JPH0830506A - データ転送制御方法およびデータ転送回路 - Google Patents

データ転送制御方法およびデータ転送回路

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JPH0830506A
JPH0830506A JP6168157A JP16815794A JPH0830506A JP H0830506 A JPH0830506 A JP H0830506A JP 6168157 A JP6168157 A JP 6168157A JP 16815794 A JP16815794 A JP 16815794A JP H0830506 A JPH0830506 A JP H0830506A
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JP6168157A
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Hiroshi Isomura
博司 磯村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】イメージデータ等をシフトして転送するデータ
転送制御方法およびデータ転送回路に関し,シフト後の
無意味なイメージデータ等の転送を行わずに転送速度を
高めることを目的とする。 【構成】CPU1とメモリ2に接続する専用回路3に,
シフト量,シフトするイメージデータ等の横の大きさ等
のデータを保持し,有効/無効のパラメータまたはバウ
ンダリ単位とシフト後の転送データとのずれの量等をも
とに有効/無効指示手段6によりシフト後の前後端のデ
ータの有効/無効を判断し,シフト後のデータが無効で
あれば転送中止制御手段8によってデータを消滅させて
転送しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,パソコン,ワープロ等
のイメージデータをシフトしながら転送を行う場合に,
無駄なデータの転送を排除することにより高速に転送を
完了させることができるデータ転送制御方法およびデー
タ転送回路に関する。
【0002】例えば,アウトラインフォントによって生
成された文字のイメージデータを,ビデオRAMに転送
するような場合には,データをシフトして転送すること
が必要になる。このような転送処理の高速化が要望され
ている。
【0003】
【従来の技術】従来は,イメージデータをシフトしなが
ら転送する際に,バウンダリ単位でのイメージデータの
大きさをデータとして保持し,イメージデータの横1ラ
インに付きN回データを受け取ったならば,イメージデ
ータとしての意味の有無にかかわらず機械的にN+1回
書き込みを行っていた。
【0004】この結果,転送時に一部不要なデータを転
送している状態が生じていた。従来技術としては,特開
昭63−278181号に開示された「ビットマップ表
示メモリからのデータ読み出し装置」がある。しかし,
この「ビットマップ表示メモリからのデータ読み出し装
置」においても,シフト手段にシフト量を設定すること
により,連続してCPUの負荷を減らしてシフトを行う
ことができるが,データの端の部分のシフトに伴って発
生することのある無駄なデータについての言及はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7は,従来技術にお
ける二次元イメージデータとして意味のない部分(無効
データ)の例について説明する図である。図7(A)は
シフト前の二次元イメージデータを示し,図7(B)は
シフト後の二次元イメージデータを示す。
【0006】読み書きの単位であるバウンダリ境界から
始まるイメージデータをシフトして転送する場合,横1
ラインの右端のデータは,イメージデータとして意味の
ない部分を含んでいることがある。図7の二次元イメー
ジデータ70のうちの斜線部分はイメージデータとして
意味を持たない無効データを表している。
【0007】図7(A)に示すように,横1ライン当た
り4回で入力(読み込み)したイメージデータの読み込
み範囲を,図7(B)に示すようにシフト後に5回で出
力(書き込み)すると,最後の1回分の書き込みはまる
で無駄になってしまう。すなわち,シフトによって5回
目の書き込みデータには,イメージデータとして意味の
ある有効なデータがまったく含まれていないからであ
る。これは,読み込みを行う時にどこまでが意味のある
イメージデータであるかを見極めずに,バウンダリ単位
での大まかな大きさでイメージデータを捉えてしまうた
めである。
【0008】シフト後のイメージデータの開始位置とバ
ウンダリ境界が合致していない場合ならば,イメージデ
ータの大きさと,読み出し単位であるバウンダリ単位と
イメージデータとの相対位置によっては,1ラインに付
きN回で読み込んだものを,N回またはN−1回で書き
込みを行うことも可能である。しかし,従来技術におい
ては,通常N+1回の書き込みを行うため,この場合は
1ないし2回分の書き込み動作は無駄となることにな
る。
【0009】本発明は,このような転送処理の無駄を排
除することにより,その分高速に転送動作を完了させる
ことができるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図7で説明したような無
駄な書き込みを省くためには,シフト前の無効データと
バウンダリ境界との差と,シフト量から,シフト後の5
回目の書き込みが意味を持つかどうかを計算し,もし意
味を持たないもの(無効データ)であれば,4回目の転
送まで行うようにすればよい。すなわち,5回目の転送
を中止するようにすればよい。
【0011】図1は本発明の原理ブロック図である。図
1において,1はCPU,2はデータの読み出しまたは
書き込み対象となるメモリ,3はデータをシフトして転
送するときに用いるデータ転送回路,4はデータ受け取
り手段,5はシフト処理手段,6は有効/無効指示手
段,7はパラメータ保持手段,8は転送中止制御手段を
表す。
【0012】データ受け取り手段4は,メモリ2から読
み出されたイメージデータを一定の順序で受け取る手段
である。シフト処理手段5は,データ受け取り手段4に
より受け取ったイメージデータを,パラメータ保持手段
7に設定されたシフト量に基づいて右または左方向へシ
フトする手段である。
【0013】有効/無効指示手段6は,データ受け取り
手段4により受け取ったイメージデータの右端もしくは
左端データを右方向もしくは左方向へシフトすることで
生じるはみ出したデータまたは前記受け取ったイメージ
データの左端もしくは右端データを右方向もしくは左方
向へシフトした後の先頭データが有効であるか無効であ
るかをパラメータに従って判定し指示する手段である。
【0014】パラメータ保持手段7は,CPU1からの
設定によりシフト量,シフトするイメージデータの横の
大きさ,シフト後のイメージデータの有効/無効または
イメージデータの境界とバウンダリ単位との相対位置等
のデータを保持する手段である。
【0015】転送中止制御手段8は,有効/無効指示手
段6からの指示に従い,シフト後のデータが有効であれ
ば,イメージデータをCPU1へ転送し,指示が無効で
あれば,イメージデータの転送を中止する手段である。
【0016】シフト後の無駄な書き込み部分を排除する
ためには,イメージデータとしての意味の有無を確認す
る必要がある。そのために読み書きの単位の境界となる
バウンダリ境界とイメージデータの左右端とのずれのデ
ータをもとに,シフト後のデータの有効または無効を有
効/無効指示手段6により判定し,その判定結果を転送
中止制御手段8に与える。または,CPU1によりパラ
メータ保持手段7に設定されたシフト後のデータの有効
/無効情報をもとに,有効/無効指示手段6が転送中止
制御手段8に有効/無効の指示を出す。
【0017】データ受け取り手段4に受け取られたイメ
ージデータは,シフト処理手段5によりシフトされる。
シフト処理手段5はシフト結果を出力し続けるが,転送
中止制御手段8は1ラインの最後の出力時には有効/無
効指示手段7の指示により,有効なイメージデータであ
る場合のみCPU1等の外部へ出力を行い,無効の場合
には次のラインの最初のデータを出力する。シフト量や
イメージデータの大きさ,有効/無効の設定は最初に1
度行えばよく,シフトされたデータは連続して出力する
ことができる。
【0018】
【作用】本発明により,転送が無駄となる無効データの
転送を排除することができる。無駄な転送の排除には,
以下のような態様がある。
【0019】(1)イメージデータを右方向へシフトす
る場合に,イメージデータの右端データが右方向へシフ
トされることによって生じるはみ出したデータの有効/
無効を予めデータ転送回路に設定し,その設定に従って
シフト後のはみ出したデータが有効データであれば転送
し,無効データであれば転送を中止する。
【0020】(2)または(1)の場合において,有効
/無効の判定を直接設定する代わりに,バウンダリ境界
とイメージデータの右端データとのずれの量をデータ転
送回路に設定し,そのずれの量と設定されたシフト量か
らシフト後のイメージデータの有効/無効を判断し,シ
フト後のはみ出したデータが有効データであれば転送
し,無効データであれば転送を中止する。
【0021】(3)イメージデータを右方向へシフトす
る場合に,イメージデータの左端データが右方向へシフ
トされた後のイメージデータの有効/無効を予めデータ
転送回路に設定し,その設定に従ってシフト後の左端デ
ータが有効であれば転送し,無効データであれば転送を
中止する。
【0022】(4)または(3)の場合において,有効
/無効の判定を直接設定する代わりに,バウンダリ境界
とイメージデータの右端または左端データとのずれの量
のどちらか一方をデータ転送回路に設定し,そのずれの
量と設定されたシフト量からシフト後の先頭データの有
効/無効を判断し,シフト後の先頭データが有効データ
であれば転送し,無効データであれば転送を中止する。
【0023】(5)イメージデータを左方向へシフトす
る場合に,イメージデータの左端データが左方向へシフ
トされることによって生じるはみ出したデータの有効/
無効を予めデータ転送回路に設定し,その設定に従って
シフト後のはみ出したデータが有効データであれば転送
し,無効データであれば転送を中止する。
【0024】(6)または(5)の場合において,有効
/無効の判定を直接設定する代わりに,バウンダリ境界
とイメージデータの左端データとのずれの量をデータ転
送回路に設定し,そのずれの量と設定されたシフト量か
らシフト後のイメージデータの有効/無効を判断し,シ
フト後のはみ出したデータが有効データであれば転送
し,無効データであれば転送を中止する。
【0025】(7)イメージデータを左方向へシフトす
る場合に,イメージデータの右端データが左方向へシフ
トされた後のイメージデータの有効/無効を予めデータ
転送回路に設定し,その設定に従ってシフト後の右端デ
ータが有効であれば転送し,無効データであれば転送を
中止する。
【0026】(8)または(7)の場合において,有効
/無効の判定を直接設定する代わりに,バウンダリ境界
とイメージデータの左端または右端データとのずれの量
のどちらか一方をデータ転送回路に設定し,そのずれの
量と設定されたシフト量からシフト後の先頭データの有
効/無効を判断し,シフト後の先頭データが有効データ
であれば転送し,無効データであれば転送を中止する。
【0027】
【実施例】図1の原理ブロック図では,外部への出力と
してCPU1からデータ転送回路3に読み出しをかける
場合を示している。CPU1は事前の計算によって,ま
たはデータ転送回路3からの通知により,シフト後の1
ラインが何回の書き込みで行えばよいかを知り,データ
転送回路3から受け取ったイメージデータを順次,転送
先メモリのアドレスに書き込んでゆく。
【0028】以下に,メモリ上のイメージデータを二次
元のビットマップ表示領域に表示する際に,入力イメー
ジデータの左端がバウンダリ境界に合っているデータを
右方向へシフトして転送する場合を例に取り上げて,具
体的に説明する。データ転送回路3は,本実施例ではデ
ータ転送用の専用回路であるので,以下の説明では,デ
ータ転送回路を単に「専用回路」という。
【0029】図2は本発明の実施例における処理動作を
説明する図である。図2(A)はシフト前のイメージデ
ータ,図2(B)はシフト後のイメージデータを示し,
(a),(b), (c),(d),…,(z)は,それぞれ1回の
読み書きの単位を表す。
【0030】イメージデータの場合には,専用回路3
は,図2(A)に示すようなシフト前のデータを受け取
り,それについて所望するシフト量分のシフトを行い,
図2(B)に示すようなシフト後のデータを転送(出
力)する。
【0031】この時,入力するシフト前のデータは,左
側から4つのバウンダリにある領域が,(a) ,(b) ,
(c) ,(d) ,(f) ,(g) ,…,(x) ,(y) のような順で
入力され,(e) や(z) は入力されない。シフト後は
(a'),(b'),(c'),(d'),(f'),(g'),…,(x'),(y')
の順で出力される。
【0032】CPU1は,一番右となる5番目のバウン
ダリ単位((e')や(z')の領域)は意味を持ったデータを
含んでいないことを,4番目のバウンダリ単位((d) の
領域や(y) の領域)の中の無効データのビット単位での
幅と,右シフトする量から予め計算し,専用回路3にセ
ットするパラメータの有効/無効の設定を無効にしてお
く。この設定により,専用回路3は(e')や(z')の領域を
無効と判断して出力しない。
【0033】図3は,イメージデータのシフト後のデー
タがバウンダリ境界を越えて,一番右となる5番目のバ
ウンダリ単位にまでずれ込む場合の例を示している。こ
の時,図3(A)に示すように,入力するシフト前のデ
ータは,図2(A)と同様に,(a) ,(b) ,(c) ,(d)
,(f) ,(g) ,…,(x) ,(y) のような順で入力さ
れ,(e) や(z) は入力されない。シフト後は,図3
(B)に示すように,(a'),(b'),(c'),(d'),(e'),
(f'),(g'),・・・(x'),(y'),(z')の順で出力され
る。図2に示す場合と異なり,一番右のバウンダリ単位
((e')や(z')の領域)は意味を持ったデータを含んでい
ることが判定により分かるので,専用回路3にセットす
る有効/無効の設定は有効にしておく。そのため専用回
路3は(e')や(z')の領域のデータも出力する。
【0034】また,ここでいうバウンダリ単位とは,一
般的には8ビットのバイト単位であったり,16ビット
のワード単位であったり,32ビット単位のダブルワー
ドであったりすることが多いが,そのいずれでも本発明
を同様に適用することが可能である。
【0035】図4は本発明の実施例における専用回路の
例を示している。この専用回路は,イメージデータ転送
時の転送元となる文字生成用メモリ12とCPU11と
の間に接続されている。文字生成用メモリ12は,例え
ばアウトラインフォントにより展開された文字のイメー
ジデータが格納されるメモリである。このイメージデー
タの転送先はビットマップ表示領域であるが,図4では
省略している。
【0036】図4において,CPU11は図1に示すC
PU1に対応し,文字生成用メモリ12は図1に示すメ
モリ2に対応している。ラッチ13,ラッチ14,ラッ
チ15は,図1に示すパラメータ保持手段7に相当す
る。シフト回路16は,図1に示すシフト処理手段5に
相当する。ラッチ17およびアドレスカウンタ18は,
図1に示すデータ受け取り手段に相当する。カウンタ1
9,比較器20,カウンタ・ラッチのクリア信号生成回
路およびメモリリードマスク回路21,ORゲート2
7,NOT回路28,ANDゲート29は,図1に示す
有効/無効指示手段6および転送中止制御手段8に相当
する。アドレスデコード回路22は,CPU11からの
アドレスをデコードし,該当する部位を選択する選択信
号*CS1〜*CS4を出力する回路である。ORゲー
ト23〜25は,ラッチ13〜15へのセット信号を生
成する回路であり,ORゲート26は文字生成用メモリ
12に対するCPU11からの読み出し信号を生成する
回路である。
【0037】図5は,図4のCPU11が実行するイメ
ージデータを転送するための制御プログラムの例を示す
図,図6は,図4に示す専用回路の動作を示すタイムチ
ャートである。以下,これらの図に従って動作を説明す
る。
【0038】CPU11は,文字生成用メモリ12から
のメモリデータの読み込みに先立ち,ラッチ13〜15
に適当な値を設定する。例として,シフト数を設定する
ラッチ13には値「3」,横1ラインの転送ワード数を
設定するラッチ14には値「5」,シフト後最右データ
の有効/無効を設定するラッチ15には「有効」をそれ
ぞれ設定したとする。
【0039】ラッチ15が有効ということは,元々1ラ
インにつき5ワードの転送元データであるが,その最右
にある5ワード目の右から3ビットの内の少なくとも1
ビット以上は必要なデータであることを示している。本
発明ではこの点が重要な問題になっている。
【0040】次に,CPU11は文字生成用メモリ12
の内容を読み込むためにI/Oリードを行う。第1回目
の読み込みとしては,CPU11は,*CS1を指し示
すアドレスを出力し,I/Oリード信号(*IORC)
を出力する。文字生成用メモリ12に入力されるアドレ
スは,アドレスカウンタ18により自動的に作られる。
I/Oリード信号(*IORC)は,ORゲート26お
よびORゲート27を経て,文字生成用メモリ12にメ
モリリード信号(*MRDC)として入力され,文字生
成用メモリ12からデータDATA(DA15−DA
0)が読み出される。今はまだマスク回路21は働いて
いないので,このデータをシフト回路16が右に3ビッ
トシフトし,空いた左端の3ビットには,ラッチ17か
らのDATA(DB15−DB0)のうちDB2−DB
0が入る。つまり,CPU11へのDATA(D15−
D0)には,DB2−DB0,DA15−DA3が入る
ことになる。ここで,予めラッチ17にリセット信号3
1を与えておくので,DB2−DB0は0になってい
る。
【0041】第1回目の読み込み終了時には,*MRD
Cの立ち上がりでラッチ17にDATA(DA15−D
A0)が読み込まれ,DB15−DB0の値が変化す
る。また,アドレスカウンタ18も*MRDCの立ち上
がりによってカウントアップし,次回の読み出しに備え
て文字生成用メモリ12のアドレスを進める。さらに,
カウンタ19もカウントアップし,今回の横ラインで何
ワードの読み込みを行ったかを記憶する。このようにし
て第1回目の読み込みが終了する。
【0042】その後,CPU11はそのデータをビデオ
RAM等の他のメモリに書き出すはずであるが,説明す
るまでもないことであるので,この図4ないし図6に示
す実施例ではその部分の図示を省略している。
【0043】次に,第2回目の読み出しも同様に行わ
れ,CPU11のI/Oリードに対して,専用回路は,
第1回目のリード時にデータをシフトさせたことによっ
て読み込まれなかったラッチ17に保存されている3ビ
ットのDB2−DB0と,新たに文字生成用メモリ12
から読み出されたDA15−DA0のうちDA15−D
A3とをシフト回路16の出力として,DATA(D1
5−D0)に出力する。これにより,CPU11は前回
のリード時のDATA(DB2−DB0)と今回リード
したDATA(DA15−DA3)をDATA(D15
−D0)として読み込む。CPU11から見ると,あた
かも文字生成用メモリ12が自ら3ビットずらしたデー
タを出力しているかのように見える。
【0044】同様に第3回目から第5回目の読み込みが
行われる。第5回目の読み込み終了時には,カウンタ1
9の出力値はラッチ14の出力値と等しくなり,比較器
20の出力は変化する。その出力がカウンタ・ラッチの
クリア信号生成回路およびメモリリードマスク回路21
(以降,回路21と略す)に入る。ラッチ15の出力は
有効になっているので,今まで0が立っていたマスク信
号32は1になって*MRDCおよびDATA(DA1
5−DA0)をマスクする。ラッチ15のデータが有効
になっているので,この横1ラインにつき第6回目の読
み込みを行う。
【0045】第6回目の読み込み時には,CPU11が
*IORCを出しても,ORゲート27によりマスクさ
れてしまうので,文字生成用メモリ12には*MRDC
は入力されない。よってアドレスカウンタ18も動か
ず,ラッチ17によるDATAのラッチも行われない。
シフト回路16に入るデータは,第5回目のデータがラ
ッチされているDB15−DB0だけで,DA15−D
A0はマスク信号32によりANDゲート29でマスク
されているので,オール0になっている。これを3ビッ
トシフトするので,結局CPU11の受け取るDATA
(D15−D0)は,(DB2−DB0)+0*13
(すなわち,DB2−DB0と13ビットの“0”)と
なる。そして第6回目の読み込み終了時に,回路21か
らリセット信号31が出力され,カウンタ19およびラ
ッチ17はリセットされて,次のラインに備えることが
できる。
【0046】このように,CPU11から見ると,あた
かも文字生成用メモリ12が横1ラインについて6ワー
ドのデータを出力するように見える。文字生成用メモリ
12にしてみれば,ただ横1ラインで5回の読み出しを
かけられただけである。
【0047】一方,横1ラインについての転送元データ
5ワードのうち,最右にある5ワード目のデータの右か
ら3ビットが全て不要なデータであれば,ラッチ5には
予め「無効」をセットする。この場合,マスク信号32
は出ず,CPU11側からみた横1ラインの読み込み回
数は5回になる。
【0048】このラッチ15の有効/無効の設定は,予
めCPU11のプログラムにより転送元のデータの大き
さとシフト数から計算しなければならない。以上のよう
な転送を行うCPU11で実行する制御プログラムは,
例えば図5に示すようになっている。
【0049】図5の処理S1では,*CS2のアドレス
を指定して,ラッチ13にシフト数「3」を設定するO
UT命令を発行する。処理S2では,*CS3のアドレ
スを指定して,ラッチ14に横1ラインの転送ワード数
「5」を設定するOUT命令を発行する。次の処理S3
では,*CS4のアドレスを指定して,ラッチ15に
「シフト後最右データを有効とする」を設定するOUT
命令を発行する。
【0050】処理S4では,*CS1のアドレス(転送
元である文字生成用メモリ12のアドレス)をレジスタ
DXに設定し,転送先メモリ(図4では省略)のアドレ
スの初期値をレジスタBXに設定する。
【0051】処理S5では,IN命令により第1回目の
読み込みを行い,レジスタBXが示す転送先メモリのア
ドレスへ読み込んだデータを書き出し,レジスタBXの
転送先アドレスをカウントアップする。
【0052】処理S6では,IN命令により第2回目の
読み込みを行い,レジスタBXが示す転送先メモリのア
ドレスへ読み込んだデータを書き出し,レジスタBXの
転送先アドレスをカウントアップする。
【0053】以下,同様に処理S7では,第3回目の読
み込み,メモリへの第3回目の書き出し,転送先アドレ
スのカウントアップを行い,処理S8では,第4回目の
読み込み,メモリへの第4回目の書き出し,転送先アド
レスのカウントアップを行い,処理S9では,第5回目
の読み込み,メモリへの第5回目の書き出し,転送先ア
ドレスのカウントアップを行う。
【0054】処理S10では,第6回目の読み込み,メ
モリへの第6回目の書き出しを行い,転送先アドレスを
次ラインの先頭にする。その後,処理S11では,IN
命令により次ラインの第1回目の読み込み,次ラインメ
モリへの第1回目の書き出し,転送先アドレスのカウン
トアップを行う。以下,次ラインの第2回目以降も同様
に処理を繰り返し,転送対象イメージデータの全データ
について転送が終了したならば処理を終える。
【0055】図5に示す制御プログラムを実行したとき
の,図4に示す回路の動作信号は図6に示すようにな
る。図6におけるCPUのDATA(D15−D0)に
おいて,0*3は“0”が3ビット,0*13は“0”
が13ビット続くことを表す。DAは,第1回目の文
字生成用メモリ12からの読み出しデータのうちのDA
15−DA3までを表す。DAは,第2回目の読み出
しデータのうちのDA15−DA3までを表す。3回目
以降も同様である。また,DBは,第1回目の文字生
成用メモリからの読み出しデータを保持しているラッチ
17の出力データのうちのDB2−DB0までを表す。
DBは,第2回目のラッチ17の出力データのうちの
DB2−DB0までを表す。3回目以降も同様である。
【0056】図4に示すラッチ15には,予めCPU1
1のプログラムにより転送元のデータの大きさとシフト
数から計算した結果に基づいて,CPU11がシフト後
最右データの有効/無効を設定したが,CPU11が有
効/無効を直接設定する代わりに,転送元データのバウ
ンダリ境界とイメージデータの右端/左端とのずれの量
を専用回路のラッチにパラメータとして設定し,専用回
路がそのパラメータとシフト量とから,シフト後の最右
データに有効データが含まれるか否かを判定するように
してもよい。
【0057】以上の実施例では,イメージデータを指定
量だけ右シフトして転送する例を説明したが,左シフト
の場合にも同様に本発明を実施することができる。さら
に上記実施例では,横1ラインのデータ転送における最
右データの有効/無効を判断して,それが無効データで
あれば途中で転送データを消滅させるようにしている
が,転送元データの開始位置がバウンダリ境界にない場
合で,シフト後の最初の転送データが無効データのみに
なってしまうような場合に,同様に予めその開始データ
の有効/無効をパラメータとして専用回路に設定し,シ
フト後の最初のデータが有効データを含む場合に出力
し,無効データであれば転送しないような回路を設ける
ことも,図4の回路構成から容易に類推可能である。
【0058】本発明は,もちろん文字生成用メモリ12
からビデオRAMなどのビットマップ表示領域へのイメ
ージデータ転送に限らず,データをシフトして転送する
必要がある一般のデータ転送に対して同様に適用できる
ことは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】従来のイメージデータの転送制御方法で
は,意味のないイメージデータの転送を行うことによ
り,不要に時間を浪費していた。
【0060】本発明によれば,シフト後のイメージデー
タ等の有効/無効を判定する手段等を設けることにより
無駄な転送を排除し,より高速にシフトを伴うイメージ
データ等の転送を完了させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】実施例における処理動作を説明する図である。
【図3】実施例における処理動作を説明する図である。
【図4】実施例における専用回路の構成を示す図であ
る。
【図5】実施例における制御プログラムの流れを示す図
である。
【図6】図4に示す回路の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図7】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 データ転送回路(専用回路) 4 データ受け取り手段 5 シフト処理手段 6 有効/無効指示手段 7 パラメータ保持手段 8 転送中止制御手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長のデータを指定された量だけシフ
    トして転送するデータ転送回路を用いるデータ転送制御
    方法において,転送するデータ列の前記所定長単位で区
    切られた範囲のデータをシフトすることによって前記範
    囲外となるデータの有効/無効を予め前記データ転送回
    路に設定し,前記設定に従って前記データ転送回路は前
    記範囲外となるデータが有効である場合のみ該範囲外デ
    ータを出力することを特徴とするデータ転送制御方法。
  2. 【請求項2】 前記シフト対象範囲のデータは前記転送
    データ列の左端データであり,該左端データを左シフト
    することによって前記範囲外となるデータの有効/無効
    を予め前記データ転送回路に設定し,前記設定に従って
    前記データ転送回路は前記範囲外となるデータが有効で
    ある場合のみ該範囲外データを出力することを特徴とす
    る請求項1記載のデータ転送制御方法。
  3. 【請求項3】 前記シフト対象範囲のデータは前記転送
    データ列の右端データであり,該右端データを右シフト
    することによって前記範囲外となるデータの有効/無効
    を予め前記データ転送回路に設定し,前記設定に従って
    前記データ転送回路は前記範囲外となるデータが有効で
    ある場合のみ該範囲外データを出力することを特徴とす
    る請求項1記載のデータ転送制御方法。
  4. 【請求項4】 所定長のデータを指定された量だけシフ
    トして転送するデータ転送回路を用いるデータ転送制御
    方法において,転送するデータ列の前記所定長単位で区
    切られた範囲のデータをシフトすることによって前記範
    囲内となるデータの有効/無効を予め前記データ転送回
    路に設定し,前記設定に従って前記データ転送回路は前
    記範囲内のデータが有効である場合のみ該範囲内データ
    を出力することを特徴とするデータ転送制御方法。
  5. 【請求項5】 前記シフト対象範囲のデータは前記転送
    データ列の左端データであり,該左端データを右シフト
    することによって前記範囲内となるデータの有効/無効
    を予め前記データ転送回路に設定し,前記設定に従って
    前記データ転送回路は前記範囲内のデータが有効である
    場合のみ該範囲内データを出力することを特徴とする請
    求項4記載のデータ転送制御方法。
  6. 【請求項6】 前記シフト対象範囲のデータは前記転送
    データ列の右端データであり,該右端データを左シフト
    することによって前記範囲内となるデータの有効/無効
    を予め前記データ転送回路に設定し,前記設定に従って
    前記データ転送回路は前記範囲内のデータが有効である
    場合のみ該範囲内データを出力することを特徴とする請
    求項4記載のデータ転送制御方法。
  7. 【請求項7】 所定長のデータを指定された量だけシフ
    トして転送するデータ転送回路を用いるデータ転送制御
    方法において,転送元データのバウンダリ境界と該バウ
    ンダリ境界からの有効データ量に関する情報を前記デー
    タ転送回路に設定し,前記設定に従って前記データ転送
    回路はシフトにより前記バウンダリ境界からはみ出るデ
    ータの有効/無効を判定し,その判定結果に従って,シ
    フト後の前記はみ出したデータが有効データである場合
    のみ該はみ出したデータを出力することを特徴とするデ
    ータ転送制御方法。
  8. 【請求項8】 CPUとメモリとの間に接続され,所定
    長のデータを指定された量だけシフトして転送するデー
    タ転送回路において,前記メモリから所定の単位で読み
    出されたデータを受け取るデータ受け取り手段と,前記
    CPUから設定されたシフト量,転送対象データ列の横
    方向の大きさ,およびシフト後のデータの有効/無効ま
    たはその判断情報を含むパラメータを保持するパラメー
    タ保持手段と,前記データ受け取り手段の受け取ったデ
    ータを,前記パラメータとして設定されたシフト量だけ
    右または左方向にシフトするシフト処理手段と,前記受
    け取ったデータの右方向もしくは左方向へシフトするこ
    とで生じるはみ出したデータおよび/または前記所定長
    内となるデータが有効であるか無効であるかを前記パラ
    メータに従って判定する有効/無効指示手段と,前記有
    効/無効指示手段からの指示によりシフト後のデータが
    無効である場合に該データの転送を中止する転送中止制
    御手段とを有すること特徴とするデータ転送回路。
  9. 【請求項9】 前記判断情報は,転送元データのバウン
    ダリ境界と該バウンダリ境界からの有効データ量に関す
    る情報であることを特徴とする請求項8記載のデータ転
    送回路。
JP6168157A 1994-07-20 1994-07-20 データ転送制御方法およびデータ転送回路 Withdrawn JPH0830506A (ja)

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