JPH0834145B2 - 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法 - Google Patents

磁気記録用金属磁性粉末の製造方法

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JPH0834145B2
JPH0834145B2 JP63190338A JP19033888A JPH0834145B2 JP H0834145 B2 JPH0834145 B2 JP H0834145B2 JP 63190338 A JP63190338 A JP 63190338A JP 19033888 A JP19033888 A JP 19033888A JP H0834145 B2 JPH0834145 B2 JP H0834145B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、磁気記録用に好適な金属磁性粉末、特に酸
化安定性の改善された磁気記録用金属磁性粉末の製造方
法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
磁気記録媒体は、近年記録容量の高密度化によって小
型化、高性能化の指向が一段と強まってきている。これ
とあいまって磁気記録用磁性粉末として、従来の酸化鉄
系磁性粉末に比し、飽和磁化が大きく、かつ高保磁力の
鉄または鉄系合金類の鉄系金属磁性粉末(以下、金属磁
性粉末という)が注目されており、オーディオテープや
8m/mビデオテープなどへの適用が試みられているほか、
近時された高画質ビデオテープ、デジタルオーディオテ
ープ、高記録密度ディスクなど高性能記録媒体への適用
が一層期待されつつある。
ところで、このような金属磁性粉末は、通常約0.5μ
以下さらには0.3μ以下の微粒子のものが望まれてお
り、このような微粒子は表面活性が強く、このために経
時的に酸化が進むとともにこれにともなって飽和磁化な
どの磁気特性が低下しいわゆる酸化安定性の悪化が避け
られなかったり、また甚しい場合には前記酸化反応が急
激に進むと自然発火、燃焼に至るなど取扱操作、工程管
理上、種々のトラブルが避けられなかったりする。
これらの問題点を改善するために種々の提案が既にな
されている。たとえば、(1)金属磁性粉末の製造時
に、鉄塩水溶液や水和酸化鉄に鉄以外の金属成分を添加
処理して合金化する方法、(2)金属磁性粉末粒子表面
を種々の無機系あるいは有機系の処理剤で被覆する方法
などが試みられたりしている。しかしながら(1)の方
法は鉄を置換して合金化できる金属が限られるととも
に、酸化安定性を向上させるには置換金属量を多くする
必要があり、保磁力や飽和磁化などの磁気特性が大幅に
低下し易く、また(2)の方法は、十分な酸化安定性を
付与しようとすると被覆量をかなり増大せねばならずそ
の結果、飽和磁化の低下が避けられず、かつ磁性塗料化
時の分散性が損なわれたり、磁気記録媒体の強度が低下
し易いなど問題点が少なくない。
さらに前記耐酸化性を付与する方法として金属磁性粉
末粒子の表面に酸化被膜を形成させる方法も種々提案さ
れている。たとえば、(1)、微量の酸素含有ガスを導
入して粒子表面をゆっくり酸化する方法(たとえば特公
昭51−5608,特開昭48−25662,特公昭52−19541)、
(2)、水蒸気を含む窒素ガスの雰囲気中で粒子表面を
酸化する方法(たとえば特公昭35−3862,特公昭45−986
9,特公昭61−36044)、(3)水蒸気を含む酸素含有ガ
ス雰囲気中で粒子表面を酸化する方法(たとえば特開昭
56−55503,特開昭56−69301)、(4)水蒸気を含む水
素ガス雰囲気中で粒子表面を酸化する方法(たとえば特
公昭58−5241,特公昭58−52522,特開昭60−26602)など
が知られている。しかしながら、前記(1)の方法は、
酸化反応時の発熱量が大きく、反応器内の温度分布の均
一制御が容易でなく、このためガス流量のきめ細かいコ
ントロールを行いながらきわめて長時間にわたって処理
しなければならなかったり、また前記(2)の方法は、
粒子表面に形成される酸化鉄がヘマタイトとなり易くか
つ均質な安定被膜を得ようとすると膜厚を大きくせねば
ならず飽和磁化の低下がさけられなかったりする。さら
に前記(3)の方法は、比較的低い温度でも酸化反応が
行ない得るものの、水和酸化物が形成され易く耐酸化性
の付与効果が実質的にもたらされなかったりする。また
前記(4)の方法は、粒子表面に飽和磁化の低下の比較
的少ないマグネタイト被膜が形成され易いものの、十分
なマグネタイト被膜厚を得ようとすると水蒸気濃度を高
くする必要がありその結果酸化反応が過度に進みヘマタ
イトやウスタイトが混入され易かったり、かつマグネタ
イトの均一被膜の形成が損なわれ易かったりする。
前記のように、従来方法による安定化処理の場合は、
耐酸化性を十分満足に付与し得るものでなかったり、十
分な耐酸化性を付与しようとすると金属磁性粉末の高飽
和磁化、高保磁力などの優れた磁気特性や塗料化時の分
散性などが損なわれ易かったり、さらには前記酸化反応
処理における工程操作のコントロールが容易でなく、こ
のために安定化処理による品質性能のバラツキが大きい
など、未だ改善を要する問題点が多くその解決が望まれ
ている。ことに、さらに高S/N比化、高出力化が一段と
要請されていることとあいまって、金属磁性粉末のより
微粒子化が指向されており、前記問題点の解決が強く希
求されている。
〔発明の目的〕
本発明は、前記問題点を解決し、高密度磁気記録用媒
体に好適な耐酸化性の改善された磁気記録用金属磁性粉
末を工業的に製造する上で、きわめて効率的に安定性よ
くなし得る方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明者等は、かねてより、金属磁性粉末の優れた磁
気特性を損なうことなく、耐酸化性を効率的に付与し得
る方法を確立すべく種々検討を重ねてきている。しかし
て優れた耐酸化性と金属磁性粉末の磁気特性を実用的に
維持せしめる上で、前記のいわゆる気相法による酸化処
理によって、金属磁性粉末の粒子表面に高飽和磁化のマ
グネタイトのような組成を有しかつ緻密な均一被膜の酸
化鉄層を、工業的に操作容易にして、安定性よく効率的
に形成させることがきわめて重要であることに着目し、
前記気相法酸化処理における問題点を解決すべく、さら
に検討を進めた。その結果、金属磁性粉末を、特定の低
水蒸気分圧でかつ特定の水蒸気分圧/水素分圧になるよ
うに不活性ガスで希釈、調製した混合ガスで加熱処理を
行なうことにより、反応系内の温度分布の均一化や反応
熱の除熱等を効果的にはかりつつ該金属磁性粉末の表面
に選択的に緻密なマグネタイト層をきわめて操作容易に
して安定性よく形成し得、金属磁性粉末の優れた磁気特
性を実質的に損なうことなく、所望の耐酸化性を付与し
得ること、さらに前記混合ガス系での加熱処理後、ひき
つづいて酸素含有ガスで酸化処理する場合には、前記マ
グネタイトの表面部分のみを効果的にさらに酸化するこ
とができ耐酸化性を一層好ましいものとすることの知見
を得、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明の第1は、鉄を主体とする金属磁性
粉末を、不活性ガスに水蒸気及び水素ガスを水蒸気分圧
0.1〜30mmHgであってかつ水蒸気分圧/水素分圧=0.6〜
15になるように混合してなるガス雰囲気中で、100〜500
℃の温度で加熱処理することを特徴とする磁気記録用金
属磁性粉末の製造方法であり、また本発明の第2は、鉄
を主体とする金属磁性粉末を、不活性ガスに水蒸気及び
水素ガスを水蒸気分圧0.1〜30mmHgであってかつ水蒸気
分圧/水素分圧=0.6〜15になるように混合してなるガ
ス雰囲気中で、100〜500℃の温度で加熱処理し、しかる
後酸素含有ガスで酸化処理することを特徴とする磁気記
録用金属磁性粉末の製造方法である。
本発明において、被処理物として使用する金属磁性粉
末(以下基体粒子という)は、種々の方法によって製造
される鉄または鉄を主体とする鉄系合金類の金属磁性粉
末であって、通常、たとえばα−FeOOHなどの針状水和
酸化鉄を、加熱・脱水後もしくは加熱脱水することな
く、水素等の還元性ガスで加熱還元することによって得
られるものである。前記加熱処理においては、被加熱粒
子の焼結や形状の崩れなどを防ぐために、必要に応じ該
粒子にたとえばケイ素化合物、アルミニウム化合物、リ
ン化合物、ホウ素化合物、ニッケル化合物、コバルト化
合物、銅化合物、錫化合物、ジルコニウム化合物などの
種々の処理剤を1種または2種以上添加してもよい。前
記のようにして得られる基体粒子は、もっとも一般的に
は針状晶のものであるが、このほかたとえば紡錘状、米
粒状、球状、棒状、平板状、サイコロ状など種々の形状
のものを使用することができる。また粒子の大きさは、
種々の範囲のものを使用し得るが、高密度記録用磁性材
料への適用をはるかには、微細な粒子径のもの、ことに
0.3μm以下のものが好適であり、このものはとりわけ
表面活性が大きく本発明の耐酸化性処理の適用をはかる
上でより好ましいものである。
本発明において、前記耐酸化性処理を行なうには、ま
ずたとえば窒素、ヘリウム、アルゴンなどのほか、当該
処理において金属磁性粉末に不活性な種々の気体の1種
または2種以上に、水素ガスと水蒸気とを所定量混合し
て所望の組成の混合ガスを調製する。たとえば不活性ガ
スと水素ガスの所定量とを常法により加湿器に導入して
加湿し、水蒸気分圧/水素分圧の比率が、通常0.6〜1
5、望ましくは0.6〜12、かつ水蒸気分圧が通常0.1〜30m
mHg、望ましくは1〜20mmHgであるような組成な混合ガ
スを調製する。混合ガス系の水蒸気分圧/水素分圧の比
率が前記範囲より低きにすぎると所望のマグネタイト被
膜の形成が進みにくく、またその際処理温度を高めよう
とするとウスタイトなどのような副生相の混入がさけら
れなかったりする。また前記範囲より高きにすぎると酸
化反応が過度に進み非磁性のヘマタイト相の不均質な被
膜が形成され易くなり好ましくない。さらに水蒸気分圧
が前記範囲より低きにすぎると、不活性ガス量が増大し
マグネタイト被膜の形成にきわめて長時間を要し、また
前記範囲より高きにすぎると反応器内の温度分布の均一
化、反応熱の除熱化が損なわれ易くなり緻密なマグネタ
イト層の形成がいちじるしく困難となる。当該加熱処理
における前記混合ガス中の不活性ガス分圧は、通常600m
mHg以上、望ましくは700mmHg以上であり、前記分圧より
低きにすぎると、反応コントロールが困難となって反応
が急激に進み易く、緻密なマグネタイト層の形成が損な
われる。
前記のように調製された混合ガスによる金属磁性粉末
との加熱接触処理を行なうには、通常の固−気接触反応
処理に用いられる流動床、固定床、移動床などの種々の
形式の反応器に、還元性ガス中で加熱還元して得られた
金属磁性粉末、そのほか種々の方法によって製造された
金属磁性粉末を充填し、これに前記混合ガスを大気圧下
で所定の供給速度で通気しながら、通常100〜500℃、望
ましくは150〜450℃の温度範囲を維持して加熱処理する
ことによって行なうことができる。処理温度が前記範囲
より低きにすぎると、金属磁性粉末粒子表面での所定量
のマグネタイト層の形成にきわめて長時間を要し、また
前記範囲より高きにすぎると粒子形状の崩れや粒子間焼
結を惹起し、保磁力、角形比などの磁気特性や分散性な
どを損なうため好ましくない。前記の加熱処理時間は、
反応器の大きさ、被処理金属磁性粉末の量や種類、通気
混合ガス組成、処理温度によって、一概に言えないが通
常0.5〜10時間程度である。
前記のようにして加熱処理を所定時間行なって粒子表
面に所望のマグネタイト被膜を形成させた金属磁性粉末
は、たとえば当該処理系に不活性ガスを通気して冷却
し、あるいはこのものをさらに必要に応じ有機溶剤中で
浸漬処理し風乾後、処理工程より容易に取り出すことが
できる。
本発明において、前記のようにして粒子表面にマグネ
タイト被膜を形成させて所望の耐酸化性を付与した金属
磁性粉末は、さらに酸素含有ガスを通気し、通常室温〜
200℃で作用させて、前記金属磁性粉末粒子表面に形成
されたマグネタイト層の表面部分のみを、選択的にさら
に酸化してFe2O3とすることができる。前記の第二段目
の安定処理を行なう場合は、前記第一段目の加熱処理に
よって得られた金属磁性粉末の飽和磁化、保磁力などの
磁気特性や分散性などを実質的に損なうことなく、耐酸
化性を一層高め、きわめて安定性に優れた高密度記録用
磁気記録材料としてより望ましいものとすることができ
る。なお、前記第一段目処理品、および第二段目処理品
は、さらに必要に応じ、たとえば、リン酸塩、ケイ酸塩
などの無機化合物、あるいは高級脂肪酸、アミンやアミ
ド類、アントラニル酸、アセチルアセトンなどのキレー
ト化剤等の有機化合物を被着処理したり、さらにはCo,N
i,ZnまたはMn等の含有化合物で処理して粒子表面をフェ
ライト化したりすることによって、耐酸化性や分散性を
一層好ましいものとすることもできる。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに説
明する。
〔本発明の実施例〕
実施例1 針状の鉄を主体とする金属磁性粉末〔平均長軸径0.2
μm、平均軸比8及び比表面積85m2/gであって、シリカ
(Si/Fe:5.9原子重量%)及びニッケル(Ni/Fe:0.9原子
重量%)を被着したα−FeOOHを750℃で加熱脱水したα
−Fe2O3を、水素ガス雰囲気中で425℃で加熱還元して得
られた平均長軸径0.145μm、平均軸比8及び比表面積6
5m2/g、保磁力(Hc)1468Oe、飽和磁化(σs)169emu/
g:基体粒子A〕35gを、堅形固定床反応器(内径4.3cm
φ、高さ50cm)に装入し、ここへ表1に示す組成の混合
ガス(窒素ガス分圧は、748mmHg)を線速度10cm/secで
通気し、425℃で180分間保持して加熱徐酸化処理した。
しかる後窒素ガスに切り替えて室温まで冷却した。
比較例1 実施例1において、混合ガス中に不活性ガスを含まな
いことのほかは、同例の場合と同様に処理した。
比較例2 実施例1において、混合ガス中(窒素ガス分圧は、75
5.5mmHg)に水素ガスを含まないことと処理時間を80分
としたことのほかは、同例の場合と同様に処理した。
実施例2〜5 針状の鉄を主体とする金属磁性粉末〔平均長軸径0.25
μm、平均軸比10及び比表面積70m2/gであって、シリカ
(Si/Fe:4.3原子重量%)及びニッケル(Ni/Fe:0.4原子
重量%)を被着したα−FeOOHを825℃で加熱脱水したα
−Fe2O3を、水素ガス雰囲気中で425℃で加熱還元して得
られた平均長軸径0.17μm、軸比10及び比表面積53m2/
g、保磁力(Hc)1320Oe、飽和磁化(σs)183.5emu/g:
基体粒子B〕35gを、堅形固定床反応器(内径4.3cmφ、
高さ50cm)に装入し、ここへ表2に示す混合ガス(窒素
ガス分圧は、実施例2及び3:754.75mmHg、実施例4:752.
25mmHg、実施例5:754.75mmHg)を線速度10cm/secで通気
するとともに表−2に示す温度、時間を保持して混合系
での加熱徐酸化処理した。しかる後室温まで冷却し、次
いでトルエン中に浸漬した後、トルエンを揮散させた。
(処理I) 次いで前記の混合ガス系での加熱徐酸化処理した金属
磁性粉末は、流動床反応器(内径5cmφ、高さ30cm)に
装入し、酸素含有ガス(酸素−窒素混合ガス、酸素濃
度:1容積%)を線速度10cm/secで導入し、30℃で5時間
保持して安定化処理した。(処理II) 比較例3 実施例2において、窒素ガス−水蒸気ガス−水素ガス
系混合ガスでの加熱徐酸化処理を行なわないこと及び処
理IIの時間を10時間としたことのほかは、同例の場合と
同様に処理した。
比較例4 実施例1において、水素ガス分圧410mmHg、水蒸気分
圧350mmHgの組成を有する混合ガスを用いることのほか
は、同例の場合と同様に処理した。
比較例5 実施例1において、水素ガス分圧97mmHg、水蒸気分圧
83mmHg、窒素ガス分圧580mmHgの組成を有する混合ガス
を用いることのほかは、同例の場合と同様に処理した。
前記の実施例及び比較例の金属磁性粉末を用い下記の
混合組成物を混合分散させて磁性塗料を調製した。
磁性粉末 5 重量部 ポリウレタン樹脂(30%溶液) 2.96重量部 分散剤 0.25重量部 混合溶媒 13.4 重量部 (トルエン/MEK/シクロヘキサン:4.5/4.5/1) 次いで、前記磁性塗料をポリエステルフィルム上に、
乾燥膜厚10μmとなるように塗布し、配向処理後乾燥し
て磁気テープを作成した。
前記の実施例及び比較例の金属磁性粉末と、それらを
用いて作成した磁気テープについて、常法により飽和磁
化(σs:emu/g)、保磁力(Hc:Oe)、飽和磁束密度(B
m:Gauss)、角形比(Rs)、配向比(OR)、反応磁界分
布(SFD)、光沢(60゜−60゜)を測定した。また酸化
安定性を評価するために、温度60℃、相対湿度80℃の環
境下で1週間放置して、σs、Bm、Rs、Hcについて促進
経時変化を測定し、飽和磁化の劣化率Δσs(%)及び
ΔBm(%)を次式によって求めた。これらの結果を表1
及び表2に示す。
(式中、σsは経時前のσsであり、σs′は経時後の
σsである) (式中、Bmは経時前のBmであり、Bm′は経時後のBmであ
る) 〔発明の効果〕 本発明方法に係わる金属磁性粉末は、酸化安定性がい
ちじるしく改善されたものであって、優れた磁気特性を
長時間保持し得るとともに、それ自体貯蔵安定性に優れ
取扱操作上、工程管理上甚だ好ましいものであること、
さらに媒体への分散性も良好なものであって高出力の高
密度磁気記録媒体を製造する上できわめて好適なもので
ある。
また本発明方法は、金属磁性粉末に対する水蒸気によ
るいわゆる徐酸化処理を、低水蒸気濃度下で操作容易に
してきわめて効率よく、品質の安定した高耐酸化性能を
付与し得るものであり、工業的に甚だ有用なものであ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−55503(JP,A) 特開 昭56−203(JP,A) 特開 昭63−239802(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄を主体とする金属磁性粉末を、不活性ガ
    スに水蒸気及び水素ガスを水蒸気分圧0.1〜30mmHgであ
    ってかつ水蒸気分圧/水素分圧=0.6〜15になるように
    混合してなるガス雰囲気中で、100〜500℃の温度で加熱
    処理することを特徴とする磁気記録用金属磁性粉末の製
    造方法。
  2. 【請求項2】鉄を主体とする金属磁性粉末を、不活性ガ
    スに水蒸気及び水素ガスを水蒸気分圧0.1〜30mmHgであ
    ってかつ水蒸気分圧/水素分圧=0.6〜15になるように
    混合してなるガス雰囲気中で、100〜500℃の温度で加熱
    処理し、しかる後酸素含有ガスで酸化処理することを特
    徴とする磁気記録用金属磁性粉末の製造方法。
JP63190338A 1988-07-29 1988-07-29 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法 Expired - Lifetime JPH0834145B2 (ja)

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