JPH0830177B2 - ラベル用の接着剤 - Google Patents
ラベル用の接着剤Info
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- JPH0830177B2 JPH0830177B2 JP1183348A JP18334889A JPH0830177B2 JP H0830177 B2 JPH0830177 B2 JP H0830177B2 JP 1183348 A JP1183348 A JP 1183348A JP 18334889 A JP18334889 A JP 18334889A JP H0830177 B2 JPH0830177 B2 JP H0830177B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はラベル用接着剤に関する。さらに詳しくは冷
水での耐水性が良好で、且つアルカリ洗浄性にすぐれた
びんのラベル用接着剤に関する。
水での耐水性が良好で、且つアルカリ洗浄性にすぐれた
びんのラベル用接着剤に関する。
(従来の技術) びん、特にビール等飲料充填用のびんに用いられるラ
ベル用接着剤は、接着力が高く、冷水浸漬時の耐水接着
性(以下、冷水耐水性と略記する。)が良好で、かつび
んを洗浄する際のアルカリ水による洗浄性(以下、アル
カリ洗浄性と略記する。)に優れていることが必要であ
る。従来このようなラベル用接着剤としては、カゼイン
系接着剤、でん粉系接着剤、ポリビニルアルコール系接
着剤等が知られている。しかし、カゼイン系接着剤は天
然物であるため、品質が不安定あるいは腐敗しやすいと
いう問題点があり、さらに冷水耐水性が不十分であつ
た。また、でん粉系接着剤としてはでん粉に尿素および
スチレン−無水マレイン酸共重合体を併用して用いる処
方(米国特許第3,857,803)が知られているが、この処
方は耐水性が悪く、さらにアルカリ洗浄性も悪いという
欠点があつた。
ベル用接着剤は、接着力が高く、冷水浸漬時の耐水接着
性(以下、冷水耐水性と略記する。)が良好で、かつび
んを洗浄する際のアルカリ水による洗浄性(以下、アル
カリ洗浄性と略記する。)に優れていることが必要であ
る。従来このようなラベル用接着剤としては、カゼイン
系接着剤、でん粉系接着剤、ポリビニルアルコール系接
着剤等が知られている。しかし、カゼイン系接着剤は天
然物であるため、品質が不安定あるいは腐敗しやすいと
いう問題点があり、さらに冷水耐水性が不十分であつ
た。また、でん粉系接着剤としてはでん粉に尿素および
スチレン−無水マレイン酸共重合体を併用して用いる処
方(米国特許第3,857,803)が知られているが、この処
方は耐水性が悪く、さらにアルカリ洗浄性も悪いという
欠点があつた。
さらにポリビニルアルコール(以下PVAと略記す
る。)系接着剤としては(i)従来のPVAにでん粉、無
機のシツクナー等を配合したもの(ドイツ特許出願公告
第2,364,438)、(ii)PVAとシツクナーに尿素、合成樹
脂エマルジヨン等を配合したもの(特開昭56−16572)
等が知られている。しかし、これらはいずれも耐水性が
不十分で、しかもアルカリ洗浄性が悪いという欠点があ
つた。
る。)系接着剤としては(i)従来のPVAにでん粉、無
機のシツクナー等を配合したもの(ドイツ特許出願公告
第2,364,438)、(ii)PVAとシツクナーに尿素、合成樹
脂エマルジヨン等を配合したもの(特開昭56−16572)
等が知られている。しかし、これらはいずれも耐水性が
不十分で、しかもアルカリ洗浄性が悪いという欠点があ
つた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的はびんのラベル用に用いられるラベル用
接着剤としての種々の性能を満足し、さらに接着性が良
好で、かつ耐水性およびアルカリ洗浄性にもすぐれた新
規なラベル用接着剤およびそれを塗布したラベルを貼付
したガラス基材を提供することにある。
接着剤としての種々の性能を満足し、さらに接着性が良
好で、かつ耐水性およびアルカリ洗浄性にもすぐれた新
規なラベル用接着剤およびそれを塗布したラベルを貼付
したガラス基材を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意検討した結
果、けん化度が90〜100モル%のポリビニルアルコール
系樹脂(A)ならびにカルボキシル基含有オレフイン性
単量体の共重合体、酸型の高吸水性樹脂およびカゼイン
から選ばれた少くとも一種の水不溶性でかつアルカリ可
溶性および/またはアルカリ膨樹潤性の物質(B)を有
効成分として含有することを特徴とするラベル用の接着
剤を用いる時は意外にも上記の目的を達成し得ることを
見出し本発明を完成するに至つた。以下に本発明を詳細
に説明する。
果、けん化度が90〜100モル%のポリビニルアルコール
系樹脂(A)ならびにカルボキシル基含有オレフイン性
単量体の共重合体、酸型の高吸水性樹脂およびカゼイン
から選ばれた少くとも一種の水不溶性でかつアルカリ可
溶性および/またはアルカリ膨樹潤性の物質(B)を有
効成分として含有することを特徴とするラベル用の接着
剤を用いる時は意外にも上記の目的を達成し得ることを
見出し本発明を完成するに至つた。以下に本発明を詳細
に説明する。
本発明に用いられるPVA系樹脂(A)としては通常のP
VAの他にケイ素含有変性PVA、エポキシ変性PVA、アセト
アセチル化PVA、カルボキシル基変性PVA、スルホン酸基
変性PVA、リン酸基変性PVA、アミノ基変性PVA、アンモ
ニウム基変性PVA、アミド変性PVA、メチロール基変性PV
Aあるいはエチレン、長鎖アルキル基を有するビニルエ
ーテル、ビニルエステル、(メタ)アクリルアミド、α
−オレフイン等を共重合した変性PVA等が使用できる。
これらのけん化度は90〜100モル%であることが必須で
ある。さらに好ましくは96〜100モル%である。けん化
度が90モル%より低いと水溶性が低下し、接着剤を調製
できなかつたり、あるいは調製できても冷水耐水性が不
充分である。即ち冷水耐水性と接着剤の調製の容易さと
いう必要条件を満たすにはけん化度90〜100モル%が必
須条件である。またこれらPVA系樹脂(A)の重合度と
しては特に制限はないが、通常100〜5000の範囲から選
ばれ300〜3000が接着性、作業性、品質の安定性等でよ
り好ましい。
VAの他にケイ素含有変性PVA、エポキシ変性PVA、アセト
アセチル化PVA、カルボキシル基変性PVA、スルホン酸基
変性PVA、リン酸基変性PVA、アミノ基変性PVA、アンモ
ニウム基変性PVA、アミド変性PVA、メチロール基変性PV
Aあるいはエチレン、長鎖アルキル基を有するビニルエ
ーテル、ビニルエステル、(メタ)アクリルアミド、α
−オレフイン等を共重合した変性PVA等が使用できる。
これらのけん化度は90〜100モル%であることが必須で
ある。さらに好ましくは96〜100モル%である。けん化
度が90モル%より低いと水溶性が低下し、接着剤を調製
できなかつたり、あるいは調製できても冷水耐水性が不
充分である。即ち冷水耐水性と接着剤の調製の容易さと
いう必要条件を満たすにはけん化度90〜100モル%が必
須条件である。またこれらPVA系樹脂(A)の重合度と
しては特に制限はないが、通常100〜5000の範囲から選
ばれ300〜3000が接着性、作業性、品質の安定性等でよ
り好ましい。
本発明に用いられ、かつ本発明を特徴づける水不溶性
でかつアルカリ可溶性および/またはアルカリ膨潤性の
物質(B)(以下、物質(B)と略記することがあ
る。)は接着剤水溶液あるいは分散液中において粒子状
で存在し得、水不溶性でさらにアルカリ可溶性またはア
ルカリ膨潤性にすぐれるという性質を同時に併せもつこ
とが必要である。さらにはアルカリにより短時間で溶解
または膨潤するのが好ましい。物質(B)は水に不溶性
で接着剤水溶液あるいは分散液中において粒子状で存在
し得るものなら接着剤としての機能を損わない限り形状
は特に制限されないが、粉末、エマルジヨン、懸濁分散
液のような水分散体などがよい。中でも粉体がより好ま
しい。粒子径としては特に制限はないが、粉体の場合に
は平均粒子径が100μm以下が好適である。
でかつアルカリ可溶性および/またはアルカリ膨潤性の
物質(B)(以下、物質(B)と略記することがあ
る。)は接着剤水溶液あるいは分散液中において粒子状
で存在し得、水不溶性でさらにアルカリ可溶性またはア
ルカリ膨潤性にすぐれるという性質を同時に併せもつこ
とが必要である。さらにはアルカリにより短時間で溶解
または膨潤するのが好ましい。物質(B)は水に不溶性
で接着剤水溶液あるいは分散液中において粒子状で存在
し得るものなら接着剤としての機能を損わない限り形状
は特に制限されないが、粉末、エマルジヨン、懸濁分散
液のような水分散体などがよい。中でも粉体がより好ま
しい。粒子径としては特に制限はないが、粉体の場合に
は平均粒子径が100μm以下が好適である。
カルボキシル基含有オレフイン性単量体の共重合体と
しては(メタ)アクリル酸、クロトン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有単量体(以下、
単量体(1)と略記することがある。)とα−オレフイ
ン、ビニルエステル、ビニルエーテル、(メタ)アクリ
ル酸エステル、塩化ビニル、アクリロニトリル等(以
下、単量体(2)と略記することがある。)との共重合
体が挙げられる。α−オレフインとしては炭素数2〜20
のα−オレフインが挙げられ、好ましくは炭素数2〜8
のα−オレフインが用いられ、具体的にはエチレン、プ
ロピレン、ブテン−1、ブテン−2、イソブテン、2−
メチル−ブテン−1、3−メチル−ブテン−1、ペンテ
ン−1、2−メチル−ペンテン−1、3−メチル−ペン
テン−1、4−メチル−ペンテン−1、オクテン−1、
ジイソブチレン、スチレン、α−メチルスチレン等が挙
げられ、これらの1種または2種以上が用いられる。ビ
ニルエステルとしては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、t−ブチルビニルエステル、バーサチツク酸ビニル
等が挙げられる。ビニルエーテルとしてはエチルビニル
エーテル、ブチルビニルエーテル、オクチルビニルエー
テル、ラウリルビニルエーテル、ステアリルビニルエー
テル等が挙げられる。(メタ)アクリル酸エステルとし
ては(メタ)アクリル酸のメチル、エチル、ブチル、2
−エチルヘキシル、ラウリルエステル等が挙げられる。
これらは単独であるいは2種以上の混合物として使用す
ることができる。これらの単量体(1)と単量体(2)
との共重合割合としては水不溶性でかつアルカリ可溶性
および/または膨潤性を有するかぎり特に制限はない
が、カルボキシ基含有単量体(1)が無水マレイン酸で
ある場合には単量体(2)/単量体(1)のモル比で0.
5/1〜5/1が好ましく、更には1/1が好ましい。またカル
オキシル基含有単量体(1)が(メタ)アクリル酸、ク
ロト酸あるいはイタコン酸である場合には単量体(2)
の種類によっても異なるが単量体(2)/単量体(1)
のモル比で5/1〜50/1が好ましい。
しては(メタ)アクリル酸、クロトン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有単量体(以下、
単量体(1)と略記することがある。)とα−オレフイ
ン、ビニルエステル、ビニルエーテル、(メタ)アクリ
ル酸エステル、塩化ビニル、アクリロニトリル等(以
下、単量体(2)と略記することがある。)との共重合
体が挙げられる。α−オレフインとしては炭素数2〜20
のα−オレフインが挙げられ、好ましくは炭素数2〜8
のα−オレフインが用いられ、具体的にはエチレン、プ
ロピレン、ブテン−1、ブテン−2、イソブテン、2−
メチル−ブテン−1、3−メチル−ブテン−1、ペンテ
ン−1、2−メチル−ペンテン−1、3−メチル−ペン
テン−1、4−メチル−ペンテン−1、オクテン−1、
ジイソブチレン、スチレン、α−メチルスチレン等が挙
げられ、これらの1種または2種以上が用いられる。ビ
ニルエステルとしては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、t−ブチルビニルエステル、バーサチツク酸ビニル
等が挙げられる。ビニルエーテルとしてはエチルビニル
エーテル、ブチルビニルエーテル、オクチルビニルエー
テル、ラウリルビニルエーテル、ステアリルビニルエー
テル等が挙げられる。(メタ)アクリル酸エステルとし
ては(メタ)アクリル酸のメチル、エチル、ブチル、2
−エチルヘキシル、ラウリルエステル等が挙げられる。
これらは単独であるいは2種以上の混合物として使用す
ることができる。これらの単量体(1)と単量体(2)
との共重合割合としては水不溶性でかつアルカリ可溶性
および/または膨潤性を有するかぎり特に制限はない
が、カルボキシ基含有単量体(1)が無水マレイン酸で
ある場合には単量体(2)/単量体(1)のモル比で0.
5/1〜5/1が好ましく、更には1/1が好ましい。またカル
オキシル基含有単量体(1)が(メタ)アクリル酸、ク
ロト酸あるいはイタコン酸である場合には単量体(2)
の種類によっても異なるが単量体(2)/単量体(1)
のモル比で5/1〜50/1が好ましい。
上述の共重合体のうち、本発明の目的にはカルボキシ
ル基含有単量体とビニルエステルとの共重合体およびα
−オレフインと無水マレイン酸との共重合体、特にイソ
ブテンと無水マレイン酸、スチレンと無水マレイン酸と
の共重合体が水に対する不溶性およびアルカリ可溶性お
よび/またはアルカリ膨潤性の点で好ましく用いられ
る。上述の無水マレイン酸としてはマレイン酸、マレイ
ン酸の塩、あるいはマレイン酸モノエステル等が無水マ
レイン酸に対して10%以下の少量で混合使用することは
さしつかえない。
ル基含有単量体とビニルエステルとの共重合体およびα
−オレフインと無水マレイン酸との共重合体、特にイソ
ブテンと無水マレイン酸、スチレンと無水マレイン酸と
の共重合体が水に対する不溶性およびアルカリ可溶性お
よび/またはアルカリ膨潤性の点で好ましく用いられ
る。上述の無水マレイン酸としてはマレイン酸、マレイ
ン酸の塩、あるいはマレイン酸モノエステル等が無水マ
レイン酸に対して10%以下の少量で混合使用することは
さしつかえない。
上述の共重合体平均粒子径100μm以下の微粉末とし
て用いると好適である。
て用いると好適である。
また、ここでいう酸型の高吸水性樹脂としては高吸水
性樹脂に脱アリカリ処理をほどこす(例えば酸による中
和処理)ことによつて得られる。これには水に不溶でア
ルカリに膨潤する樹脂粉末が挙げられる。但し、ここで
いう高吸水性樹脂とは架橋ポリアクリル酸塩、酢酸ビニ
ル−アクリル酸メチル共重合体けん化物の架橋物、酢酸
ビニル−マレイン酸モノメチル共重合体けん化物の架橋
物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体けん化物の
架橋物、でん粉−アクリル酸グラフト重合体、多糖類−
アクリル酸グラフト重合体、でん粉−アクリルニトリル
グラフト共重合体の加水分解物、カルボキシメチルセル
ロースの架橋物、架橋ポリエチレンオキサイドなどが挙
げられる。中でもイソブチレン−無水マレイン酸共重合
体けん化物の架橋体を脱アルカリ処理して得られたもの
を微粉体にして用いると好適である。また、カゼインと
しては酸カゼイン、レンネツトカゼイン、ラクチツクカ
ゼインおよびこれらの変性化合物などが挙げられるが、
これらを微粉末にして用いると好適である。
性樹脂に脱アリカリ処理をほどこす(例えば酸による中
和処理)ことによつて得られる。これには水に不溶でア
ルカリに膨潤する樹脂粉末が挙げられる。但し、ここで
いう高吸水性樹脂とは架橋ポリアクリル酸塩、酢酸ビニ
ル−アクリル酸メチル共重合体けん化物の架橋物、酢酸
ビニル−マレイン酸モノメチル共重合体けん化物の架橋
物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体けん化物の
架橋物、でん粉−アクリル酸グラフト重合体、多糖類−
アクリル酸グラフト重合体、でん粉−アクリルニトリル
グラフト共重合体の加水分解物、カルボキシメチルセル
ロースの架橋物、架橋ポリエチレンオキサイドなどが挙
げられる。中でもイソブチレン−無水マレイン酸共重合
体けん化物の架橋体を脱アルカリ処理して得られたもの
を微粉体にして用いると好適である。また、カゼインと
しては酸カゼイン、レンネツトカゼイン、ラクチツクカ
ゼインおよびこれらの変性化合物などが挙げられるが、
これらを微粉末にして用いると好適である。
これらの物質(B)は水に不溶性であるがアルカリ水
溶液と反応することにより短時間に溶解または膨潤する
性質を有するものであり、アリカリとしては例えばナト
リウム、カリウム、リチウムなどの水酸化物や炭酸塩、
アンモニア、有機アミン、無機アミン、カルシウム、マ
グネシウム、アルミニウム、亜鉛などの水酸化物や炭酸
塩などを挙げることができるが、一例としてビール工業
ではアルカリ洗浄液として安価で工業的に入手しやすい
水酸化ナトリウムが用いられており、アルカリ洗浄性は
水酸化ナトリウム水溶液において効果的であれば大変実
用性があり有用である。
溶液と反応することにより短時間に溶解または膨潤する
性質を有するものであり、アリカリとしては例えばナト
リウム、カリウム、リチウムなどの水酸化物や炭酸塩、
アンモニア、有機アミン、無機アミン、カルシウム、マ
グネシウム、アルミニウム、亜鉛などの水酸化物や炭酸
塩などを挙げることができるが、一例としてビール工業
ではアルカリ洗浄液として安価で工業的に入手しやすい
水酸化ナトリウムが用いられており、アルカリ洗浄性は
水酸化ナトリウム水溶液において効果的であれば大変実
用性があり有用である。
上述の物質(B)の中でももα−オレフイン−無水マ
レイン酸共重合体、クロトン酸変性ポリ酢酸ビニル、カ
ゼインが好ましく、さらには耐水性、アルカリ洗浄性の
点でイソブチレン−無水マレイ酸共重合体、スチレン−
無水マレイン酸共重合体が特に好ましい。これらの共重
合体は微粉体で使用すると好適である。
レイン酸共重合体、クロトン酸変性ポリ酢酸ビニル、カ
ゼインが好ましく、さらには耐水性、アルカリ洗浄性の
点でイソブチレン−無水マレイ酸共重合体、スチレン−
無水マレイン酸共重合体が特に好ましい。これらの共重
合体は微粉体で使用すると好適である。
PVA系樹脂(A)と物質(B)との配合重量比(固形
分比)としては特に制限はないが、接着性とアルカリ洗
浄性の効果の点からPVA系樹脂(A)100重量部に対し物
質(B)2〜500重量部が好ましく、物質(B)20〜300
重量部がより好ましい。物質(B)が2重量部以下では
アルカリ洗浄性への寄与が少ない。一方、物質(B)が
500重量部以上では耐水接着力が低下し、冷水耐水性が
悪化する。
分比)としては特に制限はないが、接着性とアルカリ洗
浄性の効果の点からPVA系樹脂(A)100重量部に対し物
質(B)2〜500重量部が好ましく、物質(B)20〜300
重量部がより好ましい。物質(B)が2重量部以下では
アルカリ洗浄性への寄与が少ない。一方、物質(B)が
500重量部以上では耐水接着力が低下し、冷水耐水性が
悪化する。
また本発明において用いられるPVA系樹脂(A)、水
不溶性で且つアルカリ可溶性および/またはアルカリ膨
潤性物質(B)は接着剤に必須成分であるが、初期タツ
クの向上や耐水性向上、流動性向上を目的として接着剤
にフイラーを併用して用いることもできる。フイラーと
してはクレー、タルク、シリカ、炭酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、酸化アルミニウム、石膏、酸化チタ
ン、けいそう土、硫酸バウリム、硫酸カルシウム、マイ
カ、ガラスなどの無機物やプラスチツクピグメント、ベ
ンゾグアナミン樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、尿
素ホルマリレン系樹脂などの有機物等から選ばれた1種
または2種以上の混合物を使用することができる。これ
らの中でも耐水性、流動性などの点でクレーが好まし
い。
不溶性で且つアルカリ可溶性および/またはアルカリ膨
潤性物質(B)は接着剤に必須成分であるが、初期タツ
クの向上や耐水性向上、流動性向上を目的として接着剤
にフイラーを併用して用いることもできる。フイラーと
してはクレー、タルク、シリカ、炭酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、酸化アルミニウム、石膏、酸化チタ
ン、けいそう土、硫酸バウリム、硫酸カルシウム、マイ
カ、ガラスなどの無機物やプラスチツクピグメント、ベ
ンゾグアナミン樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、尿
素ホルマリレン系樹脂などの有機物等から選ばれた1種
または2種以上の混合物を使用することができる。これ
らの中でも耐水性、流動性などの点でクレーが好まし
い。
PVA系樹脂(A)および物質(B)にフイラー(C)
を併用する場合のフイラー(C)の配合重量比(固形分
比)としてはPVA系樹脂(A)100重量部に対しフイラー
(C)2〜500重量部、好ましくは20〜400重量部、さら
には50〜300重量部が好ましい。フイラー(C)の配合
比率が500重量部より大きいと接着剤の流動性悪化や接
着力の低下につながり好ましくない。また必要に応じて
水性エマルジヨン、シツクナーなどを初期接着力の向
上、粘度調節、流動性改良、糸ひき防止などの目的で併
用することもできる。
を併用する場合のフイラー(C)の配合重量比(固形分
比)としてはPVA系樹脂(A)100重量部に対しフイラー
(C)2〜500重量部、好ましくは20〜400重量部、さら
には50〜300重量部が好ましい。フイラー(C)の配合
比率が500重量部より大きいと接着剤の流動性悪化や接
着力の低下につながり好ましくない。また必要に応じて
水性エマルジヨン、シツクナーなどを初期接着力の向
上、粘度調節、流動性改良、糸ひき防止などの目的で併
用することもできる。
その他の添加剤として、必要に応じて各種の消泡剤、
防腐剤、防黴剤、粘度安定剤、着色顔料、消臭剤、香料
なども添加することができる。また接着力の改善のため
に硼酸、硼砂、グリセリンやエチレングリコールなどの
多価アルコールの硼酸エステルなどの水溶性硼素化合物
を添加することもできる。ただし添加量が多くなると高
速塗工性などに悪影響を与える。
防腐剤、防黴剤、粘度安定剤、着色顔料、消臭剤、香料
なども添加することができる。また接着力の改善のため
に硼酸、硼砂、グリセリンやエチレングリコールなどの
多価アルコールの硼酸エステルなどの水溶性硼素化合物
を添加することもできる。ただし添加量が多くなると高
速塗工性などに悪影響を与える。
本発明の接着剤は水性であるが、凍結防止剤や接着剤
相に柔軟性を付与するためにメタノール、エチレングリ
コール、グリセリンなどのアルコール類、セロソルブ類
などの有機溶剤類も添加してよい。
相に柔軟性を付与するためにメタノール、エチレングリ
コール、グリセリンなどのアルコール類、セロソルブ類
などの有機溶剤類も添加してよい。
本発明の接着剤の調製方法の一例としては、PVA系樹
脂(A)と物質(B)を、さらに必要に応じてフイラー
および他の添加物を予め混合したものを攪拌しながら水
中に投入してスラリー液をつくるか、又は添加剤、フイ
ラー物質(B)、PVA系樹脂(A)を逐次攪拌しながら
水に投入してスラリー液をつくつた後、ジエツトクツカ
ーや調製糟でこのスラリー液に蒸気を直接吹込む過熱方
式あるいはジヤケツトによる間接過熱方式のような任意
の過熱方式によつて加熱溶解した後、冷却して調製する
か、又は上述の組成物の中で物質(B)以外を前述の如
く加熱溶解し、冷却した後に物質(B)を添加すること
によつて調製される。調製された本発明の接着剤はラベ
ル用途に使用され、中でも飲料用ガラスびん、特にビー
ルびんに好適である。接着剤の粘度は各用途によりさま
ざまであるが、高速塗工性を意図した場合、その貼合せ
温度での粘度はB型粘度で5,000〜10万cpsが好ましく、
さらには1万〜5万cpsがより好適な粘度範囲である。
脂(A)と物質(B)を、さらに必要に応じてフイラー
および他の添加物を予め混合したものを攪拌しながら水
中に投入してスラリー液をつくるか、又は添加剤、フイ
ラー物質(B)、PVA系樹脂(A)を逐次攪拌しながら
水に投入してスラリー液をつくつた後、ジエツトクツカ
ーや調製糟でこのスラリー液に蒸気を直接吹込む過熱方
式あるいはジヤケツトによる間接過熱方式のような任意
の過熱方式によつて加熱溶解した後、冷却して調製する
か、又は上述の組成物の中で物質(B)以外を前述の如
く加熱溶解し、冷却した後に物質(B)を添加すること
によつて調製される。調製された本発明の接着剤はラベ
ル用途に使用され、中でも飲料用ガラスびん、特にビー
ルびんに好適である。接着剤の粘度は各用途によりさま
ざまであるが、高速塗工性を意図した場合、その貼合せ
温度での粘度はB型粘度で5,000〜10万cpsが好ましく、
さらには1万〜5万cpsがより好適な粘度範囲である。
本発明の接着剤が用いられるラベルは紙、加工紙(例
えばアルミ蒸着、アルミラミネート、ニス加工、樹脂加
工など施された紙)、合成紙などの紙類、有機化合物や
無機化合物のフイルム、金属化合物などのフイルムなど
によつてくられるラベルが対象となる。他方の被着体は
何でもよく例えばガラス、金属、プラスチツクなどの無
機物や有機物などがあげられるが中でも飲料用ガラスび
んが好適である。
えばアルミ蒸着、アルミラミネート、ニス加工、樹脂加
工など施された紙)、合成紙などの紙類、有機化合物や
無機化合物のフイルム、金属化合物などのフイルムなど
によつてくられるラベルが対象となる。他方の被着体は
何でもよく例えばガラス、金属、プラスチツクなどの無
機物や有機物などがあげられるが中でも飲料用ガラスび
んが好適である。
(実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが本発
明はこれらに何ら限定されるものではない。なお、以下
で「部」または「%」は特にことわらない限り「重量
部」または「重量%」を意味する。
明はこれらに何ら限定されるものではない。なお、以下
で「部」または「%」は特にことわらない限り「重量
部」または「重量%」を意味する。
実施例1 温度計を備えた攪拌機付き溶解糟でPVA樹脂(クラレ
製PVA−117;けん化度98.5モル%、重合度1750)100部と
クロトン酸変性ポリ酢酸ビニル微粉末(電気化学工業製
ASRCL−09;アルカリ可溶型)50部の粉末を水500部の中
に投入し、攪拌しながら95℃、1時間加熱するとPVA−1
17のみが溶解する。これを冷却して接着剤を得た。得ら
れた接着剤はPVA−117水溶液中にクロトン酸変性ポリ酢
酸ビニルが微粉末状のまま分散された混合物であり、流
動性のよいものであつた。配合組成および接着剤の性状
のまとめを第1表に、評価結果(初期接着力、常態接着
力、冷水耐水性、アルカリ洗浄性および臭気を以下の方
法により評価した。)を第2表に示す。
製PVA−117;けん化度98.5モル%、重合度1750)100部と
クロトン酸変性ポリ酢酸ビニル微粉末(電気化学工業製
ASRCL−09;アルカリ可溶型)50部の粉末を水500部の中
に投入し、攪拌しながら95℃、1時間加熱するとPVA−1
17のみが溶解する。これを冷却して接着剤を得た。得ら
れた接着剤はPVA−117水溶液中にクロトン酸変性ポリ酢
酸ビニルが微粉末状のまま分散された混合物であり、流
動性のよいものであつた。配合組成および接着剤の性状
のまとめを第1表に、評価結果(初期接着力、常態接着
力、冷水耐水性、アルカリ洗浄性および臭気を以下の方
法により評価した。)を第2表に示す。
(初期接着力) 予め洗浄乾燥したガラス板(10cm×10cm、厚さ2mm)
を40℃に予熱しておき、ラベル紙へ、接着剤をバーコー
ターを用いて塗布する。塗布量は固形分として10g/m2と
した。このラベル紙を上記ガラス板に接着し、直ちにゴ
ムローラーで軽く圧着してテストピースをつくり、30秒
後にオートグラフ(島津製作所(株)製DCS−100形)を
用いて500mm/分の引張速度で180゜剥離を行い初期接着
力を測定した。その結果を以下の記号で示す。
を40℃に予熱しておき、ラベル紙へ、接着剤をバーコー
ターを用いて塗布する。塗布量は固形分として10g/m2と
した。このラベル紙を上記ガラス板に接着し、直ちにゴ
ムローラーで軽く圧着してテストピースをつくり、30秒
後にオートグラフ(島津製作所(株)製DCS−100形)を
用いて500mm/分の引張速度で180゜剥離を行い初期接着
力を測定した。その結果を以下の記号で示す。
◎:ラベル紙とガラス板との界面剥離は全くなく、ラベ
ル紙の材破だけが起きる。
ル紙の材破だけが起きる。
○:ラベル紙の接着面積のうち30%以上90%以下がラベ
ル紙の材破が起きる。
ル紙の材破が起きる。
△:ラベル紙の接着面積のうち5%以上30%未満がラベ
ル紙の材破が起きる。
ル紙の材破が起きる。
×:ラベル紙の材破は全くなく、ラベル紙とガラス板と
の界面剥離だけが起きる。
の界面剥離だけが起きる。
(常態接着力) 前記の初期接着力測定用テストピースと同様の方法で
塗布、圧着した後、40℃で24時間乾燥後のテストピース
を20℃、65%RHで3日間法治後にオートグラフで同様の
条件で180゜剥離を行い常態接着力を測定した。その結
果を上記の初期接着力の場合と同様の記号で示す。
塗布、圧着した後、40℃で24時間乾燥後のテストピース
を20℃、65%RHで3日間法治後にオートグラフで同様の
条件で180゜剥離を行い常態接着力を測定した。その結
果を上記の初期接着力の場合と同様の記号で示す。
(冷水耐水性) 前記の常態接着力測定用テストピースと同様の方法で
作成したテストピートを10℃の冷水(温度むらをなくす
ために、ゆっくりと冷水の攪拌を継続)に浸漬し、30日
後に冷水中からテストピースを取り出し、ガラス板面と
ラベル紙との冷水耐水性を指または指のツメで剥すこと
により測定した。その結果を以下の記号で示す。
作成したテストピートを10℃の冷水(温度むらをなくす
ために、ゆっくりと冷水の攪拌を継続)に浸漬し、30日
後に冷水中からテストピースを取り出し、ガラス板面と
ラベル紙との冷水耐水性を指または指のツメで剥すこと
により測定した。その結果を以下の記号で示す。
◎:指のツメではがした場合にラベル紙とガラス板との
界面剥離は全くなく、ラベル紙の材破だけが起きる。
界面剥離は全くなく、ラベル紙の材破だけが起きる。
○:指のツメで強くはがすとラベル紙とガラス板との界
面剥離だけが起きる。
面剥離だけが起きる。
△:指のツメで軽くはがす程度で、ラベル紙とガラス板
との界面剥離だけが起きる。
との界面剥離だけが起きる。
×:指で軽くこする程度で簡単にラベル紙とガラス板と
の間の界面剥離だけが起きる。
の間の界面剥離だけが起きる。
(アルカリ洗浄性) 前記の常態接着力測定用テストピースと同様の方法で
作成したテストピース(但し乾燥条件のみを40℃、48時
間に変更した)を70℃の3%NaOH水溶液中で接着面が垂
直になるように浸漬し保持した。その4分後および30分
後にラベル紙がガラス板より剥離して自然脱落するか否
かを観察した。その結果を以下の記号で示す。
作成したテストピース(但し乾燥条件のみを40℃、48時
間に変更した)を70℃の3%NaOH水溶液中で接着面が垂
直になるように浸漬し保持した。その4分後および30分
後にラベル紙がガラス板より剥離して自然脱落するか否
かを観察した。その結果を以下の記号で示す。
◎:ラベル紙がガラス板から完全に脱落する。
○:ラベル紙の接着面積のうち30%以上90%以下がガラ
ス板から剥離する。
ス板から剥離する。
△:ラベル紙の接着面積のうち5%以上30%未満がガラ
ス板から剥離する。
ス板から剥離する。
×:ラベル紙がガラス板に付着した状態で全く剥離しな
い。
い。
(臭 気) 接着剤を鼻でかいで悪臭か否かを評価した。その結果
を以下の記号で示す。
を以下の記号で示す。
○:臭気はない。
△:幾分、不快な臭気がする。
×:非常に不快な臭気がする。
実施例2 PVA樹脂(クラレ製PVA−CS;けん化度97.5モル%、重
合度1750)100部、スチレン−無水マレイン酸共重合体
微粉末(アーコ社製;SMA−100)50部、水500部を用い実
施例1と同様にして接着剤を得た。得られた接着剤はPV
A水溶液中に微粉末状のスチレン無水マレイン酸を含有
した混合物であり、流動性のよいものであつた。配合組
成および接着剤の性状のまとめを第1表に、評価結果を
第2表に示す。
合度1750)100部、スチレン−無水マレイン酸共重合体
微粉末(アーコ社製;SMA−100)50部、水500部を用い実
施例1と同様にして接着剤を得た。得られた接着剤はPV
A水溶液中に微粉末状のスチレン無水マレイン酸を含有
した混合物であり、流動性のよいものであつた。配合組
成および接着剤の性状のまとめを第1表に、評価結果を
第2表に示す。
実施例3 (欠番) 実施例4 PVA樹脂(クラレ製品PVA−117;けん化度98.5モル%、
重合度1750)100部、実施例3で用いたのと同じイソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体の微粉末10部、クレー
150部を水550部の中に投入後、実施例1と同様の方法で
接着剤を得た。得られた接着剤はPVA水溶液中にクレー
とイソブチレン−無水マレイン酸共重合体の微粒子が分
散された混合物であり、流動性のよいものであつた。配
合組成および接着剤の性状のまとめを第1表に、評価結
果を第2表に示す。
重合度1750)100部、実施例3で用いたのと同じイソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体の微粉末10部、クレー
150部を水550部の中に投入後、実施例1と同様の方法で
接着剤を得た。得られた接着剤はPVA水溶液中にクレー
とイソブチレン−無水マレイン酸共重合体の微粒子が分
散された混合物であり、流動性のよいものであつた。配
合組成および接着剤の性状のまとめを第1表に、評価結
果を第2表に示す。
実施例5 実施例4で用いたイソブチレン−無水マレイン酸共重
合体に代えて、実施例4で用いたのと同じスチレン−無
水マレイン酸共重合体の微粉末を用いる以外は実施例4
と同様に行なつた。得られた接着剤は実施例4と同様の
混合物であつた。配合組成および接着剤の性状のまとめ
を第1表に、評価結果を第2表に示す。
合体に代えて、実施例4で用いたのと同じスチレン−無
水マレイン酸共重合体の微粉末を用いる以外は実施例4
と同様に行なつた。得られた接着剤は実施例4と同様の
混合物であつた。配合組成および接着剤の性状のまとめ
を第1表に、評価結果を第2表に示す。
実施例6 実施例1で用いたクロトン酸変性ポリ酢酸ビニルに代
えて、実施例4で用いたのと同じイソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体の微粉末50部を用いる以外は実施例1
と同様の方法で接着剤を得た。配合組成物および接着剤
の性状のまとめを第1表に、評価結果を第2表に示す。
えて、実施例4で用いたのと同じイソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体の微粉末50部を用いる以外は実施例1
と同様の方法で接着剤を得た。配合組成物および接着剤
の性状のまとめを第1表に、評価結果を第2表に示す。
実施例7 実施例4において用いられたイソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体に代えて、酸型の高吸水性樹脂として、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体化物の架橋体の
粉末を塩酸水溶液中で4日間、脱アルカリ処理後、水洗
しメタノール洗浄後、乾燥して粉末を得た。得られたも
のは水不溶性であり、アルカリ水溶液では不溶性で、特
に膨潤性の大きい性状を示した。この酸型の高吸水性樹
脂を用いて実施例4と同様に行なつた。配合組成および
接着剤の性状のまとめを第1表に、評価結果を第2表に
示す。
イン酸共重合体に代えて、酸型の高吸水性樹脂として、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体化物の架橋体の
粉末を塩酸水溶液中で4日間、脱アルカリ処理後、水洗
しメタノール洗浄後、乾燥して粉末を得た。得られたも
のは水不溶性であり、アルカリ水溶液では不溶性で、特
に膨潤性の大きい性状を示した。この酸型の高吸水性樹
脂を用いて実施例4と同様に行なつた。配合組成および
接着剤の性状のまとめを第1表に、評価結果を第2表に
示す。
実施例8 実施例4において用いられたイソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体に代えて、カゼインの粉末を用いた以外
は、実施例4と同様に行った。性状のまとめを第1表
に、評価結果を第2表に示す。
イン酸共重合体に代えて、カゼインの粉末を用いた以外
は、実施例4と同様に行った。性状のまとめを第1表
に、評価結果を第2表に示す。
実施例9〜11 (欠番) 実施例12〜18 実施例4において用いられたPVA−117に代えて、実施
例12ではアセトアセチル化PVA(アセトアセチル基含有
量2.3モル%、けん化度99モル%、重合度1700)を、実
施例13ではケイ素含有変性PVA(ビニルメトキシシラン
変性度0.2モル%、けん化度に98モル%、重合度1700)
を、実施例14ではポキシ変性PVA(アリルグリシジルエ
ーテル変性度2.5モル%、けん化度98モル%、重合度150
0)を、実施例15ではカルボキシル基変性PVA(イタコン
酸変性度1モル%、けん化度98%モル%、重合度1750)
を、実施例16ではアンモニウム基変性PVA(4級アンモ
ニウム塩変性度2モル%、けん化度98モル%、重合度17
50)を、実施例17ではスルホン酸基変性PVA(アリルス
ルホン酸ソーダ変性度2モル%、けん化度98モル%、重
合度1700)を、実施例18ではアミド変性PVA(アクリル
アミド変性度2モル%、けん化度98モル%、重合度170
0)を用いる以外は実施例5と同様に行なつた。配合組
成および接着剤の性状のまとめを第3表に、評価結果を
第4表に示す。
例12ではアセトアセチル化PVA(アセトアセチル基含有
量2.3モル%、けん化度99モル%、重合度1700)を、実
施例13ではケイ素含有変性PVA(ビニルメトキシシラン
変性度0.2モル%、けん化度に98モル%、重合度1700)
を、実施例14ではポキシ変性PVA(アリルグリシジルエ
ーテル変性度2.5モル%、けん化度98モル%、重合度150
0)を、実施例15ではカルボキシル基変性PVA(イタコン
酸変性度1モル%、けん化度98%モル%、重合度1750)
を、実施例16ではアンモニウム基変性PVA(4級アンモ
ニウム塩変性度2モル%、けん化度98モル%、重合度17
50)を、実施例17ではスルホン酸基変性PVA(アリルス
ルホン酸ソーダ変性度2モル%、けん化度98モル%、重
合度1700)を、実施例18ではアミド変性PVA(アクリル
アミド変性度2モル%、けん化度98モル%、重合度170
0)を用いる以外は実施例5と同様に行なつた。配合組
成および接着剤の性状のまとめを第3表に、評価結果を
第4表に示す。
比較例1 実施例1において用いられたけん化度98.5モル%のPV
A−117に代えて、けん化度79.5モル%、重合度1750のPV
A系樹脂(クラレ製品PVA−420)を用いる以外は実施例
1と同様に行なつた。
A−117に代えて、けん化度79.5モル%、重合度1750のPV
A系樹脂(クラレ製品PVA−420)を用いる以外は実施例
1と同様に行なつた。
配合組成および接着剤の性状のまとめを第5表に、評
価結果を第6表に示す。
価結果を第6表に示す。
比較例2 実施例1で用いられたクロトン酸変性ポリ酢酸ビニル
に代えて、ポリアクリル酸系樹脂(日本純薬製、ジユリ
マーAC−10LP)を用いる以外は実施例1と同様に行なつ
た。配合組成および接着剤の性状のもとめを第5表に、
評価結果を第6表に示す。
に代えて、ポリアクリル酸系樹脂(日本純薬製、ジユリ
マーAC−10LP)を用いる以外は実施例1と同様に行なつ
た。配合組成および接着剤の性状のもとめを第5表に、
評価結果を第6表に示す。
比較例3 実施例1で用いたクロトン酸変性ポリ酢酸ビニルに代
えて、塩ビ粉末を用いる以外は実施例1と同様に行なつ
た。配合組成および接着剤の性状のもとめを第5表に、
評価結果を第6表に示す。
えて、塩ビ粉末を用いる以外は実施例1と同様に行なつ
た。配合組成および接着剤の性状のもとめを第5表に、
評価結果を第6表に示す。
比較例4 実施例1に用いたクロトン酸変性PVAを配合しない以
外は実施例1と同様に行なつた。配合組成および接着剤
の性状のまとめを第5表に、評価結果を第6表に示す。
外は実施例1と同様に行なつた。配合組成および接着剤
の性状のまとめを第5表に、評価結果を第6表に示す。
比較例5 実施例1で用いたクロトン酸変性ポリ酢酸ビニルに代
えて、ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬製レオジツク25
0H)を用いる以外は実施例1と同様に行なつた。得られ
たものはPVAとポリアクリル酸ソーダの混合水溶液であ
り、実施例1〜10で見られたような微粒紙状の物質
(B)は存在しなかつた。配合組成および接着剤の性状
のまとめを第5表に、評価結果を第6表に示す。
えて、ポリアクリル酸ソーダ(日本純薬製レオジツク25
0H)を用いる以外は実施例1と同様に行なつた。得られ
たものはPVAとポリアクリル酸ソーダの混合水溶液であ
り、実施例1〜10で見られたような微粒紙状の物質
(B)は存在しなかつた。配合組成および接着剤の性状
のまとめを第5表に、評価結果を第6表に示す。
比較例6 実施例1で用いたクロトン酸変性ポリ酢酸ビニルに代
えて、尿素を用いる以外は実施例1と同様に行なつた。
配合組成および接着剤の性状のまとめを第5表に、評価
結果を第6表に示す。
えて、尿素を用いる以外は実施例1と同様に行なつた。
配合組成および接着剤の性状のまとめを第5表に、評価
結果を第6表に示す。
比較例7 ビールビン用ラベル紙の接着剤として現状使用されて
いるカゼインを主成分とした接着剤を用いてテストし
た。固形分濃度38.5%、20℃での粘度22,400cps、pH8.4
でアンモニアの悪臭を有するものであつた。配合組成お
よび接着剤の性状のまとめを第5表に、評価結果を第6
表に示す。
いるカゼインを主成分とした接着剤を用いてテストし
た。固形分濃度38.5%、20℃での粘度22,400cps、pH8.4
でアンモニアの悪臭を有するものであつた。配合組成お
よび接着剤の性状のまとめを第5表に、評価結果を第6
表に示す。
比較例8 PVA樹脂(クラレ製品PVA217;けん化度88.0モル%、重
合度1750)100部、イソブチレン−無水マレイン酸共重
合体(クラレ製、イソバン−10)50部、水500部を用い
て、実施例1と同様にして試験をした。性状のまとめを
第8表に、評価結果を第9表に示す。
合度1750)100部、イソブチレン−無水マレイン酸共重
合体(クラレ製、イソバン−10)50部、水500部を用い
て、実施例1と同様にして試験をした。性状のまとめを
第8表に、評価結果を第9表に示す。
(上記比較例は出願時の明細書に記載された実施例3で
ある。) 比較例9 実施例4において用いられたイソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体に代えて、コーンスターチの粉末を用い
た以外は、実施例4と同様に行った。性状のまとめを第
8表に、評価結果を第9表に示す。
ある。) 比較例9 実施例4において用いられたイソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体に代えて、コーンスターチの粉末を用い
た以外は、実施例4と同様に行った。性状のまとめを第
8表に、評価結果を第9表に示す。
(上記比較例は出願時の明細書に記載された実施例9で
ある。) 比較例10〜11 実施例6において用いられたイソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体に代えて、比較例10においてはアルカリ
糊化澱粉水溶液を、比較例11においてはアルカリ糊化澱
粉水溶液とコロイダルシリカを、用いた以外は実施例6
と同様に行った。性状のまとめを第8表に、評価結果を
第9表に示す。
ある。) 比較例10〜11 実施例6において用いられたイソブチレン−無水マレ
イン酸共重合体に代えて、比較例10においてはアルカリ
糊化澱粉水溶液を、比較例11においてはアルカリ糊化澱
粉水溶液とコロイダルシリカを、用いた以外は実施例6
と同様に行った。性状のまとめを第8表に、評価結果を
第9表に示す。
(発明の効果) 上記実施例で明らかなとおり本発明の接着剤は初期接
着力が高く、かつ冷水耐水性とアルカリ洗浄性のバラン
スが特に良好である。したがつて、本発明の接着剤を塗
布したラベルを貼付した飲料充填済のガラスびんを冷却
する場合における冷水耐水性が良好で、かつガラスびん
を回収した後のアルカリによるラベルの剥離が容易なた
めに、特に飲料用ガラスびんのラベル用接着剤として有
用である。またオートメーシヨンの高速化に適合でき、
飲料用びんなどのラベル用接着剤として好適に用いるこ
とができるなど工業的な価値が極めて高いものである。
着力が高く、かつ冷水耐水性とアルカリ洗浄性のバラン
スが特に良好である。したがつて、本発明の接着剤を塗
布したラベルを貼付した飲料充填済のガラスびんを冷却
する場合における冷水耐水性が良好で、かつガラスびん
を回収した後のアルカリによるラベルの剥離が容易なた
めに、特に飲料用ガラスびんのラベル用接着剤として有
用である。またオートメーシヨンの高速化に適合でき、
飲料用びんなどのラベル用接着剤として好適に用いるこ
とができるなど工業的な価値が極めて高いものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−16572(JP,A) 特開 昭55−152770(JP,A) 特開 昭50−6640(JP,A) 特開 昭58−11573(JP,A) 特開 昭59−164355(JP,A) 特開 平2−84450(JP,A) 特公 昭40−27188(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】けん化度が90〜100モル%のポリビニルア
ルコール系樹脂(A)ならびにカルボキシル基含有オレ
フイン性単量体の共重合体、酸型の高吸水性樹脂および
カゼインから選ばれた少くとも一種の水不溶性でかつア
ルカリ可溶性および/またはアルカリ膨樹潤性の物質
(B)を有効成分として含有することを特徴とするラベ
ル用の接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1183348A JPH0830177B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | ラベル用の接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1183348A JPH0830177B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | ラベル用の接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345679A JPH0345679A (ja) | 1991-02-27 |
| JPH0830177B2 true JPH0830177B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=16134163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1183348A Expired - Fee Related JPH0830177B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | ラベル用の接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830177B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010125152A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Molten Corp | ボール |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10226774A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Kuraray Co Ltd | 水性エマルジョン型接着剤 |
| JP3839557B2 (ja) * | 1997-06-30 | 2006-11-01 | 株式会社クラレ | 接着剤 |
| KR102313059B1 (ko) * | 2021-05-21 | 2021-10-15 | (주)득영 | 방수 테이프 또는 방수 얀용 수용성 접착제 및 그 제조방법 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1183348A patent/JPH0830177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010125152A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Molten Corp | ボール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0345679A (ja) | 1991-02-27 |
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