JPH08330918A - 可変遅延回路 - Google Patents

可変遅延回路

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JPH08330918A
JPH08330918A JP7139122A JP13912295A JPH08330918A JP H08330918 A JPH08330918 A JP H08330918A JP 7139122 A JP7139122 A JP 7139122A JP 13912295 A JP13912295 A JP 13912295A JP H08330918 A JPH08330918 A JP H08330918A
Authority
JP
Japan
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gate
separation
delay
wiring
gates
Prior art date
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Application number
JP7139122A
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English (en)
Inventor
Norio Tosaka
範雄 東坂
Akira Ota
彰 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US08/585,436 priority patent/US5668491A/en
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Priority to DE19612701A priority patent/DE19612701C2/de
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/14Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals by the use of delay lines
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線寄生容量に起因する分解能劣化を抑制す
ることのできる可変遅延回路を提供する。 【構成】 遅延すべき信号を入力する入力端子INと、
該入力信号を一定時間遅延させるためのn個の遅延ゲー
ト11 ,…,1n と、該遅延ゲートを相互に直列接続す
るための,配線長がΔLである遅延ゲート配線2と、上
記遅延ゲートの各接続点に入力が接続された分離ゲート
1 ,…,3n と、該分離ゲート31 ,…,3n の出力
を入力していずれか1つを選択出力するn:1セレクタ
150と、n:1セレクタ150を制御するためのセレ
クト信号発生回路151と、分離ゲート31 ,…,3n
とn:1セレクタ150とを接続するための分離ゲート
配線41 ,…,4n とを備え、該分離ゲート配線41
…,4n の配線長を第1の側から第nの側に向かってΔ
Lずつ短くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル回路を用い
て、所望のタイミング信号を得るための可変遅延回路に
関し、特にゲートチェーンとセレクタとで構成される可
変遅延回路の性能向上を図ったものに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図18に従来の可変遅延回路の一例を示
す。図において、11,…,1n は入力信号を一定時間遅
延させるためのn個の遅延ゲート、100は該遅延ゲー
ト11,…,1n が互いに直列接続されて構成されたゲー
トチェーン、150はゲートチェーン100の各ゲート
1の接続点からの信号を入力してそのいずれか1つを選
択出力するためのn:1セレクタ、151はn:1セレ
クタ150を制御するための信号を発生するセレクト信
号発生回路である。
【0003】次に動作について説明する。ゲートチェー
ン100の初段の遅延ゲート11 の入力INに入力され
たパルス信号は、各遅延ゲート11,…,1n で遅延を受
けながらゲートチェーン100中を伝搬して行き、各遅
延ゲート11,…,1n 同士の各接続点でのパルス信号が
n:1セレクタ150に入力される。そして、n:1セ
レクタ150に選択データを与えることにより、n:1
セレクタ150の出力OUTには、セレクト信号発生回
路151の制御信号に応じて、上記ゲートチェーン10
0の初段の遅延ゲート11 の入力INに入力したパルス
信号に対して、所望の遅延を持ったパルス信号が出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の可変遅延回路は
以上のように構成されているので、以下に述べる問題点
がある。つまり、このような可変遅延回路の可変できる
最小の遅延時間(遅延分解能)はゲートチェーン100
を構成する各遅延ゲートの遅延時間(以下、tdiと表
す。)で規定されるが、実際には図19に示すように配
線寄生容量のために、遅延分解能はtdi より大きくな
る。図19において、1k ,1k+1 はゲートチェーン1
00のうち、それぞれk番目とk+1番目の遅延ゲー
ト、CL2kは遅延ゲート1k の出力を遅延ゲート1k+1
へ接続するための配線による寄生容量、CL1kは遅延ゲ
ート1k の出力をn:1セレクタ150へ接続するため
の配線による寄生容量を示す。このためk番目の遅延ゲ
ート1k における遅延時間はゲート遅延tdi に加えて、
CL1KとCL2Kとの寄生容量に起因する負荷遅延が加わ
るために可変遅延回路の分解能は低下する(遅延刻みは
大きくなる)という不具合が生じる。寄生容量に起因す
る遅延時間の増分はゲート遅延tdi の0.5倍〜1.5
倍に達するので、このような可変遅延回路の分解能はゲ
ート遅延tdi の1.5〜2.5倍となり、分解能の低下
は無視できないほど大きなものとなる。
【0005】この分解能低下に対処する手段の一つとし
て、遅延ゲートの遅延tdi を小さくすることにより分解
能低下を抑制することが考えられるが、遅延ゲートの遅
延tdi を小さくするには遅延ゲートを構成するトランジ
スタサイズを大きくしなければならず、そのため消費電
力が増大するという問題点がある。
【0006】本発明は以上のような問題点を解消するた
めになされたもので、遅延ゲートの配線寄生容量に起因
する分解能低下のない,かつ消費電力が増大することの
ない可変遅延回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
かかる可変遅延回路は、第1ないし第n(nは2以上の
整数)の遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート
配線を介して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延
ゲートに遅延すべき信号が入力されるゲートチェーン
と、該ゲートチェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの
出力を入力とする第1ないし第nの分離ゲートと、一端
が該第1ないし第nの分離ゲートに接続され、第1の側
から第nの側に向かってそれぞれ配線長が順次短くなる
第1ないし第nの分離ゲート配線と、n個の入力に上記
第1ないし第nの分離ゲート配線の他端が接続され、上
記第1ないし第nの分離ゲートの出力のうちのいずれか
1つを、セレクト信号に応じて選択出力するn:1セレ
クタとを備えたものである。
【0008】またこの発明(請求項2)にかかる可変遅
延回路は、第1ないし第n(nは2以上の整数)の遅延
ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を介して
相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲートに遅延
すべき信号が入力されるゲートチェーンと、n個の入力
に上記第1ないし第nの遅延ゲートの出力が接続され、
該入力のうちのいずれか1つを、セレクト信号に応じて
選択出力するn:1分離セレクタとを備え、該n:1分
離セレクタは、上記第1ないし第nの遅延ゲートの出力
をそれぞれ入力する第1ないし第nのセレクタ内の分離
ゲートと、該第1ないし第nのセレクタ内の分離ゲート
の出力を入力して、該入力のうちのいずれか1つを出力
する選択ゲートと、一端が上記第1ないし第nのセレク
タ内の分離ゲートに接続され、他端が該選択ゲートに接
続される,第1の側から第nの側に向かって配線長が順
次短くなる第1ないし第nのセレクタ内の分離ゲート配
線とを備えたものである。
【0009】またこの発明(請求項3)にかかる可変遅
延回路は、請求項1または2に記載の可変遅延回路にお
いて、上記第1の側から第nの側に向かって順次短くな
る分離ゲート配線の配線長の差分が、上記ゲートチェー
ンの各遅延ゲート配線の配線長と等しいものである。
【0010】またこの発明(請求項4)にかかる可変遅
延回路は、請求項1または2に記載の可変遅延回路にお
いて、上記第1の側から第nの側に向かって順次短くな
る分離ゲート配線の配線長の差分が、上記ゲートチェー
ンの各遅延ゲート配線の配線長よりも大きいものであ
る。
【0011】またこの発明(請求項5)にかかる可変遅
延回路は、請求項1ないし4のいずれかに記載の可変遅
延回路において、上記第1ないし第nの分離ゲート配線
は、上記第1ないし第nの遅延ゲートのゲート遅延時間
変動を除去するための配線長を付加した配線長を持つも
のである。
【0012】またこの発明(請求項6)にかかる可変遅
延回路は、請求項1または2に記載の可変遅延回路にお
いて、上記第1ないし第nの分離ゲートを反転ゲートと
したものである。
【0013】またこの発明(請求項7)にかかる可変遅
延回路は、請求項1または2に記載の可変遅延回路にお
いて、上記第1ないし第nの分離ゲートを構成するトラ
ンジスタのサイズが、上記第1ないし第nの遅延ゲート
を構成するトランジスタのサイズよりも小さいものであ
る。
【0014】またこの発明(請求項8)にかかる可変遅
延回路は、第1ないし第n(nは2以上の整数)の遅延
ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を介して
相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲートに遅延
すべき信号が入力されるゲートチェーンと、該ゲートチ
ェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの出力を入力と
し、それぞれ、第1ないし第mの分離系統を有する第1
ないし第nの分離回路と、m×n個の入力に該第1ない
し第nの分離回路の出力を入力し、該入力のうちのいず
れか1つを、セレクト信号に応じて選択出力する(m×
n):1セレクタとを備え、上記第1ないし第nの分離
回路の各々の,上記第1ないし第mの分離系統の各々
は、入力側が共通に接続された分離ゲートと、一端が該
分離ゲートの出力に接続され他端が上記(m×n):1
セレクタの入力に接続される分離ゲート配線とを有して
なるものであり、該m×n個の分離ゲート配線の配線長
は、上記第1の分離回路の第1の分離系統の側から上記
第nの分離回路の第mの分離系統の側に向かって順次短
くなっているものである。
【0015】またこの発明(請求項9)にかかる可変遅
延回路は、第1ないし第n(nは2以上の整数)の遅延
ゲートを遅延ゲート配線を介して相互に直列接続してな
り、上記第1の遅延ゲートに遅延すべき信号が入力され
るゲートチェーンと、該ゲートチェーンの第1ないし第
nの遅延ゲートの出力を入力とし、それぞれ、第1ない
し第mの分離系統を有する第1ないし第nの分離回路
と、n個の入力に上記第1ないし第nの分離回路におけ
る第1ないし第mの同一分離系統の出力をそれぞれ入力
し、該入力のうちのいずれか1つを、それぞれのセレク
ト信号に応じて選択出力する第1ないし第mのn:1セ
レクタとを備え、上記第1ないし第nの分離回路の各々
の,上記第1ないし第mの分離系統の各々は、入力側が
共通に接続された分離ゲートと、一端が該分離ゲートの
出力に接続され他端が上記第1ないし第mのいずれかの
n:1セレクタの入力に接続される分離ゲート配線とを
有してなるものであり、上記第1ないし第nの各分離回
路間における,同一分離系統同士の分離ゲート配線の配
線長は、第1の分離回路の側から第nの分離回路の側に
向かって順次短くなっており、かつそれぞれの分離系統
間でその配線長の差分がそれぞれ異なっているものであ
る。
【0016】またこの発明(請求項10)にかかる可変
遅延回路は、請求項8または9に記載の可変遅延回路に
おいて、上記第1ないし第nの各分離回路間における,
それぞれの第1の分離ゲート配線の配線長の差分は、上
記ゲートチェーンの各遅延ゲート配線の配線長と等しい
ものである。
【0017】またこの発明(請求項11)にかかる可変
遅延回路は、請求項8または9に記載の可変遅延回路に
おいて、上記第1ないし第nの各分離回路間における,
それぞれの第1の分離ゲート配線の配線長の差分は、上
記ゲートチェーンの各遅延ゲート配線の配線長よりも大
きいものである。
【0018】またこの発明(請求項12)にかかる可変
遅延回路は、請求項8ないし11のいずれかに記載の可
変遅延回路において、上記第1ないし第nの分離回路に
おける各分離ゲート配線は、上記第1ないし第nの遅延
ゲートのゲート遅延時間変動を除去するための配線長を
付加した配線長を持つものである。
【0019】またこの発明(請求項13)にかかる可変
遅延回路は、請求項8または9に記載の可変遅延回路に
おいて、上記第1ないし第nの分離回路における分離ゲ
ートは反転ゲートであるものである。
【0020】またこの発明(請求項14)にかかる可変
遅延回路は、請求項8または9に記載の可変遅延回路に
おいて、上記第1ないし第nの分離回路における分離ゲ
ートを構成するトランジスタのサイズが、上記第1ない
し第nの遅延ゲートを構成するトランジスタのサイズよ
りも小さいものである。
【0021】
【作用】この発明(請求項1)にかかる可変遅延回路に
おいては、第1ないし第n(nは2以上の整数)の遅延
ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を介して
相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲートに遅延
すべき信号が入力されるゲートチェーンと、該ゲートチ
ェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの出力を入力とす
る第1ないし第nの分離ゲートと、一端が該第1ないし
第nの分離ゲートに接続され、第1の側から第nの側に
向かってそれぞれ配線長が順次短くなる第1ないし第n
の分離ゲート配線と、n個の入力に上記第1ないし第n
の分離ゲート配線の他端が接続され、上記第1ないし第
nの分離ゲートの出力のうちのいずれか1つを、セレク
ト信号に応じて選択出力するn:1セレクタとを備えた
ので、上記遅延ゲート配線の寄生配線容量に起因する可
変遅延回路の分解能の劣化を抑制させることができる。
【0022】またこの発明(請求項2)にかかる可変遅
延回路においては、第1ないし第n(nは2以上の整
数)の遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配
線を介して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲ
ートに遅延すべき信号が入力されるゲートチェーンと、
n個の入力に上記第1ないし第nの遅延ゲートの出力が
接続され、該入力のうちのいずれか1つを、セレクト信
号に応じて選択出力するn:1分離セレクタとを備え、
該n:1分離セレクタは、上記第1ないし第nの遅延ゲ
ートの出力をそれぞれ入力する第1ないし第nのセレク
タ内の分離ゲートと、該第1ないし第nのセレクタ内の
分離ゲートの出力を入力して、該入力のうちのいずれか
1つを出力する選択ゲートと、一端が上記第1ないし第
nのセレクタ内の分離ゲートに接続され、他端が該選択
ゲートに接続される,第1の側から第nの側に向かって
配線長が順次短くなる第1ないし第nのセレクタ内の分
離ゲート配線とを備えたので、上記遅延ゲート配線の寄
生配線容量に起因する分解能の劣化を抑制させることの
できる可変遅延回路をより簡易な構成で得ることができ
る。
【0023】またこの発明(請求項3)にかかる可変遅
延回路においては、請求項1または2に記載の可変遅延
回路において、上記第1の側から第nの側に向かって順
次短くなる分離ゲート配線の配線長の差分を、上記ゲー
トチェーンの各遅延ゲート配線の配線長と等しいものと
したので、可変遅延回路の分解能を上記遅延ゲートの遅
延時間と等しくすることができる。
【0024】またこの発明(請求項4)にかかる可変遅
延回路においては、請求項1または2に記載の可変遅延
回路において、上記第1の側から第nの側に向かって順
次短くなる分離ゲート配線の配線長の差分を、上記ゲー
トチェーンの各遅延ゲート配線の配線長よりも大きいも
のとしたので、可変遅延回路の分解能を上記遅延ゲート
の遅延時間よりも小さくすることができる。
【0025】またこの発明(請求項5)にかかる可変遅
延回路においては、請求項1ないし4のいずれかに記載
の可変遅延回路において、上記第1ないし第nの分離ゲ
ート配線は、上記第1ないし第nの遅延ゲートのゲート
遅延時間変動を除去するための配線長を付加した配線長
を持つものとしたので、プロセス変動,温度変動または
電源電圧変動等による可変遅延回路の分解能の変動を抑
制させることができる。
【0026】またこの発明(請求項6)にかかる可変遅
延回路においては、請求項1または2に記載の可変遅延
回路において、上記第1ないし第nの分離ゲートを反転
ゲートとしたので、可変遅延回路の分解能を同じとした
場合、分離ゲート配線の配線長を短くすることができ
る。
【0027】またこの発明(請求項7)にかかる可変遅
延回路においては、請求項1または2に記載の可変遅延
回路において、上記第1ないし第nの分離ゲートを構成
するトランジスタのサイズを、上記第1ないし第nの遅
延ゲートを構成するトランジスタのサイズよりも小さい
ものとしたので、可変遅延回路の分解能を同じとした場
合、分離ゲート配線の配線長を短くすることができる。
【0028】またこの発明(請求項8)にかかる可変遅
延回路においては、第1ないし第n(nは2以上の整
数)の遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配
線を介して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲ
ートに遅延すべき信号が入力されるゲートチェーンと、
該ゲートチェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの出力
を入力とし、それぞれ、第1ないし第mの分離系統を有
する第1ないし第nの分離回路と、m×n個の入力に該
第1ないし第nの分離回路の出力を入力し、該入力のう
ちのいずれか1つを、セレクト信号に応じて選択出力す
る(m×n):1セレクタとを備え、上記第1ないし第
nの分離回路の各々の,上記第1ないし第mの分離系統
の各々は、入力側が共通に接続された分離ゲートと、一
端が該分離ゲートの出力に接続され他端が上記(m×
n):1セレクタの入力に接続される分離ゲート配線と
を有してなるものであり、該m×n個の分離ゲート配線
の配線長は、上記第1の分離回路の第1の分離系統の側
から上記第nの分離回路の第mの分離系統の側に向かっ
て順次短くなっているものとしたので、上記遅延ゲート
配線の寄生配線容量に起因する分解能の劣化を抑制させ
ることができる可変遅延回路において、遅延ゲートの段
数を増やすことなく、より分解能を向上させることがで
きる。
【0029】またこの発明(請求項9)にかかる可変遅
延回路においては、第1ないし第n(nは2以上の整
数)の遅延ゲートを遅延ゲート配線を介して相互に直列
接続してなり、上記第1の遅延ゲートに遅延すべき信号
が入力されるゲートチェーンと、該ゲートチェーンの第
1ないし第nの遅延ゲートの出力を入力とし、それぞ
れ、第1ないし第mの分離系統を有する第1ないし第n
の分離回路と、n個の入力に上記第1ないし第nの分離
回路における第1ないし第mの同一分離系統の出力をそ
れぞれ入力し、該入力のうちのいずれか1つを、それぞ
れのセレクト信号に応じて選択出力する第1ないし第m
のn:1セレクタとを備え、上記第1ないし第nの分離
回路の各々の,上記第1ないし第mの分離系統の各々
は、入力側が共通に接続された分離ゲートと、一端が該
分離ゲートの出力に接続され他端が上記第1ないし第m
のいずれかのn:1セレクタの入力に接続される分離ゲ
ート配線とを有してなるものであり、上記第1ないし第
nの各分離回路間における,同一分離系統同士の分離ゲ
ート配線の配線長は、第1の分離回路の側から第nの分
離回路の側に向かって順次短くなっており、かつそれぞ
れの分離系統間でその配線長の差分がそれぞれ異なって
いるものとしたので、上記遅延ゲート配線の寄生配線容
量に起因する分解能の劣化を抑制させることができる可
変遅延回路において、可変遅延回路の分解能を複数設定
することができ、かつ該複数設定した分解能を任意に選
択することができる。
【0030】またこの発明(請求項10)にかかる可変
遅延回路においては、請求項8または9に記載の可変遅
延回路において、上記第1ないし第nの各分離回路間に
おける,それぞれの第1の分離ゲート配線の配線長の差
分を、上記ゲートチェーンの各遅延ゲート配線の配線長
と等しいものとしたので、第1分離系統における可変遅
延回路の分解能を上記遅延ゲートの遅延時間と等しくす
ることができる。
【0031】またこの発明(請求項11)にかかる可変
遅延回路においては、請求項8または9に記載の可変遅
延回路において、上記第1ないし第nの各分離回路間に
おける,それぞれの第1の分離ゲート配線の配線長の差
分を、上記ゲートチェーンの各遅延ゲート配線の配線長
よりも大きいものとしたので、第1分離系統における可
変遅延回路の分解能を上記遅延ゲートの遅延時間よりも
小さくすることができる。
【0032】またこの発明(請求項12)にかかる可変
遅延回路においては、請求項8ないし11のいずれかに
記載の可変遅延回路において、上記第1ないし第nの分
離回路における各分離ゲート配線は、上記第1ないし第
nの遅延ゲートのゲート遅延時間変動を除去するための
配線長を付加した配線長を持つものとしたので、プロセ
ス変動,温度変動または電源電圧変動等による可変遅延
回路の分解能の変動を抑制させることができる。
【0033】またこの発明(請求項13)にかかる可変
遅延回路においては、請求項8または9に記載の可変遅
延回路において、上記第1ないし第nの分離回路におけ
る分離ゲートは反転ゲートであるものとしたので、可変
遅延回路の分解能を同じとした場合、分離ゲート配線の
配線長を短くすることができる。
【0034】またこの発明(請求項14)にかかる可変
遅延回路においては、請求項8または9に記載の可変遅
延回路において、上記第1ないし第nの分離回路におけ
る分離ゲートを構成するトランジスタのサイズを、上記
第1ないし第nの遅延ゲートを構成するトランジスタの
サイズよりも小さいものとしたので、可変遅延回路の分
解能を同じとした場合、分離ゲート配線の配線長を短く
することができる。
【0035】
【実施例】
実施例1.本発明の第1の実施例による可変遅延回路を
図1に示す。本実施例1は、遅延すべき信号を入力する
入力端子INと、該入力信号を一定時間遅延させるため
のn個の遅延ゲート11 ,…,1n がそれぞれ遅延ゲー
ト配線2を介して相互に直列接続されてなるゲートチェ
ーン100と、該ゲートチェーン100の各接続点に入
力が接続されたn個の分離ゲート31 ,…,3n と、該
分離ゲート31 ,…,3n のn個の出力を入力して、い
ずれか1つを選択出力するn:1セレクタ150と、
n:1セレクタ150を制御するためのセレクト信号発
生回路151と、分離ゲート31 ,…,3n とn:1セ
レクタ150とを接続するための分離ゲート配線41
…,4n とにより構成されている。
【0036】ここで、上記遅延ゲート11 ,…,1n
各遅延時間をtdi 、上記分離ゲート31 ,…,3n の各
遅延時間をtp、及び上記遅延ゲート配線2の配線長をΔ
Lとする。
【0037】また、上記分離ゲート配線41 ,…,4n
の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)ΔL+Δl 2段目:(n−2)ΔL+Δl 3段目:(n−3)ΔL+Δl と順にΔLだけ短くなり、最後は n段目:Δl となるように設定されている。
【0038】次に、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図2は本実
施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4の場合のタイミングチャートを示している。
また図において、Kはゲートを構成するトランジスタサ
イズ及びゲートに接続される配線による寄生容量等で決
まる,ゲート遅延時間の配線長依存性、つまり配線長1
mmあたりの遅延時間の増分を表すものであり、K・Δ
Lは遅延ゲート配線2の配線長がΔLの場合のゲート遅
延時間の増分を示すものである。但し、ゲート遅延時間
の配線長依存性Kは、全ての遅延ゲート及び分離ゲート
において同じであるとする。
【0039】ゲートチェーン100に遅延すべき信号を
入力すると、該入力信号はゲートチェーン100を構成
する各遅延ゲートにより、tdi +K・ΔLずつ遅延され
る。一方、各遅延ゲート11 ,…,14 の出力は分離ゲ
ート31 ,…,34 を介してn:1セレクタ150に与
えられるが、分離ゲート配線41 ,…,44 の配線長
は、前述のように順次ΔLずつ短くなるように設定され
るので、 1段目の分離ゲート配線41 :3ΔL+Δl 2段目の分離ゲート配線42 :2ΔL+Δl 3段目の分離ゲート配線43 :ΔL+Δl 4段目の分離ゲート配線44 :Δl となり、各段の分離ゲート31,…,34 と分離ゲート配
線41,…,44 とによる遅延時間は入力側から順に、 1段目:3K・ΔL+(tp+K・Δl) 2段目:2K・ΔL+(tp+K・Δl) 3段目:K・ΔL+(tp+K・Δl) 4段目:tp+K・Δl と、K・ΔLずつ小さくなる。このため図2の最下段に
示すように、n:1セレクタ150の入力点での遅延時
間の増分ΔTは、 ΔT=tdi となり、負荷がないときの遅延ゲートの遅延時間tdi と
等しくなり、その結果可変遅延回路の分解能は劣化しな
いことになる。
【0040】このような本実施例1では、各遅延ゲート
1,, n がそれぞれ配線長ΔLの遅延ゲート配線2
を介して相互に直列接続してなり、その初段に遅延すべ
き信号が入力されるゲートチェーン100と、上記各遅
延ゲート11,, n の出力を入力していずれか1つを
選択出力するn:1セレクタ150と、n:1セレクタ
150を制御するためのセレクト信号発生回路151と
を有してなる可変遅延回路において、上記各遅延ゲート
1,, n の出力とn:1セレクタ150の入力との
間に、それぞれ分離ゲート31,, n を挿入し、該各
分離ゲート31,, n の出力と上記n:1セレクタの
入力との間を、第1の側から第nの側に向かって順次Δ
Lずつ短くなる配線長を有する分離ゲート出力配線41,
, nでそれぞれ接続するようにしたので、上記ゲー
トチェーン100における遅延ゲート配線2による配線
遅延を、上記各分離ゲート出力配線41,, n の配線
長の差分により打ち消すことができ、配線遅延により分
解能が劣化することのない可変遅延回路を得ることがで
きる。
【0041】実施例2.本発明の第2の実施例による可
変遅延回路を図3に示す。本実施例2は、遅延すべき信
号を入力する入力端子INと、該入力信号を一定時間遅
延させるためのn個の遅延ゲート11 ,…,1n がそれ
ぞれ遅延ゲート配線2を介して相互に直列接続されてな
るゲートチェーン100と、該ゲートチェーン100の
各接続点に入力が接続されたn個の分離ゲート31
…,3n と、該分離ゲート31 ,…,3n のn個の出力
を入力していずれか1つを選択出力するn:1セレクタ
150と、n:1セレクタ150を制御するためのセレ
クト信号発生回路151と、分離ゲート31 ,…,3n
とn:1セレクタ150とを接続するための分離ゲート
配線51 …,5n とにより構成されている。
【0042】ここで、上記遅延ゲート11 ,…,1n
各遅延時間をtdi 、上記分離ゲート31 ,…,3n の各
遅延時間をtp、及び上記遅延ゲート配線2の配線長をΔ
Lとする。
【0043】また、分離ゲート配線51 ,…,5n の配
線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)・(ΔL+a)+Δl (但しaは
正の数) 2段目:(n−2)・(ΔL+a)+Δl 3段目:(n−3)・(ΔL+a)+Δl と順に(ΔL+a)だけ短くなり、最後は n段目:Δl となるように設定されている。つまり、本実施例2の可
変遅延回路は、上記実施例1の可変遅延回路において、
各分離ゲート配線の配線長差分を(ΔL+a)にしたも
のである。
【0044】次に、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図4は本実
施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4の場合のタイミングチャートを示している。
また図において、Kはゲートを構成するトランジスタサ
イズ及びゲートに接続される配線による寄生容量等で決
まる,ゲート遅延時間の配線長依存性、つまり配線長1
mmあたりの遅延時間の増分を表すものであり、K・Δ
Lは遅延ゲート配線2の配線長がΔLの場合のゲート遅
延時間の増分を示すものである。但し、ゲート遅延時間
の配線長依存性Kは、全ての遅延ゲート及び分離ゲート
において同じであるとする。
【0045】ゲートチェーン100に遅延すべき信号を
入力すると、該入力信号はゲートチェーン100を構成
する各遅延ゲート11 ,…,14 により、tdi +K・Δ
Lずつ遅延される。一方、各遅延ゲート11 ,…,14
の出力は分離ゲート31 ,…,34 を介してn:1セレ
クタ150に与えられるが、分離ゲート配線51 ,…,
4 の出力配線長は前述のように順次ΔLずつ短くなる
ように設定されるので、 1段目の分離ゲート配線51 :3(ΔL+a)+Δl 2段目の分離ゲート配線52 :2(ΔL+a)+Δl 3段目の分離ゲート配線53 :(ΔL+a)+Δl 4段目の分離ゲート配線54 :Δl となっており、各段の分離ゲート31,…,34 と分離ゲ
ート配線51,…,54 とによる遅延時間は入力側から順
に、 1段目:3K(ΔL+a)+(tp+K・Δl) 2段目:2K(ΔL+a)+(tp+K・Δl) 3段目:K(ΔL+a)+(tp+K・Δl) 4段目:tp+K・Δl と、K(ΔL+a)ずつ小さくなる。このため、図4の
最下段に示すようにn:1セレクタ150の入力点では
遅延時間の増分ΔTは、 ΔT=tdi −K・a となる。
【0046】本実施例2においては、このような構成と
したので、上記実施例1よりもさらに分解能を向上させ
ることのできる可変遅延回路を得ることができる。
【0047】なお、本実施例2ではaを正の数とした
が、aを負の数にすることにより遅延ゲートの分解能を
遅延ゲート1段分の遅延時間tdi よりも大きくすること
もできる。
【0048】実施例3.本発明の第3の実施例による可
変遅延回路を図5に示す。上記実施例1及び2は、分解
能を劣化させることのない可変遅延回路を得ることがで
きるものではあるが、分離ゲート出力配線の配線長,特
に入力側初段の分離ゲート出力配線の配線長が長くなる
という問題がある。
【0049】本実施例3はこの問題に対処するためのも
のであり、遅延すべき信号を入力する入力端子INと、
該入力信号を一定時間遅延させるためのn個の遅延ゲー
ト11 ,…,1n がそれぞれ遅延ゲート配線2を介して
相互に直列接続されてなるゲートチェーン100と、該
ゲートチェーン100の各接続点に入力が接続されたn
個の反転分離ゲート61 ,…,6n と、該反転分離ゲー
ト61 ,…,6n のn個の出力を入力して、いずれか1
つを選択出力するn:1セレクタ150と、n:1セレ
クタ150を制御するためのセレクト信号発生回路15
1と、反転分離ゲート61 ,…,6n とn:1セレクタ
150とを接続するための反転分離ゲート配線71
…,7n と、n:1セレクタ5の出力を反転出力するた
めのインバータ8とにより構成されている。
【0050】ここで、上記遅延ゲート11 ,…,1n
各遅延時間をtdi 、上記反転分離ゲート61 ,…,6n
の各遅延時間をtp、及び上記遅延ゲート配線2の配線長
をΔLとする。
【0051】また、上記反転分離ゲート配線71 ,…,
n の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)ΔL1 +Δl 2段目:(n−2)ΔL1 +Δl 3段目:(n−3)ΔL1 +Δl と順にΔL1 だけ短くなり、最後は n段目:Δl となるように設定されている。
【0052】つまり、本実施例3の可変遅延回路は、上
記実施例1の可変遅延回路の分離ゲートを、反転動作を
行なう反転分離ゲート(インバータ)に置き換えて構成
したものである。
【0053】次に、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図6は本実
施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4のゲートチェーン100に負極性パルスが入
力した場合のタイミングチャートを示している。図にお
いてKHL及びKLHはそれぞれ負極性パルス入力時,正極
性パルス入力時のゲート遅延時間の配線長依存性,つま
り配線長1mmあたりの遅延時間の増分を表すものであ
り、KHL・ΔLは遅延ゲート配線2の配線長がΔLの場
合のゲート遅延時間の増分を、またKLH・ΔL1 は反転
分離ゲート配線7の増分がΔL1 の場合のゲート遅延時
間の増分をそれぞれ示すものである。但し、ゲートを構
成するトランジスタサイズ及びゲートに接続される配線
による寄生容量等で決まる,上記ゲート遅延時間の配線
長依存性KHL及びKLHは、全ての遅延ゲート及び反転分
離ゲートにおいて同じであるとする。
【0054】ゲートチェーン100に遅延すべき負極性
パルスを入力すると、該入力信号はゲートチェーン10
0を構成する各遅延ゲート11 ,…,14 により、tdi
+KHL・ΔLずつ遅延される。一方、各遅延ゲート
1 ,…,14 の出力は反転分離ゲート61 ,…,64
を介してn:1セレクタ150に与えられるが、反転分
離ゲート配線71 ,…,74 の配線長は前述のように順
次ΔL1 ずつ短くなるように設定されるので、 1段目の反転分離ゲート配線71 :3ΔL1 +Δl 2段目の反転分離ゲート配線72 :2ΔL1 +Δl 3段目の反転分離ゲート配線73 :ΔL1 +Δl 4段目の反転分離ゲート配線74 :Δl となり、各段の反転分離ゲート61,…,64 と反転分離
ゲート配線71,…,74とによる遅延時間は入力側から
順に、 1段目:3KLH・ΔL1 +(tp+KLH・Δl) 2段目:2KLH・ΔL1 +(tp+KLH・Δl) 3段目:KLH・ΔL1 +(tp+KLH・Δl) 4段目:tp+KLH・Δl と、KLH・ΔL1 ずつ小さくなる。このため図6の最下
段に示すようにn:1セレクタ150の入力点では遅延
時間の増分ΔTは、 ΔT=tdi +KHL・ΔL−KLH・ΔL1 となる。つまり、該遅延時間の増分ΔTを負荷がないと
きの遅延ゲートの遅延時間tdi と等しくするためには、 KHL・ΔL=KLH・ΔL1 とすれば良いことになる。ここで、KHL=αKLHとする
と、 ΔL1 =αΔL と表すことができる。
【0055】一般に、負極性パルス入力時のゲート遅延
時間の配線長依存性KHLは、正極性パルス入力時のゲー
ト遅延時間の配線長依存性KLHの0.5〜0.2倍の値
をとるため、上記αはα=0.5〜0.2となり、反転
分離ゲート配線71,…,7nの配線長の増分ΔL1 を遅
延ゲート配線11,…,1n の配線長ΔLよりも短縮する
ことができる。
【0056】本実施例3においては、このような構成と
したので、上記実施例1と同等の効果,つまり配線遅延
により分解能が劣化することのない可変遅延回路が得ら
れるとともに、その反転分離ゲート配線71,…,7n
配線長を短くすることができ、その結果、チップ面積の
縮小により製品コストの低減を図ることができる。
【0057】なお、本実施例ではゲートチェーン100
に負極性パルスを入力する場合を例にとって説明した
が、正極性パルスを入力する場合であっても、例えば反
転分離ゲート61,…,6n を構成するトランジスタの,
デプレッション側のサイズをエンハンスメント側のサイ
ズよりも大きくすることにより、あるいはSiトランジ
スタで構成することにより、上記αをα>1とすれば本
実施例3と同様の効果を得ることができる。
【0058】実施例4.本発明の第4の実施例による可
変遅延回路を図7に示す。本実施例も、上記実施例3と
同様、分解能を劣化させることのない可変遅延回路の分
離ゲートの出力に付加する配線長を短縮することを目的
とするものであり、遅延すべき信号を入力する入力端子
INと、該入力信号を一定時間遅延させるためのn個の
遅延ゲート11 ,…,1n がそれぞれ遅延ゲート配線2
を介して相互に直列接続されてなるゲートチェーン10
0と、該ゲートチェーン100の各接続点に入力が接続
されたn個の分離ゲート91 ,…,9n と、該分離ゲー
ト91 ,…,9n のn個の出力を入力して、いずれか1
つを選択出力するn:1セレクタ150と、n:1セレ
クタ150を制御するためのセレクト信号発生回路15
1と、分離ゲート91 ,…,9n とn:1セレクタ15
0とを接続するための分離ゲート配線101 ,…,10
n と、n:1セレクタ150の出力を反転出力するため
のインバータ8とにより構成されている。
【0059】ここで、上記遅延ゲート11 ,…,1n
各遅延時間をtdi 、上記分離ゲート91 ,…,9n の各
遅延時間をtp、及び上記遅延ゲート配線2の配線長をΔ
Lとする。
【0060】また、上記分離ゲート配線101 ,…,1
n の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)ΔL2 +Δl 2段目:(n−2)ΔL2 +Δl 3段目:(n−3)ΔL2 +Δl と順にΔL2 だけ短くなり、最後は n段目:Δl となるように設定されている。
【0061】つまり、本実施例4の可変遅延回路は、上
記実施例1の可変遅延回路において、分離ゲートを構成
するトランジスタサイズを遅延ゲートを構成するトラン
ジスタよりも小さくしたものである。
【0062】次に、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図8は本実
施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4の場合のタイミングチャートを示している。
図において、Kはゲートを構成するトランジスタサイズ
及びゲートに接続される配線による寄生容量等で決ま
る,遅延ゲート1のゲート遅延時間配線長依存性、K2
は同じく分離ゲート9のゲート遅延時間配線長依存性を
それぞれ表すものであり、K・ΔLは遅延ゲート配線2
の配線長がΔLの場合の遅延ゲート遅延時間の増分を、
またK2 ・ΔL2 は分離ゲート配線10の配線長の増分
がΔL2 の場合の分離ゲート遅延時間の増分をそれぞれ
示すものである。
【0063】ゲートチェーン100に遅延すべき信号を
入力すると、該入力信号はゲートチェーン100を構成
する各遅延ゲート11 ,…,14 により、tdi +K・Δ
Lずつ遅延される。一方、各遅延ゲート11 ,…,14
の出力は分離ゲート91 ,…,94 を介してn:1セレ
クタ150に与えられるが、分離ゲート配線101
…,104 の配線長は前述のように順次ΔL2 ずつ短く
なるように設定されるので、 1段目の分離ゲート配線101 :3ΔL2 +Δl 2段目の分離ゲート配線102 :2ΔL2 +Δl 3段目の分離ゲート配線103 :ΔL2 +Δl 4段目の分離ゲート配線104 :Δl となり、各段の分離ゲート91,…,94 と分離ゲート配
線101,…,104 とによる遅延時間は入力側から順
に、 1段目:3K2 ・ΔL2 +(tp+K2 ・Δl) 2段目:2K2 ・ΔL2 +(tp+K2 ・Δl) 3段目:K2 ・ΔL2 +(tp+K2 ・Δl) 4段目:tp+K2 ・Δl と、K2 ・ΔL2 ずつ小さくなる。このため図8の最下
段に示すようにn:1セレクタ150の入力点では遅延
時間の増分ΔTは、 ΔT=tdi +K・ΔL−K2 ・ΔL2 となる。つまり、該遅延時間の増分ΔTを負荷がないと
きの遅延ゲートの遅延時間tdi と等しくするためには、 K・ΔL=K2 ・ΔL2 とすれば良いことになる。ここで、K=βK2 とする
と、 ΔL2 =βΔL と表すことができる。
【0064】ここで本実施例では分離ゲート91 ,…,
n を構成するトランジスタのサイズを遅延ゲート
1 ,…,1n を構成するトランジスタよりも小さくし
ているのでK<K2 ,つまりβ(=K/K2 )<1とな
り、分離ゲート配線101,…,10n の配線長の増分Δ
2 を遅延ゲート配線11,…,1n の配線長の増分ΔL
よりも短縮することができる。
【0065】本実施例4においては、このような構成と
したので、上記実施例1と同等の効果,つまり配線遅延
により分解能が劣化することのない可変遅延回路が得ら
れるとともに、分離ゲート配線101,…,10n の配線
長を短くすることができ、その結果、チップ面積の縮小
により製品コストの低減を図ることができる。
【0066】実施例5.上記実施例1ないし4は、分解
能を劣化させることのない可変遅延回路を得ることがで
きるものではあるが、そのためには分離ゲート(又は反
転分離ゲート)をさらに備える必要があった。本実施例
5の可変遅延回路は、分解能を劣化させることのない可
変遅延回路であって、分離ゲートを必要としないもの,
つまり上記実施例1ないし4よりもさらに低い消費電力
で動作させることのできるものであり、図9に本発明の
第5の実施例による可変遅延回路図を示す。
【0067】本実施例5は、遅延すべき信号を入力する
入力端子INと、該入力信号を一定時間遅延させるため
のn個の遅延ゲート11 ,…,1n がそれぞれ遅延ゲー
ト配線2を介して相互に直列接続されてなるゲートチェ
ーン100と、上記n個の遅延ゲート11 ,…,1n
出力を入力して、そのうちのいずれか1つを選択出力す
るn:1セレクタ200とにより構成されており、該
n:1セレクタ200は、j個(jは2j-1 ≦n≦2j
をみたす整数)のセレクト信号S1 ,…,Sj を入力す
るためのj個のセレクト信号入力端子INS1,…,IN
Sjと、上記j個のセレクト信号S1 ,…,Sj をそれぞ
れ反転させてセレクト反転信号/S1 ,…,/Sj を生
成するためのj個の反転ゲート151,…,15j と、
それぞれ、上記n個の遅延ゲート11 ,…,1n の出力
と、上記セレクト信号またはセレクト反転信号とを入力
とし、上記セレクト信号に応じていずれか1つだけアク
ティブ状態になる,n個の(j+1)入力NOR(以
降、分離ゲートと呼ぶ)121 ,…,12n と、上記分
離ゲート121 ,…,12n の出力を入力して、それら
の入力のNORを出力するn入力NOR(以降選択ゲー
トと呼ぶ)14と、上記分離ゲート121 ,…,12n
と選択ゲート14とを接続するための分離ゲート配線1
1 ,…,13n とにより構成されている。
【0068】ここで、上記遅延ゲート11 ,…,1n
各遅延時間をtdi 、上記n:1セレクタ200の分離ゲ
ート121 ,…,12n の各遅延時間をtp、及び上記遅
延ゲート配線2の配線長をΔLとする。
【0069】また、上記分離ゲート配線131 ,…,1
n の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)・ΔL3 +Δl 2段目:(n−2)・ΔL3 +Δl 3段目:(n−3)・ΔL3 +Δl と順にΔL3 だけ短くなり、最後は n段目:Δl となるように設定されている。
【0070】以下、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図10は本
実施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4の場合のタイミングチャートを示している。
図において、Kはゲートを構成するトランジスタサイズ
及びゲートに接続される配線による寄生容量等で決ま
る,遅延ゲート1のゲート遅延時間配線長依存性、K3
は同じく分離ゲート12のゲート遅延時間配線長依存性
をそれぞれ表すものであり、K・ΔLは遅延ゲート配線
2の配線長がΔLの場合の遅延ゲートの遅延時間の増分
を、またK3 ・ΔL3 は分離ゲート配線13の配線長の
増分がΔL3 の場合の分離ゲートの遅延時間の増分をそ
れぞれ示すものである。
【0071】ゲートチェーン100に遅延すべき信号を
入力すると、該入力信号はゲートチェーン100を構成
する各遅延ゲート11 ,…,14 により、tdi +K・Δ
Lずつ遅延される。一方、各遅延ゲート11 ,…,14
の出力はn:1セレクタ200の各分離ゲート121
…,124 にそれぞれ与えられ、また該各分離ゲート1
1 ,…,124 には、それぞれ、セレクト信号に応じ
ていずれか1つの分離ゲートがアクティブ状態になるよ
うにセレクト信号またはセレクト反転信号が入力されて
いる。そして、セレクト信号により選択された分離ゲー
トがアクティブ状態になると、該分離ゲートに入力して
いる遅延ゲート1の出力が反転されて出力されるが、分
離ゲート配線13の配線長は前述のように順次ΔL3
つ短くなるように設定されるので、 1段目の反転分離ゲート配線131 :3ΔL3 +Δl 2段目の反転分離ゲート配線132 :2ΔL3 +Δl 3段目の反転分離ゲート配線133 :ΔL3 +Δl 4段目の反転分離ゲート配線134 :Δl となり、各段の分離ゲート121,…,124 と分離ゲー
ト配線131,…,134とによる遅延時間は入力側から
順に、 1段目:3K3 ・ΔL3 +(tp+K3 ・Δl) 2段目:2K3 ・ΔL3 +(tp+K3 ・Δl) 3段目:K3 ・ΔL3 +(tp+K3 ・Δl) 4段目:tp+K3 ・Δl と、K3 ・ΔL3 ずつ小さくなる。このため図10の最
下段に示すように選択ゲート14の入力点では遅延時間
の増分ΔTは、 ΔT=tdi +K・ΔL−K3 ・ΔL3 となる。つまり、該遅延時間の増分ΔTを負荷がないと
きの遅延ゲートの遅延時間tdi と等しくするためには、 K・ΔL=K3 ・ΔL3 とすれば良いことになる。ここで、本実施例では分離ゲ
ート12にNOR回路(上記実施例3の反転分離ゲート
に相当する。)を用いているので、ΔL3 は上記実施例
3で説明したように、ΔL>ΔL3 である。
【0072】このような本実施例5では、n:1セレク
タ200を構成するNOR回路を、上記実施例1ないし
4で必要であった分離ゲート(または反転分離ゲート)
として共用するようにしたので、上記実施例1と同等の
効果を有する,つまり配線遅延により分解能が劣化する
ことのない,可変遅延回路が得られるとともに、回路の
構成部品点数を減らすことができ、その結果、製品コス
トの低減,消費電力の低減,及び集積度の向上を図るこ
とができる。
【0073】なお、本実施例5では、n:1セレクタと
して分離ゲート及び選択ゲートともにNOR回路を用い
たものを示したが、本実施例はこの回路構成に限られる
ものではなく、その他のn:1セレクタ、例えば図11
に示すように、上記分離ゲートをOR回路,上記選択ゲ
ートをAND回路で構成したものに適用してもよく、本
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0074】実施例6.上記実施例1ないし5の可変遅
延回路は、分離ゲート配線の配線長を調節することによ
り、ゲートチェーンを構成する各遅延ゲートの配線遅延
による,可変遅延回路の分解能の劣化を防止するもので
あったが、配線遅延以外にも可変遅延回路の分解能を劣
化させる要因がある。例えば、ゲートを構成するトラン
ジスタのプロセス変動に起因するものである。つまり、
トランジスタのプロセスが変動すると、しきい値電圧V
th等が変化するのでゲートの遅延時間が変化することと
なり、可変遅延回路の分解能及び最大可変幅が変化して
しまう。本実施例6の可変遅延回路は、上記実施例1な
いし5の可変遅延回路において、さらにトランジスタの
プロセス変動に起因する遅延時間変化をも打ち消すこと
ができるものであり、図12に本発明の第6の実施例に
よる可変遅延回路図を示す。
【0075】本実施例6の可変遅延回路は、上記実施例
1の可変遅延回路(図1)における分離ゲート配線
1 ,…,4n を、161 ,…,16n に置き換えて構
成したものである。
【0076】次に、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図13は本
実施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4の場合のタイミングチャートを示している。
図において、tdi は各遅延ゲート11 ,…,1n の遅延
時間、tpは分離ゲート31 ,…,3n の各遅延時間、Δ
Lは遅延ゲート配線2の配線長、Kはゲートを構成する
トランジスタサイズ及びゲートに接続される配線による
寄生容量等で決まる,ゲート遅延時間の配線長依存性、
つまり配線長1mmあたりの遅延時間の増分を表すもの
であり、γはプロセス変動によるゲート遅延tdi の変化
の割合、εはゲート遅延時間の配線長依存性Kのプロセ
ス変動による変化の割合である。また、分離ゲート配線
の配線長の増分は、入力側から順に(ΔL+ΔL4 )ず
つ短くなっており、最後はΔlとなっている。つまり、 1段目の分離ゲート配線161 :3(ΔL+ΔL4 )+Δl 2段目の分離ゲート配線162 :2(ΔL+ΔL4 )+Δl 3段目の分離ゲート配線163 :(ΔL+ΔL4 )+Δl 4段目の分離ゲート配線164 :Δl となっている。
【0077】本実施例6の可変遅延回路の動作は上記実
施例1の可変遅延回路と同様であり、図13最下段に示
すようにn:1セレクタ150の入力時点での遅延時間
の増分ΔTは、 ΔT=(1+γ)tdi −(1+ε)K・ΔL4 となる。ここで、該遅延時間の増分ΔTを上記実施例1
と同様、負荷がないときの遅延ゲートの遅延時間tdi と
等しくするには、 ΔL4 =〔γ/(1+ε)〕(tdi /K) とすればよいことになる。つまり、分離ゲート配線の配
線長の増分を、上記実施例1の可変遅延回路における,
分離ゲート配線の配線長の増分にさらにΔL4 を加えた
ものとすることにより、プロセス変動による遅延変動を
も打ち消すことができる。
【0078】なお、本実施例6においては、上記実施例
1の可変遅延回路(図1)における分離ゲート配線
1 ,…,4n を161 ,…,16n に置き換えて構成
したものを示したが、分離ゲート配線としてトランジス
タのプロセス変動に起因する遅延時間変化を打ち消すた
めの配線長を付加した配線長を持つ配線を用いることは
上記実施例1ないし5のいずれの可変遅延回路に適用し
てもよく、本実施例と同様の効果を得ることができる。
【0079】さらに、本実施例6では、プロセス変動に
よる遅延時間変動について説明したが、これは温度変動
あるいは電源電圧の変動等,他の要因による遅延時間変
動に適用してもよく、本実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0080】実施例7.本発明の第7の実施例による可
変遅延回路を図14に示す。本実施例7は、遅延すべき
信号を入力する入力端子INと、該入力信号を一定時間
遅延させるためのn個の遅延ゲート11 ,…,1n がそ
れぞれ遅延ゲート配線2を介して相互に直列接続されて
なるゲートチェーン100と、該ゲートチェーン100
の各接続点に入力が接続されたn個の分離回路20
1 …,20n と、該分離回路201 …,20n の2n個
の出力を入力して、いずれか1つを選択出力する2n:
1セレクタ250と、2n:1セレクタ250を制御す
るためのセレクト信号発生回路251とにより構成さ
れ、上記分離回路20k (1≦k≦n)は、分離ゲート
21k と一端が該分離ゲート21k の出力に接続され他
端が上記2n:1セレクタ250の入力に接続される分
離ゲート出力配線23k とによりなる第1の分離系統
と、分離ゲート22kと一端が該分離ゲート22k の出
力に接続され他端が上記2n:1セレクタ250の入力
に接続される分離ゲート出力配線24k とによりなる第
2の分離系統とにより構成され、上記分離ゲート2
k ,22k の入力は共に上記遅延ゲート1k の出力に
接続されている。
【0081】ここで、上記遅延ゲート11 ,…,1n
各遅延時間をtdi 、上記分離ゲート211 ,…,21n
及び221 ,…,22n の各遅延時間をtp、及び上記遅
延ゲート配線2の配線長をΔLとする。
【0082】また、分離ゲート配線231 ,…,23n
の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)ΔL+Δl 2段目:(n−2)ΔL+Δl 3段目:(n−3)ΔL+Δl と順にΔLだけ短くなり、最後は n段目:Δl となるように設定されており、分離ゲート配線241
…,24n の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)ΔL+Δl+D (但しDは正の
数) 2段目:(n−2)ΔL+Δl+D 3段目:(n−3)ΔL+Δl+D ・・・ ・・・ n段目:Δl+D と設定されている。
【0083】つまり、本実施例7の可変遅延回路は、上
記実施例1の可変遅延回路において、各遅延ゲート
1 ,…,1n の出力を入力する分離ゲートを並列に2
個設け、該分離ゲートとセレクタとの接続を、相互に配
線長の異なる分離ゲート配線で行なったものである。
【0084】次に、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図15は本
実施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4の場合のタイミングチャートを示している。
図において、Kはゲートを構成するトランジスタサイズ
及びゲートに接続される配線による寄生容量等で決ま
る,ゲート遅延時間の配線長依存性、つまり配線長1m
mあたりの遅延時間の増分を表すものであり、K・ΔL
は遅延ゲート配線の配線長がΔLの場合のゲート遅延時
間の増分を示すものである。
【0085】ゲートチェーン100に遅延すべき信号を
入力すると、該入力信号はゲートチェーン100を構成
する各遅延ゲート11 ,…,14 により、tdi +K・Δ
Lずつ遅延される。一方、各遅延ゲート11 ,…,14
の出力は分離回路201 …,204 を介して2n:1セ
レクタ250に与えられるが、各分離回路201 …,2
4 における分離ゲート配線231 ,…,234 及び2
1 ,…,244 の出力配線長は前述のようにそれぞれ
順次ΔLずつ短くなるように設定されるので、 1段目分離回路201 の分離ゲート配線231 :3ΔL+Δl 241 :3ΔL+Δl+D 2段目分離回路202 の分離ゲート配線232 :2ΔL+Δl 242 :2ΔL+Δl+D 3段目分離回路203 の分離ゲート配線233 :ΔL+Δl 243 :ΔL+Δl+D 4段目分離回路204 の分離ゲート配線234 :Δl 244 :Δl+D となっており、各段の分離回路201 ,…,204 の第
1,第2分離系統による遅延時間は入力側から順に、 1段目分離回路201 第1分離系統:3K・ΔL+(tp+K・Δl) 第2分離系統:3K・ΔL+(tp+K(Δl+D)) 2段目分離回路202 第1分離系統:2K・ΔL+(tp+K・Δl) 第2分離系統:2K・ΔL+(tp+K(Δl+D)) 3段目分離回路203 第1分離系統:K・ΔL+(tp+K・Δl) 第2分離系統:K・ΔL+(tp+K(Δl+D)) 4段目分離回路204 第1分離系統:tp+K・Δl 第2分離系統:tp+K(Δl+D) となる。このため図14の最下段に示すように2n:1
セレクタ250の入力点では遅延時間の増分ΔTは、 ΔT=K・D 又は、 ΔT=tdi −K・D となる。
【0086】本実施例7においては、このような構成と
したので、可変遅延回路を構成する遅延ゲートの段数を
増やすことなく、その分解能をより向上させることがで
きる。
【0087】なお、本実施例では各遅延ゲートの出力を
2個の分離系統を有する分離回路に入力するようにした
が、各遅延ゲートの出力をm個の分離系統を有する分離
回路に入力して(n×m):1セレクタによって遅延デ
ータをセレクトすることも可能であり、かかる場合は遅
延時間の増分をtdi /mにすることができ、可変遅延回
路の分解能をより向上させることができる。
【0088】実施例8.本発明の第8の実施例による可
変遅延回路を図16に示す。本実施例8は、遅延すべき
信号を入力する入力端子INと、該入力信号を一定時間
遅延させるためのn個の遅延ゲート11 ,…,1n がそ
れぞれ遅延ゲート配線2を介して相互に直列接続されて
なるゲートチェーン100と、該ゲートチェーン100
の各接続点に入力が接続され、それぞれ第1,第2の分
離系統をもつn個の分離回路301 ,…,30n と、該
分離回路301 ,…,30n の第1,第2の分離系統の
出力をそれぞれ入力してそのうちのいずれか1つを選択
出力するn:1セレクタ155,160と、n:1セレ
クタ155,160をそれぞれ制御するためのセレクト
信号発生回路156,161と、n:1セレクタ15
5,160の出力を入力してそのいずれかを出力するス
イッチ回路165と、スイッチ回路165を制御するた
めのスイッチ信号発生回路166とにより構成され、外
部からの信号により遅延分解能を選択することができる
ようにしたものであり、上記分離回路30k (1≦k≦
n)は、分離ゲート31k と一端が該分離ゲート31k
の出力に接続され他端が上記n:1セレクタ155の入
力に接続される分離ゲート出力配線33k とによりなる
第1の分離系統と、分離ゲート32k と一端が該分離ゲ
ート32k の出力に接続され他端が上記n:1セレクタ
160の入力に接続される分離ゲート出力配線34k
によりなる第2の分離系統とにより構成され、上記分離
ゲート31k ,32k の入力は共に上記遅延ゲート1k
の出力に接続されている。
【0089】ここで、上記遅延ゲート11 ,…,1n
各遅延時間をtdi 、上記分離ゲート311 ,…,31n
及び321 ,…,32n の各遅延時間をtp、及び上記遅
延ゲート配線2の配線長をΔLとする。
【0090】また、分離ゲート配線331 ,…,33n
の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)ΔL+Δl 2段目:(n−2)ΔL+Δl 3段目:(n−3)ΔL+Δl と順にΔLだけ短くなり、最後は n段目:Δl となるように設定されており、分離ゲート配線341
…,34n の配線長は信号入力側から順に、 1段目:(n−1)ΔL5 +Δl 2段目:(n−2)ΔL5 +Δl 3段目:(n−3)ΔL5 +Δl ・・・ ・・・ n段目:Δl と順にΔL5 ずつ短くなるように設定されている。
【0091】次に、本実施例の動作を遅延ゲート数が4
個(n=4)の場合を例にとって説明する。図17は本
実施例の分解能を示すためのタイミングチャート図であ
り、n=4の場合のタイミングチャートを示している。
図において、Kはゲートを構成するトランジスタサイズ
及びゲートに接続される配線による寄生容量等で決ま
る,ゲート遅延時間の配線長依存性、つまり配線長1m
mあたりの遅延時間の増分を表すものであり、K・ΔL
は遅延ゲート配線2の配線長がΔLの場合のゲート遅延
時間の増分を示すものである。
【0092】ゲートチェーン100に遅延すべき信号を
入力すると、該入力信号はゲートチェーン100を構成
する各遅延ゲート11 ,…,14 により、tdi +K・Δ
Lずつ遅延される。一方、各遅延ゲート11 ,…,14
の出力は分離回路301 …,304 の第1分離系統を介
してn:1セレクタ155に、第2分離系統を介して
n:1セレクタ160にそれぞれ与えられるが、各分離
回路301 …,304 における分離ゲート配線331
…,334 及び341 ,…,344 の出力配線長は前述
のようにそれぞれΔLまたはΔL5 ずつ短くなるように
設定されるので、 1段目分離回路301 の分離ゲート配線331 :3ΔL+Δl 341 :3ΔL5 +Δl 2段目分離回路302 の分離ゲート配線332 :2ΔL+Δl 342 :2ΔL5 +Δl 3段目分離回路303 の分離ゲート配線333 :ΔL+Δl 343 :ΔL5 +Δl 4段目分離回路304 の分離ゲート配線334 :Δl 344 :Δl となっており、各段の分離回路301 ,…,304 の第
1,第2分離系統による遅延時間は入力側から順に、 第1分離系統 1段目分離回路301 :3K・ΔL+(tp+K・Δl) 2段目分離回路302 :2K・ΔL+(tp+K・Δl) 3段目分離回路303 :K・ΔL+(tp+K・Δl) 4段目分離回路304 :tp+K・Δl 第2分離系統 1段目分離回路301 :3K・ΔL5 +(tp+K・Δl) 2段目分離回路302 :2K・ΔL5 +(tp+K・Δl) 3段目分離回路303 :K・ΔL5 +(tp+K・Δl) 4段目分離回路304 :tp+K・Δl となる。そのため図16の最下段に示すようにn:1セ
レクタ155の入力点での遅延時間の増分ΔT1 (第1
分離系統)は、 ΔT1 =tdi となり、n:1セレクタ160の入力点での遅延時間の
増分ΔT2 (第2分離系統)は、 ΔT2 =tdi −K(ΔL5 −ΔL) となり、スイッチ回路165により、第1分離系統また
は第2分離系統のいずれを選択するかによって遅延分解
能を変えることができる。
【0093】本実施例8においては、このような構成と
したので、1つの可変遅延回路で異なる分解能を選択す
ることができる。
【0094】なお、本実施例8では各遅延ゲートの出力
を2個の分離系統を有する分離回路に入力するようにし
たが、各遅延ゲートの出力をm個の分離系統を有する分
離回路に入力して、各分離系統の出力をそれぞれm個の
n:1セレクタに入力し、該m個のn:1セレクタの出
力をスイッチ回路により選択することも可能であり、か
かる場合は遅延分解能をm種類設定することができる。
【0095】また、上記実施例1ないし8の説明に当た
っては簡便のため、ゲートチェーン100の各遅延ゲー
トを接続する遅延ゲート配線2(各遅延ゲートを接続す
るための配線及び各遅延ゲートと分離ゲートとを接続す
るための配線)の配線長を全て一定として説明したが、
レイアウト等の回路構成の問題により各遅延ゲート配線
の配線長をそれぞれ異なるようにする必要がある場合で
も本発明の有効性が損なわれることはない。このような
場合には各遅延ゲート配線の配線長に応じた配線長をも
つ分離ゲート配線を、それぞれの分離ゲートに付加すれ
ばよい。
【0096】
【発明の効果】以上のように、この発明(請求項1)に
かかる可変遅延回路によれば、第1ないし第n(nは2
以上の整数)の遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延
ゲート配線を介して相互に直列接続してなり、上記第1
の遅延ゲートに遅延すべき信号が入力されるゲートチェ
ーンと、該ゲートチェーンの第1ないし第nの遅延ゲー
トの出力を入力とする第1ないし第nの分離ゲートと、
一端が該第1ないし第nの分離ゲートに接続され、第1
の側から第nの側に向かってそれぞれ配線長が順次短く
なる第1ないし第nの分離ゲート配線と、n個の入力に
上記第1ないし第nの分離ゲート配線の他端が接続さ
れ、上記第1ないし第nの分離ゲートの出力のうちのい
ずれか1つを、セレクト信号に応じて選択出力するn:
1セレクタとを備えたので、上記遅延ゲート配線の寄生
配線容量に起因する可変遅延回路の分解能の劣化を抑制
させることができる効果がある。
【0097】またこの発明(請求項2)にかかる可変遅
延回路によれば、第1ないし第n(nは2以上の整数)
の遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を
介して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲート
に遅延すべき信号が入力されるゲートチェーンと、n個
の入力に上記第1ないし第nの遅延ゲートの出力が接続
され、該入力のうちのいずれか1つを、セレクト信号に
応じて選択出力するn:1分離セレクタとを備え、該
n:1分離セレクタは、上記第1ないし第nの遅延ゲー
トの出力をそれぞれ入力する第1ないし第nのセレクタ
内の分離ゲートと、該第1ないし第nのセレクタ内の分
離ゲートの出力を入力して、該入力のうちのいずれか1
つを出力する選択ゲートと、一端が上記第1ないし第n
のセレクタ内の分離ゲートに接続され、他端が該選択ゲ
ートに接続される,第1の側から第nの側に向かって配
線長が順次短くなる第1ないし第nのセレクタ内の分離
ゲート配線とを備えたので、上記遅延ゲート配線の寄生
配線容量に起因する分解能の劣化を抑制させることので
きる可変遅延回路をより簡易な構成で得ることができ、
その結果消費電力の低減及び回路の集積度向上を図るこ
とができる効果がある。
【0098】またこの発明(請求項3)にかかる可変遅
延回路によれば、請求項1または2に記載の可変遅延回
路において、上記第1の側から第nの側に向かって順次
短くなる分離ゲート配線の配線長の差分を、上記ゲート
チェーンの各遅延ゲート配線の配線長と等しいものとし
たので、可変遅延回路の分解能を上記遅延ゲートの遅延
時間と等しくすることができる効果がある。
【0099】またこの発明(請求項4)にかかる可変遅
延回路によれば、請求項1または2に記載の可変遅延回
路において、上記第1の側から第nの側に向かって順次
短くなる分離ゲート配線の配線長の差分を、上記ゲート
チェーンの各遅延ゲート配線の配線長よりも大きいもの
としたので、可変遅延回路の分解能を上記遅延ゲートの
遅延時間よりも小さくすることができる効果がある。
【0100】またこの発明(請求項5)にかかる可変遅
延回路によれば、請求項1ないし4のいずれかに記載の
可変遅延回路において、上記第1ないし第nの分離ゲー
ト配線は、上記第1ないし第nの遅延ゲートのゲート遅
延時間変動を除去するための配線長を付加した配線長を
持つものとしたので、プロセス変動,温度変動または電
源電圧変動等による可変遅延回路の分解能の変動を抑制
させることができ、回路の信頼性を向上させることがで
きる効果がある。
【0101】またこの発明(請求項6)にかかる可変遅
延回路によれば、請求項1または2に記載の可変遅延回
路において、上記第1ないし第nの分離ゲートを反転ゲ
ートとしたので、可変遅延回路の分解能を同じとした場
合、分離ゲート配線の配線長を短くすることができ、そ
の結果消費電力の低減及び回路の集積度向上を図ること
ができる効果がある。
【0102】またこの発明(請求項7)にかかる可変遅
延回路によれば、請求項1または2に記載の可変遅延回
路において、上記第1ないし第nの分離ゲートを構成す
るトランジスタのサイズを、上記第1ないし第nの遅延
ゲートを構成するトランジスタのサイズよりも小さいも
のとしたので、可変遅延回路の分解能を同じとした場
合、分離ゲート配線の配線長を短くすることができ、そ
の結果消費電力の低減及び回路の集積度向上を図ること
ができる効果がある。
【0103】またこの発明(請求項8)にかかる可変遅
延回路によれば、第1ないし第n(nは2以上の整数)
の遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を
介して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲート
に遅延すべき信号が入力されるゲートチェーンと、該ゲ
ートチェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの出力を入
力とし、それぞれ、第1ないし第mの分離系統を有する
第1ないし第nの分離回路と、m×n個の入力に該第1
ないし第nの分離回路の出力を入力し、該入力のうちの
いずれか1つを、セレクト信号に応じて選択出力する
(m×n):1セレクタとを備え、上記第1ないし第n
の分離回路の各々の,上記第1ないし第mの分離系統の
各々は、入力側が共通に接続された分離ゲートと、一端
が該分離ゲートの出力に接続され他端が上記(m×
n):1セレクタの入力に接続される分離ゲート配線と
を有してなるものであり、該m×n個の分離ゲート配線
の配線長は、上記第1の分離回路の第1の分離系統の側
から上記第nの分離回路の第mの分離系統の側に向かっ
て順次短くなっているものとしたので、上記遅延ゲート
配線の寄生配線容量に起因する分解能の劣化を抑制させ
ることができる可変遅延回路において、遅延ゲートの段
数を増やすことなく、より分解能を向上させることがで
きる効果がある。
【0104】またこの発明(請求項9)にかかる可変遅
延回路によれば、第1ないし第n(nは2以上の整数)
の遅延ゲートを遅延ゲート配線を介して相互に直列接続
してなり、上記第1の遅延ゲートに遅延すべき信号が入
力されるゲートチェーンと、該ゲートチェーンの第1な
いし第nの遅延ゲートの出力を入力とし、それぞれ、第
1ないし第mの分離系統を有する第1ないし第nの分離
回路と、n個の入力に上記第1ないし第nの分離回路に
おける第1ないし第mの同一分離系統の出力をそれぞれ
入力し、該入力のうちのいずれか1つを、それぞれのセ
レクト信号に応じて選択出力する第1ないし第mのn:
1セレクタとを備え、上記第1ないし第nの分離回路の
各々の,上記第1ないし第mの分離系統の各々は、入力
側が共通に接続された分離ゲートと、一端が該分離ゲー
トの出力に接続され他端が上記第1ないし第mのいずれ
かのn:1セレクタの入力に接続される分離ゲート配線
とを有してなるものであり、上記第1ないし第nの各分
離回路間における,同一分離系統同士の分離ゲート配線
の配線長は、第1の分離回路の側から第nの分離回路の
側に向かって順次短くなっており、かつそれぞれの分離
系統間でその配線長の差分がそれぞれ異なっているもの
としたので、上記遅延ゲート配線の寄生配線容量に起因
する分解能の劣化を抑制させることができる可変遅延回
路において、可変遅延回路の分解能を複数設定すること
ができ、かつ該複数設定した分解能を任意に選択するこ
とができる効果がある。
【0105】またこの発明(請求項10)にかかる可変
遅延回路によれば、請求項8または9に記載の可変遅延
回路において、上記第1ないし第nの各分離回路間にお
ける,それぞれの第1の分離ゲート配線の配線長の差分
を、上記ゲートチェーンの各遅延ゲート配線の配線長と
等しいものとしたので、第1分離系統における可変遅延
回路の分解能を上記遅延ゲートの遅延時間と等しくする
ことができる効果がある。
【0106】またこの発明(請求項11)にかかる可変
遅延回路によれば、請求項8または9に記載の可変遅延
回路において、上記第1ないし第nの各分離回路間にお
ける,それぞれの第1の分離ゲート配線の配線長の差分
を、上記ゲートチェーンの各遅延ゲート配線の配線長よ
りも大きいものとしたので、第1分離系統における可変
遅延回路の分解能を上記遅延ゲートの遅延時間よりも小
さくすることができる効果がある。
【0107】またこの発明(請求項12)にかかる可変
遅延回路によれば、請求項8ないし11のいずれかに記
載の可変遅延回路において、上記第1ないし第nの分離
回路における各分離ゲート配線は、上記第1ないし第n
の遅延ゲートのゲート遅延時間変動を除去するための配
線長を付加した配線長を持つものとしたので、プロセス
変動,温度変動または電源電圧変動等による可変遅延回
路の分解能の変動を抑制させることができ、回路の信頼
性を向上させることができる効果がある。
【0108】またこの発明(請求項13)にかかる可変
遅延回路によれば、請求項8または9に記載の可変遅延
回路において、上記第1ないし第nの分離回路における
分離ゲートは反転ゲートであるものとしたので、可変遅
延回路の分解能を同じとした場合、分離ゲート配線の配
線長を短くすることができ、その結果消費電力の低減及
び回路の集積度向上を図ることができる効果がある。
【0109】またこの発明(請求項14)にかかる可変
遅延回路によれば、請求項8または9に記載の可変遅延
回路において、上記第1ないし第nの分離回路における
分離ゲートを構成するトランジスタのサイズを、上記第
1ないし第nの遅延ゲートを構成するトランジスタのサ
イズよりも小さいものとしたので、可変遅延回路の分解
能を同じとした場合、分離ゲート配線の配線長を短くす
ることができ、その結果消費電力の低減及び回路の集積
度向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例による可変遅延回路の
回路図。
【図2】 上記実施例1による可変遅延回路のタイミン
グチャート図。
【図3】 本発明の第2の実施例による可変遅延回路の
回路図。
【図4】 上記実施例2による可変遅延回路のタイミン
グチャート図。
【図5】 本発明の第3の実施例による可変遅延回路の
回路図。
【図6】 上記実施例3による可変遅延回路のタイミン
グチャート図。
【図7】 本発明の第4の実施例による可変遅延回路の
回路図。
【図8】 上記実施例4による可変遅延回路のタイミン
グチャート図。
【図9】 本発明の第5の実施例による可変遅延回路の
回路図。
【図10】 上記実施例5による可変遅延回路のタイミ
ングチャート図。
【図11】 その他の構成によるn:1セレクタの回路
図。
【図12】 本発明の第6の実施例による可変遅延回路
の回路図。
【図13】 上記実施例6による可変遅延回路のタイミ
ングチャート図。
【図14】 本発明の第7の実施例による可変遅延回路
の回路図。
【図15】 上記実施例7による可変遅延回路のタイミ
ングチャート図。
【図16】 本発明の第8の実施例による可変遅延回路
の回路図。
【図17】 上記実施例8による可変遅延回路のタイミ
ングチャート図。
【図18】 従来の可変遅延回路の回路図。
【図19】 従来の可変遅延回路の配線寄生容量を説明
するための図。
【符号の説明】
1,…,1n 遅延ゲート、2遅延ゲート配線、31
…,3n ・91 ,…,9n ・121 ,…,12n ・21
1 ,…,21n ・221 ,…,22n ・311,…,3
n ・321 ,…,32n 分離ゲート、41 ,…,4
n ・51 …,5n ・101 ,…,10n ・131 ,…,
13n ・161 ,…,16n ・231 ,…,23n ・2
1 ,…,24n ・331 ,…,33n ・341 ,…,
34n 分離ゲート配線、61 ,…,6n 反転分離ゲー
ト、71 ,…,7n 反転分離ゲート配線、8 インバ
ータ、14 選択ゲート、151 ,…,15j 反転ゲ
ート、201 …,20n ・301 ,…,30n 分離回
路、100 ゲートチェーン、150・155・160
・200 n:1セレクタ、151・156・161・
251 セレクト信号発生回路、165 スイッチ回
路、166 スイッチ信号発生回路、250 2n:1
セレクタ、S1 ,…,Sj セレクト信号。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ないし第n(nは2以上の整数)の
    遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を介
    して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲートに
    遅延すべき信号が入力されるゲートチェーンと、 該ゲートチェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの出力
    を入力とする第1ないし第nの分離ゲートと、 一端が該第1ないし第nの分離ゲートに接続され、第1
    の側から第nの側に向かってそれぞれ配線長が順次短く
    なる第1ないし第nの分離ゲート配線と、 n個の入力に上記第1ないし第nの分離ゲート配線の他
    端が接続され、上記第1ないし第nの分離ゲートの出力
    のうちのいずれか1つを、セレクト信号に応じて選択出
    力するn:1セレクタとを備えたことを特徴とする可変
    遅延回路。
  2. 【請求項2】 第1ないし第n(nは2以上の整数)の
    遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を介
    して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲートに
    遅延すべき信号が入力されるゲートチェーンと、 n個の入力に上記第1ないし第nの遅延ゲートの出力が
    接続され、該入力のうちのいずれか1つを、セレクト信
    号に応じて選択出力するn:1分離セレクタとを備え、 該n:1分離セレクタは、上記第1ないし第nの遅延ゲ
    ートの出力をそれぞれ入力する第1ないし第nのセレク
    タ内の分離ゲートと、 該第1ないし第nのセレクタ内の分離ゲートの出力を入
    力して、該入力のうちのいずれか1つを出力する選択ゲ
    ートと、 一端が上記第1ないし第nのセレクタ内の分離ゲートに
    接続され、他端が該選択ゲートに接続される,第1の側
    から第nの側に向かって配線長が順次短くなる第1ない
    し第nのセレクタ内の分離ゲート配線とを備えたことを
    特徴とする可変遅延回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の可変遅延回路
    において、 上記第1の側から第nの側に向かって順次短くなる分離
    ゲート配線の配線長の差分は、上記ゲートチェーンの各
    遅延ゲート配線の配線長と等しいことを特徴とする可変
    遅延回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の可変遅延回路
    において、 上記第1の側から第nの側に向かって順次短くなる分離
    ゲート配線の配線長の差分は、上記ゲートチェーンの各
    遅延ゲート配線の配線長よりも大きいことを特徴とする
    可変遅延回路。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の可
    変遅延回路において、 上記第1ないし第nの分離ゲート配線は、上記第1ない
    し第nの遅延ゲートのゲート遅延時間変動を除去するた
    めの配線長を付加した配線長を持つものであることを特
    徴とする可変遅延回路。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の可変遅延回路
    において、 上記第1ないし第nの分離ゲートは反転ゲートであるこ
    とを特徴とする可変遅延回路。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の可変遅延回路
    において、 上記第1ないし第nの分離ゲートを構成するトランジス
    タのサイズが、上記第1ないし第nの遅延ゲートを構成
    するトランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とす
    る可変遅延回路。
  8. 【請求項8】 第1ないし第n(nは2以上の整数)の
    遅延ゲートをそれぞれ配線長をもつ遅延ゲート配線を介
    して相互に直列接続してなり、上記第1の遅延ゲートに
    遅延すべき信号が入力されるゲートチェーンと、 該ゲートチェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの出力
    を入力とし、それぞれ、第1ないし第mの分離系統を有
    する第1ないし第nの分離回路と、 m×n個の入力に該第1ないし第nの分離回路の出力を
    入力し、該入力のうちのいずれか1つを、セレクト信号
    に応じて選択出力する(m×n):1セレクタとを備
    え、 上記第1ないし第nの分離回路の各々の,上記第1ない
    し第mの分離系統の各々は、入力側が共通に接続された
    分離ゲートと、一端が該分離ゲートの出力に接続され他
    端が上記(m×n):1セレクタの入力に接続される分
    離ゲート配線とを有してなるものであり、 該m×n個の分離ゲート配線の配線長は、上記第1の分
    離回路の第1の分離系統の側から上記第nの分離回路の
    第mの分離系統の側に向かって順次短くなっていること
    を特徴とする可変遅延回路。
  9. 【請求項9】 第1ないし第n(nは2以上の整数)の
    遅延ゲートを遅延ゲート配線を介して相互に直列接続し
    てなり、上記第1の遅延ゲートに遅延すべき信号が入力
    されるゲートチェーンと、 該ゲートチェーンの第1ないし第nの遅延ゲートの出力
    を入力とし、それぞれ、第1ないし第mの分離系統を有
    する第1ないし第nの分離回路と、 n個の入力に上記第1ないし第nの分離回路における第
    1ないし第mの同一分離系統の出力をそれぞれ入力し、
    該入力のうちのいずれか1つを、それぞれのセレクト信
    号に応じて選択出力する第1ないし第mのn:1セレク
    タとを備え、 上記第1ないし第nの分離回路の各々の,上記第1ない
    し第mの分離系統の各々は、入力側が共通に接続された
    分離ゲートと、一端が該分離ゲートの出力に接続され他
    端が上記第1ないし第mのいずれかのn:1セレクタの
    入力に接続される分離ゲート配線とを有してなるもので
    あり、 上記第1ないし第nの各分離回路間における,同一分離
    系統同士の分離ゲート配線の配線長は、第1の分離回路
    の側から第nの分離回路の側に向かって順次短くなって
    おり、かつそれぞれの分離系統間でその配線長の差分が
    それぞれ異なっていることを特徴とする可変遅延回路。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の可変遅延回
    路において、 上記第1ないし第nの各分離回路間における,それぞれ
    の第1の分離ゲート配線の配線長の差分は、上記ゲート
    チェーンの各遅延ゲート配線の配線長と等しいことを特
    徴とする可変遅延回路。
  11. 【請求項11】 請求項8または9に記載の可変遅延回
    路において、 上記第1ないし第nの各分離回路間における,それぞれ
    の第1の分離ゲート配線の配線長の差分は、上記ゲート
    チェーンの各遅延ゲート配線の配線長よりも大きいこと
    を特徴とする可変遅延回路。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし11のいずれかに記載
    の可変遅延回路において、 上記第1ないし第nの分離回路における各分離ゲート配
    線は、上記第1ないし第nの遅延ゲートのゲート遅延時
    間変動を除去するための配線長を付加した配線長を持つ
    ものであることを特徴とする可変遅延回路。
  13. 【請求項13】 請求項8または9に記載の可変遅延回
    路において、 上記第1ないし第nの分離回路における分離ゲートは反
    転ゲートであることを特徴とする可変遅延回路。
  14. 【請求項14】 請求項8または9に記載の可変遅延回
    路において、 上記第1ないし第nの分離回路における分離ゲートを構
    成するトランジスタのサイズが、上記第1ないし第nの
    遅延ゲートを構成するトランジスタのサイズよりも小さ
    いことを特徴とする可変遅延回路。
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