JPH0836857A - 磁気ディスクジャケット - Google Patents
磁気ディスクジャケットInfo
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- JPH0836857A JPH0836857A JP19842594A JP19842594A JPH0836857A JP H0836857 A JPH0836857 A JP H0836857A JP 19842594 A JP19842594 A JP 19842594A JP 19842594 A JP19842594 A JP 19842594A JP H0836857 A JPH0836857 A JP H0836857A
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- Japan
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- magnetic disk
- liner
- jacket
- acid
- disk jacket
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ライナー材に含まれる処理剤等の移行を防止
して磁気ディスク面への動摩擦係数を安定なものとする
と共に、ライナーの塵埃の捕集性を高め、そのクリーニ
ング性能を向上させることができる磁気ディスクジャケ
ットを提供すること。 【構成】 磁気ディスクをクリーニングするライナーを
ジャケット本体の内面に有する磁気ディスクジャケット
において、上記ライナーは、そのライナー材1kg当た
り、融点が35℃以下の脂肪酸類を80mg〜5g含有
していることを特徴とする磁気ディスクジャケット。
して磁気ディスク面への動摩擦係数を安定なものとする
と共に、ライナーの塵埃の捕集性を高め、そのクリーニ
ング性能を向上させることができる磁気ディスクジャケ
ットを提供すること。 【構成】 磁気ディスクをクリーニングするライナーを
ジャケット本体の内面に有する磁気ディスクジャケット
において、上記ライナーは、そのライナー材1kg当た
り、融点が35℃以下の脂肪酸類を80mg〜5g含有
していることを特徴とする磁気ディスクジャケット。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクジャケット
に関するものであり、より詳しくは、ライナーの塵埃の
捕集性を高めて、磁気ディスクのクリーニング性の向上
を図った磁気ディスクジャケットに関する。
に関するものであり、より詳しくは、ライナーの塵埃の
捕集性を高めて、磁気ディスクのクリーニング性の向上
を図った磁気ディスクジャケットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、磁気ディスクジャケットは、磁気ディスクをクリー
ニングするライナーをジャケット本体の内面に有した構
成になっている。上記ライナーには、ジャケット本体の
内面への溶着態様によってその膨み具合を適宜調整する
ことにより、クリーニング性能の改善や、ライナーから
捕集した塵埃等の再発生の防止が図られている。また、
3.5インチの磁気ディスク用の磁気ディスクジャケッ
トの場合には、ライナーとジャケット本体の内面との間
にリフターが取り付けられており、該リフターによって
ライナーを磁気ディスクの表面へ部分的に膨出させて、
この膨出部によって磁気ディスクの表面をクリーニング
するようにしている。
り、磁気ディスクジャケットは、磁気ディスクをクリー
ニングするライナーをジャケット本体の内面に有した構
成になっている。上記ライナーには、ジャケット本体の
内面への溶着態様によってその膨み具合を適宜調整する
ことにより、クリーニング性能の改善や、ライナーから
捕集した塵埃等の再発生の防止が図られている。また、
3.5インチの磁気ディスク用の磁気ディスクジャケッ
トの場合には、ライナーとジャケット本体の内面との間
にリフターが取り付けられており、該リフターによって
ライナーを磁気ディスクの表面へ部分的に膨出させて、
この膨出部によって磁気ディスクの表面をクリーニング
するようにしている。
【0003】しかしながら、従来の磁気ディスクジャケ
ットは、単に、ライナーの膨み具合を調整してクリーニ
ング性能を改善し、ライナーのジャケット本体内面への
溶着態様によってライナーに内包される塵埃等の発生を
防止したものであるに過ぎず、このような手段でクリー
ニング機能を向上させるには限界があった。また、ライ
ナー材には種々の処理剤が添加されるが、これらの処理
剤を使用した場合、回転する磁気ディスク面に処理剤が
移行し、ライナーと磁気ディスクとの動摩擦係数が初期
の状態より上昇するという問題もあった。
ットは、単に、ライナーの膨み具合を調整してクリーニ
ング性能を改善し、ライナーのジャケット本体内面への
溶着態様によってライナーに内包される塵埃等の発生を
防止したものであるに過ぎず、このような手段でクリー
ニング機能を向上させるには限界があった。また、ライ
ナー材には種々の処理剤が添加されるが、これらの処理
剤を使用した場合、回転する磁気ディスク面に処理剤が
移行し、ライナーと磁気ディスクとの動摩擦係数が初期
の状態より上昇するという問題もあった。
【0004】また、上記処理剤としては、cis−9−
オクタデセン酸等の脂肪酸を用いることが行われていた
が、この場合の使用量は通常ライナー材1kg当たり8
0mg未満であった。
オクタデセン酸等の脂肪酸を用いることが行われていた
が、この場合の使用量は通常ライナー材1kg当たり8
0mg未満であった。
【0005】従って、本発明の目的は、ライナー材に含
まれる処理剤等の移行を防止して磁気ディスク面への動
摩擦係数を安定なものとすると共に、ライナーの塵埃の
補集性を高め、そのクリーニング性能を向上させること
ができる磁気ディスクジャケットを提供することにあ
る。
まれる処理剤等の移行を防止して磁気ディスク面への動
摩擦係数を安定なものとすると共に、ライナーの塵埃の
補集性を高め、そのクリーニング性能を向上させること
ができる磁気ディスクジャケットを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
をクリーニングするライナーをジャケット本体の内面に
有する磁気ディスクジャケットにおいて、上記ライナー
は、そのライナー材1kg当たり、融点が35℃以下の
脂肪酸類を80mg〜5g含有していることを特徴とす
る磁気ディスクジャケットを提供することにより上記目
的を達成したものである。
をクリーニングするライナーをジャケット本体の内面に
有する磁気ディスクジャケットにおいて、上記ライナー
は、そのライナー材1kg当たり、融点が35℃以下の
脂肪酸類を80mg〜5g含有していることを特徴とす
る磁気ディスクジャケットを提供することにより上記目
的を達成したものである。
【0007】以下、本発明の磁気ディスクジャケットに
ついて、図1及び図2を参照して説明する。尚、ここで
は、3.5インチの磁気ディスクジャケットに適用した
場合について説明するが、本発明の磁気ディスクジャケ
ットは、種々のサイズの磁気ディスクジャケットに適用
することができ、本発明が適用される各サイズの磁気デ
ィスクジャケットは、基本的には従来の各サイズの磁気
ディスクジャケットと同様に構成されるものである。
ついて、図1及び図2を参照して説明する。尚、ここで
は、3.5インチの磁気ディスクジャケットに適用した
場合について説明するが、本発明の磁気ディスクジャケ
ットは、種々のサイズの磁気ディスクジャケットに適用
することができ、本発明が適用される各サイズの磁気デ
ィスクジャケットは、基本的には従来の各サイズの磁気
ディスクジャケットと同様に構成されるものである。
【0008】図1は、本発明の磁気ディスクジャケット
の平面図、図2は、図1のジャケット本体の内面図であ
る。本発明の磁気ディスクジャケット1は、図1及び図
2に示す如く、磁気ディスク2をクリーニングするライ
ナー3をジャケット本体4の内面に有するものであり、
この点においては公知の磁気ディスクジャケットと同様
である。
の平面図、図2は、図1のジャケット本体の内面図であ
る。本発明の磁気ディスクジャケット1は、図1及び図
2に示す如く、磁気ディスク2をクリーニングするライ
ナー3をジャケット本体4の内面に有するものであり、
この点においては公知の磁気ディスクジャケットと同様
である。
【0009】本発明の磁気ディスクジャケット1を更に
説明すると、図2に示す如く、ライナー3は略C字形状
に形成されており、ヘッドウインド5を除く、ジャケッ
ト本体4の内面に貼り付けられている。
説明すると、図2に示す如く、ライナー3は略C字形状
に形成されており、ヘッドウインド5を除く、ジャケッ
ト本体4の内面に貼り付けられている。
【0010】而して、本発明の磁気ディスクジャケット
1のライナー3は、そのライナー材1kg当たり、融点
が35℃以下の脂肪酸類を80mg〜5g含有してい
る。
1のライナー3は、そのライナー材1kg当たり、融点
が35℃以下の脂肪酸類を80mg〜5g含有してい
る。
【0011】本発明において用いられる上記脂肪酸類
は、融点が、35℃以下、好ましくは5〜25℃、特に
好ましくは10〜20℃の脂肪酸類である。上記脂肪酸
類の融点が35℃を超えると、磁気ディスクへ移行した
場合、動摩擦係数の上昇が著しく、磁気ディスクの回転
安定性が低下する。上記脂肪酸類としては、特に不飽和
脂肪酸が好ましく、具体的には、3−ドデセン酸、ci
s−9−トリデセン酸、4−テトラデセン酸、6−ペン
タデセン酸、cis−7−ヘキサデセン酸、cis−9
−ヘキサデセン酸、trans−9−ヘキサデセン酸、
cis−7−ヘプタデセン酸、cis−8−ヘプタデセ
ン酸、cis−9−ヘプタデセン酸、cis−6−オク
タデセン酸、cis−7−オクタデセン酸、cis−8
−オクタデセン酸、cis−9−オクタデセン酸、ci
s−11−オクタデセン酸、cis−9−ノナデセン
酸、cis−11−エイコセン酸等の直鎖モノエン酸;
2−メチル−2−ドデセン酸、L(+)−2,4−ジメ
チル−2−ドデセン酸、2,5−ジメチル−2−ヘプタ
デセン酸等の分岐モノエン酸等が挙げられる。また、こ
れらの中でも、cis−7−ヘキサデセン酸、cis−
9−オクタデセン酸、cis−11−エイコセン酸、
2,5−ジメチル−2−ヘプタデセン酸等の炭素数12
〜20の脂肪酸が好ましく用いられ、更にこれらの中で
も、cis−9−オクタデセン酸が最も好ましい。
は、融点が、35℃以下、好ましくは5〜25℃、特に
好ましくは10〜20℃の脂肪酸類である。上記脂肪酸
類の融点が35℃を超えると、磁気ディスクへ移行した
場合、動摩擦係数の上昇が著しく、磁気ディスクの回転
安定性が低下する。上記脂肪酸類としては、特に不飽和
脂肪酸が好ましく、具体的には、3−ドデセン酸、ci
s−9−トリデセン酸、4−テトラデセン酸、6−ペン
タデセン酸、cis−7−ヘキサデセン酸、cis−9
−ヘキサデセン酸、trans−9−ヘキサデセン酸、
cis−7−ヘプタデセン酸、cis−8−ヘプタデセ
ン酸、cis−9−ヘプタデセン酸、cis−6−オク
タデセン酸、cis−7−オクタデセン酸、cis−8
−オクタデセン酸、cis−9−オクタデセン酸、ci
s−11−オクタデセン酸、cis−9−ノナデセン
酸、cis−11−エイコセン酸等の直鎖モノエン酸;
2−メチル−2−ドデセン酸、L(+)−2,4−ジメ
チル−2−ドデセン酸、2,5−ジメチル−2−ヘプタ
デセン酸等の分岐モノエン酸等が挙げられる。また、こ
れらの中でも、cis−7−ヘキサデセン酸、cis−
9−オクタデセン酸、cis−11−エイコセン酸、
2,5−ジメチル−2−ヘプタデセン酸等の炭素数12
〜20の脂肪酸が好ましく用いられ、更にこれらの中で
も、cis−9−オクタデセン酸が最も好ましい。
【0012】上記脂肪酸類の含有量は、ライナー材1k
g当り80mg〜5g、好ましくは1〜3g、特に好ま
しくは1.5〜3gである。上記含有量が80mg未満
では上記処理剤による効果が低下し捕集性が悪くなり、
また、含有量が5gを超えると含有量が多すぎて上記処
理剤が磁気ディスク2へ移行し、ライナー3のクリーニ
ング性能を阻害する虞れがある。
g当り80mg〜5g、好ましくは1〜3g、特に好ま
しくは1.5〜3gである。上記含有量が80mg未満
では上記処理剤による効果が低下し捕集性が悪くなり、
また、含有量が5gを超えると含有量が多すぎて上記処
理剤が磁気ディスク2へ移行し、ライナー3のクリーニ
ング性能を阻害する虞れがある。
【0013】ライナー3を構成する上記ライナー材とし
ては、従来から用いられるライナー材であれば特に制限
されないが、既に公知の不織布、織布、シート状物等を
用いることができ、その素材には天然繊維、熱可塑性樹
脂繊維等を用いることができる。また、上記不織布は、
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等のポリエステル、ナイロン、若しくはレーヨン、
若しくはそれらの組み合わせ、若しくは他の合成繊維又
は天然繊維から作ることができる。
ては、従来から用いられるライナー材であれば特に制限
されないが、既に公知の不織布、織布、シート状物等を
用いることができ、その素材には天然繊維、熱可塑性樹
脂繊維等を用いることができる。また、上記不織布は、
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等のポリエステル、ナイロン、若しくはレーヨン、
若しくはそれらの組み合わせ、若しくは他の合成繊維又
は天然繊維から作ることができる。
【0014】また、上記ライナー材として不織布を用い
る場合には、本発明の効果を損わない範囲で少量のバイ
ンダを均一に不織布全体に分散させることができる。上
記バインダの使用量は、重量%で、不織布全体の5%以
下、好ましくは1.5〜3.0%とするのが望ましい。
また、上記バインダの具体例としては、スチレンブタジ
テンゴム(SBR)、ニトリルブタジエンゴム(NB
R)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、エチレン塩化ビ
ニル(EVCL)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリ
ル/アクリルコポリマー、ポリ酢酸ビニル(PVA)ポ
リビニールアルコール、ポリエステル(PET)/コポ
リマー、エラストマーの粘着物、及びこれらに類似する
材料が挙げられる。
る場合には、本発明の効果を損わない範囲で少量のバイ
ンダを均一に不織布全体に分散させることができる。上
記バインダの使用量は、重量%で、不織布全体の5%以
下、好ましくは1.5〜3.0%とするのが望ましい。
また、上記バインダの具体例としては、スチレンブタジ
テンゴム(SBR)、ニトリルブタジエンゴム(NB
R)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、エチレン塩化ビ
ニル(EVCL)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリ
ル/アクリルコポリマー、ポリ酢酸ビニル(PVA)ポ
リビニールアルコール、ポリエステル(PET)/コポ
リマー、エラストマーの粘着物、及びこれらに類似する
材料が挙げられる。
【0015】また、ライナー3には、その製造過程等に
おいて、上記材料にポリジメチルシロキサン系の処理剤
等を添加することができ、該処理剤の添加量は、上記材
料1kg当り好ましくは0.01〜1g、更に好ましく
は0.03〜0.5gである。上記のポリジメチルシロ
キサン系の処理剤としては、粘度が50〜3000cS
t(温度25℃)の変性鎖状ポリジメチルシロキサン
(但し、分子中にヒドロキシル基、アミノ基、メルカプ
ト基、カルボキシル基、α−メチルスチレン基、α−オ
レフィン基、フッ素、アルキル基及び高級脂肪酸基、メ
タアクリル基、アクリル基、ポリエーテル基、及びエポ
キシ基の少なくとも1つ以上の基を有する)が好ましく
挙げられる。上記ライナー3を製造するには、上記ライ
ナー材に上記脂肪酸類を通常公知の方法により分散させ
ることにより、容易に得ることができる。
おいて、上記材料にポリジメチルシロキサン系の処理剤
等を添加することができ、該処理剤の添加量は、上記材
料1kg当り好ましくは0.01〜1g、更に好ましく
は0.03〜0.5gである。上記のポリジメチルシロ
キサン系の処理剤としては、粘度が50〜3000cS
t(温度25℃)の変性鎖状ポリジメチルシロキサン
(但し、分子中にヒドロキシル基、アミノ基、メルカプ
ト基、カルボキシル基、α−メチルスチレン基、α−オ
レフィン基、フッ素、アルキル基及び高級脂肪酸基、メ
タアクリル基、アクリル基、ポリエーテル基、及びエポ
キシ基の少なくとも1つ以上の基を有する)が好ましく
挙げられる。上記ライナー3を製造するには、上記ライ
ナー材に上記脂肪酸類を通常公知の方法により分散させ
ることにより、容易に得ることができる。
【0016】このように構成された磁気ディスクジャケ
ット1では、上記脂肪酸によりライナー3自体のクリー
ニング性能を高め、磁気ディスク2の表面に付着する塵
埃等を一層効果的に除去する。また、上記脂肪酸はライ
ナー3に過剰に含まれず、しかも、上記脂肪酸によって
ライナー3内に内包された塵埃等をライナー3から遊離
しないようにライナー3に固定することができる。この
ため、ライナー3が安定したクリーニング性能を維持す
ることができる。
ット1では、上記脂肪酸によりライナー3自体のクリー
ニング性能を高め、磁気ディスク2の表面に付着する塵
埃等を一層効果的に除去する。また、上記脂肪酸はライ
ナー3に過剰に含まれず、しかも、上記脂肪酸によって
ライナー3内に内包された塵埃等をライナー3から遊離
しないようにライナー3に固定することができる。この
ため、ライナー3が安定したクリーニング性能を維持す
ることができる。
【0017】
【作用】本発明の磁気ディスクジャケットは、ライナー
が特定の融点を有する脂肪酸類を特定量含有しているの
で、該脂肪酸類自身の磁気ディスクへの移行を防止する
とともに、該磁気ディスクからの塵埃の補集性が良くな
る。
が特定の融点を有する脂肪酸類を特定量含有しているの
で、該脂肪酸類自身の磁気ディスクへの移行を防止する
とともに、該磁気ディスクからの塵埃の補集性が良くな
る。
【0018】
【実施例】次に、本発明を下記実施例に基づいて具体的
に説明するが、本発明はこれらに何等制限されるもので
はない。
に説明するが、本発明はこれらに何等制限されるもので
はない。
【0019】実施例1 ライナー材として、ヴェラテック社製,商品名「♯92
46」を用い、また、cis−9−オクタデセン酸を上
記ライナー材1kgに対して〔表1〕に示す含有量で含
有せしめて、図1及び2に示す磁気ディスクジャケット
を作成し、実施サンプル1〜4及び比較サンプル1〜3
の磁気ディスクジャケットをそれぞれ得た。得られたサ
ンプルについて以下の方法で捕集性を評価した。その結
果を〔表1〕に示す。
46」を用い、また、cis−9−オクタデセン酸を上
記ライナー材1kgに対して〔表1〕に示す含有量で含
有せしめて、図1及び2に示す磁気ディスクジャケット
を作成し、実施サンプル1〜4及び比較サンプル1〜3
の磁気ディスクジャケットをそれぞれ得た。得られたサ
ンプルについて以下の方法で捕集性を評価した。その結
果を〔表1〕に示す。
【0020】〔捕集性の評価方法〕 30〜70μmのケイ砂をヘッドウインド部より磁気
ディスク上に投入し、投入したケイ砂の個数をカウント
(N0 )する。 磁気ディスクを1回転させる(ケイ砂をライナーに捕
捉)。 磁気ディスクジャケットに20Gの衝撃を与える。 磁気ディスク上に放出されたケイ砂の個数をカウント
(N)する。 〜を20枚のサンプルについて繰り返し行い、そ
の平均値を下記〔数1〕に示す式に代入して、捕集率を
求める。
ディスク上に投入し、投入したケイ砂の個数をカウント
(N0 )する。 磁気ディスクを1回転させる(ケイ砂をライナーに捕
捉)。 磁気ディスクジャケットに20Gの衝撃を与える。 磁気ディスク上に放出されたケイ砂の個数をカウント
(N)する。 〜を20枚のサンプルについて繰り返し行い、そ
の平均値を下記〔数1〕に示す式に代入して、捕集率を
求める。
【0021】
【数1】
【0022】
【表1】
【0023】また、上記実施サンプル1〜4及び比較サ
ンプル1〜3について、以下の方法で処理剤(脂肪酸)
の移行性を評価した。その結果を〔表2〕に示す。尚、
図3は、磁気ディスクメデアの動摩擦係数を測定する装
置の要部斜視図、図4(a) 及び(b) は、ライナー材から
の処理剤の移行性評価するためのセットの平面図及び断
面図である。
ンプル1〜3について、以下の方法で処理剤(脂肪酸)
の移行性を評価した。その結果を〔表2〕に示す。尚、
図3は、磁気ディスクメデアの動摩擦係数を測定する装
置の要部斜視図、図4(a) 及び(b) は、ライナー材から
の処理剤の移行性評価するためのセットの平面図及び断
面図である。
【0024】〔処理剤移行性の評価方法〕 図3に示す動摩擦係数測定装置で、磁気ディスク2と
FD用磁気ヘッドとの動摩擦係数を測定する。 図4に示す如く、磁気ディスク2と得られたサンプル
3’とを重ね、従来の処理剤を添加していないライナー
6、6を介して、荷重10g/cm2 で挟圧し、温度4
0℃で湿度80%の条件下に1か月間保存する。 保存した磁気ディスク2点の動摩擦係数を上記と同
様にして測定する。 保存前の磁気ディスクの摩擦係数値に対する保存後の
メデアの摩擦係数値の上昇率をライナー処理剤の移行性
の評価とした。
FD用磁気ヘッドとの動摩擦係数を測定する。 図4に示す如く、磁気ディスク2と得られたサンプル
3’とを重ね、従来の処理剤を添加していないライナー
6、6を介して、荷重10g/cm2 で挟圧し、温度4
0℃で湿度80%の条件下に1か月間保存する。 保存した磁気ディスク2点の動摩擦係数を上記と同
様にして測定する。 保存前の磁気ディスクの摩擦係数値に対する保存後の
メデアの摩擦係数値の上昇率をライナー処理剤の移行性
の評価とした。
【0025】
【表2】
【0026】
【発明の効果】本発明の磁気ディスクジャケットは、ラ
イナー材に含まれる処理剤等の移行を防止すると共に、
ライナーの塵埃の補集性を高め、そのクリーニング性能
を向上させることができ、磁気ディスク面への動摩擦係
数が安定なものである。
イナー材に含まれる処理剤等の移行を防止すると共に、
ライナーの塵埃の補集性を高め、そのクリーニング性能
を向上させることができ、磁気ディスク面への動摩擦係
数が安定なものである。
【図1】図1は、本発明に係る磁気ディスクジャケット
の平面図である。
の平面図である。
【図2】図2は、図1のジャケット本体の内面図であ
る。
る。
【図3】図3は、磁気ディスクメデアの動摩擦係数を測
定する装置の要部斜視図である。
定する装置の要部斜視図である。
【図4】図4(a) 及び(b) は、ライナー材からの処理剤
の移行性を評価するためのセットの平面図及び断面図で
ある。
の移行性を評価するためのセットの平面図及び断面図で
ある。
1 磁気ディスクジャケット 2 磁気ディスク 3 ライナー 4 ジャケット本体 5 ヘッドウインド
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気ディスクをクリーニングするライナ
ーをジャケット本体の内面に有する磁気ディスクジャケ
ットにおいて、上記ライナーは、そのライナー材1kg
当たり、融点が35℃以下の脂肪酸類を80mg〜5g
含有していることを特徴とする磁気ディスクジャケッ
ト。 - 【請求項2】 上記脂肪酸類が、炭素数12〜20の脂
肪酸であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディス
クジャケット。 - 【請求項3】 上記脂肪酸類が、cis−9−オクタデ
セン酸であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディ
スクジャケット。 - 【請求項4】 上記脂肪酸の含有量が1〜3gであるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の磁気デ
ィスクジャケット。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の磁気デ
ィスクジャケットのライナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19842594A JPH0836857A (ja) | 1994-05-19 | 1994-08-23 | 磁気ディスクジャケット |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10559194 | 1994-05-19 | ||
| JP6-105591 | 1994-05-19 | ||
| JP19842594A JPH0836857A (ja) | 1994-05-19 | 1994-08-23 | 磁気ディスクジャケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0836857A true JPH0836857A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=26445847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19842594A Pending JPH0836857A (ja) | 1994-05-19 | 1994-08-23 | 磁気ディスクジャケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0836857A (ja) |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP19842594A patent/JPH0836857A/ja active Pending
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