JPH08335319A - 光学式記録再生装置における自動焦点引き込み装置 - Google Patents
光学式記録再生装置における自動焦点引き込み装置Info
- Publication number
- JPH08335319A JPH08335319A JP13944495A JP13944495A JPH08335319A JP H08335319 A JPH08335319 A JP H08335319A JP 13944495 A JP13944495 A JP 13944495A JP 13944495 A JP13944495 A JP 13944495A JP H08335319 A JPH08335319 A JP H08335319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- focus
- reference position
- detection signal
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動焦点サーボ動作開始時のオーバーシュー
トを抑え、引き込み動作を安定に行うと同時に、引き込
み時間を短縮させ得る自動焦点引き込み装置を提供する
ことにある。 【構成】 焦点ずれ検出信号14を所定のレベルと比較
器9で比較することにより焦点ずれ検出信号の線形領域
の開始位置を検出し、ランプ状の焦点サ−チ信号19を
スイッチ5で切り替えて自動焦点サーボ動作を開始する
と共に、スイッチ25とロ−パスフィルタ26からなる
基準位置信号発生回路24によって前記所定のレベルか
ら時間の経過と共に漸次減少する基準位置信号を発生さ
せ、この基準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分に基づ
いて自動焦点サーボ動作を行うように構成した。
トを抑え、引き込み動作を安定に行うと同時に、引き込
み時間を短縮させ得る自動焦点引き込み装置を提供する
ことにある。 【構成】 焦点ずれ検出信号14を所定のレベルと比較
器9で比較することにより焦点ずれ検出信号の線形領域
の開始位置を検出し、ランプ状の焦点サ−チ信号19を
スイッチ5で切り替えて自動焦点サーボ動作を開始する
と共に、スイッチ25とロ−パスフィルタ26からなる
基準位置信号発生回路24によって前記所定のレベルか
ら時間の経過と共に漸次減少する基準位置信号を発生さ
せ、この基準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分に基づ
いて自動焦点サーボ動作を行うように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学式記録再生装置の自
動焦点サーボ系に係わり、特に焦点の引き込みを安定に
行うための自動焦点引き込み装置に関する。
動焦点サーボ系に係わり、特に焦点の引き込みを安定に
行うための自動焦点引き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光源からの光ビームを対物レン
ズを有する光学系により微小スポット光に絞り、光学的
に情報を記録再生可能な記録媒体(以下光ディスクと呼
ぶ)上に、微小ピットを記録したり、或いは光ディスク
上に既に記録された前記ピットを再生する光学式記録再
生装置では光ビームが前記光ディスク上に常に絞り込ま
れるように対物レンズの制御を行うための自動焦点サー
ボ系が設けられている。
ズを有する光学系により微小スポット光に絞り、光学的
に情報を記録再生可能な記録媒体(以下光ディスクと呼
ぶ)上に、微小ピットを記録したり、或いは光ディスク
上に既に記録された前記ピットを再生する光学式記録再
生装置では光ビームが前記光ディスク上に常に絞り込ま
れるように対物レンズの制御を行うための自動焦点サー
ボ系が設けられている。
【0003】図7に自動焦点サーボ系の従来例を示す。
図7において1は光検出器であり、4つ(即ち1a〜1
d)に分割されている。そして焦点ずれが零のとき光検
出器1に照射される光ビーム22は実線に示すように円
になる。焦点ずれが生じると光検出器1上の光ビーム2
2は波線に示すようにxまたはy方向に楕円となる。こ
こでは、光ディスクが対物レンズ7から遠ざかる方向の
ときy方向に長い楕円、反対に近づく方向のときx方向
に長い楕円とする。
図7において1は光検出器であり、4つ(即ち1a〜1
d)に分割されている。そして焦点ずれが零のとき光検
出器1に照射される光ビーム22は実線に示すように円
になる。焦点ずれが生じると光検出器1上の光ビーム2
2は波線に示すようにxまたはy方向に楕円となる。こ
こでは、光ディスクが対物レンズ7から遠ざかる方向の
ときy方向に長い楕円、反対に近づく方向のときx方向
に長い楕円とする。
【0004】光検出器1の出力は加算器2、3で加算さ
れ、これら2、3の出力は差動増幅器4に入力され、そ
こで引き算されることにより、焦点ずれ検出信号14が
得られる。このときの焦点ずれ検出信号14は図9に示
すようなS字波形に信号となる。即ち焦点ずれが零のと
きに零で、光ディスクが対物レンズ7から遠ざかるとき
に正の極性、近づくときに負の極性をもち、焦点ずれが
大きくなった場合には再び零になるような信号である。
れ、これら2、3の出力は差動増幅器4に入力され、そ
こで引き算されることにより、焦点ずれ検出信号14が
得られる。このときの焦点ずれ検出信号14は図9に示
すようなS字波形に信号となる。即ち焦点ずれが零のと
きに零で、光ディスクが対物レンズ7から遠ざかるとき
に正の極性、近づくときに負の極性をもち、焦点ずれが
大きくなった場合には再び零になるような信号である。
【0005】この焦点ずれ検出信号14の検出範囲は数
μm〜数十μmと非常に狭く、初期調整において対物レ
ンズ7をこの焦点ずれ検出範囲内に位置決めするのは困
難である。また、焦点ずれ検出信号14は図9に示すよ
うにS字形をしているため、焦点ずれが零の近傍では線
形であるがその範囲を超えると非線形の領域となる。従
って、自動焦点サーボ動作を開始するタイミングを任意
の位置にすると、非線形な領域からサーボ動作を開始す
る可能性があり、その場合は非線形サーボとなるため、
いわゆるリミットサイクルや発振等を生じ、焦点引き込
み動作を失敗する恐れがある。
μm〜数十μmと非常に狭く、初期調整において対物レ
ンズ7をこの焦点ずれ検出範囲内に位置決めするのは困
難である。また、焦点ずれ検出信号14は図9に示すよ
うにS字形をしているため、焦点ずれが零の近傍では線
形であるがその範囲を超えると非線形の領域となる。従
って、自動焦点サーボ動作を開始するタイミングを任意
の位置にすると、非線形な領域からサーボ動作を開始す
る可能性があり、その場合は非線形サーボとなるため、
いわゆるリミットサイクルや発振等を生じ、焦点引き込
み動作を失敗する恐れがある。
【0006】従って、焦点引き込み動作を安定に行うた
めには、少なくとも焦点ずれ検出信号14の線形の領域
でサーボ動作を開始する必要がある。更に、線形の領域
であっても焦点ずれ検出信号14のレベルが大きく、合
焦位置から離れた位置でサーボ動作を開始すると、サー
ボ系は大きなステップ入力が入ったときのステップ応答
を示すことになる。このステップ応答はサーボ系のダン
ピングにも依存するが、通常オーバーシュートが生じ、
最悪の場合には焦点ずれ検出範囲外にまで達し、引き込
み動作に失敗することになる。
めには、少なくとも焦点ずれ検出信号14の線形の領域
でサーボ動作を開始する必要がある。更に、線形の領域
であっても焦点ずれ検出信号14のレベルが大きく、合
焦位置から離れた位置でサーボ動作を開始すると、サー
ボ系は大きなステップ入力が入ったときのステップ応答
を示すことになる。このステップ応答はサーボ系のダン
ピングにも依存するが、通常オーバーシュートが生じ、
最悪の場合には焦点ずれ検出範囲外にまで達し、引き込
み動作に失敗することになる。
【0007】オーバーシュートの量はステップの大きさ
に比例することから、オーバーシュートを小さくするに
は焦点ずれ検出信号14のレベルが小さい、即ち合焦位
置近傍でサーボ動作を開始すればよい。そこで、光学式
記録再生装置では対物レンズ7を初期位置から焦点ずれ
検出範囲内まで移動させ、焦点ずれ検出信号14の線形
の領域でかつ焦点ずれが略零になったところで自動焦点
サーボ動作を開始するための自動焦点引き込み装置を設
けている。
に比例することから、オーバーシュートを小さくするに
は焦点ずれ検出信号14のレベルが小さい、即ち合焦位
置近傍でサーボ動作を開始すればよい。そこで、光学式
記録再生装置では対物レンズ7を初期位置から焦点ずれ
検出範囲内まで移動させ、焦点ずれ検出信号14の線形
の領域でかつ焦点ずれが略零になったところで自動焦点
サーボ動作を開始するための自動焦点引き込み装置を設
けている。
【0008】図7及び8を用いてこの自動焦点引き込み
装置の動作を説明する。まず、対物レンズ7を初期位置
から焦点ずれ検出範囲内まで移動させるために、スイッ
チ5を介してランプ状の焦点サーチ信号19を電力増幅
器6に入力し、ボイスコイルモータ8を合焦位置方向に
駆動する。焦点ずれ検出範囲内まで対物レンズ7が移動
するとS字状の焦点ずれ検出信号14が現れる。焦点ず
れ検出信号14はコンパレータ9において基準入力20
と比較される。
装置の動作を説明する。まず、対物レンズ7を初期位置
から焦点ずれ検出範囲内まで移動させるために、スイッ
チ5を介してランプ状の焦点サーチ信号19を電力増幅
器6に入力し、ボイスコイルモータ8を合焦位置方向に
駆動する。焦点ずれ検出範囲内まで対物レンズ7が移動
するとS字状の焦点ずれ検出信号14が現れる。焦点ず
れ検出信号14はコンパレータ9において基準入力20
と比較される。
【0009】基準入力20を図8(a)の様に選ぶと、
コンパレータ9の出力信号15の立ち下がりエッジは焦
点ずれ検出信号14の線形領域の開始位置を示してい
る。信号15の立ち下がりエッジをフリップフロップ1
1で検出し記憶する。次に対物レンズ7が更に合焦位置
に近づき、焦点ずれ検出信号14が零又は零を越して負
の極性で焦点ずれが十分小さい点を検出する。即ち焦点
ずれ検出信号14をコンパレータ10に入力し、零又は
基準入力20の逆の極性でかつ充分零に近い値の基準入
力21と比較する。
コンパレータ9の出力信号15の立ち下がりエッジは焦
点ずれ検出信号14の線形領域の開始位置を示してい
る。信号15の立ち下がりエッジをフリップフロップ1
1で検出し記憶する。次に対物レンズ7が更に合焦位置
に近づき、焦点ずれ検出信号14が零又は零を越して負
の極性で焦点ずれが十分小さい点を検出する。即ち焦点
ずれ検出信号14をコンパレータ10に入力し、零又は
基準入力20の逆の極性でかつ充分零に近い値の基準入
力21と比較する。
【0010】コンパレータ10の出力信号17は図8
(d)のようになる。ここで先に検出した線形領域の始
まりを示す信号16とコンパレータ10の出力信号17
の論理積をAND回路12でとり、その立ち上がりエッ
ジをフリップフロップ13で検出して記憶する。このフ
リップフロップ13の出力18をスイッチ制御信号とし
てスイッチ5に入力する。このスイッチ制御信号18に
よりスイッチ5の出力は焦点サーチ信号19から焦点ず
れ検出信号14に切り換えられる。これにより、ボイス
コイルモータ8は焦点ずれ検出信号14に従って駆動さ
れることになり、自動焦点サーボ動作が開始される。
(d)のようになる。ここで先に検出した線形領域の始
まりを示す信号16とコンパレータ10の出力信号17
の論理積をAND回路12でとり、その立ち上がりエッ
ジをフリップフロップ13で検出して記憶する。このフ
リップフロップ13の出力18をスイッチ制御信号とし
てスイッチ5に入力する。このスイッチ制御信号18に
よりスイッチ5の出力は焦点サーチ信号19から焦点ず
れ検出信号14に切り換えられる。これにより、ボイス
コイルモータ8は焦点ずれ検出信号14に従って駆動さ
れることになり、自動焦点サーボ動作が開始される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】自動焦点引き込み装置
では、対物レンズ7を焦点位置まで移動させるため、ラ
ンプ状の焦点サーチ信号19に基づいてボイスコイル8
を駆動するようにしており、対物レンズ7はある程度の
速度を持って合焦位置に達することになる。また、光デ
ィスクは完全な平面ではなく、光ディスクが回転するこ
とにより光ディスクの面は光ディスクの回転速度に比例
した速度で焦点方向に移動するいわゆる面振れが発生す
ることになる。
では、対物レンズ7を焦点位置まで移動させるため、ラ
ンプ状の焦点サーチ信号19に基づいてボイスコイル8
を駆動するようにしており、対物レンズ7はある程度の
速度を持って合焦位置に達することになる。また、光デ
ィスクは完全な平面ではなく、光ディスクが回転するこ
とにより光ディスクの面は光ディスクの回転速度に比例
した速度で焦点方向に移動するいわゆる面振れが発生す
ることになる。
【0012】従って、従来の自動焦点引き込み装置にお
いて、焦点ずれ検出信号14が略零で対物レンズ7が略
合焦位置に達した時点で自動焦点サーボ動作を開始して
も、対物レンズ7はすぐに光ディスクの面振れに追従す
ることができず、必ずオーバーシュートが発生する。こ
のオーバーシュートを小さくするには、自動焦点サーボ
動作開始時の対物レンズ7と光ディスク面との相対速度
を小さくすればよいが、対物レンズ7をゆっくり合焦位
置に近づけると、全体的な引き込み時間が長くなってし
まうという問題が生じる。
いて、焦点ずれ検出信号14が略零で対物レンズ7が略
合焦位置に達した時点で自動焦点サーボ動作を開始して
も、対物レンズ7はすぐに光ディスクの面振れに追従す
ることができず、必ずオーバーシュートが発生する。こ
のオーバーシュートを小さくするには、自動焦点サーボ
動作開始時の対物レンズ7と光ディスク面との相対速度
を小さくすればよいが、対物レンズ7をゆっくり合焦位
置に近づけると、全体的な引き込み時間が長くなってし
まうという問題が生じる。
【0013】また、光ディスクの回転速度は情報記録再
生時の情報の転送レートを高めるために年々高速化する
傾向にあり、光ディスクの面振れ速度も大きくなってい
る。このため、従来の自動焦点引き込み装置では自動焦
点サーボ動作開始時にオーバーシュートが大きくなり、
最悪の場合には引き込みに失敗するという問題が生じ
る。
生時の情報の転送レートを高めるために年々高速化する
傾向にあり、光ディスクの面振れ速度も大きくなってい
る。このため、従来の自動焦点引き込み装置では自動焦
点サーボ動作開始時にオーバーシュートが大きくなり、
最悪の場合には引き込みに失敗するという問題が生じ
る。
【0014】本発明の目的は、自動焦点サーボ動作開始
時のオーバーシュートを抑え、引き込み動作を安定に行
うと同時に、引き込み時間を短縮させ得る自動焦点引き
込み装置を提供することにある。
時のオーバーシュートを抑え、引き込み動作を安定に行
うと同時に、引き込み時間を短縮させ得る自動焦点引き
込み装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明においては、焦点ずれ検出信号を所定のレ
ベルと比較することにより焦点ずれ検出信号の線形領域
の開始位置を検出し、自動焦点サーボ動作を開始すると
共に、前記所定のレベルから時間の経過と共に漸次減少
する基準位置信号を発生し、この基準位置信号と焦点ず
れ検出信号の差分に基づいて自動焦点サーボ動作を行う
ようにした。
めに、本発明においては、焦点ずれ検出信号を所定のレ
ベルと比較することにより焦点ずれ検出信号の線形領域
の開始位置を検出し、自動焦点サーボ動作を開始すると
共に、前記所定のレベルから時間の経過と共に漸次減少
する基準位置信号を発生し、この基準位置信号と焦点ず
れ検出信号の差分に基づいて自動焦点サーボ動作を行う
ようにした。
【0016】また、上記基準位置信号を所定のレベルか
ら時間の経過と指数関数的に減少する関数とした。
ら時間の経過と指数関数的に減少する関数とした。
【0017】更に上記指数関数を発生するために線形領
域の開始位置を検出した時点において所定のレベルから
零レベルに変化する信号を発生し、この信号をローパス
フィルタ(LPF)に入力することにより生成するよう
にした。
域の開始位置を検出した時点において所定のレベルから
零レベルに変化する信号を発生し、この信号をローパス
フィルタ(LPF)に入力することにより生成するよう
にした。
【0018】
【作用】上記のように構成した自動焦点引き込み装置で
は、線形の領域で合焦位置から離れた位置でサーボ動作
を開始しても、自動焦点サーボ動作開始時点において基
準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分は零であり、サー
ボ系にはステップ状の入力が加わることはない。また、
自動焦点サーボ動作開始後、サーボ系は基準位置信号と
焦点ずれ検出信号の差分が零になるように、即ち焦点ず
れ検出信号が漸次減少する基準位置信号に追従するよう
に動作することになる。
は、線形の領域で合焦位置から離れた位置でサーボ動作
を開始しても、自動焦点サーボ動作開始時点において基
準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分は零であり、サー
ボ系にはステップ状の入力が加わることはない。また、
自動焦点サーボ動作開始後、サーボ系は基準位置信号と
焦点ずれ検出信号の差分が零になるように、即ち焦点ず
れ検出信号が漸次減少する基準位置信号に追従するよう
に動作することになる。
【0019】このため、基準位置信号が零になった時
点、即ち対物レンズが合焦位置に達した時点において対
物レンズと光ディスク面との相対速度を充分小さくする
ことができ、オーバーシュートを小さくすることができ
る。これにより、焦点引き込み動作を安定にかつ短時間
に引き込みを行うことができる。
点、即ち対物レンズが合焦位置に達した時点において対
物レンズと光ディスク面との相対速度を充分小さくする
ことができ、オーバーシュートを小さくすることができ
る。これにより、焦点引き込み動作を安定にかつ短時間
に引き込みを行うことができる。
【0020】また、上記基準位置信号として所定のレベ
ルVLから時間の経過と共に指数関数的に減少する関数
とすると、サーボ動作開始後の基準位置信号のレベルV
Rは次式で表される。
ルVLから時間の経過と共に指数関数的に減少する関数
とすると、サーボ動作開始後の基準位置信号のレベルV
Rは次式で表される。
【0021】 VR=VL・exp(ーt) (数1) サーボ系は焦点ずれ検出信号がこの基準位置信号に追従
するように動作することことから、サーボ動作開始時の
合焦位置から対物レンズの距離をXoとすると、サーボ
動作開始後の合焦位置から対物レンズの距離Xは次式で
表される。
するように動作することことから、サーボ動作開始時の
合焦位置から対物レンズの距離をXoとすると、サーボ
動作開始後の合焦位置から対物レンズの距離Xは次式で
表される。
【0022】 X=Xo・exp(ーt) (数2) となり、合焦位置から対物レンズの距離Xが指数関数的
に減少することになる。また、対物レンズとディスク面
との相対速度Vはこの変位を微分することにより得ら
れ、次式で与えられる。
に減少することになる。また、対物レンズとディスク面
との相対速度Vはこの変位を微分することにより得ら
れ、次式で与えられる。
【0023】 V=−Xo・exp(ーt) (数3) =−X (数3)から対物レンズが合焦位置、即ちX=0におい
ては対物レンズとディスク面との相対速度V=0とな
る。従って、引き込み時のオーバーシュートを小さくす
ることができる。
ては対物レンズとディスク面との相対速度V=0とな
る。従って、引き込み時のオーバーシュートを小さくす
ることができる。
【0024】更に線形領域の開始位置を検出した時点に
おいて所定のレベルVLから零レベルに変化する信号を
時定数τを有するLPFに入力するとLPFの出力VR
は、次式で表される。
おいて所定のレベルVLから零レベルに変化する信号を
時定数τを有するLPFに入力するとLPFの出力VR
は、次式で表される。
【0025】 VR=VL・exp(ーt/τ) (数4) サーボ系は焦点ずれ検出信号がこの基準位置信号に追従
するように動作することことから、サーボ動作開始時の
合焦位置から対物レンズの距離をXoとすると、サーボ
動作開始後の合焦位置から対物レンズの距離Xは X=Xo・exp(ーt/τ) (数5) となり、指数関数的に合焦位置から対物レンズの距離X
が減少することになる。また、対物レンズとディスク面
との相対速度Vはこの変位を微分することにより得ら
れ、次式で与えられる。
するように動作することことから、サーボ動作開始時の
合焦位置から対物レンズの距離をXoとすると、サーボ
動作開始後の合焦位置から対物レンズの距離Xは X=Xo・exp(ーt/τ) (数5) となり、指数関数的に合焦位置から対物レンズの距離X
が減少することになる。また、対物レンズとディスク面
との相対速度Vはこの変位を微分することにより得ら
れ、次式で与えられる。
【0026】 V=−Xo・{exp(ーt/τ)}/τ (数6) =−X/τ (数6)から対物レンズが合焦位置、即ちX=0におい
ては対物レンズとディスク面との相対速度V=0とな
る。従って、引き込み時のオーバーシュートを小さくす
ることができる。
ては対物レンズとディスク面との相対速度V=0とな
る。従って、引き込み時のオーバーシュートを小さくす
ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0028】図1において図7の従来例と同一機能部分
には同一の番号を付し、その説明は特に必要のない限り
省略する。
には同一の番号を付し、その説明は特に必要のない限り
省略する。
【0029】図1において、24はスイッチ25とロー
パスフィルタ(LPF)26で構成される基準位置信号
発生回路であり、23は焦点ずれ検出信号14と基準位
置信号発生回路24から出力される基準位置信号28と
の差分を演算する差動増幅器である。
パスフィルタ(LPF)26で構成される基準位置信号
発生回路であり、23は焦点ずれ検出信号14と基準位
置信号発生回路24から出力される基準位置信号28と
の差分を演算する差動増幅器である。
【0030】図2を用いてこの自動焦点引き込み装置の
動作を説明する。まず、対物レンズ7を初期位置から焦
点ずれ検出範囲内まで移動させるために、スイッチ5を
介してランプ状の焦点サーチ信号19を電力増幅器6に
入力し、ボイスコイルモータ8を合焦位置方向に駆動す
る。また、基準入力20がスイッチ25を介してLPF
26に入力され、LPF26の出力が基準入力20と同
じレベルになるまでコンデンサCが充電される。焦点ず
れ検出範囲内まで対物レンズ7が移動するとS字状の焦
点ずれ検出信号14が現れる。
動作を説明する。まず、対物レンズ7を初期位置から焦
点ずれ検出範囲内まで移動させるために、スイッチ5を
介してランプ状の焦点サーチ信号19を電力増幅器6に
入力し、ボイスコイルモータ8を合焦位置方向に駆動す
る。また、基準入力20がスイッチ25を介してLPF
26に入力され、LPF26の出力が基準入力20と同
じレベルになるまでコンデンサCが充電される。焦点ず
れ検出範囲内まで対物レンズ7が移動するとS字状の焦
点ずれ検出信号14が現れる。
【0031】焦点ずれ検出信号14はコンパレータ9に
おいて基準入力20と比較される。基準入力20を図2
(a)の様に選ぶと、コンパレータ9の出力信号15の
立ち下がりエッジは焦点ずれ検出信号14の線形領域の
開始位置を示している。信号15の立ち下がりエッジを
フリップフロップ11で検出し記憶する。このフリップ
フロップ11の出力18をスイッチ制御信号としてスイ
ッチ5に入力する。このスイッチ制御信号18によりス
イッチ5の出力は焦点サーチ信号19から差動増幅器2
3の出力信号に切り換えられる。
おいて基準入力20と比較される。基準入力20を図2
(a)の様に選ぶと、コンパレータ9の出力信号15の
立ち下がりエッジは焦点ずれ検出信号14の線形領域の
開始位置を示している。信号15の立ち下がりエッジを
フリップフロップ11で検出し記憶する。このフリップ
フロップ11の出力18をスイッチ制御信号としてスイ
ッチ5に入力する。このスイッチ制御信号18によりス
イッチ5の出力は焦点サーチ信号19から差動増幅器2
3の出力信号に切り換えられる。
【0032】また、スイッチ制御信号18はスイッチ2
5にも入力され、スイッチ25の出力27を零に切り換
える。これにより、LPF26の出力は基準入力20の
レベルから零に漸次減少する信号となり、この信号が基
準位置信号28として差動増幅器23に入力される。差
動増幅器23では焦点ずれ検出信号14と基準位置信号
28の差分を演算し出力する。この差動増幅器23の出
力がスイッチ5を介して電力増幅回路6に入力される。
これにより、ボイスコイルモータ8は焦点ずれ検出信号
14と基準位置信号28の差分に従って駆動されること
になり、焦点ずれ検出信号14が漸次減少する基準位置
信号28に追従するように動作することになる。
5にも入力され、スイッチ25の出力27を零に切り換
える。これにより、LPF26の出力は基準入力20の
レベルから零に漸次減少する信号となり、この信号が基
準位置信号28として差動増幅器23に入力される。差
動増幅器23では焦点ずれ検出信号14と基準位置信号
28の差分を演算し出力する。この差動増幅器23の出
力がスイッチ5を介して電力増幅回路6に入力される。
これにより、ボイスコイルモータ8は焦点ずれ検出信号
14と基準位置信号28の差分に従って駆動されること
になり、焦点ずれ検出信号14が漸次減少する基準位置
信号28に追従するように動作することになる。
【0033】図3に本発明の第2の実施例を示す。図3
において図1の実施例と同一機能部分には同一の番号を
付し、その説明は特に必要のない限り省略する。
において図1の実施例と同一機能部分には同一の番号を
付し、その説明は特に必要のない限り省略する。
【0034】図3において、図1の実施例との違いは、
スイッチ25に入力する信号として基準入力20から焦
点ずれ検出信号14に変えた点である。
スイッチ25に入力する信号として基準入力20から焦
点ずれ検出信号14に変えた点である。
【0035】図4を用いてこの自動焦点引き込み装置の
動作を説明する。まず、対物レンズ7を初期位置から焦
点ずれ検出範囲内まで移動させるために、スイッチ5を
介してランプ状の焦点サーチ信号19を電力増幅器6に
入力し、ボイスコイルモータ8を駆動を合焦位置方向に
駆動する。焦点ずれ検出範囲内まで対物レンズ7が移動
するとS字状の焦点ずれ検出信号14が現れる。また、
S字状の焦点ずれ検出信号14がスイッチ25を介して
LPF26に入力され、コンデンサCには焦点ずれ検出
信号14に応じたレベルの電荷が充電される。LPF2
6の出力はコンパレータ9において基準入力20と比較
される。
動作を説明する。まず、対物レンズ7を初期位置から焦
点ずれ検出範囲内まで移動させるために、スイッチ5を
介してランプ状の焦点サーチ信号19を電力増幅器6に
入力し、ボイスコイルモータ8を駆動を合焦位置方向に
駆動する。焦点ずれ検出範囲内まで対物レンズ7が移動
するとS字状の焦点ずれ検出信号14が現れる。また、
S字状の焦点ずれ検出信号14がスイッチ25を介して
LPF26に入力され、コンデンサCには焦点ずれ検出
信号14に応じたレベルの電荷が充電される。LPF2
6の出力はコンパレータ9において基準入力20と比較
される。
【0036】基準入力20を図4(c)の様に選ぶと、
コンパレータ9の出力信号15の立ち下がりエッジは焦
点ずれ検出信号14の線形領域の開始位置を示してい
る。信号15の立ち下がりエッジをフリップフロップ1
1で検出し記憶する。このフリップフロップ11の出力
18をスイッチ制御信号としてスイッチ5に入力する。
このスイッチ制御信号18によりスイッチ5の出力は焦
点サーチ信号19から差動増幅器23の出力信号に切り
換えられる。
コンパレータ9の出力信号15の立ち下がりエッジは焦
点ずれ検出信号14の線形領域の開始位置を示してい
る。信号15の立ち下がりエッジをフリップフロップ1
1で検出し記憶する。このフリップフロップ11の出力
18をスイッチ制御信号としてスイッチ5に入力する。
このスイッチ制御信号18によりスイッチ5の出力は焦
点サーチ信号19から差動増幅器23の出力信号に切り
換えられる。
【0037】また、スイッチ制御信号18はスイッチ2
5にも入力され、スイッチ25の出力27を零に切り換
える。これにより、LP26の出力はスイッチ25が切
り換えられる直前のレベルから零に漸次減少する信号と
なり、この信号が基準位置信号28として差動増幅器2
3に入力される。差動増幅器23では焦点ずれ検出信号
14と基準位置信号28の差分を演算し出力する。この
差動増幅器23の出力がスイッチ5を介して電力増幅回
路6に入力される。これにより、ボイスコイルモータ8
は焦点ずれ検出信号14と基準位置信号28の差分に従
って駆動されることになり、焦点ずれ検出信号14が漸
次減少する基準位置信号28に追従するように動作する
ことになる。
5にも入力され、スイッチ25の出力27を零に切り換
える。これにより、LP26の出力はスイッチ25が切
り換えられる直前のレベルから零に漸次減少する信号と
なり、この信号が基準位置信号28として差動増幅器2
3に入力される。差動増幅器23では焦点ずれ検出信号
14と基準位置信号28の差分を演算し出力する。この
差動増幅器23の出力がスイッチ5を介して電力増幅回
路6に入力される。これにより、ボイスコイルモータ8
は焦点ずれ検出信号14と基準位置信号28の差分に従
って駆動されることになり、焦点ずれ検出信号14が漸
次減少する基準位置信号28に追従するように動作する
ことになる。
【0038】上記の実施例では焦点ずれ検出信号14の
線形領域の開始位置を検出するために、焦点ずれ検出信
号14をLPF26によりフィルタリングした信号28
をコンパレータ9で比較を行うようにしたため、焦点ず
れ検出信号14にノイズ等が重畳されている場合でもそ
の影響を除去でき、線形領域の開始位置を誤検出するの
を防止できるという特徴がある。
線形領域の開始位置を検出するために、焦点ずれ検出信
号14をLPF26によりフィルタリングした信号28
をコンパレータ9で比較を行うようにしたため、焦点ず
れ検出信号14にノイズ等が重畳されている場合でもそ
の影響を除去でき、線形領域の開始位置を誤検出するの
を防止できるという特徴がある。
【0039】以上の図1及び図3の実施例において、L
PF26の抵抗RとコンデンサCによって決まる時定数
τ=C・Rを変えることにより引き込み時の応答を調整
することができる。但し、時定数を小さくしすぎると基
準位置信号28が急激に減少することになり、サーボ系
が追従することができず、オーバーシュートが大きくな
る。一方、時定数を大きくしすぎると合焦位置に引き込
むために時間が掛かることになる。従って、サーボ系の
周波数特性等にも依存するが時定数としては例えば50
〜500μs程度が適当である。
PF26の抵抗RとコンデンサCによって決まる時定数
τ=C・Rを変えることにより引き込み時の応答を調整
することができる。但し、時定数を小さくしすぎると基
準位置信号28が急激に減少することになり、サーボ系
が追従することができず、オーバーシュートが大きくな
る。一方、時定数を大きくしすぎると合焦位置に引き込
むために時間が掛かることになる。従って、サーボ系の
周波数特性等にも依存するが時定数としては例えば50
〜500μs程度が適当である。
【0040】図5は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。本実施例はアナログ/ディジタル変換器(A/D変
換器)により焦点ずれ検出信号をディジタル信号に変換
すると共にマイクロコンピュータ或いはディジタル信号
プロセッサ等によりを漸次減少する基準位置信号のデー
タを作成し、ディジタル的に焦点ずれ検出信号と基準位
置信号のデータの差分を求め、この差分に基づいて自動
焦点サーボを行うものである。
る。本実施例はアナログ/ディジタル変換器(A/D変
換器)により焦点ずれ検出信号をディジタル信号に変換
すると共にマイクロコンピュータ或いはディジタル信号
プロセッサ等によりを漸次減少する基準位置信号のデー
タを作成し、ディジタル的に焦点ずれ検出信号と基準位
置信号のデータの差分を求め、この差分に基づいて自動
焦点サーボを行うものである。
【0041】図5において、29は焦点ずれ検出信号を
ディジタル信号に変換し、出力するアナログ/ディジタ
ル変換器(A/D変換器)である。ディジタル信号処理
プロセッサ(DSP)30は、ボイスコイルモータ8を
駆動して対物レンズ7を合焦位置方向に駆動するための
焦点サーチ信号データSWPを生成するための焦点サー
チ信号データ演算手段31、入力された焦点ずれ検出信
号データFEを所定のレベルL1と比較する比較手段3
2、比較手段の出力からサーボ動作の開始タイミングを
発生するタイミング生成手段33、基準位置信号データ
FREFを生成する基準位置信号データ演算手段34、
焦点ずれ検出信号データFEと基準位置信号データFR
EFの差分を演算する減算手段35、焦点サーチ信号デ
ータSWPと減算手段35の出力データを切り換えるス
イッチ手段36から構成されている。
ディジタル信号に変換し、出力するアナログ/ディジタ
ル変換器(A/D変換器)である。ディジタル信号処理
プロセッサ(DSP)30は、ボイスコイルモータ8を
駆動して対物レンズ7を合焦位置方向に駆動するための
焦点サーチ信号データSWPを生成するための焦点サー
チ信号データ演算手段31、入力された焦点ずれ検出信
号データFEを所定のレベルL1と比較する比較手段3
2、比較手段の出力からサーボ動作の開始タイミングを
発生するタイミング生成手段33、基準位置信号データ
FREFを生成する基準位置信号データ演算手段34、
焦点ずれ検出信号データFEと基準位置信号データFR
EFの差分を演算する減算手段35、焦点サーチ信号デ
ータSWPと減算手段35の出力データを切り換えるス
イッチ手段36から構成されている。
【0042】また、37はDSP30から出力されるデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換して電力増幅器6に
出力するディジタル/アナログ変換器(D/A)変換器
である。
ィジタル信号をアナログ信号に変換して電力増幅器6に
出力するディジタル/アナログ変換器(D/A)変換器
である。
【0043】図6を用いてこの自動焦点引き込み装置の
動作を説明する。まず、処理100において焦点サーチ
信号データSWPと基準位置信号データFREFの初期
化を行う。次に処理101において対物レンズ7を初期
位置から焦点ずれ検出範囲内まで移動させるために、焦
点サーチ信号データ演算手段31において焦点サーチ信
号データSWPを演算する。処理102においてスイッ
チ手段36を介してD/A変換器からランプ状の焦点サ
ーチ信号を電力増幅器6に出力し、ボイスコイルモータ
8を合焦位置方向に駆動する。
動作を説明する。まず、処理100において焦点サーチ
信号データSWPと基準位置信号データFREFの初期
化を行う。次に処理101において対物レンズ7を初期
位置から焦点ずれ検出範囲内まで移動させるために、焦
点サーチ信号データ演算手段31において焦点サーチ信
号データSWPを演算する。処理102においてスイッ
チ手段36を介してD/A変換器からランプ状の焦点サ
ーチ信号を電力増幅器6に出力し、ボイスコイルモータ
8を合焦位置方向に駆動する。
【0044】処理103においてA/D変換器29から
出力される焦点ずれ検出信号データFEを読み込み、処
理104で所定のレベルL1と比較を行う。比較の結
果、FE<L1の場合には処理101に戻り、FE≧L
1の場合には処理105に移る。処理105において焦
点サーチ信号データSWPを演算し、処理106におい
てスイッチ手段36を介してD/A変換器から焦点サー
チ信号を電力増幅器6に出力し、ボイスコイルモータ8
をさらに合焦位置方向に駆動する。処理107において
A/D変換器29から出力される焦点ずれ検出信号デー
タFEを読み込み、処理108で所定のレベルL1と比
較を行う。比較の結果、FE≧L1の場合には処理10
5に戻り、FE<L1の場合には処理109に移る。
出力される焦点ずれ検出信号データFEを読み込み、処
理104で所定のレベルL1と比較を行う。比較の結
果、FE<L1の場合には処理101に戻り、FE≧L
1の場合には処理105に移る。処理105において焦
点サーチ信号データSWPを演算し、処理106におい
てスイッチ手段36を介してD/A変換器から焦点サー
チ信号を電力増幅器6に出力し、ボイスコイルモータ8
をさらに合焦位置方向に駆動する。処理107において
A/D変換器29から出力される焦点ずれ検出信号デー
タFEを読み込み、処理108で所定のレベルL1と比
較を行う。比較の結果、FE≧L1の場合には処理10
5に戻り、FE<L1の場合には処理109に移る。
【0045】処理109では前の基準位置信号データF
REFに所定の値Aをかけた値を次の基準位置信号デー
タFREFとしている。ここで、A<1とすることによ
り、所定のレベルL1から漸次減少する基準位置信号デ
ータFREFを得ることができる。処理110において
A/D変換器29から出力される焦点ずれ検出信号デー
タFEを読み込む。処理111では減算手段35で求め
た焦点ずれ検出信号データFEと基準位置信号FREF
の差分をスイッチ手段5を介してD/A変換器から電力
増幅器6に出力される。これにより、ボイスコイルモー
タ8は焦点ずれ検出信号データFEと基準位置信号デー
タFREFの差分に従って駆動されることになり、焦点
ずれ検出信号データFEが漸次減少する基準位置信号デ
ータFREFに追従するように動作することになる。
REFに所定の値Aをかけた値を次の基準位置信号デー
タFREFとしている。ここで、A<1とすることによ
り、所定のレベルL1から漸次減少する基準位置信号デ
ータFREFを得ることができる。処理110において
A/D変換器29から出力される焦点ずれ検出信号デー
タFEを読み込む。処理111では減算手段35で求め
た焦点ずれ検出信号データFEと基準位置信号FREF
の差分をスイッチ手段5を介してD/A変換器から電力
増幅器6に出力される。これにより、ボイスコイルモー
タ8は焦点ずれ検出信号データFEと基準位置信号デー
タFREFの差分に従って駆動されることになり、焦点
ずれ検出信号データFEが漸次減少する基準位置信号デ
ータFREFに追従するように動作することになる。
【0046】上記の実施例において、処理104と10
8における比較レベルを変え、ヒステリシスを持たせる
ことにより焦点ずれ検出信号14に重畳されたノイズ成
分による誤動作を防ぐ様にしてもよい。即ち、処理10
4における比較レベルをL1、処理108における比較
レベルをL2とし、L1>L2とする。このとき、基準
位置信号データFREFの初期値をL2とする必要があ
る。また、サーボ動作開始からの経過時間をt、処理1
01から111の実行周期をΔt、サーボ動作開始時の
基準位置信号のレベルをL1とすると、サーボ動作開始
後の基準位置信号データの値FREFは次式で表され
る。
8における比較レベルを変え、ヒステリシスを持たせる
ことにより焦点ずれ検出信号14に重畳されたノイズ成
分による誤動作を防ぐ様にしてもよい。即ち、処理10
4における比較レベルをL1、処理108における比較
レベルをL2とし、L1>L2とする。このとき、基準
位置信号データFREFの初期値をL2とする必要があ
る。また、サーボ動作開始からの経過時間をt、処理1
01から111の実行周期をΔt、サーボ動作開始時の
基準位置信号のレベルをL1とすると、サーボ動作開始
後の基準位置信号データの値FREFは次式で表され
る。
【0047】 FREF=L1・A(t/Δt) (数7) サーボ系は焦点ずれ検出信号データFEがこの基準位置
信号データFREFに追従するように動作することか
ら、サーボ動作開始時の合焦位置から対物レンズの距離
をXoとすると、サーボ動作開始後の合焦位置から対物
レンズの距離Xは次式で表される。
信号データFREFに追従するように動作することか
ら、サーボ動作開始時の合焦位置から対物レンズの距離
をXoとすると、サーボ動作開始後の合焦位置から対物
レンズの距離Xは次式で表される。
【0048】 X=Xo・A(t/Δt) (数8) ここで、A<1とすることにより合焦位置から対物レン
ズの距離Xが指数関数的に減少することになる。また、
対物レンズとディスク面との相対速度Vはこの変位を微
分することにより得られ、次式で与えられる。
ズの距離Xが指数関数的に減少することになる。また、
対物レンズとディスク面との相対速度Vはこの変位を微
分することにより得られ、次式で与えられる。
【0049】 V=LOG(A)・Xo・A(t/Δt)/Δt (数9) =LOG(A)・X/Δt (数9)から対物レンズが合焦位置、即ちX=0におい
ては対物レンズとディスク面との相対速度V=0とな
る。従って、引き込み時のオーバーシュートを小さくす
ることができる。
ては対物レンズとディスク面との相対速度V=0とな
る。従って、引き込み時のオーバーシュートを小さくす
ることができる。
【0050】以上の実施例において、合焦位置に近い位
置でサーボ動作を開始した場合には合焦位置に達するま
でにサーボ系が応答できないため、合焦位置からなるべ
く離れた位置で且つ線形の領域でサーボ動作を開始する
ように基準入力レベルを設定する必要がある。従って、
基準入力レベルL1としては例えば図9の焦点ずれ検出
信号14の信号レベルVFの0.3から0.9に設定す
ればよい。
置でサーボ動作を開始した場合には合焦位置に達するま
でにサーボ系が応答できないため、合焦位置からなるべ
く離れた位置で且つ線形の領域でサーボ動作を開始する
ように基準入力レベルを設定する必要がある。従って、
基準入力レベルL1としては例えば図9の焦点ずれ検出
信号14の信号レベルVFの0.3から0.9に設定す
ればよい。
【0051】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、線形の領域で合焦位置から離れた位置
でサーボ動作を開始しても、自動焦点サーボ動作開始時
点において基準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分は零
であり、サーボ系にはステップ状の入力が加わることは
ない。
本発明によれば、線形の領域で合焦位置から離れた位置
でサーボ動作を開始しても、自動焦点サーボ動作開始時
点において基準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分は零
であり、サーボ系にはステップ状の入力が加わることは
ない。
【0052】また、自動焦点サーボ動作開始後、サーボ
系は基準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分が零になる
ように、即ち焦点ずれ検出信号が漸次減少する基準位置
信号に追従するように動作することになる。このため、
基準位置信号が零になった時点、即ち対物レンズが合焦
位置に達した時点において対物レンズと光ディスク面と
の相対速度を充分小さくすることができ、オーバーシュ
ートを小さくすることができる。これにより、簡単な構
成で焦点引き込み動作を安定にかつ短時間に引き込みを
行うことができる。
系は基準位置信号と焦点ずれ検出信号の差分が零になる
ように、即ち焦点ずれ検出信号が漸次減少する基準位置
信号に追従するように動作することになる。このため、
基準位置信号が零になった時点、即ち対物レンズが合焦
位置に達した時点において対物レンズと光ディスク面と
の相対速度を充分小さくすることができ、オーバーシュ
ートを小さくすることができる。これにより、簡単な構
成で焦点引き込み動作を安定にかつ短時間に引き込みを
行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例の自動焦点引き込み装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明する信号波形を示す
図である。
図である。
【図3】本発明の第2の実施例の自動焦点引き込み装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作を説明する信号波形を示す
図である。
図である。
【図5】本発明の第3の実施例の自動焦点引き込み装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の実施例の動作を説明するフローチャート
図である。
図である。
【図7】従来例の自動焦点引き込み装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】図7の従来例の動作を説明する信号波形を示す
図である。
図である。
【図9】焦点ずれ検出信号の波形を示す図である。
1 光検出器 2、3 加算器 4 差動増幅器 5 スイッチ 6 電力増幅器 7 対物レンズ 8 ボイスコイルモータ 9、10 コンパレータ 11 フリップフロップ 12 AND回路 13 フリップフロップ 14 焦点ずれ検出信号 18 スイッチ制御信号 19 自動焦点サーチ信号 20、21 基準入力 23 差動増幅器 24 基準位置信号発生回路 25 スイッチ 26 LPF 28 基準位置信号 29 A/D変換器 30 ディジタル信号処理プロセッサ 31 焦点サーチ信号データ演算手段 32 比較手段 33 タイミング生成手段 34 基準位置データ演算手段 35 演算手段 36 スイッチ手段 37 D/A変換器
Claims (5)
- 【請求項1】 自動焦点サーボ系を具備している光学式
記録再生装置において、焦点ずれ検出信号の線形領域を
検出する線形領域検出手段と、前記線形領域検出時点か
らの時間の経過と共に漸次減少する基準位置信号を発生
する基準位置信号発生手段と、前記焦点ずれ検出信号と
基準位置信号の差分を演算する演算器を設け、前記サー
ボ系を作動させるタイミングを前記線形領域検出時点と
し、前記演算器から出力される前記基準位置信号と焦点
ずれ検出信号の差分に基づいて自動焦点サーボ動作を行
うようにしたことを特徴とする光学式記録再生装置にお
ける自動焦点引き込み装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記基準位置信号を指数関数に従って減少するように発
生させるようにしたことを特徴とする光学式記録再生装
置における自動焦点引き込み装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記基準位置信号発生手段は、前記線形領域検出時点に
おいて所定のレベルから零レベルに出力レベルが切り替
わるステップ信号発生手段と、前記ステップ信号発生手
段の出力をフィルタリングするローパスフィルタとから
構成されることを特徴とする光学式記録再生装置におけ
る自動焦点引き込み装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 前記基準位置信号発生手段は、前記焦点ずれ検出信号と
零レベルの信号が入力され、前記線形領域検出時点にお
いて焦点ずれ検出信号から零レベルの信号に出力が切り
替わるスイッチ手段と、前記スイッチ手段の出力をフィ
ルタリングするローパスフィルタとから構成されること
を特徴とする光学式記録再生装置における自動焦点引き
込み装置。 - 【請求項5】 自動焦点サ−ボ系を具備している光学式
記録再生装置において、焦点ずれ検出信号をディジタル
信号に変換し出力するA/D変換器と、焦点ずれ検出信
号の線形領域での自動焦点サ−ボ動作開始後、焦点ずれ
検出信号が漸次減少する基準信号に追従して動作するよ
うに信号処理するディジタル信号処理プロセッサと、デ
ィジタル信号処理プロセッサからの出力をアナログ信号
に変換するD/A変換器と、D/A変換器からの出力を
入力する焦点調節機構とから構成され、前記ディジタル
信号処理プロセッサは、焦点調節機構を合焦位置方向に
駆動するための焦点サーチ信号データを生成するための
焦点サーチ信号データ演算手段と、入力された焦点ずれ
検出信号データを所定のレベルと比較する比較手段と、
比較手段の出力からサーボ動作の開始タイミングを発生
するタイミング生成手段と、所定のレベルから漸次減少
する基準位置信号データを生成する基準位置信号データ
演算手段と、焦点ずれ検出信号データと基準位置信号デ
ータの差分を演算する減算手段と、焦点サーチ信号デー
タと減算手段の出力データを切り換えるスイッチ手段
と、から成り立っていることを特徴とする光学式記録再
生装置における自動焦点引き込み装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13944495A JPH08335319A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光学式記録再生装置における自動焦点引き込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13944495A JPH08335319A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光学式記録再生装置における自動焦点引き込み装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08335319A true JPH08335319A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15245352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13944495A Pending JPH08335319A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光学式記録再生装置における自動焦点引き込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08335319A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100505616B1 (ko) * | 1998-08-21 | 2005-09-26 | 삼성전자주식회사 | 광디스크재생시스템의포커스점프방법 |
| KR100664492B1 (ko) * | 2006-02-18 | 2007-01-04 | 삼성전자주식회사 | 광디스크의 레이어간 포커싱 변경장치 및 그 방법 |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP13944495A patent/JPH08335319A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100505616B1 (ko) * | 1998-08-21 | 2005-09-26 | 삼성전자주식회사 | 광디스크재생시스템의포커스점프방법 |
| KR100664492B1 (ko) * | 2006-02-18 | 2007-01-04 | 삼성전자주식회사 | 광디스크의 레이어간 포커싱 변경장치 및 그 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1139665A (ja) | 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 | |
| JPH0276128A (ja) | フォーカスサーボ引込み方法 | |
| JPS61188745A (ja) | フオ−カスサ−ボ制御方式 | |
| JPH06274901A (ja) | 情報処理装置 | |
| US5051972A (en) | Track accessing control apparatus having a high-pass filter for extracting a tracking signal | |
| US5347502A (en) | Focusing control system for use in an information recording and reproducing apparatus | |
| JP3611426B2 (ja) | 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 | |
| JPH0719381B2 (ja) | フォーカス引き込み方式 | |
| JP2630043B2 (ja) | 光学式記録再生装置 | |
| JPH09167357A (ja) | 光学式記録再生装置におけるトラックジャンプ制御装置 | |
| JPH10134380A (ja) | トラッキング制御装置 | |
| KR100486277B1 (ko) | 포커스 서치 장치 및 포커스 서치 방법 | |
| JP2002015423A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPH0644596A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPH0944861A (ja) | 光学式記録再生装置におけるトラッキングサーボ装置 | |
| JPH07302427A (ja) | フォーカスサーボ装置 | |
| JPH1021566A (ja) | トラッキングサーボ装置 | |
| JPH064878A (ja) | フォーカス引込み回路 | |
| JP3462890B2 (ja) | フォーカスサーボ引き込み回路及び方法 | |
| JPH1064068A (ja) | 光ディスク装置及び光ディスクの再生方法 | |
| JPH01235034A (ja) | 自動焦点制御方式 | |
| JP2611536B2 (ja) | 光ディスク装置のフォーカスサーチ方式及び光ディスク装置 | |
| KR100505647B1 (ko) | 포커스 서치 방법 및 포커스 서치 파형 발생회로 | |
| JPH10116423A (ja) | フォーカス制御の引き込み装置 | |
| JPS61208639A (ja) | 光デイスク装置のフオ−カスサ−ボ方式 |