JPH08330161A - ロータリートランス - Google Patents
ロータリートランスInfo
- Publication number
- JPH08330161A JPH08330161A JP7134591A JP13459195A JPH08330161A JP H08330161 A JPH08330161 A JP H08330161A JP 7134591 A JP7134591 A JP 7134591A JP 13459195 A JP13459195 A JP 13459195A JP H08330161 A JPH08330161 A JP H08330161A
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- Japan
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- magnetic core
- coil
- rotary transformer
- hole
- outer magnetic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ロータリートランスの特性を劣化
させることがなく、クロストークの問題も発生させるこ
となく、しかも、コイルの端末の接続が容易なロータリ
ートランスを提供することを目的とする。 【構成】 一対の磁性コア1,11の対向面にチャンネ
ル数に応じた複数のコイル2が配設されたロータリート
ランスにおいて、上記少なくとも一方の磁性コア1,1
1の対向面1aから外壁面1bに貫通してコイル2の端
末2a,2bを導出させる貫通孔5,5が設けられてい
る。そして、貫通孔5,5の近傍部にコイル2の端末2
a,2bを電気的に接続させるプリント配線板8が取り
付けられている。
させることがなく、クロストークの問題も発生させるこ
となく、しかも、コイルの端末の接続が容易なロータリ
ートランスを提供することを目的とする。 【構成】 一対の磁性コア1,11の対向面にチャンネ
ル数に応じた複数のコイル2が配設されたロータリート
ランスにおいて、上記少なくとも一方の磁性コア1,1
1の対向面1aから外壁面1bに貫通してコイル2の端
末2a,2bを導出させる貫通孔5,5が設けられてい
る。そして、貫通孔5,5の近傍部にコイル2の端末2
a,2bを電気的に接続させるプリント配線板8が取り
付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
やディジタルオーディオテープレコーダ等の回転磁気ヘ
ッド装置に使用されるロータリートランスに関する。
やディジタルオーディオテープレコーダ等の回転磁気ヘ
ッド装置に使用されるロータリートランスに関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリートランスは、例えばビデオテ
ープレコーダやディジタルオーディオテープレコーダ等
の回転磁気ヘッド装置において回転側に設けた回転磁気
ヘッドにて得られる信号を固定側回路に伝送するための
接続手段として広く用いられている。
ープレコーダやディジタルオーディオテープレコーダ等
の回転磁気ヘッド装置において回転側に設けた回転磁気
ヘッドにて得られる信号を固定側回路に伝送するための
接続手段として広く用いられている。
【0003】この種のロータリートランスとしては、円
板状の一対の磁性コアが対向配置してなる、いわゆる平
型のロータリートランスと、円筒状の一対の磁性コアが
モータ軸上に内外に対向配置してなる、いわゆる縦型の
ロータリートランスがあるが、いずれも、一対の磁性コ
アを有し、これら磁性コアの対向面にチャンネル数に応
じて設けられた各巻線溝にコイルが配設されている。
板状の一対の磁性コアが対向配置してなる、いわゆる平
型のロータリートランスと、円筒状の一対の磁性コアが
モータ軸上に内外に対向配置してなる、いわゆる縦型の
ロータリートランスがあるが、いずれも、一対の磁性コ
アを有し、これら磁性コアの対向面にチャンネル数に応
じて設けられた各巻線溝にコイルが配設されている。
【0004】例えば、縦型のロータリートランスにおい
ては、外径寸法の異なる一対の円筒状をなす外側磁性コ
アと内側磁性コアが同軸上の内外に近接して対向配置さ
れてなる。上記内側磁性コアは、例えば、固定側のすな
わちステータとなり、上記外側磁性コアは、回転側のす
なわちローターとなる。勿論、この逆もある。また、こ
れら磁性コアの対向面には、チャンネル数に応じてそれ
ぞれ設けられた巻線溝内に円環状のコイルが複数配設さ
れている。
ては、外径寸法の異なる一対の円筒状をなす外側磁性コ
アと内側磁性コアが同軸上の内外に近接して対向配置さ
れてなる。上記内側磁性コアは、例えば、固定側のすな
わちステータとなり、上記外側磁性コアは、回転側のす
なわちローターとなる。勿論、この逆もある。また、こ
れら磁性コアの対向面には、チャンネル数に応じてそれ
ぞれ設けられた巻線溝内に円環状のコイルが複数配設さ
れている。
【0005】このようなロータリートランスは、一対の
磁性コアのコイル間の電磁結合によって、一方の磁性コ
アに接続された例えば磁気ヘッド装置と他方の内側磁性
コアに接続された例えば再生回路とを接続させ、ビデオ
信号やディジタルオーディオ信号等を伝送するようにな
っている。
磁性コアのコイル間の電磁結合によって、一方の磁性コ
アに接続された例えば磁気ヘッド装置と他方の内側磁性
コアに接続された例えば再生回路とを接続させ、ビデオ
信号やディジタルオーディオ信号等を伝送するようにな
っている。
【0006】ところで、上記円筒状の外側磁性コア10
1は、図8及び図9に示すように、外側磁性コア101
の対向面である内周面101bに、コイル102を配設
する巻線溝103、ショートリングを配設するショート
リング溝104、コイル102の端末102a,102
bを導出する引き出し溝105が設けられている。
1は、図8及び図9に示すように、外側磁性コア101
の対向面である内周面101bに、コイル102を配設
する巻線溝103、ショートリングを配設するショート
リング溝104、コイル102の端末102a,102
bを導出する引き出し溝105が設けられている。
【0007】巻線溝103は、例えば予め円環状とされ
たコイル或いは単に線材よりなるコイル102を配設さ
せるためのもので、外側磁性コア101の内周面101
bに断面略コ字状の溝として円環状に形成されている。
この巻線溝103は、外側磁性コア101のモータ軸方
向に沿って所定間隔で要求されるチャンネル数と同数設
けられる。
たコイル或いは単に線材よりなるコイル102を配設さ
せるためのもので、外側磁性コア101の内周面101
bに断面略コ字状の溝として円環状に形成されている。
この巻線溝103は、外側磁性コア101のモータ軸方
向に沿って所定間隔で要求されるチャンネル数と同数設
けられる。
【0008】一方、ショートリング溝104は、巻線溝
103にそれぞれ配設されるコイル102間の相互干
渉, ノイズの発生, インダクタンス変化等を防止する絶
縁性の線材等よりなるショートリング(図示せず)を配
設するもので、前記巻線溝103間にそれぞれ設けられ
ている。このショートリング溝104も、先の巻線溝1
03と同様、断面略コ字状の溝として円環状に形成され
ている。
103にそれぞれ配設されるコイル102間の相互干
渉, ノイズの発生, インダクタンス変化等を防止する絶
縁性の線材等よりなるショートリング(図示せず)を配
設するもので、前記巻線溝103間にそれぞれ設けられ
ている。このショートリング溝104も、先の巻線溝1
03と同様、断面略コ字状の溝として円環状に形成され
ている。
【0009】そして、上記引き出し溝105は、各巻線
溝103に配設されたコイル102の端末102a,1
02bをドラム側へ導出するもので、これら巻線溝10
3の一部より磁性コア101の一方端部(ドラムへの取
付け側)へ亘って、上記巻線溝103と直交するモータ
軸方向に沿って設けられている。すなわち、この引き出
し溝105は、外側磁性コア101の上方側の一端部か
ら下方側の一方端部に至るまで形成した長い縦溝とし
て、外側磁性コア101の内周面101bに形成されて
いる。
溝103に配設されたコイル102の端末102a,1
02bをドラム側へ導出するもので、これら巻線溝10
3の一部より磁性コア101の一方端部(ドラムへの取
付け側)へ亘って、上記巻線溝103と直交するモータ
軸方向に沿って設けられている。すなわち、この引き出
し溝105は、外側磁性コア101の上方側の一端部か
ら下方側の一方端部に至るまで形成した長い縦溝とし
て、外側磁性コア101の内周面101bに形成されて
いる。
【0010】そして、上記外側磁性コア101の底部、
すなわち、引き出し溝105の端部には、図9に示すよ
うに、プリント配線板108がリング状に取り付けられ
ることが多い。また、上記コイル102の端末102
a,102bは、上記引き出し溝105に案内されて導
出され、上記プリント配線板108のランド部109に
接続される。
すなわち、引き出し溝105の端部には、図9に示すよ
うに、プリント配線板108がリング状に取り付けられ
ることが多い。また、上記コイル102の端末102
a,102bは、上記引き出し溝105に案内されて導
出され、上記プリント配線板108のランド部109に
接続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ロータリー
トランスの性能は、一対の磁性コアの対向面積に依存す
る。すなわち、図8及び図9に示す例では、外側磁性コ
ア101の内周側101bの面積が減少すると、必要な
ロータリートランスの性能が得られなくなるという問題
点を有する。
トランスの性能は、一対の磁性コアの対向面積に依存す
る。すなわち、図8及び図9に示す例では、外側磁性コ
ア101の内周側101bの面積が減少すると、必要な
ロータリートランスの性能が得られなくなるという問題
点を有する。
【0012】しかしながら、従来のロータリートランス
は、外側磁性コア101の内周側101bに上方側の一
端部から下方側の一方端部に至る部分まで長いした引き
出し溝105を設けるものであるから、チャンネルが多
くなれば多くなるほど外側磁性コア101の内周面10
1aの面積が減少し、必要なロータリートランスの性能
が得られなくなる。
は、外側磁性コア101の内周側101bに上方側の一
端部から下方側の一方端部に至る部分まで長いした引き
出し溝105を設けるものであるから、チャンネルが多
くなれば多くなるほど外側磁性コア101の内周面10
1aの面積が減少し、必要なロータリートランスの性能
が得られなくなる。
【0013】特に、近年のロータリートランスは、ドラ
ムの小型化の要請等から、小型で多チャンネル化の要請
が高いため、引き出し溝105を多数設けることは、必
要なロータリートランスの性能が得られなくなるおそれ
が高い。
ムの小型化の要請等から、小型で多チャンネル化の要請
が高いため、引き出し溝105を多数設けることは、必
要なロータリートランスの性能が得られなくなるおそれ
が高い。
【0014】このため、同じ引き出し溝105には、通
常、2チャンネル分のリード線が配線されることがあ
る。これは、複数のチャンネルの配線を1本の引き出し
溝105に入れる方法もあるが、同じ引き出し溝105
に配線されたリード線間でクロストークの問題が発生す
るからである。
常、2チャンネル分のリード線が配線されることがあ
る。これは、複数のチャンネルの配線を1本の引き出し
溝105に入れる方法もあるが、同じ引き出し溝105
に配線されたリード線間でクロストークの問題が発生す
るからである。
【0015】しかしながら、例えば、8チャンネルのも
のであれば、上記引き出し溝105は4本必要になると
いうように、上記引き出し溝101が増加することに変
わりはなく、しかも、クロストークの問題を完全に解消
できるわけでもない。
のであれば、上記引き出し溝105は4本必要になると
いうように、上記引き出し溝101が増加することに変
わりはなく、しかも、クロストークの問題を完全に解消
できるわけでもない。
【0016】他方、縦型で磁性コアが一体型のロータリ
ートランスの組み立てでは、コイル102を予め円環状
に巻いておき、そのコイル102を変形させて一方端部
方向から外側磁性コア101の対向面(内周面)101
bに挿入して巻線溝103に配線して、そこで広げる方
法がとられることがある。
ートランスの組み立てでは、コイル102を予め円環状
に巻いておき、そのコイル102を変形させて一方端部
方向から外側磁性コア101の対向面(内周面)101
bに挿入して巻線溝103に配線して、そこで広げる方
法がとられることがある。
【0017】しかしながら、チャンネル数が多いロータ
リートランスでは、上記円環状のコイル102を上記挿
入側とは逆の他方端部側の巻線溝103に配線して広げ
ることは、作業性が悪いものであった。
リートランスでは、上記円環状のコイル102を上記挿
入側とは逆の他方端部側の巻線溝103に配線して広げ
ることは、作業性が悪いものであった。
【0018】なお、近年のロータリートランスの小型で
多チャンネル化の要請は、かかるロータリートランスの
組立て作業にも影響を与えている。
多チャンネル化の要請は、かかるロータリートランスの
組立て作業にも影響を与えている。
【0019】そこで、本発明は、一対の磁性コアの対向
面にチャンネル数に応じた複数のコイルが配設されたロ
ータリートランスにおいて、その特性を劣化させること
がなく、クロストークの問題も発生させることなく、し
かも、コイルの端末の接続が容易なロータリートランス
を提供することを目的とするものである。
面にチャンネル数に応じた複数のコイルが配設されたロ
ータリートランスにおいて、その特性を劣化させること
がなく、クロストークの問題も発生させることなく、し
かも、コイルの端末の接続が容易なロータリートランス
を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるロータリ
ートランスは、上述の目的を達成するために提案された
ものであり、一対の磁性コアの対向面にチャンネル数に
応じて形成される巻線溝にコイルが配設されたロータリ
ートランスにおいて、少なくとも一方の磁性コアの対向
面から外壁面に貫通してコイルの端末を導出させる貫通
孔が設けられていることを特徴とする。
ートランスは、上述の目的を達成するために提案された
ものであり、一対の磁性コアの対向面にチャンネル数に
応じて形成される巻線溝にコイルが配設されたロータリ
ートランスにおいて、少なくとも一方の磁性コアの対向
面から外壁面に貫通してコイルの端末を導出させる貫通
孔が設けられていることを特徴とする。
【0021】また、一対の磁性コアが同軸上の内外に配
置される円筒状の外側磁性コアと内側磁性コアであるこ
とを特徴とする。
置される円筒状の外側磁性コアと内側磁性コアであるこ
とを特徴とする。
【0022】また、貫通孔が巻線溝に対応する位置に形
成されていることを特徴とする。
成されていることを特徴とする。
【0023】また、貫通孔が少なくとも一方の磁性コア
に一つ以上形成されていることを特徴とする。
に一つ以上形成されていることを特徴とする。
【0024】また、貫通孔が外側磁性コアの上方側と下
方側とに各々形成されていることを特徴とする。
方側とに各々形成されていることを特徴とする。
【0025】また、磁性コアの貫通孔の近傍部にコイル
の端末を電気的に接続させるプリント配線板が取り付け
られていることを特徴とする。
の端末を電気的に接続させるプリント配線板が取り付け
られていることを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明にかかるロータリートランスにおいて
は、磁性コアを貫通してコイルの端末を導出させる貫通
孔が設けられているので、磁性コアの対向面にチャンネ
ル数に応じた多数本の長い引き出し溝を形成する従来の
ロータリートランスのように、磁性コアの対向面の面積
を減少させるようなことがない。したがって、チャンネ
ル数が増加する場合でも、磁性コアの対向面の面積を広
くとることができるようになる。
は、磁性コアを貫通してコイルの端末を導出させる貫通
孔が設けられているので、磁性コアの対向面にチャンネ
ル数に応じた多数本の長い引き出し溝を形成する従来の
ロータリートランスのように、磁性コアの対向面の面積
を減少させるようなことがない。したがって、チャンネ
ル数が増加する場合でも、磁性コアの対向面の面積を広
くとることができるようになる。
【0027】また、巻線溝に配設されるコイルの端末を
導出させるとき、貫通孔から磁性コアの外壁面に直接導
出させることができる。したがって、磁性コアの一方端
部から通すようにして導出させる従来のロータリートラ
ンスに比べ、コイルの端末の配線が容易に行えるように
なる。
導出させるとき、貫通孔から磁性コアの外壁面に直接導
出させることができる。したがって、磁性コアの一方端
部から通すようにして導出させる従来のロータリートラ
ンスに比べ、コイルの端末の配線が容易に行えるように
なる。
【0028】そして、貫通孔が巻線溝に対応する位置に
形成されている場合には、コイルの端末が上記巻線溝か
ら連続するようにして導出される。
形成されている場合には、コイルの端末が上記巻線溝か
ら連続するようにして導出される。
【0029】また、貫通孔が磁性コアの上方側と下方側
とに各々形成されている場合には、チャンネル数に応じ
た複数のコイルの端末が一箇所に集中させることがな
い。すなわち、上端側のコイルは上方側の貫通孔より、
他方、下端側のコイルは下方側の貫通孔より、それぞれ
配線される。
とに各々形成されている場合には、チャンネル数に応じ
た複数のコイルの端末が一箇所に集中させることがな
い。すなわち、上端側のコイルは上方側の貫通孔より、
他方、下端側のコイルは下方側の貫通孔より、それぞれ
配線される。
【0030】さらに、貫通孔の近傍部にコイルの端末を
装置側に設けられる配線と接続させるプリント配線板が
取り付けられている場合には、コイルの端末が装置側に
設けられる配線に容易にかつ確実に接続されることとな
る。
装置側に設けられる配線と接続させるプリント配線板が
取り付けられている場合には、コイルの端末が装置側に
設けられる配線に容易にかつ確実に接続されることとな
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0032】本実施例は、外径寸法の異なる円筒状の磁
性コアが同軸上の内外に近接して配置された、いわゆる
縦型のロータリートランスを回転磁気ヘッド装置に適用
した例である。なお、この縦型のロータリートランスに
は、1チャンネルの磁性コアを積層させて多チャンネル
とした、いわゆる積層型(「ドーナツ型」と言われるこ
ともある。)もあるが、本実施例では、コストの点から
広く使用されている、いわゆる一体型に基づいて説明す
る。
性コアが同軸上の内外に近接して配置された、いわゆる
縦型のロータリートランスを回転磁気ヘッド装置に適用
した例である。なお、この縦型のロータリートランスに
は、1チャンネルの磁性コアを積層させて多チャンネル
とした、いわゆる積層型(「ドーナツ型」と言われるこ
ともある。)もあるが、本実施例では、コストの点から
広く使用されている、いわゆる一体型に基づいて説明す
る。
【0033】上記回転磁気ヘッド装置は、図1に示すよ
うに、上側の回転ドラム21と下側の固定ドラム22を
回転させるモータ29とから構成されている。
うに、上側の回転ドラム21と下側の固定ドラム22を
回転させるモータ29とから構成されている。
【0034】モータ29は、ステータ29bとロータ2
9aとから構成され、ステータ29bにはモータ軸23
が設けられている。
9aとから構成され、ステータ29bにはモータ軸23
が設けられている。
【0035】回転ドラム21は、モータ軸23に取り付
けられ、このモータ軸23と共に回転するようになって
いる。また、回転ドラム21には、磁気テープに対して
記録又は再生を行う磁気ヘッド装置25,25が取り付
けられている。なお、26は、ベアリング、27は、予
圧リングである。
けられ、このモータ軸23と共に回転するようになって
いる。また、回転ドラム21には、磁気テープに対して
記録又は再生を行う磁気ヘッド装置25,25が取り付
けられている。なお、26は、ベアリング、27は、予
圧リングである。
【0036】そして、回転ドラム21と固定ドラム22
には、一対の磁性コアのコイル2間の電磁結合によっ
て、一方の磁性コアに接続された例えば磁気ヘッド装置
と他方の磁性コアに接続された例えば再生回路とを接続
させ、ビデオ信号等を伝送するロータリートランスが取
り付けられている。
には、一対の磁性コアのコイル2間の電磁結合によっ
て、一方の磁性コアに接続された例えば磁気ヘッド装置
と他方の磁性コアに接続された例えば再生回路とを接続
させ、ビデオ信号等を伝送するロータリートランスが取
り付けられている。
【0037】このロータリートランスは、外径寸法の異
なる円筒状の外側磁性コア1と内側磁性コア11が同軸
上の内外に近接して配置されている。すなわち、外側磁
性コア1が固定側で、内側磁性コア11が回転側であ
る。
なる円筒状の外側磁性コア1と内側磁性コア11が同軸
上の内外に近接して配置されている。すなわち、外側磁
性コア1が固定側で、内側磁性コア11が回転側であ
る。
【0038】これら外側磁性コア1と内側磁性コア11
は、いずれもフェライト等の磁性粉末をバインダーに混
練しプレスにより固め、これを焼成後研摩することによ
り形成されている。
は、いずれもフェライト等の磁性粉末をバインダーに混
練しプレスにより固め、これを焼成後研摩することによ
り形成されている。
【0039】外側磁性コア1は、固定側に取付けられる
ステータとなるもので、図2及び図3に示すように、円
筒状とされた内周面1bにコイル2を配設する巻線溝
3、ショートリングを配設するショートリング溝4、コ
イル2の端末2a,2bを導出する貫通孔5が設けられ
ている。
ステータとなるもので、図2及び図3に示すように、円
筒状とされた内周面1bにコイル2を配設する巻線溝
3、ショートリングを配設するショートリング溝4、コ
イル2の端末2a,2bを導出する貫通孔5が設けられ
ている。
【0040】巻線溝3は、例えば、予め円環状とされた
コイル或いは単に線材よりなるコイル2を配設させるた
めのもので、磁性コア1の内周面1bに断面略コ字状の
溝として円環状に等間隔をもって形成されている。この
巻線溝3は、要求されるチャンネル数に応じたコイル2
の数と同数がモータ軸23の方向に沿って所定の等間隔
をおいて設けられている。本実施例は、4チャンネルの
もので、これらの分の巻線溝3が形成されている。
コイル或いは単に線材よりなるコイル2を配設させるた
めのもので、磁性コア1の内周面1bに断面略コ字状の
溝として円環状に等間隔をもって形成されている。この
巻線溝3は、要求されるチャンネル数に応じたコイル2
の数と同数がモータ軸23の方向に沿って所定の等間隔
をおいて設けられている。本実施例は、4チャンネルの
もので、これらの分の巻線溝3が形成されている。
【0041】一方、ショートリング溝4は、巻線溝3に
それぞれ配設されるコイル2間の相互干渉, ノイズの発
生, インダクタンス変化等を防止する絶縁性の線材等よ
りなるショートリング(図示せず)を配設するためのも
ので、巻線溝3間にそれぞれ設けられている。このショ
ートリング溝4も、先の巻線溝3と同様、断面略コ字状
の溝として円環状に形成されている。
それぞれ配設されるコイル2間の相互干渉, ノイズの発
生, インダクタンス変化等を防止する絶縁性の線材等よ
りなるショートリング(図示せず)を配設するためのも
ので、巻線溝3間にそれぞれ設けられている。このショ
ートリング溝4も、先の巻線溝3と同様、断面略コ字状
の溝として円環状に形成されている。
【0042】そして特に、外側磁性コア1に貫通孔5が
設けられている。この貫通孔5は、各巻線溝3に配設さ
れたコイル2の端末2a,2bをドラム側へ直接導出さ
せるためのもので、図2及び図3に示すように、外側磁
性コア1の内側磁性コア11との対向面1bから外壁面
1aに貫通して形成されている。見方を変えれば、外側
磁性コア1の外周面(外壁面)1aから内周面(対向
面)1bに貫通して、上記各巻線溝3が臨むように、各
巻線溝3と対応するように形成されている。
設けられている。この貫通孔5は、各巻線溝3に配設さ
れたコイル2の端末2a,2bをドラム側へ直接導出さ
せるためのもので、図2及び図3に示すように、外側磁
性コア1の内側磁性コア11との対向面1bから外壁面
1aに貫通して形成されている。見方を変えれば、外側
磁性コア1の外周面(外壁面)1aから内周面(対向
面)1bに貫通して、上記各巻線溝3が臨むように、各
巻線溝3と対応するように形成されている。
【0043】ここで、本実施例の貫通孔5は、外側磁性
コア1の一方端部を切り欠いたスリット状のものが2箇
所に形成されている。また、上記2つの貫通孔5,5
は、上方側(図2中、前方側)と下方側(図2中、後方
側)とに各々形成され、これら上方側の貫通孔5と下方
側の貫通孔5とが約180度、位置をずらして形成され
ている。そして、上記スリット状の各貫通孔5の長さH
2は、略々外側磁性コア1の幅H1の約1/2となるよ
うに形成されている。
コア1の一方端部を切り欠いたスリット状のものが2箇
所に形成されている。また、上記2つの貫通孔5,5
は、上方側(図2中、前方側)と下方側(図2中、後方
側)とに各々形成され、これら上方側の貫通孔5と下方
側の貫通孔5とが約180度、位置をずらして形成され
ている。そして、上記スリット状の各貫通孔5の長さH
2は、略々外側磁性コア1の幅H1の約1/2となるよ
うに形成されている。
【0044】このように形成するのは、モータ軸23に
沿って設けられる複数のコイル2は、上方側のコイル2
と下方側のコイル2とでは必然的に装置側に導出させる
場合でも、各々導出させるに適した位置があることを考
慮したためである。これを具体的に説明すれば、モータ
軸23に沿った方向の外側磁性コア1の上端側のコイル
2は、上方側の貫通孔5より、他方、下端側のコイル2
は、下方側の貫通孔5より、それぞれ配線することが作
業性に優れるからである。また、複数のコイル2の端末
2a,2bが一箇所に集中させることがないようにし
て、クロストークを発生させないためである。
沿って設けられる複数のコイル2は、上方側のコイル2
と下方側のコイル2とでは必然的に装置側に導出させる
場合でも、各々導出させるに適した位置があることを考
慮したためである。これを具体的に説明すれば、モータ
軸23に沿った方向の外側磁性コア1の上端側のコイル
2は、上方側の貫通孔5より、他方、下端側のコイル2
は、下方側の貫通孔5より、それぞれ配線することが作
業性に優れるからである。また、複数のコイル2の端末
2a,2bが一箇所に集中させることがないようにし
て、クロストークを発生させないためである。
【0045】なお、本実施例では、貫通孔5,5は約1
80度位置をずらして形成したが、チャンネル数がさら
に多くなるような場合には、例えば、3箇所に約120
度づつずらして形成しても良い。
80度位置をずらして形成したが、チャンネル数がさら
に多くなるような場合には、例えば、3箇所に約120
度づつずらして形成しても良い。
【0046】ところで、貫通孔5は、できる限り小さい
方が好ましい。特に、外側磁性コア1の内周面1bの貫
通孔5は、できる限り小さい方が好ましい。これは、ロ
ータリートランスの性能は、磁性コア1,11の対向面
積に依存するからである。すなわち、外側磁性コア1で
は、内側磁性コア11との対向面である内周面1bの面
積に依存する。
方が好ましい。特に、外側磁性コア1の内周面1bの貫
通孔5は、できる限り小さい方が好ましい。これは、ロ
ータリートランスの性能は、磁性コア1,11の対向面
積に依存するからである。すなわち、外側磁性コア1で
は、内側磁性コア11との対向面である内周面1bの面
積に依存する。
【0047】したがって、チャンネル数が多い場合は、
上述した図2及び図3に示すように、外側磁性コア1の
一方端部を切り欠いてスリット状に形成することように
しても良いが、図4及び図5に示すように、一方端部ま
では切り欠かない矩形状に形成することが好ましいと言
える。このような図4及び図5に示す矩形状に形成すれ
ば、図2及び図3に示した例の切り欠いたものよりも機
械的な強度が高くなる。なお、この図4及び図5に示す
例では、図5に拡大して示すように、貫通孔5が外側磁
性コア1の下側の2本の巻線溝3,3に対応して連続す
るようにして形成されている。
上述した図2及び図3に示すように、外側磁性コア1の
一方端部を切り欠いてスリット状に形成することように
しても良いが、図4及び図5に示すように、一方端部ま
では切り欠かない矩形状に形成することが好ましいと言
える。このような図4及び図5に示す矩形状に形成すれ
ば、図2及び図3に示した例の切り欠いたものよりも機
械的な強度が高くなる。なお、この図4及び図5に示す
例では、図5に拡大して示すように、貫通孔5が外側磁
性コア1の下側の2本の巻線溝3,3に対応して連続す
るようにして形成されている。
【0048】また、上記貫通孔5は、図6及び図7に示
すように、外側磁性コア1の上方側の一方端部から下方
側の一方端部までを完全に切り欠いて形成しても良い。
そして、外側磁性コア1の内周面1bに形成される貫通
孔5をできる限り小さくするため、すなわち、外側磁性
コア1の内周面1bの面積を大きくとるようにするため
に、貫通孔5は、外側磁性コア1の内周面1bより外周
面1aが大きくなるように形成するようにしても良い
(図7中、a>b)。
すように、外側磁性コア1の上方側の一方端部から下方
側の一方端部までを完全に切り欠いて形成しても良い。
そして、外側磁性コア1の内周面1bに形成される貫通
孔5をできる限り小さくするため、すなわち、外側磁性
コア1の内周面1bの面積を大きくとるようにするため
に、貫通孔5は、外側磁性コア1の内周面1bより外周
面1aが大きくなるように形成するようにしても良い
(図7中、a>b)。
【0049】なお、このように外側磁性コア1の内周面
1bより外周面1aが大きくなるように形成することは
(a>b)、上述した図2及び図3に示した例や、図4
及び図5に示した例に適用しても良いことは勿論であ
る。さらに、外側磁性コア1の外周面1aの貫通孔5の
近傍部には、図3に示すように、プリント配線板8が形
成されている。このプリント配線板8は、コイル2の端
末2a, 2bを装置側に設けられる配線と接続させるた
めのもので、各貫通孔5,5の近傍部に各々形成されて
いる。
1bより外周面1aが大きくなるように形成することは
(a>b)、上述した図2及び図3に示した例や、図4
及び図5に示した例に適用しても良いことは勿論であ
る。さらに、外側磁性コア1の外周面1aの貫通孔5の
近傍部には、図3に示すように、プリント配線板8が形
成されている。このプリント配線板8は、コイル2の端
末2a, 2bを装置側に設けられる配線と接続させるた
めのもので、各貫通孔5,5の近傍部に各々形成されて
いる。
【0050】また、プリント配線板8は、その幅H3が
上記スリット状の各貫通孔5の長さH2と略々同じ幅に
形成されている(H2=H3)。
上記スリット状の各貫通孔5の長さH2と略々同じ幅に
形成されている(H2=H3)。
【0051】さらに、このプリント配線板8の端部8a
が上記貫通孔5の近傍部に位置するように形成されてい
る。また、プリント配線板8の端部には、コイル2の端
末2a,2bを装置側に設けられる配線と接続するため
の端子8a,8bが設けられている。
が上記貫通孔5の近傍部に位置するように形成されてい
る。また、プリント配線板8の端部には、コイル2の端
末2a,2bを装置側に設けられる配線と接続するため
の端子8a,8bが設けられている。
【0052】そして、各プリント配線板8の端子8a,
8bが上記チャンネル数に応じたコイル2の端末2a,
2bの各高さに対応した、同じ高さになるように形成さ
れている。これは、本実施例は、上端側のコイル2は上
方側の貫通孔5より、他方、下端側のコイル2は下方側
の貫通孔5より、それぞれ配線させるが、これら各コイ
ル2の各高さに応じて、各巻線溝3に連続するような配
線を可能として、コイル2の端末2a,2bの導出を容
易にするためである。
8bが上記チャンネル数に応じたコイル2の端末2a,
2bの各高さに対応した、同じ高さになるように形成さ
れている。これは、本実施例は、上端側のコイル2は上
方側の貫通孔5より、他方、下端側のコイル2は下方側
の貫通孔5より、それぞれ配線させるが、これら各コイ
ル2の各高さに応じて、各巻線溝3に連続するような配
線を可能として、コイル2の端末2a,2bの導出を容
易にするためである。
【0053】本実施例は、上記構成よりなるものである
から、長い縦溝を多数本形成する従来のロータリートラ
ンスと比較して外側磁性コア1の内周面1bの面積を広
くとることができる。すなわち、チャンネル数が多い場
合でも、外側磁性コア1の内周面1bに多数本の溝を形
成する必要がなく、外側磁性コア1の内周面1bの面積
の減少をできる限り少なくすることができる。
から、長い縦溝を多数本形成する従来のロータリートラ
ンスと比較して外側磁性コア1の内周面1bの面積を広
くとることができる。すなわち、チャンネル数が多い場
合でも、外側磁性コア1の内周面1bに多数本の溝を形
成する必要がなく、外側磁性コア1の内周面1bの面積
の減少をできる限り少なくすることができる。
【0054】したがって、チャンネル数が多くても、磁
性コア1の対向面の面積の減少を最小限にすることがで
きるため、ロータリートランスとしての特性を向上させ
ることができる。
性コア1の対向面の面積の減少を最小限にすることがで
きるため、ロータリートランスとしての特性を向上させ
ることができる。
【0055】このことは、特に、近年のロータリートラ
ンスが小型で多チャンネル化の要請が高いことから、上
記構成は、今後の小型で多チャンネルのロータリートラ
ンスの技術開発において極めて有効なものである。
ンスが小型で多チャンネル化の要請が高いことから、上
記構成は、今後の小型で多チャンネルのロータリートラ
ンスの技術開発において極めて有効なものである。
【0056】他方、近年のロータリートランスの小型で
多チャンネル化の要請は、ロータリートランスの組立て
作業にも影響を与えている。しかし、本実施例のロータ
リートランスは、このような小型で多チャンネルの場合
においても、その組立作業の軽減化が図られるものであ
る。
多チャンネル化の要請は、ロータリートランスの組立て
作業にも影響を与えている。しかし、本実施例のロータ
リートランスは、このような小型で多チャンネルの場合
においても、その組立作業の軽減化が図られるものであ
る。
【0057】すなわち、巻線溝3に配設されるコイル2
の端末2a,2bを導出させるとき、貫通孔5から外側
磁性コア1の外周面1aに直接導出させることができ
る。そして、貫通孔5が外側磁性コア1の上方側と下方
側とに各々形成され、これら上方側の貫通孔5と下方側
の貫通孔5とが位置をずらして形成されているので、チ
ャンネル数に応じた複数のコイル2の端末2a,2bが
一箇所に集中させることがない。
の端末2a,2bを導出させるとき、貫通孔5から外側
磁性コア1の外周面1aに直接導出させることができ
る。そして、貫通孔5が外側磁性コア1の上方側と下方
側とに各々形成され、これら上方側の貫通孔5と下方側
の貫通孔5とが位置をずらして形成されているので、チ
ャンネル数に応じた複数のコイル2の端末2a,2bが
一箇所に集中させることがない。
【0058】そして、貫通孔5の近傍部にコイル2の端
末2a,2bを装置側に設けられる配線と接続させるプ
リント配線板8が取り付けられ、その幅H3が上記スリ
ット状の各貫通孔5の長さH2と略々同じ幅に形成され
ている(H2=H3)。したがって、本実施例は4チャ
ンネルのものであるが、上端側の2チャンネルは上方側
の貫通孔5から、下端側の2チャンネルは下方側の貫通
孔5から、各々巻線溝3と連続するように案内されて、
それぞれ容易に配線することができる。
末2a,2bを装置側に設けられる配線と接続させるプ
リント配線板8が取り付けられ、その幅H3が上記スリ
ット状の各貫通孔5の長さH2と略々同じ幅に形成され
ている(H2=H3)。したがって、本実施例は4チャ
ンネルのものであるが、上端側の2チャンネルは上方側
の貫通孔5から、下端側の2チャンネルは下方側の貫通
孔5から、各々巻線溝3と連続するように案内されて、
それぞれ容易に配線することができる。
【0059】しかも、各貫通孔5の長さH2は、略々外
側磁性コア1の幅H1の約1/2となるように形成され
ている。さらに、各プリント配線板8の端子8a,8b
が上記チャンネル数に応じたコイル2の端末2a, 2b
の各高さに対応した同じ高さに形成されている。したが
って、各コイル2の端末2a, 2bが、上記4チャンネ
ルの各々の高さをそのままの状態で、すなわち、各高低
位置を変えることなく、内側から外側に導出される。そ
して、このプリント配線板8の端子8a,8bと容易か
つ確実に接続されることとなる。したがって、クロスト
ークの発生の問題もない。
側磁性コア1の幅H1の約1/2となるように形成され
ている。さらに、各プリント配線板8の端子8a,8b
が上記チャンネル数に応じたコイル2の端末2a, 2b
の各高さに対応した同じ高さに形成されている。したが
って、各コイル2の端末2a, 2bが、上記4チャンネ
ルの各々の高さをそのままの状態で、すなわち、各高低
位置を変えることなく、内側から外側に導出される。そ
して、このプリント配線板8の端子8a,8bと容易か
つ確実に接続されることとなる。したがって、クロスト
ークの発生の問題もない。
【0060】ところで、縦型で磁性コアが一体型のロー
タリートランスの組み立てでは、コイル2を予め円環状
に巻いておき、そのコイル2を変形させて一方端部方向
から外側磁性コア1の対向面(内周面)1bに挿入し
て、巻線溝3に配線して、そこで広げる方法がとられる
ことがある。
タリートランスの組み立てでは、コイル2を予め円環状
に巻いておき、そのコイル2を変形させて一方端部方向
から外側磁性コア1の対向面(内周面)1bに挿入し
て、巻線溝3に配線して、そこで広げる方法がとられる
ことがある。
【0061】したがって、複数の各コイル2の端末2
a, 2bの高低位置を変えることなく、内側から外側に
導出されて、このプリント配線板8の端子8a,8bと
接続されるため、上記のような接続方法がとられる場合
においても、本実施例によれば、容易かつ確実に接続さ
れることとなる。
a, 2bの高低位置を変えることなく、内側から外側に
導出されて、このプリント配線板8の端子8a,8bと
接続されるため、上記のような接続方法がとられる場合
においても、本実施例によれば、容易かつ確実に接続さ
れることとなる。
【0062】なお、これらコイル2の端末2a, 2bと
の接続は、はんだ処理等で行われる。また、各コイル2
の端末2a, 2bの高低位置を変えることなく行われる
が、かかる接続をスムーズに無理なく行うために、貫通
孔5を、このような横U字状になるように形成したり、
貫通孔5の端部側角を断面円弧状に切削、或いは、研摩
しておいても良い。
の接続は、はんだ処理等で行われる。また、各コイル2
の端末2a, 2bの高低位置を変えることなく行われる
が、かかる接続をスムーズに無理なく行うために、貫通
孔5を、このような横U字状になるように形成したり、
貫通孔5の端部側角を断面円弧状に切削、或いは、研摩
しておいても良い。
【0063】この点、従来のロータリトーランスは、図
8及び図9に示すように、外側磁性コア101の上方側
の一端部から下方側の一方端部に至る部分まで連続した
引き出し溝105として形成され、一方端部に設けられ
たプリント配線板108に連結されていた。しかし、上
方側のコイル102は上記長い引き出し溝101が必要
であるとしても、下方側のコイル2はこのような長い引
き出し溝101は必要のないものである。また、外側磁
性コア101の内周側101bの面積が減少すると、必
要なロータリートランスの性能が得られなくなるという
問題点を有していた。
8及び図9に示すように、外側磁性コア101の上方側
の一端部から下方側の一方端部に至る部分まで連続した
引き出し溝105として形成され、一方端部に設けられ
たプリント配線板108に連結されていた。しかし、上
方側のコイル102は上記長い引き出し溝101が必要
であるとしても、下方側のコイル2はこのような長い引
き出し溝101は必要のないものである。また、外側磁
性コア101の内周側101bの面積が減少すると、必
要なロータリートランスの性能が得られなくなるという
問題点を有していた。
【0064】これに対し、本実施例においては、上方側
の貫通孔5と下方側の貫通孔5が約180度ずらして形
成されている等、各コイル2の端末2a, 2bの配線に
必要な部分にのみ貫通孔5,5が形成されている。ま
た、外側磁性コア1の内方から外方に各コイル2の端末
2a, 2bを導出させる場合でも、他方、複数のコイル
2を各々予め円環状に巻いておき、そのコイル2を変形
させて一方端部方向から外側磁性コア1の対向面(内周
面)1bに挿入して各巻線溝3に配線して、そこで広げ
る方法でも、容易かつ確実に接続されることとなる。
の貫通孔5と下方側の貫通孔5が約180度ずらして形
成されている等、各コイル2の端末2a, 2bの配線に
必要な部分にのみ貫通孔5,5が形成されている。ま
た、外側磁性コア1の内方から外方に各コイル2の端末
2a, 2bを導出させる場合でも、他方、複数のコイル
2を各々予め円環状に巻いておき、そのコイル2を変形
させて一方端部方向から外側磁性コア1の対向面(内周
面)1bに挿入して各巻線溝3に配線して、そこで広げ
る方法でも、容易かつ確実に接続されることとなる。
【0065】次に、本実施例にかかる貫通孔5の形成方
法と、ロータリートランスの組立てについて簡単に説明
する。
法と、ロータリートランスの組立てについて簡単に説明
する。
【0066】一般に、従来、フェライト等の磁性粉末を
金型を用いてプレス加工し、円筒状の磁性コアとなし、
次いでこれを高温で焼成後、巻線溝3等を研削すること
により形成される。
金型を用いてプレス加工し、円筒状の磁性コアとなし、
次いでこれを高温で焼成後、巻線溝3等を研削すること
により形成される。
【0067】したがって、本実施例の貫通孔5が設けら
れた外側磁性コア1も、上記金型(図示は省略する。)
により定められた形状に容易に作製することができる。
れた外側磁性コア1も、上記金型(図示は省略する。)
により定められた形状に容易に作製することができる。
【0068】ただし、焼成時の熱伝導の差等によってコ
アが歪んだり、変形したりすることがある。また、これ
ら巻線溝3や貫通孔5等は、焼成による変形量が大き
く、その研削代も相当量必要である場合もある。
アが歪んだり、変形したりすることがある。また、これ
ら巻線溝3や貫通孔5等は、焼成による変形量が大き
く、その研削代も相当量必要である場合もある。
【0069】したがって、このような場合には、焼成
後、巻線溝3や貫通孔5を研削するようにしても良いこ
とは勿論である。なお、前者の例に適するのは、図4及
び図5に示す例の一方端部までは切り欠かない矩形状の
例である。また、後者の例に適するのは、図2及び図3
に示すように、外側磁性コア1の一方端部を切り欠いて
スリット状に形成したものや、図6及び図7に示す例で
ある。
後、巻線溝3や貫通孔5を研削するようにしても良いこ
とは勿論である。なお、前者の例に適するのは、図4及
び図5に示す例の一方端部までは切り欠かない矩形状の
例である。また、後者の例に適するのは、図2及び図3
に示すように、外側磁性コア1の一方端部を切り欠いて
スリット状に形成したものや、図6及び図7に示す例で
ある。
【0070】次いで、上述のように作製された外側磁性
コア1は、図1に示すように、内側に設けられる磁性コ
ア11が例えば回転側の上ドラム21に位置規制して取
付けられた後、固定側の下ドラム22に位置規制されて
取付けられる。
コア1は、図1に示すように、内側に設けられる磁性コ
ア11が例えば回転側の上ドラム21に位置規制して取
付けられた後、固定側の下ドラム22に位置規制されて
取付けられる。
【0071】この結果、これら一対の外側・内側磁性コ
ア1,11が回転側及び固定側にそれぞれ微小間隙をも
って対向配置され、固定側に取付けられる外側磁性コア
1と回転側に取付けられる内側磁性コア11の各コイル
2間の電磁結合によって、ビデオ信号やディジタルオー
ディオ信号等を伝送する。
ア1,11が回転側及び固定側にそれぞれ微小間隙をも
って対向配置され、固定側に取付けられる外側磁性コア
1と回転側に取付けられる内側磁性コア11の各コイル
2間の電磁結合によって、ビデオ信号やディジタルオー
ディオ信号等を伝送する。
【0072】以上、本実施例においては、一対の磁性コ
アが中心となるモータ軸の内外に配置される円筒状の外
側磁性コアと内側磁性コアであり、チャンネル数に応じ
た複数のコイルがモータ軸に沿って配設されてなる, い
わゆる縦型のロータリートランスに適用したが、本発明
は、円板状の一対の磁性コアが対向配置してなる、いわ
ゆる平型のロータリートランスについても適用すること
ができるものである。また、本実施例では、コストの点
から広く使用されている一体型に基づいて説明したが、
1チャンネルの磁性コアを積層させた積層型にも適用す
ることができるものである。さらに、本実施例では、外
側磁性コアに貫通孔を設けたもので説明したが、内側磁
性コアに貫通孔を設けることも可能である。
アが中心となるモータ軸の内外に配置される円筒状の外
側磁性コアと内側磁性コアであり、チャンネル数に応じ
た複数のコイルがモータ軸に沿って配設されてなる, い
わゆる縦型のロータリートランスに適用したが、本発明
は、円板状の一対の磁性コアが対向配置してなる、いわ
ゆる平型のロータリートランスについても適用すること
ができるものである。また、本実施例では、コストの点
から広く使用されている一体型に基づいて説明したが、
1チャンネルの磁性コアを積層させた積層型にも適用す
ることができるものである。さらに、本実施例では、外
側磁性コアに貫通孔を設けたもので説明したが、内側磁
性コアに貫通孔を設けることも可能である。
【0073】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明にかかるロータリートランスにおいては、磁性コアを
貫通してコイルの端末を導出させる貫通孔が設けられて
いるので、磁性コアの対向面に多数本の長い引き出し溝
を形成する従来のロータリートランスのように、磁性コ
アの対向面の面積を減少させるようなことがない。した
がって、チャンネル数が増加しても磁性コアの対向面の
面積を広くとることができることから、ロータリートラ
ンスの性能を劣化させるようなことがない。
明にかかるロータリートランスにおいては、磁性コアを
貫通してコイルの端末を導出させる貫通孔が設けられて
いるので、磁性コアの対向面に多数本の長い引き出し溝
を形成する従来のロータリートランスのように、磁性コ
アの対向面の面積を減少させるようなことがない。した
がって、チャンネル数が増加しても磁性コアの対向面の
面積を広くとることができることから、ロータリートラ
ンスの性能を劣化させるようなことがない。
【0074】かかる効果は、近年のロータリートランス
が小型で多チャンネル化の要請が高いことから、今後の
小型で多チャンネルのロータリートランスの技術開発に
おいて極めて有効なものである。
が小型で多チャンネル化の要請が高いことから、今後の
小型で多チャンネルのロータリートランスの技術開発に
おいて極めて有効なものである。
【0075】また、巻線溝に配設されるコイルの端末を
導出させるとき、貫通孔から磁性コアの外壁面に直接導
出させることができる。したがって、磁性コアの一方端
部から通すようにして導出させる従来のロータリートラ
ンスに比べ、コイルの端末の配線が容易に行えることと
なる。したがって、ロータリートランスの組立て方法に
おいては、コイルの挿入、或いは、コイルの巻き線も容
易になって、ロータリートランスの組立作業が軽減化さ
れる。
導出させるとき、貫通孔から磁性コアの外壁面に直接導
出させることができる。したがって、磁性コアの一方端
部から通すようにして導出させる従来のロータリートラ
ンスに比べ、コイルの端末の配線が容易に行えることと
なる。したがって、ロータリートランスの組立て方法に
おいては、コイルの挿入、或いは、コイルの巻き線も容
易になって、ロータリートランスの組立作業が軽減化さ
れる。
【0076】そして、貫通孔が巻線溝に対応する位置に
形成されている場合には、コイルの端末が上記巻線溝か
ら連続するようにして導出される。
形成されている場合には、コイルの端末が上記巻線溝か
ら連続するようにして導出される。
【0077】また、貫通孔が外側磁性コアの上方側と下
方側とに各々形成され、これら上方側の貫通孔と下方側
の貫通孔とが位置をずらして形成されている場合には、
チャンネル数に応じた複数のコイルの端末が一箇所に集
中させることない。したがって、クロストークの発生の
問題もない。
方側とに各々形成され、これら上方側の貫通孔と下方側
の貫通孔とが位置をずらして形成されている場合には、
チャンネル数に応じた複数のコイルの端末が一箇所に集
中させることない。したがって、クロストークの発生の
問題もない。
【0078】さらに、貫通孔の近傍部にコイルの端末を
装置側に設けられる配線と接続させるプリント配線板が
取り付けられている場合には、コイルの端末が装置側に
設けられる配線に容易にかつ確実に接続されることとな
る。
装置側に設けられる配線と接続させるプリント配線板が
取り付けられている場合には、コイルの端末が装置側に
設けられる配線に容易にかつ確実に接続されることとな
る。
【図1】本発明を適用した一実施例に係るロータリート
ランスを示す断面図である。
ランスを示す断面図である。
【図2】上記実施例に係るロータリートランスを構成す
る外側磁性コアを示す斜視図である。
る外側磁性コアを示す斜視図である。
【図3】上記貫通孔の近傍部にプリント配線板を設けた
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図4】上記実施例における貫通孔の他の例を示す拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図4の貫通孔の拡大斜視図である。
【図6】上記実施例における貫通孔のさらに他の例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】図6の貫通孔の拡大斜視図である。
【図8】従来のロータリートランスの外側磁性コアを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】上記外側磁性コアにコイルが配線された状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 外側磁性コア 1a 外側磁性コアの外壁面(外周面) 1b 外側磁性コアの対向面(内周面) 2 コイル 2a,2b コイルの端末 3 巻線溝 4 ショートリング溝 5 貫通孔 8 プリント配線板 8a,8b プリント配線板の端子 11 内側磁性コア 21 上ドラム 22 下ドラム 23 モータ軸
Claims (6)
- 【請求項1】 一対の磁性コアの対向面にチャンネル数
に応じて形成される巻線溝にコイルが配設されたロータ
リートランスにおいて、 少なくとも一方の磁性コアの対向面から外壁面に貫通し
てコイルの端末を導出させる貫通孔が設けられているこ
とを特徴とするロータリートランス。 - 【請求項2】 一対の磁性コアが同軸上の内外に配置さ
れる円筒状の外側磁性コアと内側磁性コアであることを
特徴とする請求項1記載のロータリートランス。 - 【請求項3】 貫通孔が巻線溝に対応する位置に形成さ
れていることを特徴とする請求項2記載のロータリート
ランス。 - 【請求項4】 貫通孔が少なくとも一方の磁性コアに一
つ以上形成されていることを特徴とする請求項3記載の
ロータリートランス。 - 【請求項5】 貫通孔が磁性コアの軸方向における上方
側と下方側に各々形成されていることを特徴とする請求
項4記載のロータリートランス。 - 【請求項6】 磁性コアの貫通孔の近傍部にコイルの端
末を電気的に接続させるプリント配線板が取り付けられ
ていることを特徴とする請求項5記載のロータリートラ
ンス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134591A JPH08330161A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | ロータリートランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134591A JPH08330161A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | ロータリートランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08330161A true JPH08330161A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15131970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7134591A Withdrawn JPH08330161A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | ロータリートランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08330161A (ja) |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7134591A patent/JPH08330161A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |