JPH083049Y2 - 移動体搭載のアンテナ装置 - Google Patents
移動体搭載のアンテナ装置Info
- Publication number
- JPH083049Y2 JPH083049Y2 JP1988162045U JP16204588U JPH083049Y2 JP H083049 Y2 JPH083049 Y2 JP H083049Y2 JP 1988162045 U JP1988162045 U JP 1988162045U JP 16204588 U JP16204588 U JP 16204588U JP H083049 Y2 JPH083049 Y2 JP H083049Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- hollow pipe
- coil
- brush
- antenna
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- Expired - Lifetime
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、移動体搭載のアンテナ装置に関し、特に、
これに限定する意図ではないが、車両上において衛星放
送を受信するため、アンテナを回動台上に載せ、この回
動台を移動体に装着されるベースに対して回転駆動する
アンテナ装置の、車両上固定電気要素と回動台上アンテ
ナおよび電気要素との、電気接続および電磁気結合に関
する。
これに限定する意図ではないが、車両上において衛星放
送を受信するため、アンテナを回動台上に載せ、この回
動台を移動体に装着されるベースに対して回転駆動する
アンテナ装置の、車両上固定電気要素と回動台上アンテ
ナおよび電気要素との、電気接続および電磁気結合に関
する。
この種の電気接続には、一般にスリップリング装置と
呼ばれる装置が使用されている。これは、回転軸と同心
に導体リングとそれに摺接する導体ブラシでなり、直流
および交流の信号伝送に適する。空中線を機械的に走査
させる場合には空中線と送受信機との間で高周波線路の
スリップリングが必要となるとして、特開昭57-9102号
公報には、固定管に対して同心状に配置された回転管の
周部に、軸線方向に離隔して複数個の導電性薄板円板を
取付け、円板の端面にくの字形に成形された複数個のバ
ネ性のある摺動子を固定管側に設け、薄板円板と摺動子
との間で電気信号の伝達を行なわせる空中線用スリップ
リングが開示されている。
呼ばれる装置が使用されている。これは、回転軸と同心
に導体リングとそれに摺接する導体ブラシでなり、直流
および交流の信号伝送に適する。空中線を機械的に走査
させる場合には空中線と送受信機との間で高周波線路の
スリップリングが必要となるとして、特開昭57-9102号
公報には、固定管に対して同心状に配置された回転管の
周部に、軸線方向に離隔して複数個の導電性薄板円板を
取付け、円板の端面にくの字形に成形された複数個のバ
ネ性のある摺動子を固定管側に設け、薄板円板と摺動子
との間で電気信号の伝達を行なわせる空中線用スリップ
リングが開示されている。
ところで、この種のスリップリングにおいては、摺動
接触により電気信号を伝送するので、摺動部の電気的な
接触の信頼性を高くしなければならない。例えば、自動
車等の移動体上で用いる場合には、振動により接点が開
いてしまう虞れがあるため、ブラシと導体リングとの間
の接触圧を高くしてこれを防止することになる。ところ
が、接触圧を高くすることにより、導体リングおよびブ
ラシの摩耗率が高くなり、スリップリングの寿命が短く
なるという不都合があった。
接触により電気信号を伝送するので、摺動部の電気的な
接触の信頼性を高くしなければならない。例えば、自動
車等の移動体上で用いる場合には、振動により接点が開
いてしまう虞れがあるため、ブラシと導体リングとの間
の接触圧を高くしてこれを防止することになる。ところ
が、接触圧を高くすることにより、導体リングおよびブ
ラシの摩耗率が高くなり、スリップリングの寿命が短く
なるという不都合があった。
本考案は、回転台上アンテナおよび電気要素と移動体
上固定電気要素との電気接続の信頼性および耐久性を高
くすることを目的とする。
上固定電気要素との電気接続の信頼性および耐久性を高
くすることを目的とする。
本考案の移動体搭載のアンテナ装置は、 移動体に装着されるベース部材(17); ベース部材で支持された中空パイプ(91); アンテナ(1)を支持し中空パイプを中心に回動自在
の回動手段(16); 回動手段に固着されたブラシベース(95),中空パイ
プに同心で固着されそれが貫通する円筒形のリングホル
ダ(921),リングホルダで支持された導体リング(92
2),導体リングに接触するシューを両端部に有し導体
リングの周面に沿う弧状の弾性導体でなるブラシ(97
3)、および、ブラシベースに固定されブラシの中央部
を保持するブラシホルダ(972)、を含む、回動手段上
電気要素と移動体上固定電気要素との電気接続のための
スリップリングアッセンブリ(9); 一端がアンテナ系の移動体上固定電気要素(6)に接
続され中空パイプの内空間を通る同軸ケーブル(85);
および、 中空パイプに固着され、同軸ケーブルの他端に接続さ
れ中空パイプと同心の固定側電気コイル(822)、およ
び、回動手段上に支持され中空パイプと同心で固定側電
気コイルの直近に位置する回転側電気コイル(812)を
含む、回動手段上アンテナ要素と移動体上固定電気要素
との電気接続のための回転結合トランス(8);を備え
る。
の回動手段(16); 回動手段に固着されたブラシベース(95),中空パイ
プに同心で固着されそれが貫通する円筒形のリングホル
ダ(921),リングホルダで支持された導体リング(92
2),導体リングに接触するシューを両端部に有し導体
リングの周面に沿う弧状の弾性導体でなるブラシ(97
3)、および、ブラシベースに固定されブラシの中央部
を保持するブラシホルダ(972)、を含む、回動手段上
電気要素と移動体上固定電気要素との電気接続のための
スリップリングアッセンブリ(9); 一端がアンテナ系の移動体上固定電気要素(6)に接
続され中空パイプの内空間を通る同軸ケーブル(85);
および、 中空パイプに固着され、同軸ケーブルの他端に接続さ
れ中空パイプと同心の固定側電気コイル(822)、およ
び、回動手段上に支持され中空パイプと同心で固定側電
気コイルの直近に位置する回転側電気コイル(812)を
含む、回動手段上アンテナ要素と移動体上固定電気要素
との電気接続のための回転結合トランス(8);を備え
る。
本考案の後述の実施例では、ブラシ(973)は、中空
パイプの周面に対する面が平板面である弾性導体板であ
り、また、回転側電気コイル(812)は、中空パイプの
上端面の上方に中空パイプの軸心に直角に配置された平
板(811)の平面に形成されたコイル状導体箔であり、
固定側電気コイル(822)は該平板の上方に面対向で配
置されたもう1つの平板(821)の平面に形成されたコ
イル状導体箔である。
パイプの周面に対する面が平板面である弾性導体板であ
り、また、回転側電気コイル(812)は、中空パイプの
上端面の上方に中空パイプの軸心に直角に配置された平
板(811)の平面に形成されたコイル状導体箔であり、
固定側電気コイル(822)は該平板の上方に面対向で配
置されたもう1つの平板(821)の平面に形成されたコ
イル状導体箔である。
なお、カット内には、理解を容易にするために、図面
に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参考までに
付記した。
に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参考までに
付記した。
本考案によれば、少なくとも1つの導体リング(92
2)に対してブラシ(973)の2つのシューが接触するの
で、振動等により接点が開く可能性が半減する。したが
って、ブラシと導体リングとの間の接触圧を高くする必
要がなくなり、スリップリングアッセンブリ(9)の寿
命が長くなる。1つの導体リングに接触するブラシを複
数とすればさらにその効果が高くなると共に、抵抗が小
さくなるので伝達ロスを小さくすることができる。
2)に対してブラシ(973)の2つのシューが接触するの
で、振動等により接点が開く可能性が半減する。したが
って、ブラシと導体リングとの間の接触圧を高くする必
要がなくなり、スリップリングアッセンブリ(9)の寿
命が長くなる。1つの導体リングに接触するブラシを複
数とすればさらにその効果が高くなると共に、抵抗が小
さくなるので伝達ロスを小さくすることができる。
回動手段上アンテナ要素と移動体上固定電気要素との
電気接続が、固定側電気コイル(822)と回転側電気コ
イル(812)を含む回転結合トランス(8)で、非接触
で電磁気的に行なわれるので、耐久性が高い。固定側電
気コイル(822)と回転側電気コイル(812)が同心であ
るので、回動手段の回転により回転側電気コイル(81
2)が回転するが、両コイルの電磁気的結合特性は回転
角度によって変わることは実質上なく、信頼性が高い。
移動体上固定の電気回路と固定側電気コイル(822)と
の接続が同軸ケーブル(85)で行なわれ、この同軸ケー
ブルが中空パイプを通っているので、ケーブルの配架が
簡素であり、アンテナと移動体上固定の電気回路との電
気接続装置全体がコンパクトになる。
電気接続が、固定側電気コイル(822)と回転側電気コ
イル(812)を含む回転結合トランス(8)で、非接触
で電磁気的に行なわれるので、耐久性が高い。固定側電
気コイル(822)と回転側電気コイル(812)が同心であ
るので、回動手段の回転により回転側電気コイル(81
2)が回転するが、両コイルの電磁気的結合特性は回転
角度によって変わることは実質上なく、信頼性が高い。
移動体上固定の電気回路と固定側電気コイル(822)と
の接続が同軸ケーブル(85)で行なわれ、この同軸ケー
ブルが中空パイプを通っているので、ケーブルの配架が
簡素であり、アンテナと移動体上固定の電気回路との電
気接続装置全体がコンパクトになる。
本考案の実施例では、ブラシ(973)が、中空パイプ
の周面に対する面が平板面である弾性導体板であるの
で、中空パイプの中心軸が延びる方向の変形を生じにく
い。すなわち中空パイプの中心軸が延びる方向の位置ず
れつまりは導体リングに対する位置ずれを生じにくく、
リング接触の信頼性が高い。また、回転側電気コイル
(812)は、中空パイプの上端面の上方に中空パイプの
軸心に直角に配置された平板(811)の平面に形成され
たコイル状導体箔であり、固定側電気コイル(822)は
該平板の上方に面対向で配置されたもう1つの平板(82
1)の平面に形成されたコイル状導体箔であるので、回
転結合トランス(8)はきわめてコンパクトであり、装
置占有空間が少なくて済む。
の周面に対する面が平板面である弾性導体板であるの
で、中空パイプの中心軸が延びる方向の変形を生じにく
い。すなわち中空パイプの中心軸が延びる方向の位置ず
れつまりは導体リングに対する位置ずれを生じにくく、
リング接触の信頼性が高い。また、回転側電気コイル
(812)は、中空パイプの上端面の上方に中空パイプの
軸心に直角に配置された平板(811)の平面に形成され
たコイル状導体箔であり、固定側電気コイル(822)は
該平板の上方に面対向で配置されたもう1つの平板(82
1)の平面に形成されたコイル状導体箔であるので、回
転結合トランス(8)はきわめてコンパクトであり、装
置占有空間が少なくて済む。
本考案の他の目的および特徴は、以下の図面を参照し
た実施例説明より明らかになろう。
た実施例説明より明らかになろう。
本考案の好ましい実施例は、第2a図および第2b図に示
した自動車等の移動体上に搭載される衛星放送受信用の
アンテナ装置である。この種のアンテナ装置において
は、対局(放送衛星)との相対的な位置関係が不定であ
るためにアンテナの指向方向が自在に変更できるよう機
械的、電気的な工夫が施されている。
した自動車等の移動体上に搭載される衛星放送受信用の
アンテナ装置である。この種のアンテナ装置において
は、対局(放送衛星)との相対的な位置関係が不定であ
るためにアンテナの指向方向が自在に変更できるよう機
械的、電気的な工夫が施されている。
まず、第2a図および第2b図を参照して機械的な構成に
ついて説明しよう。
ついて説明しよう。
このアンテナ装置は、電波の到来方向(放送衛星の存
在する方向)を検出し、かつ、衛星放送を受信するため
の同特性の4枚の平面アンテナ11,12,13および14を備え
ており、それらは、アンテナブラケット15により同一平
面内に支持されて(各平板アンテナの主ビームは長四角
円柱の稜を構成する)矩形のアンテナユニット1を構成
している。
在する方向)を検出し、かつ、衛星放送を受信するため
の同特性の4枚の平面アンテナ11,12,13および14を備え
ており、それらは、アンテナブラケット15により同一平
面内に支持されて(各平板アンテナの主ビームは長四角
円柱の稜を構成する)矩形のアンテナユニット1を構成
している。
アンテナブラケット15は軸151により回転台16に回転
自在に支持されており、エレベーショモータMeにより軸
151回りに正逆転される。つまり、エレベーションモー
タMeが正転付勢されるとアンテナユニット1のエレベー
ション回動面内(自動車のルーフ等に固着されるベース
17に垂直な面内)の指向方向がCW方向(第2b図に示した
状態で定義した方向:つまり仰角が増加する方向)に更
新され、逆転付勢されるとそれがCCW方向(同じく第2b
図に示した状態で定義した方向:仰角が減少する方向)
に更新される。この更新速度は0〜100deg/sの範囲で連
続的に可変であるが、その回動範囲は60°(ベース17を
基準にすると5°〜65°の範囲)に制限されている。
自在に支持されており、エレベーショモータMeにより軸
151回りに正逆転される。つまり、エレベーションモー
タMeが正転付勢されるとアンテナユニット1のエレベー
ション回動面内(自動車のルーフ等に固着されるベース
17に垂直な面内)の指向方向がCW方向(第2b図に示した
状態で定義した方向:つまり仰角が増加する方向)に更
新され、逆転付勢されるとそれがCCW方向(同じく第2b
図に示した状態で定義した方向:仰角が減少する方向)
に更新される。この更新速度は0〜100deg/sの範囲で連
続的に可変であるが、その回動範囲は60°(ベース17を
基準にすると5°〜65°の範囲)に制限されている。
回転台16は、複数組のアンギュラベアリングを介して
ベース17に固着された中空のベースブロック171に回転
自在に結合されている。このベースブロック171には、
サンギア172が一体成形されており、そこには回転台16
に枢着されたプラネタリギア(図示せず)が噛合ってい
る。このプラネタリギアはアジマスモータMaにより正逆
転される。つまり、アジマスモータMaが正転付勢される
とアンテナユニット1のアジマス回動面内(ベース17に
平行な面内)の指向方向がCW方向(第2a図に示した状態
で定義した方向:つまり本実施例装置を搭載する自動車
等が右旋回する方向)に更新され、逆転付勢されるとCC
W方向(同じく第2a図に示した状態で定義した方向:つ
まり本実施例装置を搭載する自動車等が左旋回する方
向)に更新される。この更新速度は、0〜100deg/sの範
囲で連続的に可変であり、回動範囲の制限はない。
ベース17に固着された中空のベースブロック171に回転
自在に結合されている。このベースブロック171には、
サンギア172が一体成形されており、そこには回転台16
に枢着されたプラネタリギア(図示せず)が噛合ってい
る。このプラネタリギアはアジマスモータMaにより正逆
転される。つまり、アジマスモータMaが正転付勢される
とアンテナユニット1のアジマス回動面内(ベース17に
平行な面内)の指向方向がCW方向(第2a図に示した状態
で定義した方向:つまり本実施例装置を搭載する自動車
等が右旋回する方向)に更新され、逆転付勢されるとCC
W方向(同じく第2a図に示した状態で定義した方向:つ
まり本実施例装置を搭載する自動車等が左旋回する方
向)に更新される。この更新速度は、0〜100deg/sの範
囲で連続的に可変であり、回動範囲の制限はない。
以上のとおり、アンテナユニット1の指向方向は、ア
ジマスモータMaおよび/またはエレベーションモータMe
の正逆転付勢により任意に選択できる(ただし、エレベ
ーション回動はベース17に対する仰角5°〜65°の範囲
に制限)。次に、これらのアジマスモータMaおよびエレ
ベーションモータMeの正逆転付勢をもたらす電気的な構
成について説明しよう。第3図を併せて参照されたい。
ジマスモータMaおよび/またはエレベーションモータMe
の正逆転付勢により任意に選択できる(ただし、エレベ
ーション回動はベース17に対する仰角5°〜65°の範囲
に制限)。次に、これらのアジマスモータMaおよびエレ
ベーションモータMeの正逆転付勢をもたらす電気的な構
成について説明しよう。第3図を併せて参照されたい。
第3図に示されるように、平板アンテナ11が受信した
信号はBSコンバータ21に、平面アンテナ12が受信した信
号はBSコンバータ22に、平面アンテナ13が受信した信号
はBSコンバータ23に、平面アンテナ14が受信した信号は
BSコンバータ24に、それぞれ与えられる。これらの各BS
コンバータ21,22,23および24では、第1局部発振器LOが
出力する共通の第1局部発振信号を用いて、それぞれに
対応する平面アンテナ11,12,13または14より与えられた
約12GHzの高周波信号を約1.3GHzの第1中間周波信号に
変換する。
信号はBSコンバータ21に、平面アンテナ12が受信した信
号はBSコンバータ22に、平面アンテナ13が受信した信号
はBSコンバータ23に、平面アンテナ14が受信した信号は
BSコンバータ24に、それぞれ与えられる。これらの各BS
コンバータ21,22,23および24では、第1局部発振器LOが
出力する共通の第1局部発振信号を用いて、それぞれに
対応する平面アンテナ11,12,13または14より与えられた
約12GHzの高周波信号を約1.3GHzの第1中間周波信号に
変換する。
また、BSコンバータ21が出力した第1中間周波信号は
チューナ31に、BSコンバータ22が出力した第1中間周波
信号はチューナ32に、BSコンバータ23が出力した第1中
間周波信号はチューナ33に、BSコンバータ24が出力した
第1中間周波信号はチューナ34に、それぞれ与えられ
る。これらの各チューナ31,32,33および34では、テレビ
ジョンセット6のチャネルセレクタ64が設定した制御電
圧に応じて電圧制御発振器VCO(第2局部発振器)が出
力する共通の第2局部発振信号を用いて、それぞれに対
応するBSコンバータ21,22,23または24より与えられた約
1.3GHzの第1中間周波信号を約403MHzの第2中間周波信
号に変換している。
チューナ31に、BSコンバータ22が出力した第1中間周波
信号はチューナ32に、BSコンバータ23が出力した第1中
間周波信号はチューナ33に、BSコンバータ24が出力した
第1中間周波信号はチューナ34に、それぞれ与えられ
る。これらの各チューナ31,32,33および34では、テレビ
ジョンセット6のチャネルセレクタ64が設定した制御電
圧に応じて電圧制御発振器VCO(第2局部発振器)が出
力する共通の第2局部発振信号を用いて、それぞれに対
応するBSコンバータ21,22,23または24より与えられた約
1.3GHzの第1中間周波信号を約403MHzの第2中間周波信
号に変換している。
これらの各第2中間周波信号は、信号処理回路4にお
いて1つに合成され、テレビジョンセット6の受信ユニ
ット61に与えられる。受信ユニット61は、この第2中間
周波信号を復調し、CRTディスプレイ62ならびにスピー
カ63rおよび63lを介して映像および音声を出力する。
いて1つに合成され、テレビジョンセット6の受信ユニ
ット61に与えられる。受信ユニット61は、この第2中間
周波信号を復調し、CRTディスプレイ62ならびにスピー
カ63rおよび63lを介して映像および音声を出力する。
ところで、上述のように、本実施例のアンテナ装置に
おいては、各BSコンバータ21,22,23および24において共
通の第1局部発振信号を用い、各チューナ31,32,33およ
び34において共通の第2中間周波信号を用いているの
で、各平面アンテナが受信した信号間に位相ずれが生じ
ている場合には、それと相似な位相ずれが各第2中間周
波信号間に現われる。この位相ずれは、アンテナユニッ
ト1内の各平面アンテナの配置および電波の到来方向に
対するアンテナユニット1の指向方向のずれにより生じ
るものであるので、この位相ずれから逆に電波の到来方
向に対するアンテナユニット1の指向方向のずれを知る
ことができる。
おいては、各BSコンバータ21,22,23および24において共
通の第1局部発振信号を用い、各チューナ31,32,33およ
び34において共通の第2中間周波信号を用いているの
で、各平面アンテナが受信した信号間に位相ずれが生じ
ている場合には、それと相似な位相ずれが各第2中間周
波信号間に現われる。この位相ずれは、アンテナユニッ
ト1内の各平面アンテナの配置および電波の到来方向に
対するアンテナユニット1の指向方向のずれにより生じ
るものであるので、この位相ずれから逆に電波の到来方
向に対するアンテナユニット1の指向方向のずれを知る
ことができる。
信号処理回路4は、上述した各第2中間周波信号を合
成する機能の外に、各第2中間周波信号間に生じた位相
ずれを検出し、アジマス回動面内でのアンテナユニット
1の指向方向と電波の到来方向のずれを示すアジマス誤
差信号,および、エレベーション回動面内でのアンテナ
ユニット1の指向方向の電波の到来方向のずれを示すエ
レベーション誤差信号を生成する機能を有し、生成した
アジマス誤差信号およびエレベーション誤差信号を制御
回路5に与えている。
成する機能の外に、各第2中間周波信号間に生じた位相
ずれを検出し、アジマス回動面内でのアンテナユニット
1の指向方向と電波の到来方向のずれを示すアジマス誤
差信号,および、エレベーション回動面内でのアンテナ
ユニット1の指向方向の電波の到来方向のずれを示すエ
レベーション誤差信号を生成する機能を有し、生成した
アジマス誤差信号およびエレベーション誤差信号を制御
回路5に与えている。
制御回路5は、エレベーション回動範囲の限界を検出
するリミットスイッチLuおよびLlを監視しながら、信号
処理回路4より与えられるアジマス誤差信号に基づいた
アジマスモータMaの付勢指示をアジマスモータドライバ
DRVaに、エレベーション誤差信号に基づいたエレベーシ
ョンモータMeの付勢指示をエレベーションモータドライ
バDRVeに、それぞれ与え、アンテナユニット1の指向方
向を電波の到来方向に一致させるべく姿勢制御を行な
う。ただし、アンテナユニット1が遮蔽されて受信不能
になった場合には、アジマスジャイロGaおよびエレベー
ションジャイロGeによりアンテナユニット1の外力によ
るアジマス回動およびエレベーション回動を検出して、
その直前のアンテナユニット1の姿勢(電波の到来方向
に対する姿勢)を維持する。
するリミットスイッチLuおよびLlを監視しながら、信号
処理回路4より与えられるアジマス誤差信号に基づいた
アジマスモータMaの付勢指示をアジマスモータドライバ
DRVaに、エレベーション誤差信号に基づいたエレベーシ
ョンモータMeの付勢指示をエレベーションモータドライ
バDRVeに、それぞれ与え、アンテナユニット1の指向方
向を電波の到来方向に一致させるべく姿勢制御を行な
う。ただし、アンテナユニット1が遮蔽されて受信不能
になった場合には、アジマスジャイロGaおよびエレベー
ションジャイロGeによりアンテナユニット1の外力によ
るアジマス回動およびエレベーション回動を検出して、
その直前のアンテナユニット1の姿勢(電波の到来方向
に対する姿勢)を維持する。
以上述べた電気的な構成要素のうち、BSコンバータ2
1,22,23および24は、無給電伝送区間を最短にし、その
間で拾う外部雑音が初段高周波増幅器に混入することを
防止する目的で、第2a図に示すように、アンテナブラケ
ット15の背面の対応する平面アンテナの給電点の直近に
備えられている。これに伴う回路構成の便宜からチュー
ナ31,32,33および34,信号処理回路4,第1局部発振器LO
ならびに電圧制御発振器VCOは、アンテナブラケット15
の背面に備えられている。
1,22,23および24は、無給電伝送区間を最短にし、その
間で拾う外部雑音が初段高周波増幅器に混入することを
防止する目的で、第2a図に示すように、アンテナブラケ
ット15の背面の対応する平面アンテナの給電点の直近に
備えられている。これに伴う回路構成の便宜からチュー
ナ31,32,33および34,信号処理回路4,第1局部発振器LO
ならびに電圧制御発振器VCOは、アンテナブラケット15
の背面に備えられている。
また、アジマスジャイロGaは、外力によるアンテナユ
ニット1のアジマス回動を検出する必要から回転台16上
に備えられており、エレベーションジャイロGeは、外力
によるアンテナユニット1のエレベーション回動を検出
する必要からアンテナブラケット15の裏面に備えられて
いる。
ニット1のアジマス回動を検出する必要から回転台16上
に備えられており、エレベーションジャイロGeは、外力
によるアンテナユニット1のエレベーション回動を検出
する必要からアンテナブラケット15の裏面に備えられて
いる。
このように、アンテナユニット1,モータMaおよびMeを
含めて、上述した殆どの電気的な構成要素、すなわち、
BSコンバータ2(総じた符号),チューナ3(総じた符
号),信号処理回路4,第1局部発振器LOおよび電圧制御
発振器VCOは回転台16より上(アンテナブラケット15に
備わることを含めた概念と理解されたい)に搭載されて
おり、回転台16とともに回転する。この回転は制限され
ていないので、制御回路5ならびにモータドライバDRVa
およびDRVeを同じ回転系内に備えると配線等の都合が良
い。このため、第2a図に示すように、制御回路5ならび
にモータドライバDRVaおよびDRVeは回転台16上に設置さ
れている。
含めて、上述した殆どの電気的な構成要素、すなわち、
BSコンバータ2(総じた符号),チューナ3(総じた符
号),信号処理回路4,第1局部発振器LOおよび電圧制御
発振器VCOは回転台16より上(アンテナブラケット15に
備わることを含めた概念と理解されたい)に搭載されて
おり、回転台16とともに回転する。この回転は制限され
ていないので、制御回路5ならびにモータドライバDRVa
およびDRVeを同じ回転系内に備えると配線等の都合が良
い。このため、第2a図に示すように、制御回路5ならび
にモータドライバDRVaおよびDRVeは回転台16上に設置さ
れている。
また、各構成要素に対する電源供給の都合から定電圧
電源72も回転台16上に設置されている。なお、この定電
圧電源72へは、バッテリBttの電圧を昇圧する昇圧回路7
1よりAC100vが供給されている。
電源72も回転台16上に設置されている。なお、この定電
圧電源72へは、バッテリBttの電圧を昇圧する昇圧回路7
1よりAC100vが供給されている。
以上の構成により、アンテナユニット1の姿勢を制御
する系については回転台16上で閉じる(第3図の左側2
点鎖線内)ことができるが、アンテナユニット1の受信
信号を処理する系についてはその最終的な出力となるテ
レビジョンセット6を自動車等の内部に設置しなくては
ならないため、回転台16上では閉じることができない。
また、給電系7についても、物理的な合理性からバッテ
リBttおよび昇圧回路71を回転台16の外に置く必要があ
る。これら、回転台16の外に出る系については、回転自
在の接続手段を備える必要がある。
する系については回転台16上で閉じる(第3図の左側2
点鎖線内)ことができるが、アンテナユニット1の受信
信号を処理する系についてはその最終的な出力となるテ
レビジョンセット6を自動車等の内部に設置しなくては
ならないため、回転台16上では閉じることができない。
また、給電系7についても、物理的な合理性からバッテ
リBttおよび昇圧回路71を回転台16の外に置く必要があ
る。これら、回転台16の外に出る系については、回転自
在の接続手段を備える必要がある。
本実施例のアンテナ装置は、信号処理回路4からテレ
ビジョンセット6の受信ユニット61へ第2中間周波信号
を伝送する手段として回転結合トランス8を、テレビジ
ョンセット6のチャネルセレクタ64から設定制御電圧を
電圧制御発振器VCOに伝送する手段(2W)および、昇圧
回路71からAC100vを定電圧電源72に供給する手段(2W)
としてスリップリングアッセンブリ9を備えている。以
下、これらについて説明するが、説明の便宜上、第1a図
および第1b図を参照してスリップリングアッセンブリ9
を先に説明する。なお、第1a図は第1b図のIA-IA線断面
図であり、第1b図は第1a図のIB-IB線断面図である。
ビジョンセット6の受信ユニット61へ第2中間周波信号
を伝送する手段として回転結合トランス8を、テレビジ
ョンセット6のチャネルセレクタ64から設定制御電圧を
電圧制御発振器VCOに伝送する手段(2W)および、昇圧
回路71からAC100vを定電圧電源72に供給する手段(2W)
としてスリップリングアッセンブリ9を備えている。以
下、これらについて説明するが、説明の便宜上、第1a図
および第1b図を参照してスリップリングアッセンブリ9
を先に説明する。なお、第1a図は第1b図のIA-IA線断面
図であり、第1b図は第1a図のIB-IB線断面図である。
スリップリングアッセンブリ9は、ベースブロック17
1の中空部に挿入固定された中空のパイプ91に取付けら
れており、パイプ91に固着されたリング部、および、パ
イプ91に枢着されたブラシ部よりなる。
1の中空部に挿入固定された中空のパイプ91に取付けら
れており、パイプ91に固着されたリング部、および、パ
イプ91に枢着されたブラシ部よりなる。
リング部には、2つのリングユニット92,93および底
板94が備わっている。リングユニット92と93とは全く同
じものであり、前者はリングホルダ921,金属リング922,
923,および導体ねじ924,925でなり、後者はリングホル
ダ931,金属リング932,933,および、導体ねじ934,935,よ
りなる。以下、説明が共通する部分については後者に係
る要素の符号を括弧書きで示す。
板94が備わっている。リングユニット92と93とは全く同
じものであり、前者はリングホルダ921,金属リング922,
923,および導体ねじ924,925でなり、後者はリングホル
ダ931,金属リング932,933,および、導体ねじ934,935,よ
りなる。以下、説明が共通する部分については後者に係
る要素の符号を括弧書きで示す。
リングホルダ921(931)は、周面中腹部に凸部が形成
された筒状の絶縁体であり、金属リング922(932)およ
び923(933)は、その凸部を挟んで両側に装着されてい
る。導体ねじ924(934)は金属リング922(932)の直下
から、導体ねじ925(935)は金属リング923(933)の直
下から、それぞれリングホルダ921(931)をラジアル方
向に貫通して延びており、それぞれの頭部は、直上の金
属リング922(932)または923(933)の一部にハンダ付
けされている。ただし、これらの導体ねじ924(934)お
よび925(935)は、軸投影において120°に離隔されて
いる。
された筒状の絶縁体であり、金属リング922(932)およ
び923(933)は、その凸部を挟んで両側に装着されてい
る。導体ねじ924(934)は金属リング922(932)の直下
から、導体ねじ925(935)は金属リング923(933)の直
下から、それぞれリングホルダ921(931)をラジアル方
向に貫通して延びており、それぞれの頭部は、直上の金
属リング922(932)または923(933)の一部にハンダ付
けされている。ただし、これらの導体ねじ924(934)お
よび925(935)は、軸投影において120°に離隔されて
いる。
また、リングホルダ921(931)には、軸方向に貫通す
る3つのねじ孔が120°間隔で穿設されており、その1
つは導体ねじ924(934)と導体ねじ925(935)との中央
に位置している。
る3つのねじ孔が120°間隔で穿設されており、その1
つは導体ねじ924(934)と導体ねじ925(935)との中央
に位置している。
これらのリングユニット92および93は、120°ずらさ
れて組合わされ、各ねじ孔を貫通するねじにより底板94
上に螺着されている。
れて組合わされ、各ねじ孔を貫通するねじにより底板94
上に螺着されている。
底板94は、リングユニット92および93と同心でパイプ
91の外径にほぼ等しい穴を有しており、パイプ91に装着
されて固定される。
91の外径にほぼ等しい穴を有しており、パイプ91に装着
されて固定される。
ブラシ部には、ブラシベース95およびブラシユニット
96,97が備わっている。ブラシベース95は、回転台16上
に回り止め固定されるのでラジアルベアリングを介して
パイプ91に枢着さており、その上に、全く同じ構成のブ
ラシユニット96および97がパイプ91の中心に対して対称
に螺着されている。以下、説明が共通する部分について
は後者に係る要素の符号を括弧書きで示す。
96,97が備わっている。ブラシベース95は、回転台16上
に回り止め固定されるのでラジアルベアリングを介して
パイプ91に枢着さており、その上に、全く同じ構成のブ
ラシユニット96および97がパイプ91の中心に対して対称
に螺着されている。以下、説明が共通する部分について
は後者に係る要素の符号を括弧書きで示す。
ブラシユニット96(97)は、ブラケット961(971),
絶縁体板でなるブラシホルダ962(972),および全く同
形の4つのブラシ963(973)〜966(976)でなる。各ブ
ラシ963(973)〜966(976)は、両端部にシューを備え
た弧状の弾性金属であり、リング部の各金属リングの間
隔と同間隔でブラシホルダ962(972)上に並べられ、中
央部がそれぞれ2本のブラシホルダ962(972)を貫通す
る導体ねじにより固定されている。また、ブラシホルダ
962(972)は、ブラケット961(971)により各ブラシの
2つのシューが、対応する金属リングに所定圧で圧接す
る位置に取付けられる。つまり、金属リング922にはブ
ラシ963および973に備わる4つのシューが、金属リング
923にはブラシ964および974に備わる4つのシューが、
金属リング932にはブラシ965および975に備わる4つの
シューが、金属リング933にはブラシ966および976に備
わる4つのシューがそれぞれ接触することになる。そこ
で、対になっているブラシを取付けている4つの導体ね
じをそれぞれ短絡し、1つの金属リングとそれに接触す
る2つのブラシとの間の接触抵抗を少なくしている。
絶縁体板でなるブラシホルダ962(972),および全く同
形の4つのブラシ963(973)〜966(976)でなる。各ブ
ラシ963(973)〜966(976)は、両端部にシューを備え
た弧状の弾性金属であり、リング部の各金属リングの間
隔と同間隔でブラシホルダ962(972)上に並べられ、中
央部がそれぞれ2本のブラシホルダ962(972)を貫通す
る導体ねじにより固定されている。また、ブラシホルダ
962(972)は、ブラケット961(971)により各ブラシの
2つのシューが、対応する金属リングに所定圧で圧接す
る位置に取付けられる。つまり、金属リング922にはブ
ラシ963および973に備わる4つのシューが、金属リング
923にはブラシ964および974に備わる4つのシューが、
金属リング932にはブラシ965および975に備わる4つの
シューが、金属リング933にはブラシ966および976に備
わる4つのシューがそれぞれ接触することになる。そこ
で、対になっているブラシを取付けている4つの導体ね
じをそれぞれ短絡し、1つの金属リングとそれに接触す
る2つのブラシとの間の接触抵抗を少なくしている。
上記のリング部およびブラシ部はカバー98により覆わ
れている。このカバー98は、底板付の円筒であり、底板
はパイプ91が回転自在に貫通し、開口部はブラシベース
95に固着されている。また、底板内側にはリング状の端
子板99が備わっており、そこには底板および端子板99を
貫通する4つのターミナル991〜994が備わっている。こ
れらのターミナル991〜994は、パイプ91を通る給電線
(信号線)から各金属リング922〜933とそれぞれに対応
するブラシ963(973)〜966(976)との接触を介して伝
達された昇圧回路71よりのAC100vあるいはチャネルセレ
クタ64よりの設定制御電圧を、電圧制御発振器VCOある
いは昇圧回路71に分配する。
れている。このカバー98は、底板付の円筒であり、底板
はパイプ91が回転自在に貫通し、開口部はブラシベース
95に固着されている。また、底板内側にはリング状の端
子板99が備わっており、そこには底板および端子板99を
貫通する4つのターミナル991〜994が備わっている。こ
れらのターミナル991〜994は、パイプ91を通る給電線
(信号線)から各金属リング922〜933とそれぞれに対応
するブラシ963(973)〜966(976)との接触を介して伝
達された昇圧回路71よりのAC100vあるいはチャネルセレ
クタ64よりの設定制御電圧を、電圧制御発振器VCOある
いは昇圧回路71に分配する。
一方、回転結合トランス8は、スリップリングアッセ
ンブリ9の上方で平行に支持された一対のコイル板81お
よび82よりなる(第2b図参照)。これらのコイル板81お
よび82は、第4a図および第4b図から明らかなように、全
く同構成であり、矩形の基板811(821),1ターンの円形
コイル812(822),位置決めマーク813(823),50Ωの
同軸コネクタ814(824),および、アッテネータ815(8
25)よりなる。
ンブリ9の上方で平行に支持された一対のコイル板81お
よび82よりなる(第2b図参照)。これらのコイル板81お
よび82は、第4a図および第4b図から明らかなように、全
く同構成であり、矩形の基板811(821),1ターンの円形
コイル812(822),位置決めマーク813(823),50Ωの
同軸コネクタ814(824),および、アッテネータ815(8
25)よりなる。
基板811(821)は、半透明ガラスエポキシ板でなり、
円形コイル812(822)はその表面に銅箔のエッチングに
より形成されている。また、位置決めマーク813(823)
は、円形コイル812(822)の内側にプリントされてお
り、それと同心の多数の同心円およびその中心を通る直
交2直線でなる。
円形コイル812(822)はその表面に銅箔のエッチングに
より形成されている。また、位置決めマーク813(823)
は、円形コイル812(822)の内側にプリントされてお
り、それと同心の多数の同心円およびその中心を通る直
交2直線でなる。
同軸コネクタ814(824)は、基板811(821)の裏面に
螺着されており、その内導体には円形コイル812(822)
の一端が、その外導体には円形コイル812(822)の他端
がそれぞれ接続されている。これらのコネクタには、信
号処理回路4に接続される同軸ケーブル(図示せず)あ
るいは、パイプ91内を通り受信ユニット61に接続される
同軸ケーブル85(第4a図)が接続される。
螺着されており、その内導体には円形コイル812(822)
の一端が、その外導体には円形コイル812(822)の他端
がそれぞれ接続されている。これらのコネクタには、信
号処理回路4に接続される同軸ケーブル(図示せず)あ
るいは、パイプ91内を通り受信ユニット61に接続される
同軸ケーブル85(第4a図)が接続される。
アッテネータ815(825)は、広帯域化のための抵抗器
であり、円形コイル812(822)の両端子間に介挿され
る。
であり、円形コイル812(822)の両端子間に介挿され
る。
これらの各コイル板81および82は、互いの表面を平行
に対向させて、かつ、各円形コイル812と822とが同軸上
で互いに相対的に回転自在となるように、スリップリン
グアッセンブリ9の上方に取付けられる。すなわち、前
者はカバー98に固着されたステー83に、後者はパイプ91
に固着されたステー84に取付けられる。この取付けにお
いては、各ステー83,84の取付部を面にして各コイル板8
1,82の平行支持を容易にし、各円形コイル812,822の内
側にプリントした位置決めマーク813,823を軸方向から
見通すことにより軸合わせを容易にしている。
に対向させて、かつ、各円形コイル812と822とが同軸上
で互いに相対的に回転自在となるように、スリップリン
グアッセンブリ9の上方に取付けられる。すなわち、前
者はカバー98に固着されたステー83に、後者はパイプ91
に固着されたステー84に取付けられる。この取付けにお
いては、各ステー83,84の取付部を面にして各コイル板8
1,82の平行支持を容易にし、各円形コイル812,822の内
側にプリントした位置決めマーク813,823を軸方向から
見通すことにより軸合わせを容易にしている。
このように構成された回転結合トランス8において
は、同軸上で平行に離隔した同径の1ターン円形コイル
812(822)が互いに相対的に回転するので、各コイルの
微視的な不均一性や、間隔等の歪みが各コイルの全周で
平均化され、それを原因とする周期的なノイズの発生が
なく、さらに、これらのコイル間は磁気結合となるので
コモンノイズの伝達が遮断されることが理解されよう。
は、同軸上で平行に離隔した同径の1ターン円形コイル
812(822)が互いに相対的に回転するので、各コイルの
微視的な不均一性や、間隔等の歪みが各コイルの全周で
平均化され、それを原因とする周期的なノイズの発生が
なく、さらに、これらのコイル間は磁気結合となるので
コモンノイズの伝達が遮断されることが理解されよう。
また、各コイル板は、作成が至って簡単であり、か
つ、同じものであるので同一工程で作成でき、コストの
面でも非常に有利である。
つ、同じものであるので同一工程で作成でき、コストの
面でも非常に有利である。
ところで、この種のアンテナ装置を自動車等に備え付
ける場合には、取付箇所としてその外側、例えばルーフ
等が選択される。したがって、防塵防水等を目的として
装置全体をレードームRDMにより覆っている。この場
合、アンテナ前面を誘電体で覆うことになるのでこのレ
ードームRDMによる透過損を極力小さく抑えることが望
ましい。つまり、できる限り薄い材質でレードームRDM
を構成すれば良いのであるが、この種のアンテナ装置の
特性上、取り付けられる自動車等の移動による振動や風
圧等を避けることができないので、強度を軽視すること
はできない。
ける場合には、取付箇所としてその外側、例えばルーフ
等が選択される。したがって、防塵防水等を目的として
装置全体をレードームRDMにより覆っている。この場
合、アンテナ前面を誘電体で覆うことになるのでこのレ
ードームRDMによる透過損を極力小さく抑えることが望
ましい。つまり、できる限り薄い材質でレードームRDM
を構成すれば良いのであるが、この種のアンテナ装置の
特性上、取り付けられる自動車等の移動による振動や風
圧等を避けることができないので、強度を軽視すること
はできない。
本実施例のアンテナ装置に用いているレードームRDM
は、FRPによる約1mm厚の外側表皮,発泡スチロールによ
る約4mm厚のコアおよび、FRPによる約1mm厚の内側表皮
より構成されている。FRPの誘電率は比較的高いが、充
分に薄く、それにより劣化した強度を、比較的誘電率の
低い発泡スチロールのコアの挟み込みにより補ってい
る。つまり、透過損が小さく、かつ、強度が高いレード
ームとなっている。
は、FRPによる約1mm厚の外側表皮,発泡スチロールによ
る約4mm厚のコアおよび、FRPによる約1mm厚の内側表皮
より構成されている。FRPの誘電率は比較的高いが、充
分に薄く、それにより劣化した強度を、比較的誘電率の
低い発泡スチロールのコアの挟み込みにより補ってい
る。つまり、透過損が小さく、かつ、強度が高いレード
ームとなっている。
なお、ベース17上には電源スイッチ65の投入時に昇圧
回路71から電源供給を受けるモータM(第3図参照)に
より駆動される冷却ファンが備わっており、レードーム
RDM内の温度上昇を防止している。
回路71から電源供給を受けるモータM(第3図参照)に
より駆動される冷却ファンが備わっており、レードーム
RDM内の温度上昇を防止している。
本考案によれば、少なくとも1つの導体リング(92
2)に対してブラシ(973)の2つのシューが接触するの
で、振動等により接点が開く可能性が半減する。したが
って、ブラシと導体リングとの間の接触圧を高くする必
要がなくなり、スリップリングアッセンブリ(9)の寿
命が長くなる。1つの導体リングに接触するブラシを複
数とすればさらにその効果が高くなると共に、抵抗が小
さくなるので伝達ロスを小さくすることができる。
2)に対してブラシ(973)の2つのシューが接触するの
で、振動等により接点が開く可能性が半減する。したが
って、ブラシと導体リングとの間の接触圧を高くする必
要がなくなり、スリップリングアッセンブリ(9)の寿
命が長くなる。1つの導体リングに接触するブラシを複
数とすればさらにその効果が高くなると共に、抵抗が小
さくなるので伝達ロスを小さくすることができる。
回動手段上アンテナ要素と移動体上固定電気要素との
電気接続が、固定側電気コイル(822)と回転側電気コ
イル(812)を含む回転結合トランス(8)で、非接触
で電磁気的に行なわれるので、耐久性が高い。固定側電
気コイル(822)と回転側電気コイル(812)が同心であ
るので、回動手段の回転により回転側電気コイル(81
2)が回転するが、両コイルの電磁気的結合特性は回転
角度によって変わることは実質上なく、信頼性が高い。
移動体上固定の電気回路と固定側電気コイル(822)と
の接続が同軸ケーブル(85)で行なわれ、この同軸ケー
ブルが中空パイプを通っているので、ケーブルの配架が
簡素であり、アンテナと移動体上固定の電気回路との電
気接続装置全体がコンパクトになる。
電気接続が、固定側電気コイル(822)と回転側電気コ
イル(812)を含む回転結合トランス(8)で、非接触
で電磁気的に行なわれるので、耐久性が高い。固定側電
気コイル(822)と回転側電気コイル(812)が同心であ
るので、回動手段の回転により回転側電気コイル(81
2)が回転するが、両コイルの電磁気的結合特性は回転
角度によって変わることは実質上なく、信頼性が高い。
移動体上固定の電気回路と固定側電気コイル(822)と
の接続が同軸ケーブル(85)で行なわれ、この同軸ケー
ブルが中空パイプを通っているので、ケーブルの配架が
簡素であり、アンテナと移動体上固定の電気回路との電
気接続装置全体がコンパクトになる。
第1a図は本考案の一実施例として示したスリップリング
アッセンブリ9の構成を示す垂直断面図であり、第1b図
はその水平断面図である。 第2a図は実施例のスリップリングアッセンブリ9が使用
される衛星放送受信用アンテナ装置の機械構成を示す平
面図であり、第2b図はその正面図である。 第3図は第2a図および第2b図に示したアンテナ装置の電
気構成を示すブロック図である。 第4a図および第4b図は第2a図および第2b図に示したアン
テナ装置に使用される回転結合トランス8を構成するコ
イル板81または82の構成を示す平面図である。 1:アンテナユニット 11〜14:平面アンテナ 15:アンテナブラケット 16:回転台、17:ベース 2:BSコンバータ 3:チューナ 4:信号処理回路 5:制御回路 6:テレビジョンセット 61:受信ユニット 62:CRTディスプレイ 63:スピーカ 7:電源装置 71:昇圧回路 72:定電圧電源 8:回転結合トランス 81,82:コイル板 811,821:基板 812,822:円形コイル 813,823:位決めマーク 814,824:同軸コネクタ 815,825:アッテネータ 83,84:ステー 85:同軸ケーブル 9:スリップリングアッセンブリ 91:パイプ 92,93:リングユニット 921,931:リングホルダ(リングホルダ) 922,923,932,933:金属リング(導体リング) 924,925,934,935:導体ねじ(貫通導体) 94:底板 95:ブラシベース(回転部材) 95,97:ブラシユニット 961,971:ブラケット 962,972:ブラシホルダ(ブラシホルダ) 963〜966,973〜976:ブラシ(ブラシ) 98:カバー 99:端子板 991〜994:ターミナル Ma,Me:モータ DRVa,DRVe:モータドライバ Ga,Ge:ジャイロ RDM:レードーム
アッセンブリ9の構成を示す垂直断面図であり、第1b図
はその水平断面図である。 第2a図は実施例のスリップリングアッセンブリ9が使用
される衛星放送受信用アンテナ装置の機械構成を示す平
面図であり、第2b図はその正面図である。 第3図は第2a図および第2b図に示したアンテナ装置の電
気構成を示すブロック図である。 第4a図および第4b図は第2a図および第2b図に示したアン
テナ装置に使用される回転結合トランス8を構成するコ
イル板81または82の構成を示す平面図である。 1:アンテナユニット 11〜14:平面アンテナ 15:アンテナブラケット 16:回転台、17:ベース 2:BSコンバータ 3:チューナ 4:信号処理回路 5:制御回路 6:テレビジョンセット 61:受信ユニット 62:CRTディスプレイ 63:スピーカ 7:電源装置 71:昇圧回路 72:定電圧電源 8:回転結合トランス 81,82:コイル板 811,821:基板 812,822:円形コイル 813,823:位決めマーク 814,824:同軸コネクタ 815,825:アッテネータ 83,84:ステー 85:同軸ケーブル 9:スリップリングアッセンブリ 91:パイプ 92,93:リングユニット 921,931:リングホルダ(リングホルダ) 922,923,932,933:金属リング(導体リング) 924,925,934,935:導体ねじ(貫通導体) 94:底板 95:ブラシベース(回転部材) 95,97:ブラシユニット 961,971:ブラケット 962,972:ブラシホルダ(ブラシホルダ) 963〜966,973〜976:ブラシ(ブラシ) 98:カバー 99:端子板 991〜994:ターミナル Ma,Me:モータ DRVa,DRVe:モータドライバ Ga,Ge:ジャイロ RDM:レードーム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−9102(JP,A) 実開 昭58−125384(JP,U) 実開 昭60−178984(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】移動体に装着されるベース部材; ベース部材で支持された中空パイプ; アンテナを支持し中空パイプを中心に回動自在の回動手
段; 回動手段に固着されたブラシベース,中空パイプに同心
で固着されそれが貫通する円筒形のリングホルダ,リン
グホルダで支持された導体リング,導体リングに接触す
るシューを両端部に有し導体リングの周面に沿う弧状の
弾性導体でなるブラシ、および、ブラシベースに固定さ
れブラシの中央部を保持するブラシホルダ、を含む、回
動手段上電気要素と移動体上固定電気要素との電気接続
のためのスリップリングアッセンブリ; 一端がアンテナ系の移動体上固定電気要素に接続され中
空パイプの内空間を通る同軸ケーブル;および、 中空パイプに固着され、同軸ケーブルの他端に接続さ
れ、中空パイプと同心の固定側電気コイル、および、回
動手段上に支持され中空パイプと同心で固定側電気コイ
ルの直近に位置する回転側電気コイルを含む、回動手段
上アンテナ要素と移動体上固定電気要素との電気接続の
ための回転結合トランス; を備える移動体搭載のアンテナ装置。 - 【請求項2】ブラシは、中空パイプの周面に対する面が
平板面である弾性導体板である、前記実用新案登録請求
の範囲第(1)項記載の移動体搭載のアンテナ装置。 - 【請求項3】回転側電気コイルは、中空パイプの上端面
の上方に中空パイプの軸心に直角に配置された平板の平
面に形成されたコイル状導体箔であり、固定側電気コイ
ルは該平板の上方に面対向で配置されたもう1つの平板
の平面に形成されたコイル状導体箔である、前記実用新
案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の移動
体搭載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988162045U JPH083049Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 移動体搭載のアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988162045U JPH083049Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 移動体搭載のアンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0282106U JPH0282106U (ja) | 1990-06-25 |
| JPH083049Y2 true JPH083049Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31445518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988162045U Expired - Lifetime JPH083049Y2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 移動体搭載のアンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083049Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108022737B (zh) * | 2017-12-13 | 2023-11-21 | 重庆前卫科技集团有限公司 | 一种用于水下控制系统的电飞线 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS579102A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-18 | Nippon Abionikusu Kk | Slip ring for antenna |
| JPS58125384U (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-25 | 日本サ−ボ株式会社 | スリツプリング |
| JPS60178984U (ja) * | 1984-05-08 | 1985-11-28 | 富士電機株式会社 | 集電環装置 |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP1988162045U patent/JPH083049Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0282106U (ja) | 1990-06-25 |
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