JPH08309985A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JPH08309985A JPH08309985A JP7124731A JP12473195A JPH08309985A JP H08309985 A JPH08309985 A JP H08309985A JP 7124731 A JP7124731 A JP 7124731A JP 12473195 A JP12473195 A JP 12473195A JP H08309985 A JPH08309985 A JP H08309985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- ink
- pair
- counter electrode
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極の酸化、付着物を抑制し、安定な電極寿
命を有し、印字ドット径を制御して高品質の画像を形成
できるインクジェットヘッドを提供することを目的とす
る。 【構成】 電極4上の酸化物や付着物を除去するため、
電極4とカウンター電極5との間に、交流電圧パルスを
印加する。また、印字ドット径の制御を行うため、交流
電圧パルスの印加時間や、交流電圧パルス印加後の予備
吐出パルス回数の制御を行う。 【効果】 電極上に酸化物や付着物を形成することな
く、安定した電極性能を得ることができ、高寿命を得ら
れる。また、面積諧調印字による高画質の画像形成を行
うことができる。
命を有し、印字ドット径を制御して高品質の画像を形成
できるインクジェットヘッドを提供することを目的とす
る。 【構成】 電極4上の酸化物や付着物を除去するため、
電極4とカウンター電極5との間に、交流電圧パルスを
印加する。また、印字ドット径の制御を行うため、交流
電圧パルスの印加時間や、交流電圧パルス印加後の予備
吐出パルス回数の制御を行う。 【効果】 電極上に酸化物や付着物を形成することな
く、安定した電極性能を得ることができ、高寿命を得ら
れる。また、面積諧調印字による高画質の画像形成を行
うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を吐出させて
印刷用紙に印字又は印画させるインクジェットヘッドに
関するものである。
印刷用紙に印字又は印画させるインクジェットヘッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンターは、記
録時の静粛性、高速記録が可能、カラー化が容易といっ
た点から家庭用、オフィス用コンピュータの出力用プリ
ンターとして広く利用されるようになってきた。このイ
ンクジェットプリンターはインクを小滴化し飛翔させ、
記録紙に付着させて記録を行うもので、小滴の発生法や
飛翔方向の制御法によってコンティニアス方式とオンデ
マンド方式に大別される。
録時の静粛性、高速記録が可能、カラー化が容易といっ
た点から家庭用、オフィス用コンピュータの出力用プリ
ンターとして広く利用されるようになってきた。このイ
ンクジェットプリンターはインクを小滴化し飛翔させ、
記録紙に付着させて記録を行うもので、小滴の発生法や
飛翔方向の制御法によってコンティニアス方式とオンデ
マンド方式に大別される。
【0003】コンティニアス方式は、例えば、米国特許
第3060429号公報明細書に開示されている方式で
あって、インクの小滴化を静電吸引的に行い、発生した
小滴を記録信号に応じて電解制御し、記録紙上に小滴を
選択的に付着させて記録を行うものであり、小滴の発生
に高電圧を要し、マルチノズル化が困難であるので高速
記録には不適である。
第3060429号公報明細書に開示されている方式で
あって、インクの小滴化を静電吸引的に行い、発生した
小滴を記録信号に応じて電解制御し、記録紙上に小滴を
選択的に付着させて記録を行うものであり、小滴の発生
に高電圧を要し、マルチノズル化が困難であるので高速
記録には不適である。
【0004】オンデマンド方式は、例えば米国特許第3
4747120号公報明細書に開示されている方式で、
小滴を吐出するノズル孔を有する記録ヘッドに付設され
ているピエゾ振動素子に、電気的な記録信号を付加し、
この電気記録信号をピエゾ振動素子の機械的振動に変
え、機械的振動に従って前記ノズル孔より小滴を吐出さ
せて記録紙に付着させることで記録を行うものであり、
オンデマンドでインクをノズル孔より吐出して記録を行
うため、コンティニアス方式のように吐出飛翔する小滴
の中、画像の記録に要さなかった小滴を回収することが
不要となり、シンプルな構成が可能である。一方、記録
ヘッドの加工の困難さや、ピエゾ振動素子の小型化が極
めて困難でマルチノズル化が難しく、ピエゾ素子の機械
振動という機械的エネルギーで小滴の飛翔を行うので高
速記録に向かない等の欠点を有する。
4747120号公報明細書に開示されている方式で、
小滴を吐出するノズル孔を有する記録ヘッドに付設され
ているピエゾ振動素子に、電気的な記録信号を付加し、
この電気記録信号をピエゾ振動素子の機械的振動に変
え、機械的振動に従って前記ノズル孔より小滴を吐出さ
せて記録紙に付着させることで記録を行うものであり、
オンデマンドでインクをノズル孔より吐出して記録を行
うため、コンティニアス方式のように吐出飛翔する小滴
の中、画像の記録に要さなかった小滴を回収することが
不要となり、シンプルな構成が可能である。一方、記録
ヘッドの加工の困難さや、ピエゾ振動素子の小型化が極
めて困難でマルチノズル化が難しく、ピエゾ素子の機械
振動という機械的エネルギーで小滴の飛翔を行うので高
速記録に向かない等の欠点を有する。
【0005】また特公昭61−59911号公報,特公
昭62−11035号公報,特公昭61−59914号
公報には、発熱抵抗体により沸騰を生起させ液滴を飛翔
させる方式の記録法が公開されている。
昭62−11035号公報,特公昭61−59914号
公報には、発熱抵抗体により沸騰を生起させ液滴を飛翔
させる方式の記録法が公開されている。
【0006】オンデマンド方式の他の例として米国特許
第3179042号公報明細書(スペリーの特許)に開
示されている方式は、ピエゾ振動素子等の手段による機
械的振動エネルギーを利用する代わりに、熱エネルギー
を利用することが記載されている。機械的振動エネルギ
ーを利用する方式と比較し、エネルギー変換効率が高
い、マルチノズル化が容易であるといった特徴がある。
第3179042号公報明細書(スペリーの特許)に開
示されている方式は、ピエゾ振動素子等の手段による機
械的振動エネルギーを利用する代わりに、熱エネルギー
を利用することが記載されている。機械的振動エネルギ
ーを利用する方式と比較し、エネルギー変換効率が高
い、マルチノズル化が容易であるといった特徴がある。
【0007】次にその吐出原理について説明する。図1
3は従来のインク吐出装置の断面図である。図13にお
いて42は導電性インク、43は導電性インク42で満
たされたインク室、21は導電性インク42を収容する
インクタンク、4は導電性インク液面以下に配置された
一対の電極、44は電源、45は電源44のスイッチ、
7は導電性インク42を吐出するノズル、10は記録媒
体、9はノズル7から吐出されるインク滴である。
3は従来のインク吐出装置の断面図である。図13にお
いて42は導電性インク、43は導電性インク42で満
たされたインク室、21は導電性インク42を収容する
インクタンク、4は導電性インク液面以下に配置された
一対の電極、44は電源、45は電源44のスイッチ、
7は導電性インク42を吐出するノズル、10は記録媒
体、9はノズル7から吐出されるインク滴である。
【0008】一対の電極4に電圧を印加すると、導電性
インク42に電流が流れ、そのジュール熱で電極4の先
端間の導電性インク42の一部が気化する。更にその気
化された導電性インク42の蒸気は、ノズル7から記録
媒体10にインク滴9を吐出させるのに十分な圧力を発
生するまで膨張する。スイッチ45により電圧を印加す
ることで、導電性インク42を吐出するノズル孔を選び
記録媒体10に所望の文字を形成できるようしている。
インク42に電流が流れ、そのジュール熱で電極4の先
端間の導電性インク42の一部が気化する。更にその気
化された導電性インク42の蒸気は、ノズル7から記録
媒体10にインク滴9を吐出させるのに十分な圧力を発
生するまで膨張する。スイッチ45により電圧を印加す
ることで、導電性インク42を吐出するノズル孔を選び
記録媒体10に所望の文字を形成できるようしている。
【0009】図14は従来のインクジェットヘッドの要
部断面図であり、図15は図14のA−A線の断面図で
ある。図14において、8は圧力室、7は圧力室8の上
面に形成されたノズル、1は圧力室8の底面を形成する
基板、2は圧力室8の側面を形成する仕切り板、3はノ
ズル7が形成され圧力室8の上面を形成するノズルプレ
ート、14は電極4に送る信号を発生する吐出信号発生
装置、9はノズル7から吐出したインク滴、10はノズ
ル7の前面に配置された記録媒体、4は圧力室8の底面
に配設された一対の電極、39はインクの発熱を基板1
に逃がさないように基板1の上面に積層された断熱層、
41は圧力室8に連接されたインク流路、図15に示す
矢印イは電極4間を通る電気力線、矢印ロはインク中を
通る電流通過部である。
部断面図であり、図15は図14のA−A線の断面図で
ある。図14において、8は圧力室、7は圧力室8の上
面に形成されたノズル、1は圧力室8の底面を形成する
基板、2は圧力室8の側面を形成する仕切り板、3はノ
ズル7が形成され圧力室8の上面を形成するノズルプレ
ート、14は電極4に送る信号を発生する吐出信号発生
装置、9はノズル7から吐出したインク滴、10はノズ
ル7の前面に配置された記録媒体、4は圧力室8の底面
に配設された一対の電極、39はインクの発熱を基板1
に逃がさないように基板1の上面に積層された断熱層、
41は圧力室8に連接されたインク流路、図15に示す
矢印イは電極4間を通る電気力線、矢印ロはインク中を
通る電流通過部である。
【0010】以上のように構成されたインクジェットヘ
ッドについて、以下に製造方法について説明する。
ッドについて、以下に製造方法について説明する。
【0011】ガラスあるいはシリコンなどのセラミック
スからなる非導電性の基板1上に、SiO2 からなる断
熱層39をスパッタ法により、Ar圧を10mTorr
とし、300Wの出力で30分間スパッタし、1μm厚
のSiO2 層を形成することにより積層する。次にT
i,Au,Pt,Niなどの導電性の電極4を断熱層3
9上に蒸着法、スパッタリング法などの物理成膜法ある
いはメッキ法により積層する。この電極4を積層した基
板1をフォトリソグラフィ法により電極4のパターンを
形成し、電極4以外の部分をイオンミリングまたはケミ
カルエッチングにより除去する。次いで、電極4の圧力
室8に露出している以外の部分と基板1上に有機高分子
あるいはセラミックスなどの耐久皮膜40を塗布または
スパッタリング法により形成する。この耐久皮膜40と
電極4とを積層した基板1上に高分子樹脂からなる仕切
り板2とエキシマレーザー加工機により形成されたノズ
ル7を有するノズルプレート3を、ノズル7を2つの電
極4の中心部に位置するように接着する。
スからなる非導電性の基板1上に、SiO2 からなる断
熱層39をスパッタ法により、Ar圧を10mTorr
とし、300Wの出力で30分間スパッタし、1μm厚
のSiO2 層を形成することにより積層する。次にT
i,Au,Pt,Niなどの導電性の電極4を断熱層3
9上に蒸着法、スパッタリング法などの物理成膜法ある
いはメッキ法により積層する。この電極4を積層した基
板1をフォトリソグラフィ法により電極4のパターンを
形成し、電極4以外の部分をイオンミリングまたはケミ
カルエッチングにより除去する。次いで、電極4の圧力
室8に露出している以外の部分と基板1上に有機高分子
あるいはセラミックスなどの耐久皮膜40を塗布または
スパッタリング法により形成する。この耐久皮膜40と
電極4とを積層した基板1上に高分子樹脂からなる仕切
り板2とエキシマレーザー加工機により形成されたノズ
ル7を有するノズルプレート3を、ノズル7を2つの電
極4の中心部に位置するように接着する。
【0012】以上のようにして製造されたインクジェッ
トヘッドについて、以下その動作について説明する。圧
力室8、インク流路41にはインクが充満され、吐出信
号発生装置14で発生された信号は電極4間に電圧を印
加する。次に、一対の電極4間に充満しているインク中
に電気力線イが発生する。インクは所定の体積抵抗率を
有するので、インク中の電流通過部ロに電流が流れる。
その結果インク中にジュール熱が発生するので、インク
の温度が上昇し、圧力室8内の電極4、コモン電極上に
バブル(図示せず)が発生する。このバブルが大きくな
ると、圧力室8内の圧力が急激に上昇し、圧力室8内の
インクがノズル7から記録媒体10に向かって吐出す
る。このとき圧力室8内の体積減少により、インク流路
41よりインクが供給されて、インク吐出の1サイクル
を完了する。吐出信号発生装置14からの信号に応じて
このサイクルを繰り返すことにより記録媒体10に任意
のドットが形成される。
トヘッドについて、以下その動作について説明する。圧
力室8、インク流路41にはインクが充満され、吐出信
号発生装置14で発生された信号は電極4間に電圧を印
加する。次に、一対の電極4間に充満しているインク中
に電気力線イが発生する。インクは所定の体積抵抗率を
有するので、インク中の電流通過部ロに電流が流れる。
その結果インク中にジュール熱が発生するので、インク
の温度が上昇し、圧力室8内の電極4、コモン電極上に
バブル(図示せず)が発生する。このバブルが大きくな
ると、圧力室8内の圧力が急激に上昇し、圧力室8内の
インクがノズル7から記録媒体10に向かって吐出す
る。このとき圧力室8内の体積減少により、インク流路
41よりインクが供給されて、インク吐出の1サイクル
を完了する。吐出信号発生装置14からの信号に応じて
このサイクルを繰り返すことにより記録媒体10に任意
のドットが形成される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のインクジェット用インクでは、電極に印加する電圧を
下げるためには、比抵抗を小さくする必要がある。その
ためにLiCl等の無機塩を多量に含有させなければな
らないが、無機塩を多量に含有させると発色剤、特に染
料の溶解安定性が低下して固化しやすくなり、ノズル孔
が目詰まりしてしまうという問題点を有していた。
のインクジェット用インクでは、電極に印加する電圧を
下げるためには、比抵抗を小さくする必要がある。その
ためにLiCl等の無機塩を多量に含有させなければな
らないが、無機塩を多量に含有させると発色剤、特に染
料の溶解安定性が低下して固化しやすくなり、ノズル孔
が目詰まりしてしまうという問題点を有していた。
【0014】さらに、プリンター用紙に印字する際に、
印字のコントラストを強調するためには、発色剤は多く
含有したほうが好ましいが、発色剤を多く含有させると
発色剤が固化し易く、またインクジェット用インクを長
期間保管すると、固形分が生じてしまい、ノズル孔に固
形分が付着し、インク滴の均一性あるいはインク滴の飛
翔方向の安定性などに悪影響を及ぼし、吐出安定性、吐
出応答性、連続記録性が低下するという問題点を有して
いた。
印字のコントラストを強調するためには、発色剤は多く
含有したほうが好ましいが、発色剤を多く含有させると
発色剤が固化し易く、またインクジェット用インクを長
期間保管すると、固形分が生じてしまい、ノズル孔に固
形分が付着し、インク滴の均一性あるいはインク滴の飛
翔方向の安定性などに悪影響を及ぼし、吐出安定性、吐
出応答性、連続記録性が低下するという問題点を有して
いた。
【0015】更に、ハロゲン化合物を含有すると、ヘッ
ドを構成している材料の安定性・接着、例えばポリイミ
ド材料の接着への密着安定性に悪影響を及ぼし、吐出安
定性、吐出応答性、連続記録性が低下するという問題点
を有していた。また、電極に印加する電圧の交流周波数
を5MHzより低くすると、沸騰気泡のように収縮する
気泡ではなく、インクジェット用インクの電気分解など
の化学反応により、水素、酸素などの収縮消滅しない電
気分解による気泡が発生し、この気泡が電極間およびノ
ズル孔に滞留し、インクジェット用インクに電流が流れ
なくなり、沸騰が継続してできなくなってしまうか、ま
たはインクジェット用インクに電流が流れて沸騰しても
電気分解による気泡がノズル孔に滞留して吐出が正常に
行われない。また、同時に電極の溶解反応が起こり、イ
ンクジェット用インクに電流が流れ難くなり、沸騰させ
ることができなくなってしまう。電極に印加する電圧の
交流周波数を5MHz以上に高くすることによりこの問
題は解決するが、電極に印加する交流周波数を5MHz
以上に高くすると、駆動回路から発生する不要輻射ノイ
ズが増大してしまい、また駆動ドライバーの価格が非常
に高いものになってしまう。
ドを構成している材料の安定性・接着、例えばポリイミ
ド材料の接着への密着安定性に悪影響を及ぼし、吐出安
定性、吐出応答性、連続記録性が低下するという問題点
を有していた。また、電極に印加する電圧の交流周波数
を5MHzより低くすると、沸騰気泡のように収縮する
気泡ではなく、インクジェット用インクの電気分解など
の化学反応により、水素、酸素などの収縮消滅しない電
気分解による気泡が発生し、この気泡が電極間およびノ
ズル孔に滞留し、インクジェット用インクに電流が流れ
なくなり、沸騰が継続してできなくなってしまうか、ま
たはインクジェット用インクに電流が流れて沸騰しても
電気分解による気泡がノズル孔に滞留して吐出が正常に
行われない。また、同時に電極の溶解反応が起こり、イ
ンクジェット用インクに電流が流れ難くなり、沸騰させ
ることができなくなってしまう。電極に印加する電圧の
交流周波数を5MHz以上に高くすることによりこの問
題は解決するが、電極に印加する交流周波数を5MHz
以上に高くすると、駆動回路から発生する不要輻射ノイ
ズが増大してしまい、また駆動ドライバーの価格が非常
に高いものになってしまう。
【0016】また上記従来のインクジェットヘッドで
は、長時間使用するとインクと電極の界面で起こる電気
化学反応によって、電極が酸化もしくは溶解したり、染
料などのインク中の組成物によって電極上に付着物が発
生したりするという現象によって、ヘッドの吐出寿命が
著しく劣化する。また電極寿命が電極の酸化や溶解およ
び付着物によって劣化するため、沸騰気泡の大きさを制
御して吐出時のインクの量の制御を行うことができず、
面積諧調印字が不可能であった。
は、長時間使用するとインクと電極の界面で起こる電気
化学反応によって、電極が酸化もしくは溶解したり、染
料などのインク中の組成物によって電極上に付着物が発
生したりするという現象によって、ヘッドの吐出寿命が
著しく劣化する。また電極寿命が電極の酸化や溶解およ
び付着物によって劣化するため、沸騰気泡の大きさを制
御して吐出時のインクの量の制御を行うことができず、
面積諧調印字が不可能であった。
【0017】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電極とインクとの界面での腐食反応及び溶解を防ぐ
ことができ、電極上付着物の影響のない耐久性のあるイ
ンクジェットヘッドを提供し、面積諧調印字を実現する
ことを目的とする。
で、電極とインクとの界面での腐食反応及び溶解を防ぐ
ことができ、電極上付着物の影響のない耐久性のあるイ
ンクジェットヘッドを提供し、面積諧調印字を実現する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載のインクジェットヘッドは、
圧力室と、前記圧力室壁面に形成されたノズル孔と、前
記圧力室の前記ノズル孔と対向する壁面に配設された1
対の電極と、前記電極とは別に配設された1本のカウン
ター電極と、前記圧力室に連設されたインク流路と、前
記インク流路の前記圧力室の反対側の端部に形成された
インク供給口とを有するインクジェットヘッドであっ
て、前記1対の電極と前記カウンター電極間に電圧を印
加する手段を有することを特徴とする。
に本発明の請求項1に記載のインクジェットヘッドは、
圧力室と、前記圧力室壁面に形成されたノズル孔と、前
記圧力室の前記ノズル孔と対向する壁面に配設された1
対の電極と、前記電極とは別に配設された1本のカウン
ター電極と、前記圧力室に連設されたインク流路と、前
記インク流路の前記圧力室の反対側の端部に形成された
インク供給口とを有するインクジェットヘッドであっ
て、前記1対の電極と前記カウンター電極間に電圧を印
加する手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項2に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極をカートリッジの一部に配設
し、前記1対の電極と前記カウンター電極との間に電圧
を印加している。
は、前記カウンター電極をカートリッジの一部に配設
し、前記1対の電極と前記カウンター電極との間に電圧
を印加している。
【0020】請求項3に記載のインクジェトヘッドは、
前記1対の電極と前記カウンター電極との間に電圧を印
加する際、前記1対の電極が前記カウンター電極に対し
て、低電位となるようにしている。
前記1対の電極と前記カウンター電極との間に電圧を印
加する際、前記1対の電極が前記カウンター電極に対し
て、低電位となるようにしている。
【0021】請求項4に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、前記1対の電極がアノード溶解する電極であ
る場合、前記1対の電極は前記カウンター電極に対し
て、高電位となるようにしている。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、前記1対の電極がアノード溶解する電極であ
る場合、前記1対の電極は前記カウンター電極に対し
て、高電位となるようにしている。
【0022】請求項5に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、交流電圧を印加している。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、交流電圧を印加している。
【0023】請求項6に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、100kHz以上の交流周波数によって印加
している。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、100kHz以上の交流周波数によって印加
している。
【0024】請求項7に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、印加電圧は50V以下になるようにしてい
る。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧を印
加する際、印加電圧は50V以下になるようにしてい
る。
【0025】請求項8に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスはインクの吐出パルス
が印加されていないときに印加するように制御を行って
いる。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスはインクの吐出パルス
が印加されていないときに印加するように制御を行って
いる。
【0026】請求項9に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間は、ヘッド
ブロックがキャリッジのホームポジションにある時は、
10μsec以上にしている。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間は、ヘッド
ブロックがキャリッジのホームポジションにある時は、
10μsec以上にしている。
【0027】請求項10に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間は、ヘッド
ブロックがホームポジション以外で印字中であるとき
は、100msec以下であるようにしている。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間は、ヘッド
ブロックがホームポジション以外で印字中であるとき
は、100msec以下であるようにしている。
【0028】請求項11に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間を、記録用
紙が交換されているときは、10msec以上印加する
ようにしている。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間を、記録用
紙が交換されているときは、10msec以上印加する
ようにしている。
【0029】請求項12に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間を、記録用
紙が自動給紙以外によって交換されているときは、1時
間以下であるようにしている。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間を、記録用
紙が自動給紙以外によって交換されているときは、1時
間以下であるようにしている。
【0030】請求項13に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間を制御する
ことによって、印字ドット径を制御している。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に電圧パル
スを印加する際、前記電圧パルスの印加時間を制御する
ことによって、印字ドット径を制御している。
【0031】請求項14に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に印加時間
を制御された電圧パルスを印加して印字ドット径を制御
する際、前記電圧パルスを印加した後に、予備吐出パル
スを印加している。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に印加時間
を制御された電圧パルスを印加して印字ドット径を制御
する際、前記電圧パルスを印加した後に、予備吐出パル
スを印加している。
【0032】請求項15に記載のインクジェットヘッド
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に印加時間
を制御された電圧パルスを印加して印字ドット径を制御
する際、前記電圧パルスを印加した後に、100万回以
下の予備吐出パルスを印加している。
は、前記カウンター電極と前記1対の電極間に印加時間
を制御された電圧パルスを印加して印字ドット径を制御
する際、前記電圧パルスを印加した後に、100万回以
下の予備吐出パルスを印加している。
【0033】以下、本発明で実施できる好ましい態様に
ついて詳細に説明する。本発明で使用できる記録液は、
水溶性、油溶性どちらでも良い。臭い、安全性を考慮す
ると水溶性の方が好ましい。インクには、染料、湿潤材
としてのアルコール類、グリコール類等の水可溶性有機
溶媒、界面活性剤、あるいはこれらの混合物を添加する
のが、にじみ、乾燥速度、沸騰状態の調節、電極寿命、
ノズル目詰まり等にとって好ましい。さらに防腐剤も使
用される。具体的にはトリケップス社「インクジェット
記録技術」p177に記載のもの、太田徳也、日経エレ
クトロニクス、No.303,1982,11.8号、
同、電子写真学会誌、vo124、354(198
5)),大渡章夫、「第4回ノンインパクトプリンティン
グ技術シンポジウム論文集」、電子写真学会、93(1
987)、平沢伸一、「同」89(1987)、沢木健
二,繊維と工業,vol.47,212,(199
1)、特開昭63−1579号公報等に記載のある素材
を使用することができる。
ついて詳細に説明する。本発明で使用できる記録液は、
水溶性、油溶性どちらでも良い。臭い、安全性を考慮す
ると水溶性の方が好ましい。インクには、染料、湿潤材
としてのアルコール類、グリコール類等の水可溶性有機
溶媒、界面活性剤、あるいはこれらの混合物を添加する
のが、にじみ、乾燥速度、沸騰状態の調節、電極寿命、
ノズル目詰まり等にとって好ましい。さらに防腐剤も使
用される。具体的にはトリケップス社「インクジェット
記録技術」p177に記載のもの、太田徳也、日経エレ
クトロニクス、No.303,1982,11.8号、
同、電子写真学会誌、vo124、354(198
5)),大渡章夫、「第4回ノンインパクトプリンティン
グ技術シンポジウム論文集」、電子写真学会、93(1
987)、平沢伸一、「同」89(1987)、沢木健
二,繊維と工業,vol.47,212,(199
1)、特開昭63−1579号公報等に記載のある素材
を使用することができる。
【0034】次に本発明に使用できる記録液の構成の具
体例を述べる。色材(染料;アゾ染料、酸性染料、塩基
性染料、直接染料、顔料;カーボンブラック、アゾレー
キ顔料、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ
顔料、フタロシアニン顔料、ベリレン顔料、ベリノン顔
料、アトラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジ
ン顔料、チオインジコ顔料、イソインドリノン顔料、キ
ノフタロン顔料、塩基性染料型レーキ、酸性染料型レー
キ、ニトロ顔料、アニリンブラック、蛍光顔料、酸化チ
タン、酸化鉄等)、溶媒(水等)、溶剤(エチルアルコ
ール、メチルアルコール、n−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec
−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール、n−ペンタノール、ジエチレング
リコール等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル
類等)、乾燥防止剤(グリセリン、尿素、ソルビタン、
ソルビトール、イノシトール、キレート剤等)、粘度調
整剤(グリセリン等)、表面張力調整剤(ジエアノール
アミン、トリエタノールアミン、アニオン系界面活性
剤、ノニオン系界面活性剤)、pH調整剤(水酸化カリ
ウム(KOH)、水酸化ナトリウム(NaOH)、ジエ
アノールアミン等)、分散剤(蛋白質類、天然ゴム類、
セルロース誘導体、天然高分子、非イオン性高分子、陰
イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤等)、発泡剤
(イソプロピルアルコール、多価アルコール)、酸化防
止剤(ビタミンC、亜硫酸ナトリウム、ハイドロキノ
ン、ピラゾリドン、ヒドラジン等)、防腐剤(アルコー
ル、ホルマリン、オマシンナトリウム等)等がある。
体例を述べる。色材(染料;アゾ染料、酸性染料、塩基
性染料、直接染料、顔料;カーボンブラック、アゾレー
キ顔料、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ
顔料、フタロシアニン顔料、ベリレン顔料、ベリノン顔
料、アトラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジ
ン顔料、チオインジコ顔料、イソインドリノン顔料、キ
ノフタロン顔料、塩基性染料型レーキ、酸性染料型レー
キ、ニトロ顔料、アニリンブラック、蛍光顔料、酸化チ
タン、酸化鉄等)、溶媒(水等)、溶剤(エチルアルコ
ール、メチルアルコール、n−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec
−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール、n−ペンタノール、ジエチレング
リコール等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル
類等)、乾燥防止剤(グリセリン、尿素、ソルビタン、
ソルビトール、イノシトール、キレート剤等)、粘度調
整剤(グリセリン等)、表面張力調整剤(ジエアノール
アミン、トリエタノールアミン、アニオン系界面活性
剤、ノニオン系界面活性剤)、pH調整剤(水酸化カリ
ウム(KOH)、水酸化ナトリウム(NaOH)、ジエ
アノールアミン等)、分散剤(蛋白質類、天然ゴム類、
セルロース誘導体、天然高分子、非イオン性高分子、陰
イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤等)、発泡剤
(イソプロピルアルコール、多価アルコール)、酸化防
止剤(ビタミンC、亜硫酸ナトリウム、ハイドロキノ
ン、ピラゾリドン、ヒドラジン等)、防腐剤(アルコー
ル、ホルマリン、オマシンナトリウム等)等がある。
【0035】本発明には導電性のインクを使用すること
が特に好ましい。導電性インクについては、US4,5
36,776(特開昭59−129274号公報)(オ
リベッティ特許)に「染料の水性混合物から成る選択的
なインクジェット印刷機のためのインクにおいて、この
混合物が、1cm当り15ないし50オームの比抵抗を
インクに与えるような量の加水分解塩から成ることを特
徴とするインク」が開示されている。特開平5−179
182号公報に「水と着色剤を含有するインクジェット
記録用水性インク組成物において、アルカノールアミン
またはエチレンオキシド付加物及びまたはプロピレンオ
キシド付加物と、ハロゲン化水素からなる塩を含有する
ことを特徴とするインク」が開示されている。また特公
平2−5785号公報には無機塩類について具体的な記
載がある。本発明にて用いられる導電性付与剤としては
リチウム(Li)等からなるアルカリ金属化合物塩、硫
酸アンモニウム、塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化
カリウム等の無機塩類、及び有機塩類どちらでも良い
が、4級有機アンモニウム塩の誘導体が好ましく使用で
きる。化合物の具体的な例としては、モノエタノールア
ミン硫酸塩、ジエタノールアミン硫酸塩、トリエタノー
ルアミン硫酸塩、モノエタノールアミン硝酸塩、ジエタ
ノールアミン硝酸塩、トリエタノールアミン硝酸塩、モ
ノエタノールアミンリン酸塩、ジエタノールアミンリン
酸塩、トリエタノールアミンリン酸塩、ジメタノールア
ミン硫酸塩、トリメタノールアミン硫酸塩、ジエチルア
ミン硫酸塩、トリエチルアミン硫酸塩、ジメチルアミン
硫酸塩、トリメチルアミン硫酸塩、モノプロピルアミン
硫酸塩、ジプロピルアミン硫酸塩、トリプロピルアミン
硫酸塩、フェニルアミン硫酸塩、ジフェニルアミン硫酸
塩、ジメチレンアミン硫酸塩、トリメチレンアミン硫酸
塩、ジエチレンアミン硫酸塩、トリエチレンアミン硫酸
塩、ジプロピレンアミン硫酸塩、トリプロピレンアミン
硫酸塩、ピリジン硫酸塩、ピロール硫酸塩等を挙げるこ
とができる。
が特に好ましい。導電性インクについては、US4,5
36,776(特開昭59−129274号公報)(オ
リベッティ特許)に「染料の水性混合物から成る選択的
なインクジェット印刷機のためのインクにおいて、この
混合物が、1cm当り15ないし50オームの比抵抗を
インクに与えるような量の加水分解塩から成ることを特
徴とするインク」が開示されている。特開平5−179
182号公報に「水と着色剤を含有するインクジェット
記録用水性インク組成物において、アルカノールアミン
またはエチレンオキシド付加物及びまたはプロピレンオ
キシド付加物と、ハロゲン化水素からなる塩を含有する
ことを特徴とするインク」が開示されている。また特公
平2−5785号公報には無機塩類について具体的な記
載がある。本発明にて用いられる導電性付与剤としては
リチウム(Li)等からなるアルカリ金属化合物塩、硫
酸アンモニウム、塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化
カリウム等の無機塩類、及び有機塩類どちらでも良い
が、4級有機アンモニウム塩の誘導体が好ましく使用で
きる。化合物の具体的な例としては、モノエタノールア
ミン硫酸塩、ジエタノールアミン硫酸塩、トリエタノー
ルアミン硫酸塩、モノエタノールアミン硝酸塩、ジエタ
ノールアミン硝酸塩、トリエタノールアミン硝酸塩、モ
ノエタノールアミンリン酸塩、ジエタノールアミンリン
酸塩、トリエタノールアミンリン酸塩、ジメタノールア
ミン硫酸塩、トリメタノールアミン硫酸塩、ジエチルア
ミン硫酸塩、トリエチルアミン硫酸塩、ジメチルアミン
硫酸塩、トリメチルアミン硫酸塩、モノプロピルアミン
硫酸塩、ジプロピルアミン硫酸塩、トリプロピルアミン
硫酸塩、フェニルアミン硫酸塩、ジフェニルアミン硫酸
塩、ジメチレンアミン硫酸塩、トリメチレンアミン硫酸
塩、ジエチレンアミン硫酸塩、トリエチレンアミン硫酸
塩、ジプロピレンアミン硫酸塩、トリプロピレンアミン
硫酸塩、ピリジン硫酸塩、ピロール硫酸塩等を挙げるこ
とができる。
【0036】湿潤剤は、水より沸点の高いものであり、
ノズル先端の乾燥を防止するために用いられる。湿潤剤
としては、具体的には、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレ
ングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を
含むアルキレングリコール、例えばエチレングリコール
エチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールエチルエーテル等のジエチレ
ングリコールの低級アルキルエーテル、グリセリン等が
挙げられる。多価アルコールは0.1〜10重量%、好
ましくは0.5〜3.0重量%含有される。多価アルコ
ールが0.5重量%未満になるにつれ、インク乾燥によ
るノズル先端が目詰まり傾向となるのが認められ、多価
アルコールが3.0重量%を越えるにつれ、インク比抵
抗が上昇する傾向となるのが認められ、それぞれ好まし
くないことがわかった。
ノズル先端の乾燥を防止するために用いられる。湿潤剤
としては、具体的には、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレ
ングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を
含むアルキレングリコール、例えばエチレングリコール
エチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールエチルエーテル等のジエチレ
ングリコールの低級アルキルエーテル、グリセリン等が
挙げられる。多価アルコールは0.1〜10重量%、好
ましくは0.5〜3.0重量%含有される。多価アルコ
ールが0.5重量%未満になるにつれ、インク乾燥によ
るノズル先端が目詰まり傾向となるのが認められ、多価
アルコールが3.0重量%を越えるにつれ、インク比抵
抗が上昇する傾向となるのが認められ、それぞれ好まし
くないことがわかった。
【0037】溶剤は、水、及び、水と混合しうる有機溶
剤が挙げられる。有機溶剤としては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、等のアルキルアルコール、アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコー
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の
アミド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ンブリコールモノエチルエーテル等のエーテルアルコー
ル類、水溶性高分子化合物等が挙げられる。溶剤として
用いられている水は、30〜80重量%、好ましくは5
0〜70重量%含有される。水が50重量%未満になる
につれ、紙への浸透性が向上する傾向が認められ、水が
70重量%を超えるにつれ、紙への浸透性が低下する傾
向が認められ、それぞれ好ましくないことがわかった。
剤が挙げられる。有機溶剤としては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、等のアルキルアルコール、アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコー
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の
アミド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ンブリコールモノエチルエーテル等のエーテルアルコー
ル類、水溶性高分子化合物等が挙げられる。溶剤として
用いられている水は、30〜80重量%、好ましくは5
0〜70重量%含有される。水が50重量%未満になる
につれ、紙への浸透性が向上する傾向が認められ、水が
70重量%を超えるにつれ、紙への浸透性が低下する傾
向が認められ、それぞれ好ましくないことがわかった。
【0038】インクジェット用インクには、さらに、液
物性を調整するため、界面活性剤、pH調整剤、粘度調
整剤、等を添加する場合がある。
物性を調整するため、界面活性剤、pH調整剤、粘度調
整剤、等を添加する場合がある。
【0039】表面張力調整剤はインクジェット用インク
の速乾性を上げるために添加すると同時にインクジェッ
ト用インクの蒸発も防止し、調整剤としては、水溶性有
機溶媒、界面活性剤を用いるのが好ましい。水溶性有機
溶媒は、上記溶剤の中より選択しても良い。界面活性剤
として具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エ
ステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、脂肪アルコ
ールリン酸エステル塩類、二塩基性脂肪酸エステルのス
ルホン塩類、脂肪酸アミドスルホン酸塩類、アルキルア
リルスルホン酸塩類、ホルマリン縮合のナフタリンスル
ホン酸塩類、アルキルピリジウム塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニールエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエス
テル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエ
チレンソルビタンアルキルエステル類を挙げることがで
きる。
の速乾性を上げるために添加すると同時にインクジェッ
ト用インクの蒸発も防止し、調整剤としては、水溶性有
機溶媒、界面活性剤を用いるのが好ましい。水溶性有機
溶媒は、上記溶剤の中より選択しても良い。界面活性剤
として具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エ
ステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、脂肪アルコ
ールリン酸エステル塩類、二塩基性脂肪酸エステルのス
ルホン塩類、脂肪酸アミドスルホン酸塩類、アルキルア
リルスルホン酸塩類、ホルマリン縮合のナフタリンスル
ホン酸塩類、アルキルピリジウム塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニールエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエス
テル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエ
チレンソルビタンアルキルエステル類を挙げることがで
きる。
【0040】pH調整剤としては、調合されるインクジ
ェット用インクに悪影響を及ぼさずに、所望のpH値に
調整できるものであればよいが、具体的には、低級アル
カノールアミン、アルカリ金属水酸化物の1価の水酸化
物、水酸化アンモニウム等が挙げられる。
ェット用インクに悪影響を及ぼさずに、所望のpH値に
調整できるものであればよいが、具体的には、低級アル
カノールアミン、アルカリ金属水酸化物の1価の水酸化
物、水酸化アンモニウム等が挙げられる。
【0041】粘度調整剤は、インクジェット用インクの
粘度を調整するものであり、具体的には、ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチ
ルセルロース、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、アラビアゴムスターチ等が挙げられる。
粘度を調整するものであり、具体的には、ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチ
ルセルロース、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、アラビアゴムスターチ等が挙げられる。
【0042】更に、印刷用紙に付着する場合のインクの
被膜の強度を補強するために、アルキッド樹脂、アクリ
ル樹脂、アクリルアミド樹脂、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン等の樹脂重合体が添加されても良
い。また、カビ防止剤を添加するのが長期保存時の信頼
性確保の点で有利である。
被膜の強度を補強するために、アルキッド樹脂、アクリ
ル樹脂、アクリルアミド樹脂、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン等の樹脂重合体が添加されても良
い。また、カビ防止剤を添加するのが長期保存時の信頼
性確保の点で有利である。
【0043】
【作用】この構成および制御によって、前記一対の電極
の電極上に高周波の交流により効率よく還元電流が与え
られ、電極の酸化物が還元されたり電極上の付着物が除
去され、電極の腐食や溶解を防止することができる。
の電極上に高周波の交流により効率よく還元電流が与え
られ、電極の酸化物が還元されたり電極上の付着物が除
去され、電極の腐食や溶解を防止することができる。
【0044】またプリンターの駆動時、前記還元電流を
与える際は、印字中および印字休止中に効率よく行うこ
とにより、プリンターの印字速度に影響を与えることな
く、効率よく電極の還元及び付着物の除去ができるた
め、電極の腐食や溶解を防止できる耐久力に優れたイン
クジェットヘッドとなる。
与える際は、印字中および印字休止中に効率よく行うこ
とにより、プリンターの印字速度に影響を与えることな
く、効率よく電極の還元及び付着物の除去ができるた
め、電極の腐食や溶解を防止できる耐久力に優れたイン
クジェットヘッドとなる。
【0045】また前記還元電流の印加時間もしくは前記
還元電流印加後の予備吐出によって、沸騰気泡体積を制
御することができ、インクの吐出量を制御することがで
きるため、面積諧調印字が可能となり、高い画像形成能
力を持ったインクジェットプリンターを提供することが
できる。
還元電流印加後の予備吐出によって、沸騰気泡体積を制
御することができ、インクの吐出量を制御することがで
きるため、面積諧調印字が可能となり、高い画像形成能
力を持ったインクジェットプリンターを提供することが
できる。
【0046】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0047】(実施例1)図1は本発明の一実施例にお
けるインクジェットヘッド要部分解斜視図、図2は図1
のA−A’線断面図である。図1、2において、1は基
板、2は仕切り板、3はノズルプレート、4は電極、6
は絶縁皮膜、7はノズル、8は圧力室、9はインク滴、
10は記録媒体であり、これらは従来例と同様のもので
あり、同一の符号を付けて説明を省略する。5は本発明
において、電極4に還元パルスを印加するカウンター電
極である。また、11はインク供給孔、12は共通イン
ク室、13は電極間電界集中部、31は絶縁皮膜開口部
である。
けるインクジェットヘッド要部分解斜視図、図2は図1
のA−A’線断面図である。図1、2において、1は基
板、2は仕切り板、3はノズルプレート、4は電極、6
は絶縁皮膜、7はノズル、8は圧力室、9はインク滴、
10は記録媒体であり、これらは従来例と同様のもので
あり、同一の符号を付けて説明を省略する。5は本発明
において、電極4に還元パルスを印加するカウンター電
極である。また、11はインク供給孔、12は共通イン
ク室、13は電極間電界集中部、31は絶縁皮膜開口部
である。
【0048】また図3は本発明の実施例におけるインク
ジェットヘッドの駆動方式に関する概念図である。図3
において、14はインクを沸騰、吐出させるための吐出
信号発生装置、15は還元パルスを印加するための還元
信号発生装置、16は吐出信号と還元信号とを切り替え
る、切り替えスイッチである。
ジェットヘッドの駆動方式に関する概念図である。図3
において、14はインクを沸騰、吐出させるための吐出
信号発生装置、15は還元パルスを印加するための還元
信号発生装置、16は吐出信号と還元信号とを切り替え
る、切り替えスイッチである。
【0049】さらに図9は本発明における、吐出パルス
と還元パルスの駆動に関する、パルス印加波形の概念図
である。図9の(a)は第1実施例の吐出パルスの電圧
波形を示す図、(b)は第1実施例の吐出パルスの連続
印加の際の電圧波形を示す図、(c)は第1実施例の還
元パルスの電圧波形を示す図を示しており、何れも横軸
に時間、縦軸に電圧をとっている。(d)は第1実施例
の吐出パルス(a)に対する電流波形を示す図である。
また各波形の中で、32は吐出パルス印加時間、33は
吐出パルス休止時間、34は吐出駆動周期、35は吐出
パルス印加電圧、36は連続吐出時間、37は還元パル
ス印加時間、38は還元パルス印加電圧である。電流波
形の中で46は沸騰開始時間、47はバブル成長時間を
示している。横軸は時間、縦軸は電流値をとっている。
図9に示す各電圧、電流波形(a)〜(d)の横軸は同
じ時間軸であり、各パルスの印加もしくは応答のタイミ
ングを示している。
と還元パルスの駆動に関する、パルス印加波形の概念図
である。図9の(a)は第1実施例の吐出パルスの電圧
波形を示す図、(b)は第1実施例の吐出パルスの連続
印加の際の電圧波形を示す図、(c)は第1実施例の還
元パルスの電圧波形を示す図を示しており、何れも横軸
に時間、縦軸に電圧をとっている。(d)は第1実施例
の吐出パルス(a)に対する電流波形を示す図である。
また各波形の中で、32は吐出パルス印加時間、33は
吐出パルス休止時間、34は吐出駆動周期、35は吐出
パルス印加電圧、36は連続吐出時間、37は還元パル
ス印加時間、38は還元パルス印加電圧である。電流波
形の中で46は沸騰開始時間、47はバブル成長時間を
示している。横軸は時間、縦軸は電流値をとっている。
図9に示す各電圧、電流波形(a)〜(d)の横軸は同
じ時間軸であり、各パルスの印加もしくは応答のタイミ
ングを示している。
【0050】図5は図1,2,3に示す本発明の電極構
成を有したインクジェットヘッドを組み込んだインクジ
ェットプリンタの構成図である。図5において、10は
記録媒体、18はインクジェットヘッドを組み込んだイ
ンクカートリッジ、25はインクカートリッジ18を乗
せるガイドシフト、22はキャリッジ、23は記録媒体
10を搬送するプラテンローラー、ホームポジション2
4はインクカートリッジ18がキャリッジ22上を移動
する途中でインクのパージを行ったりする場所で、吐出
パルスが印加されていない、印字待機中はこの場所に戻
っている。
成を有したインクジェットヘッドを組み込んだインクジ
ェットプリンタの構成図である。図5において、10は
記録媒体、18はインクジェットヘッドを組み込んだイ
ンクカートリッジ、25はインクカートリッジ18を乗
せるガイドシフト、22はキャリッジ、23は記録媒体
10を搬送するプラテンローラー、ホームポジション2
4はインクカートリッジ18がキャリッジ22上を移動
する途中でインクのパージを行ったりする場所で、吐出
パルスが印加されていない、印字待機中はこの場所に戻
っている。
【0051】以上のように構成されたインクジェットヘ
ッドについて、図1,2,3および9を用いてその動作
を説明する。まず、吐出信号発生装置14で3MHzの
吐出パルスを吐出パルス印加電圧35を25V、吐出パ
ルス印加時間32を50μsに設定して発生させ電極4
に印加する。これによって、互いに対向する電極4の間
にあるインク中を電流が流れ、インクの電気抵抗により
インク自体にジュール熱が発生し、インクが加熱され
る。インクが沸点に達するとインク中にバブル(図示せ
ず)が発生する。このバブルが膨張するとバブル中には
電流が流れないので、バブル表面に電流が集中し、バブ
ル表面が更に加熱されバブルが成長する。その結果、圧
力室8内のインクの圧力が急激に高まり、ノズル7から
インク滴9が吐出される。このインク滴9が記録媒体1
0に付着して、ドットが形成される。バブルがインク滴
9を吐出させるほど大きくなると電極4の間のインクが
少なくなり、電極4間に電流が流れなくなる。電流が流
れなくなるとジュール熱の発生が少なくなり、インクが
冷却されバブルが消滅する。インク供給孔11からイン
クが圧力室8に供給され、圧力室8内が初期の状態に戻
る。再びインクが沸騰を開始するには数マイクロ秒以上
の加熱時間を必要とするので、この間、吐出信号発生装
置14は吐出パルス休止時間33を設けて電極4への電
圧の印加を休止し、インクの二重沸騰による不必要なイ
ンク滴9の吐出を防止する。以上の動作を吐出駆動周期
34の間隔で、繰り返すことによって、記録媒体10上
の任意の場所にドットを形成している。
ッドについて、図1,2,3および9を用いてその動作
を説明する。まず、吐出信号発生装置14で3MHzの
吐出パルスを吐出パルス印加電圧35を25V、吐出パ
ルス印加時間32を50μsに設定して発生させ電極4
に印加する。これによって、互いに対向する電極4の間
にあるインク中を電流が流れ、インクの電気抵抗により
インク自体にジュール熱が発生し、インクが加熱され
る。インクが沸点に達するとインク中にバブル(図示せ
ず)が発生する。このバブルが膨張するとバブル中には
電流が流れないので、バブル表面に電流が集中し、バブ
ル表面が更に加熱されバブルが成長する。その結果、圧
力室8内のインクの圧力が急激に高まり、ノズル7から
インク滴9が吐出される。このインク滴9が記録媒体1
0に付着して、ドットが形成される。バブルがインク滴
9を吐出させるほど大きくなると電極4の間のインクが
少なくなり、電極4間に電流が流れなくなる。電流が流
れなくなるとジュール熱の発生が少なくなり、インクが
冷却されバブルが消滅する。インク供給孔11からイン
クが圧力室8に供給され、圧力室8内が初期の状態に戻
る。再びインクが沸騰を開始するには数マイクロ秒以上
の加熱時間を必要とするので、この間、吐出信号発生装
置14は吐出パルス休止時間33を設けて電極4への電
圧の印加を休止し、インクの二重沸騰による不必要なイ
ンク滴9の吐出を防止する。以上の動作を吐出駆動周期
34の間隔で、繰り返すことによって、記録媒体10上
の任意の場所にドットを形成している。
【0052】このように連続吐出時間36の間、前記吐
出動作を繰り返した後、切り替えスイッチ16により信
号経路が還元パルスに切り替えられ、還元信号発生装置
15より交流周波数100kHz以上、還元パルス印加
電圧38が50V以下の還元パルスが電極4とカウンタ
ー電極5の間に、還元パルス印加時間37の間印加さ
れ、電極4の酸化物を還元し、また電極4上の付着物を
除去する。この後、切り替えスイッチ16が再び吐出信
号経路に切り替わり、吐出パルスが吐出信号発生装置1
4より印加される。
出動作を繰り返した後、切り替えスイッチ16により信
号経路が還元パルスに切り替えられ、還元信号発生装置
15より交流周波数100kHz以上、還元パルス印加
電圧38が50V以下の還元パルスが電極4とカウンタ
ー電極5の間に、還元パルス印加時間37の間印加さ
れ、電極4の酸化物を還元し、また電極4上の付着物を
除去する。この後、切り替えスイッチ16が再び吐出信
号経路に切り替わり、吐出パルスが吐出信号発生装置1
4より印加される。
【0053】電極4がTiを含有する材料によって形成
されているとき、Tiはカソード電流を印加することに
よって還元作用を受けるが、アノード電流に対しては電
極4表面に酸化物による不動態を形成し、電極4の酸化
が進行する。このため、電極4を還元するには、電極4
をカウンター電極5に対して、低電位側にして還元パル
スを印加する必要がある。また電極4がTi以外の、例
えばCu、Pt、Au、Ni、Feなどのアノード溶解
をするものに関しては、Tiの場合とは逆に、電極4と
カウンター電極5との間に還元パルスを印加する際、電
極4をカウンター電極5に対して、高電位側にして還元
パルスを印加する。
されているとき、Tiはカソード電流を印加することに
よって還元作用を受けるが、アノード電流に対しては電
極4表面に酸化物による不動態を形成し、電極4の酸化
が進行する。このため、電極4を還元するには、電極4
をカウンター電極5に対して、低電位側にして還元パル
スを印加する必要がある。また電極4がTi以外の、例
えばCu、Pt、Au、Ni、Feなどのアノード溶解
をするものに関しては、Tiの場合とは逆に、電極4と
カウンター電極5との間に還元パルスを印加する際、電
極4をカウンター電極5に対して、高電位側にして還元
パルスを印加する。
【0054】本実施例においては電極4にTiを使用し
たため、還元パルスは電極4をグランドレベルにし、カ
ウンター電極5に50V以下、望ましくは2〜10Vの
交流電圧を、交流周波数100kHz、望ましくは0.
5MHz以上で印加した。前述の通り、Tiは表面に酸
化物による不動態皮膜を有しており、それ自体は絶縁体
である。しかし交流電圧を印加するときは、Ti酸化物
が持つ静電容量によって、コンデンサの充放電による通
電が可能である。本実施例におけるTi電極4は直流イ
ンピーダンスは数MΩであるため、電流は流れないが、
交流インピーダンスは100kHzを超えたところから
100kΩ以下になり、0.5MHz以上では10kΩ
以下になるため電流が流れる。こうした理由によって、
効率よく還元パルスを印加するためには交流周波数は、
100kHz以上が必要で、本実施例においては、還元
パルスの交流周波数は3MHzとした。
たため、還元パルスは電極4をグランドレベルにし、カ
ウンター電極5に50V以下、望ましくは2〜10Vの
交流電圧を、交流周波数100kHz、望ましくは0.
5MHz以上で印加した。前述の通り、Tiは表面に酸
化物による不動態皮膜を有しており、それ自体は絶縁体
である。しかし交流電圧を印加するときは、Ti酸化物
が持つ静電容量によって、コンデンサの充放電による通
電が可能である。本実施例におけるTi電極4は直流イ
ンピーダンスは数MΩであるため、電流は流れないが、
交流インピーダンスは100kHzを超えたところから
100kΩ以下になり、0.5MHz以上では10kΩ
以下になるため電流が流れる。こうした理由によって、
効率よく還元パルスを印加するためには交流周波数は、
100kHz以上が必要で、本実施例においては、還元
パルスの交流周波数は3MHzとした。
【0055】還元パルス印加電圧38は電極寿命を考慮
すると、低い方が電気化学反応が起こりにくいが、数M
Hz前後の交流周波数を印加する場合、インク中のアニ
オンやカチオンなどのイオンの移動度から考えると、直
流下の時ほど電気化学反応は進行していないと考えられ
る。このため数十Vの還元パルス印加電圧でも電極4は
顕著な溶解を起こすこと無く、電極4上の酸化物の還元
や付着物の除去が行える。本実施例では還元パルス印加
電圧として、5Vを印加した。
すると、低い方が電気化学反応が起こりにくいが、数M
Hz前後の交流周波数を印加する場合、インク中のアニ
オンやカチオンなどのイオンの移動度から考えると、直
流下の時ほど電気化学反応は進行していないと考えられ
る。このため数十Vの還元パルス印加電圧でも電極4は
顕著な溶解を起こすこと無く、電極4上の酸化物の還元
や付着物の除去が行える。本実施例では還元パルス印加
電圧として、5Vを印加した。
【0056】図10は本発明の電極4とカウンター電極
5との間に還元パルスを印加したときの、還元パルス印
加時間37と沸騰開始時間46との関係を示している。
沸騰開始時間46は、図9(d)に示すように、インク
を流れる電流値は、一対の電極4の間のインクに印加さ
れた吐出パルスによってインクがジュール発熱したとき
にインクの温度上昇によってインクの比抵抗が低下する
ために電流値は増大する。インク温度が上昇したある時
点で、急激に沸騰気泡が成長し、電極4を覆うため電極
4間に流れる電流値は減少する。この現象はバブル成長
時間47の間続く。沸騰開始時間46は、吐出パルス印
加にともなう電極4への通電によって電極4は次第に酸
化を受けたり、電極4上に付着物の堆積などのため、次
第に長くなっていく。図10において沸騰開始時間46
のY切辺は既に数千万回の吐出パルスを与えた後の沸騰
開始時間46であり、電極4上に酸化物、付着物が形成
されている状態のものである。沸騰開始時間46が還元
パルス印加時間37に従って減少しているのは、還元電
流による電極酸化物の還元、付着物の還元除去が起きて
いるためである。図10に示すように、沸騰開始時間4
6は還元パルス印加時間37が100ms以下のとき
は、還元パルス印加時間37の上昇に従って減少してい
るが、還元パルス印加時間37が100ms以上では沸
騰開始時間46の減少は飽和点を迎え、それ以上減少し
なくなっている。これは本実施例に於ける還元パルスが
3MHz,5Vの場合には100msの還元パルス印加
によって、電極4上の酸化物、付着物が完全に除去され
たことを示している。
5との間に還元パルスを印加したときの、還元パルス印
加時間37と沸騰開始時間46との関係を示している。
沸騰開始時間46は、図9(d)に示すように、インク
を流れる電流値は、一対の電極4の間のインクに印加さ
れた吐出パルスによってインクがジュール発熱したとき
にインクの温度上昇によってインクの比抵抗が低下する
ために電流値は増大する。インク温度が上昇したある時
点で、急激に沸騰気泡が成長し、電極4を覆うため電極
4間に流れる電流値は減少する。この現象はバブル成長
時間47の間続く。沸騰開始時間46は、吐出パルス印
加にともなう電極4への通電によって電極4は次第に酸
化を受けたり、電極4上に付着物の堆積などのため、次
第に長くなっていく。図10において沸騰開始時間46
のY切辺は既に数千万回の吐出パルスを与えた後の沸騰
開始時間46であり、電極4上に酸化物、付着物が形成
されている状態のものである。沸騰開始時間46が還元
パルス印加時間37に従って減少しているのは、還元電
流による電極酸化物の還元、付着物の還元除去が起きて
いるためである。図10に示すように、沸騰開始時間4
6は還元パルス印加時間37が100ms以下のとき
は、還元パルス印加時間37の上昇に従って減少してい
るが、還元パルス印加時間37が100ms以上では沸
騰開始時間46の減少は飽和点を迎え、それ以上減少し
なくなっている。これは本実施例に於ける還元パルスが
3MHz,5Vの場合には100msの還元パルス印加
によって、電極4上の酸化物、付着物が完全に除去され
たことを示している。
【0057】実際のプリンタに於ける印字中に於いて、
前記還元パルスを印加する時間は、インクカートリッジ
18がホームポジション24にあるときは10μs以
上、望ましくは10ms〜100msである。これは図
10に示すように還元パルス印加時間37が10μs以
上でないと還元効果が発現しないためであり、特に10
ms〜100msのときは、還元効果が著しく、また連
続印字の動作中においてもインクカートリッジ18がホ
ームポジション24で往復動作を行う時間内に電極4の
還元、付着物の除去ができるため、印字速度に影響を与
えずに効果的に電極還元ができる。またインクカートリ
ッジ18がホームポジション24でなく、印字動作中で
あるときに還元パルスを印加する際、印字速度に影響を
与えずに効果的な電極還元を行うための還元パルス印加
時間37は、100ms以下、望ましくは10μs〜1
0msである。
前記還元パルスを印加する時間は、インクカートリッジ
18がホームポジション24にあるときは10μs以
上、望ましくは10ms〜100msである。これは図
10に示すように還元パルス印加時間37が10μs以
上でないと還元効果が発現しないためであり、特に10
ms〜100msのときは、還元効果が著しく、また連
続印字の動作中においてもインクカートリッジ18がホ
ームポジション24で往復動作を行う時間内に電極4の
還元、付着物の除去ができるため、印字速度に影響を与
えずに効果的に電極還元ができる。またインクカートリ
ッジ18がホームポジション24でなく、印字動作中で
あるときに還元パルスを印加する際、印字速度に影響を
与えずに効果的な電極還元を行うための還元パルス印加
時間37は、100ms以下、望ましくは10μs〜1
0msである。
【0058】記録媒体10(記録用紙)が自動給紙によ
って交換されているとき、還元パルス印加時間37を1
0sec以下、望ましくは3sec以下にすることによ
り、印字速度に影響を与えず、効果的な還元が出来る。
また記録媒体10(記録用紙)自動給紙以外の手差し等
によって交換されているときは、還元パルス印加時間3
7を一時間以下にする。これは印字待機状態を含めて、
プリンターの電源がONになっているときで印字を行っ
ていないときは還元パルスを印加して電極4の還元を行
えるが、還元時間を1時間以下に設定することで、電極
4への過剰な還元パルスの印加によって電極4の溶解等
を防止するためのものである。
って交換されているとき、還元パルス印加時間37を1
0sec以下、望ましくは3sec以下にすることによ
り、印字速度に影響を与えず、効果的な還元が出来る。
また記録媒体10(記録用紙)自動給紙以外の手差し等
によって交換されているときは、還元パルス印加時間3
7を一時間以下にする。これは印字待機状態を含めて、
プリンターの電源がONになっているときで印字を行っ
ていないときは還元パルスを印加して電極4の還元を行
えるが、還元時間を1時間以下に設定することで、電極
4への過剰な還元パルスの印加によって電極4の溶解等
を防止するためのものである。
【0059】本実施例においては、インクカートリッジ
18がホームポジション24に戻ってくる度に50ms
ecの還元パルスの印加を行った。すなわち、図9
(b)において連続吐出時間36は5kHzのベタ印字
で約0.5secで、図9(c)の還元パルス印加時間
37は50msに設定して3億回の印字を行ったとこ
ろ、安定したドットの形成が確認された。
18がホームポジション24に戻ってくる度に50ms
ecの還元パルスの印加を行った。すなわち、図9
(b)において連続吐出時間36は5kHzのベタ印字
で約0.5secで、図9(c)の還元パルス印加時間
37は50msに設定して3億回の印字を行ったとこ
ろ、安定したドットの形成が確認された。
【0060】次に前記還元パルスによる電極還元効果を
用いての、印字ドット径の制御について説明する。図1
1は還元パルス100ms以上印加したときの、印加直
後の沸騰回数と沸騰開始時間46の関係について示して
いるが、還元パルス印加直後は図10に示すように、沸
騰開始時間46は20μs以下と小さいが、沸騰回数が
1〜10万回に至るまで上昇していることが分かる。こ
の沸騰開始時間46の上昇に伴って、図12に示す気泡
体積が次第に大きくなる。従って、沸騰開始時間46の
変化にともなう沸騰気泡の大きさを制御して、印字ドッ
ト径を制御するには、図10に示すように、還元パルス
印加時間37を10μs〜100μsの間で印加する方
法と、還元パルスを印加した後に、図12に示すよう
に、印字をする前にカートリッジがホームポジション2
4にあるとき、1〜100万回の予備吐出を行って印字
ドットを制御する方法がある。前者の還元パルス印加時
間37の制御による印字ドットの制御においては、本実
施例では還元パルス印加時間37を0.2ms、50m
sとすることで、印字ドット径を50、75μmに制御
できた。また後者の還元パルス印加後の吐出パルスの予
備吐出による印字ドットの制御においては、本実施例で
は予備吐出パルス数を10、1000、10000回と
することで、印字ドット径を25、50、75μmに制
御する事ができた。
用いての、印字ドット径の制御について説明する。図1
1は還元パルス100ms以上印加したときの、印加直
後の沸騰回数と沸騰開始時間46の関係について示して
いるが、還元パルス印加直後は図10に示すように、沸
騰開始時間46は20μs以下と小さいが、沸騰回数が
1〜10万回に至るまで上昇していることが分かる。こ
の沸騰開始時間46の上昇に伴って、図12に示す気泡
体積が次第に大きくなる。従って、沸騰開始時間46の
変化にともなう沸騰気泡の大きさを制御して、印字ドッ
ト径を制御するには、図10に示すように、還元パルス
印加時間37を10μs〜100μsの間で印加する方
法と、還元パルスを印加した後に、図12に示すよう
に、印字をする前にカートリッジがホームポジション2
4にあるとき、1〜100万回の予備吐出を行って印字
ドットを制御する方法がある。前者の還元パルス印加時
間37の制御による印字ドットの制御においては、本実
施例では還元パルス印加時間37を0.2ms、50m
sとすることで、印字ドット径を50、75μmに制御
できた。また後者の還元パルス印加後の吐出パルスの予
備吐出による印字ドットの制御においては、本実施例で
は予備吐出パルス数を10、1000、10000回と
することで、印字ドット径を25、50、75μmに制
御する事ができた。
【0061】次に本実施例のインクジェットヘッドの電
極4とカウンター電極5の形成方法について図6,7,
8を用いて説明する。図6(a)は第1実施例の電極層
形成工程図、(b)は第1実施例のレジスト膜形成工程
図、(c)は第1実施例の電極形成用レジストパターン
形成工程図、(d)は第1実施例の電極パターン形成工
程図、図7(a)は第1実施例の電極形成工程図、
(b)は第1実施例のカウンター電極形成用レジスト膜
形成工程図、(c)は第1実施例のカウンター電極形成
用レジストパターン形成工程図、(d)は第1実施例の
カウンター電極層形成工程図、図8(a)は第1実施例
のカウンター電極形成工程図、(b)は第1実施例の絶
縁皮膜形成工程図、(c)は第1実施例の絶縁皮膜開口
部形成工程図である。
極4とカウンター電極5の形成方法について図6,7,
8を用いて説明する。図6(a)は第1実施例の電極層
形成工程図、(b)は第1実施例のレジスト膜形成工程
図、(c)は第1実施例の電極形成用レジストパターン
形成工程図、(d)は第1実施例の電極パターン形成工
程図、図7(a)は第1実施例の電極形成工程図、
(b)は第1実施例のカウンター電極形成用レジスト膜
形成工程図、(c)は第1実施例のカウンター電極形成
用レジストパターン形成工程図、(d)は第1実施例の
カウンター電極層形成工程図、図8(a)は第1実施例
のカウンター電極形成工程図、(b)は第1実施例の絶
縁皮膜形成工程図、(c)は第1実施例の絶縁皮膜開口
部形成工程図である。
【0062】図6(a)に示すように、ほう珪酸ガラス
の基板1に、Tiをターゲットとしてスパッタ法にてA
r圧が50mTorr、基板温度400℃で高周波電力
を200W、30分間印加してTi薄膜をガラス基板上
に2μm形成した。図6(b)に示すように、フェノー
ル樹脂を主成分とする感光性レジスト材料をスピンコー
ターにより電極層26を形成した基板1上に塗布した後
に、90℃で30分間焼成を行い厚さ7μmのレジスト
膜27を形成した。図6(c)に示すように、電極4の
パターンを有するフォトマスクをレジスト膜27上に重
ねて、UV照射器により7秒間露光した後に現像を行
い、電極形成用レジストパターン28を形成した。次
に、図6(d)に示すように、アルゴン圧力2×10-4
Torr、ビームパワー300W、ステージ傾斜角45
度、ミリング時間70分の成形条件でアルゴンビームに
よるミリング加工を行い、電極パターンを形成した。電
極パターン上のレジスト膜27は溶剤により溶解し、図
7(a)に示すような電極4を形成した。次に、図7
(b)に示すように、フェノール樹脂を主成分とする感
光性レジスト材料をスピンコーターにより電極4を形成
した基板1上に塗布した後に、90℃で30分間焼成を
行い厚さ7μmのレジスト膜27を形成し、カウンター
電極形成用レジスト膜とした。図7(c)に示すように
カウンター電極のパターンを有するフォトマスクをレジ
スト膜27上に重ねて、UV照射器により7秒間露光し
た後に現像を行い、カウンター電極形成用レジストパタ
ーンを形成した。図7(d)に示すように、前記カウン
ター電極形成用レジストパターン上からPtをターゲッ
トとしてスパッタ法にてAr圧が20mTorr、基板
温度200℃で高周波電力を200W、10分間印加し
てPt薄膜を前記カウンター電極形成用レジストパター
ン上に1μm形成し、カウンター電極層29とした。図
8(a)に示すように、溶剤によってレジスト膜27を
溶解、剥離してカウンター電極5を形成した。図8
(b)に示すように、感光性ポリイミドを3000rp
m、塗布時間30秒の条件で基板1上にスピンコートし
た後に、80℃で30分間焼成を行い、絶縁皮膜層30
を形成した。次に、絶縁皮膜開口部のパターンを有する
フォトマスクを絶縁皮膜層30上に重ねて、UV照射器
により7秒間露光を行い、現像をした後に、400℃で
1時間の焼成を行い、図8(c)に示す絶縁皮膜開口部
31を形成した。
の基板1に、Tiをターゲットとしてスパッタ法にてA
r圧が50mTorr、基板温度400℃で高周波電力
を200W、30分間印加してTi薄膜をガラス基板上
に2μm形成した。図6(b)に示すように、フェノー
ル樹脂を主成分とする感光性レジスト材料をスピンコー
ターにより電極層26を形成した基板1上に塗布した後
に、90℃で30分間焼成を行い厚さ7μmのレジスト
膜27を形成した。図6(c)に示すように、電極4の
パターンを有するフォトマスクをレジスト膜27上に重
ねて、UV照射器により7秒間露光した後に現像を行
い、電極形成用レジストパターン28を形成した。次
に、図6(d)に示すように、アルゴン圧力2×10-4
Torr、ビームパワー300W、ステージ傾斜角45
度、ミリング時間70分の成形条件でアルゴンビームに
よるミリング加工を行い、電極パターンを形成した。電
極パターン上のレジスト膜27は溶剤により溶解し、図
7(a)に示すような電極4を形成した。次に、図7
(b)に示すように、フェノール樹脂を主成分とする感
光性レジスト材料をスピンコーターにより電極4を形成
した基板1上に塗布した後に、90℃で30分間焼成を
行い厚さ7μmのレジスト膜27を形成し、カウンター
電極形成用レジスト膜とした。図7(c)に示すように
カウンター電極のパターンを有するフォトマスクをレジ
スト膜27上に重ねて、UV照射器により7秒間露光し
た後に現像を行い、カウンター電極形成用レジストパタ
ーンを形成した。図7(d)に示すように、前記カウン
ター電極形成用レジストパターン上からPtをターゲッ
トとしてスパッタ法にてAr圧が20mTorr、基板
温度200℃で高周波電力を200W、10分間印加し
てPt薄膜を前記カウンター電極形成用レジストパター
ン上に1μm形成し、カウンター電極層29とした。図
8(a)に示すように、溶剤によってレジスト膜27を
溶解、剥離してカウンター電極5を形成した。図8
(b)に示すように、感光性ポリイミドを3000rp
m、塗布時間30秒の条件で基板1上にスピンコートし
た後に、80℃で30分間焼成を行い、絶縁皮膜層30
を形成した。次に、絶縁皮膜開口部のパターンを有する
フォトマスクを絶縁皮膜層30上に重ねて、UV照射器
により7秒間露光を行い、現像をした後に、400℃で
1時間の焼成を行い、図8(c)に示す絶縁皮膜開口部
31を形成した。
【0063】以上のようにして形成した電極4とカウン
ター電極5とを有するインクジェットヘッド17に、溶
媒である水にインク導電材として、モノエタノールアミ
ン硫酸塩をインクの比抵抗が20Ωcmとなるように添
加し、湿潤材としてポリエチレングリコール、グリセリ
ンをそれぞれ3%、またインク物性調節のために界面活
性剤としてポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ルを1%、pH調整のためにKOHを添加し、インクp
Hが7.2となるようにした導電性インクを用いて、3
MHz、25Vの吐出パルスを5000回おきに還元パ
ルスを50ms印加するという繰り返し駆動を行ったと
ころ、3億回迄、安定した印字の形成が行われ、電極寸
法の変化もなかった。
ター電極5とを有するインクジェットヘッド17に、溶
媒である水にインク導電材として、モノエタノールアミ
ン硫酸塩をインクの比抵抗が20Ωcmとなるように添
加し、湿潤材としてポリエチレングリコール、グリセリ
ンをそれぞれ3%、またインク物性調節のために界面活
性剤としてポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ルを1%、pH調整のためにKOHを添加し、インクp
Hが7.2となるようにした導電性インクを用いて、3
MHz、25Vの吐出パルスを5000回おきに還元パ
ルスを50ms印加するという繰り返し駆動を行ったと
ころ、3億回迄、安定した印字の形成が行われ、電極寸
法の変化もなかった。
【0064】(実施例2)本発明の第2実施例は第1実
施例におけるカウンター電極5の構成以外は第1実施例
と同一の構成、駆動方法を有する。
施例におけるカウンター電極5の構成以外は第1実施例
と同一の構成、駆動方法を有する。
【0065】図4は本実施例のインクカートリッジの構
成を示している。図4(a)は第2実施例のインクジェ
ットヘッドとインクカートリッジの分解斜視図、図4
(b)は第2実施例のインクカートリッジの分解斜視図
である。図4において18はインクジェットカートリッ
ジを組み込むインクカートリッジ、17はインクジェッ
トヘッド、7はインクジェットヘッド17上に形成され
たノズル、12はインクジェットヘッド17の電極4に
インクを供給するための共通インク室、21はインクカ
ートリッジ18中のインクタンクである。また、19は
インクカートリッジ18中のインクをインクジェットヘ
ッド17に導入する際インク中にゴミなどが入らないよ
うにするためのインクフィルター、5は電極4に還元パ
ルスを印加するためのカウンター電極、20はインクカ
ートリッジ18からインクジェットヘッド17の共通イ
ンク室12にインクを導入するためのインク導入孔であ
る。
成を示している。図4(a)は第2実施例のインクジェ
ットヘッドとインクカートリッジの分解斜視図、図4
(b)は第2実施例のインクカートリッジの分解斜視図
である。図4において18はインクジェットカートリッ
ジを組み込むインクカートリッジ、17はインクジェッ
トヘッド、7はインクジェットヘッド17上に形成され
たノズル、12はインクジェットヘッド17の電極4に
インクを供給するための共通インク室、21はインクカ
ートリッジ18中のインクタンクである。また、19は
インクカートリッジ18中のインクをインクジェットヘ
ッド17に導入する際インク中にゴミなどが入らないよ
うにするためのインクフィルター、5は電極4に還元パ
ルスを印加するためのカウンター電極、20はインクカ
ートリッジ18からインクジェットヘッド17の共通イ
ンク室12にインクを導入するためのインク導入孔であ
る。
【0066】本実施例において、カウンター電極5はイ
ンクカートリッジ18のインク接液部に設けている。カ
ウンター電極5はPt、Au、Cr、Ni、Cu、Cな
どの板状もしくは線状のもので、板状の場合2mm×1
mmの大きさで板厚が0.05mmのものを図4(b)
に示すように、インクカートリッジ18壁面に固定し
た。
ンクカートリッジ18のインク接液部に設けている。カ
ウンター電極5はPt、Au、Cr、Ni、Cu、Cな
どの板状もしくは線状のもので、板状の場合2mm×1
mmの大きさで板厚が0.05mmのものを図4(b)
に示すように、インクカートリッジ18壁面に固定し
た。
【0067】以上のようにして構成されたインクカート
リッジにインクを充填し、500kHz、20Vの交流
周波数を電極及びインクに印加することにより、吐出を
行った。更に実施例1に示すように、5000回の吐出
パルスと50msの還元パルスを繰り返して印加するこ
とによって、3億回まで安定した印字形成ができ、電極
寸法の変化もなかった。
リッジにインクを充填し、500kHz、20Vの交流
周波数を電極及びインクに印加することにより、吐出を
行った。更に実施例1に示すように、5000回の吐出
パルスと50msの還元パルスを繰り返して印加するこ
とによって、3億回まで安定した印字形成ができ、電極
寸法の変化もなかった。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明は、電極の還元を行
いながら印字をするため、電極上の酸化物や付着物が無
くなり、その結果電極の酸化物や付着物による沸騰時間
の上昇を抑制することができ、安定した印字ドット径を
保持しながら電極の損耗もなく極めて長寿命のインクジ
ェットヘッドを実現できる。さらに本発明は電極の還元
を行うことによって、電極に印加する交流周波数を低減
しても電極の酸化による電極寿命の低減を抑制すること
ができるため、従来の交流周波数よりも低い周波数での
連続吐出においても良好な寿命を示し、駆動回路から発
生する不要輻射ノイズを大幅に低減できるインクジェッ
トヘッド装置を実現できる。
いながら印字をするため、電極上の酸化物や付着物が無
くなり、その結果電極の酸化物や付着物による沸騰時間
の上昇を抑制することができ、安定した印字ドット径を
保持しながら電極の損耗もなく極めて長寿命のインクジ
ェットヘッドを実現できる。さらに本発明は電極の還元
を行うことによって、電極に印加する交流周波数を低減
しても電極の酸化による電極寿命の低減を抑制すること
ができるため、従来の交流周波数よりも低い周波数での
連続吐出においても良好な寿命を示し、駆動回路から発
生する不要輻射ノイズを大幅に低減できるインクジェッ
トヘッド装置を実現できる。
【0069】またインク中には、アルコール類もしくは
グリコール類の水可溶性有機溶媒を湿潤材として添加し
ているため、ノズルの目詰まりがなく、インク滴の飛翔
安定性を得ることができる。またインク導電材にハロゲ
ン化合物を使用しないため、ヘッド構成材料の接着力の
安定性を得ることができる。さらにインク物性を界面活
性剤、pH調整剤、粘度調整剤等により制御しているた
め、吐出応答性が良好かつ連続記録性に優れたインクジ
ェットヘッドおよびインクジェットインクを実現でき
る。
グリコール類の水可溶性有機溶媒を湿潤材として添加し
ているため、ノズルの目詰まりがなく、インク滴の飛翔
安定性を得ることができる。またインク導電材にハロゲ
ン化合物を使用しないため、ヘッド構成材料の接着力の
安定性を得ることができる。さらにインク物性を界面活
性剤、pH調整剤、粘度調整剤等により制御しているた
め、吐出応答性が良好かつ連続記録性に優れたインクジ
ェットヘッドおよびインクジェットインクを実現でき
る。
【0070】また本発明は、還元パルスの印加時間や還
元パルス印加後の予備吐出回数の制御によって、印字ド
ット径を任意に制御できるため、面積諧調印字による、
高解像度の画像を高品質に形成できるインクジェットヘ
ッドを実現できる。
元パルス印加後の予備吐出回数の制御によって、印字ド
ット径を任意に制御できるため、面積諧調印字による、
高解像度の画像を高品質に形成できるインクジェットヘ
ッドを実現できる。
【図1】本発明の一実施例におけるインクジェットヘッ
ド要部分解斜視図
ド要部分解斜視図
【図2】図1のA−A’線断面図
【図3】本発明の実施例におけるインクジェットヘッド
の駆動方式に関する概念図
の駆動方式に関する概念図
【図4】(a)第2実施例のインクジェットヘッドとイ
ンクカートリッジの分解斜視図 (b)第2実施例のインクカートリッジの分解斜視図
ンクカートリッジの分解斜視図 (b)第2実施例のインクカートリッジの分解斜視図
【図5】本発明の電極構成を有したインクジェットヘッ
ドを組み込んだインクジェットプリンタの構成図
ドを組み込んだインクジェットプリンタの構成図
【図6】(a)第1実施例の電極層形成工程図 (b)第1実施例のレジスト膜形成工程図 (c)第1実施例の電極形成用レジストパターン形成工
程図 (d)第1実施例の電極パターン形成工程図
程図 (d)第1実施例の電極パターン形成工程図
【図7】(a)第1実施例の電極形成工程図 (b)第1実施例のカウンター電極形成用レジスト膜形
成工程図 (c)第1実施例のカウンター電極形成用レジストパタ
ーン形成工程図 (d)第1実施例のカウンター電極層形成工程図
成工程図 (c)第1実施例のカウンター電極形成用レジストパタ
ーン形成工程図 (d)第1実施例のカウンター電極層形成工程図
【図8】(a)第1実施例のカウンター電極形成工程図 (b)第1実施例の絶縁皮膜形成工程図 (c)第1実施例の絶縁皮膜開口部形成工程図
【図9】(a)第1実施例の吐出パルスの電圧波形を示
す図 (b)第1実施例の吐出パルスの連続印加の際の電圧波
形を示す図 (c)第1実施例の還元パルスの電圧波形を示す図 (d)第1実施例の吐出パルスに対する電流波形を示す
図
す図 (b)第1実施例の吐出パルスの連続印加の際の電圧波
形を示す図 (c)第1実施例の還元パルスの電圧波形を示す図 (d)第1実施例の吐出パルスに対する電流波形を示す
図
【図10】本発明の第1実施例における還元パルス印加
時間と沸騰開始時間との関係を示す図
時間と沸騰開始時間との関係を示す図
【図11】本発明の第1実施例における還元パルス印加
後の沸騰回数と沸騰開始時間の関係を示す図
後の沸騰回数と沸騰開始時間の関係を示す図
【図12】本発明の第1実施例における還元パルス印加
後の沸騰回数と気泡体積の関係を示す図
後の沸騰回数と気泡体積の関係を示す図
【図13】従来のインク吐出装置の断面図
【図14】従来のインクジェットヘッドの要部断面図
【図15】図14のA−A線断面図
1 基板 2 仕切り板 3 ノズルプレート 4 電極 5 カウンター電極 6 絶縁皮膜 7 ノズル 8 圧力室 9 インク滴 10 記録媒体 11 インク供給孔 12 共通インク室 13 電極間電界集中部 14 吐出信号発生装置 15 還元信号発生装置 16 切り替えスイッチ 17 インクジェットヘッド 18 インクカートリッジ 19 インクフィルター 20 インク導入孔 21 インクタンク 22 キャリッジ 23 プラテンローラー 24 ホームポジション 25 ガイドシフト 26 電極層 27 レジスト膜 28 電極形成用レジストパターン 29 カウンター電極層 30 絶縁皮膜層 31 絶縁皮膜開口部 32 吐出パルス印加時間 33 吐出パルス休止時間 34 吐出駆動周期 35 吐出パルス印加電圧 36 連続吐出時間 37 還元パルス印加時間 38 還元パルス印加電圧 39 断熱層 40 耐久皮膜 41 インク流路 42 導電性インク 43 インク室 44 電源 45 スイッチ 46 沸騰開始時間 47 バブル成長時間
Claims (15)
- 【請求項1】圧力室と、前記圧力室壁面に形成されたノ
ズル孔と、前記圧力室の前記ノズル孔と対向する壁面に
配設された1対の電極と、前記電極とは別に配設された
1本のカウンター電極と、前記圧力室に連設されたイン
ク流路と、前記インク流路の前記圧力室の反対側の端部
に形成されたインク供給口とを有するインクジェットヘ
ッドであって、前記一対の電極と前記カウンター電極間
に電圧を印加する手段を有することを特徴とするインク
ジェットヘッド。 - 【請求項2】インクカートリッジのインク接液部に取り
付けられたカウンター電極と、圧力室、前記圧力室壁面
に形成されたノズル孔、前記圧力室の前記ノズル孔と対
向する壁面に配設された1対の電極、前記圧力室に連設
されたインク流路、前記インク流路の前記圧力室の反対
側の端部に形成されたインク供給口とを有する、前記イ
ンクカートリッジの端部に取り付けられたヘッド部を有
するインクジェットヘッドであって、前記インクカート
リッジのインク接液部に取り付けられたカウンター電極
と前記ヘッド部に配設された1対の電極との間に電圧を
印加する手段を有することを特徴とするインクジェット
ヘッド。 - 【請求項3】前記カウンター電極と前記1対の電極間に
電圧を印加する際、前記1対の電極がTiを含有する電
極である場合、前記1対の電極は前記カウンター電極に
対して、低電位となることを特徴とする請求項1および
2いずれか1記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項4】前記カウンター電極と前記1対の電極間に
電圧を印加する際、前記1対の電極がアノード溶解する
電極である場合、前記1対の電極は前記カウンター電極
に対して、高電位となることを特徴とする請求項1およ
び2いずれか1記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項5】前記カウンター電極と前記1対の電極間に
電圧を印加する際、交流電圧を印加することを特徴とす
る請求項1および2いずれか1記載のインクジェットヘ
ッド。 - 【請求項6】前記カウンター電極と前記1対の電極間に
電圧を印加する際の電圧の交流周波数は100kHz以
上であることを特徴とする請求項5に記載のインクジェ
ットヘッド。 - 【請求項7】前記カウンター電極と前記1対の電極間に
電圧を印加する際、印加電圧は50V以下であることを
特徴とする請求項1および2いずれか1記載のインクジ
ェットヘッド。 - 【請求項8】前記カウンター電極と前記1対の電極間に
電圧パルスを印加する際、前記電圧パルスはインクの吐
出パルスが印加されていないときに印加することを特徴
とする請求項1および2いずれか1記載のインクジェッ
トヘッド。 - 【請求項9】前記カウンター電極と前記1対の電極間に
電圧パルスを印加する際、前記電圧パルスの印加時間
は、インクカートリッジがホームポジションにある時
は、10μsec以上であることを特徴とする請求項7
に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項10】前記カウンター電極と前記1対の電極間
に電圧パルスを印加する際、前記電圧パルスの印加時間
は、インクカートリッジがキャリッジのホームポジショ
ン以外で印字中であるときは、100msec以下であ
ることを特徴とする請求項7に記載のインクジェットヘ
ッド。 - 【請求項11】前記カウンター電極と前記1対の電極間
に電圧パルスを印加する際、前記電圧パルスの印加時間
は、記録用紙が交換されているときは、10msec以
上であることを特徴とする請求項7に記載のインクジェ
ットヘッド。 - 【請求項12】前記カウンター電極と前記1対の電極間
に電圧パルスを印加する際、前記電圧パルスの印加時間
は、記録用紙が自動給紙以外によって交換されていると
きは、1時間以下であることを特徴とする請求項10に
記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項13】前記カウンター電極と前記1対の電極間
に電圧パルスを印加する際、前記電圧パルスの印加時間
の制御によって印字ドット径を制御する手段を有するこ
とを特徴とする請求項1および2いずれか1記載のイン
クジェットヘッド。 - 【請求項14】前記カウンター電極と前記1対の電極間
に印加時間を制御された電圧パルスを印加して印字ドッ
ト径を制御する際、前記電圧パルスを印加した後に、予
備吐出パルスを印加して印字ドット制御を行うことを特
徴とする請求項13に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項15】前記カウンター電極と前記1対の電極間
に印加時間を制御された電圧パルスを印加して印字ドッ
ト径を制御する際、前記電圧パルスを印加した後に、1
00万回以下の予備吐出パルスを印加することを特徴と
する請求項14に記載のインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124731A JPH08309985A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124731A JPH08309985A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08309985A true JPH08309985A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14892719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7124731A Pending JPH08309985A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08309985A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008277134A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Yoshiaki Shiyafu | 金属酸化状態還元装置及び金属酸化状態還元方法 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP7124731A patent/JPH08309985A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008277134A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Yoshiaki Shiyafu | 金属酸化状態還元装置及び金属酸化状態還元方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003026978A (ja) | 記録液体 | |
| US7247198B2 (en) | Water base for ink-jet recording and ink-jet recording method | |
| JPH08309985A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH0939273A (ja) | 階調印字制御装置 | |
| JPH09143414A (ja) | インク噴射型プリンター用インク及びその製造方法 | |
| JP2002003767A (ja) | インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット、インクセット及び画像記録装置 | |
| JP3544034B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH111003A (ja) | インク吐出装置 | |
| JPH10250081A (ja) | インクジェットヘッドおよびインクジェットカートリッジ | |
| JPH0995635A (ja) | インク | |
| JPH07223317A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH0957969A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH091802A (ja) | インク吐出記録装置 | |
| JPH10151742A (ja) | インク吐出装置およびインク吐出方法 | |
| JPH0939246A (ja) | インク吐出装置 | |
| JP2002355966A (ja) | インクジェット記録方法、および、インクジェット記録装置 | |
| JPH08295833A (ja) | インクジェットプリンタ用インク | |
| JPH08300653A (ja) | インク吐出装置 | |
| JPH08207320A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH0995634A (ja) | インクジェット記録液 | |
| JPH11216864A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH09131869A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH09314843A (ja) | インク吐出装置およびインク吐出方法 | |
| JPH0892515A (ja) | インクジェット用インク | |
| JPH1060326A (ja) | 導電性インク |