JPH0850894A - 非水溶媒二次電池 - Google Patents
非水溶媒二次電池Info
- Publication number
- JPH0850894A JPH0850894A JP6187149A JP18714994A JPH0850894A JP H0850894 A JPH0850894 A JP H0850894A JP 6187149 A JP6187149 A JP 6187149A JP 18714994 A JP18714994 A JP 18714994A JP H0850894 A JPH0850894 A JP H0850894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive electrode
- electrode body
- binder
- secondary battery
- polyolefin resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 正極活物質、導電材および結着剤を有する正
極体を具備する非水溶媒二次電池において、該正極活物
質が金属カルコゲン化合物又その酸化物であり、かつ、
該結着剤に平均粒径20μm 以下のポリオレフィン系樹
脂の水性ディスパージョンを用いた非水溶媒二次電池。 【効果】 正極体の結着剤にポリオレフィン系樹脂の水
性ディスパージョンを使用したことにより、分散性を高
めることができ、機械的強度の優れた正極体を得ること
ができ、その結果、充放電サイクル特性の優れた非水溶
媒二次電池を提供することができる。
極体を具備する非水溶媒二次電池において、該正極活物
質が金属カルコゲン化合物又その酸化物であり、かつ、
該結着剤に平均粒径20μm 以下のポリオレフィン系樹
脂の水性ディスパージョンを用いた非水溶媒二次電池。 【効果】 正極体の結着剤にポリオレフィン系樹脂の水
性ディスパージョンを使用したことにより、分散性を高
めることができ、機械的強度の優れた正極体を得ること
ができ、その結果、充放電サイクル特性の優れた非水溶
媒二次電池を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非水溶媒二次電池に関
し、特に正極を改良した非水溶媒二次電池に関するもの
である。
し、特に正極を改良した非水溶媒二次電池に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】TiS2 、MoS2 、MnO2 、LiM
n2 O4 、LiCoO2 、V2 O5 のような遷移金属の
カルコゲン化合物やその酸化物を正極活物質とし、リチ
ウム金属、リチウム合金、又はリチウムを担持すること
のできる炭素質材にリチウムをドープした物を負極活物
質として用いた非水溶媒二次電池は、高いエネルギー密
度を有し、かつ良好な充放電サイクル特性を持つことが
確認されている。
n2 O4 、LiCoO2 、V2 O5 のような遷移金属の
カルコゲン化合物やその酸化物を正極活物質とし、リチ
ウム金属、リチウム合金、又はリチウムを担持すること
のできる炭素質材にリチウムをドープした物を負極活物
質として用いた非水溶媒二次電池は、高いエネルギー密
度を有し、かつ良好な充放電サイクル特性を持つことが
確認されている。
【0003】従来この系の電池の正極体は、正極活物質
として前述の金属カルコゲン化合物又はその金属酸化物
と、黒鉛やアセチレンブラック等の導電材と、結着剤と
してポリテトラフルオロエチレンやテトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のフッ素樹
脂とを混合し、加圧成形することにより得られていた。
フッ素樹脂、正極活物質および導電材を混合することに
より、フッ素樹脂が繊維化して正極活物質及び導電材の
表面を覆い、かつ、フッ素樹脂の繊維同士が絡み合うこ
とにより結着性を有し、正極体を形成していた。
として前述の金属カルコゲン化合物又はその金属酸化物
と、黒鉛やアセチレンブラック等の導電材と、結着剤と
してポリテトラフルオロエチレンやテトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のフッ素樹
脂とを混合し、加圧成形することにより得られていた。
フッ素樹脂、正極活物質および導電材を混合することに
より、フッ素樹脂が繊維化して正極活物質及び導電材の
表面を覆い、かつ、フッ素樹脂の繊維同士が絡み合うこ
とにより結着性を有し、正極体を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
フッ素樹脂を結着剤に使用した場合、フッ素樹脂繊維同
士は固着せず、また、フッ素樹脂繊維自体の強度が弱い
ため、得られた正極体は機械的強度が弱く、電池を製造
する上で正極体の割れや欠け等を招き支障をきたしてい
た。更に、この系の電池では充放電サイクルを繰り返す
度に、正極活物質の膨張、収縮が繰り返されるが、正極
活物質が電池の放電により一旦膨張するとフッ素樹脂繊
維同士の絡み合いがゆるむため、再度充電した場合に正
極活物質や導電材間の接触がとれなくなり、その結果、
充放電サイクルの進行に伴い放電容量の著しい減少を招
いた。本発明は、前述の問題点を解決し、正極体の強度
が強く、充放電サイクル特性の優れた非水溶媒二次電池
を提供するものである。
フッ素樹脂を結着剤に使用した場合、フッ素樹脂繊維同
士は固着せず、また、フッ素樹脂繊維自体の強度が弱い
ため、得られた正極体は機械的強度が弱く、電池を製造
する上で正極体の割れや欠け等を招き支障をきたしてい
た。更に、この系の電池では充放電サイクルを繰り返す
度に、正極活物質の膨張、収縮が繰り返されるが、正極
活物質が電池の放電により一旦膨張するとフッ素樹脂繊
維同士の絡み合いがゆるむため、再度充電した場合に正
極活物質や導電材間の接触がとれなくなり、その結果、
充放電サイクルの進行に伴い放電容量の著しい減少を招
いた。本発明は、前述の問題点を解決し、正極体の強度
が強く、充放電サイクル特性の優れた非水溶媒二次電池
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の非水溶媒二次電
池は、正極活物質、導電材および結着剤を有する正極体
を具備する非水溶媒二次電池において、該正極活物質が
金属カルコゲン化合物又その酸化物であり、かつ、該結
着剤に平均粒径20μm 以下、更に好ましくは10μm
以下のポリオレフィン系樹脂の水性ディスパージョンを
用いたことを特徴とする。とくにその中にあって、該ポ
リオレフィン系樹脂がエチレン−プロピレン共重合体か
らなる熱可塑性エラストマーであることを特徴とする。
さらに、該ポリオレフィン系樹脂の水性ディスパージョ
ンの最低成膜温度以上の温度で加熱処理した正極体を用
いたことを特徴とする。
池は、正極活物質、導電材および結着剤を有する正極体
を具備する非水溶媒二次電池において、該正極活物質が
金属カルコゲン化合物又その酸化物であり、かつ、該結
着剤に平均粒径20μm 以下、更に好ましくは10μm
以下のポリオレフィン系樹脂の水性ディスパージョンを
用いたことを特徴とする。とくにその中にあって、該ポ
リオレフィン系樹脂がエチレン−プロピレン共重合体か
らなる熱可塑性エラストマーであることを特徴とする。
さらに、該ポリオレフィン系樹脂の水性ディスパージョ
ンの最低成膜温度以上の温度で加熱処理した正極体を用
いたことを特徴とする。
【0006】本発明において特徴的なことは、正極体の
結着剤としてポリオレフィン系樹脂の水性ディスパージ
ョンを用いることである。融着性のあるポリオレフィン
系樹脂を正極体の結着剤に使用することにより、結着剤
粒子間の固着が可能となるため合剤強度の向上が期待で
きる。しかしながら、ポリオレフィン系樹脂は一般に粉
末の形で供給されており、実際に正極体の結着剤に使用
した場合は結着剤の分散性が悪く、得られた正極体は機
械的強度が弱く、脆い物であった。
結着剤としてポリオレフィン系樹脂の水性ディスパージ
ョンを用いることである。融着性のあるポリオレフィン
系樹脂を正極体の結着剤に使用することにより、結着剤
粒子間の固着が可能となるため合剤強度の向上が期待で
きる。しかしながら、ポリオレフィン系樹脂は一般に粉
末の形で供給されており、実際に正極体の結着剤に使用
した場合は結着剤の分散性が悪く、得られた正極体は機
械的強度が弱く、脆い物であった。
【0007】そこで、我々は鋭意研究を重ねた結果、正
極体の結着剤にポリオレフィン系樹脂の水性ディスパー
ジョンを用いることにより、正極活物質や導電材に対す
る結着剤の分散性を飛躍的に高めることができ、機械的
強度が優れた正極体を得ることができることを見い出し
た。
極体の結着剤にポリオレフィン系樹脂の水性ディスパー
ジョンを用いることにより、正極活物質や導電材に対す
る結着剤の分散性を飛躍的に高めることができ、機械的
強度が優れた正極体を得ることができることを見い出し
た。
【0008】また、用いるポリオレフィン系樹脂の粒径
は、好ましくは20μm 以下、更に好ましくは10μm
以下であることが好ましい。なぜなら、ポリオレフィン
系樹脂の平均粒径が20μm より大きいと、溶媒中での
粒子の沈降が起こりやすく、水への分散が困難となり、
安定したディスパージョンを得ることが不可能であるか
らであり、更に、平均粒径10μm 以下の微細なポリオ
レフィン系樹脂を用いることにより、正極活物質及び導
電材との接触面積が増加するため、機械的強度の強い正
極体を得ることが可能となるからである。
は、好ましくは20μm 以下、更に好ましくは10μm
以下であることが好ましい。なぜなら、ポリオレフィン
系樹脂の平均粒径が20μm より大きいと、溶媒中での
粒子の沈降が起こりやすく、水への分散が困難となり、
安定したディスパージョンを得ることが不可能であるか
らであり、更に、平均粒径10μm 以下の微細なポリオ
レフィン系樹脂を用いることにより、正極活物質及び導
電材との接触面積が増加するため、機械的強度の強い正
極体を得ることが可能となるからである。
【0009】また、ポリオレフィン系樹脂の材質につい
ては、ポリエチレンやポリプロピレンおよびそれらを基
本としたアイノマー等の各種重合体を用いることができ
るが、なかでもエチレン−プロピレン共重合体による熱
可塑性エラストマーが好ましい。なぜなら、エチレン−
プロピレン共重合体による熱可塑性エラストマーは、ポ
リエチレンやポリプロピレンに比べ樹脂強度が強く、か
つ弾性に富み、柔軟性があるため、エチレン−プロピレ
ン共重合体を結着剤に使用することにより、機械的強度
が強い正極体を得ることができ、更に、電池の充放電サ
イクルの進行に伴い、正極活物質が膨張、収縮を繰り返
しても、正極体が崩壊せずに優れたサイクル特性を持つ
非水溶媒二次電池を得ることができるからである。
ては、ポリエチレンやポリプロピレンおよびそれらを基
本としたアイノマー等の各種重合体を用いることができ
るが、なかでもエチレン−プロピレン共重合体による熱
可塑性エラストマーが好ましい。なぜなら、エチレン−
プロピレン共重合体による熱可塑性エラストマーは、ポ
リエチレンやポリプロピレンに比べ樹脂強度が強く、か
つ弾性に富み、柔軟性があるため、エチレン−プロピレ
ン共重合体を結着剤に使用することにより、機械的強度
が強い正極体を得ることができ、更に、電池の充放電サ
イクルの進行に伴い、正極活物質が膨張、収縮を繰り返
しても、正極体が崩壊せずに優れたサイクル特性を持つ
非水溶媒二次電池を得ることができるからである。
【0010】更に、前述の機械的強度が強い正極体を得
るには、正極体の製造工程において、結着剤であるポリ
オレフィン系樹脂の水性ディスパージョンの最低成膜温
度以上の温度で加熱処理することが好ましい。なぜな
ら、ポリオレフィン系樹脂を正極活物質や導電材に対し
て混合・乾燥・成形しただけでは結着剤間の固着がおこ
らず、希望する正極体の強度は得られないからであり、
前述の温度で加熱することにより、結着剤粒子同士を互
いに融着せしめ、緻密で強固な樹脂膜を形成させること
により、機械的強度が強い正極体を得ることができるか
らである。
るには、正極体の製造工程において、結着剤であるポリ
オレフィン系樹脂の水性ディスパージョンの最低成膜温
度以上の温度で加熱処理することが好ましい。なぜな
ら、ポリオレフィン系樹脂を正極活物質や導電材に対し
て混合・乾燥・成形しただけでは結着剤間の固着がおこ
らず、希望する正極体の強度は得られないからであり、
前述の温度で加熱することにより、結着剤粒子同士を互
いに融着せしめ、緻密で強固な樹脂膜を形成させること
により、機械的強度が強い正極体を得ることができるか
らである。
【0011】なお、実際に前述の正極体を製造する場合
は、正極活物質、導電材および結着剤を含む混合物を乾
燥後、加圧成形し正極体を形成した後、前述の加熱処理
を行ってもよいし、先の混合物に予め前述の加熱処理を
行った後、加圧成形し正極体を形成してもよい。更に
は、先の混合物に予め前述の処理を行った後、加圧成形
し正極体を形成し、再度前述の加熱処理を行ってもよ
い。また、先の混合物を金属箔やパンチドメタル、ネッ
ト等の集電体に塗付または充填した後、前述の加熱処理
を行うことにより、筒型及び角型の非水溶媒二次電池に
対しても適用可能である。
は、正極活物質、導電材および結着剤を含む混合物を乾
燥後、加圧成形し正極体を形成した後、前述の加熱処理
を行ってもよいし、先の混合物に予め前述の加熱処理を
行った後、加圧成形し正極体を形成してもよい。更に
は、先の混合物に予め前述の処理を行った後、加圧成形
し正極体を形成し、再度前述の加熱処理を行ってもよ
い。また、先の混合物を金属箔やパンチドメタル、ネッ
ト等の集電体に塗付または充填した後、前述の加熱処理
を行うことにより、筒型及び角型の非水溶媒二次電池に
対しても適用可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図1を参照して詳細に説明す
る。 実施例1 図中の1は厚さ0.3mmのステンレス鋼からなる正極容
器であり、この容器1内面にはステンレス製の正極集電
体2が内接されている。この集電体2を含む正極容器1
内には、正極体3が収納されている。この正極体3はV
2 O5 粉末90gと人造黒鉛10gを混合した後、最低
成膜温度105℃である平均粒径6μmの低密度ポリエ
チレンの水性ディスパージョンを乾燥後の固形分が5g
となるように添加し、数分間混合し、一旦、80℃の温
度下で乾燥させた後、厚さ0.8mmのペレット状に加圧
成形し、正極体を形成し、更に、120℃の温度下で2
時間加熱処理することにより製作した。
る。 実施例1 図中の1は厚さ0.3mmのステンレス鋼からなる正極容
器であり、この容器1内面にはステンレス製の正極集電
体2が内接されている。この集電体2を含む正極容器1
内には、正極体3が収納されている。この正極体3はV
2 O5 粉末90gと人造黒鉛10gを混合した後、最低
成膜温度105℃である平均粒径6μmの低密度ポリエ
チレンの水性ディスパージョンを乾燥後の固形分が5g
となるように添加し、数分間混合し、一旦、80℃の温
度下で乾燥させた後、厚さ0.8mmのペレット状に加圧
成形し、正極体を形成し、更に、120℃の温度下で2
時間加熱処理することにより製作した。
【0013】前記正極3上にはポリプロピレン不織布か
らなるセパレータ4が設置され、前記セパレータ4に
は、プロピレンカーボネートに過塩素酸リチウムを0.
7mol/l の濃度で溶解した電解液が保持されている。
らなるセパレータ4が設置され、前記セパレータ4に
は、プロピレンカーボネートに過塩素酸リチウムを0.
7mol/l の濃度で溶解した電解液が保持されている。
【0014】また、図中の9は厚さ0.3mmのステンレ
ス鋼からなる負極容器であり、この容器9の内面には負
極集電体8が内接している。この集電体8を含む前記負
極容器9の内面に金属リチウム7が圧着され、さらに金
属リチウム7のセパレータ側には負極担持体6が設置さ
れている。この負極担持体6は炭素質材と結着剤とから
なり、ノボブラック樹脂を窒素雰囲気中、950℃で焼
成した後、さらに、2,000℃に加熱して炭素化し、
粉砕し平均粒径50μm の粉末とすることにより得た炭
素質材粉末に、結着剤としてMBRラテックスを固形分
で5重量%となるように混合した後、乾燥させ、更に厚
さ0.8mmのペレット状に加圧成形したものである。
ス鋼からなる負極容器であり、この容器9の内面には負
極集電体8が内接している。この集電体8を含む前記負
極容器9の内面に金属リチウム7が圧着され、さらに金
属リチウム7のセパレータ側には負極担持体6が設置さ
れている。この負極担持体6は炭素質材と結着剤とから
なり、ノボブラック樹脂を窒素雰囲気中、950℃で焼
成した後、さらに、2,000℃に加熱して炭素化し、
粉砕し平均粒径50μm の粉末とすることにより得た炭
素質材粉末に、結着剤としてMBRラテックスを固形分
で5重量%となるように混合した後、乾燥させ、更に厚
さ0.8mmのペレット状に加圧成形したものである。
【0015】そして、前記正極容器1の開口部には、絶
縁ガスケット7を介して前記負極容器9が嵌合されてお
り、該正極容器1のかしめ加工により前記正極容器1、
負極容器9内に前記正極集電体2、正極3、セパレータ
4、負極担持体6、金属リチウム7および負極集電体8
が密閉されている。上記の電池を組み立てた後、エージ
ングを行うことにより金属リチウム7を負極担持体6に
ドープさせ、目的の非水溶媒二次電池Aを製作した。
縁ガスケット7を介して前記負極容器9が嵌合されてお
り、該正極容器1のかしめ加工により前記正極容器1、
負極容器9内に前記正極集電体2、正極3、セパレータ
4、負極担持体6、金属リチウム7および負極集電体8
が密閉されている。上記の電池を組み立てた後、エージ
ングを行うことにより金属リチウム7を負極担持体6に
ドープさせ、目的の非水溶媒二次電池Aを製作した。
【0016】実施例2 正極体3の結着剤に、最低成膜温度90℃である平均粒
径0.1μm 以下のポリエチレンの一部をメタクリル酸
で置換したアイオノマーの水性ディスパージョンを用い
た以外は、実施例1と同様に非水溶媒二次電池Bを製作
した。
径0.1μm 以下のポリエチレンの一部をメタクリル酸
で置換したアイオノマーの水性ディスパージョンを用い
た以外は、実施例1と同様に非水溶媒二次電池Bを製作
した。
【0017】実施例3 正極体3の結着剤に、最低成膜温度85℃である平均粒
径4μm のエチレン−プロピレン共重合体である熱可塑
性エラストマーの水性ディスパージョンを用いた以外
は、実施例1と同様に非水溶媒二次電池Cを製作した。
径4μm のエチレン−プロピレン共重合体である熱可塑
性エラストマーの水性ディスパージョンを用いた以外
は、実施例1と同様に非水溶媒二次電池Cを製作した。
【0018】比較例1 正極体3を、V2 O5 粉末90gと人造黒鉛10gを混
合した後、粉末状のポリテトラフルオロエチレン5gを
添加し、数分間、混合、混練することによりポリテトラ
フルオロエチレンを繊維化させ、更に、厚さ0.8mmの
ペレット状に加圧成形することにより得た以外は、実施
例1と同様に非水溶媒二次電池Dを製作した。
合した後、粉末状のポリテトラフルオロエチレン5gを
添加し、数分間、混合、混練することによりポリテトラ
フルオロエチレンを繊維化させ、更に、厚さ0.8mmの
ペレット状に加圧成形することにより得た以外は、実施
例1と同様に非水溶媒二次電池Dを製作した。
【0019】比較例2 正極体3を、V2 O5 粉末90gと人造黒鉛10gを混
合した後、粉末状のポリエチレン5gを添加し、数分
間、混合した後、厚さ0.8mmのペレット状に加圧成形
し、更に120℃の温度下で2時間加熱処理をすること
により得た以外は、実施例1と同様に非水溶媒二次電池
Eを製作した。
合した後、粉末状のポリエチレン5gを添加し、数分
間、混合した後、厚さ0.8mmのペレット状に加圧成形
し、更に120℃の温度下で2時間加熱処理をすること
により得た以外は、実施例1と同様に非水溶媒二次電池
Eを製作した。
【0020】このように製作した非水溶媒二次電池の正
極体について、円盤状ペレットの面方向から加圧した場
合に、正極体が破壊される迄の最大応力を計測すること
により正極体の機械的強度を比較した。また、実施例
1、2および3については加熱処理前の正極体の最大応
力も併せて測定した。結果を表1に示す。
極体について、円盤状ペレットの面方向から加圧した場
合に、正極体が破壊される迄の最大応力を計測すること
により正極体の機械的強度を比較した。また、実施例
1、2および3については加熱処理前の正極体の最大応
力も併せて測定した。結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から明らかなように、実施例の非水溶
媒二次電池に用いた正極体は、いずれも比較例1のそれ
に比べ、明らかに機械的強度が増加している。また加熱
処理を行うことにより機械的強度が更に増加することが
明白であり、加熱処理後は比較例2と比較しても明らか
に機械的強度が増加している。また、特に実施例3に用
いた熱可塑性エラストマーの水性ディスパージョンを結
着剤に使用した正極体は、他のポリオレフィン系の水性
ディスパージョンを使用した正極体に比較しても、1.
8倍以上の機械的強度を持ち非常に優れている。
媒二次電池に用いた正極体は、いずれも比較例1のそれ
に比べ、明らかに機械的強度が増加している。また加熱
処理を行うことにより機械的強度が更に増加することが
明白であり、加熱処理後は比較例2と比較しても明らか
に機械的強度が増加している。また、特に実施例3に用
いた熱可塑性エラストマーの水性ディスパージョンを結
着剤に使用した正極体は、他のポリオレフィン系の水性
ディスパージョンを使用した正極体に比較しても、1.
8倍以上の機械的強度を持ち非常に優れている。
【0023】また、実施例および比較例の非水溶媒二次
電池について、2.7 kΩの定抵抗で2.0Vまで放電
を行い、3.4Vの低電圧で64時間充電する工程を1
サイクルとして、50サイクルまで繰り返し行った。各
サイクルにおける1サイクル目の放電容量に対する放電
容量維持率を測定した結果を図2に示す。図2から明ら
かなように、本実施例の非水溶媒二次電池は、比較例1
および2の非水溶媒二次電池に比べてサイクルの進行に
伴う放電容量の劣化が少なく、充放電サイクル特性が明
らかに優れている。
電池について、2.7 kΩの定抵抗で2.0Vまで放電
を行い、3.4Vの低電圧で64時間充電する工程を1
サイクルとして、50サイクルまで繰り返し行った。各
サイクルにおける1サイクル目の放電容量に対する放電
容量維持率を測定した結果を図2に示す。図2から明ら
かなように、本実施例の非水溶媒二次電池は、比較例1
および2の非水溶媒二次電池に比べてサイクルの進行に
伴う放電容量の劣化が少なく、充放電サイクル特性が明
らかに優れている。
【0024】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、正極体の結着剤にポリオレフィン系樹脂の水
性ディスパージョンを使用したことにより、分散性を高
めることができ、機械的強度の優れた正極体を得ること
ができ、その結果、充放電サイクル特性の優れた非水溶
媒二次電池を提供することができる。
によれば、正極体の結着剤にポリオレフィン系樹脂の水
性ディスパージョンを使用したことにより、分散性を高
めることができ、機械的強度の優れた正極体を得ること
ができ、その結果、充放電サイクル特性の優れた非水溶
媒二次電池を提供することができる。
【図1】本発明の非水溶媒二次電池の断面図である。
【図2】実施例および比較例の充放電サイクル数と放電
容量維持率との関係を示す特性図である。
容量維持率との関係を示す特性図である。
1 正極容器 2 正極集電体 3 正極 4 セパレータ 5 絶縁ガスケット 6 負極担持体 7 金属リチウム 8 負極集電体 9 負極容器 A 実施例1の電池の測定結果 B 実施例2の電池の測定結果 C 実施例3の電池の測定結果 D 比較例1の電池の測定結果 E 比較例2の電池の測定結果
Claims (3)
- 【請求項1】 正極活物質、導電材および結着剤を有す
る正極体を具備する非水溶媒二次電池において、該正極
活物質が金属カルコゲン化合物又はその酸化物であり、
かつ、該結着剤に平均粒径20μm 以下のポリオレフィ
ン系樹脂の水性ディスパージョンを用いたことを特徴と
する非水溶媒二次電池。 - 【請求項2】 該ポリオレフィン系樹脂が、エチレン−
プロピレン共重合体からなる熱可塑性エラストマーであ
る請求項1記載の非水溶媒二次電池。 - 【請求項3】 該ポリオレフィン系樹脂の水性ディスパ
ージョンの最低成膜温度以上の温度で加熱処理した正極
体を用いる請求項1又は2記載の非水溶媒二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187149A JPH0850894A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 非水溶媒二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187149A JPH0850894A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 非水溶媒二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0850894A true JPH0850894A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16200984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6187149A Abandoned JPH0850894A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 非水溶媒二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0850894A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100342050B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2002-06-27 | 김순택 | 리튬 2차 전지 애노드용 활물질 조성물, 이로부터 제조된 애노드 극판을 포함하는 리튬 2차 전지 |
| JP2002298852A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-10-11 | Ilion Technology Corp | アイオノマーバインダーを有する電気化学セルおよびこれに関連した製造方法 |
| JP2007207697A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 扁平型非水電解液二次電池 |
| KR100786452B1 (ko) * | 1999-02-15 | 2007-12-17 | 컨스트럭션 리서치 앤 테크놀로지 게엠베하 | 시멘트 첨가제 |
| WO2008029502A1 (fr) | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Unitika Ltd. | Liant pour fabrication d'électrode, boue pour fabrication d'électrode utilisant le liant, électrode utilisant la boue, batterie secondaire utilisant l'électrode et condensateur utilisant l'électrode |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP6187149A patent/JPH0850894A/ja not_active Abandoned
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100786452B1 (ko) * | 1999-02-15 | 2007-12-17 | 컨스트럭션 리서치 앤 테크놀로지 게엠베하 | 시멘트 첨가제 |
| KR100342050B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2002-06-27 | 김순택 | 리튬 2차 전지 애노드용 활물질 조성물, 이로부터 제조된 애노드 극판을 포함하는 리튬 2차 전지 |
| JP2002298852A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-10-11 | Ilion Technology Corp | アイオノマーバインダーを有する電気化学セルおよびこれに関連した製造方法 |
| JP2007207697A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 扁平型非水電解液二次電池 |
| WO2008029502A1 (fr) | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Unitika Ltd. | Liant pour fabrication d'électrode, boue pour fabrication d'électrode utilisant le liant, électrode utilisant la boue, batterie secondaire utilisant l'électrode et condensateur utilisant l'électrode |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2948205B1 (ja) | 二次電池用負極の製造方法 | |
| HUT77304A (hu) | Mangán-dioxid pozitív elektród újratölthető cellákhoz és ilyent tartalmazó cellák | |
| JP2000195499A (ja) | リチウム電池 | |
| JP3243239B2 (ja) | 非水系二次電池用正極の製造方法 | |
| JP3605256B2 (ja) | リチウムイオン二次電池負極用炭素材料及びその負極用炭素材料を用いたリチウムイオン二次電池 | |
| JP2621294B2 (ja) | 二次電池 | |
| JP4016438B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
| KR102837210B1 (ko) | 리튬 이차전지용 음극 활물질, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 | |
| JPH0850894A (ja) | 非水溶媒二次電池 | |
| JPH0324023B2 (ja) | ||
| JP2023082643A (ja) | 電気化学特性を向上させたリチウム二次電池用のシリコン-炭素複合負極活物質及びその製造方法と、これを含むリチウム二次電池 | |
| JPH10112321A (ja) | 非水電解液二次電池およびその製造方法 | |
| JPH10162811A (ja) | 電池用電極材および二次電池 | |
| JPH11273665A (ja) | 非水電解液電池およびその製造方法 | |
| JP5890715B2 (ja) | 非水電解質二次電池用正極及び非水電解質二次電池 | |
| JP4830180B2 (ja) | 非水電解質二次電池用極板の製造方法 | |
| JPH0580791B2 (ja) | ||
| KR102718779B1 (ko) | 출력특성 및 수명특성을 향상시킨 리튬이차전지용 실리콘계 음극재 제조 방법과, 이를 포함하는 리튬이차전지 | |
| KR100674524B1 (ko) | 수소 흡장 합금 전극 및 그의 제조 방법 및 알칼리 축전지 | |
| JP2002100345A (ja) | 非水系二次電池用正極の製造方法 | |
| JPH065288A (ja) | カ―ボン電極とこれを用いたリチウム二次電池 | |
| JPH07142092A (ja) | 非水溶媒二次電池 | |
| KR20200057465A (ko) | 납축전지의 극판용 음극 활물질 페이스트 조성물, 및 이의 제조 방법 | |
| JPH065287A (ja) | カ―ボン電極とこれを用いたリチウム二次電池 | |
| JP3434557B2 (ja) | 非水溶媒二次電池 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041124 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050119 |