JPH08501890A - 非金属感光性酸生成剤を含む化学的に増幅されたフォトレジスト - Google Patents

非金属感光性酸生成剤を含む化学的に増幅されたフォトレジスト

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JPH08501890A JP6511390A JP51139094A JPH08501890A JP H08501890 A JPH08501890 A JP H08501890A JP 6511390 A JP6511390 A JP 6511390A JP 51139094 A JP51139094 A JP 51139094A JP H08501890 A JPH08501890 A JP H08501890A
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Abstract

(57)【要約】 紫外線、電子線およびエックス線露光装置で使用するためのレジストは、その溶解度が酸で除去可能な保護基の存在に依存する、ポリマまたは分子の組成物および上記の輻射線に当たると強酸を発生するスルホン酸前駆体を含む。好ましいスルホン酸前駆体は、N−ヒドロキシイミド類のトリフレート酸エステルまたはベンゼンスルホン酸エステルである。

Description

【発明の詳細な説明】 非金属感光性酸生成剤を含む化学的に増幅されたフォトレジスト [技術分野] 本発明は、増加した感度を有し、金属性増感剤を含まない、平版レジスト(l ithographic resist)またはフォトレジストに関する。特に 紫外線、電子線、またはエックス線の輻射により強酸を発生するスルホニルオキ シイミド増感剤を用いて化学的な増幅が達成されるレジストに関する。 [背景技術] 半導体素子の製造には工程中に画像を形成し画像パターンを転写できるレジス ト組成物を使用する必要がある。半導体回路の密度を増加させる必要、すなわち 大規模集積回路(VLSI)装置から超大規模集積回路装置(ULSI)への移 行がより高まるにつれ、極微細な公差を製造でき維持できるようなサブミクロン の写真平版(photolithography)に有用な材料への要求が重要 となっている。このような公差を達成するために重合性材料および酸生成増感剤 を含む化学的に増補されたレジスト系が開発され、それは紫外線、電子線および エックス線輻射スペクトルを使用するこ とにより感度が増加するという利点が得られる。レジスト、平版レジスト、およ びフォトレジストという用語は互いに交換可能に使用される。これらの材料の薄 膜は様々な輻射線の波長またはモードにより画像形成されて、当業で知られるよ うな乾式または湿式法に耐えるようなパターンを形成する。 米国特許第4,102,687号には紫外線硬化性有機樹脂組成物が開示され 、これはホルムアルデヒドと尿素、フェノール、またはメラミンといった熱硬化 性有機縮合樹脂、および第VIa族(即ちS、SeまたはTe)のオニウム塩を 含む。このような組成物をフォトレジストとして使用することが示唆されている 。 米国特許第4,108,747号にはトリフルオロメタンスルホン酸のポリア リールオニウム塩を種々のカチオン重合性有機材料の光開始剤として使用するこ とが開示されている。ここで開示されたイオン性オニウムトリフレート(tri flate)塩は画像形成性フォトレジストにおいて有用であることが示され、 ネガ像はエポキシノボラック樹脂を架橋結合するというメカニズムにより形成さ れる。 米国特許第4,371,605号にはある種の光重合性組成物のための光開始 剤としてN−ヒドロキシアミドおよびN−ヒドロキシイミドのスルホン酸エステ ルの使用が開示されている。この組成物は、その後回路板などのパターン形成に 使用できる。この組成物は、波長が約310nmより長い紫外光でパターン通り 露光することができ、アセトン中での現 像でネガのレリーフ像を生成する。このような光開始の考えられるメカニズムは 、照射により光開始剤が開裂して対応するスルホン酸を生成し、それが重合性物 質のカチオン重合の触媒として働くというものである。重合性材料としては、エ チレン系不飽和組成物、開環を受ける環状組成物、およびメラミン樹脂のような 酸触媒作用を受ける重合性材料が挙げられる。ポリ芳香族系増感剤を加えて組成 物の感度を増強しているが、これらの増感剤は254nmでは不透明すぎるので 遠紫外の適用例には有用でなく、また半導体写真平版で一般に使用されている水 性アルカリ現像液に溶けない。 米国特許第4,491,628号には、金属および半金属型のオニウム塩カチ オン光開始剤と、酸に不安定な反復懸垂基を有する重合体との混合物を含むフォ トレジスト組成物が開示されている。適切な波長の紫外光の存在下で、かつ引き 抜き可能な水素の存在下では、オニウム塩の光分解によって強酸が発生し、それ が熱の存在下で酸に不安定な懸垂基を開裂させ、それに付随して、重合体の露光 された部分の現像液への溶解度に差をつける。上記特許で開示されている重合体 としては、ポリ(p−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン)およびポリ (p−t−ブチルオキシカルボニルオキシ−α−メチルスチレン)がある。この 組成物は、波長が約200〜300nmの範囲の遠紫外光で露光してパターン形 成することができる。あるいはポリ芳香族系増感剤を添加するとこの組成物はさ らに長い波長で使用可能になる。 米国特許第4,603,101号にはカチオン性光開始剤、例えばジアリール ヨードニウム塩およびアリールスルホニウム塩と、t−置換有機メチルビニルア リールエーテルから造られるポリスチレンとを含むフォトレジスト組成物が開示 されている。より長い波長に対する系の感度を上げる方法も開示されている。 米国特許第4,618,564号には、水性アルカリ可溶重合体と水性アルカ リ現像液へのこの重合体の溶解を阻止できるN−スルホニルオキシイミド類との 混合物を含むフォトレジスト組成物が開示されている。適切な重合体としては、 ノボラッタ樹脂、ポリエチレンカルボン酸とその誘導体、スチレンと無水マレイ ン酸の共重合体、ならびに、グリコールとジカルボン酸から誘導されたポリカー ボネートがある。多環式芳香族増感剤を加えてこの組成物の感度を増強すること ができるが、これらの増感剤は不透明すぎるので遠紫外の適用例には有用でなく 、また半導体写真平版で一般に使用されている水性アルカリ現像液に余り溶けな い。 ウメハラら著"Application of Silicon Polymer as Positive Photo Sensitiv e Material"(Society of Plastic Engineers,Mid-Hudson Section,Technical Pa pers:Photo Polymers-Processes and Materials,122〜131頁(1988)にはポジ 型組成物の使用が開示され、それは向上した親水性を示す重合体を含むシリルエ ーテルと、トリハロメチルで置換されたs−トリアジンおよび1,3,4−オキ サジアゾール光誘 導性酸前駆体を含んでいる。N−フェニルスルホニルオキシ−1,8−ナフタル イミド増感剤の使用も示されているが、その特性は標準品または規格品であるキ ノンジアジドより劣っていたと述べられている。 Ph3SSbF6のような金属イオンを有するオニウム塩は、高い純度と高い熱 安定性を有し、非常に感度の高いレジスト系を与えるが、反応性イオンエッチン グの間に不溶性で不揮発性の金属酸化物の生成を避ける必要があり、かつイオン 注入の間に金属による汚染を防ぐ必要があるため、半導体製造工程において非金 属性増感剤に対する要求が存在する。 オニウム塩増感剤のもう1つの難点は、極性の相違のために多くのレジスト重 合体との相溶性に欠け、その結果、固体成分の相分離が生じることである。オニ ウム塩はまた、多くの有機溶媒、特に非極性または中程度の極性の溶媒に対する 溶解度が限られている。 半導体超小型平版の適用分野において、オニウム塩増感剤のもう1つの難点は 、光反応生成物が水性アルカリ現像液に溶けないことである。これは、小さな画 像の解像を試みるとき、スカム形成およびその他の望ましくない特性を招く。 同様に、ポリ芳香族系のような極めて非極性の増感剤をN−スルホニルオキシ イミド類との混合物としてフォトレジスト組成物に使用するとき、これらの増感 剤は水性アルカリ現像液に完全に溶解または分散せず、その結果スカムが形成さ れる。平版フィーチャの寸法が小さいと、境界層効果と現像 液の粘性のため新鮮な現像液がサブミクロン級のフィーチヤ内に流れ込むのが阻 止されるため、スカム形成がさらにひどくなる。その上、増感剤の疎水性により レジスト組成物の水性アルカリ可溶部分の溶解速度が減少し、したがって有効な 光速度が減少する。 最後に、遠紫外光に対して極めて不透明な非漂白性増感剤の存在により、望ま しくない壁の形状が生じ、かつ半導体平版工程で極めて不都合なレジスト薄膜の 光速度の減少が生じる。 [図面の簡単な説明] 第1図は、選択された酸生成剤の熱重量分析(TGA)曲線である。 第2図は、輻射線の光化学的吸収およびその後のフォトレジスト成分間でのエ ネルギー移動の概略図である。 第3図は、ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン−co−4 −ヒドロキシスチレン)(PBOCST−PHOST)「ポリB」とも称する) とトリフルオロメチルスルホニルオキシビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5 −エン−2,3−ジカルボキシイミド(MDT)の紫外線吸収スペクトルである 。 第4図は、1μmの線とスペースとほぼ垂直なプロフィルを有する画像形成さ れたフォトレジストの顕微鏡写真である。 [発明の開示] 本発明は、紫外線、電子線およびエックス線露光装置で使用するためのレジス トを提供するものであって、該レジストはその溶解度が酸で除去できる保護基の 存在に依存する、ポリマまたは分子組成物と、輻射線に当たると強酸を発生する スルホン酸前駆体とを含む。本発明のレジスト処方は、N−フルオロアルキルス ルホニルオキシイミド増感剤、または置換もしくは非置換のアルキルスルホニル オキシイミド増感剤、または置換もしくは非置換のベンゼンスルホニルオキシイ ミド増感剤と、カーボネートやカルボキシレートなど酸で除去できる保護基を有 するポリマ樹脂または分子モノマとを含む。スルホン酸前駆体は下記の形のN− スルホニルオキシイミドであり、 上式で、C1とC2は、単結合、二重結合、または芳香族結合を有する2炭素構造 を形成し、あるいはC1とC2は3炭素結合を形成し、すなわちイミド環が5員環 または6員環であり、Rは、−Cn2n+1(n=1〜8)、−Cn2n+1(n=1 〜8)、樟脳置換体、−2−(9,10−ジエトキシアントラセン)、−(CH2n−Zまたは−(CF2n−Z(n=1〜4、ZはH、アルキル、樟脳置換体 、−2−(9,10−ジエトキシアントラセン)、またはアリール、 (m=1〜5)から選択され、XとYは(1)1つまたは複数のヘテロ原子を含 んでもよい単環または多環を形成するか、(2)縮合芳香環を形成するか、(3 )それぞれ独立にH、アルキルまたはアリールであるか、(4)他のスルホニル オキシイミド含有残基に結合しているか、あるいは(5)ポリマ鎖もしくは骨格 に結合していてよく、あるいは下記の形のN−スルホニルオキシイミドであり、 上式で、R1はH、アセチル、アセトアミド、1から4個の炭素を有するアルキ ル(m=1〜3)、NO2(m=1〜2)、F(m=1〜5)、C1(m=1〜 2)、CF3(m=1〜2)、およびOCH3(m=1〜2)から選択され、mは 他の場合には1〜5でよく、あるいはそれらの組み合わせであり、Xと Yは(1)1つまたは複数のヘテロ原子を含んでもよい単環または多環を形成す るか、(2)縮合芳香環を形成するか、(3)それでも独立にH、アルキルまた はアリールであるか、(4)他のスルホニルオキシイミド含有残基に結合してい るか、あるいは(5)ポリマ鎖もしくは骨格に結合していてよい。 このN−スルホニルオキシイミド・スルホン酸前駆体のイミド部分はまた、置 換芳香環を含んでいてもよく、その置換基は、紫外線吸収特性、溶解阻止または 促進特性、熱安定性または加水分解安定性を制御するように選択される。置換芳 香族イミドとしては、とりわけ、3−ニトロナフタルイミド、4−ニトロナフタ ルイミド、4−クロロナフタルイミド、4−ブロモナフタルイミド、N,N’− ビス(樟脳スルホンオキシ)−3,4,9,10−ペリレンテトラカルボキシジ イミドがある。熱安定性の向上は第1図に示した熱重量分析(TGA)曲線に示 されている。 本発明のスルホニルオキシイミド増感剤は、種々のフォトレジスト組成物中で 使用した場合、感度が増加し種々の輻射条件下でも露光されることが見出された 。スルホニルオキシイミド増感剤は樹脂と混合するかポリマ骨格に結合するかし て使用され、かつこの樹脂を紫外線、電子線またはエックス線、輻射線で露光し た時、その組成物がポジ型で使用される時はより溶けやすく、またネガ型で使用 されるときにはより溶けにくくなるような量で存在する。一般にスルホニルオキ シイミド増感剤は樹脂に対して約1〜20重量%存在する。このようなスルホン 酸前駆体は樹脂を基準に5〜10重量%使用することが好ましい。 酸で除去できる保護基をつけることができ本発明に有用なこのような樹脂や単 量体は多数のものが当業者によく知られている。例えばクレゾールノボラックの ようなノボラック樹脂、p−ヒドロキシスチレン、およびメタクリル酸とそのエ ステルの共重合体並びにその単量体前駆体が挙げられる。 好ましい実施例では、入射輻射線を吸収し、吸収したエネルギーをスルホニル オキシイミド酸生成剤に移転する重合体を選ぶ。ヒドロキシ芳香族を含む重合体 が特に好ましい。提唱されているエネルギー吸収及び移転のメカニズムを第2図 に示す。この図を参照すると、露光用輻射線の波長範囲で光吸収性を有する重合 体は光子を捕獲して、励起状態に移る。次に励起状態の重合体は電子をN−スル ホニルオキシイミドに移転して、ラジカル・カチオンとラジカル・アニオンの対 を形成する。N−スルホニルオキシイミドのラジカル・アニオンはホモリシスに 分解してイミジル・アニオンとスルホナチル・ラジカルを与える。次にスルホナ チル・ラジカルは直接周囲から水素原子を引き抜いて、プロトン酸を与える。ド ナーのラジカル・カチオンはまた、直接周囲から水素原子を引き抜くことができ る。得られたカチオンは解離して、中性のドナーとプロトンを形成する。このプ ロトンは2当量の酸を表し、イミジル・アニオンの中和で消費される。電子供与 体として働く化合物は、このエネルギー移転を熱力学的に有利にすることにより 、全体的感度を改善する。水素原子供与体として機能する化合物は、ドナーのラ ジカル・カチオンと反応することにより酸発生の効率を高める。電子供与性ヒド ロキシ芳香族化合物は両方の機能が可能であり、酸発生の全体的効率を高める。 ヒドロキシ芳香族を含む重合体は、そのような電子供与性ヒドロキシ芳香族を含 む化合物の例である。さらに、そのような重合体は、約200〜300nmの範 囲の紫外エネルギーの吸収に有利な光吸収特性を有する。したがって、ヒドロキ シ芳香族を含む化合物は本発明で特に有用である。 このレジスト調製物は、その調製物の感度を増強するための添加剤を含有して よく、添加剤としては可塑剤、界面活性剤、付着促進剤、注型用溶媒(cast ing solvent)、染料、保存剤などが挙げられ、当業者には明らかで あろうが、ポジ型またはネガ型に作製できる。 当業者が本発明をよりよく実施するために以下に実施例を示すが、それに制限 されるものではない。ここで示した部およびパーセントはすべて重量に基づく。実施例1 単官能性トリフルオロメチルスルホニルオキシジカルボキシイミド(すなわち ジカルボキシイミドトリフレートV、V1、VI1)をBeardら、J.Or g.Chem.,3 8,3673(1973)の述べている方法と同様にして製造した。 ピリジン1当量を塩化メチレン中のN−ヒドロキシカルボキシイミドとトリフ ルオロメタンスルホン酸無水物との等量混合物に0〜10℃で加えると、第1表 に示したように中〜高収率で得られた。 第 1 表 生成物 収量 融点 ODT 30% 113〜115℃ WDT 90% 88〜 90℃ SDT 76% 124〜126℃実施例2 一般的なフォトレジスト溶媒への6種の代表的なN−スルホニルオキシイミド の溶解度限界を、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PMA )または2−エトキシエチルプロピオン酸(EEP)に小部分を溶かすことによ り決定した。同じイミド部分を有するN−スルホニルオキシイミドの系列内で、 スルホニルオキシ部分のフッ素含有率が低下するにつれて、次の順序で溶解度が 減少することがわかつた。MDTはp−フルオロベンゼンスルホニルオキシビシ クロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(FB S−MD)よりも溶けやすく、後者はp−メチルベンゼンスルホニルオキシビシ クロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(To s−MD)よりも溶けやすい。第2表に重量比%で表した溶解度限界を示す。 第 2 表 溶解度の比較 増感剤 PMA中の溶解度 EEP中の溶解度 endo MDT 33% 27% PDT 25% 20% exo ODT 22% − SDT 10% − endo EBS-MD 15% − exo FBS-OD <8% − 上記の表でPDTはトリフルオロメチルスルホニルオキシフタルイミドであり、 exoFBS−ODはp−フルオロベンゼンスルホニルオキシ−エキソ−7−オ キサビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン2,3−ジカルボキシイミド である。実施例3 A.MDT17.4mgの溶液をアセトニトリル25mlに溶かし、1cmの 石英セルを使って紫外線吸収スペクトルを測定した。ポリ(4−t−ブチルオキ シカルボニルオキシスチレン−co−4−ヒドロキシスチレン)(PBOCST −PHOST)「ポリB」とも称する)200mgの溶液をアセトニトリル25 0mlに溶かし、同様に1cmの石英セルを使って紫外線吸収スペクトルを測定 した。これらのスペクトルを第3図に示す。MDT溶液は、ポリB溶液に対応す るアセトニトリル250ml部に溶かした場合の対応する溶液よりも10倍濃く 、典型的なフォトレジスト組成物に対応する比率でMDTとポリBの吸収率を直 接比較するには、MDTの吸収率を図に示した吸収率に対して10で割らなけれ ばならないことに留意されたい。また、波長267nmにおいてポリB混合物中 8重量/重量%のMDTの全吸収率に対するMDTのみの寄与は0.01%以下 であることにも留意されたい。 B.ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレ ン−co−4−ヒドロキシスチレン)(PBOCST−PHOST、「ポリB」 とも称する)約20重量%、トリフルオロメチルスルホニルオキシビシクロ−[ 2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド8重量%、およ び残量のプロピレングリコールメチルエーテルアセテートを含むフォトレジスト 調製物をシリコン・ウェハー上に被覆し、90℃のホットプレート上で1分間加 熱して、厚さ約1.1μmの薄膜を得た。被覆したウェハーをそれぞれ第3表に 示した値から選択した単一波長の単色紫外光で露光した。現像のためTMAH溶 液中に標準通り60秒間浸漬し、13枚のウェハーのそれぞれについて当業で周 知の方法により透過線量を求めた。結果を第3表に示す。 第 3 表 波長対透過線量 波長(nm) 線量(Mj) 235 5.0 240 2.5 245 4・0 250 4.5 255 3.5 260 1.5 265 1.0 270 0.5 275 1.0 280 1.0 285 0.5 290 1.0 295 5.0 透過線量データの結果を第3図に示したが紫外スペクトルと比較すると、最大フ ォトレジスト感度がヒドロキシ芳香族を含む重合体の最大吸収に対応し、酸生成 剤が吸収しない波長にあることがはっきり示される。実施例4: 遠紫外(UV)または電子線(Eb)輻射線で露光した場合の、重合体とトリ フルオロメチルスルホニルオキシビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン −2,3−ジカルボキシイミド(MDT)またはトリフルオロメチルスルホニル オキシジフェニル−(p−メチルフェニル)スルホニウム塩(TDPSTf)と の混合物を含む薄膜における酸生成剤のプロトン酸への変換率を求めた。結果を 第4表に示す。 第 4 表 酸生成剤の光変換 4.25% TDPSTf 3.28% MDT UV Eb UV Eb ポリビニルアニソール 16 35 17 34 ポリスチレン 9 4 2 6 PMMA 30 45 0 31 PBOCST 20 − 4実施例5: 遠紫外輻射線で露光した場合の、重合体とトリフルオロメチルスルホニルオキ シビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド (MDT)またはトリフルオロメチルスルホニルオキシジフェニル−(p−メチ ルフェニル)スルホニウム塩(TDPSTf)との混合物を含む薄膜における酸 生成剤の量子収率を求めた。結果を第5表に示す。Qは量子収率、ODは光密度 である。 第 5 表 酸生成剤の量子収率 4.25% TDPSTf 3.28% MDT OD Q OD Q PBOCST .32 .35 .16 .11 ポリビニルアルコール .43 .24 .28 .32 ポリスチレン .63 .12 .51 .03 PMMA .15 .86 0.0 0.0実施例6: ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン) (PBOCST)約20重量%(これは米国特許第4,491,628号に従っ て製造し、この開示を本発明に参考として組み込む)、トリフルオロメチルスル ホニルオキシ−7−オキサビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2, 3−ジカルボキシイミド4重量%(これは実施例1の方法に従って製造し、OD Tと称する)、およびプロピレングリコールメチルエーテルアセテート76重量 %を含むフォトレジスト調製物をシリコンウェハー上に被覆し、100℃のホッ トプレート上で1分間加熱して1.1μmの薄膜を得た。被覆したウェハーをア パーチャー4(240〜280nmの範囲の輻射線)に設定したPerkin− Elmer PE500露光装置上でクロムマスクを介して遠紫外輻射線で露光 し、8mJ/cm2の露光を与えた。露光させたウェハーを90℃で90秒間、 露光後加熱(post exposure bake)(PEB)に付し、次にキシレンスプレー中 で90秒間現像してほぼまっすぐな壁形状を有する1μmのネガテイブ像を得た 。実施例7: ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン−co−4−ヒドロキ シスチレン)(PBOCST−PHOST)樹脂20重量%(これは米国特許出 願第264,407号の開示に従って製造し、この開示を本発明に参考として組 み込む)およびトリフルオロメチルスルホニルオキシビシクロ−[2.2.1] −ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボ キシイミド2重量%(これは実施例1の方法に従つて製造し、MDTと称する) およびプロピレングリコールメチルエーテルアセテート78重量%を含むフォト レジスト組成物をシリコンウェハー上に被覆し、ホットプレート上で70〜10 0℃(好ましくは70〜90℃)で1分間加熱し0.9μmの薄膜を得た。被覆 したウェハーをアパーチャ−4に設定したPerkin−Elmer PE 5 00露光装置上でクロムマスクを介して遠紫外輻射線で露光し15mJ/cm2 の露光を与えた。この露光したウェハーに90℃で90秒間露光後加熱(PEB )を施し、続いて水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)水溶液中で60 秒間現象することにより、ほぼまっすぐな側壁を有する1μmのポジティブ像を 得た。第4図に得られた像を示す。トリフルオコメチルスルホニルオキシ−7− オキサビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイ ミド、トリフルオロメチルスルホニルオキシスクシンイミド(SDT)および1 分子当たり2つのトリフレート基を含有する2官能性化合物、例えばN,N’− ビストリフルオロメチルスルホニルオキシ−(3−メチル−4,5−イミドシク ロヘキス−3−エニル)スクシンイミドも同様な方法で画像形成した。実施例8: 本発明の増感されたレジスト材料は電子線露光に対しても感光性がある。実施 例6(PBOCSTおよびODT)の調 製物を100℃で1分間加熱し、25KeVの電子線エネルギーで線量2μC/ cm2で画像を形成し、次に90℃で90秒間PEBを行い、キシレンスプレー 中で30秒間現像した。高解像度のネガティブ像が得られた。実施例9 : トリフルオロメチルスルホニルオキシビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5 −エン−2,3−ジカルボキシイミド(MDT)2重量%、ビスフェノールA− ジ−t−ブチルカーボネート5重量%、ノボラック樹脂20重量%およびプロピ レングリコールメチルエーテルアセテート73重量%から成る調製物をウェハー 上に被覆し1.2μmの薄膜を得た。被覆したウェハーをUV2(240〜26 0nm)中で遠紫外露光し、10mJ/cm2の線量を与え、続いて90℃で9 0秒聞PEBを行い、そしてTMAH中で60秒間現像して、ポジティブモード で0.5μmおよび1μmの線を得た。実施例10: ポリ (4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン−co−4−ヒドロ キシスチレン)(PBOCST−PHOST)20重量%(これは米国特許出願 第264,407号に述べられた方法により製造した。)、N−トリフルオロメ チルスルホニルオキシフタルイミド(PDT)0.75〜1.0重量% および残量のプロピレングリコールメチルエーテルアセテートから成るフォトレ ジスト調製物を調製し、シリコンウェハー上に4500rpmでスピンコートし 、ホットプレート上で90℃で1分間加熱して、厚さ0.9〜1.1μmの薄膜 を得た。被覆したウェハーをアパーチャー4に設定したPerkin−Elme r PE 500露光装置上でクロムマスクを介して遠紫外輻射線で露光し、8 〜10mJ/cm2の線量を与えた。この露光したウェハーに90℃で90秒間 、露光後加熱(PEB)を施し、続いてTMAH水溶液中で60秒間現像した。 ほぼ垂直の側壁を有する1μm(7)雨像が得られた。実施例11: ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン−co−4−ヒドロキ シスチレン)(PBOCST−PHOST)20重量%、N−トリフルオロスル ホニルオキシジフェニルマレイミド(DPMT)0.75〜1.0重量% および残量のプロピレングリコールメチルエーテルアセテートを含むポジティブ フォトレジスト調製物を調製し、シリコンウェハー上に4500rpmでスピン コートし、ホットプレート上で90℃で1分間加熱して、厚さ0.9から1.1 μmの薄膜を得た。被覆したウェハーをアパーチャー4に設定したPerkin −Elmer PE500露光装置上でクロムマスクを介して遠紫外輻射線でU V2、UV3、UV4のモードで露光した。この露光したウェハーに90℃で9 0秒聞、露光後加熱(PEB)を施し、続いてTMAH水溶液中で60秒間現像 した。 その結果は以下の通りである。 モード 波長 露光線量 画像幅 UV2 240〜280nm 6mJ/cm2 1.0μm UV3 280〜380nm 24mJ/cm2 1.25μm UV4 360〜450nm 30mJ/cm2 2.00μm 全ての像はほぼ垂直な側壁を有した。実施例12: 実施例11のレジスト組成物(PBOCST−PHOSTおよびDPMT)を 調製し、同実施例中に述べた様にしてシリコンウェハー上にスピンコートした。 被覆したウェハーを次にh線ステッパで405nmの遠紫外輻射線に露光し、4 0mJ/cm2の露光線量を与えた。この露光したウェハーに 90℃で90秒間、露光後加熱(PEB)を施し、続いてTMAH水溶液中で6 0秒間現像し、ほぼ垂直の側壁を有する1μmのポジティブ画像が得られた。実施例13: ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン−co−4−ヒドロキ シスチレン)(PBOCST−PHOST)20重量%、N−トリフルオロスル ホニルオキシフタルイミジルエーテル(ODPT)0.35〜0.50重量% および残量のプロピレングリコールメチルエーテルアセテートを含むフォトレジ スト調製物を調製し、シリコンウェハー上に4500rpmでスピンコートし、 ホットプレート上で90℃で1分間加熱して、厚さ0.9〜1.1μmの薄膜を 得た。被覆したウェハーをアパーチャー4に設定したPerkin−Elmer PE 500露光装置上でクロムマスクを介して遠紫外輻射線で露光し、UV 2モードで平均波長254nmで8〜10mJ/cm2の露光線量を与えた。こ の露光したウェハーに90℃で90秒間、露光後加熱(PEB)を施し、続いて 塩基性水溶液中で60秒間現像した。得られた固像は幅1μmでほぼ垂直な側壁 を有していた。実施例14: ポリ−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン20重量%、ビストリフル オロメチルビス−N,N’−トリフルオロメチルスルホニルオキシフタルイミジ ルメタン(6FPDT)0.75〜1.0重量% および残量のプロピレングリコールメチルエーテルアセテートを含むネガティブ フォトレジスト調製物を調製した。この調製物をシリコンウェハー上に4500 rpmでスピンコートし、ホットプレート上で90℃で1分間加熱して、厚さ0 .9〜1.1μmの薄膜を得た。被覆したウェハーをアパーチャー4に設定した Perkin−Elmer PE 500露光装置上でクロムマスクを介して遠 紫外輻射線で露光し、UV2モードで平均波長254nmで8〜10mJ/cm2 の露光線量を与えた。露光したウェハーをキシレン中で10秒聞現像して、ほ ぼ垂直な側壁を有する1μmの画像を得た。実施例15: ポリ−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン(PBOCST)20重量% 、N−トリフルオロメチルスルホニルオ キシジフェニルマレイミド0.75〜1.0重量%および残量のプロピレングリ コールメチルエーテルアセテートを含むネガティブフォトレジスト調製物を調製 した。この組成物をシリコンウェハー上に4500rpmでスピンコートし、ホ ットプレート上で90℃で1分間加熱して、厚さ0.9〜1.1μmの薄膜を得 た。被覆したウェハーをPerkin−Elmer PE 500露光装置上で クロムマスクを介してUV3モードで遠紫外輻射線に露光し、露光線量100m J/cm2を与えた。この露光したウェハーに90℃で90秒間、露光後加熱( PEB)を施し、続いてキシレン中で10秒間現像して、ほぼ垂直な側壁を有す る1μmの画像を得た。実施例16: N−トリフルオロメチルスルホニルオキシマレイミド単量体をC.D. Be ardらによるJ.Org. Chem.,38,3673(1973)の方法 で調製し、米国特許第4,491,628号に記載の方法によりアゾビスイソブ チロニトリル(AIBN)を開始剤としてp−t−ブチルオキシカルボニルオキ シスチレンと重合させた。 得られた重合体であるポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン− co−N−トリフルオロメタンスルホニ ルオキシマレイミド)をシリコンウェハー上にスピンコートし、ホットプレート 上で90℃で1分間加熱した。この被覆したウェハーをPerkin−Elme r PE 500露光装置上でUV2モードで遠紫外輻射線で露光し、線量25 mJ/cm2を与えた。この露光したウェハーに90℃で90秒間、露光後加熱 (PEB)を施した。水性アルカリ中で現像すると、1.25μmのポジティブ 画像が得られた。実施例17: ポリ(無水マレイン酸−スチレン)共重合体をピリジン中で塩酸ヒドロキシル アミンと反応させて、対応するN−ヒドロキシルマレイミド−スチレン共重合体 を生成させた。その後この共重合体 を無水トリフレート酸(triflic anhydride)と反応させてポ リ(N−トリフルオロメチルスルホニルオキシマレイミド−co−スチレン)を 製造した。ポリ(t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン)(PBOCST )20重量%、ポリ(N−トリフルオロメチルスルホニルオキシマレイミド−c o−スチレン)8重量%およびプロピレングリコールメチルエーテルアセテート 72重量%を含むフォトレジスト調製物を調製した。この組成物をシリコンウェ ハ ー上にスピンコートし、ホットプレート「上で90℃で1分間加熱して、厚さ0 .8〜1.0μmの薄膜を得た。被覆したウェハーをPerkin−Elmer PE 500露光装置上でクロムマスクを介してUV2モードで遠紫外輻射線 で露光し、線量20〜25mJ/cm2を与えた。この露光したウェハーに90 ℃で90秒間、露光後加熱(PEB)を施し、続いてアニソール中で現像して、 基板上に良好な転写像を得た。実施例18: A.N−トリフルオロスルホニルオキシビシクロー[2.2.1]−ヘプト− 5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MDT)を0℃で塩化メチレン中のメ タクロロペルオキシ安息香酸を使って酸化することによりエポキシドを含有する 増感剤を調製した。クロマトグラフィ(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル2: 1)により精製した。水素および炭素NMR、赤外スペクトルおよび紫外スペク トルにより、得られた物質がN−トリフルオロメチルスルホニルオキシビシクロ −[2.2.1]−ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド( EXMDT)であることを確認した。 B.ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレ ン−co−4−ヒドロキシスチレン)(PBOCST−PHOST)20重量% 、上記で調製したエポキシ増感剤(EXMDT)2重量%および残量のプロピレ ングリコールメチルエーテルアセテートを含むポジティブレジスト調製物を調製 した。このレジスト調製物をシリコンウェハー上に3000rpmでスピンコー トし、ホットプレート上で90℃で1分間乾燥させた。被覆したウェハーをアパ ーチャー4に設定したPerkin−Elmer PE 500露光装置上で平 均波長254nmの遠紫外輻射線で露光し、線量6〜8mJ/cm2を与えた。 露光したウェハーに90℃で90分の露光後加熱(PEB)を施し、続いて塩基 性水溶液中で現像することにより、ほぼ垂直な側壁を有する線幅および間隔が1 μmのパターンを得た。 驚くべきことに、本発明のスルホニルオキシイミド(トリフレート)組成物の 感光性は、200〜300nmの間で十分に透明であり吸光度が好ましくは0. 8より低い増感剤を使用することにより、増強できることが見出された。これら の増感剤は増感剤からトリフレート受容体への電子移動メカニズムが起こってい るものと考えられる。ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン− co−4−ヒドロキシスチレン)(PBCOST−PHOST)レジスト組成物 と共に使用する場合、置換ベンゼン化合物のうちで、ヒドロキノン、レゾルシノ ール、ピロガロール、ビスフェノールA、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチル フェノール、3,3’, 5,5’−テトラ−t−ブチルビスフェノールA、およびメチレンビスヒドロキ ノン、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノンなどの芳香族フェノールが、ビシク ロー[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドトリフレ ートを強化することを見出した。トリフレートのN−O結合が光分解したのちに 、フェノール化合物が化学的に増幅された露光工程の中でトリフレート酸の形成 を増進すると考えられる。芳香族フェノールの追加の利益としては、電子線およ びエックス線の露光に対するトリフレートの感光性の増加が見られることである 。実施例19: ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン−co−4−ヒドロキ シスチレン)(BCOS−PHOS)20重量%、N−トリフルオロメチルスル ホニルオキシビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボ キシイミド(MDT)2重量%およびヒドロキノン2重量%を含むレジスト調製 物は、エックス線露光に対して少なくとも2倍、電子線露光に対して1.5倍に 感度が増加することが示された。第6表にこの様な添加剤を添加したフォトレジ ストと添加しないフォトレジストを比較して示す。 第 6 表 レジスト重合体 添加剤(%) 露光線 露光線量 対照 X線 70〜90 PBOCST-PHOST (無添加) mJ/cm2 ” ” UV 4〜6 (254nm) mJ/cm2 ” ” 電子線 5μC/cm2 ” ヒドロキノン X線 15〜25 (1〜3%) mJ/cm2 ” ” UV 2〜3 (254nm) mJ/cm2 ” ” 電子線 2.5μC/cm2 PBOCST 対照 UV 3mJ/cm2 (無添加) ” ヒドロキノン UV 0.5mJ/cm2 (1〜3%) ” ピロガロール UV 1mJ/cm2 (1〜3%) ” ベンゾフェノン UV 画像形成せず (1〜3%) ” ノボラック樹脂 UV 2.5mJ/cm2 実施例20: ポリ(4−t−ブチルオキシカルボニルオキシスチレン)(PBOCST)2 0重量%、N−ペンタフルオロベンゼンスルホニルオキシビシクロ−[2.2. 1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド2重量%、ヒドロキノン 2重量%およびプロピレングリコールメチルエーテルアセテート71重量%を含 むレジスト調製物を調製し、同様にヒドロキノンを含まないレジストを調製した 。画像形成し現像することによりUV2中でネガティブ像を形成した場合、ヒド ロキノンを含有するレジストでは50mJ/cm2で1μmの画像を解像し、一 方ヒドロキノンを含まないレジストでは100mJ/cm2の線量を必要とする ことが注目された。実施例21: p−ヒドロキシスチレンの様なアルカリ可溶性塩基性樹脂を例えばアルコキシ ル化メラミンホルムアルデヒドや尿素ホルムアルデヒド樹脂のような架橋剤およ び本発明のトリフレート増感剤と組み合わせて、塩基で現像可能なネガティブレ ジストを調製できる。p−ヒドロキシスチレン約15%、ア ルコキシル化尿素ホルムアルデヒド5%、MDT2%およびプロピレングリコー ルメチルエーテルアセテート78%を含む組成物は紫外線、電子線およびエック ス線の輻射線中で微細なネガティブ像を形成するが、これは尿素ホルムアルデヒ ド骨格からのアルコキシ基の開裂とその後の露光領域でのp−ヒドロキシスチレ ンとの架橋が起こるためである。実施例22: N−樟脳スルホニルオキシナフタルイミド:N−ヒドロキシナフタルイミドの ナトリウム塩4.7g、塩化樟脳スルホニル5.0g(±)、および少量の18 −クラウン−6の結晶を100mlのグライムに加え、常温でN2中で一夜攪拌 した。翌日、溶液を還流させ、熱いうちに珪藻土を通して濾過し、追加の熱グラ イムを使って濾過ケーキを洗浄した。溶媒を蒸発させ、生成物をトルエン/ヘプ タンから再結晶し、濾過し、冷トルエンで次いでヘプタンで洗浄し、吸引乾燥し 、50℃の真空炉に入れた。微黄色結晶8.2g(96.5%)を得た。実施例23: N−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−1,8−ナフタルイミド:N−ヒ ドロキシ−1,8−ナフタルイミドのナトリウム塩23.5gと無水トリフレー ト酸28.2gをクロロホルム250mlに加え、室温で一夜攪拌した。翌日、 追加のクロロホルム250mlを加え、反応物を還流させ、次いでジカライトを 通して濾過し、結晶化させた。微黄色結晶23.5g(68.1%)が得られた 。実施例24: N−樟脳スルホンオキシ−3−ニトロ−1,8−ナフタルイミド(ワンポット 法):3−ニトロ−1,8−ナフタル酸無水物4.9gと塩酸ヒドロキシルアミ ン1.5gを乾燥ピリジン100mlに加えた。2時間攪拌した後、反応物を還 流させ、ピリジン20mlを蒸留除去した。反応物を室温まで冷却し、塩化樟脳 スルホニル5.0gを加え、反応物を室温で一夜攪拌した。約500mlの砕い た氷上に反応物を注いだ。氷がほぼ融けたとき、混合物を濾過し、固形物を水洗 し、吸引乾燥した。固形物をシクロヘキサノンから再結晶して、橙色結晶4.5 gを得た。 以上本発明の好ましい実施熊様を述べたが本発明はここで開示された通りの組 成物だけに限定されるものではなく、下記の請求の範囲で定義される本発明の範 囲に含まれるすべての変更修正に対する権利が留保されるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイピュトロ、リチャード、アンソニイ アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ホ セ、マウント・ホーリー・ドライブ 6682 (72)発明者 イトウ、ヒロシ アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ホ セ、エコー・リッジ・ドライブ 7149 (72)発明者 ノーズ、クリストファ、ジョン アメリカ合衆国ニュージャージイ州バウン ド・ブロック、ダブリュ.ミドウ・ドライ ブ 934 (72)発明者 ウオング、ラーニイ、ワイ−リン アメリカ合衆国ニューヨーク州ワッピンガ ーズ・フォールズ、ミナ・ドライブ 31 (72)発明者 ミウラ、ステイブ、セイイチ アメリカ合衆国ニューヨーク州ポキプシ ー、アルダ・ドライブ 97 (72)発明者 モンテゴメリイ、メルヴィン、ワーレン アメリカ合衆国ニューヨーク州ニュー・ウ ンザー、マニューチェ・ドライブ 23 (72)発明者 モーロー、ウエーン、マーチン アメリカ合衆国ニューヨーク州ワッピンガ ーズ・フォールズ、ライデイア・ドライブ (番地なし) (72)発明者 セイチデブ、ハーバンズ、スイグ アメリカ合衆国ニューヨーク州ワッピンガ ーズ・フォールズ、タングルウッド・ドラ イブ 14 (72)発明者 ウエルシ、ケヴィン、マイケル アメリカ合衆国ニューヨーク州フィシュキ ル、グリーンヒル・ドライブ 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (a)その溶解度が酸で除去可能な保護基の存在に依存する、ポリマまた は分子組成物と、 (b)輻射線に露光すると強酸を発生する、金属イオンを含まないスルホン酸前 駆体と を含む、紫外線、電子線、またはエックス線露光装置で使用するためのフォト レジスト。 2.上記スルホン酸前駆体が下記の構造式を有するスルホニルオキシイミドであ り、 上式で、C1とC2は単結合、二重結合、または芳香族結合を形成し、Rは( 1)−Cn2n+1(n=1〜8)、(2)Cn2n+1(n=1〜8)、(3)樟脳 置換体、(4)−(CH2n−Z(n=1〜4、ZはH、アルキル、アリール、 樟脳置換体または−2−(9,10−ジエトキシアントラセン))、(5)−( CF2n−Z(n=1〜4、ZはH、アルキル、アリール、樟脳置換体、または 、−2−(9,10−ジエトキシアントラセン)、(6) (m=1〜5)、および(7) (m=1〜5)からなる群から選択され、XおよびYは、(1)1個または複数 のヘテロ原子を含む単環または多環を形成するか、(2)縮合芳香環を形成する か、(3)それぞれ独立にH、アルキルまたはアリールであるか、(4)他のス ルホニルオキシイミド含有残基に結合しているか、あるいは(5)ポリマ鎖もし くは骨格に結合している、請求の範囲第1項に記載のフォトレジスト。 3.上記スルホン酸前駆体が、上記組成物に対して1〜20重量%存在する、請 求の範囲第2項に記載のフォトレジスト。 4.上記スルホン酸前駆体が、上記組成物に対して5〜10重量%存在する、請 求の範囲第3項に記載のフォトレジスト。 5.上記前記組成物が、可溶性ポリマーと分子状溶解阻害化合物とを含む、請求 の範囲第1項に記載のフォトレジスト。 6.上記分子状溶解阻害化合物が、ビスフェノールAジ−t−ブチルカーボネー トである、請求の範囲第5項に記載のフォトレジスト。 7.十分な量の置換ベンゼン化合物で強酸の生成を増強する、請求の範囲第1項 に記載のフォトレジスト。 8.上記置換ベンゼン化合物が、組成物に対して1〜3重量%存在する、請求の 範囲第7項に記載のフォトレジスト。 9.上記置換ベンゼン化合物が、ヒドロキノン、レゾルシノール、ピロガロール 、p−ビスフェノールA、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、3 ,3’,5,5’−テ トラ−t−ブチルビスフェノールA、およびメチレンビスヒドロキノンからなる 群から選択される、請求の範囲第7項に記載のフォトレジスト。 10.上記スルホン酸前駆体が、トリフルオロメチルスルホニルオキシ−7−オ キサビシクロ−[2.2.1]−ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミ ドおよびトリフルオロメチルスルホニルオキシビシクロ−[2.2.1]−ヘプ ト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドからなる群から選択される請求の範 囲第1項に記載のフォトレジスト。 11.200〜300nmの範囲の波長における吸収度が0.8未満であること を特徴とする、請求の範囲第1項に記載のフォトレジスト。 12.上記スルホン酸前駆体が下記の構造式を有するスルホニルオキシイミドで あり 上式で、C1とC2は単結合、二重結合、または芳香族結合を形成し、R1は H、アセチル、アセトアミド、1〜4個の炭素を有するアルキル(m=1〜3) 、NO2(m=1)、F(m=1〜5)、C1(m=1〜2)、CF3(m=1〜 2)、およびOCH3(m=1〜2)からなる群から選択され、mは他の場合に は1〜5であり、xおよびYは(1)0個、1個またはそれ以上のヘテロ原子を 含む単環または多環を形成するか、(2)縮合芳香環を形成するか、(3)それ ぞれ独立 にH、アルキルまたはアリールであるか、(4)他のスルホニルオキシイミド含 有残基に結合しているか、あるいは(5)ポリマ鎖もしくは骨格に結合している 、請求の範囲第1項に記載のフォトレジスト。 13.上記スルホン酸前駆体が、組成物に対して1〜20重量%存在する、請求 の範囲第12項に記載のフォトレジスト。 14.上記スルホン酸前駆体が、組成物に対して5〜10重量%存在する、請求 の範囲第13項に記載のフォトレジスト。 15.上記スルホン酸前駆体が、3−ニトロナフタルイミド、4−ニトロナフタ ルイミド、4−クロロナフタルイミド、4−ブロモナフタルイミド、およびN, N’−ビス(樟脳スルホンオキシ)−3,4,9,10−ペリレンテトラカルボ キシジイミドからなる群から選択されたイミド部分を有するスルホニルオキシイ ミドである、請求の範囲第1項に記載のフォトレジスト。 16.ポリマまたは分子組成物がヒドロキシ芳香基を含む、請求の範囲第1項に 記載のフォトレジスト。 17.(a)その溶解度が酸で除去可能な保護基の存在に依存する重合性または 分子状組成物と、輻射線に当たると強酸を発生する、金属イオンを含まないスル ホン酸前駆体との混合物を含むフォトレジスト組成物の層を基板に塗布する段階 と、 (b)上記の層を紫外線、電子線またはエックス線で露光させて潜像を形成する 段階と、 (c)上記の層を加熱して、潜像領域において上記酸で除去可能な保護基を化学 的に開裂させる段階と、 (d)上記フォトレジスト組成物の一部分を示差的に溶解させてレリーフ像を形 成する段階と を含む、フォトレジスト・レリーフ像を形成する方法。 18.その溶解度が酸で除去可能な保護基の存在に依存するポリマまたは分子組 成物の層を含み、前記の層がさらに、輻射線に当たると強酸を発生する、金属イ オンを含まないスルホン酸前駆体を含むことを特徴とする、マイクロリソグラフ ィ基板。 19.上記スルホン酸前駆体がスルホニルオキシイミドである、請求の範囲第1 8項に記載の基板。 20.ポリマまたは分子組成物がヒドロキシ芳香族化合物を含む、請求の範囲第 18項に記載の基板。 21.上記スルホン酸前駆体が下記の構造式を有するスルホニルオキシイミドで あり 上式で、C1とC2は3炭素構造を形成し、Rは(1)−Cn2n+1(n=1 〜8)、(2)Cn2n+1(n=1〜8)、(3)樟脳置換体、(4)−(CH2n−Z(n=1〜4、ZはH、アルキル、アリール、樟脳置換体または−2− (9,10−ジエトキシアントラセン)、(5)−(CF2n−Z(n=1〜4 、ZはH、アルキル、アリール、樟脳置換体、 または、−2−(9,10−ジエトキシアントラセン)、(6) (m=1〜5)、および(7) (m=1〜5)からなる群から選択され、XおよびYは(1)0個、1個または それ以上のヘテロ原子を含む単環または多環を形成するか、(2)縮合芳香環を 形成するか、(3)それぞれ独立にH、アルキルまたはアリールであるか、(4 )他のスルホニルオキシイミド含有残基に結合しているか、あるいは(5)ポリ マ鎖もしくは骨格に結合している、請求の範囲第1項に記載のフォトレジスト。 22.上記スルホン酸前駆体が下記の構造式を有するスルホニルオキシイミドで あリ 上式で、C1とC2は3炭素構造を形成し、R1は、H、アセチル、アセトア ミド、1〜4個の炭素を有するアルキル(m=1〜3)、NO2(m=1)、F (m=1〜5)、Cl(m=1〜2)、CF3(m=1〜2)、およびOCH3( m=1〜2)からなる群から選択され、mは他の場合には1〜5であり、Xおよ びYは(1)0個、1個またはそれ以上の ヘテロ原子を含む単環または多環を形成するか、(2)縮合芳香環を形成するか 、(3)それぞれ独立にH、アルキルまたはアリールであるか、(4)他のスル ホニルオキシイミド含有残基に結合しているか、あるいは(5)ポリマ鎖または 骨格に結合して、請求の範囲第1項に記載のフォトレジスト。
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