JPH0848082A - 感熱転写シート - Google Patents

感熱転写シート

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JPH0848082A
JPH0848082A JP6184540A JP18454094A JPH0848082A JP H0848082 A JPH0848082 A JP H0848082A JP 6184540 A JP6184540 A JP 6184540A JP 18454094 A JP18454094 A JP 18454094A JP H0848082 A JPH0848082 A JP H0848082A
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JP
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group
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dye
transfer sheet
hydrogen atom
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JP6184540A
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English (en)
Inventor
Yukichi Murata
勇吉 村田
Yoshiori Ishida
美織 石田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基材上に少なくとも色材層を有する感熱転写
シートであって、該色材層中に樹脂よりなる結合剤、特
定の骨格を有するジスアゾ系色素、及び特定の骨格を有
するキノフタロン系色素を含有することを特徴とする。 【効果】 低エネルギーで高い濃度の中庸のイエロー色
調の記録物を得ることができ、マゼンタ及びシアンとの
混色で高い濃度のブラック色を得ることができ、更に得
られた記録物の耐光性が非常に良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱転写記録、特に色素
転写型感熱転写記録に使用される感熱転写記録用シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】色素転写型感熱転写記録は、ベースフィ
ルム上に熱移行性の色素を含む色材層を有する感熱転写
シートと、色素受容層を表面に有する受像シートを重ね
合わせ、感熱転写シートを加熱し、感熱転写シート中の
色素を受像シートに転写することにより記録を行う記録
方法である。本記録方法は加熱エネルギーの大きさによ
り色素の転写量を制御することができるため、他の記録
方式では難しい階調表現が容易にできる。従って、イエ
ロー、マゼンタ及びシアン色素の3原色色素を用いてフ
ルカラー画像を容易に作製することができ、ビデオプリ
ンターなどに応用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】色素転写型感熱転写記
録においては、転写シートのインキ組成物に用いられる
色素は転写記録のスピード、記録物の画質、保存安定性
などに大きな影響を与えるので非常に重要であり、例え
ば以下の様な条件を満たすことが必要である。 熱記録ヘッドの作動条件で容易に昇華及び/または熱
拡散すること。 熱記録ヘッドの作動条件で熱分解しないこと。 色再現上、好ましい色相を有すること。 分子吸光係数が大きいこと。 熱、光、湿気、薬品などに対して安定なこと。 合成が容易なこと。 インク化適性が優れていること。 安全性上問題の無いこと。
【0004】しかしながら、上記の条件を全て満足する
色素はこれまで見出されておらず、特にイエロー色素に
おいては種々の欠点を有している。本発明において一般
式(I)で表されるピラゾロンアゾ系の色素は上記の
、、、、、、などに於て優れた特性を有
する。しかし、吸収スペクトル巾が広く、また吸収スペ
クトルの長波長側の裾切れが悪く550nm付近まで弱
い吸収を持つため、イエロー色としての色純度が劣り色
再現上問題がある。
【0005】また、本発明において一般式(II)で表さ
れるキノフタロン系の色素は上記の、、、、
、などに於て優れた特性を有し、吸収スペクトル巾
が狭く、非常にシャープであるため、色純度の優れたイ
エロー色を再現することができる。しかし、吸収スペク
トル巾が狭く、シャープであるため、マゼンタ色素及び
シアン色素との混色によりブラック色を表現する場合、
混色の吸収スペクトルに於て、イエロー色素とマゼンタ
色素の吸収の境界付近に吸収の隙間が生じる。従って、
一般式(II)で表されるイエロー色素を用いてブラック
色を表現した場合、色濃度の濃いブラック色を表現する
ことは困難である。
【0006】また、色素構造と前記のような各要求性能
との相関は明確となっていないため、色素を組合わせて
用いた場合に得られる性能の予測は困難で、実際に組成
物を調整した中から良好な組合せを選択することが必要
である。本発明者らは、かかる課題を解決すべく鋭意検
討の結果、種々の考えられる色素の組合せの中から選択
された、特定の骨格を有するピラゾロンアゾ系色素及び
キノフタロン系色素とを含有する色材層を有するイエロ
ー色の感熱転写シートを用いて感熱転写記録を行うこと
によって、低エネルギーで高濃度の中庸のイエロー色調
の記録物を得ることができ、また、マゼンタ及びシアン
との混色で高濃度のブラック色を得ることができ、更に
得られた記録物のイエロー色及びブラック色のいずれに
おいても耐光性が非常に良好であることを見出し、本発
明に到達した。
【0007】即ち、本発明の目的は、低エネルギーで高
濃度の中庸のイエロー色調の記録物を得ることができ、
また、マゼンタ及びシアンとの混色で高濃度のブラック
色を得ることができ、更に得られた記録物のイエロー色
及びブラック色のいずれにおいても耐光性が非常に良好
であるイエロー色の感熱転写シートを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち本発明の要旨は、基
材上に少なくとも色材層を有する感熱転写シートであっ
て、該色材層中に樹脂よりなる結合剤、下記一般式
(I)で表されるピラゾロンアゾ系色素
【0009】
【化3】
【0010】(式中、Xはヒドロキシ基もしくはアミノ
基を表わし、Yは水素原子、アルキル基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、置換もしくは非置換のアミノ
基、アシルアミノ基、アルコキシカルボニル基、置換も
しくは非置換のカルバモイル基を表わし、Rは水素原
子、置換もしくは非置換のアルキル基、アルケニル基、
シクロアルキル基、または置換もしくは非置換のフェニ
ル基を表わし、環Aは非イオン性の置換基を有していて
も良いベンゼン環を表わす)、及び下記一般式(II)で
表されるキノフタロン系色素
【0011】
【化4】
【0012】(式中、R1は水素原子、低級アルキル基
を表わし、Z1は水素原子またはハロゲン原子を表わ
し、Z2は水素原子、−COOR2基または−CONR3
4基を表わす。R2、R3、R4はアルキル基、アルコキ
シアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アラ
ルキル基、フルフリル基またはテトラヒドロフルフリル
基を表わす)を含有することを特徴とするイエロー色感
熱転写シート、に存する。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
使用する前記一般式(I)で示されるピラゾロンアゾ系
色素は、従来公知の方法に従って製造することができ
る。前記一般式(I)において、Xはヒドロキシ基もし
くはアミノ基を表わし、Yは水素原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、置換もしくは非置換の
アミノ基、アシルアミノ基、アルコキシカルボニル基、
置換もしくは非置換のカルバモイル基を表わし、Rは水
素原子、置換もしくは非置換のアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基または置換もしくは非置換のフェ
ニル基を表わし、環Aは非イオン性の置換基を有してい
ても良いベンゼン環を表わす。
【0014】ここで前記RはC1〜C12の直鎖状あるい
は分岐鎖状のアルキル基;アルコキシ基、アミノ基、ア
ルキルアミノ基、アルコキシアルコキシ基、アリールオ
キシ基、アリルオキシ基、アラルキルオキシ基、アリー
ル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、フリル
基、テトラヒドロフリル基、アルコキシカルボニル基、
アリルオキシカルボニル基、アシルオキシ基などで置換
されたC1〜C12の直鎖状あるいは分岐鎖状のアルキル
基;アルケニル基;シクロアルキル基;置換及び非置換
のフェニル基等のアリール基;水素原子が挙げられる。
【0015】置換アルキル基の具体的なものとして、ア
ルコキシ基で置換されたアルキル基としては2ーメトキ
シエチル基、2ーエトキシエチル基、2ー(n)プロポ
キシエチル基、2ー(iso)プロポキシエチル基、2
ー(n)ブトキシエチル基、2ー(iso)ブトキシエ
チル基、2ー(sec)ブトキシエチル基、2ー(n)
ペンチルオキシエチル基、2ー(n)ヘキシルオキシエ
チル基、2ー(n)オクチルオキシエチル基、2ー
(2’ーエチルヘキシルオキシ)エチル基、1ーメチル
ー2ーメトキシエチル基、1ーメチルー2ーエトキシエ
チル基、1ーメチルー2ー(n)プロポキシエチル基、
1ーメチルー2ー(iso)プロポキシエチル基、1ー
メチルー2ー(n)ブトキシエチル基、1ーメチルー2
ー(iso)ブトキシエチル基、1ーメチルー2ー
(n)ヘキシルオキシエチル基、1ーメチルー2ー
(2’ーエチルヘキシルオキシ)エチル基、3ーメトキ
シブチル基、3ーエトキシブチル基、1ーエチルー2ー
メトキシエチル基、1ーエチルー2ーエトキシエチル基
などが挙げられるが、特にC3〜C8のβーアルコキシエ
チル基が好ましい。アミノ基、アルキルアミノ基で置換
されたアルキル基としては2ーアミノエチル基、2ー
(N,N−ジエチルアミノ)エチル基、2ー{N,N−
ジ(n)ブチルアミノ}エチル基、3ー(N,N−ジエ
チルアミノ)プロピル基、3ー(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル基などが挙げられる。アラルキルオキシ基
で置換されたアルキル基としては2ーベンジルオキシエ
チル基、1ーメチルーベンジルオキシエチル基、1ーエ
チルー2ーベンジルオキシエチル基、2ー(βーフェニ
ルエチル)オキシエチル基などが挙げられる。アリルオ
キシ基で置換されたアルキル基としては2ーアリルオキ
シエチル基、1ーメチルー2ーアリルオキシエチル基、
1ーエチルー2ーアリルオキシエチル基などが挙げられ
る。アリールオキシ基で置換されたアルキル基としては
2ーフェノキシエチル基、1ーメチルー2ーフェノキシ
エチル基、1ーエチルー2ーフェノキシエチル基などが
挙げられる。アルコキシアルコキシ基で置換されたアル
キル基としては、2ー(2’ーメトキシエトキシ)エチ
ル基、2ー(2’ーエトキシエトキシ)エチル基、2ー
{2’ー(n)ブトキシエトキシ}エチル基、2ー
{2’ー(n)ヘキシルオキシエトキシ}エチル基、2
ー{2’ー(n)オクチルエトキシ}エチル基、2ー
{2’ー(iso)ブトキシエトキシ}エチル基、1ー
メチルー2ー(2’ーメトキシエトキシ)エチル基、1
ーメチルー2ー{2’ー(n)ブトキシエトキシ}エチ
ル基、3ー(2’ーメトキシエトキシ)ブチル基などが
挙げられるが特に、C5〜C10のβー(β’ーアルコキ
シエトキシ)エチル基が好ましい。シアノ基で置換され
たアルキル基としては2ーシアノエチル基、シアノメチ
ル基等が、ヒドロキシ基で置換されたアルキル基として
は2ーヒドロキシエチル基、3ーヒドロキシ(n)プロ
ピル基、4ーヒドロキシ(n)ブチル基、1ーメチルー
2ーヒドロキシエチル基、1ーエチルー2ーヒドロキシ
エチル基等が、ハロゲン原子で置換されたアルキル基と
しては2ークロロエチル基、2ーブロモエチル基、2,
2,2ートリフルオロエチル基等が、フリル基で置換さ
れたアルキル基としてはフルフリル基が、テトラヒドロ
フリル基で置換されたアルキルキとしてはテトラヒドロ
フルフリル基が、アリール基で置換されたアルキル基と
してはベンジル基、p−クロロベンジル基、2ーフェニ
ルエチル基などが挙げられる。アルコキシカルボニル
基、アリルオキシカルボニル基で置換されたアルキル基
としては、2ーメトキシカルボニルエチル基、2ーエト
キシカルボニルエチル基、2ー(iso)ブトキシカル
ボニルエチル基、2ー(n)ヘキシルオキシカルボニル
基、1ーメチルー2ーメトキシカルボニルエチル基、1
ーメチルー2ー(n)ブトキシカルボニルエチル基、2
ーアリルオキシカルボニルエチル基、1ーメチルー2ー
アリルオキシカルボニルエチル基、メトキシカルボニル
メチル基、エトキシカルボニルメチル基、(iso)ブ
トキシカルボニルメチル基、(n)ヘキシルオキシカル
ボニルメチル基、2ーエチルヘキシルオキシカルボニル
メチル基などが挙げられる。アシルオキシ基で置換され
たアルキル基としては2ーアセトキシエチル基、2ープ
ロピオニルオキシエチル基、2ーベンゾイルオキシエチ
ル基、3ーアセトキシ(n)プロピル基、4ーアセトキ
シ(n)ブチル基、1ーメチルー2ーアセトキシエチル
基、1ーエチルー2ーアセトキシエチル基などが挙げら
れる。
【0016】Rのシクロアルキル基としてはシクロペン
チル基、シルロヘキシル基などが挙げられる。Rが置換
のフェニル基の場合、その置換基としてはC1〜C4の低
級アルキル基、C1〜C4の低級アルコキシ基、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子、C1〜C4
の低級アルコキシカルボニル基及びトリフルオロメチル
基などが挙げられる。
【0017】Rのアルケニル基としてはアリル基、ビニ
ル基等が挙げられる。Rで表わされる基のうち、特に有
利なものとしては、C1〜C4の直鎖状もしくは分岐鎖状
のアルキル基、フェニル基などが挙げられる。また、環
Aで表わされるベンゼン環が有する置換基としては、C
1〜C4の直鎖状もしくは分岐鎖状の低級アルキル基、C
1〜C4の直鎖状もしくは分岐鎖状の低級アルコキシ基、
フッ素原子、塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子、
ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基等のフッ素
原子で置換されたアルキル基、−NR1314で表わされ
るアミノ基,−NHCOR15で表わされるアシルアミノ
基,−NHCOOR16で表わされるカーバメート基、−
NHSO217で表わされるスルホンアミド基、−CO
OR18で表わされるカルボン酸エステル基、−CONR
1920で表わされるカルバモイル基、−SO2NR21
22で表わされるスルファモイル基又はSO323で表わ
されるスルホン酸エステル基などが挙げられる。ここ
で、R13〜R23はそれぞれ水素原子、置換もしくは非置
換のアルキル基、シクロアルキル基、アリル基、置換も
しくは非置換のビニル基又は置換もしくは非置換のフェ
ニル基を表わす。
【0018】環Aで表わされるフェニル基の中でも特に
有利な基としては、無置換のフェニル基;ニトロ基、ト
リフルオロメチル基、低級アルキル基、低級アルコキシ
基、低級アルコキシカルボニル基、塩素原子等で置換さ
れたフェニル基等が挙げられる。前記のアルキル基とし
てはC1〜C10の直鎖状及び分岐鎖状のアルキル基;ア
ルコキシ基としてはC1〜C10の直鎖状及び分岐鎖状の
アルコキシ基;アリールオキシ基としてはフェノキシ基
及び、C1〜C4の直鎖状及び分岐鎖状のアルキル基、C
1〜C4の直鎖状及び分岐鎖状アルコキシ基、塩素原子、
臭素原子、フッ素原子、シアノ基、ニトロ基、トリフル
オロメチル基などで置換されたフェノキシ基;置換アミ
ノ基としてはC1〜C8の直鎖状及び分岐鎖状のモノアル
キルアミノ基もしくはジアルキルアミノ基;アシルアミ
ノ基としてはC1〜C4のアルキルカルボニルアミノ基、
ベンゾイルアミノ基;アルコキシカルボニル基としては
1〜C8の直鎖状及び分岐鎖状のアルコキシカルボニル
基;置換カルバモイル基としてはC1〜C8の直鎖状及び
分岐鎖状のモノアルキルアミノカルボニル基もしくはジ
アルキルアミノカルボニル基などが挙げられる。
【0019】Yで表わされる基の中でも特に有利なもの
としては、低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル
基、低級アルキルアミノカルボニル基などが挙げられ
る。本発明において前記一般式(II)として表わされる
キノフタロン系色素は、従来公知の方法に従って製造す
ることができる。前記一般式(II)において、R1 は水
素原子、低級アルキル基を表わし、Z1は水素原子また
はハロゲン原子を表わし、Z2 は水素原子、−COOR
2 基または−CONR3 4 基を表わし、R2 、R3
びR4 はそれぞれアルキル基、アルコキシアルキル基、
シクロアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、フル
フリル基またはテトラヒドロフルフリル基を表わす。
【0020】前記R1 として表わされる低級アルキル基
としては、C1〜C4の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキ
ル基で、具体的には、メチル基、エチル基、(n)プロ
ピル基、(i)プロピル基、(n)ブチル基、(i)ブ
チル基等が挙げられる。また、前記R2 、R3 及びR4
として表わされるアルキル基としては、C1〜C12の直
鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基が挙げられ、アルコ
キシアルキル基としては、2−メトキシエチル基、2−
エトキシエチル基、2−(n)プロポキシエチル基、2
−(i)プロポキシエチル基、2−(n)ブトキシエチ
ル基、2−(i)ブトキシエチル基、2−(sec)ブ
トキシエチル基、2−(n)ペンチルオキシエチル基、
2−(n)ヘキシルオキシエチル基、2−(n)オクチ
ルオキシエチル基、2−(2′−エチルヘキシルオキ
シ)エチル基、1−メチル−2−メトキシエチル基、1
−メチル−2−エトキシエチル基、1−メチル−2−
(n)プロポキシエチル基、1−メチル−2−(i)プ
ロポキシエチル基、1−メチル−2−(n)ブトキシエ
チル基、1−メチル−2−(i)プロポキシエチル基、
1−メチル−2−(n)ヘキシルオキシエチル基、1−
メチル−2−(2′−エチルヘキシルオキシ)エチル
基、3−メトキシブチル基、3−エトキシブチル基、1
−エチル−2−メトキシエチル基、1−エチル−2−エ
トキシエチル基等が挙げられ、特に好ましくはC3〜C8
の2−アルコキシエチル基が挙げられ、アラルキル基と
しては、ベンジル基、2−フェニルエチル基等が挙げら
れ、シクロアルキル基としては、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基等が挙げられる。前記Z1 として表わさ
れるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子等が挙げられる。
【0021】R2 、R3 およびR4 で表わされる基が、
1〜C8のアルキル基であり、Z1が水素原子または臭
素原子であると特に好適である。前記一般式(I)およ
び(II)で表わされる化合物について、表−1および表
−2にその代表例を挙げるが、本発明に用いる化合物
は、その要旨を超えない限りこれら具体例に限定される
ものではない。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】
【表7】
【0029】
【表8】
【0030】
【表9】
【0031】
【表10】
【0032】
【表11】
【0033】
【表12】
【0034】
【表13】
【0035】本発明において一般構造式(I)及び(I
I)の色素を混合して用いる事により、色素(I)及び
(II)の前述の欠点を解消することができ、全ての特性
に優れた転写シートを得ることが出来る。色素(I)と
(II)の混合割合としては2:8〜8:2(重量比)の
範囲が適当である。本発明の感熱転写シートに上記の色
素を用いて色材層を形成する場合、その方法は特に限定
されず、一般構造式(I)及び(II)で表される色素を
結着剤とともに媒体中に溶解あるいは微粒子状に分散さ
せることによりインクを調製し、常法に従って該インク
をベースフィルムに塗布、乾燥することにより実施する
ことができる。
【0036】インクの調製のための結着剤としては、セ
ルロース系、アクリル酸系、澱粉系、エポキシ系などの
水溶性樹脂及びアクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリス
チレン、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテ
ルスルホン、ポリビニルブチラール、エチルセルロー
ス、アセチルセルロース、ポリエステル、AS樹脂、フ
ェノキシ樹脂などの有機溶剤に可溶性の樹脂を挙げるこ
とができる。
【0037】インク調製のための媒体としては水の他
に、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、イソブチルアルコールなどのアルコール
類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのセロソ
ルブ類、トルエン、キシレン、クロロベンゼンなどの芳
香族類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン類、塩化メチレン、
クロロホルム、トリクロロエチレンなどの塩素系溶剤、
テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、
N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン
などの有機溶剤を挙げることができる。
【0038】上記のインク中には上記の成分の他に必要
に応じて有機、無機の非昇華性微粒子、分散剤、帯電防
止剤、消泡剤、酸化防止剤、粘度調整剤などを添加する
ことができる。転写シート作製のためのインクを塗布す
るベースフィルムとしては、コンデンサー紙、グラシン
紙のような薄葉紙、ポリエステル、ポリカーボネート、
ポリアミド、ポリイミド、ポリアラミドのような耐熱性
の良好なプラスチックのフィルムが適しているが、それ
らの厚さとしては3〜50μmの範囲を挙げることがで
きる。
【0039】上記のベースフィルムのうちポリエチレン
テレフタレートフィルムが機械的強度、耐溶剤性、経済
性などを考慮すると特に有利である。しかし、場合によ
ってはポリエチレンテレフタレートフィルムは必ずしも
耐熱性が充分でなく、サーマルヘッドの走行性が不十分
であるので、色材層の反対面に潤滑剤、滑性の高い耐熱
性粒子などを含む耐熱性樹脂の層などを常法に従って設
けることにより、サーマルヘッドの走行性を改良したも
のを用いることができる。
【0040】インクをベースフィルムに塗布する方法と
しては、特に限定はされないが、例えばグラビアコータ
ー、リバースロールコーター、ロッドコーター、エアド
クタコーターなどを使用して実施することができ、イン
クの塗布層の厚さは乾燥後0.1〜5μmの範囲となる
ように塗布すれば良い。本発明の感熱転写シートは、加
熱手段としてサーマルヘッドのみならず赤外線、レーザ
ー光なども利用する事ができる。又、ベースフィルムそ
のものに電気を流す事によって発熱する通電発熱フィル
ムを用いて、通電型染料転写シートとして用いることも
できる。
【0041】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、かかる実施例は本発明を限定するものではない。 (実施例1) a)インクの調製
【0042】
【表14】 1)インク(A)の調整 前記色素NO.1ー54 3g 前記色素NO.2ー17 4g 酢酸セルロース 10g (製品名 L−30;ダイセル化学(株)製) メチルエチルケトン 80g ──────────────────────────────── 合計 97g 上記組成の混合物をペイントコンディショナーで10分
間処理し、インクの調製を行った。
【0043】2)インク(B)の調製(マゼンタイン
ク) 前記のインク(A)で用いた色素の代りに下記構造のマ
ゼンタ色素6gを用いた他は、インク(A)と同様にし
てマゼンタインク(B)を調製した。
【0044】
【化5】
【0045】3)インク(C)の調製(シアンインク) 前記のインク(A)で用いた色素の代りに下記構造のシ
アン色素6gを用いた他は、インク(A)と同様にして
シアンインク(C)を調製した。
【0046】
【化6】
【0047】b)転写シートの作製 上記のインク(A)、(B)、(C)をそれぞれワイヤ
バーを用いて背面が耐熱滑性処理のされたポリエチレン
テレフタレートフィルム(6μm厚)上に塗布、乾燥し
(乾燥膜厚約1μm)それぞれ転写シート(A)、
(B)、(C)を得た。なお、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの耐熱滑性処理は、ポリエチレンテレフタ
レートフィルムに下記式
【0048】
【化7】
【0049】で表わされる繰返し構造単位を有し、0.
6g/dlの塩化メチレン溶液中20℃で測定した還元粘
度ηsp/Cが0.55dl/gであるポリカーボネート樹
脂8重量部、リン酸エステル系界面活性剤(製品名 プ
ライサーフA−208B;第一工業製薬(株)製)1重
量部、トルエン91重量部からなる液を塗布、乾燥(乾
燥膜厚約1μm)することにより行った。 c)受像体の作製 塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂(製品名 VYHD;ユニ
オンカーバイド社製)10部、アミノ変性シリコーン
(製品名 KF−393;信越化学工業(株)製)0.
5部、メチルエチルケトン15部、キシレン15部から
なる液を合成紙(製品名 ユポFPG150;王子油化
(株)製)にワイヤーバーで塗布、乾燥し(乾燥膜厚約
5μm)、更にオーブン中で80℃で30分間処理する
ことにより作製した。 d)転写記録 1)イエロー色転写記録 上記転写シート(A)のインク塗布面を受像体と重ね、
サーマルヘッドを用いて下記条件で記録し、中庸のイエ
ロー色調の記録物を得た。記録物の色濃度及び測色結果
を表−3に示す。
【0050】
【表15】記録条件 主走査,副走査の記録密度 :6ドット/mm 記録電力 :0.21W/ドット 通電時間 :10ミリ秒 測色は日本電色工業社製色差計SZーΣ80を用いて測
定した。色濃度はマクベス社製デンシトメーターTRー
927で測定した。
【0051】2)ブラック色転写記録 上記の転写シート(A)、(B)、(C)をこの順序
で、上記1)と同様の記録条件で同じ受像体に重ねて転
写記録をし、ブラック色の記録物を得た。この記録物の
色濃度の測定結果を表−3に示す。 e)耐光性試験 得られたイエロー色及びブラック色記録物の耐光性試験
をキセノンランプフェードメーター(スガ試験機(株)
製)を用いて実施し(ブラックパネル温度:63±2
℃)、80時間照射後の記録物の変退色の程度{△E
(L***)}を表−3に示した。
【0052】比較例1 実施例1のインク(A)の調製で用いた混合色素の代り
に混合色素の一方の成分である、前記色素NO.1−5
4の色素のみを6g用いて、インクの調製、転写シート
の作製、転写記録を実施例1と同様に実施した。イエロ
ー色転写記録結果、ブラック色転写記録結果及び耐光性
試験結果を表−3に示した。
【0053】比較例2 実施例1のインク(A)の調製で用いた混合色素の代り
に混合色素の一方の成分である、前記色素NO.2−1
7の色素のみを8g用いて、インクの調製、転写シート
の作製、転写記録を実施例1と同様に実施した。イエロ
ー色転写記録結果、ブラック色転写記録結果及び耐光性
試験結果を表−3に示した。
【0054】実施例2 実施例1で用いた色素NO.1−54の代りに色素N
O.1−37を、色素NO.2−17の代りに色素N
O.2−61を用いて、実施例1と同様の方法によりイ
ンクの調製、転写シートの作製、受像体の作製及び転写
記録、耐光性試験を行ない表−3に示す結果を得た。
【0055】比較例3 比較例1で用いた色素NO.1−54の代りに色素N
O.1−37を用いて、比較例1と同様の方法によりイ
ンクの調製、転写シートの作製、受像体の作製及び転写
記録、耐光性試験を行ない表−3に示す結果を得た。
【0056】比較例4 比較例2で用いた色素NO.2−17の代りに色素N
O.2ー61を用いて、比較例2と同様の方法によりイ
ンクの調製、転写シートの作製、受像体の作製及び転写
記録、耐光性試験を行ない表−3に示す結果を得た。
【0057】実施例3 実施例1で用いたインクの代り下記方法で調製したイン
クを用いて、実施例1と同様の方法により転写シートの
作製、受像体の作製及び転写記録、耐光性試験を行なっ
た結果、中庸のイエロー色調の記録物、色濃度の高いブ
ラック色記録物を得ることができた。また得られた記録
物の耐光性及び転写シートの暗所保存安定性はいずれも
良好であった。
【0058】
【表16】 インクの調製 実施例1と同一の色素 7g AS樹脂 10g (製品名 デンカAS−S;電気化学工業(株)製品) トルエン 70g シクロヘキサノン 10g ────────────────────────── 合計 97g
【0059】
【表17】
【0060】
【発明の効果】本発明の感熱転写シートを用いた場合、
低エネルギーで高い濃度の中庸のイエロー色調の記録物
を得る事ができ、また、マゼンタ及びシアンとの混色で
高い濃度のブラック色を得ることができ、更に得られた
記録物の耐光性が非常に良好である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に少なくとも色材層を有する感熱
    転写シートであって、該色材層中に樹脂よりなる結合
    剤、下記一般式(I)で表されるピラゾロンアゾ系色素 【化1】 (式中、Xはヒドロキシ基もしくはアミノ基を表わし、
    Yは水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオ
    キシ基、置換もしくは非置換のアミノ基、アシルアミノ
    基、アルコキシカルボニル基、置換もしくは非置換のカ
    ルバモイル基を表わし、Rは水素原子、置換もしくは非
    置換のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、
    または置換もしくは非置換のフェニル基を表わし、環A
    は非イオン性の置換基を有していても良いベンゼン環を
    表わす)、及び下記一般式(II)で表されるキノフタロ
    ン系色素 【化2】 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基を表わし、Z1
    は水素原子またはハロゲン原子を表わし、Z2は水素原
    子、−COOR2基または−CONR34基を表わす。
    2、R3、R4はアルキル基、アルコキシアルキル基、
    シクロアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、フル
    フリル基またはテトラヒドロフルフリル基を表わす)を
    含有することを特徴とするイエロー色感熱転写シート
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144889A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Fujifilm Corp 熱転写記録システム
JP2007144893A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Fujifilm Corp 熱転写記録システム
JP2007144890A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Fujifilm Corp 熱転写記録システム
JP2008525605A (ja) * 2004-12-29 2008-07-17 チバ ホールディング インコーポレーテッド 有機溶媒に可溶性である染料

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JP2007144889A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Fujifilm Corp 熱転写記録システム
JP2007144893A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Fujifilm Corp 熱転写記録システム
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