキレン基は直鎖アルキレン基でも
分岐アルキレンでもよく、その炭素数は通常2〜8、好
ましくは3〜6である。中でも、主鎖の炭素数が3であ
るのが合成の点等から好ましい。
ル基は置換基を有していても良く、その置換基として
は、フェニル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル
基、カルボキシル基、水酸基等が挙げられる。また、R
2 及びR3 並びにR4 及びR5 が連結してアルキレン基
を形成する場合、アルキレン基は直鎖アルキレン基でも
分岐アルキレンでもよく、その炭素数は通常2〜8、好
ましくは3〜6である。中でも、主鎖の炭素数が3であ
るのが合成の点等から好ましい。
【0025】また、R7 で表わされる複素環残基として
は、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベン
ズイミダゾリル基等の窒素原子、酸素原子、硫黄原子の
少なくとも1ケを有する芳香族複素環残基が挙げられ
る。好適な該クマリン化合物を例示するに、例えば、下
記の化合物が挙げられる。
は、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベン
ズイミダゾリル基等の窒素原子、酸素原子、硫黄原子の
少なくとも1ケを有する芳香族複素環残基が挙げられ
る。好適な該クマリン化合物を例示するに、例えば、下
記の化合物が挙げられる。
【0026】
【化5】
【0027】
【化6】
【0028】
【化7】
【0029】これらの内、一般式〔I〕におけるR2 及
びR3 並びにR4 及びR5 の両組合せが相互に連結して
置換または非置換のアルキレン基を形成している構造を
有するものが好ましい。これらのクマリン化合物は、例
えば、独国公開特許2,011,500号公報、米国特
許3,338,784号公報等公知の方法に準じて調製
する事ができる。
びR3 並びにR4 及びR5 の両組合せが相互に連結して
置換または非置換のアルキレン基を形成している構造を
有するものが好ましい。これらのクマリン化合物は、例
えば、独国公開特許2,011,500号公報、米国特
許3,338,784号公報等公知の方法に準じて調製
する事ができる。
【0030】次に本発明の光重合開始系において所望に
より用いられる成分(c)の複素環チオール化合物につ
いて説明する。このチオール化合物は感度、保存性など
の諸特性を改善する為に有用である。本発明に於ける複
素環チオール化合物とはメルカプト基を有する複素環化
合物であり、具体的にそれらを例示するに、例えば、2
−メルカプトベンゾチアゾール(以後、C−1と略
記)、2−メルカプトベンゾオキサゾール、2−メルカ
プトベンズイミダゾール等の窒素原子、酸素原子、硫黄
原子の少なくとも1ケを有し、メルカプト基を有する炭
素数の芳香族複素環化合物等が挙げられる。
より用いられる成分(c)の複素環チオール化合物につ
いて説明する。このチオール化合物は感度、保存性など
の諸特性を改善する為に有用である。本発明に於ける複
素環チオール化合物とはメルカプト基を有する複素環化
合物であり、具体的にそれらを例示するに、例えば、2
−メルカプトベンゾチアゾール(以後、C−1と略
記)、2−メルカプトベンゾオキサゾール、2−メルカ
プトベンズイミダゾール等の窒素原子、酸素原子、硫黄
原子の少なくとも1ケを有し、メルカプト基を有する炭
素数の芳香族複素環化合物等が挙げられる。
【0031】以上述べた本発明の光重合開始系の
(a),(b)および所望により用いられる(c)の各
成分の使用量はエチレン性化合物に対し成分(a)が
0.1〜60重量%、成分(b)が0.1〜20重量%
および成分(c)が50重量%以下の範囲が好ましい。
特に好ましい使用量はエチレン性化合物に対し成分
(a)が1〜40重量%、(b)が0.5〜15重量%
および成分(c)が40重量%以下の範囲である。
(a),(b)および所望により用いられる(c)の各
成分の使用量はエチレン性化合物に対し成分(a)が
0.1〜60重量%、成分(b)が0.1〜20重量%
および成分(c)が50重量%以下の範囲が好ましい。
特に好ましい使用量はエチレン性化合物に対し成分
(a)が1〜40重量%、(b)が0.5〜15重量%
および成分(c)が40重量%以下の範囲である。
【0032】本発明の光重合性組成物は、前記の各構成
成分の他に本組成物の改質、光硬化後の物性改善の為に
結合剤として有機高分子物質を更に添加することができ
る。結合剤は相溶性、皮膜形成性、現像性、接着性等改
善目的に応じて適宜選択すればよい。具体的には例えば
水系現像性改善にはアクリル酸共重合体、メタクリル酸
共重合体、イタコン酸共重合体、部分エステル化マレイ
ン酸共重合体、側鎖にカルボキシル基を有する酸性セル
ロース変性物、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロ
リドン等がある。皮膜強度、接着性の改善にはエピクロ
ロヒドリンとビスフェノールAとのポリエーテル;可溶
性ナイロン;ポリメチルメタクリレート等のポリメタク
リル酸アルキルやポリアクリル酸アルキル;メタクリル
酸アルキルとアクリロニトリル、アクリル酸、メタクリ
ル酸、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン等との共
重合体;アクリロニトリルと塩化ビニル、塩化ビニリデ
ンとの共重合体;塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィ
ン、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体;ポリ酢酸ビ
ニル;アクリロニトリルとスチレンとの共重合体;アク
リロニトリルとブタジエン、スチレンとの共重合体;ポ
リビニルアルキルエーテル;ポリビニルアルキルケト
ン;ポリスチレン;ポリアミド;ポリウレタン;ポリエ
チレンテレフタレートイソフタレート;アセチルセルロ
ースおよびポリビニルブチラール等を挙げることができ
る。これらの結合剤は前記エチレン性化合物に対し重量
比率で一般的には500%以下、好ましくは200%以
下の範囲で添加混合することができる。
成分の他に本組成物の改質、光硬化後の物性改善の為に
結合剤として有機高分子物質を更に添加することができ
る。結合剤は相溶性、皮膜形成性、現像性、接着性等改
善目的に応じて適宜選択すればよい。具体的には例えば
水系現像性改善にはアクリル酸共重合体、メタクリル酸
共重合体、イタコン酸共重合体、部分エステル化マレイ
ン酸共重合体、側鎖にカルボキシル基を有する酸性セル
ロース変性物、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロ
リドン等がある。皮膜強度、接着性の改善にはエピクロ
ロヒドリンとビスフェノールAとのポリエーテル;可溶
性ナイロン;ポリメチルメタクリレート等のポリメタク
リル酸アルキルやポリアクリル酸アルキル;メタクリル
酸アルキルとアクリロニトリル、アクリル酸、メタクリ
ル酸、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン等との共
重合体;アクリロニトリルと塩化ビニル、塩化ビニリデ
ンとの共重合体;塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィ
ン、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体;ポリ酢酸ビ
ニル;アクリロニトリルとスチレンとの共重合体;アク
リロニトリルとブタジエン、スチレンとの共重合体;ポ
リビニルアルキルエーテル;ポリビニルアルキルケト
ン;ポリスチレン;ポリアミド;ポリウレタン;ポリエ
チレンテレフタレートイソフタレート;アセチルセルロ
ースおよびポリビニルブチラール等を挙げることができ
る。これらの結合剤は前記エチレン性化合物に対し重量
比率で一般的には500%以下、好ましくは200%以
下の範囲で添加混合することができる。
【0033】本発明の光重合性組成物は必要に応じ更に
熱重合防止剤、着色剤、可塑剤、表面保護剤、平滑剤、
塗布助剤その他の添加剤を添加することができる。熱重
合防止剤としては例えばハイドロキノン、p−メトキシ
フェノール、ピロガロール、カテコール、2,6−ジ−
t−ブチル−p−クレゾール、β−ナフトールなどがあ
り、着色剤としては例えばフタロシアニン系顔料、アゾ
系顔料、カーボンブラック、酸化チタンなどの顔料、エ
チルバイオレット、クリスタルバイオレット、アゾ系染
料、アントラキノン系染料、シアニン系染料がある。こ
れら熱重合防止剤や着色剤の添加量は前記結合剤を使用
した場合、エチレン性化合物と結合剤との合計重量に対
し熱重合防止剤が0.01〜5%、着色剤が0.1〜4
0%が好ましい。
熱重合防止剤、着色剤、可塑剤、表面保護剤、平滑剤、
塗布助剤その他の添加剤を添加することができる。熱重
合防止剤としては例えばハイドロキノン、p−メトキシ
フェノール、ピロガロール、カテコール、2,6−ジ−
t−ブチル−p−クレゾール、β−ナフトールなどがあ
り、着色剤としては例えばフタロシアニン系顔料、アゾ
系顔料、カーボンブラック、酸化チタンなどの顔料、エ
チルバイオレット、クリスタルバイオレット、アゾ系染
料、アントラキノン系染料、シアニン系染料がある。こ
れら熱重合防止剤や着色剤の添加量は前記結合剤を使用
した場合、エチレン性化合物と結合剤との合計重量に対
し熱重合防止剤が0.01〜5%、着色剤が0.1〜4
0%が好ましい。
【0034】また、前記可塑剤としては例えばジオクチ
ルフタレート、ジドデシルフタレート、トリエチレング
リコールジカプリレート、ジメチルグリコールフタレー
ト、トリクレジルホスフェート、ジオクチルアジペー
ト、ジブチルセバケート、トリアセチルグリセリン等が
あり、結合剤を使用した場合、エチレン性化合物と結合
剤との合計重量に対し30%以下添加することが一般的
である。
ルフタレート、ジドデシルフタレート、トリエチレング
リコールジカプリレート、ジメチルグリコールフタレー
ト、トリクレジルホスフェート、ジオクチルアジペー
ト、ジブチルセバケート、トリアセチルグリセリン等が
あり、結合剤を使用した場合、エチレン性化合物と結合
剤との合計重量に対し30%以下添加することが一般的
である。
【0035】本発明の光重合性組成物を使用する際は、
無溶剤にて感光材料を形成するかまたは適当な溶剤に溶
解して溶液となし、これを支持体上に塗布、乾燥して感
光材料を調製することができる。溶剤としては例えばメ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸ブチル、酢
酸アミル、乳酸メチル、トルエン、キシレン、モノクロ
ロベンゼン、四塩化炭素、トリクロロエチレン、トリク
ロロエタン、ジメチルホルムアミド、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、ペントキ
ソン、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート
等があり、一種または二種以上を併用して用いることが
できる。
無溶剤にて感光材料を形成するかまたは適当な溶剤に溶
解して溶液となし、これを支持体上に塗布、乾燥して感
光材料を調製することができる。溶剤としては例えばメ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸ブチル、酢
酸アミル、乳酸メチル、トルエン、キシレン、モノクロ
ロベンゼン、四塩化炭素、トリクロロエチレン、トリク
ロロエタン、ジメチルホルムアミド、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、ペントキ
ソン、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート
等があり、一種または二種以上を併用して用いることが
できる。
【0036】本発明の光重合性組成物を用いて感光材料
を調製する際に適用される支持体は通常用いられるもの
はいずれでも良い。例えばアルミニウム、マグネシウ
ム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、鉄等の金属またはそ
れらを主成分とした合金のシート;上質紙、アート紙、
剥離紙等の紙類;ガラス、セラミックス等の無機シー
ト;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ
メチルメタクリレート、塩化ビニル、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体、ポリスチレン、6−ナイロン、セ
ルローストリアセテート、セルロースアセテートブチレ
ート等のポリマーシートなどがある。
を調製する際に適用される支持体は通常用いられるもの
はいずれでも良い。例えばアルミニウム、マグネシウ
ム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、鉄等の金属またはそ
れらを主成分とした合金のシート;上質紙、アート紙、
剥離紙等の紙類;ガラス、セラミックス等の無機シー
ト;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ
メチルメタクリレート、塩化ビニル、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体、ポリスチレン、6−ナイロン、セ
ルローストリアセテート、セルロースアセテートブチレ
ート等のポリマーシートなどがある。
【0037】また本発明の光重合性組成物はさらに酸素
による感度低下や保存安定性の劣化等の悪影響を防止す
る為の公知技術、例えば、感光層上に剥離可能な透明カ
バーシートを設けたり酸素透過性の小さいロウ状物質、
水溶性ポリマー等による被覆層を設けることもできる。
による感度低下や保存安定性の劣化等の悪影響を防止す
る為の公知技術、例えば、感光層上に剥離可能な透明カ
バーシートを設けたり酸素透過性の小さいロウ状物質、
水溶性ポリマー等による被覆層を設けることもできる。
【0038】本発明の組成物に適用し得る露光光源とし
ては特に限定されないが、カーボンアーク、高圧水銀
燈、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ラン
プ、タングステンランプ、ヘリウムカドミニウムレーザ
ー、アルゴンイオンレーザー、YAGレーザー等400
nm以上の可視光線を含む汎用の光源がより好適に使用
し得る。
ては特に限定されないが、カーボンアーク、高圧水銀
燈、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ラン
プ、タングステンランプ、ヘリウムカドミニウムレーザ
ー、アルゴンイオンレーザー、YAGレーザー等400
nm以上の可視光線を含む汎用の光源がより好適に使用
し得る。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により更
に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を越えない
限りこれらの実施例に限定されるものではない。 実施例1〜20、比較例1〜4 メタクリル酸メチル/メタクリル酸共重合体(重量平均
分子量45,000、重合比85/15)1.8gとト
リメチロールプロパントリアクリレート2.2gとをメ
チルエチルケトン36g中に溶解した。これに表−1に
記載した開始系成分(a),(b)、場合により更に
(c)を所定量添加溶解し試料感光液を得た。これを砂
目立てかつ陽極酸化を施したアルミニウムシート上に、
ホワラーを用い、乾燥膜厚2μmになるように塗布し、
更に、その表面にポリビニルアルコール水溶液を、乾燥
膜厚が3μmとなる様に塗布して感光材試料を作成し
た。
に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を越えない
限りこれらの実施例に限定されるものではない。 実施例1〜20、比較例1〜4 メタクリル酸メチル/メタクリル酸共重合体(重量平均
分子量45,000、重合比85/15)1.8gとト
リメチロールプロパントリアクリレート2.2gとをメ
チルエチルケトン36g中に溶解した。これに表−1に
記載した開始系成分(a),(b)、場合により更に
(c)を所定量添加溶解し試料感光液を得た。これを砂
目立てかつ陽極酸化を施したアルミニウムシート上に、
ホワラーを用い、乾燥膜厚2μmになるように塗布し、
更に、その表面にポリビニルアルコール水溶液を、乾燥
膜厚が3μmとなる様に塗布して感光材試料を作成し
た。
【0040】<感度>この感光材試料に、ウシオ電気社
製キセノンランプ;UI−501Cを用い、ナルミ社製
分光感度測定装置により横軸が波長、縦軸が対数的に光
強度が弱くなる様に10秒間照射した。露光試料は、ブ
チルセロソルブ6重量%、ケイ酸ナトリウム1重量%を
含む水溶液により現像を行ない、得られた各波長に対応
した硬化画像の高さより、光硬化画像形成に必要な最も
少ない露光エネルギー量を算出し、その感光組成の各波
長の感度とした。結果を表−1に示すが、ここでは感度
は全て488nmの光線に対応した値で示した。なお、
表中の%はバインダーポリマーとアクリレートモノマー
の総量に対する添加重量%を示している。
製キセノンランプ;UI−501Cを用い、ナルミ社製
分光感度測定装置により横軸が波長、縦軸が対数的に光
強度が弱くなる様に10秒間照射した。露光試料は、ブ
チルセロソルブ6重量%、ケイ酸ナトリウム1重量%を
含む水溶液により現像を行ない、得られた各波長に対応
した硬化画像の高さより、光硬化画像形成に必要な最も
少ない露光エネルギー量を算出し、その感光組成の各波
長の感度とした。結果を表−1に示すが、ここでは感度
は全て488nmの光線に対応した値で示した。なお、
表中の%はバインダーポリマーとアクリレートモノマー
の総量に対する添加重量%を示している。
【0041】
【表1】
【0042】実施例20 実施例13の感光層組成において成分C−1の添加量を
10%とした以外は同例の条件と同様に感光材試料を作
成した。同様に測定した感度は65μJ/cm 2 であっ
たが本試料を室温下8ケ月間保存後再度評価した結果、
感度その他の特性に変化は見られなかった。
10%とした以外は同例の条件と同様に感光材試料を作
成した。同様に測定した感度は65μJ/cm 2 であっ
たが本試料を室温下8ケ月間保存後再度評価した結果、
感度その他の特性に変化は見られなかった。
【0043】
【発明の効果】本発明の光重合性組成物は、極めて高感
度であり、且つ溶解安定性に優れる。従って、該組成物
は広範囲な応用分野に有用であって例えば平版、凹版、
凸版等印刷版の作成、プリント配線やICの作成の為の
フォトレジスト、ドライフィルム、レリーフ像や画像複
製などの画像形成、光硬化性のインク、塗料、接着剤等
に利用できるので工業的に極めて有用である。
度であり、且つ溶解安定性に優れる。従って、該組成物
は広範囲な応用分野に有用であって例えば平版、凹版、
凸版等印刷版の作成、プリント配線やICの作成の為の
フォトレジスト、ドライフィルム、レリーフ像や画像複
製などの画像形成、光硬化性のインク、塗料、接着剤等
に利用できるので工業的に極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H01L 21/30 502R
Claims (5)
- 【請求項1】 付加重合可能なエチレン性不飽和二重結
合を少なくとも1個有する化合物および光重合開始系を
含有する光重合性組成物において、該光重合開始系が
(a)ビイミダゾール化合物、(b)下記一般式〔I〕
で表わされるクマリン化合物の少なくとも一種 【化1】 〔式中、R1 、R2 およびR5 はそれぞれ水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を表わし、R
3 およびR4 はそれぞれ置換または非置換アルキル基を
表わすかR2 及びR3 並びにR4 及びR5 の少なくとも
1組が相互に連結して置換または非置換のアルキレン基
を形成していても良く、R6 は水素原子、アルキル基、
アシル基、シアノ基、カルボキシル基もしくはそれのエ
ステル誘導体またはアミド誘導体の基を表わし、R7 は
炭素の総数が3〜15個の複素環残基を表わす。〕を含
有することを特徴とする光重合性組成物。 - 【請求項2】 該光重合開始系が、更に、(c)複素環
チオール化合物の少なくとも一種を含有することを特徴
とする請求項1記載の光重合性組成物。 - 【請求項3】 該ビイミダゾール化合物が下記一般式
〔II〕で示されるものである請求項1又は2記載の光重
合性組成物。 【化2】 〔式中、Ar1 、Ar2 およびAr3 はいずれも置換基
を有していてもよいフェニル基を示すが、Ar1 はオル
ト位にハロゲン原子を有する。〕 - 【請求項4】 一般式〔II〕に於いて、Ar2 およびA
r3 はその少なくとも一方がハロゲン原子もしくはアル
コキシカルボニル基を有するフェニル基である請求項3
記載の光重合性組成物。 - 【請求項5】 該クマリン化合物が一般式〔I〕のR2
及びR3 並びにR4及びR5 の両組合せにおいて相互に
連結して置換または非置換のアルキレン基を形成してい
るものである請求項1〜4のいずれかに記載の光重合性
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238495A JPH08297367A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 光重合性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238495A JPH08297367A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 光重合性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297367A true JPH08297367A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14325965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10238495A Pending JPH08297367A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 光重合性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08297367A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001072683A (ja) * | 1999-03-09 | 2001-03-21 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 4−シアノクマリン誘導体 |
| JP2002226484A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Hayashibara Biochem Lab Inc | クマリン誘導体およびその製造方法、それを利用した発光剤、発光素子 |
| WO2006090623A1 (ja) * | 2005-02-25 | 2006-08-31 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 感光性平版印刷版材料 |
| JP2008064786A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-21 | Fujifilm Corp | 感光性組成物、該組成物を用いた画像記録材料、及び平版印刷版の作製方法 |
| JP2008239577A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Fujifilm Corp | 新規な光活性ビイミダゾール化合物と、これを含有してなる感光性組成物とその使用方法 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP10238495A patent/JPH08297367A/ja active Pending
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