JPH08319455A - 塗料用組成物 - Google Patents

塗料用組成物

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JPH08319455A
JPH08319455A JP7128580A JP12858095A JPH08319455A JP H08319455 A JPH08319455 A JP H08319455A JP 7128580 A JP7128580 A JP 7128580A JP 12858095 A JP12858095 A JP 12858095A JP H08319455 A JPH08319455 A JP H08319455A
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JP
Japan
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hydroxyl group
parts
coating composition
isocyanate
weight
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JP7128580A
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English (en)
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Ryuichi Miura
隆一 三浦
Shunichi Kodama
俊一 児玉
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
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    • C08G18/6275Polymers of halogen containing compounds having carbon-to-carbon double bonds; halogenated polymers of compounds having carbon-to-carbon double bonds
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G18/8175Polyisocyanates or polyisothiocyanates masked with unsaturated compounds having active hydrogen with unsaturated compounds having only one group containing active hydrogen with esters of acrylic or alkylacrylic acid having only one group containing active hydrogen

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Abstract

(57)【要約】 【構成】「水酸基を含みフッ素含有量が5重量%以上の
フルオロオレフイン系重合体」と「水酸基含有アクリル
系またはメタクリル系モノマー」とを「反応性の異なる
イソシアネート基を有するジまたはトリイソシアネート
化合物」を介して結合させた反応物を含有する塗料用組
成物。 【効果】高粘度化やゲル化の懸念がなく合成可能であ
り、低公害性の低溶剤タイプで活性エネルギー線硬化性
があり、耐候性に優れた塗膜を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線または電子線な
どの活性エネルギー線硬化性があり、耐候性に優れた塗
膜を与えることができる塗料用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料用の含フッ素樹脂は耐候性が高く、
長期使用に耐え、建築・土木構造物の保護機能に優れ、
清掃・塗り替えなどのメンテナンスを著しく少なく、住
環境の向上に貢献し新しい鮮かな色彩を長期に保存し、
自由なカラーデザインができる(特開昭62−0228
62号公報など)。
【0003】紫外線または電子線などの活性エネルギ−
線硬化塗料は各種アクリル系オリゴマーやモノマーを主
体にその速い硬化性や環境汚染に配慮した無溶剤化によ
って発展しているがその硬化機構上、耐候性向上のため
の紫外線吸収剤を十分に配合できないため、長期屋外曝
露環境使用には問題があった。そこで含フッ素樹脂に活
性エネルギー線硬化性を付与する検討がなされている
(特開昭61−36374号、特開昭63−30126
8号、特開昭64−51418号各公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの検討
において有力とされる水酸基を有する含フッ素樹脂にイ
ソシアネート基との反応を介して、アクリレートまたは
メタクリレートを導入しようとする場合においては毒性
や硬化性に問題があり、ゲル化や極端な増粘を伴い実用
的ではなかった。すなわち有効とされたイソシアネート
エチルメタクリレートは硬化性に問題があるとされ、メ
タクリロイルイソシアネートは硬化性と結合部の耐薬品
性に問題があり、水酸基を有する含フッ素樹脂と水酸基
を有するアクリルモノマーとをヘキサメチレンジイソシ
アネートを介して結合させようとすると反応順番にかか
わらずゲル化や極端な増粘を伴う。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、前述の欠点
を解決すべくなされたものであり、下記(a)と(b)
とを(c)を介して結合させた反応物を含有することを
特徴とする塗料用組成物である。
【0006】(a)水酸基を含みフッ素含有量が5重量
%以上のフルオロオレフイン系重合体、(b)水酸基含
有アクリル系またはメタクリル系モノマー、(c)反応
性の異なるイソシアネート基を有するジイソシアネート
化合物および反応性の異なるイソシアネート基を有する
トリイソシアネート化合物から選ばれる少なくとも1種
のポリイソシアネート化合物。
【0007】水酸基を含みフッ素含有量が5重量%以上
のフルオロオレフイン系重合体(以下、F系重合体と略
す)は、フルオロオレフィンおよびこれと共重合可能な
共重合モノマーを共重合させた共重合体が好ましい。こ
の共重合モノマーとしては、水酸基含有共重合モノマー
単独でもよいが、水酸基含有共重合モノマーと水酸基を
含まない共重合モノマーを併用することが好ましい。
【0008】かかるフルオロオレフィンとしてはテトラ
フルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、トリ
フルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、フッ化
ビニリデン、フッ化ビニルなどの炭素数2あるいは3の
フルオロオレフィンが挙げられる。好ましいフルオロオ
レフィンとしては、テトラフルオロエチレン、クロロト
リフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレンなどの
炭素数2あるいは3のペルフルオロオレフィンである。
【0009】共重合モノマーとしてはビニルエーテル、
ヒドロキシアルキルビニルエーテル、ビニルエステルな
どのビニル基を有するモノマーまたはアリルエーテル、
ヒドロキシアルキルアリルエーテル、アリルエステルな
どのビニル基を含む基を有するモノマーなどのビニル系
モノマーが好ましく使用される。特に、ビニルエーテル
やビニルエステルなどのビニルモノマーが好ましい。
【0010】ビニルエーテルとしてはシクロヘキシルビ
ニルエーテル、アルキルビニルエーテル、グリシジルビ
ニルエーテル、アミノプロピルビニルエーテルなどが挙
げられる。
【0011】またビニルエステルとしては酢酸ビニル、
ピバリン酸ビニル、クロトン酸ビニル、安息香酸ビニル
などの脂肪族または芳香族カルボン酸のビニルエステル
が挙げられ、価格の点などからベオバ−9、−10(シ
ェル社製、炭素数9または10の分岐状脂肪族モノカル
ボン酸のビニルエステル)などが好ましく使用できる。
【0012】水酸基含有共重合モノマーとしては、ヒド
ロキシアルキルビニルエーテル、ヒドロキシアルキルア
リルエーテル、ヒドロキシアルキル基を有するクロトン
酸などのカルボン酸のビニルエステルなどが例示され
る。
【0013】また、共重合モノマーは、上記ヒドロキシ
アルキルビニルエーテルなどの水酸基含有共重合モノマ
ーと琥珀酸やヘキサヒドロフタル酸などの二塩基酸無水
物などの酸を反応させて一部をカルボキシル化したもの
でもよい。また、F系重合体の水酸基と上記二塩基酸無
水物などの酸を反応させて水酸基の一部をカルボキシル
化してもよい。
【0014】F系重合体の水酸基価(mgKOH/g)
は、通常5〜150が好ましく、特に10〜80が好ま
しい。F系重合体は加水分解性シリル基、カルボキシル
基、アミノ基、イソシアネート基またはエポキシ基など
の水酸基以外の架橋官能基をさらに有していてもよい。
【0015】上記水酸基以外の架橋官能基当量(架橋官
能基1個あたりのF系重合体のg数で表す)としては1
000以上のものがターペン可溶タイプとして好まし
く、10000以上のものがさらに好ましい。
【0016】F系重合体は、フッ素含有量が5重量%以
上であるが、好ましくは5〜50重量%であり、特に好
ましくは10〜30重量%である。また、F系重合体
は、溶剤に可溶あるいは分散可能のものであることが好
ましい。F系重合体の溶剤可溶性または溶剤分散性は、
溶剤の種類により適宜選択すればよい。F系重合体の分
子量は、塗料用組成物の粘度と塗膜の架橋密度の関係よ
り、数平均分子量が500〜20000が好ましく、よ
り好ましくは1000〜8000である。
【0017】F系重合体の市販品としてはルミフロン2
00、ルミフロン400、ルミフロン500、ルミフロ
ン554など(以上、旭硝子社製)およびフルオネート
(大日本インキ工業社製)、セフラルコート(セントラ
ル硝子社製)、ザフロン200、300(東亜合成社
製)、ゼッフルGK5100(ダイキン工業社製)、カ
イナー500、カイナーSL、カイナーADS(以上、
アトケム社製)、フローレン(日本合成ゴム社製)など
が挙げられる。F系重合体は、1種単独で使用してもよ
いし、2種以上を併用してもよい。
【0018】本発明の塗料用組成物は、水酸基含有アク
リル系またはメタクリル系モノマー(以下、化合物Aと
略す)とF系重合体とを、反応性の異なるイソシアネー
ト基を有するジイソシアネート化合物および反応性の異
なるイソシアネート基を有するトリイソシアネート化合
物から選ばれる少なくとも1種のポリイソシアネート化
合物を介して結合させた反応物(以下、F系反応物と略
す)を含有する。
【0019】化合物Aとしては、ヒドロキシアルキルア
クリレートまたはヒドロキシアルキルメタクリレートな
どの水酸基含有アクリレートまたはメタクリレートが好
ましい。また、反応が容易でゲル化を引き起こし難い点
から、1級の水酸基が1分子に1個ついているモノマー
が好ましい。
【0020】ヒドロキシアルキルアクリレートの具体例
には、2−ヒドロキシエチルアクリレート、3−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアク
リレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−
ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、2−ヒドロキ
シブチルアクリレートなどがある。
【0021】ポリイソシアネート化合物としては、例え
ば2,6−ジイソシアネートカプロン酸のメチルエステ
ル、2,6−ジイソシアネートカプロン酸の2−イソシ
アネートエチルエステルなどの2,6−ジイソシアネー
トカプロン酸のアルキルエステルまたは2−イソシアネ
ートアルキルエステル、またはイソホロンジイソシアネ
ートなどが挙げられる。好ましくは2,6−ジイソシア
ネートカプロン酸のアルキルまたは2−イソシアネート
アルキルエステルである。
【0022】F系反応物を得る反応は、F系重合体、化
合物Aおよびポリイソシアネート化合物とを同時に混合
して反応させてもよく、先にポリイソシアネート化合物
と化合物Aとを反応させておいて、この反応物とF系重
合体とを反応させてもよく、先にポリイソシアネート化
合物とF系重合体とを反応させておいて、この反応物と
化合物Aとを反応させてもよい。
【0023】ポリイソシアネート化合物の各イソシアネ
ート基の反応性の違い、すなわちはF系重合体や化合物
Aの水酸基に対するイソシアネート基の反応速度の違い
は、通常2倍以上が好ましく、4倍以上がより好まし
く、特に4〜15倍が好ましい。トリイソシアネート化
合物においては、少なくとも1個のイソシアネート基の
反応性が他のイソシアネート基の反応性と異なればよ
く、全てのイソシアネート基の反応性が異なる必要はな
いが、好ましくは、トリイソシアネート化合物の全ての
イソシアネート基が異なる反応性を有するものである。
ポリイソシアネート化合物は、1種単独で使用してもよ
いし、2種以上を併用してもよい。
【0024】化合物Aとポリイソシアネート化合物とを
先に反応させる場合は、ポリイソシアネート化合物に化
合物Aを滴下しながら「NCO/化合物A中の水酸基」
の比率が好ましくは1.5〜5、さらに好ましくは1.
7〜4で反応させ、その後F系重合体と反応させる方法
がある。
【0025】F系重合体とポリイソシアネート化合物と
を先に反応させる場合は、ポリイソシアネート化合物に
F系重合体を滴下しながら「NCO/F系重合体の水酸
基」の比率が好ましくは1.3〜5、さらに好ましくは
1.8〜3.5で全ての水酸基がポリイソシアネート化
合物と反応し、ゲル化が進行しない状態で第2段の化合
物Aとの反応を行う方法がある。
【0026】F系重合体、ポリイソシアネート化合物お
よび化合物Aとを同時に反応させる場合は、「NCO/
化合物A中の水酸基とF系重合体の水酸基との合計」の
比率が1.2以下で反応を行う方法、またはポリイソシ
アネート化合物のイソシアネート基の反応性の違いによ
りF系重合体の水酸基の反応性と化合物A中の水酸基や
カルボキシル基等の反応性の違いを利用できるように、
「高反応性NCO/フルオロオレフイン系重合体の水酸
基または化合物A中の水酸基のうち高反応性の方の水酸
基」の比率が好ましくは1.5〜5、さらに好ましくは
1.8〜3.5になるように反応させる方法がある。
【0027】反応にあたっては化合物Aが加熱によりそ
れ自身で重合するのを避けるべく100℃以上の高温を
避け、過剰の触媒を使用しない方が望ましい。水分の混
入によるイソシアネートとの反応を避けるため、乾燥窒
素気流など不活性雰囲気中で副反応を生じない水酸基を
持たない溶剤で充分な流動性を有するように樹脂固形分
が好ましくは80重量%以下、さらに好ましくは60重
量%以下で撹拌しながら反応させることが好ましい。ま
た、NCO基間の反応速度の差異が十分に発揮出来るよ
うに、初期には特に60℃以下の低温で反応させること
好ましい。
【0028】本発明の塗料用組成物中のF系反応物の含
有割合は、要求される粘度に応じて適宜選定すればよい
が、通常溶剤100重量部に対して、5〜1000重量
部の範囲が好ましく、特に50〜500重量部の範囲が
好ましい。
【0029】また、本発明の塗料用組成物においては、
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリルポリオール
樹脂、ポリエステルポリオール樹脂などをF系重合体1
00部に対して1〜5000部配合してもよい。
【0030】本発明の塗料用組成物に使用される溶剤と
しては、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケ
トン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類およ
びミネラルターペンから選ばれる1種または2種以上の
混合物などが好ましい。F系反応物はこのような溶剤中
で製造することが好ましい。塗料用組成物中にF系反応
物を高濃度で含有させる目的で、下記に示す希釈用のモ
ノマーを用いて溶剤を置換する場合には、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチルなどの低
沸点溶媒が好ましい。
【0031】本発明の塗料用組成物には、上記溶剤と共
にまたは上記溶剤の代わりに希釈用のモノマーを使用で
きる。希釈用のモノマーとしては、粘性、硬化性、架橋
密度などを考慮するとアクリル系またはメタクリル系モ
ノマーが好ましい。具体的には、1,6−ヘキサンジア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
などの低粘度モノマー、ポリエチレングリコール変性ジ
アクリレート、ポリエチレングリコール変性トリメチロ
ールプロパントリアクリレートなどのモノマー、ジペン
タエリスリトールヘキサアクリレートなどの耐摩耗性モ
ノマー、フルオロアクリレートなど撥水撥油性モノマ
ー、メチルメタクリレート、ブチルクリレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレートなどの耐候性モノ
マーなどが挙げられる。
【0032】本発明の塗料用組成物は、活性エネルギ−
線硬化塗料として使用でき、レドックス開始剤の利用な
どでレジンモルタルや厚塗り塗料として使用することも
できる。
【0033】また本発明の組成物をより耐候性の悪い活
性エネルギー線硬化塗料やレジンモルタルや厚塗り塗
料、例えば不飽和ポリエステル樹脂塗料などに添加して
フッ素樹脂の表面移行性により耐候性や耐薬品性を向上
させることもできる。
【0034】本発明の塗料用組成物には、着色顔料また
は染料、塗膜の付着性向上のためのシランカップリング
剤、紫外線吸収剤などを配合することもできる。着色顔
料または染料としては、例えば、耐候性の良いカーボン
ブラック、酸化チタンなどの無機顔料、フタロシアニン
ブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドンレッ
ド、インダンスレンオレンジ、イソインドリノン系イエ
ローなどの有機顔料または染料などが挙げられる。硬化
過程で活性エネルギー線が塗膜中へより効果的に侵入で
きるように透明なガラスビーズなどを混入してもよい。
【0035】本発明の塗料用組成物には、さらに必要に
応じて光ラジカル開始剤、硬化促進剤、光安定剤、重合
防止剤、艶消し剤などを適宜添加してもよい。光ラジカ
ル開始剤としては2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フ
ェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフ
ェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−
オン、4−(2−ヒドロキシ)フェニル(2−ヒドロキ
シ−2−プロピル)ケトンなどが挙げられる。
【0036】硬化促進剤としては通常レドックス系と呼
ばれるMn、Co、Zr、Ca等の金属塩、具体的には
ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛(日本化学産業社
製)などとメチルエチルケトンパーオキサイド、クメン
ヒドロパーオキサイドなどの過酸化物、トリエチルアミ
ン、ジメチルパラトルイジンなどのアミン類、過酸化ベ
ンゾイルなどが例示される。
【0037】光安定剤としては、ヒンダードアミン系光
安定剤などが挙げられ、かかる具体例としては、例えば
MARX−LA62(アデカアーガス化学社製)やMA
RX−LA67(アデカアーガス化学社製)、チヌビン
292、チヌビン144、CGL−123、チヌビン4
40(以上日本チバガイギー社製)などが挙げられる。
【0038】活性エネルギー線硬化の妨げにならない程
度に添加する重合防止剤としてはヒドロキノン、パラメ
トキシヒドロキシフェノールなどが挙げられる。つや消
し剤としては、例えば、超微粉合成シリカなどが挙げら
れ、該つや消し剤を使用した場合、優雅な半光沢ないし
つや消し仕上げの塗膜を形成することができる。
【0039】また、本発明の塗料用組成物には、界面活
性剤を配合しても構わない。界面活性剤は表面張力を制
御するので特定の成分の表面濃度の調整に有効である。
これら界面活性剤は、レオレックスASE(第一工業製
薬社製)、フッ素系界面活性剤サーフロンS382(旭
硝子社製)、アクリル系のモダフロー(モンサント社
製)、レオファットシリーズ(花王社製)などが挙げら
れる。
【0040】また表面に親水撥油性を付与したり耐摩耗
性を付与する目的をもってエチルシリケ−トなどの硅素
化合物を添加することもできる。
【0041】本発明の塗料用組成物の塗装方法は、スプ
レー塗装、浸漬法、ロールコーター、フローコーターな
ど任意の方法を適用できる。
【0042】塗装される物品材質には、たとえばコンク
リート、自然石、ガラスなど無機物、鉄、ステンレス、
アルミニウム、銅、真鍮、チタン、ステンレスなどの金
属がある。また有機の基材すなわち、プラスチック、ゴ
ム、接着剤、木材などの塗装にも適している。また有機
無機複合材であるFRP、樹脂強化コンクリート、繊維
強化コンクリートなどの有機無機複合材などが挙げられ
る。
【0043】また塗装される物品には自動車、電車、航
空機などの輸送用機器、橋梁部材、鉄塔などの土木部
材、防水材シート、タンク、パイプなどの産業機材、ビ
ル外装、ドア、窓門部材、モニュメント、ポールなどの
建築部材、道路の中央分離帯、ガードレール、防音壁な
どの道路部材、通信機材、電気および電子部品などがあ
る。
【0044】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明する。なお、本発明はこれらの例によって何等制
限されるものではない。下記の例1〜9は製造例、例1
0〜13は比較製造例、例14〜22および例24は実
施例、例23は比較例である。
【0045】「例1」乾燥窒素雰囲気中で2,6−ジイ
ソシアネートカプロン酸のメチルエステル(協和醗酵社
製LDI)22重量部に2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート(共栄社油脂化学工業社製)12重量部を撹拌しな
がら滴下して40℃に保ち5時間反応させる。
【0046】IRによるNCO基ピークの約50%消失
を確認後、(クロロトリフルオロエチレン/エチルビニ
ルエーテル/ヒドロキシブチルビニルエーテル/シクロ
ヘキシルビニルエーテル=50/25/8/17モル%
の共重合体、水酸基価:40)の数平均分子量6000
のF系重合体186部をトルエン220部に溶解したも
のを上記反応液へ添加し、さらに60℃で5時間撹拌し
反応させた。
【0047】IRによるNCOピ−クの消失により反応
を確認した後、220重量部の1,6−ヘキサンジアク
リレート/トリメチロ−ルプロパントリアクリレートの
1/1混合モノマーを添加し減圧蒸溜によりトルエンを
除去し、被覆組成物を得た。
【0048】「例2」乾燥窒素雰囲気中で2,6−ジイ
ソシアネートカプロン酸のメチルエステル(協和醗酵社
製LDI)12重量部に(クロロトリフルオロエチレン
/エチルビニルエーテル/ヒドロキシブチルビニルエー
テル/シクロヘキシルビニルエーテル=50/25/6
/19モル%の共重合体、水酸基価:30)の数平均分
子量6000のF系重合体100部をトルエン100部
に溶解した物を撹拌しながら滴下して40℃に保ち5時
間反応させた。
【0049】IRによるNCO基ピークの約50%消失
により反応を確認後、上記反応液へ2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート6重量部を撹拌しながら滴下して、60
℃に保ち5時間反応させた。
【0050】IRによるNCOピークの消失により反応
を確認した後、119重量部の1,6−ヘキサンジアク
リレート/トリメチロ−ルプロパントリアクリレートの
1/1混合モノマーを添加し減圧蒸溜によりトルエンを
除去し、被覆組成物を得た。
【0051】「例3」乾燥窒素雰囲気中で(クロロトリ
フルオロエチレン/エチルビニルエーテル/ヒドロキシ
ブチルビニルエーテル/シクロヘキシルビニルエーテル
=50/25/6/19モル%の共重合体、水酸基価:
30)の数平均分子量6000のF系重合体100部を
トルエン100部に溶解したもの、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート7重量部および2,6−ジイソシアネ
ートカプロン酸のメチルエステル(協和醗酵社製LD
I)12重量部とを30℃で5時間反応後、IRによる
NCO基ピ−クの約50%消失により反応を確認後、6
0℃にて8時間さらに反応させた。
【0052】IRによるNCOピ−クの消失により反応
を確認した後、119重量部の1,6ヘキサンジアクリ
レート/トリメチロールプロパントリアクリレートの1
/1混合モノマーを添加し減圧蒸溜によりトルエンを除
去し、被覆組成物を得た。
【0053】「例4」例1で2,6−ジイソシアネート
カプロン酸のメチルエステルに代えて、2,6−ジイソ
シアネートカプロン酸の2−イソシアネートエチルエス
テル(協和醗酵社製LTI)27部を使用し、2−ヒド
ロキシエチルアクリレートを23部、F系重合体を20
0部、混合モノマーを250部使用する以外、例1と同
様に反応させ、塗料用組成物を得た。
【0054】「例5」例1で2−ヒドロキシエチルアク
リレートに代えてペンタエリスリト−ルトリアクリレー
ト30部を使用し、F系重合体を190部、混合モノマ
ーを242部使用する以外、例1と同様に反応させ、塗
料用組成物を得た。
【0055】「例6」例1のF系重合体の水酸基の一部
とKBM9007(信越シリコーン社製イソシアネート
シラン)を反応させ加水分解分解シリル基を含有するF
系重合体として、例1のF系重合体の代わりに用いる以
外、例1と同様にして反応させ、塗料用組成物を得た。
【0056】「例7」例1のF系重合体の水酸基の一部
と無水コハク酸を反応させ、酸価2mgKOH/gとし
たF系重合体として、例1のF系重合体の代わりに用い
る以外、例1と同様にして反応させ、塗料用組成物を得
た。
【0057】「例8」例1のF系重合体のエチルビニル
エーテルに代えて3−アミノプロピルビニルエーテルを
用いて重合したF系重合体を、例1のF系重合体の代わ
りに用いる以外、例1と同様にして反応させ、塗料用組
成物を得た。
【0058】「例9」例1のF系重合体のエチルビニル
エーテルに代えてグリシジルビニルエーテルを用いて重
合したF系重合体を、例1のF系重合体の代わりに用い
る以外、例1と同様にして反応させ、塗料用組成物を得
た。
【0059】「例10〜12」例1〜3において2,6
−ジイソシアネートカプロン酸のメチルエステルに代え
て各0.8倍量のヘキサメチレンジイソシアネートを使
用すると高粘度になり3日以内にゲル化した。
【0060】「例13」例1のF系重合体100部をメ
タクリロイルイソシアネート6部で変性し、例1の混合
モノマー106部の単量体に溶解して、塗料用組成物を
得た。
【0061】「例14〜23」例1〜9、例13で得ら
れた塗料用組成物100重量部に、光ラジカル開始剤と
してダロキュア1173(日本チバガイギー社製)3部
を混合分散したのちアルミ板に0.01mmの厚みで塗
布後、60W/cmの高圧水銀灯の紫外線硬化装置(三
菱レイヨンエンジニア社製)で20秒照射して硬化させ
た。例13のみが硬化不十分で粘着性が残った。アセト
ン抽出後の塗膜の残重量%は例1〜9で90%以上、例
13で85%であった。
【0062】耐候性はいずれもサンシャインウエザーメ
ーターにて3000時間で光沢保持率は80%以上であ
った。
【0063】[例24]例1で得られた塗料用組成物1
0重量部を厚塗りタイプの不飽和ポリエステルであるリ
ポキシR802(昭和高分子社製)100重量部に添加
し、0.1mm厚さに塗布した場合、サンシャインウエ
ザーメーターにて2000時間での光沢保持率は無添加
の30%に比べ、80%以上であった。
【0064】
【発明の効果】本発明の塗料用組成物は、従来の高粘度
化やゲル化の懸念のある塗料用組成物に比較して合成も
容易であり、低公害性の低溶剤タイプで活性エネルギー
線硬化性があり、耐候性に優れた塗膜を与え屋外用途に
耐えるという利点を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 18/67 NFA C08G 18/67 NFA 18/73 NFG 18/73 NFG

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(a)と(b)とを(c)を介して結
    合させた反応物を含有することを特徴とする塗料用組成
    物。 (a)水酸基を含みフッ素含有量が5重量%以上のフル
    オロオレフイン系重合体、(b)水酸基含有アクリル系
    またはメタクリル系モノマー、(c)反応性の異なるイ
    ソシアネート基を有するジイソシアネート化合物および
    反応性の異なるイソシアネート基を有するトリイソシア
    ネート化合物から選ばれる少なくとも1種のポリイソシ
    アネート化合物。
  2. 【請求項2】ポリイソシアネート化合物が2,6−ジイ
    ソシアネートカプロン酸のアルキルエステルまたは2,
    6−ジイソシアネートカプロン酸の2−イソシアネート
    アルキルエステルである請求項1の組成物。
  3. 【請求項3】フルオロオレフイン系重合体がフルオロオ
    レフインおよびこれと共重合可能な共重合モノマーを共
    重合させた共重合体である請求項1または2の組成物。
  4. 【請求項4】水酸基含有アクリル系またはメタクリル系
    モノマーがヒドロキシアルキルアクリレートまたはヒド
    ロキシアルキルメタクリレートである請求項1、2また
    は3の組成物。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項の組成物を物
    品に塗装して得られる塗装物品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1110926A1 (de) * 1999-12-24 2001-06-27 Remei GmbH & Co. KG Verfahren zur Oberflächenbehandlung von Bauteilen aus zementgebundenen Baustoffen
WO2014054542A1 (ja) * 2012-10-01 2014-04-10 日東電工株式会社 コート層組成物
JP2019183014A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 旭化成株式会社 塗料組成物及び塗膜
KR20200028662A (ko) * 2018-09-07 2020-03-17 주식회사 케이씨씨 투명 도료 조성물

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JP2019183014A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 旭化成株式会社 塗料組成物及び塗膜
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