JPH0834064B2 - 車輌用前照灯の傾動装置 - Google Patents

車輌用前照灯の傾動装置

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JPH0834064B2
JPH0834064B2 JP63113040A JP11304088A JPH0834064B2 JP H0834064 B2 JPH0834064 B2 JP H0834064B2 JP 63113040 A JP63113040 A JP 63113040A JP 11304088 A JP11304088 A JP 11304088A JP H0834064 B2 JPH0834064 B2 JP H0834064B2
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gear
shaft
tilting
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雅弘 草谷
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明車輌用前照灯の傾動装置を以下の項目に従って
説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第12図] a.一般的背景 b.従来の傾動装置の一例 D.発明が解決しようとする課題[第12図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第11図] F−1.第1の実施例[第1図乃至第8図] a.前照灯ユニット、ランプハウジング[第1図乃至第5
図] b.回動支点機構[第4図] c.エイミング調整機構[第5図] d.傾動装置[第1図乃至第4図、第6図乃至第8図] d−1.レベリング駆動機構[第1図、第3図、第4図、
第6図乃至第8図] d−1−a.ケーシング[第1図、第3図、第4図、第6
図、第7図] d−1−b.駆動軸、駆動ギヤ[第1図、第7図、第8
図] d−1−c.調整ロッド[第1図、第3図、第4図、第7
図、第8図] d−1−d.モータ、ウォームギヤ、ウォームホィール
[第1図、第7図、第8図] d−1−e.センサー[構造][第1図、第8図] d−1−f.センサー駆動手段[第1図、第7図、第8
図] d−1−g.センサー[機能] d−1−h.ランプハウジングへの取付、調整ロッドと前
照灯ユニットとの連結[第1図、第3図、第4図] d−2.エイミング用操作部[第1図、第3図、第4図、
第8図] d−2−a.エイミング操作軸 d−2−b.連結体 d−3.動作 d−3−a.上下方向でのエイミング調整 d−3−b.レベリング F−2.第2の実施例[第9図] F−3.応用例[第10図、第11図] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用前照灯の傾動装置に関する。詳
しくは、照射方向を調整する際傾動される傾動部材を支
持部材に傾動自在に支持するもので、傾動部材と連結さ
れた調整ロッドと該調整ロッドを支持した駆動軸と該駆
動軸を移動させるためのウォームホィールと調整ロッド
の位置を検出するための検出手段とを備えた車輌用前照
灯の傾動装置に関するものであり、上記駆動軸とウォー
ムホィールと検出手段との間の配置関係を工夫すること
により、形状の薄形化を図ることができるようにした新
規な車輌用前照灯の傾動装置を提供しようとするもので
ある。
(B.発明の概要) 本発明車輌用前照灯の傾動装置は、照射方向を調整す
る際傾動される傾動部材を支持部材に傾動自在に支持す
るもので、傾動部材と連結された調整ロッドと該調整ロ
ッドを支持した駆動軸と該駆動軸を移動させるためのウ
ォームホィールと調整ロッドの位置を検出するための検
出手段とを備えた車輌用前照灯の傾動装置であって、ウ
ォームホィールは駆動軸と並列であると共に、駆動軸の
移動方向と平行、かつ駆動軸とは異なる軸に配置され、
ウォームギヤとモータが調整ロッドと直交する方向に並
設され、検出手段はウォームホィールと同軸、かつウォ
ームホィールの近傍に配置し、それにより、駆動軸とウ
ォームホィールと検出手段等をコンパクトにまとまった
状態でケース内に収納することができて、この種の傾動
装置を薄形に構成することができるようにしたものであ
る。
(C.従来技術)[第12図] (a.一般的背景) 例えば、自動車用前照灯装置の中には、初期エイミン
グ調整、即ち、車体に取り付けられた後使用前にあるい
は検査時に為される照射方向の調整の他に、所謂レベリ
ング調整、即ち、車体に加えられる荷重の変化により狂
わされた照射方向をその都度修正するための照射方向の
調整をも可能にしたものがあり、このような前照灯装置
においては、一般に、前照灯ユニットや反射鏡等車体に
対する向きを変更されることによって当該前照灯装置の
照射方向を変更する部材(以下、「傾動部材」と言
う。)をランプハウジングやランプボディに1つの回動
支点と2つの調整点を介して左右方向及び上下方向へ傾
動自在なるように支持すると共に上記2つの調整点のう
ち上下方向での調整が為される調整点を初期エイミング
調整を行なうためのエイミング調整手段とレベリング調
整を行なうためのレベリング調整手段とから成る傾動装
置により構成するようにされている。尚、ここで、前照
灯ユニットとは、ランプボディとその前面開口を覆うよ
うに取着されたレンズとにより画成された灯具空間内に
光源を配置したものを言う。
そして、このような傾動装置には従来から各種のもの
があるが、基本的には、前端部が傾動部材と連結された
調整ロッドと該調整ロッドを移動させるための手段と調
整ロッドの位置を検出するための検出手段等から成る。
(b.従来の傾動装置の一例) 第12図は特開昭61−64548号公報に記載された車輌用
前照灯の傾動装置を示すものである。
aは図示しないランプハウジングに左右方向及び上下
方向へ傾動自在に支持された前照灯ユニット、bは傾動
装置である。cはランプハウジングに固定されたメイン
ケーシング、dは該メインケーシングcに前後方向へ移
動可能にかつ回転不能に支持された略筒状の駆動軸、e
は中間部が上記駆動軸dに形成された螺孔fに螺合され
前端部が前照灯ユニットaの下端部と球継手状に連結さ
れ後端部がメインケーシングcから後方へ突出した調整
ロッド、gはメインケーシングcに回転自在に支持され
かつ駆動軸dに外嵌状に螺合されたウォームホィール、
hはモータiにより回転され上記ウォームホィールgと
噛合したウォームギヤである。
従って、調整ロッドeをその後端部をつかんで回転す
ると該調整ロッドeが駆動軸dに対してねじ込まれある
いはねじ戻されて前後方向へ移動するので前照灯ユニッ
トaが略上下方向へ傾動されてその照射方向を変更する
ことになる。これがエイミング調整である。また、運転
席からの遠隔操作によりモータiが回転されると、ウォ
ームホィールgが回転して駆動軸dを調整ロッドeと一
体的に前後方向へ移動させるので、この場合も前照灯ユ
ニットaが略上下方向へ傾動されてその照射方向を変更
することになる。これがレベリング調整である。
jはメインケーシングcの下部に固定されたサブケー
シングであり、該サブケーシングjには、図示しない多
数の固定接点を保持した接点保持板kと該接点保持板k
に前方から対向した図示しない可動接点を支持した回転
板lと該回転板lの周面に形成されたギヤ歯と噛合した
中間ギヤmとから成るセンサーnが収納されており、上
記中間ギヤmが前記ウォームホィールgに一体に形成さ
れたギヤoと噛合されている。しかして、ウォームホィ
ールgが回転すると調整ロッドeが移動すると共に中間
ギヤmが回転して回転板lを回転せしめ、それによっ
て、調整ロッドeの位置あるいは移動量が検出される。
尚、調整ロッドeの移動量は上記したように動作するセ
ンサーnからの信号によって制御される。
(D.発明が解決しようとする課題)[第12図] 上記した傾動装置bには、次のような問題がある。
即ち、センサーnをメインケーシングcとは別のサブ
ケーシングjに収納してこれをメインケーシングcに取
着しているので、部品点数が多くなるという問題があ
り、また、センサーnは駆動軸d及び調整ロッドeと並
列にしかもウォームホィールgの下方斜め後方に配置さ
れるため、前後方向及び上下方向における寸法が大きく
なり、従って、装置全体の形状が非常に大きくなってし
まうという問題がある。
そこで、駆動軸dの軸方向と直交する方向への出っ張
りを少なくするためにセンサーnを駆動軸dと同軸に配
置することも考えられるが、そのようにすると、前後方
向の寸法が大きくなって全体にぶ厚い形状になってしま
うという問題が生じて来る。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明車輌用前照灯の傾動装置は、上記問題
点を解決するために、駆動軸を支持したケース内にモー
タとウォームギヤとウォームホィールと検出手段を収納
し、ウォームホィールは駆動軸と並列であると共に、駆
動軸の移動方向と平行、かつ駆動軸とは異なる軸に配置
され、ウォームギヤとモータが調整ロッドと直交する方
向に並設され、検出手段はウォームホィールと同軸、か
つウォームホィールの近傍に配置するようにしたもので
ある。
従って、本発明車輌用前照灯の傾動装置によれば、ウ
ォームホィールと検出手段は互いに同軸で近接した状態
で駆動軸と並んで、つまり駆動軸とは異なる軸に配置さ
れるため、ケースの駆動軸の軸に沿う方向における寸法
をウォームホィールと検出手段で軸方向における長さの
総和と略同じ長さまで縮めることができ、これによっ
て、この種の傾動装置をかなり薄形に構成することがで
きる。
(F.実施例)[第1図乃至第11図] 以下に、本発明車輌用前照灯の傾動装置の詳細を図示
した実施例に従って説明する。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第8図] 第1図乃至第8図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の
第1の実施例を示すものである。この実施例で示す前照
灯装置1はいわゆるユニット可動タイプの前照灯装置、
即ち、反射鏡面を有するランプボディとその前面開口を
覆うレンズとによって画成された灯具空間内に電球を配
置して成る前照灯ユニットを傾動部材とし、この前照灯
ユニットを車体に対して傾動することにより照射方向を
変更するタイプの前照灯装置である。
(a.前照灯ユニット、ランプハウジング)[第1図乃至
第5図] 2は前照灯ユニットであり、略前方に向って開口した
凹部状を為すように形成されたランプボディ3と該ラン
プボディ3にその前面開口部を覆うように取着されたレ
ンズ4とランプボディ3に支持された電球5とから成
る。ランプボディ3は前方を向いた反射面3aを有してお
り、電球5は反射面3aの頭頂部に形成された電球取付孔
3bに支持され、そして、電球5の発光部はランプボディ
3とレンズ4とによって画成された灯具空間6内に位置
している。
7は合成樹脂製のランプハウジングであり、前方に開
口した略凹形をしており、車体8の前照灯配置用開口部
の後側に位置するように車体8に固定されている。
A点、B点及びC点(第2図参照)は前照灯ユニット
2がランプハウジング7に支持された点であり、A点が
回動支点部であり、該A点から側方へ離間したB点及び
A点から下方へ離間したC点の前照灯ユニット2とラン
プハウジング7との間の間隔を調整することができる調
整部になっており、前照灯ユニット2はこれら調整部に
よる調整が為されることによって左右方向(第2図にお
ける左方へ向う方向を左側とし右方へ向う方向を右側と
する。)及び上下方向へ傾動されるようになっている。
9はランプハウジング7の背面壁10の下端部のうち上
記調整部C点と対応した位置から後方へ向って突出する
ように形成された操作軸配置部であり、この操作軸配置
部9は後述する傾動装置のエイミング操作軸が設けられ
る部分であって、後端が閉塞された略筒状を為し、その
後端壁11に円形の支持孔11aが形成され、また、後端壁1
1の後面に支持孔11aを囲むように環状の突条11bが形成
されている。
(b.回動支点機構)[第4図] 12は上記上記回動支点部を構成している回動支点機構
である。
13はランプボディ3の後面から後方へ突出した被支持
部であり、該被支持部13の後端部に金属製の支持軸14が
固定され、該支持軸14の下端に球部14aが一体に形成さ
れている。
15はランプハウジング7の背面壁10の上部から前方へ
向けて突出するように取着された合成樹脂製の受体であ
り、その上面に開口した球状凹部15aが形成されてお
り、該球状凹部15aに上記支持軸14の球部14aが回動自在
に内嵌されている。
しかして、前照灯ユニット2は支持軸14の球部14aが
受体15に支持された点(この点が前記A点である。)を
回動中心として傾動し得るようにランプハウジング7に
支持される。
(c.エイミング調整機構)[第5図] 16は前記B点の調整部を構成しているエイミング調整
機構である。
17はランプボディ3の後面から後方へ向けて突設され
た略筒状を為す突部であり、その後端部に合成樹脂製の
受体18が支持されており、該受体18には後方へ向って開
口した球状凹部18aと該球状凹部18aの前端に連続して前
方へ延びる溝状の孔18bが形成されている。
19はギヤユニットで、ランプハウジング7の背面壁10
の前面に固定されたギヤケース20と該ギヤケース20内に
軸方向が上下方向に沿って延びる向きで回転自在に設け
られた第1のベベルギヤ21と該第1のベベルギヤ21に噛
合した第2のベベルギヤ22とエイミング調整軸23とから
成り、上記第2のベベルギヤ22の中心部に形成されたボ
スに前後方向へ貫通した螺孔22aが形成され、第1のベ
ベルギヤ21に固定された操作ロッド21aの上端部はギヤ
ケース20外へ突出されている。
エイミング調整軸23はその大部分が螺軸状をしてい
て、その前端部に球部23aと該球部23aから前方へ突出し
た板状の突起23bが一体に形成されており、その中間部
が第2のベベルギヤ22の螺孔22aに螺合されると共に球
部23aが前記受体18の球状凹部18aに回動自在に内嵌され
(この点が前記B点である。)、かつ、突起23bが上記
受体18の孔18bに摺動自在に係合されている。従って、
エイミング調整軸23は受体18に対して回転不能なる状態
で連結されている。
しかして、操作ロッド21aによって第1のベベルギヤ2
1を回転すると、第2のベベルギヤ22が回転され、この
第2のベベルギヤ22に螺合されているエイミング調整軸
23が軸方向へ送られるため、受体18が略前後方向へ移動
され、これによって、前照灯ユニット2が前記A点とC
点とを結ぶ直線を回動中心軸として略左右方向へ傾動さ
れて照射方向が左右方向へ変更されることになる。即
ち、左右方向へのエイミング調整が為される。
(d.傾動装置)[第1図乃至第4図、第6図乃至第8
図] 24は前記支持点Cの調整部を構成している傾動装置で
あり、前端部が前照灯ユニット2と連結された調整ロッ
ドを有するレベリング駆動機構と該調整ロッドと連結さ
れたエイミング用操作部とから成り、前照灯ユニット2
の照射方向の上下方向での初期エイミング調整とレベリ
ング調整はこの傾動装置24により行なわれる。
(d−1.レベリング駆動機構)[第1図、第3図、第4
図、第6図乃至第8図] 25はレベリング駆動機構である。
(d−1−a.ケーシング)[第1図、第3図、第4図、
第6図、第7図] 26はレベリング駆動機構24のケーシングであり、略2
つ割可能にされた前ハーフ27と後ハーフ28とが一体的に
結合されて成る。
前ハーフ27と後ハーフ28はその大部分において前後に
対称な形状を有し、前後方向から見た外形がその上側略
3分の2の部分29、29′(以下、「上部」と言う。)が
縦長な矩形をし、その余の部分30、30′(以下、「下
部」と言う。)が略半円形をしており、下部30、30′の
内部は上部29、29′の内部の深さの3分の1乃至4分の
1位の深さになっている。そして、上部29、29′の右上
端部を除く3つの隅角部に孔31、31、31及び31′、3
1′、31′が形成され、上端面のうち上記3つの隅角部
以外の隅角部と略対応した位置に突部32、32′が形成さ
れ該突部32、32′に孔32a、32′aが形成されている。
また、前ハーフ27の前面壁33の下部の略中央部33aは
前後両側へ突出して厚肉に形成されると共にこの厚肉な
部分33aを前後方向へ貫通した円形の支持孔34が形成さ
れ、該支持孔34の内周面にこの支持孔34の軸方向に沿っ
て延びる係合溝34a、34aが形成されている。
更に、後ハーフ28の背面壁35の下部の内面の略中央部
にはこの部分を後方へ稍突出させることによって円形の
凹部36が形成されており、該凹部36の奥壁の中央部に円
形のロッド挿通孔37が形成されている。
そして、このような2つのハーフ27と28はそれぞれの
開口面が互いに突き合わせられた状態で、前記3つの孔
31、31、31及び31′、31′、31′のうち左下のものを除
く2つに挿通されたねじ38、38の先端部にナット39、39
が螺合されることにより一体的に結合され、それによっ
て、内部に比較的薄い空間を有するケーシング26が形成
される。尚、これら2つのハーフ27と28とが結合される
と、前ハーフ27の支持孔34と後ハーフ28のロッド挿通孔
37とが同軸上に位置される。
(d−1−b.駆動軸、駆動ギヤ)[第1図、第7図、第
8図] 40は駆動軸である。該駆動軸40は前後方向に長い略円
筒状をしており、その略中間部41がその余の部分より稍
大径で、この中間部41に軸心を挟んで互いに反対側の位
置する部分から係合突部41a、41aが突設されており、ま
た、中間部41から後方の部分42が螺軸部とされている。
43は後述するウォームホィールにより回転される駆動
ギヤであり、略円筒状をしたボス部44と該ボス44の前端
部を中心としたギヤ部45とが一体に形成されており、ボ
ス部44の中心には螺孔44aが形成され、また、ギヤ部45
の前面に該ギヤ部45の外径より稍小さい直径を有しかつ
このギヤ部45の厚みの略半分の深さを有する凹部45aが
形成されている。
そして、このような駆動ギヤ43は、そのボス部44が後
ハーフ28の背面壁35に形成された前記凹部36に回転自在
に内嵌され、かつ、そのギヤ部45に形成された凹部45a
が前ハーフ27の下部30に形成された前記厚肉部33aの後
端部に回転自在に外嵌されており、これによって、ケー
シング26内部の下端部の後側に回転自在に配置されてい
る。
また、駆動軸40はその中間部41が前ハーフ27の厚肉部
33aに形成された支持孔34に摺動自在に挿通されると共
にその螺軸部42が駆動ギヤ43のボス部44の螺孔44aに螺
合され、かつ、その係合突部41a、41aが上記支持孔34の
係合溝34a、34aに摺動自在に係合されており、これによ
って、ケーシング26内部の下端部に回転不能な状態で配
置されている。
(d−1−c.調整ロッド)[第1図、第3図、第4図、
第7図、第8図] 46は略円柱状をした調整ロッドであり、前端側略3分
の1が螺軸部47に形成され、後端側略4分の1の部分48
(以下、「連結部」と言う。)が横断面で小判形を為す
ように形成されると共に、中間部49と上記連結部48との
境にストッパフランジ50が形成され、かつ、中間部49と
螺軸部47との境に環状の溝51が形成されている。
そして、このような調整ロッド46はその中間部49が駆
動軸40の中心部を貫通して形成された支持孔52に回転自
在に挿通され、そのストッパフランジ50が駆動軸40の後
端に当接したところで、上記孔52の直前に位置した溝51
に止めリング53を係着し、これによって駆動軸40に回転
自在に、かつ、軸方向へ移動不能に支持される。
(d−1−d.モータ、ウォームギヤ、ウォームホィー
ル)[第1図、第7図、第8図] 54はモータであり、軸方向から見て略小判形をしたケ
ース55を有し、該ケース55の軸方向が左右方向に延びる
向きでケーシング26内部の上端部に配置され、ケース55
の両端面に設けられた突部55a、55aが後ハーフ28から突
設されたモータ支持片56、56と前ハーフ27の前面壁等に
よりケーシング26に対する位置が固定されており、その
回転軸57にピニオンギヤ58が固定されている。尚、回転
軸57の先端部はハーフ27、28の突合端面に形成された半
円状の切欠59、59(第6図に後ハーフ24のもののみ示し
てある。)により支持されている。
60はウォーム体であり、ウォームギヤ61と該ウォーム
ギヤ61の一端寄りの位置を中心部とした平ギヤ状の減速
ギヤ62とが合成樹脂により一体に形成され、前記モータ
54と平行な向きで該モータ54の直ぐ下方に配置され、ウ
ォームギヤ61の両端部に突設された円筒状のボス63、63
が後ハーフ28から突設されたウォーム支持片64とハーフ
27、28の突合面に形成された半円状の切欠65、65に各別
に回転自在に支持され、変速ギヤ62がモータ54のピニオ
ンギヤ58と噛合されている。
66は後述するウォームホィールやセンサー等を支持す
るための支持軸であり、ケーシング26の前面壁33と背面
壁35との間の間隔と略同じ長さを有し、その中央から稍
後寄りの部分66aが円柱状をし、その余の部分が軸方向
から見て略小判形を為すように形成されており、その前
後両端部が前記前面壁33及び背面壁35の内面の略中央部
に形成された軸受凹部67、67′に回転自在に支持されて
いる。従って、この支持軸66は駆動軸40及び調整ロッド
46と平行に配置されている。
68は回転体であり、ウォームホィール69と該ウォーム
ホィール69と同軸でかつそれより小径な伝達ギヤ70とが
合成樹脂により一体に形成され、ウォームホィール69の
前面にウォームホィール69の外径より稍小径な円形の凹
部71が形成され、中心部に支持孔72が形成されている。
そして、このような回転体68は、支持孔72に前記支持軸
68の円柱部66aが回転自在に挿通され、ウォームホィー
ル69がウォーム体60のウォームギヤ61に噛合され、伝達
ギヤ70が駆動ギヤ43のギヤ部45と噛合されている。従っ
て、ウォームホィール69は駆動軸40、調整ロッド46及び
駆動ギヤ43と並列に配置されている。
しかして、モータ54が回転すると、その回転がピニオ
ンギヤ58−ウォーム体60−ウォームホィール69という経
路を経て駆動ギヤ43に伝達されて該駆動ギヤ43が回転さ
れ、駆動軸40が調整ロッド46と一体的に軸方向へ移動さ
れることになる。
(d−1−e.センサー[構造])[第1図、第8図] 73は上記したように移動される調整ロッド46の位置を
検出するためのセンサーであり、回路基板と接点保持板
とセンサーギヤ等から成る。
74は回路基板であり、その略中央部に円形の係着孔75
が形成され、また、2つの位置決め孔76、76が形成さ
れ、かつ、後面に上記係着孔75を中心として略環状に配
列された多数のターミナル77、77、・・・が印刷形成さ
れている。
78は略厚手の円板状をした接点保持板であり、中心部
に円形の支持孔79が形成され、該支持孔79を囲んだ環状
の位置に配列された多数の接点保持孔80、80、・・・が
形成され、また前面に位置決め突起81、81が形成されて
いる。
82は回転子であり、中央部が厚肉に形成された円板部
83と該円板部83の中央部84から突出し、かつ円柱状をし
たボス部85とが一体に形成され、中心部を貫通した孔86
が形成され、該中心孔86は円板部83と対応する部分86a
が横断面形状で略小判形を為しその余の部分が円形をし
ている。また、ボス部85の先端側略3分の1は軸方向に
沿って延びる切溝が設けられることによって軸回り方向
へ略4等分されて軸方向と直交する方向への撓み弾性を
有する弾性片87、87、・・・に形成され、これら弾性片
87、87、・・・の外周面の後側略半分の部分に軸回り方
向へ環状に延びる係合溝88、88、・・・が形成されてい
る。
89は略リング状をした導体支持板であり、その前面に
略半円弧状をした2つの導体90、90′が形成され、後面
が上記回転子82の円板部83の前面に接着等の固着手段に
より固定されている。
そして、前記接点保持板78は回路基板74の後面、即
ち、ターミナル77、77、・・・が設けられた側の面と対
向した状態でその位置決め突起81、81が回路基板74の位
置決め孔76、76に嵌合されることによってその位置が規
定され、また、回転子82はそのボス部85の弾性片87、8
7、・・・から円板部83側の部分が接点保持板78の支持
孔79に回転自在に挿通されると共に該ボス部85の係合溝
88、88、・・・に回路基板74の係着孔75の開口縁部が回
転自在に係合され、接点保持板78は回路基板74と円板部
83の中央部84との間に挾着状に保持されている。更に、
前記支持軸66はその円柱部66aと前端部との間の部分が
回転子82の中心孔86に挿通され、そして、該中心孔の一
部86aは前記したように小判形に形成されているので、
回転子82と支持軸66は一体的に回転するように結合され
る。
また、接点保持板78の接点保持孔80、80、・・・には
球状をした接点91、91、・・・と導電性を有するコイル
バネ92、92、・・・が後側からこの順序で収納されてお
り、上記接点91、91、・・・はコイルバネ92、92、・・
・によって導体支持板89の導体90、90′が設けられた面
に常時弾接せしめられると共に、コイルバネ92、92、・
・・の前端は回路基板74に形成されたターミナル77、7
7、・・・と接触されている。
尚、前記回転体68はその凹部71が回転子83の円板部83
及び導体支持板89に稍余裕を有して外嵌するようにして
支持軸66に支持されている。
そして、支持軸66は、センサー73がこのように組み付
けられ、かつその反回路基板74側の端部に後述する被駆
動ギヤが支持された状態で、前記したようにケーシング
26内に設けられる。
しかして、センサー73はウォームホィール69と同軸に
位置した状態で前記駆動軸40と並列に配置される。
尚、回路基板74は前ハーフ27に形成された突起93、93
(第1図参照)に支持されることによってケーシング26
内における位置が固定される。
(d−1−f.センサー駆動手段)[第1図、第7図、第
8図] 94は薄い平ギヤ状をした被駆動ギヤであり、その中心
部に形成された小判形をした孔94aに支持軸66のウォー
ムホィール69から後方へ突出した部分が挿通されてお
り、従って、支持軸66にこれと一体的に回転するように
支持されている。
95は中間ギヤであり、それぞれ平ギヤ状をしかつ互い
に同軸に位置した大ギヤ95aと小ギヤ95bとが一体に形成
され、後ハーフ28に支持された支持軸96に回転自在に支
持されており、その大ギヤ95aが回転体68の伝達ギヤ70
と噛合され、小ギヤ95bが前記被駆動ギヤ94と噛合され
ている。
従って、ウォームホィール69が回転すると、その回転
が伝達ギヤ70、中間ギヤ95及び被駆動ギヤ94を介して減
速されて支持軸66に伝わり、それにより、該支持軸66が
回転子82と一体的に回転されることになる。尚、支持軸
66と回転体68は異なる速度で回転される。
(d−1−g.センサー[機能]) 前記接点91、91、・・・は第1極性側の群及び第2極
性側の群の2つの群に分けられ、また、これら接点91、
91、・・・のうちの2つの電極接点91、91が接触してい
るターミナル77、77は前記モータ54の極性が異なる2つ
の入力端子に各別に接続され他の接点は遠隔操作部に設
けられた互いに連動する2つのロータリスイッチの被切
換接点と各別に接続され、該ロータリスイッチは電源バ
ッテリーと接続されており、このロータリスイッチにお
いて任意の1組の被切換接点が選択されることによっ
て、上記選択された1組の被切換接点とこれに接続され
ている2つの接点91、91と導体90、90′とモータ54と電
源から成る回路が閉成されてモータ54が正転又は逆転さ
れるようになっている。
そして、モータ54が回転すると、回転体68及び駆動ギ
ヤ43が回転されるので、該駆動ギヤ43が駆動軸40及び調
整ロッド46を一体的に前方へ又は後方へ移動せしめ、こ
れと同時にセンサー73の回転子82及び導体支持板89が回
転され、これらが所定量回転すると、導体90、90′が前
記選択された当該接点91と91から離れて上記した回路が
開放されてモータ54の回転が停止する。従って、モータ
54の回転量及び回転方向は前記ロータリスイッチで選択
された被切換接点により規定され、また、このセンサー
73によって調整ロッド46の位置が検出される。
尚、このようなセンサー73を備えた制御機構の制御シ
ステムは特開昭59−209932号公報に示された制御機構の
制御システムと略同様である。
(d−1−h.ランプハウジングへの取付、調整ロッドと
前照灯ユニットとの連結)[第1図、第3図、第4図] 以上のようなレベリング駆動機構25は、そのケーシン
グ26がランプハウジング7の背面壁10に前側から近接し
かつ調整ロッド46の連結部48がランプハウジング7に設
けられた前記操作軸配置部9内に位置するように配置さ
れ、ランプハウジング7の背面壁10から前方へ向って突
設された取付ボス97、97の図示しない孔とケーシング26
に設けられている前記突部32、32′の孔32a、32′aと
ハーフ27、28の3つの孔31、31、31及び31′、31′、3
1′の中の1つ31、31′とに長いねじ98、98が後方から
挿通され、かつ、該ねじ98、98の先端部にナット99、99
が螺合されることによって、ランプハウジング7に固定
される。
また、100は前照灯ユニット2のランプボディ3の背
面の下端部に取着されたブラケットであり、該ブラケッ
ト100に合成樹脂製のナット101がその軸が前後方向に沿
う向きで支持されている。
そして、調整ロッド46の螺軸部47が上記ナット101に
螺合され、これによって、調整ロッド46と前照灯ユニッ
ト2とが連結される。
(d−2.エイミング用操作部)[第1図、第3図、第4
図、第8図] 102はエイミング用操作部である。
(d−2−a.エイミング操作軸) 103はエイミング操作軸であり、円柱状をした中間部1
04と、該中間部104の後端に形成された頭部105と、中間
部104前側に位置した連結部106と、該連結部106と中間
部104との間に位置した円錐台状を為す部分107とが互い
に同軸にかつ一体に形成され、中間部104と頭部105との
間に頭部105より大径なフランジ108が形成されており、
連結部106は横断面形状で略小判形を為すように形成さ
れ、また、中間部104の連結部106側へ寄った位置に係合
溝109が形成されている。
そして、このようなエイミング操作軸103は、後側か
らその中間部104のフランジ108と係合溝109との間の部
分がランプハウジング7の背面壁10に形成された操作軸
配置部9の後端壁11に形成された支持孔11aに回転自在
に挿通され、係合溝109に抜止リング110が係着され、こ
れによって、操作軸配置部9に対する軸方向、即ち、前
後方向における位置が固定されかつ連結部106が操作軸
配置部9内に位置した状態でランプハウジング7に回転
自在に支持されている。
しかして、エイミング操作軸103は調整ロッド46に後
方から同軸に近接している。
尚、調整ロッド46の移動範囲は第1図に実線で示すよ
うにこれを支持している駆動軸40の中間部41後面が駆動
ギヤ43の前面に当接したときの位置(以下、「後退位
置」と言う。)と同図に2点鎖線で示すように駆動軸40
の中間部41前面がケーシング26の前面壁33内面に当接し
たときの位置(以下、「最大前進位置」と言う。)との
間であり、ランプハウジング7の操作軸配置部9の各部
の寸法や調整ロッド46及びエイミング操作軸103の長さ
等の相対的な関係は、調整ロッド46が上記後退位置に来
た状態でその後端とエイミング操作軸103の前端との間
に所定の間隔l(第1図参照)を有するようにされてい
る。
111は操作軸配置部9の前記環状突条11bに内嵌された
防水用のOリングである。
(d−2−b.連結体) 112は上記エイミング操作軸103と調整ロッド46との間
を連結するための連結体であり、略円筒状をし、その孔
113は軸方向から見て略小判形を為すと共にその略中間
部に抜止壁114が形成されている。
そして、このような連結体112はその孔113に両端から
エイミング操作軸103の連結部106と調整ロッド46の連結
部48が各別に摺動自在に挿入されており、これにより、
上記エイミング操作軸103と調整ロッド46とが一体的に
回転するように連結される。
尚、調整ロッド46が後退位置に来ているときの該調整
ロッド46とエイミング操作軸103との間の間隔lは連結
体112の抜止壁114の厚みより大きい大きさ、例えば、該
厚みの略2倍位になっており、また、連結体112の長さ
は調整ロッド46が最大前進位置へと移動されかつ連結体
112がその抜止壁114が調整ロッド46の後端に当接した位
置に来たときでも、エイミング操作軸103から前方へ抜
けることのない長さになっている。
従って、調整ロッド46とエイミング操作軸103とは、
常時、軸方向へ互いに離間したままで、調整ロッド46が
その移動範囲におけるいずれの位置に来ているときでも
連結体112を介して一体的に回転するように連結された
状態になっている。
(d−3.動作) (d−3−a.上下方向でのエイミング調整) そこで、上下方向での初期エイミング調整を行なうと
きはエイミング操作軸103を回転操作する。すると、該
エイミング操作軸103と一体的に連結体112及び調整ロッ
ド46が回転され、調整ロッド46は軸方向における位置を
変えないで前照灯ユニット2に支持されたナット101に
対してねじ込まれあるいはねじ戻されるため、該ナット
101が相対的に調整ロッド46に沿って前後方向へ移動さ
れることになり、それにより、この傾動装置24における
前照灯ユニット2とランプハウジング7との間の間隔が
変化されて前照灯ユニット2が前記回動支点Aと調整点
Bとを結ぶ直線を回動中心軸として略上下方向へ傾動さ
れることになる。これにより、照射方向が上下方向で調
整される。
(d−3−b.レベリング) また、レベリング調整を行なうときはモータ54を遠隔
操作により回転させる。すると、前記したように駆動軸
40が調整ロッド46と一体的に前後方向へ移動されるの
で、前照灯ユニット2に支持されたナット101が前後方
向へ移動され、それにより、前照灯ユニット2とランプ
ハウジング7との間の間隔が変更されて前照灯ユニット
2が略上下方向へ傾動されるので、照射方向が上下方向
で調整されることになる。
尚、この場合は、連結体112が調整ロッド46の連結部4
8及び/又はエイミング操作軸103の連結部106に対して
摺動されることになる。また、調整ロッド46の移動方向
及び移動量、換言すれば、モータ54の回転方向及び回転
量はセンサー73によって前記したように制御される。
(F−2.第2の実施例)[第9図] 第9図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の第2の実施
例を示すものである。
尚、この第2の実施例に示した前照灯装置115が前記
第1の実施例に示した前照灯装置1と相違するところは
調整ロッドと前照灯ユニットとの連結構造及びそれに関
連した部分のみである。従って、前記前照灯装置1と相
違しない部分については図示した各部に第1の実施例に
おける前照灯装置1の同様の部分に付した符号と同じ符
号を付することによって説明を省略する。このような符
号の使い方は後述する応用例においても同様である。
116はランプボディ3に一体に形成されたブラケット1
17に支持された合成樹脂製の受体であり、後方を向いて
開口した球状の凹部116aが形成されている。
また、駆動軸40の中心部を貫通して螺孔118が形成さ
れている。
119は調整ロッドであり、前端部に球体120が形成さ
れ、後端部121が横断面形状が小判形をした非円柱状の
連結部に形成されかつその余の大部分122が螺軸部に形
成されており、該螺軸部122が駆動軸40の螺孔118に螺合
され、連結部121が連結体112を介してエイミング操作軸
103の連結部106と摺動自在に連結され、かつ、球体120
が上記受体116の球状凹部116aに回動自在に嵌合されて
いる。
しかして、エイミング操作軸103を回転すると、調整
ロッド119が駆動軸40に対してねじ込まれあるいはねじ
戻されて軸方向へ移動するので、受体116が略前後方向
へ移動され、それによって、前照灯ユニット2が略上下
方向へ傾動されて照射方向が変更されることになる。
尚、レベリングについては前記第1の実施例における
と同様に行なわれる。
(F−3.応用例)[第10図、第11図] 第10図及び第11図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の
応用例を示すものである。尚、この応用例に示す前照灯
装置123はいわゆる反射鏡可動タイプの前照灯装置、即
ち、ランプボディに回動自在に支持された反射鏡を傾動
部材とし、この反射鏡をランプボディに対して傾動する
ことにより照射方向を変更するタイプの前照灯装置であ
り、この点及びそれに関連した点においてのみ前記第1
の実施例に示した前照灯装置1と相違する。
124は前照灯ユニットであり、合成樹脂から成りかつ
前面が開口したランプボディ125と該ランプボディ125に
その前面開口を覆うように取着されたレンズ126とこれ
らランプボディ125及びレンズ126により画成された灯具
空間127内に配置された反射鏡128と該反射鏡128の後頂
部に支持された電球129等から成り、ランプボディ125が
ランプハウジング7に固定されている。
130はランプボディ125の背面壁131の下端部から後方
へ向って突出するように形成された操作軸配置部であ
り、前記第1の実施例に示したランプハウジングの操作
軸配置部9と同じ構造を有している。
そして、反射鏡128は第10図に示すA、B及びCの3
つの点においてランプボディ125に支持され、これら3
つの点A、B及びCの1つA点が回動支点部であり、こ
の回動支点部は、前述した回動支点機構12により構成さ
れている。また、他の2つの支持点B及びCは反射鏡12
8とランプボディ125との間の間隔が調整される調整部で
あり、これらのうち回動支点部A点から左側へ離間した
B点の調整部は、例えば、第1の実施例に示したエイミ
ング調整機構16と同様な調整機構により構成されてい
る。
更に、C点における調整部は前記した傾動装置24によ
り構成されており、この応用例において、レベリング駆
動機構25はランプボディ125の背面壁131の内側に取り付
けられており、その調整ロッド46の前端部が反射鏡128
から突設されたブラケット132に固定されたナット133に
螺合されている。
また、ランプボディ125の操作軸配置部130にエイミン
グ操作軸103が支持され、このエイミング操作軸103と調
整ロッド46とが連結体112を介して連結されている。
しかして、反射鏡128は、B点におけるエイミング調
整部の操作部材が操作されたときはA点とC点とを結ぶ
直線を回動中心軸として略左右方向へ傾動され、また、
傾動装置24における操作軸103が回転されあるいはモー
タ54が回転されたときはA点とB点とを結ぶ直線を回動
中心軸として略上下方向へ傾動されることになる。この
ようにして照射方向の変更が為される。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明車
輌用前照灯のレベリング装置は、照射方向を変更する際
に傾動される傾動部材を支持部材に傾動自在に支持する
車輌用前照灯の傾動装置であって、持部材に固定された
ケースと、該ケースに前後方向へ移動可能に支持された
駆動軸と、該駆動軸に支持され前端部が傾動部材と連結
された調整ロッドを有し、前記ケース内にモータにより
回転されるウォームギヤと該ウォームギヤと噛合されか
つ回転することにより上記駆動軸を移動せしめるウォー
ムホィールと調整ロッドの位置を検出するための検出手
段とが収納され、ウォームホィールは駆動軸と並列であ
ると共に、駆動軸の移動方向と平行、かつ駆動軸とは異
なる軸に配置され、前記ウォームギヤと前記モータが前
記調整ロッドと直交する方向に並設され、検出手段は前
記ウォームホィールと同軸、かつウォームホィールの近
傍に配置されたことを特徴とする。
従って、本発明車輌用前照灯の傾動装置によれば、ウ
ォームホィールの検出手段は互いに同軸で近接した状態
で駆動軸と並んで、つまり駆動軸とは異なる軸に配置さ
れるため、ケースの駆動軸の軸に沿う方向における寸法
をウォームホィールと検出手段の軸方向における長さの
総和と略同じ長さまで縮めることができ、これによっ
て、この種の傾動装置をかなり薄形に構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明車輌用前照灯の傾動装置の第
1の実施例を示すものであり、第1図は前照灯ユニット
の下端部と傾動装置を拡大して示す縦断面図、第2図は
正面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第
4図は第2図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は第2図
のV−V線に沿う断面図、第6図はケースを前ハーフと
後ハーフに分離して示す拡大斜視図、第7図は傾動装置
の第1図のVII−VII線に沿う断面図、第8図は傾動装置
の要部を分解して示す拡大斜視図、第9図は本発明車輌
用前照灯の傾動装置の第2の実施例を示す要部の断面
図、第10図及び第11図は本発明車輌用前照灯の傾動装置
の応用例を示すもので、第10図は正面図、第11図は第10
図のXI−XI線に沿う断面図、第12図は従来の車輌用前照
灯の傾動装置の一例を示す要部の断面図である。 符号の説明 1……車輌用前照灯、2……傾動部材、 7……支持部材、24……傾動装置、 26……ケース、40……駆動軸、 46……調整ロッド、 47……(調整ロッドの)前端部、 54……モータ、 61……ウォームギヤ、 69……ウォームホィール、 73……検出手段、101……ナット、 49……(調整ロッドの)中間部、 115……車輌用前照灯、 119……調整ロッド、 120……(調整ロッドの)前端部、 122……(調整ロッドの)中間部、 123……車輌用前照灯、 128……傾動部材、133……ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照射方向を変更する際に傾動される傾動部
    材を支持部材に傾動自在に支持する車輌用前照灯の傾動
    装置であって、 支持部材に固定されたケースと、 該ケースに前後方向へ移動可能に支持された駆動軸と、 該駆動軸に支持され前端部が傾動部材と連結された調整
    ロッドを有し、 前記ケース内にモータにより回転されるウォームギヤと
    該ウォームギヤと噛合されかつ回転することにより上記
    駆動軸を移動せしめるウォームホィールと調整ロッドの
    位置を検出するための検出手段とが収納され、 ウォームホィールは駆動軸と並列であると共に、駆動軸
    の移動方向と平行、かつ駆動軸とは異なる軸に配置さ
    れ、 前記ウォームギヤと前記モータが前記調整ロッドと直交
    する方向に並設され、 検出手段は前記ウォームホィールと同軸、かつウォーム
    ホィールの近傍に配置された ことを特徴とする車輌用前照灯の傾動装置
  2. 【請求項2】調整ロッドはその中間部が駆動軸に回転自
    在にかつ軸方向へ移動不能に支持され、前端部が傾動部
    材に支持されたナットに螺合された ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用前
    照灯の傾動装置
  3. 【請求項3】調整ロッドはその中間部が駆動軸に螺合さ
    れ、前端部が傾動部材と球継手状に連結された ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用前
    照灯の傾動装置
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