JPH0841029A - 3−置換キノリン−5−カルボン酸誘導体およびその製造法 - Google Patents

3−置換キノリン−5−カルボン酸誘導体およびその製造法

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JPH0841029A
JPH0841029A JP7205137A JP20513795A JPH0841029A JP H0841029 A JPH0841029 A JP H0841029A JP 7205137 A JP7205137 A JP 7205137A JP 20513795 A JP20513795 A JP 20513795A JP H0841029 A JPH0841029 A JP H0841029A
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carbon atoms
carboxylic acid
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general formula
methanol
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JP7205137A
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Juergen Stoltefuss
ユルゲン・シユトルテフス
Michael Negele
ミヒヤエル・ネゲレ
Karl-Heinz Wahl
カール−ハインツ・バール
Jan-Bernd Dr Lenfers
ヤン−ベルント・レンフアース
Samir Samaan
ザミル・ザマーン
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/48Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 3−置換キノリン−5カルボン酸誘導体、特
に5−カルボン酸エステル、5−カルボン酸アミドまた
は5−ニトリル体、ならびにそれらの製造方法。 【効果】 4−キノリル−ジヒドロピリジン類の合成中
間体として有用な化合物が効率よく提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3-置換キノリン-5-カル
ボン酸誘導体およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】J.Med.Chem.16,118(1973)はエチル3-ア
ミノ安息香酸と1,3-ジエトキシ-2-フェニルプロパン-2-
オールとを縮合することにより得られる化合物エチル3-
フェニルキノリン-5-カルボン酸を開示している。
【0003】G.Paganiら;Farmaco,Ed.Sci.29(7),507-16
(1974);T.S.Tulyaganowら;Khim.Prir.Soedin(5),635-8
(1982);S.D.Sharmaら;インドJ.Chem.Sect.B.27B(5),494
-7(1988)の報告ではいくつかのキノリン-N-およびN,N-
アルキルアミド類を開示している。キノリン-5-カルボ
ニトリルもすでに公表された(これに関しては欧州特許
出願公開第452 712号明細書;Pharmazie,31(3),145-(19
76)を参照にされたい)。
【0004】
【発明の構成】本発明は式(I)
【0005】
【化6】
【0006】式中、R1は最高12個の炭素原子を有す
る直鎖または分枝アルキル、あるいは式−X−R3の基
を表し、式中、Xは単結合、酸素または硫黄原子あるい
は最高6個の炭素原子を有するアルキリデン鎖を示し、
そしてR3は3−8個の炭素原子を有するシクロアルキ
ル、あるいは場合によってはニトロ、ハロゲン、トリフ
ルオロメチルにより、またはそれぞれ最高8個の炭素原
子、ヒドロキシまたはカルボキシを有する直鎖もしくは
分枝アルキル、アルコキシまたはアルコキシカルボニル
により同一または異なり3回まで置換されてもよいフェ
ニルを示し、そしてR2は-COOCH3、-CNまたは-CONH2
ら成る群から選択された基を表す、の3-置換キノリン-5
-カルボン酸誘導体に関する。
【0007】好しくは一般式(I)式中、R1が最高1
0個の炭素原子を有する直鎖または分枝アルキル、ある
いは式X−R3の基を表し、式中、Xが単結合、酸素ま
たは硫黄原子あるいは最高4個の炭素原子を有するアル
キリデン鎖を示し、そしてR3がシクロプロピル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、あるいは場合によっては
ニトロ、フルオロ、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチ
ルにより、またはそれぞれ最高6個の炭素原子を有する
直鎖もしくは分枝アルキル、アルコキシまたはアルコキ
シカルボニルにより同一または異なり最高2回まで置換
されてもよいフェニルを示し、そしてR2が-COOCH3、-C
Nまたは-CONH2から成る群から選択された基を表す、の
化合物である。
【0008】特に好ましくは一般式(I)式中、R1
最高6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキ
ル、またはシクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、シ
クロペンチルを表すか、あるいは場合によってはニト
ロ、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチルにより、ま
たはそれぞれ最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは
分枝アルキル、アルコキシまたはアルコキシカルボニル
により同一または異なり最高2回まで置換されてもよい
フェニルを示し、R2が-COOCH3、-CNまたは-CONH2から
成る群から選択された基を表す、の化合物である。
【0009】一般式(I)を有する本発明の化合物は、
[A]R2がCOOCH3の場合には、一般式(II)
【0010】
【化7】
【0011】式中、R1は上記定義のとおりである、の3
-置換キノリン-5-カルボン酸を塩化チオニルまたは塩化
スルフリルのような無機または有機酸塩化物と反応さ
せ、そして対応するカルボン酸塩化物を場合によっては
単離した後にメタノールでエステル化するか、あるい
は、[B]始めに一般式(III)
【0012】
【化8】
【0013】式中R1は上記定義のとおりであるのカル
ボン酸アミドを、メタノール中の主として無水−酸と反
応させ、引き続きエステルを塩基を添加することにより
沈殿させるか、あるいは、[C]R2が-CO-NH2の場合に
は、式(IV)
【0014】
【化9】
【0015】の4-アミノ-3-ヒドロキシフタルイミド
を、一般式(Va)または(Vb)
【0016】
【化10】
【0017】式中、R1は上記定義のとおりであり、R4
およびR5は同一または異なり、3−6個の炭素原子を
有するシクロアルキル、6−10個の炭素原子を有する
アリールを表すか、あるいは最高6個の炭素原子を有す
る直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいは一緒に
エチレンまたはプロピレン基を表す、のアルデヒドまた
はそのアセタール誘導体と不活性溶媒中で反応させ、そ
して[D]R2が−CNの場合には、場合によっては不
活性溶媒中で式(III)のアミドを水−除去剤で処理
することによりニトリルに転換する、ことにより製造さ
れる。
【0018】本発明の方法は以下の反応スキームによる
例のように説明できる:
【0019】
【化11】
【0020】
【化12】
【0021】方法[A]の第一段階に適当な溶媒は、反
応条件下で変化しないすべての不活性有機溶媒である。
これらにはアセトニトリル、またはヘキサメチルホスホ
ルアミドまたはジメチルホルムアミドのようなアミド
類、または塩化メチレン、四塩化炭素のようなハロゲン
化炭化水素、あるいはベンゼン、クロロベンゼンまたは
トルエンのような炭化水素がある。同様に特別な溶媒の
混合物の使用も可能である。好ましいのはジメチルホル
ムアミドおよびトルエンである。
【0022】適当な酸塩化物は一般的に塩化チオニル、
塩化スルフリル、三塩化リン、五塩化リン、塩化オキサ
リルまたは二塩化フタル酸のような慣習的な無機または
有機酸塩化物である。好ましいのは塩化チオニル、塩化
スルフリルおよび塩化オキサリルである。場合によって
は酸塩化物も溶媒として機能できる。
【0023】第一段階の反応温度は広範囲に変化でき
る。反応は一般的に+20℃から+250℃の間で行われ、好
ましくは60℃から160℃の間、特に使用する溶媒の沸点
である。
【0024】反応は大気圧で行うことができるが、加圧
(例えば1から100bar)でも行うことができる。
【0025】1つの変法では、沸騰メタノール中に一般
式(II)のカルボン酸と超化学量論的量の塩化スルフ
リルを提供し、そして第二段階で反応混合物を撹拌して
生成したメチルエステルを水性塩基中に沈殿させること
ができる。
【0026】適当な塩基は、例えば水酸化ナトリウムお
よびカリウムのようなアルカリ金属およびアルカリ土類
金属水酸化物、あるいは例えば炭酸ナトリウムおよびカ
リウムのようなアルカリ金属およびアルカリ土類金属炭
酸塩である。好ましいのは水酸化ナトリウムおよび炭酸
ナトリウムである。
【0027】塩基はそれぞれの場合で1モルの一般式
(II)の化合物に基づき、一般的に2モル−8モル、
好ましくは2モルから5モルの量で使用される。
【0028】方法[B]は好ましくはメタノール中で行
われる。
【0029】主に無水の適当な無機酸は塩酸ガス、臭化
水素ガス、濃硫酸または濃リン酸である。好ましいのは
濃硫酸またはHClガスの反応である。
【0030】無機酸は一般式(IV)の化合物1モルに
基づき2モルから8モル、好ましくは2モルから5モル
の量で使用される。
【0031】対応するメチルエステルを沈殿させるため
に適当な塩基は、使用する酸の量に適合した式(II
I)のアミド1モルに基づき、上記の種類および量の塩
基である。
【0032】反応温度は比較的広範囲で変化できる。一
般的に反応は+20℃から+250℃の間、好ましくは40℃か
ら160℃の間、特に大気圧下のメタノールの沸点であ
る。
【0033】反応は大気圧で行うことができるが、加圧
(例えば1から100bar)することもできる。
【0034】一般式(II)のカルボン酸は周知である
か、または通常の方法により式(VI)
【0035】
【化13】
【0036】の4-アミノ-3-ヒドロキシフタリドを一般
式(Va)のアルデヒドまたは一般式(Vb)
【0037】
【化14】
【0038】式中、R1、R4およびR5は上記定義のと
おりであるのそのアセタールと不活性有機溶媒中で反応
させることにより製造できる。
【0039】適当な溶媒は反応条件下で不活性なすべて
の溶媒である。メタノール、イソプロパノール、エタノ
ールおよびn−プロパノール、アセトニトリル、テトラ
ヒドロフラン、ジエチレングリコールジメチルエーテル
および酢酸が好ましい。特にエタノールおよびイソプロ
パノールが好ましい。
【0040】反応温度は比較的広範囲で変化できる。一
般的に反応は+20℃から+150℃の間、好ましくは+60℃か
ら+120℃の間、特に関連溶媒の沸点である。
【0041】反応は大気圧で行うことができるが、加圧
(例えば1から50bar)することもできる。一般的に大気
圧下で行われる。
【0042】一般式(VI)の化合物は周知である[欧
州特許出願公開第476 474号を参照されたい]。
【0043】一般式(Va)および(Vb)のアルデヒド
およびそのアセタールは周知のものもあるが、周知方法
により製造できる。
【0044】本明細書中の方法[C]の適当な溶媒は、
反応条件下で変化しないすべての不活性有機溶媒および
それらの水との混合物である。これらにはメタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロパノールまたはエ
チレングリコールのようなアルコール類、あるいはジオ
キサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエー
テルまたはジエチレングリコールジメチルエーテル、ア
セトニトリルのようなエーテル類、あるいはヘキサメチ
ルホスホルアミドまたはホルムアミドのようなアミド
類、あるいは酢酸、あるいは塩化メチレン、四塩化炭素
のようなハロゲン化炭化水素あるいはベンゼン、クロロ
ベンゼンまたはトルエンのような炭化水素、ならびに例
えば酢酸エチルのようなエステルもある。同様に特別な
溶媒の混合物を使用することもできる。ジメチルホルム
アミド、酢酸、酢酸/水、クロロベンゼンまたはジエチ
レングリコールジメチルエーテルが好ましい。反応をそ
れぞれのアルデヒドまたはアセタールを溶媒とした中で
行うこともできる。酢酸および酢酸と水との混合物が好
ましい。
【0045】第一段階の反応温度は比較的広範囲で変化
できる。一般的に反応は+20℃から+250℃の間、好まし
くは60℃から160℃の間、特に関連溶媒の沸点である。
【0046】反応は大気圧で行うことができるが、加圧
(例えば1から100bar)することもできる。
【0047】式(IV)の4-アミノ-3-ヒドロキシフタ
ルイミドは新規であり、例えば周知の4-ニトロ-3-ヒド
ロキシフタルイミドを、常法により触媒存在下で不活性
溶媒中で還元(好ましくは水素化により)することによ
り製造できる。
【0048】方法[D](R2=CN)の適当な溶媒
は、特にジメチルホルムアミドまたはジメチスルホキシ
ドである。しかし各々の水−除去剤を溶媒として使用す
ることもできる。
【0049】適当な水−除去剤は例えば五酸化リン、塩
化ホスホリル、五塩化リンまたは塩化チオニルである。
塩化チオニルが好ましい。
【0050】第二段階の反応温度は一般的に-20℃から+
50℃の範囲、好ましくは0℃から+25℃である。
【0051】反応は大気圧で行うことができるが、加圧
(1から100bar)することもできる。
【0052】上記の製造法は明瞭化のためにのみ記載し
たものである。一般式(I)の本発明の化合物の製造は
これら本発明の方法に限定されるわけではなく、これら
の方法の任意の変更がこれら化合物の製造のために同様
に使用できる。
【0053】本発明の3-置換キノリン化合物は4-キノリ
ル−ジヒドロピリジン類合成の貴重な中間体であるの
で、1,4-ジヒドロピリジン化学にきわめて重要である
[この点に関しては欧州特許出願公開第452 712号明細
書を参照されたい]。
【0054】
【実施例】製造実施例 実施例1 メチル3-フェニルキノリン-5-カルボン酸
【0055】
【化15】
【0056】1a.方法A:(第一変法) 300mlのトルエン中の67.5mlの塩化チオニル(0.93モル)
溶液を70-75℃で、1500mlのトルエン中の187.5gの3-フ
ェニルキノリン-5-カルボン酸(0.75モル)の懸濁液に30
分間にわたって滴下した。この混合物を次に温度を約11
0℃に上げながら還流下で2時間撹拌した。60℃に冷却
後、150mlのメタノールを10分間にわたって滴下した
(わずかに発熱反応)。この混合物をさらに30分間還流
下(約75℃)で撹拌し、そして次に室温に冷却した。150
gの炭酸ナトリウム溶液(900mlの水中)を混合物に流し
込んだ。この時点でpHは9.0から9.5でなければならな
い。混合物を30分間、約40℃で撹拌し、そしてトルエン
相を分離した。この溶液をNa2SO4で乾燥し、そして濾過
後に使用実施例(変法a)に従いトルエンを除去するこ
とによりtert-ブタノールにした。
【0057】1b.方法A:(第二変法) 249.3g(1モル)の3-フェニルキノリン-5-カルボン酸を撹
拌しながら約50℃で2lのメタノール(実験級)中にて懸濁
した。136mlの塩化スルフリル(1.7モル)を約50-60℃に
て約2時間にわたって滴下した(発熱反応、加熱浴は除
去)。滴下完了後、混合物を一晩還流下で沸騰させ、そ
して引き続き室温に冷却した。反応混合物を188g(1.77
モル)のNa2CO3(2lの水中)溶液に約15分間にわたって滴
下した。沈殿物を吸引濾過し、500mlの水で遊離塩を洗
浄し、そして60℃にて真空乾燥した。収量:253g(理論値
の96%) 融点:99-100℃ 1c.方法B: 248.0g(1モル)の3-フェニルキノリン-5-カルボキシアミ
ドを撹拌しながら還流下で2.0lのメタノール(実験級)中
にて懸濁した。300mlの濃H2SO4を約20時間にわたって滴
下した。混合物を引き続き還流下で約4-5時間撹拌し、透
明溶液を得た。準備のため室温に冷却した溶液を4lの氷
-冷却炭酸ナトリウム水溶液(約4モル)中に撹拌して入れ
た。メチルエステルが沈殿し、これをにらに1時間撹拌
し、吸引濾過した。濾塊を500mlのH2Oを使用し中性にな
るまで洗浄し、引き続き約80℃にて一晩真空乾燥した。
【0058】収量(粗生成物):262g(理論値の99.5%)
粗生成物は2lのメタノールから結晶した。 収量(乾燥後):204g(理論値の77.5%) 融点:99-100℃実施例2 3-フェニルキノリン-5-カルボキサミド
【0059】
【化16】
【0060】方法(C) a) 3.28g(20ミリモル)の4-アミノ-3-ヒドロキシフタルイミ
ドを40mlのジグライムに懸濁し、そして4mlのフェニル
アセトアルデヒドと混合した。この混合物を1時間、温
度170℃の浴中にて撹拌し透明溶液を得、そして次に副
生成物が沈殿した。混合物を熱いまま吸引濾過した。濾
液を5mlの水と混合し、撹拌しながら冷却した。沈殿した
結晶を吸引濾過し、水およびエタノールで洗浄し、そし
て乾燥した。これにより融点が227-229℃の2.6g(理論値
の52.4%)の無色結晶が得られた。
【0061】b) 492.5g(3モル)の4-アミノフタルイミド(粗材料、結晶を
含む)を3lの氷酢酸に懸濁し、そして加熱(115℃)還
流した。撹拌しながら、497ml(3モル)のフェニルアセト
アルデヒドジメチルアセタールを約30分間にわたって滴
下した。混合物を続いてさらに約6時間、還流下で撹拌
し、ほとんど透明の溶液を得た(結晶は別)。反応混合
物を高温濾過(約80℃)し、そして撹拌しながらゆっく
りと室温に冷却した。生成した結晶塊を次に吸引濾過
し、約500mlの氷酢酸そして次に約100mlの水で洗浄し
た。これを48時間、約70-80℃の真空中にて乾燥した。
【0062】収量:383g(理論値の65%)実施例3 3-n-ヘキシルキノリン-5-カルボキサミド
【0063】
【化17】
【0064】1.64g(5ミリモル)の4-アミノ-3-ヒドロキ
シフタルイミドを15mlのジグライム中で2mlのオクタナ
ールと撹拌し、そして温度160℃の浴中で4時間撹拌し
た。 混合物を冷却し、氷水中に注ぎ、吸引濾過し、固体
を水および石油エーテルで洗浄した。残渣を10mlの加温
DMFで撹拌し、そして不溶性残渣を濾去した。濾液を
フラッシュクロマトグラフィーでトルエン/アセトン混
合物を使用して分離した。所望の化合物を含有する画分
を蒸発させた。アセトニトリルを使用する結晶化により
融点が206から208℃の130mg(約10%)の無色結晶を得
た。
【0065】実施例4 3-フェニルキノリン-5-カルボニトリル
【0066】
【化18】
【0067】最初に124g(0.5モル)の実施例2からの化
合物(3-フェニルキノリン-5-カルボキサミド)を、500
mlのDMFに室温で加えた。撹拌しながら90mlの塩化チ
オニルを氷で冷却しながら滴下し、内部温度を20から25
℃の温度に維持した。混合物をさらに2.5時間撹拌し、
次に100mlの水を滴下し、そして懸濁液を1500mlの希釈
した水酸化ナトリウム溶液(2.5N)に撹拌した。温度を氷
冷により約30℃に維持した。結晶生成物を吸引濾過し、
水で洗浄し、真空乾燥させた。
【0068】収量;98g(すなわち理論値の85%) IR(KBr):ν=2220cm-1(ν、CN)使用実施例 (3-フェニルキノリン-5-カルボアルデヒドの製造)
【0069】
【化19】
【0070】変法a:実施例1c(メチルエステル)に
記載した200g(0.75モル)の化合物を1500mlのtert-ブタ
ノールに溶解した。75gの硼水素化ナトリウム(2モル)を
この溶液に加えた。400mlのメタノールを次に70-75℃で
3時間にわたって滴下した(H2発生)。混合物をさらに30
分間還流下で撹拌し続けた。50mlのアセトンを次に滴下
し、そして混合物をさらに1時間、還流下で撹拌した。4
50mlの水および50mlの濃水酸化ナトリウム溶液を次に混
合物に加えた。溶媒を大気圧下で最高98-100℃の内部温
度で蒸発させた(約2000ml)。250mlの水を加えた後、混
合物を50-65℃で、それぞれ300mlのトルエンで4回抽出
した。少量のタール状化合物が水性相に残った。合わせ
たトルエン溶液を大気圧下で約700mlの残容量に蒸発さ
せ、660gの二酸化マンガン懸濁液(600mlのトルエン中)
に滴下した。混合物を次に45-50℃で3時間撹拌した。完
全に酸化した後(HPLCで監視する)、二酸化マンガンを
吸引濾過し、そしてトルエンで洗浄した。減圧下でトル
エンをほとんど蒸留させた。650mlのイソプロパノール
を加えた後、沈殿した生成物を還流下で溶解した。150m
lの溶媒を大気圧下で蒸留させた。混合物を0℃に冷却
し、そして0℃で2時間撹拌した。生成物を吸引濾過し、
50mlの冷イソプロパノールで洗浄し、そして30℃で真空
乾燥させた。
【0071】収量:113g(理論値の64.6%)変法b: 23g(0.1モル)の3-フェニルキノリン-5-カルボ
ニトリル(実施例4からの物質)を150mlのギ酸に10gのラ
ニーニッケルと共に混合した。混合物を約80℃で約5時
間撹拌した。3-フェニルキノリン-5-カルボアルデヒド
のゆっくりした生成がHPLCで観察された。さらに、3-フ
ェニル-5-ヒドロキシメチルキノリンが過還元生成物と
して形成した。準備のために300mlのH2Oを撹拌し、そし
て混合物を場合によっては200mlの塩化メチレンで抽出
した。この塩化メチレン相を続いて40℃(還流)で2時
間、10gの二酸化マンガンと撹拌した。濾過後、溶液を
蒸発させ、そして残渣をイソプロパノールから結晶化し
た。 収量:13.5g(理論値の58%) 本発明の主な特徴および態様は次の通りである。1.一
般式(I)
【0072】
【化20】
【0073】式中、R1は最高12個の炭素原子を有す
る直鎖もしくは分枝アルキル、または式−X−R3の基
を表し、式中、Xは単結合、酸素または硫黄原子あるい
は最高6個の炭素原子を有するアルキリデン鎖を示し、
そしてR3は3−8個の炭素原子を有するシクロアルキ
ル、あるいは場合によってはニトロ、ハロゲン、トリフ
ルオロメチルにより、またはそれぞれ最高8個の炭素原
子、ヒドロキシまたはカルボキシを有する直鎖もしくは
分枝アルキル、アルコキシまたはアルコキシカルボニル
により同一または異なり3回まで置換されてもよいフェ
ニルを示し、そしてR2は-COOCH3、-CNまたは-CONH2
ら成る群から選択された基を表す、の3-置換キノリン-5
-カルボン酸誘導体。
【0074】2.一般式(I)式中、R1が最高10個
の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、または
式X−R3の基を表し、式中、Xが単結合、酸素または
硫黄原子あるいは最高4個の炭素原子を有するアルキリ
デン鎖を示し、そしてR3がシクロプロピル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシル、あるいは場合によってはニト
ロ、フルオロ、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチルに
より、またはそれぞれ最高6個の炭素原子を有する直鎖
もしくは分枝アルキル、アルコキシまたはアルコキシカ
ルボニルにより同一または異なり最高2回まで置換され
てもよいフェニルを示し、そしてR2が-COOCH3、-CNま
たは-CONH2から成る群から選択された基を表す、の上記
1記載の化合物。
【0075】3. 一般式(I)式中、R1が最高6個の
炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、またはシ
クロヘキシル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル
を表すか、あるいは場合によってはニトロ、フルオロ、
クロロ、トリフルオロメチルにより、またはそれぞれ最
高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル、
アルコキシまたはアルコキシカルボニルにより同一また
は異なり最高2回まで置換されてもよいフェニルを示
し、R2が-COOCH3、-CNまたは-CONH2から成る群から選
択された基を表す、の上記1記載の化合物。
【0076】4.[A]R2がCOOCH3の場合には、一般
式(II)
【0077】
【化21】
【0078】式中、R1は上記定義のとおりである、の3
-置換キノリン-5-カルボン酸を無機または有機酸塩化物
と反応させ、そして対応するカルボン酸塩化物を場合に
よっては単離した後にメタノールでエステル化するか、
あるいは、[B]一般式(III)
【0079】
【化22】
【0080】式中R1は上記定義のとおりであるのカル
ボン酸アミドを、始めにメタノール中の主として無水−
酸と反応させ、引き続きエステルを塩基を添加すること
により沈殿させるか、あるいは、[C]R2が-CO-NH2
場合には、式(IV)
【0081】
【化23】
【0082】の4-アミノ-3-ヒドロキシフタルイミド
を、一般式(Va)または(Vb)
【0083】
【化24】
【0084】式中、R1は上記定義のとおりであり、R4
およびR5は同一または異なり、3−6個の炭素原子を
有するシクロアルキル、6−10個の炭素原子を有する
アリールを表すか、あるいは最高6個の炭素原子を有す
る直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいは一緒に
エチレンまたはプロピレン基を表す、のアルデヒドまた
はそのアセタール誘導体と不活性溶媒中で反応させ、そ
して[D]R2が−CNの場合には、場合によっては不
活性溶媒中で式(III)のアミドを水−吸引剤で処理
することによりニトリルに転換する、ことにより製造す
ることを特徴とする上記1記載の一般式(I)の化合物
の製造法。
【0085】5.キノリン-5-カルボアルデヒド類の製
造用の上記1記載の一般式(I)の化合物の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール−ハインツ・バール ドイツ51519オーデンタール・ヨハン−ヘ ク−シユトラーセ8 (72)発明者 ヤン−ベルント・レンフアース ドイツ42117ブツペルタール・フベルトウ スアレー9 (72)発明者 ザミル・ザマーン ドイツ42113ブツペルタール・パウル−エ ールリヒ−シユトラーセ21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 式中、 R1は最高12個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
    アルキル、または式−X−R3の基を表し、 式中、 Xは単結合、酸素または硫黄原子あるいは最高6個の炭
    素原子を有するアルキリデン鎖を示し、 そしてR3は3−8個の炭素原子を有するシクロアルキ
    ル、あるいは場合によってはニトロ、ハロゲン、トリフ
    ルオロメチルにより、またはそれぞれ最高8個の炭素原
    子、ヒドロキシまたはカルボキシを有する直鎖もしくは
    分枝アルキル、アルコキシまたはアルコキシカルボニル
    により同一または異なり3回まで置換されてもよいフェ
    ニルを示し、そしてR2は-COOCH3、-CNまたは-CONH2
    ら成る群から選択された基を表す、の3−置換キノリン
    −5−カルボン酸誘導体。
  2. 【請求項2】 [A]R2がCOOCH3の場合には、一般式
    (II) 【化2】 式中、R1は請求項1に定義したとおりである、の3-置
    換キノリン-5-カルボン酸を無機または有機酸塩化物と
    反応させ、そして対応するカルボン酸塩化物を場合によ
    っては単離した後にメタノールでエステル化するか、あ
    るいは、[B]一般式(III) 【化3】 式中R1は請求項1に定義したとおりであるのカルボン
    酸アミドを、始めにメタノール中の主として無水−酸と
    反応させ、引き続きエステルを塩基を添加することによ
    り沈殿させるか、あるいは、[C]R2が-CO-NH2の場合
    には、式(IV) 【化4】 の4-アミノ-3-ヒドロキシフタルイミドを、一般式(V
    a)または(Vb) 【化5】 式中、 R1は請求項1に定義したとおりであり、 R4およびR5は同一または異なり、3−6個の炭素原子
    を有するシクロアルキル、6−10個の炭素原子を有す
    るアリールを表すか、あるいは最高6個の炭素原子を有
    する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、あるいは一緒
    にエチレンまたはプロピレン基を表す、のアルデヒドま
    たはそのアセタール誘導体と不活性溶媒中で反応させ、
    そして[D]R2が−CNの場合には、場合によっては
    不活性溶媒中で式(III)のアミドを水−除去剤で処
    理することによりニトリルに転換する、ことにより製造
    することを特徴とする請求項1記載の一般式(I)の化
    合物の製造法。
  3. 【請求項3】 キノリン-5-カルボアルデヒド類製造用
    における中間体としての請求項1記載の一般式(I)の
    化合物の使用。
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