JPH085614Y2 - 棚装置 - Google Patents

棚装置

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JPH085614Y2
JPH085614Y2 JP10287691U JP10287691U JPH085614Y2 JP H085614 Y2 JPH085614 Y2 JP H085614Y2 JP 10287691 U JP10287691 U JP 10287691U JP 10287691 U JP10287691 U JP 10287691U JP H085614 Y2 JPH085614 Y2 JP H085614Y2
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JP10287691U
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Inventor
村 保 中
Original Assignee
株式会社大東製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は棚板を棚フレ−ムから引
出し式に出入れ自在にした棚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から棚板が棚フレ−ム、或は、棚本
体からスライド式で出入れ自在に支持された型式の棚は
公知である。しかし、従来品は、棚板のスライド構造が
複雑であったり、またそれゆえに既存の棚に後付けで適
用するには大がかりな取付作業等が必要であるなどの問
題がある。またスライド式で出入れ自在の棚板は、地震
等の振動を受けても、それによって勝手にスライドした
り、飛出したりしないラッチ機構が設けられたものもあ
るが、構造が煩雑で作動も円滑でなかったり、操作し難
いといった問題が指摘されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、本考案が解決
しようとする課題は、簡単な構造で新設の棚には勿論、
既存の棚にも容易に装着ができる構造であり、また、飛
出し等を防止するラッチ機構も、操作が簡単で確実かつ
円滑なロック,アンロック作動をするラッチ機構を具備
した棚板が引出し式にスライドできる棚装置を開発する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本考案の構成は、棚板受部材は、
棚の支柱の高さ方向において列設されたスロットに係止
架着される爪を長さ方向の前後に有する正断面略L字状
をなす棚板受部材であって、立壁部の内面側にサスペン
ションレ−ルを設けると共に、該棚板受部材の平面部の
手前端部に斜め上向きのストッパ部材を設けて棚板受部
材に形成すること、及び、該棚板受部材に支持される棚
板は、その正面幅の左右側に前記サスペンションレ−ル
に支持される被支持部を形成すると共に、前記ストッパ
部材の下面に位置付けられ、かつ、先端が略山形の鉤状
に形成されたラッチ部材を当該ラッチ部材の先端側が常
時上向きに付勢されるようにして、前記棚板の正面部の
裏面側に蝶番等を介して枢着し、かつ、該棚板正面部の
上面側には、前記ラッチ部材をその上面から押下するた
め、下端側をそのラッチの上面に当接させたラッチ作動
部を形成したことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】次に、本考案の実施例を図に拠り説明する。
図1は本考案棚装置の一例の要部を示す斜視図、図2は
本考案装置の一例における棚板受部材と棚板ラッチ部と
の関係を示す斜視図、図3は本考案装置の一例における
棚板と棚板受部材の関係を示す側断面拡大図である。
【0006】図1において、1,2,3は、断面コ状等
のチャンネル材で形成した棚の支柱で、各柱はその左,
右側面に棚板受部材4を支持するためそれぞれスロット
1a〜3aが等ピッチで高さ方向に列設されている。なお、
図1の棚は、棚の出入用の開口間口が前後両面に形成さ
れる両面式の棚であるため、支柱1,2,3が奥行方向
で3本立設されているが、この支柱は左,右で2本ずつ
あれば棚が形成でき、本考案はこの形式の棚にも適用で
きること勿論である。
【0007】4は棚板受部材で、通常、正断面略L字状
をなす長手部材の立壁部4vの前後両端に、前記支柱1〜
3のスロット1a,2a又は2a,3aに嵌合係止される爪部4
a,4bが外面側に向けて形成されている。図2の例では
爪部4a,4bはそれぞれ2段形式で形成されている。
【0008】また、上記棚板受部材4の平面部4hには、
その手前側端部に、横から見て斜め上向きに傾斜したス
トッパ用舌片5aを有するストッパ部材5が正面略L状を
なすその取付片5bを介して取付けられている。
【0009】更に、棚板受部材4の前記立壁部4vの内面
側には、ここではダブルサスペンションレ−ル6がこの
部材の長手方向に平行に取付けられていおり、上記各部
材並びに各部4〜6によって、本考案装置における棚受
け部材Aの一例が形成される。なお、6bはサスペンショ
ンレ−ルの可動側部材6aに形成した棚板取付用のネジ穴
である。
【0010】本考案では、上記棚板受部材Aが、左,右
対称な形態に形成され、それらの2本を以て、一枚の棚
板を支持するための棚板受けとして機能する。従って、
図1において左,右の棚板受部材Aは、棚の左右におい
て前後の支柱1,2及び同2,3の各スロット1a,2a、
同2a,3aにその爪部4a,4bにおいて係止架着されてい
る。尚、図1において、4cは支柱1,2に架着された各
棚板部材Aが外れないようにするため、この部材Aの上
側において当該部材Aに当接させて各支柱1〜3に取付
けた棚板受部材固定用のクランプである。
【0011】7は上記左,右のサスペンションレ−ル
6,6の可動側部材6a,6aに、その左右の側面7a,7aを
ビス等により取付けた棚板で、このサスペンションレ−
ル6,6の可動側部材6a,6aへの取付けによって、左,
右の棚板受部材4,4に対し、引出しのように出入れ自
在のスライド構造が付与される。
【0012】棚板7は、板金その他適宜材料で形成した
ものでよいが、この棚板7の前縁部8に、前記棚板受部
材4に設けたストッパ部材5に係合、離脱してこの棚板
7のスライド動作のストッパ,アンストッパをするため
のラッチ機構9が形成されるので、次にこのラッチ機構
9について説明する。
【0013】ラッチ機構9は、前記ストッパ部材5のス
トッパ用舌片5aの下面側に位置付けられ、先端側に略山
形状をなすラッチ部91aを形成すると共に後端側91bを前
縁部8に平行な向きにおいてスプリング付蝶番92により
この前縁部8の内側に取付けられたラッチ部材91と、該
ラッチ部材91を前記蝶番92において上下揺動させるた
め、上記前縁部8の略中央部に上下動自在に設けたラッ
チ作動部材93とから形成されている。
【0014】ここで、ラッチ作動部材93は、前縁部8の
略中央部の上面に設けた角穴8aに挿入された縦長矩形ブ
ストッパ状に形成したブストッパ状操作部材93aと、こ
の部材93aの下端に前方へ向け突出させた舌片状の作動
舌片93bとから形成され、この作動舌片93bの先端がラッ
チ部材91の後端側91bの上面に当接支持されている。
【0015】而して、上記操作部材93aは、ラッチ部材9
1がスプリング付蝶番93の作用で常時上方へ持上げられ
ているとき、その後端側91bの上面に当接支持された作
動舌片93bを介して、図3に示した位置に保持されてい
る。また、この状態で操作部材93aを押下げると、その
作動舌片93bがラッチ部材91をスプリング付蝶番92を中
心として下方へ回動させるように作動させる。
【0016】他方、上記の蝶番92を中心として操作部材
93aとの関係において上下揺動(回動)するラッチ部材9
1は、スプリング付蝶番92のスプリングの作用により上
方へ向け回動する方向に付勢されているが、この付勢は
上記ストッパ部材5のストッパ用舌片5aにおいて阻止さ
れている。
【0017】上記阻止により、ラッチ部材91のラッチ部
91aは、前記ストッパ用舌片5aの先端部51aに係止される
ので、棚板7の前縁前縁部8を手前(図の左方)に引い
ても、この棚板7が手前に引出されることはない。これ
によって、棚板7の手前側へのスライド動作はストッパ
されることになる。
【0018】一方、このストッパ状態を解くには、ラッ
チ機構9の操作部材93aを真下に押下げることにより、
その作動舌片93bが上記ラッチ部材91の後端側をスプリ
ング付蝶番92のスプリング力に抗して、当該ラッチ部材
91を蝶番92を中心に下向きに回動させるので、ラッチ部
材91のラッチ部91aとストッパ部材5のストッパ用舌片5
aとの係合関係が解かれ、これによって棚板7は手前側
に引出し可能になるのである。以上により、本考案棚装
置の一例を構成する。
【0019】本考案の上記棚装置においては、棚板7の
上面には、一例としてカセットテ−プ等の定形物を格納
する上で好適なラックLが載置されているので次にこの
ラックLについて説明する。
【0020】このラックLは、カセットCの底面の前後
不均等な位置upにおいて前面側fpを持上げた形で支持す
る底板10とこのカセットCの前,後面に対応した背部11
と前部12から成り、前記棚板7上に着脱可能に載架され
ている。
【0021】上記カセットCのラックLからの取出し
は、その手前側頂部ftを指で押えて当該カセットCの前
面側fpを前記位置upを中心として手前側に傾かせ、この
ラックLに並べられた他のカセット列の中からこのカセ
ットCの手前側を突出させてこの突出部分を指でつかん
で取出すようにしている。
【0022】従来のカセット専用の棚装置では、上記カ
セットCの出入れの際、当該カセットCが前後に傾けら
れ乍ら出入れされるため、棚板同士の間隔を前記傾け動
作を許容できる空間として確保する必要があり、このた
め棚板同士の上下間隔を比較的大き目にとる必要があっ
た。これによって一本の棚装置における収納効率が余り
高くならないという難点があったが、本考案では棚板7
を手前に引出して上記カセットCの傾動操作ができるよ
うにしたので、各棚板7同士は、従来よりも詰めたピッ
チに設定できることとなり、収納効率を高めることが可
能になる。
【0023】
【考案の効果】本考案は、公知の支柱に取付られた棚板
受部材に棚板が支持されるタイプの棚装置において、棚
板受部材は、棚の支柱の高さ方向において列設されたス
ロットに係止架着される爪を長さ方向の前後に有する正
断面略L字状をなす棚板受部材であって、立壁の部材の
内面側にサスペンションレ−ルを設けると共に、該棚板
受部材の平面壁部材の手前端部に斜め上向きのストッパ
部材を設けて棚板受部材に形成すること、及び、該棚板
受部材に支持される棚板は、その正面幅の左右側に前記
サスペンションレ−ルに支持される被支持部を形成する
と共に、前記ストッパ部材の下面に位置付けられ、か
つ、先端が略山形の鉤状に形成されたラッチ部材を当該
ラッチ部材の先端側が常時上向きに付勢されるようにし
て、前記棚板の正面部の裏面側に蝶番等を介して枢着
し、かつ、該棚板正面部の上面側には、前記ラッチ部材
をその上面から押下するため、下端側をそのラッチの上
面に当接させたラッチ作動部を形成したことにより、棚
板をストッパ,アンストッパされるラッチ機構を具備し
た棚装置に形成したので、ごく簡潔な構造で棚板に引出
しのようなスライド動作をさせ、かつこの作動をストッ
パ,アンストッパでき、また、前記棚板受部材は既製品
を改造することにより容易に形成できるので、既存の棚
装置を、上記の棚板受部材と棚板とを使用することによ
って、容易かつ手軽に本考案のスライド式棚装置に改造
することができる。従って、本考案はスライド式棚板を
もつ棚装置としてきわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案棚装置の一例の要部を示す斜視図。
【図2】本考案装置の一例における棚板受部材と棚板ラ
ッチ部との関係を示す斜視図。
【図3】本考案装置の一例における棚板と棚板受部材の
関係を示す側断面拡大図。
【符号の説明】
1,2,3 支柱 4 棚板受部材 5 ストッパ部材 6 サスペンションレ−ル 7 棚板 8 棚板の前縁部 9 ラッチ機構 91 ラッチ部材 92 スプリング付蝶番 93 ラッチ作動部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板受部材は、棚の支柱の高さ方向にお
    いて列設されたスロットに係止架着される爪を長さ方向
    の前後に有する正断面略L字状をなす棚板受部材であっ
    て、立壁部の内面側にサスペンションレ−ルを設けると
    共に、該棚板受部材の平面部の手前端部に斜め上向きの
    ストッパ部材を設けて棚板受部材に形成すること、及
    び、該棚板受部材に支持される棚板は、その正面幅の左
    右側に前記サスペンションレ−ルに支持される被支持部
    を形成すると共に、前記ストッパ部材の下面に位置付け
    られ、かつ、先端が略山形の鉤状に形成されたラッチ部
    材を当該ラッチ部材の先端側が常時上向きに付勢される
    ようにして、前記棚板の正面部の裏面側に蝶番等を介し
    て枢着し、かつ、該棚板正面部の上面側には、前記ラッ
    チ部材をその上面から押下するため、下端側をそのラッ
    チの上面に当接させたラッチ作動部を形成したことを特
    徴とする棚装置。
JP10287691U 1991-11-19 1991-11-19 棚装置 Ceased JPH085614Y2 (ja)

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JP10287691U JPH085614Y2 (ja) 1991-11-19 1991-11-19 棚装置

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JPH0543932U JPH0543932U (ja) 1993-06-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4781747B2 (ja) * 2005-08-09 2011-09-28 大和ハウス工業株式会社 座板付き玄関収納家具

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JPH0543932U (ja) 1993-06-15

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Effective date: 20060822