JPH083903Y2 - 蓄冷式冷凍冷蔵庫 - Google Patents
蓄冷式冷凍冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH083903Y2 JPH083903Y2 JP1875692U JP1875692U JPH083903Y2 JP H083903 Y2 JPH083903 Y2 JP H083903Y2 JP 1875692 U JP1875692 U JP 1875692U JP 1875692 U JP1875692 U JP 1875692U JP H083903 Y2 JPH083903 Y2 JP H083903Y2
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- Japan
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- surface portion
- container
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば汎用又は商用冷
凍・冷蔵庫、低温物流用コンテナ、低温物流用ローリン
グボックス、血液,薬品輸送用コンテナ等として用い得
る蓄冷式冷凍冷蔵庫に関する。
凍・冷蔵庫、低温物流用コンテナ、低温物流用ローリン
グボックス、血液,薬品輸送用コンテナ等として用い得
る蓄冷式冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蓄冷式冷凍冷蔵庫は、少
なくとも一つの面に開閉可能な扉を有する箱状本体内
に、蓄冷剤を充填した蓄冷剤容器と、圧縮機,凝縮器,
減圧器,蒸発器等から成る冷凍システムとを備え、蒸発
器で蓄冷剤容器を冷却することにより、箱状本体内の空
間に収納された被冷却体に対する冷凍保持を可能にして
いる。このような蓄冷式冷凍冷蔵庫は、例えば特開昭6
2−84279号公報等に開示されている。
なくとも一つの面に開閉可能な扉を有する箱状本体内
に、蓄冷剤を充填した蓄冷剤容器と、圧縮機,凝縮器,
減圧器,蒸発器等から成る冷凍システムとを備え、蒸発
器で蓄冷剤容器を冷却することにより、箱状本体内の空
間に収納された被冷却体に対する冷凍保持を可能にして
いる。このような蓄冷式冷凍冷蔵庫は、例えば特開昭6
2−84279号公報等に開示されている。
【0003】図7(A)は、従来の蓄冷式冷凍冷蔵庫に
おける長方形状の蓄冷剤容器1の取り付け構造を側面図
により示したものであり、同図(B)は、蓄冷剤容器1
を破線領域部分Eの拡大図により示したものである。
おける長方形状の蓄冷剤容器1の取り付け構造を側面図
により示したものであり、同図(B)は、蓄冷剤容器1
を破線領域部分Eの拡大図により示したものである。
【0004】図示の如く、蓄冷剤容器1内には、蓄冷剤
2の凍結膨脹を考慮して上部に空気層Aが確保されるよ
うに蓄冷剤2が充填されている。蓄冷剤容器1はその一
つの平面状壁面部(第1の壁面部)1cが内箱8の内面
に接触した状態で蓄冷式冷凍冷蔵庫の箱状本体100に
取り付けられている。箱状本体100の内箱8と外箱5
との間には、冷凍システムの蒸発器となる複数の冷却パ
イプ3と断熱材4とが収納されている。又、蓄冷剤容器
1の第1の壁面部1cとこれに対向した壁面部(第2の
壁面部)1bとの間を結合する上下側壁部の中央部に
は、それぞれ図7(B)に示す如く、後述する接合箇所
として薄肉部1aが形成されている。
2の凍結膨脹を考慮して上部に空気層Aが確保されるよ
うに蓄冷剤2が充填されている。蓄冷剤容器1はその一
つの平面状壁面部(第1の壁面部)1cが内箱8の内面
に接触した状態で蓄冷式冷凍冷蔵庫の箱状本体100に
取り付けられている。箱状本体100の内箱8と外箱5
との間には、冷凍システムの蒸発器となる複数の冷却パ
イプ3と断熱材4とが収納されている。又、蓄冷剤容器
1の第1の壁面部1cとこれに対向した壁面部(第2の
壁面部)1bとの間を結合する上下側壁部の中央部に
は、それぞれ図7(B)に示す如く、後述する接合箇所
として薄肉部1aが形成されている。
【0005】このような構造の蓄冷剤容器1内におい
て、蓄冷剤2が蓄冷剤容器1内で冷却されると、図7
(A)に示す如く、蓄冷剤2の凍結が等温線Tに沿って
第1の壁面部1cから第2の壁面部1bへと向かって進
行する。最後には、図7(B)に示す蓄冷剤容器1内の
底部で蓄冷剤2が凍結膨脹する。この結果、蓄冷剤容器
1の内圧が特に底部で上昇し、蓄冷剤容器1は薄肉部1
aで割れを生じ易くなる。そこで、一般的な蓄冷式冷凍
冷蔵庫では、蓄冷剤容器1の壁厚を肉厚化し、最小薄厚
部(薄肉部1a)の厚さを増加させることにより、蓄冷
剤容器1の負荷強度を高めて破損防止を図っている。
て、蓄冷剤2が蓄冷剤容器1内で冷却されると、図7
(A)に示す如く、蓄冷剤2の凍結が等温線Tに沿って
第1の壁面部1cから第2の壁面部1bへと向かって進
行する。最後には、図7(B)に示す蓄冷剤容器1内の
底部で蓄冷剤2が凍結膨脹する。この結果、蓄冷剤容器
1の内圧が特に底部で上昇し、蓄冷剤容器1は薄肉部1
aで割れを生じ易くなる。そこで、一般的な蓄冷式冷凍
冷蔵庫では、蓄冷剤容器1の壁厚を肉厚化し、最小薄厚
部(薄肉部1a)の厚さを増加させることにより、蓄冷
剤容器1の負荷強度を高めて破損防止を図っている。
【0006】又、他の方法により蓄冷剤容器の破損防止
を対策した例としては、上述した特開昭62−8427
9号公報に開示された車両用蓄冷式冷蔵庫が挙げられ
る。この車両用蓄冷式冷蔵庫は、蓄冷剤容器内に蓄冷剤
の体積膨脹分を上回る体積の気体(不活性ガス)を封入
し、蓄冷剤のシール性を確保している。
を対策した例としては、上述した特開昭62−8427
9号公報に開示された車両用蓄冷式冷蔵庫が挙げられ
る。この車両用蓄冷式冷蔵庫は、蓄冷剤容器内に蓄冷剤
の体積膨脹分を上回る体積の気体(不活性ガス)を封入
し、蓄冷剤のシール性を確保している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】蓄冷剤容器1の破損防
止対策として壁厚を肉厚化すると、熱の伝導性が低下
し、冷却機能の低下があると共に、蓄冷式冷凍冷蔵庫全
体に軽量化が求められる現状に反して蓄冷剤容器1の重
量増大を避けられなくなるばかりでなく、コスト的にも
割高になってしまう。
止対策として壁厚を肉厚化すると、熱の伝導性が低下
し、冷却機能の低下があると共に、蓄冷式冷凍冷蔵庫全
体に軽量化が求められる現状に反して蓄冷剤容器1の重
量増大を避けられなくなるばかりでなく、コスト的にも
割高になってしまう。
【0008】又、蓄冷剤容器内に蓄冷剤の体積膨脹分を
上回る体積の不活性ガスを封入する場合も、蓄冷剤の体
積膨脹を正確に把握した上で適量の不活性ガスを封入し
なければならない。それ故、不活性ガスの封入による蓄
冷剤容器の破損防止対策も気体封入工程が煩雑である
為、生産性の不利を否めないのが現状である。
上回る体積の不活性ガスを封入する場合も、蓄冷剤の体
積膨脹を正確に把握した上で適量の不活性ガスを封入し
なければならない。それ故、不活性ガスの封入による蓄
冷剤容器の破損防止対策も気体封入工程が煩雑である
為、生産性の不利を否めないのが現状である。
【0009】本考案は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、耐久性に優れ、廉価に
製造し得る蓄冷剤容器を備えた蓄冷式冷凍冷蔵庫を提供
することにある。
れたもので、その技術的課題は、耐久性に優れ、廉価に
製造し得る蓄冷剤容器を備えた蓄冷式冷凍冷蔵庫を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、内部に
蓄冷剤を充填した蓄冷剤容器と、蓄冷剤容器を冷却する
ための蒸発器とを備えた蓄冷式冷凍冷蔵庫において、蓄
冷剤容器は、蒸発器により冷却される平面状の第1の内
壁面部と該第1の内壁面部に対向した第2の内壁面部と
を有し、且つ該第2の内壁面部の下部は、下端に向かっ
て該第1の内壁面部に近接したものである蓄冷式冷凍冷
蔵庫が得られる。
蓄冷剤を充填した蓄冷剤容器と、蓄冷剤容器を冷却する
ための蒸発器とを備えた蓄冷式冷凍冷蔵庫において、蓄
冷剤容器は、蒸発器により冷却される平面状の第1の内
壁面部と該第1の内壁面部に対向した第2の内壁面部と
を有し、且つ該第2の内壁面部の下部は、下端に向かっ
て該第1の内壁面部に近接したものである蓄冷式冷凍冷
蔵庫が得られる。
【0011】又、本考案によれば、上記蓄冷式冷凍冷蔵
庫おいて、第1及び第2の内壁面部の間は、下部以外で
は所定長であり、且つ下端では該所定長の2/3以下で
ある蓄冷式冷凍冷蔵庫が得られる。
庫おいて、第1及び第2の内壁面部の間は、下部以外で
は所定長であり、且つ下端では該所定長の2/3以下で
ある蓄冷式冷凍冷蔵庫が得られる。
【0012】
【作用】本考案の蓄冷式冷凍冷蔵庫は、蓄冷剤容器内の
下部形状を改良し、蓄冷剤の凍結膨脹時に蓄冷剤容器に
加わる内圧を分散させている。この結果、蓄冷剤が凍結
膨脹する際に容器壁の中央部が最後に凍結して最大に膨
らむことになるので、蓄冷剤容器に割れを起こし難くな
る。
下部形状を改良し、蓄冷剤の凍結膨脹時に蓄冷剤容器に
加わる内圧を分散させている。この結果、蓄冷剤が凍結
膨脹する際に容器壁の中央部が最後に凍結して最大に膨
らむことになるので、蓄冷剤容器に割れを起こし難くな
る。
【0013】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本考案の蓄冷式冷凍冷
蔵庫について、図面を参照して詳細に説明する。図1に
示す蓄冷式冷凍冷蔵庫は、箱状本体100を基体とする
もので、この箱状本体100の一つの面には開閉可能な
扉(図示せず)が備えられている。箱状本体100は外
箱5と内箱8と、これらの間に配した断熱材4とを有し
ている。箱状本体100内には、蓄冷剤2を充填した蓄
冷剤容器1が配されている。又、箱状本体100に圧縮
機,凝縮器,減圧器,及び蒸発器等から成る冷凍システ
ムが設けられる点は、従来と同様である。
蔵庫について、図面を参照して詳細に説明する。図1に
示す蓄冷式冷凍冷蔵庫は、箱状本体100を基体とする
もので、この箱状本体100の一つの面には開閉可能な
扉(図示せず)が備えられている。箱状本体100は外
箱5と内箱8と、これらの間に配した断熱材4とを有し
ている。箱状本体100内には、蓄冷剤2を充填した蓄
冷剤容器1が配されている。又、箱状本体100に圧縮
機,凝縮器,減圧器,及び蒸発器等から成る冷凍システ
ムが設けられる点は、従来と同様である。
【0014】図2は、本考案の一実施例による蓄冷式冷
凍冷蔵庫の要部を側面図により示したものである。ここ
では蓄冷剤容器1を含み、蒸発器についてのみ冷却パイ
プ3として示している。蓄冷剤容器1の一つの壁面部
(第1の壁面部)1cは、平面状であり、且つ箱状本体
100の内箱8の垂直な内面に接触されている。又、第
1の壁面部1cに対向した第2の壁面部1bの下部1d
は、下端に向かって第1の壁面部1bに近接した平板状
に形成されている。ここで、第1の壁面部1cと第2の
壁面部1bとの壁間隔,即ち、第1及び第2の壁面部の
相互間隔は、図2に示す如く、下部1d以外では所定長
tであり、且つ下端では所定長tの2/3以下(即ち、
2/3t以下)になっている。尚、この蓄冷剤容器1も
肉薄部1a有するが、容器1自体の厚さは比較的薄く形
成されている。
凍冷蔵庫の要部を側面図により示したものである。ここ
では蓄冷剤容器1を含み、蒸発器についてのみ冷却パイ
プ3として示している。蓄冷剤容器1の一つの壁面部
(第1の壁面部)1cは、平面状であり、且つ箱状本体
100の内箱8の垂直な内面に接触されている。又、第
1の壁面部1cに対向した第2の壁面部1bの下部1d
は、下端に向かって第1の壁面部1bに近接した平板状
に形成されている。ここで、第1の壁面部1cと第2の
壁面部1bとの壁間隔,即ち、第1及び第2の壁面部の
相互間隔は、図2に示す如く、下部1d以外では所定長
tであり、且つ下端では所定長tの2/3以下(即ち、
2/3t以下)になっている。尚、この蓄冷剤容器1も
肉薄部1a有するが、容器1自体の厚さは比較的薄く形
成されている。
【0015】このように、蓄冷剤容器1の第2の壁面部
1bの下部1dを下端に向かって第1の壁面部1bに近
接した形状としたのは、図2に示す如く、蓄冷剤2の凍
結が等温線Tに沿って第1の壁面部1cから第2の壁面
部1bへと向かって進行し、蓄冷剤2が凍結膨脹して蓄
冷剤容器1に負荷圧力が加えられたときに、この負荷圧
力を分散させるためである。即ち、薄肉部1aに大きな
負荷圧力を加えないようにすることで、薄肉部1aの割
れを回避できるからである。又、このような蓄冷剤容器
1は、図3に示す如く、蓄冷剤2の凍結進行が最後に第
2の壁面部1bの中央部1eで得られ、中央部1eが最
大に膨らむので、蓄冷剤容器1は破損され難くなる。
1bの下部1dを下端に向かって第1の壁面部1bに近
接した形状としたのは、図2に示す如く、蓄冷剤2の凍
結が等温線Tに沿って第1の壁面部1cから第2の壁面
部1bへと向かって進行し、蓄冷剤2が凍結膨脹して蓄
冷剤容器1に負荷圧力が加えられたときに、この負荷圧
力を分散させるためである。即ち、薄肉部1aに大きな
負荷圧力を加えないようにすることで、薄肉部1aの割
れを回避できるからである。又、このような蓄冷剤容器
1は、図3に示す如く、蓄冷剤2の凍結進行が最後に第
2の壁面部1bの中央部1eで得られ、中央部1eが最
大に膨らむので、蓄冷剤容器1は破損され難くなる。
【0016】ところで、蓄冷剤容器1の材質は、プラス
チックや軟質塩化ビニル等とするのが望ましいが、更に
廉価なポリエチレンとしても良い。これらを材質とした
蓄冷剤容器1は、汎用的なブロー成形等により容易に所
望形状に成形することができる。例えば、筒状ポリエチ
レンを原材料とした場合であると、その接合すべき上下
端をヒートシールし、一方から空気を吹き込んで所望の
形状を得る。このとき、上下端のシール部(接合箇所)
が局部的に肉薄部1aを形成する。
チックや軟質塩化ビニル等とするのが望ましいが、更に
廉価なポリエチレンとしても良い。これらを材質とした
蓄冷剤容器1は、汎用的なブロー成形等により容易に所
望形状に成形することができる。例えば、筒状ポリエチ
レンを原材料とした場合であると、その接合すべき上下
端をヒートシールし、一方から空気を吹き込んで所望の
形状を得る。このとき、上下端のシール部(接合箇所)
が局部的に肉薄部1aを形成する。
【0017】一方、蓄冷剤2は、塩化物,安定剤,ゼラ
チン化剤等を混合してゲル化(凝固)させたもので、蓄
冷剤容器1内での形状維持や蓄冷特性の安定化を考慮し
て生成される。このような蓄冷剤2を使用する理由は、
予め蓄冷剤2を凍結させておくと、蓄冷式冷凍冷蔵庫の
電源を使用できない場合でも被冷却体に対する冷凍保持
を行い得る利点があるからである。例えば電源使用によ
る冷凍保持を行っている最中に電源や冷凍システムにト
ラブルを生じた場合にも、蓄冷剤2が凍結されていれば
効果的に被冷却体を冷凍することができる。
チン化剤等を混合してゲル化(凝固)させたもので、蓄
冷剤容器1内での形状維持や蓄冷特性の安定化を考慮し
て生成される。このような蓄冷剤2を使用する理由は、
予め蓄冷剤2を凍結させておくと、蓄冷式冷凍冷蔵庫の
電源を使用できない場合でも被冷却体に対する冷凍保持
を行い得る利点があるからである。例えば電源使用によ
る冷凍保持を行っている最中に電源や冷凍システムにト
ラブルを生じた場合にも、蓄冷剤2が凍結されていれば
効果的に被冷却体を冷凍することができる。
【0018】蓄冷剤容器1は、例えば図4又は図5に示
すような取り付け方法に従うと、内箱8に対して極めて
容易に取り付けることができる。
すような取り付け方法に従うと、内箱8に対して極めて
容易に取り付けることができる。
【0019】図4に示す例では、蓄冷剤容器1の第1の
壁面部1cと第2の壁面部1bとの間を結合する上下側
壁部(第2の壁面部1bの下部1dを含む)を収納する
対のZ字型金具6a,6bの鍔部をそれぞれビス7a,
7bで固定している。図5に示す例では、蓄冷剤容器1
の下部1dの形状に沿った金具6dの鍔部をビスで固定
すると共に、蓄冷剤容器1の第2の壁面部1b及び左右
側壁部の周囲を包囲した金具6cの鍔部をビスで固定し
ている。何れの取り付け方法によっても、蓄冷剤容器1
を内箱8に頑丈な強度で取り付けることができる。
壁面部1cと第2の壁面部1bとの間を結合する上下側
壁部(第2の壁面部1bの下部1dを含む)を収納する
対のZ字型金具6a,6bの鍔部をそれぞれビス7a,
7bで固定している。図5に示す例では、蓄冷剤容器1
の下部1dの形状に沿った金具6dの鍔部をビスで固定
すると共に、蓄冷剤容器1の第2の壁面部1b及び左右
側壁部の周囲を包囲した金具6cの鍔部をビスで固定し
ている。何れの取り付け方法によっても、蓄冷剤容器1
を内箱8に頑丈な強度で取り付けることができる。
【0020】このような構成による蓄冷式冷凍冷蔵庫
は、図3で説明したように、蓄冷剤容器1内における蓄
冷剤2の凍結進行が第2の壁面部1bの中央部1eで最
後に得られるので、薄肉部1aに対しては負荷圧力が分
散されて余りかからなくなる。従って、凍結膨脹により
蓄冷剤容器1の中央部1eに最大の膨らみを生じても、
薄肉部1aでは割れを起こし難くなる。この結果、蓄冷
剤容器1の破損が防止される。
は、図3で説明したように、蓄冷剤容器1内における蓄
冷剤2の凍結進行が第2の壁面部1bの中央部1eで最
後に得られるので、薄肉部1aに対しては負荷圧力が分
散されて余りかからなくなる。従って、凍結膨脹により
蓄冷剤容器1の中央部1eに最大の膨らみを生じても、
薄肉部1aでは割れを起こし難くなる。この結果、蓄冷
剤容器1の破損が防止される。
【0021】図6は、本考案の他の実施例である蓄冷式
冷凍冷蔵庫の要部を側面図により示したものである。こ
こでは、蓄冷剤容器1の第2の壁面部1bの下部を曲面
状に形成し、曲面部R(図6中では斜線で示す)を得て
いる。この曲面部Rの第1の壁面部1c側の端部は、第
2の壁面部1bの下端に結合されており、この下端には
肉薄部1aが形成されている。又、この場合、第1及び
第2の壁面部1c,1dの相互間隔は、下部1d,即
ち、曲面部R以外では所定長であり、又下端では所定長
tの2/3未満(即ち、2/3t未満)になっている。
このように、第2の壁面部1bの下部に曲面部Rが形成
された蓄冷剤容器1の場合も、蓄冷剤容器1内における
蓄冷剤2の凍結進行時に薄肉部1aに対しては負荷圧力
が充分に分散されて殆どかからなくなる為、一層蓄冷剤
容器1に割れが生じ難くなる。
冷凍冷蔵庫の要部を側面図により示したものである。こ
こでは、蓄冷剤容器1の第2の壁面部1bの下部を曲面
状に形成し、曲面部R(図6中では斜線で示す)を得て
いる。この曲面部Rの第1の壁面部1c側の端部は、第
2の壁面部1bの下端に結合されており、この下端には
肉薄部1aが形成されている。又、この場合、第1及び
第2の壁面部1c,1dの相互間隔は、下部1d,即
ち、曲面部R以外では所定長であり、又下端では所定長
tの2/3未満(即ち、2/3t未満)になっている。
このように、第2の壁面部1bの下部に曲面部Rが形成
された蓄冷剤容器1の場合も、蓄冷剤容器1内における
蓄冷剤2の凍結進行時に薄肉部1aに対しては負荷圧力
が充分に分散されて殆どかからなくなる為、一層蓄冷剤
容器1に割れが生じ難くなる。
【0022】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、請求項
1に係る蓄冷式冷凍冷蔵庫の場合、蓄冷剤容器の蒸発器
により冷却される壁面部とは反対側の壁面部の下部の形
状を改良し、蓄冷剤の凍結膨脹時に薄肉部に余り負荷圧
力が加わらないようにしているので、蓄冷剤容器が膨ら
んでも破損され難くなる。これにより、蓄冷式冷凍冷蔵
庫の耐久性が向上する。又、蓄冷剤容器が破損され難い
ので、蓄冷剤容器の厚さを比較的薄肉にし、蒸発器側の
壁面部を平面状とすることにより、蒸発器からの熱伝導
性に優れ、蓄冷剤に対する冷却効率が高められた蓄冷剤
容器を廉価に製造できるようになる。
1に係る蓄冷式冷凍冷蔵庫の場合、蓄冷剤容器の蒸発器
により冷却される壁面部とは反対側の壁面部の下部の形
状を改良し、蓄冷剤の凍結膨脹時に薄肉部に余り負荷圧
力が加わらないようにしているので、蓄冷剤容器が膨ら
んでも破損され難くなる。これにより、蓄冷式冷凍冷蔵
庫の耐久性が向上する。又、蓄冷剤容器が破損され難い
ので、蓄冷剤容器の厚さを比較的薄肉にし、蒸発器側の
壁面部を平面状とすることにより、蒸発器からの熱伝導
性に優れ、蓄冷剤に対する冷却効率が高められた蓄冷剤
容器を廉価に製造できるようになる。
【0023】更に、請求項2に係る蓄冷式冷凍冷蔵庫の
場合、蓄冷剤容器内における蓄冷剤の凍結進行時に薄肉
部に対して充分に負荷圧力の分散が図られるので、蓄冷
剤容器が一層破損され難くなる。従って、蓄冷剤容器の
厚さをより薄肉にすることにより、蒸発器からの熱伝導
性がより優れ、蓄冷剤に対する冷却効率が極めて高めら
れた蓄冷剤容器を廉価に提供できるようになる。
場合、蓄冷剤容器内における蓄冷剤の凍結進行時に薄肉
部に対して充分に負荷圧力の分散が図られるので、蓄冷
剤容器が一層破損され難くなる。従って、蓄冷剤容器の
厚さをより薄肉にすることにより、蒸発器からの熱伝導
性がより優れ、蓄冷剤に対する冷却効率が極めて高めら
れた蓄冷剤容器を廉価に提供できるようになる。
【図1】本考案の一実施例である蓄冷式冷凍冷蔵庫を側
面断面図により示したものである。
面断面図により示したものである。
【図2】図1に示す蓄冷式冷凍冷蔵庫の要部を側面図に
より示したものである。
より示したものである。
【図3】図1に示す蓄冷式冷凍冷蔵庫に備えた蓄冷剤容
器における蓄冷剤の凍結の進行を説明するための図であ
る。
器における蓄冷剤の凍結の進行を説明するための図であ
る。
【図4】図1に示す蓄冷式冷凍冷蔵庫における蓄冷剤容
器の取り付け構造の一例を説明するための図である。
器の取り付け構造の一例を説明するための図である。
【図5】図1に示す蓄冷式冷凍冷蔵庫における蓄冷剤容
器の取り付け構造の他の例を説明するための図である。
器の取り付け構造の他の例を説明するための図である。
【図6】本考案の他の実施例による蓄冷式冷凍冷蔵庫の
要部を示す側面図である。
要部を示す側面図である。
【図7】(A)は、従来の蓄冷式冷凍冷蔵庫の要部を示
す側面図、(B)は、その部分拡大図である。
す側面図、(B)は、その部分拡大図である。
1 蓄冷剤容器 1a 薄肉部 1b,1c 壁面部 1d 下部 1e 中央部 2 蓄冷剤 3 冷却パイプ 4 断熱材 5 外箱 6a〜6d 金具 7a,7b ビス 8 内箱 100 箱状本体 A 空気層 R 曲面部 T 等温線
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に蓄冷剤を充填した蓄冷剤容器と、
前記蓄冷剤容器を冷却するための蒸発器とを備えた蓄冷
式冷凍冷蔵庫において、前記蓄冷剤容器は、前記蒸発器
により冷却される平面状の第1の内壁面部と該第1の内
壁面部に対向した第2の内壁面部とを有し、且つ該第2
の内壁面部の下部は、下端に向かって該第1の内壁面部
に近接したものであることを特徴とする蓄冷式冷凍冷蔵
庫。 - 【請求項2】 請求項1記載の蓄冷式冷凍冷蔵庫におい
て、前記第1及び第2の内壁面部の間は、前記下部以外
では所定長であり、且つ前記下端では該所定長の2/3
以下であることを特徴とする蓄冷式冷凍冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1875692U JPH083903Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 蓄冷式冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1875692U JPH083903Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 蓄冷式冷凍冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622878U JPH0622878U (ja) | 1994-03-25 |
| JPH083903Y2 true JPH083903Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=11980495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1875692U Expired - Lifetime JPH083903Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 蓄冷式冷凍冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083903Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7267878B2 (ja) * | 2019-09-06 | 2023-05-02 | 株式会社日立国際電気 | 高温炉内を移動する耐熱撮影カメラ |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1875692U patent/JPH083903Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0622878U (ja) | 1994-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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