JPH085241Y2 - 建築用板材を取り付ける下地材 - Google Patents
建築用板材を取り付ける下地材Info
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- JPH085241Y2 JPH085241Y2 JP1989024986U JP2498689U JPH085241Y2 JP H085241 Y2 JPH085241 Y2 JP H085241Y2 JP 1989024986 U JP1989024986 U JP 1989024986U JP 2498689 U JP2498689 U JP 2498689U JP H085241 Y2 JPH085241 Y2 JP H085241Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- panel mounting
- fixing
- building
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Finishing Walls (AREA)
Description
この考案は、壁や天井等の建物躯体に、石膏ボード等
の建築用板材を取り付ける下地材に関する。
の建築用板材を取り付ける下地材に関する。
建物躯体の壁面に、石膏ボード等のボードを貼る工法
は、安価で壁面を美しく仕上げられることから、現在、
建物壁の構造に多用されている。この壁構造は、壁体の
表面にペースト状に練った接着剤を点状に付着し、この
接着剤を介して石膏ボードが接着されている。実際の接
着状態に於ては、壁体表面に粘度の高い接着剤を塊状に
付着し、この接着剤に石膏ボードを押し付け、石膏ボー
ドと壁体との間隔を調整して、壁体表面の凹凸にかかわ
りなく、石膏ボード表面を完全な平面状に仕上げてい
る。 この状態で施工された壁構造は、接着剤の硬化および
乾燥に約2週間もかかって工期が短縮できない。また、
接着剤の水分が中心部分まで完全に乾燥しない状態で表
面にクロス等を貼ると、中心部分の水分が表面移行して
カビを発生する欠点がある。又、接着剤を完全に乾燥さ
せた後クロス等を貼っても、施工後に於ては接着剤が経
時的に吸湿し、気候および湿度によって壁の表面にカビ
が発生し易い欠点があった。 又、この構造の壁は、接着剤が未硬化の状態で、ボー
ドを壁面に押し付けて取付位置を微調整し、壁面全体を
完全な平面状に仕上げている。この為、ボードの固定に
極めて高度な技術を要し、専門の技術者が慎重に作業す
る必要がある。一旦押し込んだボードは、再び引き戻す
ことが出来ないことが施工を難しくする理由である。 また、多量の接着剤を介してボードの多数点が建物躯
体に固定されているので、破損修理や模様変え等におけ
る、ボードの交換は大変困難である。建築中および完成
後使用中に於けるボードの損傷は避けられない。損傷を
受けたボードは、表面を叩き割って小さく砕き、固定硬
化した多数の接着剤を粉砕して除去している。この作業
は周囲を汚すと共に、著しく多労働である。 建物躯体の表面に躯体固定バーを固定し、この躯体固
定バーに直交して一定の間隔でパネル取付バーを連結
し、パネル取付バーにボードをネジ止することは可能で
ある。この構造の下地材は、湿気による弊害を解消でき
る。この構造の下地材は、施工単価を除く殆どの点で、
前述の接着剤使用構造より優れた特長を備えている。と
ころが、実際に構築されている建物の壁にはこの構造の
下地材が殆ど使用されず、接着剤を使用した工法が採用
されている。如何に優れた特長があっても、施工単価を
安価に出来ない限り、特別の用途以外には採用できな
い。 天井には、接着剤工法が使用出来ないので、下地材が
使用されている。ところが、従来の下地材は、パネル取
付バーを躯体固定バーに固定するのに技術を要し、また
手間もかかる。パネル取付バーを、ボードの寸法と取り
付け位置に合わせて正確に固定することがその理由であ
る。 さらに、躯体固定バーを固定する建物躯体の表面は、
常に完全な平面状に仕上げられていないのが実状であ
る。このため、建物躯体の表面に直線状の躯体固定バー
を固定すると、部分的に、躯体固定バーと建物躯体との
間に隙間ができる。また、隙間ができる部分を建物躯体
に密着して固定すると、躯体固定バーが湾曲する。湾曲
した躯体固定バーにパネル取付バーを固定すると、建築
用板材の表面に凹凸ができる。また、躯体固定バーを、
建物躯体から一定の距離だけ離して固定する場合、躯体
固定バーと建物躯体との間隔に、スペーサーを挟着する
技術が特公昭47−4270号公報に記載される。この公報に
記載される下地材は、厚さを、建物躯体と躯体固定バー
との間隔に合わせて調整する必要がある。従って、スペ
ーサーは、現場で、使用場所に合わせて厚さを調整する
必要があり、これの製作に著しく手間がかかる欠点があ
った。 くさび状のスペーサーを使用して固定位置を調整する
下地材が実開昭59−192510号公報に記載される。この公
報に記載される下地材は、建物躯体に金具を固定し、こ
の金具にボルトを介して格子状の下地バーを固定してい
る。下地バーと金具との間にくさび状のスペーサーを挟
着して、下地材と建物躯体との間隔を調整している。こ
の構造の下地材は、くさび状のスペーサーを深く挿入す
ると、建物躯体と下地バーの間隔が広くなり、浅くする
と間隔が狭くなる。したがって、スペーサーの挿入位置
で建物躯体と下地バーとの間隔を調整できる特長があ
る。しかしながら、この構造のスペーサーはくさび状を
しているので、ボルトを締め付けると下地バーの平面が
ずれる欠点がある。それは、ボルトを締め付けると下地
バーがスペーサーの傾斜面に沿って傾斜することが理由
である。このため、この構造の下地バーは、スペーサー
でもって建物躯体と下地バーとの平均的な隙間を均一に
できるが、下地バーを完全な平面度に調整することが難
しい欠点がある。 下地材は建築用板材を極めて高い平面度で固定するこ
とが大切である。とくに、建築用板材と平行に光が入射
する壁面、あるいは照明の光が平行に照射される天井部
分では、建築用板材の平面度が極めて大切である。平行
な光によって建築用板材の凹凸がはっきりと目だつよう
になるからである。 さらに、この公報に記載される下地材は、金具を建物
躯体に固定し、この建物躯体と下地バーとの間にスペー
サーを介在させるので、建物躯体に凹凸があると、金具
を建物躯体に固定する姿勢がずれてしまう。金具を固定
する姿勢がずれると、これにボルトで固定される下地バ
ーの姿勢もずれ、下地バーに固定される建築用板材を完
全な平面として施工できなくなる欠点がある。 この考案はこれ等の欠点を解決することを目的に開発
されたもので、この考案の重要な目的は、接着剤工法の
欠点を解消し、しかも、施工が簡単である建築用板材の
下地材を提供するにある。 又、この考案の他の重要な目的は、ボードを、多量の
接着剤を介して接着する構造でなく、接着剤が原因でボ
ード表面に発生するカビが極減でき、また、接着剤の硬
化待ち期間が不要で工期も短縮でき、更に、ボードの固
定に高度な技術を要しないので誰もが簡単かつ容易に、
しかも迅速に固定できる下地材を提供するにある。 さらにまた、この考案の他の重要な目的は、凹凸のあ
る建物躯体に、躯体固定バーを直線状に保持して、しか
も、所定の間隔に、簡単かつ正確に固定できる下地材を
提供するにある。
は、安価で壁面を美しく仕上げられることから、現在、
建物壁の構造に多用されている。この壁構造は、壁体の
表面にペースト状に練った接着剤を点状に付着し、この
接着剤を介して石膏ボードが接着されている。実際の接
着状態に於ては、壁体表面に粘度の高い接着剤を塊状に
付着し、この接着剤に石膏ボードを押し付け、石膏ボー
ドと壁体との間隔を調整して、壁体表面の凹凸にかかわ
りなく、石膏ボード表面を完全な平面状に仕上げてい
る。 この状態で施工された壁構造は、接着剤の硬化および
乾燥に約2週間もかかって工期が短縮できない。また、
接着剤の水分が中心部分まで完全に乾燥しない状態で表
面にクロス等を貼ると、中心部分の水分が表面移行して
カビを発生する欠点がある。又、接着剤を完全に乾燥さ
せた後クロス等を貼っても、施工後に於ては接着剤が経
時的に吸湿し、気候および湿度によって壁の表面にカビ
が発生し易い欠点があった。 又、この構造の壁は、接着剤が未硬化の状態で、ボー
ドを壁面に押し付けて取付位置を微調整し、壁面全体を
完全な平面状に仕上げている。この為、ボードの固定に
極めて高度な技術を要し、専門の技術者が慎重に作業す
る必要がある。一旦押し込んだボードは、再び引き戻す
ことが出来ないことが施工を難しくする理由である。 また、多量の接着剤を介してボードの多数点が建物躯
体に固定されているので、破損修理や模様変え等におけ
る、ボードの交換は大変困難である。建築中および完成
後使用中に於けるボードの損傷は避けられない。損傷を
受けたボードは、表面を叩き割って小さく砕き、固定硬
化した多数の接着剤を粉砕して除去している。この作業
は周囲を汚すと共に、著しく多労働である。 建物躯体の表面に躯体固定バーを固定し、この躯体固
定バーに直交して一定の間隔でパネル取付バーを連結
し、パネル取付バーにボードをネジ止することは可能で
ある。この構造の下地材は、湿気による弊害を解消でき
る。この構造の下地材は、施工単価を除く殆どの点で、
前述の接着剤使用構造より優れた特長を備えている。と
ころが、実際に構築されている建物の壁にはこの構造の
下地材が殆ど使用されず、接着剤を使用した工法が採用
されている。如何に優れた特長があっても、施工単価を
安価に出来ない限り、特別の用途以外には採用できな
い。 天井には、接着剤工法が使用出来ないので、下地材が
使用されている。ところが、従来の下地材は、パネル取
付バーを躯体固定バーに固定するのに技術を要し、また
手間もかかる。パネル取付バーを、ボードの寸法と取り
付け位置に合わせて正確に固定することがその理由であ
る。 さらに、躯体固定バーを固定する建物躯体の表面は、
常に完全な平面状に仕上げられていないのが実状であ
る。このため、建物躯体の表面に直線状の躯体固定バー
を固定すると、部分的に、躯体固定バーと建物躯体との
間に隙間ができる。また、隙間ができる部分を建物躯体
に密着して固定すると、躯体固定バーが湾曲する。湾曲
した躯体固定バーにパネル取付バーを固定すると、建築
用板材の表面に凹凸ができる。また、躯体固定バーを、
建物躯体から一定の距離だけ離して固定する場合、躯体
固定バーと建物躯体との間隔に、スペーサーを挟着する
技術が特公昭47−4270号公報に記載される。この公報に
記載される下地材は、厚さを、建物躯体と躯体固定バー
との間隔に合わせて調整する必要がある。従って、スペ
ーサーは、現場で、使用場所に合わせて厚さを調整する
必要があり、これの製作に著しく手間がかかる欠点があ
った。 くさび状のスペーサーを使用して固定位置を調整する
下地材が実開昭59−192510号公報に記載される。この公
報に記載される下地材は、建物躯体に金具を固定し、こ
の金具にボルトを介して格子状の下地バーを固定してい
る。下地バーと金具との間にくさび状のスペーサーを挟
着して、下地材と建物躯体との間隔を調整している。こ
の構造の下地材は、くさび状のスペーサーを深く挿入す
ると、建物躯体と下地バーの間隔が広くなり、浅くする
と間隔が狭くなる。したがって、スペーサーの挿入位置
で建物躯体と下地バーとの間隔を調整できる特長があ
る。しかしながら、この構造のスペーサーはくさび状を
しているので、ボルトを締め付けると下地バーの平面が
ずれる欠点がある。それは、ボルトを締め付けると下地
バーがスペーサーの傾斜面に沿って傾斜することが理由
である。このため、この構造の下地バーは、スペーサー
でもって建物躯体と下地バーとの平均的な隙間を均一に
できるが、下地バーを完全な平面度に調整することが難
しい欠点がある。 下地材は建築用板材を極めて高い平面度で固定するこ
とが大切である。とくに、建築用板材と平行に光が入射
する壁面、あるいは照明の光が平行に照射される天井部
分では、建築用板材の平面度が極めて大切である。平行
な光によって建築用板材の凹凸がはっきりと目だつよう
になるからである。 さらに、この公報に記載される下地材は、金具を建物
躯体に固定し、この建物躯体と下地バーとの間にスペー
サーを介在させるので、建物躯体に凹凸があると、金具
を建物躯体に固定する姿勢がずれてしまう。金具を固定
する姿勢がずれると、これにボルトで固定される下地バ
ーの姿勢もずれ、下地バーに固定される建築用板材を完
全な平面として施工できなくなる欠点がある。 この考案はこれ等の欠点を解決することを目的に開発
されたもので、この考案の重要な目的は、接着剤工法の
欠点を解消し、しかも、施工が簡単である建築用板材の
下地材を提供するにある。 又、この考案の他の重要な目的は、ボードを、多量の
接着剤を介して接着する構造でなく、接着剤が原因でボ
ード表面に発生するカビが極減でき、また、接着剤の硬
化待ち期間が不要で工期も短縮でき、更に、ボードの固
定に高度な技術を要しないので誰もが簡単かつ容易に、
しかも迅速に固定できる下地材を提供するにある。 さらにまた、この考案の他の重要な目的は、凹凸のあ
る建物躯体に、躯体固定バーを直線状に保持して、しか
も、所定の間隔に、簡単かつ正確に固定できる下地材を
提供するにある。
この考案の建築用板材を取り付ける下地材は、壁面ま
たは天井等の建物躯体1に、所定の間隔で平行に固定さ
れる躯体固定バー2と、この躯体固定バー2と建物躯体
1との間に挟まれるスペーサー11と、躯体固定バー2に
交差して連結されるパネル取付バー3と、このパネル取
付バー3を躯体固定バー2に連結する連結部材4とを備
えており、パネル取付バー3に建築用板材Kが取り付け
られるように構成された下地材であって、躯体固定バー
2と、パネル取付バー3と、連結部材4と、スペーサー
11とは下記の〜の全ての構成を備えている。 躯体固定バー2は、建物躯体1に固定される固定部2A
と、パネル取付バー3を連結する連結片2Cと、この連結
片2Cを建物躯体1から離して、連結片2Cと固定部2Aと互
いに平行に連結している脚部2Bとを有する。 パネル取付バー3は、躯体固定バー2の連結片2Cに連
結される被連結片3Aと、建築用板材Kを固定する装着面
3Bとを備える。 連結部材4は、躯体固定バー2の連結片2Cを、パネル
取付バー3の被連結片3Aに連結している。 スペーサー11は、長さ方向に、あるいは外周方向に厚
さの異なる階段状に成形されて、躯体固定バー2の固定
部2Aを面接触状態に密着させる複数段の固定平面11Aを
有し、この固定平面11Aは建物躯体1の接触面11Bに対し
て平行に形成されている。 階段状のスペーサー11は、各段の固定平面11Aの輻W
を、躯体固定バー2の固定部2Aの幅よりも広く成形して
いる。
たは天井等の建物躯体1に、所定の間隔で平行に固定さ
れる躯体固定バー2と、この躯体固定バー2と建物躯体
1との間に挟まれるスペーサー11と、躯体固定バー2に
交差して連結されるパネル取付バー3と、このパネル取
付バー3を躯体固定バー2に連結する連結部材4とを備
えており、パネル取付バー3に建築用板材Kが取り付け
られるように構成された下地材であって、躯体固定バー
2と、パネル取付バー3と、連結部材4と、スペーサー
11とは下記の〜の全ての構成を備えている。 躯体固定バー2は、建物躯体1に固定される固定部2A
と、パネル取付バー3を連結する連結片2Cと、この連結
片2Cを建物躯体1から離して、連結片2Cと固定部2Aと互
いに平行に連結している脚部2Bとを有する。 パネル取付バー3は、躯体固定バー2の連結片2Cに連
結される被連結片3Aと、建築用板材Kを固定する装着面
3Bとを備える。 連結部材4は、躯体固定バー2の連結片2Cを、パネル
取付バー3の被連結片3Aに連結している。 スペーサー11は、長さ方向に、あるいは外周方向に厚
さの異なる階段状に成形されて、躯体固定バー2の固定
部2Aを面接触状態に密着させる複数段の固定平面11Aを
有し、この固定平面11Aは建物躯体1の接触面11Bに対し
て平行に形成されている。 階段状のスペーサー11は、各段の固定平面11Aの輻W
を、躯体固定バー2の固定部2Aの幅よりも広く成形して
いる。
この考案の下地材は、下記の方法で施工することによ
って、簡単に構築用板材を固定できる。この施工方法
は、躯体固定バーを、固定バーとパネル取付バーとを介
して建物躯体に仮止めして簡単に施工できる。躯体固定
バーと建物躯体との間には、図1に示すように、スペー
サー11が挟着される。この方法は、次の工程で施工す
る。 天井と床とに固定バーを固定する。固定バーは、パネ
ル取付バーの上下端を建物躯体に固定する部材である。
固定バーは、壁と平行に固定する。固定バーの固定位置
は、パネル取付バーと建物躯体との間隔を決定する。固
定バーを壁から離して固定するほど、パネル取付バーと
壁との間隔が広くなる。反対に、固定バーを壁に接近し
て固定すると、パネル取付バーと壁との隙間が狭くな
る。固定バーの固定位置は、パネル取付バーの位置が決
められると決定される。 躯体固定バーを壁の表面に接着する場合、躯体固定バ
ーの背面が壁の表面に接触するように、固定バーの取付
位置を決定する。建物躯体に凹凸があると、部分的に躯
体固定バーと建物躯体との間に隙間ができる。この隙間
にはスペーサーを挿入して、躯体固定バーを固定する。
スペーサーは、挿入状態を変えて、躯体固定バーと建物
躯体との間隔を調整する。 また、躯体固定バーを建物から一定の間隔だけ離して
固定する場合も、躯体固定バーと建物躯体との間にスペ
ーサーを挟着する。 建築用板材を、パネル取付バーと躯体固定バーと固定
バーとを介して建物躯体に固定する場合、固定バーと壁
との間隔が、建築用板材と壁との間隔を決定する。従っ
て、固定バーは、建築用板材と建物躯体との間隔が決ま
ると、これによって決定される。 固定バーがパネル取付バーを建物躯体に固定する構造
を第6図に示す。固定バー7には、パネル取付バー3の
端部が挿入されて連結される。固定バー7は金属板等の
弾性板でもって溝型に折曲して作られている。固定バー
7は、アンカーボルト等でもって床に固定される。溝型
に作られた固定バー7の間隔は、パネル取付バー3の厚
さに調整されている。 下地材は、表面に張られる建築用板材の寸法に合わせ
てパネル取付バーを一定の間隔で固定する必要がある。
これは、建築用板材が、例えば、両側の中央部分とか、
予め決められた位置をパネル取付バーに固定することが
理由である。即ち、建築用板材は、両側とその間を、例
えば3〜6列にパネル取付バーに固定するので、パネル
取付バーは、建築用板材の幅を等分する間隔に固定され
なければならない。パネル取付バーの固定位置がずれる
と、建築用板材は一定の位置を例えば釘止しても、正確
にパネル取付バーに固定できない。 パネル取付バーを取り付ける連結部材をパネル取付バ
ーの寸法出しをジグに併用するなら、連結部材でパネル
取付バーを固定するだけで、パネル取付バーは正確に決
められた位置に取り付けでき、パネル取付バーの取り付
けが極めて簡単かつ容易にでき、しかも技術を要するこ
となく、誰もが迅速に出来る。 建物躯体1に固定された固定バー7に、パネル取付バ
ー3の端を挿入して連結する。パネル取付バー3と固定
バー7とは、別の連結部材で連結することもできる。 天井に固定される固定バー(図示せず)は、床と同じ
構造で固定されて、パネル取付バー3の上端を連結す
る。 固定バー7を介して建物躯体に装着されたパネル取付
バー3の背面に、躯体固定バー2を連結する。この状態
では、躯体固定バー2は定位置に配設される。パネル取
付バー3は、連結部材4によって、躯体固定バー2に連
結される。連結部材4は、躯体固定バー2の連結片2C
と、パネル取付バー3の被連結片3Aとを連結する。 躯体固定バー2を壁に固定する。躯体固定バー2と壁
との固定は、両者の隙間に接着剤を充填し、あるいは、
両者の間にスペーサー11を入れて接着し、あるいは、躯
体固定バー2を壁に釘で固定する。 躯体固定バー2と建物躯体1との間に挟まれるスペー
サー11は、上下に移動させて挟着位置を変え、あるい
は、回転して挟着位置を変えることができる。第2図に
示すスペーサー11は、長さ方向に厚さが異なる階段状に
成形されている。第3図に示すように、スペーサー11の
どの固定平面11Aを躯体固定バー2の背面に密着させる
かで、躯体固定バー2と建物躯体1との間隔を調整でき
る。すなわち、第3図において、スペーサー11を上昇さ
せるほど、躯体固定バー2と建物躯体1との間隔を狭く
でき、反対に、スペーサー11を降下させるほど、躯固定
バー2と建物躯体1との間隔を広くできる。 第4図に示すスペーサー11は、全体の形状が四辺形
で、外周方向に沿って厚さが異なるように成形されてい
る。すなわち、図において、A、B、C、D面の固定平
面11Aの厚さが異なるように成形されている。このスペ
ーサー11は、A、B、C、D何れの面の固定平面11A
を、躯体固定バー2の背面に密着させるかで、躯体固定
バー2と建物躯体1との間隔を調整できる。 その後、パネル取付バー3の表面に建築用板材Kを固
定できる。 この工法で固定される下地材は、躯体固定バー2を簡
単かつ容易にしかも正確に建物躯体1に固定できる特長
がある。
って、簡単に構築用板材を固定できる。この施工方法
は、躯体固定バーを、固定バーとパネル取付バーとを介
して建物躯体に仮止めして簡単に施工できる。躯体固定
バーと建物躯体との間には、図1に示すように、スペー
サー11が挟着される。この方法は、次の工程で施工す
る。 天井と床とに固定バーを固定する。固定バーは、パネ
ル取付バーの上下端を建物躯体に固定する部材である。
固定バーは、壁と平行に固定する。固定バーの固定位置
は、パネル取付バーと建物躯体との間隔を決定する。固
定バーを壁から離して固定するほど、パネル取付バーと
壁との間隔が広くなる。反対に、固定バーを壁に接近し
て固定すると、パネル取付バーと壁との隙間が狭くな
る。固定バーの固定位置は、パネル取付バーの位置が決
められると決定される。 躯体固定バーを壁の表面に接着する場合、躯体固定バ
ーの背面が壁の表面に接触するように、固定バーの取付
位置を決定する。建物躯体に凹凸があると、部分的に躯
体固定バーと建物躯体との間に隙間ができる。この隙間
にはスペーサーを挿入して、躯体固定バーを固定する。
スペーサーは、挿入状態を変えて、躯体固定バーと建物
躯体との間隔を調整する。 また、躯体固定バーを建物から一定の間隔だけ離して
固定する場合も、躯体固定バーと建物躯体との間にスペ
ーサーを挟着する。 建築用板材を、パネル取付バーと躯体固定バーと固定
バーとを介して建物躯体に固定する場合、固定バーと壁
との間隔が、建築用板材と壁との間隔を決定する。従っ
て、固定バーは、建築用板材と建物躯体との間隔が決ま
ると、これによって決定される。 固定バーがパネル取付バーを建物躯体に固定する構造
を第6図に示す。固定バー7には、パネル取付バー3の
端部が挿入されて連結される。固定バー7は金属板等の
弾性板でもって溝型に折曲して作られている。固定バー
7は、アンカーボルト等でもって床に固定される。溝型
に作られた固定バー7の間隔は、パネル取付バー3の厚
さに調整されている。 下地材は、表面に張られる建築用板材の寸法に合わせ
てパネル取付バーを一定の間隔で固定する必要がある。
これは、建築用板材が、例えば、両側の中央部分とか、
予め決められた位置をパネル取付バーに固定することが
理由である。即ち、建築用板材は、両側とその間を、例
えば3〜6列にパネル取付バーに固定するので、パネル
取付バーは、建築用板材の幅を等分する間隔に固定され
なければならない。パネル取付バーの固定位置がずれる
と、建築用板材は一定の位置を例えば釘止しても、正確
にパネル取付バーに固定できない。 パネル取付バーを取り付ける連結部材をパネル取付バ
ーの寸法出しをジグに併用するなら、連結部材でパネル
取付バーを固定するだけで、パネル取付バーは正確に決
められた位置に取り付けでき、パネル取付バーの取り付
けが極めて簡単かつ容易にでき、しかも技術を要するこ
となく、誰もが迅速に出来る。 建物躯体1に固定された固定バー7に、パネル取付バ
ー3の端を挿入して連結する。パネル取付バー3と固定
バー7とは、別の連結部材で連結することもできる。 天井に固定される固定バー(図示せず)は、床と同じ
構造で固定されて、パネル取付バー3の上端を連結す
る。 固定バー7を介して建物躯体に装着されたパネル取付
バー3の背面に、躯体固定バー2を連結する。この状態
では、躯体固定バー2は定位置に配設される。パネル取
付バー3は、連結部材4によって、躯体固定バー2に連
結される。連結部材4は、躯体固定バー2の連結片2C
と、パネル取付バー3の被連結片3Aとを連結する。 躯体固定バー2を壁に固定する。躯体固定バー2と壁
との固定は、両者の隙間に接着剤を充填し、あるいは、
両者の間にスペーサー11を入れて接着し、あるいは、躯
体固定バー2を壁に釘で固定する。 躯体固定バー2と建物躯体1との間に挟まれるスペー
サー11は、上下に移動させて挟着位置を変え、あるい
は、回転して挟着位置を変えることができる。第2図に
示すスペーサー11は、長さ方向に厚さが異なる階段状に
成形されている。第3図に示すように、スペーサー11の
どの固定平面11Aを躯体固定バー2の背面に密着させる
かで、躯体固定バー2と建物躯体1との間隔を調整でき
る。すなわち、第3図において、スペーサー11を上昇さ
せるほど、躯体固定バー2と建物躯体1との間隔を狭く
でき、反対に、スペーサー11を降下させるほど、躯固定
バー2と建物躯体1との間隔を広くできる。 第4図に示すスペーサー11は、全体の形状が四辺形
で、外周方向に沿って厚さが異なるように成形されてい
る。すなわち、図において、A、B、C、D面の固定平
面11Aの厚さが異なるように成形されている。このスペ
ーサー11は、A、B、C、D何れの面の固定平面11A
を、躯体固定バー2の背面に密着させるかで、躯体固定
バー2と建物躯体1との間隔を調整できる。 その後、パネル取付バー3の表面に建築用板材Kを固
定できる。 この工法で固定される下地材は、躯体固定バー2を簡
単かつ容易にしかも正確に建物躯体1に固定できる特長
がある。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思想を具
体化する為の下地材を例示するものであって、この考案
の下地材は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記
の構造に特定するものではない。この考案の下地材は、
実用新案登録請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変
更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲が理解
し易いように、実施例に示される部材に対応する番号
を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、「課題を解決す
るための手段の欄」および「作用の欄」に示される部材
に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に示さ
れる部材を、実施例の部材に特定するものでは決してな
い。 第5図と第7図に示す構築用板材Kを建物躯体1に固
定する下地材は、建物躯体1に固定される躯体固定バー
2と、躯体固定バー2と建物躯体1との間に挟着される
スペーサー11と、躯体固定バー2に連結されて建築用板
材Kが固定されるパネル取付バー3と、パネル取付バー
3と躯体固定バー2とを連結する連結部材4とを備えて
いる。 躯体固定バー2とパネル取付バー3と連結部材4と
は、金属または合成樹脂で製造されている。 躯体固定バー2は、横断面形状がコ字状で、建物躯体
1である壁面に固定される固定部2Aと、脚部2Bでもって
固定部2Aから連結部材4が挿入できる間隔だけ離されて
設けられている連結片2Cとからなる。連結片2Cは、連結
部材4でもって、ここにパネル取付バー3の被連結片3A
が挟着される。連結片2Cはパネル取付バー3の被連結片
3Aが面接触状態で接触する。従って、連結片2Cは板状
で、固定部2Aの建物躯体1への固定面に対して、平行な
いしほぼ平行に設けられている。 第7図の躯体固定バー2は、建物躯体1に強固に接着
できるように、固定部2Aの接着部分に複数の貫通孔(図
示せず)が穿設されている。貫通孔は固定部2Aを建物躯
体1に接着する強度を向上する。固定部2Aの裏面に塗布
された接着剤が、貫通孔を通って固定部2Aの表面に出る
ことが、固定部2Aの接着強度を強くする理由である。 固定部2Aに設けられた貫通孔に、釘やネジを通して、
躯体固定バー2を建物躯体1に固定できる。 この考案は、躯体固定バー2の形状を第7図に示す形
状に特定しない。躯体固定バー2は、例えば、第8図と
第9図に示すように、連結片2Cが脚部2Bを介して固定部
2Aから多少離された全ての形状が使用できる。 スペーサー11は、挟着位置を変更して、厚さを調整し
ている。第2図のスペーサー11は、縦方向、すなわち、
長さ方向に厚さが異なる階段状に成形されて複数段の固
定平面11Aを設けている。固定平面11Aは、図に示すよう
にスペーサー11の建物躯体1の接触面11Bに対して平行
に形成されている。このスペーサー11は、全体を、ゴム
状弾性体、あるいは、軟質ないしは硬質の合成樹脂で成
形している。第2図のスペーサー11は、厚さが1〜2mm
ピッチで厚くなる階段状に成形されている。 また、各段の固定平面11Aの幅Wは、躯体固定バー2
を安全に、しかも、水平に建物躯体1に固定できるよう
に、固定部2Aの幅よりも広く成形される。さらに、第3
図に示すように、固定部2Aの両側に折曲片がある躯体固
定バー2を使用する場合、各段の固定平面11Aの幅W
は、折曲片が邪魔になって、躯体固定バー2が建物躯体
1に対して傾斜しないように、固定部2Aと片方の折曲片
が載せられる幅に調整される。 第3図において、固定部2Aの幅が9mmの場合、各段の
固定平面11Aの幅Wは、9mm以上に成形される。 第3図に示すスペーサー11は、各段の固定平面11Aの
高さの差を2mmとする場合、最も薄い部分の厚さが2mm
で、最も厚い部分の厚さが10mmに調整されている。この
形状のスペーサー11は、段数を多くして、調整幅を多く
できる特長がある。 第4図に示すスペーサー11も、前述のスペーサー11と
同様に、全体をゴム状弾性体あるいは合成樹脂で成形し
ている。このスペーサー11は、全体の形状が四辺形で、
外周方向に沿って厚さが異なるように成形されている。
すなわち、図において、A、B、C、D面である固定平
面11Aの厚さが異なるように成形されている。このスペ
ーサー11は、回転させることによって、躯体固定バー2
と建物躯体1との間隔を調整できる。 また、図示しないが、スペーサー11の外径を、三角形
ないしは、五角形以上の多角形とし、外周方向に厚さが
異なる形状とすることもできる。 パネル取付バー3は、連結部材4でもって被連結片3A
が躯体固定バー2に連結される。第7図のパネル取付バ
ー3は、両側に被連結片3Aを有する。このパネル取付バ
ー3は、建築用板材Kを固定する装着面3Bを有し、この
装着面3Bに建築用板材Kは固定している。装着面3Bの両
側に被連結片3Aを有するパネル取付バー3は、連結部材
4でもって、両側を確実に躯体固定バー2に連結できる
特長がある。 中央部分を高く折曲して装着面3Bとしている第7図の
パネル取付バー3は、装着面3Bにタッピングビスをねじ
込んで構築用板材Kを固定するときに、ネジの先端が躯
体固定バー2に当たらない状態にできる。この為、タッ
ピングビスのねじ込み位置に制約を受けない。また、折
曲されたパネル取付バー3は、薄い金属板で曲げ強度を
強くできる効果もある。タッピングビスをねじ込んで建
築用板材Kを固定するパネル取付バー3は、縦に並べて
多数の切込6を設けることも可能である。切込6は横に
延長して設けられる。 この考案はパネル取付バー3の形状を第7図のものに
特定しない。パネル取付バー3には、一定幅の平板も使
用できる。また、第10図と第11図とに示すように、横断
面がエ字状、あるいは、被連結片3Aの付根部が互いに接
近される方向に折曲された形状も使用できる。 連結部材4は、躯体固定バー2の連結片2Cと、パネル
取付バー3の被連結片3Aとを挟んで連結する挟着部4Aを
端部に備えている。連結部材4は横断面がコ字状に形成
されて、端部に挟着部4Aが設けられている。断面形状が
コ字状の連結部材4は、第7図に示すように、中央部分
が躯体固定バー2の連結片2Cの裏面に押し込まれ、端部
の舌片4aがパネル取付バー3の被連結片3Aの表面を押圧
して、連結片2Cと被連結片3Aとを挟んで連結する。 舌片4aの折曲強度が強いと、連結片2Cと被連結片3Aと
を強固に連結できる。舌片4aの付根部に、第7図に示す
ように補強リブ12を設けることによって舌片4aの折曲強
度を強くできる。補強リブ12は、パネル取付バー3が金
属板の場合、薄型にプレスして設けられる。パネル取付
バー3が合成樹脂の成型あるいは、金属の引き抜き成型
品の場合、表面に突出して設けられる。補強リブ12は、
舌片4aの外側面に設けることも、あるいは、内面に設け
ることもできる。 連結部材4は、両端がパネル取付バー3に当たって、
パネル取付バー3の取り付け間隔を調整する。従って、
連結部材4の全長はパネル取付バー3間隔に設計され
る。第7図の連結部材4は、舌片4aの先端がパネル取付
バー3の垂直面に当たって、パネル取付バー3の間隔を
調整している。この様に、舌片4aの先端をパネル取付バ
ー3に当てて間隔調整する連結部材4は、舌片4aの先端
を切断することによって、簡単にパネル取付バー3間隔
が微調整できる特長がある。 ただ、パネル取付バー3の間隔を調整する為に、連結
部材4がパネル取付バー3に当たる部位は、舌片4aの先
端に限定されない。舌片4aの付根部の切欠部分をパネル
取付バー3の両側端縁に当てて、パネル取付バー3間隔
を調整することも可能である。 第7図(B)に示す連結部材4は、両端に相対向して
2枚の舌片4aが設けられている。2枚の舌片4aは、一方
が連結片2Cの裏に押し込まれ、他方が被連結片3Aの表面
を押圧して、パネル取付バー3を躯体固定バー2に連結
する。 連結部材4は、好ましくは両端に挟着部4Aが設けられ
て、パネル取付バー3の両側を躯体固定バー2に連結す
る。ただ、図示しないが、連結部材4の一端に挟着部4A
を設け、パネル取付バー3の片側を躯体固定バー2に連
結することも可能である。 この考案は、連結部材4の形状を前述のものに特定し
ない。連結部材には、躯体固定バー2をパネル取付バー
3に連結できる全てのもの、例えば、ネジ等も使用でき
る。 第12図は、建築用板材Kが、表面化粧仕上板である天
井板で、この天井板を下地材で固定する構造を示す。こ
の下地材は、天井板の表面に固定金具が表出しない。パ
ネル取付バー3に横断面がエ字状のチャンネルが使用さ
れている。パネル取付バー3は、第7図と同様の構造で
躯体固定バー2に連結されている。パネル取付バー3に
は、別の連結部材8を介して天井板が連結されている。
天井板の上面には、端縁に沿ってコ金具9が固定されて
いる。コ金具9は、パネル取付バー3を躯体固定バー2
に連結するのと同様の形状の連結部材8でもってパネル
取付バー3に連結されている。片側がコ金具9でパネル
取付バー3に連結された天井板は、他端に挿入金具10が
固定されている。挿入金具10は、隣接天井板のコ金具9
に押し込まれて、パネル取付バー3に連結される。即
ち、挿入金具10は、コ金具9と天井板との間に押し込ま
れる。天井板は、一方の端縁がコ金具9で、他方の端縁
が挿入金具10を介してパネル取付バー3に連結されてい
る。 この構造の天井板は、簡単に施工できることに加え
て、天井板の表面に釘やビスの頭が表出しないので、表
面化粧仕上板の取り付けに最適である。 第12図は建築用板材Kに天井板を使用している。これ
と同一の構造の下地材を使用して、表面化粧仕上板であ
る壁板を固定することも可能である。 さらに、第13図に形状が異なる躯体固定バー2とパネ
ル取付バー3と連結部材4とを示している。 この躯体固定バー2は、横断面図形状がコ字状に作ら
れている。コ字状の躯体固定バー2は、内側に、連結部
材4の引掛部4Cを挿入して連結できるように、開口部が
折曲されて、内側に引掛凹部2Dが設けられている。躯体
固定バー2の背面の固定部2Aは、建物躯体1である壁面
に固定され、溝の開口面が前向きに固定されている。 躯体固定バー2の固定部を建物躯体に接着する場合、
ここに複数の貫通孔を穿設して強固に固定することがで
きる。 躯体固定バー2を、建物躯体1に釘止あるいはネジ止
する場合、躯体固定バー2の背面を貫通して、予め止孔
(図示せず)が穿設される。 パネル取付バー3は、第7図に示す形状のものを使用
できる。 連結部材4を第13図(A)に示す。この連結部材4
は、両端に挟着部4Aを有する。挟着部4Aは、パネル取付
バー3の連結部3Aを躯体固定バー2に押圧して連結す
る。 連結部材4は、挟着部4Aの間に引掛部4Cを有する。引
掛部4Cは、躯体固定バー2の引掛凹部2Dに引っ掛け状態
で固定される。従って、引掛部4Cは先端縁が外側に折曲
されて、引掛が設けられている。 連結部材4は、引掛部4Cを、躯体固定バー2の引掛凹
部2Dに引っ掛ける状態で、躯体固定バー2に連結され
る。この状態で、連結部材4の挟着部4Aは、パネル取付
バー3の連結部を躯体固定バー2に押圧して連結する。 連結部材4は、両端がパネル取付バー3に当たって、
パネル取付バー3の取り付け間隔を調整する。従って、
連結部材4の全長はパネル取付バー3間隔に設計され
る。第13図の連結部材4は、挟着部4Aの先端がパネル取
付バー3の垂直面に当たって、パネル取付バー3の間隔
を調整している。この様に、挟着部4Aの先端をパネル取
付バー3に当てて間隔調整する連結部材4は、挟着部4A
の先端を切断することによって、簡単にパネル取付バー
3間隔が微調整できる特長がある。 ただ、パネル取付バー3の間隔を調整する為に、連結部
材4がパネル取付バー3に当たる部位は、挟着部4Aの先
端に限定されない。挟着部4Aの付根部の切欠部分をパネ
ル取付バー3の両側端縁に当てて、パネル取付バー3間
隔を調整することも可能である。 第13図は、壁に建築用板材Kを固定する下地材を示し
ている。同じ構造で、天井に建築用板材Kを固定するこ
ともできる。従って、この考案は下地材の用途を壁に特
定しない。 連結部材4には、第13図(A)に示すものに代わって
下記のものも使用出来る。第13図(B)に示す連結部材
4は、やじり状の引掛部4Cを有する。この引掛部4Cは、
先端の両側に引掛が突出し、これが薄型の躯体固定バー
2に挿入されて、この引掛凹部2Dに引っ掛けられる。 さらに、第13図(C)は、連結部材4を躯体固定バー
2に挿入して固定する他の構造を示す。この連結部材4
は、横断面形状がコ字状に作られている。コ字状の連結
部材4は、躯体固定バー2の引掛凹部2Dに引っ掛け状態
で固定できる引掛部4Cを有する。引掛部4Cは、躯体固定
バー2の外周面に設けられている引掛凹部2Dに嵌着され
る引掛が内側に突出している。 この連結部材4に引っ掛けられる躯体固定バー2は、
外側面に引掛凹部2Dが設けられている。
体化する為の下地材を例示するものであって、この考案
の下地材は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記
の構造に特定するものではない。この考案の下地材は、
実用新案登録請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変
更が加えられる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲が理解
し易いように、実施例に示される部材に対応する番号
を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、「課題を解決す
るための手段の欄」および「作用の欄」に示される部材
に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に示さ
れる部材を、実施例の部材に特定するものでは決してな
い。 第5図と第7図に示す構築用板材Kを建物躯体1に固
定する下地材は、建物躯体1に固定される躯体固定バー
2と、躯体固定バー2と建物躯体1との間に挟着される
スペーサー11と、躯体固定バー2に連結されて建築用板
材Kが固定されるパネル取付バー3と、パネル取付バー
3と躯体固定バー2とを連結する連結部材4とを備えて
いる。 躯体固定バー2とパネル取付バー3と連結部材4と
は、金属または合成樹脂で製造されている。 躯体固定バー2は、横断面形状がコ字状で、建物躯体
1である壁面に固定される固定部2Aと、脚部2Bでもって
固定部2Aから連結部材4が挿入できる間隔だけ離されて
設けられている連結片2Cとからなる。連結片2Cは、連結
部材4でもって、ここにパネル取付バー3の被連結片3A
が挟着される。連結片2Cはパネル取付バー3の被連結片
3Aが面接触状態で接触する。従って、連結片2Cは板状
で、固定部2Aの建物躯体1への固定面に対して、平行な
いしほぼ平行に設けられている。 第7図の躯体固定バー2は、建物躯体1に強固に接着
できるように、固定部2Aの接着部分に複数の貫通孔(図
示せず)が穿設されている。貫通孔は固定部2Aを建物躯
体1に接着する強度を向上する。固定部2Aの裏面に塗布
された接着剤が、貫通孔を通って固定部2Aの表面に出る
ことが、固定部2Aの接着強度を強くする理由である。 固定部2Aに設けられた貫通孔に、釘やネジを通して、
躯体固定バー2を建物躯体1に固定できる。 この考案は、躯体固定バー2の形状を第7図に示す形
状に特定しない。躯体固定バー2は、例えば、第8図と
第9図に示すように、連結片2Cが脚部2Bを介して固定部
2Aから多少離された全ての形状が使用できる。 スペーサー11は、挟着位置を変更して、厚さを調整し
ている。第2図のスペーサー11は、縦方向、すなわち、
長さ方向に厚さが異なる階段状に成形されて複数段の固
定平面11Aを設けている。固定平面11Aは、図に示すよう
にスペーサー11の建物躯体1の接触面11Bに対して平行
に形成されている。このスペーサー11は、全体を、ゴム
状弾性体、あるいは、軟質ないしは硬質の合成樹脂で成
形している。第2図のスペーサー11は、厚さが1〜2mm
ピッチで厚くなる階段状に成形されている。 また、各段の固定平面11Aの幅Wは、躯体固定バー2
を安全に、しかも、水平に建物躯体1に固定できるよう
に、固定部2Aの幅よりも広く成形される。さらに、第3
図に示すように、固定部2Aの両側に折曲片がある躯体固
定バー2を使用する場合、各段の固定平面11Aの幅W
は、折曲片が邪魔になって、躯体固定バー2が建物躯体
1に対して傾斜しないように、固定部2Aと片方の折曲片
が載せられる幅に調整される。 第3図において、固定部2Aの幅が9mmの場合、各段の
固定平面11Aの幅Wは、9mm以上に成形される。 第3図に示すスペーサー11は、各段の固定平面11Aの
高さの差を2mmとする場合、最も薄い部分の厚さが2mm
で、最も厚い部分の厚さが10mmに調整されている。この
形状のスペーサー11は、段数を多くして、調整幅を多く
できる特長がある。 第4図に示すスペーサー11も、前述のスペーサー11と
同様に、全体をゴム状弾性体あるいは合成樹脂で成形し
ている。このスペーサー11は、全体の形状が四辺形で、
外周方向に沿って厚さが異なるように成形されている。
すなわち、図において、A、B、C、D面である固定平
面11Aの厚さが異なるように成形されている。このスペ
ーサー11は、回転させることによって、躯体固定バー2
と建物躯体1との間隔を調整できる。 また、図示しないが、スペーサー11の外径を、三角形
ないしは、五角形以上の多角形とし、外周方向に厚さが
異なる形状とすることもできる。 パネル取付バー3は、連結部材4でもって被連結片3A
が躯体固定バー2に連結される。第7図のパネル取付バ
ー3は、両側に被連結片3Aを有する。このパネル取付バ
ー3は、建築用板材Kを固定する装着面3Bを有し、この
装着面3Bに建築用板材Kは固定している。装着面3Bの両
側に被連結片3Aを有するパネル取付バー3は、連結部材
4でもって、両側を確実に躯体固定バー2に連結できる
特長がある。 中央部分を高く折曲して装着面3Bとしている第7図の
パネル取付バー3は、装着面3Bにタッピングビスをねじ
込んで構築用板材Kを固定するときに、ネジの先端が躯
体固定バー2に当たらない状態にできる。この為、タッ
ピングビスのねじ込み位置に制約を受けない。また、折
曲されたパネル取付バー3は、薄い金属板で曲げ強度を
強くできる効果もある。タッピングビスをねじ込んで建
築用板材Kを固定するパネル取付バー3は、縦に並べて
多数の切込6を設けることも可能である。切込6は横に
延長して設けられる。 この考案はパネル取付バー3の形状を第7図のものに
特定しない。パネル取付バー3には、一定幅の平板も使
用できる。また、第10図と第11図とに示すように、横断
面がエ字状、あるいは、被連結片3Aの付根部が互いに接
近される方向に折曲された形状も使用できる。 連結部材4は、躯体固定バー2の連結片2Cと、パネル
取付バー3の被連結片3Aとを挟んで連結する挟着部4Aを
端部に備えている。連結部材4は横断面がコ字状に形成
されて、端部に挟着部4Aが設けられている。断面形状が
コ字状の連結部材4は、第7図に示すように、中央部分
が躯体固定バー2の連結片2Cの裏面に押し込まれ、端部
の舌片4aがパネル取付バー3の被連結片3Aの表面を押圧
して、連結片2Cと被連結片3Aとを挟んで連結する。 舌片4aの折曲強度が強いと、連結片2Cと被連結片3Aと
を強固に連結できる。舌片4aの付根部に、第7図に示す
ように補強リブ12を設けることによって舌片4aの折曲強
度を強くできる。補強リブ12は、パネル取付バー3が金
属板の場合、薄型にプレスして設けられる。パネル取付
バー3が合成樹脂の成型あるいは、金属の引き抜き成型
品の場合、表面に突出して設けられる。補強リブ12は、
舌片4aの外側面に設けることも、あるいは、内面に設け
ることもできる。 連結部材4は、両端がパネル取付バー3に当たって、
パネル取付バー3の取り付け間隔を調整する。従って、
連結部材4の全長はパネル取付バー3間隔に設計され
る。第7図の連結部材4は、舌片4aの先端がパネル取付
バー3の垂直面に当たって、パネル取付バー3の間隔を
調整している。この様に、舌片4aの先端をパネル取付バ
ー3に当てて間隔調整する連結部材4は、舌片4aの先端
を切断することによって、簡単にパネル取付バー3間隔
が微調整できる特長がある。 ただ、パネル取付バー3の間隔を調整する為に、連結
部材4がパネル取付バー3に当たる部位は、舌片4aの先
端に限定されない。舌片4aの付根部の切欠部分をパネル
取付バー3の両側端縁に当てて、パネル取付バー3間隔
を調整することも可能である。 第7図(B)に示す連結部材4は、両端に相対向して
2枚の舌片4aが設けられている。2枚の舌片4aは、一方
が連結片2Cの裏に押し込まれ、他方が被連結片3Aの表面
を押圧して、パネル取付バー3を躯体固定バー2に連結
する。 連結部材4は、好ましくは両端に挟着部4Aが設けられ
て、パネル取付バー3の両側を躯体固定バー2に連結す
る。ただ、図示しないが、連結部材4の一端に挟着部4A
を設け、パネル取付バー3の片側を躯体固定バー2に連
結することも可能である。 この考案は、連結部材4の形状を前述のものに特定し
ない。連結部材には、躯体固定バー2をパネル取付バー
3に連結できる全てのもの、例えば、ネジ等も使用でき
る。 第12図は、建築用板材Kが、表面化粧仕上板である天
井板で、この天井板を下地材で固定する構造を示す。こ
の下地材は、天井板の表面に固定金具が表出しない。パ
ネル取付バー3に横断面がエ字状のチャンネルが使用さ
れている。パネル取付バー3は、第7図と同様の構造で
躯体固定バー2に連結されている。パネル取付バー3に
は、別の連結部材8を介して天井板が連結されている。
天井板の上面には、端縁に沿ってコ金具9が固定されて
いる。コ金具9は、パネル取付バー3を躯体固定バー2
に連結するのと同様の形状の連結部材8でもってパネル
取付バー3に連結されている。片側がコ金具9でパネル
取付バー3に連結された天井板は、他端に挿入金具10が
固定されている。挿入金具10は、隣接天井板のコ金具9
に押し込まれて、パネル取付バー3に連結される。即
ち、挿入金具10は、コ金具9と天井板との間に押し込ま
れる。天井板は、一方の端縁がコ金具9で、他方の端縁
が挿入金具10を介してパネル取付バー3に連結されてい
る。 この構造の天井板は、簡単に施工できることに加え
て、天井板の表面に釘やビスの頭が表出しないので、表
面化粧仕上板の取り付けに最適である。 第12図は建築用板材Kに天井板を使用している。これ
と同一の構造の下地材を使用して、表面化粧仕上板であ
る壁板を固定することも可能である。 さらに、第13図に形状が異なる躯体固定バー2とパネ
ル取付バー3と連結部材4とを示している。 この躯体固定バー2は、横断面図形状がコ字状に作ら
れている。コ字状の躯体固定バー2は、内側に、連結部
材4の引掛部4Cを挿入して連結できるように、開口部が
折曲されて、内側に引掛凹部2Dが設けられている。躯体
固定バー2の背面の固定部2Aは、建物躯体1である壁面
に固定され、溝の開口面が前向きに固定されている。 躯体固定バー2の固定部を建物躯体に接着する場合、
ここに複数の貫通孔を穿設して強固に固定することがで
きる。 躯体固定バー2を、建物躯体1に釘止あるいはネジ止
する場合、躯体固定バー2の背面を貫通して、予め止孔
(図示せず)が穿設される。 パネル取付バー3は、第7図に示す形状のものを使用
できる。 連結部材4を第13図(A)に示す。この連結部材4
は、両端に挟着部4Aを有する。挟着部4Aは、パネル取付
バー3の連結部3Aを躯体固定バー2に押圧して連結す
る。 連結部材4は、挟着部4Aの間に引掛部4Cを有する。引
掛部4Cは、躯体固定バー2の引掛凹部2Dに引っ掛け状態
で固定される。従って、引掛部4Cは先端縁が外側に折曲
されて、引掛が設けられている。 連結部材4は、引掛部4Cを、躯体固定バー2の引掛凹
部2Dに引っ掛ける状態で、躯体固定バー2に連結され
る。この状態で、連結部材4の挟着部4Aは、パネル取付
バー3の連結部を躯体固定バー2に押圧して連結する。 連結部材4は、両端がパネル取付バー3に当たって、
パネル取付バー3の取り付け間隔を調整する。従って、
連結部材4の全長はパネル取付バー3間隔に設計され
る。第13図の連結部材4は、挟着部4Aの先端がパネル取
付バー3の垂直面に当たって、パネル取付バー3の間隔
を調整している。この様に、挟着部4Aの先端をパネル取
付バー3に当てて間隔調整する連結部材4は、挟着部4A
の先端を切断することによって、簡単にパネル取付バー
3間隔が微調整できる特長がある。 ただ、パネル取付バー3の間隔を調整する為に、連結部
材4がパネル取付バー3に当たる部位は、挟着部4Aの先
端に限定されない。挟着部4Aの付根部の切欠部分をパネ
ル取付バー3の両側端縁に当てて、パネル取付バー3間
隔を調整することも可能である。 第13図は、壁に建築用板材Kを固定する下地材を示し
ている。同じ構造で、天井に建築用板材Kを固定するこ
ともできる。従って、この考案は下地材の用途を壁に特
定しない。 連結部材4には、第13図(A)に示すものに代わって
下記のものも使用出来る。第13図(B)に示す連結部材
4は、やじり状の引掛部4Cを有する。この引掛部4Cは、
先端の両側に引掛が突出し、これが薄型の躯体固定バー
2に挿入されて、この引掛凹部2Dに引っ掛けられる。 さらに、第13図(C)は、連結部材4を躯体固定バー
2に挿入して固定する他の構造を示す。この連結部材4
は、横断面形状がコ字状に作られている。コ字状の連結
部材4は、躯体固定バー2の引掛凹部2Dに引っ掛け状態
で固定できる引掛部4Cを有する。引掛部4Cは、躯体固定
バー2の外周面に設けられている引掛凹部2Dに嵌着され
る引掛が内側に突出している。 この連結部材4に引っ掛けられる躯体固定バー2は、
外側面に引掛凹部2Dが設けられている。
【考案の効果】 この考案の下地材は、従来の下地材構造および接着剤
を使用した構造とは比較にならないほど簡単に、しかも
建築用板材を同一平面に並べて綺麗に施工できる特長が
ある。それは、スペーサーを躯体固定バーと建物躯体と
の間に挟着して、凹凸のある建物躯体に躯体固定バーを
直線状に固定し、この躯体固定バーにパネル取付バーを
固定して、パネル取付バーに建築用板材を固定して施工
できるからである。とくに、建物躯体の表面と躯体固定
バーとの間に配設されるスペーサーは、複数本のパネル
取付バーを所定の位置に配設し、このパネル取付バーに
躯体固定バーを連結した状態で、建物躯体と躯体固定バ
ーとの間に挿入して、躯体固定バーを直線状に配設でき
る。このため、躯体固定バーを直線状として簡単に建物
躯体に連結でき、躯体固定バーが建物躯体の凹凸によっ
て曲がって建築用板材に凹凸ができる弊害を有効に防止
できる特長がある。 さらに、この考案の下地材は、スペーサーを厚さの異
なる階段状に成形して、躯体固定バーの固定部を面接触
状態に密着させる複数段の固定平面を設け、この固定平
面を建物躯体の接触面に対して平行に形成すると共に、
各段の固定平面の幅Wを、躯体固定バーに設けられた固
定部の幅よりも広く成形している。この構造のスペーサ
ーは、凹凸のある建物躯体に躯体固定バーを曲がらずに
直線状に正確な姿勢で固定できる特長がある。躯体固定
バーを正確な姿勢で直線状に固定できると、これに連結
されるパネル取付バーも正確な姿勢に固定される。した
がって、パネル取付バーに固定される建築用板材は、極
めて高い平面度で綺麗に施工でき、平行光線に照射され
ても建築用板材の凹凸が目だつことがない。さらに、躯
体固定バーを凹凸のある建物躯体に広い面積で密着して
固定できるので、躯体固定バーを動かないように確実に
強固に固定できる。このため、躯体固定バーを介してパ
ネル取付バーを強固に建物躯体に固定し、さらにパネル
取付バーを介して建築用板材を凹凸なく綺麗に並べて、
しかも確実に強固に建物躯体に固定できる下地材として
優れた特長を実現する。 さらに、この考案の建築用板材は、スペーサーを介し
て躯体固定バーを凹凸のある建物躯体に確実に固定し、
この躯体固定バーに連結部材を介してパネル取付バーを
建物躯体に連結し、さらに、パネル取付バーに建築用板
材を固定して施工できるので、従来の接着剤工法や下地
材工法のように、建築用板材の施工に熟練した専門の技
術者を要することなく、高度な技術の無い者であって
も、能率よく、短時間に広い面積の施工が実現できると
いう、この種の下地材にとって極めて大切な特長も実現
する。施工手間を削減して、熟練者でなくとも施工で
き、更に、全体の構造を簡単にできることから、この考
案の下地材は施工単価を著しく削減でき、単位面積当り
のコストを、従来の下地材工法は言うに及ばず、接着剤
工法に匹敵するまで低減できる特長がある。 また、接着剤を使用しないので、接着剤を使用する構
造の全ての欠点、即ち、カビの発生を防ぎ、接着硬化待
時間が不要で工期が短縮でき、更に、高度な技術を要す
ることなく誰もが美しく施工できるという優れた特長を
実現する。
を使用した構造とは比較にならないほど簡単に、しかも
建築用板材を同一平面に並べて綺麗に施工できる特長が
ある。それは、スペーサーを躯体固定バーと建物躯体と
の間に挟着して、凹凸のある建物躯体に躯体固定バーを
直線状に固定し、この躯体固定バーにパネル取付バーを
固定して、パネル取付バーに建築用板材を固定して施工
できるからである。とくに、建物躯体の表面と躯体固定
バーとの間に配設されるスペーサーは、複数本のパネル
取付バーを所定の位置に配設し、このパネル取付バーに
躯体固定バーを連結した状態で、建物躯体と躯体固定バ
ーとの間に挿入して、躯体固定バーを直線状に配設でき
る。このため、躯体固定バーを直線状として簡単に建物
躯体に連結でき、躯体固定バーが建物躯体の凹凸によっ
て曲がって建築用板材に凹凸ができる弊害を有効に防止
できる特長がある。 さらに、この考案の下地材は、スペーサーを厚さの異
なる階段状に成形して、躯体固定バーの固定部を面接触
状態に密着させる複数段の固定平面を設け、この固定平
面を建物躯体の接触面に対して平行に形成すると共に、
各段の固定平面の幅Wを、躯体固定バーに設けられた固
定部の幅よりも広く成形している。この構造のスペーサ
ーは、凹凸のある建物躯体に躯体固定バーを曲がらずに
直線状に正確な姿勢で固定できる特長がある。躯体固定
バーを正確な姿勢で直線状に固定できると、これに連結
されるパネル取付バーも正確な姿勢に固定される。した
がって、パネル取付バーに固定される建築用板材は、極
めて高い平面度で綺麗に施工でき、平行光線に照射され
ても建築用板材の凹凸が目だつことがない。さらに、躯
体固定バーを凹凸のある建物躯体に広い面積で密着して
固定できるので、躯体固定バーを動かないように確実に
強固に固定できる。このため、躯体固定バーを介してパ
ネル取付バーを強固に建物躯体に固定し、さらにパネル
取付バーを介して建築用板材を凹凸なく綺麗に並べて、
しかも確実に強固に建物躯体に固定できる下地材として
優れた特長を実現する。 さらに、この考案の建築用板材は、スペーサーを介し
て躯体固定バーを凹凸のある建物躯体に確実に固定し、
この躯体固定バーに連結部材を介してパネル取付バーを
建物躯体に連結し、さらに、パネル取付バーに建築用板
材を固定して施工できるので、従来の接着剤工法や下地
材工法のように、建築用板材の施工に熟練した専門の技
術者を要することなく、高度な技術の無い者であって
も、能率よく、短時間に広い面積の施工が実現できると
いう、この種の下地材にとって極めて大切な特長も実現
する。施工手間を削減して、熟練者でなくとも施工で
き、更に、全体の構造を簡単にできることから、この考
案の下地材は施工単価を著しく削減でき、単位面積当り
のコストを、従来の下地材工法は言うに及ばず、接着剤
工法に匹敵するまで低減できる特長がある。 また、接着剤を使用しないので、接着剤を使用する構
造の全ての欠点、即ち、カビの発生を防ぎ、接着硬化待
時間が不要で工期が短縮でき、更に、高度な技術を要す
ることなく誰もが美しく施工できるという優れた特長を
実現する。
第1図および第5図はこの考案の下地材の施工状態を例
示する平面図、第2図ないし第4図はこの考案の下地材
に使用されるスペーサーの斜視図および断面図、第6図
は躯体固定バーを床に固定する状態を示す断面図、第7
図は躯体固定バーとパネル取付バーと建築用板材との連
結状態を示す斜視図、第7図(A)ないし(B)は連結
部材を例示する斜視図、第8図および第9図は他の形状
の躯体固定バーを示す断面図、第10図および第11図は他
の形状のパネル取付バーを示す断面図、第12図は天井板
を固定する状態を示す斜視図、第13図は他の形状の躯体
固定バーと連結部材とを示す斜視図、第13図(A)〜
(C)は連結部材の斜視図および連結部材と躯体固定バ
ーとの連結状態を示す断面図である。 1……建物躯体、2……躯体固定バー 2A……固定部、2B……脚部 2C……連結片、2D……引掛凹部 3……パネル取付バー、3A……被連結片 3B……装着面、4……連結部材 4A……挟着部、4a……舌片 4B……押込片、4C……引掛部 6……切込、7……固定バー 8……連結部材、9……コ金具 10……挿入金具、11……スペーサー 11A……固定平面、11B……接触面 12……補強リブ、K……建築用板材
示する平面図、第2図ないし第4図はこの考案の下地材
に使用されるスペーサーの斜視図および断面図、第6図
は躯体固定バーを床に固定する状態を示す断面図、第7
図は躯体固定バーとパネル取付バーと建築用板材との連
結状態を示す斜視図、第7図(A)ないし(B)は連結
部材を例示する斜視図、第8図および第9図は他の形状
の躯体固定バーを示す断面図、第10図および第11図は他
の形状のパネル取付バーを示す断面図、第12図は天井板
を固定する状態を示す斜視図、第13図は他の形状の躯体
固定バーと連結部材とを示す斜視図、第13図(A)〜
(C)は連結部材の斜視図および連結部材と躯体固定バ
ーとの連結状態を示す断面図である。 1……建物躯体、2……躯体固定バー 2A……固定部、2B……脚部 2C……連結片、2D……引掛凹部 3……パネル取付バー、3A……被連結片 3B……装着面、4……連結部材 4A……挟着部、4a……舌片 4B……押込片、4C……引掛部 6……切込、7……固定バー 8……連結部材、9……コ金具 10……挿入金具、11……スペーサー 11A……固定平面、11B……接触面 12……補強リブ、K……建築用板材
Claims (2)
- 【請求項1】壁面または天井等の建物躯体(1)に、所
定の間隔で平行に固定される躯体固定バー(2)と、こ
の躯体固定バー(2)に交差して連結されるパネル取付
バー(3)と、このパネル取付バー(3)を躯体固定バ
ー(2)に連結する連結部材(4)と、躯体固定バー
(2)と建物躯体(1)との間に挟まれるスペーサー
(11)とを備えており、パネル取付バー(3)に建築用
板材(K)が取り付けられるように構成された下地材で
あって、躯体固定バー(2)と、パネル取付バー(3)
と、連結部材(4)と、スペーサー(11)とは下記の
〜の全ての構成を備えている。 躯体固定バー(2)は、建物躯体(1)に固定され
る固定部(2A)と、パネル取付バー(3)を連結する連
結片(2C)と、この連結片(2C)を建物躯体(1)から
離して、連結片(2C)と固定部(2A)と互いに平行に連
結している脚部(2B)とを有する。 パネル取付バー(3)は、躯体固定バー(2)の連
結片(2C)に連結される被連結片(3A)と、建築用板材
(K)を固定する装着面(3B)とを備える。 連結部材(4)は、躯体固定バー(2)の連結片
(2C)を、パネル取付バー(3)の被連結片(3A)に連
結している。 スペーサー(11)は、長さ方向に厚さの異なる階段
状に成形されて、躯体固定バー(2)の固定部(2A)を
面接触状態に密着させる複数段の固定平面(11A)を有
し、この固定平面(11A)は建物躯体(1)の接触面(1
1B)に対して平行に形成されている。 階段状のスペーサー(11)は、各段の固定平面(11
A)の幅(W)を、躯体固定バー(2)の固定部(2A)
の幅よりも広く成形している。 - 【請求項2】壁面または天井等の建物躯体(1)に、所
定の間隔で平行に固定される躯体固定バー(2)と、こ
の躯体固定バー(2)に交差して連結されるパネル取付
バー(3)と、このパネル取付バー(3)を躯体固定バ
ー(2)に連結する連結部材(4)と、躯体固定バー
(2)と建物躯体(1)との間に挟まれるスペーサー
(11)とを備えており、パネル取付バー(3)に建築用
板材(K)が取り付けられるように構成された下地材で
あって、躯体固定バー(2)と、パネル取付バー(3)
と、連結部材(4)と、スペーサー(11)とは下記の
〜の全ての構成を備えている。 躯体固定バー(2)は、建物躯体(1)に固定され
る固定部(2A)と、パネル取付バー(3)を連結する連
結片(2C)と、この連結片(2C)を建物躯体(1)から
離して、連結片(2C)と固定部(2A)と互いに平行に連
結している脚部(2B)とを有する。 パネル取付バー(3)は、躯体固定バー(2)の連
結片(2C)に連結される被連結片(3A)と、建築用板材
(K)を固定する装着面(3B)とを備える。 連結部材(4)は、躯体固定バー(2)の連結片
(2C)を、パネル取付バー(3)の被連結片(3A)に連
結している。 スペーサー(11)は、外周に沿って厚さが異なる階
段状に成形されて、躯体固定バー(2)の固定部(2A)
を面接触状態に密着させる複数段の固定平面(11A)を
有し、この固定平面(11A)は建物躯体(1)の接触面
(11B)に対して平行に形成されている。 階段状のスペーサー(11)は、各段の固定平面(1
1)の幅(W)を、躯体固定バー(2)の固定部(2A)
の幅よりも広く成形している。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989024986U JPH085241Y2 (ja) | 1989-03-04 | 1989-03-04 | 建築用板材を取り付ける下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989024986U JPH085241Y2 (ja) | 1989-03-04 | 1989-03-04 | 建築用板材を取り付ける下地材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02115835U JPH02115835U (ja) | 1990-09-17 |
| JPH085241Y2 true JPH085241Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31245312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989024986U Expired - Lifetime JPH085241Y2 (ja) | 1989-03-04 | 1989-03-04 | 建築用板材を取り付ける下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085241Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59192510U (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-20 | 神鋼ノ−ス株式会社 | 建物の外壁構造 |
| JPS6323427U (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 |
-
1989
- 1989-03-04 JP JP1989024986U patent/JPH085241Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02115835U (ja) | 1990-09-17 |
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