JPH0849618A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents
燃料噴射ポンプInfo
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- JPH0849618A JPH0849618A JP18487394A JP18487394A JPH0849618A JP H0849618 A JPH0849618 A JP H0849618A JP 18487394 A JP18487394 A JP 18487394A JP 18487394 A JP18487394 A JP 18487394A JP H0849618 A JPH0849618 A JP H0849618A
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- fuel
- rotor
- plunger
- cam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はローラの端部に作用する抵抗力モー
メントを増大させてローラのスキュー運動を抑制するよ
う構成された燃料噴射ポンプを提供することを目的とす
る。 【構成】 燃料噴射ポンプ10のロータ90は、駆動軸
70と同一の軸線上に延在するようハウジング11内に
回転自在に挿入されている。ロータ90のガイド孔10
5に挿入されたプランジャ98は、カムリング110の
カムを摺動するローラ99を保持するローラシュー98
の往復動により、ポンプ室91に燃料を吸引して加圧す
る。ローラ99の外周中央部には、溝99Dが設けられ
ており、カム面110Aの油膜の面圧による抵抗力が増
大してローラ半体99A,99Bに作用する。ローラ9
9がスキュー運動すると、ローラ99の端部に作用する
抵抗力モーメントが増大し、スキュー運動が抑制され
る。
メントを増大させてローラのスキュー運動を抑制するよ
う構成された燃料噴射ポンプを提供することを目的とす
る。 【構成】 燃料噴射ポンプ10のロータ90は、駆動軸
70と同一の軸線上に延在するようハウジング11内に
回転自在に挿入されている。ロータ90のガイド孔10
5に挿入されたプランジャ98は、カムリング110の
カムを摺動するローラ99を保持するローラシュー98
の往復動により、ポンプ室91に燃料を吸引して加圧す
る。ローラ99の外周中央部には、溝99Dが設けられ
ており、カム面110Aの油膜の面圧による抵抗力が増
大してローラ半体99A,99Bに作用する。ローラ9
9がスキュー運動すると、ローラ99の端部に作用する
抵抗力モーメントが増大し、スキュー運動が抑制され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料噴射ポンプに係り、
特にディーゼル機関の燃料噴射ポンプに好適な燃料噴射
ポンプに関する。
特にディーゼル機関の燃料噴射ポンプに好適な燃料噴射
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディーゼル機関の燃料噴射ポ
ンプの一種として、インナカム式分配型燃料噴射ポンプ
が知られている。この方式の燃料噴射ポンプは、例えば
特開平1−134063号公報に記載されているよう
に、内周面にカム面を有するカムリングと、カムリング
の内側で半径方向に摺動可能に設けられカムリングのカ
ム面を転動する円筒状のローラを回転可能に保持するロ
ーラシュー(ローラ保持部材)と、ローラシューの内側
で回転駆動されるロータと、ロータの半径方向に摺動可
能に設けられローラシューの半径方向の摺動動作により
燃料を吸引又は吐出させる方向に駆動されるプランジャ
とを有する構成である。
ンプの一種として、インナカム式分配型燃料噴射ポンプ
が知られている。この方式の燃料噴射ポンプは、例えば
特開平1−134063号公報に記載されているよう
に、内周面にカム面を有するカムリングと、カムリング
の内側で半径方向に摺動可能に設けられカムリングのカ
ム面を転動する円筒状のローラを回転可能に保持するロ
ーラシュー(ローラ保持部材)と、ローラシューの内側
で回転駆動されるロータと、ロータの半径方向に摺動可
能に設けられローラシューの半径方向の摺動動作により
燃料を吸引又は吐出させる方向に駆動されるプランジャ
とを有する構成である。
【0003】そして、この燃料噴射ポンプは、ロータが
回転駆動されるとともに、ローラシューに保持されたロ
ーラがカムリングのカム面を転動し、カム形状に応じて
ロータ内に挿入されたプランジャがローラシューに押圧
されて往復動することにより加圧した燃料をエンジンの
燃焼室に噴射するようになっている。
回転駆動されるとともに、ローラシューに保持されたロ
ーラがカムリングのカム面を転動し、カム形状に応じて
ロータ内に挿入されたプランジャがローラシューに押圧
されて往復動することにより加圧した燃料をエンジンの
燃焼室に噴射するようになっている。
【0004】又、プランジャは円柱状に形成されている
が、ローラシューは回転防止のため略直方体に形成され
ている。さらに、カムリングのカム形状に応じてローラ
シュー及びプランジャがロータの半径方向に摺動できる
ように、ローラシューの側面とローラシューが挿入され
た四角形のガイド孔との間には僅かなクリアランスが設
けられ、プランジャの外周とプランジャが挿入されたガ
イド孔との間にも僅かなクリアランスが設けられてい
る。
が、ローラシューは回転防止のため略直方体に形成され
ている。さらに、カムリングのカム形状に応じてローラ
シュー及びプランジャがロータの半径方向に摺動できる
ように、ローラシューの側面とローラシューが挿入され
た四角形のガイド孔との間には僅かなクリアランスが設
けられ、プランジャの外周とプランジャが挿入されたガ
イド孔との間にも僅かなクリアランスが設けられてい
る。
【0005】そして、上記ローラ,ローラシュー,プラ
ンジャの摺動部分の表面には、燃料(軽油)が供給され
ており、この燃料による油膜によって各摺動部分の潤滑
が行われている。
ンジャの摺動部分の表面には、燃料(軽油)が供給され
ており、この燃料による油膜によって各摺動部分の潤滑
が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記燃料噴射ポンプで
は、ローラ及びカムリングのカム面の表面には、前述し
たように燃料による油膜が形成されており、この燃料に
よる油膜は弾性流体潤滑(Elastohydrodynamic Lubrica
tion) として機能する。そして、ローラはカムリングの
カム面にころがり接触をしており、カムリングに対して
遊星ローラとなって自転しながら公転する。
は、ローラ及びカムリングのカム面の表面には、前述し
たように燃料による油膜が形成されており、この燃料に
よる油膜は弾性流体潤滑(Elastohydrodynamic Lubrica
tion) として機能する。そして、ローラはカムリングの
カム面にころがり接触をしており、カムリングに対して
遊星ローラとなって自転しながら公転する。
【0007】又、ローラが正常にカム面を転動している
ときは、ローラとカム面とは基本的に線接触となり、そ
の接触部分における圧力分布は長手方向に対し均一に作
用することになる。そして、ローラのころがり方向の圧
力分布は典型的な弾性流体潤滑の圧力分布となる。
ときは、ローラとカム面とは基本的に線接触となり、そ
の接触部分における圧力分布は長手方向に対し均一に作
用することになる。そして、ローラのころがり方向の圧
力分布は典型的な弾性流体潤滑の圧力分布となる。
【0008】ローラがカムリングのカム面を転動する際
は、例えばローラの両端に対向するロータの壁面が撓ん
だり、あるいはロータの入力軸が軸受とのクリアランス
によりロータが振れ回ったりした場合に、上記のように
カム面を転動するローラが傾いてしまう。
は、例えばローラの両端に対向するロータの壁面が撓ん
だり、あるいはロータの入力軸が軸受とのクリアランス
によりロータが振れ回ったりした場合に、上記のように
カム面を転動するローラが傾いてしまう。
【0009】このように、ローラが軸線に対して傾く
と、ローラの一端と他端とではカム面に沿う面内でロー
ラ進行方向への変位量(速度)が変わる現象(以下「ス
キュー運動」と言う)が生じる。この際、ローラはカム
面に押圧されており、ローラとカム面との接触部分に形
成された油膜には、面圧が発生する。ローラがカム面を
転動することにより、面圧の大きさに応じた摩擦力が生
じるため、上記ローラとカム面との接触部分の面圧はロ
ーラの進行に対する抵抗になる。
と、ローラの一端と他端とではカム面に沿う面内でロー
ラ進行方向への変位量(速度)が変わる現象(以下「ス
キュー運動」と言う)が生じる。この際、ローラはカム
面に押圧されており、ローラとカム面との接触部分に形
成された油膜には、面圧が発生する。ローラがカム面を
転動することにより、面圧の大きさに応じた摩擦力が生
じるため、上記ローラとカム面との接触部分の面圧はロ
ーラの進行に対する抵抗になる。
【0010】ここで、ローラ中央以外(例えば、ローラ
端部)に進行方向の余分な力が作用した場合を想定する
と、余分な力が作用したローラ端部が他端よりも大きく
移動する。つまり、ローラの軸線を作用線として上記余
分な力が加わった点を力点とするモーメントが生じる。
このモーメントは前述したローラのスキュー運動の発生
原因となる。
端部)に進行方向の余分な力が作用した場合を想定する
と、余分な力が作用したローラ端部が他端よりも大きく
移動する。つまり、ローラの軸線を作用線として上記余
分な力が加わった点を力点とするモーメントが生じる。
このモーメントは前述したローラのスキュー運動の発生
原因となる。
【0011】ローラを保持するローラシューの回動中心
とプランジャの軸心とが一致しているときは、上記スキ
ュー運動が発生してもローラシューが同方向に回動する
とともに、プランジャも回動することになるため、何ら
問題はない。しかるに、ローラを保持するローラシュー
の回動中心とプランジャの軸心とが一致していないとき
は、ローラを保持するローラシューが同方向に回動する
とともに、ローラシューに当接するプランジャの端部が
ローラシューの回動力(プランジャの径方向の力)を受
けてプランジャが軸線(ロータの半径方向)に対して傾
くことになる。
とプランジャの軸心とが一致しているときは、上記スキ
ュー運動が発生してもローラシューが同方向に回動する
とともに、プランジャも回動することになるため、何ら
問題はない。しかるに、ローラを保持するローラシュー
の回動中心とプランジャの軸心とが一致していないとき
は、ローラを保持するローラシューが同方向に回動する
とともに、ローラシューに当接するプランジャの端部が
ローラシューの回動力(プランジャの径方向の力)を受
けてプランジャが軸線(ロータの半径方向)に対して傾
くことになる。
【0012】そして、ローラシューの回動中心とプラン
ジャの軸心とがずれていることが多いので、ローラシュ
ーが当接するプランジャの端部のみにローラシューの回
動力が作用すると、プランジャがロータのガイド孔内で
傾く。さらに、プランジャが傾斜状態のままカム面によ
る軸方向の押圧力(吐出方向の力)が作用した場合、プ
ランジャには軸線を作用線としたモーメントが作用し、
プランジャのエッジ部分がガイド孔の内壁に接触して焼
き付きやピッチング(局所的な孔)を発生することがあ
る。
ジャの軸心とがずれていることが多いので、ローラシュ
ーが当接するプランジャの端部のみにローラシューの回
動力が作用すると、プランジャがロータのガイド孔内で
傾く。さらに、プランジャが傾斜状態のままカム面によ
る軸方向の押圧力(吐出方向の力)が作用した場合、プ
ランジャには軸線を作用線としたモーメントが作用し、
プランジャのエッジ部分がガイド孔の内壁に接触して焼
き付きやピッチング(局所的な孔)を発生することがあ
る。
【0013】そこで、本発明は、上述の点に鑑みてなさ
れたものであり、ローラがスキュー運動しても正常な水
平状態にローラを復帰させてプランジャが作動不可状態
とならないことを目的とする。
れたものであり、ローラがスキュー運動しても正常な水
平状態にローラを復帰させてプランジャが作動不可状態
とならないことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、内周面にカム
を有するカムリングと、駆動軸により回転駆動されるロ
ータと、該ロータの半径方向に穿設されたガイド孔に挿
入されたプランジャと、該プランジャの端部に当接し該
プランジャとともに該ロータの半径方向に摺動可能に設
けられたローラ保持部材と、該ローラ保持部材に回転自
在に保持され該カムリングのカム面を転動するローラと
を有し、該ロータが回転駆動されるのに伴ってプランジ
ャの吐出動作により燃料を加圧してエンジンに供給する
燃料噴射ポンプにおいて、前記ローラの中央部外周又は
前記カム面の少なくとも一方に周方向に延在する溝を形
成してなることを特徴とする。
を有するカムリングと、駆動軸により回転駆動されるロ
ータと、該ロータの半径方向に穿設されたガイド孔に挿
入されたプランジャと、該プランジャの端部に当接し該
プランジャとともに該ロータの半径方向に摺動可能に設
けられたローラ保持部材と、該ローラ保持部材に回転自
在に保持され該カムリングのカム面を転動するローラと
を有し、該ロータが回転駆動されるのに伴ってプランジ
ャの吐出動作により燃料を加圧してエンジンに供給する
燃料噴射ポンプにおいて、前記ローラの中央部外周又は
前記カム面の少なくとも一方に周方向に延在する溝を形
成してなることを特徴とする。
【0015】
【作用】ローラの中央部外周又はカム面の少なくとも一
方に周方向に延在する溝を形成してなるため、ローラと
カム面との間に介在する油膜に作用するローラへの抵抗
力がローラの端部で大きくなる。そのため、ローラのス
キュー運動に対する抵抗力モーメントが大きくなり、こ
れによりローラのスキュー運動が抑制され、ローラが正
常な状態で安定する。
方に周方向に延在する溝を形成してなるため、ローラと
カム面との間に介在する油膜に作用するローラへの抵抗
力がローラの端部で大きくなる。そのため、ローラのス
キュー運動に対する抵抗力モーメントが大きくなり、こ
れによりローラのスキュー運動が抑制され、ローラが正
常な状態で安定する。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である燃料噴射ポ
ンプ10の全体構成を表す正面断面図を示す。
ンプ10の全体構成を表す正面断面図を示す。
【0017】同図においてハウジング11は、燃料噴射
ポンプ10の本体であり、その内部には、燃料噴射ポン
プ10の各機能部品を収納し、かつ燃料が充填される燃
料室12を備えている。
ポンプ10の本体であり、その内部には、燃料噴射ポン
プ10の各機能部品を収納し、かつ燃料が充填される燃
料室12を備えている。
【0018】また、ハウジング11には、それぞれ燃料
室12の所定位置に連通するオーバーフローバルブ2
0、スピルバルブ30、燃料還流バルブ40、アキュム
レータ50、及びコンスタントプレッシャバルブ60が
配設されている。
室12の所定位置に連通するオーバーフローバルブ2
0、スピルバルブ30、燃料還流バルブ40、アキュム
レータ50、及びコンスタントプレッシャバルブ60が
配設されている。
【0019】オーバーフローバルブ20は、燃料室12
内が過剰圧力となるのを防止するバルブであり、ボール
弁22、及びスプリング24からなる逆止弁を備え、燃
料室12内に燃料が過剰供給された場合に、その過剰分
を燃料タンク(図示せず)に還流させる。尚、本実施例
においては、その開弁圧を0.8kg/cm2程度に設定して
いる。
内が過剰圧力となるのを防止するバルブであり、ボール
弁22、及びスプリング24からなる逆止弁を備え、燃
料室12内に燃料が過剰供給された場合に、その過剰分
を燃料タンク(図示せず)に還流させる。尚、本実施例
においては、その開弁圧を0.8kg/cm2程度に設定して
いる。
【0020】スピルバルブ30は、電磁コイル31の発
する電磁力により弁体32を開閉させる電磁弁であり、
後述する燃料還流バルブ40及び燃料吸入ギャラリ17
と、後述する燃料漏出通路103との導通を制御する。
する電磁力により弁体32を開閉させる電磁弁であり、
後述する燃料還流バルブ40及び燃料吸入ギャラリ17
と、後述する燃料漏出通路103との導通を制御する。
【0021】このスピルバルブ30の弁体32は、スプ
リング33によって上方に向けて付勢されると共に、そ
の上端は、電磁コイル31の発する電磁力を伝達するロ
ッド34、及びスプリング35に付勢されるストッパ3
6に規制されている。
リング33によって上方に向けて付勢されると共に、そ
の上端は、電磁コイル31の発する電磁力を伝達するロ
ッド34、及びスプリング35に付勢されるストッパ3
6に規制されている。
【0022】一方、弁体32とその弁座37は、弁体3
2が弁座37に着座している場合、すなわちスピルバル
ブ30が閉弁している場合には、弁体32の側面にのみ
油圧が作用し、また、弁体32が弁座37から離座して
いる場合、すなわちスピルバルブ30が開弁している場
合には、弁体32の先端部にも油圧が作用するように構
成されている。
2が弁座37に着座している場合、すなわちスピルバル
ブ30が閉弁している場合には、弁体32の側面にのみ
油圧が作用し、また、弁体32が弁座37から離座して
いる場合、すなわちスピルバルブ30が開弁している場
合には、弁体32の先端部にも油圧が作用するように構
成されている。
【0023】すなわち、電磁コイル31が電磁力を発生
し、ロッド34が弁体32を押圧すると、弁体32に
は、ロッド34の押圧力、及びスプリング35の付勢力
が閉弁方向に作用し、その結果スプリング33の付勢力
に抗して弁体32が変位してスピルバルブ30が閉弁状
態となる。
し、ロッド34が弁体32を押圧すると、弁体32に
は、ロッド34の押圧力、及びスプリング35の付勢力
が閉弁方向に作用し、その結果スプリング33の付勢力
に抗して弁体32が変位してスピルバルブ30が閉弁状
態となる。
【0024】そして、ロッド34の押圧力が消滅する
と、スプリング33の付勢力がスプリング35の付勢力
に抗して弁体32を開弁方向に変位せしめ、スピルバル
ブ30が開弁状態となる。この際、弁体32の先端に
は、弁体32を開弁方向に押圧する油圧が作用するた
め、その油圧が高圧であるほどスピルバルブ30におい
て大きな開弁度が確保されることになる。
と、スプリング33の付勢力がスプリング35の付勢力
に抗して弁体32を開弁方向に変位せしめ、スピルバル
ブ30が開弁状態となる。この際、弁体32の先端に
は、弁体32を開弁方向に押圧する油圧が作用するた
め、その油圧が高圧であるほどスピルバルブ30におい
て大きな開弁度が確保されることになる。
【0025】燃料還流バルブ40は、スピルバルブ30
開弁時において燃料漏出通路から漏出された燃料を適当
に減圧して燃料タンクに還流させるべく設けられたバル
ブであり、上述したオーバーフローバルブ20と同様
に、ボール弁42、及びスプリング44からなる逆止弁
で構成されている。
開弁時において燃料漏出通路から漏出された燃料を適当
に減圧して燃料タンクに還流させるべく設けられたバル
ブであり、上述したオーバーフローバルブ20と同様
に、ボール弁42、及びスプリング44からなる逆止弁
で構成されている。
【0026】また、アキュムレータ50は、燃料吸入ギ
ャラリ17内における燃料圧力の脈動を吸収すべく配設
されたものであり、燃料吸入ギャラリ17に連通する燃
料室の圧力変動に応じて変位するピストン52、及びピ
ストン52を付勢するスプリング54を備えている。
ャラリ17内における燃料圧力の脈動を吸収すべく配設
されたものであり、燃料吸入ギャラリ17に連通する燃
料室の圧力変動に応じて変位するピストン52、及びピ
ストン52を付勢するスプリング54を備えている。
【0027】コンスタントプレッシャバルブ60は、後
述するハウジング11内の燃料流出ポート102と、内
燃機関の各気筒に設けられた燃料噴射バルブとの間に設
けられるバルブであり、燃料流出ポート102の内圧が
所定圧力を越えて高圧となると、燃料噴射バルブに向け
てその圧力で燃料を流通させ、かつ燃料流出ポート10
2の内圧が所定圧力以下となっても、燃料噴射バルブ側
の圧力を所定圧力に保つ機能を有している。
述するハウジング11内の燃料流出ポート102と、内
燃機関の各気筒に設けられた燃料噴射バルブとの間に設
けられるバルブであり、燃料流出ポート102の内圧が
所定圧力を越えて高圧となると、燃料噴射バルブに向け
てその圧力で燃料を流通させ、かつ燃料流出ポート10
2の内圧が所定圧力以下となっても、燃料噴射バルブ側
の圧力を所定圧力に保つ機能を有している。
【0028】また、ハウジング11の燃料室12には、
内燃機関のクランクシャフトの1/2の回転速度で回転
する駆動軸70、この駆動軸70の回転力を駆動源とし
て燃料のフィードを行うベーン式燃料フィードポンプ
(以下、単にフィードポンプと称す)80、駆動軸70
と共に回転するロータ90、ロータ90の細径部が嵌挿
されるシリンダ100、及びロータ90の大径部の外周
を取り囲むカムリング110が組み込まれている。
内燃機関のクランクシャフトの1/2の回転速度で回転
する駆動軸70、この駆動軸70の回転力を駆動源とし
て燃料のフィードを行うベーン式燃料フィードポンプ
(以下、単にフィードポンプと称す)80、駆動軸70
と共に回転するロータ90、ロータ90の細径部が嵌挿
されるシリンダ100、及びロータ90の大径部の外周
を取り囲むカムリング110が組み込まれている。
【0029】駆動軸70は、ハウジング11の端部付近
に配設されるブッシュ13、及びハウジング11内部に
配設されるベアリング14により、ハウジング11に対
して回転可能に保持されている。ここで、ブッシュ13
には、摺動抵抗の軽減を図るべく燃料を給油することと
しており、その端部にオイルシール18を配設すると共
に、燃料インレット15とブッシュ13とを連通すべく
油路16を設けている。
に配設されるブッシュ13、及びハウジング11内部に
配設されるベアリング14により、ハウジング11に対
して回転可能に保持されている。ここで、ブッシュ13
には、摺動抵抗の軽減を図るべく燃料を給油することと
しており、その端部にオイルシール18を配設すると共
に、燃料インレット15とブッシュ13とを連通すべく
油路16を設けている。
【0030】ここで、駆動軸70には、その外周上に所
定間隔毎に設けられた複数の突起121を備えるパルサ
120が嵌挿されており、一方、カムリング110に
は、駆動軸70とともに回転するパルサ120の突起1
21の近接・離間をパルス信号に変換する回転角センサ
122が固定されている。
定間隔毎に設けられた複数の突起121を備えるパルサ
120が嵌挿されており、一方、カムリング110に
は、駆動軸70とともに回転するパルサ120の突起1
21の近接・離間をパルス信号に変換する回転角センサ
122が固定されている。
【0031】上記駆動軸70とロータ90とは結合され
ており、駆動軸70の回転がロータ90に伝達されるよ
うになっている。従って、ロータ90は駆動軸70と一
体的に回転する。
ており、駆動軸70の回転がロータ90に伝達されるよ
うになっている。従って、ロータ90は駆動軸70と一
体的に回転する。
【0032】上記構成の燃料噴射ポンプ10において
は、回転角センサ122が発するパルス数をカウントす
ることで、カムリング110に対する駆動軸70の回転
角、すなわちカムリング110に対するロータ90の回
転角を検出することが可能である。
は、回転角センサ122が発するパルス数をカウントす
ることで、カムリング110に対する駆動軸70の回転
角、すなわちカムリング110に対するロータ90の回
転角を検出することが可能である。
【0033】フィードポンプ80は、ハウジング11に
固定される外壁81と、複数のベーン82を備える回転
子83とからなるベーン式ポンプである。すなわち、燃
料インレット15に連通して設けられた吸入口84から
吸い込まれた燃料は、回転子83の回転に伴ってベーン
82により昇圧され、所定位置に設けられた燃料吐出口
85から吐出される。
固定される外壁81と、複数のベーン82を備える回転
子83とからなるベーン式ポンプである。すなわち、燃
料インレット15に連通して設けられた吸入口84から
吸い込まれた燃料は、回転子83の回転に伴ってベーン
82により昇圧され、所定位置に設けられた燃料吐出口
85から吐出される。
【0034】ロータ90は、駆動軸70と結合された状
態で、シリンダ100のシリンダ孔100a内に回転可
能に嵌挿されている。従って、シリンダ孔100aはロ
ータ90を回転自在に軸承する軸受としても機能する。
態で、シリンダ100のシリンダ孔100a内に回転可
能に嵌挿されている。従って、シリンダ孔100aはロ
ータ90を回転自在に軸承する軸受としても機能する。
【0035】ここで、ロータ90は、その大径部にポン
プ室91を、また細径部に燃料吸入口92と燃料吐出口
93とを連通する第1の燃料通路94、及び燃料吸入口
92とポンプ室91とを連通する第2の燃料通路95を
有している。
プ室91を、また細径部に燃料吸入口92と燃料吐出口
93とを連通する第1の燃料通路94、及び燃料吸入口
92とポンプ室91とを連通する第2の燃料通路95を
有している。
【0036】また、ポンプ室91には、ロータ90の径
方向に摺動し得る複数のプランジャ(本実施例において
は4つ)96a〜96dが挿入されている。又、上記燃
料吐出口93には、軸方向にオフセットした位置におい
てロータ90外周を取り巻いて設けられた環状溝97が
連通されている。
方向に摺動し得る複数のプランジャ(本実施例において
は4つ)96a〜96dが挿入されている。又、上記燃
料吐出口93には、軸方向にオフセットした位置におい
てロータ90外周を取り巻いて設けられた環状溝97が
連通されている。
【0037】一方、シリンダ100には、フィードポン
プ80の燃料吐出口85と外部配管(図示せず)を介し
て連通される燃料吸入ギャラリ17とシリンダ100内
周とを連通する燃料供給ポート101と、一端がその外
周において上述のコンスタントプレッシャバルブ60に
連通し、他端がシリンダ100の内周に開口する複数の
燃料流出ポート102が設けられている。
プ80の燃料吐出口85と外部配管(図示せず)を介し
て連通される燃料吸入ギャラリ17とシリンダ100内
周とを連通する燃料供給ポート101と、一端がその外
周において上述のコンスタントプレッシャバルブ60に
連通し、他端がシリンダ100の内周に開口する複数の
燃料流出ポート102が設けられている。
【0038】ここで、各燃料吸入ポート101は、それ
ぞれ内燃機関の各気筒に対応して設けられたポートであ
り、ロータ90が内燃機関の回転角に同期して回転する
際に、内燃機関の回転角に対応して燃料吸入ギャラリ1
7をロータ90の燃料吸入口92に連通し、また特定気
筒に配設されたコンスタントプレッシャバルブ60に対
して燃料吐出口93を連通させる。
ぞれ内燃機関の各気筒に対応して設けられたポートであ
り、ロータ90が内燃機関の回転角に同期して回転する
際に、内燃機関の回転角に対応して燃料吸入ギャラリ1
7をロータ90の燃料吸入口92に連通し、また特定気
筒に配設されたコンスタントプレッシャバルブ60に対
して燃料吐出口93を連通させる。
【0039】シリンダ100には、ロータ90に設けら
れた環状溝97と、スピルバルブ30とを連通する漏出
通路103が設けられている。ここで、環状溝97は、
上述の如くロータ90の全周に渡って設けられた溝であ
る。従って、環状溝97とスピルバルブ30とは、ロー
タ90の回転角に関わらず、常に連通した状態が形成さ
れる。
れた環状溝97と、スピルバルブ30とを連通する漏出
通路103が設けられている。ここで、環状溝97は、
上述の如くロータ90の全周に渡って設けられた溝であ
る。従って、環状溝97とスピルバルブ30とは、ロー
タ90の回転角に関わらず、常に連通した状態が形成さ
れる。
【0040】以下、図1中II−II断面に相当する図2を
参照して、ポンプ室91周辺の構成について説明する。
すなわち、本実施例の燃料噴射ポンプ10は、ロータ9
0に挿入された4つのプランジャ96a〜96dを、カ
ムリング110に設けたカムで駆動することで燃料の昇
圧を図るポンプである。
参照して、ポンプ室91周辺の構成について説明する。
すなわち、本実施例の燃料噴射ポンプ10は、ロータ9
0に挿入された4つのプランジャ96a〜96dを、カ
ムリング110に設けたカムで駆動することで燃料の昇
圧を図るポンプである。
【0041】ここで、本実施例の燃料ポンプ10は、6
気筒式内燃機関に対応したものであるため、カムリング
110には、図2に示すように等間隔で6つのカム11
0a〜110fが設けられており、また、4つのプラン
ジャ96a〜96dは、全てのプランジャ96a〜96
dに同時にリフトが生ずるようにその位置が設計されて
いる。つまり、プランジャ96a〜96dは、カム11
0a〜110fを通過する際にロータ90の中心軸に向
かって摺動する圧縮行程を行い、カム110a〜110
fを通過した後にロータ90の外側に向かって摺動する
吸引行程を行う。
気筒式内燃機関に対応したものであるため、カムリング
110には、図2に示すように等間隔で6つのカム11
0a〜110fが設けられており、また、4つのプラン
ジャ96a〜96dは、全てのプランジャ96a〜96
dに同時にリフトが生ずるようにその位置が設計されて
いる。つまり、プランジャ96a〜96dは、カム11
0a〜110fを通過する際にロータ90の中心軸に向
かって摺動する圧縮行程を行い、カム110a〜110
fを通過した後にロータ90の外側に向かって摺動する
吸引行程を行う。
【0042】また、ローラシュー98a〜98dに当接
する各プランジャ96a〜96dのカム側端部には、カ
ムリング110のカム110a〜110fによって与え
られるカムリフトを、円滑にプランジャ96a〜96d
に伝達すべく、ローラシュー(ローラ保持部材)98a
〜98d、及びこのローラシュー98a〜98dに保持
されるローラ99a〜99dが配設されている。これら
プランジャ96a〜96d、ローラシュー98a〜98
d、ローラ99a〜99d、カム110a〜110fの
カム面には、燃料(軽油)による潤滑が行われている。
尚、ローラシュー98a〜98dは、回転防止のため、
略直方体に形成されている。
する各プランジャ96a〜96dのカム側端部には、カ
ムリング110のカム110a〜110fによって与え
られるカムリフトを、円滑にプランジャ96a〜96d
に伝達すべく、ローラシュー(ローラ保持部材)98a
〜98d、及びこのローラシュー98a〜98dに保持
されるローラ99a〜99dが配設されている。これら
プランジャ96a〜96d、ローラシュー98a〜98
d、ローラ99a〜99d、カム110a〜110fの
カム面には、燃料(軽油)による潤滑が行われている。
尚、ローラシュー98a〜98dは、回転防止のため、
略直方体に形成されている。
【0043】上記カムリング110の内部でロータ90
が回転すると、ロータ90が一周する間に、プランジャ
96a〜96dは6回の往復運動を行うこととなり、そ
の往復運動でポンプ室91内の燃料を加圧することとす
れば、ロータ90が1回転する間に、すなわち内燃機関
が2回転する間に、等回転角毎に6回の燃料昇圧が図ら
れることとなる。
が回転すると、ロータ90が一周する間に、プランジャ
96a〜96dは6回の往復運動を行うこととなり、そ
の往復運動でポンプ室91内の燃料を加圧することとす
れば、ロータ90が1回転する間に、すなわち内燃機関
が2回転する間に、等回転角毎に6回の燃料昇圧が図ら
れることとなる。
【0044】その際、図1に示す燃料供給ポート101
と燃料吸入口92とは、プランジャ96a〜96dにカ
ムリフトが与えられていない状況下で連通する構成とさ
れている。また、燃料流出ポート102と燃料吐出口9
3とは、プランジャ96a〜96dにリフトが生ずる直
前に連通する構成とされている。
と燃料吸入口92とは、プランジャ96a〜96dにカ
ムリフトが与えられていない状況下で連通する構成とさ
れている。また、燃料流出ポート102と燃料吐出口9
3とは、プランジャ96a〜96dにリフトが生ずる直
前に連通する構成とされている。
【0045】従って、ロータ90の回転に伴って、何れ
かの燃料供給ポート101と燃料吸入口92とが連通す
ると、プランジャ96a〜96dには遠心力とフィード
ポンプ80から供給される燃料圧力とが作用し、ポンプ
室91に燃料が吸入される。
かの燃料供給ポート101と燃料吸入口92とが連通す
ると、プランジャ96a〜96dには遠心力とフィード
ポンプ80から供給される燃料圧力とが作用し、ポンプ
室91に燃料が吸入される。
【0046】そして、その後燃料供給ポート101と燃
料吸入口92との連通が遮断され、次いで燃料流出ポー
ト102と燃料吐出口93とが連通した状態でプランジ
ャ96a〜96dにリフトが生ずると、スピルバルブ3
0が閉弁していることを前提に、コンスタントプレッシ
ャバルブ60に対して高圧の燃料が供給されることにな
る。
料吸入口92との連通が遮断され、次いで燃料流出ポー
ト102と燃料吐出口93とが連通した状態でプランジ
ャ96a〜96dにリフトが生ずると、スピルバルブ3
0が閉弁していることを前提に、コンスタントプレッシ
ャバルブ60に対して高圧の燃料が供給されることにな
る。
【0047】ところで、プランジャ96a〜96dによ
る燃料の昇圧が行われる際に上述したスピルバルブ30
が開弁していると、ポンプ室91から圧送される燃料は
スピルバルブ30を介して燃料タンク等へ還流し、各気
筒に向けて高圧の燃料が供給されることがない。
る燃料の昇圧が行われる際に上述したスピルバルブ30
が開弁していると、ポンプ室91から圧送される燃料は
スピルバルブ30を介して燃料タンク等へ還流し、各気
筒に向けて高圧の燃料が供給されることがない。
【0048】すなわち、スピルバルブ30が存在しない
と仮定した場合、各気筒への燃料噴射時期は、カムリン
グ110に設けられたカムプロファイルによって一義的
に決定され、燃料噴射時期制御に関する自由度が著しく
失われた状態となる。
と仮定した場合、各気筒への燃料噴射時期は、カムリン
グ110に設けられたカムプロファイルによって一義的
に決定され、燃料噴射時期制御に関する自由度が著しく
失われた状態となる。
【0049】これに対して、本実施例の如くスピルバル
ブ30を有する構成においては、ポンプ室91において
昇圧が開始されても、上記の如くスピルバルブ30が開
弁している限りは燃料噴射が行われず、この意味で、ス
ピルバルブ30を開弁状態から閉弁状態に切り換える時
期を制御することで燃料噴射開始時期を、その後再びス
ピルバルブ30を開弁する時期を制御することで燃料噴
射終了時期を、それぞれ精度よく制御することが可能で
ある。
ブ30を有する構成においては、ポンプ室91において
昇圧が開始されても、上記の如くスピルバルブ30が開
弁している限りは燃料噴射が行われず、この意味で、ス
ピルバルブ30を開弁状態から閉弁状態に切り換える時
期を制御することで燃料噴射開始時期を、その後再びス
ピルバルブ30を開弁する時期を制御することで燃料噴
射終了時期を、それぞれ精度よく制御することが可能で
ある。
【0050】本実施例においてロータ90に環状溝97
を設け、シリンダ100に燃料漏出通路103を設け、
更に燃料漏出通路103の導通を制御するスピルバルブ
30を設けたのは、上述の如き燃料噴射時期制御を実現
するためである。
を設け、シリンダ100に燃料漏出通路103を設け、
更に燃料漏出通路103の導通を制御するスピルバルブ
30を設けたのは、上述の如き燃料噴射時期制御を実現
するためである。
【0051】この場合において、燃料噴射終了時期を精
度良く制御するためには、スピルバルブ30の開弁時に
おける漏出能力は高いほど有利である。
度良く制御するためには、スピルバルブ30の開弁時に
おける漏出能力は高いほど有利である。
【0052】ところで、スピルバルブ30を用いて高圧
燃料の漏出を図る場合、漏出時における燃料の慣性効果
により、ロータ90内に設けられた第1及び第2通路9
4、95の内圧が負圧化する場合がある。そして、これ
らの通路の内圧が負圧となると、プランジャ96a〜9
6dのストロークに対する燃料の圧送量の関係が変化
し、燃料噴射量の制御精度の悪化を伴う。
燃料の漏出を図る場合、漏出時における燃料の慣性効果
により、ロータ90内に設けられた第1及び第2通路9
4、95の内圧が負圧化する場合がある。そして、これ
らの通路の内圧が負圧となると、プランジャ96a〜9
6dのストロークに対する燃料の圧送量の関係が変化
し、燃料噴射量の制御精度の悪化を伴う。
【0053】本実施例において、スピルバルブ30を介
して漏出される燃料の一部を燃料吸入ギャラリ17に還
流させ、かつ燃料吸入ギャラリ17に連通してアキュム
レータ50を設けているのは、かかる弊害を有効に除去
するためである。
して漏出される燃料の一部を燃料吸入ギャラリ17に還
流させ、かつ燃料吸入ギャラリ17に連通してアキュム
レータ50を設けているのは、かかる弊害を有効に除去
するためである。
【0054】すなわち、本実施例の燃料噴射ポンプ10
においては、上記の如き構成を採用していることから、
燃料漏出時における慣性効果により過剰な燃料漏出が行
われたとしても、その一部が燃料吸入ギャラリ17の内
圧を昇圧させるべく作用し、更に漏出燃料が還流される
ことによる内圧の脈動はアキュムレータ50によって適
切に吸収されるため、次回の燃料吸入時には十分な量の
燃料を安定して吸入することが可能である。
においては、上記の如き構成を採用していることから、
燃料漏出時における慣性効果により過剰な燃料漏出が行
われたとしても、その一部が燃料吸入ギャラリ17の内
圧を昇圧させるべく作用し、更に漏出燃料が還流される
ことによる内圧の脈動はアキュムレータ50によって適
切に吸収されるため、次回の燃料吸入時には十分な量の
燃料を安定して吸入することが可能である。
【0055】また、本実施例の燃料噴射ポンプ10は、
ハウジング11に対するカムリング110の固定角を可
変とするタイマ装置130を備えている。すなわち、カ
ムリング110は、ハウング11に対して回転可能に組
み付けられており、更に図2に示す如く、タイマピスト
ン131,132に挟持されるロッド133に固定され
ている。
ハウジング11に対するカムリング110の固定角を可
変とするタイマ装置130を備えている。すなわち、カ
ムリング110は、ハウング11に対して回転可能に組
み付けられており、更に図2に示す如く、タイマピスト
ン131,132に挟持されるロッド133に固定され
ている。
【0056】ここで、タイマピストン131、132
は、タイマ装置130に、その内部を摺動可能に挿入さ
れたピストンであり、図2中、タイマピストン131の
右側にはフィードポンプ80の燃料吐出口85に連通す
る高圧室134が、タイマピストン132の左側にはフ
ィードポンプ80の燃料吸入口84に連通する低圧室1
35がそれぞれ形成されている。
は、タイマ装置130に、その内部を摺動可能に挿入さ
れたピストンであり、図2中、タイマピストン131の
右側にはフィードポンプ80の燃料吐出口85に連通す
る高圧室134が、タイマピストン132の左側にはフ
ィードポンプ80の燃料吸入口84に連通する低圧室1
35がそれぞれ形成されている。
【0057】また、低圧室135には、タイマピストン
132を図2中右方へ付勢するスプリング136が配設
され、高圧室134と低圧室135とは、図1に示す電
磁弁140により導通が制御される外部配管によって連
通されている。この場合、高圧室134と低圧室135
との差圧に応じてカムリング110が回転することとな
り、本実施例においては、電磁弁140の開閉弁をデュ
ーティー制御することで、所望の回転角に制御してい
る。
132を図2中右方へ付勢するスプリング136が配設
され、高圧室134と低圧室135とは、図1に示す電
磁弁140により導通が制御される外部配管によって連
通されている。この場合、高圧室134と低圧室135
との差圧に応じてカムリング110が回転することとな
り、本実施例においては、電磁弁140の開閉弁をデュ
ーティー制御することで、所望の回転角に制御してい
る。
【0058】かかる構成とすることで、ロータ90の回
転角、すなわち内燃機関の回転角に対するプランジャ9
6a〜96dのリフト特性を変更することが可能であ
り、従って、燃料噴射時期制御に関する自由度を更に拡
大することが可能であり、制御性に優れた燃料噴射ポン
プが実現されることになる。
転角、すなわち内燃機関の回転角に対するプランジャ9
6a〜96dのリフト特性を変更することが可能であ
り、従って、燃料噴射時期制御に関する自由度を更に拡
大することが可能であり、制御性に優れた燃料噴射ポン
プが実現されることになる。
【0059】次に図3及び図4を併せ参照して本発明の
要部の構成について説明する。
要部の構成について説明する。
【0060】本実施例では、前述したように、ロータ9
0に挿入された4つのプランジャ96a〜96dと、ロ
ーラシュー98〜98dと、ローラ99〜99dとがカ
ムリング110の内側に設けられている。この4つのプ
ランジャ駆動機構は、夫々同一な構成であるので、以下
「a〜d」の符号を省略して説明する。
0に挿入された4つのプランジャ96a〜96dと、ロ
ーラシュー98〜98dと、ローラ99〜99dとがカ
ムリング110の内側に設けられている。この4つのプ
ランジャ駆動機構は、夫々同一な構成であるので、以下
「a〜d」の符号を省略して説明する。
【0061】図3及び図4に拡大して示すように、ロー
ラ99は、円柱状のローラ半体99Aとローラ半体99
Bとの間が小径ロッド99Cにより連結されており、ロ
ーラ半体99Aとローラ半体99Bとの間に溝99Dが
設けられている。この溝99Dは、ローラシュー98の
全周に設けられており、カム110a〜110fのカム
面110Aに接地しないようになっている。
ラ99は、円柱状のローラ半体99Aとローラ半体99
Bとの間が小径ロッド99Cにより連結されており、ロ
ーラ半体99Aとローラ半体99Bとの間に溝99Dが
設けられている。この溝99Dは、ローラシュー98の
全周に設けられており、カム110a〜110fのカム
面110Aに接地しないようになっている。
【0062】又、溝99Dには、カム110a〜110
fのカム面110A及びローラ99の表面に付着した燃
料の一部が溜まるようになっており、油溜めとしても機
能する。従って、余分な燃料が溝99Dに溜められてい
るので、ローラ半体99A,99Bの外周で潤滑不足に
なったとき、溝99D内の燃料が潤滑油としてローラ半
体99A,99Bの外周に供給される。
fのカム面110A及びローラ99の表面に付着した燃
料の一部が溜まるようになっており、油溜めとしても機
能する。従って、余分な燃料が溝99Dに溜められてい
るので、ローラ半体99A,99Bの外周で潤滑不足に
なったとき、溝99D内の燃料が潤滑油としてローラ半
体99A,99Bの外周に供給される。
【0063】図3中、ローラ99を回転自在に保持する
ローラシュー98は、ロータ90の半径方向に穿設され
た第1ガイド孔104に摺動自在に挿入され、プランジ
ャ96はガイド孔104と同軸となるように半径方向に
穿設された第2ガイド孔105に摺動自在に挿入されて
いる。
ローラシュー98は、ロータ90の半径方向に穿設され
た第1ガイド孔104に摺動自在に挿入され、プランジ
ャ96はガイド孔104と同軸となるように半径方向に
穿設された第2ガイド孔105に摺動自在に挿入されて
いる。
【0064】ローラ99がカムリング110のカム11
0a〜110fを通過する際に、ローラシュー98がス
ムーズに摺動できるようにするため、第1ガイド孔10
4の横方向の幅寸法は、ローラシュー98の横幅寸法よ
り僅かに大とされている。従って、第1ガイド孔104
の横幅寸法とローラシュー98の横幅寸法との間には、
僅かなクリアランスSaが形成されている。
0a〜110fを通過する際に、ローラシュー98がス
ムーズに摺動できるようにするため、第1ガイド孔10
4の横方向の幅寸法は、ローラシュー98の横幅寸法よ
り僅かに大とされている。従って、第1ガイド孔104
の横幅寸法とローラシュー98の横幅寸法との間には、
僅かなクリアランスSaが形成されている。
【0065】又、ローラシュー98が摺動する際、ロー
ラシュー98に押圧されたプランジャ96がスムーズに
摺動できるようにするため、第2ガイド孔105の内径
寸法は、プランジャ96の外径寸法より僅かに大とされ
ている。従って、第2ガイド孔105の内径寸法とプラ
ンジャ96の外径寸法との間には、僅かなクリアランス
Sbが形成されている。
ラシュー98に押圧されたプランジャ96がスムーズに
摺動できるようにするため、第2ガイド孔105の内径
寸法は、プランジャ96の外径寸法より僅かに大とされ
ている。従って、第2ガイド孔105の内径寸法とプラ
ンジャ96の外径寸法との間には、僅かなクリアランス
Sbが形成されている。
【0066】又、ローラ99の長手方向の両端は、ロー
ラシュー98を挟持するように設けられた隔壁106,
107に近接しており、クリアランスScを介して対向
している。
ラシュー98を挟持するように設けられた隔壁106,
107に近接しており、クリアランスScを介して対向
している。
【0067】上記形状のローラ99は、カム110a〜
110fのカム面110Aを転動する際、カム面110
Aにころがり接触をしており、カムリング110に対し
て遊星ローラとなって自転しながら公転する。
110fのカム面110Aを転動する際、カム面110
Aにころがり接触をしており、カムリング110に対し
て遊星ローラとなって自転しながら公転する。
【0068】又、ローラ99が正常にカム面110Aを
転動しているときは、ローラ99とカム面とは基本的に
線接触となり、その接触部分における圧力分布は長手方
向に対し均一に作用することになる。そして、ローラ9
9のころがり方向の圧力分布は典型的な弾性流体潤滑の
圧力分布となる。
転動しているときは、ローラ99とカム面とは基本的に
線接触となり、その接触部分における圧力分布は長手方
向に対し均一に作用することになる。そして、ローラ9
9のころがり方向の圧力分布は典型的な弾性流体潤滑の
圧力分布となる。
【0069】ここで、ローラ99の軸方向以外(例え
ば、ローラ端部)に進行方向の余分な力が作用した場合
を想定すると、余分な力が作用したローラ99の端部が
他端よりも大きく移動する。つまり、ローラ99の軸線
を作用線として上記余分な力が加わった点を力点とする
モーメントが生じ、このモーメントがローラ99のスキ
ュー運動の発生原因となる。
ば、ローラ端部)に進行方向の余分な力が作用した場合
を想定すると、余分な力が作用したローラ99の端部が
他端よりも大きく移動する。つまり、ローラ99の軸線
を作用線として上記余分な力が加わった点を力点とする
モーメントが生じ、このモーメントがローラ99のスキ
ュー運動の発生原因となる。
【0070】そして、ローラ99がスキュー運動する
と、ローラ99を保持するローラシュー98の回動中心
とプランジャ96の軸心とが一致していないときは、ロ
ーラ99を保持するローラシュー98が同方向に回動す
るとともに、ローラシュー98に当接するプランジャ9
6の端部がローラシュー98の回動力を受けてプランジ
ャ96が軸線に対して傾くことになる。従って、ローラ
シュー98が当接するプランジャ96の端部のみにロー
ラシュー98の回動力が作用すると、プランジャ96が
ロータ90のガイド孔105内で傾く。さらに、プラン
ジャ96が傾斜状態のままカム面110Aによる軸方向
の押圧力(吐出方向の力)が作用した場合、プランジャ
96には軸線を作用線としたモーメントが作用し、プラ
ンジャ96のエッジ部分がガイド孔105の内壁に接触
して焼き付きやピッチング(局所的な孔)を発生するこ
とがある。
と、ローラ99を保持するローラシュー98の回動中心
とプランジャ96の軸心とが一致していないときは、ロ
ーラ99を保持するローラシュー98が同方向に回動す
るとともに、ローラシュー98に当接するプランジャ9
6の端部がローラシュー98の回動力を受けてプランジ
ャ96が軸線に対して傾くことになる。従って、ローラ
シュー98が当接するプランジャ96の端部のみにロー
ラシュー98の回動力が作用すると、プランジャ96が
ロータ90のガイド孔105内で傾く。さらに、プラン
ジャ96が傾斜状態のままカム面110Aによる軸方向
の押圧力(吐出方向の力)が作用した場合、プランジャ
96には軸線を作用線としたモーメントが作用し、プラ
ンジャ96のエッジ部分がガイド孔105の内壁に接触
して焼き付きやピッチング(局所的な孔)を発生するこ
とがある。
【0071】ところで、ローラ99とカム面110Aと
の接触部分に形成された油膜には、面圧が発生する。ロ
ーラ99がカム面110Aを転動することにより、面圧
の大きさに応じた摩擦力が生じるため、上記ローラ99
とカム面110Aとの接触部分の面圧はローラ99の進
行に対する抵抗力になる。
の接触部分に形成された油膜には、面圧が発生する。ロ
ーラ99がカム面110Aを転動することにより、面圧
の大きさに応じた摩擦力が生じるため、上記ローラ99
とカム面110Aとの接触部分の面圧はローラ99の進
行に対する抵抗力になる。
【0072】しかるに、本実施例では、ローラ99がロ
ーラ半体99Aとローラ半体99Bとの中間に溝99D
を有する形状であるため、図5に示すように、カム面を
転動するローラ半体99A,99Bの外周に対してのみ
油膜からの面圧Fa,Fbが作用する。
ーラ半体99Aとローラ半体99Bとの中間に溝99D
を有する形状であるため、図5に示すように、カム面を
転動するローラ半体99A,99Bの外周に対してのみ
油膜からの面圧Fa,Fbが作用する。
【0073】そして、中央部外周に溝99Dが設けられ
ていない従来のローラの場合、油膜からの面圧Fcは図
5(B)中破線で示すように溝99Dを有する場合に比
べて小さい(Fa=Fb>Fc)。
ていない従来のローラの場合、油膜からの面圧Fcは図
5(B)中破線で示すように溝99Dを有する場合に比
べて小さい(Fa=Fb>Fc)。
【0074】従って、油膜からの抵抗力は従来に比べ端
部側へ集中して作用することになり、前記余分な力によ
るモーメントに対する抵抗力モーメントは従来より大と
なる。
部側へ集中して作用することになり、前記余分な力によ
るモーメントに対する抵抗力モーメントは従来より大と
なる。
【0075】スキュー運動するローラ99の力関係を考
えると、(余分な力モーメント)−(抵抗力モーメン
ト)がスキューモーメントになる。従って、抵抗力モー
メントが増大すると、スキューモーメントが小さくなる
ように抑制されるため、上記のようにローラ99の端部
により大きな抵抗力が作用すると、水平状態(傾斜角α
=0)から傾斜した状態(傾斜角α=0)になろうとす
ることを抑制する抵抗力モーメントが増大してローラ9
9が安定する。
えると、(余分な力モーメント)−(抵抗力モーメン
ト)がスキューモーメントになる。従って、抵抗力モー
メントが増大すると、スキューモーメントが小さくなる
ように抑制されるため、上記のようにローラ99の端部
により大きな抵抗力が作用すると、水平状態(傾斜角α
=0)から傾斜した状態(傾斜角α=0)になろうとす
ることを抑制する抵抗力モーメントが増大してローラ9
9が安定する。
【0076】そのため、上記抵抗力モーメントの作用に
よりローラ99は水平状態に矯正されるため、ローラ9
9のスキュー運動が抑制され、ローラ99の傾きに伴っ
てプランジャ96がガイド孔105の内壁に強く擦られ
ることが防止される。
よりローラ99は水平状態に矯正されるため、ローラ9
9のスキュー運動が抑制され、ローラ99の傾きに伴っ
てプランジャ96がガイド孔105の内壁に強く擦られ
ることが防止される。
【0077】上記実施例では、ローラ99の中央部外周
に溝99Dを設けたが、これに限らず、例えば図7に示
すようにカム面110Aの軸方向の中央部に溝110B
を設ける構成としても上記実施例と同様な効果が得られ
る。
に溝99Dを設けたが、これに限らず、例えば図7に示
すようにカム面110Aの軸方向の中央部に溝110B
を設ける構成としても上記実施例と同様な効果が得られ
る。
【0078】又、図8に示すように、ローラ99の中央
部外周に溝99Dを設けるとともに、カム面110Aの
軸方向の中央部に溝110Bを設ける構成としても上記
実施例と同様な効果が得られる。
部外周に溝99Dを設けるとともに、カム面110Aの
軸方向の中央部に溝110Bを設ける構成としても上記
実施例と同様な効果が得られる。
【0079】尚、上記実施例では、溝99Dの断面を四
角形状に形成したが、これに限らず、例えば半円形状と
しても良いし、あるいは台形形状としても良い。
角形状に形成したが、これに限らず、例えば半円形状と
しても良いし、あるいは台形形状としても良い。
【0080】又、溝99Dの幅寸法及び深さ寸法は、ポ
ンプ容量やロータ90の回転数等に応じて適切な寸法に
設定される。
ンプ容量やロータ90の回転数等に応じて適切な寸法に
設定される。
【0081】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ローラの
中央部外周又はカム面の少なくとも一方に周方向に延在
する溝を形成してなるため、溝の無い従来のローラに比
べてカム面の油膜に生じる面圧が大となり、ローラの端
部に作用する抵抗力が増大する。これにより、ローラが
スキュー運動しても傾斜したローラを復帰させる抵抗力
モーメントが増大し、ローラの一端が進行方向にずれる
ことが防止されて。そのため、ローラのスキュー運動を
抑制することができ、ローラのスキュー運動によりプラ
ンジャが軸線に対して傾斜したままガイド孔の内壁に擦
られて焼き付いたり、ピッチングが発生することを防止
できる。
中央部外周又はカム面の少なくとも一方に周方向に延在
する溝を形成してなるため、溝の無い従来のローラに比
べてカム面の油膜に生じる面圧が大となり、ローラの端
部に作用する抵抗力が増大する。これにより、ローラが
スキュー運動しても傾斜したローラを復帰させる抵抗力
モーメントが増大し、ローラの一端が進行方向にずれる
ことが防止されて。そのため、ローラのスキュー運動を
抑制することができ、ローラのスキュー運動によりプラ
ンジャが軸線に対して傾斜したままガイド孔の内壁に擦
られて焼き付いたり、ピッチングが発生することを防止
できる。
【図1】本発明になる燃料噴射ポンプの一実施例の全体
構成を表す正面断面図である。
構成を表す正面断面図である。
【図2】燃料噴射ポンプのポンプ室周辺の構成を表す側
面断面図である。
面断面図である。
【図3】本発明の要部を拡大した縦断面図である。
【図4】図3中IV−IV線に沿う縦断面図である。
【図5】ローラが正常な状態でカム面を転動したときの
圧力分布を示す図である。
圧力分布を示す図である。
【図6】ローラが傾斜した状態でカム面を転動したとき
の圧力分布を示す図である。
の圧力分布を示す図である。
【図7】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の別の変形例を示す縦断面図である。
10 燃料噴射ポンプ 20 オーバーフローバルブ 30 スピルバルブ 40 燃料還流バルブ 50 アキュムレータ 60 コンスタントプレッシャバルブ 70 駆動軸 80 フィードポンプ 90 ロータ 91 ポンプ室 96(96a〜96d) プランジャ 98(98a〜98d) ローラシュー 99(99a〜99d) ローラ 99A,99B ローラ半体 99C 小径ロッド 99D 溝 100 シリンダ 101 燃料供給ポート 102 燃料流出ポート 104 第1ガイド孔 105 第2ガイド孔
Claims (1)
- 【請求項1】 内周面にカムを有するカムリングと、駆
動軸により回転駆動されるロータと、該ロータの半径方
向に穿設されたガイド孔に挿入されたプランジャと、該
プランジャの端部に当接し該プランジャとともに該ロー
タの半径方向に摺動可能に設けられたローラ保持部材
と、該ローラ保持部材に回転自在に保持され該カムリン
グのカム面を転動するローラとを有し、該ロータが回転
駆動されるのに伴ってプランジャの吐出動作により燃料
を加圧してエンジンに供給する燃料噴射ポンプにおい
て、 前記ローラの中央部外周又は前記カム面の少なくとも一
方に周方向に延在する溝を形成してなることを特徴とす
る燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18487394A JPH0849618A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 燃料噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18487394A JPH0849618A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 燃料噴射ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849618A true JPH0849618A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16160811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18487394A Pending JPH0849618A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 燃料噴射ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849618A (ja) |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP18487394A patent/JPH0849618A/ja active Pending
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