JPH08306164A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH08306164A
JPH08306164A JP10741495A JP10741495A JPH08306164A JP H08306164 A JPH08306164 A JP H08306164A JP 10741495 A JP10741495 A JP 10741495A JP 10741495 A JP10741495 A JP 10741495A JP H08306164 A JPH08306164 A JP H08306164A
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JP
Japan
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prism
light
tape cassette
hole
case body
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JP10741495A
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Hiroshi Meguro
浩 目黒
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に模倣されることがなく、確実な識別機
能を発揮する識別機能を有し、しかも、組立て容易なテ
ープカセットの提供を目的とする。 【構成】 記録及び/又は再生装置に設けられた発光部
52及び受光部53と対向するケース本体5の位置に、
発光部52からの光を受光部53へ導くプリズム41が
設けられ、上記プリズム41が上下ハーフ3,4の側面
部5a,5bにそれぞれ形成された傾斜面26a,27
aに挟持され、位置決め固定されている。そして、上記
発光部52及び受光部53に対応してケース本体5に入
射孔23及び出射孔24が設けられ、これら入射孔23
及び出射孔24に臨んでプリズム41が配されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープを収納ケー
ス本体内に収納するテープカセットに関し、特に、ケー
ス本体内にプリズムが配されたテープカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、データ信号や映像信号等の情報信
号を記録する記録媒体を収納した記録媒体収納装置とし
て、テープレコーダ、ビデオテープレコーダ等の記録及
び/又は再生装置に装填されて用いられるテープカセッ
トが広く知られている。
【0003】このテープカセットは、例えばテープ幅を
8mmとなす磁気テープを収納してなり、合成樹脂材料
からなる一対の上下ハーフを固定ネジを介して突き合わ
せて結合したケース本体を備えている。このケース本体
内には、一対のテープリールが回転自在に取り付けら
れ、これらの一対のテープリール間に情報信号が記録さ
れる磁気テープが巻回されている。
【0004】また、上記テープカセットの前面側には、
上記テープカセットの蓋体であるリッド部材が設けられ
ている。このリッド部材は、テープカセットの左右両側
面部に支持部材を介して開閉自在に構成されてなり、記
録及び/又は再生装置に装填された場合に上記磁気テー
プの一部を外方に臨ませるものである。
【0005】また、上記リッド部材と反対側のコーナー
部には、ネジ孔とともに、磁気テープの長さを検出する
ためのテープ長検出孔や、磁気テープの種別やテープ仕
様を識別するための種々の識別孔が設けられている。
【0006】上記識別孔は、例えば、下ハーフの底面部
に形成され、その開閉の有無が記録及び/又は再生装置
に設けた機械的な検出機構によって識別される。
【0007】また、ケース本体の一側部には、磁気テー
プにあらかじめ記録された記録情報が消去されることを
禁止する誤記録防止機構が設けられている。この誤記録
防止機構は、ケース本体の一側部に設けられる誤記録防
止孔と、この誤記録防止孔を開閉する誤記録防止部材と
から構成されている。そして、この誤記録防止孔の開閉
の有無を記録及び/又は再生装置に設けた検出機構によ
って識別する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のテ
ープカセットにおいては、磁気テープの種類、長さ、記
憶容量等の仕様を識別するテープカセット側の識別機構
が、いずれも識別孔を設けることにより行われていた。
したがって、ケース本体の外形形状や形態を略同じくし
ながら磁気テープの仕様を異にするものが開発されたよ
うな場合でも、これら仕様の異なるテープカセットの識
別を容易に行うことはできる。
【0009】しかしながら、上記のような識別孔のみに
よる識別では、第三者やユーザー自身が故意にケース本
体5に孔を設けることが可能で、このような事態が行わ
れたような場合には、簡単に模倣されて誤動作が発生す
るという問題を有していた。
【0010】すなわち、テープカセットは、磁気テープ
の種類、長さ、記憶容量等、種々の仕様を識別する機構
が必要であるが、量産性等を考慮すると、他方でそのよ
うな機構を備えた上記ケース本体が容易に組み立てられ
るものでなければならない。したがって、上記従来のテ
ープカセットの識別構造を採用していたわけであるが、
このような構造では、ケース本体に容易に形成すること
はできるが、模倣され易く、そのため、重要なデータ等
が誤動作によって消去される等の大きな問題となってい
た。
【0011】そこで、本発明は、簡単に模倣されること
がなく、確実に識別機能を発揮する識別機構を有し、し
かも、ケース本体の組み立てが容易なテープカセットを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテープカセ
ットは、上述の目的を達成するため、一対の上下ハーフ
を組合わせて構成されるケース本体にリールに巻き回さ
れた磁気テープが収納されるとともに、記録及び/又は
再生装置に設けられた発光部及び受光部と対向する位置
に、発光部からの光を受光部へ導くプリズムが設けられ
てなり、上記プリズムが、上下ハーフの側面部にそれぞ
れ形成された傾斜面に挟持され、位置決め固定されてい
ることを特徴とする。
【0013】また、前記発光部及び受光部に対応してケ
ース本体に入射孔及び出射孔が設けられ、これら入射孔
及び出射孔に臨んでプリズムが配されていることを特徴
とする。
【0014】また、前記ケース本体の入射孔及び出射孔
近傍部分の表面が粗面とされていることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、記録及び/又は再生装置に設
けられた発光部及び受光部と対向する位置に発光部から
の光を受光部へ導くプリズムが設けられていることか
ら、記録及び/又は再生装置に設けられた光検出手段か
らの光を検出することによって、磁気テープに関する仕
様が正確に識別される。
【0016】また、上記プリズムが上下ハーフの側面部
にそれぞれ形成された傾斜面に挟持され、位置決め固定
されている構成により、プリズムを介した識別機能を備
えたケース本体の組立が容易に行われる。
【0017】また、前記発光部及び受光部に対応してケ
ース本体に入射孔及び出射孔が設けられ、これら入射孔
及び出射孔に臨んでプリズムが配されている構成によ
り、記録及び/又は再生装置にテープカセットを装填す
る際に、光検出手段からの光を検出することによって、
磁気テープに関する仕様が正確に識別される。
【0018】さらに、本発明において、ケース本体の入
射孔及び出射孔近傍部分の表面が粗面とされている構成
により、記録及び/又は再生装置の光検出手段からの光
が反射して誤動作が生じるようなことがない。
【0019】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例について具体
的に説明する。
【0020】本実施例のテープカセット1は、図1乃至
図4に示すように、テープ幅を8mmとなす磁気テープ
2を収納したテープカセット1で、合成樹脂材料からな
る一対の上下ハーフ3,4を固定ネジ9を介して突き合
わせて結合したケース本体5を備えている。このケース
本体5内には、一対のテープリール6,7が回転自在に
取り付けられ、これらの一対のテープリール6,7間に
情報信号が記録される磁気テープ2が巻回されている。
【0021】また、上記テープカセット1の前面側に
は、上記テープカセット1の蓋体であるリッド部材8が
設けられている。このリッド部材8は、テープカセット
1の左右両側面部5a,5bに支持部材8A,8Bを介
して開閉自在に構成されてなり、記録及び/又は再生装
置に装填された場合に上記磁気テープ2の一部を外方に
臨ませるものである。
【0022】また、上記リッド部材8と反対側のコーナ
ー部には、ネジ孔19とともに、磁気テープ2の長さを
検出するためのテープ長検出孔や、磁気テープの種別を
識別するためのテープ仕様を識別する種々の識別孔10
が設けられている。
【0023】上記識別孔10は、下ハーフ4の底面部に
立ち上り形成されておりテープリール6,7のフランジ
部の外周部を保持するテープリールガイド壁16と、ケ
ース本体5の外周壁を構成される立ち上り周壁とで構成
する略三角形状の角隅空間部12に対応する位置に形成
されている。そして、これら識別孔10は、その開閉の
有無が記録及び/又は再生装置に設けた機械的な検出機
構によって識別される。
【0024】また、ケース本体5の一側部に磁気テープ
2にあらかじめ記録された記録情報が消去されることを
禁止する誤記録防止機構が設けられている。この誤記録
防止機構は、ケース本体5の一側部に設けられる誤記録
防止孔13と、この誤記録防止孔13を開閉する誤記録
防止部材14とから構成されている。そして、この誤記
録防止孔13の開閉の有無を記録及び/又は再生装置に
設けた検出機構によって識別する。
【0025】そして、本実施例のテープカセット1は、
図6及び図8に示すように、上記ケース本体5の左右の
両側面部5a,5bに、各々チャンジャーグリップ2
1,21が形成されている。このチャンジャーグリップ
21は、例えば、多数個のテープカセット1をラック装
置等に収納し、その中から必要なテープカセット1を引
き出すときに使用するものである。
【0026】このチャンジャーグリップ21は、上記ケ
ース本体5の両側面部5a,5bの後部側において上記
上下ハーフ3,4の角縁部15a,15bを残して横断
面略V字状となるように切り欠いて形成されている。
【0027】また、上記ケース本体5の左右の両側面部
5a,5bには、上記チャンジャーグリップ21と連続
して粗面部22が形成されている。この粗面部22は、
「ローレット」と呼ばれるもので、テープカセット1を
記録及び/又は再生装置から引き出す際に、指に引っか
かり易くする役目を有する。
【0028】そして、上記粗面部22が形成された下ハ
ーフ4側に、図9に示すように、矩形状の入射孔23と
出射孔24が形成されている。すなわち、本実施例にお
いて、上記入射孔23と出射孔24は、下ハーフ4の立
ち上り周壁4aに形成されている。これらの入射孔23
と出射孔24とは、ケース本体5の左右の両側面部5
a,5bにおいて各々上下方向の直線状に位置するよう
に形成されている。
【0029】また、上記入射孔23と出射孔24とは、
上記下ハーフ4の立ち上り周壁4aの外周表面から一定
の間隔hをおいて形成されて、この立ち上り周壁4aの
外周表面とは面一にはならないように形成されている。
したがって、上記両孔23,24は、この間隔hによ
り、不測の外力が生じても損傷することがないようにな
されている。
【0030】そして、上記下ハーフ4の立ち上がり周壁
4aには、上記入射孔23と出射孔24と連続して、プ
リズム41が収納されるプリズム収納部20が形成され
ている。すなわち、このプリズム収納部20は、上記ケ
ース本体5の左右の両側面部5a,5bに形成された入
射孔23及び出射孔24に、プリズム41が臨むように
形成されている。
【0031】そして特に、このプリズム収納部20は、
上記下ハーフ4の立ち上がり周壁4aに形成される入射
孔23と出射孔24と連続しているために、このプリズ
ム収納部20に収納されたプリズム41は、上記下ハー
フ4の立ち上がり周壁4a側に押されるようにして収納
されている。
【0032】すなわち、まず、このプリズム収納部20
に収納されるプリズム41から説明すると、このプリズ
ム41は、磁気テープ2の長さや種類等の磁気テープ2
の仕様を識別するもので、図5に示すように、入射面に
対して45°傾斜する斜面部41a,41bを有し、横
断面が略々台形形状を呈してなる。
【0033】このプリズム41は、記録及び/又は再生
装置の光検出手段51を介して行われる。例えば、上記
仕様の異なる従来のフォーマットのテープカセットであ
るか、或いは、新開発に係る新しいフォーマットのテー
プカセット1であるかを検出することにより、磁気テー
プ2の仕様を識別することができる。
【0034】すなわち、図5に示すように、上記プリズ
ム41は、記録及び/又は再生装置の光検出手段51の
発光部52からの光Pを上記両斜面部41a,41bで
各々直角に反射させ得ることができ、180°方向転換
して受光部53へ導くことができるものである。この記
録及び/又は再生装置に設けられた光検出手段21から
の光を検出することによって、磁気テープ2に関する仕
様を検出することができる。このような識別は、従来の
ように識別孔により識別を行うものではないため、簡単
にユーザー等に模倣されたり、誤動作が生じるようなこ
とがないものである。
【0035】また、上記プリズム41は、ケース本体5
の左右の両側面部5a,5bに各々設けることによっ
て、記録及び/又は再生装置に装填される際に、磁気テ
ープ2に関する情報の識別が行われ、記録及び/又は再
生装置のテープローディング等の駆動が行われる前に磁
気テープに関する情報の識別が行われる。
【0036】このように、本実施例に係るテープカセッ
ト1は、磁気テープ2の仕様の識別が正確に行われると
しても、上記ケース本体5に容易に組み立てられるもの
でなければならない。したがって、上記プリズム収納部
20は、次のように構成されている。
【0037】このプリズム収納部20は、図9及び図1
0に示すように、上記プリズム41を確実に収納固定す
るためのもので、上記テープリールガイド壁16の一方
端部の近傍に形成されてなる。
【0038】すなわち、上記下ハーフ4の立ち上り周壁
4aの入射孔23と出射孔24の内側において、載置部
26が形成されてなる。この載置部26は、上記プリズ
ム41の一方の斜面部41aに対応した傾斜面26aが
形成されている。
【0039】また、図7及び図12に示すように、コー
ナー部に形成されるテープリールガイド壁16の一方先
端部の近傍に規制突起部18が形成されている。この規
制突起部18は、上記プリズム41の横方向の移動を規
制するためのもので、下ハーフ4の立ち上がり周壁4a
の内側から突出して形成されている。
【0040】さらに、この磁気テープ識別孔10の近傍
には、固定ネジ9を螺合するネジ孔19が形成されてい
る。ここで、上記載置部26と係止部27に対応する位
置である必要がある。また、図13に示すように、強固
な取り付け状態を得るために、ネジ孔19の近傍に形成
することが好ましい。
【0041】他方、上ハーフ3の立ち上り周壁3aに
は、図12乃至図14に示すように、係止部27が形成
されてなる。この係止部27は、上記プリズム41の他
方の斜面部41bに対応して傾斜面27aが形成されて
いる。
【0042】本実施例では、プリズム41は、上記プリ
ズム収納部20内において、上記入射孔23と出射孔2
4に臨んで収納されている。
【0043】ここで、上記プリズム収納部20の傾斜面
26aと傾斜面27aとは、図5に示すように、上記入
射面に対して45°傾斜する斜面部41a,41bに対
応して、略々45°の傾斜角θをもって形成されるが、
プリズム41の収納を円滑なものとし、プリズム41を
確実に立ち上がり周壁3a,4aに押しつけ、安定な固
定状態とするために、上記45°よりも若干角度を小さ
めに設定することが好ましい。ただし、前記傾斜角θ
は、上記45°よりも小さいといっても、その差は、1
〜2°程度であり、多くとも2〜3°程度である。
【0044】なお、上記傾斜面26a,傾斜面27aを
45°よりも小さくした場合、これら傾斜面26a,傾
斜面27aとプリズム41との間に若干の隙間が形成さ
れることから、光の反射が確実に行われるようにするた
めに、例えば、上記プリズム41の斜面部41a,41
bに塗料等を塗布するようにしても良い。
【0045】このとき、プリズム41は、上記プリズム
収納部20の傾斜面26aと傾斜面27aに挟持され、
位置決め固定されるので、一対の上下ハーフ3,4を組
み合わせることにより、上記プリズム収納部20への確
実な収納が容易に行える。
【0046】以下、この組立について説明すると、上記
プリズム41が収納されたケース本体5を構成するため
には、まず、図14乃至図17に示すように、上記下ハ
ーフ4の載置部26にプリズム41を載置する。
【0047】このとき、上記プリズム41の一方の斜面
部41aを上記傾斜面26aに対応させて載置部26に
載置するとともに、上記側面側を規制突起部18に押し
当ててプリズム41の横方向の移動を規制する。
【0048】そして、上記上ハーフ3を下ハーフ4に組
み合わせる。すると、図5に示すように、上記上ハーフ
3の係止部27がプリズム41の他方の斜面部41bを
係止し、かかる状態でプリズム41が収納されたテープ
カセット1が組み立てられる。 ここで、上記プリズム
収納部20の載置部26の傾斜面26aと上記係止部2
7の傾斜面27aとは、プリズム41の二つの45°の
斜面部41a,41bに当接し、これを位置決めする。
同時に、プリズム41を外方に押し出し、立ち上がり周
壁4aに対して入射面を押しつけるかたちになる。
【0049】したがって、上記プリズム41は、プリズ
ム収納部20において確実に固定されることとなる。ま
た、このようにプリズム41を一対の上下ハーフ3,4
に保持されるようにすることにより、接着剤等を使用す
る必要もないので、簡易な構造で安価に設けることがで
きる。なお、実施に応じて、上記組み立てに際してさら
に接着剤や溶着等によって固定しても良いことは勿論で
ある。
【0050】他方、記録及び/又は再生装置には、図5
に示すように、光検出手段51が配置されてなる。この
光検出手段51は、発光部である発光ダイオード(Ligh
t-Emitting Diode)52と受光部であるフォトトラジス
タ(Phototransistor)53とが一対に構成されてい
る。
【0051】詳述するまでもなく、発光ダイオード52
は、この発光ダイオード52から発光された光Pを上記
ケース本体5のプリズム41に入射させるものであり、
一方、上記フォトトランジスタ53は、プリズム41か
ら反射されて来た光Pを受光するものである。
【0052】したがって、上記構成の光検出手段51
は、記録及び/又は再生装置にテープカセット1が装填
された場合に、このケース本体5のプリズム収納部20
に収納されたプリズム41に対する光の入射・出射によ
り、上記磁気テープ2に関する情報を識別することがで
きる。
【0053】本実施例のテープカセット1は、上記のよ
うに構成されているため、上記磁気テープ2に関する情
報を識別することができる。例えば、従来のフォーマッ
トのテープカセットか新しいフォーマットかのテープカ
セット1の識別を行う場合には、次のようにして行われ
る。
【0054】まず、上記構成のテープカセット1を記録
及び/又は再生装置に装填させると、図5に示すよう
に、記録及び/又は再生装置に配される発光ダイオード
52から発光された光Pが上記ケース本体5のプリズム
41に入射孔23を介して入射する。
【0055】そして、この入射した光Pは、プリズム4
1の一方の斜面部41aで90°に反射するとともに、
更に、他方の斜面部41bで90°に反射して上記光射
出孔14を介して、上記光検出手段51のフォトトラン
ジスタ53で受光される。
【0056】この結果、このような光検出が行えない場
合は従来のフォーマットであり、このような光検出が行
える場合には、新しいフォーマットであると識別するこ
とができる。具体的には、上記フォトトランジスタ53
で受光した後において、電流・電圧変換により、一定の
電圧をチェックして、磁気テープに関する情報を識別で
きる電圧の値として設定しておくことにより行われる。
【0057】このように、発光部52及び受光部53に
対応してケース本体5に入射孔23及び出射孔24が設
けられ、これら入射孔23及び出射孔24に臨んでプリ
ズム41が配されている構成により、記録及び/又は再
生装置にテープカセット1を装填する際に、上記光検出
手段51からの光を検出することによって、磁気テープ
2に関する仕様を正確に検出する。
【0058】ここで、本実施例では、上記入射孔23と
出射孔24は粗面部22の位置に形成されているため、
上記プリズム41に入射する光Pと出射する光Pが反射
しないようにすることができる。したがって、誤動作を
生じさせることがない正確な識別が行われる。ただし、
粗面部22が形成されていないテープカセット1におい
ても、入射孔23と出射孔24の近傍に、シボ又はブラ
スト等の表面処理を施して粗面部22を形成することに
より、上記と同じ反射防止効果が得られることとなる。
【0059】上記動作が終了して、記録及び/又は再生
装置からテープカセット1を引き出す場合には、装置の
係止部材(図示せず。)がテープカセット1のチャンジ
ャーグリップ21に係止されることとなって、記録及び
/又は再生装置から引き出される。かかるテープカセッ
ト1の引き出しが行われた後は、手指を上記粗面部22
に当てて取り出す。
【0060】このように、本実施例においては、記録及
び/又は再生装置に設けられた発光部52及び受光部5
3と対向する位置に発光部51からの光を受光部53へ
導くプリズム41が設けられていることから、記録及び
/又は再生装置に設けられた光検出手段51からの光を
検出することによって、ケース本体5にプリズム41を
設け、光検出手段21からの光を検出するものであるか
ら、従来のような識別孔を設けて検出する場合のよう
に、ユーザー等に容易に模倣されるようなことがない。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るテープカセットは、記録及び/又は再生装置に設
けられた発光部及び受光部と対向する位置に発光部から
の光を受光部へ導くプリズムが設けられていることか
ら、記録及び/又は再生装置に設けられた光検出手段か
らの光を検出することによって、磁気テープに関する仕
様が正確に識別される。
【0062】また、上記プリズムが上下ハーフの側面部
にそれぞれ形成された傾斜面に挟持され、位置決め固定
されている構成により、プリズムを介した識別機能を備
えたケース本体の組立が容易に行われる。
【0063】また、前記発光部及び受光部に対応してケ
ース本体に入射孔及び出射孔が設けられ、これら入射孔
及び出射孔に臨んでプリズムが配されている構成によ
り、記録及び/又は再生装置にテープカセットを装填す
る際に、光検出手段からの光を検出することによって、
磁気テープに関する仕様が正確に識別される。
【0064】さらに、本発明において、ケース本体の入
射孔及び出射孔近傍部分の表面が粗面とされている構成
により、記録及び/又は再生装置の光検出手段からの光
が反射して誤動作が生じるようなことがない。
【0065】したがって、簡単に模倣されて誤動作が発
生することがない正確な識別が行え、しかも、その識別
機能を有するケース本体の組み立てが容易なテープカセ
ットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテープカセットの斜視図であ
る。
【図2】上記テープカセットにおいて、前面部に回動自
在に組み付けられた蓋部材を回動操作した状態を示す斜
視図である。
【図3】上記テープカセットの底面側からの斜視図であ
る。
【図4】上記テープカセットを分解して示す斜視図であ
る。
【図5】発光部からの光が受光部へ導かれる状態を模式
的に示す断面図である。
【図6】上記テープカセットに係る下ハーフのコーナー
部を示す拡大側面図である。
【図7】上記テープカセットに係る下ハーフのコーナー
部を示す拡大平面図である。
【図8】上記テープカセットに係る下ハーフのコーナー
部を示す拡大側面図である。
【図9】上記図7のC−C線断面図である。
【図10】上記図3のD−D線断面図である。
【図11】上記テープカセットに係る上ハーフのコーナ
ー部を示す拡大側面図である。
【図12】上記テープカセットに係る上ハーフのコーナ
ー部を示す拡大平面図である。
【図13】上記図12のB−B線断面図である。
【図14】上記テープカセットの下ハーフにプリズムを
配置した状態の拡大平面図である。
【図15】上記テープカセットの下ハーフにプリズムを
配置した状態の拡大側面図である。
【図16】上記図10のE−E線断面図である。
【図17】上記図10のF−F線断面図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 2 磁気テープ 3 上ハーフ 3a 上ハーフの立ち上がり周壁 4 下ハーフ 4a 上ハーフの立ち上がり周壁 5 ケース本体 5a,5b テープカセットの左右の両側面部 12 コ−ナー部の角隅空間部 18 規制突起部 20 プリズム収納部 21 チャンジャーグリップ 22 粗面(粗面部) 23 入射孔 24 出射孔 26 載置部 27 係止部 41 プリズム 41a,41b プリズムの斜面部 51 光検出手段 52 発光部(発光ダイオード) 53 受光部(フォトトランジスタ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の上下ハーフを組合わせて構成され
    るケース本体にリールに巻き回された磁気テープが収納
    されるとともに、 記録及び/又は再生装置に設けられた発光部及び受光部
    と対向する位置に、発光部からの光を受光部へ導くプリ
    ズムが設けられてなり、 上記プリズムが、上下ハーフの側面部にそれぞれ形成さ
    れた傾斜面に挟持され、位置決め固定されていることを
    特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 前記発光部及び受光部に対応してケース
    本体に入射孔及び出射孔が設けられ、これら入射孔及び
    出射孔に臨んでプリズムが配されていることを特徴とす
    る請求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体の入射孔及び出射孔近傍
    部分の表面が粗面とされていることを特徴とする請求項
    1記載のテープカセット。
JP10741495A 1995-05-01 1995-05-01 テープカセット Withdrawn JPH08306164A (ja)

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