JPH065575Y2 - 保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器 - Google Patents
保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器Info
- Publication number
- JPH065575Y2 JPH065575Y2 JP1177289U JP1177289U JPH065575Y2 JP H065575 Y2 JPH065575 Y2 JP H065575Y2 JP 1177289 U JP1177289 U JP 1177289U JP 1177289 U JP1177289 U JP 1177289U JP H065575 Y2 JPH065575 Y2 JP H065575Y2
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- Japan
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- exchange pipe
- heat exchange
- internal heat
- box
- cooler
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍、冷蔵品の輸送に使用する保冷ボックス用
の蓄冷材入り冷却器に関するものである。
の蓄冷材入り冷却器に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来から冷凍機と蓄冷材入り冷却器を備えた冷凍、冷蔵
品輸送用の保冷コンテナ(コールドロールボックス)が
知られているが、長時間にわたって低温を保つために前
記冷却器の蓄冷能力を一層増大することが要望されてい
る。
品輸送用の保冷コンテナ(コールドロールボックス)が
知られているが、長時間にわたって低温を保つために前
記冷却器の蓄冷能力を一層増大することが要望されてい
る。
本件出願人はかかる冷却器について、実願昭63-99331号
を出願している。この先願では冷却器内部に大量の蓄冷
材を封入して蓄冷能力の増大を図っているが、内部熱交
換パイプと蓄冷材が直接に接触しているので、内部熱交
換パイプが腐蝕しないよう、耐食性の強い高価な材質を
使用したり、特殊な表面処理を施す必要がある。
を出願している。この先願では冷却器内部に大量の蓄冷
材を封入して蓄冷能力の増大を図っているが、内部熱交
換パイプと蓄冷材が直接に接触しているので、内部熱交
換パイプが腐蝕しないよう、耐食性の強い高価な材質を
使用したり、特殊な表面処理を施す必要がある。
また、内部熱交換パイプを樹脂製フィルムでカバーした
実開昭63-137263号も知られているが、内部熱交換パイ
プと蓄冷材との間に樹脂製フィルムが介在するので、熱
伝達効率が悪い。
実開昭63-137263号も知られているが、内部熱交換パイ
プと蓄冷材との間に樹脂製フィルムが介在するので、熱
伝達効率が悪い。
さらに分離自在に面接合してなる1対の蓄冷材入り容器
と、前記面接合するそれぞれの面に互いに対向する溝部
を設け、この溝部が形成する貫通孔に熱交換パイプを貫
挿した実開昭63-142671号も知られているが、分離自在
の容器の衝合部の溝部で貫通孔を構成しているので、グ
リースを充填することができず、貫通孔と熱交換パイプ
との間の気密性を保持することが困難である。従って精
密な型を製造する必要があるため、コスト高になる。
と、前記面接合するそれぞれの面に互いに対向する溝部
を設け、この溝部が形成する貫通孔に熱交換パイプを貫
挿した実開昭63-142671号も知られているが、分離自在
の容器の衝合部の溝部で貫通孔を構成しているので、グ
リースを充填することができず、貫通孔と熱交換パイプ
との間の気密性を保持することが困難である。従って精
密な型を製造する必要があるため、コスト高になる。
(考案の目的) 本考案は、蓄冷能力及び熱伝達効率を向上しながら、内
部熱交換パイプの腐蝕を防止できる廉価な保冷ボックス
用蓄冷材入り冷却器を提供することを目的としている。
部熱交換パイプの腐蝕を防止できる廉価な保冷ボックス
用蓄冷材入り冷却器を提供することを目的としている。
(考案の構成) (1)技術的手段 本件請求項1記載の考案は、冷凍機を有する保冷ボック
スの上部に設ける蓄冷材入り冷却器において、金属製の
一体成形品である中空の外函と、上記外函の外面から一
体に延びるフィンと、上記外函の中空内部に貯留される
蓄冷材と、上記蓄冷材と熱的に連結する金属製の内部熱
交換パイプとを備え、上記外函は、その下端部から上向
きに開くU字形断面の樋と、上記外函の内部を二分する
仕切部を一体に備え、上記仕切部は、平行に並んで貫通
孔を構成する複数個の薄肉の筒部と、各筒部を連結して
各筒部と共に外函の内部を二分する薄肉の板部とを一体
に備え、この筒部の貫通孔に上記内部熱交換パイプを嵌
合すると共に両者の隙間に伝熱性グリースを充填したこ
とを特徴とする保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器であ
る。
スの上部に設ける蓄冷材入り冷却器において、金属製の
一体成形品である中空の外函と、上記外函の外面から一
体に延びるフィンと、上記外函の中空内部に貯留される
蓄冷材と、上記蓄冷材と熱的に連結する金属製の内部熱
交換パイプとを備え、上記外函は、その下端部から上向
きに開くU字形断面の樋と、上記外函の内部を二分する
仕切部を一体に備え、上記仕切部は、平行に並んで貫通
孔を構成する複数個の薄肉の筒部と、各筒部を連結して
各筒部と共に外函の内部を二分する薄肉の板部とを一体
に備え、この筒部の貫通孔に上記内部熱交換パイプを嵌
合すると共に両者の隙間に伝熱性グリースを充填したこ
とを特徴とする保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器であ
る。
本件請求項2記載の考案は、冷凍機を有する保冷ボック
スの上部に設ける蓄冷材入り冷却器において、金属製の
中空の外函と、上記外函の外面から一体に延びるフィン
と、上記外函の中空内部に貯留される蓄冷材と、上記蓄
冷材と熱的に連結する金属製の内部熱交換パイプとを備
え、上記外函を、互いに一体的に衝合される内部が中空
の1対の金属製型材により構成し、上記各型材は、その
下端部から上向きに開くU字形断面の樋と、上記衝合部
分において上記内部熱交換パイプが配管される空間を区
画する内面と、内面から突出して他方の型材のリブと対
をなす複数個のかぎ状のリブとを一体に備え、上記リブ
の形状を、衝合時に他方の型材の内面に当接して塑性変
形することにより、他方の型材の対応するリブと共に面
接触状態で内部熱交換パイプを挟持ようにし、上記リブ
と内面との間及び上記リブと内部熱交換パイプとの隙間
に伝熱性グリースを充填したことを特徴とする保冷ボッ
クス用蓄冷材入り冷却器である。
スの上部に設ける蓄冷材入り冷却器において、金属製の
中空の外函と、上記外函の外面から一体に延びるフィン
と、上記外函の中空内部に貯留される蓄冷材と、上記蓄
冷材と熱的に連結する金属製の内部熱交換パイプとを備
え、上記外函を、互いに一体的に衝合される内部が中空
の1対の金属製型材により構成し、上記各型材は、その
下端部から上向きに開くU字形断面の樋と、上記衝合部
分において上記内部熱交換パイプが配管される空間を区
画する内面と、内面から突出して他方の型材のリブと対
をなす複数個のかぎ状のリブとを一体に備え、上記リブ
の形状を、衝合時に他方の型材の内面に当接して塑性変
形することにより、他方の型材の対応するリブと共に面
接触状態で内部熱交換パイプを挟持ようにし、上記リブ
と内面との間及び上記リブと内部熱交換パイプとの隙間
に伝熱性グリースを充填したことを特徴とする保冷ボッ
クス用蓄冷材入り冷却器である。
(2)作用 本件請求項1記載の考案によれば、仕切部を構成する筒
部は、内部熱交換パイプを挟持すると共に蓄冷材が直接
内部熱交換パイプに接触しないようにする。さらに伝熱
性グリースは、金属製の内部熱交換パイプの外周面と貫
通孔の間の気密性を保持すると共に金属製の内部熱交換
パイプからの冷熱を金属製の仕切部から蓄冷材に伝達す
る。
部は、内部熱交換パイプを挟持すると共に蓄冷材が直接
内部熱交換パイプに接触しないようにする。さらに伝熱
性グリースは、金属製の内部熱交換パイプの外周面と貫
通孔の間の気密性を保持すると共に金属製の内部熱交換
パイプからの冷熱を金属製の仕切部から蓄冷材に伝達す
る。
本件請求項2記載の考案によれば、外函を構成する型材
のリブは、内部熱交換パイプを挟持すると共に蓄冷材が
直接内部熱交換パイプに接触しないようにする。さらに
金属製のリブは衝合時に塑性変形することにより、金属
製の内部熱交換パイプを面接触状態で挟持する。しかも
伝熱性グリースは、金属製のリブと金属製の内部熱交換
パイプの外周面との間及び上記リブと型材の内面との間
の気密性を保持すると共に、金属製の内部熱交換パイプ
からの冷熱を金属製のリブ及び上記型材の内面を構成す
る壁部から蓄冷材に伝達する。
のリブは、内部熱交換パイプを挟持すると共に蓄冷材が
直接内部熱交換パイプに接触しないようにする。さらに
金属製のリブは衝合時に塑性変形することにより、金属
製の内部熱交換パイプを面接触状態で挟持する。しかも
伝熱性グリースは、金属製のリブと金属製の内部熱交換
パイプの外周面との間及び上記リブと型材の内面との間
の気密性を保持すると共に、金属製の内部熱交換パイプ
からの冷熱を金属製のリブ及び上記型材の内面を構成す
る壁部から蓄冷材に伝達する。
(第1実施例) 第1実施例を示す第1図ないし第6図において、第1図
は本考案を採用した保冷ボックスの正面図、第2図は第
1図の(II)矢視図、第3図は本考案の冷却器外函の横断
面図、第4図は第3図の冷却器外函を採用した冷却器の
正面図、第5図は第4図のV矢視図、第6図は第5図の
(VI)矢視図である。
は本考案を採用した保冷ボックスの正面図、第2図は第
1図の(II)矢視図、第3図は本考案の冷却器外函の横断
面図、第4図は第3図の冷却器外函を採用した冷却器の
正面図、第5図は第4図のV矢視図、第6図は第5図の
(VI)矢視図である。
本考案を採用した保冷ボックス(コールドロールボック
ス)を示す第1図及び第2図において、10は箱形の本
体である。本体10の全面には開閉扉11が設けられ、
内部は保冷室12になっている。本体10の下部には冷
凍機13が設けられ、キャスター14で搬送自在であ
る。保冷室12の上部には冷却器15が設けられてい
る。冷却器15は、次に説明する冷却器外函16を例え
ば6個(第1図に2個のみ図示)備えている。そして各
冷却器外函16は、冷凍機13の冷媒が通る銅製の内部
熱交換パイプ17で熱的に連結されている。
ス)を示す第1図及び第2図において、10は箱形の本
体である。本体10の全面には開閉扉11が設けられ、
内部は保冷室12になっている。本体10の下部には冷
凍機13が設けられ、キャスター14で搬送自在であ
る。保冷室12の上部には冷却器15が設けられてい
る。冷却器15は、次に説明する冷却器外函16を例え
ば6個(第1図に2個のみ図示)備えている。そして各
冷却器外函16は、冷凍機13の冷媒が通る銅製の内部
熱交換パイプ17で熱的に連結されている。
第3図に示すように、冷却器外函16は中空のアルミ製
の一体成形品で、その内部は仕切部18により左右に2
分されている。そして仕切部18は冷却器外函16の内
部を区画しており、この内部空間に蓄冷材21が貯留さ
れている。蓄冷材21は塩化カルシウム、燐酸塩等の腐
蝕性の強い無機塩類である。
の一体成形品で、その内部は仕切部18により左右に2
分されている。そして仕切部18は冷却器外函16の内
部を区画しており、この内部空間に蓄冷材21が貯留さ
れている。蓄冷材21は塩化カルシウム、燐酸塩等の腐
蝕性の強い無機塩類である。
仕切部18は、例えば4本の薄肉円筒形状の筒部19
と、この筒部19を平行に並べた状態で連結する薄肉の
板部20とを一体に備えている。筒部19は、それぞれ
冷却器外函16の前後方向(第3図の紙面と直角方向)
に延びる貫通孔22を形成しており、この貫通孔22に
内部熱交換パイプ17が嵌合される。ここで貫通孔22
と内部熱交換パイプ17の間には、伝熱性グリース23
(第3図右側)が充填されており、この伝熱性グリース
23により内部熱交換パイプ17の外周面と貫通孔22
の間の気密性が保持され、さら内部熱交換パイプ17か
らの冷熱が筒部19から蓄冷材21に伝導しやすくな
る。
と、この筒部19を平行に並べた状態で連結する薄肉の
板部20とを一体に備えている。筒部19は、それぞれ
冷却器外函16の前後方向(第3図の紙面と直角方向)
に延びる貫通孔22を形成しており、この貫通孔22に
内部熱交換パイプ17が嵌合される。ここで貫通孔22
と内部熱交換パイプ17の間には、伝熱性グリース23
(第3図右側)が充填されており、この伝熱性グリース
23により内部熱交換パイプ17の外周面と貫通孔22
の間の気密性が保持され、さら内部熱交換パイプ17か
らの冷熱が筒部19から蓄冷材21に伝導しやすくな
る。
冷却器外函16の外周面の両側面には、斜め下向きに傾
斜したフィン24が一体に形成されている。さらに冷却
器外函16の下部は逆V字形に窪んでおり、その両下端
部には樋25が一体に形成されている。樋25は上向き
に開く底の浅いU字形断面に形成されており、フィン2
4よりも外側に長く突出している。これによりフィン2
4の表面等に結露した水滴が樋25に受けられて、樋2
5に接続する図外のパイプにより外部に放出される。さ
らに各樋25の下面には、断熱材25aが貼り付けられ
ており、これによって結露を防止している。
斜したフィン24が一体に形成されている。さらに冷却
器外函16の下部は逆V字形に窪んでおり、その両下端
部には樋25が一体に形成されている。樋25は上向き
に開く底の浅いU字形断面に形成されており、フィン2
4よりも外側に長く突出している。これによりフィン2
4の表面等に結露した水滴が樋25に受けられて、樋2
5に接続する図外のパイプにより外部に放出される。さ
らに各樋25の下面には、断熱材25aが貼り付けられ
ており、これによって結露を防止している。
第4図ないし第6図に示すように、各冷却器外函16
は、互いに間隔26を隔てた状態で並列に配置されてア
ルミ製の底板27と側板28により連結されており、冷
却器外函16の一端部は側板28に連続している。
は、互いに間隔26を隔てた状態で並列に配置されてア
ルミ製の底板27と側板28により連結されており、冷
却器外函16の一端部は側板28に連続している。
内部熱交換パイプ17は、U字形に形成されており、底
板27、側板28に区画される空間内に配置され、その
一部が上述の貫通孔22(第3図)に嵌合している。
板27、側板28に区画される空間内に配置され、その
一部が上述の貫通孔22(第3図)に嵌合している。
第4図中、符号30〜33は連結管で、貫通孔22(第
3図)に嵌合している内部熱交換パイプ17の継手とな
るものである。
3図)に嵌合している内部熱交換パイプ17の継手とな
るものである。
これら連結管30〜33は、図外のスペーサパイプを介
してU字形に成形された内部熱交換パイプ17の各端部
に接続され、その接合部がろう付されている。
してU字形に成形された内部熱交換パイプ17の各端部
に接続され、その接合部がろう付されている。
なお第5図中、符号29は蓄冷材21の注入口である。
また第6図中、符号10aは保冷室12(第1図、第2
図)の側面であり、符号10bは天井である。
図)の側面であり、符号10bは天井である。
以上の構成において、冷却器15に蓄冷する際には、第
1図の冷凍機13で冷却した冷媒を内部熱交換パイプ1
7に流し、この冷熱を内部熱交換パイプ17から第3図
右側に示す伝熱性グリース23、筒部19を介して蓄冷
材21に伝導させる。これにより蓄冷材21が凍結して
蓄冷し、冷凍機13の電源がない場所でも蓄冷材21か
ら出る冷気で保冷室12(第1図、第2図)を冷やす。
1図の冷凍機13で冷却した冷媒を内部熱交換パイプ1
7に流し、この冷熱を内部熱交換パイプ17から第3図
右側に示す伝熱性グリース23、筒部19を介して蓄冷
材21に伝導させる。これにより蓄冷材21が凍結して
蓄冷し、冷凍機13の電源がない場所でも蓄冷材21か
ら出る冷気で保冷室12(第1図、第2図)を冷やす。
第1実施例によると、仕切部18は、蓄冷材21が直接
内部熱交換パイプ17に接触しないようにするので、蓄
冷材21として塩化カルシウム、燐酸塩等の腐蝕性の強
い無機塩類を採用しても、内部熱交換パイプ17が腐蝕
することを防止できる。
内部熱交換パイプ17に接触しないようにするので、蓄
冷材21として塩化カルシウム、燐酸塩等の腐蝕性の強
い無機塩類を採用しても、内部熱交換パイプ17が腐蝕
することを防止できる。
さらに伝熱性グリース23は、内部熱交換パイプ17の
外周面と貫通孔22の間の気密性を保持すると共に内部
熱交換パイプ17からの冷熱を仕切部18から蓄冷材2
1に伝達するので、各部品の工作時に内部熱交換パイプ
17の外周面と貫通孔22の間に若干の隙間が生じて
も、組立完成時には伝熱性グリース23を充填すること
により、高い気密性を保持しながら冷熱を蓄冷材21に
伝達することができる。従って冷却器外函16の寸法誤
差の許容度が大きくなるにも拘らず伝熱効率は向上す
る。
外周面と貫通孔22の間の気密性を保持すると共に内部
熱交換パイプ17からの冷熱を仕切部18から蓄冷材2
1に伝達するので、各部品の工作時に内部熱交換パイプ
17の外周面と貫通孔22の間に若干の隙間が生じて
も、組立完成時には伝熱性グリース23を充填すること
により、高い気密性を保持しながら冷熱を蓄冷材21に
伝達することができる。従って冷却器外函16の寸法誤
差の許容度が大きくなるにも拘らず伝熱効率は向上す
る。
さらに第1実施例によると、冷却器外函16の側壁のフ
ィン24が斜め下向きに傾斜しており、隣接する冷却器
外函16の左右両側には間隔26(第4図、第5図)が
隔ててあるので、フィン24で冷やされた冷気は間隔2
6を通って下方へ流れ、保冷室12内を均一に効率よく
冷却する。
ィン24が斜め下向きに傾斜しており、隣接する冷却器
外函16の左右両側には間隔26(第4図、第5図)が
隔ててあるので、フィン24で冷やされた冷気は間隔2
6を通って下方へ流れ、保冷室12内を均一に効率よく
冷却する。
しかも冷却器外函16の両下端部には、フィン24より
も外側に長く突出する樋25が一体に形成されているの
で、フィン24の表面等に結露した水滴が樋25に受け
られて、樋25と接続する図外のパイプにより外部に放
出することができる。
も外側に長く突出する樋25が一体に形成されているの
で、フィン24の表面等に結露した水滴が樋25に受け
られて、樋25と接続する図外のパイプにより外部に放
出することができる。
さらに本実施例においては、樋25の下面に断熱材25
aを貼りつけているので、樋25の表面に結露すること
はない。
aを貼りつけているので、樋25の表面に結露すること
はない。
(第2実施例) 第7図ないし第8図に示す冷却器外函40は、2本のア
ルミ製の中空状型材41、42を組み合わせて形成して
いる。この型材41、42は、同一の金型で形成できる
対称形になっている。そして各型材41、42の内部空
間には、蓄冷材21が貯留されている。
ルミ製の中空状型材41、42を組み合わせて形成して
いる。この型材41、42は、同一の金型で形成できる
対称形になっている。そして各型材41、42の内部空
間には、蓄冷材21が貯留されている。
第7図の上側を仮に上方とした場合、各型材41、42
はその上下端部に形成した2対の衝合部43〜46を密
着して組み合わせられており、両型材41、42の上下
接合部は、溶接により一体的に連結される。また各型材
41、42の外側面からは、概ね水平に延びるフィン4
1a、42aが一体に形成されている。
はその上下端部に形成した2対の衝合部43〜46を密
着して組み合わせられており、両型材41、42の上下
接合部は、溶接により一体的に連結される。また各型材
41、42の外側面からは、概ね水平に延びるフィン4
1a、42aが一体に形成されている。
各対の一方の衝合部43、45は位置決めをしやすくす
るために、左右(第7図の右側と左側)に滑らかに突出
する凸部43a、45aを備えており、他方の衝合部4
4、46は、対応する凸部43a、45aと密着する凹
部44a、46aを備えている。
るために、左右(第7図の右側と左側)に滑らかに突出
する凸部43a、45aを備えており、他方の衝合部4
4、46は、対応する凸部43a、45aと密着する凹
部44a、46aを備えている。
各対の衝合部43、44と衝合部45、46の間の空間
を区画する内面47、48には、例えば4対のリブ49
〜56がそれぞれ一体に形成されている。
を区画する内面47、48には、例えば4対のリブ49
〜56がそれぞれ一体に形成されている。
各リブ49〜56はそれぞれ上下に対向した姿で向い合
っており、各対向面が銅製の内部熱交換パイプ17を挟
持するようにそれぞれ円弧面を有するかぎ状に湾曲して
いる。そのため組立時において、第8図の矢印Aで示す
ように各型材41、42の衝合部43〜46を衝合さ
せ、各リブ49〜56の間に内部熱交換パイプ17を挟
み、締付けると、各リブ49〜56は2点鎖線X、Yで
示す姿から矢印B方向に塑性変形して内部熱交換パイプ
17の外周面を面接触状態で抱擁する。さらに第7図に
示すように、各リブ49〜56と内面47、48の隙間
には、伝熱性グリース23が充填されている。これによ
り伝熱性グリース23は、各リブ49〜56と内部熱交
換パイプ17の外周面との隙間にも充填される。従って
内部熱交換パイプ17の冷熱は、リブ49〜56を介し
て蓄冷材1に伝導されるばかりでなく、伝熱性グリース
23を介して各型材41、42の内面47、48を構成
する壁部からも伝導される。
っており、各対向面が銅製の内部熱交換パイプ17を挟
持するようにそれぞれ円弧面を有するかぎ状に湾曲して
いる。そのため組立時において、第8図の矢印Aで示す
ように各型材41、42の衝合部43〜46を衝合さ
せ、各リブ49〜56の間に内部熱交換パイプ17を挟
み、締付けると、各リブ49〜56は2点鎖線X、Yで
示す姿から矢印B方向に塑性変形して内部熱交換パイプ
17の外周面を面接触状態で抱擁する。さらに第7図に
示すように、各リブ49〜56と内面47、48の隙間
には、伝熱性グリース23が充填されている。これによ
り伝熱性グリース23は、各リブ49〜56と内部熱交
換パイプ17の外周面との隙間にも充填される。従って
内部熱交換パイプ17の冷熱は、リブ49〜56を介し
て蓄冷材1に伝導されるばかりでなく、伝熱性グリース
23を介して各型材41、42の内面47、48を構成
する壁部からも伝導される。
なお第7図中、符号60、61は樋で、各型材41、4
2の下端部からそれぞれ上向きに開く底の浅いU字形の
一体成形品である。さらに符号62、63はルーフで、
各型材41、42の上端部からそれぞれ下向きに開く浅
いU字形の一体成形品である。各樋60、61の下面及
びルーフ62、63の上面には、結露防止のため第1実
施例で説明した断熱材25aが貼りつけられている。
2の下端部からそれぞれ上向きに開く底の浅いU字形の
一体成形品である。さらに符号62、63はルーフで、
各型材41、42の上端部からそれぞれ下向きに開く浅
いU字形の一体成形品である。各樋60、61の下面及
びルーフ62、63の上面には、結露防止のため第1実
施例で説明した断熱材25aが貼りつけられている。
第2実施例の構造によっても、蓄冷材21が直接内部熱
交換パイプ17に接触しないように構成されているの
で、蓄冷材21として塩化カルシウム、燐酸塩等の腐蝕
性の強い無機塩類を採用しても、内部熱交換パイプ17
が腐蝕することを防止できる。
交換パイプ17に接触しないように構成されているの
で、蓄冷材21として塩化カルシウム、燐酸塩等の腐蝕
性の強い無機塩類を採用しても、内部熱交換パイプ17
が腐蝕することを防止できる。
しかも金属製のリブ49〜56は衝合時に塑性変形して
内部熱交換パイプ17を面接触状態で挟持するので、部
品の形成時に内部熱交換パイプ17の外周面とリブ49
〜56の間に若干の隙間が生じていても、組立完成時に
はリブ49〜56を内部熱交換パイプ17の外周面に馴
染ませることにより、高い気密性を保持しながら冷熱を
蓄冷材21に伝達することができる。従って冷却器外函
16の寸法誤差の許容度が大きくなるにも拘らず伝熱効
率は向上する。
内部熱交換パイプ17を面接触状態で挟持するので、部
品の形成時に内部熱交換パイプ17の外周面とリブ49
〜56の間に若干の隙間が生じていても、組立完成時に
はリブ49〜56を内部熱交換パイプ17の外周面に馴
染ませることにより、高い気密性を保持しながら冷熱を
蓄冷材21に伝達することができる。従って冷却器外函
16の寸法誤差の許容度が大きくなるにも拘らず伝熱効
率は向上する。
さらに伝熱性グリース23が各リブ49〜56と内部熱
交換パイプ17の外周面との隙間にも充填されるので、
内部熱交換パイプ17の冷熱は、リブ49〜56を介し
て蓄冷材21に伝導されるばかりでなく、伝熱性グリー
ス21を介して各型材41、42の内面47、48を構
成する壁部からも伝導される。
交換パイプ17の外周面との隙間にも充填されるので、
内部熱交換パイプ17の冷熱は、リブ49〜56を介し
て蓄冷材21に伝導されるばかりでなく、伝熱性グリー
ス21を介して各型材41、42の内面47、48を構
成する壁部からも伝導される。
なお冷却器外函16は2本の型材41、42で形成する
場合に限らず、2本以上の多数の型材を組み合わせて形
成することもできる。
場合に限らず、2本以上の多数の型材を組み合わせて形
成することもできる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案の保冷ボックス用蓄冷材入り
冷却器では、蓄冷材21が直接内部熱交換パイプ17に
接触しないように構成されているので、蓄冷材21とし
て塩化カルシウム、燐酸塩等の腐蝕性の強い無機塩類を
採用しても、内部熱交換パイプ17が腐蝕することを防
止できる。従って内部熱交換パイプ17の材質の選択の
幅が広くなり、また製品全体を廉価にすることができ
る。
冷却器では、蓄冷材21が直接内部熱交換パイプ17に
接触しないように構成されているので、蓄冷材21とし
て塩化カルシウム、燐酸塩等の腐蝕性の強い無機塩類を
採用しても、内部熱交換パイプ17が腐蝕することを防
止できる。従って内部熱交換パイプ17の材質の選択の
幅が広くなり、また製品全体を廉価にすることができ
る。
さらに本考案によると、一体成形された冷却器外函16
または一体的に連結される型材41、42で構成された
冷却器外函40を採用しているので、各隙間に伝熱性グ
リース23を充填することができる。従ってこの伝熱性
グリース23により、内部熱交換パイプ17の外周面の
嵌合部分の気密性を保持することが容易になると共に、
内部熱交換パイプ17からの冷熱を蓄冷材21に伝達し
やすくなる。従って各部品の形成時に内部熱交換パイプ
17の外周面の嵌合部分に若干の隙間が生じても、組立
完成時には伝熱性グリース23を充填することにより、
高い気密性を保持しながら冷熱を蓄冷材21に伝達する
ことができる。そのため冷却器外函16、40の寸法誤
差の許容度が大きくなるとも拘らず伝熱効率は可及的に
向上する。
または一体的に連結される型材41、42で構成された
冷却器外函40を採用しているので、各隙間に伝熱性グ
リース23を充填することができる。従ってこの伝熱性
グリース23により、内部熱交換パイプ17の外周面の
嵌合部分の気密性を保持することが容易になると共に、
内部熱交換パイプ17からの冷熱を蓄冷材21に伝達し
やすくなる。従って各部品の形成時に内部熱交換パイプ
17の外周面の嵌合部分に若干の隙間が生じても、組立
完成時には伝熱性グリース23を充填することにより、
高い気密性を保持しながら冷熱を蓄冷材21に伝達する
ことができる。そのため冷却器外函16、40の寸法誤
差の許容度が大きくなるとも拘らず伝熱効率は可及的に
向上する。
従って本考案によれば、蓄冷能力及び熱伝達効率を向上
しながら、内部熱交換パイプ17の腐蝕を防止できる廉
価な保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器を提供することが
できる。
しながら、内部熱交換パイプ17の腐蝕を防止できる廉
価な保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器を提供することが
できる。
さらに本考案によると、外函16または外函40を構成
する型材41、42の下端部から上向きに開くU字形断
面の樋25、60、61を設けたので、外函16、40
の外面に水滴が結露しても、保冷室12内の製品に滴が
かかることはない。
する型材41、42の下端部から上向きに開くU字形断
面の樋25、60、61を設けたので、外函16、40
の外面に水滴が結露しても、保冷室12内の製品に滴が
かかることはない。
第1図は本考案を採用した保冷ボックスの正面図、第2
図は第1図の(II)矢視図、第3図は本考案の冷却器外函
の横断面図、第4図は第3図の冷却器外函を採用した冷
却器の正面図、第5図は第4図のV矢視図、第6図は第
5図の(VI)矢視図、第7図は別の実施例を示す冷却器外
函の横断面図、第8図は第7図の要部を示す部分拡大図
である。10…保温冷却ボックスの本体、12…保冷
室、13…冷凍機、15…冷却器、16、40…冷却器
外函、17…内部熱交換パイプ、18…仕切部、19…
筒部、20…板部、21…蓄冷材、22…貫通孔、23
…伝熱性グリース、25,60,61…樋、41、42
…型材、43〜46…衝合部、47、48…内面、49
〜56〜リブ
図は第1図の(II)矢視図、第3図は本考案の冷却器外函
の横断面図、第4図は第3図の冷却器外函を採用した冷
却器の正面図、第5図は第4図のV矢視図、第6図は第
5図の(VI)矢視図、第7図は別の実施例を示す冷却器外
函の横断面図、第8図は第7図の要部を示す部分拡大図
である。10…保温冷却ボックスの本体、12…保冷
室、13…冷凍機、15…冷却器、16、40…冷却器
外函、17…内部熱交換パイプ、18…仕切部、19…
筒部、20…板部、21…蓄冷材、22…貫通孔、23
…伝熱性グリース、25,60,61…樋、41、42
…型材、43〜46…衝合部、47、48…内面、49
〜56〜リブ
Claims (2)
- 【請求項1】冷凍機を有する保冷ボックスの上部に設け
る蓄冷材入り冷却器において、金属製の一体成形品であ
る中空の外函と、上記外函の外面から一体に延びるフィ
ンと、上記外函の中空内部に貯留される蓄冷材と、上記
蓄冷材と熱的に連結する金属製の内部熱交換パイプとを
備え、上記外函は、その下端部から上向きに開くU字形
断面の樋と、上記外函の内部を二分する仕切部を一体に
備え、上記仕切部は、平行に並んで貫通孔を構成する複
数個の薄肉の筒部と、各筒部を連結して各筒部と共に外
函の内部を二分する薄肉の板部とを一体に備え、この筒
部の貫通孔に上記内部熱交換パイプを嵌合すると共に両
者の隙間に伝熱性グリースを充填したことを特徴とする
保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器。 - 【請求項2】冷凍機を有する保冷ボックスの上部に設け
る蓄冷材入り冷却器において、金属製の中空の外函と、
上記外函の外面から一体に延びるフィンと、上記外函の
中空内部に貯留される蓄冷材と、上記蓄冷材と熱的に連
結する金属製の内部熱交換パイプとを備え、上記外函
を、互いに一体的に衝合される内部が中空の1対の金属
製型材により構成し、上記各型材は、その下端部から上
向きに開くU字形断面の樋と、上記衝合部分において上
記内部熱交換パイプが配管される空間を区画する内面
と、内面から突出して他方の型材のリブと対をなす複数
個のかぎ状のリブとを一体に備え、上記リブの形状を、
衝合時に他方の型材の内面に当接して塑性変形すること
により、他方の型材の対応するリブと共に面接触状態で
内部熱交換パイプを挟持ようにし、上記リブと内面との
間及び上記リブと内部熱交換パイプとの隙間に伝熱性グ
リースを充填したことを特徴とする保冷ボックス用蓄冷
材入り冷却器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1177289U JPH065575Y2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1177289U JPH065575Y2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02103673U JPH02103673U (ja) | 1990-08-17 |
| JPH065575Y2 true JPH065575Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31220619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1177289U Expired - Lifetime JPH065575Y2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 保冷ボックス用蓄冷材入り冷却器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065575Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006034484A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Hideo Shimazaki | 冷却柩装置 |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP1177289U patent/JPH065575Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006034484A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Hideo Shimazaki | 冷却柩装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02103673U (ja) | 1990-08-17 |
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