JPH0845476A - 蛍光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置 - Google Patents
蛍光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置Info
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- JPH0845476A JPH0845476A JP23675394A JP23675394A JPH0845476A JP H0845476 A JPH0845476 A JP H0845476A JP 23675394 A JP23675394 A JP 23675394A JP 23675394 A JP23675394 A JP 23675394A JP H0845476 A JPH0845476 A JP H0845476A
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- light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光出力を向上させるとともに、寿命経過による
光出力の低下、すなわち維持率を抑制することができる
蛍光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置を提供す
る。 【構成】水銀を含む放電ガスが封入された透光性気密容
器201と、430nm以下の波長域に発光ピークを有
し、上記透光性気密容器の内側の特定方向を除いて被着
されたアパーチャ部207を有する蛍光体層206と、
を有し、定格管壁負荷が1000W/m2 以上であるこ
とを特徴とする蛍光ランプ。 【作用】管壁負荷が1000W/m2 以上で点灯するか
ら、紫外線放射量が増大し、蛍光体被膜で変換された光
がアパーチャ部より外部へ出力されるので、この方向の
光量が増し、光出力が増大する。しかも、アパーチャ部
に蛍光体層を形成していないので、光吸収が少なくな
り、維持率を高めることができる。
光出力の低下、すなわち維持率を抑制することができる
蛍光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置を提供す
る。 【構成】水銀を含む放電ガスが封入された透光性気密容
器201と、430nm以下の波長域に発光ピークを有
し、上記透光性気密容器の内側の特定方向を除いて被着
されたアパーチャ部207を有する蛍光体層206と、
を有し、定格管壁負荷が1000W/m2 以上であるこ
とを特徴とする蛍光ランプ。 【作用】管壁負荷が1000W/m2 以上で点灯するか
ら、紫外線放射量が増大し、蛍光体被膜で変換された光
がアパーチャ部より外部へ出力されるので、この方向の
光量が増し、光出力が増大する。しかも、アパーチャ部
に蛍光体層を形成していないので、光吸収が少なくな
り、維持率を高めることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー印刷の定着用紙
に紫外線や可視光を照射して色素を定着させるための蛍
光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置に関する。
に紫外線や可視光を照射して色素を定着させるための蛍
光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、テレビやビデオデッキなどに専用
のカラープリンタを接続し、テレビやビデオデッキの画
面に写されたシーンの画像を上記専用のカラープリンタ
により定着用紙にカラー印刷するフルカラー印刷装置が
開発されている。
のカラープリンタを接続し、テレビやビデオデッキの画
面に写されたシーンの画像を上記専用のカラープリンタ
により定着用紙にカラー印刷するフルカラー印刷装置が
開発されている。
【0003】この種のカラー印刷装置は、定着用紙とし
て特殊なカラー感熱紙を用い、このカラー感熱紙が定着
装置によって定着される。すなわち、カラー感熱紙10
0は、図21に示されるように、台紙110の表面に絵
の具の3原色として知られるイエロー(黄)111、マ
ゼンダ(赤)112およびシアン(青)113の色素源
をそれぞれ積層して塗布してあり、図19に示されたプ
ラテン120の外面に巻かれて回転されるようになって
いる。
て特殊なカラー感熱紙を用い、このカラー感熱紙が定着
装置によって定着される。すなわち、カラー感熱紙10
0は、図21に示されるように、台紙110の表面に絵
の具の3原色として知られるイエロー(黄)111、マ
ゼンダ(赤)112およびシアン(青)113の色素源
をそれぞれ積層して塗布してあり、図19に示されたプ
ラテン120の外面に巻かれて回転されるようになって
いる。
【0004】プリンタサーマルヘッド150により、最
初にイエロー層111の所定部分を低エネルギーで加熱
し、この加熱部分を発色させる。プラテン120の回転
に伴い、カラー感熱紙100が回転するとき、カラー定
着用光源としての第1の蛍光ランプ200から420nm
以上の光が照射され、これによりイエロー発色部分の薬
剤が光反応することによりイエロー色素の定着がなされ
る。
初にイエロー層111の所定部分を低エネルギーで加熱
し、この加熱部分を発色させる。プラテン120の回転
に伴い、カラー感熱紙100が回転するとき、カラー定
着用光源としての第1の蛍光ランプ200から420nm
以上の光が照射され、これによりイエロー発色部分の薬
剤が光反応することによりイエロー色素の定着がなされ
る。
【0005】次に、プリンタサーマルヘッド150によ
り、2層目のマゼンダ層112の所定部分を中エネルギ
ーで加熱し、この加熱部分を発色させる。プラテン12
0の回転に伴い、カラー感熱紙100が回転するとき、
他のカラー定着用光源としての第2の蛍光ランプ300
から、410nm以下の光、例えば365nmの紫外線が照
射され、これによりマゼンダ発色部分の薬剤が光反応し
てマゼンダの色素を定着させる。
り、2層目のマゼンダ層112の所定部分を中エネルギ
ーで加熱し、この加熱部分を発色させる。プラテン12
0の回転に伴い、カラー感熱紙100が回転するとき、
他のカラー定着用光源としての第2の蛍光ランプ300
から、410nm以下の光、例えば365nmの紫外線が照
射され、これによりマゼンダ発色部分の薬剤が光反応し
てマゼンダの色素を定着させる。
【0006】さらに、プリンタサーマルヘッド150に
より、3層目のシアン層113の所定部分を加熱し、こ
の加熱部分を発色させる。このシアン層113は光を照
射しなくても定着がなされる。
より、3層目のシアン層113の所定部分を加熱し、こ
の加熱部分を発色させる。このシアン層113は光を照
射しなくても定着がなされる。
【0007】このような定着方法により、絵の具の3原
色のイエロー(黄)111、マゼンダ(赤)112およ
びシアン(青)113の色素がそれぞれ発色し、これら
発色部分が相互に混ざりあって各種の色を現出し、よっ
てカラープリントがなされるようになっている。
色のイエロー(黄)111、マゼンダ(赤)112およ
びシアン(青)113の色素がそれぞれ発色し、これら
発色部分が相互に混ざりあって各種の色を現出し、よっ
てカラープリントがなされるようになっている。
【0008】ところで、上記各色素層の定着には、可視
光および紫外線を照射する第1および第2の蛍光ランプ
200、300が使用されている。イエローの色素源を
定着させる薬剤は、図22のAで示すように、420nm
以上の波長域に感応波長域をもち、またマゼンダの色素
源を定着させる薬剤は、図22のBで示すように、41
0nm以下の波長域に感応波長域をもっている。このた
め、第1の蛍光ランプ200は420nm以上の可視光域
に発光中心をもち、第2の蛍光ランプ300は410nm
以下の波長域に発光中心をもつようなランプが使用され
ている。
光および紫外線を照射する第1および第2の蛍光ランプ
200、300が使用されている。イエローの色素源を
定着させる薬剤は、図22のAで示すように、420nm
以上の波長域に感応波長域をもち、またマゼンダの色素
源を定着させる薬剤は、図22のBで示すように、41
0nm以下の波長域に感応波長域をもっている。このた
め、第1の蛍光ランプ200は420nm以上の可視光域
に発光中心をもち、第2の蛍光ランプ300は410nm
以下の波長域に発光中心をもつようなランプが使用され
ている。
【0009】一般に蛍光ランプは、バルブ内に封入した
水銀から放出される紫外線をバルブの内面に形成した蛍
光体層により所望の波長域の光に変換することができる
から、蛍光体層を選択することにより上記420nm以上
の可視光や、410nm以下などの光を放出させることが
でき、よって上記のような光源として最適である。しか
も蛍光ランプは、細長い発光領域をもつので所定の面積
の感熱紙を走査して露光させるのに有利であり、かつ消
費電力の割には発光量が多いので発光効率がよく、さら
に発熱が少ないからカラー印刷装置のハウジングに収容
して用いても印刷装置の温度上昇を少なくすることがで
きる、などの利点がある。したがって、上記カラープリ
ントの定着用の光源としては、上記のような第1および
第2の蛍光ランプ200、300を使用している。
水銀から放出される紫外線をバルブの内面に形成した蛍
光体層により所望の波長域の光に変換することができる
から、蛍光体層を選択することにより上記420nm以上
の可視光や、410nm以下などの光を放出させることが
でき、よって上記のような光源として最適である。しか
も蛍光ランプは、細長い発光領域をもつので所定の面積
の感熱紙を走査して露光させるのに有利であり、かつ消
費電力の割には発光量が多いので発光効率がよく、さら
に発熱が少ないからカラー印刷装置のハウジングに収容
して用いても印刷装置の温度上昇を少なくすることがで
きる、などの利点がある。したがって、上記カラープリ
ントの定着用の光源としては、上記のような第1および
第2の蛍光ランプ200、300を使用している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
この種のカラー定着装置の性能の向上が要請されてい
る。すなわち、現在使用されているマセンダの色素源
は、蛍光ランプから410nm以下、例えば365nm付近
の紫外線を照射する場合、通常の一般照明用蛍光ランプ
と同等の光出力で照射すると、鮮明な色信号が得にくい
ばかりか、定着時間が長くかかるという問題がある。し
たがって、カラー定着装置の性能を向上させるには、蛍
光ランプの光出力を増大させる必要があり、このように
すれば定着性能が高くなり、定着速度を早くすることが
できる。
この種のカラー定着装置の性能の向上が要請されてい
る。すなわち、現在使用されているマセンダの色素源
は、蛍光ランプから410nm以下、例えば365nm付近
の紫外線を照射する場合、通常の一般照明用蛍光ランプ
と同等の光出力で照射すると、鮮明な色信号が得にくい
ばかりか、定着時間が長くかかるという問題がある。し
たがって、カラー定着装置の性能を向上させるには、蛍
光ランプの光出力を増大させる必要があり、このように
すれば定着性能が高くなり、定着速度を早くすることが
できる。
【0011】そこで、蛍光ランプの光出力を増大させる
ために、本発明者らは、定格点灯時における管壁負荷を
高くするとともに、反射形蛍光ランプの採用を試みた。
定格点灯時における管壁負荷を1000W/m2 以上に
すれば、光出力の増大が期待でき、また反射形蛍光ラン
プは図23および図24に示された構造を有しているか
らアパーチャ部207より放出される光出力が増加す
る。すなわち、図23は反射形蛍光ランプの一部を切り
欠いて断面した正面図、図24はその断面図である。こ
の蛍光ランプは直管形のバルブ201の両端がステム2
02で封止された透光性の気密容器をなしている。ステ
ム202には電極203を支持したリード線204が気
密に貫通されている。バルブ201の内面には光反射膜
205が形成されており、この光反射膜205の内面に
は蛍光体被膜206が形成されている。
ために、本発明者らは、定格点灯時における管壁負荷を
高くするとともに、反射形蛍光ランプの採用を試みた。
定格点灯時における管壁負荷を1000W/m2 以上に
すれば、光出力の増大が期待でき、また反射形蛍光ラン
プは図23および図24に示された構造を有しているか
らアパーチャ部207より放出される光出力が増加す
る。すなわち、図23は反射形蛍光ランプの一部を切り
欠いて断面した正面図、図24はその断面図である。こ
の蛍光ランプは直管形のバルブ201の両端がステム2
02で封止された透光性の気密容器をなしている。ステ
ム202には電極203を支持したリード線204が気
密に貫通されている。バルブ201の内面には光反射膜
205が形成されており、この光反射膜205の内面に
は蛍光体被膜206が形成されている。
【0012】光反射膜205は、バルブ201の周方向
に沿って所定の開口角θを除いて、すなわち光が透過す
るアパーチャ部207を除いて、バルブ201の内面に
形成されており、これに対し、蛍光体被膜206は上記
アパーチャ部207を含めて全周に亘り塗布されてい
る。したがって、アパーチャ部207の内面にも蛍光体
被膜206が形成されている。
に沿って所定の開口角θを除いて、すなわち光が透過す
るアパーチャ部207を除いて、バルブ201の内面に
形成されており、これに対し、蛍光体被膜206は上記
アパーチャ部207を含めて全周に亘り塗布されてい
る。したがって、アパーチャ部207の内面にも蛍光体
被膜206が形成されている。
【0013】このような構造にすれば、管壁負荷が10
00W/m2 以上であるから点灯中の紫外線放射量が増
大する。また、蛍光体被膜206で変換された365nm
付近の紫外線は、アパーチャ部207から集中的に外部
へ出力されるので、この方向に向かう光量が増し、光出
力が増大することになる。
00W/m2 以上であるから点灯中の紫外線放射量が増
大する。また、蛍光体被膜206で変換された365nm
付近の紫外線は、アパーチャ部207から集中的に外部
へ出力されるので、この方向に向かう光量が増し、光出
力が増大することになる。
【0014】しかしながら、このような蛍光ランプは、
寿命初期に光出力の大幅な向上が実現できたが、寿命の
経過とともに光出力の大幅な低下がみられた。このよう
な光出力の大幅な低下は、一般照明用蛍光ランプはもち
ろんのこと、複写機等の画像読取り用の反射形蛍光ラン
プには見られなかった現象であり、カラー定着用蛍光ラ
ンプ特有の現象であった。
寿命初期に光出力の大幅な向上が実現できたが、寿命の
経過とともに光出力の大幅な低下がみられた。このよう
な光出力の大幅な低下は、一般照明用蛍光ランプはもち
ろんのこと、複写機等の画像読取り用の反射形蛍光ラン
プには見られなかった現象であり、カラー定着用蛍光ラ
ンプ特有の現象であった。
【0015】この点を解明したところ、管壁負荷が10
00W/m2 以上の図23および図24に示された構造
の反射形蛍光ランプにおいては、アパーチャ部207の
内面に蛍光体被膜206が形成されているため、この蛍
光体被膜206が自己吸収作用を生じ、透過しようとす
る光を吸収し、よって光出力の低下を招くものと推測さ
れる。
00W/m2 以上の図23および図24に示された構造
の反射形蛍光ランプにおいては、アパーチャ部207の
内面に蛍光体被膜206が形成されているため、この蛍
光体被膜206が自己吸収作用を生じ、透過しようとす
る光を吸収し、よって光出力の低下を招くものと推測さ
れる。
【0016】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、光出力を向上させ
るとともに、寿命経過による光出力の低下、すなわち維
持率を抑制することができる蛍光ランプおよびこれを用
いたカラー定着装置を提供しようとするものである。
たもので、その目的とするところは、光出力を向上させ
るとともに、寿命経過による光出力の低下、すなわち維
持率を抑制することができる蛍光ランプおよびこれを用
いたカラー定着装置を提供しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の蛍光ラ
ンプは、水銀を含む放電ガスが封入された透光性気密容
器と、430nm以下の波長域に発光ピークを有し、上記
透光性気密容器の内側の特定方向を除いて被着されたア
パーチャ部を有する蛍光体層と、を有し、定格管壁負荷
が1000W/m2 以上であることを特徴とする。
ンプは、水銀を含む放電ガスが封入された透光性気密容
器と、430nm以下の波長域に発光ピークを有し、上記
透光性気密容器の内側の特定方向を除いて被着されたア
パーチャ部を有する蛍光体層と、を有し、定格管壁負荷
が1000W/m2 以上であることを特徴とする。
【0018】請求項2の発明の蛍光ランプは、請求項1
の蛍光ランプの透光性気密容器と蛍光体層との間に光反
射膜を有していることを特徴とする。請求項3の発明の
蛍光ランプは、請求項1または請求項2の蛍光ランプの
アパーチャ部に透光性保護膜を有していることを特徴と
する。
の蛍光ランプの透光性気密容器と蛍光体層との間に光反
射膜を有していることを特徴とする。請求項3の発明の
蛍光ランプは、請求項1または請求項2の蛍光ランプの
アパーチャ部に透光性保護膜を有していることを特徴と
する。
【0019】請求項4の発明の蛍光ランプは、請求項1
ないし請求項3のいずれか1の蛍光ランプの蛍光体層
が、Sr2 P2 O7 :EuまたはSrB4 O7 :Euの
少なくとも1種を主体として構成されていることを特徴
とする。
ないし請求項3のいずれか1の蛍光ランプの蛍光体層
が、Sr2 P2 O7 :EuまたはSrB4 O7 :Euの
少なくとも1種を主体として構成されていることを特徴
とする。
【0020】請求項5の発明のカラー定着装置は、定着
用紙を移動させる手段と、上記移動される定着用紙に、
定着用光線を照射する請求項1ないし請求項4のいずれ
か1に記載の蛍光ランプと、を具備していることを特徴
とする。
用紙を移動させる手段と、上記移動される定着用紙に、
定着用光線を照射する請求項1ないし請求項4のいずれ
か1に記載の蛍光ランプと、を具備していることを特徴
とする。
【0021】請求項6の発明のカラー定着装置は、定着
用紙を移動させる手段と、上記移動される定着用紙に、
互いに波長の異なる定着用光線を照射する請求項1ない
し請求項4のいずれか1に記載の第1の蛍光ランプおよ
び第2の蛍光ランプと、を具備していることを特徴とす
る。
用紙を移動させる手段と、上記移動される定着用紙に、
互いに波長の異なる定着用光線を照射する請求項1ない
し請求項4のいずれか1に記載の第1の蛍光ランプおよ
び第2の蛍光ランプと、を具備していることを特徴とす
る。
【0022】
【作用】請求項1の蛍光ランプは、アパーチャ部に光吸
収をもたらす蛍光体層を形成していないので蛍光ランプ
の光出力の維持率を高めることができる。430nm以下
の波長域に発光ピークを有する蛍光体を用いた蛍光ラン
プは、いわゆる紫外線蛍光ランプとして実用化されてい
るが、従来の場合は、その点灯時の管壁負荷が500W
/m2 以下と低いため、維持率が低くなるといった割合
が少なく、かつ維持率が低くなりすぎるという問題もあ
まり発生しなかった。また、500W/m2 以上の管壁
負荷で点灯される蛍光ランプは、これまで430nm以上
の波長域に発光ピークを有する蛍光体、例えば3波長発
光形蛍光ランプの青色系蛍光体として用いられているB
aMgO2 Al16O27:Eu(ピーク波長435nm)を
使用していたため、また、管壁負荷が500W/m2 以
上とはいっても1000W/m2 未満であったため、同
じく維持率が低すぎるということはなかった。
収をもたらす蛍光体層を形成していないので蛍光ランプ
の光出力の維持率を高めることができる。430nm以下
の波長域に発光ピークを有する蛍光体を用いた蛍光ラン
プは、いわゆる紫外線蛍光ランプとして実用化されてい
るが、従来の場合は、その点灯時の管壁負荷が500W
/m2 以下と低いため、維持率が低くなるといった割合
が少なく、かつ維持率が低くなりすぎるという問題もあ
まり発生しなかった。また、500W/m2 以上の管壁
負荷で点灯される蛍光ランプは、これまで430nm以上
の波長域に発光ピークを有する蛍光体、例えば3波長発
光形蛍光ランプの青色系蛍光体として用いられているB
aMgO2 Al16O27:Eu(ピーク波長435nm)を
使用していたため、また、管壁負荷が500W/m2 以
上とはいっても1000W/m2 未満であったため、同
じく維持率が低すぎるということはなかった。
【0023】これに対し、本発明の蛍光ランプは定格点
灯時の管壁負荷が1000W/m2以上であり、なおか
つ、蛍光体の発する光が430nm以下の波長域に発光
ピークを有するため、それ自体の光エネルギーが強く、
蛍光体自体が性能を低下しやすいということが分かっ
た。この場合の性能低下は、蛍光体がカラーセンターを
作って光を自己吸収するためであることも分かってき
た。このような自己吸収による性能低下は蛍光体層の全
体で起こっているが、アパーチャ部とそれ以外の部分と
では光出力を低下させる影響が大きく違い、アパーチャ
部以外で性能低下があってもアパーチャ部における性能
低下に比べるとその影響は大したことがないことが分か
った。
灯時の管壁負荷が1000W/m2以上であり、なおか
つ、蛍光体の発する光が430nm以下の波長域に発光
ピークを有するため、それ自体の光エネルギーが強く、
蛍光体自体が性能を低下しやすいということが分かっ
た。この場合の性能低下は、蛍光体がカラーセンターを
作って光を自己吸収するためであることも分かってき
た。このような自己吸収による性能低下は蛍光体層の全
体で起こっているが、アパーチャ部とそれ以外の部分と
では光出力を低下させる影響が大きく違い、アパーチャ
部以外で性能低下があってもアパーチャ部における性能
低下に比べるとその影響は大したことがないことが分か
った。
【0024】そこで、アパーチャ部に光吸収をもたらす
蛍光体層を形成しないことで、蛍光ランプとしての維持
率を高めることに成功したものである。すなわち、請求
項1の蛍光ランプは、定格管壁負荷が1000W/m2
以上であるから水銀蒸気圧が高くなって紫外線出力が増
し、430nm以下の波長域に発光ピークを有する蛍光体
層により変換された光はアパーチャ部を通じて外部に放
出されるから、この方向の光出力が増加し、しかもアパ
ーチャ部に蛍光体層を形成しないようにしたことによ
り、光出力の維持率を高めることができた。
蛍光体層を形成しないことで、蛍光ランプとしての維持
率を高めることに成功したものである。すなわち、請求
項1の蛍光ランプは、定格管壁負荷が1000W/m2
以上であるから水銀蒸気圧が高くなって紫外線出力が増
し、430nm以下の波長域に発光ピークを有する蛍光体
層により変換された光はアパーチャ部を通じて外部に放
出されるから、この方向の光出力が増加し、しかもアパ
ーチャ部に蛍光体層を形成しないようにしたことによ
り、光出力の維持率を高めることができた。
【0025】請求項2の蛍光ランプは、アパーチャ部以
外の部分に光反射膜が形成されているので、アパーチャ
部からの光出力を高くすることができる。請求項3の蛍
光ランプは、アパーチャ部に透光性保護膜が形成されて
いるから、アパーチャ部においてガラスと水銀の反応に
よるガラスの着色が抑制される。
外の部分に光反射膜が形成されているので、アパーチャ
部からの光出力を高くすることができる。請求項3の蛍
光ランプは、アパーチャ部に透光性保護膜が形成されて
いるから、アパーチャ部においてガラスと水銀の反応に
よるガラスの着色が抑制される。
【0026】請求項4の蛍光ランプは、蛍光体として、
Sr2 P2 O7 :EuまたはSrB4 O7 :Euの少な
くとも1種を用いたので、430nm以下の波長域に発光
ピークを有する紫外線の出力が大きくなる。
Sr2 P2 O7 :EuまたはSrB4 O7 :Euの少な
くとも1種を用いたので、430nm以下の波長域に発光
ピークを有する紫外線の出力が大きくなる。
【0027】請求項5のカラー定着装置は、請求項1な
いし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま活用でき、
定着性能が高くなる。請求項6のカラー定着装置は、請
求項1ないし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま奏
し、定着性能が高くなる。
いし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま活用でき、
定着性能が高くなる。請求項6のカラー定着装置は、請
求項1ないし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま奏
し、定着性能が高くなる。
【0028】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図13に示
す第1の実施例にもとづき説明する。本実施例は、フル
カラー印刷装置のカラー定着装置に適用した例を説明す
るが、フルカラー印刷装置のカラー定着装置は、その基
本的構成を図20に示してあり、これについては既に説
明したから、その詳細な説明は省略する。
す第1の実施例にもとづき説明する。本実施例は、フル
カラー印刷装置のカラー定着装置に適用した例を説明す
るが、フルカラー印刷装置のカラー定着装置は、その基
本的構成を図20に示してあり、これについては既に説
明したから、その詳細な説明は省略する。
【0029】すなわち、100は定着用紙としての特殊
なカラー感熱紙、120はプラテン、150はプリンタ
サーマルヘッド、200はイエローの定着用光源である
第1の蛍光ランプであり、また300はマゼンダの定着
用光源である第2の蛍光ランプである。
なカラー感熱紙、120はプラテン、150はプリンタ
サーマルヘッド、200はイエローの定着用光源である
第1の蛍光ランプであり、また300はマゼンダの定着
用光源である第2の蛍光ランプである。
【0030】図1は第1の蛍光ランプ200の一部断面
して示す側面図、図2はその横断面図、図3は第1の蛍
光ランプ200から発せられ光の分布特性を示す図、図
4はこのランプに用いた蛍光体自身の分光分布特性を示
す図である。
して示す側面図、図2はその横断面図、図3は第1の蛍
光ランプ200から発せられ光の分布特性を示す図、図
4はこのランプに用いた蛍光体自身の分光分布特性を示
す図である。
【0031】また、図5は第2の蛍光ランプ300の一
部断面して示す側面図、図6はその横断面図、図7は第
2の蛍光ランプ300から発せられ光の分布特性を示す
図、図8は光反射膜の各波長に対する反射特性図、図9
は膜厚と反射率との関係を示す反射特性図である。
部断面して示す側面図、図6はその横断面図、図7は第
2の蛍光ランプ300から発せられ光の分布特性を示す
図、図8は光反射膜の各波長に対する反射特性図、図9
は膜厚と反射率との関係を示す反射特性図である。
【0032】まず、第1の蛍光ランプ200について、
図1ないし図4にもとづき説明する。図1および図2に
おいて、符号201は直線形をなす発光管バルブであ
る。このバルブ201は両端がフレアステム202,2
02により閉塞されており、これらフレアステム20
2,202には熱陰極203,203が封装されてい
る。それぞれの熱陰極203,203は、フレアステム
202に気密に貫通されたリード線204…に接続され
ている。
図1ないし図4にもとづき説明する。図1および図2に
おいて、符号201は直線形をなす発光管バルブであ
る。このバルブ201は両端がフレアステム202,2
02により閉塞されており、これらフレアステム20
2,202には熱陰極203,203が封装されてい
る。それぞれの熱陰極203,203は、フレアステム
202に気密に貫通されたリード線204…に接続され
ている。
【0033】バルブ201の内面には、図2に示すよう
に、周方向の所定範囲に亘り光反射膜205が形成され
ている。この光反射膜205は、アルファアルミナ=α
−Al2 O3 、またはαアルミナとチタニアTiO2 を
混合した金属酸化物で形成されている。光反射膜205
は、好ましくはαアルミナの微粉末を積層して構成され
ており、この場合、光反射膜205の膜厚は、20μm
以上で100μm以下が望ましい。なお、αアルミナ
は、平均粒径が0.2μm以上で10μm以下の粉末の
状態で溶剤に混ぜ、この溶液をバルブ201の内面に塗
布して乾燥することにより積層構造として形成されてい
る。
に、周方向の所定範囲に亘り光反射膜205が形成され
ている。この光反射膜205は、アルファアルミナ=α
−Al2 O3 、またはαアルミナとチタニアTiO2 を
混合した金属酸化物で形成されている。光反射膜205
は、好ましくはαアルミナの微粉末を積層して構成され
ており、この場合、光反射膜205の膜厚は、20μm
以上で100μm以下が望ましい。なお、αアルミナ
は、平均粒径が0.2μm以上で10μm以下の粉末の
状態で溶剤に混ぜ、この溶液をバルブ201の内面に塗
布して乾燥することにより積層構造として形成されてい
る。
【0034】上記光反射膜205は、周方向の所定範囲
に亘り形成されていない部分があり、この光反射膜20
5を形成していない領域は素通しの透光部、つまりアパ
ーチャ部207とされている。このアパーチャ部207
は、バルブ201の管軸方向に沿って平行に、かつ所定
の幅をなして形成されている。このアパーチャ部207
は、バルブ201の中心軸からの広がり角、すなわち開
口角θが60〜90°の範囲に設定されている。
に亘り形成されていない部分があり、この光反射膜20
5を形成していない領域は素通しの透光部、つまりアパ
ーチャ部207とされている。このアパーチャ部207
は、バルブ201の管軸方向に沿って平行に、かつ所定
の幅をなして形成されている。このアパーチャ部207
は、バルブ201の中心軸からの広がり角、すなわち開
口角θが60〜90°の範囲に設定されている。
【0035】上記光反射膜205の内面には蛍光体層2
06が積層形成されている。しかし、アパーチャ部20
7には蛍光体層206が形成されていなく、ガラス表面
が剥きだしになっている。
06が積層形成されている。しかし、アパーチャ部20
7には蛍光体層206が形成されていなく、ガラス表面
が剥きだしになっている。
【0036】蛍光体層206は、水銀原子から放出され
る主として185nmおよび254nmの紫外線を受けて励
起された場合に、発光波長が、図4に示すように、42
0nm以上で430nm以下、例えば425nmに発光中心を
もち、半値幅が40nm以下となる蛍光体によって形成さ
れている。このような蛍光体としては、例えば、一般式
Sr2 P2 O7 :Euで表されるハロりん酸塩蛍光体が
有効である。
る主として185nmおよび254nmの紫外線を受けて励
起された場合に、発光波長が、図4に示すように、42
0nm以上で430nm以下、例えば425nmに発光中心を
もち、半値幅が40nm以下となる蛍光体によって形成さ
れている。このような蛍光体としては、例えば、一般式
Sr2 P2 O7 :Euで表されるハロりん酸塩蛍光体が
有効である。
【0037】このようなバルブ201内には、所定量の
水銀またはアマルガムと、アルゴンなどの希ガスが封入
されている。このような構成の第1の蛍光ランプ200
は、電極203,203間に電圧をかけて放電させるこ
とにより水銀が電離および励起され、主として185nm
および254nmの紫外線を発する。この紫外線は蛍光体
層206により可視光に変換される。蛍光体層206
は、Sr2 P2 O7 :Euにより形成されているから、
185nmおよび254nmの紫外線を、波長425nmに発
光中心をもち、半値幅が40nm以下となる可視光に変換
する。このような可視光は光反射膜205によって反射
され、アパーチャ部207からランプの外に向かい、ラ
ンプの一方向へ照射される。このような点灯時には、管
壁負荷が1000W/m2 以上となるように設定されて
いる。
水銀またはアマルガムと、アルゴンなどの希ガスが封入
されている。このような構成の第1の蛍光ランプ200
は、電極203,203間に電圧をかけて放電させるこ
とにより水銀が電離および励起され、主として185nm
および254nmの紫外線を発する。この紫外線は蛍光体
層206により可視光に変換される。蛍光体層206
は、Sr2 P2 O7 :Euにより形成されているから、
185nmおよび254nmの紫外線を、波長425nmに発
光中心をもち、半値幅が40nm以下となる可視光に変換
する。このような可視光は光反射膜205によって反射
され、アパーチャ部207からランプの外に向かい、ラ
ンプの一方向へ照射される。このような点灯時には、管
壁負荷が1000W/m2 以上となるように設定されて
いる。
【0038】図3は、バルブ201の外径が17.5m
m、バルブ長が215mm、定格入力12.5W、ランプ
電流600 mA の蛍光ランプの場合(管壁負荷は約1
059W/m2 )の分光分布特性を示す。この分光分布
特性から、このランプは、アパーチャ部207より外部
へ照射される光の発光ピークが425nmにあり、半値幅
が40nm以下になることが確認される。
m、バルブ長が215mm、定格入力12.5W、ランプ
電流600 mA の蛍光ランプの場合(管壁負荷は約1
059W/m2 )の分光分布特性を示す。この分光分布
特性から、このランプは、アパーチャ部207より外部
へ照射される光の発光ピークが425nmにあり、半値幅
が40nm以下になることが確認される。
【0039】このような第1の蛍光ランプ200を、図
19に示すカラー印刷装置の第1の光源に用いた場合
は、感熱紙100のイエロー色素源の定着を促す。この
場合、管壁負荷が1000W/m2 以上となっているか
ら、発光強度が高く、照射光量が増大する。
19に示すカラー印刷装置の第1の光源に用いた場合
は、感熱紙100のイエロー色素源の定着を促す。この
場合、管壁負荷が1000W/m2 以上となっているか
ら、発光強度が高く、照射光量が増大する。
【0040】また、ランプから照射される光(可視光)
の発光ピークは425nmにあり、半値幅が40nm以下と
なっているから、発光領域が410nm以下に及ぶ割合が
きわめて少ない。したがって410nm以下に感応領域B
をもつマゼンダの色素源を定着させる領域には達せず、
第2の色素層のマゼンダの色素源を部分的に反応させた
り、この色素層を劣化させるといった光ノイズになる心
配がない。
の発光ピークは425nmにあり、半値幅が40nm以下と
なっているから、発光領域が410nm以下に及ぶ割合が
きわめて少ない。したがって410nm以下に感応領域B
をもつマゼンダの色素源を定着させる領域には達せず、
第2の色素層のマゼンダの色素源を部分的に反応させた
り、この色素層を劣化させるといった光ノイズになる心
配がない。
【0041】そして、上記蛍光ランプ200はアパーチ
ャ部207に蛍光体層206を形成していないから、ア
パーチャ部207を透過する光が蛍光体206により吸
収されることがなく、よって光の透過効率が良く、光出
力が向上する。
ャ部207に蛍光体層206を形成していないから、ア
パーチャ部207を透過する光が蛍光体206により吸
収されることがなく、よって光の透過効率が良く、光出
力が向上する。
【0042】すなわち、本実施例の蛍光体は425nmに
発光中心をもつSr2 P2 O7 :Euで表されるハロり
ん酸塩蛍光体を使用しており、この蛍光体は特殊な種類
であるため、蛍光体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸収
作用が大きく、よってアパーチャ部を通じて外に放出さ
れようとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光体
に比べて光出力を低下させる傾向がある。このような特
殊な蛍光体の場合は、アパーチャ部308に蛍光体層を
形成しない方が、初期光出力および維持率の低下を防止
することができる。
発光中心をもつSr2 P2 O7 :Euで表されるハロり
ん酸塩蛍光体を使用しており、この蛍光体は特殊な種類
であるため、蛍光体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸収
作用が大きく、よってアパーチャ部を通じて外に放出さ
れようとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光体
に比べて光出力を低下させる傾向がある。このような特
殊な蛍光体の場合は、アパーチャ部308に蛍光体層を
形成しない方が、初期光出力および維持率の低下を防止
することができる。
【0043】また、上記蛍光ランプ200の光反射膜2
05は、αアルミナを主成分とした金属酸化物により形
成されているから、光の吸収が少なく、反射特性に優れ
ている。このため、アパーチャ部207から照射される
光の照射量が増し、色素層の定着性能を高くするととも
に、定着速度を早くすることができる。
05は、αアルミナを主成分とした金属酸化物により形
成されているから、光の吸収が少なく、反射特性に優れ
ている。このため、アパーチャ部207から照射される
光の照射量が増し、色素層の定着性能を高くするととも
に、定着速度を早くすることができる。
【0044】上記実施例のアパーチャ部207は、開口
角θを60〜90°の範囲にしたから、光の照射が良好
になる。すなわち、開口角θが60°未満であると、照
射幅が小さくなるから走査幅が狭くなり、定着性能が低
下する。また開口角θが90°を越えると、照射範囲が
広がって感熱紙が単位面積当りに受ける光の強度が低く
なる。
角θを60〜90°の範囲にしたから、光の照射が良好
になる。すなわち、開口角θが60°未満であると、照
射幅が小さくなるから走査幅が狭くなり、定着性能が低
下する。また開口角θが90°を越えると、照射範囲が
広がって感熱紙が単位面積当りに受ける光の強度が低く
なる。
【0045】次に、第2の蛍光ランプ300について、
図5ないし図9にもとづき説明する。第2の蛍光ランプ
300は、基本的構成は前記第1の蛍光ランプ200と
同様であってよい。すなわち、図5および図6におい
て、符号301は軟質ガラスからなる直管形の発光管バ
ルブである。このバルブ301は両端がフレアステム3
02,302により閉塞されており、これらフレアステ
ム302,302には熱陰極303,303が封装され
ている。それぞれの熱陰極303,303は、フレアス
テム302に気密に貫通されたリード線304…に接続
されている。
図5ないし図9にもとづき説明する。第2の蛍光ランプ
300は、基本的構成は前記第1の蛍光ランプ200と
同様であってよい。すなわち、図5および図6におい
て、符号301は軟質ガラスからなる直管形の発光管バ
ルブである。このバルブ301は両端がフレアステム3
02,302により閉塞されており、これらフレアステ
ム302,302には熱陰極303,303が封装され
ている。それぞれの熱陰極303,303は、フレアス
テム302に気密に貫通されたリード線304…に接続
されている。
【0046】バルブ301の内面には、図6に示すよう
に、周方向の所定範囲に亘り光反射膜306が形成され
ている。この光反射膜306は、周方向の所定範囲に亘
り形成されているので、この光反射膜306が形成され
ていない領域には素通しの透光部、つまりアパーチャ部
308が形成されている。
に、周方向の所定範囲に亘り光反射膜306が形成され
ている。この光反射膜306は、周方向の所定範囲に亘
り形成されているので、この光反射膜306が形成され
ていない領域には素通しの透光部、つまりアパーチャ部
308が形成されている。
【0047】なお、アパーチャ部308は、バルブ30
1の軸方向に沿って平行であり、所定の幅をなして形成
されている。このアパーチャ部308もバルブ301の
中心軸からの広がり角、すなわち開口角θが60〜90
°の範囲に設定されている。
1の軸方向に沿って平行であり、所定の幅をなして形成
されている。このアパーチャ部308もバルブ301の
中心軸からの広がり角、すなわち開口角θが60〜90
°の範囲に設定されている。
【0048】上記光反射膜306は、アルファアルミナ
=α−Al2 O3 、またはαアルミナとチタニアTiO
2 を混合した金属酸化物で形成されている。この光反射
膜306は、好ましくはαアルミナの微粉末を積層して
構成されており、この場合、光反射膜306の膜厚は、
20μm以上で100μm以下が望ましい。なお、αア
ルミナは、平均粒径が0.2μm以上で10μm以下の
粉末の状態で溶剤に混ぜ、この溶液をバルブ301の内
面に塗布して乾燥することにより積層構造として形成さ
れている。
=α−Al2 O3 、またはαアルミナとチタニアTiO
2 を混合した金属酸化物で形成されている。この光反射
膜306は、好ましくはαアルミナの微粉末を積層して
構成されており、この場合、光反射膜306の膜厚は、
20μm以上で100μm以下が望ましい。なお、αア
ルミナは、平均粒径が0.2μm以上で10μm以下の
粉末の状態で溶剤に混ぜ、この溶液をバルブ301の内
面に塗布して乾燥することにより積層構造として形成さ
れている。
【0049】そして、上記光反射膜306の内面および
アパーチャ部308の内面には透光性の保護膜305が
形成されている。この保護膜305は、プラズマがガラ
ス壁に直接接触しないように隔離し、かつ365nmの紫
外線が直接軟質ガラスに入射するのを防止するためのも
のであり、例えばαアルミナを主成分とした被膜により
形成されている。この場合αアルミナの膜厚を極めて薄
くしておくことにより透過率90%以上の薄膜が形成さ
れている。
アパーチャ部308の内面には透光性の保護膜305が
形成されている。この保護膜305は、プラズマがガラ
ス壁に直接接触しないように隔離し、かつ365nmの紫
外線が直接軟質ガラスに入射するのを防止するためのも
のであり、例えばαアルミナを主成分とした被膜により
形成されている。この場合αアルミナの膜厚を極めて薄
くしておくことにより透過率90%以上の薄膜が形成さ
れている。
【0050】このような透光性保護膜305を形成して
おけば、プラズマが直接ガラス壁に接触しなくなり、バ
ルブ301内に封入された水銀のイオンがガラス壁に打
ち込まれなくなるとともに、365nmの紫外線が軟質ガ
ラスに入射するのが防止されるようにようになるからガ
ラスの劣化が防止され、アパーチャ部に黒化が発生する
のが防止される。
おけば、プラズマが直接ガラス壁に接触しなくなり、バ
ルブ301内に封入された水銀のイオンがガラス壁に打
ち込まれなくなるとともに、365nmの紫外線が軟質ガ
ラスに入射するのが防止されるようにようになるからガ
ラスの劣化が防止され、アパーチャ部に黒化が発生する
のが防止される。
【0051】上記透光性保護膜305の内面には、上記
光反射膜306を形成した領域の内側に蛍光体層307
が形成されている。すなわち、蛍光体層307はアパー
チャ部308を除いた領域に形成されているものであ
る。
光反射膜306を形成した領域の内側に蛍光体層307
が形成されている。すなわち、蛍光体層307はアパー
チャ部308を除いた領域に形成されているものであ
る。
【0052】上記蛍光体層307は、水銀から放出され
た紫外線を受けて波長が410nm以下に発光中心をもつ
光に変換する蛍光体により形成されており、例えば36
5nmに発光中心をもつ蛍光体により形成されている。こ
のような蛍光体としては、例えば、一般式SrB4 O
7 :Euで表されるほう酸塩蛍光体によって形成されて
いる。
た紫外線を受けて波長が410nm以下に発光中心をもつ
光に変換する蛍光体により形成されており、例えば36
5nmに発光中心をもつ蛍光体により形成されている。こ
のような蛍光体としては、例えば、一般式SrB4 O
7 :Euで表されるほう酸塩蛍光体によって形成されて
いる。
【0053】このようなバルブ301内には、所定量の
水銀またはアマルガムと、アルゴンなどの希ガスが封入
されている。このような構成の定着用蛍光ランプ300
は、電極303,303間に電圧をかけて放電させる
と、水銀が電離および励起され、主として185nmおよ
び254nmの紫外線を発する。この紫外線は蛍光体層3
07により、所定の波長の光に変換される。このランプ
の蛍光体はSrB4 O7 :Euにより形成されているか
ら、365nmに強い発光強度をもつ紫外線となる。この
ような365nmにピーク波長を有する紫外線は光反射膜
306により反射され、アパーチャ部308からランプ
の外に向かい、ランプの一方向へ照射される。このよう
な点灯時には、管壁負荷が1000W/m2 以上となる
ように設定されている。
水銀またはアマルガムと、アルゴンなどの希ガスが封入
されている。このような構成の定着用蛍光ランプ300
は、電極303,303間に電圧をかけて放電させる
と、水銀が電離および励起され、主として185nmおよ
び254nmの紫外線を発する。この紫外線は蛍光体層3
07により、所定の波長の光に変換される。このランプ
の蛍光体はSrB4 O7 :Euにより形成されているか
ら、365nmに強い発光強度をもつ紫外線となる。この
ような365nmにピーク波長を有する紫外線は光反射膜
306により反射され、アパーチャ部308からランプ
の外に向かい、ランプの一方向へ照射される。このよう
な点灯時には、管壁負荷が1000W/m2 以上となる
ように設定されている。
【0054】図7は、バルブ301の外径が17.5m
m、バルブ長が215mm、定格入力12.5W、ランプ
電流600 mAの蛍光ランプの場合(管壁負荷は約10
59W/m2 )の分光分布特性を示す。この分光分布特
性からも、アパーチャ部308から外部へ照射される光
の発光ピークは365nm付近であることが確認される。
m、バルブ長が215mm、定格入力12.5W、ランプ
電流600 mAの蛍光ランプの場合(管壁負荷は約10
59W/m2 )の分光分布特性を示す。この分光分布特
性からも、アパーチャ部308から外部へ照射される光
の発光ピークは365nm付近であることが確認される。
【0055】したがって、この第2の蛍光ランプ300
を、図20に示すカラー印刷装置の第2の光源に用いた
場合は、感熱紙100のマゼンダの色素源の定着を促
す。この場合、管壁負荷が1000W/m2 以上となっ
ているから、図7に示すように365nmの発光強度が高
く、マゼンダの色素源を鮮明に定着させるに充分な光強
度を出力し、照射光量が増大する。
を、図20に示すカラー印刷装置の第2の光源に用いた
場合は、感熱紙100のマゼンダの色素源の定着を促
す。この場合、管壁負荷が1000W/m2 以上となっ
ているから、図7に示すように365nmの発光強度が高
く、マゼンダの色素源を鮮明に定着させるに充分な光強
度を出力し、照射光量が増大する。
【0056】そして、上記蛍光ランプ300の光反射膜
306は、αアルミナを主成分とした金属酸化物により
形成されているから、紫外線の反射特性に優れている。
すなわち、従来の場合は、光反射膜306がAl2 O3
とTiO2 の混合物(50wt%づつ)にて形成されて
いたので、365nmの紫外線を吸収する傾向があり、図
8の破線aで示すように、365nm前後の波長域におけ
る反射性能が低かった。これに対し、上記実施例のよう
に光反射膜6をαアルミナのみで形成した場合は紫外線
の吸収が少なく、よって図8の実線b〜gに示す通り、
365nm前後の波長域の反射特性が向上する。
306は、αアルミナを主成分とした金属酸化物により
形成されているから、紫外線の反射特性に優れている。
すなわち、従来の場合は、光反射膜306がAl2 O3
とTiO2 の混合物(50wt%づつ)にて形成されて
いたので、365nmの紫外線を吸収する傾向があり、図
8の破線aで示すように、365nm前後の波長域におけ
る反射性能が低かった。これに対し、上記実施例のよう
に光反射膜6をαアルミナのみで形成した場合は紫外線
の吸収が少なく、よって図8の実線b〜gに示す通り、
365nm前後の波長域の反射特性が向上する。
【0057】図8の実線b〜gは、光反射膜306の膜
厚tを変化させた場合のそれぞれ反射特性を示すもので
あり、実線bは膜厚tが50μmの場合、実線cは膜厚
tが27μmの場合、実線dは膜厚tが20μmの場
合、実線eは膜厚tが11μmの場合、実線fは膜厚t
が9μmの場合、および実線gは膜厚tが7μmの場合
をそれぞれ示す。
厚tを変化させた場合のそれぞれ反射特性を示すもので
あり、実線bは膜厚tが50μmの場合、実線cは膜厚
tが27μmの場合、実線dは膜厚tが20μmの場
合、実線eは膜厚tが11μmの場合、実線fは膜厚t
が9μmの場合、および実線gは膜厚tが7μmの場合
をそれぞれ示す。
【0058】この特性図から、光反射膜306をαアル
ミナにより形成すれば、Al2 O3とTiO2 の混合物
からなる光反射膜に比べて反射特性が向上することが判
る。このため、アパーチャ部308から照射される紫外
線強度が高くなり、マゼンダの色素層の定着性能が高く
なり、定着速度も向上する。
ミナにより形成すれば、Al2 O3とTiO2 の混合物
からなる光反射膜に比べて反射特性が向上することが判
る。このため、アパーチャ部308から照射される紫外
線強度が高くなり、マゼンダの色素層の定着性能が高く
なり、定着速度も向上する。
【0059】図9は、図8の特性図をもとにして、光反
射膜306の膜厚tを変化させた場合の反射特性の変化
を取り出した特性図である。αアルミナからなる光反射
膜306は、膜厚tを20μm以上にすれば全反射率を
80%以上の高いレベルにすることができ、よって光反
射膜306の膜厚tは20μm以上であることが望まし
い。
射膜306の膜厚tを変化させた場合の反射特性の変化
を取り出した特性図である。αアルミナからなる光反射
膜306は、膜厚tを20μm以上にすれば全反射率を
80%以上の高いレベルにすることができ、よって光反
射膜306の膜厚tは20μm以上であることが望まし
い。
【0060】しかしながら、光反射膜306の膜厚tを
厚くし過ぎると、膜強度が低下して剥がれやすくなる不
具合がある。本発明者らの実験によれば、光反射膜30
6の膜厚tが100μmを越えると強度が著しく低下
し、膜厚tの最大は100μmが限度であることを確認
している。このことから、光反射膜306の膜厚tは2
0μm以上で100μm以下であることが望ましい。
厚くし過ぎると、膜強度が低下して剥がれやすくなる不
具合がある。本発明者らの実験によれば、光反射膜30
6の膜厚tが100μmを越えると強度が著しく低下
し、膜厚tの最大は100μmが限度であることを確認
している。このことから、光反射膜306の膜厚tは2
0μm以上で100μm以下であることが望ましい。
【0061】上記第2のアパーチャ形蛍光ランプ300
は、蛍光体として365nmにピーク発光をもつSrB4
O7 :Euを用いており、この蛍光体も自己吸収作用が
強く、アパーチャ部308に塗布した場合は、外に放出
されようとする365nmの紫外線を吸収して紫外線の照
射強度を低下させる心配があり、よって本例の蛍光ラン
プ300は、アパーチャ部308に蛍光体層を形成しな
いことが必要である。すなわち、この蛍光体も430nm
以下にピーク発光をもつ蛍光体であるから特殊な蛍光体
であり、これは蛍光体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸
収作用が大きく、よってアパーチャ部を通じて外に放出
されようとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光
体に比べて光出力を低下させる傾向がある。このような
特殊な蛍光体の場合は、アパーチャ部308に形成しな
い方が、初期光出力および維持率の低下を防止すること
ができる。
は、蛍光体として365nmにピーク発光をもつSrB4
O7 :Euを用いており、この蛍光体も自己吸収作用が
強く、アパーチャ部308に塗布した場合は、外に放出
されようとする365nmの紫外線を吸収して紫外線の照
射強度を低下させる心配があり、よって本例の蛍光ラン
プ300は、アパーチャ部308に蛍光体層を形成しな
いことが必要である。すなわち、この蛍光体も430nm
以下にピーク発光をもつ蛍光体であるから特殊な蛍光体
であり、これは蛍光体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸
収作用が大きく、よってアパーチャ部を通じて外に放出
されようとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光
体に比べて光出力を低下させる傾向がある。このような
特殊な蛍光体の場合は、アパーチャ部308に形成しな
い方が、初期光出力および維持率の低下を防止すること
ができる。
【0062】この点について実験した結果を、図10な
いし図13にもとづき説明する。図10の(A)ないし
(E)は、内面に形成される被膜の形態が異なる各種蛍
光ランプの断面構造を示すもので、(A)ないし(E)
はそれぞれ以下のような構造である。 (A)バルブの内面に全面に亘り蛍光体層が塗布されて
いる。 (B)バルブの内面にアパーチャ部を除いて蛍光体層が
塗布されている。 (C)バルブの内面にアパーチャ部を除いて光反射膜が
形成され、かつアパーチャ部を除いて光反射膜の上に蛍
光体層が積層塗布されている。 (D)バルブの内面にアパーチャ部を除いて光反射膜が
形成され、かつアパーチャ部および光反射膜の上に蛍光
体層が塗布されている。(図24の従来例) (E)バルブの内面にアパーチャ部を含む全面に亘り保
護膜が形成されており、アパーチャ部を除いて光反射膜
が形成され、かつアパーチャ部を除いて光反射膜の上に
蛍光体層が塗布されている。(図6の例) そして、図11および図12は、上記図10の(A)〜
(E)に示された構造の各蛍光ランプについて、点灯時
間と相対光出力との関係を測定した特性図である。図1
1の特性図は、蛍光体層として、一般照明用の3波長発
光形蛍光ランプの青色系蛍光体として用いられているB
aMgO2 Al16O27:Eu蛍光体(ピーク波長435
nm)を用いた蛍光ランプの例であり、グラフの(A)〜
(E)は、図10の(A)〜(E)の構成に対応してい
る。図12の特性図は、蛍光体層として、365nmにピ
ーク発光をもつSrB4 O7 :Euを用いた蛍光ランプ
の例であり、グラフの(A)〜(E)は、図10の
(A)〜(E)の構成に対応している。なお、これらの
特性は、それぞれ(A)の構成のランプの光出力を10
0%とした相対値である。
いし図13にもとづき説明する。図10の(A)ないし
(E)は、内面に形成される被膜の形態が異なる各種蛍
光ランプの断面構造を示すもので、(A)ないし(E)
はそれぞれ以下のような構造である。 (A)バルブの内面に全面に亘り蛍光体層が塗布されて
いる。 (B)バルブの内面にアパーチャ部を除いて蛍光体層が
塗布されている。 (C)バルブの内面にアパーチャ部を除いて光反射膜が
形成され、かつアパーチャ部を除いて光反射膜の上に蛍
光体層が積層塗布されている。 (D)バルブの内面にアパーチャ部を除いて光反射膜が
形成され、かつアパーチャ部および光反射膜の上に蛍光
体層が塗布されている。(図24の従来例) (E)バルブの内面にアパーチャ部を含む全面に亘り保
護膜が形成されており、アパーチャ部を除いて光反射膜
が形成され、かつアパーチャ部を除いて光反射膜の上に
蛍光体層が塗布されている。(図6の例) そして、図11および図12は、上記図10の(A)〜
(E)に示された構造の各蛍光ランプについて、点灯時
間と相対光出力との関係を測定した特性図である。図1
1の特性図は、蛍光体層として、一般照明用の3波長発
光形蛍光ランプの青色系蛍光体として用いられているB
aMgO2 Al16O27:Eu蛍光体(ピーク波長435
nm)を用いた蛍光ランプの例であり、グラフの(A)〜
(E)は、図10の(A)〜(E)の構成に対応してい
る。図12の特性図は、蛍光体層として、365nmにピ
ーク発光をもつSrB4 O7 :Euを用いた蛍光ランプ
の例であり、グラフの(A)〜(E)は、図10の
(A)〜(E)の構成に対応している。なお、これらの
特性は、それぞれ(A)の構成のランプの光出力を10
0%とした相対値である。
【0063】図11に示す比較例の場合、すなわち一般
照明用の3波長発光形蛍光ランプの青色系蛍光体として
用いられている蛍光体を用いたランプでは、(D)タイ
プのように、アパーチャ部に蛍光体層を形成した方が初
期光出力が高く、しかも維持率の低下は見られない。こ
れに対し図12に示すSrB4 O7 :Euを用いた蛍光
ランプの場合は、アパーチャ部に蛍光体層を形成した
(D)タイプは、アパーチャ部に蛍光体層を形成しない
(C)タイプや(E)タイプに比べて、初期光出力およ
び維持率が従来の一般照明用の蛍光体と違って、著しく
低下している。
照明用の3波長発光形蛍光ランプの青色系蛍光体として
用いられている蛍光体を用いたランプでは、(D)タイ
プのように、アパーチャ部に蛍光体層を形成した方が初
期光出力が高く、しかも維持率の低下は見られない。こ
れに対し図12に示すSrB4 O7 :Euを用いた蛍光
ランプの場合は、アパーチャ部に蛍光体層を形成した
(D)タイプは、アパーチャ部に蛍光体層を形成しない
(C)タイプや(E)タイプに比べて、初期光出力およ
び維持率が従来の一般照明用の蛍光体と違って、著しく
低下している。
【0064】これは、蛍光体の種類が特殊なため、すな
わち430nm以下に発光ピークを有する蛍光体であるた
め、蛍光体の劣化が大きく、この結果として自己吸収作
用が大きくなり、アパーチャ部を通じて外に放出されよ
うとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光体に比
べて光出力を低下させるためである。したがって、この
ような特殊な蛍光体を用いる場合は、アパーチャ部30
8に蛍光体層を形成しない方が初期光出力および維持率
の低下を防止することができるという、思いがけない効
果が得られる。
わち430nm以下に発光ピークを有する蛍光体であるた
め、蛍光体の劣化が大きく、この結果として自己吸収作
用が大きくなり、アパーチャ部を通じて外に放出されよ
うとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光体に比
べて光出力を低下させるためである。したがって、この
ような特殊な蛍光体を用いる場合は、アパーチャ部30
8に蛍光体層を形成しない方が初期光出力および維持率
の低下を防止することができるという、思いがけない効
果が得られる。
【0065】このことを別の実験により確認した結果
が、図13に示されている。図13は、本発明に係わる
SrB4 O7 :Eu蛍光体と、比較例として一般照明用
の3波長発光形蛍光ランプの青色系蛍光体として用いら
れているBaMgO2 Al16O27:Eu蛍光体との30
0〜400nmの透過率を、UV照射前後で測定し、UV
照射による透過率の低下の度合を維持率で表現した特性
図である。劣化前の維持率を100%にしたとき、劣化
後の透過率がどの程度に維持されているかを表してい
る。
が、図13に示されている。図13は、本発明に係わる
SrB4 O7 :Eu蛍光体と、比較例として一般照明用
の3波長発光形蛍光ランプの青色系蛍光体として用いら
れているBaMgO2 Al16O27:Eu蛍光体との30
0〜400nmの透過率を、UV照射前後で測定し、UV
照射による透過率の低下の度合を維持率で表現した特性
図である。劣化前の維持率を100%にしたとき、劣化
後の透過率がどの程度に維持されているかを表してい
る。
【0066】この結果から明らかな通り、一般照明用の
蛍光体に比べてSrB4 O7 :Euからなる紫外線発光
形蛍光体は維持率がきわめて悪化しており、そのためア
パーチャ部に蛍光体を塗布しないことが有効であること
を確認できた。
蛍光体に比べてSrB4 O7 :Euからなる紫外線発光
形蛍光体は維持率がきわめて悪化しており、そのためア
パーチャ部に蛍光体を塗布しないことが有効であること
を確認できた。
【0067】なお、実施例のアパーチャ部308は、開
口角θを60〜90°の範囲にしたから、紫外線の照射
量が良好になる。すなわち、開口角θが60°未満であ
ると、照射幅が小さくなるから走査幅が狭くなり、定着
性能が低下する。また、開口角θが90°を越えると、
照射範囲が広がって感熱紙が単位面積当りに受ける紫外
線強度が弱くなる。
口角θを60〜90°の範囲にしたから、紫外線の照射
量が良好になる。すなわち、開口角θが60°未満であ
ると、照射幅が小さくなるから走査幅が狭くなり、定着
性能が低下する。また、開口角θが90°を越えると、
照射範囲が広がって感熱紙が単位面積当りに受ける紫外
線強度が弱くなる。
【0068】以上のような特性をもつ第1の蛍光ランプ
200および第2の蛍光ランプ300を、図20に示す
フルカラー印刷装置の定着装置に適用した場合は、以下
のような効果を奏する。
200および第2の蛍光ランプ300を、図20に示す
フルカラー印刷装置の定着装置に適用した場合は、以下
のような効果を奏する。
【0069】すなわち、第1の蛍光ランプ200は、4
20nm以上の波長域に発光領域を有してその広がりが狭
いことから、このランプ200を点灯してイエローの色
素源を定着する時に、420nm以下の波長域に感応領域
をもつマセンダの色素源に対して光ノイズとならず、よ
ってマセンダの色素源を定着させたり、マセンダの色素
源を劣化させるなどの不具合がなくなる。しかも、第1
の蛍光ランプ200は、管壁負荷が1000W/m2 以
上で点灯されるから420nm以上の波長域の発光強度が
高くなり、イエロー色素源の定着性能が高くなる。
20nm以上の波長域に発光領域を有してその広がりが狭
いことから、このランプ200を点灯してイエローの色
素源を定着する時に、420nm以下の波長域に感応領域
をもつマセンダの色素源に対して光ノイズとならず、よ
ってマセンダの色素源を定着させたり、マセンダの色素
源を劣化させるなどの不具合がなくなる。しかも、第1
の蛍光ランプ200は、管壁負荷が1000W/m2 以
上で点灯されるから420nm以上の波長域の発光強度が
高くなり、イエロー色素源の定着性能が高くなる。
【0070】一方、第2の蛍光ランプ300は、410
nm以下、例えば365nmの波長域に発光領域を有するか
らイエロー色素源の感応領域から離れており、このラン
プ300を点灯してマゼンダの色素源を定着する時に、
イエロー色素源の定着や劣化の原因となるイエロー色素
源に対する光ノイズを発することがない。しかも、第2
の蛍光ランプ300も、管壁負荷が1000W/m2 以
上で点灯されるから410nm以上の波長域の発光強度が
高くなり、マゼンダ色素源の定着性能が高くなる。
nm以下、例えば365nmの波長域に発光領域を有するか
らイエロー色素源の感応領域から離れており、このラン
プ300を点灯してマゼンダの色素源を定着する時に、
イエロー色素源の定着や劣化の原因となるイエロー色素
源に対する光ノイズを発することがない。しかも、第2
の蛍光ランプ300も、管壁負荷が1000W/m2 以
上で点灯されるから410nm以上の波長域の発光強度が
高くなり、マゼンダ色素源の定着性能が高くなる。
【0071】このようなことから、第1の蛍光ランプ2
00および第2の蛍光ランプ300のそれぞれ光強度が
向上し、しかも相互に光ノイズの影響が低減されるよう
になり、よってカラー印刷装置の定着装置の定着性能が
向上し、定着速度を早くすることができる。
00および第2の蛍光ランプ300のそれぞれ光強度が
向上し、しかも相互に光ノイズの影響が低減されるよう
になり、よってカラー印刷装置の定着装置の定着性能が
向上し、定着速度を早くすることができる。
【0072】次に、本発明の第2の実施例について、図
14ないし図18にもとづき説明する。本実施例は、第
1の蛍光ランプ400および第2の蛍光ランプ500を
それぞれU字形に形成した例を示し、図14はカラー印
刷装置の定着装置を示すもので、100はカラー感熱
紙、120はプラテン、150はプリンタサーマルヘッ
ド、400はイエローの定着用光源である第1のU字形
蛍光ランプであり、500はマゼンダの定着用光源であ
る第2のU字形蛍光ランプである。
14ないし図18にもとづき説明する。本実施例は、第
1の蛍光ランプ400および第2の蛍光ランプ500を
それぞれU字形に形成した例を示し、図14はカラー印
刷装置の定着装置を示すもので、100はカラー感熱
紙、120はプラテン、150はプリンタサーマルヘッ
ド、400はイエローの定着用光源である第1のU字形
蛍光ランプであり、500はマゼンダの定着用光源であ
る第2のU字形蛍光ランプである。
【0073】まず、第1のU字形蛍光ランプ400につ
いて、図15および図16にもとづき説明する。410
はU字形の発光管バルブである。このバルブ410は、
2本の直管部411,411の端部がU字形屈曲部41
2を通じて連通している。直管部411,411の長さ
は、図14に示したプラテン120の幅より大きく形成
されており、これら直管部411,411の一端はステ
ム413,413により閉塞されている。これらステム
413,413にはそれぞれ電極414,414が封装
されている。屈曲部412には細管419が突出されて
おり、この細管419はランプの点灯中に最冷部とな
る。この細管419には水銀またはアマルガムが収容さ
れている。
いて、図15および図16にもとづき説明する。410
はU字形の発光管バルブである。このバルブ410は、
2本の直管部411,411の端部がU字形屈曲部41
2を通じて連通している。直管部411,411の長さ
は、図14に示したプラテン120の幅より大きく形成
されており、これら直管部411,411の一端はステ
ム413,413により閉塞されている。これらステム
413,413にはそれぞれ電極414,414が封装
されている。屈曲部412には細管419が突出されて
おり、この細管419はランプの点灯中に最冷部とな
る。この細管419には水銀またはアマルガムが収容さ
れている。
【0074】バルブ410の内面には、図16に示すよ
うに、第1の実施例と同様に、それぞれ周方向に所定範
囲に亘り光反射膜415が形成されており、この光反射
膜415が形成されていない領域にアパーチャ部417
が形成されている。アパーチャ部417は、開口角θが
第1の実施例と同様に、θ=60〜90°の範囲に設定
されている。
うに、第1の実施例と同様に、それぞれ周方向に所定範
囲に亘り光反射膜415が形成されており、この光反射
膜415が形成されていない領域にアパーチャ部417
が形成されている。アパーチャ部417は、開口角θが
第1の実施例と同様に、θ=60〜90°の範囲に設定
されている。
【0075】上記光反射膜415の内面には蛍光体層4
16が形成されている。しかし、アパーチャ部417に
は蛍光体層416が形成されていない。蛍光体層416
は、425nmに発光中心をもち、半値幅が40nm以下と
なる蛍光体により形成されており、例えば一般式Sr2
P2 O7 :Euで表されるハロりん酸塩蛍光体が用いら
れている。
16が形成されている。しかし、アパーチャ部417に
は蛍光体層416が形成されていない。蛍光体層416
は、425nmに発光中心をもち、半値幅が40nm以下と
なる蛍光体により形成されており、例えば一般式Sr2
P2 O7 :Euで表されるハロりん酸塩蛍光体が用いら
れている。
【0076】各直管部411,411のアパーチャ部4
17,417は互いに所定の傾斜角βをなして向き合う
方向に傾斜されている。この傾斜角βは45〜90°と
されており、好ましくは60°がよい。これらアパーチ
ャ部417,417の傾斜線が交わる点Pは、図14の
プラテン120の定着面と一致する位置になっており、
傾斜角βが60°の場合は、バルブの中心軸と、交点P
のなす三角形が正三角形をなすように設定されている。
17,417は互いに所定の傾斜角βをなして向き合う
方向に傾斜されている。この傾斜角βは45〜90°と
されており、好ましくは60°がよい。これらアパーチ
ャ部417,417の傾斜線が交わる点Pは、図14の
プラテン120の定着面と一致する位置になっており、
傾斜角βが60°の場合は、バルブの中心軸と、交点P
のなす三角形が正三角形をなすように設定されている。
【0077】上記光反射膜415も、αアルミナを主成
分とした金属酸化物にて形成されており、この膜厚は、
20μm以上で100μm以下とされている。なお、α
アルミナは平均粒径が0.2μm以上で10μm以下の
粉末を用いている。
分とした金属酸化物にて形成されており、この膜厚は、
20μm以上で100μm以下とされている。なお、α
アルミナは平均粒径が0.2μm以上で10μm以下の
粉末を用いている。
【0078】このようなバルブ1内には、上記した水銀
またはアマルガムと、アルゴンなどの希ガスが封入され
ている。上記のように構成された第1のU字形のアパー
チャ形蛍光ランプ400は、2本の直管部411,41
1のそれぞれアパーチャ部417,417から可視光が
照射されるから、第1の実施例に示された蛍光ランプ2
00を2本用いた場合と同様に、照射光量が増す。した
がって、定着能力はほぼ倍増する。
またはアマルガムと、アルゴンなどの希ガスが封入され
ている。上記のように構成された第1のU字形のアパー
チャ形蛍光ランプ400は、2本の直管部411,41
1のそれぞれアパーチャ部417,417から可視光が
照射されるから、第1の実施例に示された蛍光ランプ2
00を2本用いた場合と同様に、照射光量が増す。した
がって、定着能力はほぼ倍増する。
【0079】しかも、直管部411、411に形成した
アパーチャ部417、417は互いの向きが所定の傾斜
角βをなして向かい合うから、これら各アパーチャ部4
17、417から照射された紫外線はプラテン120の
定着面で重なり合い、図16の特性Cに示すように、極
めて高い照射強度となる。このため、可視光の照射量が
増し、感熱紙100の定着性能が向上し、定着速度を早
くすることができる。
アパーチャ部417、417は互いの向きが所定の傾斜
角βをなして向かい合うから、これら各アパーチャ部4
17、417から照射された紫外線はプラテン120の
定着面で重なり合い、図16の特性Cに示すように、極
めて高い照射強度となる。このため、可視光の照射量が
増し、感熱紙100の定着性能が向上し、定着速度を早
くすることができる。
【0080】また、各直管部411,411のアパーチ
ャ部417,417の傾斜角βを45〜90°にしたか
ら、照射光の重なり具合が良好になり、特に傾斜角βを
60°にすると高い照射強度が得られる。
ャ部417,417の傾斜角βを45〜90°にしたか
ら、照射光の重なり具合が良好になり、特に傾斜角βを
60°にすると高い照射強度が得られる。
【0081】そしてまた、このような構成の第1のU字
形蛍光ランプ400の場合、図15に示すように、2本
の直管部411,411の長さをプラテン120の幅W
より大きくし、これら直管部411,411を連通させ
る屈曲部412に細管419を形成することができる。
よって、プラテン120を照射するための有効発光領域
から外れた位置に細管419を取り付けることができ、
発光領域の有効活用が可能である。また、感熱紙100
やプラテン120はサーマルヘッド150から熱が伝え
られて熱をもつが、ランプの細管419はプラテン12
0の幅Wから外れた位置で、感熱紙100の送り経路か
ら外れた場所に設置されるので感熱紙100やプラテン
120から熱が伝えられることがない。よって、細管4
19に最冷部を確実に発生させることができ、水銀蒸気
圧の制御を確実におこなうことができるとともに、紫外
線強度のばらつきを防止することができる。
形蛍光ランプ400の場合、図15に示すように、2本
の直管部411,411の長さをプラテン120の幅W
より大きくし、これら直管部411,411を連通させ
る屈曲部412に細管419を形成することができる。
よって、プラテン120を照射するための有効発光領域
から外れた位置に細管419を取り付けることができ、
発光領域の有効活用が可能である。また、感熱紙100
やプラテン120はサーマルヘッド150から熱が伝え
られて熱をもつが、ランプの細管419はプラテン12
0の幅Wから外れた位置で、感熱紙100の送り経路か
ら外れた場所に設置されるので感熱紙100やプラテン
120から熱が伝えられることがない。よって、細管4
19に最冷部を確実に発生させることができ、水銀蒸気
圧の制御を確実におこなうことができるとともに、紫外
線強度のばらつきを防止することができる。
【0082】さらに、アパーチャ部417には蛍光体層
416が形成されていないから、アパーチャ部417を
透過する光が蛍光体416により吸収されることがな
く、よって光の透過効率が良く、光出力が向上する。
416が形成されていないから、アパーチャ部417を
透過する光が蛍光体416により吸収されることがな
く、よって光の透過効率が良く、光出力が向上する。
【0083】すなわち、本実施例の蛍光体は425nmに
発光中心をもつSr2 P2 O7 :Euで表されるハロり
ん酸塩蛍光体を使用しており、この蛍光体は特殊な種類
であるため、蛍光体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸収
作用が大きく、よってアパーチャ部を通じて外に放出さ
れようとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光体
に比べて光出力を低下させる傾向がある。このような特
殊な蛍光体の場合は、アパーチャ部308に蛍光体層を
形成しない方が、初期光出力および維持率の低下を防止
することができるものである。
発光中心をもつSr2 P2 O7 :Euで表されるハロり
ん酸塩蛍光体を使用しており、この蛍光体は特殊な種類
であるため、蛍光体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸収
作用が大きく、よってアパーチャ部を通じて外に放出さ
れようとする光を吸収して、従来の一般照明用の蛍光体
に比べて光出力を低下させる傾向がある。このような特
殊な蛍光体の場合は、アパーチャ部308に蛍光体層を
形成しない方が、初期光出力および維持率の低下を防止
することができるものである。
【0084】次に、第2のU字形蛍光ランプ500につ
いて、図17および図18にもとづき説明する。図にお
いて510はU字形の発光管バルブである。このバルブ
510は、2本の直管部511,511の端部がU字屈
曲部512を通じて連通している。直管部511,51
1の長さも、図14に示したプラテン120の幅Wより
大きく形成されており、これら直管部511,511の
一端はステム513,513により閉塞され、これらス
テム513,513にはそれぞれ電極514,514が
封装されている。屈曲部512には細管519が突出さ
れており、この細管519はランプの点灯中に最冷部と
なる。この細管519には水銀またはアマルガムが収容
されている。
いて、図17および図18にもとづき説明する。図にお
いて510はU字形の発光管バルブである。このバルブ
510は、2本の直管部511,511の端部がU字屈
曲部512を通じて連通している。直管部511,51
1の長さも、図14に示したプラテン120の幅Wより
大きく形成されており、これら直管部511,511の
一端はステム513,513により閉塞され、これらス
テム513,513にはそれぞれ電極514,514が
封装されている。屈曲部512には細管519が突出さ
れており、この細管519はランプの点灯中に最冷部と
なる。この細管519には水銀またはアマルガムが収容
されている。
【0085】バルブ510の内面には、図18に示すよ
うに、第1の実施例と同様に、周方向に所定範囲に亘り
光反射膜516が形成され、この光反射膜516を形成
していない領域はアパーチャ部518となっている。ア
パーチャ部518は、開口角θが60〜90°の範囲に
設定されている。上記光反射膜516の内面およびアパ
ーチャ部518には、αアルミナを主成分とした透光性
保護膜515が形成されている。上記光反射膜516に
対向して透光性保護膜515の放電空間側の内面には、
周方向に所定範囲に亘り蛍光体層517が形成されてい
る。蛍光体層517はアパーチャ部518に形成されて
いない。
うに、第1の実施例と同様に、周方向に所定範囲に亘り
光反射膜516が形成され、この光反射膜516を形成
していない領域はアパーチャ部518となっている。ア
パーチャ部518は、開口角θが60〜90°の範囲に
設定されている。上記光反射膜516の内面およびアパ
ーチャ部518には、αアルミナを主成分とした透光性
保護膜515が形成されている。上記光反射膜516に
対向して透光性保護膜515の放電空間側の内面には、
周方向に所定範囲に亘り蛍光体層517が形成されてい
る。蛍光体層517はアパーチャ部518に形成されて
いない。
【0086】各直管部511,511のアパーチャ部5
18,518は互いに所定の傾斜角βをなして向き合う
方向に傾斜されている。この傾斜角βは45〜90°と
されており、好ましくは60°がよい。これらアパーチ
ャ部518,518の傾斜線が交わる点Pは、図14の
プラテン120の定着面に位置されるようになってお
り、傾斜角βが6°の場合は、バルブの中心軸と、交点
Pのなす三角形が正三角形をなすように設定されてい
る。
18,518は互いに所定の傾斜角βをなして向き合う
方向に傾斜されている。この傾斜角βは45〜90°と
されており、好ましくは60°がよい。これらアパーチ
ャ部518,518の傾斜線が交わる点Pは、図14の
プラテン120の定着面に位置されるようになってお
り、傾斜角βが6°の場合は、バルブの中心軸と、交点
Pのなす三角形が正三角形をなすように設定されてい
る。
【0087】上記光反射膜516も、αアルミナを主成
分とした金属酸化物にて形成されており、この膜厚は、
20μm以上で100μm以下とされている。蛍光体層
517は、365nmに発光中心をもつSrB4 O7 :E
uけい光体により形成されている。このようなバルブ5
10内には、上記した水銀またはアマルガムと、アルゴ
ンなどの希ガスが封入されている。
分とした金属酸化物にて形成されており、この膜厚は、
20μm以上で100μm以下とされている。蛍光体層
517は、365nmに発光中心をもつSrB4 O7 :E
uけい光体により形成されている。このようなバルブ5
10内には、上記した水銀またはアマルガムと、アルゴ
ンなどの希ガスが封入されている。
【0088】上記のように構成された第2のU字形蛍光
ランプ500の場合も、2本の直管部511,511の
それぞれアパーチャ部518,518から紫外線が照射
されるので、第1の実施例に示された蛍光ランプを2本
用いた場合と同様に、365nmの紫外線照射量が増す。
したがって、マゼンダの定着能力が倍増する。
ランプ500の場合も、2本の直管部511,511の
それぞれアパーチャ部518,518から紫外線が照射
されるので、第1の実施例に示された蛍光ランプを2本
用いた場合と同様に、365nmの紫外線照射量が増す。
したがって、マゼンダの定着能力が倍増する。
【0089】しかも、直管部511、511に形成した
アパーチャ部518、518は互いの向きが所定の傾斜
角βを有して向かい合うから、これら各アパーチャ部5
18、518から照射された紫外線はプラテン120の
定着面で重なり合い、図18の特性Cに示すように、極
めて高い照射強度となる。このため、紫外線の照射量が
増し、感熱紙100のマゼンダの定着性能が向上し、定
着速度を早くすることができる。
アパーチャ部518、518は互いの向きが所定の傾斜
角βを有して向かい合うから、これら各アパーチャ部5
18、518から照射された紫外線はプラテン120の
定着面で重なり合い、図18の特性Cに示すように、極
めて高い照射強度となる。このため、紫外線の照射量が
増し、感熱紙100のマゼンダの定着性能が向上し、定
着速度を早くすることができる。
【0090】また、この場合も、光反射膜516がαア
ルミナにより形成されているから、365nmの波長の吸
収が少なく、よって反射特性が向上し、外部に照射され
る紫外線強度を高くすることができる。
ルミナにより形成されているから、365nmの波長の吸
収が少なく、よって反射特性が向上し、外部に照射され
る紫外線強度を高くすることができる。
【0091】そしてまた、光反射膜516の膜厚tを2
0μm以上で100μm以下に規制したから、高い反射
特性を保つことができ、さらに、アパーチャ部518,
518の開口角θを60〜90°の範囲にしたから、紫
外線の照射量が良好になる。
0μm以上で100μm以下に規制したから、高い反射
特性を保つことができ、さらに、アパーチャ部518,
518の開口角θを60〜90°の範囲にしたから、紫
外線の照射量が良好になる。
【0092】さらに、各直管部511,511のアパー
チャ部518,518の傾斜角βを45〜90°にした
から、紫外線の重なり具合が良好になり、特に傾斜角β
を60°にすると高い照射強度が得られる。
チャ部518,518の傾斜角βを45〜90°にした
から、紫外線の重なり具合が良好になり、特に傾斜角β
を60°にすると高い照射強度が得られる。
【0093】そしてまた、このU字形蛍光ランプ500
の場合も、図17に示すように、2本の直管部511,
511の長さをプラテン120の幅Wより大きくして屈
曲部512に細管519を形成することができ、プラテ
ン120を照射するための有効発光領域を外れた位置に
細管519を取り付けることができる。よって、発光領
域の有効活用が可能である。また、感熱紙100やプラ
テン120はサーマルヘッド150から熱を伝えられて
熱をもつが、ランプの細管519はプラテン120の幅
Wから外れた位置で、感熱紙100の送り経路から外れ
た場所に設置されるので感熱紙100やプラテン120
から熱が伝えられることがない。よって、細管519に
確実に最冷部を発生させることができ、水銀蒸気圧の制
御を確実になし、紫外線強度のばらつきを防止すること
ができる。
の場合も、図17に示すように、2本の直管部511,
511の長さをプラテン120の幅Wより大きくして屈
曲部512に細管519を形成することができ、プラテ
ン120を照射するための有効発光領域を外れた位置に
細管519を取り付けることができる。よって、発光領
域の有効活用が可能である。また、感熱紙100やプラ
テン120はサーマルヘッド150から熱を伝えられて
熱をもつが、ランプの細管519はプラテン120の幅
Wから外れた位置で、感熱紙100の送り経路から外れ
た場所に設置されるので感熱紙100やプラテン120
から熱が伝えられることがない。よって、細管519に
確実に最冷部を発生させることができ、水銀蒸気圧の制
御を確実になし、紫外線強度のばらつきを防止すること
ができる。
【0094】また、この場合も、アパーチャ部518に
は蛍光体層517を形成していないから、アパーチャ部
518を透過する光が蛍光体517により吸収されるこ
とがなく、よって光の透過効率が良く、光出力が向上す
る。
は蛍光体層517を形成していないから、アパーチャ部
518を透過する光が蛍光体517により吸収されるこ
とがなく、よって光の透過効率が良く、光出力が向上す
る。
【0095】すなわち、本実施例の蛍光体517は、3
65nmに発光中心をもつSrB4 O7 :Eu蛍光体を使
用しており、この蛍光体も特殊な種類であるため、蛍光
体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸収作用が大きく、よ
ってアパーチャ部を通じて外に放出されようとする光を
吸収して、従来の一般照明用の蛍光体に比べて光出力を
低下させる傾向がある。このような特殊な蛍光体の場合
は、アパーチャ部518に蛍光体層を形成しない方が、
初期光出力および維持率の低下を防止することができる
ものである。
65nmに発光中心をもつSrB4 O7 :Eu蛍光体を使
用しており、この蛍光体も特殊な種類であるため、蛍光
体の劣化が大きく、蛍光体の自己吸収作用が大きく、よ
ってアパーチャ部を通じて外に放出されようとする光を
吸収して、従来の一般照明用の蛍光体に比べて光出力を
低下させる傾向がある。このような特殊な蛍光体の場合
は、アパーチャ部518に蛍光体層を形成しない方が、
初期光出力および維持率の低下を防止することができる
ものである。
【0096】なお、本発明は上記実施例に制約されるも
のではない。すなわち、第2の実施例では、第1の蛍光
ランプ400および第2の蛍光ランプ500として、そ
れぞれU字形の蛍光ランプを使用した場合を説明した
が、本発明は、図19に示す第3の実施例のように、こ
れら蛍光ランプを、いずれか一方、または両方とも、H
字形蛍光ランプ600で構成してもよい。H字形蛍光ラ
ンプ600は、2本の直管部621、621を、これら
の端部において相互の側壁を加熱溶融して融着させ、こ
の融着部622により2本の直管部621、21を機械
的に接合し、かつ内部空間を相互に導通させた構造にし
てある。したがって、これら直管部621、621およ
び融着部622により、全体としてH字に似た形状の発
光管バルブを構成している。このような構造の場合は、
いずれか一方の直管部621の端部に細管619を突設
すれば、第2の実施例で示されたU字形蛍光ランプを用
いた場合と同様の作用効果が得られる。
のではない。すなわち、第2の実施例では、第1の蛍光
ランプ400および第2の蛍光ランプ500として、そ
れぞれU字形の蛍光ランプを使用した場合を説明した
が、本発明は、図19に示す第3の実施例のように、こ
れら蛍光ランプを、いずれか一方、または両方とも、H
字形蛍光ランプ600で構成してもよい。H字形蛍光ラ
ンプ600は、2本の直管部621、621を、これら
の端部において相互の側壁を加熱溶融して融着させ、こ
の融着部622により2本の直管部621、21を機械
的に接合し、かつ内部空間を相互に導通させた構造にし
てある。したがって、これら直管部621、621およ
び融着部622により、全体としてH字に似た形状の発
光管バルブを構成している。このような構造の場合は、
いずれか一方の直管部621の端部に細管619を突設
すれば、第2の実施例で示されたU字形蛍光ランプを用
いた場合と同様の作用効果が得られる。
【0097】また、第2の蛍光ランプ300,500
は、それぞれバルブ301、510の内面に、365nm
の発光強度をもつ例えばSrB4 O7 :Eu蛍光体層3
07,517を形成してなる蛍光ランプの構造にした
が、第2の蛍光ランプは、要するに410nm以下の紫外
線領域にピーク波長を有する紫外線を放出すればよいか
ら、蛍光ランプに限らず、蛍光体層をもたない紫外線放
出用の水銀ランプまたは希ガス放電灯などで構成しても
よい。
は、それぞれバルブ301、510の内面に、365nm
の発光強度をもつ例えばSrB4 O7 :Eu蛍光体層3
07,517を形成してなる蛍光ランプの構造にした
が、第2の蛍光ランプは、要するに410nm以下の紫外
線領域にピーク波長を有する紫外線を放出すればよいか
ら、蛍光ランプに限らず、蛍光体層をもたない紫外線放
出用の水銀ランプまたは希ガス放電灯などで構成しても
よい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の蛍光ラン
プによると、管壁負荷が1000W/m2 以上で点灯す
るから、水銀蒸気圧が増し、紫外線放射量が増大する。
また、蛍光体被膜で変換された光はアパーチャ部より集
中的に出力されるので、この方向に向かう光量が増し、
光出力が増大することになる。しかも、アパーチャ部に
蛍光体層を形成していないので、アパーチャ部で光吸収
が少なくなり、蛍光ランプの光出力が向上するとともに
維持率を高めることができる。
プによると、管壁負荷が1000W/m2 以上で点灯す
るから、水銀蒸気圧が増し、紫外線放射量が増大する。
また、蛍光体被膜で変換された光はアパーチャ部より集
中的に出力されるので、この方向に向かう光量が増し、
光出力が増大することになる。しかも、アパーチャ部に
蛍光体層を形成していないので、アパーチャ部で光吸収
が少なくなり、蛍光ランプの光出力が向上するとともに
維持率を高めることができる。
【0099】請求項2の蛍光ランプによれば、アパーチ
ャ部以外の部分に光反射膜が形成されているので、アパ
ーチャ部からの光出力を高くすることができる。請求項
3の蛍光ランプによれば、アパーチャ部に透光性保護膜
が形成されているから、アパーチャ部においてガラスと
水銀の反応によるガラスの着色が抑制される。
ャ部以外の部分に光反射膜が形成されているので、アパ
ーチャ部からの光出力を高くすることができる。請求項
3の蛍光ランプによれば、アパーチャ部に透光性保護膜
が形成されているから、アパーチャ部においてガラスと
水銀の反応によるガラスの着色が抑制される。
【0100】請求項4の蛍光ランプによれば、蛍光体と
して、Sr2 P2 O7 :EuまたはSrB4 O7 :Eu
の少なくとも1種を用いたので、430nm以下の波長域
に発光ピークを有する紫外線の出力が向上する。
して、Sr2 P2 O7 :EuまたはSrB4 O7 :Eu
の少なくとも1種を用いたので、430nm以下の波長域
に発光ピークを有する紫外線の出力が向上する。
【0101】請求項5のカラー定着装置は、請求項1な
いし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま活用でき、
定着性能が高くなる。請求項6のカラー定着装置は、請
求項1ないし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま奏
し、定着性能が高くなる。
いし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま活用でき、
定着性能が高くなる。請求項6のカラー定着装置は、請
求項1ないし請求項4の蛍光ランプの効果をそのまま奏
し、定着性能が高くなる。
【図1】本発明の第1の実施例を示し、第1の蛍光ラン
プの一部を断面した正面図。
プの一部を断面した正面図。
【図2】同実施例の第1の蛍光ランプの横断面図。
【図3】同実施例の第1の蛍光ランプにおける分光分布
特性を示す図。
特性を示す図。
【図4】同実施例の第1の蛍光ランプに用いた蛍光体の
分光分布特性を示す図。
分光分布特性を示す図。
【図5】同実施例の第2の蛍光ランプの一部断面した正
面図。
面図。
【図6】同実施例の第2の蛍光ランプの断面図。
【図7】同実施例の第2の蛍光ランプにおける分光分布
特性を示す図。
特性を示す図。
【図8】同実施例の光反射膜を種々変えた場合の各波長
における反射率を示す図。
における反射率を示す図。
【図9】同実施例の光反射膜の膜厚と反射率の関係を示
す図。
す図。
【図10】(A)〜(E)は、それぞれバルブ内面に形
成される被膜構造を示す断面図。
成される被膜構造を示す断面図。
【図11】3波長発光形蛍光ランプに使用されているB
aMgO2 Al16O27:Eu蛍光体を用いて図10の
(A)〜(E)の蛍光ランプを製作した場合の点灯時間
と相対光出力との関係を示す特性図。
aMgO2 Al16O27:Eu蛍光体を用いて図10の
(A)〜(E)の蛍光ランプを製作した場合の点灯時間
と相対光出力との関係を示す特性図。
【図12】SrB4 O7 :Eu蛍光体を用いて図10の
(A)〜(E)の蛍光ランプを製作した場合の点灯時間
と相対光出力との関係を示す特性図。
(A)〜(E)の蛍光ランプを製作した場合の点灯時間
と相対光出力との関係を示す特性図。
【図13】BaMgO2 Al16O27:Eu蛍光体の場合
と、SrB4 O7 :Eu蛍光体の場合の透過率の維持率
を示す特性図。
と、SrB4 O7 :Eu蛍光体の場合の透過率の維持率
を示す特性図。
【図14】本発明の第2の実施例を示し、カラー印刷装
置の概略的構成図。
置の概略的構成図。
【図15】同第2の実施例に用いる第1の蛍光ランプの
一部を断面した正面図。
一部を断面した正面図。
【図16】同実施例の第1の蛍光ランプの横断面図。
【図17】同実施例の第2の蛍光ランプの一部断面した
正面図。
正面図。
【図18】同実施例の第2の蛍光ランプの断面図。
【図19】本発明の第3の実施例を示すH字形蛍光ラン
プの平面図。
プの平面図。
【図20】カラー印刷装置の原理を説明する概略的構成
図。
図。
【図21】カラー印刷の感熱紙の構造を説明する図。
【図22】イエロー色素とマゼンダ色素の光感応領域を
示す図。
示す図。
【図23】従来の蛍光ランプの一部を断面した正面図。
【図24】同蛍光ランプの横断面図。
100…カラー感熱紙 120…プラ
テン 150…サーマルヘッド 200、400…第1の蛍光ランプ 300、500…第2の蛍光ランプ 201、301、410、510…発光管バルブ 203、303、414、514…電極 205、306、415、516…光反射膜 206、307、416、517…蛍光体層 305、515…保護膜 207、308、417、518…アパーチャ部 411、511、621…直線部 419、519、619…細管
テン 150…サーマルヘッド 200、400…第1の蛍光ランプ 300、500…第2の蛍光ランプ 201、301、410、510…発光管バルブ 203、303、414、514…電極 205、306、415、516…光反射膜 206、307、416、517…蛍光体層 305、515…保護膜 207、308、417、518…アパーチャ部 411、511、621…直線部 419、519、619…細管
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 61/35 Z (72)発明者 田屋 明 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 水銀を含む放電ガスが封入された透光性
気密容器と、 430nm以下の波長域に発光ピークを有し、上記透光性
気密容器の内側の特定方向を除いて被着されたアパーチ
ャ部を有する蛍光体層と、を有し、 定格管壁負荷が1000W/m2 以上であることを特徴
とする蛍光ランプ。 - 【請求項2】 透光性気密容器と蛍光体層との間に光反
射膜を有していることを特徴とする請求項1に記載の蛍
光ランプ。 - 【請求項3】 アパーチャ部に透光性保護膜を有してい
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蛍
光ランプ。 - 【請求項4】 蛍光体層は、 Sr2 P2 O7 :EuまたはSrB4 O7 :Euの少な
くとも1種を主体として構成されていることを特徴とす
る請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の蛍光ラ
ンプ。 - 【請求項5】 定着用紙を移動させる手段と、 上記移動される定着用紙に、定着用光線を照射する請求
項1ないし請求項4のいずれか1に記載の蛍光ランプ
と、 を具備したことを特徴とするカラー定着装置。 - 【請求項6】 定着用紙を移動させる手段と、 上記移動される定着用紙に、互いに波長の異なる定着用
光線を照射する請求項1ないし請求項4のいずれか1に
記載の第1の蛍光ランプおよび第2の蛍光ランプと、 を具備したことを特徴とするカラー定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23675394A JPH0845476A (ja) | 1994-05-25 | 1994-09-30 | 蛍光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-111206 | 1994-05-25 | ||
| JP06111206 | 1994-05-25 | ||
| JP23675394A JPH0845476A (ja) | 1994-05-25 | 1994-09-30 | 蛍光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845476A true JPH0845476A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=26450659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23675394A Pending JPH0845476A (ja) | 1994-05-25 | 1994-09-30 | 蛍光ランプおよびこれを用いたカラー定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845476A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009262524A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-11-12 | Fujifilm Corp | インクジェット記録装置 |
| EP2042330A3 (en) * | 2007-09-28 | 2009-12-23 | Fujifilm Corporation | Ink-jet recording device |
| JP2010030223A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Fujifilm Corp | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及び、印刷物 |
| CN102163532A (zh) * | 2011-01-31 | 2011-08-24 | 翟长鸿 | 内置物发光装置高亮度荧光灯 |
| JP2011204408A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Ushio Inc | 蛍光ランプ |
| US8038283B2 (en) * | 2007-01-18 | 2011-10-18 | Fujifilm Corporation | Ink-jet recording apparatus |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23675394A patent/JPH0845476A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8038283B2 (en) * | 2007-01-18 | 2011-10-18 | Fujifilm Corporation | Ink-jet recording apparatus |
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| JP2011204408A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Ushio Inc | 蛍光ランプ |
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