JPH08309051A - 編地のリンキング方法 - Google Patents

編地のリンキング方法

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JPH08309051A
JPH08309051A JP7323881A JP32388195A JPH08309051A JP H08309051 A JPH08309051 A JP H08309051A JP 7323881 A JP7323881 A JP 7323881A JP 32388195 A JP32388195 A JP 32388195A JP H08309051 A JPH08309051 A JP H08309051A
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JP
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needle
knitted fabric
point
knitted
guide
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JP7323881A
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Saichiro Moriguchi
佐一郎 守口
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05B—SEWING
    • D05B7/00—Linking machines, e.g. for joining knitted fabrics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より構成の簡単な装置によって、自動リンキ
ングを行えるようにすることである。 【解決手段】 自動リンキング装置1において、針移動
手段3の同一針列におけるポイント針17の移動経路上
に複数の針刺し位置を設定し、編地案内手段2によっ
て、編地5、6の縫い合わされるべき部分を、ポイント
針17の移動方向上流側の針刺し位置に誘導して針刺
し、その後、下流側の針刺し位置へ他の縫い合わされる
べき部分を誘導して針刺しするようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構成の簡単な装置を用
いて、自動リンキングを行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平3−49478号公報は、2枚の
編地を自動的にリンキングする自動リンキング装置を開
示している。上記自動リンキング装置は、2つの針列を
備え、各編地の縫い合わされるべき部分を、画像処理装
置を有する編地案内手段によって、各針列に1つずつ設
定された針刺し位置までそれぞれ誘導し、2枚の編地に
ポイント針をそれぞれ刺し通していくとともに、各針列
のポイント針を針列方向に移動させる。そして、各針列
のポイント針に刺し通された2枚の編地のうち、一方の
編地を他方の編地が通されているポイント針に目移しす
ることにより、2つの縫い合わせ部分を1つの針列に刺
し通した状態として、これらの縫い合わされるべき部分
をミシンにより縫製している。
【0003】上記装置によると、針移動手段は、縫い合
わせ部分の数(=2)だけ針列を有しており、またこれ
に対応して針列を移動させる手段を備えているため、装
置の構成がそれだけ複雑になる。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、より構成の簡単な装置
によって、自動リンキングを行えるようにすることであ
る。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、複数の
編地の縫い合わせ部分をポイント針に刺し通し、重ね合
わせた状態で縫製する自動リンキング方法において、一
方の編地の位置を検出しながら当該編地の縫い合わせ部
分を編地案内手段により針刺し位置へ案内し、案内され
た縫い合わせ部分にポイント針を順次刺し通した後、ポ
イント針を針列方向に移動させ、他方の編地の位置を検
出しながら当該編地の縫い合わせ部分を編地案内手段に
より上記針刺し位置よりもポイント針の移動方向下流側
の他の針刺し位置へ案内し、案内された他方の編地に上
記一方の編地の縫い合わせ部分を刺し通しているポイン
ト針を順次刺し通し、ポイント針の移動により上記針刺
し状態の編地を下流側の縫製位置まで案内してミシンに
より縫製するようにしている。
【0006】
【実施例1】この実施例は、図1ないし図8に示されて
おり、第2の編地6に第1の編地5をはさみ付けリンキ
ングするための自動リンキング装置1である。図1ない
し図7において、自動リンキング装置1は、編地案内手
段2、針移動手段3およびミシン4によって組み立てら
れている。第1の編地5は、衿などの長方形状をした付
属編であり、長手方向に沿って延びる2つの縫い合わせ
部分を両長辺の端部に有している。第2の編地6は、衿
ぐりカットされた身頃編であり、衿ぐりにおける縫い合
わせ部分はエンドレス状となっている。なお、第1の編
地5もその両側の短辺を全幅にわたって接続(かがり縫
い)することによりエンドレス状として自動リンキング
装置1にセットしてもよい。
【0007】編地案内手段2は、第1の編地5の各縫い
合わせ部分を、第1の針刺し位置P1および第2の針刺
し位置P2へそれぞれ誘導し、かつ、第2の編地6を第
3の針刺し位置P3へ誘導するためのものである。この
編地案内手段2は、第1の編地5の一方の縫い合わせ部
分に対応して第1の針刺し位置P1の上流側で、第1の
編地案内装置として一対の編地端センサ7、2個のロー
ラ8を、また、第1の編地5の他方の縫い合わせ部分に
対応して第2の針刺し位置P2の上流側で、第2の編地
案内装置として一対の編地端センサ9、2個のローラ1
0を、さらに身頃編などの第2の編地6に対応して第3
の針刺し位置P3の上流側で第3の編地案内装置として
一対の編地端センサ11、1個のローラ12および目移
し手段としてのガイド板13を備えており、第1、2お
よび3の編地案内装置によって構成されている。
【0008】そして、編地端センサ7、9およびローラ
8、10は、それぞれ断面がL字形のテーブル14の水
平な面および垂直な面に対向している。L字形のテーブ
ル14の垂直な面は、図1に示すように、第2の針刺し
位置P2まで延在している。また、テーブル14の水平
な面は、図2に示すように、第1の針刺し位置P1から
狭い幅となっており、後述の第1のポイント針17の針
列とドラム20の前面との間に位置し、第1の針刺し位
置P1からドラム19の円周方向に半周以上にわたって
延在している。第3の針刺し位置P3の上流側には、図
1、2に示すように円弧状ガイド140が設けられてい
る。円弧状ガイド140は、固定のカバー19aに取り
付けられている。さらに、円弧状ガイド140は、第1
の針刺し位置P1で突出した第1のポイント針17の先
端より上方に位置するように設けられている。編地端セ
ンサ11およびローラ12は、円弧状ガイド140の外
側面に対応している。
【0009】上記ガイド板13は、第2のポイント針1
8に刺し通されている第1の編地5をL字形のテーブル
14の水平な面側へ誘導して、第1の編地5をU字状に
折り曲げることによって、第2の編地6の端部に対して
第1の編地5をはさみ付け状態であてがうためのもので
あり、第3の針刺し位置P3の下流側で、ミシン4の上
流側に設けられている。なお、第2の編地6は、送り方
向の上流側で、送りローラ15と押えローラ16との間
に挟まれた状態で第3の針刺し位置P3に送り込まれる
ようになっている。
【0010】また上記針移動手段3は、複数の第1のポ
イント針17を円形に並設した針列と、複数の第2のポ
イント針18を円形に並設した針列とから構成されてい
る。これらの針列は、それぞれドラム19、20によっ
て保持されており、針の並設方向に移動可能に設けられ
ている。第1のポイント針17の針列の移動経路上に
は、第1の針刺し位置P1と第3の針刺し位置P3とが
設定されている。また、第2のポイント針の針列の移動
経路上には、第2の針刺し位置P2が設定されている。
【0011】そして、針移動手段3は、第1の針刺し位
置P1で第1のポイント針17を順次進出させて第1の
編地5を針刺しするとともに、第2の針刺し位置P2で
第2のポイント針18を順次進出させて第1の編地5を
針刺しし、第3の針刺し位置P3で第1のポイント針1
7をさらに進出させて第2の編地6を針刺しした後、第
1、第2の編地5、6をミシン掛け位置P4まで移動さ
せるためのものであって、複数の第1のポイント針17
を半径方向に沿って等ピッチで保持する第1の針移動部
材としてのドラム19と、第1のポイント針17に対し
て直交する状態で、第2のポイント針18を円周方向に
沿って保持する第2の針移動部材としてのドラム20と
によって組み立てられている。なお、ドラム19は、ド
ラム20の前面に一体的に形成されている。
【0012】第1のポイント針17は、ドラム19の内
部で後述の溝カムや針押し上げ手段などによって、第1
および第3の針刺し位置P1、P3で2段階に突出し、
ミシン掛け位置P4を通過した後、元の後退位置に復帰
する。ドラム19は、図4、5、6のように、中空軸2
4によってベアリングおよび溝カム22を介して固定の
フレーム21に対して回転自在に支持されており、ギヤ
65、66およびモータ58によって所定の速度で駆動
されるようになっている。ドラム19には、半径方向に
延在する溝67が円周方向に沿って等ピッチで複数形成
されており、第1のポイント針17は、この内部で半径
方向に摺動自在に設けられ、ドラム19の回転にともな
い、固定ガイド61によって進退方向に駆動されるよう
になっている。
【0013】すなわち、固定ガイド61は、針刺し位置
P1で突出した第1のポイント針17を針刺し位置P3
でさらに突出させ、ミシン掛け位置P4を過ぎて第1の
ポイント針17を後退させる。また、針押し上げ部材6
0は、第1の針刺し位置P1で、第1のポイント針17
を突出させるために、定位置の支点ピン71によって揺
動自在に支持され、クランクロッド70によってクラン
クピン69に連結されている。
【0014】そして、中空軸24に対し図示しない軸受
けを介して回転可能に支持された駆動軸68は、ギヤ7
2、73、およびモータ59によって駆動されるように
なっている。ドラム19が回転して、後退位置の第1の
ポイント針17が針刺し位置P1にきたとき、針押し上
げ部材60は、その位置に来た第1のポイント針17を
突き上げることによって、第1の編地5に針刺しする。
なお、この針押し上げ部材60の駆動手段は、上記実施
例のようにモータ59の回転をギヤ72、73および駆
動軸68を介してクランクロッド70に伝達する構成と
する代わりに、直接クランクロッド70を上下動させる
ソレノイドなどのアクチュエータにより構成することも
できる。
【0015】また第2のポイント針18は、図6に示す
ように、ドラム20に対して軸方向に進退自在に保持さ
れており、フレーム21に固定された溝カム22によっ
て第2の針刺し位置P2で突出し、ミシン掛け位置P4
を過ぎた後に後退し、元の位置に復帰する。なお、ドラ
ム20もドラム19と同様に、中空軸24によってフレ
ーム21に対して回転自在に支持されており、モータ5
8によって所定の速度で送り方向に回転するようになっ
ている。
【0016】さらに、ミシン4は、ミシン掛け位置P4
にあって、ドラム19の中心に向けてミシン針27を進
入させ、ドラム19の内側のルーパ25との共同動作に
よって、第1、第2の編地5、6を縫い糸26によって
縫い合わせ状態とする。
【0017】例えばエンドレス状の第1、第2の編地
5、6をはさみ付け状態で縫い合わせる場合に、まず、
作業者は、第1の編地5の縫い合わせ部分をL字状のテ
ーブル14の水平面および垂直面に対してL字状に折り
曲げた状態で置き、またドラム19と送りローラ15と
の間に第1、第2の編地5、6を並設して巻き掛ける。
そして、各編地5、および6の縫い合わせ部分の最初の
編目を、対応する針刺し位置P1、P2およびP3にお
いてそれぞれポイント針に刺し通す。その後、自動リン
キング装置1を始動して、各編地5、6を矢印の送り方
向に移動させる。
【0018】この移動過程で、第1の編地案内装置は、
第1の編地5の一方の端部を位置決めしながら、第1の
針刺し位置P1 へ案内する。すなわち、第1の編地案内
装置は第1の編地5の一方の端部をテーブル14の水平
な面とローラ8との間で保持し、第1の編地5の一方の
端部が一対の編地端センサ7の間に位置するように、一
対の編地端センサ7からの編地検出信号に応じてローラ
8を軸の方向に移動させる。なお、ローラ8は積極回転
させてもよいし、編地5の送りに応じて従動回転させて
もよい。
【0019】第1の編地案内装置の案内動作と同時に、
第2の編地案内装置も、一対の編地端センサ9からの編
地検出信号に応じてローラ10を軸方向に移動させるこ
とによって、第1の編地5の他方の端部を一対の編地端
センサ9の間に位置させる。これによって、第1の編地
5の縫い合わせ部分を第2の針刺し位置P2に案内す
る。このようにして、第1の編地5の縫い合わせるべき
両端縁部分が位置決め状態となって、第1、第2の針刺
し位置P1、P2に案内される。
【0020】それらの針刺し位置P1、P2で、第1、
第2のポイント針17、18は、それぞれ突出すること
によって、位置決め状態の第1の編地5の縫い合わせ部
分に針刺し状態となり、この状態を維持しながら、ドラ
ム19、20の同期回転により、送り方向に移動する。
第1のポイント針17に刺し通された第1の編地5は移
動過程において円弧状ガイド140の下方を移動するこ
とになる。なお、送りローラ15に連結された図示しな
い回転駆動部材は、ドラム19、20と同期回転してお
り、これによって、第1、第2の編地5、6の送りがポ
イント針17、18の移動と同期している。
【0021】一方、第2の編地6は、第1の針刺し位置
P1の近傍では、第1のポイント針17からドラム19
の軸方向に離間している。しかし、第2の編地6は、円
弧状ガイド140とローラ12とにより保持されている
ので、円弧状ガイド140へ移動するにつれて、第2の
編地6の縫い合わせ部分は第1のポイント針17の上方
まで案内される。
【0022】編地端センサ11は、第2の編地6の縫い
合わせ部分の端部を検出し、ローラ12を軸方向に移動
させることによって、縫い合わせ部分を第3の針刺し位
置P3に位置決めする。この後、第1のポイント針17
は、第3の針刺し位置P3でさらに上昇することによっ
て、第2の編地6の縫い合わせ部分に針刺し状態とな
る。このようにして、第3の針刺し位置P3で、第1の
ポイント針17は、第1の編地5の一方の縫い合わせ部
分と第2の編地6の縫い合わせ部分とに対して針刺し状
態となり、同時に先端部分で第2のポイント針18の先
端に突き合わせ状態となる。
【0023】針刺し状態の第1、第2の編地5、6がミ
シン掛け位置P4に移動する過程において、ガイド板1
3は、第1の編地5を第2のポイント針18から第1の
ポイント針17の方向に移動させることによって、当該
第1の編地5を目移しし、第2の編地6に対して第1の
編地5をはさみ付け状態とする。これによって、第1の
ポイント針17に対して第1、第2の編地5、6の縫い
合わせ部分が針刺し状態となって、ミシン掛け位置P4
まで案内される。上記ガイド板13は、第1のポイント
針17および第2のポイント針18に平行で、かつ、各
針の長手方向に対してそれぞれ所定の角度をなして延在
する2つの傾斜面を有している。この2つの傾斜面を展
開すると図7のように示される。
【0024】第1の編地5は、第2のポイント針18と
ともに移動するに連れて、ガイド板13の一方の傾斜面
に接触しながら、徐々に第2のポイント針18の先端へ
移動し、その後、他方の傾斜面に接触しながら第1のポ
イント針17の後端へ移動することによって目移しされ
る。ここで、ミシン4は、ミシン針27とルーパ25と
の動作によって、第1、第2の編地5、6を縫い糸26
によってはさみ付け状態で縫い合わせる。
【0025】なお、第2の編地6がエンドレス状でな
く、フラット状のものであるとき、また第1の編地5の
両側を縫い合わせずにフラット状とするとき、図8のよ
うに、縫い合わせ後の第1、第2の編地5、6は、一対
の巻き取りローラ28によって巻き取られるようにす
る。また、目移しは、上記実施例と逆に、第1のポイン
ト針17に刺し通されている第1、第2の編地5、6
を、共に第1のポイント針17から第2のポイント針1
8の方向に行うようにガイド板13を設けてもよい。こ
のときミシン4は、第2のポイント針18に刺し通され
ている第1、第2の編地5、6を縫製する。この変形例
では、ポイント針の移動経路上に複数の針刺し位置が設
定されている針列と、第1、第2の編地5、6をともに
刺し通し状態として縫製位置まで案内する針列とが異な
ることになるが、このような実施例も本願発明の技術的
範囲に含まれる。
【0026】また、目移し手段は、ガイド板13に代え
て、他の編地移動手段例えば空気噴射ノズルやブラシ状
のものとしてもよい。詳細には、一対の噴射ノズルや一
対の移動型ブラシを設け、一方の噴射ノズルから空気を
噴射させたり、一方の移動型ブラシを第2のポイント針
18の後端から先端へ移動させることによって、第2の
ポイント針18に刺し通されている第1の編地5を第2
のポイント針18の先端へ移動させ、その後、他方の噴
射ノズルから空気を噴射させたり、他方の移動型ブラシ
を第1のポイント針17の先端から後端へ移動させるこ
とによって、第1の編地5を第1のポイント針17に目
移しするものである。
【0027】また、編地端センサ7、9、11は、一対
のものに限らず、1つのセンサとして構成することもで
きる。1つのセンサの場合、検出範囲内における一定の
領域に、編地端が常に位置するように、ローラ8、1
0、12を移動させる。また、編地端付近にリンキング
ラインに沿って、予め色糸(捨て糸)などのマークを付
与しておき、センサによってマークが常に検出されるよ
うに、ローラ8、10、12を運動させるように構成し
てもよい。
【0028】
【実施例2】この実施例は、図9ないし図16に示され
ており、はさみ付けリンキングを行うための自動リンキ
ング装置1である。図9および図10において、針移動
手段3は、移動する2つの直列状の針列すなわち第1お
よび第2のポイント針17、18から構成されており、
第1のポイント針17の移動経路には、第1および第3
の針刺し位置P1、P3が設定されており、第2のポイ
ント針18の移動経路には第2の針刺し位置P2が設定
されている。
【0029】編地案内手段2は、各針刺し位置毎に設け
られた3つの編地案内装置から構成されており、第1の
編地案内装置は、第1の編地5の一方の縫い合わせ部分
を第1の針刺し位置P1へ誘導するために、画像処理用
のカメラ31、一対のハンド32、一対のサブハンド3
2a、一対の編地端センサ33および1つのローラ34
とから構成されている。また第2の編地案内装置は、第
1の編地5の他方の縫い合わせ部分を第2の針刺し位置
P2へ誘導するために、上記と同様に、カメラ35、一
対のハンド36、一対のサブハンド36a、一対の編地
端センサ37および1つのローラ38によって構成され
ている。さらに第3の編地案内装置は、第2の編地6の
縫い合わせるべき部分を第3の針刺し位置P3へ誘導す
るために一対の編地端センサ39と1つのローラ40と
から構成されている。第2のポイント針18に刺し通さ
れた第1の編地5の他方の縫い合わせ部分を第1のポイ
ント針17に目移しするために、板カム状の目移し手段
としてガイド板41がミシン掛け位置P4に設けられて
いる。
【0030】図9、10において、第1の編地5は、L
字状のテーブル42の上面および垂直面に沿ってあてが
われ、水平面に対応する一対の編地端センサ33および
位置決め用のローラ34、また垂直面に対応する一対の
編地端センサ37、位置決め用のローラ38によって縫
い合わせるべき両端縁部分で位置決めされ、次に各面ご
とに対応する一対のハンド32、36、一対のサブハン
ド32a、36a、カメラ31、35および各面に共通
の画像処理装置45によって針刺し位置P1、P2で目
拾い状態で位置決めされる。
【0031】ここで、一対のハンド32、36および一
対のサブハンド32a、36aの編地案内動作について
説明する。一対のハンド32、36は、互いに離間方向
および接近方向に移動可能で、さらに、図示しないアク
チュエータによって、上下、前後(編地の送り方向)お
よび左右(編地の送り方向と直交する方向)に移動可能
となっていて、編地案内の初期に降下して、カメラ3
1、35によって検出される編地部分を押圧し、互いに
離間することによって編目を拡張し、針刺しすべき編目
の位置情報にもとづき編地を押圧しながら前方へ移動
し、次に左右方向へ移動して、針刺しすべき編目を針刺
し位置へ案内し、位置決めする。
【0032】このとき、一対のサブハンド32a、36
aは、上昇して第1の編地5から離間し、さらに図9に
示す位置から前方へ移動して一対のハンド32、36と
干渉しない位置に待機している。互いに離間状態にある
一対のハンド32、36が、針刺しすべき編目を針刺し
位置P1、P2へ案内したとき、一対のサブハンド3
2、36aは、後方に移動して図9に示すように、針刺
し位置を挟んだ状態となり、さらに下降して第1の編地
5を押圧し、その位置で保持する。このとき一対のサブ
ハンド32a、36aは、一対のハンド32、36の間
に入るように、その間隔が設定されているので、一対の
ハンド32、36と干渉することはない。その後、一対
のハンド32、36は、上昇して、第1の編地5を開放
する。この状態で、第1、第2のポイント針17、18
が後述する針押し上げ手段50および56によりそれぞ
れ突出して、位置決め状態の第1の編地5を針刺しす
る。なお、この後、一対のハンド32、36が後退し、
互いに接近してから降下する。また、一対のサブハンド
32a、36aは、上昇し、前方へ移動して再び待機す
る。
【0033】一方、第1のポイント針17は、テーブル
42の水平面に垂直な状態で設けられており、ホルダー
46に対して水平方向のピン47によって支持されたレ
バー48の先端に固定されている。ホルダー46は、ス
ライドベアリング141を介してベース142を移動可
能に設けられている。また、ピン47が挿通されている
部分に等間隔の溝を形成しており、レバー48の後端を
この溝に収容することによりレバー48を所定の間隔で
配置している。
【0034】第1のポイント針17は、ホルダー46の
送り方向の移動と共に、固定の滑り案内板49の上面を
摺動しながら針刺し位置P1に案内され、かつ針刺し位
置P1で針押し上げ手段50により押し上げられて、テ
ーブル42から突出して、第1の編地5の水平部分の針
刺し位置に針刺しされ、その後、固定のカム51の低い
案内面によって一定の高さを維持するが、第3の針刺し
位置P3でカム51の高い案内面に乗り上げて、案内テ
ーブル52の上の第2の編地6に対して針刺し状態とな
る。なお、L字状のテーブル42の水平面および垂直面
は、それぞれ第1、第2の針刺し位置P1、P2の手前
から、第1、第2のポイント針17、18の針列を挟む
ようにして二股状に形成され、ミシン掛け位置P4まで
延在している。
【0035】また、水平方向の第2のポイント針18
は、ホルダー46の上面に所定の間隔で形成された複数
の溝にそれぞれ収容されることにより所定のピッチで進
退自在に設けられており、図11のように、後端のバッ
ト55で固定のカム板53のカム溝54の内部に嵌まり
込んでいるため、ホルダー46の送り方向の移動時に、
針押し上げ手段56、57に押されて、2段階的に前進
し、第2の針刺し位置P2でテーブル42の垂直な面か
ら突出し、目拾い状態の第1の編地5の編目に針刺し状
態となる。このようにして、第1の編地5は、テーブル
42に沿って、L字状に折り曲げられ、目拾い状態で、
垂直方向の第1のポイント針17および水平方向の第2
のポイント針18の針列に保持されて、ミシン掛け位置
P4に案内される。
【0036】一方、第2の編地6は、送りローラ14
3、プレスローラ74、複数のガイドローラ75により
案内され、平板状の案内テーブル52の上で一対の編地
端センサ39とローラ40の軸方向への変位とにより位
置決めされた後、第3の針刺し位置P3で第1のポイン
ト針17に針刺しされ、ミシン掛け位置P4に案内され
る。すなわち、第2の編地6の編地端が一対の編地端セ
ンサ39の間に位置するように、編地端センサ39から
の編地検出信号に基づいてローラ40を軸方向に変位さ
せる。そして、第1の編地5の垂直部分は、L字状の目
移し用のガイド板41によって、第2のポイント針18
から第1のポイント針17へと順次に目移しされ、第2
の編地6の上面に重ね合わせられる。この状態で、第1
および第2の編地5、6は、ミシン4の縫い糸26によ
って縫い合わせられる。
【0037】図12ないし図16は、以上の動作を第1
および第2の編地5、6の送り方向から見た動作順序を
示している。図12で、第1の編地5は、L字状のテー
ブル42に沿ってあてがわれる。この状態で第1、第2
のポイント針17、18は、いずれも後退位置にある。
図13に示すように、針刺し位置P1、P2で、垂直方
向の第1のポイント針17は、針押し上げ手段50によ
り上昇することによって、第1の編地5の水平な編目に
目拾い状態で針刺しされ、また水平方向の第2のポイン
ト針18は、針押し上げ手段56に駆動されて、第1の
編地5の垂直な編目に対し目拾い状態で針刺しされる。
次に、図14、16に示すように、第2の編地6は、カ
ム51の高い案内面に乗り上げた第1のポイント針17
に盲刺しの状態で針刺しされ、第1の編地5の水平な部
分に重ね得る状態となる。
【0038】そして、図15、16に示すように、第2
のポイント針18が針押し上げ手段57によってさらに
突出するため、第1、第2のポイント針17、18は、
先端部分で突き合わせ状態となり、目移し動作に備え
る。ここで、第1の編地5の垂直な部分は、目移し用の
ガイド板41によって、水平方向の第2のポイント針1
8から垂直方向の第1のポイント針17に目移しされ、
第2の編地6の上面に重ね合わされる。このようにし
て、第1の編地5は、第2の編地6の縫い合わせ部分を
挟み込んだ状態となる。そこで、ミシン4は、ミシン針
27とルーパ25との作用によって、縫い糸26によっ
て、第1および第2の編地5、6をはさみ付けリンキン
グの状態で縫い合わせる。なお、目移し用のガイド板4
1も実施例1のガイド板13と同様に2つの傾斜面を有
している。
【0039】
【実施例3】この実施例は、図17ないし図22に示さ
れており、実施例1のものとほぼ同様の編地送り方式を
採用しながら、はさみ付けリンキングを行うための自動
リンキング装置1である。針移動手段3は、移動する1
つの針列すなわち回転するドラム90に等ピッチで半径
方向に取り付けられた第1のポイント針17のみによっ
て構成されている。第1のポイント針17を移動させる
構成は、実施例1とほぼ同様である。そして、針移動手
段3には第1、第2および第3の針刺し位置P1、P
2、P3が設定されている。
【0040】編地案内手段2は、各針刺し位置P1、P
2、P3毎に設けられた3つの編地案内装置から構成さ
れている。第1の編地案内装置は、第1の編地5の一方
の縫い合わせ部分を第1の針刺し位置P1へ誘導するた
めに、一対の編地端センサ80、画像処理用のカメラ8
1、2つのローラ82から構成されており、第2の編地
案内装置は、第2の編地6を第2の針刺し位置P2へ誘
導するために、一対の編地端センサ83、1つのローラ
84、ガイド板85で構成されており、第3の編地案内
装置は、第1の編地5の他方の縫い合わせ部分を第3の
針刺し位置P3へ誘導するために、一対の編地端センサ
86、1つのローラ87、2枚のガイド板88、89に
よって構成されている。
【0041】ガイド板85は、送りローラ15と第1の
針刺し位置P1の間で水平面を形成し、さらに第1の針
刺し位置からドラム90の円周方向へ半周以上にわたっ
て円弧状面を形成している。さらに、円弧状面の側端部
からは垂直面85aが形成されている。垂直面85aに
は、ガイド板89が第2の針刺し位置P2からミシン掛
け位置P4にわたって設けられている。ガイド板89
は、第2の針刺し位置P2付近から下流側へ延びる円弧
状面と、下流側へいくに連れて第1のポイント針17に
接近するように延びる傾斜面とを有する。ガイド板89
の円弧状面には、編地露出用の孔144が形成されてい
る。
【0042】また傾斜面には、第1のポイント針17の
先端と干渉しないようにスリットが形成されている。ガ
イド板89の円弧状面と第1のポイント針17との間に
は、円弧状のガイド板88が設けられている。ガイド板
88の外側面には、編地露出用の孔144に対応するよ
うにしてローラ87および一対の編地端センサ86が設
けられている。また、第2の針刺し位置P2の上流側に
は、円弧状ガイド92が設けられている。円弧状ガイド
92は、カバー91に取り付けられている。
【0043】エンドレス状の第1の編地5は、ガイド板
85に案内されて、一方の端縁部で針刺し位置P1で第
1のポイント針17に対して針刺し状態となり、第1の
ポイント針17とともに送り方向に移動する過程で、他
方の端縁部がガイド板85の垂直面85aに支持されな
がらガイド板88、89の間に入り込むことによって第
1の編地5がU字状となり、ここで他方の端縁部が編地
端センサ86とローラ87との端出し機能によって位置
決めされる。
【0044】一方、エンドレス状の第2の編地6は、実
施例1と同様にして送りローラ15の回転および第1の
ポイント針17の移動により送られ、一対の編地端セン
サ83とローラ84との働きにより、円弧状ガイド92
の上で位置決めされ、針刺し位置P2でさらに突出する
第1のポイント針17に対して針刺し状態となる。その
後、第1の編地5の他方の端縁部は、外側のガイド板8
9の傾斜面により第1のポイント針17に接近する方向
に案内されて針刺し位置P3で針刺し状態となる。この
とき、第1のポイント針17の突出量は、第2の針刺し
位置P2における突出量と同一となっている。
【0045】このようにして、第1、第2の編地5、6
は、3つの縫い合わせ部分で針移動手段3の1つのポイ
ント針17の針列に刺し通された状態となる。そこで、
ミシン4は、ミシン掛け位置P4で、第1、第2の編地
5、6の縫い合わせ部分を縫製する。
【0046】なお、第2の編地6がエンドレス状でな
く、フラット状のものであるとき、図22のように、縫
い合わせ後の第1、第2の編地5、6は、一対の巻き取
りローラ93によって巻き取られるようにする。
【0047】
【実施例4】この実施例のものは、図23に示されてお
り、2枚の身頃編のリンキングを行ったり、身頃編に対
して付属編のシングルリンキングを行ったりするための
自動リンキング装置1であり、第2の編地6としての身
頃編を画像処理によって目拾いしながら第1のポイント
針17に針刺しし、また第1の編地5としての付属編を
目拾いしないまま位置決めしながら第1のポイント針1
7に針刺しし、これらをミシン掛け位置P4に送り込む
例である。
【0048】このため、針移動手段3は、移動する1つ
の円形状針列すなわち第1のポイント針17によって構
成されている。そして、針移動手段3には第1および第
2の針刺し位置P1、P2が設定されている。編地案内
手段2は、針刺し位置P1、P2毎に設けられた2つの
編地案内装置から構成されており、第1の編地案内装置
は、第2の編地6を第1の針刺し位置P1へ誘導するた
めに、編地端センサ96、複数のローラ97、画像処理
用のカメラ98、および一対のハンド99、一対のサブ
ハンド100から構成されており、また第2の編地案内
装置は、第1の編地5を第2の針刺し位置P2へ誘導す
るために、一対の編地端センサ101、2つのローラ1
02によって構成されている。
【0049】すなわち、第2の編地6は、テーブル10
3の上に乗せられ、2段階形式の一対の編地端センサ9
6および位置決め用のローラ97によって編地の送り方
向と直交する方向に位置決めされ、またたるみセンサ1
04のたるみ検出と送り量調整用のローラ105の回転
とによって、編目割り出しのための位置に送り込まれ
る。
【0050】上記位置決め用のローラ97および送り量
調整用のローラ105の動作について以下に説明する。
位置決め用のローラ97は、回転可能に支持されてお
り、図示しないアクチュエータにより軸方向に往復移動
可能に設けられている。各位置決め用のローラ97は、
第2の編地6の端部が各一対の編地端センサ96の間に
くるように、それぞれ編地検知信号に基づいて軸方向に
移動する。なお、後方の位置決め用のローラ97は、移
動する編地6によって従動回転し、前方のローラ97お
よび送り量調整用のローラ105は、図示しないモータ
によりそれぞれ積極回転可能であり、位置決め用のロー
ラ97と同様に軸方向に往復移動可能に設けられてい
る。
【0051】たるみセンサ104は、第2の編地6の側
方で、かつ、第2の編地6よりも若干高い位置に取り付
けられている。前方の位置決め用のローラ97は、たる
みセンサ104が第2の編地6を検知するまで、すなわ
ち、第2の編地6が位置決め用のローラ97の前方で所
定量のたるみを生じるまで積極的に回転する。送り量調
整用のローラ105は、後述する一対のハンド99によ
る第2の編地6の送りに同期して回転することにより、
第2の編地6を所定量ずつ送り出す。送り量調整用のロ
ーラ105が第2の編地6を送り出すことによって、上
記のたるみがなくなったことがたるみセンサ104によ
り検知されたとき、前方の位置決め用のローラ97が再
び回転してたるみを積極的に生じさせる。なお、送り量
調整用のローラ105は、軸方向にも移動可能であり、
後述する画像処理によって、第2の編地6の位置がずれ
てきたことが検出されたときに、画像処理装置からの指
令に基づいて軸方向に移動することにより第2の編地6
の位置を修正する。
【0052】ここで、カメラ98は、光源106によっ
て照らされている第1の編地5を撮像し、画像データと
して図示しない画像処理装置に送り込む。画像処理装置
は、画像データから、第2の編地6の縫い合わせるべき
編目を割り出し、一対のハンド99を編目拡張方向に拡
げながら、テーブル103の平面上で針刺しすべき編目
を位置決め状態とする。このようにして、位置決め状態
の第2の編地6は、一対のサブハンド100によって針
刺し位置P1で押さえ込まれている。
【0053】一方、下方の回転ドラム107は、第2の
編地6の送り速度と同じ周速度で矢印方向に回転してお
り、針刺し位置P1で、針押し出し手段108を図示し
ないカムまたはアクチュエータにより操作して、円周方
向に沿って所定のピッチで配列された第1のポイント針
17を突出させ、第2の編地6の目拾いされた編目に針
刺しする。このようにして、第1のポイント針17は、
回転ドラム107とともに送り方向に回転し、ミシン掛
け位置P4に移動する。
【0054】他方で第1の編地5は、テーブル110上
で一対の編地端センサ101とローラ102とで位置決
めされ、針刺し位置P2で、第1のポイント針17に順
次刺し通される。テーブル110の下端にはスリット1
45が形成されており、実施例3のガイド板89の傾斜
面と同様の作用によって、第1の編地5を第1のポイン
ト針17に刺し通すものである。針刺しされた第1の編
地5は、第1のポイント針17とともに移動してミシン
掛け位置P4に送り込まれている。
【0055】このようにして、第1および第2の編地
5、6は、ともに第1のポイント針17によって保持さ
れ、ミシン掛け位置P4で、ミシン4によって縫い合わ
され、一対の巻下げロール109によって送り出される
ようになっている。なお、突出した状態の第1のポイン
ト針17は、図示しないカムなどによって、回転ドラム
107の回転に伴い後退位置に戻される。この実施例に
よると、構成がきわめて簡単になる。なお、第2の編地
案内装置を第1の編地案内装置と同様に構成してもよ
い。そうすれば、曲線状のリンキングラインを有する2
枚の身頃編地のリンキングが可能となる。
【0056】
【付属編地の接続方法】実施例1および3において、第
1の編地5すなわち付属編は、図24に示すように、両
側の短辺を全幅にわたってつなぎ合わせ部5aにより接
続することにより、エンドレス状とされている。このよ
うな接続状態の場合に、図25に見られるように、リン
キングの終了間際では、すなわち、最初に縫製された部
分が移動して再び針刺し位置へ接近してきたとき、付属
編の針刺しされていない部分も折れ曲がってしまい、編
地の検出(編地端センサ7、9、80、カメラ81によ
る編地撮像や編地端の検出)が困難となり、編地案内
(目拾いや編地端の位置決め)が行いにくい。そこで、
図26の第1の編地5は、長方形状の付属編の両側端部
(短辺)の一部分(半分)のみをつなぎ合わせて環状と
した例である。この場合、針刺し動作は、つなぎ合わせ
部5bから開始し、つなぎ合わせ部5bで終了する。
【0057】実施例1に対して、図26の付属編の縫い
合わせ部分の最初の編目だけを手で第1の針刺し位置P
1、第2の針刺し位置P2でポイント針17、18に刺
すとともに、第2の編地6を第3の針刺し位置P3でポ
イント針17に刺し通す。その後、自動リンキング装置
1を始動して、自動的に矢印方向に第1および第2の編
地5、6を送りながら順に針刺ししていく。第1の編地
5としての付属編が上記のように短辺の一部分のみでつ
なぎ合わされて環状となっているので、リンキングの終
了間際で、図27に見られるように、つなぎ合わされて
いない部分が折れ曲がらないため、編地の検出や編地案
内が円滑に行われる。なお、リンキングの開始後、最初
の編目がミシン掛け位置P4に達するまではミシン4を
停止させておき、無駄な縫製をしないようにすることが
望ましい。
【0058】また、実施例3に対しては、図26で示す
付属編の最初の編目だけを手で第1の針刺し位置P1で
ポイント針17に刺し通すとともに、第2の編地6を第
3の針刺し位置P3でポイント針17に刺し通す。その
後、自動リンキング装置1を始動させて、リンキング動
作を開始する。第1の編地5としての付属編が上記のよ
うに短辺の一部分のみでつなぎ合わされて環状となって
おれば、リンキングの終了間際で、つなぎ合わされてい
ない部分が折れ曲がらないため、編地の検出や編地案内
が円滑に行われる。
【0059】
【編目検出方法】図28、29は、前記実施例2におい
て、より鮮明な編地画像を得るために、撮像にあたり、
第1の編地5の送り方向に編地を伸ばす例である。この
編目検出方法は、特にゴム編の編地に有効であり、編地
の送り方向と直交する方向に伸ばして、編目を拡大して
確認しやすい状態としている。
【0060】まず、図28の例は、前記実施例2の付属
編の編地案内手段2に適用するもので、例えばXY平面
上で、第1の編地5の送り方向(X方向)とその方向に
直交する方向(Y方向)とに編地を拡張して撮像する例
である。すなわち、編地拡張には、ローラ34を所定量
だけ送り方向と逆の方向に回転させて、第1の編地5を
引き戻す。このとき、ハンド32は、第1の編地5の上
方にある。これにより第1のポイント針17とローラ3
4との間で、編地をX方向に伸長させる。この状態で、
ハンド32が下降して、第1の編地5をテーブル42と
の間で保持し、次にハンド32が互いに離れる方向に移
動することにより、編地をY方向に拡張する。この状態
で、カメラ31は、第1の編地5を撮像して、画像処理
し、次の編目位置を検出する。
【0061】次に、ハンド32が所定量前進し、同時に
ローラ34が所定量回転することによって、送り動作を
行う。その後、あるいは送り動作と同時に、ハンド32
およびローラ34が編地を押えながらY方向に移動し
て、次の編目を針刺し位置P1まで移動させる。ここ
で、第1のポイント針17が突出するので、検出された
編目に第1のポイント針17が刺し通される。この後、
ハンド32が上昇し、X方向およびY方向に後退する。
なお、ローラ34の回転による第1の編地5の送り量と
ハンド32の前進による第1の編地5の送り量とは同じ
なので、第1の編地5のうち、ローラ34から第1のポ
イント針17までの編地部分は伸長された状態に維持さ
れている。したがってハンド32が上昇して元の位置に
戻ったとき、ローラ34を逆の方向に回転させることな
くカメラ31によって第1の編地5を撮像して画像処理
し、次の編目位置を検出する。その後の動作は上記と同
様であり、次の編目を針刺し位置P1まで移動させる。
このようにして、撮像位置で第1の編地5の編目が拡張
されるため、画像処理による編目の検出が容易となる。
【0062】次の編目位置を検出した結果、次の編目を
針刺し位置P1まで案内するためのローラ34のY方向
への移動量が、現在のY方向の位置からY方向に関する
制限位置までの量を越えると判断したとき、ローラ34
を一旦上昇させ、Y方向に移動させてその方向について
の初期位置に戻した後、降下させる。すなわちローラ3
4を置き直しする。ローラ34が上昇したとき第1の編
地5が縮むので、ローラ34が降下した後ローラ34を
逆転させて第1の編地5を伸ばす。この後再び次の編目
位置を検出することになる。
【0063】次に、図29の例は、ローラ34に代えて
鋸状の刃を有するガイド120で編地をX方向にのみ伸
ばす例である。まず、ガイド120が初期の位置から
に沿って下降し、テーブル42の上で第1の編地5を保
持し、次にガイド120がの方向に移動して、第1の
編地5をX方向に伸ばす。この状態で、カメラ31は第
1の編地5を撮像して、画像処理し、次の編目位置を検
出する。検出された次の編目位置と針刺し位置との送り
方向つまりX方向のずれ量だけガイド120をのよう
に前進させる。このとき、ハンド32も同時に送り方向
に前進する。さらにハンド32およびガイド120がY
方向へ移動して、検出された編目が針刺し位置P1に案
内されたとき、第1のポイント針17が突出するので、
検出された編目に第1のポイント針17が刺し通され
る。この後、ハンド32が上昇してX方向およびY方向
に後退し、ガイド120は、に沿って上昇してX方向
およびY方向に移動して元の位置に戻る。このようにし
て、ガイド120の送り方向に対する進退運動と上下運
動を組み合わせることによって、第1の編地5をX方向
に伸ばして、編目を画像処理によって認識しやすい状態
としている。
【0064】なお、上記具体例は、第1の編地5をXY
平面でのみ拡張しているが、XZ平面でのローラ38や
ハンド36、サブハンド36aを用いたり、XZ平面に
もガイド120と同様なガイドを設けることによって、
XZ平面でも第1の編地5を拡張することもできる。
【0065】
【発明の効果】従来技術によると、針移動手段が、1つ
の針刺し位置を有する針列を、縫い合わせ部分の数だけ
備えているので、例えば、縫い合わされるべき部分が2
つあれば、針移動手段は、2つの針列を備えていたた
め、針列およびこれを移動させる部材の数が多くなり装
置の構成が複雑化していた。
【0066】これに対して、本発明によれば、複数の縫
い合わせ部分を、同一の針列が複数の針刺し位置でそれ
ぞれ自動的に針刺してしまうので、針移動手段が備える
針列の数をそれだけ減少させることができ、構成が簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1による自動リンキング装置の概略的な
正面図である。
【図2】実施例1による自動リンキング装置の概略的な
平面図である。
【図3】実施例1による自動リンキング装置の概略的な
側面図である。
【図4】実施例1による第1のポイント針の駆動部分の
断面図である。
【図5】実施例1による第1のポイント針を移動させる
ためのカムの部分の正面図である。
【図6】実施例1による第2のポイント針の駆動部分の
断面図である。
【図7】実施例1による第1、第2のポイント針の展開
図である。
【図8】実施例1による他の例の正面図である。
【図9】実施例2による自動リンキング装置の概略的な
正面図である。
【図10】実施例2による自動リンキング装置の要部の
断面図である。
【図11】実施例2での第2のポイント針の駆動用カム
の平面図である。
【図12】実施例2での第1および第2のポイント針の
位置関係の説明図である。
【図13】実施例2での第1の編地を第1のポイント
針、第2のポイント針に刺し通した状態の説明図であ
る。
【図14】実施例2での第1のポイント針に第1、第2
の編地を針刺しした状態の説明図である。
【図15】実施例2での第1の編地を第2のポイント針
から第1のポイント針に目移しした状態の説明図であ
る。
【図16】実施例2での第1、第2のポイント針に対す
る第1、第2の編地の針刺し状態の斜面図である。
【図17】実施例3による自動リンキング装置の概略的
な正面図である。
【図18】実施例3による自動リンキング装置の概略的
な平面図である。
【図19】実施例3による自動リンキング装置の概略的
な側面図である。
【図20】実施例3による自動リンキング装置の要部の
斜面図である。
【図21】実施例3による第1のポイント針などの展開
図である。
【図22】実施例3による他の例の正面図である。
【図23】実施例4による自動リンキング装置の概略的
な正面図である。
【図24】リング状の第1の編地(付属編)の斜面図で
ある。
【図25】第2の編地に対して第1の編地をはさみ付け
状態でリンキングするときの斜面図である。
【図26】リング状の第1の編地(付属編)の斜面図で
ある。
【図27】第2の編地に対して第1の編地をはさみ付け
状態でリンキングするときの斜面図である。
【図28】編地をXY方向に引き伸ばしながら送り方向
に移動させる例の斜面図である。
【図29】編地をX方向に引き伸ばしながら送り方向に
移動させる例の斜面図である。
【符号の説明】
1 自動リンキング装置 2 編地案内手段 3 針移動手段 4 ミシン 5 第1の編地 6 第2の編地 17 第1のポイント針 18 第2のポイント針
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項4】 複数の編地の縫い合わせ部分をポイント
針に刺し通し、重ね合わせた状態で縫製する自動リンキ
ング方法において、 一方の編地(6)の位置を検出しながら当該編地(6)
の縫い合わせ部分を編地案内手段(2)により針刺し位
置(P1)へ案内し、当該編地(6)の 案内された縫い合わせ部分にポイント
針(17)を順次刺し通した後、ポイント針(17)を
針列方向に移動させ、 他方の編地(5)の位置を検出しながら当該編地(5)
の縫い合わせ部分を編地案内手段(2)により上記針刺
し位置(P1)よりもポイント針(17)の移動方向下
流側であってポイント針(17)の先端真上に位置する
他の針刺し位置(P2)へ案内し、その針刺し位置(P2)に位置する他方の編地(5)を
ポイント針(17)の延在方向に移動させることにより
他方の編地(5)の 案内された縫い合わせ部分に、上記
一方の編地(6)の縫い合わせ部分を刺し通しているポ
イント針(17)を順次刺し通すことにより、両編地
(5、6)の縫い合わせ部分を重ね合わせ、 ポイント針(17)の移動によりそのポイント針(1
7)に刺し通された重ね合わせ状態の編地(5、6)を
針刺し位置(P2)よりもポイント針(17)の移動方
向下流側の縫製位置(P4)まで案内してミシン(4)
によりシングルリンキングとして縫製するようにしたこ
とを特徴とする編地のリンキング方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記ガイド板13は、第2のポイント針1
8に刺し通されている第1の編地5をL字形のテーブル
14の水平な面側へ誘導して、第1の編地5をU字状に
折り曲げることによって、第2の編地6の端部に対して
第1の編地5をはさみ付け状態であてがうためのもので
あり、第3の針刺し位置P3の下流側で、ミシン4の上
流側に設けられている。なお、第2の編地6は、送り方
向の上流側で、送りローラ15と押えローラ16との間
に挟まれた状態で円弧状ガイド140の外周部に沿い第
3の針刺し位置P3に送り込まれるようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】第1の編地案内装置の案内動作と同時に、
第2の編地案内装置も、一対の編地端センサ9からの編
地検出信号に応じてローラ10を軸方向に移動させるこ
とによって、第1の編地5の他方の端部を一対の編地端
センサ9の間に位置させる。これによって、第1の編地
5の縫い合わせ部分を第2の針刺し位置P2に案内す
る。このようにして、第1の編地5の次の縫い合わせる
べき両端縁部分が位置決め状態となって、第1、第2の
針刺し位置P1、P2に案内される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】それらの針刺し位置P1、P2で、第1、
第2のポイント針17、18は、それぞれ突出すること
によって、位置決め状態の第1の編地5の次の縫い合わ
せ部分に針刺し状態となり、この状態を維持しながら、
ドラム19、20の同期回転により、送り方向に移動す
る。第1のポイント針17に刺し通された第1の編地5
は移動過程において円弧状ガイド140の下方を移動す
ることになる。なお、送りローラ15に連結された図示
しない回転駆動部材は、ドラム19、20と同期回転し
ており、これによって、第1、第2の編地5、6の送り
がポイント針17、18の移動と同期している。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】編地案内手段2は、各針刺し位置P1、P
2、P3毎に設けられた3つの編地案内装置から構成さ
れている。第1の編地案内装置は、第1の編地5の一方
の縫い合わせ部分を第1の針刺し位置P1へ誘導するた
めに、一対の編地端センサ80、画像処理用のカメラ8
1、2つのローラ82とガイド板85とから構成されて
おり、第2の編地案内装置は、第2の編地6を第2の針
刺し位置P2へ誘導するために、一対の編地端センサ8
3、1つのローラ84、ガイド板85で構成されてお
り、第3の編地案内装置は、第1の編地5の他方の縫い
合わせ部分を第3の針刺し位置P3へ誘導するために、
一対の編地端センサ86、1つのローラ87、2枚のガ
イド板88、89によって構成されている。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、編地端センサ7、9、11は、一対
のものに限らず、1つのセンサとして構成することもで
きる。1つのセンサの場合、検出範囲内における一定の
領域に、編地端が常に位置するように、ローラ8、1
0、12を移動させる。また、編地端付近にリンキング
ラインに沿って、予め色糸(捨て糸)などのマークを付
与しておき、センサによってマークが常に検出されるよ
うに、ローラ8、10、12を運動させるように構成し
てもよい。なお、第1、第2の編地5、6をリンキング
装置にセットするにあたって、互いがリンキングされる
位置をリンキング方向に正確に合わせたいときには、最
初に第1の編地5のみをセットして運転を行い、編地5
を最初に針刺ししたポイント針17が第3の針刺し位置
P3に移動したときに、編地を検出するセンサ等でそれ
を検出してリンキング装置を停止させ、第3の針刺し位
置P3でさらに進出しているポイント針17、すなわち
第1の編地5を最初に針刺ししたポイント針17に第2
の編地6の対応する縫い合わせ部分を針刺しして第2の
編地6をセットすればよい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の編地の縫い合わせ部分をポイント
    針に刺し通し、重ね合わせた状態で縫製する自動リンキ
    ング方法において、 一方の編地の位置を検出しながら当該編地の縫い合わせ
    部分を編地案内手段により針刺し位置へ案内し、 案内された縫い合わせ部分にポイント針を順次刺し通し
    た後、ポイント針を針列方向に移動させ、 他方の編地の位置を検出しながら当該編地の縫い合わせ
    部分を編地案内手段により上記針刺し位置よりもポイン
    ト針の移動方向下流側の他の針刺し位置へ案内し、 案内された他方の編地に上記一方の編地の縫い合わせ部
    分を刺し通しているポイント針を順次刺し通し、 ポイント針の移動により上記針刺し状態の編地を下流側
    の縫製位置まで案内してミシンにより縫製するようにし
    たことを特徴とする編地のリンキング方法。
JP7323881A 1995-03-13 1995-11-17 編地のリンキング方法 Pending JPH08309051A (ja)

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KR0141987B1 (ko) 1998-07-01
KR960034513A (ko) 1996-10-24
US5730075A (en) 1998-03-24

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