JPH08313863A - 電子掲示板 - Google Patents

電子掲示板

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JPH08313863A
JPH08313863A JP14423895A JP14423895A JPH08313863A JP H08313863 A JPH08313863 A JP H08313863A JP 14423895 A JP14423895 A JP 14423895A JP 14423895 A JP14423895 A JP 14423895A JP H08313863 A JPH08313863 A JP H08313863A
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JP
Japan
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liquid crystal
film
bulletin board
electronic bulletin
polymer
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Application number
JP14423895A
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English (en)
Inventor
Shin Miyanowaki
伸 宮之脇
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の電子写真方式におけるトナーによる如
き問題は発生しない電子掲示板の提供。 【構成】 スメクチック液晶粒子が高分子マトリックス
中に分散してなる液晶/高分子複合膜を、2枚の導電性
基板、若しくは導電性基板と保護層とで挟持したシート
からなる光変調素子と、電圧印加手段と、加熱手段とを
備えたことを特徴とする電子掲示板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録表示媒体として用
いられる電子掲示板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子掲示板としては、掲示板の端
部に情報入力装置が備え付けられ、その入力した情報を
電子写真方式を用いて巻き取り方式の白色シート上にト
ナーを付着させて表示を行い、次いでそのトナーを剥が
すことによって消去を行う様にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方式で現像されて付着したトナーは、それを剥す為に時
間がかかること、十分に剥がされず掲示板が汚れるこ
と、書き込み方式として電子写真方式を用いてトナーを
付着させる手段を使用する為に、書き込み時間が長い等
の問題点があった。そこで、本発明はこの様な問題点を
解決することが出来る電子掲示板を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明に
よって達成される。即ち、本発明は、スメクチック液晶
粒子が高分子マトリックス中に分散してなる液晶/高分
子複合膜を、2枚の導電性基板、若しくは導電性基板と
保護層とで挟持したシートからなる光変調素子と、電圧
印加手段と、加熱手段とを備えたことを特徴とする電子
掲示板である。
【0005】
【作用】本発明によれば、情報は、スメクチック液晶/
高分子複合膜の液晶の配向状態に対応して表示される。
液晶の配向状態を変更することで、表示された情報の消
去を行うことが出来る。従って、従来の電子写真方式に
おけるトナーによる如き問題は発生しない。
【0006】
【好ましい実施態様】次に、好ましい実施態様を挙げて
本発明を更に詳しく説明する。本発明で使用する液晶材
料としては、従来公知のいずれのスメクチック液晶も使
用することが出来る。これらのスメクチック液晶はネマ
チック相を示す温度範囲が広いものが好ましく、本発明
においては、ネマチック相を示す温度範囲が1℃以上の
スメクチック液晶材料を使用することによって、液晶/
高分子複合膜を透明状態にするときの駆動電圧を低下さ
せることが出来る。
【0007】コントラスト比の向上や着色等を目的とし
て、二色性色素を、例えば、スメクチック液晶100重
量部当たり1〜10重量部の割合で混入させることも出
来る。その場合に、上記液晶に含有させる二色性色素
は、特に限定されるものでなく、アゾ系、ペリレン系、
アントラキノン系等いずれも用いることが出来、掲示板
に要求される色調に適した二色性色素が、液晶、マトリ
ックス材料、カプセル壁材料等との組み合わせで用いら
れる。
【0008】上記液晶粒子を固定する高分子マトリック
スとして使用する高分子材料としては、液晶と相溶性が
なく、透明性及び皮膜形成能に優れた高分子材料であれ
ばいずれも使用可能である。具体的には、複合膜の形成
方法に従って適当な高分子材料、例えば、ポリビニルア
ルコール樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリチオールのUV硬化樹脂等が使用される。
【0009】又、上記液晶、又は二色性色素を含有する
液晶(以下単に液晶という)をマイクロカプセル化して
もよい。その好ましいマイクロカプセル化方法として
は、下記の如き方法が挙げられる。即ち、水媒体中に、
液晶をラジカル反応性界面活性剤、水溶性保護コロイ
ド、或はラジカル反応性保護コロイド或はこれらのうち
2種類以上の混合物で乳化分散し、水中或は液晶中にラ
ジカル開始剤を溶解或は分散し、開始剤の分解温度まで
向上させることによって、液晶粒子を包囲するカプセル
壁膜を作製することが出来る。
【0010】又、水媒体中に、ラジカル反応性モノマー
を溶解させた液晶を水溶性保護コロイドで乳化分散し、
水中或は液晶中にラジカル開始剤を溶解或は分散し、水
中或は液晶中にラジカル開始剤を溶解或は分散し、開始
剤の分解温度まで向上させることによって、液晶粒子を
包囲するカプセル壁膜を作製することが出来る。
【0011】ラジカル反応性界面活性剤としては、市販
されているイオン性又はノニオン性の反応性界面活性剤
を用いることが出来る。例えば、スチレンスルホン酸ソ
ーダ、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプ
ロレングリコールポリテトラメチレングリコール等が挙
げられる。好ましくは2官能以上の界面活性剤を混合す
る方が良い。水溶性保護コロイドとしては、部分鹸化ポ
リビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ポ
リエチレングリコール等が挙げられる。
【0012】又、ラジカル反応性保護コロイドは、親水
性基と疎水性基とを有するポリマーの側鎖にラジカル反
応性基を導入したもの、例えば、(部分鹸化)ポリビニ
ルアルコールの水酸基にアクリロイル基を導入したもの
の如く、付加重合性二重結合を有するものであればどの
様なものでも使用することが出来る。液晶中に溶解させ
るラジカル重合性モノマーとしては、スチレン、酢酸ビ
ニル、(メタ)アクリル酸エステル等の液晶と相溶性が
あるものを用いることが出来る。好ましくは2官能以上
のモノマーを混合する方が良い。
【0013】重合開始剤としては、水溶性、油溶性等い
ずれも用いることが出来る。重合温度を上げることが支
障になる場合は、レドックス系重合開始剤を用いればよ
い。又、γ線や電子線等の様な電離性放射線を用いて重
合を開始することも可能である。
【0014】上記構成のマイクロカプセル化液晶におい
ては、壁材料として使用する高分子材料は、芯物質であ
るスメクチック液晶100重量部当たり5〜25重量部
の範囲内で使用することが好ましい。壁材料の使用量が
上記範囲未満であると、壁の厚さが薄い為に液晶の滲み
出し等の問題を十分には解決することが出来ない。一
方、使用量が上記範囲を越えると壁の厚さが厚い為に、
二色性色素を使用した場合に壁に取り込まれる二色性色
素の量が増え、壁が着色してしまう為、電圧印加時の反
射濃度が十分低くならない等の点で好ましくない。又、
カプセル化した状態における壁の厚みは、使用する液晶
材料、高分子材料、カプセル化方法等によって変化する
が、一般的には約10〜100nm程度である。
【0015】液晶粒子を高分子マトリックス中に形成及
び分散する方法としては、相分離法やエマルジョン法等
の従来公知の方法がいずれも使用可能であるが、最も有
用な方法はエマルジョン法であるので、エマルジョン法
を代表例として以下説明する。但し、本発明はエマルジ
ョン法に限定されない。エマルジョン法は、必要に応じ
て界面活性剤や保護コロイドを含む水を主体とする媒体
中に液晶を乳化分散させ、該乳化液中にポリビニルアル
コール、ゼラチン、アクリル酸共重合体、水溶性アルキ
ド樹脂等の水溶性又は水分散性高分子材料を加えたもの
を、適当な基板上に塗工及び乾燥して適当な厚みの膜を
形成する方法であり、該方法によれば、形成された膜中
に液晶粒子が均一に分散された液晶/高分子膜が形成さ
れる。
【0016】上記分子マトリックスの水溶液又は水分散
液に、上記液晶を乳化分散させる方法としては、超音波
分散法、機械分散法等の各種の撹拌装置による混合方法
や、膜乳化法[中島忠夫・清水政高、PHARMTEC
H JAPAN 4巻、10号(1988)参照]等の
分散方法が有効である。得られる液晶エマルジョン粒子
の粒子径は、マトリックス内若しくはカプセル内で液晶
分子が配向し易くする為に、体積分布において直径1μ
m以下の液晶粒子の割合が全粒子中で10%以下である
ことが望ましい。例えば、多孔質ガラス(MPG)膜乳
化システムにより液晶のO/Wエマルジョンを得る場合
には、用いるMPGの平均細孔径を0.3μm(直径)
以上にすることによって、乳化分散する液晶粒子の体積
分布を上記範囲にすることが出来る。
【0017】又、機械分散方法を用いることによっても
上記範囲の様な体積分布を有する液晶粒子を含む液晶エ
マルジョンを得ることが出来る。例えば、機械分散の条
件を回転数1,000rpm及び1分間以上とすること
により上記範囲の様な体積分布を有する液晶粒子を含む
液晶エマルジョンを得ることが出来る。
【0018】こうして得られた液晶粒子分散液から、液
晶/高分子複合膜を形成する方法としては、基板上に上
記液晶粒子分散液を塗布及び乾燥する方法が好ましく、
塗布方法としては、電着方法、スクリーンコーティン
グ、ブレードコーティング、ナイフコーティング、スラ
イドコーティング、インストルージョンコーティング、
ファウンテンコーティング等が挙げられる。この様にし
て得られる複合膜の厚みは、3〜23μm程度が好適で
ある。
【0019】膜厚が薄すぎると、加熱時の散乱(濁度)
が不足し、膜厚が厚すぎると多大な駆動電圧を必要とす
るので、上記の膜厚範囲が好ましい。液晶の使用量とし
ては、通常、高分子マトリックス形成材料/液晶の混合
比(重量比)が55/45〜35/65が望ましい。
【0020】液晶の使用量が少なすぎると、電圧印加時
の透明性が不足するだけでなく、膜を透明状態にする為
に、多大な電圧を必要とする等の点で不十分であり、一
方、液晶の使用量が多すぎると、加熱時の散乱(濁度)
が不足するだけでなく、膜の強度が低下したりするので
好ましくない。
【0021】本発明の電子掲示板におけるスメクチック
液晶/高分子複合膜を、2枚の導電性基板、若しくは導
電性基板と保護層とで挟持したシートは、サーマルヘッ
ド等の加熱手段を用いて加熱を行うことによって、液晶
の配向が乱れて液晶/高分子複合膜が散乱状態となる。
液晶中に二色性色素を用いている場合には、加熱時に、
液晶/高分子複合膜はその二色性色素の色調を示す、
又、電圧印加時には、液晶が配向して液晶/高分子複合
膜が透明状態になる。上記の様な電圧印加若しくは加熱
のどちらか一方によって、情報の書き込み表示、他の一
方によって表示情報を消去することが出来る。電圧印加
は上下の電極基板、若しくは導電性基板が1枚である場
合にはコロナ帯電を用いて印加する。
【0022】液晶/高分子複合膜を塗工する導電性基板
としては、従来公知の液晶表示素子に一般的に使用され
るものであって、例えば、ITO、SnO2 系、ZnO
系の様な透明導電性材料を高分子フイルム等の様な透明
基板に付着させた電極基板である。一方、不透明導電性
基板の場合には、その電極が反射板としての機能も要求
される為、例えば、アルミニウム反射電極を設けた基板
が好ましい。その基板自体は高分子フイルム或はその他
のものであってもよい。又、ITO、SnO2系、Zn
O系の様な透明導電性材料を白ペットフイルム等の様な
反射板に付着させてもよい。又、透明導電性基板の液晶
/高分子複合膜とは反対の面にAl23 、TiO2
ZnO等からなる反射層をガラスや高分子フイルムに形
成してなる反射板を貼合してもよい。
【0023】透明又は反射性導電性基板上に形成した液
晶/高分子複合膜を導電性基板で挟持する場合には、従
来公知の液晶表示素子に一般的に使用されるものであっ
て、例えば、ITO、SnO2 系、ZnO系の様な透明
導電性材料を高分子フルイム等の様な透明基板に付着さ
せた電極基板である。
【0024】透明又は反射性導電性基板上に形成した液
晶/高分子複合膜の表面に保護層を形成する場合に、保
護層を形成する高分子材料としては、液晶/高分子複合
膜との接着性に優れ、透明な被膜を形成し得るものであ
り、その屈折率が、液晶/高分子複合膜のマトリックス
形成高分子材料の屈折率と比較してその差が0.05以
下であれば、いずれの高分子材料も用いることが出来
る。例えば、マトリックス形成高分子材料としては、ポ
リビニルアルコールを用いた場合には、好ましい保護層
形成高分子材料としては、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート等の多官能モノマーからなる架橋
重合体等が挙げられる。これらのモノマーは単独で、又
は2種類以上混合して、更に他のモノマーと混合して用
いることが出来る。
【0025】透明又は反射性導電性基板上に形成した液
晶/高分子複合膜の表面に形成する保護層としては、保
護層の表面が平滑で、且つ該保護層の屈折率と該高分子
マトリックスの屈折率との差が0.05以下であること
が望ましい。その差が0.05を超えると、電圧印加時
に該液晶の屈折率と該保護層との屈折率との差が大きく
なる為に、光の散乱が大きくなり、コントラストが低下
してしまう。更に、好ましくは0.03以下である。
又、得られる保護層の平均粗さ(Ra)は0.1μm未
満であることが好ましい。平均粗さが0.1μm以上で
あると、光が保護層表面で散乱してしまい、コントラス
トが低下してしまう。
【0026】保護層の作製方法としては、液晶/高分子
複合膜を溶解しない溶剤に保護層形成高分子材料を溶解
した溶液或いは適当な媒体のエマルジョンとして液晶/
高分子複合膜の形成と同様な方法、重合によって皮膜を
形成する前記の如き単量体を複合膜面に塗布後、適当な
手段(加熱、電子線照射等)によって、単量体を重合体
に転化させると共に硬化させる等の方法、上記方法によ
り離型シート面に別に保護層又はモノマー層を形成して
おき、この保護層又はモノマー層を複合膜面に転写ラミ
ネートする方法(モノマー層の場合には転写時又は転写
後に重合硬化させる)等が挙げられる。形成される保護
層の厚さは1〜5μmの範囲が好ましい。
【0027】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。 実施例1 スメクチック液晶:SCE−9(メルク・リミテッド社
製、ネマチック相を示す温度範囲:91.0〜115.
0℃)100部に、二色性色素:S−428(三井東圧
化学製)2部を添加して温度120℃で30分間撹拌し
た。この混合溶液にメチルメタクリレート11.6部と
2,2´−アゾビスブチロニトリル2部を添加して室温
で4時間撹拌した。この混合溶液にポリビニルアルコー
ル:EG−05(日本合成化学工業製、重合度:50
0、鹸化度:86.5〜89.0)5重量%水溶液25
2.8部を添加し、孔径1.10μm(直径)の多孔質
ガラス膜管(伊勢化学工業製)を用いて膜乳化方法で分
散した。
【0028】次いで、窒素雰囲気下、70℃で6時間静
置重合し、液晶をマイクロカプセル化した。液晶粒子の
粒子径分布をマキクロトラックMK−IISPA粒度分布
計(LEED&NORTHRUP社製)を用いて測定し
た結果、体積分布において平均粒子径(直径)は7.5
μmであり、且つ直径1μm以下の粒子の割合は1.2
%であった。
【0029】この分散液に増粘剤としてPVA:KH−
20(日本合成化学工業製、重合度:2,000、鹸化
度:78.5〜81.5)を、SCE−9/(KP−0
6+KH−20)=50/50(w/w)となる様に添
加して撹拌した。この分散液を用いて、ITO蒸着白ポ
リエチレンテレフタレートフイルム(東レ製)のITO
面上にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させて成
膜を行った。得られたスメクチック液晶/高分子複合膜
の膜厚は10.0μmであった。複合膜のマトリックス
を形成するポリビニルアルコール(EG−05及びKH
−20)の屈折率は1.51であった。屈折率の測定
は、屈折率計:DVA−36L(溝尻光学工業製)を用
いて測定した。
【0030】ポリエチレンテレフタレート製離型フイル
ム:MC−19(麗光社製)にドクターブレードを用い
てトリメチロールプロパントリアクリレート:EXG−
40−8(大日精化製)を塗布し、乾燥させて2.0μ
mの厚さに成膜した。この膜面と上記の複合膜面とを対
向させてラミネートした後、4Mradの電子線を照射
して上記アクリレートを重合及び乾燥させ、その後離型
フイルムを剥離した結果、平滑(平均粗さ:Ra=0.
01μm)な保護層が形成された。同じ膜厚のトリメチ
ロールプロパントリアクリレートの硬化重合体フイルム
の屈折率は1.50であった(屈折率の測定は上記屈折
率計を用いた)。
【0031】この様にして得られたシートを用いて図1
に示す様な電子掲示板を作製した。このとき、光変調シ
ートは保護層面を観察者側になる様にして円環状に作製
した。この様にして作製した本発明の電子掲示板におい
て、−6.5kVの電圧をコロナワイヤーに印加してコ
ロナ帯電を行うと反射濃度は0.28であった。次い
で、任意の文字を表す為に、サーマルヘッドによって加
熱を行った結果、加熱部分の反射濃度は0.86であっ
た。この加熱部分を、再度、−6.5kVの電圧をコロ
ナワイヤーに印加してコロナ帯電を行うと反射濃度は
0.28を示した。次いで、再度、任意の文字を表す為
に、サーマルヘッドによって加熱を行った結果、加熱部
分の反射濃度は0.86を示した。反射濃度の測定は、
色濃度計:RD914−S(Macbeth社製)を用
いて測定した。これらの操作を1,000回繰り返して
も、コロナ帯電時、加熱時の反射濃度の値に変化はなか
った。
【0032】実施例2 スメクチック液晶:SCE−9(メルク・リミテッド社
製、ネマチック相を示す温度範囲:91.0〜115.
0℃)100部に、二色性色素:S−428(三井東圧
化学製)2部を添加して温度120℃で30分間撹拌し
た。この混合溶液にポリビニルアルコール:EG−05
(日本合成化学工業製、重合度:500、鹸化度:8
6.5〜89.0)5重量%水溶液252.8部を添加
し、孔径1.10μm(直径)の多孔質ガラス膜管(伊
勢化学工業製)を用いて膜乳化方法で分散した。
【0033】液晶粒子の粒子径分布をマキクロトラック
MK−IISPA粒度分布計(LEED&NORTHR
UP社製)を用いて測定した結果、体積分布において平
均粒子径(直径)は7.7μmであり、且つ直径1μm
以下の粒子の割合は1.5%であった。この分散液に増
粘剤としてPVA:KH−20(日本合成化学工業製、
重合度:2,000、鹸化度:78.5〜81.5)
を、SCE−9/(KP−06+KH−20)=50/
50(w/w)となる様に添加して撹拌した。この分散
液を用いて、ITO蒸着白ポリエチレンテレフタレート
フイルム(東レ製)のITO面上にドクターブレードを
用いて塗布し、乾燥させて成膜を行った。得られたスメ
クチック液晶/高分子複合膜の膜厚は10.3μmであ
った。複合膜のマトリックスを形成するポリビニルアル
コール(EG−05及びKH−20)の屈折率は1.5
1であった。屈折率の測定は、屈折率計:DVA−36
L(溝尻光学工業製)を用いて測定した。
【0034】ポリエチレンテレフタレート製離型フイル
ム:MC−19(麗光社製)にドクターブレードを用い
てトリメチロールプロパントリアクリレート:EXG−
40−8(大日精化製)を塗布し、乾燥させて1.8μ
mの厚さに成膜した。この膜面と上記の複合膜面とを対
向させてラミネートした後、4Mradの電子線を照射
して上記アクリレートを重合及び乾燥させ、その後離型
フイルムを剥離した結果、平滑(平均粗さ:Ra=0.
01μm)な保護層が形成された。同じ膜厚のトリメチ
ロールプロパントリアクリレートの硬化重合体フイルム
の屈折率は1.50であった(屈折率の測定は上記屈折
率計を用いた)。
【0035】この様にして得られたシートを用いて図1
に示す様な電子掲示板を作製した。このとき、光変調シ
ートは保護層面を観察者側になる様にして円環状に作製
した。この様にして作製した本発明の電子掲示板におい
て、−6.5kVの電圧をコロナワイヤーに印加してコ
ロナ帯電を行うと反射濃度は0.29であった。次い
で、任意の文字を表す為に、サーマルヘッドによって加
熱を行った結果、加熱部分の反射濃度は0.88であっ
た。この加熱部分を、再度、−6.5kVの電圧をコロ
ナワイヤーに印加してコロナ帯電を行うと反射濃度は
0.29を示した。次いで、再度、任意の文字を表す為
に、サーマルヘッドによって加熱を行った結果、加熱部
分の反射濃度は0.88を示した。反射濃度の測定は、
色濃度計:RD914−S(Macbeth社製)を用
いて測定した。これらの操作を1,000回繰り返して
も、コロナ帯電時、加熱時の反射濃度の値に変化はなか
った。
【0036】実施例3 スメクチック液晶:SCE−9(メルク・リミテッド社
製、ネマチック相を示す温度範囲:91.0〜115.
0℃)100部に、二色性色素:S−428(三井東圧
化学製)2部を添加して温度120℃で30分間撹拌し
た。この混合溶液にメチルメタクリレート11.6部と
2,2´−アゾビスブチロニトリル2部を添加して室温
で4時間撹拌した。この混合溶液にポリビニルアルコー
ル:EG−05(日本合成化学工業製、重合度:50
0、鹸化度:86.5〜89.0)5重量%水溶液25
2.8部を添加し、孔径1.10μm(直径)の多孔質
ガラス膜管(伊勢化学工業製)を用いて膜乳化方法で分
散した。
【0037】次いで、窒素雰囲気下、70℃で6時間静
置重合し、液晶をマイクロカプセル化した。液晶粒子の
粒子径分布をマキクロトラックMK−IISPA粒度分
布計(LEED&NORTHRUP社製)を用いて測定
した結果、体積分布において平均粒子径(直径)は7.
6μmであり、且つ直径1μm以下の粒子の割合は1.
4%であった。この分散液に増粘剤としてPVA:KH
−20(日本合成化学工業製、重合度:2,000、鹸
化度:78.5〜81.5)を、SCE−9/(KP−
06+KH−20)=50/50(w/w)となる様に
添加して撹拌した。この分散液を用いて、ITO蒸着白
ポリエチレンテレフタレートフイルム(東レ製)のIT
O面上にドクターブレードを用いて塗布し、乾燥させて
成膜を行った。得られたスメクチック液晶/高分子複合
膜の膜厚は10.4μmであった。複合膜のマトリック
スを形成するポリビニルアルコール(EG−05及びK
H−20)の屈折率は1.51であった。屈折率の測定
は、屈折率計:DVA−36L(溝尻光学工業製)を用
いて測定した。
【0038】ITO蒸着ポリエチレンテレフタレート製
フイルムのITO面にドクターブレードを用いてトリメ
チロールプロパントリアクリレート:EXG−40−8
(大日精化製)を塗布し、乾燥させて1.9μmの厚さ
に成膜した。この膜面と上記の複合膜面とを対向させて
ラミネートした後、4Mradの電子線を照射して上記
アクリレートを重合及び乾燥させた。同じ膜厚のトリメ
チロールプロパントリアクリレートの硬化重合体フイル
ムの屈折率は1.50であった(屈折率の測定は上記屈
折率計を用いた)。
【0039】この様にして得られたシートを用いて図1
に示す様な電子掲示板を作製した。このとき、光変調シ
ートはITO蒸着ポリエチレンテレフタレート面を観察
者側になる様にして円環状に作製した。この様にして作
製した本発明の電子掲示板において、電圧500Vの矩
形波を時間1sec電圧印加を行うと反射濃度は0.3
1であった。次いで、任意の文字を表す為に、サーマル
ヘッドによって加熱を行った結果、加熱部分の反射濃度
は0.90であった。この加熱部分を、再度、電圧50
0Vの矩形波を時間1sec電圧印加を行うと反射濃度
は0.31を示した。次いで、再度、任意の文字を表す
為に、サーマルヘッドによって加熱を行った結果、加熱
部分の反射濃度は0.90を示した。反射濃度の測定
は、色濃度計:RD914−S(Macbeth社製)
を用いて測定した。これらの操作を1,000回繰り返
しても、電圧印加時、加熱時の反射濃度の値に変化はな
かった。
【0040】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、情報はスメ
クチック液晶/高分子複合膜の液晶の配向状態に対応し
て表示される。液晶の配向状態を変更することで、表示
された情報の消去を行うことが出来る。従って、従来の
電子写真方式におけるトナーによる如き問題は発生しな
い。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子掲示板を説明する図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スメクチック液晶粒子が高分子マトリッ
    クス中に分散してなる液晶/高分子複合膜を、2枚の導
    電性基板、若しくは導電性基板と保護層とで挟持したシ
    ートからなる光変調素子と、電圧印加手段と、加熱手段
    とを備えたことを特徴とする電子掲示板。
  2. 【請求項2】 液晶粒子がマイクロカプセル化されてい
    る請求項1に記載の電子掲示板。
  3. 【請求項3】 加熱手段がサーマルヘッドである請求項
    1に記載の電子掲示板。
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