JPH0853517A - 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 - Google Patents
耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂Info
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- JPH0853517A JPH0853517A JP18957194A JP18957194A JPH0853517A JP H0853517 A JPH0853517 A JP H0853517A JP 18957194 A JP18957194 A JP 18957194A JP 18957194 A JP18957194 A JP 18957194A JP H0853517 A JPH0853517 A JP H0853517A
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- Japan
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- refractive index
- vinylnaphthalene
- heat resistance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品品質面において弾性率と耐熱性に優れた
光学用高屈折率樹脂を提供することである。 【構成】 2-ビニルナフタレンとラジカル重合可能なビ
ニル系単量体の単独もしくは複数種を共重合させること
により得られた共重合体からなる耐熱性に優れた高屈折
率樹脂
光学用高屈折率樹脂を提供することである。 【構成】 2-ビニルナフタレンとラジカル重合可能なビ
ニル系単量体の単独もしくは複数種を共重合させること
により得られた共重合体からなる耐熱性に優れた高屈折
率樹脂
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビニル系樹脂に関するも
のであり、詳しくは、2-ビニルナフタレンを重合体主鎖
に組み込むことにより、製品品質面において弾性率と耐
熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂を提供することで
ある。
のであり、詳しくは、2-ビニルナフタレンを重合体主鎖
に組み込むことにより、製品品質面において弾性率と耐
熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂を提供することで
ある。
【0002】
【従来の技術】ビニル系樹脂は、家電,雑貨,自動車等多
岐にわたり使用され、我々の生活になくてはならない材
料の1つである。光学材料分野においては、ビニル系樹
脂の用途は広く、コンタクトレンズ、ネガネレンズ、カ
メラレンズ等のプラスチックレンズ、プリズム等に使用
されている。そのなかでも特に、ポリメチルメタクリレ
ート樹脂(PMMA樹脂)はその透明性,表面硬度,耐熱性,屈
折率に優れていることより光学用途,透明性成形材料等
として利用されている。これらの樹脂の利用分野の要望
により、耐熱性と屈折率を更に向上させることが望まれ
ている。そこで、メタクリル酸メチルにスチレンを共重
合させたメタクリル酸メチル-スチレン共重合樹脂(MS樹
脂)も使われている。
岐にわたり使用され、我々の生活になくてはならない材
料の1つである。光学材料分野においては、ビニル系樹
脂の用途は広く、コンタクトレンズ、ネガネレンズ、カ
メラレンズ等のプラスチックレンズ、プリズム等に使用
されている。そのなかでも特に、ポリメチルメタクリレ
ート樹脂(PMMA樹脂)はその透明性,表面硬度,耐熱性,屈
折率に優れていることより光学用途,透明性成形材料等
として利用されている。これらの樹脂の利用分野の要望
により、耐熱性と屈折率を更に向上させることが望まれ
ている。そこで、メタクリル酸メチルにスチレンを共重
合させたメタクリル酸メチル-スチレン共重合樹脂(MS樹
脂)も使われている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】MS樹脂はPMMA樹脂
よりも安価でかつ屈折率が高く成形性に優れているが、
耐熱性と表面硬度に難が有り、大型プロジェクションテ
レビのフルネルレンズ等、大型光学用成形材料分野から
の改良の要望は尽きない。成形材料の大型薄肉軽量化と
収差の抑制,除去がレンズ設計において最大のポイント
であり、このためには屈折率の高い材料が必要である。
また、屈折率の温度安定性も必要であり、ガラス転移温
度(耐熱性)と弾性率が高く線膨張係数が小さい材料が最
近望まれてきている。
よりも安価でかつ屈折率が高く成形性に優れているが、
耐熱性と表面硬度に難が有り、大型プロジェクションテ
レビのフルネルレンズ等、大型光学用成形材料分野から
の改良の要望は尽きない。成形材料の大型薄肉軽量化と
収差の抑制,除去がレンズ設計において最大のポイント
であり、このためには屈折率の高い材料が必要である。
また、屈折率の温度安定性も必要であり、ガラス転移温
度(耐熱性)と弾性率が高く線膨張係数が小さい材料が最
近望まれてきている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の現
状にかんがみ、これらの問題点を改良すべく研究の結
果、耐熱性と弾性率及び屈折率に優れた光学材料用の本
発明樹脂を得るに至った。即ち本発明は、2-ビニルナフ
タレンとラジカル重合可能なビニル系単量体の単独もし
くは複数種を共重合させることにより得られた共重合体
からなることを特徴とする耐熱性に優れた光学材料用高
屈折率樹脂である。又共重合体中に0.05重量%以上
90重量%以下の範囲内で2-ビニルナフタレン成分が含
有される耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂であ
る。
状にかんがみ、これらの問題点を改良すべく研究の結
果、耐熱性と弾性率及び屈折率に優れた光学材料用の本
発明樹脂を得るに至った。即ち本発明は、2-ビニルナフ
タレンとラジカル重合可能なビニル系単量体の単独もし
くは複数種を共重合させることにより得られた共重合体
からなることを特徴とする耐熱性に優れた光学材料用高
屈折率樹脂である。又共重合体中に0.05重量%以上
90重量%以下の範囲内で2-ビニルナフタレン成分が含
有される耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂であ
る。
【0005】以下詳細に説明する。先ず本発明に使用す
る2-ビニルナフタレンは、融点が66℃の粉末結晶であ
り、製造の際若干の2-エチルナフタレン,2-メチルナフ
タレン等のアルキルナフタレン不純物を含むが、これら
不純物は全体の10重量%以下であることが好ましく1重
量%以下であることが特に好ましい。これら不純物は光
学特性特に複屈折の発生原因となり、レンズ表面が曇っ
たり、汚れたり耐候性を阻害する因子となるので極力少
ないほうが良い。また、レンズの表面処理においてハー
ドコーティングやマルチコーティングの均一性を欠き、
処理層の剥離現象を招く原因となるので極力少ないほう
が良い。
る2-ビニルナフタレンは、融点が66℃の粉末結晶であ
り、製造の際若干の2-エチルナフタレン,2-メチルナフ
タレン等のアルキルナフタレン不純物を含むが、これら
不純物は全体の10重量%以下であることが好ましく1重
量%以下であることが特に好ましい。これら不純物は光
学特性特に複屈折の発生原因となり、レンズ表面が曇っ
たり、汚れたり耐候性を阻害する因子となるので極力少
ないほうが良い。また、レンズの表面処理においてハー
ドコーティングやマルチコーティングの均一性を欠き、
処理層の剥離現象を招く原因となるので極力少ないほう
が良い。
【0006】ここでいうラジカル重合可能な単量体と
は、スチレン等の芳香族ビニル系単量体,アクリロニト
リル等のシアン化ビニル系単量体,メチルメタクリレー
ト等のメタクリル酸エステル類,アクリル酸エステル類,
メタクリル酸、アクリル酸、マレイン酸,マレイン酸エ
ステル類 ,イタコン酸およびイタコン酸エステル類,N-
アルキルマレイミド類,N-フェニルマレイミド(PMI)類等
である。
は、スチレン等の芳香族ビニル系単量体,アクリロニト
リル等のシアン化ビニル系単量体,メチルメタクリレー
ト等のメタクリル酸エステル類,アクリル酸エステル類,
メタクリル酸、アクリル酸、マレイン酸,マレイン酸エ
ステル類 ,イタコン酸およびイタコン酸エステル類,N-
アルキルマレイミド類,N-フェニルマレイミド(PMI)類等
である。
【0007】好ましい単量体としては、スチレン、α-
メチルスチレン等の側鎖アルキル置換スチレン,ビニル
トルエン等の核アルキル置換スチレン,ブロモスチレ
ン、クロルスチレン等のハロゲン化スチレン,ビニルナ
フタレン等の芳香族ビニル系単量体、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル,フマロニトリル,マレオニトリ
ル,α-クロロアクリロニトリル等のシアン化ビニル系単
量体、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート,
プロピレンメタクリレート,ブチルメタクリレート,アミ
ルメタクリレート,ヘキシルメタクリレート,フェニルメ
タクリレート等のメタクリル酸アルキルエステル類、メ
チルアクリレート,エチルアクリレート,アミルアクリレ
ート,ヘキシルアクリレート,オクチルアクリレート,2-
エチルヘキシルアクリレート,シクロヘキシルアクリレ
ート,ドデシルアクリレート,フェニルアクリレート,ベ
ンジルアクリレート等のアクリル酸アルキルエステル類
その他マレイン酸,マレイン酸エステル類 ,イタコン酸
およびイタコン酸エステル類,N-アルキルマレイミド類,
N-フェニルマレイミド(PMI)類等である。これらのビニ
ル系単量体に塩素,臭素,ヨウ素等のハロゲン基,硫黄等
を導入した誘導体は屈折率向上の手段としてより有効で
ある。
メチルスチレン等の側鎖アルキル置換スチレン,ビニル
トルエン等の核アルキル置換スチレン,ブロモスチレ
ン、クロルスチレン等のハロゲン化スチレン,ビニルナ
フタレン等の芳香族ビニル系単量体、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル,フマロニトリル,マレオニトリ
ル,α-クロロアクリロニトリル等のシアン化ビニル系単
量体、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート,
プロピレンメタクリレート,ブチルメタクリレート,アミ
ルメタクリレート,ヘキシルメタクリレート,フェニルメ
タクリレート等のメタクリル酸アルキルエステル類、メ
チルアクリレート,エチルアクリレート,アミルアクリレ
ート,ヘキシルアクリレート,オクチルアクリレート,2-
エチルヘキシルアクリレート,シクロヘキシルアクリレ
ート,ドデシルアクリレート,フェニルアクリレート,ベ
ンジルアクリレート等のアクリル酸アルキルエステル類
その他マレイン酸,マレイン酸エステル類 ,イタコン酸
およびイタコン酸エステル類,N-アルキルマレイミド類,
N-フェニルマレイミド(PMI)類等である。これらのビニ
ル系単量体に塩素,臭素,ヨウ素等のハロゲン基,硫黄等
を導入した誘導体は屈折率向上の手段としてより有効で
ある。
【0008】本発明は、かかるビニル系単量体の単独も
しくは複数種を任意に組み合せて2-ビニルナフタレンと
共重合させてなる樹脂である。2-ビニルナフタレンのラ
ジカル重合可能な単量体への配合量は特に限定するもの
ではなく、原料単量体総量の0.05重量%以上であれば良
い。産業用光学材料レンズの耐熱グレードとしてメチル
メタクリレート樹脂(PMMA)以上のガラス転移温度(Tg)を
基準にすると、これ以上(Tg≧107℃)を得るために
は、Tgの低いスチレンを共重合の単量体とした場合、2-
ビニルナフタレンを原料単量体総量の10重量%以上配
合することが好ましい。一方2−ビニルナフタレンの配
合量が多すぎると樹脂が脆くなりやすいので、原料単量
体総量の90重量%以下、より好ましくは80重量%以
下が適切である。
しくは複数種を任意に組み合せて2-ビニルナフタレンと
共重合させてなる樹脂である。2-ビニルナフタレンのラ
ジカル重合可能な単量体への配合量は特に限定するもの
ではなく、原料単量体総量の0.05重量%以上であれば良
い。産業用光学材料レンズの耐熱グレードとしてメチル
メタクリレート樹脂(PMMA)以上のガラス転移温度(Tg)を
基準にすると、これ以上(Tg≧107℃)を得るために
は、Tgの低いスチレンを共重合の単量体とした場合、2-
ビニルナフタレンを原料単量体総量の10重量%以上配
合することが好ましい。一方2−ビニルナフタレンの配
合量が多すぎると樹脂が脆くなりやすいので、原料単量
体総量の90重量%以下、より好ましくは80重量%以
下が適切である。
【0009】本発明の樹脂は、上記した如きラジカル重
合可能な単量体に、必要に応じて重合開始剤、分子量調
節剤、分散剤その他溶媒等の重合助剤等を、2-ビニルナ
フタレンの所定量と一緒に添加配合して重合する。この
際重合方法自体は、懸濁,乳化,溶液、塊状等のバッチ重
合あるいは注型重合等に適するが、融点以上の温度で2-
ビニルナフタレンを重合系にメルトフイードしたり、重
合単量体等に溶解して重合系にフイードしたりして、塊
状,溶液の連続重合でも可能でありプロセスへの適用範
囲は広い。例えば、塊状のバッチ重合や塊状,溶液の連
続重合の場合の重合温度は、70℃以上160℃以下で
ある。重合温度が70℃未満となると未反応単量体や溶
媒を取り除く脱揮工程の負荷が大きくなり、残存単量体
や残存溶媒が増えて、品質上好ましくない。また160
℃を越えると重合反応の制御が不可能となったり、色相
が悪化したりするので好ましくない。より好ましくは1
00℃以上145℃以下、さらに好ましくは110℃以
上125℃以下がよい。なお重合開始方法は、熱重合と
開始剤重合のどちらでもよいが、熱重合の場合、生産性
向上の目的から130℃以上の重合温度が好ましい。し
かし、オリゴマー分の副生があるため、好ましくは12
5℃以下の重合温度で有機過酸化物やアゾ系開始剤等の
反応助剤を原料に対し50〜2000ppm程度添加し
た開始剤重合の方が好ましい。
合可能な単量体に、必要に応じて重合開始剤、分子量調
節剤、分散剤その他溶媒等の重合助剤等を、2-ビニルナ
フタレンの所定量と一緒に添加配合して重合する。この
際重合方法自体は、懸濁,乳化,溶液、塊状等のバッチ重
合あるいは注型重合等に適するが、融点以上の温度で2-
ビニルナフタレンを重合系にメルトフイードしたり、重
合単量体等に溶解して重合系にフイードしたりして、塊
状,溶液の連続重合でも可能でありプロセスへの適用範
囲は広い。例えば、塊状のバッチ重合や塊状,溶液の連
続重合の場合の重合温度は、70℃以上160℃以下で
ある。重合温度が70℃未満となると未反応単量体や溶
媒を取り除く脱揮工程の負荷が大きくなり、残存単量体
や残存溶媒が増えて、品質上好ましくない。また160
℃を越えると重合反応の制御が不可能となったり、色相
が悪化したりするので好ましくない。より好ましくは1
00℃以上145℃以下、さらに好ましくは110℃以
上125℃以下がよい。なお重合開始方法は、熱重合と
開始剤重合のどちらでもよいが、熱重合の場合、生産性
向上の目的から130℃以上の重合温度が好ましい。し
かし、オリゴマー分の副生があるため、好ましくは12
5℃以下の重合温度で有機過酸化物やアゾ系開始剤等の
反応助剤を原料に対し50〜2000ppm程度添加し
た開始剤重合の方が好ましい。
【0010】懸濁、乳化重合の場合の重合温度は、70
〜90℃が好ましく、75〜85℃が特に好ましい。こ
の場合は反応助剤として有機過酸化物やアゾ系開始剤を
乳化剤や界面活性剤とともに用いる。有機過酸化物やア
ゾ系開始剤を乳化剤や界面活性剤の種類は特に限定され
ない。なお有機過酸化物やアゾ系開始剤等の種類は重合
法によって特に限定をしないが有機過酸化物としては例
えばt-ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
ト、t-ヘキシルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート類
等のパーオキシエステル類、1,1-ビス(t-ヘキシルパー
オキシ)3,3,5-トリメチルシクロヘキサン等のパーオキ
シケタール類、ラウロイルパーオキサイド等のジアシル
パーオキサイド類等を挙げることができる。
〜90℃が好ましく、75〜85℃が特に好ましい。こ
の場合は反応助剤として有機過酸化物やアゾ系開始剤を
乳化剤や界面活性剤とともに用いる。有機過酸化物やア
ゾ系開始剤を乳化剤や界面活性剤の種類は特に限定され
ない。なお有機過酸化物やアゾ系開始剤等の種類は重合
法によって特に限定をしないが有機過酸化物としては例
えばt-ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
ト、t-ヘキシルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート類
等のパーオキシエステル類、1,1-ビス(t-ヘキシルパー
オキシ)3,3,5-トリメチルシクロヘキサン等のパーオキ
シケタール類、ラウロイルパーオキサイド等のジアシル
パーオキサイド類等を挙げることができる。
【0011】またアゾ系化合物の開始剤としては、例え
ば2,2'-アゾビスイソブチロニトリルや、2,2'-アゾビス
(2-メチルブチロニトリル)、1,1'-アゾビス(シクロヘキ
サン-1-カーボニトリル)等のアゾニトリル類を挙げるこ
とができる。開始剤の半減期温度はT1(1時間半減期
温度)が80℃から120℃程度が好ましく、重合温度
は、T1+5〜20℃程度が好ましい。開始剤の架橋効
率はプロセスの特異性、他の架橋剤や添加剤との併用の
場合等を考慮して選択する必要がある。いずれの場合も
特に限定はしない。
ば2,2'-アゾビスイソブチロニトリルや、2,2'-アゾビス
(2-メチルブチロニトリル)、1,1'-アゾビス(シクロヘキ
サン-1-カーボニトリル)等のアゾニトリル類を挙げるこ
とができる。開始剤の半減期温度はT1(1時間半減期
温度)が80℃から120℃程度が好ましく、重合温度
は、T1+5〜20℃程度が好ましい。開始剤の架橋効
率はプロセスの特異性、他の架橋剤や添加剤との併用の
場合等を考慮して選択する必要がある。いずれの場合も
特に限定はしない。
【0012】さらにこれら重合において樹脂の流動性調
節のための分子量調節剤は、t-ドデシルメルカプタン、
n-ドデシルメルカプタン、n-オクチルメルカプタン等の
メルカプタン類、1-メチル-4-イソプロピリデンシクロ
ヘキセン等のモノテルペノイド類、2,4-ジフェニル-4-
メチル-1-ペンテン等のスチレンダイマー類を挙げるこ
とができる。メルカプタン類は臭気の欠点を持ち、モノ
テルペノイド類は天然物であり不純物を多く含むことも
あり、色相悪化の懸念がある。2,4-ジフェニル-4-メチ
ル-1-ペンテン等は重合温度によっては退化的連鎖移動
をするため転化率が上がらず生産性悪化の原因になる可
能性がある。いずれの分子量調節剤もこれらの特徴を把
握した上で選択する必要がある。いずれの場合もとくに
限定はされない。また適宜溶媒としてエチルベンゼン、
メチルエチルケトン等の一種もしくは二種を混合したも
のを利用てきる。
節のための分子量調節剤は、t-ドデシルメルカプタン、
n-ドデシルメルカプタン、n-オクチルメルカプタン等の
メルカプタン類、1-メチル-4-イソプロピリデンシクロ
ヘキセン等のモノテルペノイド類、2,4-ジフェニル-4-
メチル-1-ペンテン等のスチレンダイマー類を挙げるこ
とができる。メルカプタン類は臭気の欠点を持ち、モノ
テルペノイド類は天然物であり不純物を多く含むことも
あり、色相悪化の懸念がある。2,4-ジフェニル-4-メチ
ル-1-ペンテン等は重合温度によっては退化的連鎖移動
をするため転化率が上がらず生産性悪化の原因になる可
能性がある。いずれの分子量調節剤もこれらの特徴を把
握した上で選択する必要がある。いずれの場合もとくに
限定はされない。また適宜溶媒としてエチルベンゼン、
メチルエチルケトン等の一種もしくは二種を混合したも
のを利用てきる。
【0013】また、本発明の樹脂の製造に際しては、光
学材料用として期待される用途に応じて、n-オクタデシ
ル-3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート , 2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノール 等の
ヒンダードフェノール系,トリスノニルフェニルフォス
ファイト,トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)フォスファ
イト等のリン系,ペンタエリスリチルテトラキス(3-ラウ
リルチオプロピオネート)等の硫黄系,2-[1-(2-ヒドロ
キシ-3,5-ジ-t-ペンチルフェニル)エチル]-4,6-ジ-t-ペ
ンチルフェニルアクリレート等のフェノールアクリレー
ト系の酸化防止剤等を任意の工程で添加してもよい。ま
た、紫外線吸収剤、着色防止剤、帯電防止剤、蛍光塗
料、離型剤その他の安定剤等を添加して利用してもよ
い。なお通常の重合法で樹脂はペレットの形態で得られ
るが、成形方法は一般の押出成形、プレス成形、射出成
形等が適用可能である。
学材料用として期待される用途に応じて、n-オクタデシ
ル-3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート , 2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノール 等の
ヒンダードフェノール系,トリスノニルフェニルフォス
ファイト,トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)フォスファ
イト等のリン系,ペンタエリスリチルテトラキス(3-ラウ
リルチオプロピオネート)等の硫黄系,2-[1-(2-ヒドロ
キシ-3,5-ジ-t-ペンチルフェニル)エチル]-4,6-ジ-t-ペ
ンチルフェニルアクリレート等のフェノールアクリレー
ト系の酸化防止剤等を任意の工程で添加してもよい。ま
た、紫外線吸収剤、着色防止剤、帯電防止剤、蛍光塗
料、離型剤その他の安定剤等を添加して利用してもよ
い。なお通常の重合法で樹脂はペレットの形態で得られ
るが、成形方法は一般の押出成形、プレス成形、射出成
形等が適用可能である。
【0014】
【実施例】本発明を更に具体的に説明するために、以下
に実施例及び比較例を示した。先ず本発明の実施形態を
説明する。重合単量体,溶媒,分子量調節剤,開始剤その
他添加剤からなる原料仕込み液を熱交換器、撹拌翼と温
度調節機能を具備する1000ccのセパラブルフラスコに仕
込み所定の時間重合させる。得られた重合物溶液を真空
乾燥器に入れ200℃、フルバキュームで2時間処理し樹脂
組成物を得た。得られた樹脂を東芝機械J-15射出成形機
にて成形温度200℃で、肉厚4.0mm、長さ76.2mm、幅50.8
mmのカラープレートを成形する。このプレートを肉厚2.
0mm、長さ5.0mm、幅10.0mmに切削し表面を研磨後、(株)
アタゴ製のアッベ屈折計にて25℃で屈折率を測定した。
に実施例及び比較例を示した。先ず本発明の実施形態を
説明する。重合単量体,溶媒,分子量調節剤,開始剤その
他添加剤からなる原料仕込み液を熱交換器、撹拌翼と温
度調節機能を具備する1000ccのセパラブルフラスコに仕
込み所定の時間重合させる。得られた重合物溶液を真空
乾燥器に入れ200℃、フルバキュームで2時間処理し樹脂
組成物を得た。得られた樹脂を東芝機械J-15射出成形機
にて成形温度200℃で、肉厚4.0mm、長さ76.2mm、幅50.8
mmのカラープレートを成形する。このプレートを肉厚2.
0mm、長さ5.0mm、幅10.0mmに切削し表面を研磨後、(株)
アタゴ製のアッベ屈折計にて25℃で屈折率を測定した。
【0015】また、弾性率の測定方法としては、非破壊
試験方法として知られる下記方法に従った。即ちメルト
インデクサーを用い成型温度200℃にて30cm×2mmφのス
トランドを成形した。このストランドをスポンジの上に
載せた状態でストランドの一端に東洋精機製作所製ダイ
ナミックモジュラステスターにて音波のパルスを与え他
端への音波の伝搬速度C(km/sec)を測定した。
又水中置換法により、ストランドの密度ρ(g/c
m3)を測定し、音波弾性率E(kgf/cm2)を下記
式(1)にて計算し結果をまとめた。 E=ρC2×104 (1) 又Du-Pont製熱走査熱量計(DSC)にて樹脂のガラス転移温
度(Tg)を測定した。測定方法は5℃/min.の昇温速度で室
温から200℃まで昇温し、熱エネルギー吸収カーブの初
めの変極点をTgとして測定して求めた。
試験方法として知られる下記方法に従った。即ちメルト
インデクサーを用い成型温度200℃にて30cm×2mmφのス
トランドを成形した。このストランドをスポンジの上に
載せた状態でストランドの一端に東洋精機製作所製ダイ
ナミックモジュラステスターにて音波のパルスを与え他
端への音波の伝搬速度C(km/sec)を測定した。
又水中置換法により、ストランドの密度ρ(g/c
m3)を測定し、音波弾性率E(kgf/cm2)を下記
式(1)にて計算し結果をまとめた。 E=ρC2×104 (1) 又Du-Pont製熱走査熱量計(DSC)にて樹脂のガラス転移温
度(Tg)を測定した。測定方法は5℃/min.の昇温速度で室
温から200℃まで昇温し、熱エネルギー吸収カーブの初
めの変極点をTgとして測定して求めた。
【0016】
【実施例1】スチレン(St)と2-ビニルナフタレン(VN)の
共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)使用
した。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそれぞれ90/10
である。単量体原料総量に対しMEKを40重量部,アゾビス
イソブチルニトリルを350ppm添加し、重合温度90℃にて
転化率100重量%程度まで反応させスチレン-2-ビニルナ
フタレン共重合樹脂を得た。得られた重合物溶液を前述
の処理を施した後カラープレート、ストランドを成形し
てそれぞれ屈折率、音波弾性率を測定した。結果を表1
にまとめた。DSCによりTgを測定し結果を表1にまとめ
た。
共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)使用
した。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそれぞれ90/10
である。単量体原料総量に対しMEKを40重量部,アゾビス
イソブチルニトリルを350ppm添加し、重合温度90℃にて
転化率100重量%程度まで反応させスチレン-2-ビニルナ
フタレン共重合樹脂を得た。得られた重合物溶液を前述
の処理を施した後カラープレート、ストランドを成形し
てそれぞれ屈折率、音波弾性率を測定した。結果を表1
にまとめた。DSCによりTgを測定し結果を表1にまとめ
た。
【0017】
【実施例2】スチレン(St)と2-ビニルナフタレン(VN)の
共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそ
れぞれ60/40である以外は実施例1と同様とした。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート、
ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測
定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し
結果を表1にまとめた。
共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそ
れぞれ60/40である以外は実施例1と同様とした。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート、
ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測
定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し
結果を表1にまとめた。
【0018】
【実施例3】スチレン(St)と2-ビニルナフタレン(VN)の
共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそ
れぞれ40/60である以外は実施例1と同様とした。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート、
ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測
定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し
結果を表1にまとめた。
共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそ
れぞれ40/60である以外は実施例1と同様とした。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート、
ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測
定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し
結果を表1にまとめた。
【0019】
【実施例4】スチレン(St)と2-ビニルナフタレン(VN)の
共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそ
れぞれ20/80である以外は実施例1と同様とした。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート、
ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測
定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し
結果を表1にまとめた。
共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VNがそ
れぞれ20/80である以外は実施例1と同様とした。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート、
ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測
定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し
結果を表1にまとめた。
【0020】
【比較例1】スチレン(St)を100重量部,2-ビニルナフタ
レン(VN)を添加しないこと以外は実施例1と同様とし
た。
レン(VN)を添加しないこと以外は実施例1と同様とし
た。
【0021】
【実施例5】メチルメタクリレート(MMA),スチレン(S
t),2-ビニルナフタレン(VN)の三元共重合を行った。溶
媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率
は、MMA/St/VNの重量比率をそれぞれ60/25/15とし重合
温度は95℃で、単量体原料総量に対しMEKを40重量部,開
始剤にアゾビスイソブチルニトリル350ppm添加した。転
化率100重量%程度まで反応させメチルメタクリレート-
スチレン-2-ビニルナフタレン共重合樹脂を得た。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレー
ト、ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率
を測定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測
定し結果を表1にまとめた。
t),2-ビニルナフタレン(VN)の三元共重合を行った。溶
媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率
は、MMA/St/VNの重量比率をそれぞれ60/25/15とし重合
温度は95℃で、単量体原料総量に対しMEKを40重量部,開
始剤にアゾビスイソブチルニトリル350ppm添加した。転
化率100重量%程度まで反応させメチルメタクリレート-
スチレン-2-ビニルナフタレン共重合樹脂を得た。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレー
ト、ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率
を測定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測
定し結果を表1にまとめた。
【0022】
【比較例2】2-ビニルナフタレン(VN)を添加せず、メチ
ルメタクリレート(MMA),スチレン(St)共重合を行った。
溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比
率は、MMA/Stの重量比率をそれぞれ60/40としたこと以
外は実施例5と同様として反応させメチルメタクリレー
ト-スチレン共重合樹脂組成物を得た。得られた重合物
溶液を前述の処理を施した後カラープレート、ストラン
ドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測定した。
結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し結果を表
1にまとめた。
ルメタクリレート(MMA),スチレン(St)共重合を行った。
溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比
率は、MMA/Stの重量比率をそれぞれ60/40としたこと以
外は実施例5と同様として反応させメチルメタクリレー
ト-スチレン共重合樹脂組成物を得た。得られた重合物
溶液を前述の処理を施した後カラープレート、ストラン
ドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性率を測定した。
結果を表1にまとめた。DSCによりTgを測定し結果を表
1にまとめた。
【0023】
【実施例6】アクリロニトリル(AN),スチレン(St),2-ビ
ニルナフタレン(VN)の共重合を行った。溶媒にメチルエ
チルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率は、AN/St/VN
の重量比率をそれぞれ40/42/18とした。重合温度は145
℃で行った。単量体原料総量に対しMEKを40重量部添加
した。転化率100重量%程度まで反応させ、アクリロニト
リル-スチレン-2-ビニルナフタレン共重合樹脂を得た。
得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレ
ート、ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性
率を測定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを
測定し結果を表1にまとめた。
ニルナフタレン(VN)の共重合を行った。溶媒にメチルエ
チルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率は、AN/St/VN
の重量比率をそれぞれ40/42/18とした。重合温度は145
℃で行った。単量体原料総量に対しMEKを40重量部添加
した。転化率100重量%程度まで反応させ、アクリロニト
リル-スチレン-2-ビニルナフタレン共重合樹脂を得た。
得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレ
ート、ストランドを成形してそれぞれ屈折率、音波弾性
率を測定した。結果を表1にまとめた。DSCによりTgを
測定し結果を表1にまとめた。
【0024】
【比較例3】2-ビニルナフタレン(VN)を添加せず、アク
リロニトリル(AN),スチレン(St)の共重合を行った。溶
媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率
は、AN /Stの重量比率をそれぞれ50/50とした以外は実
施例6と同様とし、アクリロニトリル-スチレン共重合
樹脂を得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した
後カラープレート、ストランドを成形してそれぞれ屈折
率、音波弾性率を測定した。結果を表1にまとめた。DS
CによりTgを測定し結果を表1にまとめた。
リロニトリル(AN),スチレン(St)の共重合を行った。溶
媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率
は、AN /Stの重量比率をそれぞれ50/50とした以外は実
施例6と同様とし、アクリロニトリル-スチレン共重合
樹脂を得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した
後カラープレート、ストランドを成形してそれぞれ屈折
率、音波弾性率を測定した。結果を表1にまとめた。DS
CによりTgを測定し結果を表1にまとめた。
【0025】
【実施例7】N-フェニルマレイミド(PMI),アクリロニト
リル(AN),スチレン(St),2-ビニルナフタレン(VN)の4元
共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用
い た。原料組成比率は、PMI/AN/St/VNの重量比率をそ
れぞれ20/20/40/20とし重合温度は95℃で、単量体原料
総量に対しMEKを40重量部、開始剤にアゾビスイソブチ
ルニトリルを原料に対して250ppm添加した。転化率100
重量%程度まで反応させN-フェニルマレイミド-アクリロ
ニトリル-スチレン-2 -ビニルナフタレン共重合樹脂を
得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラ
ープレートを成形して屈折率を測定し結果を表1にまと
めた。
リル(AN),スチレン(St),2-ビニルナフタレン(VN)の4元
共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用
い た。原料組成比率は、PMI/AN/St/VNの重量比率をそ
れぞれ20/20/40/20とし重合温度は95℃で、単量体原料
総量に対しMEKを40重量部、開始剤にアゾビスイソブチ
ルニトリルを原料に対して250ppm添加した。転化率100
重量%程度まで反応させN-フェニルマレイミド-アクリロ
ニトリル-スチレン-2 -ビニルナフタレン共重合樹脂を
得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラ
ープレートを成形して屈折率を測定し結果を表1にまと
めた。
【0026】
【比較例4】2-ビニルナフタレン(VN)を添加せず、N-フ
ェニルマレイミド(PMI),アクリロニトリル(AN),スチレ
ン(St)の3元共重合を行った。溶媒にメチルエチルケト
ン(MEK)を用いた。原料組成比率は、PMI/AN/Stの重量比
率をそれぞれ20/20/60としたこと以外は実施例7と同様
とした。転化率100重量%程度まで反応させN-フェニルマ
レイミド-アクリロニトリル-スチレン共重合樹脂を得
た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラー
プレートを成形して屈折率を測定し結果を表1にまとめ
た。
ェニルマレイミド(PMI),アクリロニトリル(AN),スチレ
ン(St)の3元共重合を行った。溶媒にメチルエチルケト
ン(MEK)を用いた。原料組成比率は、PMI/AN/Stの重量比
率をそれぞれ20/20/60としたこと以外は実施例7と同様
とした。転化率100重量%程度まで反応させN-フェニルマ
レイミド-アクリロニトリル-スチレン共重合樹脂を得
た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラー
プレートを成形して屈折率を測定し結果を表1にまとめ
た。
【0027】
【実施例8】α-メチルスチレン(αMS),メチルメタクリ
レート(MMA),2-ビニルナフタレン(VN)の3元共重合を行
った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料
組成比率は、αMS/MMA/VNの重量比率をそれぞれ20/60/2
0とし重合温度は95℃で、単量体原料総量に対しMEKを40
重量部、開始剤にアゾビスイソブチルニトリルを原料に
対して250ppm添加した。転化率100重量%程度まで反応さ
せα-メチルスチレン-メチルメタクリレート-2-ビニル
ナフタレン共重合樹脂を得た。得られた重合物溶液を前
述の処理を施した後カラープレートを成形して屈折率を
測定し結果を表1にまとめた。
レート(MMA),2-ビニルナフタレン(VN)の3元共重合を行
った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料
組成比率は、αMS/MMA/VNの重量比率をそれぞれ20/60/2
0とし重合温度は95℃で、単量体原料総量に対しMEKを40
重量部、開始剤にアゾビスイソブチルニトリルを原料に
対して250ppm添加した。転化率100重量%程度まで反応さ
せα-メチルスチレン-メチルメタクリレート-2-ビニル
ナフタレン共重合樹脂を得た。得られた重合物溶液を前
述の処理を施した後カラープレートを成形して屈折率を
測定し結果を表1にまとめた。
【0028】
【比較例5】2-ビニルナフタレン(VN)を添加せず、α-
メチルスチレン(αMS),メチルメタクリレート(MMA)の共
重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用い
た。原料組成比率は、αMS/MMAの重量比率をそれぞれ40
/60としたこと以外は実施例8と同様としα-メチルスチ
レン-メチルメタクリレート共重合樹脂を得た。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレートを
成形して屈折率を測定し結果を表1に示した。
メチルスチレン(αMS),メチルメタクリレート(MMA)の共
重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用い
た。原料組成比率は、αMS/MMAの重量比率をそれぞれ40
/60としたこと以外は実施例8と同様としα-メチルスチ
レン-メチルメタクリレート共重合樹脂を得た。得られ
た重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレートを
成形して屈折率を測定し結果を表1に示した。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、ガラス転
移温度(耐熱性)が高く、弾性率と屈折率等が大幅に改良
される。これによって、コンタクトレンズ、ネガネレン
ズ、カメラレンズ等のプラスチックレンズ、プリズム等
の光学用分野及び透明性成形材料分野等に広く利用可能
である。
移温度(耐熱性)が高く、弾性率と屈折率等が大幅に改良
される。これによって、コンタクトレンズ、ネガネレン
ズ、カメラレンズ等のプラスチックレンズ、プリズム等
の光学用分野及び透明性成形材料分野等に広く利用可能
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 2-ビニルナフタレンとラジカル重合可能
なビニル系単量体の単独もしくは複数種を共重合させる
ことにより得られた共重合体からなることを特徴とする
耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂。 - 【請求項2】 共重合体中に0.05重量%以上90重
量%以下の範囲内で2-ビニルナフタレン成分が含有され
る請求項1記載の耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹
脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18957194A JPH0853517A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18957194A JPH0853517A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853517A true JPH0853517A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16243566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18957194A Pending JPH0853517A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0853517A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006028022A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 5,8−ジブロモ−2−ビニルナフタレン及びその製造方法 |
| WO2008143095A1 (ja) | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | 感光性樹脂及びマイクロレンズの製造方法 |
| JP2010095717A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-30 | Kawasaki Kasei Chem Ltd | 熱分解温度向上剤並びに当該熱分解温度向上剤を含有する重合性組成物及び樹脂組成物 |
| WO2014073559A1 (ja) | 2012-11-07 | 2014-05-15 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリホルマール樹脂共重合体及び製造方法 |
| KR20210092732A (ko) | 2018-11-21 | 2021-07-26 | 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 | 열경화성 수지조성물 |
| JP2024035381A (ja) * | 2022-09-02 | 2024-03-14 | Jfeケミカル株式会社 | 組成物およびビニル重合体 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP18957194A patent/JPH0853517A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006028022A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-02 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 5,8−ジブロモ−2−ビニルナフタレン及びその製造方法 |
| WO2008143095A1 (ja) | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | 感光性樹脂及びマイクロレンズの製造方法 |
| EP2674815A1 (en) | 2007-05-17 | 2013-12-18 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Photosensitive resin and process for producing microlens |
| US8940470B2 (en) | 2007-05-17 | 2015-01-27 | Nissan Chemical Industries, Inc. | Photosensitive resin and process for producing microlens |
| JP2010095717A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-30 | Kawasaki Kasei Chem Ltd | 熱分解温度向上剤並びに当該熱分解温度向上剤を含有する重合性組成物及び樹脂組成物 |
| WO2014073559A1 (ja) | 2012-11-07 | 2014-05-15 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリホルマール樹脂共重合体及び製造方法 |
| KR20150082427A (ko) | 2012-11-07 | 2015-07-15 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 폴리포르말 수지 공중합체 및 제조 방법 |
| US9321887B2 (en) | 2012-11-07 | 2016-04-26 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polyformal resin copolymer and method for producing the same |
| KR20210092732A (ko) | 2018-11-21 | 2021-07-26 | 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 | 열경화성 수지조성물 |
| JP2024035381A (ja) * | 2022-09-02 | 2024-03-14 | Jfeケミカル株式会社 | 組成物およびビニル重合体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |