JPH0847052A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JPH0847052A
JPH0847052A JP17412294A JP17412294A JPH0847052A JP H0847052 A JPH0847052 A JP H0847052A JP 17412294 A JP17412294 A JP 17412294A JP 17412294 A JP17412294 A JP 17412294A JP H0847052 A JPH0847052 A JP H0847052A
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JP
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control
transmission
transmission processing
processing device
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JP17412294A
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Yoshiharu Ito
義治 伊藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伝送処理装置の交換を伴わずに機能を容易に拡
張することができる遠隔監視制御システムを提供する。 【構成】複数台の操作用端末器2および制御用端末器3
が信号線Lsを介して伝送処理装置1に接続される。伝
送処理装置1は時分割多重伝送方式で操作用端末器2お
よび制御用端末器3との間でデータを授受し、操作用端
末器2に設けたスイッチSの操作に応じて制御用端末器
3に接続された負荷Lを制御する。伝送処理装置1には
外部拡張装置11が接続され、また信号線Lsにも外部
拡張装置12、13が接続される。伝送処理装置1で
は、外部拡張装置11〜13からの指示により操作用端
末器2および制御用端末器3へのデータ伝送を制御し、
伝送処理装置1による操作用端末器2および制御用端末
器3の制御結果は外部拡張装置11〜13に返送され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送処理装置に2線式
の信号線を介して複数台の端末器を接続し、伝送処理装
置から時分割多重伝送方式で端末器に伝送信号を伝送す
ることによって、端末器に接続したスイッチの操作で他
の端末器に接続した負荷を制御できるようにした遠隔監
視制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数台ずつの操作用端末器お
よび制御用端末器を2線式の信号線を介して伝送処理装
置に分岐接続した遠隔監視制御システムが考えられてい
る。操作用端末器および制御用端末器には各別にアドレ
スが設定されており、伝送処理装置はアドレスによって
各操作用端末器および各制御用端末器を個別に認識す
る。操作用端末器はスイッチを備えスイッチの操作によ
り発生した割り込み信号を伝送処理装置に伝送し、伝送
処理装置は割り込み信号を受信すると割り込みを要求し
ている操作用端末器を検索し、さらに検索した操作用端
末器とアドレスによって対応関係があらかじめ設定され
ている制御用端末器に対して制御データを伝送する。制
御データを受け取った制御用端末器では、接続されてい
る負荷をスイッチの操作に対応させて制御する。
【0003】さらに詳しく説明すると、遠隔監視制御シ
ステムは、たとえば図8に示す構成を有する。伝送処理
装置1には、スイッチSの操作状態を監視する複数個の
操作用端末器2、負荷Lを制御する複数個の制御用端末
器3が2線式の信号線Lsを介して接続される。操作用
端末器2、制御用端末器3には、それぞれ個別のアドレ
スが設定され、このアドレスを用いて伝送処理装置1が
操作用端末器2、制御用端末器3を個別に認識する。
【0004】伝送処理装置1は信号線Lsに対して、図
9(a)(b)のようなフォーマットの伝送信号Vsを
送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始を
示すスタートパルスST、信号モードを示すモードデー
タ信号MD、操作用端末器2や制御用端末器3を各別に
呼び出すためのアドレスデータを伝送するアドレスデー
タ信号AD、負荷Lを制御する制御データを伝送する制
御データ信号CD、伝送エラーを検出するためのチェッ
クサムデータ信号CS、操作用端末器2や制御用端末器
3からの返送データ信号を受信するタイムスロットであ
る信号返送期間WTよりなる複極(±24V)の時分割
多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送さ
れるようになっている。
【0005】各操作用端末器2および各制御用端末器3
では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsにより
伝送されたアドレスデータがあらかじめ設定されている
アドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制御デ
ータを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間
WTに同期して返信データを電流モード信号(信号線L
sの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡するこ
とにより送出される信号)として返送する。
【0006】また、伝送処理装置1には、ダミー信号送
信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモー
ドとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り込
み信号処理手段は、いずれかの操作用端末器2でスイッ
チSの操作に伴って発生した図9(c)のような割り込
み信号Viを受信したときに、割り込み信号Viを発生
した操作用端末器2を検索し、その操作用端末器2に設
定されているアドレスデータを返信データとして返送さ
せる。すなわち、常時はダミー信号送信手段によってダ
ミー伝送信号を信号線Lsに送出し、スイッチSの操作
に伴って操作用端末器2から発生した割り込み信号Vi
をダミー伝送信号のスタートパルス信号STに同期して
検出すると、伝送処理装置1からは割り込み処理手段に
よってモードデータ信号MDをアドレス確認モードとし
た伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。各操作用端末
器2では、割り込み信号Viを発生すると割り込みの要
求を行う割り込みフラグを設定し、割り込みフラグが設
定されている操作用端末器2ではモードデータ信号MD
がアドレス確認モードの伝送信号Vsを受信すると、こ
の伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して操作用端
末器2に設定されているアドレスデータを返信データと
して返送する。このようにして伝送処理装置1では割り
込み信号Viを発生した操作用端末器2のアドレスを獲
得することができる。
【0007】伝送処理装置1では、割り込み信号Viを
発生した操作用端末器2のアドレスを獲得すると、スイ
ッチSに対する対応関係があらかじめ設定されている負
荷Lを接続した制御用端末器3に伝送する制御データを
生成するとともに、その制御データを含む伝送信号Vs
を信号線Lsに送出し、対応する制御用端末器3に制御
データを伝送して負荷Lを制御する。
【0008】操作用端末器2や制御用端末器3では、そ
れぞれ信号線Lsを伝送されている伝送信号Vsを全波
整流し安定化することによって内部回路の動作用の電源
を得るようになっている。制御用端末器3に接続される
負荷Lについては別途に電源を設けている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した遠
隔監視制御システムについて、タイムスケジュールに従
って負荷Lを制御したり、外部システムとの通信を行な
ったり、停電時における復電処理を行なったりするよう
な各種機能を実現するために、伝送処理装置1の機能を
拡張しようとすると、それらの拡張機能を備えた伝送処
理装置1を設ける必要がある。すなわち、伝送処理装置
1はマイクロコンピュータを備え、プログラムにより各
種機能が実現されているから、機能を拡張しようとすれ
ばプログラムを変更するなどの作業が必要であって、す
でに設置されている遠隔監視制御システムでは現場での
機能の拡張が難しいという問題がある。その結果、既設
の遠隔監視制御システムにおいて機能を拡張しようとす
る場合には、伝送処理装置1を交換しているのが現状で
ある。
【0010】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、既設のシステムであっても伝送処理装置の交
換を伴わずに機能を容易に拡張することができるように
した遠隔監視制御システムを提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、各別
にアドレスを有する複数台の端末器を2線式の信号線を
介して伝送処理装置に分岐接続し、伝送処理装置は、ア
ドレスデータを含む伝送信号を信号線に時分割多重伝送
方式で送出することによって端末器を個別にアクセス
し、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に端末器
からの操作データを受信すると操作データに基づいて制
御データを生成し、操作データを発生した端末器とアド
レスによる対応関係があらかじめ設定されている他の端
末器に対して制御データを伝送してその端末器に接続さ
れた負荷を制御する遠隔監視制御システムにおいて、伝
送処理装置とは別に設けた外部拡張装置から伝送処理装
置への指示により端末器との伝送を制御するとともに伝
送処理装置による端末器の制御結果を外部拡張装置に返
送する拡張制御部を伝送処理装置に設けて成ることを特
徴とする。
【0012】請求項2の発明では、伝送処理装置は外部
拡張装置を拡張制御部に接続する拡張接続部を備えて成
ることを特徴とする。請求項3の発明では、外部拡張装
置は端末器とともに信号線に接続され、拡張制御部は外
部拡張装置からの指示を端末器からのデータとは分離し
て処理することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明では、拡張制御部は複数種
類の外部拡張装置が接続可能であることを特徴とする。
請求項5の発明では、伝送処理装置は信号線への伝送信
号を調歩同期により伝送することを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明は、伝送処理装置に拡張制御部
を設け、伝送処理装置とは別に設けた外部拡張装置から
の指示を受けて伝送処理装置が端末器との伝送を制御
し、制御結果を外部拡張装置に返送するから、伝送処理
装置に対して外部拡張装置を接続すれば、端末器の制御
を時間管理したり、端末器の制御状態を外部システムに
伝送したり、端末器の制御状態を記録したり、あるいは
また停電などの異常に対して復旧のための指示を与えた
りするような各種機能を外部拡張装置によって実現する
ことができる。すなわち、遠隔監視制御システムの拡張
性が高くなるとともに、遠隔監視制御システムの機能を
柔軟に選択することができる。その結果、既設の遠隔監
視制御システムであっても、外部拡張装置を付加する作
業のみで機能を拡張することができ、施工作業が容易に
なるのである。
【0015】請求項2の発明は、伝送処理装置に拡張接
続部を設けて、拡張接続部に外部拡張装置を接続するか
ら、端末器とのデータ伝送に影響を与えることなく外部
拡張装置との通信が可能になる。請求項3の発明は、端
末器とともに信号線に外部拡張装置を接続し、伝送処理
装置に設けた拡張制御部では端末器との間の伝送信号と
外部拡張装置からの指示とを分離するから、既設の遠隔
監視制御システムにおける信号線に外部拡張装置を接続
するだけの簡単な施工で機能を拡張することができる。
【0016】請求項4の発明は、複数種類の外部拡張装
置を接続可能としているから、各種の機能の外部拡張装
置から必要な機能を持つ外部拡張装置を選択して接続す
るだけで、各種の機能を実現することができ、しかも機
能の組み合わせによって多様な機能が実現できるのであ
る。すなわち、外部拡張装置として単機能のものを複数
種類用意しておき、必要な機能を組み合わせて用いるよ
うにすれば、不必要な機能の拡張を行なうことがなく、
しかも多様な組み合わせが可能になる。
【0017】請求項5の発明は、伝送処理装置から信号
線への伝送信号を調歩同期により伝送するから、物理レ
ベルでの信号変換を行なうだけで、広く用いられている
調歩同期による他の装置との接続が可能になる。すなわ
ち、信号線に外部拡張装置としてコンピュータ装置を接
続するような場合には、コンピュータ装置に設けられて
いるRS232C、RS485、RS422等の各種規
格のインタフェースに対して物理レベルでの変換を行な
って接続するとともに、データリンクレベルでは同期式
よりも簡単に制御できる調歩同期式を採用することで接
続が容易になるのである。
【0018】
【実施例】
(実施例1)遠隔監視制御システムの基本構成は図8に
示した従来構成と同様であって、図1に示すように、伝
送処理装置1には外部システムとの接続を可能とする機
能を有した外部拡張装置11が接続され、信号線Lsに
は制御用端末器3に接続された負荷Lをタイムスケジュ
ールに従って制御するための外部拡張装置12と、火災
発生時などにおける停電の際に操作用端末器2や制御用
端末器3の状態を復旧させる機能を有した外部拡張装置
13とが接続される。外部拡張装置11は伝送処理装置
1に信号線Lsとは別に設けた拡張接続部に接続され
る。また、伝送処理装置1には外部拡張装置11〜13
との間でデータを伝送するための伝送制御部(図示せ
ず)が設けられ、伝送制御部では外部拡張装置11〜1
3からの指示を受けて操作用端末器2や制御用端末器3
への伝送信号を制御し、また操作用端末器2や制御用端
末器3から返送されたデータを伝送処理装置11〜13
に返送する。ここで、伝送制御部は複数種類の外部拡張
装置11〜13との間でデータを授受できるようになっ
ている。すなわち、複数種類の外部拡張装置11〜13
を識別データによって識別し、各外部拡張装置11〜1
3から指示があると、操作用端末器2および制御用端末
器3との間での通常の伝送処理に対して外部拡張装置1
1〜13の指示を優先的に実行する。このような通常の
伝送処理および拡張制御部としての処理は、伝送処理装
置1に内蔵され適宜プログラムにより制御されるマイク
ロコンピュータによって実現されている。
【0019】図1に示したシステム構成では、パターン
スイッチSpを備えた操作用端末器2およびグループス
イッチSgを備えた操作用端末器2も設けられている。
スイッチSは操作によって各負荷Lを個別に制御するよ
うにスイッチSと負荷Lとを一対一対応させてあり、パ
ターンスイッチSpおよびグループスイッチSgでは複
数個の負荷Lを一括して制御するようにパターンスイッ
チSpあるいはグループスイッチSgに対して負荷Lを
一対多対応させてある。パターンスイッチSpでは複数
の負荷Lがあらかじめ個別に設定した動作状態になるよ
うに一括して制御され、グループスイッチSgでは複数
の負荷Lが同じ状態に一括して制御される。
【0020】信号線Lsに接続された外部拡張装置12
を例として外部拡張装置11〜13についてさらに詳し
く説明する。伝送処理装置1は、図2に示すように、通
常の伝送処理を行なう基本処理部21と、基本処理部2
1で授受されるデータを時分割多重伝送方式の所定のプ
ロトコルで伝送するための伝送制御部22と、信号線L
sに接続するための物理レベルの信号変換を行なう送受
信回路23とを備える。また、図示していないが、外部
拡張装置11〜13との間でデータを授受する拡張制御
部も設けられる。基本処理部21、伝送制御部22、拡
張制御部は、適宜プログラムで動作するマイクロコンピ
ュータにより構成される。ここで、送受信回路23では
パルス幅変調された電圧モードの伝送信号を送出し、ま
た電流モードの返送信号を受信する。
【0021】一方、外部拡張装置12は、基本処理部2
1に代えて拡張機能を実現する拡張処理部31と、所定
のプロトコルでデータの授受が可能となるように伝送手
順を制御する伝送制御部32と、操作用端末器2ないし
制御用端末器3と同様にアドレスを有し信号線Lsに接
続される送受信回路33とにより構成される。したがっ
て、外部拡張装置12から伝送処理装置1に対して何ら
かの指示を行なう場合には、送受信回路33により操作
用端末器2と同様にして伝送処理装置1に対する割り込
み信号Viを発生した後に、拡張処理部31で生成され
たデータを伝送処理装置1に返送する。伝送処理装置1
では、データを受信すればアドレスによって外部拡張装
置12からのものであることがわかるから、操作用端末
器2や制御用端末器3からのデータと分離して処理す
る。すなわち、外部拡張装置12からのデータは拡張制
御部に入力され、操作用端末器2や制御用端末器3から
のデータに優先して処理されるのである。たとえば、外
部拡張装置12の拡張処理部31において特定の時刻に
特定の負荷Lをオンにする機能が設定されているとすれ
ば、拡張処理部31において計時した時刻が上記特定時
刻になると、特定の負荷Lをオンにするように伝送処理
装置1への指示を行なうことで、スイッチSなどの操作
にかかわらず指示された負荷Lがオンになるのである。
負荷Lがオンになれば、伝送処理装置1に対して動作確
認の返送信号が返送されるから、この返送信号を外部拡
張装置12に返送すれば、外部拡張装置12では目的と
する負荷Lがオンになったか否かを認識することができ
るのである。
【0022】外部拡張装置11〜13と伝送処理装置1
との間のデータの伝送手順を具体的に示すと図3〜図6
のようになる。図3はタイムスケジュールに従って複数
台の負荷Lを一括してパターン制御する場合を示してい
る。すなわち、特定の時刻においてパターンスイッチS
pを操作した場合と同様の動作を実現するものであっ
て、まず外部拡張装置12から伝送処理装置1へのパタ
ーン制御の指示がなされると、伝送処理装置1では一括
制御される負荷Lを接続した制御用端末器3に伝送信号
を伝送した後、負荷Lの制御に伴って各制御用端末器3
から動作確認のために返送される監視データを受信す
る。監視データを受信すると各負荷Lに対応するスイッ
チSを備えた操作用端末器2に対して負荷Lの動作状態
を表示するように伝送信号を伝送するとともに、パター
ンスイッチSpを持つ操作用端末器2へもパターン制御
されていることを報知する。以上の処理が終了すれば、
外部拡張装置12によるパターン制御が完了するから、
外部拡張装置12に対してパターン制御の終了を報知す
るのである。
【0023】図4は各スイッチSの操作に優先順位を設
定した外部拡張装置の伝送手順を示す。すなわち、この
外部拡張装置は、特定の操作用端末器2(図4ではSW
1−1として示してある)のスイッチSの操作により特
定の負荷Lを接続した制御用端末器3(図4ではT/U
1−1として示してある)が制御されたときに、優先順
位の低い操作用端末器2(SW1−2)のスイッチSの
操作を無効にするように制御する。まず、スイッチSが
操作されると、伝送処理装置1は外部拡張装置に対して
スイッチSの操作を通知し、外部拡張装置では、スイッ
チSの優先順位に従って負荷制御の許可・不許可を伝送
処理装置1に通知する。ここで許可されると、伝送処理
装置1は通常の伝送手順に従ってアドレスの対応する制
御用端末器3に伝送信号を伝送して負荷Lを制御し、負
荷Lの制御状態を受信する。また、負荷Lの制御状態を
スイッチSを操作した操作用端末器2に返送して動作表
示を行なう。ここまでの処理で、負荷Lの個別制御が終
了するから、伝送処理装置1は外部拡張装置に対して個
別制御の終了を通知する。この状態で、優先順位の低い
スイッチSが操作されると、伝送処理装置1は外部拡張
装置に対してスイッチSが操作されたことを通知する
が、負荷制御は不許可となり、負荷Lの制御は行なわれ
ないのである。以上のようにして、負荷Lの制御につい
て各スイッチSに優先順位を設定して制御することが可
能になる。
【0024】図5は火災発生に伴って照明負荷のような
負荷Lについて、所要箇所のもののみをパターン制御す
る場合を示し、この場合には外部システムである火災報
知システムに連動させる必要があるから、伝送処理装置
1に接続された外部拡張装置11を用いる。すなわち、
火災が発生すると外部拡張装置11からは各スイッチS
による制御を禁止するように伝送処理装置1に指示を与
え、また外部拡張装置11は後の復旧のために伝送処理
装置1から現状の負荷Lの制御状態を受け取る。次に、
外部拡張装置11はどの負荷Lをどのような制御状態と
するかを伝送処理装置1に指示する。その後、伝送処理
装置1は通常の伝送手順で各負荷Lを制御するととも
に、制御用端末器3から負荷Lの動作状態を受信し、各
操作用端末器2には負荷Lの動作状態を表示させる。以
上の処理によって火災発生に対応した所定のパターンで
負荷Lを制御することができるのである。パターン制御
が終了すれば、その旨が外部拡張装置11に通知され
る。
【0025】上述のようにして火災発生に対応したパタ
ーンで負荷Lを制御した後、復旧させるには、図6に示
すように、火災発生に伴って外部拡張装置11が受信し
た負荷Lの元の制御状態を伝送処理装置1に伝送する。
伝送処理装置1では外部拡張装置11からの指示に従っ
て各負荷Lを制御するとともに、負荷Lの動作状態を制
御用端末器3から受信し、さらに各負荷Lに対応するス
イッチSを備えた操作用端末器2に負荷Lの動作状態を
表示させる。この一連の処理が終了すれば、伝送処理装
置1から外部拡張装置11に対して処理終了を通知す
る。外部拡張装置11では復旧処理の終了が通知される
と、各スイッチSによる操作を許可するように伝送処理
装置1に指示を与えるのである。
【0026】(実施例2)本実施例は図7に示すように
信号線Lsに対して外部システムとの中継を可能とする
外部拡張装置14を設けたものであって、基本的には実
施例1と同様の構成を有している。実施例1との相違点
は、伝送信号としてパルス幅変調ではなく、ベースバン
ド複流方式とし、また同期制御の方式としては同期式で
はなく調歩同期式を採用している。したがって、外部シ
ステムにおいてRS232C、RS485、RS422
等の規格を採用していれば、外部拡張装置14では2線
式の信号線Lsを伝送されている電圧モードの信号を外
部システムへの送信信号に変換し、外部システムからの
受信信号を電流モードの信号に変換するだけで波形を変
更することなく、外部システムと伝送処理装置1との間
でのデータ伝送が可能になるのである。さらに、上述の
ような規格のインタフェースは一般にコンピュータ装置
で採用されており、コンピュータ装置では調歩同期式の
インタフェースを採用していることが多いから、伝送処
理装置11と操作用端末器2および制御用端末器3との
間で調歩同期式の伝送制御を行なうことによって、外部
システムとの接続が一層容易になるのである。ここで、
伝送信号は複流方式であるから操作用端末器2や制御用
端末器3については、実施例1と同様に伝送信号の整流
によって電源を供給することができる。
【0027】本実施例では、伝送信号として調歩同期式
の伝送制御を行なっているから、中継器を信号線に挿入
して中継再生すれば信号線を容易に延長することがで
き、また一般に市販されている調歩同期用の汎用の集積
回路を用いることで全体の低コスト化が可能になる。と
くに、市販のコンピュータ装置ではこの種のインタフェ
ースを備えるものが多いから容易に流用できるのであ
る。さらには、図7のように信号線Lsに2台の外部拡
張装置14を接続すれば、両外部拡張装置14の間で信
号線Lsおよび伝送処理装置1を通してデータを授受す
ることができ、2つの外部システム間で信号線Lsを通
してのデータ伝送が可能になる。この場合、RS232
C、RS485、RS422等の規格では送受に3線を
要するが、信号線Lsを伝送されるデータは伝送処理装
置1からの送信に電圧モードの信号を用い、受信に電流
モードの信号を用いるから、送受を2線で行なうことが
でき、外部システム間の伝送路を2線式の伝送路とする
ことが可能になる。他の構成および動作は実施例1と同
様である。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、伝送処理装置に拡張
制御部を設け、伝送処理装置とは別に設けた外部拡張装
置からの指示を受けて伝送処理装置が端末器との伝送を
制御し、制御結果を外部拡張装置に返送するから、伝送
処理装置に対して外部拡張装置を接続すれば、端末器の
制御を時間管理したり、端末器の制御状態を外部システ
ムに伝送したり、端末器の制御状態を記録したり、ある
いはまた停電などの異常に対して復旧のための指示を与
えたりするような各種機能を外部拡張装置によって実現
することができるという効果がある。すなわち、遠隔監
視制御システムの拡張性が高くなるとともに、遠隔監視
制御システムの機能を柔軟に選択することができ、その
結果、既設の遠隔監視制御システムであっても、外部拡
張装置を付加する作業のみで機能を拡張することがで
き、施工作業が容易になるという利点を有する。
【0029】請求項2の発明は、伝送処理装置に拡張接
続部を設けて、拡張接続部に外部拡張装置を接続するか
ら、端末器とのデータ伝送に影響を与えることなく外部
拡張装置との通信が可能になるという利点がある。請求
項3の発明は、端末器とともに信号線に外部拡張装置を
接続し、伝送処理装置に設けた拡張制御部では端末器と
の間の伝送信号と外部拡張装置からの指示とを分離する
から、既設の遠隔監視制御システムにおける信号線に外
部拡張装置を接続するだけの簡単な施工で機能を拡張す
ることができるという利点を有するのである。
【0030】請求項4の発明は、複数種類の外部拡張装
置を接続可能としているから、各種の機能の外部拡張装
置から必要な機能を持つ外部拡張装置を選択して接続す
るだけで、各種の機能を実現することができ、しかも機
能の組み合わせによって多様な機能が実現できるという
効果がある。すなわち、外部拡張装置として単機能のも
のを複数種類用意しておき、必要な機能を組み合わせて
用いるようにすれば、不必要な機能の拡張を行なうこと
がなく、しかも多様な組み合わせが可能になるという利
点を有する。
【0031】請求項5の発明は、伝送処理装置から信号
線への伝送信号を調歩同期により伝送するから、物理レ
ベルでの信号変換を行なうだけで、広く用いられている
調歩同期による他の装置との接続が可能になるという効
果がある。すなわち、信号線に外部拡張装置としてコン
ピュータ装置を接続するような場合には、コンピュータ
装置に設けられているRS232C、RS485、RS
422等の各種規格のインタフェースに対して物理レベ
ルでの変換を行なって接続するとともに、データリンク
レベルでは同期式よりも簡単に制御できる調歩同期式を
採用することで接続が容易になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の概略構成図である。
【図2】実施例1の要部ブロック図である。
【図3】実施例1の動作説明図である。
【図4】実施例1の動作説明図である。
【図5】実施例1の動作説明図である。
【図6】実施例1の動作説明図である。
【図7】実施例2の概略構成図である。
【図8】遠隔監視制御システムの概略構成図である。
【図9】遠隔監視制御システムの伝送信号を示す動作説
明図である。
【符号の説明】
1 伝送処理装置 2 操作用端末器 3 制御用端末器 11 外部拡張装置 12 外部拡張装置 13 外部拡張装置 14 外部拡張装置 L 負荷 Ls 信号線 S スイッチ Sp パターンスイッチ Sg グループスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各別にアドレスを有する複数台の端末器
    を2線式の信号線を介して伝送処理装置に分岐接続し、
    伝送処理装置は、アドレスデータを含む伝送信号を信号
    線に時分割多重伝送方式で送出することによって端末器
    を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号
    返送期間に端末器からの操作データを受信すると操作デ
    ータに基づいて制御データを生成し、操作データを発生
    した端末器とアドレスによる対応関係があらかじめ設定
    されている他の端末器に対して制御データを伝送してそ
    の端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御シス
    テムにおいて、伝送処理装置とは別に設けた外部拡張装
    置から伝送処理装置への指示により端末器との伝送を制
    御するとともに伝送処理装置による端末器の制御結果を
    外部拡張装置に返送する拡張制御部を伝送処理装置に設
    けて成ることを特徴とする遠隔監視制御システム。
  2. 【請求項2】 伝送処理装置は外部拡張装置を拡張制御
    部に接続する拡張接続部を備えて成ることを特徴とする
    請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  3. 【請求項3】 外部拡張装置は端末器とともに信号線に
    接続され、拡張制御部は外部拡張装置からの指示を端末
    器からのデータとは分離して処理することを特徴とする
    請求項1記載の遠隔監視制御システム。
  4. 【請求項4】 拡張制御部は複数種類の外部拡張装置が
    接続可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3記載の遠隔監視制御システム。
  5. 【請求項5】 伝送処理装置は信号線への伝送信号を調
    歩同期により伝送することを特徴とする請求項1ないし
    請求項5記載の遠隔監視制御システム。
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