JPH08306779A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH08306779A JPH08306779A JP11157495A JP11157495A JPH08306779A JP H08306779 A JPH08306779 A JP H08306779A JP 11157495 A JP11157495 A JP 11157495A JP 11157495 A JP11157495 A JP 11157495A JP H08306779 A JPH08306779 A JP H08306779A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 微細でかつ信頼性の高い多層配線構造を形成
できる半導体装置の製造方法を提供すること。 【構成】 層間絶縁膜2上に下層配線材料膜3と第1の
プラグ形成材料膜3とを順次積層した後、第1のプラグ
形成材料膜3をパターニングしてプラグの一部6aを形
成する。次に下層配線材料膜3上に第2のプラグ形成材
料膜7を形成した後、この上層にプラグの一部6aを覆
った状態でレジストパターン8を形成する。その後第2
のプラグ形成材料膜7と下層配線材料膜3とをパターニ
ングし、プラグの残部6bを形成してプラグ6を形成す
るとともに下層配線9を形成した後、レジストパターン
8を除去する。続いて層間絶縁膜2上に層間絶縁膜10
を形成し、続いてプラグ6の上面が露出する位置まで層
間絶縁膜10を除去した後、層間絶縁膜10の上面に上
層配線11を形成し、多層配線構造1を得る。
できる半導体装置の製造方法を提供すること。 【構成】 層間絶縁膜2上に下層配線材料膜3と第1の
プラグ形成材料膜3とを順次積層した後、第1のプラグ
形成材料膜3をパターニングしてプラグの一部6aを形
成する。次に下層配線材料膜3上に第2のプラグ形成材
料膜7を形成した後、この上層にプラグの一部6aを覆
った状態でレジストパターン8を形成する。その後第2
のプラグ形成材料膜7と下層配線材料膜3とをパターニ
ングし、プラグの残部6bを形成してプラグ6を形成す
るとともに下層配線9を形成した後、レジストパターン
8を除去する。続いて層間絶縁膜2上に層間絶縁膜10
を形成し、続いてプラグ6の上面が露出する位置まで層
間絶縁膜10を除去した後、層間絶縁膜10の上面に上
層配線11を形成し、多層配線構造1を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線構造を有する
半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置としては、下
地層上に下層配線が形成され、この下層配線の上方に上
層配線が形成され、さらにこれら下層配線と上層配線と
の間に導電性を有する柱状のプラグが介装されてなる構
造のものが知られている。
地層上に下層配線が形成され、この下層配線の上方に上
層配線が形成され、さらにこれら下層配線と上層配線と
の間に導電性を有する柱状のプラグが介装されてなる構
造のものが知られている。
【0003】このような半導体装置を製造するにあた
り、特に前記の多層配線構造を形成するには、図5
(a)に示すごとく、予め層間絶縁膜51上にパターニ
ングされた下層配線52の上面に、図5(b)に示すよ
うにCVD(Chemical Vapor Deposition)によって層間
絶縁膜53を堆積する。なお、層間絶縁膜51、53は
例えば酸化シリコン(SiO2 )系の薄膜からなり、ま
た下層配線52はアルミニウム(Al)、タングステン
(W)、ポリシリコン(Poly−Si)またはポリサイド
等の導電性材料からなる。
り、特に前記の多層配線構造を形成するには、図5
(a)に示すごとく、予め層間絶縁膜51上にパターニ
ングされた下層配線52の上面に、図5(b)に示すよ
うにCVD(Chemical Vapor Deposition)によって層間
絶縁膜53を堆積する。なお、層間絶縁膜51、53は
例えば酸化シリコン(SiO2 )系の薄膜からなり、ま
た下層配線52はアルミニウム(Al)、タングステン
(W)、ポリシリコン(Poly−Si)またはポリサイド
等の導電性材料からなる。
【0004】続いて、CMP(Chemical Mechanical Po
lishing)またはレジストエッチバックにより層間絶縁膜
53表面を平坦化した後、層間絶縁膜53上にレジスト
膜(図示せず)を形成する。そしてレジスト膜をパター
ニングし、後述するコンタクトホール55を形成するた
めの開口部54aを有するレジストパターン54を形成
する。
lishing)またはレジストエッチバックにより層間絶縁膜
53表面を平坦化した後、層間絶縁膜53上にレジスト
膜(図示せず)を形成する。そしてレジスト膜をパター
ニングし、後述するコンタクトホール55を形成するた
めの開口部54aを有するレジストパターン54を形成
する。
【0005】次に、レジストパターン54をマスクとし
たRIE(Reactive Ion Etcing)等の異方性エッチング
によって、図5(c)に示すように層間絶縁膜53に下
層配線52に到達するコンタクトホール55を形成し、
この後にレジストパターン54を除去する。次いで図5
(d)に示すように、CVD等によってコンタクトホー
ル55内を埋め込む状態で層間絶縁膜53上にAl、W
等の導電性材料を堆積し、導電性膜56を形成する。な
お、この導電性膜56の形成の前に、密着層またはバリ
アメタル層を堆積することもある。
たRIE(Reactive Ion Etcing)等の異方性エッチング
によって、図5(c)に示すように層間絶縁膜53に下
層配線52に到達するコンタクトホール55を形成し、
この後にレジストパターン54を除去する。次いで図5
(d)に示すように、CVD等によってコンタクトホー
ル55内を埋め込む状態で層間絶縁膜53上にAl、W
等の導電性材料を堆積し、導電性膜56を形成する。な
お、この導電性膜56の形成の前に、密着層またはバリ
アメタル層を堆積することもある。
【0006】続いて図5(e)に示すように、エッチバ
ックまたはCMPによって層間絶縁膜53の上面が露出
する位置まで導電性膜56を除去し、プラグ57を形成
する。そしてスパッタリングまたはCVDにより、層間
絶縁膜53の上面にプラグ57の上面を覆うようにA
l、W等の導電性膜(図示略)を形成し、その後導電性
膜上にレジストパターン(図示略)を形成して導電性膜
を異方性エッチングし、さらにレジストパターンを除去
することにより図5(f)に示すようにプラグ57に連
続する上層配線58を形成し、多層配線構造を得る。な
お、この工程でも、導電性材料を堆積する前に、層間絶
縁膜53およびプラグ57の上面に密着層またはバリア
メタル層を堆積することもある。
ックまたはCMPによって層間絶縁膜53の上面が露出
する位置まで導電性膜56を除去し、プラグ57を形成
する。そしてスパッタリングまたはCVDにより、層間
絶縁膜53の上面にプラグ57の上面を覆うようにA
l、W等の導電性膜(図示略)を形成し、その後導電性
膜上にレジストパターン(図示略)を形成して導電性膜
を異方性エッチングし、さらにレジストパターンを除去
することにより図5(f)に示すようにプラグ57に連
続する上層配線58を形成し、多層配線構造を得る。な
お、この工程でも、導電性材料を堆積する前に、層間絶
縁膜53およびプラグ57の上面に密着層またはバリア
メタル層を堆積することもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の半導
体装置の製造方法では、上記したような多層配線構造の
形成において以下のような問題点がある。
体装置の製造方法では、上記したような多層配線構造の
形成において以下のような問題点がある。
【0008】図6(a)に示すように、層間絶縁膜53
上にコンタクトホール形成用のレジストパターン54を
形成する際、その開口部54aが下層配線52の幅方向
に対してずれた状態で合わせられると、次工程の異方性
エッチングによって図6(b)に示すように下層配線5
2の長さ方向に沿う側面側の層間絶縁膜53、51がエ
ッチングされてしまい、その部分にいわゆるスリット5
9が生じたコンタクトホール60が形成されてしまう。
このようなコンタクトホール60が形成されると、この
内部に導電材料を埋め込む際、スリット59内に導電性
材料が埋め込まれずにコンタクト不良が起きたり、また
スリット59内に導電性材料が埋め込まれたために導電
性膜の上面が平坦とならず、最終的に形成されるプラグ
の上面の平坦化形状が悪化する。
上にコンタクトホール形成用のレジストパターン54を
形成する際、その開口部54aが下層配線52の幅方向
に対してずれた状態で合わせられると、次工程の異方性
エッチングによって図6(b)に示すように下層配線5
2の長さ方向に沿う側面側の層間絶縁膜53、51がエ
ッチングされてしまい、その部分にいわゆるスリット5
9が生じたコンタクトホール60が形成されてしまう。
このようなコンタクトホール60が形成されると、この
内部に導電材料を埋め込む際、スリット59内に導電性
材料が埋め込まれずにコンタクト不良が起きたり、また
スリット59内に導電性材料が埋め込まれたために導電
性膜の上面が平坦とならず、最終的に形成されるプラグ
の上面の平坦化形状が悪化する。
【0009】また半導体装置の微細化に伴い、図5
(c)に示すコンタクトホール55の径を縮小化する
と、その内部に埋め込む導電性材料のカバレッジが悪化
してコンタクトホール55内部を導電性材料で完全に埋
め込むことができない。この結果、図7に示すように導
電性膜56の形成の際、コンタクトホール55内部にボ
イド61が生じてコンタクト不良が発生したり、電気的
信頼性を低下させてしまう。またコンタクトホール55
の径を縮小化した場合、下層配線52とプラグ57との
接触面積が減少するため、コンタクト抵抗が増大して半
導体装置における信号伝播の遅延等が起きてしまう。
(c)に示すコンタクトホール55の径を縮小化する
と、その内部に埋め込む導電性材料のカバレッジが悪化
してコンタクトホール55内部を導電性材料で完全に埋
め込むことができない。この結果、図7に示すように導
電性膜56の形成の際、コンタクトホール55内部にボ
イド61が生じてコンタクト不良が発生したり、電気的
信頼性を低下させてしまう。またコンタクトホール55
の径を縮小化した場合、下層配線52とプラグ57との
接触面積が減少するため、コンタクト抵抗が増大して半
導体装置における信号伝播の遅延等が起きてしまう。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、レジストパターンの合わせずれが発生し
た際のコンタクト不良の発生や平坦化形状の悪化等を防
止でき、また微細化に伴うコンタクト抵抗の増大を防止
でき、このことにより微細でかつ信頼性の高い多層配線
構造を形成できる半導体装置の製造方法を提供すること
を目的としている。
たものであり、レジストパターンの合わせずれが発生し
た際のコンタクト不良の発生や平坦化形状の悪化等を防
止でき、また微細化に伴うコンタクト抵抗の増大を防止
でき、このことにより微細でかつ信頼性の高い多層配線
構造を形成できる半導体装置の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、まず下地層上に下層配線材料膜とプラグ形成材料膜
とを順次積層形成し、次いでプラグ形成材料膜をパター
ニングしてプラグを形成する。次に下層配線材料膜上
に、このプラグを覆った状態で下層配線用のレジストパ
ターンを形成し、その後レジストパターンをマスクとし
たエッチングにより下層配線材料膜をパターニングし
て、プラグに連続する下層配線を形成する。そしてレジ
ストパターンを除去する。続いて下層配線と前記プラグ
とを覆う状態で下地層上に層間絶縁膜を形成し、その後
プラグの上面が露出する位置まで層間絶縁膜を除去す
る。次に、層間絶縁膜の上面にプラグの上面を覆う状態
で上層配線材料膜を形成し、その後上層配線材料膜をパ
ターニングしてプラグに連続する上層配線を形成し、多
層配線構造を得る。
は、まず下地層上に下層配線材料膜とプラグ形成材料膜
とを順次積層形成し、次いでプラグ形成材料膜をパター
ニングしてプラグを形成する。次に下層配線材料膜上
に、このプラグを覆った状態で下層配線用のレジストパ
ターンを形成し、その後レジストパターンをマスクとし
たエッチングにより下層配線材料膜をパターニングし
て、プラグに連続する下層配線を形成する。そしてレジ
ストパターンを除去する。続いて下層配線と前記プラグ
とを覆う状態で下地層上に層間絶縁膜を形成し、その後
プラグの上面が露出する位置まで層間絶縁膜を除去す
る。次に、層間絶縁膜の上面にプラグの上面を覆う状態
で上層配線材料膜を形成し、その後上層配線材料膜をパ
ターニングしてプラグに連続する上層配線を形成し、多
層配線構造を得る。
【0012】また請求項2記載の発明は、まず下地層上
に下層配線材料膜と導電性の第1のプラグ形成材料膜と
を順次積層形成し、次いで第1のプラグ形成材料膜をパ
ターニングしてプラグの一部を形成する。次に、プラグ
の一部を覆う状態で下層配線材料膜上に導電性の第2の
プラグ形成材料膜を形成する。続いて第2のプラグ形成
材料膜上に、プラグの一部を覆った状態で下層配線用の
レジストパターンを形成し、その後レジストパターンを
マスクとしたエッチングにより第2のプラグ形成材料膜
と下層配線材料膜とをパターニングし、プラグの残部を
形成してプラグを得るとともに下層配線を形成する。そ
してレジストパターンを除去し、この後は請求項1記載
の発明と同様に、層間絶縁膜と上層配線とを形成し、多
層配線構造を得る。
に下層配線材料膜と導電性の第1のプラグ形成材料膜と
を順次積層形成し、次いで第1のプラグ形成材料膜をパ
ターニングしてプラグの一部を形成する。次に、プラグ
の一部を覆う状態で下層配線材料膜上に導電性の第2の
プラグ形成材料膜を形成する。続いて第2のプラグ形成
材料膜上に、プラグの一部を覆った状態で下層配線用の
レジストパターンを形成し、その後レジストパターンを
マスクとしたエッチングにより第2のプラグ形成材料膜
と下層配線材料膜とをパターニングし、プラグの残部を
形成してプラグを得るとともに下層配線を形成する。そ
してレジストパターンを除去し、この後は請求項1記載
の発明と同様に、層間絶縁膜と上層配線とを形成し、多
層配線構造を得る。
【0013】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の発明における導電性の第1のプラグ形成材料膜に替え
て、絶縁性の第1のプラグ形成材料膜を用いる他は請求
項2記載の発明と同様の工程を行って多層配線構造を得
る。
の発明における導電性の第1のプラグ形成材料膜に替え
て、絶縁性の第1のプラグ形成材料膜を用いる他は請求
項2記載の発明と同様の工程を行って多層配線構造を得
る。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、プラグ形成材料膜を
パターニングしてプラグを形成しており、従来のように
コンタクトホール内へ導電性材料を埋め込んでプラグを
形成しないため、コンタクトホール内に導電性材料を埋
め込む際のカバレッジの低下によるボイドの発生が防止
される。またプラグを形成した後に下層配線のパターニ
ングを行うため、下層配線用のレジストパターンを形成
する際、たとえプラグに対してレジストパターンの合わ
せずれが起きても、スリット等が発生することなく下層
配線が形成される。
パターニングしてプラグを形成しており、従来のように
コンタクトホール内へ導電性材料を埋め込んでプラグを
形成しないため、コンタクトホール内に導電性材料を埋
め込む際のカバレッジの低下によるボイドの発生が防止
される。またプラグを形成した後に下層配線のパターニ
ングを行うため、下層配線用のレジストパターンを形成
する際、たとえプラグに対してレジストパターンの合わ
せずれが起きても、スリット等が発生することなく下層
配線が形成される。
【0015】また請求項2記載の発明では、同じレジス
トパターンを用いてプラグの残部と下層配線とを形成す
ることから、プラグの残部における下層配線の長さ方向
に沿う側の少なくとも側面下部が、下層配線の長さ方向
に沿う側面に略面一に形成されるので、プラグはその一
部とプラグの残部との双方が下層配線の上面と接触する
状態で形成される。よって、半導体装置の微細化に伴い
プラグの直径を縮小化しても、プラグと下層配線との接
触面積が十分に確保される。また請求項2記載の発明で
も、請求項1記載の発明と同様の作用が得られる。
トパターンを用いてプラグの残部と下層配線とを形成す
ることから、プラグの残部における下層配線の長さ方向
に沿う側の少なくとも側面下部が、下層配線の長さ方向
に沿う側面に略面一に形成されるので、プラグはその一
部とプラグの残部との双方が下層配線の上面と接触する
状態で形成される。よって、半導体装置の微細化に伴い
プラグの直径を縮小化しても、プラグと下層配線との接
触面積が十分に確保される。また請求項2記載の発明で
も、請求項1記載の発明と同様の作用が得られる。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の作用が得られるとともに、第1のプラグ形
成材料が絶縁性であることから、プラグの一部を形成す
る際の異方性エッチングにおいて下層配線材料膜と第1
のプラグ形成材料膜とのエッチング選択比がとりやすく
なる。
発明と同様の作用が得られるとともに、第1のプラグ形
成材料が絶縁性であることから、プラグの一部を形成す
る際の異方性エッチングにおいて下層配線材料膜と第1
のプラグ形成材料膜とのエッチング選択比がとりやすく
なる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法の
実施例を図面に基づいて説明する。図1(a)〜(g)
は本発明における請求項2記載の製造方法の実施例であ
る第1実施例を工程順に説明する図であり、特に本発明
の特徴である多層配線構造の形成工程を示す図である。
またここでは、図1(g)に示すような多層配線構造
1、すなわち本発明の下地層となる層間絶縁膜2上に下
層配線9が形成されるとともに、下層配線9の上方に上
層配線11が形成され、さらに下層配線9と上層配線1
1との間に導電性を有する柱状のプラグ6が介装されて
なる多層配線構造1を形成する例を示してある。
実施例を図面に基づいて説明する。図1(a)〜(g)
は本発明における請求項2記載の製造方法の実施例であ
る第1実施例を工程順に説明する図であり、特に本発明
の特徴である多層配線構造の形成工程を示す図である。
またここでは、図1(g)に示すような多層配線構造
1、すなわち本発明の下地層となる層間絶縁膜2上に下
層配線9が形成されるとともに、下層配線9の上方に上
層配線11が形成され、さらに下層配線9と上層配線1
1との間に導電性を有する柱状のプラグ6が介装されて
なる多層配線構造1を形成する例を示してある。
【0018】このような多層配線構造1を形成するに
は、まず図1(a)に示すようにSiO2 系の薄膜から
なりかつ厚みが0.1μm〜2μm程度の層間絶縁膜2
上に、スパッタリングまたはCVDによって、第1の下
層配線材料膜3aと第2の下層配線材料膜3bとを順次
積層して下層配線材料膜3を形成し、さらに下層配線材
料膜3上に第1のプラグ形成材料膜4を積層形成する。
は、まず図1(a)に示すようにSiO2 系の薄膜から
なりかつ厚みが0.1μm〜2μm程度の層間絶縁膜2
上に、スパッタリングまたはCVDによって、第1の下
層配線材料膜3aと第2の下層配線材料膜3bとを順次
積層して下層配線材料膜3を形成し、さらに下層配線材
料膜3上に第1のプラグ形成材料膜4を積層形成する。
【0019】このとき、第1の下層配線材料膜3aを、
形成する下層配線9の抵抗を下げるために比抵抗率が十
分小さい導電性材料で形成し、また第2の下層配線材料
膜3bを、後の異方性エッチングにおけるエッチング速
度が第1のプラグ形成材料膜4のそれに対して十分小さ
い導電性材料を用いて形成する。ここでは、第1の下層
配線材料膜3aおよび第1のプラグ形成材料膜4がAl
からなり、第2の下層配線材料膜3bがWからなる。ま
た第1の下層配線材料膜3aの膜厚を0.1μm〜1μ
m程度、第2の下層配線材料膜3bの膜厚を0.05μ
m〜0.5μm程度、第1のプラグ形成材料膜4の膜厚
を0.4μm〜2μm程度に形成する。
形成する下層配線9の抵抗を下げるために比抵抗率が十
分小さい導電性材料で形成し、また第2の下層配線材料
膜3bを、後の異方性エッチングにおけるエッチング速
度が第1のプラグ形成材料膜4のそれに対して十分小さ
い導電性材料を用いて形成する。ここでは、第1の下層
配線材料膜3aおよび第1のプラグ形成材料膜4がAl
からなり、第2の下層配線材料膜3bがWからなる。ま
た第1の下層配線材料膜3aの膜厚を0.1μm〜1μ
m程度、第2の下層配線材料膜3bの膜厚を0.05μ
m〜0.5μm程度、第1のプラグ形成材料膜4の膜厚
を0.4μm〜2μm程度に形成する。
【0020】次いで、第1のプラグ形成材料膜4上にレ
ジスト膜(図示せず)を形成し、この後リソグラフィに
よってレジスト膜をパターニングして、形成するプラグ
6のパターンに対応した、直径が0.1μm〜1.0μ
m程度の円柱状のレジストパターン5を形成する。
ジスト膜(図示せず)を形成し、この後リソグラフィに
よってレジスト膜をパターニングして、形成するプラグ
6のパターンに対応した、直径が0.1μm〜1.0μ
m程度の円柱状のレジストパターン5を形成する。
【0021】次に図1(b)に示すように、レジストパ
ターン5をマスクとしたRIE等の異方性エッチングに
よってプラグの一部6aを形成し、この後レジストパタ
ーン5を剥離する。なお、この実施例において、プラグ
の一部6aは最終的に得るプラグ6の芯の部分となる。
また、上記したように第2の下層配線材料膜3bは、こ
の異方性エッチングにおけるエッチング速度が第1のプ
ラグ形成材料膜4のそれに対して十分小さいことから、
この工程において第2の下層配線材料膜3bはエッチン
グストッパー層となる。よって、ここでは第1のプラグ
形成材料膜4のみがパターニングされる。
ターン5をマスクとしたRIE等の異方性エッチングに
よってプラグの一部6aを形成し、この後レジストパタ
ーン5を剥離する。なお、この実施例において、プラグ
の一部6aは最終的に得るプラグ6の芯の部分となる。
また、上記したように第2の下層配線材料膜3bは、こ
の異方性エッチングにおけるエッチング速度が第1のプ
ラグ形成材料膜4のそれに対して十分小さいことから、
この工程において第2の下層配線材料膜3bはエッチン
グストッパー層となる。よって、ここでは第1のプラグ
形成材料膜4のみがパターニングされる。
【0022】続いて図1(c)に示すように、スパッタ
リングまたはCVDによって、プラグの一部6aを覆う
状態で下層配線材料膜3上に第2のプラグ形成材料膜7
を形成する。この第2のプラグ形成材料膜7は、第2の
下層配線材料膜3bとの接触抵抗を少なくしかつ密着性
を良好にするため、できれば第2の下層配線材料膜3b
と同じ材料、すなわちこの実施例ではWが望ましいが、
上記条件を満足するものであれば他の材料を用いること
も可能である。
リングまたはCVDによって、プラグの一部6aを覆う
状態で下層配線材料膜3上に第2のプラグ形成材料膜7
を形成する。この第2のプラグ形成材料膜7は、第2の
下層配線材料膜3bとの接触抵抗を少なくしかつ密着性
を良好にするため、できれば第2の下層配線材料膜3b
と同じ材料、すなわちこの実施例ではWが望ましいが、
上記条件を満足するものであれば他の材料を用いること
も可能である。
【0023】また第2のプラグ形成材料膜7は、後述す
るように後工程での層間絶縁膜10の平坦化処理で上部
側が若干除去されるため、この平坦化処理で十分残る膜
厚に設定する必要がある。さらに第1のプラグ形成材料
膜4の膜厚と第2のプラグ形成材料膜7の膜厚との和が
ほぼ形成するプラグ6の高さとなり、上層配線11と下
層配線9との間の距離になるので、加工性および上層配
線11、下層配線9の容量等を考慮して上記した第1の
プラグ形成材料膜4、第2のプラグ形成材料膜7の膜厚
をそれぞれ設定する必要がある。ただし、第2のプラグ
形成材料膜7の膜厚を大きくし過ぎると、形成するプラ
グ6が太くなり、プラグ6間の絶縁耐圧が問題になるの
で注意する。この実施例では、第2のプラグ形成材料膜
7を例えば10nm〜800nmの膜厚に設定する。
るように後工程での層間絶縁膜10の平坦化処理で上部
側が若干除去されるため、この平坦化処理で十分残る膜
厚に設定する必要がある。さらに第1のプラグ形成材料
膜4の膜厚と第2のプラグ形成材料膜7の膜厚との和が
ほぼ形成するプラグ6の高さとなり、上層配線11と下
層配線9との間の距離になるので、加工性および上層配
線11、下層配線9の容量等を考慮して上記した第1の
プラグ形成材料膜4、第2のプラグ形成材料膜7の膜厚
をそれぞれ設定する必要がある。ただし、第2のプラグ
形成材料膜7の膜厚を大きくし過ぎると、形成するプラ
グ6が太くなり、プラグ6間の絶縁耐圧が問題になるの
で注意する。この実施例では、第2のプラグ形成材料膜
7を例えば10nm〜800nmの膜厚に設定する。
【0024】このように第2のプラグ形成材料膜7を形
成した後は、図1(d)に示すように、この上層にプラ
グの一部6aを覆った状態で下層配線材料膜3上に下層
配線9用のレジストパターン8を形成する。次いでレジ
ストパターン8をマスクとしたRIE等の異方性エッチ
ングによって、第2のプラグ形成材料膜7と下層配線材
料膜3とを同時にパターニングし、図1(e)に示すよ
うにプラグの残部6bを形成してプラグ6を得るととも
に、プラグ6に連続してこれに直に接続する下層配線9
を形成する。
成した後は、図1(d)に示すように、この上層にプラ
グの一部6aを覆った状態で下層配線材料膜3上に下層
配線9用のレジストパターン8を形成する。次いでレジ
ストパターン8をマスクとしたRIE等の異方性エッチ
ングによって、第2のプラグ形成材料膜7と下層配線材
料膜3とを同時にパターニングし、図1(e)に示すよ
うにプラグの残部6bを形成してプラグ6を得るととも
に、プラグ6に連続してこれに直に接続する下層配線9
を形成する。
【0025】なお、この実施例においてプラグの残部6
bは、先に形成されたプラグの一部6a、すなわち芯の
部分を被覆するように形成される。また同じレジストパ
ターン8を用いて第2のプラグ形成材料膜7と下層配線
材料膜3とをパターニングするため、プラグの残部6b
における下層配線9の長さ方向に沿う側の側面下部6c
が、下層配線9の長さ方向に沿う側面9aに略面一に形
成される。
bは、先に形成されたプラグの一部6a、すなわち芯の
部分を被覆するように形成される。また同じレジストパ
ターン8を用いて第2のプラグ形成材料膜7と下層配線
材料膜3とをパターニングするため、プラグの残部6b
における下層配線9の長さ方向に沿う側の側面下部6c
が、下層配線9の長さ方向に沿う側面9aに略面一に形
成される。
【0026】次にCVDによって、SiO2 系の層間絶
縁膜10を0.3μm〜2μmの厚みに堆積し、続いて
図1(f)に示すようにCMPまたはレジストエッチバ
ックにより、層間絶縁膜10をプラグ6の上面が露出す
る位置まで除去するとともに層間絶縁膜10の表面を平
坦化する。このときプラグ6の上部側が若干除去され
る。
縁膜10を0.3μm〜2μmの厚みに堆積し、続いて
図1(f)に示すようにCMPまたはレジストエッチバ
ックにより、層間絶縁膜10をプラグ6の上面が露出す
る位置まで除去するとともに層間絶縁膜10の表面を平
坦化する。このときプラグ6の上部側が若干除去され
る。
【0027】次にスパッタリングまたはCVDにより、
層間絶縁膜10の上面にAl、W等の導電性材料からな
る上層配線材料膜(図示せず)を0.2μm〜1μmの
厚みに形成した後、上層配線材料膜上にレジストパター
ン(図示せず)を形成して上層配線材料膜をRIE等に
より異方性エッチングする。そしてレジストパターンを
除去することにより、図1(g)に示すようにプラグ6
に連続してこれに直に接続する上層配線11を形成し、
多層配線構造1を得る。
層間絶縁膜10の上面にAl、W等の導電性材料からな
る上層配線材料膜(図示せず)を0.2μm〜1μmの
厚みに形成した後、上層配線材料膜上にレジストパター
ン(図示せず)を形成して上層配線材料膜をRIE等に
より異方性エッチングする。そしてレジストパターンを
除去することにより、図1(g)に示すようにプラグ6
に連続してこれに直に接続する上層配線11を形成し、
多層配線構造1を得る。
【0028】上記した多層配線構造1を有する半導体装
置の製造方法では、第1のプラグ形成材料膜4と第2の
プラグ形成材料膜7とをパターニングしてプラグ6を形
成しており、前述した従来例のようにコンタクトホール
内へ導電性材料を埋め込んでプラグを形成しないので、
コンタクトホール内に導電性材料を埋め込む際のカバレ
ッジの低下によるボイドの発生を防ぐことができる。よ
って、ボイドの発生に起因するコンタクト不良の発生や
電気的信頼性の低下を防止することができる。
置の製造方法では、第1のプラグ形成材料膜4と第2の
プラグ形成材料膜7とをパターニングしてプラグ6を形
成しており、前述した従来例のようにコンタクトホール
内へ導電性材料を埋め込んでプラグを形成しないので、
コンタクトホール内に導電性材料を埋め込む際のカバレ
ッジの低下によるボイドの発生を防ぐことができる。よ
って、ボイドの発生に起因するコンタクト不良の発生や
電気的信頼性の低下を防止することができる。
【0029】またプラグの一部6aを形成した後、プラ
グの残部6bと下層配線9とのパターニングを行うた
め、下層配線9用のレジストパターン8を形成する際、
図2(a)に示すようにプラグの一部6aに対してレジ
ストパターン8の合わせずれが起きても、従来例のよう
なスリット等が発生することなく図2(b)に示すよう
にプラグの残部6bと下層配線9とが形成される。この
ため、スリット発生に起因するコンタクト不良やプラグ
6の上面の平坦化形状の悪化を防止することができ、よ
ってレジストパターン8の合わせずれの余裕を拡大する
ことができる。
グの残部6bと下層配線9とのパターニングを行うた
め、下層配線9用のレジストパターン8を形成する際、
図2(a)に示すようにプラグの一部6aに対してレジ
ストパターン8の合わせずれが起きても、従来例のよう
なスリット等が発生することなく図2(b)に示すよう
にプラグの残部6bと下層配線9とが形成される。この
ため、スリット発生に起因するコンタクト不良やプラグ
6の上面の平坦化形状の悪化を防止することができ、よ
ってレジストパターン8の合わせずれの余裕を拡大する
ことができる。
【0030】また同じレジストパターン8を用いてプラ
グの残部6bと下層配線9とを形成するため、条件を選
ぶことによりプラグ6の直径と下層配線9の幅とを同じ
することができ、その結果、多層配線構造1の微細化を
進めることができる。
グの残部6bと下層配線9とを形成するため、条件を選
ぶことによりプラグ6の直径と下層配線9の幅とを同じ
することができ、その結果、多層配線構造1の微細化を
進めることができる。
【0031】さらに同じレジストパターン8を用いてプ
ラグの残部6bと下層配線9とを形成することから、プ
ラグの残部6bにおける下層配線9の長さ方向に沿う側
の側面下部6cが、下層配線9の長さ方向に沿う側面9
cに略面一に形成されるので、プラグ6はその一部6a
とプラグの残部6bとの双方が下層配線9の上面と接触
する状態で形成される。この結果、半導体装置の微細化
に伴いプラグ6の直径を縮小化しても、プラグ6と下層
配線9との接触面積を十分に確保でき、これによりプラ
グ6と下層配線9とのコンタクト抵抗を十分に小さくす
ることができるので、コンタクト抵抗の増大に伴う信号
伝播の遅延等を防止することができる。
ラグの残部6bと下層配線9とを形成することから、プ
ラグの残部6bにおける下層配線9の長さ方向に沿う側
の側面下部6cが、下層配線9の長さ方向に沿う側面9
cに略面一に形成されるので、プラグ6はその一部6a
とプラグの残部6bとの双方が下層配線9の上面と接触
する状態で形成される。この結果、半導体装置の微細化
に伴いプラグ6の直径を縮小化しても、プラグ6と下層
配線9との接触面積を十分に確保でき、これによりプラ
グ6と下層配線9とのコンタクト抵抗を十分に小さくす
ることができるので、コンタクト抵抗の増大に伴う信号
伝播の遅延等を防止することができる。
【0032】なお、下層配線9用のレジストパターン8
の形成の際に、プラグの一部6aに対してレジストパタ
ーン8の合わせずれが起きた場合、プラグ6の直径が減
少してしまい、このことによってコンタクト抵抗が多少
増大する可能性があるが、この場合にもプラグ6と下層
配線9との接触面積を十分に確保できるため、プラグ6
の直径の減少によるコンタクト抵抗の増大は問題になら
ない程度と考えられる。したがって、この実施例の半導
体装置の製造方法によれば、微細でかつ電気的信頼性の
高い多層配線構造を形成することができる。
の形成の際に、プラグの一部6aに対してレジストパタ
ーン8の合わせずれが起きた場合、プラグ6の直径が減
少してしまい、このことによってコンタクト抵抗が多少
増大する可能性があるが、この場合にもプラグ6と下層
配線9との接触面積を十分に確保できるため、プラグ6
の直径の減少によるコンタクト抵抗の増大は問題になら
ない程度と考えられる。したがって、この実施例の半導
体装置の製造方法によれば、微細でかつ電気的信頼性の
高い多層配線構造を形成することができる。
【0033】なお、上記実施例では、第1のプラグ形成
材料膜4と第2のプラグ形成材料膜7とを用いてプラグ
6を形成したが、例えば図3に示す、本発明における請
求項1記載の製造方法の実施例となる第2実施例のよう
に、第1のプラグ形成材料膜4のみでプラグ26を形成
することもできる。この場合には、図3(a)に示すご
とく、上記第1実施例と同様にして第1のプラグ形成材
料膜4をパターニングしてプラグ26を形成し、その後
プラグ26を覆う状態で下層配線材料膜3上に下層配線
9用のレジストパターン8を形成する。
材料膜4と第2のプラグ形成材料膜7とを用いてプラグ
6を形成したが、例えば図3に示す、本発明における請
求項1記載の製造方法の実施例となる第2実施例のよう
に、第1のプラグ形成材料膜4のみでプラグ26を形成
することもできる。この場合には、図3(a)に示すご
とく、上記第1実施例と同様にして第1のプラグ形成材
料膜4をパターニングしてプラグ26を形成し、その後
プラグ26を覆う状態で下層配線材料膜3上に下層配線
9用のレジストパターン8を形成する。
【0034】次いでレジストパターン8をマスクとした
異方性エッチングによって、図3(b)に示すように下
層配線材料膜3をパターニングし、プラグ26に連続す
る下層配線9を形成する。そしてレジストパターン8を
除去する。この後は、上記第1実施例と同様、図3
(c)、(d)に示すように層間絶縁膜10、上層配線
11をそれぞれ形成し、多層配線構造20を得る。
異方性エッチングによって、図3(b)に示すように下
層配線材料膜3をパターニングし、プラグ26に連続す
る下層配線9を形成する。そしてレジストパターン8を
除去する。この後は、上記第1実施例と同様、図3
(c)、(d)に示すように層間絶縁膜10、上層配線
11をそれぞれ形成し、多層配線構造20を得る。
【0035】この実施例の半導体装置の製造方法では、
第1実施例に比べてプラグ26と下層配線9との接触面
積が小さくなるため、第1実施例ほどプラグ26と下層
配線9とのコンタクト抵抗を小さくできないものの、第
1実施例における第2のプラグ形成材料膜7の形成工程
分を削減でき、しかもレジストパターン8の合わせずれ
が発生した際のコンタクト不良の発生や平坦化形状の悪
化等を防止することができる。よって、第2実施例によ
っても微細でかつ電気的信頼性の高い多層配線構造20
を得ることができる。
第1実施例に比べてプラグ26と下層配線9との接触面
積が小さくなるため、第1実施例ほどプラグ26と下層
配線9とのコンタクト抵抗を小さくできないものの、第
1実施例における第2のプラグ形成材料膜7の形成工程
分を削減でき、しかもレジストパターン8の合わせずれ
が発生した際のコンタクト不良の発生や平坦化形状の悪
化等を防止することができる。よって、第2実施例によ
っても微細でかつ電気的信頼性の高い多層配線構造20
を得ることができる。
【0036】さらに上記第1実施例では、導電性材料か
らなる第1のプラグ形成材料膜4を形成した場合につい
て述べたが、この第1のプラグ形成材料膜4に替え、本
発明における請求項3記載の製造方法の実施例である図
4の第3実施例に示すように、SiO2 、窒化シリコン
(SiN)等の絶縁性材料からなる第1のプラグ形成材
料34を用いることもできる。
らなる第1のプラグ形成材料膜4を形成した場合につい
て述べたが、この第1のプラグ形成材料膜4に替え、本
発明における請求項3記載の製造方法の実施例である図
4の第3実施例に示すように、SiO2 、窒化シリコン
(SiN)等の絶縁性材料からなる第1のプラグ形成材
料34を用いることもできる。
【0037】この場合には、図4(a)〜(d)に示す
ように、絶縁材料によって第1のプラグ形成材料膜34
を形成し、絶縁性のプラグの一部36aを形成する以
外、第1実施例と同様に行って多層配線構造30を得
る。
ように、絶縁材料によって第1のプラグ形成材料膜34
を形成し、絶縁性のプラグの一部36aを形成する以
外、第1実施例と同様に行って多層配線構造30を得
る。
【0038】このとき、第1のプラグ形成材料膜34の
膜厚は第1実施例における第1のプラグ形成材料膜4の
それと同じである。また第1実施例と同様に、プラグの
一部36aを形成する際の異方性エッチングにおいて、
第2の下層配線材料膜3bがエッチングストッパー層と
なるよう、第2の下層配線材料膜3bを第1のプラグ形
成材料膜34のエッチング速度に対して十分エッチング
速度が小さい導電性材料で形成する必要がある。また、
もし第1の下層配線材料膜3aと第1のプラグ形成材料
膜34とのエッチング選択比が十分とれ、かつ第1の下
層配線材料膜3aの比抵抗率が十分小さければ、第2の
下層配線材料膜3bを省略することができる。
膜厚は第1実施例における第1のプラグ形成材料膜4の
それと同じである。また第1実施例と同様に、プラグの
一部36aを形成する際の異方性エッチングにおいて、
第2の下層配線材料膜3bがエッチングストッパー層と
なるよう、第2の下層配線材料膜3bを第1のプラグ形
成材料膜34のエッチング速度に対して十分エッチング
速度が小さい導電性材料で形成する必要がある。また、
もし第1の下層配線材料膜3aと第1のプラグ形成材料
膜34とのエッチング選択比が十分とれ、かつ第1の下
層配線材料膜3aの比抵抗率が十分小さければ、第2の
下層配線材料膜3bを省略することができる。
【0039】上記実施例の半導体装置の製造方法では、
第1のプラグ形成材料膜34が絶縁性であるため、第1
実施例に比べてプラグ6と下層配線9とのコンタクト抵
抗を小さくできないものの、プラグの一部36aを形成
する際の異方性エッチングにおいて下層配線材料膜3と
第1のプラグ形成材料膜34とのエッチング選択比がと
りやすくなる。このため、プラグの一部36aをより容
易に形成することができる。またレジストパターン8の
合わせずれが発生した際のコンタクト不良の発生や平坦
化形状の悪化等を防止することができる。
第1のプラグ形成材料膜34が絶縁性であるため、第1
実施例に比べてプラグ6と下層配線9とのコンタクト抵
抗を小さくできないものの、プラグの一部36aを形成
する際の異方性エッチングにおいて下層配線材料膜3と
第1のプラグ形成材料膜34とのエッチング選択比がと
りやすくなる。このため、プラグの一部36aをより容
易に形成することができる。またレジストパターン8の
合わせずれが発生した際のコンタクト不良の発生や平坦
化形状の悪化等を防止することができる。
【0040】なお、本実施例では、第1の下層配線材料
膜3a上に直接第2の下層配線材料膜3bを積層し、こ
の上層に直接第1のプラグ形成材料膜4、34を形成し
た場合について述べたが、第2の下層配線材料膜3bを
形成する前に第1の下層配線材料膜3a上面に密着層ま
たはバリアメタル層を堆積させる工程を行っても良く、
または第1のプラグ形成材料膜4、34を形成する前に
第2の下層配線材料膜3b上面に密着層またはバリアメ
タル層を堆積させる工程を行っても良い。同様に、層間
絶縁膜10上面に上層配線材料膜を形成する前に、密着
層またはバリアメタル層を堆積させる工程を行っても良
い。
膜3a上に直接第2の下層配線材料膜3bを積層し、こ
の上層に直接第1のプラグ形成材料膜4、34を形成し
た場合について述べたが、第2の下層配線材料膜3bを
形成する前に第1の下層配線材料膜3a上面に密着層ま
たはバリアメタル層を堆積させる工程を行っても良く、
または第1のプラグ形成材料膜4、34を形成する前に
第2の下層配線材料膜3b上面に密着層またはバリアメ
タル層を堆積させる工程を行っても良い。同様に、層間
絶縁膜10上面に上層配線材料膜を形成する前に、密着
層またはバリアメタル層を堆積させる工程を行っても良
い。
【0041】また、プラグの一部6a、36aを形成す
る際の異方性エッチングにおける第2の下層配線材料膜
3bのエッチング速度を、第1のプラグ形成材料膜4、
34のそれよりも小さくして第2の下層配線材料膜3b
をエッチングストッパー層としたが、上記異方性エッチ
ングの時間等を制御することによって第1のプラグ形成
材料膜4、34のみをエッチングすることも可能であ
る。
る際の異方性エッチングにおける第2の下層配線材料膜
3bのエッチング速度を、第1のプラグ形成材料膜4、
34のそれよりも小さくして第2の下層配線材料膜3b
をエッチングストッパー層としたが、上記異方性エッチ
ングの時間等を制御することによって第1のプラグ形成
材料膜4、34のみをエッチングすることも可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、プラグ形成材料膜をパターニングしてプラグを形
成することから、従来コンタクトホール内に導電性材料
を埋め込む際に起きていたボイドの発生を防止できるの
で、このことに起因するコンタクト不良の発生や電気的
信頼性の低下を防止することができる。またプラグを形
成した後に下層配線のパターニングを行うことから、プ
ラグに対して下層配線用のレジストパターンの合わせず
れが起きても、スリット等を発生させることなく下層配
線を形成できるので、スリット発生に起因するコンタク
ト不良やプラグの上面の平坦化形状の悪化を防止するこ
とができる。したがって、微細でかつ電気的信頼性の高
い多層配線構造を形成することができる。
では、プラグ形成材料膜をパターニングしてプラグを形
成することから、従来コンタクトホール内に導電性材料
を埋め込む際に起きていたボイドの発生を防止できるの
で、このことに起因するコンタクト不良の発生や電気的
信頼性の低下を防止することができる。またプラグを形
成した後に下層配線のパターニングを行うことから、プ
ラグに対して下層配線用のレジストパターンの合わせず
れが起きても、スリット等を発生させることなく下層配
線を形成できるので、スリット発生に起因するコンタク
ト不良やプラグの上面の平坦化形状の悪化を防止するこ
とができる。したがって、微細でかつ電気的信頼性の高
い多層配線構造を形成することができる。
【0043】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の効果が得られる他、同じレジストパターン
を用いてプラグの残部と下層配線とを形成することか
ら、半導体装置の微細化に伴いプラグの直径を縮小化し
ても、プラグと下層配線との接触面積を十分に確保でき
るので、プラグと下層配線とのコンタクト抵抗を十分に
小さくすることができる。よって、コンタクト抵抗の増
大に伴う信号伝播の遅延等のない多層配線構造を得るこ
とができる。
発明と同様の効果が得られる他、同じレジストパターン
を用いてプラグの残部と下層配線とを形成することか
ら、半導体装置の微細化に伴いプラグの直径を縮小化し
ても、プラグと下層配線との接触面積を十分に確保でき
るので、プラグと下層配線とのコンタクト抵抗を十分に
小さくすることができる。よって、コンタクト抵抗の増
大に伴う信号伝播の遅延等のない多層配線構造を得るこ
とができる。
【0044】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の効果が得られる他、第1のプラグ形成材料
が絶縁性であり下層配線材料膜とエッチング選択比がと
りやすいので、異方性エッチングによってプラグの一部
をより容易に形成することができる。
発明と同様の効果が得られる他、第1のプラグ形成材料
が絶縁性であり下層配線材料膜とエッチング選択比がと
りやすいので、異方性エッチングによってプラグの一部
をより容易に形成することができる。
【図1】(a)〜(g)は本発明の半導体装置の製造方
法の第1実施例を工程順に説明するための要部側断面図
である。
法の第1実施例を工程順に説明するための要部側断面図
である。
【図2】(a)、(b)は第1実施例においてレジスト
パターンの合わせずれが発生した際の様子を示す要部側
断面図である。
パターンの合わせずれが発生した際の様子を示す要部側
断面図である。
【図3】(a)〜(d)は本発明の半導体装置の製造方
法の第2実施例を工程順に説明するための要部側断面図
である。
法の第2実施例を工程順に説明するための要部側断面図
である。
【図4】(a)〜(d)は本発明の半導体装置の製造方
法の第3実施例を工程順に説明するための要部側断面図
である。
法の第3実施例を工程順に説明するための要部側断面図
である。
【図5】(a)〜(f)は従来の半導体装置の製造方法
を工程順に説明するための要部側断面図である。
を工程順に説明するための要部側断面図である。
【図6】本発明の課題を説明するための要部側断面図
(その1)である。
(その1)である。
【図7】本発明の課題を説明するための要部側断面図
(その2)である。
(その2)である。
1、20、30 多層配線構造 2 層間絶縁膜(下地層) 3 下層配線材料膜 4、34 第1のプラグ形成材料膜 6、26、36 プラグ 6a、36a プラグの一部 6b プラグの残部 7 第2のプラグ形成材料膜 8 レジストパターン 9 下層配線 10 層間絶縁膜 11 上層配線
Claims (3)
- 【請求項1】 下地層上に形成された下層配線と、該下
層配線の上方に形成された上層配線と、前記下層配線と
前記上層配線との間に介装された導電性を有する柱状の
プラグとからなる多層配線構造を有する半導体装置の製
造方法であって、 前記下地層上に下層配線材料膜とプラグ形成材料膜とを
順次積層形成する工程と、 前記プラグ形成材料膜をパターニングして前記プラグを
形成する工程と、 前記下層配線材料膜上に、このプラグを覆った状態で前
記下層配線用のレジストパターンを形成する工程と、 該レジストパターンをマスクとしたエッチングにより前
記下層配線材料膜をパターニングして、前記プラグに連
続する前記下層配線を形成し、その後前記レジストパタ
ーンを除去する工程と、 該下層配線と前記プラグとを覆う状態で前記下地層上に
層間絶縁膜を形成し、その後前記プラグの上面が露出す
る位置まで前記層間絶縁膜を除去する工程と、 前記層間絶縁膜の上面に前記プラグの上面を覆う状態で
上層配線材料膜を形成し、その後該上層配線材料膜をパ
ターニングして前記プラグに連続する前記上層配線を形
成し、前記多層配線構造を得る工程とを有していること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 下地層上に形成された下層配線と、該下
層配線の上方に形成された上層配線と、前記下層配線と
前記上層配線との間に介装された導電性を有する柱状の
プラグとからなる多層配線構造を有する半導体装置の製
造方法であって、 前記下地層上に下層配線材料膜と導電性の第1のプラグ
形成材料膜とを順次積層形成する工程と、 前記第1のプラグ形成材料膜をパターニングして前記プ
ラグの一部を形成する工程と、 該プラグの一部を覆う状態で前記下層配線材料膜上に導
電性の第2のプラグ形成材料膜を形成する工程と、 該第2のプラグ形成材料膜上に、前記プラグの一部を覆
った状態で前記下層配線用のレジストパターンを形成す
る工程と、 該レジストパターンをマスクとしたエッチングにより前
記第2のプラグ形成材料膜と前記下層配線材料膜とをパ
ターニングして、前記プラグの残部を形成して前記プラ
グを得るとともに該プラグに連続する前記下層配線を形
成し、その後前記レジストパターンを除去する工程と、 該下層配線と前記プラグとを覆う状態で前記下地層上に
層間絶縁膜を形成し、その後前記プラグの上面が露出す
る位置まで前記層間絶縁膜を除去する工程と、 前記層間絶縁膜の上面に前記プラグの上面を覆う状態で
上層配線材料膜を形成し、その後該上層配線材料膜をパ
ターニングして前記プラグに連続する前記上層配線を形
成し、前記多層配線構造を得る工程とを有していること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 下地層上に形成された下層配線と、該下
層配線の上方に形成された上層配線と、前記下層配線と
前記上層配線との間に介装された導電性を有する柱状の
プラグとからなる多層配線構造を有する半導体装置の製
造方法であって、 前記下地層上に下層配線材料膜と絶縁性の第1のプラグ
形成材料膜とを順次積層形成する工程と、 前記第1のプラグ形成材料膜をパターニングして前記プ
ラグの一部を形成する工程と、 該プラグの一部を覆う状態で前記下層配線材料膜上に導
電性の第2のプラグ形成材料膜を形成する工程と、 該第2のプラグ形成材料膜上に、前記プラグの一部を覆
った状態で前記下層配線用のレジストパターンを形成す
る工程と、 該レジストパターンをマスクとしたエッチングにより前
記第2のプラグ形成材料膜と前記下層配線材料膜とをパ
ターニングして、前記プラグの残部を形成して前記プラ
グを得るとともに該プラグに連続する前記下層配線を形
成し、その後前記レジストパターンを除去する工程と、 該下層配線と前記プラグとを覆う状態で前記下地層上に
層間絶縁膜を形成し、その後前記プラグの上面が露出す
る位置まで前記層間絶縁膜を除去する工程と、 前記層間絶縁膜の上面に前記プラグの上面を覆う状態で
上層配線材料膜を形成し、その後該上層配線材料膜をパ
ターニングして前記プラグに連続する前記上層配線を形
成し、前記多層配線構造を得る工程とを有していること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157495A JPH08306779A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157495A JPH08306779A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08306779A true JPH08306779A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14564833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11157495A Pending JPH08306779A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08306779A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100399964B1 (ko) * | 1996-12-30 | 2003-12-31 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치의 금속배선 형성방법 |
| JP2005159326A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその作製方法 |
| US7170176B2 (en) | 2003-11-04 | 2007-01-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2008285409A (ja) * | 2008-07-11 | 2008-11-27 | Casio Comput Co Ltd | 配線電極構造の製造方法 |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP11157495A patent/JPH08306779A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100399964B1 (ko) * | 1996-12-30 | 2003-12-31 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치의 금속배선 형성방법 |
| JP2005159326A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-16 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその作製方法 |
| US7170176B2 (en) | 2003-11-04 | 2007-01-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US7524709B2 (en) | 2003-11-04 | 2009-04-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Manufacturing method for a display device |
| JP2008285409A (ja) * | 2008-07-11 | 2008-11-27 | Casio Comput Co Ltd | 配線電極構造の製造方法 |
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