JPH0851531A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH0851531A JPH0851531A JP6187474A JP18747494A JPH0851531A JP H0851531 A JPH0851531 A JP H0851531A JP 6187474 A JP6187474 A JP 6187474A JP 18747494 A JP18747494 A JP 18747494A JP H0851531 A JPH0851531 A JP H0851531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image data
- data
- pixel
- image memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像メモリ中の写像されない画素を無くし、
さらに、写像時の座標変換誤差に起因するところの読み
取り再現画像の歪みを低減した上で、画像の継ぎ目にず
れのない高品位な画像を画像メモリ上に再現する。 【構成】 入力画像データを高密度化することで画素数
を増大させた上で、写像時の座標誤差の少ない画素のみ
画像メモリへの写像を行う。ラインイメージセンサから
の画像データ400を、写像回路5で高密度化後、画像
メモリ6に格納する。位置ずれ検出回路7は、画像メモ
リ6にすでに格納された画像データと高密度化後の入力
画像データとの相関度に基づいて走査位置座標300を
補正し、補正位置座標710を出力する。写像回路5
は、補正位置座標に基づいて高密度化後の入力画像デー
タを画像メモリ6に格納する。
さらに、写像時の座標変換誤差に起因するところの読み
取り再現画像の歪みを低減した上で、画像の継ぎ目にず
れのない高品位な画像を画像メモリ上に再現する。 【構成】 入力画像データを高密度化することで画素数
を増大させた上で、写像時の座標誤差の少ない画素のみ
画像メモリへの写像を行う。ラインイメージセンサから
の画像データ400を、写像回路5で高密度化後、画像
メモリ6に格納する。位置ずれ検出回路7は、画像メモ
リ6にすでに格納された画像データと高密度化後の入力
画像データとの相関度に基づいて走査位置座標300を
補正し、補正位置座標710を出力する。写像回路5
は、補正位置座標に基づいて高密度化後の入力画像デー
タを画像メモリ6に格納する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿を走査して得られた
画像データを、走査位置データに基づいて画像メモリに
写像して格納するための画像処理装置に関するものであ
る。
画像データを、走査位置データに基づいて画像メモリに
写像して格納するための画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ハンドスキャナでは、タブレット上に置
かれた原稿を、読み取りセンサによって読みとる際、読
み取りセンサと一体になった位置センサが、タブレット
座標位置を検出し、画像データとともに読み取り位置を
出力するものがある。また、読み取りセンサ両端に一対
のエンコーダを設けて、読み取り位置を検出するタイプ
のハンドスキャナもある。従来、ハンドスキャナなどで
読みとった画像データをメモリに格納する画像処理装置
では、読み取り位置に基づいて読み取り画像データをメ
モリに格納していた。
かれた原稿を、読み取りセンサによって読みとる際、読
み取りセンサと一体になった位置センサが、タブレット
座標位置を検出し、画像データとともに読み取り位置を
出力するものがある。また、読み取りセンサ両端に一対
のエンコーダを設けて、読み取り位置を検出するタイプ
のハンドスキャナもある。従来、ハンドスキャナなどで
読みとった画像データをメモリに格納する画像処理装置
では、読み取り位置に基づいて読み取り画像データをメ
モリに格納していた。
【0003】以下に従来の画像処理装置について説明す
る。図13は従来の画像処理装置の説明図である。図1
3(a)においては、点線で囲まれたハンドスキャナ部
Aは、タブレットを用いてイメージセンサの読み取り位
置の検出を行い、図13(b)においては、ハンドスキ
ャナ部Aは2つの車輪についたエンコーダを用いてイメ
ージセンサの読み取り位置の検出を行う。
る。図13は従来の画像処理装置の説明図である。図1
3(a)においては、点線で囲まれたハンドスキャナ部
Aは、タブレットを用いてイメージセンサの読み取り位
置の検出を行い、図13(b)においては、ハンドスキ
ャナ部Aは2つの車輪についたエンコーダを用いてイメ
ージセンサの読み取り位置の検出を行う。
【0004】まず、図13(a)に示す従来例について
説明する。原稿1001は、タブレット1000上に置
かれる。ラインイメージセンサ1002は原稿上を手動
により動かされ、原稿画像を走査読み取りする。XY座
標検出回路1005は、タブレット1000のXYコイ
ル(図示していない)にコイル駆動信号を出力する。さ
らに、XY座標検出回路1005は、ラインイメージセ
ンサ1002と一体になった位置センサ1003からの
検出信号に基づいてXY座標位置を検出し、検出値に対
応するシフト制御信号をバッファメモリ1004に出力
する。バッファメモリ1004は、シフト制御信号によ
って読み取り画像データの画像位置をシフトさせた上
で、画像メモリ1006に記憶する。ラインイメージセ
ンサ1002の走査位置がX方向又はY方向にぶれて
も、読み取り画像データは、検出されるXY座標位置か
らぶれと反対方向へシフトされるので、画像メモリ中の
画像歪みを小さくできる。(例えば、特開昭58−51
391号公報、特開昭60−144877号公報)。
説明する。原稿1001は、タブレット1000上に置
かれる。ラインイメージセンサ1002は原稿上を手動
により動かされ、原稿画像を走査読み取りする。XY座
標検出回路1005は、タブレット1000のXYコイ
ル(図示していない)にコイル駆動信号を出力する。さ
らに、XY座標検出回路1005は、ラインイメージセ
ンサ1002と一体になった位置センサ1003からの
検出信号に基づいてXY座標位置を検出し、検出値に対
応するシフト制御信号をバッファメモリ1004に出力
する。バッファメモリ1004は、シフト制御信号によ
って読み取り画像データの画像位置をシフトさせた上
で、画像メモリ1006に記憶する。ラインイメージセ
ンサ1002の走査位置がX方向又はY方向にぶれて
も、読み取り画像データは、検出されるXY座標位置か
らぶれと反対方向へシフトされるので、画像メモリ中の
画像歪みを小さくできる。(例えば、特開昭58−51
391号公報、特開昭60−144877号公報)。
【0005】次に、図13(b)に示す従来例について
説明する。ラインイメージセンサ1012は原稿100
1上を読み取り走査し、画像データを出力する。ライン
イメージセンサ1012の両端には、車輪の回転ととも
にパルスを発生するエンコーダ1013a、1013b
が装着される。エンコーダ1013a、1013bから
出力されるパルスに基づき、走査位置検出回路1015
は、読み取り開始位置を起点にXY方向の走査位置座標
を算出する。走査位置検出回路1015は、検出したX
Y走査座標からXY方向へのぶれを検出し、ぶれ方向を
補正するシフト制御信号を画像バッファ1014へ出力
する。画像バッファ1014はシフト制御信号に従って
入力した画像データの画像位置をシフトして画像メモリ
1016に記憶する。(例えば、特開昭62−1596
4号公報)。
説明する。ラインイメージセンサ1012は原稿100
1上を読み取り走査し、画像データを出力する。ライン
イメージセンサ1012の両端には、車輪の回転ととも
にパルスを発生するエンコーダ1013a、1013b
が装着される。エンコーダ1013a、1013bから
出力されるパルスに基づき、走査位置検出回路1015
は、読み取り開始位置を起点にXY方向の走査位置座標
を算出する。走査位置検出回路1015は、検出したX
Y走査座標からXY方向へのぶれを検出し、ぶれ方向を
補正するシフト制御信号を画像バッファ1014へ出力
する。画像バッファ1014はシフト制御信号に従って
入力した画像データの画像位置をシフトして画像メモリ
1016に記憶する。(例えば、特開昭62−1596
4号公報)。
【0006】以上のように従来の画像処理装置において
は、ハンドスキャナにより読み取った画像データの、メ
モリへの格納は以下のように行われていた。
は、ハンドスキャナにより読み取った画像データの、メ
モリへの格納は以下のように行われていた。
【0007】読み取り位置に基づいて、画像データの各
画素の座標値が算出される。次に、画素データの画像メ
モリへの格納アドレスが、座標値から換算される。画素
データが換算された画像メモリアドレスに格納される。
画素の座標値が算出される。次に、画素データの画像メ
モリへの格納アドレスが、座標値から換算される。画素
データが換算された画像メモリアドレスに格納される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな画像データの画像メモリへの格納方法では、以下の
問題点が生じる。
うな画像データの画像メモリへの格納方法では、以下の
問題点が生じる。
【0009】ラインイメージセンサの読み取り画素密度
がN画素/mm、手動走査方向の読み取りライン走査密
度が最小Nライン/mmであるハンドスキャナを用い、
読みとった画像データの各画素を、N画素/mmの画素
密度で画像メモリに格納する場合を考える。以降、読み
取り画像データを画像メモリの所定のアドレスに格納す
る動作を写像と称する。
がN画素/mm、手動走査方向の読み取りライン走査密
度が最小Nライン/mmであるハンドスキャナを用い、
読みとった画像データの各画素を、N画素/mmの画素
密度で画像メモリに格納する場合を考える。以降、読み
取り画像データを画像メモリの所定のアドレスに格納す
る動作を写像と称する。
【0010】第1の問題点:図14の実線で示された矩
形は、画像メモリのアドレスに対応する位置を示してい
る。点線で示された矩形は、読み取り画素に対応する。
ドットは、算出された各読み取り画素の座標値を示して
いる。各読み取り画素データは、ドットの存在する画像
メモリのアドレスに写像される。図14において、画像
メモリのアドレスAには、いかなる読み取り画素も写像
されないことになる。このように従来の写像方法では、
画像メモリ中に写像抜け画素が多く生じ、読み取り再現
画像を著しく劣化させていた。この第1の問題点をなく
すために、次の方法が考えられる。1)画像メモリの画
素密度よりイメージセンサの読み取り画素密度を大きく
する。2)画像メモリの画素密度より手動走査方向のラ
イン走査密度を大きくする。
形は、画像メモリのアドレスに対応する位置を示してい
る。点線で示された矩形は、読み取り画素に対応する。
ドットは、算出された各読み取り画素の座標値を示して
いる。各読み取り画素データは、ドットの存在する画像
メモリのアドレスに写像される。図14において、画像
メモリのアドレスAには、いかなる読み取り画素も写像
されないことになる。このように従来の写像方法では、
画像メモリ中に写像抜け画素が多く生じ、読み取り再現
画像を著しく劣化させていた。この第1の問題点をなく
すために、次の方法が考えられる。1)画像メモリの画
素密度よりイメージセンサの読み取り画素密度を大きく
する。2)画像メモリの画素密度より手動走査方向のラ
イン走査密度を大きくする。
【0011】しかし、上記の第1の問題点を解決する方
法には次の欠点がある。1)の場合、イメージセンサの
画素数が増大しコストアップとなる。2)の場合、最大
手動走査速度が小さくなる。
法には次の欠点がある。1)の場合、イメージセンサの
画素数が増大しコストアップとなる。2)の場合、最大
手動走査速度が小さくなる。
【0012】第2の問題点:図14において、画像メモ
リのアドレスBには、読み取り画素CまたはDの画素デ
ータが写像されることになる。読み取り画素CまたはD
の座標値が、画像メモリのアドレスBに変換される時の
位置的な誤差が大きい。このことは、画像メモリに格納
された読み取り再現画像を歪ませる原因となっていた。
この第2の問題点をなくすために、次の方法が考えられ
る。
リのアドレスBには、読み取り画素CまたはDの画素デ
ータが写像されることになる。読み取り画素CまたはD
の座標値が、画像メモリのアドレスBに変換される時の
位置的な誤差が大きい。このことは、画像メモリに格納
された読み取り再現画像を歪ませる原因となっていた。
この第2の問題点をなくすために、次の方法が考えられ
る。
【0013】イメージセンサの読み取り画素密度、およ
び/または、手動走査方向のライン走査密度を、画像メ
モリの画素密度より大きくする。かつ、読み取り画素デ
ータの座標値を画像メモリのアドレスに変換する際、位
置誤差の少ない画素データのみ画像メモリに写像する。
び/または、手動走査方向のライン走査密度を、画像メ
モリの画素密度より大きくする。かつ、読み取り画素デ
ータの座標値を画像メモリのアドレスに変換する際、位
置誤差の少ない画素データのみ画像メモリに写像する。
【0014】しかし、上記の第2の問題点を解決する方
法は、イメージセンサの画素数が増大しコストアップと
なったり、最大手動走査速度が小さくなるという欠点が
ある。
法は、イメージセンサの画素数が増大しコストアップと
なったり、最大手動走査速度が小さくなるという欠点が
ある。
【0015】第3の問題点:タブレットで位置検出を行
うことで累積位置誤差は生じないが、絶対位置誤差を小
さくする為にはタブレットの検出精度を上げることが必
要であり、コストが高くなるといった課題がある。ま
た、必ずタブレットを用いる必要があり、携帯型タイプ
に使用する用途では単体で使用できず、かつ小さくでき
ないといった課題がある。
うことで累積位置誤差は生じないが、絶対位置誤差を小
さくする為にはタブレットの検出精度を上げることが必
要であり、コストが高くなるといった課題がある。ま
た、必ずタブレットを用いる必要があり、携帯型タイプ
に使用する用途では単体で使用できず、かつ小さくでき
ないといった課題がある。
【0016】第4の問題点:読み取りセンサ両端位置に
ある一対の車輪につけられたエンコーダから走査位置を
検出する方法は、操作性において優れているが、走査開
始位置を基準点として逐次検出されるエンコーダからの
パルスをカウントして位置を算出するので、メカ精度、
車輪のすべりなどによって累積位置誤差が生じるといっ
た課題がある。よって、読み取りセンサが実際に走査し
ている位置と検出される位置において、絶対位置誤差が
大きい場合、あるいは累積位置誤差が大きい場合には、
画像メモリに格納された再現画像には、画像の継ぎ目に
大きなずれが生じるという問題点を有していた。
ある一対の車輪につけられたエンコーダから走査位置を
検出する方法は、操作性において優れているが、走査開
始位置を基準点として逐次検出されるエンコーダからの
パルスをカウントして位置を算出するので、メカ精度、
車輪のすべりなどによって累積位置誤差が生じるといっ
た課題がある。よって、読み取りセンサが実際に走査し
ている位置と検出される位置において、絶対位置誤差が
大きい場合、あるいは累積位置誤差が大きい場合には、
画像メモリに格納された再現画像には、画像の継ぎ目に
大きなずれが生じるという問題点を有していた。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、原稿画像を走査して読みとられた画像データと、前
記画像データに対応する走査位置データとを入力とし
て、前記画像データを画像メモリに格納する画像処理装
置において、前記画像データを高密度化して、高密度化
画像データを出力する画素密度変換手段と、位置ずれ検
出手段からの位置補正量に応じて前記走査位置データを
補正し、補正位置データを出力する位置補正手段と、前
記補正位置データに基づいて、前記高密度化画像データ
を前記画像メモリに格納する写像手段と、前記写像手段
によってすでに前記画像メモリに格納された格納済画像
データと、前記画像メモリに未格納の前記高密度化画像
データとの重複して読み取られた画素を検出する重なり
領域検出手段と、複数の前記重複画素において、前記格
納済画像データと前記未格納の高密度化画像信号の相関
度を算出する画像相関検出手段と、前記相関度に基づい
て、前記未格納の高密度化画像データの位置ずれを検出
し、前記位置補正量を出力する前記位置ずれ検出手段と
を備えることを特徴とする。
に、原稿画像を走査して読みとられた画像データと、前
記画像データに対応する走査位置データとを入力とし
て、前記画像データを画像メモリに格納する画像処理装
置において、前記画像データを高密度化して、高密度化
画像データを出力する画素密度変換手段と、位置ずれ検
出手段からの位置補正量に応じて前記走査位置データを
補正し、補正位置データを出力する位置補正手段と、前
記補正位置データに基づいて、前記高密度化画像データ
を前記画像メモリに格納する写像手段と、前記写像手段
によってすでに前記画像メモリに格納された格納済画像
データと、前記画像メモリに未格納の前記高密度化画像
データとの重複して読み取られた画素を検出する重なり
領域検出手段と、複数の前記重複画素において、前記格
納済画像データと前記未格納の高密度化画像信号の相関
度を算出する画像相関検出手段と、前記相関度に基づい
て、前記未格納の高密度化画像データの位置ずれを検出
し、前記位置補正量を出力する前記位置ずれ検出手段と
を備えることを特徴とする。
【0018】
【作用】上記した構成によって、入力画像データを高密
度化することで画素数を増大させた上で、写像時の座標
誤差の少ない画素のみ画像メモリへの写像を行う。これ
により、画像メモリ中の写像されない画素を無くすこと
ができる。さらに、写像時の座標変換誤差に起因する読
み取り再現画像の歪みを大幅に低減できる。加えて、イ
メージセンサの画素数を増やしたり、最大手動走査速度
を小さくする必要もなく、低コストで上記課題を解決す
ることが可能となる。
度化することで画素数を増大させた上で、写像時の座標
誤差の少ない画素のみ画像メモリへの写像を行う。これ
により、画像メモリ中の写像されない画素を無くすこと
ができる。さらに、写像時の座標変換誤差に起因する読
み取り再現画像の歪みを大幅に低減できる。加えて、イ
メージセンサの画素数を増やしたり、最大手動走査速度
を小さくする必要もなく、低コストで上記課題を解決す
ることが可能となる。
【0019】また、走査位置情報が実際の走査位置に対
して位置誤差を含んでいても、画像メモリにすでに格納
された画像データと、入力画像データの相関度より位置
ずれを検出して走査位置信号を補正するした上で、入力
画像データをメモリに格納することにより、画像の継ぎ
目にずれのない高品位な画像を画像メモリ上に再現でき
る。
して位置誤差を含んでいても、画像メモリにすでに格納
された画像データと、入力画像データの相関度より位置
ずれを検出して走査位置信号を補正するした上で、入力
画像データをメモリに格納することにより、画像の継ぎ
目にずれのない高品位な画像を画像メモリ上に再現でき
る。
【0020】さらに、前記相関度を算出する際、写像時
の位置誤差の少ない画像メモリ中の画像データと高密度
化された入力画像データを用いるので、信頼度の高い位
置ずれ検出が可能となる。
の位置誤差の少ない画像メモリ中の画像データと高密度
化された入力画像データを用いるので、信頼度の高い位
置ずれ検出が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例の画像処理装置につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例における画像処理装置A、および原稿画像を読みと
り走査する画像読み取り部Bのブロック図である。ライ
ンイメージセンサ1は、原稿9上を手動により走査さ
れ、原稿画像を読みとり、画像データを生成する。読み
取り画像データは、画像バッファ4に出力される。
いて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例における画像処理装置A、および原稿画像を読みと
り走査する画像読み取り部Bのブロック図である。ライ
ンイメージセンサ1は、原稿9上を手動により走査さ
れ、原稿画像を読みとり、画像データを生成する。読み
取り画像データは、画像バッファ4に出力される。
【0022】図示しないが、ラインイメージセンサ1が
取り付けられているハンドスキャナ本体には、ラインイ
メージセンサ1の両端位置に2個の車輪が付けられてお
り、各車輪には車輪の回転を検出するエンコーダ2a,
2bがそれぞれ取り付けてある。(例えば、すでに公知
の特開昭62−15964に記載されているハンドスキ
ャナの構成である。) それぞれのエンコーダ2a,2
bは、車輪の回転角度に応じて位相の異なる2相のパル
スを発生する。走査位置検出回路3は、この2相パルス
を用いて、各車輪の回転方向を考慮した各車輪の移動距
離を検出する。次に、走査位置検出回路3は、各車輪の
移動距離に基づいて、各車輪の原稿上での座標を算出す
る。さらに、走査位置検出回路3は、各車輪の座標をラ
インイメージセンサ1の両端の各読み取り画素の座標に
変換し、走査位置座標300として出力する。走査位置
検出回路3の動作についての詳細は後述する。
取り付けられているハンドスキャナ本体には、ラインイ
メージセンサ1の両端位置に2個の車輪が付けられてお
り、各車輪には車輪の回転を検出するエンコーダ2a,
2bがそれぞれ取り付けてある。(例えば、すでに公知
の特開昭62−15964に記載されているハンドスキ
ャナの構成である。) それぞれのエンコーダ2a,2
bは、車輪の回転角度に応じて位相の異なる2相のパル
スを発生する。走査位置検出回路3は、この2相パルス
を用いて、各車輪の回転方向を考慮した各車輪の移動距
離を検出する。次に、走査位置検出回路3は、各車輪の
移動距離に基づいて、各車輪の原稿上での座標を算出す
る。さらに、走査位置検出回路3は、各車輪の座標をラ
インイメージセンサ1の両端の各読み取り画素の座標に
変換し、走査位置座標300として出力する。走査位置
検出回路3の動作についての詳細は後述する。
【0023】位置ずれ検出回路7は、写像回路5からの
高密度化画像データ500と、画像メモリ6の格納され
た画像データの相関値を算出する。さらに、位置ずれ検
出回路7は、この相関値に基づいて算出される位置補正
量を用いて走査位置座標300を補正し、補正位置座標
710を写像回路5に出力する。写像回路5は、画像デ
ータ400を画素密度変換し、高密度化画像信号500
を出力する。さらに、写像回路5は補正位置座標710
を用いて、画像メモリ6のアドレスを生成する。写像回
路5は、高密度化画像データ500の各画素データを、
バス600を介して画像メモリ6に格納する。位置ずれ
検出回路7及び写像回路5の動作の詳細は後述する。
高密度化画像データ500と、画像メモリ6の格納され
た画像データの相関値を算出する。さらに、位置ずれ検
出回路7は、この相関値に基づいて算出される位置補正
量を用いて走査位置座標300を補正し、補正位置座標
710を写像回路5に出力する。写像回路5は、画像デ
ータ400を画素密度変換し、高密度化画像信号500
を出力する。さらに、写像回路5は補正位置座標710
を用いて、画像メモリ6のアドレスを生成する。写像回
路5は、高密度化画像データ500の各画素データを、
バス600を介して画像メモリ6に格納する。位置ずれ
検出回路7及び写像回路5の動作の詳細は後述する。
【0024】以下、走査位置検出回路3の動作につい
て、さらに詳しく説明する。図2は、位置検出回路3の
動作説明図である。図2において、太線は2個の車輪の
移動軌跡を示している。ラインイメージセンサ1がiラ
イン目の画素データを読みとったときの、2個の車輪の
位置を示す座標を、それぞれP0i(X0i,Y0i),
P1i(X1i,Y1i)とする。今、P0i-1,P1i-1
の座標が既知であるとき、P0iおよびP1iの座標は、
(数1)を用いて近似的に算出できる。
て、さらに詳しく説明する。図2は、位置検出回路3の
動作説明図である。図2において、太線は2個の車輪の
移動軌跡を示している。ラインイメージセンサ1がiラ
イン目の画素データを読みとったときの、2個の車輪の
位置を示す座標を、それぞれP0i(X0i,Y0i),
P1i(X1i,Y1i)とする。今、P0i-1,P1i-1
の座標が既知であるとき、P0iおよびP1iの座標は、
(数1)を用いて近似的に算出できる。
【0025】
【数1】
【0026】ここで、L0i-1は、読みとり開始時から
i−1ライン目の読み取りを行った時までに、車輪が移
動した距離である。△L0iは、i−1ライン目の読み
取りからiライン目の読み取を行ったときまでに、車輪
が移動した距離である。移動距離は、車輪の回転方向を
考慮するので、マイナスの値にも成り得る。Dは、2つ
の車輪間の距離である。(数1)は、△θ=|θi−θ
i-1|=|△L0i−△L1i|/Dを0とした近似計算
である。△θは、ラインイメージセンサ1の1ライン走
査時間の間に、ラインイメージセンサ1の変化角度を意
味する。(数1)を用いることによって、読み取り開始
時の2つの車輪の座標を決めておけば、2つの車輪の移
動距離からそれらの座標を算出することができる。
i−1ライン目の読み取りを行った時までに、車輪が移
動した距離である。△L0iは、i−1ライン目の読み
取りからiライン目の読み取を行ったときまでに、車輪
が移動した距離である。移動距離は、車輪の回転方向を
考慮するので、マイナスの値にも成り得る。Dは、2つ
の車輪間の距離である。(数1)は、△θ=|θi−θ
i-1|=|△L0i−△L1i|/Dを0とした近似計算
である。△θは、ラインイメージセンサ1の1ライン走
査時間の間に、ラインイメージセンサ1の変化角度を意
味する。(数1)を用いることによって、読み取り開始
時の2つの車輪の座標を決めておけば、2つの車輪の移
動距離からそれらの座標を算出することができる。
【0027】図3は、ラインイメージセンサ1の両端部
読み取り画素の座標算出の説明図である。車輪31の座
標をP0(X0,Y0)、車輪32の座標をP1(X1,
Y1)とする。ラインイメージセンサ1の両端部の画素
の座標Ps(Xs,Ys)およびPe(Xe,Ye)は、(数
2)により算出できる。
読み取り画素の座標算出の説明図である。車輪31の座
標をP0(X0,Y0)、車輪32の座標をP1(X1,
Y1)とする。ラインイメージセンサ1の両端部の画素
の座標Ps(Xs,Ys)およびPe(Xe,Ye)は、(数
2)により算出できる。
【0028】
【数2】
【0029】ここで、Dは車輪31と32の間の距離、
d1は車輪31から読み取り画素Psまでの距離、d2
は車輪31から読み取り画素Peまでの距離である。
d1は車輪31から読み取り画素Psまでの距離、d2
は車輪31から読み取り画素Peまでの距離である。
【0030】走査位置検出回路3は、エンコーダ2aお
よび2bからの2相パルスより車輪の移動距離を得て、
(数1)および(数2)の演算を行いラインイメージセ
ンサ1の両端の読み取り画素の座標を、走査位置座標3
00として出力する。
よび2bからの2相パルスより車輪の移動距離を得て、
(数1)および(数2)の演算を行いラインイメージセ
ンサ1の両端の読み取り画素の座標を、走査位置座標3
00として出力する。
【0031】図4は、ラインイメージセンサ1の走査領
域の説明図である。図4を用いて、原稿9の読み取り領
域幅がラインイメージセンサ1の長さより大きい場合
の、ラインイメージセンサの手動走査による動きを説明
する。原稿を読み取るために、操作者は手によってハン
ドスキャナ本体を原稿に接触させつつ、原稿9上を往復
動作させながら手動走査する。このとき、本体に取り付
けられた2個の車輪が回転し、エンコーダ2a,2bか
ら2相パルスが出力される。図4は、ラインイメージセ
ンサ1により読みとられる原稿上の読み取り領域を示し
ている。
域の説明図である。図4を用いて、原稿9の読み取り領
域幅がラインイメージセンサ1の長さより大きい場合
の、ラインイメージセンサの手動走査による動きを説明
する。原稿を読み取るために、操作者は手によってハン
ドスキャナ本体を原稿に接触させつつ、原稿9上を往復
動作させながら手動走査する。このとき、本体に取り付
けられた2個の車輪が回転し、エンコーダ2a,2bか
ら2相パルスが出力される。図4は、ラインイメージセ
ンサ1により読みとられる原稿上の読み取り領域を示し
ている。
【0032】ラインイメージセンサ1は原稿9の全幅を
走査することができないので、読み取り部B(図1)
は、ラインイメージセンサ1の往復動作によって原稿全
体を読み取る。図4は、イメージセンサ両端の画素のみ
の位置を記載しているが、イメージセンサ1は両端画素
を結ぶライン上の画像を読み取る。例えば、ラインイメ
ージセンサ1の両端画素がそれぞれA点とB点である場
合、ラインイメージセンサ1はA点とB点を結ぶライン
上を読み取っている(以後、これを読み取り位置A−B
と記す。)。
走査することができないので、読み取り部B(図1)
は、ラインイメージセンサ1の往復動作によって原稿全
体を読み取る。図4は、イメージセンサ両端の画素のみ
の位置を記載しているが、イメージセンサ1は両端画素
を結ぶライン上の画像を読み取る。例えば、ラインイメ
ージセンサ1の両端画素がそれぞれA点とB点である場
合、ラインイメージセンサ1はA点とB点を結ぶライン
上を読み取っている(以後、これを読み取り位置A−B
と記す。)。
【0033】図4では、ラインイメージセンサ1は、読
み取り位置A−Bを走査開始位置とし、読み取り位置C
−Dまで走査する。A点、B点、D点、C点に囲まれる
読み取り領域ABDCを読みとった画像データは、画像
メモリ6に新規に格納される。このような領域を、以後
新規走査領域と称する。
み取り位置A−Bを走査開始位置とし、読み取り位置C
−Dまで走査する。A点、B点、D点、C点に囲まれる
読み取り領域ABDCを読みとった画像データは、画像
メモリ6に新規に格納される。このような領域を、以後
新規走査領域と称する。
【0034】次に、ラインイメージセンサ1は、戻り方
向に、読み取り位置C−DからE−Fまで走査する。C
点、D点、G点、E点に囲まれる領域CDGEは、重複
して画像が読み取られる領域である。以後、この重複し
て読み取られる領域を重なり走査領域と称する。D点、
G点、F点に囲まれる領域DGFは、新規走査領域であ
る。領域ABCDの読み取り画像データ中の各画素は、
位置検出回路3からの走査位置座標に基づいて、写像回
路5により画像メモリ6に格納される。次に、ラインイ
メージセンサ1が戻り方向に移動し、読み取り位置C−
DからE−Fまで走査する。このとき、重なり走査領域
CDGE、新規走査領域ABGEC、および新規走査領
域DFGの3つの走査領域が存在する。
向に、読み取り位置C−DからE−Fまで走査する。C
点、D点、G点、E点に囲まれる領域CDGEは、重複
して画像が読み取られる領域である。以後、この重複し
て読み取られる領域を重なり走査領域と称する。D点、
G点、F点に囲まれる領域DGFは、新規走査領域であ
る。領域ABCDの読み取り画像データ中の各画素は、
位置検出回路3からの走査位置座標に基づいて、写像回
路5により画像メモリ6に格納される。次に、ラインイ
メージセンサ1が戻り方向に移動し、読み取り位置C−
DからE−Fまで走査する。このとき、重なり走査領域
CDGE、新規走査領域ABGEC、および新規走査領
域DFGの3つの走査領域が存在する。
【0035】走査位置座標300に位置誤差がなけれ
ば、走査位置座標300に基づいて、読み取り画像デー
タの各画素を、画像メモリ6に写像して格納することが
できる。すなわち、重なり走査領域の読みとり画像デー
タが、画像メモリにオーバーライトされても、新規走査
領域ABGECと重なり走査領域CDGEの継ぎ目部分
に、画像メモリ中の読み取り画像にずれは生じない。し
かし、ハンドスキャナの機構設計精度、車輪と原稿間の
スリップ、車輪の原稿への沈み込み、曲線手動走査時の
車輪幅の影響などにより、走査位置座標300は誤差を
含んでいる。また、走査位置検出回路3は、エンコーダ
2a,2bから出力される2相パルスをカウントして、
エンコーダの移動距離を得るので、前記誤差は累積され
る。よって、走査位置座標300を用いて画像データ4
00を画像メモリ6に写像すると、前記継ぎ目部分に画
像のずれ生じる。
ば、走査位置座標300に基づいて、読み取り画像デー
タの各画素を、画像メモリ6に写像して格納することが
できる。すなわち、重なり走査領域の読みとり画像デー
タが、画像メモリにオーバーライトされても、新規走査
領域ABGECと重なり走査領域CDGEの継ぎ目部分
に、画像メモリ中の読み取り画像にずれは生じない。し
かし、ハンドスキャナの機構設計精度、車輪と原稿間の
スリップ、車輪の原稿への沈み込み、曲線手動走査時の
車輪幅の影響などにより、走査位置座標300は誤差を
含んでいる。また、走査位置検出回路3は、エンコーダ
2a,2bから出力される2相パルスをカウントして、
エンコーダの移動距離を得るので、前記誤差は累積され
る。よって、走査位置座標300を用いて画像データ4
00を画像メモリ6に写像すると、前記継ぎ目部分に画
像のずれ生じる。
【0036】この画像ずれを無くすため、位置ずれ検出
回路7は、重なり走査領域CDGEの画像メモリ6に格
納された画像データと高密度化画像データ500を用い
て、それらの相関度合いを示す相関値を算出する。さら
に、位置ずれ検出回路7は、この相関値に基づいて、走
査位置座標を補正するための位置補正量を算出する。ま
た、位置ずれ検出回路7は、この位置補正量に従って走
査位置座標300を補正し、補正位置座標710を写像
回路5に出力する。写像回路5は補正位置座標710に
従って、高密度化画像データ500中の各画素を画像メ
モリ6に写像するためのアドレスを生成し、画像メモリ
6に格納する。重なり走査領域の抽出について説明は後
述する。
回路7は、重なり走査領域CDGEの画像メモリ6に格
納された画像データと高密度化画像データ500を用い
て、それらの相関度合いを示す相関値を算出する。さら
に、位置ずれ検出回路7は、この相関値に基づいて、走
査位置座標を補正するための位置補正量を算出する。ま
た、位置ずれ検出回路7は、この位置補正量に従って走
査位置座標300を補正し、補正位置座標710を写像
回路5に出力する。写像回路5は補正位置座標710に
従って、高密度化画像データ500中の各画素を画像メ
モリ6に写像するためのアドレスを生成し、画像メモリ
6に格納する。重なり走査領域の抽出について説明は後
述する。
【0037】図7は画像メモリ6の説明図である。画像
メモリ6の各画素のビット構成は、書き込みフラグの記
憶ビット(ビット7)と、画像データの記憶ビット(ビ
ット0〜6)より成る。ここで、画像データの記憶ビッ
ト数は特定されるものではなく、必要な階調数によって
設計すればよい。本実施例では128階調の画像を扱う
ものとし、0から127の値を持つ濃淡データを格納す
るために、1画素あたり7ビットが画像メモリに確保さ
れる。bit7の書き込みフラグは、画像データが画像
メモリに6書き込まれていないとき(未格納状態)
「0」であり、画像データがすでに書き込まれていると
き(格納状態)「1」になる。
メモリ6の各画素のビット構成は、書き込みフラグの記
憶ビット(ビット7)と、画像データの記憶ビット(ビ
ット0〜6)より成る。ここで、画像データの記憶ビッ
ト数は特定されるものではなく、必要な階調数によって
設計すればよい。本実施例では128階調の画像を扱う
ものとし、0から127の値を持つ濃淡データを格納す
るために、1画素あたり7ビットが画像メモリに確保さ
れる。bit7の書き込みフラグは、画像データが画像
メモリに6書き込まれていないとき(未格納状態)
「0」であり、画像データがすでに書き込まれていると
き(格納状態)「1」になる。
【0038】次に、位置ずれ検出回路7についてその動
作を説明する。図5は位置ずれ検出回路7のブロック図
である。ラインイメージセンサ1の読み取り走査が開始
される前に、画像メモリ6の全てのデータ、補正量算出
回路73の位置補正量703、および画像相関回路72
内の相関テーブルは、「0」に初期化される。この初期
化後、ラインイメージセンサ1のラインの読み取り走査
ごとに、走査位置座標300が位置補正回路74により
補正されて、補正位置座標710として写像回路5に出
力される。ラインイメージセンサ1の読み取りが開始さ
れた時点では、位置補正量703は「0」なので、走査
位置座標300と補正位置座標710は同じ座標値とな
る。
作を説明する。図5は位置ずれ検出回路7のブロック図
である。ラインイメージセンサ1の読み取り走査が開始
される前に、画像メモリ6の全てのデータ、補正量算出
回路73の位置補正量703、および画像相関回路72
内の相関テーブルは、「0」に初期化される。この初期
化後、ラインイメージセンサ1のラインの読み取り走査
ごとに、走査位置座標300が位置補正回路74により
補正されて、補正位置座標710として写像回路5に出
力される。ラインイメージセンサ1の読み取りが開始さ
れた時点では、位置補正量703は「0」なので、走査
位置座標300と補正位置座標710は同じ座標値とな
る。
【0039】写像回路5は、画像データ400を画素密
度変換処理により高密度化し、高密度化画像信号500
を生成する。さらに、写像回路5は、入力される補正位
置座標710を用いて、高密度化画像信号の各画素デー
タPnの画像メモリ6への格納アドレスADRnを算出
する。写像回路5の動作の詳細については後述する。写
像回路5は、アドレスADRnに従って、バス600を
経由して画像メモリ6のアドレスADRnに格納されて
いる画素データPnを読み出し、バス600を介して、
重なり領域検出回路71に画素データPnを出力する。
度変換処理により高密度化し、高密度化画像信号500
を生成する。さらに、写像回路5は、入力される補正位
置座標710を用いて、高密度化画像信号の各画素デー
タPnの画像メモリ6への格納アドレスADRnを算出
する。写像回路5の動作の詳細については後述する。写
像回路5は、アドレスADRnに従って、バス600を
経由して画像メモリ6のアドレスADRnに格納されて
いる画素データPnを読み出し、バス600を介して、
重なり領域検出回路71に画素データPnを出力する。
【0040】重なり領域検出回路71は、画素Pnの書
き込みフラグ(bit7)をチェックして、この画素デ
ータPnのアドレスADRnに画像データが格納済みか
どうかを判定する。画素データPnのbit7が1のと
きは、センサの読み取り走査によって画像データがすで
にアドレスADRnに格納されていることを示している
ので、画素データPnは重なり走査領域に含まれること
が判定できる。また、bit7が0のときは、画素デー
タPnは新規走査領域に含まれることが判定できる。重
なり領域検出回路71は、信号701を画像相関回路7
2、写像回路5に出力する。ここで、信号701は、画
素データPnが新規走査領域に含まれるとき「0」、重
なり走査領域に含まれるとき「1」となる信号である。
き込みフラグ(bit7)をチェックして、この画素デ
ータPnのアドレスADRnに画像データが格納済みか
どうかを判定する。画素データPnのbit7が1のと
きは、センサの読み取り走査によって画像データがすで
にアドレスADRnに格納されていることを示している
ので、画素データPnは重なり走査領域に含まれること
が判定できる。また、bit7が0のときは、画素デー
タPnは新規走査領域に含まれることが判定できる。重
なり領域検出回路71は、信号701を画像相関回路7
2、写像回路5に出力する。ここで、信号701は、画
素データPnが新規走査領域に含まれるとき「0」、重
なり走査領域に含まれるとき「1」となる信号である。
【0041】画像相関回路72は、信号701が「1」
のとき画素データPnについての相関値算出処理を行
い、信号701が「0」のとき相関値算出処理を行わな
い。写像回路5は、信号701が「0」のとき、高密度
化画素データPnを、画像メモリ6に格納する。また、
写像回路5は、信号701が「1」のきはPnを画像メ
モリ6に格納をしない。この1画素単位の一連の処理動
作を、高密度化画像データ500の1ラインの全部画素
データについて行う。
のとき画素データPnについての相関値算出処理を行
い、信号701が「0」のとき相関値算出処理を行わな
い。写像回路5は、信号701が「0」のとき、高密度
化画素データPnを、画像メモリ6に格納する。また、
写像回路5は、信号701が「1」のきはPnを画像メ
モリ6に格納をしない。この1画素単位の一連の処理動
作を、高密度化画像データ500の1ラインの全部画素
データについて行う。
【0042】1ライン分の高密度化画像データ500の
上記処理が終了した時点で、画像相関回路72は、重な
り走査領域に含まれる画素についてのみ相関値計算処理
を行うことによって作成した相関テーブルを用いて、走
査位置座標300の位置ずれ方向を検出する。さらに、
画像相関回路72は、補正量算出回路73に位置ずれを
キャンセルするためのオフセット値702を出力する。
1ライン全ての高密度化画素が新規走査領域に含まれる
ときは、画像相関回路72の相関テーブルは初期値
「0」のままである。このときは、前記オフセット値7
02は、0(位置ずれ無し)となる。
上記処理が終了した時点で、画像相関回路72は、重な
り走査領域に含まれる画素についてのみ相関値計算処理
を行うことによって作成した相関テーブルを用いて、走
査位置座標300の位置ずれ方向を検出する。さらに、
画像相関回路72は、補正量算出回路73に位置ずれを
キャンセルするためのオフセット値702を出力する。
1ライン全ての高密度化画素が新規走査領域に含まれる
ときは、画像相関回路72の相関テーブルは初期値
「0」のままである。このときは、前記オフセット値7
02は、0(位置ずれ無し)となる。
【0043】補正量算出回路73は、オフセット値70
2を、内部に保持している補正量の累積値に加算して位
置補正量703を出力する。位置補正回路74は、次に
処理する1ラインの画像データの走査位置座標300
と、位置補正量703を加算して、補正位置座標710
として写像回路5に出力する。以後、前述した一連の処
理を順次ラインごとに繰り返し行う。
2を、内部に保持している補正量の累積値に加算して位
置補正量703を出力する。位置補正回路74は、次に
処理する1ラインの画像データの走査位置座標300
と、位置補正量703を加算して、補正位置座標710
として写像回路5に出力する。以後、前述した一連の処
理を順次ラインごとに繰り返し行う。
【0044】図6は写像回路のブロック図である。図6
および図7を用いて、写像回路5の動作を説明する。画
素密度変換回路51は、画像データ400中の1画素デ
ータにつき3つの補間画素を生成し、2倍に高密度化さ
れた高密度化画像データ500を出力する。
および図7を用いて、写像回路5の動作を説明する。画
素密度変換回路51は、画像データ400中の1画素デ
ータにつき3つの補間画素を生成し、2倍に高密度化さ
れた高密度化画像データ500を出力する。
【0045】補間画素の生成方法について、図10を用
いて説明する。図10は、画素密度変換の説明図であ
る。Pi,jは、画像データ400中、iライン目の画像
データのj番目の画素データを示す。黒ドットは各画素
データの座標点である。図10(a)は画像データ40
0中の隣接する4つの画素を示している。画像データ4
00中の画素データPi,jに対して、3つの補間画素を
生成する場合について説明する。図10(b)において
Qi,j,Ri,jおよびSi,jは補間画素である。各補間画
素データは、(数3)により算出する。
いて説明する。図10は、画素密度変換の説明図であ
る。Pi,jは、画像データ400中、iライン目の画像
データのj番目の画素データを示す。黒ドットは各画素
データの座標点である。図10(a)は画像データ40
0中の隣接する4つの画素を示している。画像データ4
00中の画素データPi,jに対して、3つの補間画素を
生成する場合について説明する。図10(b)において
Qi,j,Ri,jおよびSi,jは補間画素である。各補間画
素データは、(数3)により算出する。
【0046】
【数3】
【0047】次に、座標値算出回路52について説明す
る。座標値算出回路52には、ラインイメージセンサ1
の両端画素の補正後の座標値である補正位置座標710
が入力される。座標値算出回路52は、補正位置座標7
10を用いて、高密度化画像データ500の各画素の座
標値520を計算する。図7に示すように、ラインイメ
ージセンサ1の両端画素PsiおよびPeiの座標(補正
位置座標710)が、それぞれ(Xsi、Ysi),(X
ei,Yei)である場合の、座標値算出回路52の動作
を説明する。サフィックスiは、画像データ400のi
ライン目の補正位置座標であることを示す。ここで、ラ
インイメージセンサ1の読み取り画素密度を8画素/m
m,画像メモリ6に格納する画像の画素密度を8画素/
mm、Xsi,Ysi,XeiおよびYeiは1/8mmを
単位とする実数値である。
る。座標値算出回路52には、ラインイメージセンサ1
の両端画素の補正後の座標値である補正位置座標710
が入力される。座標値算出回路52は、補正位置座標7
10を用いて、高密度化画像データ500の各画素の座
標値520を計算する。図7に示すように、ラインイメ
ージセンサ1の両端画素PsiおよびPeiの座標(補正
位置座標710)が、それぞれ(Xsi、Ysi),(X
ei,Yei)である場合の、座標値算出回路52の動作
を説明する。サフィックスiは、画像データ400のi
ライン目の補正位置座標であることを示す。ここで、ラ
インイメージセンサ1の読み取り画素密度を8画素/m
m,画像メモリ6に格納する画像の画素密度を8画素/
mm、Xsi,Ysi,XeiおよびYeiは1/8mmを
単位とする実数値である。
【0048】ラインイメージセンサ1の1ラインの読み
取り画素数をNd、1ライン中の画素番号をjとした場
合、画素データPi,jの座標(XPi,j,YPi,j)は
(数4)を用いて算出される。
取り画素数をNd、1ライン中の画素番号をjとした場
合、画素データPi,jの座標(XPi,j,YPi,j)は
(数4)を用いて算出される。
【0049】
【数4】
【0050】画素データPi,jに対応する3つの補間画
素データQi,j,Ri,j,Si,jの座標(XQi,j,YQ
i,j),(XRi,j,YRi,j),(XSi,j,YSi,j)
は(数5)を用いて算出される。
素データQi,j,Ri,j,Si,jの座標(XQi,j,YQ
i,j),(XRi,j,YRi,j),(XSi,j,YSi,j)
は(数5)を用いて算出される。
【0051】
【数5】
【0052】座標値算出回路52は、(数4)および
(数5)の演算処理を行うことにより、高密度化画像信
号500中の各画素の座標値520を算出する。
(数5)の演算処理を行うことにより、高密度化画像信
号500中の各画素の座標値520を算出する。
【0053】整数化回路53は、実数値である座標値5
20を整数化し、整数座標値530を出力する。実数の
座標値520を(Xreal,Yreal),整数座標値530
を(Xint,Yint)とすると、整数座標値は、(数6)
を用いて算出される。(数6)において[ ]は、小数
点を切り捨てる演算を示す。
20を整数化し、整数座標値530を出力する。実数の
座標値520を(Xreal,Yreal),整数座標値530
を(Xint,Yint)とすると、整数座標値は、(数6)
を用いて算出される。(数6)において[ ]は、小数
点を切り捨てる演算を示す。
【0054】
【数6】
【0055】(数6)において、0.5を加算した後に
小数部切り捨て処理をすることは、四捨五入することと
等価である。
小数部切り捨て処理をすることは、四捨五入することと
等価である。
【0056】アドレス生成回路54は、整数化座標値5
30を画像メモリ6のアドレス540に変換する。図1
1に画像メモリ6のアドレス配置を示す。画像メモリ6
はX方向にM画素、Y方向にN画素のページメモリであ
る。画像メモリの左上の画素のアドレスは0,右上のア
ドレスはM−1、右下のアドレスはMN−1である。整
数化座標値530を(Xint,Yint)とすると、画像メ
モリのアドレスADRは(数7)により算出される。
30を画像メモリ6のアドレス540に変換する。図1
1に画像メモリ6のアドレス配置を示す。画像メモリ6
はX方向にM画素、Y方向にN画素のページメモリであ
る。画像メモリの左上の画素のアドレスは0,右上のア
ドレスはM−1、右下のアドレスはMN−1である。整
数化座標値530を(Xint,Yint)とすると、画像メ
モリのアドレスADRは(数7)により算出される。
【0057】
【数7】
【0058】誤差算出回路55には、実数の座標値52
0と整数座標値530が入力され、座標値520が整数
化されたために生じる座標誤差550を出力する。X方
向の座標誤差をEx、Y方向の座標誤差をEyとする
と、座標誤差(Ex,Ey)は、(数8)により算出さ
れる。
0と整数座標値530が入力され、座標値520が整数
化されたために生じる座標誤差550を出力する。X方
向の座標誤差をEx、Y方向の座標誤差をEyとする
と、座標誤差(Ex,Ey)は、(数8)により算出さ
れる。
【0059】
【数8】
【0060】ExおよびEyは、0から0.5の値をと
る。比較回路56は、座標誤差550のExおよびEy
と、あらかじめ決められた値を比較する。比較回路56
は、ExおよびEyが共に前記値より小さいとき、
「1」になる信号560を出力する。
る。比較回路56は、座標誤差550のExおよびEy
と、あらかじめ決められた値を比較する。比較回路56
は、ExおよびEyが共に前記値より小さいとき、
「1」になる信号560を出力する。
【0061】アクセス回路57は、バス600を介して
画像メモリ6をアクセスする。画像メモリ6のアドレス
は、アドレス540により指定される。アクセス回路5
7による高密度化画像信号500の画像メモリ6への格
納は、信号701が「0」かつ信号560が「1」であ
るときのみ行われる。すなわち高密度化画像信号500
内のある画素の画像メモリ6への写像は、その画素が新
規走査領域に含まれる画素でかつ座標誤差が所定値より
小さいという条件を満たしたときのみ行われる。前記条
件を満たさない画素は画像メモリ6への写像は行われな
い。
画像メモリ6をアクセスする。画像メモリ6のアドレス
は、アドレス540により指定される。アクセス回路5
7による高密度化画像信号500の画像メモリ6への格
納は、信号701が「0」かつ信号560が「1」であ
るときのみ行われる。すなわち高密度化画像信号500
内のある画素の画像メモリ6への写像は、その画素が新
規走査領域に含まれる画素でかつ座標誤差が所定値より
小さいという条件を満たしたときのみ行われる。前記条
件を満たさない画素は画像メモリ6への写像は行われな
い。
【0062】図12は、高密度化画像データ500の画
像メモリ6への写像動作の説明図である。図12(a)
は、高密度化画像データ500を示す。図12(a)に
おいて、黒ドットは、各画素の座標値を示している。高
密度画像データ500の画素密度は、最小16画素/m
mである。図12(b)は、画像メモリ6の画素を示
す。図12(b)において、黒ドットは画素Wの座標値
を示す。距離Uは、比較回路4の比較回路56で用いら
れる所定値を示している。画像メモリ6は、画素密度が
8画素/mmの画像データを格納する。図12(c)
は、高密度化画像データ(図12(a))と、画像メモ
リの画素(図12(b))を同一の座標系で重ねた例で
ある。図12(c)の場合、高密度画像データの画素
P,Q,RおよびSの各座標値は、領域Tの外側にある
ので、画素P,Q,R,Sいずれも画像メモリの画素W
には写像されないことになる。すなわち、画像メモリ6
中に、原稿読み取り領域であるにも関わらず、写像され
ない画素(写像抜け画素)が存在することになる。写像
抜け画素は、領域Tを広げることにより無くすことがで
きる。しかし、領域Tを広げると写像時の座標誤差が大
きくなるので、画像メモリに写像された画像の歪みが大
きくなる。画像の歪みの点からいうと、領域Tは狭い程
良い。
像メモリ6への写像動作の説明図である。図12(a)
は、高密度化画像データ500を示す。図12(a)に
おいて、黒ドットは、各画素の座標値を示している。高
密度画像データ500の画素密度は、最小16画素/m
mである。図12(b)は、画像メモリ6の画素を示
す。図12(b)において、黒ドットは画素Wの座標値
を示す。距離Uは、比較回路4の比較回路56で用いら
れる所定値を示している。画像メモリ6は、画素密度が
8画素/mmの画像データを格納する。図12(c)
は、高密度化画像データ(図12(a))と、画像メモ
リの画素(図12(b))を同一の座標系で重ねた例で
ある。図12(c)の場合、高密度画像データの画素
P,Q,RおよびSの各座標値は、領域Tの外側にある
ので、画素P,Q,R,Sいずれも画像メモリの画素W
には写像されないことになる。すなわち、画像メモリ6
中に、原稿読み取り領域であるにも関わらず、写像され
ない画素(写像抜け画素)が存在することになる。写像
抜け画素は、領域Tを広げることにより無くすことがで
きる。しかし、領域Tを広げると写像時の座標誤差が大
きくなるので、画像メモリに写像された画像の歪みが大
きくなる。画像の歪みの点からいうと、領域Tは狭い程
良い。
【0063】写像抜け画素を無くすための、距離Uの限
界値Umaxは、画像メモリの画素ピッチを単位として
(数9)で表せる。本実施例の場合、画像メモリの画素
密度は8画素/mmであるので、単位は1/8mmとな
る。
界値Umaxは、画像メモリの画素ピッチを単位として
(数9)で表せる。本実施例の場合、画像メモリの画素
密度は8画素/mmであるので、単位は1/8mmとな
る。
【0064】
【数9】
【0065】距離Uを0.35とすることにより、写像
抜け画素を無くすことができる。ある程度の写像抜け画
素の発生を許容して、画像ひずみを低減することを重点
とする場合は、距離Uは0.3から0.35の範囲に設
定すればよい。距離Uを0.3以下にすると、写像抜け
画素が多発し、再現画像の画質が著しく低下する。
抜け画素を無くすことができる。ある程度の写像抜け画
素の発生を許容して、画像ひずみを低減することを重点
とする場合は、距離Uは0.3から0.35の範囲に設
定すればよい。距離Uを0.3以下にすると、写像抜け
画素が多発し、再現画像の画質が著しく低下する。
【0066】位置ずれ検出回路7の動作説明に戻る。図
8は相関テーブルの説明図である。画像相関回路72に
ついて図8を主に用いて説明する。図8(a)は相関処
理の対象となる相関位置の説明図、図8(b)は相関テ
ーブルの説明図である。位置補正回路74に入力される
iライン目の走査位置座標300をP10(X1,Y
1)、P20(X2,Y2)とし、位置補正量703を
△Xoffseti、△Yoffsetiとする。位置補正回路74
は、走査位置座標300から(数10)に基づいて補正
位置座標P11(X3,Y3)、P21(X4,Y4)
を算出する。
8は相関テーブルの説明図である。画像相関回路72に
ついて図8を主に用いて説明する。図8(a)は相関処
理の対象となる相関位置の説明図、図8(b)は相関テ
ーブルの説明図である。位置補正回路74に入力される
iライン目の走査位置座標300をP10(X1,Y
1)、P20(X2,Y2)とし、位置補正量703を
△Xoffseti、△Yoffsetiとする。位置補正回路74
は、走査位置座標300から(数10)に基づいて補正
位置座標P11(X3,Y3)、P21(X4,Y4)
を算出する。
【0067】
【数10】
【0068】重なり領域検出回路71からの信号701
が「1」、すなわち被処理画素が重なり走査領域に含ま
れているときのみ、画像相関回路72は被処理画素につ
いて相関値を算出し、相関テーブルの更新を行う。被処
理画素の座標に対応する画像メモリ6中の画素Pnを着
目画素とする。相関値の算出は、被処理画素の座標を微
少値増減した座標に対応する画像メモリ中の画素データ
と、被処理画素との画素データの差分値を算出すること
により行う。
が「1」、すなわち被処理画素が重なり走査領域に含ま
れているときのみ、画像相関回路72は被処理画素につ
いて相関値を算出し、相関テーブルの更新を行う。被処
理画素の座標に対応する画像メモリ6中の画素Pnを着
目画素とする。相関値の算出は、被処理画素の座標を微
少値増減した座標に対応する画像メモリ中の画素データ
と、被処理画素との画素データの差分値を算出すること
により行う。
【0069】着目画素Pnの座標を(Xn,Yn)、微
少座標値を△hx、△hyとした場合、被処理画素の相
関値算出の対象となる画素データPhの座標(Xhmn,
Yh mn)は、(数11)で算出される。
少座標値を△hx、△hyとした場合、被処理画素の相
関値算出の対象となる画素データPhの座標(Xhmn,
Yh mn)は、(数11)で算出される。
【0070】
【数11】
【0071】ここで、mは−1、0、1、nは−1、
0、1の値をとる。また、[ ]は少数部を切り捨てる
整数化処理である。
0、1の値をとる。また、[ ]は少数部を切り捨てる
整数化処理である。
【0072】図8(a)では、P12からP22は、m
=1、n=1の場合の、相関値を算出する1ラインの位
置を示している。この相関値算出の対象座標に対応する
相関テーブルをh(m,n)とすると、図8(b)に図
示する相関テーブルが作成できる。
=1、n=1の場合の、相関値を算出する1ラインの位
置を示している。この相関値算出の対象座標に対応する
相関テーブルをh(m,n)とすると、図8(b)に図
示する相関テーブルが作成できる。
【0073】高密度化画像信号500の1ライン中の画
素番号をj、データ値をDnj、画像メモリ6中の相関
値算出の対象となる画素データをDhjmnとすると、各
相関テーブルの値h(m,n)は、(数12)によって
算出される。ここで、ho(m,n)は画素番号j−1
までの相関値計算で生成された相関値テーブルの値であ
る。1ラインの相関値計算を開始する前に、相関テーブ
ルの値は全て0に初期化される。
素番号をj、データ値をDnj、画像メモリ6中の相関
値算出の対象となる画素データをDhjmnとすると、各
相関テーブルの値h(m,n)は、(数12)によって
算出される。ここで、ho(m,n)は画素番号j−1
までの相関値計算で生成された相関値テーブルの値であ
る。1ラインの相関値計算を開始する前に、相関テーブ
ルの値は全て0に初期化される。
【0074】
【数12】
【0075】画像相関回路72は、上記の相関値計算
を、高密度化画像信号中の1ラインの全ての画素につい
て行うことにより相関テーブルを完成する。
を、高密度化画像信号中の1ラインの全ての画素につい
て行うことにより相関テーブルを完成する。
【0076】さらに、画像相関回路72は、1ラインの
相関値の計算が終了した時点で、h(m,n)の最小値
を保持する(mmin,nmin)を検索し、オフセット値7
02として出力する。相関テーブル中に複数の最小値が
存在し、その最小値に(mmi n,nmin)=(0、0)が
含まれる場合、(0,0)の最小値が優先して用いられ
る。相関テーブル中の相関値h(mmin,nmin)が最も
小さいと言うことは、(△hx×mmin,△hy×
nmin)の微少値を各画素の座標に加算して写像する
と、画像メモリ中の画像とこれから写像しようとするラ
インの画像とが、最もよく一致することを示している。
相関値の計算が終了した時点で、h(m,n)の最小値
を保持する(mmin,nmin)を検索し、オフセット値7
02として出力する。相関テーブル中に複数の最小値が
存在し、その最小値に(mmi n,nmin)=(0、0)が
含まれる場合、(0,0)の最小値が優先して用いられ
る。相関テーブル中の相関値h(mmin,nmin)が最も
小さいと言うことは、(△hx×mmin,△hy×
nmin)の微少値を各画素の座標に加算して写像する
と、画像メモリ中の画像とこれから写像しようとするラ
インの画像とが、最もよく一致することを示している。
【0077】補正量算出回路73は、オフセット値70
2(mmin,nmin)を用いて(数13)に示す演算を行
う。
2(mmin,nmin)を用いて(数13)に示す演算を行
う。
【0078】
【数13】
【0079】(数13)において、サフィックスiは、
高密度化画像データ500のiライン目の相関テーブル
完成時の位置補正量703を表す。位置補正回路74
は、走査位置座標300に(△Xoffseti,△Yoffse
ti)を加算することにより、走査位置座標300の補正
を行い、補正位置座標710を出力する。
高密度化画像データ500のiライン目の相関テーブル
完成時の位置補正量703を表す。位置補正回路74
は、走査位置座標300に(△Xoffseti,△Yoffse
ti)を加算することにより、走査位置座標300の補正
を行い、補正位置座標710を出力する。
【0080】本実施例では相関対象画素位置を9箇所と
したが、位置ずれ量が大きい場合には、より多くの相関
対象画素位置を多くしても良い。位置ずれ量が小さく、
1ライン毎に位置ずれ検出及び位置補正を行う必要がな
ければ、1ライン毎に相関テーブルを作成せず、16走
査ライン間隔で位置ずれの補正を行っても良い。
したが、位置ずれ量が大きい場合には、より多くの相関
対象画素位置を多くしても良い。位置ずれ量が小さく、
1ライン毎に位置ずれ検出及び位置補正を行う必要がな
ければ、1ライン毎に相関テーブルを作成せず、16走
査ライン間隔で位置ずれの補正を行っても良い。
【0081】また、画像相関回路72は、図9に図示す
るように、走査位置座標Ps−Peに対し、微少角△φ
を振った傾き方向の相関座標Ps(±△φ)−Pe(±
△φ)に対しても相関処理を加えて行うことで、より精
度のよい位置ずれ補正を実現することができる。この場
合、本実施例の相関テーブル値h(m,n)と組み合わ
せると、相関テーブル値はh(l,m,n)となる。l
は−1,0,1の値をとる。角度方向に3通り、位置方
向に9通りの計27通りの相関テーブルが作成できる。
相関テーブルの最小値がh(l,m,n)の場合、角度
の補正量△φoffsetiはl・△φの計算により生成され
る。ここで△φは0.2度とする。
るように、走査位置座標Ps−Peに対し、微少角△φ
を振った傾き方向の相関座標Ps(±△φ)−Pe(±
△φ)に対しても相関処理を加えて行うことで、より精
度のよい位置ずれ補正を実現することができる。この場
合、本実施例の相関テーブル値h(m,n)と組み合わ
せると、相関テーブル値はh(l,m,n)となる。l
は−1,0,1の値をとる。角度方向に3通り、位置方
向に9通りの計27通りの相関テーブルが作成できる。
相関テーブルの最小値がh(l,m,n)の場合、角度
の補正量△φoffsetiはl・△φの計算により生成され
る。ここで△φは0.2度とする。
【0082】また、本実施例では、入力画像データ及び
走査位置座標は、2つのロータリーエンコーダをハンド
スキャナから入力されるとしたが、タブレットによる位
置検出によって走査位置座標を得るタイプのハンドスキ
ャナから入力されても良い。さらに、本実施例では、ラ
インイメージセンサを用いたハンドスキャナからの信号
を処理する画像処理装置について説明したが、ハンドス
キャナに限定されるものではない。例えば、エリアイメ
ージセンサを用いた画像入力装置からの画像信号を処理
するものでも良い。
走査位置座標は、2つのロータリーエンコーダをハンド
スキャナから入力されるとしたが、タブレットによる位
置検出によって走査位置座標を得るタイプのハンドスキ
ャナから入力されても良い。さらに、本実施例では、ラ
インイメージセンサを用いたハンドスキャナからの信号
を処理する画像処理装置について説明したが、ハンドス
キャナに限定されるものではない。例えば、エリアイメ
ージセンサを用いた画像入力装置からの画像信号を処理
するものでも良い。
【0083】また、本実施例と同様の処理を、マイクロ
コンピュータやDSP(ディジタルシグナルプロセッ
サ)を用いたシステムにおいて、ソフトウエアによって
実現することも可能である。
コンピュータやDSP(ディジタルシグナルプロセッ
サ)を用いたシステムにおいて、ソフトウエアによって
実現することも可能である。
【0084】以上のように本発明の実施例によれば、入
力画像データの画素数を増大させた上で、写像時の座標
誤差の少ない画素のみ画像メモリへの写像を行う。これ
により、画像メモリ中の写像されない画素を無くし、再
現画像の歪みを大幅に低減する。また、画像の継ぎ目に
ずれのない高品位な画像を画像メモリ上に再現できる。
力画像データの画素数を増大させた上で、写像時の座標
誤差の少ない画素のみ画像メモリへの写像を行う。これ
により、画像メモリ中の写像されない画素を無くし、再
現画像の歪みを大幅に低減する。また、画像の継ぎ目に
ずれのない高品位な画像を画像メモリ上に再現できる。
【0085】
【発明の効果】以上にように本発明は、入力画像データ
を高密度化することで画素数を増大させた上で、写像時
の座標誤差の少ない画素のみ画像メモリへの写像を行
う。これにより、画像メモリ中の写像されない画素を無
くすことができる。さらに、写像時の座標変換誤差に起
因する読み取り再現画像の歪みを大幅に低減できる。ま
た、走査位置情報が実際の走査位置に対して位置誤差を
含んでいても、画像メモリにすでに格納された画像デー
タと入力画像データの相関度より位置ずれを検出して走
査位置信号を補正するした上で、入力画像データをメモ
リに格納することによって、画像の継ぎ目にずれのない
高品位な画像を画像メモリ上に再現できる。
を高密度化することで画素数を増大させた上で、写像時
の座標誤差の少ない画素のみ画像メモリへの写像を行
う。これにより、画像メモリ中の写像されない画素を無
くすことができる。さらに、写像時の座標変換誤差に起
因する読み取り再現画像の歪みを大幅に低減できる。ま
た、走査位置情報が実際の走査位置に対して位置誤差を
含んでいても、画像メモリにすでに格納された画像デー
タと入力画像データの相関度より位置ずれを検出して走
査位置信号を補正するした上で、入力画像データをメモ
リに格納することによって、画像の継ぎ目にずれのない
高品位な画像を画像メモリ上に再現できる。
【0086】さらに、前記相関度を算出する際、写像時
の位置誤差の少ない画像メモリ中の画像データと高密度
化された入力画像データを用いるので、信頼度の高い位
置ずれ検出が可能となる。
の位置誤差の少ない画像メモリ中の画像データと高密度
化された入力画像データを用いるので、信頼度の高い位
置ずれ検出が可能となる。
【図1】本発明の実施例における画像処理装置A、およ
び原稿画像を読みとり走査する画像読み取り部Bのブロ
ック図
び原稿画像を読みとり走査する画像読み取り部Bのブロ
ック図
【図2】位置検出回路3の動作説明図
【図3】ラインイメージセンサ1の両端部読み取り画素
の座標算出の説明図
の座標算出の説明図
【図4】ラインイメージセンサ1の走査領域の説明図
【図5】位置ずれ検出回路7のブロック図
【図6】写像回路5のブロック図
【図7】画像メモリ6の説明図
【図8】相関テーブルの説明図
【図9】角度補正の説明図
【図10】画素密度変換の説明図
【図11】画像メモリ6のアドレス配置図
【図12】高密度化画像データ500の画像メモリ6へ
の写像動作の説明図
の写像動作の説明図
【図13】従来の画像処理装置の説明図
【図14】従来の画像処理装置の問題点の説明図
1 ラインイメージセンサ 2a エンコーダ 2b エンコーダ 3 走査位置検出回路 5 写像回路 6 画像メモリ 7 位置ずれ検出回路 51 画素密度変換回路 52 座標値算出回路 53 整数化回路 54 アドレス生成回路 55 誤差算出回路 71 重なり領域検出回路 72 画像相関回路 73 補正量算出回路 74 位置補正回路
フロントページの続き (72)発明者 ▲たか▼橋 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 横山 嘉広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】原稿画像を走査して読みとられた画像デー
タと、前記画像データに対応する走査位置データとを入
力として、前記画像データを画像メモリに格納する画像
処理装置において、 前記画像データを高密度化して、高密度化画像データを
出力する画素密度変換手段と、 位置ずれ検出手段からの位置補正量に応じて前記走査位
置データを補正し、補正位置データを出力する位置補正
手段と、 前記補正位置データに基づいて、前記高密度化画像デー
タを前記画像メモリに格納する写像手段と、 前記写像手段によってすでに前記画像メモリに格納され
た格納済画像データと、前記画像メモリに未格納の前記
高密度化画像データとの重複して読み取られた画素を検
出する重なり領域検出手段と、 複数の前記重複画素において、前記格納済画像データと
前記未格納の高密度化画像信号の相関度を算出する画像
相関検出手段と、 前記相関度に基づいて、前記未格納の高密度化画像デー
タの位置ずれを検出し、前記位置補正量を出力する前記
位置ずれ検出手段とを備えることを特徴とする画像処理
装置。 - 【請求項2】前記写像手段は、前記走査位置データに基
づいて、高密度化画像データ中の各画素の原稿上での実
数座標値を、前記画像メモリ中に格納される画像データ
の画素密度を単位として算出する手段と、 前記原稿上での実数座標値を、前記画素密度を単位とす
る整数座標値に変換する整数化手段と、 前記座標値の整数化の際に生じる座標誤差値を算出する
手段と、 前記整数座標値を前記画像メモリのアドレスに変換する
手段と、 前記座標誤差値の大きさと所定の値を比較する手段とを
備え、 前記座標誤差値の大きさが前記所定の値以下であるとこ
ろの画素のみを画像メモリの前記アドレスに格納するこ
とを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】前記所定の値は、前記画素密度を単位とし
て0.3ないし0.35であることを特徴とする請求項
2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記画像データと走査位置データは、ライ
ンイメージセンサと2つの走査位置検出手段を備えるハ
ンドスキャナから出力されるデータであることを特徴と
する請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項5】前記位置検出手段は、原稿面に接触して回
転する車輪と、前記車輪の回転に対応してパルスを出力
するエンコーダを備えることを特徴とする請求項4記載
の画像処理装置。 - 【請求項6】前記エンコーダは位相の異なる2系統のパ
ルスを出力することを特徴とする請求項5記載の画像処
理装置。 - 【請求項7】前記画素密度変換手段は、被処理画素とそ
の周辺画素を用いて補間画素を生成する手段を備え、入
力画像データを2倍の画素密度に変換することを特徴と
する請求項1記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187474A JPH0851531A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187474A JPH0851531A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0851531A true JPH0851531A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16206718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6187474A Pending JPH0851531A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0851531A (ja) |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP6187474A patent/JPH0851531A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5930411A (en) | Image processing apparatus for adjusting scanning position | |
| US5949921A (en) | Image processing apparatus for reading an image by hand scanning | |
| JPS63234765A (ja) | 画像読取装置 | |
| US5720021A (en) | Image processing apparatus for storing image data to a page memory | |
| JP4784500B2 (ja) | 画像傾き補正装置及び画像傾き補正方法 | |
| US6345116B1 (en) | Image processing apparatus | |
| JPH0851532A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
| US6785428B1 (en) | Rotated transform of an image using block transfers | |
| JPH0851531A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH0851526A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2634851B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH0851522A (ja) | 画像入力装置 | |
| JPH0851525A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP4270035B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH09116710A (ja) | 編集領域設定装置及び画像読み取り装置 | |
| JP2005009883A (ja) | ステレオカメラ装置 | |
| JPH06259557A (ja) | 画像入力装置 | |
| JP3184478B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP4504861B2 (ja) | 画像処理方法及び画像処理装置 | |
| JPH09321944A (ja) | 画像編集装置 | |
| JP2005352703A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPS63254855A (ja) | 走査歪補正方式 | |
| JPH1198348A (ja) | 画像処理方法及び画像処理装置 | |
| JP5040285B2 (ja) | アドレス生成回路、バッファ回路、情報処理装置および撮像システム | |
| JPH08241393A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040520 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050105 |