JPH0856012A - フォトカプラおよびこれを用いた回線接続検出回路 - Google Patents
フォトカプラおよびこれを用いた回線接続検出回路Info
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- JPH0856012A JPH0856012A JP19027694A JP19027694A JPH0856012A JP H0856012 A JPH0856012 A JP H0856012A JP 19027694 A JP19027694 A JP 19027694A JP 19027694 A JP19027694 A JP 19027694A JP H0856012 A JPH0856012 A JP H0856012A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光素子と受光素子を対向配置して両者を光
学的に結合させてなるフォトカプラにおいて、低電流で
あっても安定した発光動作をするようにする。 【構成】 フォトカプラを構成する発光素子1は、半導
体基板10上に発光領域を有する半導体層12が設けら
れ、この半導体層12は、電流阻止層13によって発光
領域が狭窄されている電流狭窄型発光ダイオードで構成
されている。
学的に結合させてなるフォトカプラにおいて、低電流で
あっても安定した発光動作をするようにする。 【構成】 フォトカプラを構成する発光素子1は、半導
体基板10上に発光領域を有する半導体層12が設けら
れ、この半導体層12は、電流阻止層13によって発光
領域が狭窄されている電流狭窄型発光ダイオードで構成
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトカプラおよびこ
れを用いた回線接続検出回路に関する。
れを用いた回線接続検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フォトカプラを構成する発光素
子が、たとえば、GaAlAsやGaAs等の発光ダイオー
ドからなるものでは、通常、1〜20mA程度の駆動電
流が用いられる。その理由は、これより低い電流値で
は、発光量が少なくて出力が十分に得られずS/N比が
劣化したり、また、発光素子の信頼性が欠けたものとな
るからである。
子が、たとえば、GaAlAsやGaAs等の発光ダイオー
ドからなるものでは、通常、1〜20mA程度の駆動電
流が用いられる。その理由は、これより低い電流値で
は、発光量が少なくて出力が十分に得られずS/N比が
劣化したり、また、発光素子の信頼性が欠けたものとな
るからである。
【0003】したがって、従来、フォトカプラへの入力
電流が十分に得られないような場合には、フォトカプラ
の前段に増幅器を設置し、入力電流を増幅器で一旦増幅
した後、フォトカプラに加えるようにしている。
電流が十分に得られないような場合には、フォトカプラ
の前段に増幅器を設置し、入力電流を増幅器で一旦増幅
した後、フォトカプラに加えるようにしている。
【0004】しかし、増幅器を別途設けるのは、余分な
回路部品が必要でコストアップとなるばかりか、近年の
省電力化の要請にも反することになる。このため、1m
A以下の低電流であっても、安定した発光動作を行う発
光素子を備えたフォトカプラが要求されている。
回路部品が必要でコストアップとなるばかりか、近年の
省電力化の要請にも反することになる。このため、1m
A以下の低電流であっても、安定した発光動作を行う発
光素子を備えたフォトカプラが要求されている。
【0005】一方、ISDN(総合デジタル通信網)にお
いては、通信端末をたとえば、オヒィスビルや宅内で自
由に持ち歩き、必要に応じて適宜箇所に設けられた回線
接続用のモジュラージャックに接続することで、通信回
線を介して局側に接続できるという、いわゆる可搬性の
あることが大きな特徴となっている。
いては、通信端末をたとえば、オヒィスビルや宅内で自
由に持ち歩き、必要に応じて適宜箇所に設けられた回線
接続用のモジュラージャックに接続することで、通信回
線を介して局側に接続できるという、いわゆる可搬性の
あることが大きな特徴となっている。
【0006】そして、一つの通信端末をモジュラージャ
ックに接続した場合には、通信端末は局側と接続された
ことを認識して、通信端末の割り当てID番号の設定要
求を局側に出し、これに応じて、局側が新たに接続され
た通信端末に対してID番号を割り当てる。これによ
り、このID番号の割り当てられた通信端末と局側との
通信が可能となる。
ックに接続した場合には、通信端末は局側と接続された
ことを認識して、通信端末の割り当てID番号の設定要
求を局側に出し、これに応じて、局側が新たに接続され
た通信端末に対してID番号を割り当てる。これによ
り、このID番号の割り当てられた通信端末と局側との
通信が可能となる。
【0007】ところで、上述のごとく、新たに加入され
た一つの通信端末が局側にID番号の設定要求を出す上
で、通信端末側は、先ず、通信回線に接続されたことを
認識することが必要不可欠となる。
た一つの通信端末が局側にID番号の設定要求を出す上
で、通信端末側は、先ず、通信回線に接続されたことを
認識することが必要不可欠となる。
【0008】そのため、従来より、局側からは、通信回
線に対して局供給電源(直流のファントム電源)を供給す
る一方、各通信端末には、回線接続検出回路を設け、通
信端末がモジュラージャックに接続された場合には、通
信回線に供給されているファントム電源からの電流が通
信端末の回線接続検出回路に流れて、その接続が検出さ
れるようになっている。
線に対して局供給電源(直流のファントム電源)を供給す
る一方、各通信端末には、回線接続検出回路を設け、通
信端末がモジュラージャックに接続された場合には、通
信回線に供給されているファントム電源からの電流が通
信端末の回線接続検出回路に流れて、その接続が検出さ
れるようになっている。
【0009】ところで、上記のファントム電源により供
給される電流は、70μA程度で小さい。また、通信回
線を通じて流入するサージ電流等が通信端末に流れるの
を回避する必要性や、アース電流の回り込みによる通信
端末への雑音混入等を防止するため、通信回線と通信端
末とは電気的に分離(アイソレーション)する必要があ
る。
給される電流は、70μA程度で小さい。また、通信回
線を通じて流入するサージ電流等が通信端末に流れるの
を回避する必要性や、アース電流の回り込みによる通信
端末への雑音混入等を防止するため、通信回線と通信端
末とは電気的に分離(アイソレーション)する必要があ
る。
【0010】そのため、従来、通信端末に設けられてい
る回線接続検出回路には、微小電力による入力駆動が可
能で、かつ、アイソレーションも行えるようにするため
に、高周波トランスを有するDC−DCコンバータを設
けた構成が採られている。
る回線接続検出回路には、微小電力による入力駆動が可
能で、かつ、アイソレーションも行えるようにするため
に、高周波トランスを有するDC−DCコンバータを設
けた構成が採られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DC−
DCコンバータは、上述のように、高周波トランス、ス
イッチングトランジスタ、ダイオード、抵抗等の多数の
回路素子を組み合わて構成されており、そのため、部品
の小型化およびコストダウンを図る上で多くの制約があ
る。
DCコンバータは、上述のように、高周波トランス、ス
イッチングトランジスタ、ダイオード、抵抗等の多数の
回路素子を組み合わて構成されており、そのため、部品
の小型化およびコストダウンを図る上で多くの制約があ
る。
【0012】一方、回線接続検出回路において、フォト
カプラを使用すれば、アイソレーションを行えるが、上
述のように、従来のフォトカプラでは、局側のファント
ム電源から供給される微小な電流によっては、発光動作
が不安定となるので、従来のフォトカプラをそののまま
適用し難いという問題がある。
カプラを使用すれば、アイソレーションを行えるが、上
述のように、従来のフォトカプラでは、局側のファント
ム電源から供給される微小な電流によっては、発光動作
が不安定となるので、従来のフォトカプラをそののまま
適用し難いという問題がある。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、低電流であっても安定した発光動作を
するフォトカプラを得ること、および、このフォトカプ
ラを用いることで、通信端末等における回線接続の検出
が確実に行え、かつ、入出力間のアイソレーションも可
能にすることを課題とする。
なされたもので、低電流であっても安定した発光動作を
するフォトカプラを得ること、および、このフォトカプ
ラを用いることで、通信端末等における回線接続の検出
が確実に行え、かつ、入出力間のアイソレーションも可
能にすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、次の構成を採る。
解決するため、次の構成を採る。
【0015】すなわち、請求項1に係るフォトカプラで
は、発光素子が、半導体基板上に発光領域を有する半導
体層が設けられ、この半導体層は、電流阻止層によって
発光領域が狭窄されている電流狭窄型発光ダイオードで
構成されている。
は、発光素子が、半導体基板上に発光領域を有する半導
体層が設けられ、この半導体層は、電流阻止層によって
発光領域が狭窄されている電流狭窄型発光ダイオードで
構成されている。
【0016】請求項2に係る回線接続検出回路は、通信
回線への接続に応じて、局側から通信回線を介して供給
されている局供給電流を、請求項1記載のフォトカプラ
の発光素子に供給するように構成されている。
回線への接続に応じて、局側から通信回線を介して供給
されている局供給電流を、請求項1記載のフォトカプラ
の発光素子に供給するように構成されている。
【0017】請求項3に係る回線接続検出回路は、フォ
トカプラの発光素子に対して並列にバリスタを接続して
いる。
トカプラの発光素子に対して並列にバリスタを接続して
いる。
【0018】請求項4に係る回線接続検出回路は、フォ
トカプラの発光素子の入力側の前段に、ダイオードブリ
ッジ回路を接続している。
トカプラの発光素子の入力側の前段に、ダイオードブリ
ッジ回路を接続している。
【0019】
【作用】請求項1に係るフォトカプラでは、発光素子が
電流狭窄型発光ダイオードで構成されているから、発光
部分の電流密度が増加して発光効率が高まり、数10μ
A程度の微小電流でも、安定した発光が行われる。
電流狭窄型発光ダイオードで構成されているから、発光
部分の電流密度が増加して発光効率が高まり、数10μ
A程度の微小電流でも、安定した発光が行われる。
【0020】請求項2に係る回線接続検出回路は、請求
項1記載のフォトカプラを使用しているから、局側から
通信回線を介して供給されている微小な局供給電流がこ
のフォトカプラに供給された場合には、その発光素子が
安定した発光動作を行う。しかも、フォトカプラによっ
て通信回線とアイソレーションされる。
項1記載のフォトカプラを使用しているから、局側から
通信回線を介して供給されている微小な局供給電流がこ
のフォトカプラに供給された場合には、その発光素子が
安定した発光動作を行う。しかも、フォトカプラによっ
て通信回線とアイソレーションされる。
【0021】請求項3に係る回線接続検出回路は、請求
項1記載の構成のフォトカプラの発光素子に対して並列
にバリスタを接続しているので、通信回線を通じてサー
ジ電流等が流入しても、このバリスタによってバイパス
され、発光素子の損傷が回避される。
項1記載の構成のフォトカプラの発光素子に対して並列
にバリスタを接続しているので、通信回線を通じてサー
ジ電流等が流入しても、このバリスタによってバイパス
され、発光素子の損傷が回避される。
【0022】請求項4に係る回線接続検出回路は、請求
項1記載のフォトカプラの発光素子の入力側の前段に、
ダイオードブリッジ回路を接続しているので、発光素子
の逆バイアス方向に印加されて素子が破損されてしまう
といった不具合を確実に回避することができる。
項1記載のフォトカプラの発光素子の入力側の前段に、
ダイオードブリッジ回路を接続しているので、発光素子
の逆バイアス方向に印加されて素子が破損されてしまう
といった不具合を確実に回避することができる。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係るフォトカプラ
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【0024】同図において、1発光素子、2は受光素子
である。
である。
【0025】両素子1、2は、発光素子1からの光が効
率良く受光素子2に受光され、かつ、互いに電気的には
分離されるように、両者1、2の光軸を一致させた状態
で、互いに所定の間隔を存して対向配置されている。
率良く受光素子2に受光され、かつ、互いに電気的には
分離されるように、両者1、2の光軸を一致させた状態
で、互いに所定の間隔を存して対向配置されている。
【0026】そして、両素子1、2は、その間が透明な
シリコーン樹脂等からなるゲル状の充填材3が設けられ
て光学的に結合されている。
シリコーン樹脂等からなるゲル状の充填材3が設けられ
て光学的に結合されている。
【0027】また、4a、5aは発光素子1の電極部を電
気的に接続するためのリードフレームおよび金線、4
b、5bは受光素子2の電極部を電気的に接続するための
リードフレームおよび金線である。
気的に接続するためのリードフレームおよび金線、4
b、5bは受光素子2の電極部を電気的に接続するための
リードフレームおよび金線である。
【0028】6は遮光性のエポキシ樹脂からなる封止材
であり、両素子1、2や充填材3、さらにリードフレー
ム4a、4bの先端部分を覆って設けられている。
であり、両素子1、2や充填材3、さらにリードフレー
ム4a、4bの先端部分を覆って設けられている。
【0029】上記の発光素子1は、本例では、図3に示
すような、ガリウムヒ素(GaAs)を組成とする赤外線を
発光する電流狭窄型の発光ダイオードからなる。
すような、ガリウムヒ素(GaAs)を組成とする赤外線を
発光する電流狭窄型の発光ダイオードからなる。
【0030】すなわち、この電流狭窄型の発光ダイオー
ド1は、p型GaAsからなる半導体基板10を備え、こ
の半導体基板10の上に、発光領域を有する半導体層1
2が設けられている。
ド1は、p型GaAsからなる半導体基板10を備え、こ
の半導体基板10の上に、発光領域を有する半導体層1
2が設けられている。
【0031】この半導体層12は、n型GaAsからなる
電流阻止層13、p型GaAlAsからなる第1クラッド層
14、p型GaAlAsからなる活性層15、およびp型Ga
AlAsからなる第2クラッド層16を順次積層して構成
されている。
電流阻止層13、p型GaAlAsからなる第1クラッド層
14、p型GaAlAsからなる活性層15、およびp型Ga
AlAsからなる第2クラッド層16を順次積層して構成
されている。
【0032】そして、半導体基板10には、中央部が浅
く、周辺部が深い湾曲した溝10aが形成され、この溝
10aの周りの半導体基板10表面を覆う状態で電流阻
止層13が設けられ、また、第1クラッド層14が電流
阻止層13を通過して溝10aを埋めており、これによ
って、溝10aによって規定される発光領域が電流阻止
層13で狭窄された構成となっている。
く、周辺部が深い湾曲した溝10aが形成され、この溝
10aの周りの半導体基板10表面を覆う状態で電流阻
止層13が設けられ、また、第1クラッド層14が電流
阻止層13を通過して溝10aを埋めており、これによ
って、溝10aによって規定される発光領域が電流阻止
層13で狭窄された構成となっている。
【0033】なお、18は半導体基板10の下面に設け
られたp側電極、19は半導体層12の上面に設けられ
た環状のn側電極である。
られたp側電極、19は半導体層12の上面に設けられ
た環状のn側電極である。
【0034】この電流狭窄型発光ダイオード1は、発光
領域の面積が電流阻止層13によって狭窄されること
で、発光領域の電流密度が増加する。その結果、発光効
率が高まり、数10μA程度の微小電流でも、安定した
発光が行われる。
領域の面積が電流阻止層13によって狭窄されること
で、発光領域の電流密度が増加する。その結果、発光効
率が高まり、数10μA程度の微小電流でも、安定した
発光が行われる。
【0035】一方、受光素子2としては、高感度で、か
つ、漏れ電流の小さい受光特性を備えたものが適用され
る。たとえば、直流増幅率hFEが大きく、しかも、有効
受光面積を大きく設定した、シリコン(Si)を組成とす
るフォトトランジスタが使用される。
つ、漏れ電流の小さい受光特性を備えたものが適用され
る。たとえば、直流増幅率hFEが大きく、しかも、有効
受光面積を大きく設定した、シリコン(Si)を組成とす
るフォトトランジスタが使用される。
【0036】この受光素子2を用いれば、出力電流と漏
れ電流と差が大きくとれるので、S/N比が向上する。
れ電流と差が大きくとれるので、S/N比が向上する。
【0037】図1に示した構成のフォトカプラにおいて
は、微小電流によっても発光素子1が安定して発光する
とともに、受光素子2の受光感度が大きくなるが、それ
だけでなく、発光素子1から受光素子2への充填材3を
介しての直接光に加えて、充填材3と封止材6との界面
反射光も受光素子2に入射されるので、光伝達効率が大
きいという利点がある。
は、微小電流によっても発光素子1が安定して発光する
とともに、受光素子2の受光感度が大きくなるが、それ
だけでなく、発光素子1から受光素子2への充填材3を
介しての直接光に加えて、充填材3と封止材6との界面
反射光も受光素子2に入射されるので、光伝達効率が大
きいという利点がある。
【0038】図2は、本発明の他の実施例に係るフォト
カプラの縦断面図であり、図1に対応する部分には、同
一の参照符号を付す。
カプラの縦断面図であり、図1に対応する部分には、同
一の参照符号を付す。
【0039】図2において、1は発光素子、2は受光素
子であり、これらの素子1、2は、図1に示した構成と
同様のものである。そして、この実施例では、発光素子
1の周囲のみが、透明なシリコーン樹脂等でできたラバ
ー状の保護層7で覆われ、さらに、両素子1、2、保護
層7、リードフレーム4a、4bの先端部分を覆って半透
明なエポキシ樹脂からなる充填材8が設けられ、さら
に、これらの充填材8を覆って、遮光性のエポキシ樹脂
等でできた封止材6が設けられている。
子であり、これらの素子1、2は、図1に示した構成と
同様のものである。そして、この実施例では、発光素子
1の周囲のみが、透明なシリコーン樹脂等でできたラバ
ー状の保護層7で覆われ、さらに、両素子1、2、保護
層7、リードフレーム4a、4bの先端部分を覆って半透
明なエポキシ樹脂からなる充填材8が設けられ、さら
に、これらの充填材8を覆って、遮光性のエポキシ樹脂
等でできた封止材6が設けられている。
【0040】上記の保護層7を設けている理由は、半透
明なエポキシ樹脂からなる充填材8で直接に発光素子1
を封止した場合には、樹脂の硬化に伴って発光素子1に
過剰な応力が加わり、発光素子1の出力が著しく劣化す
るようになるので、このような不具合発生を防ぐためで
ある。
明なエポキシ樹脂からなる充填材8で直接に発光素子1
を封止した場合には、樹脂の硬化に伴って発光素子1に
過剰な応力が加わり、発光素子1の出力が著しく劣化す
るようになるので、このような不具合発生を防ぐためで
ある。
【0041】その他の構成は、図1に示した実施例と同
様であるから、詳しい説明は省略する。
様であるから、詳しい説明は省略する。
【0042】図2に示した実施例のフォトカプラは、図
1の構成のフォトカプラと同様に、微小電流によっても
発光素子1が安定して発光するとともに、受光素子2の
受光感度が大きくなる。
1の構成のフォトカプラと同様に、微小電流によっても
発光素子1が安定して発光するとともに、受光素子2の
受光感度が大きくなる。
【0043】一方、図2の構成のフォトカプラは、充填
材8と封止材6との界面反射光の寄与が少ないので、図
1の構成のものに比べて光伝達効率が若干劣るが、絶縁
耐圧性能が高いという利点がある。
材8と封止材6との界面反射光の寄与が少ないので、図
1の構成のものに比べて光伝達効率が若干劣るが、絶縁
耐圧性能が高いという利点がある。
【0044】図4は、ISDNにおける通信網の一部を
取り出して示す構成図である。
取り出して示す構成図である。
【0045】同図において、20は回線終端装置(DS
U)、22は通信端末(TE)、24はモジュラージャッ
クである。
U)、22は通信端末(TE)、24はモジュラージャッ
クである。
【0046】回線終端装置20は、2線の通信回線を介
して局側(いずれも図示省略)に接続されており、また、
通信端末22は、4線の通信回線26の途中に設けられ
たモジュラージャック24に差し込むことで、回線終端
装置20に電気的に接続される。
して局側(いずれも図示省略)に接続されており、また、
通信端末22は、4線の通信回線26の途中に設けられ
たモジュラージャック24に差し込むことで、回線終端
装置20に電気的に接続される。
【0047】通信端末22は、回線接続検出回路28を
備えており、この回線接続検出回路28は、通信回線2
6に対して送受信を行う回線ドライバ/レシーバIC3
0が備える送信用と受信用の各誘導コイル31、32に
フォトカプラ34を接続し、さらに、このフォトカプラ
34の発光素子1に並列にバリスタ38を接続して構成
されている。
備えており、この回線接続検出回路28は、通信回線2
6に対して送受信を行う回線ドライバ/レシーバIC3
0が備える送信用と受信用の各誘導コイル31、32に
フォトカプラ34を接続し、さらに、このフォトカプラ
34の発光素子1に並列にバリスタ38を接続して構成
されている。
【0048】この場合のフォトカプラ34は、前述の図
1または図2に示した構成のものが適用されている。
1または図2に示した構成のものが適用されている。
【0049】いま、一つの通信端末20がモジュラージ
ャック24に接続された場合には、局のファントム電源
により通信回線に供給されている電流が、回線終端装
置、モジュラージャックを経由して通信端末の回線接続
検出回路28に流れる。この場合の、通信回線26への
供給電力は、3mW程度(直流のファントム電源の電流と
しては70μA程度)である。
ャック24に接続された場合には、局のファントム電源
により通信回線に供給されている電流が、回線終端装
置、モジュラージャックを経由して通信端末の回線接続
検出回路28に流れる。この場合の、通信回線26への
供給電力は、3mW程度(直流のファントム電源の電流と
しては70μA程度)である。
【0050】このような微小電流であっても、図1また
は図2に示した構成のフォトカプラ34を使用している
から、その発光素子1は安定して発光動作し、また、受
光素子2は、高感度で漏れ電流の小さい受光特性を備え
ているから、通信端末20がモジュラージャック24に
接続されたことを確実に検出することができる。
は図2に示した構成のフォトカプラ34を使用している
から、その発光素子1は安定して発光動作し、また、受
光素子2は、高感度で漏れ電流の小さい受光特性を備え
ているから、通信端末20がモジュラージャック24に
接続されたことを確実に検出することができる。
【0051】しかも、フォトカプラ34によって通信網
に対してアイソレーションされることになる。
に対してアイソレーションされることになる。
【0052】さらに、フォトカプラ34を構成する発光
素子1に対して並列にバリスタ38を接続しているの
で、通信回線26を通じてサージ電流等が流入しても、
このバリスタ38によってバイパスされ、発光素子1の
損傷が回避される。
素子1に対して並列にバリスタ38を接続しているの
で、通信回線26を通じてサージ電流等が流入しても、
このバリスタ38によってバイパスされ、発光素子1の
損傷が回避される。
【0053】図5は、回線接続検出回路28の他の実施
例を示すもので、回線接続検出回路は、フォトカプラ3
4の発光素子1の入力側の前段に、複数(本例では4つ)
のダイオードをブリッジ状に接続してなるダイオードブ
リッジ回路40を接続している。
例を示すもので、回線接続検出回路は、フォトカプラ3
4の発光素子1の入力側の前段に、複数(本例では4つ)
のダイオードをブリッジ状に接続してなるダイオードブ
リッジ回路40を接続している。
【0054】この構成とすれば、通信回線からのサージ
電圧が回線接続検出回路28に混入した場合でも、この
サージ電圧が発光素子1の逆バイアス方向に印加されて
発光素子印加が破損されてしまうといった不具合発生を
確実に防止することができるという利点がある。
電圧が回線接続検出回路28に混入した場合でも、この
サージ電圧が発光素子1の逆バイアス方向に印加されて
発光素子印加が破損されてしまうといった不具合発生を
確実に防止することができるという利点がある。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0056】(1) 請求項1に係るフォトカプラでは、
発光素子が電流狭窄型発光ダイオードで構成されている
から、発光部分の電流密度が増加して発光効率が高ま
り、数10μA程度の微小電流でも、安定した発光が行
える。
発光素子が電流狭窄型発光ダイオードで構成されている
から、発光部分の電流密度が増加して発光効率が高ま
り、数10μA程度の微小電流でも、安定した発光が行
える。
【0057】(2) 請求項2に係る回線接続検出回路
は、請求項1記載のフォトカプラを使用しているから、
局側から通信回線を介して供給されている微小な局供給
電流がこのフォトカプラに供給された場合には、その発
光素子が安定した発光動作を行うので、通信端末等にお
ける回線接続の検出が確実に行える。しかも、フォトカ
プラに7よって通信回線との間がアイソレーションされ
る。
は、請求項1記載のフォトカプラを使用しているから、
局側から通信回線を介して供給されている微小な局供給
電流がこのフォトカプラに供給された場合には、その発
光素子が安定した発光動作を行うので、通信端末等にお
ける回線接続の検出が確実に行える。しかも、フォトカ
プラに7よって通信回線との間がアイソレーションされ
る。
【0058】したがって、従来のようなDC−DCコン
バータを省略できるので、小型化とコストダウンを図る
ことができる。
バータを省略できるので、小型化とコストダウンを図る
ことができる。
【0059】(3) 請求項3に係る回線接続検出回路
は、請求項1記載の構成のフォトカプラの発光素子に対
して並列にバリスタを接続しているので、通信回線を通
じてサージ電流等が流入しても、このバリスタによって
バイパスされ、発光素子の損傷が回避される。
は、請求項1記載の構成のフォトカプラの発光素子に対
して並列にバリスタを接続しているので、通信回線を通
じてサージ電流等が流入しても、このバリスタによって
バイパスされ、発光素子の損傷が回避される。
【0060】(4) 請求項4に係る回線接続検出回路
は、請求項1記載のフォトカプラの発光素子の入力側の
前段に、ダイオードブリッジ回路を接続しているので、
発光素子に逆バイアス方向に過剰な電圧が印加されて該
素子が破損されるといった不具合を確実に回避すること
ができる。
は、請求項1記載のフォトカプラの発光素子の入力側の
前段に、ダイオードブリッジ回路を接続しているので、
発光素子に逆バイアス方向に過剰な電圧が印加されて該
素子が破損されるといった不具合を確実に回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフォトカプラの縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明の他の実施例に係るフォトカプラの縦断
面図である。
面図である。
【図3】図1または図2のフォトカプラを構成する発光
素子としての電流狭窄型発光ダイオードの断面図であ
る。
素子としての電流狭窄型発光ダイオードの断面図であ
る。
【図4】本発明のフォトカプラを備えた回線接続検出回
路を含む通信網の一部を取り出して示す構成図である。
路を含む通信網の一部を取り出して示す構成図である。
【図5】本発明のフォトカプラを備えた他の実施例の回
線接続検出回路を含む通信網の一部を取り出して示す構
成図である。
線接続検出回路を含む通信網の一部を取り出して示す構
成図である。
1…発光素子(電流狭窄型発光ダイオード)、2…受光素
子、28…回線接続検出回路、34…フォトカプラ、3
8…バリスタ、40…ダイオードブリッジ回路。
子、28…回線接続検出回路、34…フォトカプラ、3
8…バリスタ、40…ダイオードブリッジ回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 発光素子と受光素子を対向配置して両者
を光学的に結合させてなるフォトカプラにおいて、 前記発光素子は、半導体基板上に発光領域を有する半導
体層が設けられ、この半導体層は、電流阻止層によって
発光領域が狭窄されている電流狭窄型発光ダイオードで
構成されていることを特徴とするフォトカプラ。 - 【請求項2】 通信回線への接続に応じて、局側から通
信回線を介して供給されている局供給電流を、請求項1
記載のフォトカプラの発光素子に供給するように構成さ
れていることを特徴とする回線接続検出回路。 - 【請求項3】 請求項2記載の回線接続検出回路におい
て、フォトカプラの発光素子に対して並列にバリスタを
接続したことを特徴とする回線接続検出回路。 - 【請求項4】 請求項2記載の回線接続検出回路におい
て、フォトカプラの発光素子の入力側の前段に、ダイオ
ードブリッジ回路を接続したことを特徴とする回線接続
検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19027694A JPH0856012A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | フォトカプラおよびこれを用いた回線接続検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19027694A JPH0856012A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | フォトカプラおよびこれを用いた回線接続検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0856012A true JPH0856012A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16255471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19027694A Pending JPH0856012A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | フォトカプラおよびこれを用いた回線接続検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0856012A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002176184A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-21 | Rohm Co Ltd | 赤外線データ通信モジュールおよびその製造方法 |
| JP2016162895A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 株式会社東芝 | 光結合装置および絶縁装置 |
| JP7008779B1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-01-25 | 株式会社Nttファシリティーズ | サージ保護装置 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP19027694A patent/JPH0856012A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002176184A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-21 | Rohm Co Ltd | 赤外線データ通信モジュールおよびその製造方法 |
| JP2016162895A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 株式会社東芝 | 光結合装置および絶縁装置 |
| US10483424B2 (en) | 2015-03-02 | 2019-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Signal coupling device |
| US11430926B2 (en) | 2015-03-02 | 2022-08-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Signal coupling device |
| JP7008779B1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-01-25 | 株式会社Nttファシリティーズ | サージ保護装置 |
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